JP2023063049A - 吸水ショーツ - Google Patents

Abstract

【課題】 使用者に不快を感じさせることがなく、しかも吸水シートの吸水性能を最大限発揮させることができる耐久性の高い吸水ショーツを提供する。
【解決手段】 ブリッジ型の吸水部材８の吸水層１２は２枚以上の吸水シート１０，１１を備えており、透水シート１３の真下の１枚目の吸水シート１１のみが透水シート１３に縫い付けられ、２枚目の吸水シート１０は防水シート１４上に積層されている。２枚目の吸水シート１０と防水シート１４との間には、隙間が介在する。透水シート１３、２枚目以降の吸水シート１０，１１、防水シート１４及びブリッジ本体シート９が重ねられて構成される積層体３１の外周部が縫合されている。
【選択図】 図４

Description

本発明は、吸水ショーツに関するものである。

特許第６７４４６５３号（特許文献１）及び特許６７２５９５８号公報（特許文献２）の図１乃至図５には、前身頃、後身頃及び股下部を備え且つウエスト開口部と一対のレッグ開口部を有するショーツ本体と、前端部が前身頃にウエストゴムに沿って縫い付けられ、後端部が後身頃にウエストゴムに沿って縫い付けられ、股下部を跨ぐようにショーツ本体の内部を前後方向に延びるブリッジ型の吸水部材２を備え、ブリッジ型の吸水部材２の股下部に当たる部分において左右に一対の羽部２３を備えた吸水ショーツが開示されている。ブリッジ型の吸水部材は、肌側に配置される第１の布部材２５と、第１の布部材２５の下側に位置して吸水層を有する第２の布部材２６とを備えている。第１の布部材と第２の布部材との間には、ナプキンを固定するためのポケット２４が形成されている。第２の布部材は、透水性を有する第１生地２６１と、防水性を有する第２の生地２６２との間に吸水素材２７を備えている。吸収素材２７は、第１生地２６１または第２生地２６２と縫合される場合と、縫合されない場合がある。

特許第６７４４６５３号公報 特許第６７２５９５８号公報

従来の構造では、羽部がブリッジ型の吸水部材２にあり、この羽部からの水分の漏れが避けられない。また主たる吸水をする第２の布部材２６の上に第１の布部材２５があるため、この第１の布部材の吸水状態が使用者の肌に伝わり、必ずしも使用感が良いとは言えない。またポケット２４の存在が、ナプキンを使用しない場合には、吸水素材を収納する第２の布部材２６に吸水されるはずの水分を漏出する原因となる。さらに水分が、第２の布部材２６内の吸水素材２７に至る前に、第１の布部材２５、第１生地２６１に吸水されて広がり、予想外の部分まで吸水領域が広がって使用者に不快感を与え、吸水素材２７の性能を十分に発揮できない問題がある。

本発明の目的は、使用者に不快を感じさせることがなく、しかも吸水シートの吸水性能を最大限発揮させることができる耐久性の高い吸水ショーツを提供することにある。

本発明の他の目的は、上記目的に加えて、必要以上に吸水領域が広がることのない吸水ショーツを提供することにある。

本発明の吸水ショーツは、前身頃、後身頃及び股下部を備え且つウエスト開口部と一対のレッグ開口部を有するショーツ本体と、一端が前身頃に縫い付けられ、他端が後身頃に縫い付けられ、且つ股下部に縫い付けられることなく股下部を跨ぐようにショーツ本体の内部を前後方向に延びるブリッジ型の吸水部材を備えている。ブリッジ型の吸水部材は、一端が前身頃に縫い付けられ且つ他端が後身頃に縫い付けられるブリッジ本体シートと、ブリッジ本体シートの上に配置された１枚以上の吸水シートからなる吸水層と、吸水層の上に配置された透水シートとからなる。

また本発明の吸水ショーツでは、ブリッジ本体シートに沿って防水シートが配置されている。そして吸水を行う吸水層は、２枚以上の吸水シートを備えており、２枚以上の吸水シートのうち透水シートの真下の１枚目の吸水シートは、透水シートにのみ縫い付けられている。さらに透水シート、２枚目以降の吸水シート、防水シート及びブリッジ本体シートが重ねられて構成される積層体の外周部が縫合されている。

