JP2023069085A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ドロワから第1ドラムカートリッジおよび第2ドラムカートリッジを取り外した場合に、第1ドラムカートリッジおよび第2ドラムカートリッジから廃トナーがこぼれることを抑制できる画像形成装置を提供する。【解決手段】画像形成装置1は、ドロワ5と、ドラムカートリッジ6Y,6M,6C,6Kとを備える。ドラムカートリッジ6Y,6M,6C,6Kのそれぞれは、感光ドラム61と、ドラムクリーナ65と、廃トナーを排出可能な排出口661と、排出口661を開閉するシャッタ67とを有する。ドロワ5は、シャッタ駆動部材55を有する。シャッタ駆動部材55が第1位置に位置するとき、シャッタ67Y,67M,67C,67Kのそれぞれは、閉位置に位置する。シャッタ駆動部材55が第2位置に位置するとき、シャッタ67Y,67M,67C,67Kのそれぞれは、開位置に位置する。シャッタ駆動部材55は、少なくともドロワ5が引出位置に位置した状態で、第1位置に位置する。【選択図】図2

Description

本開示は、画像形成装置に関する。
従来、画像形成装置は、プロセスカートリッジを備える。プロセスカートリッジは、感光ドラムと、感光ドラムに残留した転写残トナーを感光ドラムから除去するクリーニング部材と、クリーニング部材によって感光ドラムから除去された転写残トナーを搬送するスクリューとを有する(下記特許文献1参照)。
特開2020-86309号公報
上記した特許文献1に記載の画像形成装置では、スクリューによって搬送された転写残トナーは、プロセスカートリッジの貫通穴を通って下側に落下し、回収手段へ搬送される。
ここで、ユーザがプロセスカートリッジを画像形成装置から取り外した場合、プロセスカートリッジの貫通穴から転写残トナーがこぼれる可能性がある。貫通穴を閉じるシャッタを設けることも検討されるが、ユーザがプロセスカートリッジを画像形成装置から取り外したときに、シャッタを閉め忘れる可能性もある。
そこで、本開示の目的は、ドロワから第1ドラムカートリッジおよび第2ドラムカートリッジを取り外した場合に、第1ドラムカートリッジおよび第2ドラムカートリッジから廃トナーがこぼれることを抑制できる画像形成装置を提供することにある。
(1)本開示の画像形成装置は、本体筐体と、ドロワと、第1ドラムカートリッジと、第1トナーカートリッジと、第2ドラムカートリッジと、第2トナーカートリッジとを備える。
本体筐体は、開口を有する。
ドロワは、収容位置と引出位置との間を、開口を通って第1方向に移動可能である。ドロワが収容位置に位置した状態で、ドロワは、本体筐体に収容される。ドロワが引出位置に位置した状態で、ドロワは、本体筐体から引き出される。
第1ドラムカートリッジは、第1感光ドラムと、第1ドラムクリーナと、第1排出口と、第1シャッタとを有する。第1ドラムクリーナは、第1感光ドラムから廃トナーを回収可能である。第1排出口は、第1ドラムクリーナが回収した廃トナーを排出可能である。第1シャッタは、第1閉位置と第1開位置との間を移動可能である。第1シャッタが第1閉位置に位置した状態で、第1シャッタは、第1排出口を閉じる。第1シャッタが第1開位置に位置した状態で、第1排出口は、開く。第1ドラムカートリッジは、ドロワに装着可能である。
第1トナーカートリッジは、第1感光ドラムに供給されるトナーを収容可能である。第1トナーカートリッジは、第1ドラムカートリッジに装着可能である。
第2ドラムカートリッジは、第2感光ドラムと、第2ドラムクリーナと、第2排出口と、第2シャッタとを有する。第2ドラムクリーナは、第2感光ドラムから廃トナーを回収可能である。第2排出口は、第2ドラムクリーナが回収した廃トナーを排出可能である。第2シャッタは、第2閉位置と第2開位置との間を移動可能である。第2シャッタが第2閉位置に位置した状態で、第2シャッタは、第2排出口を閉じる。第2シャッタが第2開位置に位置した状態で、第2排出口は、開く。第2ドラムカートリッジは、ドロワに装着可能である。
第2トナーカートリッジは、第2感光ドラムに供給されるトナーを収容可能である。第2トナーカートリッジは、第2ドラムカートリッジに装着可能である。
第1ドラムカートリッジおよび第2ドラムカートリッジがドロワに装着された状態で、第1感光ドラムと第2感光ドラムとは、第1方向に並ぶ。
ドロワは、廃トナー管とシャッタ駆動部材とを有する。
廃トナー管は、第1廃トナー受入口と第2廃トナー受入口とを有する。第1廃トナー受入口は、ドロワに装着された第1ドラムカートリッジの第1排出口から排出される廃トナーを受け入れ可能である。第2廃トナー受入口は、ドロワに装着された第2ドラムカートリッジの第2排出口から排出される廃トナーを受け入れ可能である。廃トナー管は、廃トナーの通過を許容する。
シャッタ駆動部材は、第1方向に延びる。シャッタ駆動部材は、廃トナー管に対して第1位置と第2位置との間を移動可能である。シャッタ駆動部材は、少なくともドロワが引出位置に位置した状態で、第1位置に位置する。第1ドラムカートリッジおよび第2ドラムカートリッジがドロワに装着された状態で、シャッタ駆動部材は、第1シャッタおよび第2シャッタと連動可能である。
シャッタ駆動部材が第1位置に位置するとき、第1シャッタは、第1閉位置に位置し、第2シャッタは、第2閉位置に位置する。
シャッタ駆動部材が第2位置に位置するとき、第1シャッタは、第1開位置に位置し、第2シャッタは、第2開位置に位置する。
このような構成によれば、ドロワが収容位置に位置した状態で、第1シャッタを第1開位置に位置させるとともに、第2シャッタを第2開位置に位置させることができる。
そのため、ドロワが収容位置に位置した状態で、第1ドラムカートリッジからの廃トナー、および、第2ドラムカートリッジからの廃トナーを、廃トナー管で搬送可能である。
また、ドロワが引出位置に位置した状態で、第1シャッタを第1閉位置に位置させるとともに、第2シャッタを第2閉位置に位置させることができる。
これにより、ドロワから第1ドラムカートリッジおよび第2ドラムカートリッジを取り外すときに、第1ドラムカートリッジおよび第2ドラムカートリッジから廃トナーがこぼれることを抑制できる。
(2)シャッタ駆動部材は、第1位置と第2位置との間を、第1方向に移動可能であってもよい。
(3)シャッタ駆動部材は、引出位置から収容位置へのドロワの移動に伴なって、第1位置から第2位置に移動し、収容位置から引出位置へのドロワの移動に伴なって、第2位置から第1位置に移動してもよい。
このような構成によれば、ユーザがドロワを移動させる動作を利用して、第1シャッタおよび第2シャッタを開閉できる。
そのため、画像形成装置の操作性の向上を図ることができる。
(4)シャッタ駆動部材は、被作用部を有してもよい。被作用部は、ドロワが引出位置から収容位置へ向かう方向において、ドロワの下流端部に位置する。本体筐体は、作用部を有してもよい。作用部は、被作用部に作用可能である。ドロワが引出位置から収容位置へ移動するときに、シャッタ駆動部材は、作用部が被作用部に作用することにより、第1位置から第2位置に移動する。ドロワが収容位置から引出位置へ移動するときに、シャッタ駆動部材は、作用部と被作用部との作用が解除されることにより、第2位置から第1位置に移動する。
