JP2023069688A - 昇降装置 - Google Patents

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貴弘 藤田
Takahiro Fujita
昭雄 石本
Akio Ishimoto
恵一 嶋田
Keiichi Shimada
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Abstract

【課題】使い勝手のよい昇降装置を提供する。【解決手段】ベッドに隣接して上下方向に延びる柱部と、前記柱部の上端から前記ベッドの上方に向けて延びるアームと、前記柱部の下端に設けられる脚部と、を備え、前記アームは、前記ベッドの上方位置と前記ベッドの短手方向の一側位置との間で回動可能となっており、前記脚部は、前記ベッドの長手方向に延びるメインフレームを有し、前記メインフレームは、前記ベッドの短手方向の前記一側位置に開口部を形成していることを特徴とする昇降装置。【選択図】図3

Description

本発明の実施形態は、一般的に昇降装置に関する。
ベッド上の利用者を車いすなどに移乗させるときに使用される昇降装置が知られている。このような昇降装置は、ベッドの下方に脚部を有している(特許文献1)。
特開2019-92692号公報
昇降装置の脚部は、例えばベッド上の利用者を介護する場合に介護者にとって邪魔になるおそれがある。また、昇降装置の脚部は、例えばベッド用の机を使用する場合に邪魔になるおそれがある。
本発明の実施形態の目的は、使い勝手のよい昇降装置を提供することである。
実施形態に係る昇降装置は、ベッドに隣接して上下方向に延びる柱部と、前記柱部の上端から前記ベッドの上方に向けて延びるアームと、前記柱部の下端に設けられる脚部と、を備え、前記アームは、前記ベッドの上方位置と前記ベッドの短手方向の一側位置との間で回動可能となっており、前記脚部は、前記ベッドの長手方向に延びるメインフレームを有し、前記メインフレームは、前記ベッドの短手方向の前記一側位置に開口部を形成していることを特徴とする。
本発明の実施形態によれば、使い勝手のよい昇降装置を提供できる。
本発明の実施形態に係る昇降装置がベッドに用いられた状態を示す斜視図である。 図1中の昇降装置のアームを回動させた状態を示す斜視図である。 昇降装置を示す斜視図である。 昇降装置を側方からみた側面図である。 図4中のアームを矢示A-A方向からみた断面図である。 昇降ユニットをアームに取り付ける場合の説明図である。 昇降ユニットをアームに取り付ける場合の説明図である。 図4中の昇降装置を矢示B-B方向からみた断面図である。 昇降装置のベースにベッドの脚部が載置された状態を拡大して示す平面図である。
本発明の実施形態に係る昇降装置について、図1~図9を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る昇降装置がベッドに用いられた状態を示す斜視図である。
図2は、図1中の昇降装置のアームを回動させた状態を示す斜視図である。
図3は、昇降装置を示す斜視図である。
図4は、昇降装置を側方からみた側面図である。
図5は、図4中のアームを矢示A-A方向からみた断面図である。
図6は、昇降ユニットをアームに取り付ける場合の説明図である。
図7は、昇降ユニットをアームに取り付ける場合の説明図である。
図8は、図4中の昇降装置を矢示B-B方向からみた断面図である。
図9は、昇降装置のベースにベッドの脚部が載置された状態を拡大して示す平面図である。
図1に示すベッド100は、例えば介護施設、病院、および個人宅に用いられ、背もたれや高さなどを電動で作動可能な電動ベッドである。なお、ベッド100は、電動ベッドに限らない。ベッド100は、脚部102、寝台104、およびボード106を備えている。図1に示すベッド100は、図1中の左斜め上側が頭側であり、図1中の右斜め下側が足側となっている。本実施形態では、頭側と足側との方向をベッド100の長手方向とし、ベッド100の長手方向および上下方向に垂直する方向をベッド100の短手方向としている。
脚部102は、寝台104の下方に位置して、寝台104を支持している。この例では、脚部102は、昇降装置10のベース66に載置されている。寝台104は、マットレス(図示せず)が載置される部分となっている。寝台104は、例えば寝台104の下方に設けられたアクチュエータ(図示せず)により、上下方向に昇降したり、背もたれなどが起倒したりしてもよい。また、寝台104は、アクチュエータにより頭側を上下方向に昇降(チルト作動)させることにより傾斜してもよい。
