JP7267720B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、レーザービームプリンタ、複写機、ファクシミリ等の電子写真記録方式を利用する画像形成装置に関するものである。
電子写真方式を用いた従来の画像形成装置は、トナー像を担持したドラム状の電子写真像担持体(以下、感光ドラムと称する)を備え、帯電工程、露光工程、現像工程、転写工程、定着工程を経ることで、紙やOHP転写材Pなどの転写材に画像が形成される。従来、帯電工程や現像工程など、感光ドラムにトナー像を形成するための工程において用いられるプロセス手段をプロセスカートリッジとして一体化し、装置本体から着脱可能な構成とするが画像形成装置が広く知られている。
特許文献1には、カラーの画像形成装置であって、それぞれが異なる色のトナーを収容する複数のプロセスカートリッジ(以下、単にカートリッジと称する)を、一つの移動部材で保持する画像形成装置の構成が開示されている。特許文献1においては、移動部材を略水平方向に、かつ各プロセスカートリッジと一体的に画像形成装置の外部に引き出すことで、移動部材に保持された各プロセスカートリッジを、画像形成装置から取り外し可能な状態とすることができる。これにより、複数のプロセスカートリッジの交換性を向上させている。
また、特許文献2には、複数のカートリッジにおいて、転写工程後に感光ドラムに残留したトナー(以下、転写残トナー)を、各カートリッジ内のトナー搬送手段と、移動部材に設けられるトナー搬送手段とによって回収手段に搬送する構成が開示されている。特許文献2の構成においては、複数のカートリッジで発生した転写残トナーを効率よく集約して搬送し、回収容器に回収することが可能である。
特許第4040665号 特開2016-194583号公報
特許文献2の構成においては、カートリッジ交換時や、転写ユニットなどの各種手段及び回収容器の交換時、そして、転写材の搬送路に転写材が滞留した場合に転写材を除去する処理(ジャム処理)時などに、移動部材を画像形成装置の外部に引き出す必要がある。この際、移動部材と回収手段の連結部の連結が解除されるが、移動部材側の連結部付近に転写残トナーが残留している状態で移動部材の移動動作を行うと、連結部付近に残留したトナーが飛散した場合に、画像形成装置の周辺環境を汚してしまうおそれがある。
そこで、本発明は、像担持体に残留したトナーを、カートリッジを収容する移動部材を介して搬送し、回収手段によって回収する画像形成装置において、移動部材を移動させることによるトナーの飛散を抑制することを目的とする。
本発明は、トナー像を担持する像担持体と、前記像担持体、又は、前記像担持体にトナー像を形成するための手段を少なくとも備えるカートリッジと、前記像担持体から転写材又は中間転写体にトナー像を転写した後に前記像担持体に残留したトナーをクリーニングするクリーニング部材と、前記クリーニング部材によって前記像担持体から除去されたトナーを第1方向に搬送する回転可能な第1搬送部材と、前記像担持体から除去されたトナーを回収する回収手段と、を備える画像形成装置において、前記カートリッジを保持し、前記第1方向と交差する第2方向に関して移動させることで、前記画像形成装置の内部から引きだすことが可能な移動部材と、前記移動部材に設けられ、前記第1搬送部材から受け渡されたトナーを、前記第2方向に搬送する回転可能な第2搬送部材と、前記移動部材と前記回収手段との連結部に設けられ、前記第2搬送部材によって搬送されたトナーを前記回収手段に搬送する回転可能な第3搬送部材と、前記第1搬送部材、前記第2搬送部材、及び前記第3搬送部材を回転させることで前記クリーニング部材によって除去されたトナーを前記回収手段に回収する第1回収動作と、前記第2搬送部材を回転させず、且つ、前記3搬送部材を回転させることによって、前記連結部におけるトナーを前記回収手段に回収する第2回収動作と、を実行することが可能な制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、像担持体に残留したトナーを、カートリッジを収容する移動部材を介して搬送し、回収手段によって回収する画像形成装置において、移動部材を移動させることによるトナーの飛散を抑制することができる。
実施例1の画像形成装置の構成を説明する概略断面図である。 実施例1の移動部材の構成及び動作について説明する模式図である。 実施例1における、第1回収動作、及び第2回収動作について説明する模式図である。 実施例2における、各搬送部材の構成及び動作について説明する模式図である。 実施例2における、第1回収動作、及び第2回収動作を実行する場合の駆動連結構成について説明する模式図である。 実施例3における、第1回収動作、及び第2回収動作を実行する場合の駆動連結構成について説明する模式図である。 実施例4における、第1回収動作、及び第2回収動作を実行する場合の駆動連結構成について説明する模式図である。 実施例5における、第1回収動作、及び第2回収動作を実行する場合の駆動連結構成について説明する模式図である。 実施例6における、第1回収動作、及び第2回収動作について説明する模式図である。
以下、図面を参照して、この発明の好適な実施例を例示的に詳しく説明する。但し、以下の実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状それらの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものであり、本発明を以下の実施例に限定する趣旨のものではない。
(実施例1)
〔画像形成装置の構成〕
まず、実施例1について説明する。図1は、本実施形態の画像形成装置としてのプリンタ100の構成を説明する概略断面図であり、プリンタ100は、電子写真方式のフルカラーレーザビームプリンタである。
図1に示すように、プリンタ100は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(Bk)の4色のトナー画像を形成する4つのプロセスカートリッジ(以下、カートリッジと称する)2a,2b,2c,2dと、露光手段50と、を備える。なお、4つのカートリッジ2a~2dは、形成する画像の色が異なること以外は同じ構成である。このため、カートリッジ2aの構成及び画像形成プロセスのみを説明し、カートリッジ2b~2dの説明は省略する。
カートリッジ2aは、トナー像を担持する像担持体としての感光ドラム1aと、帯電ローラ6aと、現像ローラ17aとイエローのトナーを収容する現像手段7aと、クリーニング部材8aと、スクリュー9a(第1の搬送部材)と、を有する。なお、クリーニング部材8aは、感光ドラム1aに当接し、感光ドラム1aに残留したトナー(以下、転写残トナーと称する)を感光ドラム1aから除去する。また、スクリュー9aは、クリーニング部材8aによって感光ドラム1aから除去された転写残トナーを、回収手段70に搬送するための搬送部材である。
感光ドラム1aは、アルミシリンダの外周に有機光導電層を塗布して構成され、図示→方向に回転駆動される。また、重力方向に関して、カートリッジ2a,2b,2c,2dの下方には、転写ベルト60が配置され、転写ベルト60は、駆動ローラ41及び張架ローラ42に巻き掛けられている。転写ベルト60の内側には、転写部としての転写ローラ4a,4b,4c,4dが設けられている。