(5)画像形成装置は、カバーをさらに備える。カバーは、カバー閉位置とカバー開位置との間を移動可能である。カバーがカバー閉位置に位置した状態で、カバーは、開口を閉じる。カバーがカバー開位置に位置した状態で、開口は、開く。ドロワが収容位置に位置した状態で、シャッタ駆動部材は、カバー開位置からカバー閉位置へのカバーの移動に伴なって、第1位置から第2位置に移動し、カバー閉位置からカバー開位置へのカバーの移動に伴なって、第2位置から第1位置に移動してもよい。
このような構成によれば、ユーザがカバーを開閉する動作を利用して、第1シャッタおよび第2シャッタを開閉できる。
そのため、画像形成装置の操作性の向上を図ることができる。
(6)カバーは、作用部を有してもよい。シャッタ駆動部材は、被作用部を有してもよい。作用部は、被作用部に作用可能である。ドロワが収容位置に位置した状態で、カバーがカバー開位置からカバー閉位置へ移動するときに、シャッタ駆動部材は、作用部が被作用部に作用することにより、第1位置から第2位置に移動してもよい。ドロワが収容位置に位置した状態で、カバーがカバー閉位置からカバー開位置へ移動するときに、シャッタ駆動部材は、作用部と被作用部との作用が解除されることにより、第2位置から第1位置に移動してもよい。
(7)ドロワは、バネをさらに有してもよい。バネは、シャッタ駆動部材を第2位置から第1位置に向けて押圧する。
(8)ドロワは、第1側板と第2側板とを有する。第1側板は、廃トナー管を支持する。第2側板は、第1方向と交差する方向において、第1側板から離れて位置する。シャッタ駆動部材は、第1側板に支持されてもよい。
(9)ドロワは、第1廃トナーシャッタと第2廃トナーシャッタとを有してもよい。第1廃トナーシャッタは、第1廃トナー閉位置と第1廃トナー開位置との間を移動可能である。第1廃トナーシャッタが第1廃トナー閉位置に位置した状態で、第1廃トナーシャッタは、第1廃トナー受入口を閉じる。第1廃トナーシャッタが第1廃トナー開位置に位置した状態で、第1廃トナー受入口は、開く。第2廃トナーシャッタは、第2廃トナー閉位置と第2廃トナー開位置との間を移動可能である。第2廃トナーシャッタが第2廃トナー閉位置に位置した状態で、第2廃トナーシャッタは、第2廃トナー受入口を閉じる。第2廃トナーシャッタが第2廃トナー開位置に位置した状態で、第2廃トナー受入口は、開く。第1廃トナーシャッタは、第1ギアを有してもよい。第2廃トナーシャッタは、第2ギアを有してもよい。シャッタ駆動部材は、第1ラック部と第2ラック部とを有してもよい。第1ラック部は、第1ギアと噛み合う。第2ラック部は、第2ギアと噛み合う。
このような構成によれば、シャッタ駆動部材を、第1廃トナーシャッタおよび第2廃トナーシャッタとも連動させることができる。
そのため、ユーザが第1廃トナーシャッタおよび第2廃トナーシャッタを開閉する必要が無く、画像形成装置の操作性の向上を図ることができる。
(10)画像形成装置は、廃トナー収容部をさらに備えてもよい。廃トナー収容部は、廃トナーを収容する。廃トナー管は、ドロワが収容位置に位置した状態で、廃トナー収容部と接続され、ドロワが引出位置に位置した状態で、廃トナー収容部から離れる。
(11)ドロワは、搬送部材をさらに有してもよい。搬送部材は、廃トナー管内に位置する。ドロワが収容位置に位置した状態で、搬送部材は、廃トナー管内の廃トナーを廃トナー収容部に向けて搬送可能である。
本開示の画像形成装置によれば、ドロワから第1ドラムカートリッジおよび第2ドラムカートリッジを取り外した場合に、第1ドラムカートリッジおよび第2ドラムカートリッジから廃トナーがこぼれることを抑制できる。
図1は、画像形成装置の概略構成図である。 図2は、図1に示すドロワ5が引出位置に位置した状態を示す。 図3は、図1に示すドラムカートリッジの斜視図である。 図4は、図3に示すドラムカートリッジの断面図である。 図5は、図3に示すドラムカートリッジの側面図であって、シャッタ67Yが第1閉位置に位置した状態を示す。 図6は、図3に示すドラムカートリッジの側面図であって、シャッタ67Yが第1開位置に位置した状態を示す。 図7は、図1に示す画像形成装置の断面図である。 図8は、図7に示すドロワの断面図であって、トナー管を通る断面を示す。 図9は、図8に示す廃トナーシャッタ53Yが第1廃トナー開位置に位置した状態を示す。 図10は、廃トナー管と廃トナー収容部との接続を説明する説明図である。 図11は、図7に示すドロワの断面図であって、シャッタ駆動部材55を通る断面を示す。 図12は、図11に示すシャッタ駆動部材が第2位置に位置した状態を示す。 図13は、図2に示すドロワが収容位置に位置し、シャッタ駆動部材が第2位置に位置した状態を示す。 図14Aは、収容位置におけるドロワのロックを説明する説明図であって、ロック部材によってドロワが本体筐体にロックされた状態を示す。図14Bは、図14Aとともに収容位置におけるドロワのロックを説明する説明図であって、本体筐体に対するドロワのロックが解除された状態を示す。 図15は、変形例を説明するための説明図であって、ドロワが収容位置に位置し、カバーがカバー開位置に位置し、シャッタ駆動部材が第1位置に位置した状態を示す。 図16は、図15に示すカバーがカバー閉位置に位置し、シャッタ駆動部材が第2位置に位置した状態を示す。
1.画像形成装置1の概略
画像形成装置1は、本体筐体2と、カバー3と、シート収容部4と、ドロワ5と、複数のドラムカートリッジ6Y,6M,6C,6Kと、複数のトナーカートリッジ7Y,7M,7C,7Kと、露光装置8と、ベルトユニット9と、転写ローラ10と、定着装置11とを備える。
1.1 本体筐体2
本体筐体2は、シート収容部4と、ドロワ5と、ドラムカートリッジ6Y,6M,6C,6Kと、トナーカートリッジ7Y,7M,7C,7Kと、露光装置8と、ベルトユニット9と、転写ローラ10と、定着装置11とを収容する。本体筐体2は、開口21を有する。
1.2 カバー3
カバー3は、カバー閉位置(図1参照)とカバー開位置(図2参照)との間を移動可能である。図1に示すように、カバー3がカバー閉位置に位置した状態で、カバー3は、開口21を閉じる。図2に示すように、カバー3がカバー開位置に位置した状態で、開口21は、開く。
1.3 シート収容部4
図1に示すように、シート収容部4は、シートSを収容可能である。シート収容部4内のシートSは、転写ローラ10に向かって搬送される。
1.4 ドロワ5
図2に示すように、カバー3がカバー開位置に位置した状態で、ドロワ5は、収容位置(図1参照)と引出位置(図2参照)との間を、開口21を通って、第1方向に移動可能である。図1に示すように、ドロワ5が収容位置に位置した状態で、ドロワ5の全部は、本体筐体2に収容される。図2に示すように、ドロワ5が引出位置に位置した状態で、ドロワ5の少なくとも一部は、本体筐体2から引き出される。