ボード106は、ベッド100の長手方向の頭側と足側とに配設されている。ボード106は、ベッド100の短手方向に延びている。ボード106は、例えば寝台104に敷かれたマットレスがずれるのを抑制するとともに、マットレスから利用者がずり落ちるのを抑制する。また、ボード106は、例えばベッド100の利用者などが移動する場合に把持する部分となっている。
次に、昇降装置10について説明する。
図1、図2に示すように、昇降装置10は、ベッド100に備え付けられている。昇降装置10は、寝台104から車いすなどに利用者を移乗させるときに、利用者を吊り上げることにより介護者の介護負担を軽減するものである。昇降装置10は、ベッド100の頭側または足側に配設することができる。この例では、ベッド100の頭側に昇降装置10を配設している。そして、昇降装置10は、柱部20と、アーム30と、昇降ユニット40と、脚部60と、を備えている。
柱部20は、ベッド100に隣接して上下方向に延びている。柱部20は、ベッド100の長手方向の一側(頭側)に位置して上下方向に延びている。柱部20は、長手方向でボード106の外側(寝台104とは反対側)に配設されている。柱部20は、床面からボード106の上端よりも上方に延びている。
横フレーム21は、床面に載置され、柱部20の下端からベッド100の短手方向の他側に向けて延びている。横フレーム21は、頭側のボード106の外側(寝台104とは反対側)に配設されている。補強フレーム22は、柱部20の上下方向の途中部位から横フレーム21と平行に延び、横フレーム21の先端に向けて屈曲している。補強フレーム22は、柱部20と横フレーム21との間でL字状に形成されている。横フレーム21と補強フレーム22とは、柱部20を補強している。
アーム30は、柱部20の上端からベッド100の上方に向けて延びている。アーム30は、柱部20から上方に向けて延びる立設部31と、立設部31からベッド100の上方に向けて斜め方向に延びる傾斜部32と、傾斜部32から水平方向に延びる延出部33と、を有している。なお、アーム30は、傾斜部32を有さず、例えば立設部31と延出部33とによりL字状に形成されていてもよい。
立設部31は、下端側が柱部20の内部に挿入され、柱部20に対して回動可能となっている。アーム30は、ベッド100の上方位置(図1の位置)と、ベッド100の短手方向の一側位置(図2の位置)との間で回動可能となっている。この場合、ベッド100の短手方向の一側位置は、ベッド100の利用者が車いすなどに移乗する位置となっている。換言すると、ベッド100の短手方向の一側位置は、介護者が利用者を介護する側となっている。ベッドの100の短手方向の他側は、例えばベッド100が配設された部屋の壁部となっている。
図5に示すように、延出部33の先端側には、昇降ユニット40が取り付けられる複数の取付部35が設けられている。これら取付部35は、延出部33の長さ方向に離間して設けられている。これら取付部35により昇降ユニット40の位置をベッド100上の利用者の体型に合わせて調整することができる。この例では、取付部35は、3個設けられている。そして、昇降ユニット40は、延出部33の最も先端側に位置する取付部35に取り付けられている。なお、取付部35は、2個設けられていてもよいし、4個以上設けられていてもよい。
図5に示すように、取付部35は、延出部33の下面部33aに形成された貫通孔35aと、延出部33の内部に設けられ貫通孔35aを挟んだ幅方向の両側に設けられた一対の突出部35bと、延出部33の内部に設けられ貫通孔35aの長さ方向の端部に設けられた凸部35cと、を有している。
一対の突出部35bおよび凸部35cは、下面部33aから上方に向けて突出している。また、一対の突出部35bは、凸部35cが設けられた貫通孔35aの長さ方向の端部とは反対側の端部から貫通孔35aに沿って延びている。一対の突出部35bの長さ寸法は、貫通孔35aの長さ寸法よりも短くなっている。これにより、一対の突出部35bと凸部35cとの間には、空間が形成されている。
補強部材37は、傾斜部32と離間して立設部31と延出部33との間に延びている。補強部材37は、アーム30が撓むのを抑制している。また、補強部材37には、昇降ユニット40から延びるケーブル(図示せず)を保持するカバー38が設けられている。
昇降ユニット40は、アーム30の先端側に設けられている。昇降ユニット40は、延出部33の取付部35に取り付けられている。昇降ユニット40は、筐体41と、筐体41の上面部41aから上方に向けて突出する突起42と、を備えている。
