JP2023059036A - 撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】装置の大型化を抑制しつつ、フィルタの位置検出用の検出光が撮影動作中の撮像素子に入射することを防ぐ。【解決手段】撮像装置10は、第1フィルタ181と第2フィルタ182とを有するフィルタ部と、フィルタ部を移動させる移動部190と、フィルタ部の位置を検出する検出部200と、フィルタ部と移動部190と検出部200とを収容する収容部と、フィルタ部を通過した光を受光して画像信号に変換する撮像素子13と、検出部200の検出光源201からの検出光の出射の開始と停止とを制御するフィルタ制御部34と、を備える。移動部190は、第1フィルタ181と第2フィルタ182との何れか一方を撮像素子13と開口部15との間に配置する。フィルタ制御部34は、検出光源201に所定タイミングにて検出光の出射を開始させ、フィルタ部の移動が終了すると、検出光源201に検出光の出射を停止させる。【選択図】図4
Description
本発明は、撮像装置に関する。
介護施設、病院、工場、店舗等の様々な場所には、防犯や防災等の観点から監視カメラが設置されている。撮像装置である監視カメラが設置される環境によっては、監視カメラの周囲は日中と比較して夜間は暗くなり、監視が困難になる場合がある。このため、周囲が暗い場合には補助照明装置を点灯して赤外光により監視対象を照明し、周囲が明るい場合には赤外光をカットして可視光による撮影を行う監視カメラが知られている。
特許文献1には、測定された照度に基づいて、赤外カットフィルタとガラス部材とをレンズ鏡筒の光路上に択一的に配置する監視カメラが記載されている。
特許文献2には、NDフィルタと可視光カットフィルタとを切り替えるフィルタ装置が記載されている。このフィルタ装置では、NDフィルタと可視光カットフィルタとが同一円周上に配置された円板状のターレットが回転されることによりフィルタが切り替わる。特許文献2には、ターレットの回転位置を検出する手段としてフォトインタラプタを適用可能であることが記載されている。
しかし、フィルタが設けられているユニットの外部にフォトインタラプタを設けると装置が大型化してしまうという問題がある。また、フィルタが設けられているユニットの内部にフォトインタラプタを設けると、フォトインタラプタの検出光が撮像素子に入射し、生成される画像に悪影響を与えるという問題がある。
本発明の一態様の撮像装置は、被写体を照明する照明光を出射する照明光源と、前記照明光の通過を許容しない第1領域と、前記照明光の通過を許容する第2領域とを有するフィルタ部と、前記フィルタ部を移動させる移動部と、前記フィルタ部の位置を検出する検出光を出射する検出光源と、前記検出光を受光する受光部とを有する検出部と、前記フィルタ部と前記移動部と前記検出部とを収容する収容部と、開口部を通過した光のうち前記収容部に収容された前記フィルタ部を通過した光を受光して画像信号に変換する撮像部と、前記検出光源からの前記検出光の出射の開始と停止とを制御する制御部と、を備える。前記移動部は、前記フィルタ部を移動して、前記第1領域と前記第2領域との何れか一方を前記撮像部と前記開口部との間に配置する。前記制御部は、前記検出光源に所定タイミングにて前記検出光の出射を開始させ、前記フィルタ部の移動が終了したことが前記検出部により検出されると、前記検出光源に前記検出光の出射を停止させる。
本発明によれば、フィルタ部の位置を検出するための検出光の出射の開始と停止とを制御できるので、撮影装置が撮影中に検出光が撮像部にて撮像されることに起因して、生成される画像の画質低下を抑制できる。
以下、本発明の実施の形態の撮像装置について、図面を参照しながら詳細に説明する。
撮像装置の用途は特に限定されないが、病院,介護施設,工場,店舗等に、監視カメラや見守りカメラとして設置するのに適している。また、撮像装置は、撮影可能状態と撮影不能状態とに切替可能である。より特定的には、撮像装置は、結像光学系に光が入射不能な閉状態と、結像光学系に光が入射可能な開状態と、に切替可能である。さらに、撮像装置が撮影不能状態(閉状態)に切り替えられると、撮影される人は、撮像装置が撮影不能状態に切り替えられたことを認識可能である。また、撮像装置は、周囲の外部環境の明るさに応じて、通常撮影モードによる撮影と暗視モードによる撮影とを切替可能である。通常撮影モードでは外部環境が明るいときに結像光学系に入射した光により撮影が行われる。暗視モードでは外部環境が暗いときに照明光が出射され、照明光に照射された被写体の撮影が行われる。
図1(A)及び(B)は、撮像装置10の外観図である。図1(A)は、開状態の撮像装置10の外観図であり、図1(B)は、閉状態の撮像装置10の外観図である。図2(A)は、撮像装置10の内部の平面図であり、図2(B)は、図2(A)のa-a線に沿う撮像装置10の断面図である。
図1~図2に示すように、撮像装置10は、略直方体形状のハウジング12を有している。ハウジング12は、正面部12aと、裏面部12bと、正面部12aの各辺に連接する側面部12c,12d,12e,12fを備えている。なお、以下の説明では、ハウジング12の正面部12aの方向を上側、裏面部12bの方向を下側、側面部12cの方向を手前側、側面部12dの方向を左側、側面部12fの方向を右側とも呼ぶ。
