JP2023070879A - 情報処理装置、情報システム、情報処理方法、およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報システム、情報処理方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】アプリに関連する情報を適切かつ容易にユーザに閲覧させられる情報処理装置を提供する。【解決手段】アプリの呼出指示の受信に応じて、アプリを使用するユーザに通知される通知情報と、通知のための通知条件とを有する1以上の通知管理情報を有する通知管理表が格納される通知管理表格納部101を参照し、各通知条件を満たすか否かを判断する判断部105と、判断部105が満たすと判断した各通知条件と対になる通知情報を通知管理表格納部101から取得する通知情報取得部106と、アプリが格納されるアプリ格納部102から、アプリの画面を構成する元になる画面元情報を取得し、取得した1以上の通知情報を、画面元情報の予め決められた領域に配置し画面情報を構成する画面情報構成部107と、構成した画面情報をユーザ端末2に送信する画面情報送信部108とを備えた。【選択図】図1

Description

本発明は、アプリケーションソフトウェアに関連する情報を出力する装置等に関するものである。
従来の情報処理装置等として、アプリケーションソフトウェア(以下、アプリと呼ぶ場合がある)に関連するお知らせ等の情報を出力するものが知られていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2021-99653号公報(第1頁、第1図等)
しかしながら、従来においては、アプリに関連する情報を適切かつ容易にユーザに閲覧させることができない、という課題があった。例えば、従来の技術のようにアプリに関連するお知らせ等の情報が配置された画面が表示されると、本来のアプリの画面を見ることができなくなり、アプリの利用の妨げになってしまう、という問題があった。また、ユーザが、アプリに関連するお知らせ等の表示画面等にアクセスして、お知らせ等の情報を閲覧するようにした場合、表示画面等を表示するための操作等を行わなければならず、操作に手間がかかる等の問題があった。
本発明は、上記のような課題を解消するためになされたものであり、アプリに関連する情報を適切かつ容易にユーザに閲覧させることができる情報処理装置等を提供することを目的とする。
本発明の情報処理装置は、アプリを呼び出す指示である呼出指示を、ユーザ端末から受信する呼出指示受信部と、呼出指示の受信に応じて、アプリを使用するユーザに通知される通知情報と、通知情報の通知のための条件である通知条件とを有する1以上の通知管理情報を有する通知管理表が格納される通知管理表格納部を参照し、通知管理表格納部の1以上の各通知条件を満たすか否かを判断する判断部と、判断部が満たすと判断した1以上の各通知条件と対になる通知情報を通知管理表格納部から取得する通知情報取得部と、アプリの画面を構成する元になる情報である画面元情報を含むアプリが格納されるアプリ格納部から、画面元情報を取得し、通知情報取得部が取得した1以上の通知情報を、画面元情報の中の予め決められた領域に配置し、送信する画面情報を構成する画面情報構成部と、画面情報構成部が構成した画面情報をユーザ端末に送信する画面情報送信部とを具備する情報処理装置である。
かかる構成により、アプリに関連する情報を適切かつ容易にユーザに閲覧させることができる。
また、本発明の情報処理装置は、前記情報処理装置において、通知条件は、時期的条件を含み、判断部は、現在の日の情報を含む時期情報を取得し、時期情報を含む情報が、1以上の各通知条件を満たすか否かを判断するようにしてもよい。
かかる構成により、適切な時期にアプリに関連する情報を適切にユーザに閲覧させることができる。
また、本発明の情報処理装置は、前記情報処理装置において、呼出指示受信部は、呼出指示を、ユーザ識別子に対応付けてユーザ端末から受信し、通知条件は、1以上のユーザ属性値に関するユーザ条件を含み、判断部は、ユーザ識別子に対応付けて、1以上のユーザ属性値を有する1以上のユーザ情報が格納されるユーザ情報格納部を参照し、呼出指示に対応するユーザ識別子と対になる1以上のユーザ属性値をユーザ情報格納部から取得し、1以上のユーザ属性値を含む情報が、1以上の各通知条件を満たすか否かを判断するようにしてもよい。
かかる構成により、ユーザの属性に応じて、アプリに関連する情報を適切にユーザに閲覧させることができる。
また、本発明の情報処理装置は、前記情報処理装置において、1以上のユーザ属性値は、ユーザが使用可能なアプリを識別するアプリ識別子を含み、判断部は、呼出指示に対応するユーザ識別子を取得し、ユーザ識別子と対になる1以上のアプリ識別子をユーザ情報格納部から取得し、1以上のアプリ識別子を含む情報が、1以上の各通知条件を満たすか否かを判断するようにしてもよい。
かかる構成により、ユーザが使用可能なアプリに関連する情報を適切にユーザに閲覧させることができる。例えば、ユーザが、一のアプリを呼び出す場合に、ユーザが使用可能な、この呼び出すアプリとは異なるアプリに関連する情報を、一のアプリの画面において通知することができる。
また、本発明の情報処理装置は、前記情報処理装置において、呼出指示は、一のアプリ識別子に対応付いており、判断部は、異なるアプリ識別子に対応付いた呼出指示の受信に応じて、同じ通知管理表格納部を参照して、通知管理表格納部の1以上の各通知条件を満たすか否かを判断し、画面情報構成部は、2以上のアプリ格納部のうち、受信した呼出指示に対応付いた一のアプリ識別子に対応付くアプリ格納部から画面元情報を取得し、通知情報取得部が取得した1以上の通知情報を、画面元情報の中の予め決められた領域に配置し、送信する画面情報を構成するようにしてもよい。
かかる構成により、呼び出すアプリが異なる場合でも、同じ通知管理表格納部の通知管理表を参照して、アプリに関連する情報を適切かつ容易にユーザに閲覧させることができる。
また、本発明の情報処理装置は、前記情報処理装置において、2以上の各アプリは、業務用のアプリである、情報処理装置としてもよい。
かかる構成により、業務用アプリに関連する情報を適切かつ容易にユーザに閲覧させることができる。
本発明の情報システムは、前記情報処理装置と、管理装置とを有する情報システムであって、管理装置は、情報処理装置から参照される通知管理表が格納される通知管理表格納部と、管理者端末から通知管理情報を受信する通知管理情報受信部と、通知管理情報を通知管理表格納部に蓄積する通知管理情報蓄積部とを具備する情報システムである。
かかる構成により、管理装置を情報処理装置と異なる装置とすることで、通知管理表を柔軟に運用することができる。
本発明による情報処理装置等によれば、アプリに関連する情報を適切かつ容易にユーザに閲覧させることができる。
本発明の実施の形態1における情報システムのブロック図 同情報処理装置の動作について説明するフローチャート 同情報処理装置の通知管理表の一例を示す図 同情報処理装置のユーザ情報管理表の一例を示す図 同ユーザ端末によるアプリの画面の表示例を示す図 同ユーザ端末によるアプリの画面の表示例を示す図 同ユーザ端末によるアプリの画面の表示例を示す図 同情報処理装置の通知管理表の一例を示す図 本発明の実施の形態2における情報システムのブロック図 情報システムの変形例ブロック図 本発明の各実施の形態におけるコンピュータシステムの外観の一例を示す図 同コンピュータシステムの構成の一例を示す図
以下、情報処理装置等の実施形態について図面を参照して説明する。なお、実施の形態において同じ符号を付した構成要素は同様の動作を行うので、再度の説明を省略する場合がある。
(実施の形態1)
図1は、本実施の形態における情報システム1000のブロック図である。
情報システム1000は、情報処理装置1、1または2以上のユーザ端末2、および管理者端末3を備える。情報処理装置1と各ユーザ端末2、および管理者端末3とは、有線または無線のネットワーク等を介して、通信可能に接続される。図においては、情報システム1000が2以上のユーザ端末2を備えている場合を例に挙げて示している。
情報処理装置1は、通知管理表格納部101、1または2以上のアプリ格納部102、ユーザ情報格納部103、呼出指示受信部104、判断部105、通知情報取得部106、画面情報構成部107、画面情報送信部108、通知管理情報受信部109、および通知管理情報蓄積部110を備える。ここでは、一例として、情報処理装置1が2以上のアプリ格納部102を備えている場合を例に挙げて説明している。ここでは、2以上のアプリ格納部102のうちの2つを、アプリ格納部102a、アプリ格納部102bとして表している。
情報処理装置1は、例えば、アプリケーションサーバや、アプリケーションサーバ機能を有するWEBサーバ等のサーバである。情報処理装置1は、例えば、コンピュータ等により実現される。