突起42は、筐体41の上面部41aの中央に位置している。突起42は、筐体41の上面部41aから上方に向けて延び、先端側が水平方向に延びるT字状に形成されている。突起42の先端側の水平部分の長さ寸法は、取付部35の貫通孔35aの長さ寸法よりも短く、貫通孔35aの幅寸法よりも大きく形成されている。
図6に示すように、昇降ユニット40をアーム30の取付部35に取り付ける場合には、突起42を貫通孔35aに挿入する。次に、図7に示すように、昇降ユニット40を90度回転させて、突起42を一対の突出部35b上に載せる。そして、図7中の矢印に示すように、昇降ユニット40を延出部33の先端側(凸部35c側)に向けてスライド移動させる。その後、突起42は、一対の突出部35bから外れて、一対の突出部35bと凸部35cとの間の空間に落ちる。これにより、昇降ユニット40は、突起42が一対の突出部35bと凸部35cとに挟まれるので、水平方向および回転方向の移動が抑制される。
最後に、図5に示すように、スペーサ50を延出部33と筐体41との間に挟む。これにより、昇降ユニット40は、上下方向の移動が抑制される。昇降ユニット40は、上記手順と逆の手順を行うことにより、アーム30から取り外すことができる。これにより、ベッド100上の利用者の体型やベッド100の長さに合わせて、昇降ユニット40の位置を簡単に調整することができる。例えば、昇降ユニット40を利用者の腰位置に合わせることができる。
筐体41の内部には、先端が筐体41の下面部41bから下方に向けて延びるベルト44を巻き上げるためのモータ(図示せず)や、モータを制御する制御部(図示せず)などが設けられている。また、筐体41の下面部41bには、モータを作動させるためのリモコン52や、モータの作動を強制停止させる緊急停止レバー53が接続されている。
ハンガ55は、ベルト44の先端(下端)に設けられている。ハンガ55には、ベッド100の利用者を吊るためのスリングシート(図示せず)が取り付けられる。介護者は、リモコン52を操作することにより、ハンガ55を上げたり下げたりすることができる。例えば、ベッド100上の利用者を吊り上げた状態で、アーム30を回動させることにより、利用者を簡単に車いすなどに移乗させることができる。
脚部60は、ベッド100の下方に位置して柱部20の下端に設けられている。脚部60は、昇降ユニット40により利用者を吊り上げた場合に、昇降装置10が浮き上がったりずれたりするのを抑制する。そのために、昇降装置10の脚部60は、ベッド100の下方に位置してベッド100の長手方向に延びている。脚部60は、サブフレーム63、メインフレーム64、およびベース66を有している。
サブフレーム63は、床面に載置され、ベッド100の長手方向に延びている。サブフレーム63は、ベッド100の長手方向の中央部よりも一側(頭側)まで延びている。サブフレーム63は、ベッド100の短手方向で対面して一対設けられている。
一方のサブフレーム63は、横フレーム21から柱部20を挟んだ反対側に位置して、ベッド100の長手方向に延びている。一方のサブフレーム63は、柱部20に設けられている。他方のサブフレーム63は、横フレーム21から補強フレーム22を挟んだ反対側に位置して、ベッド100の長手方向に延びている。
サブフレーム63は、上下方向に延びる縦部63aと、縦部63aの下端からベッド100の長手方向に延びる水平部63bと、を有している。一方のサブフレーム63は、縦部63aが柱部20に固定されている。他方のサブフレーム63は、縦部63aが補強フレーム22に固定されている。
図9に示すように、水平部63bの上面部63b1には、ベース66を取り付けるための複数個のベース取付孔63b2(例えば、めねじ部)が形成されている。また、水平部63bの側面部63b3には、メインフレーム64を取り付けるための複数個の取付部63b4が設けられている。
メインフレーム64は、床面に載置され、ベッド100の長手方向に延びている。メインフレーム64は、ベッド100の短手方向に離間する一対のサブフレーム63間に位置している。図8に示すように、メインフレーム64は、上方からみた平面視でベッド100の頭側から足側まで延びている。メインフレーム64は、サブフレーム63に設けられている。そして、メインフレーム64は、第1部位64a、第2部位64b、および第3部位64cを有している。
第1部位64aは、一対のサブフレーム63間に配設されている。第1部位64aは、ベッド100の頭側に位置している。第1部位64aは、柱部20の正面側からベッド100の足側に向けて延び、途中部位がベッド100の短手方向の他側に向けて屈曲したL字状に形成されている。第1部位64aは、基端側が一方のサブフレーム63の取付部63b4に取り付けられている。これにより、昇降ユニット40に掛かる荷重は、アーム30および柱部20からサブフレーム63を介してメインフレーム64(第1部位64a)に伝達する。メインフレーム64は、第1部位64aが取り付けられるサブフレーム63の取付部63b4を選択することで、ベッド100の長手方向に対する位置を調整できる。
