JP2023099907A - 勤怠管理装置、勤怠管理方法、およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】従来の勤怠管理装置においては、勤務のルールの相違に基づく、勤怠管理を行う装置の設定が容易ではなかった。【解決手段】1以上の各ユーザの勤怠情報を管理するための勤怠管理機能を有する勤怠管理装置1であって、勤務のルールに関する1以上の設問を有するアンケートに対する1以上の回答情報を有する回答集合を、ユーザ識別子に対応付けて受信する回答集合受信部121と、回答集合に応じて、勤怠管理機能を実現するために出力される画面が異なる、勤怠管理装置1により、勤務のルールの相違に基づく、勤怠管理を行う装置の設定が容易に行える。【選択図】図2
Description
本発明は、勤怠管理装置等に関するものである。
業種や会社によって勤務のルールや働き方等が異なる。そのため、勤務のルールや働き方等に応じた勤怠管理装置のカスタマイズを手作業により行うか、カスタマイズを行わずに勤怠管理装置が使用されていた。
また、従来、適切な勤怠管理を行える、とする勤怠管理装置があった(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、従来技術においては、勤務のルールの相違に基づく、勤怠管理を行う装置の設定が容易ではなかった。
本第一の発明の勤怠管理装置は、1以上の各ユーザの勤怠情報を管理するための勤怠管理機能を有する勤怠管理装置であって、勤務のルールに関する1以上の設問を有するアンケートに対する1以上の回答情報を有する回答集合を、ユーザ識別子に対応付けて受信する回答集合受信部と、回答集合に応じて、勤怠管理機能を実現するために出力される画面が異なる、勤怠管理装置である。
かかる構成により、勤務のルールの相違に基づく、勤怠管理を行う装置の設定が容易に行える。
また、本第二の発明の勤怠管理装置は、第一の発明に対して、回答集合を用いて、勤怠管理機能を実現するための処理を実行するための1以上の設定情報を取得する設定情報取得部と、設定情報取得部が取得した設定情報を、回答集合に対応するユーザ識別子に対応付けて蓄積する設定部と、ユーザ識別子を受け付けるユーザ識別子受付部と、ユーザ識別子受付部が受け付けたユーザ識別子に対応する1以上の設定情報を用いて、勤怠管理機能を実現するための処理を実行する実行部とをさらに具備する勤怠管理装置である。
かかる構成により、勤務のルールの相違に基づく、勤怠管理を行う装置の設定が容易に行える。
また、本第三の発明の勤怠管理装置は、第二の発明に対して、設定情報取得部は、回答集合に関する条件である1以上の各回答条件に対応付いた設定情報または処理識別子が格納されている条件格納部を参照し、回答集合に合致する回答条件を決定し、回答条件と対になる設定情報または処理識別子を条件格納部から取得し、処理識別子を取得した場合には処理識別子で識別される処理を実行し、設定情報を取得する、勤怠管理装置である。
かかる構成により、勤務のルールの相違に基づく、勤怠管理を行う装置の設定が容易に行える。
また、本第四の発明の勤怠管理装置は、第二または第三の発明に対して、設定情報取得部は、回答集合を用いて、ユーザインターフェイスに関する情報であるUI情報である設定情報を取得し、実行部は、UI情報に対応する画面であり、勤怠管理機能を実現するための画面を出力する、勤怠管理装置である。
かかる構成により、勤務のルールの相違に基づく、勤怠管理を行う装置のユーザインターフェイスの設定が容易に行える。
また、本第五の発明の勤怠管理装置は、第二または第三の発明に対して、実行部が使用するマスターテーブルであり、1以上のデータを有するマスターテーブルが格納されるマスターテーブル格納部をさらに具備し、設定情報取得部は、回答集合を用いて、マスターテーブルの中の使用するデータを決定し、使用するデータを特定するデータ特定情報である1以上の設定情報を、ユーザ識別子に対応付けて蓄積する、勤怠管理装置である。
かかる構成により、勤務のルールの相違に基づく、勤怠管理を行う装置のマスターテーブルの設定が容易に行える。
また、本第六の発明の勤怠管理装置は、第五の発明に対して、実行部は、ユーザ識別子受付部が受け付けたユーザ識別子に対応するデータ特定情報を用いて、マスターテーブルを用いたメニューを構成するデータを取得し、データを用いてメニューを構成し、メニューを出力する、勤怠管理装置である。
かかる構成により、勤務のルールの相違に基づく、勤怠管理を行う装置のマスターテーブルの設定が容易に行える。
また、本第七の発明の勤怠管理装置は、第二の発明に対して、設定情報取得部は、回答集合を用いて、勤怠管理機能を実現するための処理を実行するために使用する機能を特定する機能特定情報である1以上の設定情報を取得し、実行部は、機能特定情報が特定する機能を遂行するための画面を出力する、勤怠管理装置である。
かかる構成により、勤務のルールの相違に基づく、勤怠管理を行う装置の機能の設定が容易に行える。
また、本第八の発明の勤怠管理装置は、第二から第七いずれか1つの発明に対して、設定情報取得部は、一の設問に対する一の回答情報を用いて、2以上の設定情報を取得する、勤怠管理装置である。
かかる構成により、勤務のルールの相違に基づく、勤怠管理を行う装置の設定が容易に行える。
また、本第九の発明の勤怠管理装置は、第二から第七いずれか1つの発明に対して、設定情報取得部は、2以上の設問に対する回答集合を用いて、一の設定情報を取得する、勤怠管理装置である。
かかる構成により、勤務のルールの相違に基づく、勤怠管理を行う装置の設定が容易に行える。
また、本第十の発明の勤怠管理装置は、第一から第九いずれか1つの発明に対して、ユーザに対応する設定が行われていない場合に、アンケートをユーザの端末装置に送信するアンケート送信部をさらに具備し、回答集合受信部は、アンケートの送信に応じて、アンケートに対する回答集合を、ユーザ識別子に対応付けて受信する勤怠管理装置である。
かかる構成により、勤務のルールの相違に基づく、勤怠管理を行う装置の設定が容易に行える。
本発明による勤怠管理装置によれば、勤務のルールの相違に基づく、勤怠管理を行う装置の設定が容易に行える。
以下、勤怠管理装置等の実施形態について図面を参照して説明する。なお、実施の形態において同じ符号を付した構成要素は同様の動作を行うので、再度の説明を省略する場合がある。
(実施の形態1)
本実施の形態において、勤務に関するアンケートに対する1以上の回答を有する回答集合を受け付け、当該回答集合を用いて、カスタイマイズする勤怠管理装置について説明する。なお、カスタマイズの対象は、例えば、ユーザインターフェイス、マスターテーブル、機能である。また、かかるカスタマイズの結果、回答集合に応じて、勤怠管理機能を実現するために出力される画面が異なるものとなる。なお、画面が異なることは、画面の一部、画面を構成するUIオブジェクトが異なることでも良い。UIオブジェクトは、画面を構成する部品であり、例えば、メニュー、ボタン、フィールド、画面である。
本実施の形態において、勤務に関するアンケートに対する1以上の回答を有する回答集合を受け付け、当該回答集合を用いて、カスタイマイズする勤怠管理装置について説明する。なお、カスタマイズの対象は、例えば、ユーザインターフェイス、マスターテーブル、機能である。また、かかるカスタマイズの結果、回答集合に応じて、勤怠管理機能を実現するために出力される画面が異なるものとなる。なお、画面が異なることは、画面の一部、画面を構成するUIオブジェクトが異なることでも良い。UIオブジェクトは、画面を構成する部品であり、例えば、メニュー、ボタン、フィールド、画面である。
また、本実施の形態において、-の回答から、2以上の設定情報が設定される勤怠管理装置について説明する。なお、設定情報については後述する。また、設定情報の設定により、勤怠管理装置がカスタイマイズされる。
