JP2005066125A - 尿取りパットおよび女性用尿取りパット - Google Patents

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Abstract

【課題】 高い吸排水性、通気性および透湿性を有し、使用感が優れ、洗濯して再利用可能な布製の尿取りパットおよび、女性用尿取りパットを提供する事を目的とする。
【解決手段】 液体透過性素材と液体吸収性素材と防水性素材を包含する積層体からなり、肌面に接する液体を透過するメッシュ地からなる第1層と、液体の逆漏れを軽減するフィルタからなる第2層と、液体を吸収拡散する第一吸収体及び同じく第二吸収体とを尿取りパットの長手方向に直線縦キルト状に縫合した第3層と、液体の裏側への漏れを防ぎ第二吸収体の吸収拡散を促進させる撥水性素材からなる第4層と、液体を吸収拡散する第三吸収体からなる第5層と、液体の漏水を防止すると共に通気性を有する防水素材からなる第6層と、からなる構成である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、肌面に接する液体透過性素材と内部に入れられる液体吸水性素材と裏面を覆う防水性素材を用いた積層体からなる尿取りパットに関し、特に布製で高い吸水性と通気性を有し、洗濯することにより再利用可能な尿取りパットに関する。また、同様の効果が得られる女性用尿取りパットに関する。
乳幼児または成人用に使用されている尿取りパットおよびおむつには、従来から使用されていた布製のものと紙製のものとがある。どちらが優れているのかについて古くから議論されているが、それぞれに長所と短所があって明確な優位性は無く、消費者はそれぞれの特徴を考慮しつつ使用する状況に応じて使い分けている。
紙製の尿取りパットは基本的に使い捨て型であり、従来からあった布製尿取りパットのように洗濯する必要が無い簡便さから人気が高く、現在では布製尿取りパットよりも広く普及している。紙製尿取りパットは吸水効果を有する高分子ポリマー等を含有したシートを積層した構成のものが一般的であり、高い液体吸水力および吸収速度を有し、大量の液体を即座に吸収保持可能で逆漏れを防ぐことができるため、液体吸収後のべたつき感や冷感などがない等のメリットがある。しかし、吸水後にゲル化した高分子ポリマーが漏れないように高い機密性を有する必要がある結果、通気性および透湿性には問題があり、蒸れてかぶれたりする恐れがあるという欠点もあった。また、使用している材質によってはアレルギー性の皮膚炎などを起こす使用者が現れるケースもあった。
また、特に女性に多い超軽失禁のケースでは、従来の紙製の尿取りパットのような高い吸水力も必要でなく、大型の尿取りパットを常時着用するのは非常に不便であった。しかしながら、それに特化した尿取りパットは無く、従来は生理用品などで代用しているケースがほとんどであった。しかし、生理用品は紙製で吸水力が高い反面、ごわごわして付け心地が悪く、不快感を伴っていた。
一方、布製の尿取りパットは、洗濯をして何度でも再利用することができて経済的で地球環境にやさしく、紙製に比べて柔軟で付け心地がよいという特徴がある。さらに布製の尿取りパットは、材質が肌に合わないなどの問題が起き難く紙製の尿取りパットにくらべて肌に優しいのが特徴であり、肌荒れなどの症状がある場合に使用するとよいと言われている。また、紙製の尿取りパットと違って透湿性に優れており、蒸れによるかぶれや皮膚炎の心配も少ない。しかし、布製の尿取りパットは紙製に比べ液体の吸水保持量が少なく、吸収速度も遅いという問題点を抱えていた。また、布製の尿取りパットはその透湿性と引き換えに機密性は低くなっており、吸収した液体の逆漏れを起こしやすいという欠点があった。さらに、液体吸収後は冷感を伴って使用感が損なわれるという問題点もあった。
ところで、尿取りパットおよびおむつは、幼児から成人にいたるまで多くの人が使用しており、使用者は、毎日尿取りパットを常用しているのが普通である。布製の尿取りパットは洗濯すれば再利用することも可能であるが、紙製尿取りパットは使い捨て型であり、使用に伴って大量のゴミが発生する。近年、排出されるゴミ全体の量は年々増え続けており、ゴミの削減が叫ばれるなかで、紙製の尿取りパットおよび紙おむつのごみの量は大きな問題となっている。さらに、高分子ポリマーを含有した紙製の尿取りパットは、焼却時にダイオキシンに代表される有害ガスが発生する為、その焼却には特別な施設が必要であり、ゴミ処理のコストが高くつく点も問題となっている。