1.5 ドラムカートリッジ6Y,6M,6C,6K
図2に示すように、ドロワ5が引出位置に位置した状態で、ドラムカートリッジ6Y,6M,6C,6Kのそれぞれは、ドロワ5に装着可能である。図1に示すように、ドラムカートリッジ6Y,6M,6C,6Kがドロワ5に装着された状態で、感光ドラム61Y,61M,61C,61Kは、第1方向に並ぶ。
ドラムカートリッジ6Yは、感光ドラム61Yと、帯電装置62Yと、現像装置63Yとを有する。なお、ドラムカートリッジ6M,6C,6Kのそれぞれは、ドラムカートリッジ6Yと同じ構造を有する。つまり、ドラムカートリッジ6Mは、感光ドラム61Mを有する。ドラムカートリッジ6M,6C,6Kについての説明は、省略される。
1.5.1 感光ドラム61Y
感光ドラム61Yは、第2方向に延びる。ドラムカートリッジ6Yがドロワ5に装着された状態で、第2方向は、第1方向と交差する。好ましくは、ドラムカートリッジ6Yがドロワ5に装着された状態で、第2方向は、第1方向と直交する。感光ドラム61Yは、ドラム軸A1について回転可能である。ドラム軸A1は、第2方向に延びる。
1.5.2 帯電装置62Y
帯電装置62Yは、感光ドラム61Yの周面を帯電させる。本実施形態では、帯電装置62Yは、帯電ローラである。帯電装置62Yは、スコロトロン型の帯電器であってもよい。
1.5.3 現像装置63Y
現像装置63Yは、感光ドラム61Yにトナーを供給可能である。詳しくは、現像装置63Yは、現像筐体631Yと、現像ローラ632Yとを備える。
現像筐体631Yは、トナーカートリッジ7Yからのトナーを収容可能である。現像筐体631Yは、現像ローラ632Yを支持する。
現像ローラ632Yは、現像筐体631Y内のトナーを感光ドラム61Yに供給可能である。現像ローラ632Yは、感光ドラム61Yと接触する。現像ローラ632Yは、感光ドラム61Yから離間可能であってもよい。現像ローラ632Yは、第2方向に延びる。現像ローラ632Yは、現像軸A2について回転可能である。現像軸A2は、第2方向に延びる。
1.6 トナーカートリッジ7Y,7M,7C,7K
トナーカートリッジ7Yは、感光ドラム61Yに供給されるトナーを収容可能である。トナーカートリッジ7Yは、ドラムカートリッジ6Yに装着可能である。トナーカートリッジ7Yがドラムカートリッジ6Yに装着された状態で、トナーカートリッジ7Yは、現像装置63Yにトナーを供給可能である。
トナーカートリッジ7Mは、感光ドラム61Mに供給されるトナーを収容可能である。トナーカートリッジ7Mは、ドラムカートリッジ6Mに装着可能である。トナーカートリッジ7Mがドラムカートリッジ6Mに装着された状態で、トナーカートリッジ7Mは、現像装置63Mにトナーを供給可能である。
トナーカートリッジ7Cは、感光ドラム61Cに供給されるトナーを収容可能である。トナーカートリッジ7Cは、ドラムカートリッジ6Cに装着可能である。トナーカートリッジ7Cがドラムカートリッジ6Cに装着された状態で、トナーカートリッジ7Cは、現像装置63Cにトナーを供給可能である。
トナーカートリッジ7Kは、感光ドラム61Kに供給されるトナーを収容可能である。トナーカートリッジ7Kは、ドラムカートリッジ6Kに装着可能である。トナーカートリッジ7Kがドラムカートリッジ6Kに装着された状態で、トナーカートリッジ7Kは、現像装置63Kにトナーを供給可能である。
1.7 露光装置8
ドラムカートリッジ6Y,6M,6C,6Kがドロワ5に装着され、ドロワ5が収容位置に位置した状態で、露光装置8は、感光ドラム61Y,61M,61C,61Kのそれぞれの周面を露光可能である。本実施形態では、露光装置8は、レーザースキャンユニットである。
1.8 ベルトユニット9
ドラムカートリッジ6Y,6M,6C,6Kがドロワ5に装着され、ドロワ5が収容位置に位置した状態で、ベルトユニット9は、ドラムカートリッジ6Y,6M,6C,6Kの下方に位置する。ベルトユニット9は、中間転写ベルト91と、転写ローラ92Y,92M,92C,92Kとを備える。
ドラムカートリッジ6Y,6M,6C,6Kがドロワ5に装着され、ドロワ5が収容位置に位置した状態で、中間転写ベルト91は、感光ドラム61Y,61M,61C,61Kと接触する。
転写ローラ92Yは、感光ドラム61Yのトナーを、中間転写ベルト91に転写する。転写ローラ92Mは、感光ドラム61Mのトナーを、中間転写ベルト91に転写する。転写ローラ92Cは、感光ドラム61Cのトナーを、中間転写ベルト91に転写する。転写ローラ92Kは、感光ドラム61Kのトナーを、中間転写ベルト91に転写する。
1.9 転写ローラ10
転写ローラ10は、中間転写ベルト91上のトナーをシートSに転写する。詳しくは、シート収容部4から転写ローラ10に向かって搬送されたシートSは、転写ローラ10と中間転写ベルト91との間を通って、定着装置11に搬送される。このとき、転写ローラ10は、中間転写ベルト91上のトナーをシートSに転写する。
1.10 定着装置11
定着装置11は、トナーが転写されたシートSを加熱および加圧して、シートSにトナーを定着させる。定着装置11を通過したシートSは、本体筐体2の上面に排紙される。
2.ドラムカートリッジ6Yの詳細
次に、図3から図6を参照して、ドラムカートリッジ6Yの詳細について説明する。
図3に示すように、ドラムカートリッジ6Yは、上記した感光ドラム61Y(図4参照)、帯電装置62Y(図4参照)および現像装置63Yに加えて、ドラムフレーム64Yと、ドラムクリーナ65Yと、廃トナー排出部66Yと、シャッタ67Yと、係合部68Yとを有する。
2.1 ドラムフレーム64Y
ドラムフレーム64Yは、ドラム側板641A,641Bと、受け部642と、トナーシャッタ643とを有する。
2.1.1 ドラム側板641A、641B
ドラム側板641Aは、第2方向におけるドラムカートリッジ6Yの一端部に位置する。ドラム側板641Aは、第2方向における感光ドラム61Yの一端部、および、第2方向における現像装置63Yの一端部を支持する。トナーカートリッジ7Yがドラムカートリッジ6Yに装着された状態で、ドラム側板641Aは、第2方向におけるトナーカートリッジ7Yの一端部を支持する。ドラム側板641Aは、第3方向に延びる。第3方向は、第1方向および第2方向と交差する。好ましくは、第3方向は、第1方向および第2方向と直交する。ドラムカートリッジ6Yが画像形成装置1に装着され、画像形成装置1が水平面に載置された状態で、第3方向は、上下方向である。
ドラム側板641Bは、第2方向におけるドラムカートリッジ6Yの他端部に位置する。ドラム側板641Bは、第2方向において、ドラム側板641Aから離れて位置する。ドラム側板641Bは、第2方向における感光ドラム61Yの他端部、および、第2方向における現像装置63Yの他端部を支持する。トナーカートリッジ7Yがドラムカートリッジ6Yに装着された状態で、ドラム側板641Aは、第2方向におけるトナーカートリッジ7Yの他端部を支持する。ドラム側板641Bは、第3方向に延びる。
