JP2023075429A - 工事管理の方法、システム、プログラム、記録媒体、装置およびデータベース - Google Patents

工事管理の方法、システム、プログラム、記録媒体、装置およびデータベース Download PDF

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Abstract

【課題】定修工事や検査などの効率化とともに作業品質の向上を図る。【解決手段】コンピュータにより工事を管理する工事管理方法であって、設備情報で特定されるデータベース(工事管理DB18)を生成し、該データベースに管理情報で関係付けられた前記設備情報のうち、少なくとも位置情報、図面情報(プラント全体図38、プラント図40、工事・検査指示図42)および工事情報を格納する工程と、前記位置情報から設備位置を表す位置情報を特定し、前記図面情報から該位置情報によって特定される図面情報を選択する工程と、前記図面情報上で特定される前記位置情報と前記工事情報との関係付けとともに、該関係付けを示す指示情報を前記図面情報に付加する工程とを含んでいる。【選択図】 図6

Description

本開示はたとえば、石油精製プラントの定修工事や検査を含む工事計画などの管理を行う管理技術に関する。
石油精製プラントの定修工事やその検査は、工事対象の各種設備を含むプラントの一部または全部の運転を停止させて実施する。この運転停止の期間の最短化には、工事計画および工事の進捗管理が必要不可欠である。そして、この進捗管理には、プラント設備の把握、定修工事や検査を含む工事計画の精緻化や処理の迅速化が求められている。
工事の情報管理に関し、発電所にある設備外観やプラント内位置を表す設備情報を情報格納手段に格納し、実施済み、実施中、実施予定の保修工事のうちの何れかが特定されたとき、情報格納手段にある設備情報のうちから特定した保修工事に係る設備情報を提示することが知られている(たとえば、特許文献1)。
特開2005-321882号公報
ところで、石油精製プラントの定修工事やその検査は、プラントオーナー(工事・検査の発注者)と、定修工事やその検査を担当する協力会社とにより実施され、プラントオーナー側および協力会社から多数の人員が向けられる。
定修工事やその検査の対象は、石油精製プラントの規模によって増大する。ひとつの石油精製プラントにおいても複数のプラントが存在し、工事対象を表す設備図面が数千枚に及ぶ場合には、工事箇所の特定、工事箇所とスプール図の照合には相当な時間を要するという課題がある。
工事計画の立案、準備工程から実工程を含む工事の進捗管理が工事の迅速化に深く関わる。準備工程におけるタイムロスは工事の効率化を妨げ、主たる実工程時間を圧迫し、工事コストの上昇や工事品質の低下などを来すという課題がある。また、工事やその検査にあって、工事の工程上の処理や進捗の管理に手間取ると、工事の進捗を妨げるばかりか、工事品質に影響するという課題がある。
このような課題は特許文献1などに開示されたものではなく、特許文献1に記載の管理方法では斯かる課題を到底解決することができない。
本開示の発明者は、工事対象のプラント、その設備を表す膨大な図面情報の存在に対し、工事計画、工事内容、検査内容などを含む工事情報と図面情報の照合処理の容易化を図ることが準備工程に要する時間を削減でき、工事コストの抑制の他、品質低下を防止する上で有益であるとの知見を得た。
そこで、本開示の目的は、上記課題および知見に鑑み、定修工事や検査などの効率化とともに作業品質の向上を図ることにある。
上記目的を達成するため、本開示の工事管理方法の一側面によれば、コンピュータにより工事を管理する工事管理方法であって、設備情報で特定されるデータベースを生成し、該データベースに管理情報で関係付けられた前記設備情報のうち、少なくとも位置情報、図面情報および工事情報を格納する工程と、前記位置情報から設備位置を表す位置情報を特定し、前記図面情報から該位置情報によって特定される図面情報を選択する工程と、前記図面情報上で特定される前記位置情報と前記工事情報との関係付けとともに、該関係付けを示す指示情報を前記図面情報に付加する工程とを含む。
この工事管理方法において、さらに、情報提示部に提示された画像上に前記図面情報を展開する工程と、前記画像上から前記指示情報の選択を受け、前記データベースから前記設備位置で特定される少なくとも、前記工事情報の読出しを行う工程と、前記工事情報を前記画像上に提示する工程とを含んでよい。
この工事管理方法において、さらに、情報提示部に提示された画像上でメッセージ情報を前記図面情報に書き込む工程と、前記メッセージ情報を前記図面情報と関係付けて前記データベースに格納する工程と、画像上に前記図面情報とともに前記メッセージ情報を提示する工程とを含んでよい。
この工事管理方法において、前記工事情報には少なくとも、工事計画、工事内容、検査内容の何れかまたは二以上が含まれてよい。
上記目的を達成するため、本開示の工事管理システムの一側面によれば、コンピュータにより工事を管理する工事管理システムであって、設備情報で特定されるデータベースを格納し、該データベースに管理情報で関係付けられた前記設備情報のうち、少なくとも位置情報、図面情報および工事情報を前記設備情報ごとに格納する記憶部と、前記位置情報から設備位置を表す位置情報を特定し、前記図面情報から該位置情報によって特定される図面情報を選択し、前記図面情報上で特定される前記位置情報と前記工事情報との関係付けとともに、該関係付けを表す指示情報を前記図面情報に付加して前記データベースに格納するサーバと、少なくとも前記位置情報、前記図面情報または前記工事情報の何れかまたは二以上を提示する情報提示部を備える情報端末とを含む。
上記目的を達成するため、本開示のプログラムの一側面によれば、コンピュータによって実行されるプログラムであって、設備情報で特定されるデータベースを生成し、該データベースに管理情報で関係付けられた前記設備情報のうち、少なくとも位置情報、図面情報および工事情報を前記設備情報ごとに格納する機能と、前記位置情報から設備位置を表す位置情報を特定し、該位置情報によって図面情報を選択する機能と、前記図面情報上で特定される前記位置情報と前記工事情報との関係付けとともに、該関係付けを表す指示情報を前記図面情報に付加して前記データベースに格納する機能とを前記コンピュータによって実行させる。
このプログラムにおいて、さらに、情報提示部の画像上に前記図面情報を展開する機能と、前記画像情報に現れる前記指示情報の選択を受け、前記データベースから前記設備位置で特定される少なくとも、前記工事情報の読出しを行う機能と、前記工事情報を前記情報提示部の前記画像上に提示する機能とを前記コンピュータによって実行させてよい。
このプログラムにおいて、さらに、情報提示部に提示された画像上でメッセージ情報を前記図面情報に書き込む機能と、前記メッセージ情報を前記図面情報と関係付けて前記データベースに格納する機能と、前記画像上に前記図面情報とともに前記メッセージ情報を提示する機能とを前記コンピュータによって実行させてよい。
