JP2023066971A - 殺菌清浄剤組成物 - Google Patents

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愛 堀越
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Abstract

【課題】優れた殺菌力を有し、かつ皮膚への刺激性が低く、乾き際のべたつきのなさ及び乾燥後のさらさら感に優れ、含有成分の溶解性が良好である殺菌清浄剤組成物の提供。【解決手段】(A)塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、及び塩化セチルピリジニウムからなる群より選択される少なくとも1種の第4級アンモニウム化合物と、(B)両性界面活性剤及び半極性界面活性剤からなる群より選択される少なくとも1種の界面活性剤と、(C)アミノ酸系カチオン性界面活性剤と、を含有し、(D)炭素数1~3の1価アルコールの含有量が10質量%未満であり、前記(B)成分の含有量に対する前記(C)成分の含有量の質量比[(C)/(B)]が、0.25~25であることを特徴とする殺菌清浄剤組成物である。【選択図】なし

Description

本発明は、殺菌清浄剤組成物に関する。
従来、手指の殺菌清浄剤組成物としてエタノール製剤がよく用いられているが、エタノールは使用時のアルコール臭や刺激、使用後の手肌のかさつきなどの不具合が存在する(例えば、特許文献1参照)。しかし、アルコール刺激の低減のために、エタノールの含有量を少なくすると、殺菌力が低下してしまうという問題がある。
そこで、殺菌清浄剤組成物の殺菌力を向上する目的で、第4級アンモニウム化合物を含有させた殺菌洗浄組成物が提案されている(例えば、特許文献2参照)。しかし、エタノールの含有量が少ない殺菌清浄剤組成物は、乾き際のべたつきや乾燥後のさらさら感等の使用感が悪化するという課題があった。
したがって、従来の殺菌清浄剤組成物は、殺菌力を有し、アルコール刺激を低減することはできるが、これらの作用と、乾き際のべたつきのなさや乾燥後のさらさら感等の使用感との両立については不十分であった。
このような背景から、優れた殺菌力を有し、かつ皮膚への刺激性が低く、乾き際のべたつきのなさや乾燥後のさらさら感等の使用感に優れ、更に外観が良好である殺菌清浄剤組成物の提供が望まれている。
特開2011-153089号公報 特開2021-100915号公報
本発明は、従来における前記諸問題を解決し、以下の目的を達成することを課題とする。即ち、本発明は、優れた殺菌力を有し、かつ皮膚への刺激性が低く、乾き際のべたつきのなさ及び乾燥後のさらさら感に優れ、含有成分の溶解性が良好である殺菌清浄剤組成物を提供することを目的とする。
本発明者らは、前記目的を達成すべく鋭意検討を行った結果、(A)塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、及び塩化セチルピリジニウムからなる群より選択される少なくとも1種の第4級アンモニウム化合物と、(B)両性界面活性剤及び半極性界面活性剤からなる群より選択される少なくとも1種の界面活性剤と、(C)アミノ酸系カチオン性界面活性剤と、を含有し、(D)炭素数1~3の1価アルコールの含有量を10質量%未満とし、前記(B)成分の含有量に対する前記(C)成分の含有量の質量比[(C)/(B)]を0.25~25とした殺菌清浄剤組成物は、優れた殺菌力を有し、かつ皮膚への刺激性が低く、乾き際のべたつきのなさ及び乾燥後のさらさら感に優れ、含有成分の溶解性が良好であることを見出し、本発明の完成に至った。
本発明は、本発明者らによる前記知見に基づくものであり、前記課題を解決するための手段としては以下の通りである。即ち、
<1> (A)塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、及び塩化セチルピリジニウムからなる群より選択される少なくとも1種の第4級アンモニウム化合物と、
(B)両性界面活性剤及び半極性界面活性剤からなる群より選択される少なくとも1種の界面活性剤と、
(C)アミノ酸系カチオン性界面活性剤と、
を含有し、
(D)炭素数1~3の1価アルコールの含有量が10質量%未満であり、
前記(B)成分の含有量に対する前記(C)成分の含有量の質量比[(C)/(B)]が、0.25~25であることを特徴とする殺菌清浄剤組成物である。
<2> (A)成分の含有量が、0.01質量%~0.2質量%であり、
(B)成分の含有量が、0.1質量%~0.4質量%であり、
(C)成分の含有量が、0.1質量%~2質量%である、前記<1>に記載の殺菌清浄剤組成物である。
<3> 洗い流さないタイプの殺菌清浄組成物である前記<1>から<2>のいずれかに記載の殺菌清浄剤組成物である。