このような構成にすると１枚目の吸水シートから漏れる水分は、縫合部から外部に漏れ出ることは殆どなく、２枚目以降の吸水シートに吸収される。そして２枚目以降の吸水シートと防水シートとの間には、隙間が介在している。防水シートが吸水シートに張り付くと、吸水シートの吸水力が低下するが、本発明の構造では、吸水シートと防水シートとの間に隙間が形成されるため、吸水シートの吸水性が低下することがない。したがって吸水シートの吸水性能を最大限発揮させることができる。また最も変形力が加わる１枚目の吸水シートと２枚目以降の吸水シートとは、縫合されておらず、しかも２枚目以降の吸水シートと防水シートは張り付いていないので、使用時に発生する変形によって吸水シートが破れる可能性が大幅に低下する。さらに２枚目以降の吸水シートと防水シートとブリッジ本体シートとが、縫合されているので、２枚目以降の吸水シートの移動が制限されて、吸水シートの偏りの発生を防止できるだけでなく、２枚目以降の吸水シート及び防水シートが破れる可能性が少なくなって、耐久性を高めることができる。その結果、本発明によれば、吸水シートの吸水性能を最大限発揮させることができる耐久性の高い吸水ショーツを提供することができる。

なおブリッジ本体シートの下面に沿ってさらに別の防水シートが配置されていてもよい。このようにするとブリッジ本体シートからの漏れをさらに抑制できる。

ショーツ本体のブリッジ本体シートと対向する対向領域部分の上面に沿って追加防水シートが配置されていてもよい。このようにするとブリッジ型の吸水部材の上に吸水パッドを装着して、吸水パッドの両脇の羽根部をブリッジ本体シートの対向領域部分との間に挟むようにしても、吸水パッドの両脇の羽根部を伝わる水分がショーツ本体側に滲み出ることを抑制できる。またこの場合、対向領域部分と追加防水シートの重合体の外周部が防水材料によって形成された縁取り部材によって包まれて該縁取り部材と一緒に縫合されているのが好ましい。このようにすると縫合部分からの水分の漏れをさらに抑制することができる。

また透水シート、２枚目以降の吸水シート、防水シート及びブリッジ本体シートが重ねられて構成される積層体の外周部のうち、一対のレッグ開口部が並ぶ幅方向に対向する一対の縁部は防水材料によって形成された縁取り部材によって包まれて該縁取り部材と一緒に縫合されていてもよい。また対向領域部分と追加防水シートの重合体の幅方向と直交する前後方向の両端縁部と、積層体の幅方向と直交する前後方向の両端縁部と、対向領域部分と連続する前身頃部分の縁部及び後身頃部分の縁部とが重ねられた状態で、防水材料によって形成された縁取り部材によって包まれて該縁取り部材と一緒に縫合されていてもよい。このようにすると縫合部からの水分の漏れを最大限抑制することができ、水分の滲み出しにより、使用者に不快を感じさせることが殆ど無くなる。

さらに股下部には、追加防水シートのレッグ開口部寄りの２箇所の部分に隣接して一対の追加吸水部材が縫い付けられていてもよい。このような追加吸水部材を設けると、レック開口部から使用者の内股に水分が伝わるのを抑制できる。

なお追加吸水部材は、吸水材を備えた追加吸水層と、追加吸水層の上に配置された追加透水シートと、追加吸水層の下に配置された追加防水シートから構成するのが好ましい。このような構成にすると追加吸水部材への水分の吸収を早めて、使用者の内股への水分の漏れを阻止することができる。

本発明の吸水ショーツの実施の形態の一例が仮に人体に装着されて立体的に開いた状態を、一部を切り開いて斜め上から見た斜視図である。 図１の吸水ショーツを上から見た平面図である。 図１の実施の形態の展開した平板な形状を示す図である。 図３のＡ－Ａ’線拡大断面図である。 図３のＣ部分のＢ－Ｂ’線拡大断面図である。