上記目的を達成するため、本開示の記録媒体の一側面によれば、前記工事管理方法に含まれる前記データベース、前記工事管理システムに含まれる前記データベース、前記プログラムの何れかまたは二以上を格納する記録媒体である。
上記目的を達成するため、本開示の工事管理装置の一側面によれば、コンピュータにより工事を管理する工事管理装置であって、装置筐体と、設備情報で特定されるデータベースを格納し、該データベースに管理情報と関係付けられた前記設備情報のうち、少なくとも位置情報、図面情報および工事情報を前記設備情報ごとに格納する記憶部と、前記位置情報から設備位置の位置情報を特定し、該位置情報によって図面情報を選択し、前記図面情報上で特定される前記位置情報と前記工事情報との関係付けとともに、該関係付けを表す指示情報を前記図面情報に付加して前記データベースに格納する処理部と、少なくとも前記位置情報、前記図面情報または前記工事情報の何れかまたは二以上を提示する情報提示部とを含み、前記記憶部、前記処理部または前記情報提示部の二以上を前記装置筐体に実装させたものである。
上記目的を達成するため、本開示のデータベースの一側面によれば、設備情報で特定されるデータベースであって、管理情報で関係付けられた前記設備情報のうち、少なくとも位置情報、図面情報および工事情報を前記設備情報ごとに格納する第1のデータ格納部と、前記管理情報を格納する第2のデータ格納部とを含む。
本開示によれば、次の何れかの効果が得られる。
(1) 設備位置を表す位置情報を以て、工事箇所などに該当する図面情報を選択でき、この図面情報上で特定される位置情報と工事情報との関係付けとともに、その指示情報を図面情報から認識でき、工事担当者およびその管理者は設備位置の位置情報の特定を契機にその工事情報およびその指示情報から工事計画、その位置または検査の内容の把握や共有化を図ることができ、図面照合などの情報検索の容易化、タスク間の時間ロスの解消、作業の効率化を図ることができる。
(2) 工事対象の設備情報に含まれる工事計画、工事内容および検査内容などの一連の情報を一挙に認識でき、工事の全容の把握の容易化、時間短縮などのロスの低減を図ることができる。
(3) 工事の準備に要する時間を短縮でき、工事工程における進捗情報などの把握が容易になり、その迅速化によって工事および検査の作業品質を高めることができる。
(4) 工事および検査の完了の書類整理や実績管理などの効率化を図ることができるとともに、ワークサンプリングなどの工事および検査の合理化に寄与することができる。
第1の実施の形態に係る工事管理システムを示す図である。 工事管理データベース(DB)を示す図である。 プラント全体図、プラント図および工事・検査指示図のそれぞれを示す図である。 準備工程の処理手順を示すフローチャートである。 プラント図の選択および位置情報の入力を説明するための図である。 工事計画の処理手順を示すフローチャートである。 図7のAは工事計画入力画面を示す図であり、図7のBは工事・検査指示画面を示す図である。 図8のAは工事・検査内容提示画面の一例を示す図であり、図8のBは検査記号、工事記号および着色マークが付された工事・検査指示図の一例を示す図であり、図8のCは工事記号および着色マークを示す図である。 検査方法の処理手順を示すフローチャートである。 付帯工事の処理手順を示すフローチャートである。 入力内容提示画面の一例を示す図である。 工事仕様一覧提示画面の一例を示す図である。 工事仕様一覧提示画面とリンク情報の関係を示す図である。 第2の実施の形態に係る工事計画の処理手順を示すフローチャートである。 第2の実施の形態に係る工事・検査内容提示画面を示す図である。
〔第1の実施の形態〕
図1は、第1の実施の形態に係る工事管理システムの一例を示している。図1に示す構成は本開示の一例であり、斯かる構成に本開示が限定されるものではない。
この工事管理システム2はたとえば、石油精製プラントなどの各種プラントの定修工事や検査に用いられ、工事計画管理をコンピュータによって管理する。
この工事管理システム2には図1に示すように、管理サーバ4および複数の情報端末6が含まれる。管理サーバ4と情報端末6はネットワーク8によって連係される。
<管理サーバ4>
管理サーバ4はたとえば、通信機能を持つコンピュータによって構成される。この管理サーバ4にはプロセッサ10、記憶部12、入出力部(I/O)14および通信部16を備える。
プロセッサ10は情報処理や制御を実行するための処理部の一例であり、記憶部12にあるOS(Operating System)を実行するとともに、記憶部12に格納されている本開示の工事管理プログラムを実行する。
記憶部12はROM(Read-Only Memory)、RAM(Random-Access Memory)などの記録媒体を備える。ROMはOS、工事管理プログラム、工事管理データベース(DB)18などの各種プログラムが格納される。RAMはたとえば、工事管理プログラムの実行時、各種データベースの生成、情報の送受、演算などのワークエリアとして用いられる。
I/O14は図示しない入力装置や出力装置に接続され、プロセッサ10の制御により、管理サーバ4への処理情報の取込みや管理サーバ4からの処理情報の出力に用いられる。
通信部16はプロセッサ10の制御により情報端末6との通信や、図示しない情報源との通信を行う。この通信は無線または有線の何れであってもよい。
<情報端末6>
情報端末6は割り当てられた機能を以て、管理者端末20と複数の作業者端末22(=作業者端末22-1、22-2、・・・、22-n)とに分類できる。管理者端末20は工事管理を担当する管理者に割り当てられ、各作業者端末22は工事の施工担当者に割り当てられる。管理者はたとえば、プラントオーナーや定修工事や検査を担当する協力会社にあって、その管理権限を有する企業、人などである。
管理者端末20は、処理部202、情報入力・提示部204などを装置筐体内に備える。処理部202はプロセッサ、記憶部および入出力部を備え、管理サーバ4と連係して記憶部にあるOSや工事管理プログラムを実行する。情報入力・提示部204はキーボードの他、画面部206に設置されたタッチセンサなどの情報入力部を含む。画面部206にはプロセッサの制御により工事・検査に関わる設備情報や図面情報を含む工事・検査管理情報が提示される。
作業者端末22には同様に処理部222、情報入力・提示部224などを装置筐体内に備える。処理部222はプロセッサ、記憶部および入出力部を備え、管理サーバ4と連係して記憶部にあるOSや工事管理プログラムを実行する。情報入力・提示部224は情報選択などの情報入力や情報提示に用いられる。画面部226には管理者端末20と同様に、工事・検査に関わる指示情報などが提示される。
<ネットワーク8>
このネットワーク8は管理サーバ4と情報端末6の通信媒体を構成する。この通信媒体にはたとえば、公衆回線を用いればよいが、公衆回線に限定されない。
