JP2023058340A - ドアミラー装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ミラー格納時の車両幅縮小と、車両走行時のミラー振動抑制と、車室内からの視認性の向上とをいずれも良好に実現し、かつ、鏡面調整ユニットの簡略化が可能なドアミラー装置を提供する。【解決手段】ドアミラー装置は、ドアミラー本体部11と、先端部12bがドアミラー本体部11に固定されたミラーベース12と、ドアミラー本体部11およびミラーベース12をミラー使用位置と格納位置との間で回動させる電動回動ユニット13と、電動回動ユニット13を制御する制御部41とを備える。電動回動ユニット13は、サイドドア1に配設されている。制御部41は、鏡面調整信号が入力されたときにミラー使用位置を基準とする微小範囲内でドアミラー本体部11およびミラーベース12を回動させることによりミラーの角度を変更させるように電動回動ユニット13を制御する。【選択図】図16

Description

本発明は、ドアミラー装置に関する。
従来のドアミラー装置において、ドアミラーを使用可能な位置と格納位置との間で自動的に回動させるために、特許文献1に記載されているように、電動回動ユニットを備えたドアミラー装置が知られている。
このドアミラー装置は、ミラーを有するドアミラー本体部と、サイドドアから車幅方向に突出するミラーベースと、ドアミラー本体部に収容された電動回動ユニットおよび鏡面調整ユニットとを備える。ミラーベースは、基端部および先端部を有する車幅方向に延びてドアミラーの腕部分を構成する部分である。ミラーベースの基端部がサイドドアに固定される一方、当該ミラーベースの先端部にはドアミラー本体部が上下方向に延びる回動軸を中心として回動可能に取り付けられている。
ドアミラー本体部は、その内部に収容された電動回動ユニットの回転駆動力により、ミラーベースの先端部で旋回することにより、ミラー使用位置と格納位置との間で回動することが可能である。ミラー使用位置は、ドアミラー本体部がミラーベースの先端部から車幅方向外側に突出して車室内からミラーを視認可能となる位置である。一方、格納位置は、ドアミラー本体部がサイドドアに略平行に沿って延びる位置である。
また、ドアミラー本体部に収容された鏡面調整ユニットは、ドアミラー本体部がミラー使用位置に静止した状態で、ミラーの角度を水平方向および上下方向に微調整する。
特開2020-179680号公報
上記のドアミラー装置は、ミラーベースの基端部がサイドドアに固定され、ドアミラー本体部がミラーベースの先端部で旋回する装置である。そのため、ミラーベースの幅方向長さを要するデザインの車両の場合、ミラー格納時にドアミラー本体部が格納位置に回動しても、ミラーベースがドアパネルから突出した状態であるので、ミラー格納時に車両幅を縮小したいという要求に十分にこたえられない。
また、上記の装置では、ドアミラー本体部の内部に電動格納ユニットが収納されているため、ミラーベースの長さに比例して電動回動ユニット位置に生じる上下方向のモーメントが大きくなるため、車両走行時のミラーの振動が大きくなるという問題がある。
さらに、ドアミラー本体部に電動回動ユニットを収納しているので、ドアミラー本体部の前後幅(すなわち、車両前後方向の幅)が大きくなり、ドアミラー本体部によって車室内からの視認性を阻害することが懸念される。
一方、ドアミラーから電動回動ユニットおよび鏡面調整ユニットを無くした場合には上記課題は解決するが、その場合、ドアミラー本体部を手動で格納および鏡面調整しなければならず、利便性が低下する。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、ミラー格納時の車両幅縮小と、車両走行時のミラー振動抑制と、車室内からの視認性の向上とをいずれも良好に実現し、かつ、鏡面調整ユニットの簡略化が可能な電動回動ユニットを備えたドアミラー装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明のドアミラー装置は、車両のサイドドアにおけるドアミラー装置であって、前記車両の後方視界を得るためのミラーを有するドアミラー本体部と、前記ドアミラー本体部に固定された先端部と、当該先端部から離間した基端部とを有するミラーベースと、前記ミラーベースの前記基端部に接続され、前記ドアミラー本体部および前記ミラーベースを車室内から前記ミラーを視認可能なミラー使用位置と前記ミラー使用位置より車幅方向内側に位置する格納位置との間で旋回自在に支持する回動支軸と、前記ドアミラー本体部および前記ミラーベースを、前記回動支軸の軸線回りに回動させて前記ミラー使用位置と前記格納位置との間で回動させる電動回動ユニットと、前記電動回動ユニットを制御する制御部と、を備えており、前記電動回動ユニットは、前記サイドドアに配設され、前記制御部は、格納動作を開始させる格納作動信号が入力されたときに前記ドアミラー本体部および前記ミラーベースを前記ミラー使用位置から前記格納位置へ回動させるように前記電動回動ユニットを制御し、展開動作を開始させる展開作動信号が入力されたときに前記ドアミラー本体部および前記ミラーベースを前記格納位置から前記ミラー使用位置へ回動させるように前記電動回動ユニットを制御し、さらに、鏡面調整のための鏡面調整信号が入力されたときに前記ミラー使用位置を基準とする微小範囲内で前記ドアミラー本体部および前記ミラーベースを回動させることにより前記ミラーの角度を変更させるように前記電動回動ユニットを制御する、ことを特徴とする。
かかる構成によれば、ミラーを有するドアミラー本体部、およびドアミラー本体部が先端部に固定されたミラーベースを備えたドアミラー装置において、電動回動ユニットがドアミラー本体部とともにミラーベースもミラー使用位置から格納位置に回動させる。このため、ドアミラー本体部およびミラーベースに格納位置に回動した状態では、ドアミラー本体部およびミラーベースがサイドドア側面から車幅方向に突出する突出量を小さくできるので、車両幅寸法を最小化することが可能である。
また、このドアミラー装置では重量物である電動回動ユニットがサイドドアに配設されているため、車両走行時の路面入力(すなわち、路面の凹凸に起因する主に上下方向の振動や外力)によりドアミラーに生じる上下方向のモーメントが低減され、ミラーの振動を抑制することが可能になる。