ハウジング12の正面部12aには、メモリカード48(図4参照)が挿入されるカードスロット24と、開口部15と、照明光源161,162と、照度計17とが設けられる。側面部12dには、電源ケーブルが接続される電源ポート26が設けられている。
照明光源161,162は、例えばLEDであり、赤外域の波長を有する光(赤外線、赤外光)を発する。撮像装置10は、後述する暗視モードで撮影を行う場合に、照明光源161,162から赤外光を、被写体を照明する照明光として出射する。
照度計17は、例えばフォトレジスタやフォトダイオードであり、撮像装置10の周囲の環境(外部環境)の光を受光して信号(輝度信号)を出力する。すなわち、照度計17は、撮像装置10の外部の明るさを検出する照度部として機能する。
図2(A)及び図2(B)に示すように、撮像装置10のハウジング12内には、レンズカバー11と、CMOSやCCD等のイメージセンサである撮像素子13と、この撮像素子13の撮像面上に被写体からの光(被写体光)を集光させるレンズ(結像光学系)14と、切替部18と、制御ユニット31とが収容されている。図2(B)に示すように、レンズカバー11と撮像素子13と、レンズ14と、切替部18とは、正面部12aと平行になるように配置されている。
ハウジング12の正面部12aに設けられる開口部15は、レンズ14の光軸上に形成される。開口部15を通過した被写体光は、レンズ(結像光学系)14を介して撮像素子13に入射する。撮像素子13は、ハウジング12に設けられた開口部15を介して入射する光のうち、詳細を後述する切替部18のホルダー210に設けられたフィルタ部180を通過した光を受光して、光電変換を行って画像信号を出力する撮像部である。撮像素子13から出力された画像信号に対して、後述する画像処理部35(図4参照)は種々の処理を施し、画像データを生成する。
開口部15を開閉するためのレンズカバー11は、レンズ14の光軸に沿って、レンズ14と開口部15との間に配置される。レンズカバー11は、開口部15を開放する開位置と開口部15を閉塞する閉位置と、の何れかに位置するように移動可能に設けられる。レンズカバー11は、レンズ14の光軸に直交する面(すなわち、正面部12aと平行な面)上を移動する。レンズカバー11が開位置に移動すると、レンズカバー11はレンズ14の光軸上から離れ、図1(A)に示すようにレンズ14の光軸上に形成された開口部15が開放される(開状態)。これにより、ハウジング12の開口部15からレンズ14を露出させることができるので、被写体光はレンズ14を介して撮像素子13に入射することができる。
レンズカバー11が閉位置に移動すると、図1(B)に示すようにハウジング12の開口部15はレンズカバー11によって閉塞される(閉状態)。これにより、レンズカバー11によってレンズ14を覆うことができ、ハウジング12内のレンズ14を保護することができる。また、レンズカバー11は、図1(B)に示す閉位置に位置するときに、被写体光の撮像素子13への入射を制限する遮光部として機能する。なお、レンズカバー11は、レンズバリアやシャッター等とも呼ばれている。
切替部18は、撮像装置10の周囲の外部環境の明るさ(輝度)に応じて、照明光源161,162からの照明光の撮像素子13への入射を許容しない状態と、照明光の撮像素子13への入射を許容する状態とを切り替える。尚、切替部18の詳細については、説明を後に行う。
基板31aは、撮像素子13と制御ユニット31と切替部18とを保持するベース部材である。基板31aは、ハウジング12内の裏面部12b側に設けられる。
制御ユニット31は、CPUやメモリ等によって構成される。制御ユニット31は、例えばフラッシュメモリ等の記録媒体38(図4参照)に予め記録されている制御プログラムを読み込んで実行することにより、撮像装置10の各部を制御するプロセッサーである。また、制御ユニット31は、照度計17から出力された輝度信号に基づいて、撮像装置10の周囲の外部環境が明るいか暗いかを判定する判定処理を行う。判定処理の結果、外部環境が明るい場合には撮像装置10の撮影モードを通常撮影モードに設定し、外部環境が暗い場合には撮影モードを暗視モードに設定する。尚、制御ユニット31が実行する処理の詳細に関する説明は後に行う。
<切替部18について>
図3は切替部18の斜視図である。図3(A)は切替部18を正面部12a側から見た斜視図であり、図3(B)は切替部18を裏面部12b側から見た斜視図であり、図3(C)は、後述するホルダーを除外した状態で切替部18を裏面部12b側から見た斜視図である。
図3は切替部18の斜視図である。図3(A)は切替部18を正面部12a側から見た斜視図であり、図3(B)は切替部18を裏面部12b側から見た斜視図であり、図3(C)は、後述するホルダーを除外した状態で切替部18を裏面部12b側から見た斜視図である。
切替部18は、収容部であるホルダー210の内部に収容されたフィルタ部180と、移動部190と、検出部200とを有する。ホルダー210は撮像素子13の上部に位置するように基板31a上に配置される。図3(A)に示すように、ホルダー210の上部(正面部12a側)にはレンズ14が設けられる。
