JP2023056879A - 車両検出装置及び車両検出方法 - Google Patents

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Hisashi Isahara
文昭 谷野
Fumiaki Yano
康博 伊賀
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Abstract

【課題】車両の検出に関する構成を簡素にすることができ、設置のための調整にかかる時間や手間を低減することが可能な車両検出装置及び車両検出方法を提供する。【解決手段】車両検出装置1は、プラットホームに停止した状態の列車の隣り合う二つの車両21の間と、少なくとも一つの車両扉22を被写体として一つの画角内で撮像することができ、撮像結果である3次元撮像データを生成するカメラ5と、生成された3次元撮像データに基づいて、カメラ5によって撮像されている列車が停止しているか否かを検出する列車停止検出部と、生成された3次元撮像データに基づいて、カメラ5によって撮像されている列車の停止位置を検出する停止位置検出部と、生成された3次元撮像データに基づいて、3次元撮像部によって撮像されている車両扉22の開閉を検出する扉開閉検出部とを備える。【選択図】図5

Description

本開示は、車両検出装置及び車両検出方法に関するものである。
プラットホームに設置されたホームドア装置は、プラットホームの縁に沿って設けられる戸袋部と、戸袋部に対して出入するドア部を有する。列車が運行する路線において、TASC制御又はATO制御が導入されていない場合、列車がプラットホームに侵入したとき、列車が定位置に停止しているか否かを検出する停止検出センサーがプラットホームに設けられている。また、列車の扉の開閉タイミングに応じてホームドアのドア部を開閉させるため、列車の扉の開閉を検出する扉開閉検出センサーもプラットホームに設けられる。さらに、列車がプラットホームに在線しているか否かを検出する在線検出センサーがプラットホームに設けられている。
下記の特許文献1には、列車位置判定装置であって、列車とプラットホームとの隙間に生じる線状陰影を撮像して、撮像画像から列車位置を判定する技術が開示されている。特許文献2には、車両検出装置であって、車両が走行する線路を含む領域を撮像して、撮像画像に含まれる直線を検出し、撮像画像が予め設定された範囲内の角度を有する直線を含む場合に、撮像画像が車両を含まないと判定する技術が開示されている。
また、特許文献3には、自動閉扉装置であって、ホームドア装置に対面して停車する車両の乗降口を撮像し、撮像された実時間画像と基準画像を比較して、乗降口の扉の開閉状態を判別する技術が開示されている。特許文献4には、車両ドア開閉検知装置であって、乗降口付近の車両床面を含む範囲を測距対象範囲として設定している距離画像センサが三次元距離画像を取得し、取得された三次元距離画像に基づいて車両ドアの開閉状態を判断する技術が開示されている。
特開2021-66379号公報 特開2019-191763号公報 特開2020-62907号公報 特開2013-100008号公報
従来、上述した停止検出センサー、扉開閉検出センサー、及び、在線検出センサーが別々に設けられていることから、設置やメンテナンスなどにおいて手間や費用がかかっているという問題がある。
また、レーザーを用いた3次元距離センサーによって取得される3次元距離画像は、列車の車両や扉の形態、周辺環境をそれぞれ区別して検出したり、車両や扉の動作を記録したりすることが困難である。そのため、3次元距離センサーを用いた検出は、トラブル発生時の状況確認や、トラブル解消対策の検討を行うことが難しい。さらに、3次元距離センサーがプラットホームや車両を検出するとき、天候や時間帯に応じて変化する外部環境の影響を受けやすく、3次元距離センサーの試験運用や検出精度を向上させるための設置前の調整に時間がかかるという問題がある。
本開示は、このような事情に鑑みてなされたものであって、車両の検出に関する構成を簡素にすることができ、設置のための調整にかかる時間や手間を低減することが可能な車両検出装置及び車両検出方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本開示の車両検出装置及び車両検出方法は以下の手段を採用する。
