JP2023070976A - 作業機械 - Google Patents

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Abstract

【課題】オペレータの意図しない機械動作を回避しつつ、エネルギー消費を低減することが可能な作業機械の提供。【解決手段】電動ショベル1は、コントローラ2と、駆動源であるモータ3と、キースイッチ4と、レバーロック5と、グリップスイッチ6と、操作レバー60とを備える。キースイッチ4は、コントローラ2のオン操作とオフ操作とを受け付ける。レバーロック5は、操作レバー60によるレバー操作を無効にするロック操作と、当該レバー操作を有効にするロック解除操作とを受け付ける。グリップスイッチ6は、モータ3の始動操作と停止操作とを受け付ける。コントローラ2は、キースイッチ4にオン操作が受け付けられて起動している状態において、レバーロック5にロック解除操作が受け付けられ、グリップスイッチ6に始動操作が受け付けられたと判断した場合に、モータ3を始動させる。【選択図】図1

Description

本発明は、駆動源の始動及び停止を制御する作業機械に関する。
従来、建設機械の分野において、運転者の意図しない作業機等の作動を抑制する油圧ショベルが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1では、始動スイッチ(27)が操作されてエンジン(7)が始動した後、ロックレバー(25)を非ロック位置(ロック解除位置)へ回動させると、ロック弁(43)がON状態となり、パイロット圧が切替弁(42)まで供給される。ただし、遮断スイッチ(29)が操作されていないため、切替弁(42)はOFF状態となり、かつ、操作レバー(21,22)およびパイロット弁(41)もNの位置にある。よって、アクチュエータは停止したままである(特許文献1の図4の状態(b))。
上記状態(b)において、遮断スイッチ(29)が操作されて切替弁(42)がON状態になると、パイロット圧がパイロット弁(41)まで供給される。ただし、操作レバー(21,22)はNの位置にあるため、アクチュエータは停止したままである(特許文献1の図4の状態(c))。
上記状態(c)において、運転者が操作レバー(21,22)を操作してパイロット弁(41)を操作状態にすると、パイロット圧はアクチュエータの方まで供給される。これにより、アクチュエータを作動させることができる(特許文献1の図4の状態(d))。
また、同じく建設機械の分野において、バッテリ電力の消費を抑えることが可能な建設機械が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特許文献2では、キースイッチ(28)をOFF位置からSTART位置に操作した場合に、インバータ装置(30)等の電源がON状態になる(特許文献2の図4のS100)。
次に、メイン制御部(51)及びファン制御部(52)は、ロックスイッチ(43)からの信号が入力されたか否かを判定する(特許文献2の図4のS110)。ここで、ロックレバー(25)がロック解除位置であると判定されると、ファン制御部(52)は、ファン用電動モータ(50)を駆動させて、冷却ファン(49)を回転させる(特許文献2の図4のS140)。
油圧ショベルの起動初期や、運転者がいずれかの操作装置を操作している間は(特許文献2の図4のS150でNO)、メイン電動モータ(31)が駆動する(特許文献2の図4のS160)。
特開2013-36270号公報 特開2011-256608号公報
上述した特許文献1では、始動スイッチ(27)を操作すると、直ぐにエンジン(7)が始動する。そのため、エンジン(7)が始動してから遮断スイッチ(29)が手動で操作され、更に、操作レバー(21,22)が操作されるまでの間、エンジン(7)はアイドリング状態となる。よって、特許文献1では、エネルギーが必要以上に消費されるという問題がある。
また、特許文献2では、ロックレバー(25)のロックを解除した際、オペレータが無意識に操作レバーに触れていたような場合に、オペレータの意図しない機械動作を行う可能性があり、必ずしも安全であるとは言えない。