フィルタ部180は、第1フィルタ181と、第2フィルタ182と、保持部183とを有する。第1フィルタ181は赤外線カットフィルタであり、赤外光が通過し撮像素子13に入射することを許容しない第1領域として機能する。第2フィルタ182はダミーレンズ等であり、赤外光が通過し撮像素子13に入射することを許容する第2領域として機能する。
保持部183は、第1フィルタ181と第2フィルタ182とを正面部12aと平行な面内で保持する保持枠である。保持部183は、図2(B)に示すように、撮像素子13とレンズ14との間に撮像素子13の撮像面と平行に配置される。また、保持部183は、例えば金属材料により形成される。このため、保持部183はレンズ14の光軸方向の厚みを大きくすることなく、第1フィルタ181と第2フィルタ182とを保持するための十分な強度を得ることができる。
保持部183は、後述する移動部190のガイドレール195,196が延伸する方向(図2(A)の矢印ARの方向)に沿って、側面部12f側(右側)に第1フィルタ181を保持し、側面部12d側(左側)に第2フィルタ182を保持している。保持部183が図2(A)の矢印ARに沿って移動することにより、第1フィルタ181と第2フィルタ182との何れか一方がレンズ14の光軸上(すなわち、撮像素子13と開口部15との間)に配置される。以後の説明において、第1フィルタ181がレンズ14の光軸上に配置されるときの保持部183の位置を第1位置と呼び、第2フィルタ182がレンズ14の光軸上に配置されるときの保持部183の位置を第2位置と呼ぶ。尚、図2(A)、図3(B)、図3(C)においては、保持部183が第2位置に位置するときを示している。
保持部183には連結部184,185と遮光部186とが設けられている。連結部184は保持部183の側面部12c側に設けられる。連結部184は、一部にてガイドレール195に対して移動可能に連結するとともに、他の一部に形成されたねじにて後述する移動部190のリードスクリュー194と歯合する。連結部185は保持部183の側面部12e側に設けられる。連結部185は、ガイドレール196に対して移動可能に連結する。連結部184,185がそれぞれガイドレール195,196と連結することにより、保持部183は、図2(A)の矢印ARの方向に沿って移動可能に移動部190と連結する。
遮光部186は、連結部185の側面部12e側の端部に設けられ、撮像素子13の撮像面に平行な遮光面を有する板状部材である。遮光部186は、後述する移動部190によって移動する保持部183と共にガイドレール196が延伸する方向に沿って移動する。遮光部186は、保持部183が移動しているときに、後述する検出部200から出射される検出光を遮光する。
移動部190は、駆動部191と、第1ギア192と、第2ギア193と、リードスクリュー194と、ガイドレール195,196とを有する。駆動部191は、例えばステッピングモータであり、後述する制御ユニット31によって制御される。駆動部191のドライバに後述する制御ユニット31からの駆動信号(パルス信号)が入力することにより、駆動部191の回転角度や回転速度などが制御される。駆動部191の回転角度はパルス数に比例し、駆動部191の回転速度はパルス周波数に比例する。
ガイドレール195,196は、互いに平行に図2(A)の矢印ARの方向に沿って設けられる。第1ギア192は、駆動部191の回転の中心である回転軸と連結し、駆動部191の回転に応じて回転する。第2ギア193は第1ギア192と歯合し、第1ギア192が駆動部191によって回転すると、第1ギア192の回転に応じて回転する。
リードスクリュー194は、第2ギア193の回転の中心である回転軸と接続し、ガイドレール195と平行に図2(A)の矢印ARの方向に沿って延伸する。第2ギア193が第1ギア192の回転に応じて回転すると、リードスクリュー194は第2ギア193の回転に応じて回転する。リードスクリュー194にはねじが形成され、上述した連結部184の一部に形成されたねじと歯合する。ねじを介して接続された連結部184は、リードスクリュー194が回転すると、リードスクリュー194に対して相対的に移動を行う。このとき、連結部184は、連結しているガイドレール195に案内されて、図2(A)の矢印ARの方向に沿って移動する。この連結部184の移動に伴って、保持部183と、ガイドレール196と連結した連結部185とが図2(A)の矢印ARの方向に沿って移動する。
尚、連結部184の移動方向、すなわち保持部183の移動方向は、駆動部191の回転方向を切り替えることによって変更される。例えば、駆動部191を正転させると、リードスクリュー194が時計回りに回転し、保持部183が第1位置から第2位置へと移動する。駆動部191を逆転させると、リードスクリュー194が反時計回りに回転し、保持部183が第2位置から第1位置へと移動する。つまり、駆動部191の回転方向を切り替えることにより、第1フィルタ181と第2フィルタ182とうちの一方をレンズ14の光軸上に配置することができる。