定着手段80は、転写材Pに所定の熱及び圧力を付与する加熱ローラ80a及び加圧ローラ80bを有している。また、プリンタ100は、転写材Pを収容するカセット20と、カセット20に収容された転写材Pを給送する給送ローラ21と、搬送ローラ対40と、を有する。更に、プリンタ100は、トナー像を定着された転写材Pをプリンタ100内から排出する排出ローラ対43と、排出ローラ対43によって排出された転写材Pを積載する積載トレイ22と、を有している。
[画像形成動作]
次に、このように構成されたプリンタ100の画像形成動作について説明する。不図示のパソコン等から画像信号が制御手段300に入力されると、制御手段300は、各種手段を制御して画像形成動作を開始する。制御手段300は、まず、露光手段50を制御し、露光手段50から画像信号に対応したレーザ光がカートリッジ2aの感光ドラム1a上に照射する。
このとき感光ドラム1aは、帯電ローラ6aにより表面が予め所定の極性・電位に一様に帯電されており、露光手段50から不図示のポリゴンミラーを介してレーザ光が照射されることによって表面に静電潜像が形成される。感光ドラム1aに形成された静電潜像は、現像手段7aにより現像され、感光ドラム1a上にイエロー(Y)のトナー像が形成される。同様にして、カートリッジ2b,2c,2dの各感光ドラム1b,1c,1dにも露光手段50からレーザ光が照射され、各感光ドラム1b,1c,1dにマゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(Bk)のトナー像が形成される。
この画像形成プロセスに並行して、給送ローラ21によって、カセット20に収容された転写材Pが給送される。転写材Pは、搬送ローラ対40によって転写ベルト60に向けて搬送され、転写ベルト60によって静電的に吸着されつつ搬送される。転写ベルト60によって搬送される転写材Pは、転写ローラ4a、4b、4c、4dに印加された転写バイアスによって、各感光ドラム1a,1b,1c,1dに形成された各色のトナー像が重ね合うように転写される。これにより、転写材Pの表面にフルカラーのトナー像が形成される。
トナー像が転写された転写材Pは、定着手段80によって所定の熱及び圧力が付与され、トナー像が転写材Pに定着される。トナー像が定着された転写材Pは、排出ローラ対43によって排出され、積載トレイ22に積載される。
なお、感光ドラム1a~1dから転写材Pにトナー像を転写した後に感光ドラム1a~1dに残留した転写残トナーは、感光ドラム1a~1dの回転に伴って移動し、クリーニング部材8a~8dによって感光ドラム1a~1dの表面から除去される。クリーニング部材8a~8dによって除去された転写残トナーは、スクリュー9a~9dによって搬送された後に、連結部27から開口部71を介して回収手段70によって回収される。転写残トナーを回収手段70に搬送する手段に関しては、後に詳細に説明する。
[カートリッジの着脱動作]
次に、図2(a)~(b)を用いて、本実施例における、カートリッジ2a~2dの着脱動作について説明する。以下の説明において、カートリッジ2a~2dに関して、同様の制御及び動作が実施される場合には、いずれのカートリッジかを示すための符号a~dを省略してカートリッジ2として説明を行う。ここで、図2(a)は、カートリッジ2を保持する保持トレイ25(移動部材)を、プリンタ100の内部から引きだした状態を説明する模式図である。また、図2(b)は、プリンタ100の内部から引きだした保持トレイ25から、カートリッジ2aを取り出す状態を説明する模式図である。
図1、図2(a)~(b)に示すように、プリンタ100は、転写材Pの排出方向である図示矢印Dp方向に関して、下流側である前側に前扉200(ドア部)を有する。前扉200は、重力方向に関して前扉200の下側に回動支点200aを有し、回動支点200aを中心として回動可能に支持され、プリンタ100に対して開閉可能である。なお、開閉可能な前扉200の構成はこれに限らず、回動支点200aをプリンタ100の左右いずれかの端部に設けて開閉する構成としても良い。また、前扉200が上下方向に退避して開閉する構成としても良い。
図2(a)に示すように、前扉200を開放してプリンタ100の内部から保持トレイ25を引きだすことによって、保持トレイ25に保持された状態で、感光ドラム1を有するカートリッジ2を引きだすことが可能である。また、図2(b)に示すように、保持トレイ25をプリンタ100の内部から引きだしている状態で、カートリッジ2は保持トレイ25から着脱可能に構成されている。本実施例の構成においては、保持トレイ25をプリンタ100の内部から引きだした状態でカートリッジ2の交換を行うことが可能である。
さらに保持トレイ25はプリンタ100から完全に取り外すことも可能な構成となっている。プリンタ100の内部である搬送路に滞留した転写材Pを取り出す処理(以下、ジャム処理と称する)を行う必要がある場合は、図2(a)に示すように、保持トレイ25を引きだした状態で処理を行う。一方で、転写ベルト60や回収手段70を、プリンタ100から取り外して交換を行う場合は、保持トレイ25をプリンタ100から完全に取り外した状態で、各種手段の交換を行う。
なお、保持トレイ25には、図2(a)~(b)に示すように、転写残トナーを回収手段70に搬送するための連結部27が設けられている。保持トレイ25をプリンタ100の内部から引きだしている状態においては、連結部27は開口部71との連結を解除されている。そして、このとき、連結部27から開口部71にトナーを搬送するために連結部27に設けられている開口部27a(図3(c)に図示)は、シャッタ26(遮蔽部材)によって閉じられた状態となる。
[転写残トナーの搬送経路]
次に、図3(a)~(c)を用いて、本実施例における、転写残トナーの搬送経路について説明する。図3(a)は、スクリュー9、及び保持トレイ25に設けられるスクリュー11、スクリュー13による転写残トナーの搬送について説明する斜視図である。図3(b)は、スクリュー9による転写残トナーの搬送方向から見たときの、保持トレイ25によって保持された各部材について説明する模式的な断面図である。また、図3(c)は、保持トレイ25と回収手段70との連結の構成について説明する模式図である。
図3(a)に示すように、感光ドラム1に形成されたトナー像が転写材Pに転写されたのち、転写材Pに転写されずに感光ドラム1に残留した転写残トナーは、クリーニング部材8によって感光ドラム1から除去される。そして、感光ドラム1から除去された転写残トナーは、クリーニング部材8の近傍に配置され、駆動源M1によって駆動されるスクリュー9(第1搬送部材)によって、図示矢印A方向(第1方向)に搬送される。
図3(b)に示すように、スクリュー9の回転によって図示矢印A方向に関するスクリュー9の下流の端部側には、転写残トナーを重力方向に関する下側に落下させるための貫通孔10(第1貫通孔)が設けられている。また、重力方向に関して貫通孔10の下部に対応する位置には、保持トレイ25に保持されたスクリュー11(第2搬送部材)であって、回転することによって図示矢印B方向(第2方向)に転写残トナーを搬送するスクリュー11が設けられている。ここで、図示矢印B方向は、図示矢印A方向と交差する方向であり、且つ、保持トレイ25の移動方向である。さらに、図示矢印B方向に関するスクリュー11の下流の端部側には、スクリュー13(第3搬送部材)を有し、回収手段70と連結される連結部27と、連結部27に転写残トナーを落下させるための貫通孔12(第2貫通孔)と、が設けられている。