<工事管理DB18>
図2は、工事管理DB18の一例を示している。この工事管理DB18にはプラント全体フォルダ24が設定されている。このプラント全体フォルダ24は第1のデータ格納部の一例である。
プラント全体フォルダ24は工事・検査の発注元事業所にある全プラントの工事情報の全容を格納するDB部の一例である。このプラント全体フォルダ24には全プラントから分類された第1プラントに該当する第1プラントフォルダ24-1、全プラントから分類された第2プラントに該当する第2プラントフォルダ24-2、・・・、他のプラントフォルダが設置されている。つまり、第1プラントフォルダ24-1には第1プラントの工事情報が格納され、第2プラントフォルダ24-2には第2プラントの工事情報が格納される。
第1プラントフォルダ24-1には複数の工事依頼票フォルダ26-1、26-2、・・・が関係付けられている。工事依頼票フォルダ26-1には第1プラントに属するプラント部の工事依頼票情報が格納されている。工事依頼票情報には工事の依頼内容を個別に表す位置情報、図面情報28-1および工事情報が含まれる。位置情報は、工事や検査の位置を表す情報である。図面情報28-1は工事箇所の配管などの設備を表すアイソメ図(アイソメトリック図)、スプール図などの図面で表された情報である。工事情報は、工事箇所の工事や検査内容を表す情報である。
同様に、工事依頼票フォルダ26-2には第1プラントに属するプラント部の異なる工事場所における工事依頼票情報が格納されている。この工事依頼票情報にも工事の依頼内容を個別に表す位置情報、図面情報28-2および工事情報が含まれる。これらの内容は既述したので、その説明を割愛する。
工事依頼票フォルダ26-1、26-2、・・・の格納情報により、工事仕様フォルダ30および工事見積・計画フォルダ32が作成される。工事仕様フォルダ30には、工事依頼票フォルダ26-1、26-2、・・・に関係付けられた工事箇所で特定される工事仕様情報が格納される。また、工事見積・計画フォルダ32には、工事依頼票フォルダ26-1、26-2、・・・に関係付けられた工事箇所における見積り情報とともに工事計画情報が格納される。
この工事管理DB18には工事管理表フォルダ34および工事リストフォルダ36が設定されている。工事管理表フォルダ34および工事リストフォルダ36は第2のデータ格納部の一例である。
工事管理表フォルダ34には、工事管理DB18に対する工事情報のアップロードを契機としてプロセッサ10の制御により自動生成される工事管理表35が格納される。つまり、プラント全体情報、プラント情報、工事依頼票情報および図面情報が関係付けられた管理表情報の自動生成により、これらが工事管理表フォルダ34に格納される。
工事リストフォルダ36には、工事リスト表37の他、工事依頼票フォルダ26-1、26-2、・・・などに格納されている工事依頼票情報に基づき、工事情報のログ情報などが格納される。
<図面情報28-1>
図3は、図面情報28-1に含まれる図面および各図の関係を示している。図3のAはプラント全体図、図3のBはプラント図、図3のCは工事・検査指示図のそれぞれの一例を示している。
プラント全体図38は、図3のAに示すように、工事・検査の発注元である製油事業所のプラント全体を縮尺して示したプラント図であり、プラント全体を表す平面図である。このプラント全体図38において、Axはたとえば、工事・検査の該当箇所の指示範囲を示している。この指示範囲Axは任意の形状で指定が可能であり、たとえば、工事・検査対象を含む範囲である。
プラント図40は、図3のBに示すように、工事・検査対象を示すプラント図であり、図3のAのプラント全体図38から選択された指示範囲Axの部分拡大平面図である。このプラント図40において、Bxはたとえば、工事・検査の指示範囲である。この指示範囲Bxは任意の形状で指定可能であり、たとえば、工事・検査対象範囲である。
工事・検査指示図42は、図3のCに示すように、工事・検査対象に指示された工事・検査指示図であり、この例では、工事・検査箇所の詳細を示すアイソメ図である。この工事・検査指示図42には工事・検査対象である配管・機器とともに工事・検査の指示内容が示されている。図中の直線部分および屈曲部分は配管形態を示している。なお、この工事・検査指示図42は工事情報のうち、後述の指示情報の付記は省略している。
このように、図面情報28-1にはプラント全体図(図3のA)、プラント図(図3のB)および工事・検査指示図(図3のC)などが含まれる。したがって、プラント全体図(図3のA)からは事業所の所在地や全体像などを認識でき、プラント図(図3のB)からは工事・検査のプラントにおける所在地などを認識でき、工事・検査指示図(図3のC)からは工事・検査の指示内容を把握できる。
図示しないが、他の図面情報28-2、・・・も図面情報28-1と同様にプラント全体図38、プラント図40および工事・検査指示図42が含まれており、各図の関係は上記の通りである。
<工事管理表35>
この工事管理表35にはプラント全体情報、プラント情報、工事依頼票情報および図面情報が階層的に関係付けられるとともに、プラント全体に対してプラントの位置情報を以て工事箇所の関係付けを行う管理情報が格納される。
この工事管理表35には工事管理情報が格納され、全体情報部、プラント部、工事依頼票番号部、図面番号部が含まれる。全体情報部には「・・・・製油所」などのプラント全体を表す設備情報が格納される。プラント部には「・・・・製油所」のうちから選択された第1プラント、第2プラントなどの「・・・・製油所」に属する各プラントを表す情報が格納される。工事依頼票番号部には工事依頼票を特定するための番号情報が格納される。図面番号部には工事箇所が展開されたアイソメ図などの図面を識別するための番号情報が格納される。
この工事管理表35によれば、格納された管理情報によりプラント全体情報におけるプラントの位置情報の関係付け(紐付け)が行われ、位置情報を以て各情報を認識することが可能である。
<工事リスト表37>
この工事リスト表37には工事依頼票で特定される発注情報や検査工事情報などが格納される。
この工事リスト表37には工事依頼票番号部、発注形態部、検査工事部、リンク部が設定されている。工事依頼票番号部には工事依頼票を特定する番号情報が格納される。
発注形態部には発注形態を表す識別情報が格納される。この発注形態部には検査部および付帯工事部が設定されている。検査部には検査内容を識別する識別情報が格納される。付帯工事部には付帯工事の発注形態を識別する識別情報が格納される。
検査工事部にはたとえば、検査工事を特定する検査工事名などの識別情報が格納される。リンク部には工事依頼票の番号情報で特定されるリンク先情報などの関連情報が格納される。
この工事リスト表37に格納されたリスト情報によれば、工事依頼票番号で特定される工事の発注形態、検査工事名、そのリンク先などを特定でき、確認することができる。
<工事・検査準備工程の処理手順>