さらに、電動回動ユニットがサイドドアに配設されるため、電動回動ユニットをドアミラー本体部に収容した従来のドアミラー装置と比較して、ドアミラー本体部の前後幅を縮小することでき、車室内からの視認性を向上することが可能になる。
また、制御部は、鏡面調整信号が入力されたときにミラー使用位置を基準とする微小範囲内でドアミラー本体部およびミラーベースを回動させることによりミラーの角度が変更させるように前記電動回動ユニットを制御する。これにより、電動回動ユニットを用いて水平方向における鏡面調整が可能になり、ドアミラー本体部に従来設けられていた鏡面調整ユニットを簡略化することが可能である。
上記のドアミラー装置において、前記回動支軸は、上方へ行くにつれて車両前方へ向かうように傾斜するとともに、上方へ行くにつれて車幅方向外側へ向かうように傾斜して配置されるのが好ましい。
かかる構成によれば、ドアミラー本体部およびミラーベースを回動支軸の軸線回りに回動させるだけで、水平方向とともに上下方向についての微小な鏡面調整を行うことが可能である。つまり、上下方向の鏡面調整を最小限とすることができる。しかも、鏡面調整の際の上下方向の調整代を小さくすることができ、それにより、ミラーの可動範囲が小さくなるので、ドアミラー本体部の薄型化に寄与することが可能である。
上記のドアミラー装置において、前記ドアミラー装置は、前記鏡面調整信号が前記制御部に入力されたときに前記電動回動ユニットが前記ドアミラー本体部および前記ミラーベースを前記微小範囲内で回動させて鏡面調整した際の前記ドアミラー本体部および前記ミラーベースの鏡面調整後の位置に関する位置情報を記憶する記憶部をさらに備え、前記制御部は、前記ドアミラー本体部および前記ミラーベースが前記格納位置にある状態で、前記展開作動信号が入力されたときに前記ドアミラー本体部および前記ミラーベースを前記格納位置から前記ミラー使用位置へ回動させる際に当該ドアミラー本体部および当該ミラーベースが前記記憶部に記憶された前記位置情報に対応する位置に位置決めされるように前記電動回動ユニットを制御するのが好ましい。
かかる構成によれば、鏡面調整が行われた際のドアミラー本体部およびミラーベースの位置に関する位置情報をあらかじめ記憶部に記憶しておき、次回、展開作動信号が入力された際には、ドアミラー本体部およびミラーベースが記憶部に記憶された位置情報に対応する位置に位置決めされるように、制御部は電動回動ユニットを制御する。これにより、ユーザは展開操作をするごとに鏡面調整をする手間を省略でき、利便性が向上する。
上記のドアミラー装置において、前記制御部は、前記電動回動ユニットの駆動によらず前記ドアミラー本体部および前記ミラーベースの位置が変更した場合に、当該ドアミラー本体部および当該ミラーベースが前記記憶部に記憶された位置情報に対応する位置に戻るように、前記電動回動ユニットを制御するのが好ましい。
かかる構成よれば、電動回動ユニットの駆動によらずドアミラー本体部およびミラーベースの位置が変更した場合に、当該ドアミラー本体部および当該ミラーベースが記憶部に記憶された位置情報に対応する位置に戻るように、制御部が電動回動ユニットを制御する。これにより、ドアミラー本体部に外力が作用するなどしてドアミラー本体部が意図しない回動をした場合には、ドアミラー本体部を回動前の元の位置に自動的に復帰させることが可能である。その結果、従来の電動回動ユニットのようにドアミラー本体部を回動させようとする外力に対抗するために回転抵抗を大きくする必要が無くなるので、電動回動ユニットの回転抵抗を小さくすることが可能になる。
上記のドアミラー装置において、前記微小範囲は、前記ドアミラー本体部および前記ミラーベースを前記ミラー使用位置を基準として±5度回動させる範囲であるのが好ましい。かかる構成によれば、微小範囲が上記の範囲であることにより、運転者は、駐車時の車体や走行時の車線をミラーを通して見える範囲で鏡面調整をすることが可能である。
上記のドアミラー装置において、前記回動支軸は、前記ミラーベースの基端部に固定され、前記電動回動ユニットからの回転駆動力を受けて前記ミラーベースとともに当該回動支軸の軸線回りに回動可能であるのが好ましい。
かかる構成によれば、電動回動ユニットからの回転駆動力によって、回動支軸を回動するだけでミラーベースの回動が可能になり、ドアミラー構造が簡単になる。
本発明のドアミラー装置によれば、ミラー格納時の車両幅縮小と、車両走行時のミラー振動抑制と、車室内からの視認性の向上とをいずれも良好に実現し、かつ、鏡面調整ユニットの簡略化をすることができる。
本発明の実施形態に係るドアミラー装置が適用されたドアミラーを有するサイドドアの全体構成を示す斜視図である。 図1のドアミラーを車室内から見た図である。 図1のドアミラーがミラー使用位置にある状態を示す平面図である。 図1のドアミラーが格納位置にある状態を示す平面図である。 図1のドアミラーがミラー使用位置にある状態を車両前方から見た図である。 図1のドアミラーが格納位置にある状態を車両前方から見た図である。 図1のサイドドアにおいてドアアウタを取り除いてサイドドア内部のベルトラインレインが露出した状態の図である。 図7のベルトラインレインにドアミラーおよび電動回動ユニットが固定されている状態を示す拡大図である。 図8のX-X線断面図にカバー部材を追加した図である。 図8のX-X線断面図である。 図8のXI-XI線断面図である。 図8のXII-XII線断面図にカバー部材を追加した図である。 図3のミラー使用位置にあるドアミラーにおいて、ドアミラー本体部の内側面がミラーの表面に直交する仮想線に対して車外側に傾斜している状態を示す説明図である。 図3のミラー使用位置にあるドアミラーにおいて、ドアミラー本体部の内側面が車室内から見えないので、車室内からの視認性が向上している状態を示す説明図である。 本発明の比較例として、従来のドアミラーでは、電動回動ユニットを収納したドアミラー本体部の前後幅が大きいので、ドアミラー本体部の内側面が車室内から見えることにより、車室内からの視認性を阻害している状態を示す図である。 図1のドアミラー装置におけるシステム構成を示すブロック図である。 図1のドアミラー装置におけるミラー格納・展開、鏡面調整、およびミラー角度維持のそれぞれの動作に関する制御フローチャートである。 図1のドアミラー装置における鏡面調整の微小範囲を示す説明図である。 図1のドアミラー装置における鏡面調整によってミラーを通した視界が変化することを示す説明図である。 本発明の他の実施形態に係るドアミラー装置における前傾および外傾したドアミラーを示す図であって、(a)はドアミラーの側面図、(b)はドアミラーを車両前方側から見た図である。 図20の傾斜有りのドアミラーおよび傾斜無しのドアミラーについて、基準となるミラー使用位置および車両前方へ回転した位置のそれぞれでミラーを通して見たときの最も下方に見える位置を示す説明図である。 図20の傾斜有りのドアミラーおよび傾斜無しのドアミラーについて、基準となるミラー使用位置(セット位置)および車両前方へ2.4度回転した位置のそれぞれでミラーを通して見える領域を示す説明図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の好ましい実施の一形態について詳述する。