スクリュー9の回転によって図示矢印A方向に関するスクリュー9の下流側端部まで搬送された転写残トナーは、重力によって、貫通孔10を介してスクリュー11に向かって落下する。そしてその後、転写残トナーは、駆動源M2によって駆動されるスクリュー11によって図示矢印B方向に搬送され、スクリュー11の端部まで搬送された転写残トナーは、重力によって、貫通孔12を介して連結部27に設けられるスクリュー13に落下する。
図3(c)に示すように、スクリュー13は、回転することによって図示矢印C方向に転写残トナーを搬送する。また、連結部27は、回収手段70の開口部71と接続される位置に開口部27aを有している。貫通孔12を介して連結部27に落下した転写残トナーは、駆動源M3によって駆動されるスクリュー13によって図示矢印C方向に搬送され、その後、重力方向に関して、開口部27aと開口部71を介して連結部27から回収手段70に落下する。以上の動作によって、転写残トナーは感光ドラム1から除去され、回収手段70によって回収される。
なお、図1、図2(a)~(b)にて説明したように、連結部27には、保持トレイ25をプリンタ100の内部から引きだしている状態において開口部27aを閉じるためのシャッタ26が設けられている。シャッタ26は、保持トレイ25がプリンタ100内に設置されている図3(b)及び図3(c)の状態においては、転写残トナーを搬送するために開口部27aを塞がない位置に退避している。一方で、保持トレイ25をプリンタ100から引き出す際や取り外す際には、シャッタ26は、開口部27aから転写残トナーが飛散するのを防止するため、バネ等の付勢手段(不図示)によって開口部27aを塞ぐ位置に配置される。これにより、保持トレイ25の引き出し時や取り外し時に機内外が転写残トナーで汚染されるのを抑制することが可能である。
[転写残トナーの飛散の抑制]
シャッタ26を設ける構成によって、保持トレイ25を引きだした際の転写残トナーの飛散を抑制することが可能である。しかしながら、例えば、保持トレイ25を移動させる際に、ユーザが意図せずシャッタ26に指をひっかけてしまった場合、シャッタ26が開いてしまうことで、開口部27aを介して連結部27から転写残トナーが飛散してしまう可能性がある。
そこで、本実施例においては、制御手段300によって駆動源M1~M3を制御することにより、スクリュー11を回転させない状態で、スクリュー13のみを回転させる動作(回収動作)を実施している。これにより、スクリュー11の回転を停止した後に連結部27に残留した転写残トナーを回収手段70に搬送し回収することができ、ユーザが意図せずシャッタ26を開いてしまった場合に連結部27からトナーが飛散することを抑制することが可能である。なお、スクリュー11を回転させないでスクリュー13のみを回転させる回収動作を実行するタイミングとしては以下のタイミングが考えられる。例えば、画像形成動作における転写残トナーの回収が完了した後や、プリンタ100が省エネモードに切り替わるタイミング、ユーザによって前扉200が開かれる動作の前若しくは開かれる動作と同時などが考えられる。
より詳細に、例えば、画像形成動作における転写残トナーの回収が完了した後にスクリュー13のみを回転させる動作を実行する場合について説明する。この場合、感光ドラム1から転写時Pにトナー像の転写が完了した後に、スクリュー9、スクリュー11、スクリュー13を全て回転させて転写残トナーを搬送する動作後に、駆動源M1と駆動源M2を制御してスクリュー9とスクリュー11の回転を停止する。そして、駆動源M3によってスクリュー13のみを回転させる状態とすることで、連結部27に残留した転写残トナーを回収手段70に搬送し回収する回収動作を実行する。
また、前扉200の開閉を検知する検知手段(不図示)を設けることで、ユーザによって前扉200が開かれる動作の前若しくは開かれる動作と同時にスクリュー13のみを回転させる回収動作を実行することが可能である。具体的には、検知手段(不図示)によって前扉200が開かれたのを検知したタイミングで、制御手段300が駆動源M1~M3を制御し、スクリュー11を回転させない状態でスクリュー13のみを回転させるようにする。これにより、連結部27に残留した転写残トナーを回収手段70に搬送し回収する回収動作を実行し、転写残トナーが飛散することを抑制することができる。また、前扉200の開閉動作に連動してスクリュー13のみを回転させる動作を実行する構成によれば、画像形成動作中に予告なくユーザによって前扉200が開けられ、保持トレイ25が引きだされた場合においても、転写残トナーの飛散を抑制できる。
さらには、例えば、プリンタ100が、ジャム処理やユニット交換をユーザに要求するなど、ユーザが前扉200を開けることが予測される場合に、制御手段300によって駆動源M1~M3を制御して回収動作を実行する構成としても良い。このような場合に、制御手段300が駆動源M1~M3を制御してスクリュー11を回転させない状態でスクリュー13のみを回転させることで、連結部27に残留した転写残トナーを回収手段70に搬送して回収し、転写残トナーが飛散することを抑制できる。
本実施例においては、引出式の移動部材である保持トレイ25にスクリュー11を設け、各感光ドラム1に残留した転写残トナーを各スクリュー9によって1本のスクリュー11に搬送する構成としている。この構成によれば、プリンタ100の本体内における、転写残トナーの搬送経路と、回収手段70との接続部(本実施例における連結部27)が一箇所で済む。その結果、各カートリッジ2の交換時において、保持トレイ25を移動した場合に、回収手段70との接続が解除される部分が連結部27の一箇所のみとなり、転写残トナーの飛散量を最小限に抑えることができる。
以上説明したように、本実施例の構成によれば、制御手段300によって駆動源M1~M3を制御することにより、スクリュー11を回転させない状態で、スクリュー13のみを回転させる回収動作を実行する。これにより、保持トレイ25の移動に伴う転写残トナーの飛散の発生を抑制することが可能である。
なお、本実施例においては、転写ベルト60に転写材Pを静電的に吸着させて搬送し、感光ドラム1から転写材Pにトナー像を転写する静電転写ベルト方式(ETB方式)について説明した。しかし、これに限らず、感光ドラムから中間転写ベルトなどの中間転写体を介して転写材Pにトナー像を転写する中間転写ベルト方式(ITB方式)等においても、本実施例において説明した構成を採用し、同様の効果を得ることが可能である。
また、本実施例においては、感光ドラム1、及び感光ドラム1にトナー像を形成するための各種手段を有するカートリッジ2を保持トレイ25に対して着脱可能とする構成について説明した。しかしこれに限らず、例えば、感光ドラム1とカートリッジ2を別構成とし、感光ドラム1にトナー像を形成するための手段をカートリッジ2として保持トレイ25から着脱する構成であっても本発明を適用することが可能である。また、現像手段と感光ドラムとを夫々別のカートリッジとして構成しても良く、この場合に少なくとも一方を保持トレイ25から着脱する構成としても良い。
(実施例2)