図4は、工事・検査準備工程の処理手順を示している。この処理手順は、本開示の工事管理方法または工事管理のためのプログラムの一例である。
この処理手順には工事・検査準備工程における処理手順として、工事管理DB18の生成(S101)、各フォルダ24、34、36の生成(S102)、図面選択(S103)、位置情報の入力(S104)、図面選択の終了判断(S105)などが含まれる。
工事・検査の準備において、管理サーバ4が工事管理DB18の枠組みを生成する(S101)。この工事管理DB18の生成に基づき、管理サーバ4が既述のプラント全体フォルダ24、工事管理表フォルダ34および工事リストフォルダ36を生成する(S102)。
この処理の後、図面選択が行われる(S103)。この図面選択は図面情報から図面番号によって行う。選択図面に対し、位置情報を入力する(S104)。この図面選択および位置情報の入力は全部の図面選択が完了するまで実行し、全ての図面選択および位置情報の入力が完了したかを判断する(S105)。全ての図面選択および位置情報の入力が完了すれば(S105のYES)、この処理を終了する。この処理により、工事依頼票番号と図面情報が関係付けられる。
<プラント図の選択および位置情報の入力処理>
図5は、プラント図の選択および位置情報の入力を示している。たとえば、図面情報28-1には複数のプラント図40-1、40-2、・・・、40-nが含まれる。各プラント図40-1、40-2、・・・、40-nは、プラント全体図38に含まれる異なるプラント位置に対応している。
各プラント図40-1、40-2、・・・、40-nは工事箇所によって選択され、その工事箇所の位置を表す位置情報を有する。そこで、プラント全体図38を表すプラント全体情報には各プラント図40-1、40-2、・・・、40-nに該当する位置情報が入力される。これにより、プラント全体図38と各プラント図40-1、40-2、・・・、40-nが関係付けられる。
<工事計画の処理手順>
図6は、工事計画の処理手順を示している。この処理手順は、本開示の工事管理方法または工事管理のためのプログラムの一例である。
この処理手順には、工事依頼票番号の選択(S201)、工事・検査指示図42の呼出し(S202)、検査方法(Inspection Method )の選択(S203)、付帯工事の選択(S204)、プラント図40の呼出し(S205)、プラント図40にプラントの位置情報の入力(S206)、工事仕様一覧表97(図12)の提示(S207)などが含まれる。
工事計画情報の入力には工事計画入力画面60(図7のA)が用いられる。この工事計画入力画面60はたとえば、管理者端末20の情報提示画面に提示される。この工事計画入力画面60に工事依頼票情報を出力し、工事依頼票番号を入力することにより、所望の工事依頼票番号を選択する(S201)。これにより、管理サーバ4は、工事依頼票番号を受け、工事依頼票番号から工事依頼票を特定する。この工事依頼票番号に関係付けられている工事・検査指示図42の呼出しが行われ(S202)、工事・検査指示画面62が提示される。
この工事・検査指示画面62(図7のB)において、工事・検査指示図42で特定された工事・検査箇所に実施する検査方法の選択が可能である(S203)。この検査方法の選択の後、または同時に工事・検査指示画面62において、付帯工事の選択が可能である(S204)。検査方法および付帯工事の選択が完了すると、工事・検査指示画面62から工事・検査内容提示画面64(図8のA)に遷移する。
付帯工事の選択の後、工事・検査指示図42で工事箇所が特定されるプラント図40(=40-1、40-2、・・・、40-n)の呼出しが行われる(S205)。この呼出しの後、プラント図40上にプラントの位置情報の入力を行う(S206)。工事範囲の指示は図5を参照して既述したように、プラント図40上において、任意の範囲への拡大も可能である。
工事・検査の指示情報の入力に基づき、管理サーバ4の制御により工事仕様を確認するための工事仕様一覧表97(図12)が作成され、工事仕様一覧提示画面96(図12)に提示することが可能である。これにより、工事・検査の仕様情報を確認することができる。
<工事計画入力画面60>
図7のAは、工事計画入力画面60の一例を示している。この工事計画入力画面60はたとえば、管理者端末20に提示するが、権限を付与された作業者が工事計画を入力するための作業者端末22に表示してもよい。
工事計画入力画面60には図面表示部66、検査方法選択部68、付帯工事選択部70が割り付けられて提示される。
図面表示部66には図面情報のうち、呼出しを受けたプラント全体図38、プラント図40または工事・検査指示図42(図3)の何れかが提示される。
工事・検査指示図42が選択されたとき、検査方法選択部68および付帯工事選択部70が提示される。検査方法選択部68には、複数の検査方法から特定の検査方法を選択するための検査ボタン68-1、68-2、68-3、68-4、68-5が設けられている。また、付帯工事選択部70には、複数の付帯工事から特定の付帯工事を選択するための工事ボタン70-1、70-2、70-3、70-4、70-5が設けられている。
検査ボタン68-1は超音波探傷試験(UT)を選択する際に用いられるボタンである。検査ボタン68-2は放射線透過試験(RT)を選択する際に用いられるボタンである。検査ボタン68-3は目視検査を選択する際に用いられるボタンである。検査ボタン68-4、68-5は、超音波走査など、他の検査を選択するために用いられるボタンである。
工事ボタン70-1は保温工事を選択する際に用いられるボタンである。工事ボタン70-2は下地処理を選択する際に用いられるボタンである。工事ボタン70-3は塗装工事を選択する際に用いられるボタンである。工事ボタン70-4は、足場の設置を選択するために用いられるボタンである。工事ボタン70-5は、脚立の設置を選択するために用いられるボタンである。
そして、図面表示部66、検査方法選択部68および付帯工事選択部70には優先性動作が付与されており、図面表示部66に図面情報が提示されたとき、検査方法選択部68または付帯工事選択部70の何れか一方、または双方の入力が許可される。
<工事・検査指示画面62>
図7のBは、工事・検査指示画面62を示している。工事・検査指示画面62は、工事計画入力画面60に工事・検査指示図42が提示された画面である。この工事・検査指示画面62が提示されるとき、工事・検査指示図42を識別するための識別情報72が生成される。この識別情報72は、工事・検査指示画面62において、工事・検査指示図42に提示される。この識別情報72は、工事依頼票番号を表しており、工事・検査指示図42と工事依頼票番号を関係付ける情報である。
既述したように、工事・検査指示画面62において、検査方法選択部68および付帯工事選択部70が活性状態に維持され、検査方法や付帯工事の選択および選択入力が可能である。