2.1.2 受け部642
トナーカートリッジ7Yがドラムカートリッジ6Yに支持された状態で、受け部642は、トナーカートリッジ7Yを受ける。受け部642は、第2方向に延びる。第2方向における受け部642の一端部は、ドラム側板641Aと接続する。第2方向における受け部642の他端部は、ドラム側板641Bと接続する。受け部642は、トナー受入口6421を有する。
トナー受入口6421は、第2方向において、受け部642の中央部に位置する。トナー受入口6421は、現像筐体631Yの内部空間と通じる。
2.1.3 トナーシャッタ643
トナーシャッタ643は、受け部642に取り付けられている。トナーシャッタ643は、トナー受入口6421を開閉する。トナーカートリッジ7Yがドラムカートリッジ6Yに装着されるときに、トナーシャッタ643は、トナーカートリッジ7Yと係合した状態で、閉位置から開位置へ移動する。また、トナーカートリッジ7Yがドラムカートリッジ6Yから取り外されるときに、トナーシャッタ643は、トナーカートリッジ7Yと係合した状態で、開位置から閉位置へ移動する。
2.2 ドラムクリーナ65Y
ドラムクリーナ65Yは、第2方向において、ドラム側板641Aとドラム側板641Bとの間に位置する。ドラムクリーナ65Yは、第2方向に延びる。第2方向におけるドラムクリーナ65Yの一端部は、ドラム側板641Aと接続する。第2方向におけるドラムクリーナ65Yの他端部は、ドラム側板641Bと接続する。ドラムクリーナ65Yは、感光ドラム61Yから廃トナーを回収可能である。廃トナーとは、中間転写ベルト91に転写されずに感光ドラム61Yの表面に残ったトナーである。
図4に示すように、ドラムクリーナ65Yは、クリーニング筐体651と、クリーニング部材652と、廃トナー搬送部材653とを備える。
2.2.1 クリーニング筐体651
図3に示すように、クリーニング筐体651は、第2方向において、ドラム側板641Aとドラム側板641Bとの間に位置する。クリーニング筐体651は、第2方向に延びる。第2方向におけるクリーニング筐体651の一端部は、ドラム側板641Aと接続する。第2方向におけるクリーニング筐体651の他端部は、ドラム側板641Bと接続する。クリーニング筐体651は、廃トナーを収容可能である。図4に示すように、クリーニング筐体651は、開口6511を有する。
2.2.2 クリーニング部材652
クリーニング部材652は、クリーニング筐体651に取り付けられる。クリーニング部材652は、第2方向に延びる。クリーニング部材652は、板形状を有する。クリーニング部材652のエッジは、感光ドラム61Yの表面と接触する。感光ドラム61Yが回転すると、感光ドラム61Yの表面の廃トナーは、クリーニング部材652のエッジと接触して、感光ドラム61Yの表面から除去される。これにより、クリーニング部材652は、感光ドラム61Yの周面をクリーニングする。除去された廃トナーは、開口6511を通ってクリーニング筐体651内に収容される。
2.2.3 廃トナー搬送部材653
廃トナー搬送部材653は、クリーニング筐体651内に位置する。廃トナー搬送部材653は、クリーニング筐体651内の廃トナーを、廃トナー排出部66Y(図3参照)に向けて、第2方向に搬送する。本実施形態では、廃トナー搬送部材653は、オーガスクリューである。廃トナー搬送部材653は、第2方向に延びる。
2.3 廃トナー排出部66Y
図3に示すように、廃トナー排出部66Yは、第2方向において、ドラム側板641Aに対して、ドラム側板641Bの反対側に位置する。廃トナー排出部66Yは、ドラム側板641Aから第2方向に延びる。廃トナー排出部66Yは、ドラム側板641Aに取り付けられていてもよい。廃トナー排出部66Yは、円筒形状を有する。廃トナー排出部66Yの内部空間は、クリーニング筐体651の内部空間と通じる。図5に示すように、廃トナー排出部66Yは、排出口661Yを有する。言い換えると、ドラムカートリッジ6Yは、排出口661Yを有する。
排出口661Yは、廃トナー排出部66Yの内部空間と通じる。排出口661Yは、廃トナー排出部66Y内の廃トナーを排出可能である。これにより、排出口661Yは、ドラムクリーナ65Yが回収した廃トナーを排出可能である。
2.4 シャッタ67Y
図3に示すように、シャッタ67Yは、第2方向において、ドラム側板641Aに対して、ドラム側板641Bの反対側に位置する。シャッタ67Yは、廃トナー排出部66Yに取り付けられている。
図5および図6に示すように、シャッタ67Yは、排出口661Yを開閉する。シャッタ67Yは、第1閉位置(図5参照)と第1開位置(図6参照)との間を移動可能である。シャッタ67Yは、廃トナー排出部66Yに対して回転可能である。シャッタ67Yは、第1閉位置と第1開位置との間を、軸A11について回転可能である。図5に示すように、シャッタ67Yが第1閉位置に位置した状態で、シャッタ67Yは、排出口661Yを閉じる。図6に示すように、シャッタ67Yが第1開位置に位置した状態で、排出口661Yは、開く。
シャッタ67Yは、第2方向に延びる。シャッタ67Yは、円筒形状を有する。シャッタ67Yは、係合部68Yとともに移動可能である。シャッタ67Yは、シャッタ開口671を有する。
図6に示すように、シャッタ67Yが開位置に位置した状態で、シャッタ開口671の少なくとも一部は、排出口661Yと通じる。これにより、シャッタ67Yが開位置に位置した状態で、排出口661Yは、開く。
なお、図5に示すように、シャッタ67Yが閉位置に位置した状態で、シャッタ開口671は、排出口661Yから離れて位置する。シャッタ67Yが閉位置に位置した状態で、シャッタ開口671は、排出口661Yと通じない。
2.5 係合部68Y
図3に示すように、係合部68Yは、第2方向において、シャッタ67Yに対して、ドラム側板641Aの反対側に位置する。係合部68Yは、第2方向におけるシャッタ67Yの側面に位置する。ドラムカートリッジ6Yがドロワ5に装着された状態で、係合部68Yは、ドロワ5の係合部材57Y(図8参照)と係合する。係合部68Yは、係合部材57Yと係合することにより、係合部材57Yとともに回転可能になる。
詳しくは、係合部68Yは、第2方向におけるシャッタ67Yの側面から、第2方向に突出する。係合部68Yは、シャッタ67Yの径方向に延びる。ドラムカートリッジ6Yがドロワ5に装着された状態で、係合部68Yは、係合部材57Yの溝571Y(図8参照)に嵌まる。係合部68Yは、係合部材57Yの溝571Yに嵌まることにより、係合部材57Yとともに、軸A11について回転可能になる。
2.6 ドラムカートリッジ6M,6C,6K
上記したように、ドラムカートリッジ6M,6C,6Kは、ドラムカートリッジ6Yと同じ構造を有する。つまり、ドラムカートリッジ6Mは、ドラムクリーナ65Mと、排出口661Mと、シャッタ67Mとを有する。ドラムクリーナ65Mは、感光ドラム61Mから廃トナーを回収可能である。排出口661Mは、ドラムクリーナ65Mが回収した廃トナーを排出可能である。シャッタ67Mは、第2閉位置と第2開位置との間を移動可能である。シャッタ67Mが第2閉位置に位置した状態で、シャッタ67Mは、排出口661Mを閉じる。シャッタ67Mが第2開位置に位置した状態で、排出口661Mは、開く。
