JP2023066596A - ファン - Google Patents
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Abstract
【課題】送風効率を向上可能なファンを提供する。【解決手段】 実施形態に係るファンは、ブレード及びベルマウスを備える。前記ブレードは、第1方向に沿う回転軸を中心に回転する。前記ベルマウスは、前記第1方向に垂直な第1面に沿って前記ブレードの周りに位置する階段構造を含む。前記階段構造は、前記階段構造に囲まれた開口が前記ブレードによる送風方向に向けて広がるように形成されている。【選択図】図1
Description
本発明の実施形態は、ファンに関する。
空気を送るファンがある。ファンについて、送風効率を向上できる技術が求められている。
本発明が解決しようとする課題は、送風効率を向上可能なファンを提供することである。
実施形態に係るファンは、ブレード及びベルマウスを備える。前記ブレードは、第1方向に沿う回転軸を中心に回転する。前記ベルマウスは、前記第1方向に垂直な第1面に沿って前記ブレードの周りに位置する階段構造を含む。前記階段構造は、前記階段構造に囲まれた開口が前記ブレードによる送風方向に向けて広がるように形成されている。
以下に、本発明の各実施形態について図面を参照しつつ説明する。
図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚みと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。
本願明細書と各図において、既に説明したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚みと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。
本願明細書と各図において、既に説明したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1は、実施形態に係るファンを示す斜視図である。
実施形態に係るファン1は、図1に示すように、ブレード10及びベルマウス20を含む。ここでは、説明のために、X方向、Y方向、及びZ方向(第1方向)を用いる。X方向、Y方向、及びZ方向は、相互に直交する。
実施形態に係るファン1は、図1に示すように、ブレード10及びベルマウス20を含む。ここでは、説明のために、X方向、Y方向、及びZ方向(第1方向)を用いる。X方向、Y方向、及びZ方向は、相互に直交する。
ブレード10は、Z方向に沿う回転軸Rを中心に回転する。ブレード10は、Z方向に垂直なX-Y面(第1面)に対して傾斜した複数の板11を含む。図示した例では、3枚の板11が設けられている。板11の数は、適宜変更可能である。ブレード10が回転することで、送風方向D1に風が動く。
ベルマウス20は、基部21及び環状部22を含む。基部21は、X-Y面に沿って広がる板状である。環状部22は、Z方向から見たときに、回転軸Rを中心とする円状である。ブレード10は、環状部22の内側に設けられる。
実施形態に係るファン1は、例えば、室外機、換気扇などに用いられる。
図2は、実施形態に係るファンを示す側面図である。なお、図2において、ベルマウスについてはその断面構造が示されている。また、図1では、図2に示す駆動部12が省略されている。
図2に示すように、ブレード10には、駆動部12が連結される。駆動部12は、例えばモータである。駆動部12の回転軸Rが、ブレード10のX-Y面における中心と連結される。駆動部12は、ブレード10を回転方向RDに回転させる。
図2に示す例では、駆動部12が、ブレード10に対して、送風方向D1と反対方向側に設けられている。すなわち、駆動部12は、ブレード10の上流側に設けられている。この例に限らず、駆動部12は、ブレード10に対して、送風方向D1側に設けられても良い。
環状部22は、X-Y面において、ブレード10の周りに位置する。環状部22は、ブレード10に面する内周面22aと、内周面22aとは反対側の外周面22bと、を有する。
図3は、実施形態に係るファンの一部を示す側面図である。なお、図3において、ベルマウスについてはその断面構造が示されている。
図3に示すように、環状部22の内周面22aには、階段構造23が設けられている。階段構造23は、X-Y面において、ブレード10の周りに位置する。
図3に示すように、環状部22の内周面22aには、階段構造23が設けられている。階段構造23は、X-Y面において、ブレード10の周りに位置する。
階段構造23は、Z方向に沿って設けられた複数の段23aを含む。それぞれの段23aは、内周面22aに周方向に沿って形成されている。Z方向において隣り合う段23aの間には、段差23bが形成されている。それぞれの段23aとブレード10の回転軸Rとの間の距離は、送風方向D1に向かうほど長くなっている。すなわち、階段構造23に囲まれた開口は、送風方向D1に向かうほど広がっている。