通知管理表格納部101には、通知管理表が格納される。通知管理表は、1または2以上の通知管理情報を有する情報である。通知管理情報は、通知情報と、通知条件とを有する情報である。
通知情報は、アプリ(すなわちアプリケーションソフトウェア)を使用するユーザに通知される情報である。ここでのアプリは、例えば、情報処理装置1が実行するアプリである。アプリは、ユーザ端末2で実行されるアプリでもよい。アプリは、ユーザ端末2と情報処理装置1とが連携しながら実行されるソフトウェアでもよい。アプリは、単に、ソフトウェアと言ってもよく、広く解する。アプリは、例えば、1または2以上のアプリ格納部102に格納されるアプリである。アプリは、例えば、会計ソフトウェアや、給与管理ソフトウェア、勤怠管理ソフトウェア、人事管理ソフトウェア等の業務用のアプリであることが好ましい。ただし、アプリはこれらに限定されない。
通知情報は、例えば、その通知先となるユーザが使用するアプリに関連した情報である。アプリに関連した情報は、アプリ自身に関する更新についての情報(例えば、バージョンアップ等の案内)や、不具合等の情報であってもよい。また、アプリに関連した情報は、アプリに関連する分野に関するニュース等の情報(例えば、会計アプリに関連した情報であって、会計処理に関する法改正等があることを知らせる情報や、確定申告が行われたか否かを確認する情報)であってもよい。また、アプリを利用して行われる処理等をユーザに提案したり、注意喚起したりする情報(例えば、年末調整の手順等を提案する情報)であってもよく、アプリに関連したプロモーション等の情報(ユーザにアプリのバージョンアップや、アプリに関連した新たな業務用ソフトウェアの購入を勧める情報等)であってもよい。アプリに関連した情報は、上記に限定されない。
通知情報は、例えば、文字列および画像の少なくとも一方を有する情報である。通知情報は、通知した情報の詳細や、通知した情報を補足する情報等の通知した情報に関連した情報を出力(例えば、表示)するためのリンク情報や、リンク情報と対応付けられたリンクボタン等を有していてもよい。
通知条件は、通知情報の通知のための条件である。例えば、通常、通知条件を満たす場合に、対応する通知情報が通知される。ただし、通知条件を満たさない場合に、対応する通知条件が通知されるようにしてもよい。ここでは、通知条件を満たす場合に、対応する通知条件を通知する場合について説明する。通知条件は、1つの条件であってもよく、複数の条件であってもよい。
通知条件は、例えば、時期的条件である。時期的条件とは、通知が行われる時期を特定する条件である。時期的条件は、例えば、日付や時刻等を用いて表される期間や一の時点を特定する条件である。また、通知条件は、アプリの次回起動時や終了時等の時機や、特定のイベントの発生時等を特定する条件であってもよい。また、通知条件は、1以上のユーザ属性値に関する条件であってもよい。ユーザ属性値については後述する。通知条件は、上記の2以上の条件の組み合わせであってもよい。例えば、上記の予め決められた2以上の条件をいずれも満たす場合に条件を満たすと判断される通知条件であってもよく、上記の予め決められた2以上の条件のいずれか一方を満たす場合に条件を満たすと判断される通知条件であってもよい。
通知管理表格納部101は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。かかることは、アプリ格納部102や、ユーザ情報格納部103、通知管理表格納部401等の他の格納部についても同様である。
また、本実施の形態においては、情報処理装置1が通知管理表格納部101を備えている場合を例に挙げて説明するが、情報処理装置1の通知管理表格納部101を省略し、情報処理装置1がアクセス可能な他のサーバ装置等の装置(図示せず)が、通知管理表格納部101を備えているようにして、この通知管理表格納部101に、情報処理装置1が必要に応じて適宜アクセスするようにしてもよい。かかることは、アプリ格納部102や、ユーザ情報格納部103等の他の格納部についても同様である。
アプリ格納部102には、1または2以上のアプリが格納される。2以上のアプリ格納部102には、例えば、それぞれ異なるアプリが格納される。ただし、一のアプリ格納部102に2以上のアプリが格納されてもよい。1または2以上のアプリ格納部102に格納されるアプリは、例えば、上述したような1または2以上の業務用のアプリである。ただし、格納されるアプリは業務用のアプリに限定されない。アプリ格納部102には、例えば、アプリ識別子と対応付けて、アプリが格納される。アプリ識別子は、アプリ名であってもよく、アプリに付与された文字列であっても良く、アプリをユーザ端末2で使用するためのURL等であってもよい。アプリ識別子は、アプリが識別可能であれば、これらに限定されない。
アプリ格納部102には、アプリの画面を構成する元になる情報である画面元情報を含むアプリが格納される。画面元情報とは、例えば、画面の構成に利用されるテンプレートの情報である。アプリは、複数の画面を構成するためにそれぞれ用いられる複数の画面元情報を有していてもよい。アプリが含む画面元情報のうちの、通知情報が配置される画面元情報は、通知情報を配置する予め決められた領域を有していてもよい。画面元情報は、例えば、HTML、XML等のスクリプトで実現されてもよく、4GLやJava等のプログラムにより実現されてもよく、実現手段は問わない。
ユーザ情報格納部103には、1または2以上のユーザ情報が格納される。ユーザ情報は、1以上のユーザ属性値を有する情報である。ユーザ属性値とは、ユーザの属性を示す値である。ユーザ属性値は、例えば、ユーザが使用可能な1または2以上のアプリを識別可能なアプリ識別子を含む。また、ユーザ属性値は、例えば、ユーザの権限等を特定する情報を含んでいてもよい。ユーザの権限等を特定する情報は、ユーザの所属の識別子(例えば、所属する部署名)であってもよく、ユーザの役職の識別子(例えば、部長、課長等の役職名)であってもよい。また、ユーザ属性値は、ユーザごとの通知の要否を示すいわゆるフラグ等の情報であってもよい。また、ユーザ属性値は、上記の情報の2以上の組み合わせであってもよい。
ユーザ情報格納部103には、ユーザ識別子と対応付けられてユーザ情報が格納される。ユーザ識別子は、ユーザ名や、ユーザに割り当てられたコード等のユーザを識別可能な情報である。ユーザ識別子は、ユーザが利用するユーザ端末2を識別可能な情報(例えば、IPアドレスやMACアドレスや、端末の製造番号、端末に割り当てられたコード)等であってもよい。
呼出指示受信部104は、アプリを呼び出す指示である呼出指示を、ユーザ端末2から受信する。呼出指示は、例えば、アプリを起動する指示や、アプリを実行させる指示や、アプリの画面を表示する情報の送信を要求する指示や、情報処理装置1へのログイン指示等であり、広く解する。呼出指示は、アプリに実行させる処理を指定する情報(例えば、命令やクエリ等)を有していてもよい。なお、ログイン指示は、例えば、ユーザIDとパスワードを有する。ただし、呼出指示の構造は問わない。
呼出指示受信部104は、例えば、一のアプリ識別子に対応付いた呼出指示を受信する。呼出指示に対応付いたアプリ識別子は、例えば、読み出す対象となるアプリ(例えば、起動対象となるアプリや、アプリの画面の送信を要求する対象となるアプリ)のアプリ識別子である。呼出指示には、呼び出すアプリが格納されているアプリ格納部102を指定する情報や、呼び出すアプリが格納されている場所のパス等が対応付いていてもよい。
呼出指示受信部104は、例えば、ユーザ識別子と対応付いた呼出指示を、ユーザ端末2から受信する。呼出指示が対応付いたユーザ識別子は、呼出指示を送信するユーザ端末2を利用するユーザのユーザ識別子である。
判断部105は、呼出指示の受信に応じて、通知管理表格納部101を参照し、通知管理表格納部101の1以上の各通知条件を満たすか否かを判断する。通知管理表格納部101の1以上の各通知条件は、例えば、通知管理表が有する1以上の各通知管理情報が有する通知条件である。
判断部105は、例えば、現在の日の情報を含む時期情報を取得し、時期情報を含む情報が、1以上の各通知条件を満たすか否かを判断する。例えば、判断部105は、各通知条件が有する時期的条件を、取得した時期情報が満たすか判断する。例えば、一の通知条件が有する時期的条件が、現在の日付が予め決められた期間内である、という条件である場合、判断部105は、時期情報として現在の日付を取得し、取得した日付が予め決められた期間内であるか判断し、予め決められた期間内であれば条件を満たすと判断し、期間内でなければ条件を満たさないと判断する。