さらに、本実施の形態において、2以上の回答から、一の設定情報が設定される勤怠管理装置について説明する。
図1は、本実施の形態における情報システムAの概念図である。情報システムAは、勤怠管理装置1、および1または2以上の端末装置2を備える。
勤怠管理装置1は、勤怠情報を管理する装置である。勤怠管理装置1は、勤怠管理機能を有する。勤怠管理機能は、勤怠管理に関するいずれかの機能である。勤怠管理機能は、例えば、勤怠情報を受信する機能、勤怠情報を蓄積する機能、勤怠情報を入力するための画面を端末装置2に出力するための機能、勤怠情報を入力するためのメニューを端末装置2に出力するための機能である。勤怠管理装置1は、いわゆるサーバであり、例えば、クラウドサーバ、ASPサーバであるが、その種類は問わない。
端末装置2は、ユーザが使用する端末である。端末装置2は、例えば、いわゆるパーソナルコンピュータ、スマートフォン等の多機能携帯電話、携帯電話、タブレット型端末であるが、その種類は問わない。なお、ユーザは、勤怠管理装置1を使用する人、または勤怠管理装置1の管理者である。
勤怠管理装置1と1以上の各端末装置2とは、インターネットやLAN等のネットワークにより通信可能である。
図2は、本実施の形態における情報システムAのブロック図である。
勤怠管理装置1は、格納部11、受信部12、処理部13、および送信部14を備える。格納部11は、条件格納部111、マスターテーブル格納部112、および勤怠情報格納部113を備える。受信部12は、回答集合受信部121、およびユーザ識別子受付部122を備える。処理部13は、設定情報取得部131、設定部132、および実行部133を備える。送信部14は、アンケート送信部141を備える。
端末装置2は、端末格納部21、端末受付部22、端末処理部23、端末送信部24、端末受信部25、および端末出力部26を備える。
勤怠管理装置1を構成する格納部11には、各種の情報が格納される。各種の情報とは、例えば、後述する条件情報、後述するマスターテーブル、後述する勤怠情報、ユーザ情報、勤務規定情報、設定情報である。
ユーザ情報は、勤怠管理装置1を利用するユーザに関する情報である。ユーザ情報は、例えば、ユーザ識別子とパスワードとを含む。ユーザ情報は、例えば、組織識別子を含む。組織識別子は、ユーザが属する組織を識別する情報である。組織は、例えば、会社、部署である。
勤務規定情報は、勤務の規定に関する情報であり、ユーザが閲覧可能な情報である。勤務規定情報は、例えば、時間外労働清算規則、休日/休暇規定、みなし残業規定等である。勤務規定情報は、例えば、ファイルであるが、DBの表やレコード等でも良く、そのデータ構造等は問わない。
格納部11の設定情報は、ユーザ識別子に対応付いている。ユーザ識別子に対応付いていることは、ユーザが属する組織識別子に対応付いていることでも良い。設定情報は、勤怠管理機能を実現するための処理を実行する場合に使用される情報である。設定情報は、カスタマイズ対象の情報である、と言っても良い。設定情報は、例えば、UI情報、データ特定情報、機能特定情報である。設定情報は、例えば、回答条件を特定する情報である。回答条件を特定する情報は、回答条件を特定するIDである。
条件格納部111には、1以上の条件情報が格納されている。条件情報は、回答条件に対応付いた設定情報または処理識別子である。条件情報は、回答条件を含んでも良い。回答条件は、回答集合に関する条件である。回答集合は、1または2以上の回答情報の集合である。回答情報は、アンケートが有する質問に対する回答を特定する情報である。回答情報は、質問に対する回答そのものでも良い。
UI情報は、ユーザインターフェイスに関する情報である。UI情報は、例えば、非表示となるUIオブジェクトを特定する情報、表示されるUIオブジェクトを特定する情報である。UIオブジェクトは、ユーザインターフェイスを構成する部品であり、例えば、画面、ボタン、メニュー、メニュー項目である。UI情報は、UIオブジェクト情報でも良い。UIオブジェクト情報は、UIオブジェクトを構成する情報であり、例えば、画面情報、メニュー情報である。
データ特定情報は、勤怠管理装置1の画面において使用される使用するデータを特定する情報である。データ特定情報は、マスターテーブルが有するデータの中で、使用されるデータを特定する情報である。使用されるデータを特定する情報は、使用されないデータを特定する情報でも良い。データ特定情報に基づいて、例えば、画面が有する選択オブジェクトが決定される。選択オブジェクトとは、選択対象のオブジェクトであり、例えば、メニュー項目、ボタン、選択されるタブである。データ特定情報は、例えば、メニューを構成する際に、除かれるメニュー項目を特定する情報である。データ特定情報は、例えば、マスターテーブルのうち、使用されない情報を特定する情報であり、例えば、マスターテーブルのレコードID、使用されない情報(属性値)そのものである。データ特定情報は、例えば、マスターテーブルの中で使用する情報のみからなるテーブルである。
機能特定情報は、使用される機能を特定する情報である。機能特定情報は、勤怠管理機能を実現するための処理を実行するために使用する機能を特定する情報である。機能特定情報は、例えば、使用されない画面の画面識別子、使用されない画面を呼び出すための選択オブジェクト、関数名、メソッド名である。
マスターテーブル格納部112には、1または2以上のマスターテーブルが格納される。マスターテーブルは、実行部133が使用するテーブルである。マスターテーブルは、1以上の情報(属性値)を有する。マスターテーブルの各情報は、例えば、メニュー項目を構成する情報である。
勤怠情報格納部113には、1以上の各ユーザ識別子に対応付けられた勤怠情報が格納される。勤怠情報は、勤務時間に関する情報を含む。勤怠情報は、例えば、日付、勤務開始時刻、勤務終了時刻を有する。勤怠情報は、例えば、出張である旨の情報、有給である旨の情報、欠勤である旨の情報である。勤怠情報は、ユーザの勤怠に関する情報であれば良く、その内容やデータ構造等は問わない。
受信部12は、端末装置2から各種の指示や情報を受信する。各種の指示や情報は、例えば、回答集合、ユーザ識別子、ログイン指示、特定の画面の出力指示、特定のメニューの出力指示、勤怠情報である。
ログイン指示は、勤怠管理装置1へのログインの指示である。ログイン指示は、ユーザ識別子に対応付いている。ログイン指示は、例えば、ユーザ識別子とパスワードとを含む。なお、ユーザ識別子は、ユーザを識別する情報である。ユーザ識別子は、例えば、ユーザID、メールアドレス、電話番号である。
回答集合受信部121は、回答集合を、ユーザ識別子に対応付けて受信する。回答集合とは、アンケートに対する1以上の回答情報を有する情報である。アンケートは、ここでは、勤務のルールに関する1以上の設問を有する。
回答集合受信部121が受信する回答集合は、組織を識別する組織識別子に対応付いていても良い。かかる場合、ユーザ識別子は、組織識別子に対応付いている。組織識別子は、同じ勤務体系の2以上のユーザが属する組織を識別する情報である。
回答集合受信部121は、アンケートの送信に応じて、アンケートに対する回答集合を、ユーザ識別子に対応付けて受信することは好適である。
ユーザ識別子受付部122は、ユーザ識別子を受け付ける。ユーザ識別子受付部122は、例えば、端末装置2からユーザ識別子を受信する。ユーザ識別子受付部122は、例えば、ログイン指示に含まれるユーザ識別子を取得する。
ここで、受け付けとは、通常、端末装置2からの受信であるが、キーボードやマウス、タッチパネルなどの入力デバイスから入力された情報の受け付け、光ディスクや磁気ディスク、半導体メモリなどの記録媒体から読み出された情報の受け付けなどを含む概念であっても良い。
処理部13は、各種の処理を行う。各種の処理は、例えば、設定情報取得部131、設定部132、実行部133が行う処理である。