こうした背景から、紙製の尿取りパットよりも布製の尿取りパットの使用を推奨する声が高まっている。布製の尿取りパットは洗濯して何度でも再利用可能であり、ゴミの量は軽減され、有害ガスの排出を抑えることが可能である。既に海外では布製尿取りパットの使用を推奨する自治体なども現れている。ドイツのミュンヘン市では布製のおむつを使用する家庭に補助金を出すなどの制度を設け、再利用可能な布製のおむつの使用を推奨している。また、布製のおむつの洗濯をする暇がない使用者のために布製のおむつの洗濯を請け負う業者なども現れ、新たなビジネスとして定着している。
しかし、布製の尿取りパットはなかなか消費者に受け入れられない欠点を有している。使用上で最も大きな問題となるのは、その吸収保持力である。少量であれば問題はないが、量が多くなると吸収量が追いつかなくなり、吸収しきれない分が逆漏れする恐れがある。そのため、多くの吸収量を必要とする成人用の尿取りパットでは特に大きな問題となっていた。また、液体を吸収すると湿ってサラサラ感がなくなり、使用者に冷感を与えて使用感が悪いという問題点もあり、自宅において使用しているだけならすぐに取り替えれば良いが、外出時のように頻繁に尿取りパットを取り替えることができない場合や長時間の使用となる睡眠時には吸収量に余裕のある紙製を使用せざるを得なかった。使用者が環境に配慮して布製の尿取りパットを使用したいと考えていても、現実に実施できないのが現状であった。
そこで、高い吸排水性、通気性および透湿性を兼ね備えて、かつ使用感が優れており、洗濯して再利用可能な布製の尿取りパットの開発が待たれていた。
特開平11−113945
上記問題を解決するために、本発明の尿取りパットは、高い吸排水性、通気性および透湿性を兼ね備えて、かつ使用感が優れており、洗濯して再利用可能な地球環境にも配慮した布製の尿取りパットを提供することを目的とする。また、同様の効果がある女性用尿取りパットを提供する事を目的としている。
上記課題を達成するために本発明に係る尿取りパットは、液体透過性素材と液体吸収性素材と防水性素材を包含する積層体からなる尿取りパットが、肌面に接する液体を透過するメッシュ地からなる第1層と、該透過した液体の逆漏れを軽減するフィルタからなる第2層と、該透過した液体を吸収拡散する第一吸収体及び同じく第二吸収体とを尿取りパットの長手方向に直線縦キルト状に縫合した第3層と、該透過した液体の裏側への漏れを防ぐとともに第二吸収体に液体の吸収拡散を促進させる撥水性素材からなる第4層と、該透過した液体を吸収拡散する第三吸収体からなる第5層と、該透過した液体の漏水を防止すると共に通気性を有する防水素材からなる第6層と、からなる構成である。
第3層及び第5層を構成する吸収体は、保水性繊維、親水性繊維、拡散性繊維が混合されたニードルパンチ処理により得られた不織布である構成で、同じく第6層の防水素材は、通気性と防水性を兼ね備えており、かつ柔軟性を有したポリエステルを素材としている構造である。
また、第3層の第一吸収体および第二吸収体は、人間の体温より高い温度を境界点として境界点以下の温度では吸水し境界点以上の温度では排水する機能を有した吸排水ポリマを吸収体内部に含有している構成でもある。
さらに第三吸収体は、人間の体温より高い温度を境界点として境界点以下の温度では吸水し境界点以上の温度では排水する機能を有した吸排水ポリマを吸収体内部に含有している構成でもある。
また、液体透過性素材と液体吸収性素材と防水性素材を包含する積層体からなる尿取りパットが、肌面に接する液体を透過する吸水及び拡散加工されたメッシュ生地からなる第1層と、透過した液体を吸収拡散する第一吸収体と第二吸収体と第三吸収体からなる第2層と、透過した液体の漏水を防止すると共に通気性を有する防水素材からなる第3層と、からなる構成である。
パットの長手方向全長に亘ってパットに垂直に立てられて装着される防水素材からなる長片のサイドガードが、その基端を前記第1層の裏側面に沿って縫い付けられ、他端の中央部に折り返し袋部を設けてその中に弾性材(ゴム等)が縫着されている構成である。また、第3層の外形が略丸みを帯びた十字型からなり、前記第1層と前記第2層の長手方向に鉛直な両翼の先端に雌雄のボタンを配置して折りたたんで包囲可能なウイングとした構成である。さらに、第3層と前記サイドガードはノンニードル(登録商標)加工が施されている構成でもある。また、前記第2層の第一吸収体と第二吸収体と第三吸収体のひとつまたは複数に、人間の体温より高い温度を境界点として境界点以下の温度では吸水し境界点以上の温度では排水する機能を有する吸排水ポリマを含有している構成でもある。さらに、前記第2層の第二吸収体が、前記第一吸収体と前記第三吸収体の略半分の大きさで、前方に配置されて前側の吸収力を高めた構成でもある。