図1~2には、本発明のドアミラー装置が適用される車両のサイドドア1が示されている。このサイドドア1では、ドアミラー2がドアパネル3の上端3aのベルトラインBL付近で、かつ、Aピラー4の車両後方側に配置されている。Aピラー4とベルトラインBLに囲まれたドア開口部5には、ドアガラス6が配置されている。
本実施形態に係る車両のサイドドア1におけるドアミラー装置は、図1~7に示されるように、電動で収納可能なドアミラー2がサイドドア1に取り付けられた装置である。具体的には、ドアミラー装置は、主要部として、ドアミラー2を構成するドアミラー本体部11およびミラーベース12と、ドアミラー本体部11およびミラーベース12の回動用の電動回動ユニット13と、電動回動ユニット13を制御する制御ユニット40およびユーザ操作検知部42(いずれも図7参照)とを備えている。電動回動ユニット13は、サイドドア1内に配設されている。
さらに、本実施形態のドアミラー装置は、ドアミラー本体部11およびミラーベース12を旋回自在に支持する回動支軸24(図11~12参照)と、サイドドア1内部の骨格部材であるベルトラインレイン21と、ベルトラインレイン21に電動回動ユニット13を固定する支持部材22と、サイドドア1の車外側に設けられたカバー部材27とをさらに備える。
以下、ドアミラー装置の各構成要素について順次説明する。
ドアミラー本体部11は、図2に示されるように、車両の後方視界を得るためのミラー14と、ハウジング15とを有する。ミラー14は、光を反射する光学的なミラーであり、ハウジング15の後方側の面(具体的には、図3のミラー使用位置P1の状態で後方側を向く面)に保持されている。また、ドアミラー本体部11のハウジング15の内部には、ミラー14の上下方向Zおよび車幅方向Yの角度調整のための鏡面調整ユニットまたはミラー14の霜取りユニットなどの内部機器37(図12参照)が収納されている。
ミラーベース12は、ドアミラー2の腕部を構成する部分であり、図3~6に示されるように、ドアミラー本体部11に固定された先端部12bと、当該先端部12bから離間した基端部12aとを有する。
さらに詳細に言えば、ドアミラー本体部11は、ミラー14とミラーベース12とが略平行に延びるように、ミラーベース12の先端部12bに固定されている。
ミラーベース12の基端部12aは、ドアミラー本体部11およびミラーベース12を、車室内からミラー14を視認可能なミラー使用位置P1と、ミラー使用位置P1より車幅方向Yの内側に位置する格納位置P2との間で回動可能にサイドドア1に取り付けられている。これにより、ドアミラー本体部11およびミラーベース12を含むドアミラー2は、ミラー使用位置P1から格納位置P2への格納動作、および格納位置P2からミラー使用位置P1への展開動作が可能になっている。
本実施形態では、図9~12に示される回動支軸24がミラーベース12の基端部12aに連結され、当該回動支軸24によって、ドアミラー本体部11およびミラーベース12をミラー使用位置P1(図3および図5参照)および格納位置P2(図4および図6参照)の間で旋回自在に支持する。
回動支軸24は、直立した状態で基端部12aからサイドドア1内に延び、電動回動ユニット13によって回動される。
具体的には、図9~12に示されるように、サイドドア1の外側面を構成するドアパネル3(アウタパネル)には、貫通孔26が形成されている。回動支軸24は、ドアパネル3の貫通孔26を通して、サイドドア1内の空間部20に配設された電動回動ユニット13の後述の出力軸35(図12参照)に同軸状に連結されている。
電動回動ユニット13は、ドアミラー本体部11およびミラーベース12をミラー使用位置P1と格納位置P2との間で回動させる構成を有する。具体的には、電動回動ユニット13は、図12に示されるように、ケーシング31と、モータ32と、モータ32の発生トルクを減速する減速機33と、トルクリミッタ34と、回転駆動力を出力する出力軸35と、モータ32の回転数を検知する回転数検知部としての回転数センサ38とを備える。ケーシング31には、上記のモータ32、減速機33、トルクリミッタ34、出力軸35、および回転数センサ38が収納されている。また、ケーシング31には、回動支軸24および当該回動支軸24を回転自在に支持する軸受36も収納されている。したがって、電動回動ユニット13の主要な構成要素であるモータ32、減速機33、トルクリミッタ34、出力軸35、および回転数センサ38は、回動支軸24の軸線上に配置されている。出力軸35は、当該回動支軸24と一体に回転可能に連結している。
なお、モータ31作動時において回動支軸24に過度のトルクが生じた場合には、トルクリミッタ34がトルクの伝達を遮断してモータ32への負荷を抑えることが可能である。
軸受36としては、回動支軸24を少ない回転抵抗で支持するボールベアリングやローラベアリングが好ましい。
電動回動ユニット13は、ベルトラインレイン21に支持部材22によって固定されている。
ベルトラインレイン21は、サイドドア1内に設けられ、当該サイドドア1の骨格を構成する骨格部材である。ベルトラインレイン21は、図7に示されるように、サイドドア1のウインド下端縁(すなわち、ドアガラス6が配置されたドア開口部5の下端縁)のベルトラインBLに沿って車両前後方向Xに延びるように、サイドドア1内部のドアインナ7(図7および図12参照)に固定されている。本実施形態のベルトラインレイン21は、アルミニウム製の押出し材で構成されている。