時期情報は、例えば、日時や、曜日等の情報である。ただし、時期情報はこれらに限定されない。判断部105は、例えば、時期情報を情報処理装置1が有する時計やカレンダー等(図示せず)を用いて取得してもよく、ネットワーク等を介して、日時等の情報を提供するサーバ装置(図示せず)から時期情報を取得してもよい。時期情報を含む情報は、例えば、時期情報のみであってもよく、時期情報と他の1以上の情報(例えば、他の1以上の条件を満たすか否かの判断に用いられる情報)を含む情報であってもよい。
また、判断部105は、ユーザ情報格納部103を参照し、受信した呼出指示に対応するユーザ識別子と対になる1以上のユーザ属性値をユーザ情報格納部103から取得し、1以上のユーザ属性値を含む情報が、1以上の各通知条件を満たすか否かを判断する。例えば、判断部105は、各通知条件が有するユーザ条件を、取得した1以上のユーザ属性値が満たすか判断する。
例えば、1以上のユーザ属性値が、ユーザが使用可能なアプリのアプリ識別子を含む場合、判断部105は、呼出指示に対応するユーザ識別子を取得し、ユーザ識別子と対になる1以上のアプリ識別子をユーザ情報格納部103から取得し、取得した1以上のアプリ識別子を含む情報が、1以上の各通知条件を満たすか否かを判断する。ユーザ識別子と対になるアプリ識別子は、例えば、ユーザ識別子と対応付けられたユーザ情報が有するユーザ属性値であるアプリ識別子である。例えば、通知条件が含むユーザ条件が、予め決められた一のアプリを契約している(言い換えれば、アプリを使用可能である、またはアプリのライセンスを有する)ユーザである、という条件である場合、判断部105は、受信した呼出指示に対応するユーザ識別子と対になるアプリ識別子を、ユーザ情報格納部103から取得し、取得した1以上のアプリ識別子の中に、ユーザ条件が示す予め決められた一のアプリのアプリ識別子と一致するものが含まれる場合に、通知条件を満たすと判断し、含まれない場合、通知条件を満たさないと判断する。このようにすることで、例えば、呼出指示に対応するアプリ以外の、ユーザが使用可能なアプリについての通知情報を、ユーザに通知することが可能となる。
判断部105は、例えば、異なるアプリ識別子に対応付いた呼出指示の受信に応じて、同じ通知管理表を参照して、この通知管理表の1以上の各通知条件を満たすか否かを判断してもよい。ここでの異なるアプリ識別子は、例えば、異なるアプリ格納部102に格納された異なるアプリのアプリ識別子であってもよい。また、通知管理表格納部101に異なるアプリ識別子と対応付けて、それぞれ通知管理表が格納されているようにし、判断部105は、例えば、異なるアプリ識別子に対応付いた呼出指示の受信に応じて、各アプリ識別子に対応付いた異なる通知管理表を参照し、通知管理表の1以上の各通知条件を満たすか否かを判断してもよい。
また、例えば、1以上のユーザ属性値が、ユーザの部署の識別子を含む場合であって、通知条件が含むユーザ条件が、予め決められた部署のユーザである、という条件である場合、判断部105は、受信した呼出指示に対応するユーザ識別子と対になるユーザの部署の識別子を、ユーザ情報格納部103から取得し、取得した部署の識別子が、ユーザ条件が示す予め決められた部署の識別子と一致する場合に、通知条件を満たすと判断し、一致しない場合、通知条件を満たさないと判断してもよい。
また、例えば、1以上のユーザ属性値が、通知の要否を示すフラグを含む場合であって、通知条件が含むユーザ条件が、通知が要である、という条件である場合、判断部105は、受信した呼出指示に対応するユーザ識別子と対になる上記の通知の要否を示すフラグを、ユーザ情報格納部103から取得し、取得したフラグが、ユーザ条件が示す通知が要であることを示すフラグである場合に、通知条件を満たすと判断し、一致しない場合、通知条件を満たさないと判断してもよい。
判断部105は、呼出指示に対応付いたアプリ識別子を含む情報が、1以上の各通知条件を満たすか判断してもよい。例えば、通知条件が、予め決められた一のアプリを契約しているユーザである、という条件である場合、判断部105は、受信した呼出指示に対応付いたアプリ識別子を取得し、取得したアプリ識別子が、通知条件が示すユーザが契約している予め決められた一のアプリのアプリ識別子と一致する場合に、通知条件を満たすと判断し、一致しない場合、通知条件を満たさないと判断してもよい。
なお、通知管理情報が有する通知条件は、上述した時期的条件やユーザ条件等の条件のうちの2以上の組み合わせであってもよい。この場合、一の通知条件が有する2以上の条件は、AND条件として用いられるものであってもよく、OR条件として用いられるものであってもよい。判断部105が、2以上の条件をどのように組み合わせて、最終的に通知条件を満たすか判断するかは、これらに限定されない。
通知情報取得部106は、判断部105が満たすと判断した1以上の各通知条件と対になる通知情報を通知管理表格納部101から取得する。なお、通知情報取得部106は、一のユーザについて一度取得した通知情報の識別子等を、一のユーザのユーザ識別子と対応付けて、格納部等に蓄積しておくようにし、この情報を用いて、一のユーザ識別子が示すユーザについて一度取得した通知情報を、再度取得しないようにしてもよい。
画面情報構成部107は、アプリ格納部102から画面元情報を取得し、通知情報取得部106が取得した1以上の通知情報を、取得した画面元情報の中の予め決められた領域に配置し、送信する画面情報を構成する。画面元情報は、アプリの画面を構成する元になる情報である。画面情報構成部107が取得する画面元情報は、例えば、呼出指示受信部104が受信した呼出指示に対応付いたアプリ識別子により識別されるアプリが含む画面元情報である。通知情報を配置した画面情報を構成するために画面情報構成部107が取得する画面元情報は、例えば、アプリが起動直後等に表示する画面や、アプリのメイン画面を構成するために用いられる画面元情報である。
画面情報構成部107は、例えば、2以上のアプリ格納部102のうち、受信した呼出指示に対応付いた一のアプリ識別子に対応付くアプリ格納部102から画面元情報を取得し、通知情報取得部106が取得した1以上の通知情報を、画面元情報の中の予め決められた領域に配置し、送信する画面情報を構成する。
画面情報送信部108は、画面情報構成部107が構成した画面情報をユーザ端末2に送信する。このユーザ端末2は、通常、読み出し指示を送信したユーザ端末2である。
画面情報送信部108は、通常、無線または有線の通信手段で実現される。画面情報送信部108は、通信デバイスを含むと考えても、含まないと考えてもよい。
通知管理情報受信部109は、管理者端末3から通知管理情報を受信する。通知管理情報受信部109は、例えば、通知管理情報を更新する指示を管理者端末3から受信してもよい。通知管理情報を更新する指示は、通知管理情報の少なくとも1以上を削除する指示を含んでもよい。通知管理情報受信部109は、通常、無線または有線の通信手段で実現される。通知管理情報受信部109は、通信デバイスを含むと考えても、含まないと考えてもよい。
通知管理情報蓄積部110は、通知管理情報受信部109が受信した通知管理情報を通知管理表格納部101に蓄積する。例えば、通知管理情報蓄積部110は、通知管理情報受信部109が受信した通知管理情報を、通知管理表格納部101に格納されている通知管理表に追記する。通知管理情報受信部109が、例えば、通知管理情報を更新する指示を受信した場合に、受信した指示に応じて、通知管理表格納部101に格納されている通知管理表を更新してもよい。例えば、受信した指示に応じて通知管理表から1以上の通知管理情報を削除してもよい。
なお、通知管理情報蓄積部110は、管理者端末3等によりアプリ格納部102や格納部(図示せず)に蓄積日や更新日等の日付と対応付けて蓄積されるニュースやお知らせ等のユーザに対して提供される情報を予め決められた期間ごとに確認し、直前の予め決められた期間内に新たに蓄積された情報や更新された情報がある場合に、これらの情報に関する通知情報(例えば、蓄積または更新された情報を示す通知情報や、蓄積または更新された情報があることや、蓄積または更新された情報の件数等を示す通知する通知情報)を有する通知管理情報を生成(例えば、格納部(図示せず)等に格納されているテンプレート等を利用して生成)し、作成した通知管理情報を通知管理表格納部101に蓄積してもよい。この場合の通知管理情報が有する通知条件としては、例えば、上記の情報が蓄積または更新された期間の次の予め決められた期間を示す時期的条件を設定してもよい。ここでの予め決められた期間は、例えば、一週間や、一か月、一年等であるが、期間の長さは問わない。例えば、予め決められた期間が、一週間である場合、通知管理情報蓄積部110は、毎週の予め決められた曜日に、直前の一週間に新たに蓄積または更新された情報が格納されているか判断し、格納されている場合に、その情報に関する通知情報(例えば、新たなお知らせが3件ある旨を示す通知情報)を有する通知管理情報を生成し蓄積してもよく、その通知管理情報が有する通知条件として、次の週の予め決められた曜日までの期間を指定する時期的条件を設定してもよい。