外周面22bは、環状部22の厚みがほぼ一定となるように、Z方向に対して傾斜している。外周面22bには、階段構造が設けられていない。又は、外周面22bに、内周面22aと同様の階段構造が設けられても良い。
実施形態の利点を説明する。
ファンについては、送風効率が高いことが好ましい。送風効率は、PQ特性を用いて表すことができる。PQ特性は、ファン動作時の風量と静圧の積で表される。例えば、風量が一定の場合でも、静圧を大きくすることで、PQ特性を向上できる。
ファンについては、送風効率が高いことが好ましい。送風効率は、PQ特性を用いて表すことができる。PQ特性は、ファン動作時の風量と静圧の積で表される。例えば、風量が一定の場合でも、静圧を大きくすることで、PQ特性を向上できる。
図4は、参考例に係るファンの一部を示す模式図である。
図4に示す参考例に係るファン1rでは、環状部22の内周面22aには、階段構造が設けられていない。内周面22aは、送風方向D1において平坦である。ファン1rが動作したとき、ブレード10によって空気が送風方向D1に送られる。このとき、ブレード10と環状部22との隙間では、順流F1及び逆流F2が生じる。順流F1は、送風方向D1に向けた空気の流れである。逆流F2は、順流F1とは逆向きの空気の流れである。逆流F2の流量が大きいと、静圧が低下し、PQ特性が低下する。このため、逆流F2の流量は小さいことが望ましい。
図4に示す参考例に係るファン1rでは、環状部22の内周面22aには、階段構造が設けられていない。内周面22aは、送風方向D1において平坦である。ファン1rが動作したとき、ブレード10によって空気が送風方向D1に送られる。このとき、ブレード10と環状部22との隙間では、順流F1及び逆流F2が生じる。順流F1は、送風方向D1に向けた空気の流れである。逆流F2は、順流F1とは逆向きの空気の流れである。逆流F2の流量が大きいと、静圧が低下し、PQ特性が低下する。このため、逆流F2の流量は小さいことが望ましい。
図5(a)及び図5(b)は、実施形態に係るファンの一部を示す模式図である。
上述したように、実施形態に係るファン1では、ベルマウス20に階段構造23が設けられている。図5(a)に示すように、階段構造23は、順流F1に対しては実質的に作用しない。一方、図5(b)に示すように、逆流F2は、階段構造23の段差23bによって阻害される。これにより、逆流F2の流量を小さくし、静圧を大きくできる。この結果、PQ特性を向上させることができる。
上述したように、実施形態に係るファン1では、ベルマウス20に階段構造23が設けられている。図5(a)に示すように、階段構造23は、順流F1に対しては実質的に作用しない。一方、図5(b)に示すように、逆流F2は、階段構造23の段差23bによって阻害される。これにより、逆流F2の流量を小さくし、静圧を大きくできる。この結果、PQ特性を向上させることができる。
図6は、参考例及び実施形態に係るファンの特性を示すシミュレーション結果である。
図6において、横軸は、流量(m3/h)を表す。縦軸は、静圧値(Pa)を表す。実線は、実施形態に係るファン1の特性を示す。破線は、参考例に係るファン1rの特性を示す。図6のシミュレーションに関する条件は、以下の通りである。ブレード10の直径は、58cmである。Z方向に対する内周面22aの傾きθ1(図3に示す)は、3度である。傾きθ1は、線分LとZ方向との間の角度に対応する。線分Lは、階段構造23のZ方向における一端E1と他端E2とを結んで得られる。Z方向に対する外周面22bの傾きθ2は、3度である。
図6において、横軸は、流量(m3/h)を表す。縦軸は、静圧値(Pa)を表す。実線は、実施形態に係るファン1の特性を示す。破線は、参考例に係るファン1rの特性を示す。図6のシミュレーションに関する条件は、以下の通りである。ブレード10の直径は、58cmである。Z方向に対する内周面22aの傾きθ1(図3に示す)は、3度である。傾きθ1は、線分LとZ方向との間の角度に対応する。線分Lは、階段構造23のZ方向における一端E1と他端E2とを結んで得られる。Z方向に対する外周面22bの傾きθ2は、3度である。
同じ流量で比べたときに、より静圧が高い方がPQ特性が優れている。図6から分かるように、実施形態に係るファン1は、いずれの流量においても、参考例に係るファン1rに比べて、静圧がより高い。すなわち、実施形態に係るファン1は、参考例に係るファン1rに比べて、より優れたPQ特性を有する。実施形態によれば、ファンの送風効率を向上できる。
なお、ブレード10の一部が階段構造23に囲まれた領域から外れていても良いが、階段構造23の少なくとも一部はX-Y面においてブレード10の周りに位置する必要がある。階段構造23の全体が、ブレード10の周囲から外れた位置に設けられると、逆流F2を抑える効果が得られないためである。