実施例1においては、駆動源M2~M3を制御することによって、スクリュー11を回転させずにスクリュー13を回転させて回収動作を実行することで、保持トレイ25を引きだした際の転写残トナーの飛散を抑制する構成について説明した。これに対し、実施例2は、スクリュー11(第2搬送部材)とスクリュー14(第3搬送部材)が駆動連結され、駆動源M4によって回転駆動される点が実施例1と異なる。なお、以下の実施例2の説明において、実施例1と同様の構成については、図示を省略、又は図に同一符号を付して説明する。
[転写残トナーの搬送経路]
まず、図4(a)~(b)を用いて、本実施例における、転写残トナーの搬送経路について説明する。図4(a)は、スクリュー9、及び保持トレイ25に設けられるスクリュー11、スクリュー14による転写残トナーの搬送について説明する斜視図である。図4(b)は、スクリュー9による転写残トナーの搬送方向から見たときの、保持トレイ25によって保持された各部材の構成と、保持トレイ25と回収手段70との連結の構成について説明する模式図である。
図4(a)に示すように、本実施例においては、図示矢印B方向に関するスクリュー11の下流側であって、重力方向に関してスクリュー11の下方には、スクリュー14が設けられている。スクリュー14は、スクリュー11によって搬送された転写残トナーを、図示矢印C2方向に搬送する。また、スクリュー11とスクリュー14は、後述する駆動連結機構によって、共通の駆動源M4からの駆動力を受けて回転することが可能である。
また、図4(b)に示すように、スクリュー14は、回収手段70と連結される連結部27に設けられている。連結部27、回収手段70、及び、連結部27と回収手段70の連結構成に関しては、実施例1と同様であるため説明を省略する。このように、本実施例におけるスクリュー14は、スクリュー11が転写残トナーを搬送する図示矢印B方向と略平行である図示矢印C2方向に転写残トナーを搬送することによって、連結部27を介して回収手段70に転写残トナーを搬送する。
[駆動連結構成]
図5(a)は、本実施例におけるスクリュー11とスクリュー14の駆動連結構成を説明する模式図である。また、図5(b)は、画像形成時における、スクリュー11とスクリュー14に駆動を伝達する駆動列について説明する模式図である。図5(c)は、転写残トナーが飛散することを抑制するために、スクリュー11を回転させない状態でスクリュー14を回転させる回収動作を実行する場合における、スクリュー11とスクリュー14に駆動を伝達する駆動列について説明する模式図である。
図5(a)に示すように、駆動源M4に連結されているピニオンギア101は駆動源M4からの駆動力を受けて回転することが可能である。また、ピニオンギア101はアイドラギア111、アイドラギア113と係合しており、駆動源M4からの駆動力を受けて回転することでアイドラギア111、アイドラギア113を回転させる。
アイドラギア111は、更にアイドラギア112と係合しており、そして、アイドラギア112は、スクリュー14の同軸上に配置されたギア123(第1ギア)と係合している。ここで、ギア123は、スクリュー11の同軸上に配置されたギア122(第2ギア)と係合しており、また、スクリュー14の同軸上には、アイドラギア113と係合可能なギア124(第3ギア)が配置されている。
図5(b)に示すように、画像形成時においては、駆動源M4からの駆動力を受けて、ピニオンギア101は、図示矢印方向であるCCW方向(反時計回り)に回転駆動される。これに伴い、ピニオンギア101に係合したアイドラギア111,113は図示矢印方向であるCW方向(時計回り)に回転する。そして、アイドラギア111の回転に伴ってアイドラギア112はCCW方向に回転し、スクリュー14の同軸上に配置されたギア123はCW方向に回転駆動される。
ここで、ギア123にはワンウェイ機構が設けられている。詳細には、ギア123は、CW方向(所定の方向)に回転する場合はロック機構が働くことによってスクリュー14をCW方向に回転させるが、CCW方向に回転する場合はロック機構が解除されることによってスクリュー14を回転させない。且つ、ギア123は、ギア123が設けられているスクリュー14の軸がCCW方向に回転させられる場合は、ロック機構が働くことによって回転するが、スクリュー14の軸がCW方向に回転させられる場合はロック機構が解除されることによって回転しない。即ち、ギア123には、ギア123が回転する場合と、ギア123が設けられている軸が回転する場合とで、ロックされる回転方向が逆になるようなワンウェイ機構が設けられている。
より具体的に説明すると、ギア123は、アイドラギア112の回転によってCW方向に回転することで、スクリュー14を回転させつつ、ギア122をCCW方向に回転させてスクリュー11を回転させる。一方で、ギア123は、スクリュー14の軸がCW方向に回転させられる場合は、スクリュー14の軸と共には回転しない。
以上説明したように、本実施例の構成においては、画像形成時には駆動源M4の駆動力が各ギアを介してスクリュー11、スクリュー14に伝達される。これにより、転写残トナーをスクリュー9、スクリュー11、スクリュー14を介して回収手段70に搬送し回収する第1回収動作を実行することができる。なお、図5(b)に示すように、ピニオンギア101は、アイドラギア113とも係合しているが、画像形成時にはアイドラギア113はピニオンギア101以外とは駆動連結されない構成となっている。
次に、本実施例の構成において、スクリュー11を回転させない状態でスクリュー14を回転させて、連結部27に残留した転写残トナーを回収手段70に搬送し回収する第2回収動作を実行する場合の駆動伝達について説明する。図5(c)に示すように、スクリュー11を回転させない状態でスクリュー14を回転させる場合、ピニオンギア101は駆動源M4によりCW方向に回転駆動される。
ここで、本実施例においては、アイドラギア111,112,113はピニオンギア101の回転中心を中心として回転可能に構成された不図示のホルダによってピニオンギア101と一体的に構成されている。そのため、本実施例におけるギア列は、ピニオンギア101がCW方向に回転することによって、図5(b)の状態に対して、ピニオンギア101の回転中心を中心にCW方向に一体的に回動し、図5(c)の状態となる。より詳細には、図5(c)に示すように、ピニオンギア101がCW方向に回転することによって、アイドラギア112とギア123との係合状態が解除され、且つ、アイドラギア113とギア124が係合する状態となる。
そして、図5(c)の状態において、ピニオンギア101がさらにCW方向に回転することにより、ピニオンギア101に係合したアイドラギア111,113はCCW方向に回転する。これにより、アイドラギア111と係合しているアイドラギア112、及び、アイドラギア113と係合しているギア124は、それぞれCW方向に回転駆動される。ここで、ギア124は、スクリュー14と同軸で連結されているため、ギア124がCW方向に回転することによって、スクリュー14もCW方向に回転する。
一方、上で既に説明したように、ギア124と同軸に配置されているギア123にはワンウェイ機構が設けられており、スクリュー14の軸がCW方向に回転する状態においては、ギア123は回転しない。したがって、ギア123が回転しないことにより、ギア123と係合しているギア122も回転せず、スクリュー11は回転駆動しない。