3.ドロワ5の詳細
図2、および、図7から図14Bを参照して、ドロワ5の詳細について説明する。
なお、以下のドロワ5の説明における「第2方向」は、「ドラムカートリッジ6Yがドロワ5に装着された状態で」の「第2方向」である。
図7に示すように、ドロワ5は、第1側板51Aと、第2側板51Bと、廃トナー管52と、複数の廃トナーシャッタ53Y,53M,53C,53K(図8参照)と、搬送部材54と、シャッタ駆動部材55(図11参照)と、バネ56(図11参照)と、複数の係合部材57Y,57M,57C,57K(図8参照)と、グリップ58(図14A参照)と、複数のロック部材59A,59B(図14A参照)と、バー60(図14A参照)とを有する。
3.1 第1側板51Aおよび第2側板51B
第1側板51Aは、第2方向におけるドロワ5の一端部に位置する。ドラムカートリッジ6Yがドロワ5に装着された状態で、第1側板51Aは、第2方向において、ドラム側板641Aと向かい合う。ドラムカートリッジ6Yがドロワ5に装着された状態で、第1側板51Aは、第2方向において、ドラム側板641Aに対して、ドラム側板641Bの反対側に位置する。第1側板51Aは、廃トナー管52を支持する。ドラムカートリッジ6Yがドロワ5に装着された状態で、第1側板51Aは、第2方向におけるドラムカートリッジ6Yの一端部を支持する。
第2側板51Bは、第2方向におけるドロワ5の他端部に位置する。第2側板51Bは、第2方向において、第1側板51Aから離れて位置する。ドラムカートリッジ6Yがドロワ5に装着された状態で、第2側板51Bは、第2方向において、ドラム側板641Bと向かい合う。ドラムカートリッジ6Yがドロワ5に装着された状態で、第2側板51Bは、第2方向において、ドラム側板641Bに対して、ドラム側板641Aの反対側に位置する。ドラムカートリッジ6Yがドロワ5に装着された状態で、第2側板51Bは、第2方向におけるドラムカートリッジ6Yの他端部を支持する。
3.2 廃トナー管52
廃トナー管52は、第2方向において、第1側板51Aと第2側板51Bとの間に位置する。図8に示すように、廃トナー管52は、第1方向に延びる。廃トナー管52は、廃トナーの通過を許容する。図10に示すように、ドロワ5が収容位置に位置した状態で、廃トナー管52は、廃トナー収容部20と接続される。一方、ドロワ5が引出位置(図2参照)に位置した状態で、廃トナー管52は、廃トナー収容部20から離れる。
なお、画像形成装置1は、廃トナー収容部20を備える。廃トナー収容部20は、本体筐体2内に位置する。廃トナー収容部20は、廃トナーを収容する。
図8に示すように、廃トナー管52は、複数の廃トナー受入口521Y,521M,521C,521Kと、廃トナー排出口522とを有する。
廃トナー受入口521Y,521M,521C,521Kは、第1方向に並ぶ。廃トナー受入口521Yは、ドロワ5に装着されたドラムカートリッジ6Yの排出口661Y(図5参照)から排出される廃トナーを受け入れ可能である。廃トナー受入口521Mは、ドロワ5に装着されたドラムカートリッジ6Mの排出口661Mから排出される廃トナーを受け入れ可能である。廃トナー受入口521Cは、ドロワ5に装着されたドラムカートリッジ6Cの排出口661Cから排出される廃トナーを受け入れ可能である。廃トナー受入口521Kは、ドロワ5に装着されたドラムカートリッジ6Kの排出口661Kから排出される廃トナーを受け入れ可能である。
廃トナー排出口522は、廃トナー管52内の廃トナーを排出可能である。廃トナー排出口522は、第1方向における廃トナー管52の一端部に位置する。図10に示すように、廃トナー管52が廃トナー収容部20と接続された状態で、廃トナー排出口522は、廃トナー収容部20内に位置する。
3.3 廃トナーシャッタ53Y,53M,53C,53K
図8および図9に示すように、廃トナーシャッタ53Yは、第1廃トナー閉位置(図8参照)と第1廃トナー開位置(図9参照)との間を移動可能である。廃トナーシャッタ53Yは、第1廃トナー閉位置(図8参照)と第1廃トナー開位置(図9参照)との間を回動可能である。図8に示すように、廃トナーシャッタ53Yが第1廃トナー閉位置に位置した状態で、廃トナーシャッタ53Yは、廃トナー受入口521Yを閉じる。図9に示すように、廃トナーシャッタ53Yが第1廃トナー開位置に位置した状態で、廃トナー受入口521Yは、開く。
廃トナーシャッタ53Yは、円弧形状を有する。ドラムカートリッジ6Yがドロワ5に装着された状態で、廃トナーシャッタ53Yは、ドラムカートリッジ6Yのシャッタ67Y(図3参照)の周面に沿って延びる。図11に示すように、廃トナーシャッタ53Yは、ギア531Yを有する。ギア531Yは、複数のギア歯を有する。複数のギア歯は、廃トナーシャッタ53Yの移動方向に並ぶ。
廃トナーシャッタ53M,53C,53Kのそれぞれは、廃トナーシャッタ53Yと同じ構造を有する。つまり、廃トナーシャッタ53Mは、第2廃トナー閉位置(図8参照)と第2廃トナー開位置(図9参照)との間を移動可能である。図8に示すように、廃トナーシャッタ53Mが第2廃トナー閉位置に位置した状態で、廃トナーシャッタ53Mは、廃トナー受入口521Mを閉じる。図9に示すように、廃トナーシャッタ53Mが第2廃トナー開位置に位置した状態で、廃トナー受入口521Mは、開く。図11に示すように、廃トナーシャッタ53Mは、ギア531Mを有する。廃トナーシャッタ53M,53C,53Kの説明は、省略される。
3.4 搬送部材54
図8に示すように、搬送部材54は、廃トナー管52内に位置する。搬送部材54は、廃トナー管52内の廃トナーを廃トナー排出口522に向けて搬送可能である。図10に示すように、ドロワ5が収容位置に位置した状態で、搬送部材54は、廃トナー管52内の廃トナーを廃トナー収容部20に向けて搬送可能である。本実施形態では、搬送部材54は、オーガスクリューである。搬送部材54は、第1方向に延びる。
3.5 シャッタ駆動部材55
図11に示すように、シャッタ駆動部材55は、第1側板51Aに支持される。本実施形態では、シャッタ駆動部材55は、第1側板51A内に位置する。シャッタ駆動部材55は、第1方向に延びる。シャッタ駆動部材55は、廃トナー管52に対して、第1位置(図11参照)と第2位置(図12参照)との間を、第1方向に移動可能である。ドロワ5が引出位置に位置した状態で、シャッタ駆動部材55は、第1位置(図11参照)に位置する。ドロワ5が収容位置に位置した状態で、シャッタ駆動部材55は、第2位置(図12参照)に位置する。シャッタ駆動部材55は、廃トナーシャッタ53Y,53M,53C,53Kを駆動させる。
詳しくは、シャッタ駆動部材55は、複数のラック部551Y,551M,551C,551Kと、被作用部552とを有する。