本発明によると、従来における前記諸問題を解決し、前記目的を達成することができ、優れた殺菌力を有し、かつ皮膚への刺激性が低く、乾き際のべたつきのなさ及び乾燥後のさらさら感に優れ、含有成分の溶解性が良好である殺菌清浄剤組成物を提供することができる。
(殺菌清浄剤組成物)
本発明の殺菌清浄剤組成物は、(A)塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、及び塩化セチルピリジニウムからなる群より選択される少なくとも1種の第4級アンモニウム化合物と、(B)両性界面活性剤及び半極性界面活性剤からなる群より選択される少なくとも1種の界面活性剤と、(C)アミノ酸系カチオン性界面活性剤と、を含有し、更に必要に応じて、その他の成分を含有する。
本発明の殺菌清浄剤組成物は、(D)炭素数1~3の1価アルコールを含有していてもよいが、その含有量は10質量%未満である。
<(A)第4級アンモニウム化合物>
前記(A)成分としての第4級アンモニウム化合物は、主に、殺菌力を向上させるために含有される。
前記(A)成分の第4級アンモニウム化合物は、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、及び塩化セチルピリジニウムからなる群より選択される少なくとも1種であるが、殺菌力の点から、塩化ベンザルコニウムが好ましい。
前記(A)成分の第4級アンモニウム化合物は、適宜合成したものを使用してもよいし、市販品を使用してもよい。
前記(A)成分の第4級アンモニウム化合物としての塩化ベンザルコニウムの市販品としては、例えば、商品名で、カチオンG-50(三洋化成工業株式会社製)、NIKKOL CA-101(日光ケミカルズ株式会社製)、ニッサンカチオン(登録商標)M2-100R(日油株式会社製)、ニッサンカチオン(登録商標)F2-50E(日油株式会社製)などが挙げられる。
前記(A)成分の第4級アンモニウム化合物としての塩化ベンゼトニウムの市販品としては、例えば、商品名で、ロンザガードベンゼトニウムクロライド(三菱ケミカル株式会社製)、ベンゼトニウムクロリド(東京化成工業株式会社製)などが挙げられる。
前記(A)成分の第4級アンモニウム化合物としての塩化セチルピリジニウムの市販品としては、例えば、商品名で、塩化セチルピリジニウム(CPC)(富士フイルム和光純薬株式会社製)などが挙げられる。
前記(A)成分の第4級アンモニウム化合物の含有量としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、その下限値としては、例えば、前記殺菌清浄剤組成物全量に対して、0.005質量%以上、0.01質量%以上などが挙げられ、また、その上限値としては、例えば、前記殺菌清浄剤組成物全量に対して、0.5質量%以下、0.2質量%以下などが挙げられるが、殺菌力及び手肌への刺激性の点から、前記殺菌清浄剤組成物全量に対して、0.005質量%~0.5質量%が好ましく、0.01質量%~0.2質量%がより好ましい。前記(A)成分の第4級アンモニウム化合物の含有量が、0.005質量%以上であると、殺菌力が良好であり、0.5質量%以下であると、手肌への刺激性が低い点で好ましい。
<(B)両性界面活性剤及び半極性界面活性剤からなる群より選択される少なくとも1種の界面活性剤>
前記(B)成分としての両性界面活性剤及び半極性界面活性剤からなる群より選択される少なくとも1種の界面活性剤は、主に、含有成分の溶解性、特に前記(C)成分の溶解性を向上させるために含有される。
本発明者らは、前記(C)成分であるアミノ酸系カチオン性界面活性剤は、従来のエタノール製剤に対する溶解性は良好であるものの、エタノールの含有量が少ない水系溶媒には溶解し難いという問題を見出した。この問題に対し、本発明者らは鋭意検討し、前記(B)成分の両性界面活性剤及び半極性界面活性剤からなる群より選択される少なくとも1種の界面活性剤を含有させ、更に前記(B)成分の含有量に対する前記(C)成分の含有量の質量比[(C)/(B)]を特定の範囲とすることで、前記(C)成分の溶解性が向上することを見出した。したがって、本発明の殺菌清浄剤組成物は、含有成分の溶解性が良好であるため、澄明な外観を有するものである。
<<両性界面活性剤>>
前記(B)成分の両性界面活性剤としては、特に制限はなく、目的に応じて、適宜選択することができ、例えば、アルキルベタイン型両性界面活性剤、アミドベタイン型両性界面活性剤、スルホベタイン型両性界面活性剤、イミダゾリン型両性界面活性剤などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
