JP2023067538A - チェーンの移動構造 - Google Patents

チェーンの移動構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2023067538A
JP2023067538A JP2021178888A JP2021178888A JP2023067538A JP 2023067538 A JP2023067538 A JP 2023067538A JP 2021178888 A JP2021178888 A JP 2021178888A JP 2021178888 A JP2021178888 A JP 2021178888A JP 2023067538 A JP2023067538 A JP 2023067538A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chain
roller
guide
timing chain
timing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2021178888A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7449912B2 (ja
Inventor
和己 平田
Kazuki Hirata
雅大 藤田
Masahiro Fujita
将洋 上川
Masahiro Kamikawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daihatsu Motor Co Ltd filed Critical Daihatsu Motor Co Ltd
Priority to JP2021178888A priority Critical patent/JP7449912B2/ja
Publication of JP2023067538A publication Critical patent/JP2023067538A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7449912B2 publication Critical patent/JP7449912B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)

Abstract

【課題】タイミングチェーンとチェーンガイドとの間のフリクションを低減させることができるチェーンの移動構造を提供する。【解決手段】複数のローラー24と、当該複数のローラー24の両端に設置されて、複数のローラー24を回転可能に支持する複数の外プレート21および内プレート22(プレート)と、を連結したタイミングチェーン20(チェーン)を、当該タイミングチェーン20の移動経路を形成するチェーンガイド40(ガイド部材)に沿ってガイドするチェーンの移動構造において、ローラー24を、チェーンガイド40に対して回転接触させる。【選択図】図3