ユーザ端末2は、ユーザが利用する情報処理端末である。ユーザ端末2は、例えば、コンピュータや、スマートフォン、タブレット型端末、情報通信端末等により実現可能である。
ユーザ端末2は、ユーザからの呼出指示を送信するための操作や、呼出指示と対応付けて送信されるユーザ識別子の入力等を受け付けるユーザ受付部(図示せず)、ユーザから受け付けた操作に応じた呼出指示等の情報を情報処理装置1に送信するユーザ送信部(図示せず)、ユーザ送信部が送信した情報等に応じて、情報処理装置1から送信される画面情報を受信するユーザ受信部(図示せず)、ユーザ受信部が受信した画面情報や、操作のメニュー画面や、情報の入力画面等を出力(例えば、表示)するユーザ出力部(図示せず)等を備えている。ユーザ端末2は、呼出指示と対応付けて送信されるユーザ識別子やアプリ識別子等の情報や、情報処理装置1から送信される画面情報等の情報が格納されるユーザ格納部等をさらに備えていてもよい。
管理者端末3は、情報処理装置1を管理するために利用される情報処理端末である。管理者端末3は、例えば、情報処理装置1の管理者が利用する情報処理端末である。管理者端末3は、例えば、コンピュータや、スマートフォン、タブレット型端末、情報通信端末等により実現可能である。
管理者端末3は、管理者から通知管理情報の入力や、通知管理情報を更新するための入力、通知管理情報や、通知管理情報を更新するための情報等を送信する操作を受け付ける管理者受付部(図示せず)、管理者から受け付けた通知管理情報等の情報を情報処理装置1に送信する管理者送信部(図示せず)、通知管理情報の入力画面や操作のメニュー画面等を出力(例えば、表示)する管理者出力部等を備えている。管理者端末3は、送信する情報等が格納される管理者格納部等をさらに備えていてもよい。
次に、情報システム1000の動作の一例について図2のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS101)呼出指示受信部104は呼出指示をユーザ端末2から受信したか判断する。ここで受信する呼出指示は、例えば、ユーザ端末2を利用するユーザのユーザ識別子と、呼び出すアプリのアプリ識別子とに対応付けられた呼出指示である。受信した場合、ステップS102に進み、受信していない場合、ステップS114に進む。
(ステップS102)判断部105は、カウンターmの値に1を代入する。
(ステップS103)判断部105は、m番目の通知管理情報が、通知管理表格納部101に格納されている通知管理表にあるか判断する。この通知管理表は、例えば、呼出指示に対応付いたアプリ識別子に関係なく、予め決められた一の通知管理表であるとする。m番目の通知管理情報がある場合、ステップS104に進み、ない場合、ステップS110に進む。
(ステップS104)判断部105は、m番目の通知管理情報が、時期的条件を有しているか判断する。有している場合、ステップS105に進み、有していない場合、ステップS106に進む。なお、ここでの通知管理情報は、例えば、通知条件として、時期的条件およびユーザ条件の少なくとも一方を有するものとする。
(ステップS105)判断部105は、現在の日の情報を含む時期的条件を取得し、取得した時期的条件がm番目の通知管理情報が有する時期的条件を満たすか判断する。そして時期的条件を満たす場合、ステップS106に進み、満たさない場合、ステップS110に進む。
(ステップS106)判断部105は、m番目の通知管理情報が、ユーザ条件を有しているか判断する。有している場合、ステップS107に進み、有していない場合、ステップS109に進む。
(ステップS107)判断部105は、ステップS101で受信した呼出指示に対応づけられたユーザ識別子に対応するユーザ属性値をユーザ情報格納部103から取得する。
(ステップS108)判断部105は、ステップS107で取得したユーザ属性値が、m番目の通知管理情報が有するユーザ条件をみたすか判断する。そして、ユーザ条件を満たす場合に、ステップS109に進み、満たさない場合、ステップS110に進む。
(ステップS109)通知情報取得部106は、m番目の通知管理情報の通知情報を取得する。取得した通知情報は、例えば、格納部(図示せず)等に一時記憶する。
(ステップS110)判断部105は、カウンターmの値を1インクリメントする。そして、ステップS103に戻る。
(ステップS111)画面情報構成部107は、ステップS101で受信した呼出指示に対応するアプリの画面元情報を取得する。例えば、画面情報構成部107は、1以上のアプリ格納部102に格納されるアプリであって、ステップS101で受信した呼出指示に対応付いたアプリ識別子により識別されるアプリから画面元情報を取得する。取得する画面元情報は、呼出指示に応じて送信される画面情報を構成するための画面元情報である。
(ステップS112)画面情報構成部107は、ステップS111で取得した画面元情報を用いて、ステップS109で取得した通知情報を配置した画面情報を構成する。
(ステップS113)画面情報送信部108は、ステップS112で構成した画面情報を、ステップS101で受信した呼出指示の送信元となるユーザ端末2に送信する。そして、ステップS101に戻る。
(ステップS114)通知管理情報受信部109は、管理者端末3から通知管理情報を受信したか判断する。受信した場合、ステップS114に進み、受信していない場合、ステップS101に戻る。
(ステップS115)通知管理情報蓄積部110は、ステップS114で受信した通知管理情報を通知管理表格納部101に格納されている通知管理表に蓄積(例えば追記)する。そして、ステップS101に戻る。
なお、図2のフローチャートにおいて、ステップS114において、通知管理情報を受信していない場合等に、管理者端末3から、通知管理情報を更新する指示を受信したか判断し、受信した場合に、更新する指示に対応する通知管理情報を更新してもよい。そして、更新する指示を受信していない場合や、通知管理情報を更新した場合に、ステップS101に戻るようにしてもよい。
また、図2のフローチャートにおいて、ステップS114において、通知管理情報を受信していない場合等に、呼出指示により呼び出したアプリに処理を行わせるための指示等をユーザ端末2から受信したか否かを判断するようにし、受信した場合に、指示に応じてアプリを実行させるようにしてもよい。
また、図2のフローチャートにおいて、ステップS104およびステップS105の、時期的条件についての判断処理を、ステップS106からステップS108のユーザ条件に付いての判断処理の後に(例えば、ユーザ条件がない場合や、ユーザ条件を満たす場合に)行うようにしてもよい。
なお、図2のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
次に、ユーザ端末2の動作の一例について簡単に説明すると、ユーザ受付部が、ユーザからアプリを呼び出す操作を受け付けると、ユーザ端末2のユーザ送信部が、操作に対応するアプリのアプリ識別子と、ユーザ識別子とに対応付けられた呼出指示を情報処理装置1に送信する。また、この呼出指示に応じて、情報処理装置1が送信する画面情報を、ユーザ受信部が受信し、受信した画面情報(例えば、通知情報が配置されたアプリの画面情報)を用いて、ユーザ出力部が呼び出したアプリの画面(例えば、通知情報が配置されたアプリの画面)を出力(例えば、表示)する。
次に、管理者端末3の動作の一例について簡単に説明すると、管理者受付部が、ユーザから、蓄積する通知管理情報の入力と、入力した通知管理情報を送信する指示を受け付けると、管理者送信部が入力された通知管理情報を情報処理装置1に送信する。
以下、本実施の形態における情報システム1000の動作について具体例を挙げて説明する。ここでは、情報処理装置1が有する複数のアプリ格納部102には、それぞれ一つずつ異なるアプリが、アプリ識別子であるアプリ名と対応付けて格納されているものとする。
図3は、通知管理表格納部101に格納されている通知管理表の一例を示す図である。通知管理表は、「通知条件」と、「通知情報」という属性を有している。「通知条件」は、通知条件であり、さらに、時期的条件を示す「時期的条件」と、ユーザ条件を示す「ユーザ条件」という属性を有している。「時期的条件」は、ここでは、時期的条件となる期間の開始日と終了日とを示している。「ユーザ条件」は、ここでは、ユーザが使用可能な1または2以上のアプリを指定する条件であり、ユーザが使用可能なアプリ識別子であるアプリ名を有している。ユーザが使用可能なアプリは、例えば、ユーザが契約しているアプリや、ユーザがライセンスを有しているアプリ等である。「時期的条件」および「ユーザ条件」において、値「-」は、対応する条件がないことを示している。「通知情報」は、通知情報であり、ここでは、HTML等のマークアップ言語で記述された情報であるとする。例えば、「通知情報」のうちの1以上には、所望のページへのリンクボタンを配置するためのコードが配置されているものとする。ここでは、通知管理表の一のレコード(行)の情報が、一つの通知管理情報であるとする。なお、ここでは、通知条件を、期間の範囲で表したり、自然言語で表したりしているが、通知条件は、例えば、これらの期間の範囲や自然言語に相当する一以上の関数や、メソッド名や、「if」、「then」等で示される制御構文等で構成されていてもよい。また、通知条件は、これらの期間の範囲や自然言語に対応する判断処理等を行うためのアルゴリズムであってもよい