第2部位64bは、第1部位64aの先端からベッド100の長手方向に一直線状に延びている。すなわち、第2部位64bは、ベッド100の短手方向の他側に寄った位置に配設されている。ベッド100の短手方向の他側は、介護者がベッド100上の利用者を介護する位置とは反対側の位置となっている。換言すると、第2部位64bは、アーム30が回動する方向とは反対側に配設されている。
第3部位64cは、ベッド100の足側に位置している。第3部位64cは、第2部位64bの先端からベッド100の短手方向の一側に向けて延び、途中部位がベッド100の長手方向の他側(足側)に向けて屈曲したL字状に形成されている。
メインフレーム64は、第1~第3部位64a~64cにより、ベッド100の短手方向の一側位置に開口部65を形成している。すなわち、図8に示すように、メインフレーム64は、上方からみた平面視で凹状に形成されている。寝台104の下方では、ベッド100の長手方向に延びる第2部位64bがベッド100の短手方向の他側に配置されている。
これにより、メインフレーム64(第2部位64b)が邪魔になることなく、介護者がベッド100の短手方向の一側位置から利用者を介護することができる。また、図8に示すように、ベッド用の机200の脚部202を開口部65に差し込むことができる。従って、メインフレーム64(第2部位64b)を気にすることなく、ベッド用の机200を使用することができる。その結果、使い勝手のよい昇降装置10とすることができる。
ベース66は、ベッド100の長手方向の一側(頭側)に位置して、サブフレーム63に取り付けられている。ベース66には、ベッド100の長手方向の一側に位置する脚部102が載置される。ベース66は、ベッド100の短手方向に離間して2個設けられている。一対のベース66は、同様の構成となっている。ベース66は、台座66a、載置板部66b、およびストッパ66cを有している。なお、ベース66は、ベッド100の脚部102が載置できればよく、例えば短手方向でそれぞれ形状が異なっていてもよい。
台座66aは、床面に載置されている。台座66aの上面には、載置板部66bが設けられている。載置板部66bは、台座66aの上面と、サブフレーム63の水平部63bの上面部63b1とに設けられている。載置板部66bには、水平部63bのベース取付孔63b2に対応する位置に、ベッド100の長手方向に延びる長孔66b1が形成されている。また、載置板部66bには、複数個のストッパ取付孔66b2(例えば、めねじ部)が形成されている。ストッパ取付孔66b2には、後述のストッパ66cや図示しない他のストッパが取り付けられる。
載置板部66bは、ボルト67を長孔66b1からベース取付孔63b2に螺合させることにより水平部63bに固定される。ベース66は、サブフレーム63に対して取付位置を調整できるようになっている。具体的には、ボルト67を螺合させるベース取付孔63b2を選択したり、長孔66b1により載置板部66bをスライド移動させたりすることにより、ベッド100の長手方向に対する載置板部66bの位置を調整することができる。
ストッパ66cは、一対のベース66の載置板部66b上に設けられている。ストッパ66cは、ベッド100の長手方向に離間して2個設けられている。一対のストッパ66cは、同様の構成となっている。ストッパ66cは、ベッド100の短手方向の一側に位置する一方のベース66の載置板部66b上からベッド100の短手方向の他側に位置する他方のベース66の載置板部66b上に亘って設けられている。ストッパ66cは、短手方向で各ベース66を接続することにより、昇降装置10を補強している。
ストッパ66cは、ボルト68を載置板部66bのストッパ取付孔66b2に螺合させることにより、載置板部66bに取り付けられている。図9に示すように、ストッパ66cは、ベッド100の長手方向でベッド100の脚部102がずれるのを抑制する。
ストッパ66cは、載置板部66bに対して取付位置を調整できるようになっている。具体的には、ストッパ66cは、ボルト68を螺合させるストッパ取付孔66b2を選択することで、取付位置を調整できるようになっている。これにより、ベッド100の脚部102の形状や大きさに合わせて、ストッパ66cの位置を調整できる。