以上説明したように、本実施例においては、ワンウェイ機構を用いた駆動連結構成によって、スクリュー11を回転させない状態でスクリュー14を回転させる第2回収動作を実行する。これにより、実施例1と同様に、保持トレイ25の移動に伴う転写残トナーの飛散の発生を抑制することが可能である。また、本実施例によれば、実施例1と同様の効果が得られるだけでなく、スクリュー11とスクリュー14を回転させる駆動源M4を共通化する構成により、実施例1の構成に対して駆動源の数を減らすことが可能である。その結果、コストダウンや省スペースを図ることが可能である。
(実施例3)
実施例2においては、図5(b)、図5(c)のように、駆動源M4の回転方向によって駆動列を切り替える構成とすることで、スクリュー11を回転させない状態でスクリュー14を回転させる第2回収動作を実行する構成について説明した。これに対し、実施例3は、駆動列を切り替えずに、第1回収動作又は第2回収動作を実行する点で実施例2と異なる。なお、以下の実施例3の説明において、実施例2と同様の構成については、図示を省略、又は図に同一符号を付して説明する。
[駆動連結構成]
図6(a)は、本実施例におけるスクリュー11とスクリュー14の駆動連結構成を説明する模式図である。また、図6(b)は、画像形成時における、スクリュー11とスクリュー14に駆動を伝達する場合のギアの回転について説明する模式図である。図6(c)は、転写残トナーが飛散することを抑制するために、スクリュー11を回転させない状態でスクリュー14を回転させる第2回収動作を実行する場合における、スクリュー11とスクリュー14に駆動を伝達するギアの回転について説明する模式図である。
図6(a)に示すように、駆動源M4に連結されているピニオンギア201は、駆動源M4からの駆動力を受けて回転することが可能であり、アイドラギア211と係合している。アイドラギア211は、スクリュー14の同軸上に配置されたギア223と係合している。ここで、ギア223と同軸上、即ち、スクリュー14の同軸上には、ギア224が配置されている。また、ピニオンギア201と同軸上にはピニオンギア202が設けられており、ピニオンギア202は、ギア224、及び、スクリュー11の同軸上に配置されたギア222と係合している。
図6(b)に示すように、画像形成時においては、駆動源M4からの駆動力を受けて、ピニオンギア201は、図示矢印方向であるCW方向(時計回り)に回転駆動される。このとき、ピニオンギア201の同軸上に配置されたピニオンギア202も、ピニオンギア201と同様にCW方向に回転駆動される。これに伴い、ピニオンギア201に係合しているアイドラギア211と、ピニオンギア202と係合しているギア222と、はCCW方向(反時計回り)に回転駆動され、アイドラギア211と係合しているギア223はCW方向に回転駆動される。
ここで、ギア224にはワンウェイ機構が設けられている。詳細には、ギア224は、CW方向に回転する場合はロック機構が働くことによってスクリュー14をCW方向に回転させるが、CCW方向に回転する場合はロック機構が解除されることによってスクリュー14を回転させない。且つ、ギア224は、ギア224が設けられているスクリュー14の軸がCCW方向に回転させられる場合は、ロック機構が働くことによって回転するが、スクリュー14の軸がCW方向に回転させられる場合はロック機構が解除されることによって回転しない。即ち、ギア224には、ギア224が回転する場合と、ギア224が設けられている軸が回転する場合とで、ロックされる回転方向が逆になるようなワンウェイ機構が設けられている。
これにより、図6(b)の状態においては、ギア224は、ピニオンギア202のCW方向の回転によってCCW方向に回転するが、このとき、ロック機構が解除されることによって、ギア224はスクリュー14を回転させない。したがって、スクリュー14はギア223の回転によってCW方向に回転駆動される。また、スクリュー11は、ギア222の回転によってCCW方向に回転駆動される。本実施例の構成においては、以上説明した駆動連結機構によって、画像形成時にスクリュー11とスクリュー14を回転させ、転写残トナーを搬送する第1回収動作を実行する。
次に、本実施例の構成において、スクリュー11を回転させない状態でスクリュー14を回転させて、連結部27に残留した転写残トナーを回収手段70に搬送し回収する第2回収動作を実行する場合の駆動伝達について説明する。図6(c)に示すように、スクリュー11を回転させない状態でスクリュー14を回転させる第2回収動作を実行する場合、ピニオンギア201は駆動源M4によりCCW方向に回転駆動される。このとき、ピニオンギア201の同軸上に配置されたピニオンギア202も、ピニオンギア201と同様にCCW方向に回転駆動される。これに伴い、ピニオンギア201に係合しているアイドラギア211と、ピニオンギア202と係合しているギア224と、はCW方向(反時計回り)に回転駆動される。
ここで、ギア222にはワンウェイ機構が設けられている。詳細には、ギア222は、CCW方向に回転する場合はロック機構が働くことによってスクリュー11をCCW方向に回転させるが、CW方向に回転する場合はロック機構が解除されることによってスクリュー11を回転させない。したがって、図6(c)の状態において、ピニオンギア202の回転によってギア222はCW方向に回転するが、このとき、ロック機構が解除されることによってギア222はスクリュー11を回転させない。
また、ギア223にもワンウェイ機構が設けられている。詳細には、ギア223は、CW方向に回転する場合はロック機構が働くことによってスクリュー14をCW方向に回転させるが、CCW方向に回転する場合はロック機構が解除されることによってスクリュー14を回転させない。且つ、ギア223は、ギア223が設けられているスクリュー14の軸がCCW方向に回転させられる場合は、ロック機構が働くことによって回転するが、スクリュー14の軸がCW方向に回転させられる場合はロック機構が解除されることによって回転しない。即ち、ギア223には、ギア223が回転する場合と、ギア223が設けられている軸が回転する場合とで、ロックされる回転方向が逆になるようなワンウェイ機構が設けられている。
これにより、図6(c)の状態においては、ギア223は、アイドラギア211のCW方向の回転によってCCW方向に回転するが、このとき、ロック機構が解除されることによって、ギア223はスクリュー14を回転させない。したがって、図6(c)の状態において、スクリュー14はギア224の回転によってCW方向に回転駆動されるが、一方でスクリュー11は回転駆動されない。以上説明したように、本実施例の構成によっても、実施例2と同様の効果を得ることが可能である。
(実施例4)
実施例2においては、図5(b)、図5(c)のように、ワンウェイ機構を用いることで、スクリュー11を回転させない状態でスクリュー14を回転させる第2回収動作を実行する構成について説明した。これに対し、実施例4は、駆動列を切り替えることによって、スクリュー11を回転させるギア322と、ギア322に駆動を伝達するアイドラギア311の係合を解除し、第2回収動作を実行する点で実施例2と異なる。なお、以下の実施例4の説明において、実施例2と同様の構成については、図示を省略、又は図に同一符号を付して説明する。
[駆動連結構成]
図7(a)は、本実施例におけるスクリュー11とスクリュー14の駆動連結構成を説明する模式図である。また、図7(b)は、画像形成時における、スクリュー11とスクリュー14に駆動を伝達する駆動列について説明する模式図である。図7(c)は、転写残トナーが飛散することを抑制するために、スクリュー11を回転させない状態でスクリュー14を回転させる第2回収動作を実行する場合における、スクリュー11とスクリュー14に駆動を伝達する駆動列について説明する模式図である。