支持部材22は、具体的には、図8~12に示されるように、半円筒形状の保持部22aと、保持部22aの車両前後方向Xの両側に設けられた一対の固定部22bとを有する。保持部22aは、電動回動ユニット13および回動支軸24が収納されたケーシング31を保持する。一対の固定部22bは、ボルト28によってベルトラインレイン21に締結されている。
また、本実施形態では、図9~12に示されるように、ハーネス25がサイドドア1内の空間部20からドアミラー本体部11まで延びて、当該ドアミラー本体部11内部の内部機器37(鏡面調整ユニットなど)に電気的に接続されている。
具体的には、図11~12に示されるように、ベルトラインレイン21は、支持部材22の保持部22aと対向する位置において、第1開口21aが形成されている。また、電動回動ユニット13のケーシング31には、上記の第1開口21aに対向する位置に第2開口31aが形成されている。さらに、本実施形態の回動支軸24は、中空筒状であり、その周面のうち上記の第2開口31aに対向する位置に第3開口24aが形成されている。したがって、ハーネス25は、サイドドア1の内部からベルトラインレイン21の第1開口21a、ケーシング31の第2開口31a、および回動支軸24の第3開口24aを通って、回動支軸24内部に延びている(図11のハーネス25が回動支軸24内部を通って上に延びている部分25a参照)。さらに、ハーネス25は、回動支軸24およびミラーベース12の内部を通って、ドアミラー本体部11内部の内部機器37まで延びて、当該内部機器37に電気的に接続されている。
なお、本実施形態のドアミラー装置では、支持部材22の保持部22aが半円筒形状をしているので、ハーネス25が上記のように配索された状態であっても、ハーネス25が当該保持部22aに干渉することなく、ケーシング31を上から支持部材の保持部22aに差し込むことが可能である。
カバー部材27は、貫通孔26と回動支軸24との隙間を車外側から覆うように構成されている。具体的には、図9~12に示されるように、回動支軸24が収納された電動回動ユニット13のケーシング31および当該ケーシング31を覆う支持部材22の保持部22aは、ドアパネル3の貫通孔26を通して車外側に露出している。カバー部材27は、ミラーベース12の基端部12aの下側において、車外側から回動支軸24を収容しているケーシング31および保持部22aを外側から覆うとともに貫通孔26と保持部22aとの隙間を覆っている。
また、本実施形態のドアミラー本体部11は、図13に示されるように、車室内からの視認性の向上のために、ミラー使用位置P1にある状態において、平面視において、当該ドアミラー本体部11におけるサイドドア1側を向く内側面11bがミラー14の表面に直交して当該ドアミラー本体部11におけるサイドドア1側の内側端部11aを通る仮想線L1に対して車外側に傾斜(すなわち、サイドドア1から離れる方向に傾斜)するように構成されている。すなわち、ドアミラー本体部11の内側面11bは、仮想線L1に対してドアミラー本体部11の内側端部11aを起点として、車外側に傾斜して延びる線L2に沿って延びている。言い換えれば、図13に示されるドアミラー本体部11は、ミラー使用位置P1にある状態において、平面視において、当該ドアミラー本体部11の前後方向Xの厚さが当該ドアミラー本体部11における車幅方向Yの中間位置から車幅方向Yにおいてサイドドア1側の内側端部11aに向かうにつれて小さくなる(テーパ状になる)ように構成されている。
このようなドアミラー本体部11の形状にすることにより、図14に示されるように、ドアミラー本体部11の内側面11bが車室内からの視界を遮らなくなる。これにより、ドアミラー本体部11前方の空間S1、すなわち、ドアミラー本体部11の内側端部11a、Aピラー4、およびベルトラインBLとで囲まれた空間S1における視界を広く確保することが可能になり、視認性が向上する。
なお、参考のため、本発明の比較例として、図15に示されるドアミラー50のように、ドアミラー本体部51に電動回動ユニット(図示せず)が収納された装置では、ドアミラー本体部51の前後幅が大きくなるので、前後幅の増大に伴い、ドアミラー本体部51の内側面51bが車室内からの視界に見えるようになる。このため、ドアミラー本体部51前方の空間S2、すなわち、ドアミラー本体部51の内側端部51a、Aピラー4、およびベルトラインBLとで囲まれた空間S2における視界が狭くなるので、視認性が低下していることが分かる。
(制御系についての説明)
つぎに、本実施形態のドアミラー装置における制御系に関する説明をする。
本実施形態のドアミラー装置は、制御系として、図7および図16に示されるように、3つの構成要素、すなわち、電動回動ユニット13と、制御ユニット40と、ユーザ操作検知部42とを備える。
図16に示されるように、電動回動ユニット13は、上述のように、モータ32と、モータ32の回転数を検知する回転数検知部としての回転数センサ38とを備える。なお、本実施形態では、回転数センサ38は、電動回動ユニット13に含まれているが、本発明はこれに限定されるものではなく、ドアミラー装置に備わっていればよい。
制御ユニット40は、電動回動ユニット13(具体的にはモータ32)を制御する制御部41と、記憶部45とを備える。
ユーザ操作検知部42は、格納スイッチ43と、鏡面調整スイッチ44とを備える。格納スイッチ43は、ドアミラー2(ドアミラー本体部11およびミラーベース12)の格納動作および展開動作のいずれか1つを選択し、格納動作を開始させる格納作動信号または展開動作を開始させる展開作動信号を制御部41に出力する。鏡面調整スイッチ44は、ユーザの要求に応じて、ミラー14の角度を所定のミラー使用位置P1(セット位置)から水平方向に微調整する、すなわち、水平方向の鏡面調整を行うスイッチであり、鏡面調整のための鏡面調整信号を制御部41に出力する。鏡面調整スイッチ44は、平面視における所定のミラー使用位置P1(セット位置)に対するミラー14の傾斜角度を微調整するために、車両前方側および車両後方側に所定角度ごとに角度変更を指示する鏡面調整信号(例えば、0.1~1度刻みの信号)を制御部41に出力できる構成であればよく、例えば、ダイヤル式、ボタン式、またはスライド式スイッチなどであればよい。
