JP2023069268A - 車載機器の取付構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】車載機器をインストルメントパネルへ容易に取り付けることができる車載機器の取付構造を提供する。【解決手段】車載機器の取付構造は、車両の車室内における運転席の前方に設けられたインストルメントパネルと、前記インストルメントパネルに設けられた凹部と、前記凹部に着脱自在に取り付けられたカバー部材と、前記カバー部材に装着された車載機器とを備える。【選択図】図1
Description
本発明は、車載機器の取付構造に関する。
特許文献1は、補機部品を収納したケースをインストルメントパネルに取り付けた補機部品の支持構造が開示されている。この支持構造は、補機部品を収納したケースをインストルメントパネルの平坦部の上面にブラケットを介して固定している。より具体的には、上から順にケースに取り付けられたブラケット、支持板、インストルメントパネルの平坦部、及び押え板が重なるように配置する。これらの重複箇所を貫通するビスにより、補機部品を収納したケースを平坦部の上面に固定している。
上記補機部品などの車載機器をインストルメントパネルにはめ込んだ状態に後付けすることが望まれている。上記補機部品の支持構造では、インストルメントパネルの平坦部の上に補機部品のケースを載せるように取り付けられている。そのため、補機部品がインストルメントパネルの表面から大きく突出すると共に、補機部品の取付箇所も平坦部などの限られた箇所となる。
インストルメントパネルに車載機器をはめ込んだ状態に取り付けるには、車載機器のサイズや形状に応じた開口をインストルメントパネルに形成する必要がある。この開口の形成は、煩雑な作業である。
本発明の目的の一つは、車載機器をインストルメントパネルにはめ込んだ状態に容易に後付けることができる車載機器の取付構造を提供することにある。
本発明の一形態に係る車載機器の取付構造は、車両の車室内における運転席の前方に設けられたインストルメントパネルと、前記インストルメントパネルに設けられた凹部と、前記凹部に着脱自在に取り付けられたカバー部材と、前記カバー部材に装着された車載機器とを備える。
上記車載機器の取付構造では、インストルメントパネルの凹部に着脱自在のカバー部材を備えることで、取り外したカバー部材に車載機器のサイズや形状に応じた加工を容易に施すことができる。車載機器は、カバー部材ごとインストルメントパネルに取り付けることで、凹部にはめ込んだ状態で取り付けることができる。そのため、インストルメントパネルから車室内に車載機器が突出することを軽減したり、なくしたりすることができる。また、インストルメントパネルにおけるカバー部材を設ける位置も、平坦部などの特定箇所に限定されることがない。よって、車載機器の取付箇所の自由度も従来技術に比べて広げることができる。
本発明の実施形態に係る車載機器の取付構造を図1から図5に基づいて説明する。図中の同一符号は同一名称物を示す。各図に矢印で示す『FR』は車両の前方、『RR』は車両の後方、『LH』は車両の左方、『RH』は車両の右方、『UP』は車両の上方、『LWR』は車両の下方を示す。本実施形態は、車両が冷凍車、車載機器が冷凍車に搭載された冷凍機のコントロールパネルである場合を例として説明する。なお、本発明は、これらの例示に限定されず、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
≪全体構造≫
実施形態に係る車載機器の取付構造は、図1に示すように、車両の車室内における運転席の前方に設けられたインストルメントパネル1と、インストルメントパネル1に設けられた凹部2と、凹部2に着脱自在に取り付けられたカバー部材3とを備える。上記車載機器の取付構造の特徴の一つは、図3、図4に示す車載機器4がカバー部材3に装着されていることにある。以下、実施形態に係る車載機器の取付構造の各部の詳細を説明する。
実施形態に係る車載機器の取付構造は、図1に示すように、車両の車室内における運転席の前方に設けられたインストルメントパネル1と、インストルメントパネル1に設けられた凹部2と、凹部2に着脱自在に取り付けられたカバー部材3とを備える。上記車載機器の取付構造の特徴の一つは、図3、図4に示す車載機器4がカバー部材3に装着されていることにある。以下、実施形態に係る車載機器の取付構造の各部の詳細を説明する。