そこで、本発明は、オペレータの意図しない機械動作を回避しつつ、エネルギー消費を低減することが可能な作業機械を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、作業機械であって、駆動源と、前記駆動源の始動又は停止を制御するコントローラと、前記コントローラを起動させるオン操作と、前記コントローラを停止させるオフ操作とを受け付けるための第一スイッチと、操作対象を操作するための操作レバーと、前記操作レバーによるレバー操作を無効にするロック操作と、前記レバー操作を有効にするロック解除操作とを受け付けるためのレバーロックと、前記駆動源を始動させる始動操作と、前記駆動源を停止させる停止操作とを受け付けるための第二スイッチと、を備え、前記コントローラは、前記第一スイッチに前記オン操作が受け付けられて起動している状態において、前記レバーロックに前記ロック解除操作が受け付けられ、前記第二スイッチに前記始動操作が受け付けられたと判断した場合に、前記駆動源を始動させることを特徴とする作業機械を提供している。
ここで、前記コントローラは、前記駆動源の駆動中に、前記第一スイッチに前記オフ操作が受け付けられたと判断した場合と、前記レバーロックに前記ロック操作が受け付けられたと判断した場合と、前記第二スイッチに前記停止操作が受け付けられたと判断した場合とのいずれかの場合に、前記駆動源を停止させるのが好ましい。
また、前記コントローラは、前記レバーロックに前記ロック操作が受け付けられたと判断し、前記駆動源を停止させた後に、前記レバーロックに前記ロック解除操作が受け付けられたと判断した場合であっても前記第二スイッチに前記始動操作が受け付けられたと判断するまでは前記駆動源を始動させず、前記レバーロックに前記ロック解除操作が受け付けられたと判断し、更に、前記第二スイッチに前記始動操作が受け付けられたと判断した場合に前記駆動源を始動させるのが好ましい。
本発明によれば、レバーロックにロック解除操作が受け付けられたとしても、第二スイッチに始動操作が受け付けられない限り、駆動源が始動しない。よって、ロック解除操作時にオペレータが無意識に操作レバーに触れていたとしても機械は動作しないため、オペレータの意図しない機械動作を回避することが可能である。また、第一スイッチへのオン操作、レバーロックへのロック解除操作、第二スイッチへの始動操作の全てが受け付けられない限り、駆動源が動作しないため、エネルギー消費を低減することが可能である。
本発明の実施形態による電動ショベル(作業機械)のシステム構成図。 電動ショベルの運転室を上方から見た平面図。 運転室の右側前方一部を示す斜視図。 運転室の左側前方一部を示す斜視図。 電動モータ(駆動源)を始動させる手順を示すフローチャート。 停止した電動モータ(駆動源)を再始動させる手順を示すフローチャート。 変形例に係る油圧ショベル(作業機械)のシステム構成図。
<1.実施形態>
本発明の実施形態による作業機械について、図1から図6に基づいて説明する。以下では、作業機械の一例として図1に示す電動ショベル1を例示する。
図1に示すように、電動ショベル1は、主に、コントローラ2、電動モータ3、キースイッチ4、レバーロック5、グリップスイッチ6及び左右の操作レバー60などを備えて構成されている。なお、図2に示すように、操作レバー60は、左側の操作レバー60Lと、右側の操作レバー60Rとを含む。
また、電動ショベル1は、電動モータ3に電力を供給するバッテリ31、図示しない油圧アクチュエータ(操作対象)に圧油を供給する油圧ポンプ33、電磁弁35及びコントロールバルブ37なども備えている。
コントローラ2は、電動モータ3の始動及び停止など電動ショベル1の動作を制御する装置である。
電動モータ3は、バッテリ31から供給される電力によって駆動し、油圧ポンプ33および図示しないパイロットポンプを駆動する電動ショベル1の駆動源である。油圧ポンプ33は、可変容量型の油圧ポンプであり、ポンプ容量を調節するためのレギュレータを備えている。すなわち、油圧ポンプ33のポンプ容量は、コントローラ2から出力されるポンプ容量指令に基づいてポンプレギュレータにより調節される。
図2から図4に示すように、操作レバー60L,60Rは、運転席の左右両側に配置されるコンソールの前側に配置される。操作レバー60L,60Rは、電気レバー装置として構成されている。操作レバー60L,60Rに入力された操作量(傾動量)はセンサによって取得される。センサによって取得された操作量の計測信号は、コントローラ2に送信される。
電磁弁35は、パイロットポンプからの吐出圧を元圧として、コントローラ2から送信される駆動信号に応じてパイロット圧を生成し、コントロールバルブ37にパイロット圧を出力する。なお、駆動信号は、コントローラ2にて取得された操作レバー60L,60Rが受けた操作量に応じた値に設定される。