前記アルキルベタイン型両性界面活性剤としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン(ラウリルベタイン)、ヤシ油ジメチルアミノ酢酸ベタイン(ヤシ油アルキルベタイン)、ステアリルジメチルアミノ酢酸ベタイン(ステアリルベタイン)などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記アミドベタイン型両性界面活性剤としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、ラウリン酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン(ラウリン酸アミドプロピルベタイン)、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン(ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン)、パーム核油脂肪酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン(パーム核油脂肪酸アミドプロピルベタイン)などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記スルホベタイン型両性界面活性剤としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、ラウリルヒドロキシスルホベタイン、ラウラミドプロピルヒドロキシスルタインなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記イミダゾリン型両性界面活性剤としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、2-アルキル-N-カルボキシメチル-N-ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタインなどが挙げられる。
前記(B)成分の両性界面活性剤は、適宜合成したものを使用してもよいし、市販品を使用してもよい。
前記(B)成分の両性界面活性剤としてのアルキルベタイン型両性界面活性剤の市販品としては、例えば、商品名で、ニッサンアノン(登録商標)BL(ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、日油株式会社製)、ニッサンアノン(登録商標)BF(ヤシ油ジメチルアミノ酢酸ベタイン、日油株式会社製)、NIKKOL AM-301(ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、日光ケミカルズ株式会社製)、アモーゲンS(ラウリルベタイン、第一工業製薬株式会社製)、オバゾリンLB(ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、東邦化学工業株式会社製)、リカビオンA-100(ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン液、新日本理化株式会社製)、アンヒトール20BS(ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、花王株式会社製)、アンヒトール24B(ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、花王株式会社製)、アンヒトール86B(ステアリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、花王株式会社製)、リカビオンA-700(ステアリルベタイン、新日本理化株式会社製)などが挙げられる。
前記(B)成分の両性界面活性剤としてのアミドベタイン型両性界面活性剤の市販品としては、例えば、商品名で、NIKKOL AM-3130N(ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン液、日光ケミカルズ株式会社製)、ニッサンアノン(登録商標)BDL-SF(ラウリン酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン、日油株式会社製)、ニッサンアノン(登録商標)BDF-SF(ヤシ油脂肪酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン、日油株式会社製)、ニッサンアノン(登録商標)BDC-SF(パーム核油脂肪酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン、日油株式会社製)、アンヒトール20AB(ラウリン酸アミドプロピルベタイン液、花王株式会社製)、アンヒトール55AB(ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン液、花王株式会社製)、ソフタゾリンCPB(ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン液、川研ファインケミカル株式会社製)、ソフタゾリンLPB(ラウリン酸アミドプロピルベタイン液、川研ファインケミカル株式会社製)、ソフタゾリンPKPB(パーム核油脂肪酸アミドプロピルベタイン液、川研ファインケミカル株式会社製)などが挙げられる。