図4は、ユーザ情報格納部103に格納されているユーザ情報を管理するユーザ情報管理表の一例を示す図である。ユーザ情報管理表は、「ユーザID」と、「使用アプリID」という属性を有している。「ユーザID」は、ユーザ識別子であり、ここではユーザに割り当てられたコードであるとする。「使用アプリID」は、ユーザが使用可能なアプリのアプリ識別子であり、ここでは、ユーザが使用可能なアプリのアプリ名であるとする。複数のアプリ名は「,(コンマ)」で区切られているものとする。
ユーザ識別子「U001」で識別されるユーザAが、2021年10月27日に、ユーザAが利用するユーザ端末2に対し、情報処理装置1に格納されているアプリ名(アプリ識別子)が「給与計算アプリB」であるアプリを呼び出す(例えば、起動する)操作と、ログインのためにユーザ識別子「U001」を入力する操作と、を行ったとすると、ユーザ端末2のユーザ受付部がこの操作を受け付け、ユーザ送信部が、入力されたユーザ識別子「U001」と、アプリ識別子「給与計算アプリB」とに対応付いた呼出指示を情報処理装置1に送信する。
情報処理装置1の呼出指示受信部104が、ユーザ端末2から送信される上記のユーザ識別子「U001」と、アプリ識別子「給与計算アプリB」とに対応付いた呼出指示を受信すると、判断部105は、受信に応じて、以下に説明するように、呼出指示に対応付いたユーザ識別子やアプリ識別子が、図3に示した通知管理表の各通知管理情報が有する通知条件を満たすか判断し、通知条件を満たす場合に、通知条件を満たす通知管理情報から通知情報取得部106が、通知情報を取得する。
まず、判断部105は、図3に示した通知管理表の一番上のレコード(行)の通知管理情報が、時期的条件を有するか判断する。具体的には「時期的条件」の値が「-」であれば、時期的条件を有さないと判断し、「-」でなければ、時期的条件を有すると判断する。ここでは、「-」でないため、時期的条件を有すると判断して、その値である時期的条件「2021/10/1-2021/11/15」を取得する。この時期的条件は、現在の日付が、2021年10月1日から2021年11月15日までの間である」という条件であるとする。判断部105は、カレンダー(図示せず)から、現在の日付を取得し、取得した日付が、取得した時期的条件が示す期間内の日付であるか判断する。例えば、判断部105は、現在の日付「2021年10月27日」を取得する。この日付が上記の時期的条件が示す期間内の日付であるため、判断部105は時期的条件を満たすと判断する。
次に、判断部105は、上記と同じ通知管理情報において、ユーザ条件を有するか判断する。具体的には「ユーザ条件」の値が「-」であれば、ユーザ条件を有さないと判断し、「-」でなければ、ユーザ条件を有すると判断する。ここでは、「-」であるため、ユーザ条件がないと判断する。このため、判断部105は、ユーザ条件についての判断が不要であると判断する。そして、上記の時期的条件を満たしているため、判断部105は、この通知管理情報の通知条件を満たしていると判断する。
通知条件を満たしているため、通知情報取得部106は、図3に示した通知管理表の一番上のレコード(行)の「通知情報」の属性値である通知情報「ヘルプセンターに「年末調整関連」ページを公開…」を取得し、格納部(図示せず)に一時記憶する。
次に、判断部105は、図3に示した通知管理表の上から2番目のレコード(行)の通知管理情報の「時期的条件」の値が「-」でないため、時期的条件を有すると判断し、その「時期的条件」値である時期的条件「2021/10/20-2021/11/15」を取得する。この時期的条件は、現在の日付が、2021年10月20日から2021年11月15日までの間である」という条件であるとする。判断部105は、カレンダー(図示せず)から、現在の日付「2021年10月27日」を取得し、取得した日付が、取得した時期的条件が示す期間内の日付であるか判断する。なお、現在の日付は、上記で取得した日付を用いてもよい。取得した日付が上記の時期的条件が示す期間内の日付であるため、判断部105は時期的条件を満たすと判断する。
次に、判断部105は、上記と同じ通知管理情報において、「ユーザ条件」の値が「-」でないため、ユーザ条件があると判断し、判断部105は、ユーザ条件についての判断が必要であると判断し、「ユーザ条件」の値である「『年末調整アプリA』のユーザである」というユーザ条件を取得する。このユーザ条件は、呼出指示を送信したユーザが、「年末調整アプリA」というアプリ名のアプリを使用可能なユーザである、という条件であるとする。
判断部105は、取得したユーザ条件を満たすか否かの判断を行う。まず、判断部105は、呼出指示に対応付けられたユーザ識別子「U001」を取得し、図4に示したユーザ情報管理表において、「ユーザID」の値が取得したユーザ識別子「U001」と一致するレコード(行)の「使用アプリID」の値であるアプリ識別子「給与計算アプリB」および「会計アプリD」を取得する。そして、取得したアプリ識別子の中に、上記で取得したユーザ条件が示すアプリ識別子である「年末調整アプリA」と一致するアプリ識別子があるか判断する。そして、一致するアプリ識別子がある場合、判断部105は、ユーザ条件を満たすと判断し、ない場合、ユーザ条件を満たさないと判断する。ここでは「年末調整アプリA」と一致するアプリ識別子がないため、ユーザ条件を満たさないと判断する。このように、時期的条件を満たすと判断されたが、ユーザ条件は満たさないと判断されたため、判断部105は、上から2番目の通知管理情報の通知条件を満たさないと判断する。このため、通知情報取得部106は、この通知管理情報の通知情報を取得しない。
ここで、仮に、図4に示したユーザ情報管理表の、「ユーザID」の値がユーザ識別子「U001」と一致するレコード(行)から取得した「使用アプリID」の値であるアプリ識別子に、「年末調整アプリA」が含まれていたとすると、判断部105は、上記のユーザ条件が示すアプリ識別子「年末調整アプリA」と一致するアプリ識別子があると判断し、ユーザ条件を満たすと判断する。これにより、判断部105は、上から2番目の通知管理情報の通知条件を満たすと判断する。そして、通知情報取得部106は、この通知管理情報の通知情報を取得し、格納部(図示せず)に一時記憶することとなる。
判断部105は、図3に示した通知管理表の上から3番目以降のレコード(行)の通知管理情報についても、上記と同様の判断処理を行うが、現在の日付が、上から5番目までの通知管理情報の「時期的条件」が示す期間内の日付でないため、上から3番目から5番目までのレコードの通知管理情報については、通知条件を満たしていないと判断する。
上から6番目のレコードの通知管理情報については、「時期的条件」の値が「-」であるため、時期的条件がないと判断する。このため、判断部105は、同通知管理情報に「ユーザ条件」があるか判断する。ここでは、「ユーザ条件」の値が「-」でないため、ユーザ条件があると判断し、「ユーザ条件」の値であるユーザ条件「『人事・労務業務アプリC』のユーザである」というユーザ条件を取得する。このユーザ条件は、呼出指示を送信したユーザが、人事・労務業務アプリCというアプリ名のアプリを使用可能なユーザである、という条件であるとする。判断部105は、図4に示したユーザ情報管理表において、「ユーザID」の値が呼出指示に対応付けられたユーザ識別子「U001」と一致するレコード(行)の「使用アプリID」の値であるアプリ識別子「給与計算アプリB」および「会計アプリD」を取得し、取得したアプリ識別子の中に、上記で取得したユーザ条件が示すアプリ識別子である「年末調整アプリA」と一致するアプリ識別子があるか判断する。ここでは、一致するアプリ識別子がないため、判断部105は、ユーザ条件を満たさないと判断し、上から6番目の通知管理情報の通知条件を満たさないと判断する。このため、通知情報取得部106は、この通知管理情報の通知情報を取得しない。なお、アプリ識別子「給与計算アプリB」および「会計アプリD」については、上から2番目の通知管理情報に対する処理において取得したアプリ識別子を用いてもよい。