検出部200は、検出光源201と、検出光源201と対向する位置に設けられる受光部202とを有するフォトインタラプタである。検出光源201は、例えばLEDであり、赤外域の波長を有する光(赤外線、赤外光)を検出光として受光部202に向けて発する。受光部202は、例えばフォトトランジスタであり、検出光源201から出射された検出光を受光すると、受光した光量に応じた値(電流値)の電気信号を生成して、検出信号として制御ユニット31へ出力する。
検出光源201と受光部202との間を上述した保持部183に設けられた遮光部186が通過していないときには、検出光が遮光部186により遮断されることがない。このため、受光部202は、検出光源201からの検出光を受光し、大きな電流値を検出信号として出力する。一方、検出光源201と受光部202との間を上述した保持部183に設けられた遮光部186が通過している最中は、検出光が遮光部186により遮断され受光部202に受光されない。このため、受光部202は、小さな電流値を検出信号として出力する。これにより、制御ユニット31において、検出信号として得られた電流値の大きさに応じて保持部183の位置を検出することができる。
<撮像装置10の制御系について>
図4は、撮像装置10の制御系を示すブロック図である。図4に示すように、撮像装置10の制御ユニット31は、撮像制御部33と、フィルタ制御部34と、記録媒体38とを有する。
図4は、撮像装置10の制御系を示すブロック図である。図4に示すように、撮像装置10の制御ユニット31は、撮像制御部33と、フィルタ制御部34と、記録媒体38とを有する。
撮像制御部33は、撮像素子13の駆動を制御して画像信号を生成させ、画像処理部35に画像信号から画像データを生成させる撮影処理を行う。また、暗視モードで撮影を行う場合には、撮像制御部33は、照明光源161,162に電力を与え、赤外光を照明光として出射させる。
フィルタ制御部34は、検出部200の検出光源201からの検出光の出射の開始と終了とを制御する。また、フィルタ制御部34は、フィルタ部180を移動させる移動動作の開始と終了とを制御する。フィルタ制御部34は、移動動作として、設定された撮影モードに基づいて駆動部191を駆動させることにより保持部183の移動を制御して、第1フィルタ181と第2フィルタ182とのうちの何れか一方をレンズ14の光軸上に配置させる。この場合、フィルタ制御部34は、通常撮影モードで撮影を行う場合には、赤外線カットフィルタである第1フィルタ181をレンズ14の光軸上に配置させ、暗視モードで撮影を行う場合には、ダミーレンズである第2フィルタ182をレンズ14の光軸上に配置する。すなわち、フィルタ制御部34は、通常撮影モードで撮影を行う場合には保持部183を第1位置に位置させ、暗視モードで撮影を行う場合には保持部183を第2位置に位置させる。
開口部15を開閉するレンズカバー11には、リンク機構43を介してアクチュエータ44が連結されている。アクチュエータ44には駆動回路45が接続されている。駆動回路45は制御ユニット31に接続され、制御ユニット31からの制御信号(駆動信号)に応じてアクチュエータ44を駆動する。
<制御ユニット31の処理について>
撮像装置10は、撮影実行条件が満たされると撮影を開始する。撮影実行条件として、ICタグ等の無線タグが所定範囲に近づいたこと、スマートフォン等の携帯端末から送信される録画信号を受信したこと、リモコンから送信される赤外線を受信したこと、所定内容の音声が不図示のマイクによって検出されたこと等が設定されている。
撮像装置10は、撮影実行条件が満たされると撮影を開始する。撮影実行条件として、ICタグ等の無線タグが所定範囲に近づいたこと、スマートフォン等の携帯端末から送信される録画信号を受信したこと、リモコンから送信される赤外線を受信したこと、所定内容の音声が不図示のマイクによって検出されたこと等が設定されている。
撮影実行条件が満たされると、撮像装置10はレンズカバー11を閉位置から開位置に移動し、被写体の撮影を行う。すなわち、制御ユニット31は駆動回路45にアクチュエータ44を駆動させ、リンク機構43を介してレンズカバー11を開位置に移動させる。また、撮影実行条件が成立しなくなると、制御ユニット31は駆動回路45にアクチュエータ44を駆動させ、リンク機構43を介してレンズカバー11を閉位置に移動させる。
レンズカバー11が開位置に移動されると、撮像素子13は、開口部15を通過して入射した被写体光を受光して画像信号を画像処理部35に出力する。画像処理部35は、画像処理プロセッサ(ISP)である。画像処理部35は、撮像素子13から出力された画像信号に対して、例えばAD変換処理、信号増幅処理、ホワイトバランス処理等を含む公知の画像処理を行って画像データを生成する。
また、制御ユニット31による判定処理が行われる。この場合、制御ユニット31は、照度計17から出力された輝度信号に基づいて輝度の値を算出し、この値が所定の閾値以上の場合は外部環境が明るいと判定し、閾値未満の場合は外部環境が暗いと判定する。尚、所定の閾値は試験やシミュレーションを行った結果に基づいて設定され、記録媒体38に予め記録されている。
<通常撮影モード>
照度計17により検出された輝度の値が閾値以上であり、周囲の外部環境が明るいと判定された場合には、撮像装置10は撮影モードは通常撮影モードに設定されて、撮影が行われる。通常撮影モードでは、フィルタ制御部34は、移動部190を制御して、第1フィルタ181をレンズ14の光軸上に位置させる。すなわち、赤外光が入射されない状態にて、撮像素子13は光電変換を行って画像信号を出力する。画像処理部35はこの画像信号を用いて画像データを生成する。