詳述した通り、本発明にかかる尿取りパットは、上記のような構成であるので、以下のような効果を奏する、
1.第1層乃至第6層のすべてに通気性のよい素材を使用しているため、布製パットの特徴である通気性を保ちながらも高い漏水防止機能を有する。布製で繰り返し洗濯して何度でも再利用することが可能であるため経済的であるだけでなく、使い捨ての紙製尿取りパットに比べてゴミの排出量が軽減され、地球環境にもやさしい。また、第3層で十分な吸収量が得られているだけでなく、第5層を設けたことでより高い吸水性・保水性を実現しており、使用者は逆漏れの心配をすることなく、安心して使用することが出来る。
2.親水性繊維および拡散性繊維を備えており、液体が迅速に吸収されるだけでなく吸収体に満遍なく行き渡り、保水性繊維によって高い保水性を実現しているため、迅速かつ大量に液体を吸水することができる。
3.従来の布製尿取りパットと比較して高い柔軟性を備えており、使用時のゴワゴワ感がなく、付け心地がよい。また、通気性および透湿性を備えており、使用時の蒸れを防ぐことができる。
4.吸排水ポリマを含有しているので、布だけで構成された尿取りパットより高い吸収力と保水性が得られる。吸排水ポリマはゲル化しないだけでなく、吸排水ポリマは人間の体温付近の温度では吸水し、人間の体温よりも高い温度付近では排水するため、熱水洗濯をすれば何度でも再利用することが可能であり、経済的でゴミの排出を抑えることができる。さらに、不織布はポリマの流出を防ぐクッション性を備えているため、洗濯時のポリマの流出を防止し、より長持ちして経済的である。
5.撥水層の下の吸収体に吸排水ポリマを含有し、さらに高い吸収力と保水性が得られるため、撥水層を透過した液体をより多く吸収でき、裏面への液漏れを防ぐことができる。
6.第1層乃至第3層のすべてに通気性のよい素材を使用しているため、布製パットの特徴である通気性を保ちながらも高い漏水防止機能を有する女性用尿取りパットが提供できる。
7.サイドガードを設けることで、横方向に液体が流出することを防ぐことができ、使用者が安心して利用可能な女性用尿取りパットを提供できる。
8.3つ折りにして小型形状に保持できるため、持ち運びに便利である。
9.ノンニードル加工により、縫合部から液体が流出するのを防ぐことができるため、使用者がより安心して利用可能な女性用尿取りパットを提供できる。
10.吸排水ポリマを含有させたことでさらに高い吸水力を得ることができ、長時間使用しても液体が漏れる心配が無い。
11.第二吸収体134を尿取りパットの前面部分のみの形状とすることにより、前面部分に高い吸水性を持たせるとともに、縫合して重ね合わせたときに後部の厚みが薄くなるため、使用時の違和感が無い。
高い吸排水性、通気性および透湿性を兼ね備えて、かつ使用感が優れており、洗濯して再利用可能な地球環境にも配慮した布製の尿取りパット及び同様の効果がある女性用尿取りパットを実現した。
以下に本発明に係る尿取りパットを図面に示す実施例にしたがって詳細に説明する。図1は本実施例の尿取りパットの斜視図であり、図2は本実施例の尿取りパットの断面図である。
本発明の尿取りパット10は、第1層20と、第2層30と、第3層40と、吸排水ポリマ42と、第4層50と、第5層60と、第6層70と、からなる構成である。
図1は本実施例の尿取りパットの斜視図である。本実施例の尿取りパット10は、第1層から第6層までの透過性、吸水・保水性、撥水性、防水性などの機能をそれぞれ有した布からなり、第1層は端部がアール形状の長方形の布であり、第2層および第6層は第一層と同一の形状に形成されている。本実施例ではまた、第3層から第5層を、第1層、第2層および第6層より少し小型の略同一形状に形成している。第1層と第2層を重ね合わせ、第2層側の長方形の中心に第3層から第5層を順に重ね合わせて第3層から第5層の外周部を第1および第2層と縫合し、上から第1層、第2層に第6層を重ね合わせ、外周部を縫合した構成であり、第1層が肌面に接し、第6層が裏面となる構成である。