制御部41は、格納スイッチ43から格納作動信号が入力されたときにドアミラー2(ドアミラー本体部11およびミラーベース12)をミラー使用位置P1から格納位置P2へ回動させるように電動回動ユニット13を制御する。また、制御部41は、格納スイッチ43から展開作動信号が入力されたときにドアミラー2を格納位置P2からミラー使用位置P1へ回動させるように電動回動ユニット13を制御する。さらに、制御部41は、鏡面調整スイッチ44から鏡面調整信号が入力されたときにミラー使用位置P1を基準とする微小範囲内でドアミラー2(ドアミラー本体部11およびミラーベース12)を回動させることによりミラー14の角度を変更させるように電動回動ユニット13を制御する。
本発明における「微小範囲」は、ドアミラー2における格納位置P2からミラー使用位置P1への回動角度の範囲よりも十分に小さい範囲(例えば、上記の位置P1~P2間の全回動角度範囲のうちの1~20%)である。微小範囲は、ドアミラー本体部11およびミラーベース12をミラー使用位置P1(セット位置)を基準として±5度回動させる範囲であるのが好ましい。
記憶部45は、ドアミラー2の位置に関する位置情報を記憶する。具体的には、記憶部45は、鏡面調整信号が制御部41に入力されたときに電動回動ユニット13がドアミラー2を微小範囲内で回動させて鏡面調整した際のモータ32の回転数に基づくドアミラー2の鏡面調整後の位置に関する位置情報を記憶する。なお、位置情報は、モータ32の回転数に基づいたものに限定されるものではなく、他のパラメータ、例えば、電動回動ユニット13の出力軸35や回動支軸24の回転角度などのパラメータに基づいてもよい。
(制御フローチャートの説明)
以下、図17の制御フローチャートを参照しながら、本実施形態のドアミラー装置におけるミラー格納・展開、鏡面調整、およびミラー角度維持のそれぞれの動作の手順を説明する。
<ミラー格納>
まず、ドアミラー2(ドアミラー本体部11およびミラーベース12)がドアミラー使用位置P1に有る状態で、制御部41は、格納スイッチ43からの格納作動信号を検出したか判定する(ステップS1)。
格納作動信号を検出した場合には、通常のミラーの格納・展開を行うために「ミラー格納」に関する以下のステップS2~S10を行う。まず、ステップS2において、制御部41は、回転数センサ38のミラー位置情報(具体的には、回転数センサ38で検出したモータ32の回転数に基づくドアミラー2の位置に関する位置情報)を記憶部45に保存させる。ついで、ステップS3において、制御部41は、モータ32に格納方向に通電を開始し、格納位置P2でモータ32がロックすることを検出するまで通電を続け(ステップS4)、モータ32のロック検出後、モータ32への通電を停止する(ステップS5)。これにより、電動回動ユニット13によってドアミラー2を格納位置P2へ回動させて停止させる。
その後、制御部41は、格納スイッチ43からの展開作動信号を検出した場合(ステップS6でYesの場合)には、制御部41は、モータ32に展開方向に通電を開始し(ステップS7)、それとともに回転数センサ38でモータ32の回転数を検知することによりミラー位置を検出する(ステップS8)。そして、記憶部45に保存したミラー位置と一致した場合(ステップS9がYesの場合)に、制御部41は、モータ32の通電を停止し(ステップS10)、ドアミラー2の展開状態のままステップS1へ戻る。これにより、電動回動ユニット13によってドアミラー2を記憶部45に記憶されたミラー位置情報と一致する位置へ回動させて停止させることが可能である。
<ミラー鏡面調整>
一方、ステップS1で制御部41が格納作動信号を検出しない場合(ステップS1でNoの場合)にはステップS11に移行して、鏡面調整スイッチ(調整SW)44の操作による鏡面調整信号を検出したか判定する。鏡面調整信号を検出した場合(ステップS11でYesの場合)には、ドアミラー2の鏡面調整を行うために「ミラー鏡面調整」に関する以下のステップS12~S17を行う。まず、ステップS12において、制御部41は、モータ32に通電を開始し、ステップS13において回転数センサ38でモータ32の回転数を検出してミラー位置を検出し、ステップS14で鏡面調整スイッチ44の操作が終わるまで、ミラー位置の検出を継続する。鏡面調整スイッチ44の操作が終わった場合(ステップS14がYesの場合)には、制御部41は、モータ32への通電を停止する(ステップS15)。これにより、電動回動ユニット13によってドアミラー2をユーザが所望するミラー位置へ鏡面調整して停止させる。その後、ステップS16では回転数センサ38でミラー位置を検出し、ステップS17ではステップS2と同様に回転数センサ38のミラー位置情報を記憶部45に保存し、その後、鏡面調整後のドアミラー2の展開状態で、ステップS1に戻る。
<ミラー角度維持>
一方、ステップS11で鏡面調整スイッチ44からの鏡面調整信号が検出されなかった場合(ステップS11でNoの場合)には、ドアミラー2の角度維持のために以下のステップS21~S26を行う。まず、ステップS21において、回転数センサ38でミラー位置を検出する。ついで、制御部41は、記憶部45に保存した位置からドアミラー2が移動したか判定し、移動しない場合には、ステップS1に戻り、移動した場合には、ステップS23に移行し、アクティブ制御を実行するために、保存した位置に戻す方向にドアミラー2を動かすようにモータ32に通電する。そして、回転数センサ38でミラー位置を検出する。ステップS25ではドアミラー2が保存した位置と一致したか判定し、一致しない場合には上記のステップS23~24を繰り返し、一致した場合には、ステップS26でモータ32の通電を停止した後、記憶部45に保存したミラー位置に角度維持されたドアミラー2の展開状態で、ステップS1に戻る。
(鏡面調整についての説明)
本実施形態では、ドアミラー2の鏡面調整を行うために、制御部41が上記の図17のステップS11~S17を実行することにより、図18に示されるように、ミラー使用位置P1(セット位置)を基準とする基準線A0の前後±θ度の微小範囲内でドアミラー2(ドアミラー本体部11およびミラーベース12)を回動支軸24を中心に水平方向に回動させることによりミラー14の角度を変更させることが可能である。