図2及び図3に示すように、キースイッチ4は、回転式の物理キーであり、運転席右側において右側の操作レバー60Rの後方に設けられている。キースイッチ4は、オペレータの手動操作に伴って、オフ位置からオン位置、また、オン位置からオフ位置に回転するように構成されている。
キースイッチ4がオフ位置からオン位置に回転すると、コントローラ2を含む電装品が起動(通電)するように構成されている。逆に、キースイッチ4がオン位置からオフ位置に回転すると、コントローラ2を含む電装品が停止(通電休止)するように構成されている。
つまり、キースイッチ4は、コントローラ2を含む電装品を起動(通電)させるオン操作と、当該電装品を停止(通電休止)させるオフ操作とを受け付けるためのスイッチとして機能する。なお、キースイッチ4は、本発明に係る「第一スイッチ」の一例である。なお、「第一スイッチ」として、オン操作とオフ操作とを受け付けるプッシュ式のスイッチを採用してもよい。
レバーロック5は、非運転状態においてオペレータの意図に反してアクチュエータが作動するのを防止するための安全レバーである。
図2及び図4に示すように、レバーロック5は、運転席左側において左側の操作レバー60Lの前方下側に設けられる。レバーロック5は、オペレータの手動操作に伴って、上方に引く(上げる)とロック位置に移動し、下ろすとロック解除位置に移動する。
オペレータがレバーロック5を引いて(上げて)ロック解除位置からロック位置に移動すると、コントローラ2から電磁弁35に対して駆動信号の出力が停止される。あるいは、電磁弁35に対するパイロット圧の供給が遮断される。その結果、操作レバー60L,60Rによるレバー操作は無効となり、操作レバー60L,60Rが操作されても、コントローラ2からコントロールバルブ37に対して駆動信号が出力されない。
逆に、オペレータがレバーロック5を下ろしてロック位置からロック解除位置に移動すると、コントローラ2から電磁弁35に対して駆動信号の出力がされ、電磁弁35に対するパイロット圧の供給が許容される。その結果、操作レバー60L,60Rによるレバー操作は有効となり、操作レバー60L,60Rが受ける操作に応じてコントローラ2からコントロールバルブ37に対して駆動信号が出力されるようになる。
つまり、レバーロック5は、操作レバー60L,60Rによるレバー操作を無効にするロック操作と、当該レバー操作を有効にするロック解除操作とを受け付けるための被操作部材として機能する。なお、レバーロック5は、本発明に係る「レバーロック」の一例である。
グリップスイッチ6は、電動モータ3の始動又は停止を切り替えるためのスイッチである。
図2及び図3に示すように、グリップスイッチ6は、右側の操作レバー60Rの上端部に設けられたプッシュ式のスイッチとして構成されている。グリップスイッチ6を押下することで電動モータ3を始動させたり、停止させたりすることが可能である。本実施形態では、グリップスイッチ6は、電動モータ3の停止中におけるプッシュ操作を電動モータ3の始動操作として受け付ける。また、グリップスイッチ6は、電動モータ3の駆動中におけるプッシュ操作を電動モータ3の停止操作として受け付ける。なお、グリップスイッチ6は、本発明に係る「第二スイッチ」の一例である。
続いて、図5のフローチャートを参照しながら、駆動源である電動モータ3を始動させる手順について説明する。
まず、オペレータがキースイッチ4をオフ位置からオン位置に回転すると、電動ショベル1は、コントローラ2を含む電装品を起動(通電)させる(ステップS11)。
次に、コントローラ2は、レバーロック5がロック位置からロック解除位置に操作されたか否かを判定する(ステップS12)。換言すれば、コントローラ2は、操作レバー60L,60Rによるレバー操作を有効とするロック解除操作がレバーロック5に対して受け付けられたか否かを判定する。
レバーロック5にロック解除操作が受け付けられたと判定されると(ステップS12でYES)、処理はステップS13に進む。ステップS13において、コントローラ2は、グリップスイッチ6が押下されたか否かを判定する。換言すれば、コントローラ2は、グリップスイッチ6に始動操作が受け付けられたか否かを判定する。
グリップスイッチ6に始動操作が受け付けられたと判定されると(ステップS13でYES)、コントローラ2は、駆動源である電動モータ3を始動する(ステップS14)。