≪車両≫
実施形態に係る車載機器の取付構造が適用可能な車両は、車室内にインストルメントパネル1を備える車両であれば、特に限定されない。上記車両には、乗用車の他、バン、トラックなどの貨物自動車、バス、マイクロバスなどの旅客輸送用商用車、及び特装車が挙げられる。特装車には、冷凍車、冷蔵車、クレーン車、タンクローリー、車両運搬車、及びコンクリートミキサー車などが含まれる。本例における車両は、冷凍機を備えるキャブオーバ型の冷凍車である。また、車両は、内燃機関を備える自動車の他、ハイブリッド車、電気自動車などの電動車両のいずれであってもよい。
実施形態に係る車載機器の取付構造が適用可能な車両は、車室内にインストルメントパネル1を備える車両であれば、特に限定されない。上記車両には、乗用車の他、バン、トラックなどの貨物自動車、バス、マイクロバスなどの旅客輸送用商用車、及び特装車が挙げられる。特装車には、冷凍車、冷蔵車、クレーン車、タンクローリー、車両運搬車、及びコンクリートミキサー車などが含まれる。本例における車両は、冷凍機を備えるキャブオーバ型の冷凍車である。また、車両は、内燃機関を備える自動車の他、ハイブリッド車、電気自動車などの電動車両のいずれであってもよい。
≪インストルメントパネル≫
インストルメントパネル1は、車室内において、運転席前方に配置された計器盤である。インストルメントパネル1には、運転に必要な各種メータ類、空調装置、オーディオ、グローブボックスなどが配置される。図1に示すインストルメントパネル1は、各種メータ類の取付孔10、ステアリングコラムの貫通孔11、ナビゲーションシステムのディスプレイ13、オーディオ及び空調装置のコントロールパネルの取付孔14、及びグローブボックス15を備えている。グローブボックス15は、助手席の前方に設けられている。このグローブボックス15は、回動自在の蓋151を備えている。蓋151は、グローブボックス15の下縁部に設けられた軸を回転軸として回動されることで、グローブボックス15を開閉する。この軸は、車幅方向に延びる軸である。
インストルメントパネル1は、車室内において、運転席前方に配置された計器盤である。インストルメントパネル1には、運転に必要な各種メータ類、空調装置、オーディオ、グローブボックスなどが配置される。図1に示すインストルメントパネル1は、各種メータ類の取付孔10、ステアリングコラムの貫通孔11、ナビゲーションシステムのディスプレイ13、オーディオ及び空調装置のコントロールパネルの取付孔14、及びグローブボックス15を備えている。グローブボックス15は、助手席の前方に設けられている。このグローブボックス15は、回動自在の蓋151を備えている。蓋151は、グローブボックス15の下縁部に設けられた軸を回転軸として回動されることで、グローブボックス15を開閉する。この軸は、車幅方向に延びる軸である。
≪凹部≫
さらに、図1及び図2に示すインストルメントパネル1には、凹部2が設けられている。本例の凹部2は、グローブボックス15上に設けられた物入である。この物入は、助手席側から見て、車両の前方側に窪んだ箇所である。より具体的には、図2に示すように、凹部2は、上面21、下面22、背面23、及び左右の側面24,24を備える。上面21及び下面22は、車両後方から前方に向かうに従って下方に向かう傾斜面で構成されている。背面23は上面21と下面22の車両前方側の縁部同士をつないでいる。左右の側面24,24は、上面21及び下面22に比べて奥行きが小さい面である。本例の物入の正面は蓋がなく開口している。物入の配置箇所は、グローブボックス15の上方に限られず、インストルメントパネル1における運転席の前方など、他の箇所であってもよい。その他、凹部2の一例としては、物入の正面に開口を開閉する蓋を有するものでもよい。このような蓋付きの物入は、一般に助手席アッパーボックスや、インストアッパーボックスなどと呼ばれる。