また、外周部の固さと内股との擦れを軽減するために、柔軟なバイアステープで縁を覆って縫製している。バイアステープは生地を繊維の斜め方向に切断した布製のテープで、鞄などの縁の保護にもよく用いられており、伸縮性に優れ柔軟であるという特徴がある。また、長手方向中間部両側をシャーリング等の縫合方法を用いてギャザー状に形成しており、装着時に体に対してぴったりとフィットする形状である。ただし、尿取りパットの形状は実施例に示す形状に限定されることなく、使用状況および目的を考慮して適宜な形状の選択が可能である。例えば本実施例では第1層、第2層および第6層を、端部がアール形状に形成された長方形の布で構成しているが、長手方向中央部にくびれを設けた形状などであってもよい。また、本実施例の尿取りパットは成人用で46×26cmの大きさであるが、乳幼児用から成人用まで使用者の体格に合わせてその大きさや厚さも適宜選択可能である。
図2は、本実施例の尿取りパットの断面図である。第1層20は、肌面側に設けられた使用時に直接肌面に接する層であり、尿等の液体を透過するメッシュ材からなる。第1層20は、肌面に接するため、肌触りが良い素材であると同時に液体を迅速に透過可能な素材である必要がある。本実施例ではこの両方の特徴を兼ね備えており、表面が肌面側に起毛しているメッシュ材を用いている。メッシュ材は液体を迅速に透過し、表面の起毛が肌触りの良さを実現している。また、表面の起毛により繊維が突出しているため、毛細管現象の働きで水分の吸収速度が高まり、失尿後のスポット吸収も迅速である。さらに、メッシュ材の凹凸が肌面との一定の距離を保つため、液体吸収後のベタ付きや冷感が緩和され、使用感が向上する。本実施例では第1層にメッシュ材を用いているが、液体を迅速に吸収し、肌面に優しい素材であれば、第1層の素材はこれに限定されない。また、メッシュ地はもともと十分な液体透過性を有しており、起毛がなくとも十分な透過性と吸収速度を実現できるが、肌触りなどの使用感および迅速性のさらなる向上を考慮して、起毛材を選択することが望ましい。
第2層30は、第1層の下に設けられており、第2層を透過した液体が逆漏れするのを軽減するフィルタ構造となっている。第1層20を透過した液体はそのまま第2層30を透過し、後述する第3層40以下で吸収保持される。第2層30は、第3層40が吸収した液体が第2層を透過して肌面側に漏れるのを防ぐフィルタの役割を果たすとともに、第3層に含有された吸排水ポリマが尿取りパットから流出するのを防いでいる。本実施例では、フィルタの機能を有した素材として第2層にポリエステル起毛材を用いている。第1層と同様に肌面側への起毛を設けており、第1層と同様、毛細管現象による吸収速度の向上が実現されている。また、起毛はメッシュ材との間隔を一定に保つ為、使用時の冷感を緩和する効果がある。
なお、本実施例ではポリエステル起毛材を用いたが、フィルタ機能を有する素材であればこれに限定されない。また、表面の起毛を設けなくともフィルタの役割を十分に果たせば逆漏れを防いでべたつき感をある程度抑えることが可能であるため、表面に起毛を設けるかどうかは使用状況および吸収速度を考慮して適宜選択することが可能である。
第3層40は、第2層30の下に設けられており、第2層を透過した液体を吸収拡散する第一吸収体及び同じく第二吸収体とを尿取りパットの長手方向に直線縦キルト状に縫合した構成である。また、第一吸収体および第二吸収体は保水性繊維、親水性繊維、拡散性繊維などの数種類の素材をブレンドし、ニードルパンチ法を用いて形成した不職布である。ニードルパンチ法により不織布内に空気層が多く含有形成されるため、柔軟でフワフワ感があるだけでなく、より高い保水性を実現している。また、縦方向にキルトされているため、液体が横方向に流れ難くなっており、横方向への漏れを防止することができる構造である。
第1吸収体および第2吸収体である不織布は、保水性繊維、親水性繊維、拡散性繊維などを用いて形成し、十分な吸水量を実現したものであれば良いが、これ以外の繊維を混合させることも可能である。例えば、本実施例で用いた不織布は、さらに抗菌素材を混合することにより尿取りパットをより清潔に保っており、健康面にも配慮されたものとなっている。また、第1吸収体と第2吸収体は、必ずしも同等の機能を有した不織布を使用する必要はない。例えば第1吸収体は拡散性および親水性を重視して形成された不織布を選択し、第2吸収体には保水性を重視した不織布を選択するなどが考えられる。