以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。図１は、本発明の実施の形態の一例の吸水ショーツ１を開いてその一部を切り開いた状態を斜め上から見た斜視図である。図２は、図１の吸水ショーツ１を上から見た平面図であり、図３は図２の状態で前後に展開した展開図である。図４は、図３のＡ－Ａ´線拡大断面図であり、図４は図３のＢ－Ｂ´線拡大断面図である。

各図において、本実施の形態の吸水ショーツ１は、前身頃２、後身頃３及び股下部４を備え且つウエスト開口部５と一対のレッグ開口部６，６を有するショーツ本体７と、一端が前身頃２に縫い付けられ、他端が後身頃３に縫い付けられ、且つ股下部４に縫い付けられることなく股下部４を跨ぐようにショーツ本体７の内部を前後方向に延びるブリッジ型の吸水部材８を備えている。なお本明細書で使用される前身頃２、後身頃３、股下部４という用語は、必ずしも生地のパーツを指すものではなく、ショーツ本体７を前後に３つに分割した場合のエリアを表すに過ぎない。

本実施の形態の吸水ショーツ１は、液体を吸水して保持可能なブリッジ型の吸水部材８を備えている。吸水ショーツ１を人体の下半身に、ウエスト開口部５が人体のウエストに位置し、レッグ開口部６が人体の足に位置するように装着することにより、吸水部材８は人体の股の部分をカバーする。このブリッジ型の吸水部材８の存在により、本実施の形態の吸水ショーツ１は、生理用や失禁用のナプキンや吸水パッドの代わりに使用し、あるいは併用することができる。

ブリッジ型の吸水部材８は、一端がショーツ本体７の前身頃２に縫い付けられ且つ他端が後身頃３に縫い付けられるブリッジ本体シート９と、ブリッジ本体シート９の上に配置された吸水層１２と、吸水層１２の上に配置された透水シート１３とからなる。

また本実施の形態の吸水ショーツ１では、ブリッジ本体シート９に沿って、吸水層１２の下層に防水シート１４が配置されている。そして吸水を行う吸水層１２は、２枚の吸水シート１０、１１を備えており、２枚の吸水シートのうち透水シート１３の真下の１枚目の吸水シート１１は、透水シート１３にのみ縫合部１５において縫い付けられている。さらに透水シート１３、２枚目の吸水シート１０、防水シート１４及びブリッジ本体シート９が重ねられて構成される積層体の外周部が縫合部１６において縫合されている。

ショーツ本体７は、ボクサータイプのショーツに適した材質からなる生地で作られている。すなわちこの生地は、適当な伸縮性、通気性、保温性及び肌触りを有する。具体的な材質は、ポリエステル、コットン、ナイロン等であり、ポリエステルと綿との混紡のニット生地が好ましい。透水シート１３としては、メッシュシートが好ましく、特にポリエステルメッシュシートが望ましい。吸水シート１０の素材は、高い液体吸収性・液体拡散性及び液体保全性を有するものから選択され、例えばコットン、コットンパイル、防臭アクリル、吸水アクリル、吸水ポリエステル、キュプラ、レーヨン等のニットや不織布等であり、特にレーヨンとアクリルからなる混合素材が好ましい。防水シート１４としては、防水性を有しつつ透湿性を備えた素材が好ましく、例えばポリエステル、ポリウレタンフィルムラミネート、ポリウレタン、ポリエチレン又はポリ塩化ビニル等のフィルムを使用可能である。