上記の鏡面調整により、図19に示されるように、運転者が駐車時の車内から運転手側および助手席側のドアミラーを見た時のミラーを通した視界が変化する。具体的には、ミラー使用位置P1(セット位置)に対応する図19の0度の場合の視界と比較して、前4度および前8度の場合(すなわち、ドアミラー2をセット位置から車両前方側に4度および8度傾けた場合)では、車体後部から車幅方向外側に離れた広い範囲の後方視界が得られ、一方、後4度の場合(車両後方側に4度傾けた場合)では、車体後部に近い範囲の後方視界が得られる。したがって、鏡面調整によって、運転者は所望の範囲の後方視界が得られるので、例えば、走行時には車体から車幅方向外側に離れた広い後方視界を得ることができ、また、バックで車庫入れするときには車体後部に近い後方視界を得ることができる。
(本実施形態の特徴)
(1)
本実施形態のドアミラー装置は、車両のサイドドア1におけるドアミラー装置である。ドアミラー装置は、車両の後方視界を得るためのミラー14を有するドアミラー本体部11と、ドアミラー本体部11に固定された先端部12bと、当該先端部12bから離間した基端部12aとを有するミラーベース12と、ミラーベース12の基端部12aに接続され、ドアミラー本体部11およびミラーベース12を車室内からミラー14を視認可能なミラー使用位置P1とミラー使用位置P1より車幅方向内側に位置する格納位置P2との間で旋回自在に支持する回動支軸24と、ドアミラー本体部11およびミラーベース12を、回動支軸24の軸線回りに回動させてミラー使用位置P1と格納位置P2との間で回動させる電動回動ユニット13と、電動回動ユニット13を制御する制御部41とを備えている。
このドアミラー装置では、電動回動ユニット13は、サイドドア1に配設されている。さらに、制御部41は、格納動作を開始させる格納作動信号が入力されたときにドアミラー本体部11およびミラーベース12をミラー使用位置P1から格納位置P2へ回動させるように電動回動ユニット13を制御し、展開動作を開始させる展開作動信号が入力されたときにドアミラー本体部11およびミラーベース12を格納位置P2からミラー使用位置P1へ回動させるように電動回動ユニット13を制御し、さらに、鏡面調整のための鏡面調整信号が入力されたときにミラー使用位置P1を基準とする微小範囲内でドアミラー本体部11およびミラーベース12を回動させることによりミラー14の角度を変更させるように電動回動ユニット13を制御する。
かかる構成によれば、ミラー14が取り付けられたドアミラー本体部11、およびドアミラー本体部11が先端部12bに固定されたミラーベース12を備えたドアミラー装置において、電動回動ユニット13がドアミラー本体部11とともにミラーベース12もミラー使用位置P1から格納位置P2に回動させる。このため、ドアミラー本体部11およびミラーベース12に格納位置P2に回動した状態では、ドアミラー本体部11およびミラーベース12がサイドドア1側面から車幅方向Yに突出する突出量を小さくできるので、車両幅寸法を最小化することが可能である。
また、このドアミラー装置では重量物である電動回動ユニット13がサイドドア1内に配設されているため、車両走行時の路面入力(すなわち、路面の凹凸に起因する主に上下方向Zの振動や外力)によりドアミラーに生じる上下方向Zのモーメントが低減され、ミラーの振動を抑制することが可能になる。
さらに、電動回動ユニット13がサイドドア1に配設されるため、電動回動ユニット13をドアミラー本体部11に収容した従来のドアミラー装置と比較して、ドアミラー本体部11の前後幅を縮小することでき、車室内からの視認性を向上することが可能になる。
また、制御部41は、鏡面調整信号が入力されたときにミラー使用位置P1を基準とする微小範囲内でドアミラー本体部11およびミラーベース12を回動させることによりミラー14の角度が変更させるように電動回動ユニット13を制御する。これにより、電動回動ユニット13を用いて水平方向における鏡面調整が可能になり、ドアミラー本体部11に従来設けられていた鏡面調整ユニットを簡略化することが可能である。
(2)
本実施形態のドアミラー装置では、電動回動ユニット13は、サイドドア1内に配設されているので、電動回動ユニット13をサイドドア1の外側面を構成するドアパネル3によって車外の異物等から保護することが可能である。なお、電動回動ユニット13は、サイドドア1の外部に配設してもよいが、その場合、電動回動ユニット13を保護する大型のカバー部材などが必要となる。
(3)
本実施形態にかかるドアミラー装置では、ドアミラー装置は、鏡面調整信号が制御部41に入力されたときに電動回動ユニット13がドアミラー本体部11およびミラーベース12を微小範囲内で回動させて鏡面調整した際のドアミラー本体部11およびミラーベース12の鏡面調整後の位置に関する位置情報を記憶する記憶部45(図16参照)をさらに備える。
制御部41は、ドアミラー本体部11およびミラーベース12が格納位置にある状態で、展開作動信号が入力されたときにドアミラー本体部11およびミラーベース12を格納位置からミラー使用位置へ回動させる際に当該ドアミラー本体部11および当該ミラーベース12が記憶部45に記憶された位置情報に対応する位置に位置決めされるように電動回動ユニット13を制御する(図17のステップS6~S10参照)。
かかる構成によれば、鏡面調整が行われた際のドアミラー本体部11およびミラーベース12の位置に関する位置情報をあらかじめ記憶部45に記憶しておき、次回、展開作動信号が入力された際には、ドアミラー本体部11およびミラーベース12が記憶部45に記憶された位置情報に対応する位置に位置決めされるように、制御部41は電動回動ユニット13を制御する。これにより、ユーザは展開操作をするごとに鏡面調整をする手間を省略でき、利便性が向上する。
(4)
本実施形態にかかるドアミラー装置では、制御部41は、電動回動ユニット13の駆動によらずドアミラー本体部11およびミラーベース12の位置が変更した場合に、当該ドアミラー本体部11および当該ミラーベース12が記憶部45に記憶された位置情報に対応する位置に戻るように、電動回動ユニット13を制御する(図16のステップS22~S26参照)。
かかる構成よれば、電動回動ユニット13の駆動によらずドアミラー本体部11およびミラーベース12の位置が変更した場合に、当該ドアミラー本体部11および当該ミラーベース12が記憶部45に記憶された位置情報に対応する位置に戻るように、制御部41が電動回動ユニット13を制御する。これにより、ドアミラー本体部11に外力が作用するなどしてドアミラー本体部11が意図しない回動をした場合には、ドアミラー本体部11を回動前の元の位置に自動的に復帰させることが可能である。その結果、従来の電動回動ユニット13のようにドアミラー本体部11を回動させようとする外力に対抗するために回転抵抗を大きくする必要が無くなるので、電動回動ユニット13の回転抵抗を小さくすることが可能になる。