設定情報取得部131は、受信された回答集合を用いて、勤怠管理機能を実現するための処理を実行するための1以上の設定情報を取得する。
設定情報取得部131は、例えば、条件格納部111に格納されている回答条件から、受信された回答集合に合致する1または2以上の回答条件を決定し、各回答条件と対になる1または2以上の設定情報を条件格納部111から取得する。
設定情報取得部131は、例えば、条件格納部111に格納されている1以上の回答条件の中から、受信された回答集合に合致する回答条件を決定し、当該回答条件と対になる処理識別子を条件格納部111から取得し、当該処理識別子で識別される処理を実行し、設定情報を取得する。処理識別子とは、処理を識別する情報である。処理識別子は、例えば、関数名、メソッド名、実行可能な選択オブジェクト、命令名である。
設定情報取得部131は、例えば、受信された回答集合を用いて、UI情報である設定情報を条件格納部111から取得する。
設定情報取得部131は、例えば、受信された回答集合を用いて、マスターテーブルの中の使用するデータを決定し、使用するデータを特定するデータ特定情報である1以上の設定情報を、ユーザ識別子に対応付けて蓄積する。
設定情報取得部131は、例えば、受信された回答集合を用いて、機能特定情報である1以上の設定情報を取得する。
設定情報取得部131は、例えば、一の設問に対する一の回答情報を用いて、2以上の設定情報を取得する。なお、設問は、質問と言っても良い。
設定情報取得部131は、例えば、2以上の設問に対する回答集合を用いて、一の設定情報を取得する。
設定部132は、設定情報取得部131が取得した1または2以上の設定情報を、回答集合に対応するユーザ識別子に対応付けて蓄積する。設定部132は、通常、1以上の設定情報を格納部11に蓄積するが、図示しない外部の装置に蓄積しても良い。
実行部133は、ユーザ識別子受付部122が受け付けたユーザ識別子に対応する1以上の設定情報を用いて、勤怠管理機能を実現するための処理を実行する。勤怠管理機能を実現するための処理は、例えば、勤怠情報の蓄積、勤怠情報の入力や閲覧等のための画面の出力、勤怠情報の入力や閲覧等のためのメニューの出力等である。
実行部133は、例えば、UI情報に対応する画面であり、勤怠管理機能を実現するための画面を出力する。
実行部133は、例えば、ユーザ識別子受付部122が受け付けたユーザ識別子に対応するデータ特定情報を用いて、マスターテーブルを用いたメニューを構成するデータを取得し、データを用いてメニューを構成し、メニューを出力する。
実行部133は、例えば、機能特定情報が特定する機能を遂行するための画面を出力する。
ここで、出力とは、通常、端末装置2への送信であるが、ディスプレイへの表示、プロジェクターを用いた投影、記録媒体への蓄積、他の処理装置や他のプログラムなどへの処理結果の引渡しなどを含む概念である。
送信部14は、各種の情報を送信する。各種の情報は、例えば、アンケート、各種の画面情報、メニュー情報である。画面情報は、画面を構成するための情報である。メニュー情報は、メニューを構成するための情報である。画面情報、メニュー情報は、例えば、HTML、XMLで実現されるが、その実現手段は問わない。
アンケート送信部141は、ユーザに対応する設定が行われていない場合に、アンケートを端末装置2に送信する。ユーザに対応する設定が行われていない場合は、例えば、当該ユーザが端末装置2から最初に勤怠管理装置1にログインした場合である。
アンケート送信部141は、例えば、ユーザのログイン時に、当該ユーザのユーザ識別子と対になる設定情報が存在するか否かを判断し、存在しない場合に、アンケートを端末装置2に送信する。
アンケート送信部141は、例えば、ユーザのログイン時に、当該ユーザのユーザ識別子と対になる設定済みフラグが格納部11に存在するか否かを判断し、存在しない場合に、アンケートを端末装置2に送信する。設定済みフラグとは、設定情報の蓄積が完了している旨を示す情報である。
アンケート送信部141は、一のユーザが端末装置2から最初に勤怠管理装置1にログインした場合に、アンケートを端末装置2に送信する。
端末装置2を構成する端末格納部21には、各種の情報が格納される。各種の情報は、例えば、ユーザ識別子である。
端末受付部22は、各種の情報や指示を受け付ける。各種の情報や指示は、ログイン指示、回答集合、勤怠管理機能を実行させるための各種の指示、勤怠情報である。各種の情報や指示の入力手段は、タッチパネルやキーボードやマウスやメニュー画面によるもの等、何でも良い。
ここで、受け付けとは、キーボードやマウス、タッチパネルなどの入力デバイスから入力された情報の受け付け、有線もしくは無線の通信回線を介して送信された情報の受信、光ディスクや磁気ディスク、半導体メモリなどの記録媒体から読み出された情報の受け付けなどを含む概念である。
端末処理部23は、各種の処理を行う。各種の処理とは、例えば、端末受付部22が受け付けた指示や情報等を、送信する構造の指示や情報等に変更する処理、端末受信部25が受信した情報を出力する構造に変更する処理等である。
端末送信部24は、各種の情報や指示等を送信する。各種の情報や指示等とは、例えば、ログイン指示、回答集合、勤怠情報である。
端末受信部25は、各種の情報を受信する。各種の情報とは、例えば、アンケート、勤怠情報、画面情報である。
端末出力部26は、各種の情報を出力する。各種の情報とは、例えば、端末受信部25が受信し、端末処理部23が出力される構造に変更した情報であり、例えば、各種の画面、アンケートである。
ここで、出力とは、ディスプレイへの表示、プロジェクターを用いた投影、プリンタでの印字、音出力、外部の装置への送信、記録媒体への蓄積、他の処理装置や他のプログラムなどへの処理結果の引渡しなどを含む概念である。
格納部11、条件格納部111、マスターテーブル格納部112、勤怠情報格納部113、および端末格納部21は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。
格納部11等に情報が記憶される過程は問わない。例えば、記録媒体を介して情報が格納部11等で記憶されるようになってもよく、通信回線等を介して送信された情報が格納部11等で記憶されるようになってもよく、あるいは、入力デバイスを介して入力された情報が格納部11等で記憶されるようになってもよい。
受信部12、回答集合受信部121、ユーザ識別子受付部122、および端末受信部25は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送を受信する手段で実現されても良い。
処理部13、設定情報取得部131、設定部132、実行部133、および端末処理部23、通常、プロセッサやメモリ等から実現され得る。処理部13等の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。プロセッサは、例えば、MPU、CPU、GPUであるが、その種類は問わない。
送信部14、アンケート送信部141、および端末送信部24は、通常、無線または有線の通信手段で実現される。
端末受付部22は、タッチパネルやキーボード等の入力手段のデバイスドライバーや、メニュー画面の制御ソフトウェア等で実現され得る。
端末出力部26は、ディスプレイやスピーカー等の出力デバイスを含むと考えても含まないと考えても良い。端末出力部26は、出力デバイスのドライバーソフトまたは、出力デバイスのドライバーソフトと出力デバイス等で実現され得る。
次に、情報システムAの動作例について説明する。まず、勤怠管理装置1の動作例について、図3のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS301)受信部12は、ログイン指示を受信したか否かを判断する。ログイン指示を受信した場合はステップS302に行き、ログイン指示を受信しなかった場合はステップS309に行く。