規制部69は、載置板部66bのうち長孔66b1とは反対側に位置する端部から上方に延びている。これにより、規制部69は、ベッド100の短手方向でベッド100の脚部102がずれるのを抑制する。
なお、規制部69に変えて、図示しない他のストッパによりベッド100の脚部102がずれるのを抑制してもよい。他のストッパは、例えばボルトによりストッパ取付孔66b2に取り付けられる。他のストッパは、例えば脚部102の側面に当接することにより、ベッド100が短手方向にずれるのを抑制する。なお、他のストッパは、ストッパ取付孔66b2から突出させたボルトの軸部でもよい。すなわち、ベッド100は、脚部102の形状や大きさに合わせて、ストッパ66c、規制部69、および他のストッパを用いることにより、載置板部66b上でずれるのが抑制される。
なお、他のストッパは、使用しない場合には載置板部66bの裏面に取り付けることができる。この場合、使用していないストッパ取付孔66b2を利用することができる。これにより、他のストッパが紛失するのを抑制できるとともに、昇降装置10を使用する現場でベッド100の脚部102に合わせた対応を早急に行うことができる。
他のベース72は、ベッド100の他側(足側)に配設されている。他のベース72には、ベッド100の長手方向の他側に位置する脚部が載置される。そして、他のベース72は、台座72a、載置板部72b、および規制部72cを有している。なお、この例では、他のベース72にストッパを設けていないが、ベース66と同様にストッパ66cを設けていてもよい。また、他のベース72にも他のストッパが設けられていてもよい。
補助フレーム80は、柱部20を挟んで横フレーム21とは反対側に配設されている。すなわち、補助フレーム80は、ベッド100の短手方向の一側方向に延びている。補助フレーム80は、アーム30を一側位置に回動させた場合(図2の状態)に、昇降装置10を安定させることができる。
かくして、本実施形態による昇降装置10は、ベッド100の長手方向の一側に位置して上下方向に延びる柱部20と、柱部20の上端からベッド100の上方に向けて延びるアーム30と、アーム30の先端側に設けられる昇降ユニット40と、ベッド100の下方に位置して柱部20の下端に設けられる脚部60と、を備えている。そして、アーム30は、ベッド100の上方位置とベッド100の短手方向の一側位置との間で回動可能となっており、脚部60は、ベッド100の長手方向に延びるメインフレーム64を有し、メインフレーム64は、ベッド100の短手方向の一側位置に開口部65を形成している。
これにより、昇降装置10は、メインフレーム64がベッド100の長手方向に延びているので、利用者を安定して吊り上げることができる。また、介護者は、ベッド100の下方に足を入れてもメインフレーム64が邪魔にならないので、利用者の介護を安定して行うことができる。また、開口部65にベッド用の机200の脚部202を挿入することができる。これにより、使い勝手のよい昇降装置10とすることができる。
また、メインフレーム64は、上方からみた平面視で凹状に形成されている。これにより、メインフレーム64の床面への設置面積を大きくすることができる。また、メインフレーム64を柱部20から遠くまで延ばすことにより、支持規定面を遠くにすることができる。さらに、メインフレーム64をベッド100の短手方向にも延ばすことができる。従って、昇降装置10は、安定して利用者を吊ることができる。
また、脚部60は、ベッド100の長手方向に延びるサブフレーム63と、サブフレーム63に取り付けられベッド100の脚部102が載置されるベース66と、を有し、ベース66は、サブフレーム63に対して取付位置を調整できるようになっている。
これにより、昇降装置10は、複数種類のベッド100に対応させて用いることができる。例えば、柱部20とボード106との間が狭ければ、ボード106の上端を把持したときに、柱部20とボード106との間に指を挟むおそれがある。そこで、ベース66の位置を調整することで、柱部20とボード106との隙間の寸法を指が挟まれないような寸法にすることができる。チルト作動するようなベッド100でも、ベース66の位置を調整することで、ボード106が柱部20に接触しないようにすることができる。
昇降装置10は、ベース66およびメインフレーム64の位置を柱部20側に近づけることで、長手方向の長さが短いベッド100にも対応させることができる。これにより、ベッド100および昇降装置10を部屋の大きさに対応して設置させることができる。
また、ベース66は、ベッド100の脚部102が載置される載置板部66bと、載置板部66bに設けられベッド100の脚部102の位置がずれるのを抑制するストッパ66cと、を有し、ストッパ66cは、載置板部66bに対して取付位置を調整できるようになっている。