すなわち、本開示に係る車両検出装置は、プラットホームに停止した状態の列車の隣り合う二つの車両の間と、少なくとも一つの車両扉を被写体として一つの画角内で撮像することができ、撮像結果である3次元撮像データを生成する3次元撮像部と、生成された前記3次元撮像データに基づいて、前記3次元撮像部によって撮像されている前記列車が停止しているか否かを検出する列車停止検出部と、生成された前記3次元撮像データに基づいて、前記3次元撮像部によって撮像されている前記列車の停止位置を検出する停止位置検出部と、生成された前記3次元撮像データに基づいて、前記3次元撮像部によって撮像されている前記車両扉の開閉を検出する扉開閉検出部とを備える。
本開示に係る車両検出方法は、プラットホームに停止した状態の列車の隣り合う二つの車両の間と、少なくとも一つの車両扉を被写体として一つの画角内で撮像することができる3次元撮像部が、撮像結果である3次元撮像データを生成するステップと、列車停止検出部が、生成された前記3次元撮像データに基づいて、前記3次元撮像部によって撮像されている前記列車が停止しているか否かを検出するステップと、停止位置検出部が、生成された前記3次元撮像データに基づいて、前記3次元撮像部によって撮像されている前記列車の停止位置を検出するステップと、扉開閉検出部が、生成された前記3次元撮像データに基づいて、前記3次元撮像部によって撮像されている前記車両扉の開閉を検出するステップとを備える。
本開示によれば、車両の検出に関する構成を簡素にすることができ、設置のための調整にかかる時間や手間を低減することができる。
プラットホーム及び停止している列車を示す概略図であり、カメラの位置を示している。 プラットホーム及び列車を示す概略図であり、列車を側面から見た図である。 プラットホーム及び列車を示す概略図であり、列車を正面から見た図である。 プラットホーム及び停止している列車を示す部分拡大平面図である。 本開示の一実施形態に係る車両検出装置を示すブロック図である。 カメラによって撮像された画像及び座標軸を示す図である。 本開示の一実施形態に係る車両検出装置の画像処理部を示すブロック図である。 カメラによって撮像された画像及び車両停止検出処理を示す図である。 カメラによって撮像された画像及び停止位置検出処理を示す図である。 カメラによって撮像された画像及び扉開閉検出処理を示す図である。 カメラによって撮像された画像及び車両在線検出処理を示す図であり、列車がプラットホームに侵入していない状態を示す。 カメラによって撮像された画像及び車両在線検出処理を示す図であり、列車がプラットホームに侵入した状態を示す。 本開示の一実施形態に係る車両検出装置の動作を示すフローチャートである。
本開示の一実施形態に係る車両検出装置1について、図面を参照して説明する。
車両検出装置1は、図1から図3に示すように、カメラ5が列車20を撮像することによって、列車20の停止状況の検出、列車20の停止位置の検出、車両扉22の開閉の検出、列車20の在線検出を行う。車両検出装置1によるそれぞれの検出結果に基づく情報は、プラットホームドア装置10の制御装置13(図5参照)に送信されて、プラットホームドア装置10の開閉制御に用いられる。
なお、プラットホームドア装置10は、図4に示すように、プラットホーム15上に設置される本体部11と、本体部11に対して移動するドア部12などを備えている。列車20がプラットホーム15に進入する際、プラットホームドア装置10のドア部12が閉鎖していることによって、プラットホーム15からの人や荷物等の落下を防止できる。また、列車20がプラットホーム15に到着すると、列車20の車両扉22及びプラットホームドア装置10のドア部12が開き、乗車客の乗り降りが可能となる。
車両検出装置1は、図5に示すように、検出部2と、制御部3と、記憶部4などを備える。また、検出部2は、カメラ5と、画像処理部6などを備える。
検出部2は、カメラ5が被写体を撮像して撮像データを生成し、生成された撮像データを画像処理して、処理結果に基づいて、列車20の停止状況の検出、列車20の停止位置の検出、車両扉22の開閉の検出、列車20の在線検出を行う。なお、図6に示すように、カメラ5で撮像される画像内において、プラットホーム15の延設方向、すなわち、列車20の進行方向に対してほぼ平行方向がX軸とされ、X軸に直交し、列車20の高さ方向に対してほぼ平行方向がY軸とされる。また、X軸及びY軸に直交し、車両21の幅方向、すなわち、車両扉22から車両21の内部方向に対してほぼ平行方向がZ軸とされる。
カメラ5は、動画像を撮影することが可能なデジタルカメラであって、カメラ5は、撮像素子を二つ備えてステレオ画像を取得するステレオカメラである。カメラ5は、撮像結果である3次元撮像データを生成する。カメラ5がステレオカメラであることから、画像処理によってカメラ5で撮像された対象物の位置座標が算出可能である。カメラ5は、生成した3次元撮像データを画像処理部6へ送信する。カメラ5は、3次元撮像部の一例である。