ラック部551Y,551M,551C,551Kは、第1方向に並ぶ。ラック部551Yは、ギア531Yと噛み合う。ラック部551Yは、複数のギア歯を有する。複数のギア歯は、第1方向に並ぶ。ラック部551Mは、ギア531Mと噛み合う。ラック部551Mは、複数のギア歯を有する。複数のギア歯は、第1方向に並ぶ。ラック部551Cは、ギア531Cと噛み合う。ラック部551Cは、複数のギア歯を有する。複数のギア歯は、第1方向に並ぶ。ラック部551Kは、ギア531Kと噛み合う。ラック部551Kは、複数のギア歯を有する。複数のギア歯は、第1方向に並ぶ。
ラック部551Yがギア531Yと噛み合い、ラック部551Mがギア531Mと噛み合い、ラック部551Cがギア531Cと噛み合い、ラック部551Kがギア531Kと噛み合った状態で、シャッタ駆動部材55は、廃トナーシャッタ53Y,53M,53C,53Kを駆動可能である。
シャッタ駆動部材55が第1位置に位置するとき、廃トナーシャッタ53Yは、第1廃トナー閉位置に位置し、廃トナーシャッタ53Mは、第2廃トナー閉位置に位置する。
図12に示すように、シャッタ駆動部材55が第2位置に位置するとき、廃トナーシャッタ53Yは、第1廃トナー開位置に位置し、廃トナーシャッタ53Mは、第2廃トナー開位置に位置する。
図11に示すように、被作用部552は、ドロワ5が引出位置から収容位置へ向かう方向において、ドロワ5の下流端部に位置する。被作用部552は、ドロワ5が引出位置から収容位置へ向かう方向において、シャッタ駆動部材55の下流端部に位置する。被作用部552は、第1方向に延びる。被作用部552は、シャッタ駆動部材55の下流端部から延びる。
ここで、図13に示すように、本体筐体2は、作用部22を有する。ドロワ5が収容位置に位置した状態で、作用部22は、被作用部552に作用可能である。詳しくは、ドロワ5が収容位置に位置した状態で、作用部22は、被作用部552と当接可能である。
シャッタ駆動部材55は、引出位置(図2参照)から収容位置(図13参照)へのドロワ5の移動に伴なって、作用部22が被作用部552に当接することにより、第1位置から第2位置に移動する。
シャッタ駆動部材55は、収容位置(図13参照)から引出位置(図2参照)へのドロワ5の移動に伴なって、被作用部552に対する作用部22の当接が解除されることにより、第2位置から第1位置に移動可能になる。
3.6 バネ56
図11に示すように、バネ56は、シャッタ駆動部材55を第2位置(図12参照)から第1位置(図11参照)に向けて押圧する。図2および図13に示すように、ドロワ5が引出位置から収容位置へ移動するときに、シャッタ駆動部材55は、作用部22が被作用部552に作用することにより、バネ56の押圧力に抗して、第1位置から第2位置に移動する。ドロワ5が収容位置から引出位置へ移動するときに、シャッタ駆動部材55は、作用部22と被作用部552との作用が解除されることにより、バネ56の押圧力により、第2位置から第1位置に移動する。
3.7 係合部材57Y,57M,57C,57K
図8に示すように、係合部材57Yは、廃トナーシャッタ53Yと接続される。係合部材57Yは、廃トナーシャッタ53Yとともに移動可能である。係合部材57Yは、円板形状を有する。係合部材57Yは、溝571Yを有する。
溝571Yは、係合部材57Yの径方向に延びる。ドラムカートリッジ6Yがドロワ5に装着された状態で、溝571Yには、ドラムカートリッジ6Yの係合部68Y(図3参照)が嵌まる。係合部68Yが溝571Yに嵌まることにより、シャッタ67Yは、廃トナーシャッタ53Yとともに移動可能になる。
これにより、シャッタ駆動部材55は、廃トナーシャッタ53Yを介してシャッタ67Yを駆動させることができる。言い換えると、ドラムカートリッジ6Yがドロワ5に装着された状態で、シャッタ駆動部材55は、シャッタ67Yと連動可能である。図11に示すように、シャッタ駆動部材55が第1位置に位置するとき、廃トナーシャッタ53Yは、第1廃トナー閉位置に位置し、シャッタ67Yは、第1閉位置(図5参照)に位置する。図12に示すように、シャッタ駆動部材55が第2位置に位置するとき、廃トナーシャッタ53Yは、第1廃トナー開位置に位置し、シャッタ67Yは、第1開位置(図6参照)に位置する。
なお、係合部材57Yは、ドラムカートリッジ6Yをドロワ5にロックするドラムロック部材としても機能する。図12に示すように、シャッタ駆動部材55が第2位置に位置するとき、係合部材57Yは、第1ロック位置に位置する。係合部材57Yが第1ロック位置に位置した状態で、係合部材57Yは、ドラムカートリッジ6Yをドロワ5にロックする。図11に示すように、シャッタ駆動部材55が第1位置に位置するとき、係合部材57Yは、第1ロック解除位置に位置する。係合部材57Yが第1ロック解除位置に位置した状態で、係合部材57Yは、ドロワ5に対するドラムカートリッジ6Yのロックを解除する。
また、ドラムカートリッジ6M,6C,6Kがドロワ5に装着された状態で、シャッタ駆動部材55は、シャッタ67M,67C,67Kとも連動可能である。つまり、ドラムカートリッジ6Mがドロワ5に装着された状態で、シャッタ駆動部材55は、シャッタ67Mと連動可能である。シャッタ駆動部材55が第1位置に位置するとき、シャッタ67Mは、第2閉位置に位置する。シャッタ駆動部材55が第2位置に位置するとき、シャッタ67Mは、第2開位置に位置する。また、シャッタ駆動部材55が第2位置に位置するとき、係合部材57Mは、第2ロック位置に位置する。係合部材57Mが第2ロック位置に位置した状態で、係合部材57Mは、ドラムカートリッジ6Mをドロワ5にロックされる。シャッタ駆動部材55が第1位置に位置するとき、係合部材57Mは、第2ロック解除位置に位置する。係合部材57Mが第2ロック解除位置に位置した状態で、係合部材57Mは、ドロワ5に対するドラムカートリッジ6Mのロックを解除する。
3.8 グリップ58
グリップ58は、ドロワ5が引出位置から収容位置へ向かう方向において、ドロワ5の上流端部に位置する。ユーザがドロワ5を移動させるときに、ユーザは、グリップ58を掴むことができる。
3.9 ロック部材59A,59B
図14Aに示すように、ロック部材59Aおよびロック部材59Bは、ドロワ5を収容位置にロックする。
詳しくは、本体筐体2は、穴23A,23Bを有する。穴23Aは、第2方向における本体筐体2の一方の内面に設けられる。穴23Bは、第2方向における本体筐体2の他方の内面に設けられる。
図14Aおよび図14Bに示すように、ドロワ5が収容位置に位置した状態で、ロック部材59Aは、穴23A内に嵌まる位置(図14A参照)と、穴23Aから外れる位置(図14B参照)との間を、第2方向に移動可能である。
ドロワ5が収容位置に位置した状態で、ロック部材59Bは、穴23B内に嵌まる位置(図14A参照)と、穴23Bから外れる位置(図14B参照)との間を、第2方向に移動可能である。
