JP2023073647A - 車両下部構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】車幅方向の外側端部にて側突時の衝撃を吸収することができる車両下部構造を提供する。【解決手段】車幅方向の中央部にて車両前後方向に沿って伸びるセンタトンネル11と、車幅方向の両端部にて車両前後方向に沿って伸びるロッカ12と、センタトンネル11とロッカ12との間にて車幅方向に沿って伸びるフロントフロアクロスメンバ20と、を備える車体下部構造10であって、フロントフロアクロスメンバ20のロッカ側端部において、フロントフロアクロスメンバ20の天面部21には、中央部に向かって上方に傾斜している傾斜部21Aが形成され、傾斜部21Aの車幅方向のロッカ側端部側と中央部側には、傾斜部21Aよりも傾斜の緩い平坦部21B、21Cがそれぞれ傾斜部21Aと連続して形成されている。【選択図】図2

Description

本発明は、車両下部構造であって、特にクロスメンバの構造に関する。
車両の下部構造のうちで車幅方向に沿って伸びるクロスメンバは公知である(例えば、特許文献1)。特許文献1に開示されるクロスメンバは、側突時に衝撃によって車幅方向の外側端部が車幅方向に圧縮し、偏った曲げ変形をすることなく強度を充分に発揮するように構成されている。
特開2008-184105号公報
しかし、側突時の衝撃をさらに低減することを考えた場合に、クロスメンバの構造には改良の余地がある。車両では、車幅方向の中央部に集中して機器及び装置が配置されている。そこで、クロスメンバの外側端部にて側突時の衝撃を吸収することができれば、上記機器及び装置に衝撃を伝わりにくくすることができる。
そこで、本発明は、車幅方向の外側端部にて側突時の衝撃を吸収することができる車両下部構造を提供することを目的とする。
本発明に係る車両下部構造は、車幅方向の中央部にて車両前後方向に沿って伸びるセンタトンネルと、車幅方向の両端部にて車両前後方向に沿って伸びるロッカと、センタトンネルとロッカとの間にて車幅方向に沿って伸びるクロスメンバと、を備える車体下部構造であって、クロスメンバのロッカ側端部において、クロスメンバの天面部には、中央部に向かって上方に傾斜している傾斜部が形成され、傾斜部の車幅方向のロッカ側端部側と中央部側とには、傾斜部よりも傾斜の緩い平坦部がそれぞれ傾斜部と連続して形成されていることを特徴とする。
このように、クロスメンバのロッカ側端部の天面部が傾斜部と平坦部とから形成されていることによって、側突時に車幅方向の外側端部にて傾斜部とその両側の平坦部との境界が折れ曲がって車幅方向の外側端部において衝撃を吸収することができる。これにより、車幅方向の中央部に配置される部品及び機器に側突時の衝撃を伝わりにくくすることができる。
本発明に係る車両下部構造において、クロスメンバの天面部の高さは、ロッカの天面部の高さよりも高いことが好ましい。
このように、クロスメンバの天面部の高さがロッカの天面の高さよりも高いことによって、クロスメンバの車幅方向に垂直な断面積を大きくすることができるため、クロスメンバの剛性を向上させることができる。
また、クロスメンバの天面部の高さがロッカの天面部の高さよりも高いことによって、クロスメンバの底面高さを上げることができ、クロスメンバの下方に機器を配置するスペースを設けることができる。
本発明の車両下部構造によれば、車幅方向の外側端部にて側突時の衝撃を吸収することができる。これにより、車幅方向の中央部に配置される部品及び機器に側突時の衝撃を伝わりにくくすることができる。
実施形態の一例である車両下部構造を示す斜視図である。 フロントフロアクロスメンバを示す側面図及び車幅方向の外側端部の拡大図である。
以下、本発明の実施形態の一例について詳細に説明する。以下の説明において、具体的な形状、材料、方向、数値等は、本発明の理解を容易にするための例示であって、用途、目的、仕様等に合わせて適宜変更することができる。
「車両下部構造」
図1を用いて、車両下部構造10について説明する。
車両下部構造10は、後述するフロントフロアクロスメンバ20が設けられる車両の下部の構造である。車両下部構造10によれば、詳細は後述するが、車幅方向の外側端部にて側突時の衝撃を吸収することができる。これにより、車幅方向の中央部に配置される部品及び機器に側突時の衝撃を伝わりにくくすることができる。
車両は、本例では四輪のエンジン車両としているが、これに限定されない。車両は、電動車両又はハイブリッド車両であってもよい。
図1に示すように、車両下部構造10の前部は、車幅方向の中央部にて車両前後方向に沿って伸びるセンタトンネル11と、車幅方向の両端部にて車両前後方向に沿って伸びるロッカ12と、車室の前部の床面を構成するフロントフロアパネル13と、フロントシートを支持するシートブラケット14と、センタトンネル11とロッカ12との間にて車幅方向に沿って伸びるクロスメンバとしてのフロントフロアクロスメンバ20とを備える。
センタトンネル11は、上述したように、車幅方向の中央部にて車両前後方向を長手とする長尺状に形成された骨格部材である。また、センタトンネル11は、フロントフロアパネル13より上方に突出し、車両前後方向から見た断面が略ハット形状に形成されている。センタトンネル11には、シフトレバー等が配置されている。
ロッカ12は、上述したように車幅方向の両端部にて車両前後方向を長手とする長尺状に形成された骨格部材である。また、ロッカ12は、中空の四角柱状に形成されている。
シートブラケット14は、シートレールの前端部及び後端部を固定支持する略方形の箱状に形成された支持部材である。シートレールは、フロントシートを車両前後方向に移動可能に固定支持し、車両前後方向に沿って伸びる一対のレールである。