前記(B)成分の両性界面活性剤としてのスルホベタイン型両性界面活性剤の市販品としては、例えば、商品名で、アンヒトール20HD(ラウリルヒドロキシスルホベタイン液、花王株式会社製)、ソフタゾリンLSB(ラウラミドプロピルヒドロキシスルタイン、川研ファインケミカル株式会社製)などが挙げられる。
前記(B)成分の両性界面活性剤としてのイミダゾリン型両性界面活性剤の市販品としては、例えば、商品名で、NIKKOL AM-101(2-アルキル-N-カルボキシメチル-N-ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、日光ケミカルズ株式会社製)、ニッサンアノン(登録商標)GLM-R-LV(2-アルキル-N-カルボキシメチル-N-ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、日油株式会社製)、アンヒトール20Y-B(2-アルキル-N-カルボキシメチル-N-ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、花王株式会社製)、ソフタゾリンCL(2-アルキル-N-カルボキシメチル-N-ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、川研ファインケミカル株式会社製)などが挙げられる。
<<半極性界面活性剤>>
前記(B)成分の半極性界面活性剤としては、特に制限はなく、目的に応じて、適宜選択することができ、例えば、アミンオキシド型界面活性剤などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記アミンオキシド型界面活性剤としては、特に制限はなく、目的に応じて、適宜選択することができ、例えば、アルキルジメチルアミンオキシド、ラウリルジメチルアミンオキシド、ヤシ油アルキルジメチルアミンオキシド、ミリスチルジメチルアミンオキシド、ラウリン酸アミドプロピルジメチルアミンオキシドなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記(B)成分の半極性界面活性剤は、適宜合成したものを使用してもよいし、市販品を使用してもよい。
前記(B)成分の半極性界面活性剤の市販品としては、例えば、商品名で、アンヒトール20N(ラウリルジメチルアミンオキサイド液、花王株式会社製)、ソフタゾリンLAO(ラウリン酸アミドプロピルジメチルアミンオキシド液、川研ファインケミカル社製)、AX剤S(ラウリルジメチルアミンオキシド、ライオン・スペシャリティ・ケミカルズ株式会社製)、カデナックスDMC-W(ヤシ油アルキルジメチルアミンオキシド液、ライオン・スペシャリティ・ケミカルズ株式会社製)、カデナックスDM14D-N(ミリスチルジメチルアミンオキシド、ライオン・スペシャリティ・ケミカルズ株式会社製)、カデナックスAPA-12W(ラウリルジメチルアミンオキシド、ライオン・スペシャリティ・ケミカルズ株式会社製)などが挙げられる。
これらの中でも、前記(B)成分の両性界面活性剤及び半極性界面活性剤からなる群より選択される少なくとも1種の界面活性剤としては、含有成分の溶解性の点から、半極性界面活性剤が好ましく、アルキルジメチルアミンオキシドがより好ましく、ラウリルジメチルアミンオキシドが特に好ましい。
前記(B)成分の両性界面活性剤及び半極性界面活性剤からなる群より選択される少なくとも1種の界面活性剤の含有量としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、その下限値としては、例えば、前記殺菌清浄剤組成物全量に対して、0.05質量%以上、0.1質量%以上などが挙げられ、また、その上限値としては、例えば、前記殺菌清浄剤組成物全量に対して、1質量%以下、0.4質量%以下などが挙げられるが、含有成分の溶解性、乾き際のべたつきのなさ、及び乾燥後のさらさら感の点から、前記殺菌清浄剤組成物全量に対して、0.05質量%~1質量%が好ましく、0.1質量%~0.4質量%がより好ましい。前記(B)成分の両性界面活性剤及び半極性界面活性剤からなる群より選択される少なくとも1種の界面活性剤の含有量が、0.05質量%以上であると、含有成分の溶解性が良好であり、1質量%以下であると、乾き際のべたつきのなさ及び乾燥後のさらさら感が良好である。
<(C)アミノ酸系カチオン性界面活性剤>
前記(C)成分としてのアミノ酸系カチオン性界面活性剤は、主に、乾き際のべたつきのなさ、及び乾燥後のさらさら感を向上させるために含有される。