吸排水ポリマ42は、平均吸水倍率が40〜44g/gで粒度が250〜500μmのポリN−イソプロピルアクリルアミド系共重合体架橋物を用いたポリマ樹脂であり、第3層の第一吸収体及び第二吸収体に適宜な量が含有されている。ポリN−イソプロピルアクリルアミド系共重合体架橋物は毒性がなく、環境汚染の心配も無い。吸排水ポリマ42は、ある一定の臨界温度を境に、臨界温度よりも低い温度では吸水して液体を保持し、臨界温度よりも高い温度では吸水力及び保水力がなくなって排水する機能を持つポリマ樹脂である。本実施例の吸排水ポリマは、臨界温度が40〜50度であり、すなわち人間の体温付近の温度では吸水機能が強く、高温では保水力が無くなり排水機能が強まる特徴を有している。
なお、吸排水ポリマを不織布に含有させる方法は、洗濯してもポリマが流出しないように形成可能であれば、どのような方法であってもよい。
本実施例の吸排水ポリマ42は、ポリN−イソプロピルアクリルアミド系共重合体架橋物のポリマ樹脂を用いているが、同様の機能が実現できるものであればこの架橋物に限定されることはなく、適宜に選択可能である。例えばN―置換アクリルアミド類及びアクリロイルピペリジン、アクリロイルピロリジンの中から選ばれるアクリルアミド誘導体を主成分モノマとし、これに(メタ)アクリル酸およびそのアルカリ金属塩、ジメチルアクリルアミド、ダイアセトンアクリルアミド、ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート等の親水性モノマを共重合して架橋することにより得られるもの等が考えられる。また、この共重合体の臨界温度はモノマの重合比率に依存しており、本実施例では40〜50度を臨界温度に設定しているが、重合比率を変更すれば臨界温度を適宜に選択可能である。ただし、境界温度は人間の標準的な体温より高く、熱水洗濯可能な温度よりも低く設定する必要がある。
なお、吸排水ポリマは環境に配慮し、焼却時に有害ガスが発生する心配のないものを選択するのが望ましい。
本実施例の尿取りパット10は吸排水ポリマ42を含有する構成としたが、吸排水ポリマを含有しない構成とすることも出来る。吸排水ポリマを含有したほうが吸水量は多くなるが、吸排水ポリマを含有した尿取りパットは熱水による洗濯が必要であり、熱水洗濯が不可能な環境では十分な洗浄および排水を行うことが出来ない。また、吸排水ポリマを含有していない方が乾燥が早く、簡便である。本実施例の尿取りパットは、第1乃至第3の吸水層が十分な吸収・保水力を有しており、吸排水ポリマを含有しなくとも、十分な吸水力および保水力が得られる。したがって、吸排水ポリマを含有するかどうかは、必要な吸水量や熱水洗濯可能かどうかなどの使用状況を考慮して適宜選択する。また、本実施例では第一吸収体と第二吸収体の両方に吸排水ポリマを含有した構成としたが、第一吸収体または第二吸収体のどちらかに吸排水ポリマを含有した構成としても良く、必要とする吸水力に応じて適宜選択する。
また、吸排水ポリマの含有量については、使用する吸排水ポリマの液体吸収許容量にもよるが、成人男性の一回の尿量や含有時の密度(含有時にポリマ間の間隔が狭いと、ポリマ同士が固着して吸水効果が低下する恐れがある)を考慮して適宜決定可能である。本実施例では含有量を1平方メートルあたり8g〜42gの範囲で設定した実施実績があるが、通常は1平方メートルあたり10g程度でも十分であり、吸排水ポリマの吸水倍率や粒度を考慮して決定する。また、吸排水ポリマの含有量を少量にすると、吸水量は小さくなるが熱水洗濯にかかる時間を短時間にすることができ、含有量を多くすると熱水洗濯にかかる時間は長くなるが吸水量は大きくなる。これらの特徴も使用状況を考慮して適宜に選択可能である。
第4層50は、第3層40の下に設けられた撥水性素材である。第3層40は十分な吸収力および保水力を有しているが、直線縦キルトにより横方向への拡散を抑えている為、液体量が多い場合は裏面側に透過する。そこで効率的な吸収・保水を実現するために横方向への短時間の拡散も必要になる。そのため第4層50は、撥水性素材からなり、第3層を透過した液体を第4層が撥水拡散し、第3層より広い範囲に短時間で拡散吸収させることが可能となる。
なお、第4層は第3層と一緒にキルトしてもよいが、縫合せずに第3層と第4層の間に空気層があったほうが液体の拡散及び撥水効果が高く、また、縫合時の針の穴から液体が漏れる可能性もあるため、本実施例ではキルトしていない。ただし、直線縦キルト状に縫合すると、液体の横方向への拡散をさらに確実に防止することが可能である。また、縫合するかどうかは使用時の状況を考慮して適宜選択可能である。