電動モータ3が始動されると(ステップS14)、ポンプレギュレータは油圧ポンプ33の傾転角を最小にして油圧ポンプ33から最低流量の圧油を吐出させる。また、パイロットポンプが駆動され電磁弁35に供給される。この状態において、操作レバー60が操作を受けて操作レバー60が中立位置から変位すると、コントロールバルブ37により油圧ポンプ33からの圧油が油圧アクチュエータ(操作対象)に供給される。さらに、操作レバー60の中立位置からの変位量が大きくなるほど油圧ポンプ33のポンプ容量が増大するようにコントローラ2からポンプ容量指令が出力されることで、油圧アクチュエータ(操作対象)が駆動される。
次に、図6のフローチャートを参照しながら、レバーロック5に対するロック操作に伴って停止した電動モータ3を再始動させる手順について説明する。
まず、ステップS31では、電動モータ3の駆動中に、レバーロック5がロック解除位置からロック位置にされたか否かを判定する。換言すれば、コントローラ2は、操作レバー60L,60Rによるレバー操作を無効とするロック操作がレバーロック5に対して受け付けられたか否かを判定する。
レバーロック5にロック操作が受け付けられたと判定されると(ステップS31でYES)、処理はステップS32に進む。ステップS32において、コントローラ2は、駆動源である電動モータ3を停止する。
次に、コントローラ2は、レバーロック5がロック位置からロック解除位置に再度操作されたか否かを判定する(ステップS33)。換言すれば、コントローラ2は、上述したロック解除操作がレバーロック5に対して再度受け付けられたか否かを判定する。
レバーロック5にロック解除操作が受け付けられたと判定されると(ステップS33でYES)、処理はステップS34に進む。なお、レバーロック5にロック解除操作が受け付けられたと判定された場合であっても、コントローラ2は、駆動源である電動モータ3を未だ再始動しない。
ステップS34では、コントローラ2は、グリップスイッチ6が押下されたか否かを判定する。換言すれば、コントローラ2は、グリップスイッチ6に始動操作が受け付けられたか否かを判定する。この時点において、電動モータ3は停止中であるため、オペレータによってグリップスイッチ6がプッシュ操作されると、コントローラ2は、当該プッシュ操作を始動操作として受け付ける。
グリップスイッチ6に始動操作が受け付けられたと判定されると(ステップS34でYES)、コントローラ2は、駆動源である電動モータ3を再始動する。
なお、図6のフローチャートでは、電動モータ3の駆動中に、レバーロック5がロック解除位置からロック位置にされた場合に(ステップS31でYES)、コントローラ2が電動モータ3を停止させる場合を説明した(ステップS32)。
これと同様に、電動モータ3の駆動中に、キースイッチ4にオフ操作が受けられた場合やグリップスイッチ6にプッシュ操作(停止操作)が受け付けられた場合も、コントローラ2は、電動モータ3を停止させる。
つまり、電動モータ3の駆動中に、キースイッチ4にオフ操作が受け付けられた場合と、レバーロック5にロック操作が受け付けられた場合と、グリップスイッチ6に停止操作が受け付けられた場合とのいずれか場合に、コントローラ2は、駆動源である電動モータ3を停止させる。
上述した実施形態によれば、レバーロック5にロック解除操作が受け付けられたとしても、グリップスイッチ6に始動操作が受け付けられない限り、駆動源である電動モータ3は始動しない。よって、ロック解除操作時にオペレータが無意識に操作レバー60(60L,60R)に触れていたとしても機械が動作することがないため、オペレータの意図しない機械動作を回避することが可能である。
また、キースイッチ4へのオン操作、レバーロック5へのロック解除操作、グリップスイッチ6への始動操作の全てが受け付けられない限り、駆動源である電動モータ3が動作しないため、電動モータ3によるエネルギー消費を低減することが可能である。
また、上述した実施形態によれば、電動モータ3の駆動中に、キースイッチ4にオフ操作が受け付けられた場合と、レバーロック5にロック操作が受け付けられた場合と、グリップスイッチ6に停止操作が受け付けられた場合とのいずれか場合に、駆動源である電動モータ3が停止する。よって、作業を休止する場合などに、電動モータ3を速やかに停止させ、電動モータ3によるエネルギー消費を抑制することが可能である。