そして、工事・検査指示図42の表示エリアの下欄部には入力内容確認ボタン74が提示される。この入力内容確認ボタン74は提示中の工事・検査指示図42に関係付けられた検査方法または付帯工事の入力内容の確認に用いられる。
<工事・検査内容提示画面64>
図8のAは、工事・検査内容提示画面64を示している。この工事・検査内容提示画面64は工事・検査指示画面62に検査位置、検査内容を表す検査記号、付帯工事の位置、付帯工事内容を表す工事マークの入力途上または入力完了を表す提示画面である。
工事・検査内容提示画面64には、検査記号、工事マークおよび着色が付される。検査記号、マークおよび着色は、図面情報上で特定される位置情報と工事情報との関係付けとともに、該関係付けを示す指示情報の一例である。「UT」、「RT」、「目視」、・・・は、検査記号の一例である。
「UT」は「超音波探傷試験」の実施およびその位置を表す検査記号、「RT」は放射線透過試験の実施およびその位置を表す検査記号、「目視」は目視検査の実施およびその位置を表す検査記号である。検査記号に付された番号は参照番号である。
「Th」、「Su」、「Co」、「Pf」、「St」は工事記号の一例である。「Th」は「保温処理(Thermal Insulation)」、「Su」は「下地処理(Substrate)」、「Co」は「塗装処理(Coating )」、「Pf」は「足場設置(Platform)」、「St」は「脚立設置(Stepladder)」を表す。この工事記号には工事内容を識別するための略語としてたとえば、日本語が表す用語の頭文字を用いてもよい。
<検査記号、工事記号、着色マーク>
図8のBは、工事・検査内容提示画面64の工事・検査指示図42に付された検査記号、工事記号、着色マークおよびその位置の一例を示している。工事記号および着色マークが付された位置Cxが付帯工事を実施する位置を指示している。
<工事記号および着色マーク>
図8のCは、工事記号および着色マークの一例を示している。
工事記号「Th」には青色の着色マーク、工事記号「Su」には紫色の着色マーク、工事記号「Co」には橙色の着色マーク、工事記号「Pf」には緑色の着色マーク、工事記号「St」は桃色の着色マークが付され、工事の内容が記号および着色によって区別されている。
工事記号および着色マークを参酌すれば、工事記号から付帯工事の内容を認識できるとともに、着色からその内容を峻別することができる。
<検査方法の選択>
図9は、工事計画の処理手順(図6)中の検査方法の選択(S203)の処理手順を示している。
この処理手順には検査方法の選択判断(S301)、検査記号の貼り付け(S302、S303)、サイズ入力(S304、S305)、写真撮影(S306、S307)、検査内容の入力(S308、S309)、入力内容の確認(S310、S311)、検査方法の選択終了判断(S312)、工事管理表35の自動作成(S313)が含まれる。
検査方法の選択処理(図6のS203)の開始により、検査方法の選択であれば(S301のYES)、検査記号の貼り付け(S302、S303)、サイズ入力(S304、S305)、写真撮影(S306、S307)、検査内容の入力(S308、S309)の何れか、検査方法の選択でなければ(S301のNO)、入力内容の確認(S310、S311)を選択できる。
検査ボタン68-1、68-2、68-3、68-4、68-5の何れかが選択されると(S301のYES)、検査記号の貼り付けであれば(S302のYES)、工事・検査指示図42上の該当箇所に検査記号の貼り付けを実行する(S303)。サイズ入力であれば(S304のYES)、サイズ入力を実行する(S305)。写真撮影であれば(S306のYES)、写真撮影を実行する(S307)。検査内容の入力であれば(S308のYES)、検査ボタン68-1、68-2、68-3、68-4、68-5の何れかの操作に基づく検査内容が入力される(S309)。
検査方法の選択でなければ(S301のNO)、入力内容の確認(S310、S311)が選択される。入力内容の確認であれば(S310のYES)、入力内容を表す入力内容確認表76が作成されて入力内容提示画面75(図11)に提示され(S311)、この入力内容確認表76から工事・検査方法を確認することができる。
そして、検査方法の選択終了かが判断され(S312)、検査方法の選択が終了していなければ(S312のNO)、S301に戻り、S301~S312の工程を繰り返すことができる。
検査方法の選択が終了していれば(S312のYES)、工事管理表35の自動生成に移行し(S313)、工事管理表35が自動生成によって作成された後、この処理を終了し、S203(図6)にリターンする。
<付帯工事の選択>
図10は、処理手順(図6)中の付帯工事の選択(S204)の処理手順を示している。
この処理手順には、付帯工事の選択判断(S401)、工事記号の貼り付け判断(S402)、工事記号マークの貼り付け(S403)、検査方法との関係付け(S404)、工事内容の入力判断(S405)、工事内容の入力(S406)、入力内容の確認(S407)、入力内容確認表76の提示(S408)、付帯工事の入力終了判断(S409)、工事管理表35の自動作成(S410)が含まれる。
付帯工事の選択処理(図6のS204)の開始により、付帯工事の選択であれば(S401のYES)、工事記号の貼り付けを判断する(S402)。工事記号の貼り付けであれば(S402のYES)、工事・検査指示図42上の該当箇所に工事記号の貼り付けを行い(S403)、この工事記号の貼り付けと検査方法との関係付けを行い(S404)、工事内容を入力するかを判断する(S405)。
工事記号の貼り付けでなければ(S402のNO)、S402からS403、S404をスキップしてS405に遷移し、工事内容の入力を判断する(S405)。工事内容の入力であれば(S405のYES)、工事内容の入力を行う(S406)。この工事内容の入力は、既述した付帯工事の内容についての入力である。
S401で付帯工事の選択を行わない場合には(S401のNO)、入力内容の確認かを判断する(S407)。入力内容の確認を選択した場合には(S407のYES)、入力内容確認表76を入力内容提示画面75(図11)に提示する(S408)。
そして、付帯工事の入力終了が判断され(S409)、付帯工事の入力が完了していなければ(S409のNO)、S401に戻り、S401~S409の工程を繰り返すことができる。
付帯工事の入力が終了していれば(S409のYES)、工事管理表35の自動生成に移行し(S410)、工事管理表35が自動生成によって作成された後、この処理を終了し、S204(図6)にリターンする。
<入力内容提示画面75>
図11は、入力内容確認表76が提示された入力内容提示画面75の一例を示している。入力内容提示画面75は、管理者端末20の情報入力・提示部204または作業者端末22の情報入力・提示部224に提示される。入力内容提示画面75に提示される入力内容確認表76は工事・検査に関する情報入力の途上時、終了時または任意に提示させることができ、入力情報の確認に用いられる。