さらに、図1及び図2に示すインストルメントパネル1には、凹部2が設けられている。本例の凹部2は、グローブボックス15上に設けられた物入である。この物入は、助手席側から見て、車両の前方側に窪んだ箇所である。より具体的には、図2に示すように、凹部2は、上面21、下面22、背面23、及び左右の側面24,24を備える。上面21及び下面22は、車両後方から前方に向かうに従って下方に向かう傾斜面で構成されている。背面23は上面21と下面22の車両前方側の縁部同士をつないでいる。左右の側面24,24は、上面21及び下面22に比べて奥行きが小さい面である。本例の物入の正面は蓋がなく開口している。物入の配置箇所は、グローブボックス15の上方に限られず、インストルメントパネル1における運転席の前方など、他の箇所であってもよい。その他、凹部2の一例としては、物入の正面に開口を開閉する蓋を有するものでもよい。このような蓋付きの物入は、一般に助手席アッパーボックスや、インストアッパーボックスなどと呼ばれる。
≪カバー部材≫
凹部2には、図2に示すように、着脱自在のカバー部材3が設けられている。本例では、カバー部材3は物入の奥側に配置されている。より具体的には、凹部2の上面21の一部と背面23の一部とでカバー部材3が構成されている。即ち、車両の側方から見て、カバー部材3の断面形状は略L字状である。助手席から車両前方を見て、カバー部材3の輪郭形状は矩形状である。本例のカバー部材3は、ワイヤーハーネスを結線する際などに取り外すサービスホールカバー31である。このカバー部材3は、図3、図4に示す車載機器4を取り付ける際には、インストルメントパネル1から取り外して、車載機器4を装着するのに適した加工が施される。この加工の一例としては、カバー部材3に車載機器4を嵌める開口を設けることが挙げられる。
凹部2には、図2に示すように、着脱自在のカバー部材3が設けられている。本例では、カバー部材3は物入の奥側に配置されている。より具体的には、凹部2の上面21の一部と背面23の一部とでカバー部材3が構成されている。即ち、車両の側方から見て、カバー部材3の断面形状は略L字状である。助手席から車両前方を見て、カバー部材3の輪郭形状は矩形状である。本例のカバー部材3は、ワイヤーハーネスを結線する際などに取り外すサービスホールカバー31である。このカバー部材3は、図3、図4に示す車載機器4を取り付ける際には、インストルメントパネル1から取り外して、車載機器4を装着するのに適した加工が施される。この加工の一例としては、カバー部材3に車載機器4を嵌める開口を設けることが挙げられる。
≪車載機器≫
車載機器4には、インストルメントパネル1に取り付けられることで車両に搭載される種々の機器が含まれる。車載機器4の具体例としては、ナビゲーションシステム、ディスプレイ、オーディオ、無線機などが挙げられる。特装車の場合、特定の用途や目的に応じた部品や装置のコントロールパネルが車載機器4の一例として挙げられる。本例における車載機器4は、冷凍機のコントロールパネル41である。
車載機器4には、インストルメントパネル1に取り付けられることで車両に搭載される種々の機器が含まれる。車載機器4の具体例としては、ナビゲーションシステム、ディスプレイ、オーディオ、無線機などが挙げられる。特装車の場合、特定の用途や目的に応じた部品や装置のコントロールパネルが車載機器4の一例として挙げられる。本例における車載機器4は、冷凍機のコントロールパネル41である。
冷凍機のコントロールパネル41の一例を図3、図4に示す。このコントロールパネル41は、概ねブロック状の部材である。コントロールパネル41の正面は、図3に示すように、冷凍機の温度調整などを行う操作ボタン42と、設定温度などを示す表示画面43とを有する。コントロールパネル41の背面には、図4に示すように、コントロールパネル41をインストルメントパネル1に片持ち支持させる取付部44、及びコントロールパネル41の電線を接続するコネクタを備える。コネクタは図示を省略している。コントロールパネル41の上下面には、クッション材45を備えている。クッション材45は、カバー部材3に車載機器4を装着した際、車両の振動によりカバー部材3と車載機器4とが接触して異音が生じることを抑制する。本例で用いたクッション材45はフェルトである。
このようなコントロールパネル41は、上述した所定の加工が施されたカバー部材3に装着される。さらに、コントロールパネル41が装着されたカバー部材3は凹部2に取り付けられる。コントロールパネル41が装着されたカバー部材3を凹部2に取り付けた状態を図5に示す。図5に示すように、コントロールパネル41の大半は、凹部2の内部に収められた状態でインストルメントパネル1に取り付けられる。また、図5には示していないが、コントロールパネル41の背面側の一部は、インストルメントパネル1の奥側に嵌められた状態で取り付けられる。このようなコントロールパネル41の取り付けにより、コントロールパネル41の上下面に設けられたクッション材45が、カバー部材3又は凹部2を開口縁との間で圧縮される。