Description

本発明は、カム軸をクランク軸に同期させて回転駆動するためのタイミングチェーンのように、内燃機関の動力伝達等に使用されるチェーンの移動構造に関する。
内燃機関のカム軸は、一般にタイミングチェーンによって駆動されており、クランク軸とカム軸とにスプロケットを設けて、タイミングチェーンを各スプロケットに巻き掛けることにより、カム軸をクランク軸に同期させて回転駆動している。
カム軸は、一般に2本(吸気弁用と排気弁用)存在するため、タイミングチェーンを単にカム軸のスプロケットとクランク軸のスプロケットとに巻き掛けただけであると、タイミングチェーンの配置スペースが大きくなる。そこで、タイミングチェーンの張り側と弛み側との間隔を狭めるチェーンガイドを設けている(例えば、特許文献1)。
特開2020-56418号公報
特許文献1には、タイミングチェーンのローラーの両端に接続されたプレートの外周端面をチェーンガイドに当接させて、タイミングチェーンをガイドする構造が開示されている。しかしながら、ローラーチェーンのプレートとチェーンガイドとは摺動接触するため、チェーンガイドが摩耗することによって、タイミングチェーンとチェーンガイドとのクリアランスが広がり、タイミングチェーンのばたつきが発生するおそれがあった。タイミングチェーンのばたつきが発生すると、ノイズや振動が増大するため、タイミングチェーンとチェーンガイドとの間のフリクションを低減させることが望まれていた。
本発明の目的は、タイミングチェーンとチェーンガイドとの間のフリクションを低減させることができるチェーンの移動構造を提供することである。
前記の目的を達成するため、本発明に係るチェーンの移動構造は、複数のローラーと、複数のローラーの両端に設置されて、複数のローラーを回転可能に支持する複数のプレートと、を連結したチェーンを、チェーンの移動経路を形成するガイド部材に沿ってガイドするチェーン構造であって、ローラーが、ガイド部材に対して回転接触する。
この構成によれば、タイミングチェーン(チェーン)とチェーンガイド(ガイド部材)との間のフリクションを低減させることができる。
また、本発明に係るチェーンの移動構造において、ガイド部材は、凸部を備えて、凸部の高さは、当該凸部の高さとローラーの半径との和が、プレートの外周とローラーの中心との距離よりも大きくなるように形成される。
この構成によれば、ローラーがガイド部材に対して確実に回転接触するため、タイミングチェーン(チェーン)とチェーンガイド(ガイド部材)との間のフリクションを低減させることができる。
また、本発明に係るチェーンの移動構造において、ローラーの幅は、凸部の幅よりも小さい。
この構成によれば、タイミングチェーン(チェーン)を安定して走行させることができる。
また、本発明に係るチェーンの移動構造において、ローラーの半径は、プレートの外周とローラーの中心との距離よりも大きく形成されて、ローラーが、ガイド部材と回転接触する。
この構成によれば、タイミングチェーン(チェーン)とチェーンガイド(ガイド部材)との間のフリクションを低減させることができる。
また、本発明に係るチェーンの移動構造において、ガイド部材は、ローラーが回転接触する凹部を備える。
この構成によれば、タイミングチェーン(チェーン)とチェーンガイド(ガイド部材)との間のフリクションを低減させることができる。
また、本発明に係るチェーンの移動構造において、ローラーの幅は、凹部の幅よりも小さい。
この構成によれば、タイミングチェーン(チェーン)を安定して走行させることができる。
本発明によれば、タイミングチェーン(チェーン)とチェーンガイド(ガイド部材)との間のフリクションを低減させることができる。
図1は、エンジンの、タイミングチェーンが掛け渡された側の側面図である。 図2は、タイミングチェーンの概略構造の一例を示す分解斜視図である。 図3は、本開示の第1の実施形態のタイミングチェーンとチェーンガイドとの接触構造の一例を示す図である。 図4は、タイミングチェーンとチェーンガイドとの別の接触構造の一例を示す図である。 図5は、本開示の第2の実施形態のタイミングチェーンとチェーンガイドとの接触構造の一例を示す図である。 図6は、本開示の第2の実施形態の変形例のタイミングチェーンとチェーンガイドとの接触構造の一例を示す図である。
以下では、本発明の実施形態について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1を用いて、本発明の第1の実施形態のチェーン構造を説明する。図1は、エンジンの、タイミングチェーンが掛け渡された側の側面図である。
(タイミングチェーンの移動経路)
図1において、シリンダブロック11には、X軸に沿って、非図示のピストンを上下動自在に収容する複数の気筒が形成される。シリンダブロック11には、ピストンの上下運動を回転運動に変換する、X軸に沿って延びるクランク軸13が収容される。
シリンダヘッド12は、吸気カム軸14および排気カム軸15を収容している。吸気カム軸14および排気カム軸15は、気筒配列方向(X軸方向)に沿って互いに平行に延びている。
吸気カム軸14および排気カム軸15の端部には、それぞれ、カムスプロケット16,17が設けられている。また、クランク軸13の端部には、クランクスプロケット18が設けられている。
図1において、エンジン本体10は、吸気カム軸14および排気カム軸15に動力を伝達するタイミングチェーン20を備えている。タイミングチェーン20は、カムスプロケット16,17およびクランクスプロケット18に巻き掛けられている。なお、タイミングチェーン20は、本開示におけるチェーンの一例である。
クランク軸13の回転は、クランクスプロケット18からタイミングチェーン20を介して、カムスプロケット16,17に伝達され、吸気カム軸14および排気カム軸15が回転する。
タイミングチェーン20の移動経路には、チェーンガイド40と、チェーンアーム48とが備えられる。
チェーンガイド40は、ボルト等の固定部材40aによってシリンダヘッド12に固定されて、ボルト等の固定部材40bによってシリンダブロック11に固定される。チェーンガイド40は、タイミングチェーン20の移動経路をガイドする。なお、チェーンガイド40は、本開示におけるガイド部材の一例である。