照度計17により検出された輝度の値が閾値以上であり、周囲の外部環境が明るいと判定された場合には、撮像装置10は撮影モードは通常撮影モードに設定されて、撮影が行われる。通常撮影モードでは、フィルタ制御部34は、移動部190を制御して、第1フィルタ181をレンズ14の光軸上に位置させる。すなわち、赤外光が入射されない状態にて、撮像素子13は光電変換を行って画像信号を出力する。画像処理部35はこの画像信号を用いて画像データを生成する。
<暗視モードについて>
照度計17により検出された輝度の値が閾値未満であり、周囲の外部環境が暗いと判定された場合は、撮像装置10の撮影モードは暗視モードに設定されて、撮影が行われる。暗視モードでは、撮像装置10は、外部環境が暗く光量が不十分のときに、赤外光を照明光として照射して、この赤外光により照明された被写体の撮影を行う。フィルタ制御部34は、移動部190を制御して、第1フィルタ181をレンズ14の光軸上から退避させ、第2フィルタ182をレンズ14の光軸上に配置させる。これにより、赤外光が撮像素子13に入射可能な状態になる。その後、撮像制御部33は、上述したように、照明光源161,162から赤外光を照明光として出射させる。
照度計17により検出された輝度の値が閾値未満であり、周囲の外部環境が暗いと判定された場合は、撮像装置10の撮影モードは暗視モードに設定されて、撮影が行われる。暗視モードでは、撮像装置10は、外部環境が暗く光量が不十分のときに、赤外光を照明光として照射して、この赤外光により照明された被写体の撮影を行う。フィルタ制御部34は、移動部190を制御して、第1フィルタ181をレンズ14の光軸上から退避させ、第2フィルタ182をレンズ14の光軸上に配置させる。これにより、赤外光が撮像素子13に入射可能な状態になる。その後、撮像制御部33は、上述したように、照明光源161,162から赤外光を照明光として出射させる。
第2フィルタ182がレンズ14の光軸上に位置しているため、撮像素子13は照明光源161,162から出射した照明光のうち、被写体にて反射した反射光を受光して画像信号を出力する。画像処理部35は、画像信号を用いて画像データを生成する。
<通常撮影モードと暗視モードとの切り替え>
図5を参照しながら、通常撮影モードと暗視モードとの切り替え時における切替部18の動作について説明する。図5(A)~図5(C)は、図3(C)と同様にホルダー210を除外した状態で裏面部12b側から見た斜視図であり、図5(A)は、暗視モードのときに保持部183が第2位置に位置している場合を示す。図5(B)は、保持部183が第1位置と第2位置との中間に位置している場合を示す。図5(C)は、通常撮影モードのときに保持部183が第1位置に位置している場合を示す。
図5を参照しながら、通常撮影モードと暗視モードとの切り替え時における切替部18の動作について説明する。図5(A)~図5(C)は、図3(C)と同様にホルダー210を除外した状態で裏面部12b側から見た斜視図であり、図5(A)は、暗視モードのときに保持部183が第2位置に位置している場合を示す。図5(B)は、保持部183が第1位置と第2位置との中間に位置している場合を示す。図5(C)は、通常撮影モードのときに保持部183が第1位置に位置している場合を示す。
照度計17により検出された外部環境の輝度が閾値未満から閾値以上に変化した場合(外部環境が明るくなる変化をした場合)、または、外部環境の輝度が閾値以上から閾値未満に変化した場合(外部環境が暗くなる変化をした場合)、を所定タイミングとして、撮影モードの切り替えが行われる。この所定タイミングにて、フィルタ制御部34は、切替部18を制御して第1フィルタ181と第2フィルタ182との切り替えを行い、検出部200の検出光源201から検出光を出射させる。
制御ユニット31が通常撮影モードと暗視モードとの間で撮影モードを切り替えると判定すると、フィルタ制御部34は、検出部200へ通電を行い、検出光源201を点灯して検出光を出射させ、かつ、切替部18の移動部190が有する駆動部191に通電を行い、駆動信号を出力して保持部183を移動させる。すなわち、フィルタ制御部34は、検出光源201からの検出光の出射の開始と、移動部190による移動動作の開始とを同期して行う。
図5(A)に示すように、保持部183が第2位置に位置する場合、遮光部186の左側端部よりも左側(側面部12d側)に検出部200が位置する。このため、遮光部186は検出光源201からの検出光を遮らず、検出光は受光部202により受光される。このため、受光部202からの検出信号である電流値は第1の値となる。この状態から撮影モードを暗視モードから通常撮影モードへ切り替えるために、フィルタ制御部34は、例えば反時計回りに所定の回転数で駆動部191を駆動させる。
駆動部191の駆動により保持部183が移動を開始すると、図5(B)に示すように、遮光部186が検出部200の検出光源201と受光部202との間を通過し、検出光の受光部202への入射を遮る。このため、保持部183の移動中には、受光部202からの検出信号である電流値は、保持部183が第2位置に位置するときの第1の値よりも小さな第2の値となる。