≪車載機器の飛び出し防止構造≫
その他、車両の前面衝突時、車載機器4が車室内側に飛び出すことを抑制する構成を設けることが好ましい。本例の車載機器4の取付構造では、上述したグローブボックス15の蓋151を車載機器4の飛び出し防止に利用する。例えば、車両を側方から見て、閉じられた状態の蓋151の上縁部が車載機器4の下縁部よりも車両の後方でかつ上方に位置するように構成すればよい。車載機器4の下縁部とグローブボックス15の蓋151の上下方向における重複代Lを図5に示す。重複代Lは、車載機器4の操作の邪魔にならず、かつ車載機器4の飛び出しを抑制できる程度の長さが必要である。重複代Lの一例としては、5mm以上10mm以下が挙げられる。なお、グローブボックス15の蓋151は、その上縁部が円弧状に回動することで開閉される。但し、蓋151を閉じた際、図示しないロック機構により容易に蓋151が開くことはない。そのため、前面衝突時、車両の前方からの荷重により車載機器4が後方に移動しようとしても、車載機器4の飛び出しを一定限度で抑制することができる。車載機器4の飛び出し防止構造は、グローブボックス15の蓋151以外の部材であってもよい。例えば、車載機器4の下縁部よりも車両の後方でかつ上方に位置する凸部をインストルメントパネル1の一部に設けてもよい。
その他、車両の前面衝突時、車載機器4が車室内側に飛び出すことを抑制する構成を設けることが好ましい。本例の車載機器4の取付構造では、上述したグローブボックス15の蓋151を車載機器4の飛び出し防止に利用する。例えば、車両を側方から見て、閉じられた状態の蓋151の上縁部が車載機器4の下縁部よりも車両の後方でかつ上方に位置するように構成すればよい。車載機器4の下縁部とグローブボックス15の蓋151の上下方向における重複代Lを図5に示す。重複代Lは、車載機器4の操作の邪魔にならず、かつ車載機器4の飛び出しを抑制できる程度の長さが必要である。重複代Lの一例としては、5mm以上10mm以下が挙げられる。なお、グローブボックス15の蓋151は、その上縁部が円弧状に回動することで開閉される。但し、蓋151を閉じた際、図示しないロック機構により容易に蓋151が開くことはない。そのため、前面衝突時、車両の前方からの荷重により車載機器4が後方に移動しようとしても、車載機器4の飛び出しを一定限度で抑制することができる。車載機器4の飛び出し防止構造は、グローブボックス15の蓋151以外の部材であってもよい。例えば、車載機器4の下縁部よりも車両の後方でかつ上方に位置する凸部をインストルメントパネル1の一部に設けてもよい。
≪車載機器の取付手順≫
車載機器の取付手順は、次のように行われる。
(a)凹部2内に設けられているカバー部材3を取り外す。
(b)取り外したカバー部材3に車載機器4に応じた加工を施す。例えば、車載機器4のサイズ、形状に応じた開口をカバー部材3に形成する。
(c)カバー部材3を取り外したインストルメントパネル1の開口から図示しないワイヤーハーネスを引き出す。
(d)取り外したカバー部材3の開口にワイヤーハーネスを通す。
(e)ワイヤーハーネスを通した状態のカバー部材3をインストルメントパネル1の開口に組付ける。
(f)車載機器4とワイヤーハーネスとを接続する。
(g)ワイヤーハーネスが接続された車載機器4をカバー部材3の開口に組付ける。
車載機器の取付手順は、次のように行われる。
(a)凹部2内に設けられているカバー部材3を取り外す。
(b)取り外したカバー部材3に車載機器4に応じた加工を施す。例えば、車載機器4のサイズ、形状に応じた開口をカバー部材3に形成する。
(c)カバー部材3を取り外したインストルメントパネル1の開口から図示しないワイヤーハーネスを引き出す。
(d)取り外したカバー部材3の開口にワイヤーハーネスを通す。
(e)ワイヤーハーネスを通した状態のカバー部材3をインストルメントパネル1の開口に組付ける。
(f)車載機器4とワイヤーハーネスとを接続する。
(g)ワイヤーハーネスが接続された車載機器4をカバー部材3の開口に組付ける。
≪効果≫
上記の実施形態に係る車載機器の取付構造によれば、次の効果を奏することができる。