チェーンアーム48は、カムスプロケット16の下方に配置されており、タイミングチェーン20を、当該タイミングチェーン20の移動経路の内周側に向かって押しつけることによって、タイミングチェーン20に所定の張力を与える。これによって、タイミングチェーン20の走行経路は一定に保たれる。
チェーンアーム48は、当該チェーンアーム48の上端において、ボルト等の固定部材48aによって支持されており、チェーンテンショナ49によって、タイミングチェーン20の移動経路の内周側に向かう付勢力を与えられる。
本開示のチェーン構造は、タイミングチェーン20が移動する際に、チェーンガイド40に接触する際のフリクションを低減させるものである。なお、タイミングチェーン20はチェーンアーム48にも接触するが、チェーンアーム48は、一端を固定部材48aによって支持された片持ち構造になっているため、タイミングチェーン20が移動する際に、X軸方向に沿う力を受ける。したがって、タイミングチェーン20を安定して移動させるために、チェーンアーム48においては、従来通りタイミングチェーン20の外プレート21(図2参照)とチェーンアーム48とを摺動接触させるものとする。
(タイミングチェーンの概略構造)
図2を用いて、タイミングチェーン20の概略構造を説明する。図2は、タイミングチェーンの概略構造の一例を示す分解斜視図である。
タイミングチェーン20は、一般にローラーチェーンと呼ばれる構造を有している。タイミングチェーン20は、並列配置されたピン25の群と、各ピン25に被嵌したローラー24の群と、ピン25の群を挟んだ両側に配置された内プレート22及び外プレート21の群とで構成される。なお、各ピン25にローラー24を被嵌する際に、ピン25とローラー24との間には、ブッシュ23が挿入される。
内プレート22と外プレート21とは、ピン25の配置ピッチと同じピッチで交互にずれた状態に配置される。このような構造を有することによって、両側の外プレート21とピン25とで形成される外リンク26と、両側の内プレート22とブッシュ23とローラー24とで形成される内リンク27とを形成される。そして、外リンク26と内リンク27とは、交互にずれた状態で配置される。
隣り合った内プレート22と外プレート21とは、ピン25で連結される。そして、ピン25の両端部は、外プレート21に設けられた取付穴21aに貫通させる。ピン25の、外プレート21から突出した両端部は、かしめられることによって、内プレート22と外プレート21とは、ピン25を回転軸として、互いに回転可能な状態で接続される。
タイミングチェーン20は、隣接するローラー24の間に、クランクスプロケット18とカムスプロケット16,17の歯が噛み合うことによって、図1に示した走行経路を移動して、クランク軸13の回転力を吸気カム軸14および排気カム軸15に伝達する。
(タイミングチェーンとチェーンガイドとの接触構造)
図3を用いて、タイミングチェーン20とチェーンガイド40との接触構造を説明する。図3は、本開示の第1の実施形態のタイミングチェーンとチェーンガイドとの接触構造の一例を示す図である。
図3に示すように、チェーンガイド40の、タイミングチェーン20が接触する側の表面には、凸部50が形成される。凸部50は、タイミングチェーン20の移動方向に沿って、等しい幅wbおよび等しい高さhaで形成される。なお、タイミングチェーン20およびチェーンガイド40は、エンジンオイルで潤滑されている。
図3のA-A断面図に示すように、凸部50の高さhaは、当該高さhaとローラー24の半径raとの和が、外プレート21の外周とローラー24の中心との距離da、および内プレート22の外周とローラー24の中心との距離dbよりも大きく形成される。即ち、凸部50の高さhaは、ha+ra>daかつha+ra>dbとなるように形成される。
また、図3のA-A断面図に示すように、凸部50の幅wbは、ローラー24の幅waよりも小さく形成される。即ち、wb<waとなるように形成される。
したがって、図3のB-B断面図に示すように、チェーンガイド40の凸部50は、ローラー24と確実に回転接触する。そして、外プレート21の外周および内プレート22の外周は、チェーンガイド40に接触しない。
なお、図1には図示しないが、チェーンガイドは、カムスプロケット16とカムスプロケット17の間の上方に設けてもよい。この位置に設定されるチェーンガイドは、特に、トップガイドとも呼ばれる。
また、前述したように、図1において、タイミングチェーン20の外プレート21とチェーンアーム48とは、摺動接触させる。
(第1の実施形態の作用効果)
以上説明したように、本実施形態に係るタイミングチェーン20(チェーン)の移動構造は、複数のローラー24と、当該複数のローラー24の両端に設置されて、複数のローラー24を回転可能に支持する複数の外プレート21および内プレート22(プレート)と、を連結したタイミングチェーン20(チェーン)を、当該タイミングチェーン20の移動経路を形成するチェーンガイド40(ガイド部材)に沿ってガイドするチェーンの移動構造であって、ローラー24が、チェーンガイド40に対して回転接触する。したがって、タイミングチェーン20とチェーンガイド40との間のフリクションを低減させることができる。
また、本実施形態に係るタイミングチェーン20(チェーン)の移動構造において、チェーンガイド40(ガイド部材)は、凸部50を備えて、凸部50の高さhaは、凸部50の高さhaとローラー24の半径raとの和が、外プレート21および内プレート22(プレート)の外周とローラー24の中心との距離da,dbよりも大きくなるように形成される。したがって、ローラー24がチェーンガイド40(ガイド部材)に対して確実に回転接触するため、タイミングチェーン20とチェーンガイド40との間のフリクションを低減させることができる。
また、本実施形態に係るタイミングチェーン20(チェーン)の移動構造において、ローラー24の幅waは、凸部50の幅wbよりも小さい。したがって、タイミングチェーン20を安定して走行させることができる。
なお、本開示に係るチェーンの移動構造は、タイミングチェーン20の移動構造のみならず、例えば、二輪車のチェーンの移動構造等にも適用することが可能である。
(第1の実施形態の変形例)
図4を用いて、第1の実施形態の変形例について説明する。図4は、タイミングチェーンとチェーンガイドとの別の接触構造の一例を示す図である。