駆動部191が所定の回転数で駆動した結果、図5(C)に示すように、遮光部186が第1位置まで移動すると、遮光部186の右側端部よりも右側(側面部12f側)に検出部200が位置する。このため、遮光部186は検出光源201からの検出光を遮らず、検出光は受光部202により受光される。このため、受光部202からの検出信号である電流値は第1の値となる。
一方、撮影モードを通常撮影モードから暗視モードへ切り替える場合には、フィルタ制御部34は、例えば時計回りに所定の回転数で駆動部191を駆動させる。この場合、保持部183は、図5(C)に示す第1位置から図5(B)に示す状態を経て、図5(A)に示す第2位置へと移動する。この場合も、受光部202からの検出信号は、暗視モードから通常撮影モードに切り替える場合と同様に、電流値が第1の値から第2の値となった後、再び第1の値へと変移する。
フィルタ制御部34は、検出信号の電流値が第2の値になった後再び第1の値となる変化をしたことを検出すると、保持部183の移動が完了したと判定する。保持部183の移動が完了すると、検出部200への通電を終了し、検出光源201を消灯して検出光の出射を終了させる。そして、フィルタ制御部34は、駆動部191へ通電を終了し、駆動信号の出力を停止して、移動部190によるフィルタ部180の移動を終了させる。すなわち、フィルタ制御部34は、検出光源201からの検出光の出射の終了と、移動部190による移動動作の終了とを同期して行う。
図6及び図7に示すフローチャートを参照しながら、通常撮影モードと暗視モードとの間で撮影モードを切り替える再に制御ユニット31が行う処理について説明する。フローチャートに示す各処理は、制御ユニット31が記録媒体38に記録されたプログラムを読み出し、そのプログラムを実行することにより行われる。尚、図6及び図7に示すフローチャートは、暗視モードから通常撮影モードへの切り替えを行う際に実行される各処理を示している。
尚、図6及び図7に示すフローチャートは、照度計17により検出された外部環境の輝度が閾値未満から閾値以上に変化したことが制御ユニット31により判定されると開始される。
図6のステップS1では、フィルタ制御部34は、検出部200に通電を開始して検出光源201から検出光を出射させ、駆動部191への通電を行い移動動作を開始する。その後、処理はステップS2へ進む。ステップS2では、制御ユニット31は、検出部200の受光部202からの検出信号を読み込む。その後、処理はステップS3へ進む。
ステップS3では、フィルタ制御部34は、ステップ2で読み込んだ検出信号に基づいて、検出部200が遮光部186により遮られていないか否かを判定する。検出信号である電流値が第1の値の場合には、フィルタ制御部34は、検出部200が遮光部186により遮られていないと判定(肯定判定)し、処理はステップS4へ進む。検出信号である電流値が第2の値の場合には、フィルタ制御部34は、検出部200が遮光部186により遮られていると判定(否定判定)し、処理は後述するステップS8へ進む。
ステップS4では、フィルタ制御部34は、駆動部191を反時計回りに1ステップ駆動させる。その後、処理はステップS5へ進む。ステップS5では、フィルタ制御部34は受光部202からの検出信号に基づいて、検出部200が遮光部186により遮られているか否かを判定する。検出信号である電流値が第2の値の場合には、フィルタ制御部34は、検出部200が遮光部186により遮られていると判定(肯定判定)し、処理は後述するステップS12へ進む。検出信号である電流値が第1の値の場合には、フィルタ制御部34は、検出部200が遮光部186により遮られていないと判定(否定判定)し、処理はステップS6へ進む。
ステップS6では、フィルタ制御部34は、駆動部191の回転数をカウントするカウンタの値が300であるか否かを判定する。カウンタの値が300である場合、フィルタ制御部34により肯定判定が行われ、処理はステップS7へ進む。ステップS7では、フィルタ制御部34は検出部200への通電を終了して検出光源201からの検出光の出射を終了するとともに、駆動部191への通電を終了し移動動作を終了する。そして、制御ユニット31は、エラーとして全ての処理を終了する。
ステップS4~S6の処理を行うことで、駆動部191によるフィルタの移動に伴って第1フィルタ181と第2フィルタ182とが適切に移動しているかを判断することができる。カウンタが300となるまでに駆動部191を駆動させても検出部200が遮られた状態にならない場合は、第1フィルタ181と第2フィルタ182とが適切に動作していないと考えられる。このため、ステップS6にて否定判定が行われ、ステップS7の処理が実行されると、制御ユニット31はエラーとして全ての処理を終了する。
ステップS6にてカウンタの値が300ではない場合、フィルタ制御部34により否定判定が行われ、処理はステップS4へ戻る。このとき、フィルタ制御部34は、カウンタの値に1を加算する。上述したステップS4~S6の処理を繰り返すことにより、保持部183が正しく第2位置に位置しているかを確認し、第2位置から保持部183から移動させることができる。