本実施の形態の吸水ショーツ１は、上記のような構成としたことにより、１枚目の吸水シート１１から漏れる水分は、縫合部１５から外部に漏れ出ることは殆どなく、２枚目の吸水シート１０に吸収される。そして２枚目の吸水シート１０と防水シート１４との間には、隙間が介在している。すなわち２枚目の吸水シート１０と防水シート１４とは接着材や粘着材を用いて接着されていない。防水シート１４が吸水シート１０に張り付くと、吸水シート１０の吸水力が低下するが、本実施の形態の構造では、吸水シート１０と防水シート１４との間に隙間が形成されるため、吸水シート１０の吸水性が低下することがない。したがって吸水シート１１の吸水性能を最大限発揮させることができる。また最も変形力が加わる１枚目の吸水シート１１と２枚目の吸水シート１０とは、縫合されていないので、使用時に発生する変形によって吸水シート１０，１１が破れる可能性が大幅に低下する。さらに２枚目の吸水シート１０と防水シート１４とブリッジ本体シート９とが、縫合されているので、２枚目の吸水シート１０の移動が制限されて、吸水シート１０，１１の偏りの発生を防止できるだけでなく、２枚目の吸水シート１０及び防水シート１４が破れる可能性が少なくなって、耐久性を高めることができる。その結果、本実施の形態によれば、必要以上に吸水領域が広がることがなく、吸水シート１０，１１の吸水性能を最大限発揮させることができる吸水ショーツを提供することができる。

また本実施の形態の吸水ショーツ１には、ショーツ本体７のブリッジ本体シート９と対向する対向領域部分（股下部４の一部）の上面に沿って追加防水シート１７が配置されている。 このようにするとブリッジ本体シート９の上に、生理用や失禁用の別の吸水パッドを装着して、吸水パッドの両脇の羽根部をブリッジ本体シート９の対向領域部分との間に挟むようにしても、吸水パッドの両脇の羽根部を伝わる水分がショーツ本体７側に滲み出ることを抑制できる。

また股下部４には、追加防水シート１７のレッグ開口部６寄りの２箇所の部分に隣接して一対の追加吸水部材２２、２２が縫い付けられている。このような追加吸水部材２２、２２を設けると、レッグ開口部６から使用者の内股に水分が伝わるのを抑制できる。なお追加吸水部材２２，２２は、吸水材を備えた追加吸水層２３と、追加吸水層２３の上に配置された追加透水シート２４と、追加吸水層２３の下に配置された追加防水シート２５から構成されている。追加吸水部材２２，２２をこのような構成すると追加吸水部材２２，２２への水分の吸収を早めて、使用者の内股への水分の漏れを阻止することができる。追加防水シート１７の両側に追加透水シート２４が縫合されている。追加吸水部材２２、追加吸水層２３と、追加透水シート２４と、追加防水シート２５との重合体の外周部が、追加防水シート２５の一部によって包まれて一緒に縫合されている。このようにすると縫合部分からの水分の漏れをさらに抑制することができる。

また透水シート１３、２枚目の吸水シート１０、防水シート１４及びブリッジ本体シート９が重ねられて構成される積層体３１の外周部のうち、一対のレッグ開口部６、６が並ぶ幅方向に対向する一対の縁部３２は防水材料によって形成された縁取り部材１９，１９によって包まれて該縁取り部材１９，１９と一緒に縫合部１６、１６において縫合されている。

またブリッジ本体シート９と対向する対向領域部分（股下部４の一部）と追加防水シート１７の重合体３４の幅方向と直交する前後方向の両端縁部３５と、積層体３１の前後方向の両端縁部３３と、対向領域部分と連続する前身頃部分２Ａの縁部及び後身頃部分３Ａの縁部とが重ねられた状態で、防水材料によって形成された縁取り部材２０，２０によって包まれて該縁取り部材と一緒に縫合部２１，２１において縫合されている。このようにすると縫合部２１，２１からの水分の漏れ最大限抑制することができ、水分の滲み出しにより、使用者に不快を感じさせることが殆ど無くなる。縁取り部材１９，２０の素材としては、防水性とある程度の伸縮性を有する素材が好ましく、例えばポリエステル生地に防水フィルムコーティングした素材を用いることができる。

上記実施の形態とは別の実施の形態においては、ブリッジ本体シート９の下面に沿ってさらに別の防水シートを配置して、この別の防水シートを積層体３１に含めて縫合するようにしてもよい。このようにするとブリッジ本体シート９からの漏れをさらに抑制できる。