第5層60は、第4層50を透過した液体を吸収する為の第三吸収体からなる。第三吸収体は第3層に用いた第一吸収体および第二吸収体と同様にニードルパンチ法による不織布であり、第3層で用いたものと同様のものであってもよいし、その他の構成であってもよい。例えば保水性を重視して形成するなど、使用状況や目的に応じて適宜選択することが可能である。第5層は、第3層の第一吸収体および第二吸収体で吸水しきれずに第4層を透過した液体を吸収する為のものである。液体のほとんどは第一吸収体と第二吸収体に吸収・保水されるが、液体の量が多い場合などには第4層を透過する場合も考えられる。したがって、第5層を設けることで、より十分な保水力を確保し、後述する第6層と共に、より完全な漏水の防止が実現される。
第6層70は、第5層60の下に設けられた本実施例の尿取りパットの裏面を構成し、通気性を有する防水素材からなり、第5層を透過または第5層に保持されている液体が裏面へ漏れるのを防止する構成である。防水素材として、通気性と防水性を兼ね備え、かつ柔軟性を有する素材であることが望ましい。従来の尿取りパットは、防水性だけに着目して、裏面素材に通気性の悪い防水素材を用いているため、ムレ感が生じて使用感を損ねていたが、本実施例では素材に通気性のよいポリエステルを用いてこれを解決している。また、本実施例で使用したポリエステルは柔軟性を兼ね備えており、従来の防水層繊維のようにゴワゴワ感がなく、使用感が良い。さらに、吸排水ポリマが排水機能を発揮する温度に耐える耐熱性を有しており、熱水洗濯にも耐えることができる。
本実施例では上記の機能を有したポリエステルを用いているが、通気性、防水性および柔軟性を有し、熱水洗濯に耐える素材であれば、ポリエステル素材に限定されることはない。なお、本実施例ではシワができにくいように形成しているので、使用時に体にぴったりとフィットするため、使用感が向上する。
図3は、本実施例2の女性用尿取りパットの断面図であり、図4は、本実施例2の女性用尿取りパットにおける第2層の吸収体素材の構成図であり、図5は本実施例2の女性用尿取りパットの斜視図である。
本実施例2の女性用尿取りパット110は、第1層120と、第一吸収体132と第二吸収体134と第三吸収体136からなる第2層130と、第3層140とからなる構成である。また、ウィング部142と、ボタン144と、サイドガード150と、弾性素材152と、サイドガード接合部154が装備された構成でもある。
図5の斜視図で示す本実施例2の女性用尿取りパットでは、肌面部である第1層120と吸収体からなる第2層130を縫合し、第1層120の端部とサイドガード150を縫合し、第3層140はサイドガード150と接着されている。
第1層120は、肌面側に設けられた使用時に直接肌面に接する層であり、十分な通気性を有した尿等の液体を透過するメッシュ材からなる。また、液体を拡散する拡散性を有しており、第2層で液体を急速に吸水するのを助ける。本実施例2では、第1層120に用いる液体透過性素材に実施例1の第1層20に使用した表面起毛の施されたメッシュ素材と同じものを使用することもできるが、液体を迅速に吸収し、肌面に優しい素材であればこれに限定されない。
第2層130は、第1層120を透過した液体を吸収拡散するための第一吸収体と第二吸収体と第三吸収体からなる液体吸収層であり、第1層120と縫合されている。図4は、本実施例2の女性用尿取りパットにおける第2層の吸収体素材の構成図である。第一吸収体132と第三吸収体136は第1層120と略同一形状であり、第二吸収体134は長方形の半分の略正方形に近い大きさで、尿取りパットの前方に位置し、これを図4のように重ねて縫合した構成である。第二吸収体134を尿取りパットの前面部分を厚い構造とすることにより、前面部分に高い吸水性を持たせるとともに、縫合して重ね合わせたときに後部の厚みが薄くなるため、使用時の違和感が無い。なお、本実施例では第二吸収体134を前面部分のみの形状として第一吸収体132と第三吸収体136で挟んだ構成であるが、重ね順はこれに限定されない。例えば第二吸収体134を最上面に配置しても良い。また、第一吸収体132と第二吸収体134を前面部分のみの形状とし、第三吸収体136を尿取りパットと略同一形状とすることも考えられるが、本実施例2のように構成すれば使用時に違和感がなく、高い吸水力を同時に得られる。