カメラ5は、例えばプラットホーム15上に設置され、プラットホーム15に停止した状態の列車20の隣り合う二つの車両21の間と、少なくとも一つの車両扉22を被写体として一つの画角内で撮像する。撮像された結果は、二つの車両21と、車両21の間の空間と、車両扉22を確認できる画像である。
カメラ5は、図1に示すように、プラットホーム15の一つの番線に例えば3台設置される。3台のカメラ5が設置される場合、列車20の複数の車両21のうち前方、後方、中間の車両21のそれぞれに対応する位置に設置されることが望ましい。これにより、各撮像データに基づく検出結果を比較することができ、車両検出装置1による検出精度を向上させることができる。
画像処理部6は、カメラ5で生成された3次元撮像データをカメラ5から取得する。画像処理部6は、取得された3次元撮像データに基づいて、列車20の停止状況の検出、列車20の停止位置の検出、車両扉22の開閉の検出、列車20の在線検出を行う。検出部2は、制御部3と接続されており、画像処理部6は、検出結果である列車20の停止状況に関する情報、停止位置に関する情報、車両扉22の開閉に関する情報、列車20の在線に関する情報を制御部3へ送信する。また、画像処理部6は、3次元撮像データを記憶部4へ送信する。
制御部3は、列車20の停止状況に関する情報、停止位置に関する情報、車両扉22の開閉に関する情報、列車20の在線に関する情報を画像処理部6から受信する。制御部3は、列車20の停止状況に関する情報、停止位置に関する情報、車両扉22の開閉に関する情報、列車20の在線に関する情報に基づいて、プラットホームドア装置10のドア部12の開閉を指示するための開閉指示信号を生成する。制御部3は、生成された開閉指示信号をプラットホームドア装置10の制御装置13へ送信する。
記憶部4は、補助記憶装置であって、例えば、複数の車両検出装置1とLANを介して接続されるNAS(Network Attached Storage)である。記憶部4は、画像処理部6から受信した3次元撮像データを記録し保管する。記憶部4に記録されている3次元撮像データは、外部のコンピュータ、例えば駅監視用のコンピュータである監視装置14(図5参照)などで再生可能である。記憶部4は、第2記憶部の一例である。
記憶部4は、生成された3次元撮像データを記録する。生成された3次元撮像データが記憶部4に記録されることから、列車20がプラットホーム15に停止する前後の状況や、車両扉22の開閉の状況、列車20がプラットホーム15から出発する前後の状況を、トラブル発生時などにおいて再生して確認することができる。
検出部2の画像処理部6、制御部3及び制御装置13は、プログラムによって実行されるコンピュータである。
プラットホームドア装置10の制御装置13は、制御部3から受信した開閉指示信号に基づいて、プラットホームドア装置10のドア部12を駆動するためのドア駆動信号を生成する。生成されたドア駆動信号は、プラットホームドア装置10の駆動モータに送られて、駆動モータの運転によってドア部12が駆動される。
<画像処理部>
画像処理部6は、図7に示すように、列車停止検出部31と、停止位置検出部32と、扉開閉検出部33と、車両在線検出部34と、記憶部35などを備える。以下、列車停止検出部31、停止位置検出部32、扉開閉検出部33及び車両在線検出部34について説明する。
<列車停止検出部>
列車停止検出部31は、カメラ5で生成された3次元撮像データに基づいて、カメラ5によって撮像されている列車20が停止しているか否かを検出する。
例えば、列車停止検出部31は、速度算出部41と、停止検出部42を有する。速度算出部41は、カメラ5で生成された3次元撮像データに基づいて、プラットホーム15に停止する列車20の速度を算出する。停止検出部42は、算出された速度に基づいて、列車20が停止しているか否かを検出する。
まず、速度算出部41は、図8に示すように、カメラ5から取得した画像に水平方向のラインL1を設定し、そのラインL1上の画素の輝度値を読み取る。速度算出部41は、ラインL1上の画素の位置と各画素の輝度値の関係から生成される輝度波形を複数の画像同士で比較して、輝度波形の移動量(単位時間当たりの移動距離)を算出し、算出された移動量に基づいて、列車20の速度を算出する。列車20の速度が速いとき、複数の画像間で輝度波形の相関が得られない場合があるが、列車20の速度が遅いときは、複数の画像間で輝度波形の相関が得られる。列車停止検出部31は、列車20の停止を検出できればよいため、列車20の速度が遅いときに相関が得られる上述した方法で列車20の速度を算出する。