ロック部材59Aが穴23A内に嵌まり、ロック部材59Bが穴23Bに嵌まることにより、ドロワ5は、収容位置にロックされる。ロック部材59Aが穴23Aから外れ、ロック部材59Bが穴23Bから外れることにより、収容位置におけるドロワ5のロックは、解除される。
3.10 バー60
バー60は、ロック部材59Aを、穴23Aから外れる方向へ移動させるとともに、ロック部材59Bを、穴23Bから外れる方向へ移動させる。バー60は、カム601Aを介して、ロック部材59Aと接続され、カム601Bを介してロック部材59Bと接続される。バー60は、グリップ58から離れた位置(図14A参照)と、グリップ58に近づいた位置(図14B参照)との間を移動可能である。
バー60がグリップ58に近づく方向に移動すると、ロック部材59Aが穴23Aから外れる方向へ移動し、ロック部材59Bが穴23Bから外れる方向へ移動する。
バー60がグリップ58から離れる方向に移動すると、ロック部材59Aが穴23Aに嵌まる方向へ移動し、ロック部材59Bが穴23Bに嵌まる方向へ移動する。
4.作用効果
(1)画像形成装置1によれば、図13に示すように、ドロワ5が収容位置に位置した状態で、シャッタ67Yを第1開位置(図5参照)に位置させるとともに、シャッタ67Mを第2開位置に位置させることができる。
そのため、ドロワ5が収容位置に位置した状態で、ドラムカートリッジ6Yからの廃トナー、および、ドラムカートリッジ6Mからの廃トナーを、廃トナー管52で搬送可能である。
また、図2に示すように、ドロワ5が引出位置に位置した状態で、シャッタ67Yを第1閉位置(図6参照)に位置させるとともに、シャッタ67Mを第2閉位置に位置させることができる。
これにより、ドロワ5からドラムカートリッジ6Yおよびドラムカートリッジ6Mを取り外すときに、ドラムカートリッジ6Yおよびドラムカートリッジ6Mから廃トナーがこぼれることを抑制できる。
(2)画像形成装置1によれば、図2および図13に示すように、シャッタ駆動部材55は、引出位置から収容位置へのドロワ5の移動に伴なって、第1位置(図2参照)から第2位置(図13参照)に移動し、収容位置から引出位置へのドロワ5の移動に伴なって、第2位置(図13参照)から第1位置(図2参照)に移動する。
このような構成によれば、ユーザがドロワ5を移動させる動作を利用して、シャッタ67Y,67M,67C,67Kを開閉できる。
そのため、画像形成装置1の操作性の向上を図ることができる。
(3)画像形成装置1によれば、図11および図12に示すように、シャッタ駆動部材55のラック部551Yは、廃トナーシャッタ53Yのギア531Yと噛み合い、シャッタ駆動部材55のラック部551Mは、廃トナーシャッタ53Mのギア531Mと噛み合い、シャッタ駆動部材55のラック部551Cは、廃トナーシャッタ53Cのギア531Cと噛み合い、シャッタ駆動部材55のラック部551Kは、廃トナーシャッタ53Kのギア531Kと噛み合う
これにより、シャッタ駆動部材55を、廃トナーシャッタ53Y,53M,53C,53Kとも連動させることができる。
そのため、ユーザが廃トナーシャッタ53Y,53M,53C,53Kのそれぞれを開閉する必要が無く、画像形成装置1の操作性の向上を図ることができる。
5.変形例
次に、図15および図16を参照して、変形例について説明する。変形例において、上記した実施形態と同様の部材には同じ符号を付し、説明を省略する。
図15および図16に示すように、ドロワ5が収容位置に位置した状態で、シャッタ駆動部材100は、カバー開位置(図15参照)からカバー閉位置(図16参照)へのカバー3の移動に伴なって、第1位置(図15参照)から第2位置(図16参照)に移動してもよい。また、ドロワ5が収容位置に位置した状態で、シャッタ駆動部材100は、カバー閉位置(図16参照)からカバー開位置(図15参照)へのカバー3の移動に伴なって、第2位置(図16参照)から第1位置(図15参照)に移動してもよい。
詳しくは、シャッタ駆動部材100は、上記した実施形態のシャッタ駆動部材55の被作用部552の代わりに、被作用部101を有する。
被作用部101は、ドロワ5が引出位置から収容位置へ向かう方向において、ドロワ5の上流端部に位置する。被作用部101は、ドロワ5が引出位置から収容位置へ向かう方向において、シャッタ駆動部材100の上流端部に位置する。被作用部101は、第1方向に延びる。被作用部101は、シャッタ駆動部材100の上流端部から延びる。
カバー3は、作用部102を有する。図16に示すように、ドロワ5が収容位置に位置した状態で、作用部102は、被作用部101に作用可能である。詳しくは、ドロワ5が収容位置に位置した状態で、作用部102は、被作用部101と当接可能である。
ドロワ5が収容位置に位置した状態で、カバー3がカバー開位置からカバー閉位置へ移動するときに、シャッタ駆動部材100は、作用部102が被作用部101に作用することにより、第1位置から第2位置に移動する。
また、ドロワ5が収容位置に位置した状態で、カバー3がカバー閉位置からカバー開位置へ移動するときに、シャッタ駆動部材100は、作用部102と被作用部101との作用が解除されることにより、第2位置から第1位置に移動する。
このような変形例によれば、ユーザがカバー3を開閉する動作を利用して、シャッタ67Y,67M,67C,67Kを開閉できる。
そのため、画像形成装置1の操作性の向上を図ることができる。
1 画像形成装置
2 本体筐体
20 廃トナー収容部
21 開口
22 作用部
3 カバー
5 ドロワ
51A 第1側板
51B 第2側板
52 廃トナー管
521Y 廃トナー受入口(第1廃トナー受入口)
521M 廃トナー受入口(第2廃トナー受入口)
53Y 廃トナーシャッタ(第1廃トナーシャッタ)
531Y ギア(第1ギア)
53M 廃トナーシャッタ(第2廃トナーシャッタ)
531M ギア(第2ギア)
54 搬送部材
55 シャッタ駆動部材
551Y ラック部(第1ラック部)
551M ラック部(第2ラック部)
552 被作用部
56 バネ
6Y ドラムカートリッジ(第1ドラムカートリッジ)
61Y 感光ドラム(第1感光ドラム)
65Y ドラムクリーナ(第1ドラムクリーナ)
661Y 排出口(第1排出口)
67Y シャッタ(第1シャッタ)
6M ドラムカートリッジ(第2ドラムカートリッジ)
61M 感光ドラム(第2感光ドラム)
65M ドラムクリーナ(第2ドラムクリーナ)
661M 排出口(第2排出口)
67M シャッタ(第2シャッタ)
7Y トナーカートリッジ(第1トナーカートリッジ)
7M トナーカートリッジ(第2トナーカートリッジ)
100 シャッタ駆動部材
101 被作用部
102 作用部

Claims (11)

  1. 開口を有する本体筐体と、
    前記本体筐体に収容された収容位置と、前記本体筐体から引き出された引出位置との間を前記開口を通って第1方向に移動可能なドロワと、
    第1感光ドラムと、前記第1感光ドラムから廃トナーを回収可能な第1ドラムクリーナと、前記第1ドラムクリーナが回収した廃トナーを排出可能な第1排出口と、前記第1排出口を閉じる第1閉位置と前記第1排出口が開く第1開位置との間を移動可能な第1シャッタとを有し、前記ドロワに装着可能な第1ドラムカートリッジと、