この入力内容確認表76には入力内容の確認に用いられる項目情報やその内容情報が格納され、検査番号部78、サイズ部80、検査方法部82、保温工事部84、下地処理部86、塗装部88、足場部90、脚立部92、備考部94が含まれる。
検査番号部78には検査方法を特定するための識別番号などが格納される。サイズ部80には提示すべき図面などのサイズ情報が格納される。検査方法部82には選択された検査方法、その検査位置、検査レベル、走査処理の有無などの検査情報が格納される。
保温工事部84には保温箇所、保温内容、仮保温の有無など、保温工事の指示情報が格納される。下地処理部86には磨きのグレードなど、下地処理の有無やその程度を表す下地処理情報が格納される。塗装部88には塗装の資材やグレードなどの塗装処理情報が格納される。足場部90には足場の設置の有無、規模、大きさなどの足場情報が格納される。脚立部92には脚立の要否などの脚立情報が格納される。備考部94には検査や工事に関する留意情報などが格納される。
<工事仕様一覧提示画面96>
図12は、工事仕様一覧表97が提示された工事仕様一覧提示画面96の一例を示している。工事仕様一覧提示画面96は管理者端末20の情報入力・提示部204または作業者端末22の情報入力・提示部224に提示される。
工事仕様一覧提示画面96には一覧提示部98、全体図出力ボタン100および出力選択ボタン102が設定されている。一覧提示部98は工事仕様一覧表97の提示エリアである。全体図出力ボタン100はプラント全体図38を出力させるための操作ボタンである。出力選択ボタン102は、リンク情報の出力を選択するための操作ボタンである。
一覧提示部98に提示される工事仕様一覧表97は工事・検査に関する一覧情報を提示させることができ、入力されている工事仕様情報の確認に用いられる。
この工事仕様一覧表97には、工事管理部104および入力内容確認部106が格納されており、入力内容と工事管理情報が関係付けられて格納されている。工事管理部104にはプラント図選択部108、図面番号部110、検査工事名部112が設定されている。
プラント図選択部108は出力選択ボタン102の操作により、選択されるプラント図情報が格納されている。図面番号部110にはプラント全体図38、プラント図40または工事・検査指示図42に付された図面番号を表す番号情報が格納されている。検査工事名部112には検査工事名を表す識別情報が格納されている。
入力内容確認部106には入力内容確認表76と共通の情報が格納されている。この格納情報については同一符号を付し、その説明を割愛する。
<工事仕様一覧提示画面96とリンク情報の関係>
図13は、工事仕様一覧提示画面96とリンク情報の関係を示している。この関係により、工事仕様一覧提示画面96からリンク情報として関係付けられているプラント全体図38、プラント図40、工事・検査指示図42の何れかを選択して出力させることができる。
図13のAは、工事仕様一覧提示画面96の一部を示している。図13のBは工事仕様一覧提示画面96とリンク関係にあるプラント全体図38、図13のCは工事仕様一覧提示画面96とリンク関係にあるプラント図40、図13のDは工事仕様一覧提示画面96とリンク関係にある工事・検査指示図42をそれぞれ示している。
この工事仕様一覧提示画面96の全体図出力ボタン100が選択され、この全体図出力ボタン100を操作すれば、工事仕様一覧提示画面96上に、プラント全体図38が提示される。このプラント全体図38は、工事・検査の対象を示すプラント図40およびプラント図40と関係付けられた図面情報を提示する。
このプラント全体図38に関係付けられていた図面情報であるプラント図および図面番号により、プラント図40が選択されて提示される。プラント図40は、プラント全体図38にある工事・検査位置を表す指示範囲Axに該当する図面情報である。
そして、プラント図40の提示から検査工事名の選択により、工事・検査指示図42が選択されて提示される。この工事・検査指示図42は、プラント図40にある工事・検査位置を表す指示範囲Bxに該当する図面情報である。
出力選択ボタン102を選択して操作すると、工事仕様一覧表97、工事・検査指示図42、図示しない写真情報などの順で工事・検査の指示情報を提示することができる。
<第1の実施の形態の効果>
この第1の実施の形態によれば、次の何れかの効果が得られる。
(1) 工事管理DB18には設備情報など工事、検査などの工事に関する全ての情報が工事位置などに関係付けられて格納され、共有化されているので、工事管理情報を極めて容易かつ迅速に取り出すことができる。
(2) 図面情報は、プラント全体図38、プラント図40および工事・検査指示図42に集約されるとともに、工事箇所を表す指示情報を以て関係付けられ、プラント全体図38、プラント図40および工事・検査指示図42の何れからも工事箇所における仕様情報を取得することができる。
(3) 全ての工事は工事管理表35で管理され、工事管理表35から工事箇所に該当するプラント全体図38、プラント図40または工事・検査指示図42に到達することができる。
(4) 画面表示についても、工事計画入力画面60、工事・検査指示画面62、工事・検査内容提示画面64などに集約され、各図面上で入力内容確認表76、工事仕様一覧表97を提示させることができる。
(5) 工事仕様一覧提示画面96を提示させ、工事仕様一覧表97の提示により工事仕様の確認と、工事箇所の確認、工事箇所の工事・検査指示図42の内容を同時に把握でき、共有化することができる。
(6) このような管理情報を用いれば、工事・検査の迅速化や作業品質の向上を図ることができるとともに、ワークサンプリングなどの工事および検査の合理化に寄与することができる。
〔第2の実施の形態〕
図14は、第2の実施の形態に係る工事計画の処理手順を示している。この処理手順は、本開示の工事管理方法または工事管理のためのプログラムの一例である。
この処理手順は、既述の処理手順(図6)の処理工程にメッセージ入力およびその出力の提示の処理を含んでいる。この処理手順には工事依頼票番号の選択(S501)、工事・検査指示図42の呼出し(S502)、検査方法(Inspection Method )の選択(S503)、検査方法のメッセージ入力(S504)、付帯工事の選択(S505)、付帯工事のメッセージ入力(S506)、プラント図40の呼出し(S507)、プラント図40にプラントの位置情報の入力(S508)、工事仕様一覧表97(図12)の提示(S509)などが含まれる。
S501、S502およびS503は第1の実施の形態に係る工事計画の処理手順(S201、S202、S203)と同様であるので、その説明を割愛する。この処理手順では、検査方法の選択処理(図9)の終了後、メッセージ情報を入力し(S504)、工事・検査内容提示画面64に提示させることができる。メッセージ情報は、検査方法に関する指示などの情報である。