なお、第2層130は、吸排水ポリマが含有された構成とすることもできる。吸排水ポリマは、実施例1で用いている吸排水ポリマと同様のものを用いることが可能である。本実施例2の女性用尿取りパットは、超軽失禁者向けで具体的には15cc程度の吸水力を前提にしており、吸排水ポリマを含有しなくても十分な吸水力が得られているが、吸排水ポリマを含有した構成とすることにより、尿取りパットを交換する時間がなく長時間の使用が必要となる場合であっても、使用者は尿漏れを気にすることなく安心して使用することが可能な女性用尿取りパットを提供することが可能となる。吸排水ポリマは、第一吸収体132と第二吸収体134と第三吸収体136のどれかひとつに含有させる構成であってもよいし、複数またはそれらすべてに含有させる構成であっても良く、必要な吸水力および洗濯時の排水効率などを考慮し、目的に応じて適宜選択する。例えば女性用尿取りパットは特に前面の吸水性が重要であるため、第二吸収体134のみに含有させる構成などが考えられる。
第3層140は、本実施例2の女性用尿取りパットの裏面素材であり、略丸みを帯びた十字型で、第1層120と第2層130の長手方向に鉛直な両翼の先端に雌雄のボタン144を配置して、折りたたんで包囲可能なウイング部142を設けた構成である。また、第3層140は、第2層130に吸水保持された液体が裏面に漏れるのを防ぐ防水性を備えると同時に、透湿性を兼ね備えている防水性素材である。本実施例では、通気性と防水性を兼ね備えたポリエステル素材を用いているが、通気性、防水性および柔軟性を有し、熱水洗濯に耐える素材であれば、ポリエステル素材に限定されることはない。例えば実施例1に用いているものと同様の素材を使用することが可能である。
ウィング部142の先端部には雌雄のボタン144が装備されており、使用時にウィングを尿取りパット裏面に折り返して下着に尿取りパットを取り付けることができる。また、不使用時には、尿取りパットを長手方向に三つ折し、ウィング部142で包囲してボタン144で留め、尿取りパットを小型に折りたたんで携行保持することができる。バックなどに収納し複数を携帯することが可能であり、外出時でも必要に応じて交換可能である。さらに、尿取りパットを収納可能な防水性素材からなる袋等に詰めて携行すれば、使用後の尿取りパットをバックなどに入れて持ち運ぶ際にも、吸収された尿などが漏れる心配がない。
なお、本実施例ではボタンを装備した構成としたが、ボタンの代わりにマジックテープを用いても同様の作用が得られる。しかし、マジックテープはボタンと比較して面積が広い上に、テープの台部が使用する素材よりも硬質であり、使用時に多少の違和感が生ずる可能性も考えられる。したがって本実施例2ではボタンを選択しているが、マジックテープを選択してもよい。
サイドガード150は、第1層と第3層の間に挟まれて配備された防水性素材であり、長手方向端部の中央部を折り返した袋部に弾性素材(ゴム等)を装備したシャーリング加工が施されている。弾性素材を使用したシャーリング部により、装着時には肌面にサイドガード150の端部が密着するため、液体が横方向に漏れるのを防ぐことができる。本実施例では弾性素材に一般的なゴム素材を用いているが、必要な弾性を有する素材であればこれに限定されず、適宜選択することができる。また、サイドガード150に使用する防水性素材は、例えば防水性を有したポリエステル素材などを選択すればよく、例えば第3層と同じものであってもよい。
また、サイドガード接合部154には、第1層120と縫合した縫合部の外側を第3層140と接着したノンニードル(登録商標)加工が施されている。サイドガード150を第1層120と第3層140に挟んで単純に縫い合わせただけの構成では、縫合した糸による孔から液体が流出する恐れがある。第1層120との縫合部の外側を第3層140と接着した構成にすることで、縫合孔から液体が漏れる心配が無い。本実施例では、第1層120との縫合部の外側4mmの範囲を接着加工した構成としているが、接着する範囲は適宜選択可能である。
なお、本実施例2の女性用尿取りパットは超軽失禁者による使用を前提としており、第一乃至第三吸収体だけでも十分な吸水性を有して逆漏れの恐れが少ないため、実施例1のフィルタ層に該当する層は無いが、フィルタ層を有した構成とすることもできる。