ここで、仮に、図4に示したユーザ情報管理表において、「ユーザID」の値がユーザ識別子「U001」と一致するレコード(行)から取得した「使用アプリID」の値であるアプリ識別子に、「人事・労務業務アプリC」が含まれていたとすると、判断部105は、上記のユーザ条件が示すアプリ識別子「人事・労務業務アプリC」と一致するアプリ識別子があると判断し、ユーザ条件を満たすと判断する。これにより、判断部105は、上から6番目の通知管理情報の通知条件を満たすと判断する。そして、通知情報取得部106は、この通知管理情報の通知情報を取得し、格納部(図示せず)に一時記憶することとなる。
上記のような通知情報管理表から通知情報を取得する処理が終わると、画面情報構成部107は、呼出指示受信部104が受信した呼出指示に対応付けられたアプリ識別子「給与計算アプリB」を取得し、このアプリ識別子「給与計算アプリB」が示すアプリが格納されているアプリ格納部102から、このアプリが含む画面元情報を取得する。例えば、アプリ識別子「給与計算アプリB」が示すアプリが、アプリ格納部102aに格納されているとすると、画面情報構成部107は、アプリ格納部102aから、アプリ識別子「給与計算アプリB」が示すアプリが含む画面元情報を取得する。そして、画面情報構成部107は、取得した画面元情報の、予め決められた通知情報が配置される領域に、上記で通知情報取得部106が取得した通知情報(ここでは、図3に示した通知管理表の上から1行目の通知管理情報が有する通知情報)を配置して、画面情報を構成する。
画面情報送信部108は、画面情報構成部107が構成した画面情報を、上記の呼出指示を送信したユーザ端末2(即ち、ユーザ識別子が「U001」であるユーザが使用するユーザ端末2)に送信する。
ユーザ識別子が「U001」であるユーザが使用するユーザ端末2のユーザ受信部が、上記の画面情報を受信すると、ユーザ出力部が、この画面情報を用いて、呼び出したアプリの画面を表示する。
図5は、ユーザ端末2による通知情報が配置されたアプリの画面の表示例を示す図である。図に示すように、アプリの画面の上側の、長手方向が横方向となるバー状の領域51に、通知情報が表示される。通知情報には、通知情報に対応する情報が配置されている画面等へのリンクを有するリンクボタン52が配置されている。
なお、通知情報取得部106が取得した通知情報が2以上である場合、画面情報構成部107が構成する画面情報は、複数の通知情報を、同じ領域内に配置した画面を表示する画面情報であってもよく、例えば、画面情報は、通知情報をそれぞれ異なる行に配列した画面を表示する画面情報であってもよい。また、通知情報が2以上である場合、画面情報は、複数の通知情報をタブやボタン等により切り替えて表示可能な画面を表示する画面情報であってもよく、複数の通知情報のうちの1つを順番に、あるいはランダムに切り替えて表示する画面情報であってもよい。複数の通知情報を表示する画面の画面情報は、上記の画面情報に限定されない。
ここで、上記において、仮に、通知情報管理表に格納される通知管理情報のいずれの通知条件も満たされず、通知情報取得部106が取得した通知情報がない場合、画面情報構成部107は、通知情報を配置しない画面情報を構成し、画面情報送信部108は、この画面情報をユーザ端末2に送信する。この画面情報を用いて、ユーザ端末2のユーザ出力部が呼び出したアプリの画面を表示する。
図6は、ユーザ端末2による通知情報が配置されていないアプリの画面の表示例を示す図である。
ここで、2021年11月17日に、ユーザ識別子「U002」で識別されるユーザBが、ユーザBが利用するユーザ端末2に対し、情報処理装置1に格納されているアプリ識別子であるアプリ名が「会計アプリD」であるアプリを呼び出す操作と、ログインのためのユーザ識別子「U002」を入力する操作と、を行ったとすると、ユーザ端末2のユーザ受付部がこの操作を受け付け、ユーザ送信部が、入力されたユーザ識別子「U002」と、アプリ識別子「会計アプリD」とに対応付けて呼出指示を情報処理装置1に送信する。なお、アプリ識別子「会計アプリD」が識別するアプリは、上述したアプリ識別子「給与計算アプリB」が識別するアプリが格納されているアプリ格納部102aとは異なるアプリ格納部102bに格納されているアプリであるとする。
情報処理装置1の呼出指示受信部104が、ユーザ識別子「U002」と、アプリ識別子「会計アプリD」とに対応付けられた上記の呼出指示を受信すると、判断部105は、上記と同様に、呼出指示に対応付けられたユーザ識別子やアプリ識別子が、上記において利用した通知管理表と同じ通知管理表である図3に示した通知管理表の各通知管理情報が有する通知条件を満たすか判断し、通知条件を満たす場合に、通知条件を満たす通知管理情報から通知情報取得部106が、通知情報を取得する。
ここでは、図3に示した通知管理表の、上から2行目の通知管理情報が有する「時期的条件」である「2021/10/20-2021/12/10」が示す期間に、カレンダーから取得した現在の日付が含まれるため、判断部105は、上から2行目の通知管理情報の時期的条件を満たすと判断する。また、図4に示したユーザ情報管理表から取得した、呼出指示受信部104が受信した呼出指示に対応づいているユーザ識別子「U002」と対応付けられたアプリ識別子が、「年末調整アプリA」を含むため、判断部105は、図3に示した通知管理表の、上から2行目の通知管理情報が有する「ユーザ条件」の値である「『年末調整アプリA』のユーザである」が示すというアプリ名のアプリを使用可能なユーザである、という条件を満たす判断する。このため、判断部105は、上から2行目の通知管理情報が有する通知条件を満たすと判断する。
通知条件を満たしているため、通知情報取得部106は、図3に示した通知管理表の上から2番目のレコード(行)の「通知情報」の属性値である通知情報「ヘルプセンターで…を確認できます。」を取得し、格納部(図示せず)に一時記憶する。
上記の上から2行目の通知管理情報以外の通知管理情報については、時期的条件またはユーザ条件の少なくとも一方を満たさないと判断されるため、判断部105は、通知条件を満たさないと判断し、通知情報取得部106は、これらの通知管理情報から通知情報を取得しない。
上記のような通知情報管理表から通知情報を取得する処理が終わると、画面情報構成部107は、受信した呼出指示に対応付けられたアプリ識別子「会計アプリD」を取得し、このアプリが格納されているアプリ格納部102bから、このアプリが含む画面元情報を取得し、取得した画面元情報の、予め決められた通知情報が配置される領域に、上記で通知情報取得部106が取得した通知情報(ここでは、図3に示した通知管理表の上から2行目の通知管理情報が有する通知情報)を配置して、画面情報を構成する。
画面情報送信部108は、この画面情報を、上記の呼出指示を送信したユーザ識別子が「U002」であるユーザが使用するユーザ端末2に送信し、このユーザ端末2のユーザ受信部が上記の画面情報を受信すると、ユーザ出力部が、この画面情報を用いて呼び出したアプリの画面を表示する。
図7は、ユーザ識別子が「U002」であるユーザが使用するユーザ端末2による通知情報が配置されたアプリの画面の表示例を示す図である。図に示すように、アプリの画面の上側の、長手方向が横方向となるバー状の領域61に、通知情報が表示される。
なお、この具体例においては、判断部105が、通知管理表の一番上のレコードの通知管理情報から順番に、下方向のレコードに向かって、通知管理情報が有する通知条件を満たすか否かの判断を行う場合を例に挙げて説明したが、判断部105が、通知管理表が有する複数の通知管理情報において、通知管理情報が有する通知条件を満たすか否かの判断を行う順番は、上記の順番以外の順番でもよく、上記の順番に限定されない。
ここで、管理者端末3を利用する管理者が、新たな通知情報が通知されるようにするために、新たな通知管理情報を入力し、この通知管理情報を追加するための予め決められた操作を行ったとする。管理者が入力した通知管理情報は、「2022/1/10-2022/1/31」という時期的条件と、「『会計アプリD』のユーザである」というユーザ条件と、「会計アプリDのアップデートを速やかに行ってください。」という通知情報とを有する情報であるとする。管理者端末3の管理者受付部は、この新たな通知管理情報を受け付け、管理者送信部は、受け付けた通知管理情報を、情報処理装置1に送信する。
情報処理装置1の通知管理情報受信部109が上記の通知管理情報を受信すると、通知管理情報蓄積部110が、受信された通知管理情報を、通知管理表格納部101に格納されている通知管理表に蓄積(ここでは、追記)する。
図8は、通知管理情報が追記された通知管理表の一例を示す図である。
以上、本実施の形態によれば、アプリケーションソフトウェアに関連する情報を適切かつ容易にユーザに閲覧させることができる。
(実施の形態2)
図9は、本実施の形態における情報システム1000aのブロック図である。