本発明の吸水ショーツによれば、１枚目の吸水シートから漏れる水分は、縫合部から外部に漏れ出ることは殆どなく、２枚目以降の吸水シートに吸収される。そして２枚目以降の吸水シートと防水シートとの間には、隙間が介在しているので、吸水シートの吸水性が低下することがない。また最も変形力が加わる１枚目の吸水シートと２枚目以降の吸水シートとは、縫合されておらず、しかも２枚目以降の吸水シートと防水シートは張り付いた状態にないので、使用時に発生する変形によって吸水シートが破れる可能性が大幅に低下する。さらに２枚目以降の吸水シートと防水シートとブリッジ本体シートとが、縫合されているので、２枚目以降の吸水シートの移動が制限されて、吸水シートの偏りの発生を防止できるだけでなく、２枚目以降の吸水シート及び防水シートが破れる可能性が少なくなって、耐久性を高めることができる。

１ 吸水ショーツ
２ 前身頃
３ 後身頃
４ 股下部
５ ウエスト開口部
６、６ レッグ開口部
７ ショーツ本体
８ ブリッジ型の吸水部材
９ ブリッジ本体シート
１０ 吸水シート
１１ 吸水シート
１２ 吸水層
１３ 透水シート
１４ 防水シート
１５、１６ 縫合部
１７ 追加防水シート
１９、２０ 縁取り部材
２１ 縫合部
２２、２２ 追加吸水部材
２３ 追加吸水層
２４ 追加透水シート
２５ 追加防水シート
３１ 積層体
３３ 重合体

Claims (6)

1. 前身頃、後身頃及び股下部を備え且つウエスト開口部と一対のレッグ開口部を有するショーツ本体と、
   一端が前記前身頃に縫い付けられ、他端が前記後身頃に縫い付けられ、且つ前記股下部に縫い付けられることなく前記股下部を跨ぐように前記ショーツ本体の内部を前後方向に延びるブリッジ型の吸水部材を備え、
   前記吸水部材が、一端が前記前身頃に縫い付けられ且つ他端が前記後身頃に縫い付けられるブリッジ本体シートと、前記ブリッジ本体シートの上に配置された１枚以上の吸水シートからなる吸水層と、前記吸水層の上に配置された透水シートとからなる吸水ショーツであって、
   前記ブリッジ本体シートに沿って防水シートが配置されており、
   前記吸水層は、２枚以上の前記吸水シートを備えており、
   前記２枚以上の前記吸水シートのうち前記透水シートの真下の１枚目の前記吸水シートは、前記透水シートにのみ縫い付けられており、
   前記透水シート、２枚目以降の前記吸水シート、前記防水シート及び前記ブリッジ本体シートが重ねられて構成される積層体の外周部が縫合されていることを特徴とする吸水ショーツ。
2. 前記ブリッジ本体シートの下面に沿ってさらに別の防水シートが配置されている請求項１に記載の吸水ショーツ。
3. 前記ショーツ本体の前記ブリッジ本体シートと対向する対向領域部分の上面に沿って追加防水シートが配置されていることを特徴とする請求項１に記載の吸水ショーツ。
4. 前記透水シート、２枚目以降の前記吸水シート、前記防水シート及び前記ブリッジ本体シートが重ねられて構成される前記積層体の外周部のうち、前記一対のレッグ開口部が並ぶ幅方向に対向する一対の縁部は防水材料によって形成された縁取り部材によって包まれて該縁取り部材と一緒に縫合されており、
   前記対向領域部分と前記追加防水シートの重合体の前記幅方向と直交する前後方向の両端縁部と、前記積層体の前記幅方向と直交する前記前後方向の両端縁部と、前記対向領域部分と連続する前記前身頃部分の縁部及び前記後身頃部分の縁部とが重ねられた状態で、防水材料によって形成された縁取り部材によって包まれて該縁取り部材と一緒に縫合されている請求項３に記載の吸水ショーツ。
5. 前記股下部には、前記追加防水シートの前記レック開口部寄りの２箇所の部分に隣接して一対の追加吸水部材が縫い付けられている請求項１乃至４のいずれか１項に記載の吸水ショーツ。
6. 前記追加吸水部材は、吸水材を備えた追加吸水層と、前記追加吸水層の上に配置された追加透水シートと、前記追加吸水層の下に配置された追加防水シートからなる請求項５に記載の吸水ショーツ。

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