本実施例1の尿取りパットの斜視図 本実施例1の尿取りパットの断面図 本実施例2の女性用尿取りパットの断面図 本実施例2の女性用尿取りパットにおける第2層の吸収体素材の構成図 本実施例2の女性用尿取りパットの斜視図
符号の説明
10 尿取りパット
20 第1層
30 第2層
40 第3層
42 吸排水ポリマ
50 第4層
60 第5層
70 第6層
110 女性用尿取りパット
120 第1層
130 第2層
132 第一吸収体
134 第二吸収体
136 第三吸収体
140 第3層
142 ウィング部
144 ボタン
150 サイドガード
152 弾性素材
154 サイドガード接合部

Claims (11)

  1. 液体透過性素材と液体吸収性素材と防水性素材を包含する積層体からなる尿取りパットが、
    肌面に接する液体を透過するメッシュ地からなる第1層と、
    該透過した液体の逆漏れを軽減するフィルタからなる第2層と、
    該透過した液体を吸収拡散する第一吸収体及び同じく第二吸収体とを尿取りパットの長手方向に直線縦キルト状に縫合した第3層と、
    該透過した液体の裏側への漏れを防ぎ第二吸収体の吸収拡散を促進させる撥水性素材からなる第4層と、
    該透過した液体を吸収拡散する第三吸収体からなる第5層と、
    該透過した液体の漏水を防止すると共に通気性を有する防水素材からなる第6層と、
    からなることを特徴とする尿取りパット
  2. 前記第3層及び第5層を構成する吸収体は、保水性繊維、親水性繊維、拡散性繊維が混合されたニードルパンチ処理により得られた不織布であることを特徴とする請求項1記載の尿取りパット
  3. 前記第6層の防水素材は、通気性と防水性を兼ね備えており、かつ柔軟性を有したポリエステルを素材としていることを特徴とする請求項1及び2記載の尿取りパット
  4. 前記第3層の第一吸収体および/または第二吸収体は、人間の体温より高い温度を境界点として境界点以下の温度では吸水し境界点以上の温度では排水する機能を有した吸排水ポリマを吸収体内部に含有していることを特徴とする請求項1乃至3記載の尿取りパット
  5. 前記第5層の第三吸収体は、人間の体温より高い温度を境界点として境界点以下の温度では吸水し境界点以上の温度では排水する機能を有した吸排水ポリマを吸収体内部に含有していることを特徴とする請求項1乃至5記載の尿取りパット
  6. 液体透過性素材と液体吸収性素材と防水性素材を包含する積層体からなる尿取りパットが、
    肌面に接する液体を透過する吸水及び拡散加工されたメッシュ生地からなる第1層と、
    前記透過した液体を吸収拡散する第一吸収体と第二吸収体と第三吸収体からなる第2層と、
    前記透過した液体の漏水を防止すると共に通気性を有する防水素材からなる第3層と、
    からなることを特徴とする女性用尿取りパット
  7. 請求項6記載の女性用尿取りパットにおいて、パットの長手方向全長に亘ってパットに垂直に立てられて装着される防水素材からなる長片のサイドガードが、その基端を前記第1層の裏側面に沿って縫い付けられ、他端の中央部に折り返し袋部を設けてその中に弾性材(ゴム等)が縫着されていることを特徴とする請求項6記載の女性用尿取りパット
  8. 請求項6記載の女性用尿取りパットにおいて、前記第3層の外形が略丸みを帯びた十字型からなり、前記第1層と前記第2層の長手方向に鉛直な両翼の先端に雌雄のボタン又はマジックテープ(登録商標)を配置して折りたたんで包囲可能なウイングとしたことを特徴とする請求項6記載の女性用尿取りパット
  9. 請求項6記載の女性用尿取りパットにおいて、前記第3層と前記サイドガードはノンニードル(登録商標)加工が施されている事を特徴とする請求項6記載の女性用尿取りパット
  10. 請求項6記載の女性用尿取りパットにおいて、前記第2層の第一吸収体と第二吸収体と第三吸収体のひとつまたは複数に、人間の体温より高い温度を境界点として境界点以下の温度では吸水し境界点以上の温度では排水する機能を有する吸排水ポリマを含有していることを特徴とする請求項6記載の女性用尿取りパット
  11. 請求項6記載の女性用尿取りパットにおいて、前記第2層の第二吸収体が、前記第一吸収体と前記第三吸収体の略半分の大きさで、前方に配置されて前側の吸収力を高めたことを特徴とする請求項6記載の女性用尿取りパット
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