速度算出部41は、平行な2本の水平方向のラインL1を設定することによって、1本のラインL1を設定する場合と異なり、外乱によって受ける影響を低減でき、速度の算出精度を向上させることができる。2本のラインL1に基づいて算出される二つの速度は、高い値の速度を採用することによって、停止しているか否かの判断に確実性を持たせることができる。また、カメラ5から取得した画像のうちラインL1上の輝度値の分布を用いることによって、面上の輝度値の分布を用いて速度を算出する場合と異なり、処理時間を低減できる。
停止検出部42は、速度算出部41で算出された速度が0となったとき、列車20が停止していると判断する。他方、停止検出部42は、速度算出部41で算出された速度が0を超えているとき、列車20が停止しておらず、移動していると判断する。
列車停止検出部31によって検出された列車20の停止という情報は、停止位置検出を開始するか否かの判断や、プラットホームドア装置10の開閉を行うことができるか否かの判断に用いられる。
<停止位置検出部>
停止位置検出部32は、カメラ5で生成された3次元撮像データに基づいて、カメラ5によって撮像されている列車20の停止位置を検出する。
例えば、停止位置検出部32は、車両端面抽出部51と、端面位置検出部52を有する。
車両端面抽出部51は、図9に示すように、生成された3次元撮像データに基づいて、隣り合う二つの車両21の互いに向かい合う端面21aの一つを抽出する。具体的には、車両端面抽出部51は、まず、3次元撮像データから画像内の対象物の法線ベクトルを算出する。そして、車両端面抽出部51は、列車20の進行方向とほぼ平行な方向の軸(X軸)と平行な法線ベクトルを有する面を抽出する。図9では、抽出されたX軸と平行な法線ベクトルを有する面の例を灰色の領域で示している。車両端面抽出部51は、カメラ5から取得した画像内に端面検出範囲S1を設定し、その範囲内でX軸と平行な法線ベクトルを有する面を抽出する。
予め設定された端面検出範囲S1で、車両端面抽出部51によってX軸と平行な法線ベクトルを有する面が抽出されたとき、車両端面抽出部51は、その面を車両21の端面21aとして判断する。車両端面抽出部51は、端面検出範囲S1を設定することによって、予め端面21aが検出されると予測される範囲のみで端面21aの抽出が行われる。したがって、画面全体からX軸と平行な法線ベクトルを有する面を抽出する場合と異なり、車両21の端面21aとは異なる面の抽出を防止でき、端面21aの抽出精度を向上させることができる。
端面位置検出部52は、車両21の端面21aとして判断された、X軸と平行な法線ベクトルを有する面のX座標の平均値を算出する。算出されたX座標の平均値が、画像内での車両21の端面21aの位置である。端面位置検出部52は、基準位置P1を3次元撮像データの画角内に予め設定する。端面位置検出部52は、X軸と平行な法線ベクトルを有する面のX座標の平均値と上記の基準位置P1とに基づいて、基準位置P1から端面21aまでの距離を算出する。端面位置検出部52は、定位置に列車20が停止したときの基準位置P1から端面21aまでの距離と比較して、定位置に対する列車20の実際の停止位置を検出する。
停止位置検出部32によって検出された停止位置は、プラットホームドア装置10のドア部12の開閉を行うことができるか否かの判断や、プラットホームドア装置10のドア部12の開口位置が可変であるときの開口位置の調整に用いられる。
<扉開閉検出部>
扉開閉検出部33は、カメラ5で生成された3次元撮像データに基づいて、車両扉22の開閉を検出する。
例えば、扉開閉検出部33は、開口部判断部61と、開閉検出部62などを有する。
開口部判断部61は、生成された3次元撮像データに基づいて、車両扉22の開口部を判断する。具体的には、開口部判断部61は、生成された3次元撮像データに基づいて、閉じた状態の車両扉22と車両21の側面との段差部による車両高さ方向に延びるエッジを検出し、検出されたエッジを車両扉22の開口部として判断する。また、検出されたエッジの間の閉じた状態の車両扉22の表面の座標を取得して、その座標を基準面として記憶部35に記録する。記憶部35は、第1記憶部の一例である。なお、図10に示すように、基準面のうち列車20の進行方向に対して平行な1本のラインL2上の座標が記録されればよい。