(ステップS302)処理部13は、ステップS301におけるログイン指示に対応する認証処理を行い、認証処理の結果が認証許可であるか、認証不許可であるかを判断する。認証許可であればステップS303に行き、認証不許可であればステップS308に行く。なお、認証処理は公知技術であるので、詳細な説明を省略する。
(ステップS303)処理部13は、ログイン指示に含まれるユーザ識別子で識別されるユーザに対応する設定が既に行われているか否かを判断する。設定が既に行われている場合はステップS307に行き、未設定である場合はステップS304に行く。
なお、処理部13は、例えば、ログイン指示に含まれるユーザ識別子に対応する設定情報が格納部11に存在するか否かを判断する。また、処理部13は、例えば、ログイン指示に含まれるユーザ識別子に対応する設定済みフラグが格納部11に存在するか否かを判断する。
(ステップS304)処理部13は、格納部11からアンケートを取得する。アンケート送信部141は、ログイン指示を送信してきた端末装置2に、当該アンケートを送信する。
(ステップS305)回答集合受信部121は、回答集合を受信したか否かを判断する。回答集合を受信した場合はステップS306に行き、受信しなかった場合はステップS305に戻る。
(ステップS306)設定情報取得部131等は、ステップS305で受信された回答集合を用いて、設定処理を行う。設定処理の例について、図4のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS307)処理部13は、ログイン後のトップ画面の画面情報を取得する。送信部14は、当該画面情報を端末装置2に送信する。ステップS301に戻る。
(ステップS308)送信部14は、ログインのエラーメッセージを端末装置2に送信する。ステップS301に戻る。
(ステップS309)受信部12は、各種の指示を受信したか否かを判断する。各種の指示を受信した場合はステップS309に行き、各種の指示を受信しなかった場合はステップS311に行く。
(ステップS310)処理部13等は、ステップS309で受信された指示に対応する処理を行う。ステップS301に戻る。かかる指示対応処理の例について、図5のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS311)受信部12は、勤怠情報を受信したか否かを判断する。勤怠情報を受信した場合はステップS312に行き、受信しなかった場合はステップS301に戻る。
(ステップS312)実行部133は、ユーザ識別子に対応付けて、ステップS311で受信された勤怠情報を勤怠情報格納部113に蓄積する。ステップS301に戻る。
なお、図3のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
次に、ステップS306の設定処理の例について、図4のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS401)設定情報取得部131は、カウンタiに1を代入する。
(ステップS402)設定情報取得部131は、条件格納部111に、i番目の回答条件が存在するか否かを判断する。i番目の回答条件が存在する場合はステップS403に行き、存在しない場合は上位処理にリターンする。
(ステップS403)設定情報取得部131は、条件格納部111からi番目の回答条件を取得する。
(ステップS404)設定情報取得部131は、i番目の回答条件を満たすか否かの判断に用いる1または2以上の回答情報を、受信されている回答集合から取得する。
(ステップS405)設定情報取得部131は、ステップS404で取得された1以上の回答情報が、ステップS403で取得したi番目の回答条件を満たすか否かを判断する。i番目の回答条件を満たす場合はステップS406に行き、満たさない場合はステップS410に行く。
(ステップS406)設定情報取得部131は、i番目の回答条件に対応する情報を取得する。なお、ここでの情報は、設定情報または処理識別子である。
(ステップS407)設定情報取得部131は、ステップS406で取得した情報が処理識別子であるかを判断する。処理識別子である場合はステップS408に行き、処理識別子でない場合はステップS409に行く。
(ステップS408)設定情報取得部131は、処理識別子で識別される処理を実行し、設定情報を取得する。
(ステップS409)設定部132は、取得された設定情報をユーザ識別子に対応付けて、格納部11に蓄積する。なお、ここで、設定部132は、ユーザ識別子に対応付けて、設定済みフラグを蓄積しても良い。
(ステップS410)設定情報取得部131は、カウンタiを1、インクリメントする。ステップS402に戻る。
なお、図4のフローチャートにおいて、ステップS406で2以上の情報を取得した場合、情報の数だけ、ステップS407~ステップS409をループする。
次に、ステップS310の指示対応処理の例について、図5のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS501)実行部133は、指示に対応するUIオブジェクト識別子を取得する。
(ステップS502)実行部133は、UIオブジェクト識別子に対応する設定情報が存在するか否かを判断する。設定情報が存在する場合はステップS503に行き、存在しない場合はステップS504に行く。
(ステップS503)実行部133は、UIオブジェクト識別子に対応する設定情報を取得する。
(ステップS504)実行部133は、UIオブジェクト識別子で識別されるUIオブジェクトのUIオブジェクト情報を構成する。
(ステップS505)実行部133は、ステップS504で構成したUIオブジェクト情報を端末装置2に送信する。上位処理にリターンする。
次に、端末装置2の動作例について、図6のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS601)端末受付部22は、ログイン指示を受け付けたか否かを判断する。ログイン指示を受け付けた場合はステップS602に行き、受け付けなかった場合はステップS605に行く。
(ステップS602)端末処理部23は、送信するログイン指示を構成する。端末送信部24は、当該ログイン指示を勤怠管理装置1に送信する。なお、ログイン指示は、例えば、ユーザ識別子を有する。
(ステップS603)端末受信部25は、勤怠管理装置1から情報を受信したか否かを判断する。情報を受信した場合はステップS604に行き、情報を受信しなかった場合はステップS603に戻る。
(ステップS604) 端末処理部23は、受信された情報を用いて、出力する画面を構成する。端末出力部26は、当該画面を出力する。
(ステップS605)端末受付部22は、回答集合を受け付けたか否かを判断する。回答集合を受け付けた場合はステップS606に行き、受け付けなかった場合はステップS607に行く。
(ステップS606)端末処理部23は、送信する回答集合を構成する。端末送信部24は、当該回答集合を勤怠管理装置1に送信する。
(ステップS607)端末受付部22は、各種の指示や情報を受け付けたか否かを判断する。指示や情報を受け付けた場合はステップS608に行き、受け付けなかった場合はステップS601に戻る。
(ステップS608)端末処理部23等は、受け付けられた指示や情報に応じた処理を行う。ステップS601に戻る。
なお、図6のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
以下、本実施の形態における情報システムAの具体的な動作例について説明する。情報システムAの概念図は図1である。