これにより、複数種類のベッド100の脚部102の大きさや形状に合わせてストッパ66cを載置板部66bに取り付けることができる。従って、昇降装置10は、複数種類のベッド100に対応させることができる。また、載置板部66bに他のストッパを取り付けることで、さらに複数種類のベッド100に対応させることができる。
また、サブフレーム63は、柱部20に設けられており、メインフレーム64は、サブフレーム63に設けられている。これにより、柱部20に掛かる荷重によって柱部20が浮き上がるのを効果的に抑制できる。
なお、上述した実施形態では、柱部20をベッド100の長手方向の一側に配設させた場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明の態様はこれに限らず、例えば柱部をベッド100の短手方向の一側または他側に配設してもよい。
また、上述した実施形態では、アーム30の先端に設けられた昇降ユニット40により利用者を吊り上げる昇降装置10を例に挙げて説明した。しかし、本発明の態様はこれに限らず、例えば昇降ユニット40を有していない昇降装置でもよい。例えば、上下動するアームの先端にハンガが設けられ、そのアームにより利用者を吊り上げる昇降装置でもよい。
また、上述した実施形態では、脚部60を寝台104の下方(真下)に配設させた場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明の態様はこれに限らず、例えば脚部は、寝台104からはみ出ていてもよい。
前述の各実施形態は、本発明を具現化した例であり、本発明はこれらの実施形態には限定されない。例えば、前述の各実施形態において、いくつかの構成要素を追加、削除または変更したものも本発明に含まれる。
10 昇降装置
20 柱部
21 横フレーム
22 補強フレーム
30 アーム
31 立設部
32 傾斜部
33 延出部
33a 下面部
35 取付部
35a 貫通孔
35b 突出部
35c 凸部
37 補強部材
38 カバー
40 昇降ユニット
41 筐体
41a 上面部
41b 下面部
42 突起
44 ベルト
50 スペーサ
52 リモコン
53 緊急停止レバー
55 ハンガ
60 脚部
63 サブフレーム
63a 縦部
63b 水平部
63b1 上面部
63b2 ベース取付孔
63b3 側面部
63b4 取付部
64 メインフレーム
64a 第1部位
64b 第2部位
64c 第3部位
65 開口部
66 ベース
66a 台座
66b 載置板部
66b1 長孔
66b2 ストッパ取付孔
66c ストッパ
67 ボルト
68 ボルト
69 規制部
72 他のベース
72a 台座
72b 載置板部
72c 規制部
80 補助フレーム
100 ベッド
102 脚部
104 寝台
106 ボード
200 机
202 脚部

Claims (5)

  1. ベッドに隣接して上下方向に延びる柱部と、
    前記柱部の上端から前記ベッドの上方に向けて延びるアームと、
    前記柱部の下端に設けられる脚部と、
    を備え、
    前記アームは、前記ベッドの上方位置と前記ベッドの短手方向の一側位置との間で回動可能となっており、
    前記脚部は、前記ベッドの長手方向に延びるメインフレームを有し、
    前記メインフレームは、前記ベッドの短手方向の前記一側位置に開口部を形成していることを特徴とする昇降装置。
  2. 前記メインフレームは、上方からみた平面視で凹状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の昇降装置。
  3. 前記脚部は、
    前記ベッドの長手方向に延びるサブフレームと、
    前記サブフレームに取り付けられ前記ベッドの脚部が載置されるベースと、
    を有し、
    前記ベースは、前記サブフレームに対して取付位置を調整できることを特徴とする請求項1または2に記載の昇降装置。
  4. 前記ベースは、前記ベッドの前記脚部が載置される載置板部と、前記載置板部に設けられ前記ベッドの前記脚部の位置がずれるのを抑制するストッパと、を有し、
    前記ストッパは、前記載置板部に対して取付位置を調整できることを特徴とする請求項3に記載の昇降装置。
  5. 前記サブフレームは、前記柱部に設けられており、
    前記メインフレームは、前記サブフレームに設けられていることを特徴とする請求項3または4に記載の昇降装置。

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