(1)車載機器4の取付作業性に優れる。インストルメントパネル1の凹部2に着脱自在のカバー部材3を備えることで、取り外したカバー部材3に車載機器4のサイズや形状に応じた加工を容易に施すことができる。つまり、インストルメントパネル1自体に直接加工を施す必要がない。その結果、車載機器4が装着されたカバー部材3をインストルメントパネル1に取り付けることで、車載機器4を容易にインストルメントパネル1に取り付けることができる。
上記の実施形態に係る車載機器の取付構造によれば、次の効果を奏することができる。
(1)車載機器4の取付作業性に優れる。インストルメントパネル1の凹部2に着脱自在のカバー部材3を備えることで、取り外したカバー部材3に車載機器4のサイズや形状に応じた加工を容易に施すことができる。つまり、インストルメントパネル1自体に直接加工を施す必要がない。その結果、車載機器4が装着されたカバー部材3をインストルメントパネル1に取り付けることで、車載機器4を容易にインストルメントパネル1に取り付けることができる。
(2)車載機器4が車室内に突出し難い。車載機器4を装着したカバー部材3をインストルメントパネル1に取り付けることで、車載機器4を凹部2にはめ込んだ状態で取り付けることができる。そのため、インストルメントパネル1から車室内に車載機器4が突出し難い。特に、凹部2を物入とすることで、凹部2の一部に車載機器4を設けても車載機器4が車室内に突出し難い。
(3)車載機器4の取付箇所の自由度を従来技術に比べて広げることができる。カバー部材3を設ける位置は、インストルメントパネル1における種々の位置から選択できる。そのため、カバー部材3を設ける位置がインストルメントパネル1の平坦部などの特定箇所に限定されることはない。特に、冷凍車といった特装車のコントロールパネル41を標準車に後付けする際、物入をコントロールパネル41の取付箇所に利用すれば、他に取付スペースが十分にない場合であっても、上記コントロールパネル41を取り付けることができる。
(4)カバー部材3がサービスホールカバー31であれば、容易にインストルメントパネル1に着脱することができる。サービスホールカバー31は予め着脱可能に構成されているからである。特に、カバー部材3がサービスホールカバー31であれば、車載機器4と接続対象とをつなぐワイヤーハーネスの取り回しや、車載機器4又は接続対象とワイヤーハーネスとの接続も容易に行うことができる。
(5)車載機器4の飛び出し防止構造を設けることで、車両の前面衝突時、車載機器4が車室内に飛び出すことを抑制することができる。特に、この飛び出し防止構造にグローブボックス15の蓋151を利用することで、インストルメントパネル1の構造を大幅に変更することなく、容易に車載機器4の飛び出しを抑制できる。
1 インストルメントパネル
10 メータ類の取付孔
11 ステアリングコラムの貫通孔
13 ディスプレイ
14 オーディオ及び空調装置のコントロールパネルの取付孔
15 グローブボックス
151 蓋
2 凹部
21 上面
22 下面
23 背面
24 側面
3 カバー部材
31 サービスホールカバー
4 車載機器
41 冷凍機のコントロールパネル
42 操作ボタン
43 表示画面
44 取付部
45 クッション材
L 重複代
10 メータ類の取付孔
11 ステアリングコラムの貫通孔
13 ディスプレイ
14 オーディオ及び空調装置のコントロールパネルの取付孔
15 グローブボックス
151 蓋
2 凹部
21 上面
22 下面
23 背面
24 側面
3 カバー部材
31 サービスホールカバー
4 車載機器
41 冷凍機のコントロールパネル
42 操作ボタン
43 表示画面
44 取付部
45 クッション材
L 重複代
Claims (1)
- 車両の車室内における運転席の前方に設けられたインストルメントパネルと、
前記インストルメントパネルに設けられた凹部と、
前記凹部に着脱自在に取り付けられたカバー部材と、
前記カバー部材に装着された車載機器とを備える車載機器の取付構造。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2021181017A JP2023069268A (ja) | 2021-11-05 | 2021-11-05 | 車載機器の取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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