前記(C)成分のアミノ酸系カチオン性界面活性剤としては、特に制限はなく、目的に応じて、適宜選択することができるが、乾き際のべたつきのなさ、及び乾燥後のさらさら感の点から、N-ヤシ油脂肪酸アシルL-アルギニンエチル・DL-ピロリドンカルボン酸塩が好ましい。
前記(C)成分のアミノ酸系カチオン性界面活性剤は、適宜合成したものを使用してもよいし、市販品を使用してもよい。
前記(C)成分のアミノ酸系カチオン性界面活性剤の市販品としては、例えば、商品名で、CAE(登録商法)(味の素ヘルシーサプライ株式会社製)などが挙げられる。
前記(C)成分のアミノ酸系カチオン性界面活性剤の含有量としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、その下限値としては、例えば、前記殺菌清浄剤組成物全量に対して、0.05質量%以上、0.1質量%以上などが挙げられ、また、その上限値としては、例えば、前記殺菌清浄剤組成物全量に対して、3質量%以下、2質量%以下などが挙げられるが、含有成分の溶解性、乾き際のべたつきのなさ、及び乾燥後のさらさら感の点から、前記殺菌清浄剤組成物全量に対して、0.05質量%~3質量%が好ましく、0.1質量%~2質量%がより好ましい。前記(C)成分のアミノ酸系カチオン性界面活性剤の含有量が、0.05質量%以上であると、乾き際のべたつきのなさ及び乾燥後のさらさら感が良好であり、3質量%以下であると、含有成分の溶解性が良好である。
<<質量比[(C)/(B)]>>
前記(B)成分の含有量(質量%)に対する前記(C)成分の含有量(質量%)の質量比[(C)/(B)]は、含有成分の溶解性、乾き際のべたつきのなさ、及び乾燥後のさらさら感の点から、0.25~25であるが、0.5~15が好ましい。前記質量比[(C)/(B)]が、0.25未満であると、乾き際にべたつきが生じ、乾燥後にさらさら感が得られず、25を超えると、含有成分の溶解性が悪くなり、前記殺菌清浄剤組成物が白濁する。一方、前記質量比[(C)/(B)]が0.25~25であると、含有成分の溶解性が良好であるため前記殺菌清浄剤組成物が澄明となり、かつ、乾き際のべたつきのなさ及び乾燥後のさらさら感が良好である。
<(D)炭素数1~3の1価アルコール>
前記殺菌清浄剤組成物は、前記(D)成分として炭素数1~3の1価アルコールを含有していてもよい。
前記(D)成分の炭素数1~3の1価アルコールとしては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、エタノール、イソプロピルアルコールなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。これらの中でも、皮膚への刺激性が少ない点で、エタノールが好ましい。
前記(D)成分の炭素数1~3の1価アルコールは、適宜合成したものを使用してもよいし、市販品を使用してもよい。
前記(D)成分の炭素数1~3の1価アルコールの市販品としては、例えば、商品名で、95度合成特定アルコール(エタノール、信和アルコール産業株式会社製)、イソプロピルアルコール(株式会社ゴードー)などが挙げられる。
前記(D)成分の炭素数1~3の1価アルコールの含有量としては、手肌への刺激性の点から、前記洗い流さないタイプの殺菌清浄剤組成物全量に対して、10質量%未満であるが、5質量%以下が好ましく、0.01質量%以下がより好ましい。前記(D)成分の炭素数1~3の1価アルコールの含有量が、10質量%以上であると、手肌への刺激性が強くなる。
<その他の成分>
前記殺菌清浄剤組成物には、前記(A)成分、前記(B)成分、前記(C)成分、及び前記(D)成分の各成分以外にも、本発明の効果を損なわない範囲で、必要に応じて、殺菌清浄剤組成物などに通常用いられる成分をその他の成分として配合することができる。
前記その他の成分としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、水、水溶性高分子、油分、シリコーン類、芳香族アルコール、ラノリン誘導体、蛋白誘導体、ビタミン等の薬剤、前記(A)成分以外の殺菌剤、前記(B)成分及び前記(C)成分以外の界面活性剤、防腐剤、pH調整剤、酸化防止剤、金属封鎖剤、紫外線吸収剤、動植物抽出物又はその誘導体、色素、香料などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
前記pH調整剤としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、アルカリ金属水酸化物、アルカノールアミン、有機酸又はその塩、無機酸などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
前記アルカリ金属水酸化物としては、例えば、水酸化カリウム、水酸化ナトリウムなどが挙げられる。