S505、S507、S508は第1の実施の形態に係る工事計画の処理手順(S204、S205、S206)と同様であるので、その説明を割愛する。この処理手順では、付帯工事の選択処理(図10)の終了後、メッセージ情報を入力し(S506)、工事・検査内容提示画面64に提示させることができる。メッセージ情報は、付帯工事に関する指示などの情報である。
そして、この実施の形態では、工事仕様一覧表97の提示(S509)では、工事・検査指示画面62で入力したメッセージ情報を工事仕様一覧表97に提示し、この情報を工事仕様情報として工事仕様フォルダ30に格納することができる。
<工事・検査内容提示画面64>
図15は、第2の実施の形態に係る工事・検査内容提示画面64の一例を示している。この工事・検査内容提示画面64は、メッセージ情報提示の一例を示している。
工事・検査内容提示画面64には工事・検査指示図42上に検査メッセージ部114、付帯工事メッセージ部116が設定されているとともに、メッセージ入力ボタン118が設定されている。
メッセージ入力ボタン118を選択し操作すると、検査メッセージ部114および付帯工事メッセージ部116が活性状態に移行し、検査メッセージ部114または付帯工事メッセージ部116に検査方法や工事情報に関するメッセージ情報としてたとえば、指示情報としての文字情報などを入力することができる。
なお、この実施の形態では、工事・検査内容提示画面64を用いてメッセージ情報を入力しているが、工事・検査指示画面62上で検査メッセージ部114、付帯工事メッセージ部116が設定されるとともに、メッセージ入力ボタン118を提示してもよい。そして、検査方法または付帯工事の選択途上で必要なメッセージ情報を入力し、工事仕様フォルダ30に格納し、必要に応じて呼び出す仕組みとしてもよい。
<第2の実施の形態の効果>
この第2の実施の形態によれば、次の何れかの効果が得られる。
(1) 検査メッセージ部114に提示された検査指示情報または付帯工事メッセージ部116に提示された付帯工事指示情報を管理者端末20または作業者端末22に提示させて容易に共有できるとともに認識することができる。
(2) 管理情報を検査メッセージ部114または付帯工事メッセージ部116から工事・検査の現場に容易且つ迅速に伝達することができ、精緻な工事・検査作業に寄与することができる。
〔他の実施の形態〕
以上説明した実施の形態について、その特徴事項や変形例を以下に列挙する。
(1) 上記の実施の形態では検査や付帯工事について記載しているが、本開示は各種の工事や検査などに幅広く活用でき、上記実施の形態の内容に限定されない。
(2) 本開示の工事管理システム2は管理サーバ4を情報端末6と独立させているが、たとえば、ひとつの装置筐体にシステムを構成する処理部、入出力部、情報提示部を搭載し、既述の情報端末6を以て工事管理システムを構成してもよい。
(3) 管理サーバ4に情報入力や情報提示部を搭載し、管理会社や協力会社で工事管理を行ってもよい。
本開示によれば、定修工事や検査について、コンピュータを用いた工事管理の方法、システム、プログラム、記録媒体、装置およびデータベースの活用により、工事情報の共有化、工事の迅速化、作業品質の向上などを図ることができ、利便性の高い工事システムを実現できる。
2 工事管理システム
4 管理サーバ
6 情報端末
8 ネットワーク
10 プロセッサ
12 記憶部
14 入出力部(I/O)
16 通信部
18 工事管理データベース(DB)
20 管理者端末
22、22-1、22-2、・・・、22-n 作業者端末
24 プラント全体フォルダ
24-1 第1プラントフォルダ
24-2 第2プラントフォルダ
26-1、26-2、・・・ 工事依頼票フォルダ
28-1、28-2、・・・ 図面情報
30 工事仕様フォルダ
32 工事見積・計画フォルダ
34 工事管理表フォルダ
35 工事管理表
36 工事リストフォルダ
37 工事リスト表
38 プラント全体図
40 プラント図
42 工事・検査指示図
60 工事計画入力画面
62 工事・検査指示画面
64 工事・検査内容提示画面
66 図面表示部
68 検査方法選択部
70 付帯工事選択部
72 識別情報
74 入力内容確認ボタン
75 入力内容提示画面
76 入力内容確認表
78 検査番号部
80 サイズ部
82 検査方法部
84 保温工事部
86 下地処理部
88 塗装部
90 足場部
92 脚立部
94 備考部
96 工事仕様一覧提示画面
97 工事仕様一覧表
98 一覧提示部
100 全体図出力ボタン
102 出力選択ボタン
104 工事管理部
106 入力内容確認部
108 プラント図選択部
110 図面番号部
112 検査工事名部
114 検査メッセージ部
116 付帯工事メッセージ部
118 メッセージ入力ボタン
202、222 処理部
204、224 情報入力・提示部
206、226 画面部

このプログラムにおいて、さらに、情報提示部の画像上に前記図面情報を展開する機能と、前記画像上から前記指示情報の選択を受け、前記データベースから前記設備位置で特定される少なくとも、前記工事情報の読出しを行う機能と、前記工事情報を前記情報提示部の前記画像上に提示する機能とを前記コンピュータによって実行させてよい。
上記目的を達成するため、本開示の工事管理装置の一側面によれば、コンピュータにより工事を管理する工事管理装置であって、装置筐体と、設備情報で特定されるデータベースを格納し、該データベースに管理情報関係付けられた前記設備情報のうち、少なくとも位置情報、図面情報および工事情報を前記設備情報ごとに格納する記憶部と、前記位置情報から設備位置の位置情報を特定し、該位置情報によって図面情報を選択し、前記図面情報上で特定される前記位置情報と前記工事情報との関係付けとともに、該関係付けを表す指示情報を前記図面情報に付加して前記データベースに格納する処理部と、少なくとも前記位置情報、前記図面情報または前記工事情報の何れかまたは二以上を提示する情報提示部とを含み、前記記憶部、前記処理部または前記情報提示部の二以上を前記装置筐体に実装させたものである。
工事管理表フォルダ34には、工事管理DB18に対する工事情報のアップロードを契機としてプロセッサ10の制御により自動生成される工事管理表35が格納される。つまり、プラント全体情報、プラント情報、工事依頼票情報および図面情報が関係付けられた管理情報の自動生成により、これらが工事管理表フォルダ34に格納される。
工事・検査の指示情報の入力に基づき、管理サーバ4の制御により工事仕様を確認するための工事仕様一覧表97(図12)が作成され、工事仕様一覧提示画面96(図12)に提示することが可能である(S207)。これにより、工事・検査の仕様情報を確認することができる。
<工事・検査内容提示画面64>
図8のAは、工事・検査内容提示画面64を示している。この工事・検査内容提示画面64は工事・検査指示画面62に検査位置、検査内容を表す検査記号、付帯工事の位置、付帯工事内容を表す工事記号の入力途上または入力完了を表す提示画面である。