タイミングチェーン20が備えるローラー24の形状は円筒状に制限されない。例えば図4(a)に示すタイミングチェーンとチェーンガイドとの接触構造において、ローラー24aは、中央付近が膨らんだ樽型形状を有する。そして、ローラー24aと回転接触するチェーンガイド43(ガイド部材)の凸部50aは、図4(a)に示すように、ローラー24aの側面と面接触するように、凹面形状に形成される。
また、図4(b)に示すタイミングチェーンとチェーンガイドとの接触構造において、ローラー24bは、中央付近が凹んだ糸巻き型形状を有する。そして、ローラー24bと回転接触するチェーンガイド44(ガイド部材)の凸部50bは、図4(b)に示すように、ローラー24bの側面と面接触するように、凸面形状に形成される。
このような形状のローラー24を用いた場合であっても、前述したのと同様に、タイミングチェーン20とチェーンガイド43,44との間のフリクションを低減させることができる。
(第2の実施形態)
次に、図5を用いて、本開示の第2の実施形態について説明する。図5は、本開示の第2の実施形態のタイミングチェーンとチェーンガイドとの接触構造の一例を示す図である。
第2の実施形態のタイミングチェーン20aは、タイミングチェーン20と同じ構造を有するが、ローラー24の代わりにローラー24cを備える点が異なる。ローラー24cは、タイミングチェーン20が備えるローラー24に比べて半径が大きく、タイミングチェーン20aを側面から見ると、図5に示すように、ローラー24cの一部が外プレート21の外周から飛び出して見える。そして、ローラー24cは、平板状のチェーンガイド41と回転接触する。なお、タイミングチェーン20aは、本開示におけるチェーンの一例である。また、チェーンガイド41は、本開示におけるガイド部材の一例である。
図5のC-C断面図に示すように、ローラー24cは、半径rbを有する。そして、半径rbは、外プレート21の外周とローラー24cの中心との距離da、および内プレート22の外周とローラー24cの中心との距離dbよりも大きくなるように形成される。
そして、図5のD-D断面図に示すように、ローラー24cは、平板状のチェーンガイド41と回転接触する。そして、このとき、外プレート21の外周および内プレート22の外周は、チェーンガイド41に接触しない。
なお、タイミングチェーン20aにあっては、隣接するローラー24cの外周面の間隔が、タイミングチェーン20における隣接するローラー24の外周面の間隔と比べて狭くなる。したがって、タイミングチェーン20aを利用する場合には、タイミングチェーン20aが噛み合うクランクスプロケット18と、カムスプロケット16,17の歯は、当該歯が、隣接するローラー24cの外周面の間に確実に噛み込むように設計される。
(第2の実施形態の作用効果)
以上説明したように、本実施形態に係るタイミングチェーン20a(チェーン)の移動構造において、ローラー24cの半径rbは、外プレート21および内プレート22(プレート)の外周とローラー24cの中心との距離よりも大きく形成されて、ローラー24cが、チェーンガイド41(ガイド部材)と回転接触する。したがって、タイミングチェーン20aとチェーンガイド41との間のフリクションを低減させることができる。
(第2の実施形態の変形例)
次に、図6を用いて、本開示の第2の実施形態の変形例について説明する。図6は、本開示の第2の実施形態の変形例のタイミングチェーンとチェーンガイドとの接触構造の一例を示す図である。
図6は、前記したタイミングチェーン20a(チェーン)とチェーンガイド42(ガイド部材)とを組み合わせたチェーンの移動構造を示す。チェーンガイド42の表面には、ローラー24cが嵌まり込む凹部52が形成される。
図6に示すように、凹部52の幅wcは、ローラー24cの幅waよりも大きく形成される。即ち、wc>waとなるように形成される。
また、凹部52の深さhbは、当該深さhbと外プレート21の外周とローラー24cの中心との距離daとの和、および深さhbと内プレート22の外周とローラー24cの中心との距離dbとの和よりも、ローラー24cの半径rbの方が大きくなるように形成される。即ち、凹部52の深さhbは、hb+da<rbかつhb+db<rbとなるように形成される。
したがって、ローラー24cは、凹部52の底面と回転接触する。そして、このとき、外プレート21の外周および内プレート22の外周は、チェーンガイド42に接触しない。
(第2の実施形態の変形例の作用効果)
以上説明したように、本実施形態に係るタイミングチェーン20a(チェーン)の移動構造において、チェーンガイド42(ガイド部材)は、ローラー24cが回転接触する凹部52を備える。したがって、タイミングチェーン20aとチェーンガイド42との間のフリクションを低減させることができる。
また、本実施形態に係るタイミングチェーン20(チェーン)の移動構造において、ローラー24cの幅waは、凹部52の幅wcよりも小さい。したがって、タイミングチェーン20aとチェーンガイド42との間のフリクションを低減させることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上述した実施形態は、例として提示したものであり、本発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能である。また、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。また、この実施形態は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10 エンジン本体
11 シリンダブロック
12 シリンダヘッド
13 クランク軸
14 吸気カム軸
15 排気カム軸
16,17 カムスプロケット
18 クランクスプロケット
20,20a タイミングチェーン(チェーン)
21 外プレート(プレート)
21a 取付穴
22 内プレート(プレート)
23 ブッシュ
24,24a,24b,24c ローラー
25 ピン
26 外リンク
27 内リンク
40,41,42,43,44 チェーンガイド(ガイド部材)
48 チェーンアーム
49 チェーンテンショナ
50,50a,50b 凸部
52 凹部
da,db 距離
ha 高さ
hb 深さ
ra,rb 半径
wa,wb,wc 幅