ステップS3において否定判定されて進んだステップS8では、フィルタ制御部34は駆動部191を時計回りに1ステップ駆動させる。その後、処理はステップS9へ進む。ステップS9では、フィルタ制御部34は、検出信号に基づいて、検出部200が遮光部186により遮られていないか否かを判定する。検出信号である電流値が第1の値の場合には、フィルタ制御部34は、検出部200が遮光部186により遮られていないと判定(肯定判定)し、処理は後述するステップS12へ進む。検出信号である電流値が第2の値の場合には、フィルタ制御部34は、検出部200が遮光部186により遮られていると判定(否定判定)し、処理はステップS10へ進む。
ステップS10では、フィルタ制御部34は、駆動部191の回転数をカウントするカウンタの値が100であるか否かを判定する。カウンタの値が100である場合、フィルタ制御部34により肯定判定が行われ、処理はステップS11へ進む。ステップS11では、フィルタ制御部34は検出部200への通電を終了して検出光源201からの検出光の出射を終了するとともに、駆動部191への通電を終了し移動動作を終了する。そして、制御ユニット31は、エラーとして全ての処理を終了する。
ステップS10にてカウンタの値が100ではない場合、フィルタ制御部34により否定判定が行われ、処理はステップS8へ戻る。このとき、フィルタ制御部34はカウンタの値に1を加算する。上記のステップS8~S10を繰り返すことにより、位置からずれていた保持部183を第2位置に位置させることができる。
ステップS12では、フィルタ制御部34は、駆動部191のカウンタの値をリセットする。その後、処理は図7のステップS13へ進む。図7のステップS13では、フィルタ制御部34は、駆動部191を反時計回りに1ステップ回転させる。その後、処理はステップS14へ進む。ステップS14では、フィルタ制御部34は、カウンタの値が124であるか否かを判定する。カウンタの値が124ではない場合には、フィルタ制御部34により否定判定され、処理はステップS13へ戻る。このとき、フィルタ制御部34は、カウンタの値に1を加算する。ステップS14においてカウンタの値が124の場合には、フィルタ制御部34により肯定判定されて処理はステップS15へ進む。
ステップS15では、フィルタ制御部34は、検出信号に基づいて、検出部200が遮光部186により遮られていないか否かを判定する。検出信号である電流値が第1の値の場合には、フィルタ制御部34は、検出部200が遮光部186により遮られていないと判定(肯定判定)し、処理はステップS16へ進む。ステップS16では、フィルタ制御部34は、検出部200への通電を終了して検出光源201からの検出光の出射を終了させ、駆動部191への通電を終了して移動動作を終了し、全ての処理を終了する。
ステップS15において検出信号である電流値が第2の値の場合には、フィルタ制御部34は、検出部200が遮光部186により遮られていると判定(否定判定)し、処理はステップS17へ進む。ステップS17では、フィルタ制御部34は駆動部191をさらに反時計回りに1ステップ回転させて、処理はステップS15へ戻る。
尚、上述したフローチャートは、暗視モードから通常撮影モードへの切り替えを行う際の処理を示している。通常撮影モードから暗視モードへの切り替えを行う場合には、外部環境の輝度が閾値以上から閾値未満に暗く変化したことが判定されると、図6及び図7に示す処理が開始され、ステップS4,S13,S17において駆動部191を時計回りに回転させ、ステップS8において駆動部191を反時計回りに回転させればよい。
上述した実施の形態によれば以下の作用効果が得られる。
(1)撮像装置10の切替部18は、収容部であるホルダー210の内部にフィルタ部180と、移動部190と、検出部200とを有する。フィルタ部180は第1領域である第1フィルタ181と第2領域である第2フィルタ182とを有し、移動部190は、フィルタ部180を移動して、第1フィルタ181と第2フィルタ182との何れか一方を撮像素子13と開口部15との間に配置する。検出部200は、フィルタ部180の位置を検出するための検出光を出射する検出光源201と、検出光を受光する受光部202とを有する。撮像装置10の制御ユニット31が有するフィルタ制御部34は、検出光源201に所定タイミングにて検出光の出射を開始させ、フィルタ部180の移動が終了したことが検出部200により検出されると、検出光源201に検出光の出射を停止させる。これにより、検出部200をホルダー210の内部に収容することができるので、ホルダー210の外部に検出部200を配置する場合と異なり、撮像装置10が大型化することを抑制できる。そして、検出光源201からの検出光の出射と停止とを制御できるので、ホルダー210に収容された検出光源201から出射された検出光が撮影動作中の撮像素子13に入射することに起因して、画像処理部35により生成される画像データの画質が低下することを防ぐことができる。
(2)照度計17で検出された明るさが閾値を上回る明るさに変化する、又は、照度計17で検出された明るさが閾値を下回る明るさに変化すると、フィルタ制御部34は、検出光源201に検出光を出射させ、移動部190はフィルタ部180を移動させる。これにより、撮影モードが通常撮影モードと暗視モードとの間で切り替わるタイミングで検出光源201から検出光を出射させるので、撮影中に検出光が撮像素子13に入射せず、生成される画像データの画質低下を防ぐことができる。