情報システム1000aは、情報処理装置1a、1または2以上のユーザ端末2、管理者端末3、および管理装置4を備える。情報処理装置1と各ユーザ端末2および管理装置4とは、有線または無線のネットワーク等を介して、通信可能に接続される。また、管理装置4と管理者端末3とは、有線または無線のネットワーク等を介して、通信可能に接続される。図においては、情報システム1000aが3以上のユーザ端末2を備えている場合を例に挙げて示している。
情報処理装置1aは、上記実施の形態1において、図1を用いて説明した情報処理装置1において、通知管理表格納部101、通知管理情報受信部109、および通知管理情報蓄積部110を省略したものである。
管理装置4は、通知管理表格納部401、通知管理情報受信部402、および通知管理情報蓄積部403を備えている。
通知管理表格納部401には、情報処理装置1aから参照される通知管理表が格納される。通知管理表は、上記実施の形態の通知管理表と同様である。通知管理表格納部401は、上記実施の形態の通知管理表格納部101と同様のものである。
通知管理情報受信部402は、管理者端末3から通知管理情報を受信する。通知管理情報受信部402は、上記実施の形態の通知管理情報受信部109と同様のものである。
通知管理情報蓄積部403は、通知管理情報受信部402が受信した通知管理情報を通知管理表格納部401に蓄積する。通知管理情報蓄積部403は、通知管理情報蓄積部110と同様のものである。
なお、情報処理装置1aの判断部105は、通知管理表格納部101の代わりに、管理装置4の通知管理表格納部401を参照し、通知管理表格納部401の1以上の各通知条件を満たすか否かを判断する。
また、通知情報取得部106は、通知管理表格納部101の代わりに、管理装置4の通知管理表格納部401から通知情報を取得する。
なお、管理装置4は、情報処理装置1aが、通知管理表格納部401の通知管理表を参照できるようにするための受信部や、送信部(図示せず)等を備えていてもよい。
なお、情報処理装置1が有するユーザ情報格納部103を、情報処理装置1に設ける代わりに管理装置4に設けるようにし、判断部105が、ユーザ情報を参照する際等には、この管理装置のユーザ情報格納部を参照するようにしてもよい。
また、この実施の形態においては、管理者端末3は、通知管理情報を情報処理装置1に代えて、管理装置4に送信する。
本実施の形態の情報処理装置1aの動作は、例えば、図2のフローチャートを用いて説明した上記実施の形態の情報処理装置1の動作において、ステップS113およびステップS114を省略し、ステップS101において、呼出指示を受信していない場合に、ステップS101に戻るようにし、判断部105が参照する通知管理表や、通知情報取得部106が通知情報を取得する通知管理表を、管理装置4の通知管理表格納部401に格納される通知管理表としたような動作となる。
ユーザ端末2の動作については、上記実施の形態のユーザ端末2の動作と同様である。
管理者端末3の動作については、通知管理情報の送信先が、管理装置4に変更される点を除けば、上記実施の形態の管理者端末3の動作と同様である。
以下、管理装置4の動作について簡単に説明すると、通知管理情報受信部402が、通知情報を受信したか否かを判断し、受信した場合、通知管理情報蓄積部403が、受信した通知管理情報を通知管理表格納部401に蓄積する。例えば、受信した通知管理表を、通知管理表格納部に格納されている通知管理表に追記する。また、通知情報を受信していない場合には、通知管理情報受信部402が、通知情報を受信したか否かの判断処理を繰り返し行う。また、管理装置4の管理受信部(図示せず)が、情報処理装置1aから、通知管理表格納部401に格納されている通知管理表を参照するための情報(例えば、クエリ等)を受信すると、管理装置4の管理送信部(図示せず)が、受信した情報に応じた情報を、通知管理表格納部401に格納されている通知管理表から取得して情報処理装置1aに送信する。
情報処理装置1aは、例えば、上記実施の形態において説明した情報処理装置1の動作の具体例において、管理装置4の通知管理表格納部401に格納された通知管理表を利用するようにし、通知管理情報の蓄積等を行わないようにした動作を行うことができる。
管理装置4は、例えば、上記実施の形態の具体例において説明した情報処理装置1の通知管理情報受信部109および通知管理情報蓄積部110が、通知管理情報を管理装置4から受信して通知管理表格納部101に蓄積する動作の具体例と同様の動作を行うことができる。
以上、本実施の形態においては、上記実施の形態と同様の効果を奏するとともに、情報処理装置1aとは別の管理装置4により通知管理表を管理することにより、通知管理表を柔軟に管理することができる。
なお、図10に示す変形例のように、上記実施の形態の情報システム1000aにおいて、2以上の情報処理装置1aを設けるようにし、各情報処理装置1aの判断部105が、一の管理装置4の通知管理表格納部401を参照し、通知管理表格納部401の1以上の各通知条件を満たすか否かを判断するようにしてもよい。この場合の異なる情報処理装置1aのアプリ格納部102に格納されるアプリは、異なるアプリであってもよい。例えば、情報処理システム1000は、給与管理アプリがアプリ格納部102に格納されており、呼出指示に応じて、通知条件を満たすか判断し、満たす場合に通知情報が配置された給与管理アプリの画面情報を構成してユーザ端末に送信する情報処理装置1aと、人事管理アプリがアプリ格納部102に格納されており、呼出指示に応じて、通知条件を満たすか判断し、満たす場合に通知情報が配置された人事管理アプリの画面情報を構成してユーザ端末に送信する情報処理装置1aと、を備えており、この2つの情報処理装置1aがいずれも、一の管理装置4の通知管理表格納部401を参照して、上記と同様の通知条件を満たすか否かの判断を行うようにしてもよい。このような情報システムにおいても、上記と同様の効果を奏する。
なお、上記各実施の形態において、各処理(各機能)は、単一の装置(システム)によって集中処理されることによって実現されてもよく、あるいは、複数の装置によって分散処理されることによって実現されてもよい。
また、上記各実施の形態において、一の装置に存在する2以上の通信手段(呼出指示受信部および通知管理情報受信部など)は、物理的に一の媒体で実現されても良いことは言うまでもない。
また、上記各実施の形態において、各構成要素は専用のハードウェアにより構成されてもよく、あるいは、ソフトウェアにより実現可能な構成要素については、プログラムを実行することによって実現されてもよい。例えば、ハードディスクや半導体メモリ等の記録媒体に記録されたソフトウェア・プログラムをCPU等のプログラム実行部が読み出して実行することによって、各構成要素が実現され得る。その実行時に、プログラム実行部は、格納部(例えば、ハードディスクやメモリ等の記録媒体)にアクセスしながらプログラムを実行してもよい。
なお、上記各実施の形態における情報処理装置を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、コンピュータを、アプリを呼び出す指示である呼出指示を、ユーザ端末から受信する呼出指示受信部と、呼出指示の受信に応じて、アプリを使用するユーザに通知される通知情報と、通知情報の通知のための条件である通知条件とを有する1以上の通知管理情報を有する通知管理表が格納される通知管理表格納部を参照し、通知管理表格納部の1以上の各通知条件を満たすか否かを判断する判断部と、判断部が満たすと判断した1以上の各通知条件と対になる通知情報を通知管理表格納部から取得する通知情報取得部と、アプリの画面を構成する元になる情報である画面元情報を含むアプリが格納されるアプリ格納部から、画面元情報を取得し、通知情報取得部が取得した1以上の通知情報を、画面元情報の中の予め決められた領域に配置し、送信する画面情報を構成する画面情報構成部と、画面情報構成部が構成した画面情報をユーザ端末に送信する画面情報送信部として機能させるためのプログラムである。
なお、上記プログラムにおいて、上記プログラムが実現する機能には、ハードウェアでしか実現できない機能は含まれない。例えば、情報を取得する取得部や、情報を出力する出力部などにおけるモデムやインターフェースカードなどのハードウェアでしか実現できない機能は、上記プログラムが実現する機能には含まれない。
また、このプログラムを実行するコンピュータは、単数であってもよく、複数であってもよい。すなわち、集中処理を行ってもよく、あるいは分散処理を行ってもよい。
図11は、上記プログラムを実行して、上記実施の形態による情報処理装置を実現するコンピュータの外観の一例を示す模式図である。上記実施の形態は、コンピュータハードウェア及びその上で実行されるコンピュータプログラムによって実現されうる。