前記アルカノールアミンとしては、例えば、トリエタノールアミン、2-アミノ-2-メチル-1-プロパノール、ジイソプロパノールアミンなどが挙げられる。
前記有機酸又はその塩としては、例えば、クエン酸、クエン酸ナトリウム、コハク酸、グリコール酸などが挙げられる。
前記無機酸としては、例えば、硫酸、リン酸、塩酸などが挙げられる。
前記その他の成分の含有量としては、本発明の効果を妨げない範囲で、通常用いられる含有量とすることができる。
-pH-
前記殺菌清浄剤組成物は、殺菌力、溶解性、及び皮膚への刺激性の点から、25℃におけるpHが、4.5以上11以下であることが好ましく、5以上8以下であることがより好ましい。
前記pHは、例えば、ガラス電極式水素イオン濃度指示計(装置名:pHメーター HM-30R型、東亜ディーケーケー株式会社製、電極タイプ:GST-5721)により、25℃の環境下において測定できる。
-容器-
前記殺菌清浄剤組成物は、容器に充填されて用いることができる。
前記容器としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、ポンプディスペンサー容器が好ましい。
前記ポンプディスペンサー容器としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、ポンプディスペンサー容器(ノズル口径(内径):3.5mm、吐出量:0.5mL)などが挙げられる。
前記ポンプディスペンサー容器としては、適宜市販品を使用してもよい。前記市販品としては、例えば、ポンプディスペンサー容器(株式会社吉野工業所製)などが挙げられる。
-製造方法-
前記殺菌清浄剤組成物の製造方法としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、常温(例えば、25℃)の環境下において、水に、(A)成分、(B)成分、(C)成分、及び(D)成分、並びに必要に応じて前記その他の成分を混合させ、撹拌しながら各成分を溶解させる方法などが挙げられる。その後、所定のpHに調整する場合は、撹拌しながらpH調整剤を加え、所定のpHに調整してもよい。また、最後に、前記殺菌清浄剤組成物の全体が100質量%となるように水を加えることが好ましい。
前記殺菌清浄剤組成物は、装置を用いて調製してもよい。前記装置としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、剪断力があり、全体を混合することができる撹拌羽根を備えた撹拌装置などが挙げられる。
前記撹拌羽根としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、プロペラ、タービン、ディスパーなどが挙げられる。
-使用方法-
前記殺菌清浄剤組成物の使用方法としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、手肌等の適用部位に前記殺菌清浄剤組成物を使用した後、水等により洗い流すことを必要としない洗い流さないタイプの殺菌清浄剤組成物として使用されることが好ましい。前記洗い流さないタイプの殺菌清浄剤組成物としては、具体的には、前記殺菌清浄剤組成物を、手の平及び手の甲に擦り込んだ後、水道水等で洗い流す必要がないものである。前記殺菌清浄剤組成物は、洗い流さないことにより、殺菌力及び使用時の簡便性が向上する点で有利である。
-用途-
前記殺菌清浄剤組成物の用途としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、手肌消毒剤などに好適に用いることができる。また、前記殺菌清浄剤組成物は、手以外のボディー用等の身体用としても利用可能である。その適用現場としては、例えば、病院、介護施設、厨房用途などが挙げられ、家庭においても好適に用いられる。
以下に実施例及び比較例を挙げて本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に何ら制限されるものではない。
なお、実施例及び比較例に記載の各成分の含有量は「質量%」を示し、全て純分換算した値である。ただし、(D)成分については、95度合成特定アルコール(信和アルコール産業株式会社製)を使用し、無水エタノール換算値(無水エタノールに換算した含有量(質量%))を記載した。また、(B)成分の含有量(質量%)に対する、(C)成分の含有量(質量%)の質量比[(C)/(B)]は、小数点以下第3位を四捨五入し、小数点以下第2位まで求め、記載した。
(実施例1~22及び比較例1~7)
下記表1~表4に示す組成及び含有量(質量%)の通り、実施例1~22及び比較例1~7の各殺菌清浄剤組成物を、以下の製造方法に基づいて調製した。
-殺菌清浄剤組成物の調製-