Claims (6)

  1. 複数のローラーと、当該複数のローラーの両端に設置されて、前記複数のローラーを回転可能に支持する複数のプレートと、を連結したチェーンを、当該チェーンの移動経路を形成するガイド部材に沿ってガイドするチェーンの移動構造であって、
    前記ローラーが、前記ガイド部材に対して回転接触する、
    チェーンの移動構造。
  2. 前記ガイド部材は、凸部を備えて、
    前記凸部の高さは、当該凸部の高さと前記ローラーの半径との和が、前記プレートの外周と前記ローラーの中心との距離よりも大きくなるように形成される、
    請求項1に記載のチェーンの移動構造。
  3. 前記ローラーの幅は、前記凸部の幅よりも小さい、
    請求項2に記載のチェーンの移動構造。
  4. 前記ローラーの半径は、前記プレートの外周と前記ローラーの中心との距離よりも大きく形成されて、
    前記ローラーが、前記ガイド部材と回転接触する、
    請求項1に記載のチェーンの移動構造。
  5. 前記ガイド部材は、前記ローラーが回転接触する凹部を備える、
    請求項4に記載のチェーンの移動構造。
  6. 前記ローラーの幅は、前記凹部の幅よりも小さい、
    請求項5に記載のチェーンの移動構造。
JP2021178888A 2021-11-01 2021-11-01 チェーンの移動構造 Active JP7449912B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021178888A JP7449912B2 (ja) 2021-11-01 2021-11-01 チェーンの移動構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021178888A JP7449912B2 (ja) 2021-11-01 2021-11-01 チェーンの移動構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2023067538A true JP2023067538A (ja) 2023-05-16
JP7449912B2 JP7449912B2 (ja) 2024-03-14