(5)
本実施形態にかかるドアミラー装置では、微小範囲は、ドアミラー本体部11およびミラーベース12をミラー使用位置P1を基準として±5度回動させる範囲である。かかる構成によれば、微小範囲が上記の範囲であることにより、運転者は、駐車時の車体や走行時の車線をミラー14を通して見える範囲で鏡面調整をすることが可能である。
(6)
本実施形態にかかるドアミラー装置では、回動支軸24は、ミラーベース12の基端部12aに固定され、電動回動ユニット13からの回転駆動力を受けてミラーベース12とともに当該回動支軸24の軸線回りに回動可能である。かかる構成によれば、電動回動ユニット13からの回転駆動力によって、回動支軸24を回動するだけでミラーベース12の回動が可能になり、ドアミラー構造が簡単になる。
(7)
本実施形態のドアミラー装置では、電動回動ユニット13(具体的には、主要な構成要素であるモータ32、減速機33、トルクリミッタ34、出力軸35、および回転数センサ38)は、回動支軸24の軸線上に配置されている。かかる構成によれば、電動回動ユニット13が回動支軸24の軸線上に配置されているので、電動回動ユニット13から回動支軸24への動力伝達系の構成を簡単かつコンパクトな構成にすることが可能になる。これにより、限られたサイドドア1内のスペースで電動回動ユニット13の設置が可能になる。
(8)
本実施形態のドアミラー装置では、サイドドア1の外側面を構成するドアパネル3には、回動支軸24が通る貫通孔26が形成されている。ドアミラー装置は、貫通孔26と回動支軸24との隙間を車外側から覆うカバー部材27をさらに備える。かかる構成によれば、カバー部材27がドアパネル3の貫通孔26と回動支軸24との隙間を車外側から覆うので、車両の見栄えが向上するとともに、当該隙間を通してのドアパネル3内への水の浸入を防ぐことが可能になる。
(9)
本実施形態のドアミラー装置では、電動回動ユニット13は、サイドドア1内に設けられた、当該サイドドア1の骨格を構成する骨格部材であるベルトラインレイン21に固定されている。かかる構成によれば、電動回動ユニット13がサイドドア1の骨格を構成する骨格部材としてのベルトラインレイン21に固定されているので、電動回動ユニット13の支持剛性が向上する。
(10)
本実施形態のドアミラー装置では、骨格部材として、サイドドア1のウインド下端縁のベルトラインBLに沿って車両前後方向Xに延びるベルトラインレイン21が採用されている。かかる構成によれば、従来のドア装置に一般的に用いられるベルトラインレイン21に電動回動ユニット13を固定することにより、上記ドアミラー装置を従来のドア装置に広く採用すること可能になる。
(11)
本実施形態のドアミラー装置では、ベルトラインレイン21は、アルミニウム製の押出し材で構成されている。かかる構成によれば、ベルトラインレイン21がアルミニウム製の押出し材で構成されているので、電動回動ユニット13の支持剛性の確保ならびに車両の軽量化との両立を達成することが可能である。
(12)
本実施形態のドアミラー装置では、図13に示されるように、ドアミラー本体部11は、ミラー使用位置P1にある状態において、平面視において、当該ドアミラー本体部11におけるサイドドア1側を向く内側面11bがミラー14の表面に直交して当該ドアミラー本体部11の内側端部11aを通る仮想線L1に対して車外側に傾斜するように構成されている。
かかる構成では、ドアミラー本体部11が、ミラー使用位置P1にある状態において、当該ドアミラー本体部11の内側面11bがミラーの表面に直交する仮想線L1に対して車外側に傾斜するように構成されていることにより、ドアミラー本体部11の内側面11bが車室内からの視界を遮らなくなる。その結果、車室内からの視認性を最大限確保して視認性をさらに向上させることが可能になる。
(13)
本実施形態のドアミラー装置では、図13に示されるように、ドアミラー本体部11は、ミラー使用位置P1にある状態において、平面視において、当該ドアミラー本体部11の前後方向Xの厚さが当該ドアミラー本体部11における車幅方向Yの中間位置から車幅方向Yにおけるサイドドア1側の内側端部11aに向かうにつれて小さくなるように構成されている。
かかる構成では、ドアミラー本体部11が、ミラー使用位置P1にある状態において、当該ドアミラー本体部11の前後方向Xの厚さが車幅方向Yの中間位置から車幅方向Yの内側端部11aに向かうにつれて小さくなることにより、ドアミラー本体部11の内側面11bが車室内からの視界を遮らなくなる。その結果、車室内からの視認性を最大限確保して視認性をさらに向上することが可能になる。
(変形例)
(A)
上記の実施形態のドアミラー装置は、回動支軸24が直立した状態で配置された構成であり、水平方向についての微小な鏡面調整が可能であるが、本発明はこれに限定されるものではない。
本発明の変形例として、水平方向だけでなく上下方向についても微小な鏡面調整を可能にするために、図20(a)、(b)に示されるように、回動支軸24は、上方Z1へ行くにつれて車両前方X1へ向かうようにθ2度傾斜(前傾する)するとともに、上方Zへ行くにつれて車幅方向外側Y1へ向かうようにθ3傾斜(外傾する)して配置されてもよい。
かかる構成によれば、ドアミラー本体部11およびミラーベース12を回動支軸24の軸線回りに回動させるだけで、水平方向とともに上下方向Zについての微小な鏡面調整を行うことが可能である。つまり、上下方向の鏡面調整を最小限とすることができる。しかも、鏡面調整の際の上下方向Zの調整代を小さくすることができ、それにより、ミラー14の可動範囲が小さくなるので、ドアミラー本体部11の薄型化に寄与することが可能である。
図20(a)、(b)の変形例に示されるように、回動支軸24を前傾かつ外傾に配置することにより、ドアミラー2を回動させるだけで上下方向Zについての鏡面調整が可能であるので、ドアミラー2を所定のミラー使用位置P1(セット位置)から車両前方へ回動するだけでより下方Z2の位置を後方視界に入れることが可能になる。