    前記第1感光ドラムに供給されるトナーを収容可能であり、前記第1ドラムカートリッジに装着可能な第1トナーカートリッジと、
    第2感光ドラムと、前記第2感光ドラムから廃トナーを回収可能な第2ドラムクリーナと、前記第2ドラムクリーナが回収した廃トナーを排出可能な第2排出口と、前記第2排出口を閉じる第2閉位置と前記第2排出口を開く第2開位置との間を移動可能な第2シャッタとを有し、前記ドロワに装着可能な第2ドラムカートリッジと、
    前記第2感光ドラムに供給されるトナーを収容可能であり、前記第2ドラムカートリッジに装着可能な第2トナーカートリッジと
    を備え、
    前記第1ドラムカートリッジおよび前記第2ドラムカートリッジが前記ドロワに装着された状態で、前記第1感光ドラムと前記第2感光ドラムとは、前記第1方向に並び、
    前記ドロワは、
    前記ドロワに装着された前記第1ドラムカートリッジの前記第1排出口から排出される廃トナーを受け入れ可能な第1廃トナー受入口と、前記ドロワに装着された前記第2ドラムカートリッジの前記第2排出口から排出される廃トナーを受け入れ可能な第2廃トナー受入口と、を有し、前記廃トナーの通過を許容する廃トナー管と、
    前記第1方向に延び、前記廃トナー管に対して第1位置と第2位置との間を移動可能であり、少なくとも前記ドロワが前記引出位置に位置した状態で前記第1位置に位置するシャッタ駆動部材であって、前記第1ドラムカートリッジおよび前記第2ドラムカートリッジが前記ドロワに装着された状態で、前記第1シャッタおよび前記第2シャッタと連動可能なシャッタ駆動部材と、を有し、
    前記シャッタ駆動部材が第1位置に位置するとき、前記第1シャッタは、前記第1閉位置に位置し、前記第2シャッタは、前記第2閉位置に位置し、
    前記シャッタ駆動部材が第2位置に位置するとき、前記第1シャッタは、前記第1開位置に位置し、前記第2シャッタは、前記第2開位置に位置する、画像形成装置。
  2. 前記シャッタ駆動部材は、前記第1位置と前記第2位置との間を、前記第1方向に移動可能である、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記シャッタ駆動部材は、前記引出位置から前記収容位置への前記ドロワの移動に伴なって、前記第1位置から前記第2位置に移動し、前記収容位置から前記引出位置への前記ドロワの移動に伴なって、前記第2位置から前記第1位置に移動する、請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記シャッタ駆動部材は、
    前記ドロワが前記引出位置から前記収容位置へ向かう方向において、前記ドロワの下流端部に位置する被作用部を有し、
    前記本体筐体は、前記被作用部に作用可能な作用部を有し、
    前記ドロワが前記引出位置から前記収容位置へ移動するときに、前記シャッタ駆動部材は、前記作用部が前記被作用部に作用することにより、前記第1位置から前記第2位置に移動し、
    前記ドロワが前記収容位置から前記引出位置へ移動するときに、前記シャッタ駆動部材は、前記作用部と前記被作用部との作用が解除されることにより、前記第2位置から前記第1位置に移動する、請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記画像形成装置は、
    前記開口を閉じるカバー閉位置と、前記開口が開くカバー開位置との間を移動可能なカバーを、さらに備え、
    前記ドロワが前記収容位置に位置した状態で、前記シャッタ駆動部材は、前記カバー開位置から前記カバー閉位置への前記カバーの移動に伴なって、前記第1位置から前記第2位置に移動し、前記カバー閉位置から前記カバー開位置への前記カバーの移動に伴なって、前記第2位置から前記第1位置に移動する、請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 前記カバーは、作用部を有し、
    前記シャッタ駆動部材は、前記作用部が作用可能な被作用部を有し、
    前記ドロワが前記収容位置に位置した状態で、前記カバーが前記カバー開位置から前記カバー閉位置へ移動するときに、前記シャッタ駆動部材は、前記作用部が前記被作用部に作用することにより、前記第1位置から前記第2位置に移動し、
    前記ドロワが前記収容位置に位置した状態で、前記カバーが前記カバー閉位置から前記カバー開位置へ移動するときに、前記シャッタ駆動部材は、前記作用部と前記被作用部との作用が解除されることにより、前記第2位置から前記第1位置に移動する、請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記ドロワは、前記シャッタ駆動部材を前記第2位置から前記第1位置に向けて押圧するバネを、さらに有する、請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  8. 前記ドロワは、
    前記廃トナー管を支持する第1側板と、
    前記第1方向と交差する方向において前記第1側板から離れて位置する第2側板と、を有し、
    前記シャッタ駆動部材は、前記第1側板に支持される、請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  9. 前記ドロワは、
    前記第1廃トナー受入口を閉じる第1廃トナー閉位置と、前記第1廃トナー受入口が開く第1廃トナー開位置との間を移動可能な第1廃トナーシャッタと、
    前記第2廃トナー受入口を閉じる第2廃トナー閉位置と、前記第2廃トナー受入口が開く第2廃トナー開位置との間を移動可能な第2廃トナーシャッタとを有し、
    前記第1廃トナーシャッタは、第1ギアを有し、
    前記第2廃トナーシャッタは、第2ギアを有し、
    前記シャッタ駆動部材は、前記第1ギアと噛み合う第1ラック部と、前記第2ギアと噛み合う第2ラック部とを有する、請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  10. 前記画像形成装置は、
    前記廃トナーを収容する廃トナー収容部を、さらに備え、
    前記廃トナー管は、前記ドロワが前記収容位置に位置した状態で、前記廃トナー収容部と接続され、前記ドロワが前記引出位置に位置した状態で、前記廃トナー収容部から離れることを特徴とする、請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  11. 前記ドロワは、
    前記廃トナー管内に位置し、前記ドロワが前記収容位置に位置した状態で前記廃トナー管内の廃トナーを前記廃トナー収容部に向けて搬送可能な搬送部材を、さらに有する、請求項10に記載の画像形成装置。
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