工事・検査内容提示画面64には、検査記号、工事記号および着色が付される。検査記号、工事記号および着色は、図面情報上で特定される位置情報と工事情報との関係付けとともに、該関係付けを示す指示情報の一例である。「UT」、「RT」、「目視」、・・・は、検査記号の一例である。
この処理手順には、付帯工事の選択判断(S401)、工事記号の貼り付け判断(S402)、工事記号の貼り付け(S403)、検査方法との関係付け(S404)、工事内容の入力判断(S405)、工事内容の入力(S406)、入力内容の確認(S407)、入力内容確認表76の提示(S408)、付帯工事の入力終了判断(S409)、工事管理表35の自動作成(S410)が含まれる。
<第1の実施の形態の効果>
この第1の実施の形態によれば、次の何れかの効果が得られる。
(1) 工事管理DB18には設備情報など工事、検査などに関する全ての情報が工事位置などに関係付けられて格納され、共有化されているので、工事管理情報を極めて容易かつ迅速に取り出すことができる。
(4) 画面表示についても、工事計画入力画面60、工事・検査指示画面62、工事・検査内容提示画面64などに集約され、各画面上で入力内容確認表76、工事仕様一覧表97を提示させることができる。
そして、この実施の形態では、工事仕様一覧表97の提示(S509)では、工事・検査内容提示画面6で入力したメッセージ情報を工事仕様一覧表97に提示し、この情報を工事仕様情報として工事仕様フォルダ30に格納することができる。

Claims (11)

  1. コンピュータにより工事を管理する工事管理方法であって、
    設備情報で特定されるデータベースを生成し、該データベースに管理情報で関係付けられた前記設備情報のうち、少なくとも位置情報、図面情報および工事情報を格納する工程と、
    前記位置情報から設備位置を表す位置情報を特定し、前記図面情報から該位置情報によって特定される図面情報を選択する工程と、
    前記図面情報上で特定される前記位置情報と前記工事情報との関係付けとともに、該関係付けを示す指示情報を前記図面情報に付加する工程と、
    を含む、工事管理方法。
  2. さらに、情報提示部に提示された画像上に前記図面情報を展開する工程と、
    前記画像上から前記指示情報の選択を受け、前記データベースから前記設備位置で特定される少なくとも、前記工事情報の読出しを行う工程と、
    前記工事情報を前記画像上に提示する工程と、
    を含む、請求項1に記載の工事管理方法。
  3. さらに、情報提示部に提示された画像上でメッセージ情報を前記図面情報に書き込む工程と、
    前記メッセージ情報を前記図面情報と関係付けて前記データベースに格納する工程と、
    画像上に前記図面情報とともに前記メッセージ情報を提示する工程と、
    を含む、請求項1または請求項2に記載の工事管理方法。
  4. 前記工事情報には少なくとも、工事計画、工事内容、検査内容の何れかまたは二以上が含まれる、請求項1または請求項2に記載の工事管理方法。
  5. コンピュータにより工事を管理する工事管理システムであって、
    設備情報で特定されるデータベースを格納し、該データベースに管理情報で関係付けられた前記設備情報のうち、少なくとも位置情報、図面情報および工事情報を前記設備情報ごとに格納する記憶部と、
    前記位置情報から設備位置を表す位置情報を特定し、前記図面情報から該位置情報によって特定される図面情報を選択し、前記図面情報上で特定される前記位置情報と前記工事情報との関係付けとともに、該関係付けを表す指示情報を前記図面情報に付加して前記データベースに格納するサーバと、
    少なくとも前記位置情報、前記図面情報または前記工事情報の何れかまたは二以上を提示する情報提示部を備える情報端末と、
    を含む、工事管理システム。
  6. コンピュータによって実行されるプログラムであって、
    設備情報で特定されるデータベースを生成し、該データベースに管理情報で関係付けられた前記設備情報のうち、少なくとも位置情報、図面情報および工事情報を前記設備情報ごとに格納する機能と、
    前記位置情報から設備位置を表す位置情報を特定し、該位置情報によって図面情報を選択する機能と、
    前記図面情報上で特定される前記位置情報と前記工事情報との関係付けとともに、該関係付けを表す指示情報を前記図面情報に付加して前記データベースに格納する機能と、
    を前記コンピュータによって実行させるためのプログラム。
  7. さらに、情報提示部の画像上に前記図面情報を展開する機能と、
    前記画像情報に現れる前記指示情報の選択を受け、前記データベースから前記設備位置で特定される少なくとも、前記工事情報の読出しを行う機能と、
    前記工事情報を前記情報提示部の前記画像上に提示する機能と、
    を前記コンピュータによって実行させるための請求項6に記載のプログラム。
  8. さらに、情報提示部に提示された画像上でメッセージ情報を前記図面情報に書き込む機能と、
    前記メッセージ情報を前記図面情報と関係付けて前記データベースに格納する機能と、
    前記画像上に前記図面情報とともに前記メッセージ情報を提示する機能と、
    を前記コンピュータによって実行させるための請求項6または請求項7に記載のプログラム。
  9. 請求項1ないし請求項4の何れかの請求項に記載の工事管理方法に含まれる前記データベース、請求項5に記載の工事管理システムに含まれる前記データベース、請求項6ないし請求項8の何れかの請求項に記載のプログラムの何れかまたは二以上を格納する記録媒体。
  10. コンピュータにより工事を管理する工事管理装置であって、
    装置筐体と、
    設備情報で特定されるデータベースを格納し、該データベースに管理情報と関係付けられた前記設備情報のうち、少なくとも位置情報、図面情報および工事情報を前記設備情報ごとに格納する記憶部と、
    前記位置情報から設備位置の位置情報を特定し、該位置情報によって図面情報を選択し、前記図面情報上で特定される前記位置情報と前記工事情報との関係付けとともに、該関係付けを表す指示情報を前記図面情報に付加して前記データベースに格納する処理部と、
    少なくとも前記位置情報、前記図面情報または前記工事情報の何れかまたは二以上を提示する情報提示部と、
    を含み、前記記憶部、前記処理部または前記情報提示部の二以上を前記装置筐体に実装させた、工事管理装置。
  11. 設備情報で特定されるデータベースであって、
    管理情報で関係付けられた前記設備情報のうち、少なくとも位置情報、図面情報および工事情報を前記設備情報ごとに格納する第1のデータ格納部と、
    前記管理情報を格納する第2のデータ格納部と、
    を含む、データベース。

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