例えば、上記の、図20(a)、(b)の変形例のドアミラー2を図21に示される自動車へ適用した場合、図21では、ミラー使用位置P1(セット位置)での後方視界の下端は線L1であるのに対して、前方回動位置での後方視界の下端は線L2の位置まで下がるので、より下方Z2の位置を後方視界に入れることが可能である。また、図22の傾斜有りのドアミラー(前傾+外傾)の場合では、ミラー使用位置P1(セット位置)での後方視界よりも前方回動位置での後方視界が下方にずれていることが分かる。したがって、ドアミラー2の回転により、上下方向Zの視界が変化させることが可能になり、上下方向の鏡面調整を最小限とすることが可能である。
それに対して、図1~7に示される上記実施形態のように回動支軸24が直立している(すなわち前傾も外傾もしていない)ドアミラー2を適用した場合には、図21では、ミラー使用位置P1(セット位置)での後方視界の下端位置を示す線L3と前方回動位置での後方視界の下端位置を示す線L4が同じ位置であり、上下方向の鏡面調整ができないことがわかる。また、図22の傾斜無しのドアミラー(前傾および外傾無し)を見ても、ミラー使用位置P1(セット位置)での後方視界と前方回動位置での後方視界とがほぼ同じであり、上下方向への鏡面調整できないことが分かる。
以上の図21~22を用いた検証結果を見れば、上記の図20(a)、(b)の変形例のように回動支軸24が前傾かつ外傾に配置された構成によって、水平方向とともに上下方向Zについての微小な鏡面調整を行うことが実現されることが理解される。
(B)
本発明におけるミラーには、車両の後方視界を得るための手段であれば種々の手段が含まれる。例えば、上記実施形態のように、車両後方からの光を反射することにより後方視界を得る光学的なミラー14の他に、ドアミラー本体部11にテレビカメラを備え、当該テレビカメラによって後方視界を得ることが可能ないわゆるデジタルミラーも、本発明のミラーの概念に含まれる。
1 サイドドア
2 ドアミラー
3 ドアパネル
11 ドアミラー本体部
11b 内側面
12 ミラーベース
12a 基端部
12b 先端部
13 電動回動ユニット
14 ミラー
21 ベルトラインレイン(骨格部材)
22 支持部材
24 回動支軸
26 貫通孔
27 カバー部材
31 ケーシング
32 モータ
33 減速機
34 トルクリミッタ
35 出力軸
36 軸受
38 回転数センサ(回転数検知部)
40 制御ユニット
41 制御部
42 ユーザ操作検知部
43 格納スイッチ
44 鏡面調整スイッチ
45 記憶部
BL ベルトライン
P1 ミラー使用位置
P2 格納位置

Claims (6)

  1. 車両のサイドドアにおけるドアミラー装置であって、
    前記車両の後方視界を得るためのミラーを有するドアミラー本体部と、
    前記ドアミラー本体部に固定された先端部と、当該先端部から離間した基端部とを有するミラーベースと、
    前記ミラーベースの前記基端部に接続され、前記ドアミラー本体部および前記ミラーベースを車室内から前記ミラーを視認可能なミラー使用位置と前記ミラー使用位置より車幅方向内側に位置する格納位置との間で旋回自在に支持する回動支軸と、
    前記ドアミラー本体部および前記ミラーベースを、前記回動支軸の軸線回りに回動させて前記ミラー使用位置と前記格納位置との間で回動させる電動回動ユニットと、
    前記電動回動ユニットを制御する制御部と、
    を備えており、
    前記電動回動ユニットは、前記サイドドアに配設され、
    前記制御部は、格納動作を開始させる格納作動信号が入力されたときに前記ドアミラー本体部および前記ミラーベースを前記ミラー使用位置から前記格納位置へ回動させるように前記電動回動ユニットを制御し、展開動作を開始させる展開作動信号が入力されたときに前記ドアミラー本体部および前記ミラーベースを前記格納位置から前記ミラー使用位置へ回動させるように前記電動回動ユニットを制御し、さらに、鏡面調整のための鏡面調整信号が入力されたときに前記ミラー使用位置を基準とする微小範囲内で前記ドアミラー本体部および前記ミラーベースを回動させることにより前記ミラーの角度を変更させるように前記電動回動ユニットを制御する、
    ことを特徴とするドアミラー装置。
  2. 請求項1に記載のドアミラー装置において、
    前記回動支軸は、上方へ行くにつれて車両前方へ向かうように傾斜するとともに、上方へ行くにつれて車幅方向外側へ向かうように傾斜して配置されることを特徴とするドアミラー装置。
  3. 請求項1または2に記載のドアミラー装置において、
    前記ドアミラー装置は、前記鏡面調整信号が前記制御部に入力されたときに前記電動回動ユニットが前記ドアミラー本体部および前記ミラーベースを前記微小範囲内で回動させて鏡面調整した際の前記ドアミラー本体部および前記ミラーベースの鏡面調整後の位置に関する位置情報を記憶する記憶部をさらに備え、
    前記制御部は、前記ドアミラー本体部および前記ミラーベースが前記格納位置にある状態で、前記展開作動信号が入力されたときに前記ドアミラー本体部および前記ミラーベースを前記格納位置から前記ミラー使用位置へ回動させる際に当該ドアミラー本体部および当該ミラーベースが前記記憶部に記憶された前記位置情報に対応する位置に位置決めされるように前記電動回動ユニットを制御する、
    ことを特徴とするドアミラー装置。
  4. 請求項3に記載のドアミラー装置において、
    前記制御部は、前記電動回動ユニットの駆動によらず前記ドアミラー本体部および前記ミラーベースの位置が変更した場合に、当該ドアミラー本体部および当該ミラーベースが前記記憶部に記憶された位置情報に対応する位置に戻るように、前記電動回動ユニットを制御する、
    ことを特徴とするドアミラー装置。
  5. 請求項1~4のいずれか1項に記載のドアミラー装置において、
    前記微小範囲は、前記ドアミラー本体部および前記ミラーベースを前記ミラー使用位置を基準として±5度回動させる範囲である、
    ことを特徴とするドアミラー装置。
  6. 請求項1~5のいずれか1項に記載のドアミラー装置において、
    前記回動支軸は、前記ミラーベースの基端部に固定され、前記電動回動ユニットからの回転駆動力を受けて前記ミラーベースとともに当該回動支軸の軸線回りに回動可能である、
    ことを特徴とするドアミラー装置。
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