今、勤怠管理装置1の条件格納部111には、図7に示す条件管理表が格納されている、とする。条件管理表は、「ID」「回答条件」「設定情報又は処理識別子」を有する1以上のレコードが管理されている。「回答条件」は、「質問ID」「条件」を有する。「ID」はレコードを識別する情報である。
図7において、「ID=1」のレコードの「回答条件」は、「質問ID=Q1」の回答が「フレックスタイム制ではなく、かつ1ヶ月単位の変形労働時間制ではなく、かつ1年単位の変形労働時間制ではない」ことを満たす場合に合致する、と判断される条件である。「設定情報又は処理識別子」における「delete」は、「from」句におけるUIオブジェクト情報(例えば、メニュー情報、画面情報)またはマスターテーブルから、指定された対象を削除する処理を特定する処理識別子である。指定された対象は、「delete」の次の文字列である。
「ID=1」のレコードの「設定情報又は処理識別子」である「delete ‘時間外労働清算規定’ from 勤務規定マスターテーブル」は、「勤務規定マスターテーブル」というマスターテーブルから‘時間外労働清算規定“を削除したマスターテーブルを使用することを意味する。かかる処理の実行により、‘時間外労働清算規定’というメニュー項目が表示されていない勤務規定マスターテーブルを用いたメニューが取得され、出力されることとなる。
また、「ID=1」のレコードの「設定情報又は処理識別子」である「勤務規則=通常勤務」は、変数「勤務規則」として値「通常勤務」を設定することを意味する。かかる設定情報により、変数「勤務規則」の値を出力する画面において、「通常勤務」が出力されることとなる。
また、「ID=1」のレコードの「設定情報又は処理識別子」である「delete ‘時間外労働清算規則フィールド’ from 社員情報画面」は、「社員情報画面」という画面識別子で識別される画面情報から‘時間外労働清算規則フィールド’というUIオブジェクト情報(ここでは、フィールド)を削除することを意味する。かかる処理の実行により、‘時間外労働清算規則フィールド’というフィールドを含まない社員情報画面が出力されることとなる。
また、「ID=1」のレコードの「設定情報又は処理識別子」である「delete ‘時間外労働清算規定“ from 管理資料・区分別マスターテーブル」は、「管理資料・区分別マスターテーブル」というマスターテーブルから‘時間外労働清算規定“を削除したマスターテーブルを使用することを意味する。かかる処理の実行により、‘時間外労働清算規定’というメニュー項目を含まないメニューであり、管理資料・区分別マスターテーブルを用いたメニューが出力されることとなる。
また、図7の「ID=4」のレコードは、質問ID「Q4」に対応する回答が「共用のPCでのICEカードをかざして打刻」ではない場合に、処理識別子「delete ‘奉行タイムレコーダー設定’ from メインメニュー.Webアプリ」を実行し、「メインメニュー.Webアプリ」というマスターテーブルから値‘奉行タイムレコーダー設定’を除いたメニューであり、「メインメニュー.Webアプリ」というマスターテーブルを用いたメニューを出力することを意味する。
また、勤怠管理装置1のマスターテーブル格納部112には、図8に示す勤務規定マスターテーブルが格納されている。勤務規定マスターテーブルは、各種の勤務規定が管理される表である。勤務規定マスターテーブルは、「ID」「勤務規定メニュー項目」「規定ファイル名」を有する1以上のレコードを有する。「ID」はレコードを識別する情報である。「勤務規定メニュー項目」は、勤務規定メニューというメニューを構成するメニュー項目である。「規定ファイル名」は、メニュー項目が選択された場合に出力される規定ファイルの名称である。なお、「規定ファイル名」で識別される規定ファイルは、格納部11に格納されている、とする。なお、規定ファイルの構造等は問わない。また、勤務規定メニュー項目に対応する情報はファイルではなく、データベースのテーブルやレコード等でも良く、情報のフォーマットや格納先等は問わない。
また、勤怠管理装置1のマスターテーブル格納部112には、図9に示す勤務種別マスターテーブルが格納されている。勤務種別マスターテーブルは、勤務種別を管理するテーブルである。勤務種別マスターテーブルは、「ID」「勤務種別」を有する2つのレコードを有する。「ID」はレコードを識別する情報である。勤務種別マスターテーブルは、勤務種別メニューを構成するためのテーブルである。
また、勤怠管理装置1のマスターテーブル格納部112には、図10に示す管理資料・区分別マスターテーブルが格納されている。管理資料・区分別マスターテーブルは、「ID」「区分」を有する1以上のレコードを管理する。管理資料・区分別マスターテーブルは、管理資料・区分別メニューというメニューを構成するためのテーブルである。
さらに、勤怠管理装置1のマスターテーブル格納部112には、図11に示すメニュー項目マスターテーブルが格納されている、とする。メニュー項目マスターテーブルは、「ID」「メニュー項目」「ジャンプ画面」を有する1以上のレコードを管理する。「ジャンプ画面」は、メニュー項目が選択された場合にジャンプする画面を識別する画面識別子である。なお、各画面識別子に対応する画面情報は、格納部11に格納されている。
かかる状況において、以下、3つの具体例について説明する。具体例1は、一つの設問における回答情報を用いて、複数の設定情報の設定を行う場合である。具体例2は、一つの設問における回答情報を用いて、一つの設定情報の設定を行う場合である。具体例3は、複数の設問における回答情報を用いて、1または2以上の設定情報の設定を行う場合である。
(具体例1)
企業Aの社員であるユーザαは、端末装置2に、勤怠管理装置1へのログイン指示を入力した、とする。すると、端末装置2は当該ログイン指示を受け付け、勤怠管理装置1に送信する。なお、ログイン指示は、「<ユーザ識別子>U01」を含む、とする。
企業Aの社員であるユーザαは、端末装置2に、勤怠管理装置1へのログイン指示を入力した、とする。すると、端末装置2は当該ログイン指示を受け付け、勤怠管理装置1に送信する。なお、ログイン指示は、「<ユーザ識別子>U01」を含む、とする。
次に、勤怠管理装置1の受信部12は、「<ユーザ識別子>U01」を含むログイン指示を受信する。次に、処理部13は、当該ログイン指示に対応する認証処理を行い、認証処理の結果が認証許可である、と判断した、とする。
次に、処理部13は、「<ユーザ識別子>U01」に対応する設定情報が格納部11に格納されていない、と判断する。つまり、企業Aの社員αが勤怠管理装置1を使用するための設定がされていない、と判断する。
次に、処理部13は、格納部11からアンケートを取得する。アンケート送信部141は、ログイン指示を送信してきた端末装置2に、当該アンケートを送信する。
次に、端末装置2は、アンケートを受信し、出力する。そして、ユーザαは、当該アンケートに対する回答を端末装置2に対して、入力した、とする。かかるアンケートおよび回答の例は、図12および図13である。図12は、アンケートの質問「Q1」とユーザαの回答を示す図である。図13は、アンケートの質問「Q4」とユーザαの回答を示す図である。
次に、端末受付部22は、回答集合を受け付ける。次に、端末処理部23は、送信する回答集合を構成する。端末送信部24は、当該回答集合を勤怠管理装置1に送信する。なお、送信された回答集合は、例えば、「<ユーザ識別子>U01 <Q1>完全週休2日制・・・<Q4>個人のPCでWeb画面を開き打刻,実施のタイムレコーダーを設定して打刻・・・」である。
次に、勤怠管理装置1の回答集合受信部121は、回答集合を受信する。次に、設定情報取得部131等は、受信された回答集合を用いて、以下のように設定処理を行う。