(3)フィルタ制御部34は、検出光源201による検出光の出射と移動部190によるフィルタ部180の移動動作の開始とを同期させ、検出光源201による検出光の出射の停止と移動部190による移動動作の終了とを同期させる。これにより、検出光源201が検出光を出射する期間とフィルタ部180の移動する期間とが一致させ、撮像素子13による撮影が行われている最中には検出光源201による検出光の出射を行わない。したがって、撮影中に検出光が撮像素子13に入射せず、生成される画像データの画質低下を防ぐことができる。
上記では、種々の実施の形態及び変形例を説明したが、本発明はこれらの内容に限定されるものではない。本発明の技術的思想の範囲内で考えられるその他の態様も本発明の範囲内に含まれる。
フィルタ制御部34は、検出部200及び駆動部191への通電を同期して行い、検出部200及び駆動部191への通電終了を同期して行うものでなくてもよい。すなわち、フィルタ制御部34は、検出部200への通電と駆動部191への通電とを異なるタイミングにて行ってもよいし、検出部200への通電終了と駆動部191への通電終了とを異なるタイミングで行ってもよい。尚、検出部200及び駆動部191への通電を同期する場合、例えば検出部200及び駆動部191は制御ユニット31の同一ポートに接続される。これにより、制御ユニット31は、1つのポートから信号を出力すれば、検出部200及び駆動部191を同時に制御することが可能になる。
外部環境の明るさの変化に応じて撮影モードが切り替わるタイミングにて、フィルタ制御部34が検出部200に通電し、検出光源201から検出光を出射させる実施の形態の動作に加えて、所定の時間ごとに検出光源201が検出光を出射させてもよい。すなわち、通常撮影モードや暗視モードにて撮影が行われている場合であっても、フィルタ制御部34は、検出部200を用いて所定の時間が経過するごとにフィルタ部180の保持部183の位置を検出する。これにより、例えば、撮像装置10に振動等が加わることにより保持部183の位置が第1位置あるいは第2位置からずれているような状態を検出することが可能となる。保持部183が上記のような位置ずれを起こしていることが検出された場合には、フィルタ制御部34は、駆動部191を駆動して、保持部183を第1位置あるいは第2位置に移動させてもよい。
10…撮像装置、13…撮像素子、14…レンズ(結像光学系)、15…開口部、17…照度計、18…切替部、31…制御ユニット、34…フィルタ制御部、35…画像処理部、161,162…照明光源、180…フィルタ部、181…第1フィルタ、182…第2フィルタ、183…保持部、186…遮光部、190…移動部、191…駆動部、200…検出部、201…検出光源、202…受光部、210…ホルダー
Claims (4)
- 被写体を照明する照明光を出射する照明光源と、
前記照明光の通過を許容しない第1領域と、前記照明光の通過を許容する第2領域とを有するフィルタ部と、
前記フィルタ部を移動させる移動部と、
前記フィルタ部の位置を検出する検出光を出射する検出光源と、前記検出光を受光する受光部とを有する検出部と、
前記フィルタ部と前記移動部と前記検出部とを収容する収容部と、
開口部を通過した光のうち前記収容部に収容された前記フィルタ部を通過した光を受光して画像信号に変換する撮像部と、
前記検出光源からの前記検出光の出射の開始と停止とを制御する制御部と、を備え、
前記移動部は、前記フィルタ部を移動して、前記第1領域と前記第2領域との何れか一方を前記撮像部と前記開口部との間に配置し、
前記制御部は、前記検出光源に所定タイミングにて前記検出光の出射を開始させ、前記フィルタ部の移動が終了すると、前記検出光源に前記検出光の出射を停止させる、撮像装置。 - 請求項1に記載の撮像装置において、
外部環境の明るさを検出する照度部を備え、
前記制御部は、更に前記移動部による前記フィルタ部を移動させる移動動作の開始と終了とを制御し、
前記照度部で検出された明るさが閾値を上回る明るさに変化すること、又は、前記照度部で検出された明るさが前記閾値を下回る明るさに変化すること、を前記所定タイミングとして、前記制御部は、前記検出光源に前記検出光を出射させ、前記移動部による前記移動動作を開始させる、撮像装置。 - 請求項2に記載の撮像装置において、
前記制御部は、前記検出光源による前記検出光の出射の開始と前記移動部による前記移動動作の開始とを同期させ、前記検出光源による前記検出光の出射の停止と前記移動部による前記移動動作の終了とを同期させる、撮像装置。 - 請求項3に記載の撮像装置において、
前記検出光源と前記移動部とは前記制御部の同一ポートに接続される、撮像装置。
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2022
- 2022-10-12 CN CN202211244922.8A patent/CN115981074A/zh active Pending
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