Family

ID=86325689

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021178888A Active JP7449912B2 (ja) 2021-11-01 2021-11-01 チェーンの移動構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7449912B2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10184828A (ja) * 1996-12-19 1998-07-14 Tsubakimoto Chain Co ローラチェーンの走行案内シュー
JPH10288249A (ja) * 1997-04-14 1998-10-27 Toyota Motor Corp チェーンガイド
JP2006342880A (ja) * 2005-06-08 2006-12-21 Toyota Motor Corp チェーン式伝動装置
JP2012127377A (ja) * 2010-12-14 2012-07-05 Fuji Heavy Ind Ltd チェーンガイド
JP2016094999A (ja) * 2014-11-14 2016-05-26 株式会社椿本チエイン 案内シュー

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10184828A (ja) * 1996-12-19 1998-07-14 Tsubakimoto Chain Co ローラチェーンの走行案内シュー
JPH10288249A (ja) * 1997-04-14 1998-10-27 Toyota Motor Corp チェーンガイド
JP2006342880A (ja) * 2005-06-08 2006-12-21 Toyota Motor Corp チェーン式伝動装置
JP2012127377A (ja) * 2010-12-14 2012-07-05 Fuji Heavy Ind Ltd チェーンガイド
JP2016094999A (ja) * 2014-11-14 2016-05-26 株式会社椿本チエイン 案内シュー

Also Published As

Publication number Publication date
JP7449912B2 (ja) 2024-03-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8469845B2 (en) Chain
US8771117B2 (en) Chain transmission apparatus
JP4083264B2 (ja) サイレントチェーン
JP5081843B2 (ja) チェーンガイドおよびチェーンテンショナ装置
US20070270261A1 (en) Roller chain transmission device
US20090143177A1 (en) Timing chain drive unit
WO2012114846A1 (ja) チェーンガイド及びチェーンテンショナ装置
EP2100055B1 (en) Silent chain
KR20130026388A (ko) 사일런트 체인
JP2011058551A (ja) チェーンガイドおよびチェーンテンショナ装置
JP2023067538A (ja) チェーンの移動構造
JP5897345B2 (ja) タイミングチェーン駆動装置
JP2020085091A (ja) 駆動力伝達機構
US4776307A (en) Multi-cylinder/combustion engine
JP5650512B2 (ja) チェーンガイド
JP2014139482A (ja) チェーンガイド
JP7421098B2 (ja) チェーンガイド
JP2004124746A (ja) 頭上カム軸式内燃機関のカム軸軸受構造
JP5676305B2 (ja) チェーンガイド及びチェーンテンショナ装置
JP2790644B2 (ja) V型エンジンの動弁装置
JP2012172808A (ja) チェーンガイド及びチェーンテンショナ装置
JP6190484B1 (ja) チェーン伝動装置
JP5662198B2 (ja) チェーンガイド及びチェーンテンショナ装置
JP2012177390A (ja) チェーンテンショナ装置
JP5614546B2 (ja) ローラチェーン

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230209

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230908

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230919

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20231110

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20240206

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240304

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7449912

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150