つまり、設定情報取得部131は、受信された回答集合「<ユーザ識別子>U01 <Q1>完全週休2日制・・・<Q4>個人のPCでWeb画面を開き打刻,実施のタイムレコーダーを設定して打刻,実際のタイムレコーダーを設定して打刻・・・」を取得する。次に、設定情報取得部131は、当該回答集合のうちの<Q1>の回答情報が、図7の条件管理表のうち「ID=1」の回答条件を満たす、と判断する。また、設定情報取得部131は、当該回答集合のうちの<Q4>の回答情報が、図7の条件管理表のうち「ID=4」の回答条件を満たす、と判断する。
次に、設定部132は、「<ユーザ識別子>U01」に対応付けて、図7の「ID=1」の「設定情報又は処理識別子」を、格納部11に蓄積する。また、設定部132は、「<ユーザ識別子>U01」に対応付けて、図7の「ID=4」の「設定情報又は処理識別子」を、格納部11に蓄積する。
なお、かかる蓄積した情報が、設定情報である、と考えても良い。また、設定部132は、図7のレコードID(例えば、「1,4」)を、設定情報として、「<ユーザ識別子>U01」に対応付けて、蓄積しても良い。
また、「<ユーザ識別子>U01」に対応付けて設定情報を蓄積することは、当該ユーザαが所属する部署や企業の識別子に対応付けて、設定情報を蓄積することでも良い。「<ユーザ識別子>U01」で識別されるユーザαが勤怠管理装置1を利用する場合に、設定情報を使用できれば良い。
以上の状況において、ユーザαは、端末装置2から勤怠管理装置1を使用可能となり、端末装置2から勤怠管理装置1に対して、勤務規定マスターテーブル(図8)を用いた勤務規定メニューを出力する指示であり、「<ユーザ識別子>U01」と対になる指示が送信された、とする。
次に、勤怠管理装置1はかかる指示を受信する。次に、実行部133は、「<ユーザ識別子>U01」に対応する設定情報「ID=1」(図7)の「設定情報又は処理識別子」のうち、「delete ‘時間外労働清算規定’ from 勤務規定マスターテーブル」を取得する。次に、実行部133は、当該設定情報「delete ‘時間外労働清算規定’ from 勤務規定マスターテーブル」を取得し、実行した、とする。そして、設定情報取得部131は勤務規定マスターテーブル(図8)から‘時間外労働清算規定’を除いたテーブルを取得し、当該テーブルを用いて、メニューを構成する。次に、実行部133は、当該メニューを端末装置2に送信する。なお、かかる処理は、勤怠管理機能を実現するための処理の一例である。
次に、端末装置2はメニューを受信し、出力する。かかる出力例は、図14である。なお、勤務規定マスターテーブルを用いて出力されたメニューは、図14の1401である。また、「delete ‘時間外労働清算規定’ from 勤務規定マスターテーブル」が実行されていない場合のメニューは、図15である。図15のメニューには、「時間外労働清算規定」のメニュー項目1501が存在する。
また、ユーザαは、端末装置2を操作することにより、端末装置2から勤怠管理装置1に対して、勤務種別を入力する勤務体系画面の出力指示であり、「<ユーザ識別子>U01」と対になる出力指示が送信された、とする。
次に、勤怠管理装置1はかかる指示を受信する。次に、実行部133は、「<ユーザ識別子>U01」に対応する設定情報「ID=1」(図7)の「設定情報又は処理識別子」のうち、「勤務規則=通常勤務」を取得する。次に、実行部133は、勤務体系画面における変数「勤務規則」に対応するフィールドに「通常勤務」を代入し、送信する勤務体系画面を構成する。次に、実行部133は、当該勤務体系画面を端末装置2に送信する。なお、かかる処理は、勤怠管理機能を実現するための処理の一例である。
次に、端末装置2は、当該勤務体系画面を受信し、出力する。かかる出力例は、図16(b)である。なお、変数「勤務規則」の値が定まっていない場合の勤務体系画面の例は、図16(a)である。図16(a)において、勤務規則のフィールドが存在し、図9の勤務種別マスターテーブルを用いたメニュー「0:通常勤務 1:フレックス勤務」(1601)が表示可能である。
また、ユーザαは、端末装置2を操作することにより、端末装置2から勤怠管理装置1に対して、社員情報画面の出力指示であり、「<ユーザ識別子>U01」と対になる出力指示が送信された、とする。
次に、勤怠管理装置1はかかる指示を受信する。次に、実行部133は、「<ユーザ識別子>U01」に対応する設定情報「ID=1」(図7)の「設定情報又は処理識別子」のうち、「delete ‘時間外労働清算規則フィールド’ from 社員情報画面」を取得する。次に、実行部133は、「delete ‘時間外労働清算規則フィールド’ from 社員情報画面」を実行し、‘時間外労働清算規則フィールド’に対応するUIオブジェクト情報(フィールドの情報)が除かれた社員情報画面の画面情報を取得する。次に、実行部133は、当該画面情報を端末装置2に送信する。なお、かかる処理は、勤怠管理機能を実現するための処理の一例である。
次に、端末装置2は、当該画面情報を受信し、当該画面情報から社員情報画面を構成し、出力する。かかる出力例は、図17(b)である。なお、‘時間外労働清算規則フィールド’が除かれていない社員情報画面の例は、図17(a)である。図17(a)の1701は、時間外労働清算規則フィールドである。
また、ユーザαは、端末装置2を操作することにより、端末装置2から勤怠管理装置1に対して、管理資料・区分別メニューの出力指示であり、「<ユーザ識別子>U01」と対になる出力指示が送信された、とする。
次に、勤怠管理装置1はかかる指示を受信する。次に、実行部133は、「<ユーザ識別子>U01」に対応する設定情報「ID=1」(図7)の「設定情報又は処理識別子」のうち、「delete ‘時間外労働清算規定’ from 管理資料・区分別マスターテーブル」を取得する。次に、実行部133は、「delete ‘時間外労働清算規定’ from 管理資料・区分別マスターテーブル」を実行し、管理資料・区分別マスターテーブル(図10)から‘時間外労働清算規定’を除いたテーブルを取得する。次に、実行部133は、当該テーブルを用いて、選択メニューを構成する。次に、実行部133は、当該選択メニューを端末装置2に送信する。なお、かかる処理は、勤怠管理機能を実現するための処理の一例である。
次に、端末装置2は、当該選択メニューを受信し、出力する。かかる出力例は、図18の1801である。なお、‘時間外労働清算規定’が除かれていない選択メニューの例は、図18の1802である。選択メニュー1802において、時間外労働清算規定’のメニュー項目1803が含まれる。
なお、本具体例において、「<ユーザ識別子>U01」に対応付けて蓄積された設定情報は、「ID=1」(図7)であった。つまり、蓄積された設定情報は、合致した「回答条件」を特定する情報(レコードID)であった。
しかし、蓄積される設定情報は、マスターテーブルや、メニュー情報または画面情報等のUI情報でも良い。
つまり、処理識別子「delete ‘時間外労働清算規定’ from 勤務規定マスターテーブル」に対して蓄積される設定情報であり、設定情報取得部131が取得する設定情報は、勤務規定マスターテーブルから‘時間外労働清算規定’が削除されたテーブル、または当該テーブルを用いて構成されるメニューの情報等でも良い。
また、「勤務規則=通常勤務」に対して設定情報取得部131が取得する設定情報は、「勤務規則」が入力されるフィールドに値「通常勤務」が入った画面の情報や、「勤務規則」の入力フィールドが存在しない画面の情報等でも良い。
また、処理識別子「delete ‘時間外労働清算規則フィールド’ from 社員情報画面」に対して設定情報取得部131が取得する設定情報は、社員情報画面の情報から‘時間外労働清算規則フィールド’に対応するUI情報が除かれた画面情報でも良い。
また、処理識別子「delete ‘時間外労働清算規定’ from 管理資料・区分別マスターテーブル」に対して設定情報取得部131が取得する設定情報は、管理資料・区分別マスターテーブルから時間外労働清算規定’が除かれたマスターテーブルでも良いし、当該テーブルを用いて構成されるメニューの情報等でも良い。