図7(a)に示すように、駆動源M4に連結されているピニオンギア301は駆動源M4からの駆動力を受けて回転することが可能であり、アイドラギア312、アイドラギア314と係合している。そして、アイドラギア312はアイドラギア313と係合しており、アイドラギア313は、スクリュー14の同軸上に配置されたギア323(第1ギア)と係合している。また、ピニオンギア301と同軸上にはピニオンギア302が設けられており、ピニオンギア302は、アイドラギア311に係合している。更に、アイドラギア311は、スクリュー11の同軸上に配置されたギア322と係合している。
図7(b)に示すように、画像形成時においては、駆動源M4からの駆動力を受けて、ピニオンギア301は、図示矢印方向であるCCW方向(反時計回り)に回転駆動される。これに伴い、ピニオンギア301に係合したアイドラギア312は図示矢印方向であるCW方向(時計回り)に回転し、アイドラギア312に係合したアイドラギア313はCCW方向に回転する。そして、アイドラギア313の回転に伴って、スクリュー14の同軸上に配置されたギア323はCW方向に回転駆動され、スクリュー14もCW方向に回転駆動される。
また、ピニオンギア301がCCW方向に回転することにより、ピニオンギア301の同軸上に配置されたピニオンギア302もCCW方向に回転駆動される。これに伴い、ピニオンギア302に係合しているアイドラギア311はCW方向に回転し、アイドラギア311に係合したギア322がCCW方向に回転駆動される。そして、スクリュー11の同軸上に八位されたギア322がCCW方向に回転することにより、スクリュー11もCCW方向に回転駆動される。したがって、図7(b)の状態において、スクリュー11がCCW方向に回転駆動され、スクリュー14がCW方向に回転駆動される。
以上説明したように、本実施例の構成においても、画像形成時に転写残トナーをスクリュー11からスクリュー14、さらに回収手段70に搬送し回収する第1回収動作を実行することが可能である。なお、ピニオンギア301はアイドラギア314とも係合しているが、画像形成時にはアイドラギア314はピニオンギア301以外とは駆動連結されない構成となっている。
次に、本実施例の構成において、スクリュー11を回転させない状態でスクリュー14を回転させて、連結部27に残留した転写残トナーを回収手段70に搬送し回収する第2回収動作を実行する場合の駆動伝達について、図7(c)を用いて説明する。なお、図7(c)では、各ギアの駆動伝達をより明確に図示するために、ピニオンギア301、アイドラギア312,アイドラギア313を非表示としており、アイドラギア312,アイドラギア313の中心位置を一点鎖線で示している。
図7(c)に示すように、スクリュー11を回転させない状態でスクリュー14を回転させる場合、ピニオンギア301は駆動源M4によりCW方向に回転駆動され、ピニオンギア301の同軸上に設けられたピニオンギア302もCW方向に回転する。ここで、本実施例においては、アイドラギア311,312,313、314は、ピニオンギア302の回転中心を中心として回転可能に構成された不図示のホルダによってピニオンギア302と一体的に構成されている。そのため、本実施例におけるギア列は、ピニオンギア302がCW方向に回転することによって、図7(b)の状態に対して、ピニオンギア302の回転中心を中心にCW方向に一体的に回動し、図7(c)の状態となる。より詳細には、図7(c)に示すように、ピニオンギア302がCW方向に回転することによって、アイドラギア311とギア322との係合状態が解除され、且つ、アイドラギア314とギア323が係合する状態となる。
そして、図7(c)の状態において、ピニオンギア302がさらにCW方向に回転することにより、ピニオンギア302に係合したアイドラギア311,314はCCW方向に回転する。これにより、アイドラギア314と係合しているギア323はCW方向に回転駆動される。ここで、ギア323は、スクリュー14と同軸で連結されているため、ギア323がCW方向に回転することによって、スクリュー14もCW方向に回転する。一方で、スクリュー11と同軸上に設けられたギア322は、ピニオンギア302のCW方向の回転によってアイドラギア314との係合が解除され、回転駆動されない。したがって、図7(c)の状態においては、スクリュー14はギア323の回転によってCW方向に回転駆動されるが、一方でスクリュー11は回転駆動されない。以上説明したように、本実施例の構成によっても、実施例2と同様の効果を得ることが可能である。
(実施例5)
実施例2においては、図5(b)、図5(c)のように、駆動源M4の回転方向によって駆動列を切り替える構成とすることで、スクリュー11を回転させない状態でスクリュー14を回転させる第2回収動作を実行する構成について説明した。これに対し、実施例5は、前扉200を開く動作に連動して、スクリュー11(第2搬送部材)を回転させずにスクリュー15(第3搬送部材)を回転させ、転写残トナーを回収手段70に搬送し回収する第2回収動作を実行する点が実施例2と異なる。なお、以下の実施例2の説明において、実施例1と同様の構成については、図示を省略、又は図に同一符号を付して説明する。
[駆動連結構成]
図8(a)は、本実施例におけるスクリュー11とスクリュー15の駆動連結構成を説明する模式図である。また、図8(b)は、画像形成時における、スクリュー11とスクリュー15に駆動を伝達する場合のギアの回転について説明する模式図である。図8(c)は、転写残トナーが飛散することを抑制するために、スクリュー11を回転させない状態でスクリュー15を回転させる第2回収動作を実行する場合における、スクリュー11とスクリュー15に駆動を伝達するギアの回転について説明する模式図である。
図8(a)に示すように、スクリュー15は、駆動源M3によって回転駆動される。スクリュー15の同軸上にはギア423が設けられており、ギア423はアイドラギア413(第1ギア)と係合している。ここで、ギア423とアイドラギア413は、かさ歯車であり、駆動源M3からスクリュー15を介してギア423に伝達される駆動力は、伝達方向が90度変更されアイドラギア413に伝達される。また、アイドラギア413はアイドラギア412(第3ギア)と係合している。さらに、アイドラギア412は、スクリュー11の同軸上には設けられるギア422と係合したアイドラギア411(第2ギア)と係合している。ここで、ギア422とアイドラギア411は、かさ歯車であり、アイドラギア412からアイドラギア411に伝達される駆動力は、伝達方向が90度変更されギア422に伝達される。そして、ギア422に駆動力が伝達されることで、スクリュー11は回転駆動される。
ここで、本実施例では、スクリュー15の羽根のねじれ方向を、スクリュー11の羽根のねじれ方向に対して逆に設定している。そのため、スクリュー11とスクリュー15は、同じ方向に回転しても、それぞれに対し反対方向に転写残トナーを搬送する構成となっている。
すなわち、かさ歯頂上方向から裾野方向に見てスクリュー11およびスクリュー15が共にCCW方向(反時計回り)に回転した場合、スクリュー11は図示矢印B方向に、スクリュー15は図示矢印C方向に転写残トナーを搬送する構成となっている。