開口部判断部61は、図10に示すように、開口部検出範囲S2を設定することによって、予め開口部が検出されると予測される範囲のみで開口部が判断される。したがって、画面全体から開口部を判断する場合と異なり、判断精度を向上させることができる。
開閉検出部62は、開口部判断部61で判断された開口部において車両扉22の開閉を検出する。具体的には、開閉検出部62は、逐次、記録されたラインL2上の各点の車両幅方向(Z軸方向)の座標を取得する。すなわち、車両扉22が閉じた状態で基準面として記録したときのラインL2上の各点のZ軸方向の座標をゼロとすると、車両扉22が開くことによって、Z軸方向の座標が変化する。そして、開閉検出部62は、各点の新たに取得されたZ軸方向の座標が所定の閾値T1を超えたとき、その点では、車両扉22が開口したと判断する。開閉検出部62は、開口率、すなわち、ラインL2上の点の合計数に対する開口したと判断された点の数の割合を算出する。車両扉22が全て開くことによって、開口率は100%となる。開閉検出部62は、例えば、開口率が30%以下であるとき、車両扉22が閉じていると検出し、開口率が30%を超えたとき、車両扉22が開いていると検出する。
なお、カメラ5の設置位置と車両扉22の位置との関係によって、カメラ5で撮像された画像内では、車両高さ方向のエッジが斜めとなり、車両扉22の開口部が台形形状となって撮像される場合がある。この場合、開口部判断部61は、撮像結果の開口部に対して射影変換を行なって、車両高さ方向のエッジが画像内で垂直方向とされて、車両扉22の開口部が長方形形状となるように変形することが望ましい(図10の2点鎖線参照)。この状態で、開閉検出部62がラインL2上の各点のZ軸方向の座標を取得することによって、車両扉22の開閉をより正確に検出できる。
車両扉22が開いた後、乗客が出入りすることで、各点のZ軸方向の座標が変動する。乗客の体が基準面に近い位置にあることによって、Z軸方向の座標が所定の閾値T1以下であるとき、車両扉22が閉じていると判断される。しかし、発明者らの実験結果によると、乗客1人分が占める割合は、全体の開口幅に対して約10%と算出された。通常、一つの車両扉22において同時に乗客が出入りできる人数は3人又は4人が上限であり、乗客の出入りによって開口率は60%から70%と算出される場合がある。しかし、車両扉22が閉じていると検出する開口率の上限を30%と設定する場合は、十分なマージンがあり、乗客の出入りは車両扉22の開閉検出に影響を及ぼさない。
扉開閉検出部33によって検出された車両扉22が開状態にあるという情報は、プラットホームドア装置10のドア部12の開動作を開始させるか否かの判断に用いられる。扉開閉検出部33によって検出された車両扉22が閉状態にあるという情報は、プラットホームドア装置10のドア部12の閉動作を開始させるか否かの判断に用いられる。
<車両在線検出部>
車両在線検出部34は、生成された3次元撮像データに基づいて、列車20がプラットホーム15に在線しているか否かを検出する。
具体的には、記憶部35に、列車20がプラットホーム15に停止する前にカメラ5によって撮像された、画角内の所定位置の距離が予め記録される。ここで、所定の位置とは、例えば、図11に示すように、カメラ5によって撮像されている軌道(線路)16に対応する位置であって、カメラ5から軌道16までの距離が記録される。図11では、測定される軌道16に対応する画角内の位置をラインL3で示している。
車両在線検出部34は、画像更新ごとに画角内の所定位置(ラインL3)までの距離を算出する。そして、車両在線検出部34は、記憶部35に記録されている距離と、3次元撮像データの画角内の所定位置の距離の比較によって、列車20がプラットホーム15に在線しているか否かを検出する。
すなわち、記憶部35には、カメラ5から軌道16までの距離の平均値L0を記録しておき、車両在線検出部34は、画像更新ごとに軌道16に対応する画角内の所定位置(ラインL3)までの平均距離Lを算出する。そして、図12に示すように、列車20がプラットホーム15に侵入して、算出された平均距離Lが所定の閾値T2以下となったとき、車両在線検出部34は、列車20がプラットホーム15に在線していると検出する。算出された平均距離Lが所定の閾値T2を超えているときは、車両在線検出部34は、列車20がプラットホーム15に在線していないと検出する。所定の閾値T2は、例えば、カメラ5から軌道16までの距離の平均値L0よりも短い長さに設定される。
車両在線検出部34によって検出された車両21の在線状態は、駅の監視盤などに送信される。車両在線検出部34によって検出された車両21が在線状態にあるという情報は、列車20の停止検出、すなわち、列車20の移動量検出を開始させるか否かの判断に用いられる。