(具体例2)
ユーザαは、端末装置2を操作することにより、端末装置2から勤怠管理装置1に対して、メインメニューのWebアプリメニューの出力指示であり、「<ユーザ識別子>U01」と対になる出力指示が送信された、とする。
ユーザαは、端末装置2を操作することにより、端末装置2から勤怠管理装置1に対して、メインメニューのWebアプリメニューの出力指示であり、「<ユーザ識別子>U01」と対になる出力指示が送信された、とする。
次に、勤怠管理装置1はかかる指示を受信する。次に、実行部133は、「<ユーザ識別子>U01」に対応する設定情報「ID=4」(図7)の「設定情報又は処理識別子」である「delete ‘奉行タイムレコーダー設定’ from メインメニュー.Webアプリ」を格納部11から取得する。次に、実行部133は、当該処理識別子で識別される処理を実行し、メインメニュー.Webアプリのマスターテーブル(図11)から‘奉行タイムレコーダー設定’を削除したテーブルを取得する。次に、実行部133は、当該テーブルを用いたメニューを構成し、端末装置2に送信する。なお、かかる処理は、勤怠管理機能を実現するための処理の一例である。
次に、端末装置2は、当該勤務体系画面を受信し、出力する。かかる出力例は、図19である。図19において、メインメニュー.Webアプリのマスターテーブル(図11)から構成されたメニューは、1901である。なお、‘奉行タイムレコーダー設定’が削除されていないメニューは、図20ある。図20によれば、メニュー項目「奉行タイムレコーダー設定」2001が含まれる。
(具体例3)
今、勤怠管理装置1の条件格納部111には、図7の条件管理表に代わり、図21の条件管理表が格納されている、とする。この条件管理表の「回答条件」は各設問に対する回答を用いた条件である。「ID=1」の回答条件「回答1=NO AND 回答2=NO」は、質問(Q1)に対する回答である回答1が「NO」であり、かつ質問(Q2)に対する回答である回答2「NO」である場合に満たす条件である。
今、勤怠管理装置1の条件格納部111には、図7の条件管理表に代わり、図21の条件管理表が格納されている、とする。この条件管理表の「回答条件」は各設問に対する回答を用いた条件である。「ID=1」の回答条件「回答1=NO AND 回答2=NO」は、質問(Q1)に対する回答である回答1が「NO」であり、かつ質問(Q2)に対する回答である回答2「NO」である場合に満たす条件である。
かかる状況において、会社Bのユーザβの端末装置2は、勤怠管理装置1への最初のログイン時に、図22に示すアンケートを受信し、出力した、とする。
次に、ユーザβは、図22に示す回答を入力した、とする。次に、端末受付部22は、ユーザβの入力に対応する回答集合を受け付ける。次に、端末処理部23は、送信する回答集合を構成する。端末送信部24は、当該回答集合を勤怠管理装置1に送信する。なお、送信された回答集合は、例えば、「<ユーザ識別子>U02 <回答1>NO <回答2>NO <回答3>YES」である。
次に、勤怠管理装置1の回答集合受信部121は、回答集合を受信する。次に、設定情報取得部131等は、受信された回答集合を用いて、以下のように設定処理を行う。
つまり、設定情報取得部131は、受信された回答集合を用いて、図21の条件管理表のうち「ID=1」の回答条件を満たす、と判断する。
次に、設定部132は、図21の「ID=1」の「設定情報又は処理識別子」を、「<ユーザ識別子>U01」に対応付けて格納部11に蓄積する。
以上の状況において、ユーザβが、勤怠管理装置1を使用する場合には、具体例1で説明した処理と同様の処理が行われ、ユーザβの端末装置2には、図15のメニューをカスタマイズした図14のメニューが出力される。また、ユーザβの端末装置2には、図16(a)の画面をカスタマイズした図16(b)の画面が出力される。また、ユーザβの端末装置2には、図17(a)の画面をカスタマイズした図17(b)の画面が出力される。さらに、ユーザβの端末装置2には、図18の1802のメニューをカスタマイズした1801のメニューが出力される。
以上、本実施の形態によれば、アンケートの回答集合を用いることにより、勤務のルールの相違に基づく、勤怠管理を行う装置の設定が容易に行える。
また、本実施の形態によれば、アンケートの回答集合を用いることにより、勤怠管理を行う装置のユーザインターフェイスの設定が容易に行える。
また、本実施の形態によれば、アンケートの回答集合を用いることにより、勤務のルールの相違に基づく、勤怠管理を行う装置のマスターテーブルの設定が容易に行える。
さらに、本実施の形態によれば、アンケートの回答集合を用いることにより、勤務のルールの相違に基づく、勤怠管理を行う装置の機能の設定が容易に行える。
なお、本実施の形態によれば、アンケートの回答集合を用いて、勤怠管理装置1の設定を自動的に行った。しかし、勤怠管理装置1と同様、設定すべき項目が多い装置において、アンケートの回答集合を用いて、自動的に設定を行うことは好適である。かかる装置として、給与管理装置、会計情報管理装置、人事情報管理装置、在庫管理装置等がある。
さらに、本実施の形態における処理は、ソフトウェアで実現しても良い。そして、このソフトウェアをソフトウェアダウンロード等により配布しても良い。また、このソフトウェアをCD-ROMなどの記録媒体に記録して流布しても良い。なお、このことは、本明細書における他の実施の形態においても該当する。なお、本実施の形態における勤怠管理装置1を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、1以上の各ユーザの勤怠情報を管理するための勤怠管理機能を実現するためのプログラムであって、コンピュータを、勤務のルールに関する1以上の設問を有するアンケートに対する1以上の回答情報を有する回答集合を、ユーザ識別子に対応付けて受信する回答集合受信部として機能させるプログラムであって、前記回答集合に応じて、前記勤怠管理機能を実現するために出力される画面が異なるものとして、前記コンピュータを機能させるためのプログラムである。
また、図23は、本明細書で述べたプログラムを実行して、上述した種々の実施の形態の勤怠管理装置1等を実現するコンピュータの外観を示す。上述の実施の形態は、コンピュータハードウェア及びその上で実行されるコンピュータプログラムで実現され得る。図23は、このコンピュータシステム300の概観図であり、図24は、システム300のブロック図である。
図23において、コンピュータシステム300は、CD-ROMドライブを含むコンピュータ301と、キーボード302と、マウス303と、モニタ304とを含む。
図24において、コンピュータ301は、CD-ROMドライブ3012に加えて、MPU3013と、CD-ROMドライブ3012等に接続されたバス3014と、ブートアッププログラム等のプログラムを記憶するためのROM3015と、MPU3013に接続され、アプリケーションプログラムの命令を一時的に記憶するとともに一時記憶空間を提供するためのRAM3016と、アプリケーションプログラム、システムプログラム、及びデータを記憶するためのハードディスク3017とを含む。ここでは、図示しないが、コンピュータ301は、さらに、LANへの接続を提供するネットワークカードを含んでも良い。
コンピュータシステム300に、上述した実施の形態の勤怠管理装置1等の機能を実行させるプログラムは、CD-ROM3101に記憶されて、CD-ROMドライブ3012に挿入され、さらにハードディスク3017に転送されても良い。これに代えて、プログラムは、図示しないネットワークを介してコンピュータ301に送信され、ハードディスク3017に記憶されても良い。プログラムは実行の際にRAM3016にロードされる。プログラムは、CD-ROM3101またはネットワークから直接、ロードされても良い。