図8(b)に示すように、画像形成時においては、駆動源M3からの駆動力によって、スクリュー15がCCW方向に回転されると、ギア422によってアイドラギア413はCW方向(時計回り)に回転駆動される。これにより、アイドラギア412はCCW方向に回転し、そして、アイドラギア412の回転によってアイドラギア411はCW方向に回転駆動される。すると、アイドラギア411の回転によってギア422がCCW方向に回転することで、スクリュー11はCCW方向に回転する。その結果、図8(a)に示すように、スクリュー11は図示矢印B方向に転写残トナーを搬送し、スクリュー15は図示矢印C方向に転写残トナーを搬送することで、第1回収動作を実行することが可能となる。
ここで、図8(a)~(c)に示すように、本実施例の構成においては更に扇ギア401を有する。そして、アイドラギア412は扇ギア401の回転中心を中心として回転可能に構成された不図示のホルダよって扇ギア401と一体的に構成されている。さらに、扇ギア401の回転中心は図1に示す前扉200の回転中心と連結されており、前扉200の開閉によって扇ギア401は回転し、アイドラギア412は回動する構成となっている。なお、図8(b)は、前扉200を閉じている状態のギアの連結状態を示している。
前扉200が開かれると、その動作に連動して扇ギア401とアイドラギア412が回動し、図8(c)に示すようなギアの連結状態となる。このとき、前扉200を開く動作によって扇ギア401は図示矢印方向(CCW方向)に回転し、回転途中で扇ギア401がアイドラギア413と係合することで、アイドラギア413はCW方向に回転する。すると、アイドラギア413の回転によってギア423がCCW方向に回転し、スクリュー15がCCW方向に回転することで連結部27に残留した転写残トナーが回収手段70に搬送される。
更にこのとき、前扉200を開く動作によってアイドラギア412は扇ギア401の回転中心を中心としてCCW方向に回動する。その結果、アイドラギア412とアイドラギア411の係合が解除され、スクリュー11には駆動が伝達されない状態となる。
このように、本実施例によれば、前扉200の開放動作によって、スクリュー11を回転させずスクリュー15を回転させて、連結部27に残留した転写残トナーをスクリュー15によって搬送し回収手段70で回収する第2回収動作を実行することができる。これにより、本実施例の構成においても、保持トレイ25の移動に伴う転写残トナーの飛散の発生を抑制することが可能である。さらに、前扉200の開放動作に連動して第2回収動作を実行する本実施例の構成によれば、プリンタ100の電源が入っていない場合や、画像形成動作中に予告なくユーザによって前扉200が開けられた場合などにおいても、転写残トナーの飛散を抑制できる。
(実施例6)
実施例1においては、駆動源M2~M3を制御することによって、スクリュー11を回転させずにスクリュー13を回転させて第2回収動作を実行することで、保持トレイ25を引きだした際の転写残トナーの飛散を抑制する構成について説明した。これに対し、実施例6は、スクリュー611を逆回転させることによって、保持トレイ25を引きだした際の転写残トナーの飛散を抑制する点が実施例1と異なる。なお、以下の実施例5の説明において、実施例1と同様の構成については、図示を省略、又は図に同一符号を付して説明する。
図9(a)は、本実施例における、スクリュー9、及び保持トレイ25に設けられるスクリュー611による転写残トナーの搬送について説明する斜視図である。図9(b)は、スクリュー9による転写残トナーの搬送方向から見たときの、保持トレイ25によって保持されたスクリュー611と、保持トレイ25と回収手段70との連結の構成について説明する模式的な断面図である。また、図9(c)は、スクリュー611を、画像形成時の回転方向とは逆方向に回転させたときのスクリュー611による転写残トナーの搬送方向を説明する模式図である。
図3(a)~(c)に示すように、実施例1ではスクリュー13によって転写残トナーを回収手段70に搬送して回収した。これに対し、本実施例では、図9(a)のように、スクリュー13を省略し、スクリュー611によって転写残トナーを回収手段70に搬送して回収する。
図9(a)~(b)に示すように、本実施例では、画像形成時は、駆動源M2によってスクリュー611を回転駆動させることによって、スクリュー9によって搬送された転写残トナーを図示矢印B方向に搬送する。そして、スクリュー611によって搬送された転写残トナーは、図示矢印B方向に関する下流の端部側に設けられる貫通孔12(連結部)に到達し、重力によって、開口部71を介して回収手段70に落下することで回収手段70によって回収される。本実施例においては、このようにして、画像形成時に転写残トナーを回収手段70に回収する動作(第1回収動作)を実施している。
スクリュー611は、連続した螺旋形状の搬送スクリューであり、図9(b)に示すように、画像形成動作が終了した後にスクリュー611の回転を停止させた状態においては、貫通孔12近傍に回収手段70へ落下する寸前の転写残トナーが存在する。この状態で保持トレイ25をプリンタ100から引きだした場合、保持トレイ25の引き出し操作による振動や傾きによって転写残トナーが貫通孔12から落下し、飛散するおそれがある。通常、保持トレイ25のプリンタ100からの引き出し動作と同時に、不図示のシャッタが貫通孔12を塞ぐ構成とすることで、転写残トナーの飛散を抑制することが可能である。しかしながら、保持トレイ25の着脱の際に、ユーザの意図しない操作によってシャッタが開いてしまう場合においては、貫通孔12から転写残トナーが飛散してしまうおそれがある。
ここで、スクリュー611の回転時間をより長く設定し、保持トレイ25に残留している転写残トナーを全て回収手段70に回収することで、転写残トナーの飛散を抑制する方法がある。しかし、図9(a)に示すように、本実施例の構成においては、スクリュー9a~9dによって搬送される転写残トナーを1本のスクリュー611搬送可能なように、スクリュー611による転写残トナーの搬送距離を長く設定している。この場合、保持トレイ25に残留している転写残トナーを全て回収手段70に回収するためにスクリュー611の回転時間を長く設定すると、ユーザが保持トレイ25を引き出す際の待ち時間の延長を招いてしまうおそれがある。
そこで、本実施例においては、制御手段300によって駆動源M2を制御することにより、スクリュー611を逆回転させ、図9(c)に示すように、図示矢印D方向に転写残トナーを貫通孔12から離れた位置に搬送する動作(第2回収動作)を実施している。これにより、保持トレイ25の移動動作に伴う貫通孔12からの転写残トナーの飛散を抑制することが可能である。なお、スクリュー611を逆回転させる回収動作を実行するタイミングとしては、実施例1と同様であるため、説明を省略する。
以上説明したように、本実施例においても実施例1と同様の効果を得ることが可能である。また、スクリュー611を逆回転させる本実施例の構成においては、実施例1に対してスクリュー13や駆動源M3等の部品を省略することができ、コストダウンや省スペース化をはかることが可能である。
100 画像形成装置
1 感光ドラム
2 カートリッジ
8 クリーニング部材
9 スクリュー
11 スクリュー
13,14,15 スクリュー