次に、図13を参照して、本開示の一実施形態に係る車両検出装置1の動作について説明する。
カメラ5による撮像が開始されている状態で、列車20の在線検出が行われる(ステップS1)。このとき、列車20がプラットホーム15に在線しているか否かが検出されている(ステップS2)。検出された車両21の在線状態は、駅の監視盤、プラットホームドア装置10の制御装置13などの上位システムに送られる。
プラットホーム15に列車20が在線していないと検出されているとき、引き続き、列車20がプラットホーム15に在線しているか否かが検出される。
また、プラットホーム15に列車20が在線したと検出されたとき、列車20がプラットホーム15に侵入したと判断されて、列車20の停止検出が開始される(ステップS3)。列車20の停止検出が開始されると、カメラ5で生成された3次元撮像データに基づいて、プラットホーム15に停止する列車20の速度が算出される。そして、算出された速度に基づいて、列車20が停止しているか否かが検出される(ステップS4)。
算出された列車20の速度が0となったとき、列車20が停止していると判断される。他方、算出された速度が0を超えているとき、列車20が停止しておらず、移動していると判断される。列車20の移動が継続している場合は、列車20がプラットホーム15に在線しているか否かが検出されつつ、列車20の停止検出が継続される。他方、算出された列車20の速度が0となって、列車20が停止していると判断されたとき、列車20の停止位置検出が開始される(ステップS5)。
列車20の停止位置検出が開始されると、カメラ5で生成された3次元撮像データに基づいて、隣り合う二つの車両21の互いに向かい合う端面21aの一つの位置が検出される。端面21aの一つの位置が検出された場合、X軸と平行な法線ベクトルを有する面のX座標の平均値と予め設定されている基準位置P1とに基づいて、列車20の停止位置が算出されて、定位置に対する列車20の停止位置が検出される。
検出された停止位置に関する情報は、プラットホームドア装置10の制御装置13などの上位システムに送られて、プラットホームドア装置10のドア部12の開閉を行うことができるか否かが判断されたり、プラットホームドア装置10のドア部12の開口位置が可変であるとき、開口位置が調整されたりする。列車20の停止位置が検出された場合は、検出された停止位置に関する情報が送られた後、列車20の停止位置検出を停止してもよい。
列車20の停止位置の検出が開始された後、列車20の停止位置が検出されたか否かが判断されている(ステップS6)。列車20の停止位置が検出されたときは、列車20の停止位置の検出が終了されて(ステップS7)、車両扉22の開閉検出が開始される(ステップS8)。列車20の停止位置が検出されない場合は、列車20の停止位置の検出が継続される。
車両扉22の開閉検出が開始されると、カメラ5で生成された3次元撮像データに基づいて、車両扉22の開口部が判断される。そして、開口部において車両扉22の開閉が検出される。具体的には、車両扉22の表面の座標が検出されて、その座標が基準面として記憶部35に記録される。そして、車両扉22が閉じた状態で基準面として記録された各点のZ軸方向の座標がゼロとされた場合において、各点の新たに取得されたZ軸方向の座標が所定の閾値T1を超えたとき、その点では、車両扉22が開口したと判断される。そして、開口率、すなわち、基準面の点の合計数に対する開口したと判断された点の数の割合が算出されて、例えば、開口率が30%以下であるとき、車両扉22が閉じていると検出され、開口率が30%を超えたとき、車両扉22が開いていると検出される。
検出された車両扉22が開状態にあるという情報は、プラットホームドア装置10の制御装置13などの上位システムに送られて、プラットホームドア装置10のドア部12の開動作を開始させるか否かが判断される。
車両扉22の開閉検出が開始されている状態で、基準面として記録されている車両扉22の表面の座標が、車両21の揺れなどによって変動していることが検出できる場合は、基準面の座標を補正する調整が行われてもよい。
車両扉22の開閉検出が行われている状態で、車両扉22が開口したと判断された後、車両扉22が閉じていると検出されたとき、検出された車両扉22が閉状態にあるという情報は、プラットホームドア装置10の制御装置13などの上位システムに送られて、プラットホームドア装置10のドア部12の閉動作を開始させるか否かが判断される。