図11において、コンピュータシステム900は、CD-ROM(Compact Disk Read Only Memory)ドライブ905を含むコンピュータ901と、キーボード902と、マウス903と、モニタ904とを備える。
図12は、コンピュータシステム900の内部構成を示す図である。図12において、コンピュータ901は、CD-ROMドライブ905に加えて、MPU(Micro Processing Unit)911と、ブートアッププログラム等のプログラムを記憶するためのROM912と、MPU911に接続され、アプリケーションプログラムの命令を一時的に記憶すると共に、一時記憶空間を提供するRAM(Random Access Memory)913と、アプリケーションプログラム、システムプログラム、及びデータを記憶するハードディスク914と、MPU911、ROM912等を相互に接続するバス915と、を備える。なお、コンピュータ901は、LANへの接続を提供する図示しないネットワークカードを含んでいてもよい。
コンピュータシステム900に、上記実施の形態による情報処理装置等の機能を実行させるプログラムは、CD-ROM921に記憶されて、CD-ROMドライブ905に挿入され、ハードディスク914に転送されてもよい。これに代えて、そのプログラムは、図示しないネットワークを介してコンピュータ901に送信され、ハードディスク914に記憶されてもよい。プログラムは実行の際にRAM913にロードされる。なお、プログラムは、CD-ROM921、またはネットワークから直接、ロードされてもよい。
プログラムは、コンピュータ901に、上記実施の形態による情報処理装置の機能を実行させるオペレーティングシステム(OS)、またはサードパーティプログラム等を必ずしも含んでいなくてもよい。プログラムは、制御された態様で適切な機能(モジュール)を呼び出し、所望の結果が得られるようにする命令の部分のみを含んでいてもよい。コンピュータシステム900がどのように動作するのかについては周知であり、詳細な説明は省略する。
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
以上のように、本発明にかかる情報処理装置等は、アプリに関連する情報の提供が行われる装置等として有用である。
1、1a 情報処理装置
2 ユーザ端末
3 管理者端末
4 管理装置
101、401 通知管理表格納部
102、102a、102b アプリ格納部
103 ユーザ情報格納部
104 呼出指示受信部
105 判断部
106 通知情報取得部
107 画面情報構成部
108 画面情報送信部
109、402 通知管理情報受信部
110、403 通知管理情報蓄積部
1000、1000a 情報システム

Claims (9)

  1. アプリを呼び出す指示である呼出指示を、ユーザ端末から受信する呼出指示受信部と、
    前記呼出指示の受信に応じて、前記アプリを使用するユーザに通知される通知情報と、当該通知情報の通知のための条件である通知条件とを有する1以上の通知管理情報を有する通知管理表が格納される通知管理表格納部を参照し、当該通知管理表格納部の1以上の各通知条件を満たすか否かを判断する判断部と、
    前記判断部が満たすと判断した1以上の各通知条件と対になる通知情報を前記通知管理表格納部から取得する通知情報取得部と、
    アプリの画面を構成する元になる情報である画面元情報を含むアプリが格納されるアプリ格納部から、前記画面元情報を取得し、前記通知情報取得部が取得した1以上の通知情報を、前記画面元情報の中の予め決められた領域に配置し、送信する画面情報を構成する画面情報構成部と、
    前記画面情報構成部が構成した前記画面情報を前記ユーザ端末に送信する画面情報送信部とを具備する情報処理装置。
  2. 前記通知条件は、時期的条件を含み、
    前記判断部は、
    現在の日の情報を含む時期情報を取得し、当該時期情報を含む情報が、前記1以上の各通知条件を満たすか否かを判断する、請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記呼出指示受信部は、
    前記呼出指示を、ユーザ識別子に対応付けて前記ユーザ端末から受信し、
    前記通知条件は、1以上のユーザ属性値に関するユーザ条件を含み、
    前記判断部は、
    ユーザ識別子に対応付けて、1以上のユーザ属性値を有する1以上のユーザ情報が格納されるユーザ情報格納部を参照し、前記呼出指示に対応するユーザ識別子と対になる1以上のユーザ属性値を前記ユーザ情報格納部から取得し、当該1以上のユーザ属性値を含む情報が、前記1以上の各通知条件を満たすか否かを判断する、請求項1または請求項2記載の情報処理装置。
  4. 前記1以上のユーザ属性値は、ユーザが使用可能なアプリを識別するアプリ識別子を含み、
    前記判断部は、
    前記呼出指示に対応するユーザ識別子を取得し、当該ユーザ識別子と対になる1以上のアプリ識別子を前記ユーザ情報格納部から取得し、当該1以上のアプリ識別子を含む情報が、前記1以上の各通知条件を満たすか否かを判断する、請求項3記載の情報処理装置。
  5. 前記呼出指示は、一のアプリ識別子に対応付いており、
    前記判断部は、異なるアプリ識別子に対応付いた呼出指示の受信に応じて、同じ通知管理表格納部を参照して、当該通知管理表格納部の1以上の各通知条件を満たすか否かを判断し、
    前記画面情報構成部は、
    2以上のアプリ格納部のうち、受信した呼出指示に対応付いた一のアプリ識別子に対応付く前記アプリ格納部から前記画面元情報を取得し、前記通知情報取得部が取得した1以上の通知情報を、前記画面元情報の中の予め決められた領域に配置し、送信する画面情報を構成する、請求項1から請求項4いずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. 前記2以上の各アプリは、業務用のアプリである、請求項5記載の情報処理装置。
  7. 請求項1から請求項6いずれか一項に記載の情報処理装置と、管理装置とを有する情報システムであって、
    前記管理装置は、
    前記情報処理装置から参照される通知管理表が格納される通知管理表格納部と、
    管理者端末から通知管理情報を受信する通知管理情報受信部と、
    前記通知管理情報を前記通知管理表格納部に蓄積する通知管理情報蓄積部とを具備する、情報システム。
  8. 呼出指示受信部と、判断部と、通知情報取得部と、画面情報構成部と、画面情報送信部とを用いて行われる情報処理方法であって、
    前記呼出指示受信部が、アプリを呼び出す指示である呼出指示を、ユーザ端末から受信する呼出指示受信ステップと、
    前記判断部が、前記呼出指示の受信に応じて、前記アプリを使用するユーザに通知される通知情報と、当該通知情報の通知のための条件である通知条件とを有する1以上の通知管理情報を有する通知管理表が格納される通知管理表格納部を参照し、当該通知管理表格納部の1以上の各通知条件を満たすか否かを判断する判断ステップと、
    前記通知情報取得部が、前記判断ステップで満たすと判断した1以上の各通知条件と対になる通知情報を前記通知管理表格納部から取得する通知情報取得部と、
    前記画面情報構成部が、アプリの画面を構成する元になる情報である画面元情報を含むアプリが格納されるアプリ格納部から、前記画面元情報を取得し、前記通知情報取得ステップで取得した1以上の通知情報を、前記画面元情報の中の予め決められた領域に配置し、送信する画面情報を構成する画面情報構成ステップと、
    前記画面情報送信部が、前記画面情報構成ステップで構成した前記画面情報を前記ユーザ端末に送信する画面情報送信ステップとを具備する情報処理方法。
  9. コンピュータを、
    アプリを呼び出す指示である呼出指示を、ユーザ端末から受信する呼出指示受信部と、
    前記呼出指示の受信に応じて、前記アプリを使用するユーザに通知される通知情報と、当該通知情報の通知のための条件である通知条件とを有する1以上の通知管理情報を有する通知管理表が格納される通知管理表格納部を参照し、当該通知管理表格納部の1以上の各通知条件を満たすか否かを判断する判断部と、
    前記判断部が満たすと判断した1以上の各通知条件と対になる通知情報を前記通知管理表格納部から取得する通知情報取得部と、
    アプリの画面を構成する元になる情報である画面元情報を含むアプリが格納されるアプリ格納部から、前記画面元情報を取得し、前記通知情報取得部が取得した1以上の通知情報を、前記画面元情報の中の予め決められた領域に配置し、送信する画面情報を構成する画面情報構成部と、
    前記画面情報構成部が構成した前記画面情報を前記ユーザ端末に送信する画面情報送信部として機能させるためのプログラム。
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