25 保持トレイ
70 回収手段
300 制御手段

Claims (11)

  1. トナー像を担持する像担持体と、
    前記像担持体、又は、前記像担持体にトナー像を形成するための手段を少なくとも備えるカートリッジと、
    前記像担持体から転写材又は中間転写体にトナー像を転写した後に前記像担持体に残留したトナーをクリーニングするクリーニング部材と、
    前記クリーニング部材によって前記像担持体から除去されたトナーを第1方向に搬送する回転可能な第1搬送部材と、前記像担持体から除去されたトナーを回収する回収手段と、を備える画像形成装置において、
    前記カートリッジを保持し、前記第1方向と交差する第2方向に関して移動させることで、前記画像形成装置の内部から引きだすことが可能な移動部材と、
    前記移動部材に設けられ、前記第1搬送部材から受け渡されたトナーを、前記第2方向に搬送する回転可能な第2搬送部材と、
    前記移動部材と前記回収手段との連結部に設けられ、前記第2搬送部材によって搬送されたトナーを前記回収手段に搬送する回転可能な第3搬送部材と、
    前記第1搬送部材、前記第2搬送部材、及び前記第3搬送部材を回転させることで前記クリーニング部材によって除去されたトナーを前記回収手段に回収する第1回収動作と、前記第2搬送部材を回転させず、且つ、前記第3搬送部材を回転させることによって、前記連結部におけるトナーを前記回収手段に回収する第2回収動作と、を実行することが可能な制御手段と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、前記第1搬送部材を回転させる第1駆動源と、前記第2搬送部材を回転させる第2駆動源と、前記第3搬送部材を回転させる第3駆動源と、を制御することによって、前記第1搬送部材と前記第2搬送部材を回転させず、且つ、前記第3搬送部材を回転させて前記第2回収動作を実行することを備えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第3搬送部材と同軸上に設けられる第1ギア、及び第2ギアと、前記第2搬送部材と同軸上に設けられ、前記第1ギアと係合する第3ギアと、を備え、前記第1ギアは、前記第1ギアが所定の方向に回転する場合に前記第3搬送部材に駆動力を伝達して前記第3搬送部材を回転させ、前記第3搬送部材が前記所定の方向に回転する場合には回転しないワンウェイ機構を有し、
    前記第1回収動作においては、前記第1ギアが前記所定の方向に回転することで、前記第3搬送部材及び前記第2搬送部材が回転し、
    前記第2回収動作においては、前記第2ギアが前記所定の方向に回転することによって前記第3搬送部材が前記所定の方向に回転し、且つ、前記ワンウェイ機構によって前記第1ギアが回転しないことで前記第2搬送部材が回転しないことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記第1搬送部材は前記カートリッジに設けられており、前記カートリッジは、前記第1方向に関する前記第1搬送部材の下流側の端部側に第1貫通孔を有し、前記移動部材は、前記第2方向に関する前記第2搬送部材の下流側の端部側に第2貫通孔を有し、前記クリーニング部材によって除去されたトナーは、前記第1貫通孔及び前記第2貫通孔を介して前記第3搬送部材に搬送されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記移動部材は、前記回収手段と連結される位置に開口部を有し、前記第3搬送部材によって搬送されるトナーは、重力方向に関して、前記開口部を介して前記回収手段に向かって落下することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 転写材の排出方向に関する下流側に開閉可能なドア部を備え、前記ドア部を開放した状態で前記移動部材を前記第2方向に関して移動させることによって、前記画像形成装置の内部から前記移動部材を引きだすことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記移動部材は、前記カートリッジを保持した状態で、前記画像形成装置の内部から引きだすことが可能であることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記移動部材を前記画像形成装置の内部から引きだしている状態においては、前記移動部材と前記回収手段の連結が解除されており、前記開口部は前記移動部材に設けられる遮蔽部材によって閉じられていることを特徴とする請求項6又は7に記載の画像形成装置。
  9. トナー像を担持する像担持体と、
    前記像担持体、又は、前記像担持体にトナー像を形成するための手段を少なくとも備えるカートリッジと、
    前記像担持体から転写材又は中間転写体にトナー像を転写した後に前記像担持体に残留したトナーをクリーニングするクリーニング部材と、
    前記クリーニング部材によって前記像担持体から除去されたトナーを第1方向に搬送する回転可能な第1搬送部材と、前記像担持体から除去されたトナーを回収する回収手段と、を備える画像形成装置において、
    転写材の排出方向に関する下流側に設けられる開閉可能なドア部と、
    前記カートリッジを保持し、前記第1方向と交差する第2方向に関して移動することが可能な移動部材と、
    前記移動部材に設けられ、前記第1搬送部材から受け渡されたトナーを、前記第2方向に搬送する回転可能な第2搬送部材と、
    前記移動部材と前記回収手段との連結部に設けられ、前記第2搬送部材によって搬送されたトナーを前記回収手段に搬送する回転可能な第3搬送部材と、を備え、
    前記ドア部を開放した状態で前記移動部材を前記第2方向に関して移動させることによって、前記画像形成装置の内部から前記移動部材を引きだすことが可能であり、
    前記第1搬送部材、前記第2搬送部材、及び前記第3搬送部材を回転させることで前記クリーニング部材によって除去されたトナーを前記回収手段に回収する第1回収動作を実行し、前記ドア部を開放させる動作と連動して、前記第2搬送部材を回転させず、且つ、前記3搬送部材を回転させることによって、前記連結部におけるトナーを前記回収手段に回収する第2回収動作を実行することを特徴とする画像形成装置。
  10. 前記第3搬送部材を回転させるための第1ギアと、前記第2搬送部材を回転させるための第2ギアと、前記第1ギア及び前記第2ギアと係合される第1位置と、前記第1ギア及び前記第2ギアと係合を解除される第2位置と、の間を移動することが可能な第3ギアと、前記ドア部の開放動作と連動して回転することで前記第1ギアと係合する扇ギアと、を備え、
    前記第3ギアは、前記ドア部の開放動作と連動して、前記扇ギアの回転中心を中心に回動することにより、前記第1の位置から前記第2の位置に移動することを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  11. 前記第2搬送部材及び前記第3搬送部材は螺旋形状の羽根を有するスクリューであり、前記第3搬送部材の羽根のねじれ方向は、前記第2搬送部材の羽根のねじれ方向に対して逆の方向に設定されていることを特徴とする請求項又は10に記載の画像形成装置。
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