車両扉22の開閉検出が行われているとき、列車20の移動がゼロであるか否かが判断される(ステップS9)。そして、列車20の移動がゼロである場合は、列車20の在線検出が継続されつつ、列車20の停止検出、車両扉22の開閉検出が継続される。他方、列車20の移動がゼロではなくなったと判断されたとき、列車20が移動を開始したと判断されて、列車20の停止検出や、車両扉22の開閉検出が停止される(ステップS10)。そして、列車20の在線検出のみが継続される。引き続き、検出された車両21の在線状態が、駅の監視盤、プラットホームドア装置10の制御装置13などの上位システムに送られる。なお、ステップS9では、プラットホームドア装置10のドア部12の閉動作完了が確認された後は、車両扉22の移動がゼロであるか否かが判断されてもよい。
以上、本実施形態によれば、列車20の在線検出、列車20の停止状態の検出、列車20の停止位置の検出、及び、車両扉22の開閉検出が、一つのカメラ5から生成される3次元撮像データに基づいて実行されることから、車両21の検出に関する構成を簡素にすることができる。従来、レーザーを用いた3次元距離センサーによって車両の検出を行う場合、3次元距離センサーの制約によって、列車20の在線検出、列車20の停止状態の検出、列車20の停止位置の検出、及び、車両扉22の開閉検出は、それぞれ別のセンサーを用いる必要があった。これに対して、本実施形態では、設置する装置の数を低減でき、設置やメンテナンスなどにおいてかかる手間や費用を削減できる。
また、列車20の在線検出、列車20の停止状態の検出、列車20の停止位置の検出、及び、車両扉22の開閉検出において、カメラ5が生成する3次元撮像データが用いられる。これにより、レーザーを用いた3次元距離センサーを用いる場合と異なり、天候や時間帯に応じた変化の影響は受けにくく、検出精度向上のための設置前の調整にかかる時間や手間を低減できる。
なお、上述した実施形態では、画像処理部6が、列車停止検出部31と、停止位置検出部32と、扉開閉検出部33と、車両在線検出部34のすべてを有する場合について説明したが、本開示はこの例に限定されない。すなわち、画像処理部6において、列車停止検出部31と、停止位置検出部32と、扉開閉検出部33と、車両在線検出部34のいずれか一つ以上が省略されてもよい。この場合において、省略された検出処理は別の装置で行うことで、本開示に係る車両検出方法を実現することができる。
以上説明した各実施形態に記載の車両検出装置及び車両検出方法は例えば以下のように把握される。
本開示に係る車両検出装置(1)は、プラットホーム(15)に停止した状態の列車(20)の隣り合う二つの車両(21)の間と、少なくとも一つの車両扉(22)を被写体として一つの画角内で撮像することができ、撮像結果である3次元撮像データを生成する3次元撮像部(5)と、生成された前記3次元撮像データに基づいて、前記3次元撮像部によって撮像されている前記列車が停止しているか否かを検出する列車停止検出部(31)と、生成された前記3次元撮像データに基づいて、前記3次元撮像部によって撮像されている前記列車の停止位置を検出する停止位置検出部(32)と、生成された前記3次元撮像データに基づいて、前記3次元撮像部によって撮像されている前記車両扉の開閉を検出する扉開閉検出部(33)とを備える。
この構成によれば、3次元撮像部によって、プラットホームに停止した状態の列車の隣り合う二つ車両の間と、少なくとも一つの車両扉が被写体として一つの画角内で撮像され、撮像結果である3次元撮像データが生成される。そして、生成された3次元撮像データに基づいて、3次元撮像部によって撮像されている列車が停止しているか否かが検出されたり、3次元撮像部によって撮像されている列車の停止位置が検出されたり、3次元撮像部によって撮像されている車両扉の開閉が検出されたりする。
これにより、列車停止検出、停止位置検出及び扉開閉検出の全てが、一つの3次元撮像部から生成される3次元撮像データに基づいて実行されることから、車両の検出に関する構成を簡素にすることができる。また、これらの検出において、3次元撮像部が生成する3次元撮像データが用いられることから、天候や時間帯に応じた変化の影響は受けにくく、検出精度向上のための調整にかかる時間や手間を低減できる。
本開示に係る車両検出装置において、生成された前記3次元撮像データに基づいて、前記列車が前記プラットホームに在線しているか否かを検出する車両在線検出部(34)を更に備えてもよい。
この構成によれば、生成された3次元撮像データに基づいて、列車がプラットホームに在線しているか否かが検出され、別途撮像装置などを設ける必要がなく、車両の検出に関する構成を簡素にすることができる。