また、上述した実施形態によれば、レバーロック5に対するロック操作に伴って停止した電動モータ3を再始動させる場合、レバーロック5にロック解除操作が受け付けられたとしても、グリップスイッチ6に始動操作が受け付けられない限り、コントローラ2は、電動モータ3を再始動させない。よって、レバーロック5を下ろした途端に、機械がオペレータの意図しない動作を行う可能性がなく、高い安全性を確保できる。
<2.変形例>
本発明による作業機械は、上述した実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載した範囲で種々の変形や改良が可能である。
例えば、上述した実施形態では、作業機械の一例として電動ショベル1(図1参照)を例示したが、これに限定されない。図7に示すように、作業機械の一例である油圧ショベル10に本発明の思想を適用してもよい。
具体的には、図7に示すように、油圧ショベル10は、駆動源としてエンジン8を備えている。操作レバー60は、操作レバー60が受けた操作量に応じてパイロット圧を生成してコントロールバルブ37にパイロット圧を出力するリモコン弁を有する。オペレータがレバーロック5を引いて(上げて)ロック解除位置からロック位置に移動すると、パイロット圧のリモコン弁への供給は遮断され、コントロールバルブ37にパイロット圧が供給されなくなり、操作レバー60L,60Rによるレバー操作は無効となる。他方、オペレータがレバーロック5を下ろしてロック位置からロック解除位置に移動すると、パイロット圧のリモコン弁への供給が許容されコントロールバルブ37にパイロット圧が供給されるようになることで、操作レバー60L,60Rによるレバー操作が有効となる。ここで、エンジン8の始動制御は、上述した実施形態の電動モータ3の始動制御と同様に、図5のフローチャートに沿って実施される。すなわち、図5のステップS11~S13の処理を経てステップS14に進むと、コントローラ2は、駆動源であるエンジン8を始動させる。
以上のように本発明に係る作業機械は、電動ショベルのモータや油圧ショベルのエンジンなど作業機械の駆動源の始動及び停止を制御するのに適している。
1 電動ショベル
2 コントローラ
3 電動モータ
4 キースイッチ
5 レバーロック
6 グリップスイッチ
8 エンジン
10 油圧ショベル
31 バッテリ
33 油圧ポンプ
35 電磁弁
37 コントロールバルブ
60(60L,60R) 操作レバー

Claims (3)

  1. 作業機械であって、
    駆動源と、
    前記駆動源の始動又は停止を制御するコントローラと、
    前記コントローラを起動させるオン操作と、前記コントローラを停止させるオフ操作とを受け付けるための第一スイッチと、
    操作対象を操作するための操作レバーと、
    前記操作レバーによるレバー操作を無効にするロック操作と、前記レバー操作を有効にするロック解除操作とを受け付けるためのレバーロックと、
    前記駆動源を始動させる始動操作と、前記駆動源を停止させる停止操作とを受け付けるための第二スイッチと、
    を備え、
    前記コントローラは、前記第一スイッチに前記オン操作が受け付けられて起動している状態において、前記レバーロックに前記ロック解除操作が受け付けられ、前記第二スイッチに前記始動操作が受け付けられたと判断した場合に、前記駆動源を始動させることを特徴とする作業機械。
  2. 前記コントローラは、前記駆動源の駆動中に、前記第一スイッチに前記オフ操作が受け付けられたと判断した場合と、前記レバーロックに前記ロック操作が受け付けられたと判断した場合と、前記第二スイッチに前記停止操作が受け付けられたと判断した場合とのいずれかの場合に、前記駆動源を停止させることを特徴とする請求項1に記載の作業機械。
  3. 前記コントローラは、前記レバーロックに前記ロック操作が受け付けられたと判断し、前記駆動源を停止させた後に、前記レバーロックに前記ロック解除操作が受け付けられたと判断した場合であっても前記第二スイッチに前記始動操作が受け付けられたと判断するまでは前記駆動源を始動させず、前記レバーロックに前記ロック解除操作が受け付けられたと判断し、更に、前記第二スイッチに前記始動操作が受け付けられたと判断した場合に前記駆動源を始動させることを特徴とする請求項2に記載の作業機械。
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