図7は、ベルマウスの製造過程を示す模式図である。
ベルマウス20は、射出成形により作製できる。例えば図7に示すように、2つの型M1及び型M2が用いられる。型M1及び型M2をZ方向に嵌合させたときに、ベルマウス20の形状に対応した空間SPが形成される。空間SPに、注入口INから樹脂Reを注入する。空間SPに樹脂Reを充填した後、樹脂Reを硬化させる。これにより、ベルマウス20が作製される。その後、型M1及び型M2をベルマウス20から分離させる。
ベルマウス20は、射出成形により作製できる。例えば図7に示すように、2つの型M1及び型M2が用いられる。型M1及び型M2をZ方向に嵌合させたときに、ベルマウス20の形状に対応した空間SPが形成される。空間SPに、注入口INから樹脂Reを注入する。空間SPに樹脂Reを充填した後、樹脂Reを硬化させる。これにより、ベルマウス20が作製される。その後、型M1及び型M2をベルマウス20から分離させる。
図3に示すように、環状部22の内周面22a(階段構造23)及び外周面22bは、Z方向に平行ではなく、Z方向に対して傾斜している。このため、樹脂Rの硬化後、型M1及びM2をZ方向においてベルマウス20から分離させる際、摩擦を低減でき、型M1及びM2の分離が容易となる。
Z方向に対する内周面22aの傾きθ1が大きいほど、型M1をベルマウス20から分離させ易くなる。型M1とベルマウス20との分離の容易性の観点から、傾きθ1は、2度よりも大きいことが好ましい。一方、傾きθ1が大きすぎると、他端E2側において、ブレード10と内周面22aとの間の隙間が広がりすぎ、PQ特性が過度に低下しうる。ファン1の送風効率の観点から、傾きθ1は、5度未満が好ましい。
同様に、Z方向に対する外周面22bの傾きθ2は、型M2とベルマウス20との分離の容易性の観点から、2度よりも大きいことが好ましい。傾きθ2の上限は任意であるが、傾きθ1とθ2の差が過度に大きいと、環状部22において必要以上に厚い箇所が生じ、且つ過剰に樹脂Reが使用される。
好ましくは、階段構造23におけるそれぞれの段23aも、Z方向に対して傾斜している。Z方向に対する段23aの傾きは、傾きθ1よりも小さい。Z方向に対する段23aの傾きは、0度よりも大きく、0.5度未満が好ましい。段23aが傾斜していることで、型M1をベルマウス20から分離させることがさらに容易になる。
(第1変形例)
図8は、実施形態の第1変形例に係るファンを示す模式図である。
第1変形例に係るファン1aでは、階段構造23が、回転軸Rを中心とする螺旋状に形成されている。螺旋は、送風方向D1に向かうほど段23aがブレード10の回転方向RDへ回転するように、形成されている。
図8は、実施形態の第1変形例に係るファンを示す模式図である。
第1変形例に係るファン1aでは、階段構造23が、回転軸Rを中心とする螺旋状に形成されている。螺旋は、送風方向D1に向かうほど段23aがブレード10の回転方向RDへ回転するように、形成されている。
図9は、実施形態の第1変形例に係るファンの特性を示す模式図である。
ブレード10が回転したとき、図9に示すように、ブレード10に沿った逆流F3が発生する。逆流F3の流量が大きいほど、静圧をより低下させる。螺旋形状を付与することで、第1変形例に係るファン1aでは、逆流F3の向きと交差するように、段差23bが形成されている。これにより、逆流F3の空気が、より段差23bに当たり易くなる。逆流F3が阻害されることで、静圧をより高めることができる。第1変形例によれば、ファン1に比べて、送風効率をさらに向上できる。
ブレード10が回転したとき、図9に示すように、ブレード10に沿った逆流F3が発生する。逆流F3の流量が大きいほど、静圧をより低下させる。螺旋形状を付与することで、第1変形例に係るファン1aでは、逆流F3の向きと交差するように、段差23bが形成されている。これにより、逆流F3の空気が、より段差23bに当たり易くなる。逆流F3が阻害されることで、静圧をより高めることができる。第1変形例によれば、ファン1に比べて、送風効率をさらに向上できる。
(第2変形例)
図10は、実施形態の第2変形例に係るファンを示す模式図である。
第2変形例に係るファン1bでは、図10に示すように、階段構造23における段23aのZ方向における長さが、送風方向D1の反対方向D2に向かうほど長くなっている。
図10は、実施形態の第2変形例に係るファンを示す模式図である。
第2変形例に係るファン1bでは、図10に示すように、階段構造23における段23aのZ方向における長さが、送風方向D1の反対方向D2に向かうほど長くなっている。
例えば、複数の段23aは、段23a1及び段23a2を含む。段23a1は、段23a2よりも反対方向D2側に位置している。段23a1のZ方向における長さLa1は、段23a2のZ方向における長さLa2よりも長い。