「フロントフロアクロスメンバ」
図1及び図2を用いて、フロントフロアクロスメンバ20について説明する。
フロントフロアクロスメンバ20は、上述したようにセンタトンネル11とロッカ12との間にて車幅方向に沿って伸びる補強部材である。フロントフロアクロスメンバ20によれば、車幅方向の外側端部にて側突時の衝撃を吸収することができる。
図1に示すように、フロントフロアクロスメンバ20は、車幅方向を長手とする長尺状に形成されている。また、フロントフロアクロスメンバ20は、詳細を後述する天面部21を含む略ハット形状に形成されている。さらに、フロントフロアクロスメンバ20の下端部がフロントフロアパネル13に固定されて閉断面を構成している。
フロントフロアクロスメンバ20の車幅方向の中央側は、センタトンネル11に固定されている。フロントフロアクロスメンバ20の車幅方向のロッカ側端側は、ロッカ12に固定されている。なお、本例では、固定とは、溶接による接合が好ましい。
フロントフロアクロスメンバ20は、上述したように天面部21と、前側面部22と、後側面部23とからなる略ハット形状に形成されている。
図2に示すように、フロントフロアクロスメンバ20のロッカ側端部において、天面部21には、車幅方向のロッカ側端部から中央部に向かって上方に傾斜している傾斜部21Aが形成されている。また、傾斜部21Aの車幅方向のロッカ側端部側には、傾斜部21Aよりも傾斜の緩い端側平坦部21Bが傾斜部21Aと連続して形成されている。さらに、傾斜部21Aの車幅方向の中央部に向かう端部側には、傾斜部21Aよりも傾斜の緩い中央側平坦部21Cが傾斜部21Aと連続して形成されている。
傾斜部21Aは、上述したように端部から中央部に向かって上方に傾斜している部分である。傾斜部21Aの傾斜角度は、5°から40°の間であって、好ましくは20°から30°の間である。
端側平坦部21Bは、上述したように傾斜部21Aのロッカ側端側に形成され、好ましくは平坦に形成されている部分である。端側平坦部21Bのロッカ側端側は、ロッカ12に固定されている。端側平坦部21Bの車幅方向の長さは、傾斜部21Aの車幅方向の長さよりも短い。
中央側平坦部21Cは、上述したように傾斜部21Aの中央側に形成され、好ましくは平坦に形成されている部分である。中央側平坦部21Cは、フロントフロアクロスメンバ20の車幅方向の中央部を形成している。中央側平坦部21Cの車幅方向の長さは、傾斜部21Aの車幅方向の長さよりも十分に長い。
これにより、フロントフロアクロスメンバ20では、車幅方向の中央部を形成する中央側平坦部21Cの高さが、ロッカ12の天面部よりも高くなる。
「側突時の作用」
フロントフロアクロスメンバ20の天面部21では、側突時の衝撃によって、傾斜部21Aの傾斜が立ち上がる(水平面に対する傾斜角度が大きくなる)ように変形する。換言すれば、フロントフロアクロスメンバ20の天面部21では、側突時の衝撃によって、2つの折り曲げ位置のそれぞれの角度(傾斜部21Aと端側平坦部21Bとの折り曲げ角度及び傾斜部21Aと中央側平坦部21Cとの折り曲げ角度)がそれぞれ小さくなるように折れ曲がって変形する。
「効果」
上述したフロントフロアクロスメンバ20の天面部21の作用によれば、フロントフロアクロスメンバ20のロッカ側端部にて側突時の衝撃を吸収することができる。これにより、車幅方向の中央部に配置された機器及び装置に伝達される衝撃を低減することができる。
また、フロントフロアクロスメンバ20の天面部21をロッカ12の天面部よりも高くすることによって、フロントフロアクロスメンバ20の車幅方向から見た断面積を大きくすることができるため、フロントフロアクロスメンバ20の剛性を向上させることができる。
さらに、フロントフロアクロスメンバ20の天面部21をロッカ12の天面部よりも高くすることによって、フロントフロアクロスメンバ20の底面高さを上げることができ、フロントフロアクロスメンバ20の下方に機器を配置するスペースを設けることができる。
「その他」
なお、本発明は上述した実施形態およびその変形例に限定されるものではなく、本願の特許請求の範囲に記載された事項の範囲内において種々の変更や改良が可能であることは勿論である。
例えば、本例では、クロスメンバをフロントフロアクロスメンバ20として説明したが、これに限定されない。クロスメンバは、リアフロアクロスメンバを含む車幅方向に沿った補強部材であればよい。
10 車両下部構造、11 センタトンネル、12 ロッカ、13 フロントフロアパネル、14 シートブラケット、20 フロントフロアクロスメンバ(クロスメンバ)、21 天面部、21A 傾斜部、21B 端側平坦部、21C 中央側平坦部、22 前側面部、23 後側面部

Claims (2)

  1. 車幅方向の中央部にて車両前後方向に沿って伸びるセンタトンネルと、車幅方向の両端部にて車両前後方向に沿って伸びるロッカと、前記センタトンネルと前記ロッカとの間にて車幅方向に沿って伸びるクロスメンバと、を備える車体下部構造であって、
    前記クロスメンバのロッカ側端部において、前記クロスメンバの天面部には、中央部に向かって上方に傾斜している傾斜部が形成され、
    前記傾斜部の車幅方向のロッカ側端部側と中央部側とには、前記傾斜部よりも傾斜の緩い平坦部がそれぞれ前記傾斜部と連続して形成されている、
    車体下部構造。
  2. 請求項1に記載の車体下部構造において、
    前記クロスメンバの天面部の高さが前記ロッカの天面部の高さよりも高い、
    車体下部構造。
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