プログラムは、コンピュータ301に、上述した実施の形態の勤怠管理装置1等の機能を実行させるオペレーティングシステム(OS)、またはサードパーティープログラム等は、必ずしも含まなくても良い。プログラムは、制御された態様で適切な機能(モジュール)を呼び出し、所望の結果が得られるようにする命令の部分のみを含んでいれば良い。コンピュータシステム300がどのように動作するかは周知であり、詳細な説明は省略する。
なお、上記プログラムにおいて、情報を送信するステップや、情報を受信するステップなどでは、ハードウェアによって行われる処理、例えば、送信ステップにおけるモデムやインターフェースカードなどで行われる処理(ハードウェアでしか行われない処理)は含まれない。
また、上記プログラムを実行するコンピュータは、単数であってもよく、複数であってもよい。すなわち、集中処理を行ってもよく、あるいは分散処理を行ってもよい。
また、上記各実施の形態において、一の装置に存在する2以上の通信手段は、物理的に一の媒体で実現されても良いことは言うまでもない。
また、上記各実施の形態において、各処理は、単一の装置によって集中処理されることによって実現されてもよく、あるいは、複数の装置によって分散処理されることによって実現されてもよい。
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
以上のように、本発明にかかる勤怠管理装置は、勤務のルールの相違に基づく、勤怠管理を行う装置の設定が容易に行える、という効果を有し、勤怠管理サーバ等として有用である。
1 勤怠管理装置
2 端末装置
11 格納部
12 受信部
13 処理部
14 送信部
21 端末格納部
22 端末受付部
23 端末処理部
24 端末送信部
25 端末受信部
26 端末出力部
111 条件格納部
112 マスターテーブル格納部
113 勤怠情報格納部
121 回答集合受信部
122 ユーザ識別子受付部
131 設定情報取得部
132 設定部
133 実行部
141 アンケート送信部
2 端末装置
11 格納部
12 受信部
13 処理部
14 送信部
21 端末格納部
22 端末受付部
23 端末処理部
24 端末送信部
25 端末受信部
26 端末出力部
111 条件格納部
112 マスターテーブル格納部
113 勤怠情報格納部
121 回答集合受信部
122 ユーザ識別子受付部
131 設定情報取得部
132 設定部
133 実行部
141 アンケート送信部
Claims (12)
- 1以上の各ユーザの勤怠情報を管理するための勤怠管理機能を有する勤怠管理装置であって、
勤務のルールに関する1以上の設問を有するアンケートに対する1以上の回答情報を有する回答集合を、ユーザ識別子に対応付けて受信する回答集合受信部と、
前記回答集合に応じて、前記勤怠管理機能を実現するために出力される画面が異なる、勤怠管理装置。 - 前記回答集合を用いて、前記勤怠管理機能を実現するための処理を実行するための1以上の設定情報を取得する設定情報取得部と、
前記設定情報取得部が取得した設定情報を、前記回答集合に対応する前記ユーザ識別子に対応付けて蓄積する設定部と、
ユーザ識別子を受け付けるユーザ識別子受付部と、
前記ユーザ識別子受付部が受け付けたユーザ識別子に対応する前記1以上の設定情報を用いて、前記勤怠管理機能を実現するための処理を実行する実行部とをさらに具備する請求項1記載の勤怠管理装置。 - 前記設定情報取得部は、
回答集合に関する条件である1以上の各回答条件に対応付いた設定情報または処理識別子が格納されている条件格納部を参照し、前記回答集合に合致する回答条件を決定し、当該回答条件と対になる設定情報または処理識別子を前記条件格納部から取得し、処理識別子を取得した場合には当該処理識別子で識別される処理を実行し、設定情報を取得する、請求項2記載の勤怠管理装置。 - 前記設定情報取得部は、
前記回答集合を用いて、ユーザインターフェイスに関する情報であるUI情報である設定情報を取得し、
前記実行部は、
前記UI情報に対応する画面であり、前記勤怠管理機能を実現するための画面を出力する、請求項2または請求項3記載の勤怠管理装置。 - 前記実行部が使用するマスターテーブルであり、1以上のデータを有するマスターテーブルが格納されるマスターテーブル格納部をさらに具備し、
前記設定情報取得部は、
前記回答集合を用いて、前記マスターテーブルの中の使用するデータを決定し、当該使用するデータを特定するデータ特定情報である1以上の設定情報を、前記ユーザ識別子に対応付けて蓄積する、請求項2または請求項3記載の勤怠管理装置。 - 前記実行部は、
前記ユーザ識別子受付部が受け付けたユーザ識別子に対応する前記データ特定情報を用いて、前記マスターテーブルを用いたメニューを構成するデータを取得し、当該データを用いてメニューを構成し、当該メニューを出力する、請求項5記載の勤怠管理装置。 - 前記設定情報取得部は、
前記回答集合を用いて、前記勤怠管理機能を実現するための処理を実行するために使用する機能を特定する機能特定情報である1以上の設定情報を取得し、
前記実行部は、
前記機能特定情報が特定する機能を遂行するための画面を出力する、請求項2記載の勤怠管理装置。 - 前記設定情報取得部は、
一の設問に対する一の回答情報を用いて、2以上の設定情報を取得する、請求項2から請求項7いずれか一項に記載の勤怠管理装置。 - 前記設定情報取得部は、
2以上の設問に対する回答集合を用いて、一の設定情報を取得する、請求項2から請求項7いずれか一項に記載の勤怠管理装置。 - ユーザに対応する設定が行われていない場合に、前記アンケートを前記ユーザの前記端末装置に送信するアンケート送信部をさらに具備し、
前記回答集合受信部は、
前記アンケートの送信に応じて、前記アンケートに対する回答集合を、ユーザ識別子に対応付けて受信する請求項1から請求項9いずれか一項に記載の勤怠管理装置。 - 1以上の各ユーザの勤怠情報を管理するための勤怠管理機能を有する勤怠管理装置における勤怠管理方法であって、
前記回答集合受信部が、勤務のルールに関する1以上の設問を有するアンケートに対する1以上の回答情報を有する回答集合を、ユーザ識別子に対応付けて受信する回答集合受信ステップを具備し、
前記回答集合に応じて、前記勤怠管理機能を実現するために出力される画面が異なる、勤怠管理方法。 - 1以上の各ユーザの勤怠情報を管理するための勤怠管理機能を実現するためのプログラムであって、
コンピュータを、
勤務のルールに関する1以上の設問を有するアンケートに対する1以上の回答情報を有する回答集合を、ユーザ識別子に対応付けて受信する回答集合受信部として機能させるプログラムであって、
前記回答集合に応じて、前記勤怠管理機能を実現するために出力される画面が異なるものとして、前記コンピュータを機能させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022000113A JP2023099907A (ja) | 2022-01-04 | 2022-01-04 | 勤怠管理装置、勤怠管理方法、およびプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2022000113A JP2023099907A (ja) | 2022-01-04 | 2022-01-04 | 勤怠管理装置、勤怠管理方法、およびプログラム |
Publications (1)
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Family Applications (1)
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