25℃の環境下において、適量の精製水に、(A)成分、(B)成分、(C)成分、及び(D)成分をこの順で混合し、撹拌しながら各成分を溶解させ溶解液を調製した。その後、前記溶解液を撹拌しながら、適宜pH調整剤としての水酸化カリウム又はクエン酸を加え、pHを5~8に調整した。その後、各殺菌清浄剤組成物の全体が100質量%となるように精製水を加え、実施例1~22及び比較例1~7の洗い流さないタイプの各殺菌清浄剤組成物を得た。
なお、撹拌羽根としてはプロペラを使用し、スリーワンモーター(商品名:HEIDON BL1200、新東化学株式会社製)を用いて撹拌した。
得られた実施例1~22及び比較例1~7の各殺菌清浄剤組成物について、下記評価方法に基づき、「殺菌力」、「乾き際のべたつきのなさ」、「乾燥後のさらさら感」、「手肌への刺激性」、及び「溶解性」について評価した。評価結果は、下記表1~表4に示した。
<殺菌力>
対象菌として、大腸菌(Escherichia coli NBRC3972:グラム陰性菌、独立行政法人製品評価基盤機構より入手)又は黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus NBRC12732:グラム陽性菌、独立行政法人製品評価基盤機構より入手)を用い、以下に示す定量的懸濁法にて、実施例1~22及び比較例1~7の各殺菌清浄剤組成物の殺菌力を評価した。
前記大腸菌又は前記黄色ブドウ球菌を、それぞれSCDLP(Soybean Casein Digest Agar with Lecitin)寒天培地(日本製薬株式会社製)を用いて、好気条件下で37℃にて18時間~24時間静置培養した。次に、SCDLP寒天培地上に形成されたコロニーを適量掻きとり、生理食塩水(大塚製薬株式会社)に懸濁させ、菌濃度:10cfu/mLとなるように調製し、試験菌液とした。なお、cfuとは、コロニー形成単位(colony forming unit)を意味する。
次に、実施例1~22及び比較例1~7の各殺菌清浄剤組成物0.45mLに、前記試験菌液0.05mLを加えて混合させ、30秒間後、直ちに混合液をSCDLP液体培地(日本製薬株式会社製)で10倍に希釈し、不活化した。更に、不活化した溶液を、SCDLP液体培地で100倍希釈、1,000倍希釈、及び10,000倍希釈として、10倍ごとの段階希釈を行った。その後、SCDLP寒天培地(日本製薬株式会社製、9cmシャーレ)に、各濃度に希釈した前記不活化した溶液を、各々0.1mL播種(n=3)し、混釈平板培養法により、好気条件下で37℃にて24時間静置培養した。培養後、形成された全コロニー数をカウントし、残存生菌数を測定した。コロニーが観測されない場合は、残存生菌数は、検出限界の10cfu/mL未満とした。測定した残存生菌数より、下記判定基準に基づいて、各殺菌清浄剤組成物の殺菌力を点数化した。前記点数の平均値により、下記評価基準に基づいて「殺菌力」を評価した。
-「殺菌力」の判定基準-
5点:残存生菌数が10cfu/mL未満(検出限界未満)である
4点:残存生菌数が10cfu/mL以上100cfu/mL未満である
3点:残存生菌数が100cfu/mL以上1,000cfu/mL未満である
2点:残存生菌数が1,000cfu/mL以上10,000cfu/mL未満である
1点:残存生菌数が10,000cfu/mL以上である
-「殺菌力」の評価基準-
◎:前記点数の平均値が、4.0点以上5.0点以下である
○:前記点数の平均値が、3.0点以上4.0点未満である
△:前記点数の平均値が、2.0点以上3.0点未満である
×:前記点数の平均値が、2.0点未満である
<乾き際の手肌のべたつきのなさ>
25℃の環境下において、専門パネラー10名(男性5名、女性5名)が、実施例1~22及び比較例1~7の各殺菌清浄剤組成物0.5gを、手の平及び手の甲にすり込んだ直後の手肌のべたつきのなさについて、下記判定基準に基づいて点数化した。前記点数の平均値により、下記評価基準に基づいて「乾き際の手肌のべたつきのなさ」を評価した。
-「乾き際のべたつきのなさ」の判定基準-
5点:手肌にべたつきを感じない
4点:手肌にべたつきをほとんど感じない
3点:僅かに手肌にべたつきを感じるが、問題のないレベルである
2点:手肌にべたつきを感じる
1点:手肌にべたつきを強く感じる
-「乾き際のべたつきのなさ」の評価基準-
◎:前記点数の平均値が、4.0点以上5.0点以下である
○:前記点数の平均値が、3.0点以上4.0点未満である
△:前記点数の平均値が、2.0点以上3.0点未満である
×:前記点数の平均値が、2.0点未満である
<乾燥後の手肌のさらさら感>
25℃の環境下において、専門パネラー10名(男性5名、女性5名)が、実施例1~22及び比較例1~7の各殺菌清浄剤組成物0.5gを、手の平及び手の甲にすり込み、乾燥させた後の手肌のさらさら感について、下記判定基準に基づいて点数化した。前記点数の平均値により、下記評価基準に基づいて「乾燥後の手肌のさらさら感」を評価した。