環状部22の上流側では、下流側に比べて、ブレード10と階段構造23との隙間が狭い。隙間が狭い部分がよりZ方向に長い方が、静圧を増大させ易い。反対方向D2に向かうほど段23aのZ方向における長さが長くなることで、隙間が狭い部分を長くし、静圧を増大できる。第2変形例によれば、ファン1に比べて、送風効率をさらに向上できる。
(第3変形例)
図11は、実施形態の第3変形例に係るファンを示す模式図である。
第3変形例に係るファン1cでは、図11に示すように、階段構造23における段差23bが、反対方向D2に向かうほど小さくなっている。
図11は、実施形態の第3変形例に係るファンを示す模式図である。
第3変形例に係るファン1cでは、図11に示すように、階段構造23における段差23bが、反対方向D2に向かうほど小さくなっている。
例えば、階段構造23は、段差23b1及び23b2を含む。段差23b1は、段差23b2よりも反対方向D2側に位置している。段差23b1の大きさLb1は、段差23b2の大きさLb2よりも小さい。
環状部22の上流側では、下流側に比べて、ブレード10と階段構造23との隙間が狭い。隙間が狭いほど、静圧を増大させ易い。反対方向D2に向かうほど段差23bの大きさが小さくなることで、隙間をより狭くできる。例えば、ファン1に比べて、段差23b1と23b2との間の段23a2と、ブレード10と、の間の距離を短くできる。この結果、ファン1cにおける静圧を増大できる。第3変形例によれば、ファン1に比べて、送風効率をさらに向上できる。
(第4変形例)
図12は、実施形態の第4変形例に係るファンを示す模式図である。
第4変形例に係るファン1dでは、図12に示すように、段23aのZ方向における長さが反対方向D2に向かうほど長くなり、且つ段差23bが反対方向D2に向かうほど小さくなっている。第2変形例に係るファン1bの構造と、第3変形例に係るファン1cの構造と、を組み合わせることで、送風効率をさらに向上できる。
図12は、実施形態の第4変形例に係るファンを示す模式図である。
第4変形例に係るファン1dでは、図12に示すように、段23aのZ方向における長さが反対方向D2に向かうほど長くなり、且つ段差23bが反対方向D2に向かうほど小さくなっている。第2変形例に係るファン1bの構造と、第3変形例に係るファン1cの構造と、を組み合わせることで、送風効率をさらに向上できる。
以上、本発明のいくつかの実施形態を例示したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更などを行うことができる。これら実施形態やその変形例は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。また、前述の各実施形態は、相互に組み合わせて実施することができる。
1,1a~1d,1r:ファン、 10:ブレード、 11:板、 12:駆動部、 20:ベルマウス、 21:基部、 22:環状部、 22a:内周面、 22b:外周面、 23:階段構造、 23a,23a1,23a2:段、 23b,23b1,23b2:段差、 D1:送風方向、 D2:反対方向、 E1:一端、 E2:他端、 F1:順流、 F2,F3:逆流、 IN:注入口、 L:線分、 M1,M2:型、 R:回転軸、 RD:回転方向、 SP:空間、 θ1,θ2:傾き
Claims (8)
- 第1方向に沿う回転軸を中心に回転するブレードと、
前記第1方向に垂直な第1面に沿って前記ブレードの周りに位置する階段構造を含み、前記階段構造に囲まれた開口が前記ブレードによる送風方向に向けて広がるように前記階段構造が形成されたベルマウスと、
を備えたファン。 - 前記ベルマウスは、前記第1面に沿って前記ブレードを囲む環状部を含み、
前記環状部は、前記ブレードに面する内周面を有し、
前記階段構造は、前記内周面に設けられた、請求項1記載のファン。 - 前記環状部は、前記内周面と反対側の外周面を有し、
前記外周面は、前記第1方向に対して傾斜している、請求項2記載のファン。 - 前記外周面の前記第1方向に対する傾きは、2度よりも大きく5度未満である、請求項3記載のファン。
- 前記階段構造は、前記回転軸を中心とする螺旋状に形成され、
前記階段構造の段は、前記送風方向に向かうほど、前記ブレードの回転方向と反対方向に回転している、請求項1~4のいずれか1つに記載のファン。 - 前記階段構造は、複数の段を含み、
前記複数の段のそれぞれの前記第1方向における長さは、前記送風方向と反対の方向に向かうほど長い、請求項1~5のいずれか1つに記載のファン。 - 前記複数の段のそれぞれは、前記第1方向に対して傾斜している、請求項6記載のファン。
- 前記階段構造には、複数の段差が形成され、
前記複数の段差は、前記送風方向と反対の方向に向かうほど小さい、請求項1~7のいずれか1つに記載のファン。
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