-「乾燥後の手肌のさらさら感」の判定基準-
5点:手肌のさらさら感を非常に感じる
4点:手肌のさらさら感を感じる
3点:手肌のさらさら感をやや感じる
2点:手肌のさらさら感をあまり感じない
1点:手肌のさらさら感を感じない
-「乾燥後の手肌のさらさら感」の評価基準-
◎:前記点数の平均値が、4.0点以上5.0点以下である
○:前記点数の平均値が、3.0点以上4.0点未満である
△:前記点数の平均値が、2.0点以上3.0点未満である
×:前記点数の平均値が、2.0点未満である
<手肌への刺激性>
25℃の環境下において、専門パネラー10名(男性5名、女性5名)が、実施例1~22及び比較例1~7の各殺菌清浄剤組成物0.5gを、手の平及び手の甲にすり込んだ後の手肌への刺激性について、下記判定基準に基づいて点数化した。前記点数の平均値により、下記評価基準に基づいて「手肌への刺激性」を評価した。
-「手肌への刺激性」の判定基準-
5点:手肌への刺激を感じない
4点:手肌への刺激をほとんど感じない
3点:僅かに手肌への刺激を感じるが、問題のないレベルである
2点:手肌への刺激を感じる
1点:手肌への刺激を強く感じる
-「手肌への刺激性」の評価基準-
◎◎:前記点数の平均値が、4.5点以上5.0点以下である
◎ :前記点数の平均値が、4.0点以上4.5点未満である
○ :前記点数の平均値が、3.0点以上4.0点未満である
△ :前記点数の平均値が、2.0点以上3.0点未満である
× :前記点数の平均値が、2.0点未満である
<溶解性>
実施例1~22及び比較例1~7の各殺菌清浄剤組成物の製造過程において、(C)成分を添加直後のサンプルの外観を専門パネラー1名が目視にて観察した。次に、最終的に得られた各殺菌清浄剤組成物50mLを、容量50mLのガラス製のスクリューバイアル瓶(商品名:SV-50A、日電理化硝子株式会社製)に3本ずつ充填した直後のサンプルの外観を、同じ専門パネラー1名が目視にて観察し、下記判定基準に基づいて、各殺菌清浄剤組成物中の含有成分の溶解性を点数化した。前記点数の平均値により、下記評価基準に基づいて、「溶解性」を評価した。
-「溶解性」の判定基準-
5点:濁りがみられず、澄明な液である
4点:製造過程でわずかに濁りが見られるが、すばやく溶解し、ほぼ澄明な液である
3点:製造過程で濁りが見られるが、次第に溶解し、組成物として問題のないレベルである
2点:全体に不溶物の濁りが見られる
1点:不溶物の沈殿が見られる
-「溶解性」の評価基準-
◎:前記点数の平均値が、4.0点以上5.0点以下である
○:前記点数の平均値が、3.0点以上4.0点未満である
△:前記点数の平均値が、2.0点以上3.0点未満である
×:前記点数の平均値が、2.0点未満である
Figure 2023066971000001
Figure 2023066971000002
Figure 2023066971000003
Figure 2023066971000004
実施例1~22及び比較例1~7の各殺菌清浄剤組成物の使用原料は、下記表5に示す通りである。
Figure 2023066971000005
本発明の殺菌清浄剤組成物は、優れた殺菌力を有し、かつ皮膚への刺激性が低く、乾き際のべたつきのなさ及び乾燥後のさらさら感に優れ、含有成分の溶解性が良好であるため、例えば、手肌消毒剤などに好適に用いることができる。また、本発明の殺菌清浄剤組成物は、手以外のボディー用等の身体用としても利用可能である。その適用現場としては、例えば、病院、介護施設、厨房用途などが挙げられ、家庭においても好適に用いられる。

Claims (3)

  1. (A)塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、及び塩化セチルピリジニウムからなる群より選択される少なくとも1種の第4級アンモニウム化合物と、
    (B)両性界面活性剤及び半極性界面活性剤からなる群より選択される少なくとも1種の界面活性剤と、
    (C)アミノ酸系カチオン性界面活性剤と、
    を含有し、
    (D)炭素数1~3の1価アルコールの含有量が10質量%未満であり、
    前記(B)成分の含有量に対する前記(C)成分の含有量の質量比[(C)/(B)]が、0.25~25であることを特徴とする殺菌清浄剤組成物。
  2. (A)成分の含有量が、0.01質量%~0.2質量%であり、
    (B)成分の含有量が、0.1質量%~0.4質量%であり、
    (C)成分の含有量が、0.1質量%~2質量%である、請求項1に記載の殺菌清浄剤組成物。
  3. 洗い流さないタイプの殺菌清浄組成物である請求項1から2のいずれかに記載の殺菌清浄剤組成物。
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