本開示に係る車両検出装置において、前記列車停止検出部は、生成された前記3次元撮像データに基づいて、前記プラットホームに停止する前記列車の速度を算出し、算出された前記速度に基づいて、前記列車が停止しているか否かを検出してもよい。
この構成によれば、生成された3次元撮像データに基づいて、プラットホームに停止する列車の速度が算出され、算出された速度に基づいて列車が停止しているか否かが検出される。
本開示に係る車両検出装置において、前記停止位置検出部は、生成された前記3次元撮像データに基づいて、前記隣り合う二つの車両の互いに向かい合う端面の一つを抽出して、抽出された前記端面に基づいて、前記列車の停止位置を検出してもよい。
この構成によれば、生成された3次元撮像データに基づいて、隣り合う二つの車両の互いに向かい合う端面の一つが抽出されて、抽出された端面に基づいて、列車の停止位置が検出される。
本開示に係る車両検出装置において、前記扉開閉検出部は、生成された前記3次元撮像データに基づいて、前記車両扉の開口幅を検出して、前記車両扉の開閉を検出してもよい。
この構成によれば、生成された3次元撮像データに基づいて、車両扉の開口幅が検出されて、車両扉の開閉が検出される。
本開示に係る車両検出装置において、前記列車が前記プラットホームに停止する前に前記3次元撮像部によって撮像された、画角内の所定位置の距離を記録している第1記憶部(35)を更に備え、前記車両在線検出部は、前記第1記憶部に記録されている距離と、前記3次元撮像データの前記画角内の前記所定位置の距離の比較によって、前記列車が前記プラットホームに在線しているか否かを検出してもよい。
この構成によれば、記憶部には、列車がプラットホームに停止する前に3次元撮像部によって撮像された、画角内の所定位置の距離が記録されており、記憶部に記録されている距離と、3次元撮像データの画角内の所定位置の距離が比較されることによって、列車がプラットホームに在線しているか否かが検出される。
本開示に係る車両検出装置において、生成された前記3次元撮像データを記録する第2記憶部(4)を更に備えてもよい。
この構成によれば、生成された3次元撮像データが第2記憶部に記録されることから、列車がプラットホームに停止する前後の状況や、扉開閉の状況、列車がプラットホームから出発する前後の状況を、トラブル発生時などにおいて再生して確認することができる。
本開示に係る車両検出方法は、プラットホームに停止した状態の列車の隣り合う二つの車両の間と、少なくとも一つの車両扉を被写体として一つの画角内で撮像することができる3次元撮像部が、撮像結果である3次元撮像データを生成するステップと、列車停止検出部が、生成された前記3次元撮像データに基づいて、前記3次元撮像部によって撮像されている前記列車が停止しているか否かを検出するステップと、停止位置検出部が、生成された前記3次元撮像データに基づいて、前記3次元撮像部によって撮像されている前記列車の停止位置を検出するステップと、扉開閉検出部が、生成された前記3次元撮像データに基づいて、前記3次元撮像部によって撮像されている前記車両扉の開閉を検出するステップとを備える。
1 :車両検出装置
2 :検出部
3 :制御部
4 :記憶部(第2記憶部)
5 :カメラ(3次元撮像部)
6 :画像処理部
10 :プラットホームドア装置
11 :本体部
12 :ドア部
13 :制御装置
14 :監視装置
15 :プラットホーム
16 :軌道
20 :列車
21 :車両
21a :端面
22 :車両扉
31 :列車停止検出部
32 :停止位置検出部
33 :扉開閉検出部
34 :車両在線検出部
35 :記憶部(第1記憶部)
41 :速度算出部
42 :停止検出部
51 :車両端面抽出部
52 :端面位置検出部
61 :開口部判断部
62 :開閉検出部

Claims (8)

  1. プラットホームに停止した状態の列車の隣り合う二つの車両の間と、少なくとも一つの車両扉を被写体として一つの画角内で撮像することができ、撮像結果である3次元撮像データを生成する3次元撮像部と、
    生成された前記3次元撮像データに基づいて、前記3次元撮像部によって撮像されている前記列車が停止しているか否かを検出する列車停止検出部と、
    生成された前記3次元撮像データに基づいて、前記3次元撮像部によって撮像されている前記列車の停止位置を検出する停止位置検出部と、
    生成された前記3次元撮像データに基づいて、前記3次元撮像部によって撮像されている前記車両扉の開閉を検出する扉開閉検出部と、
    を備える車両検出装置。
  2. 生成された前記3次元撮像データに基づいて、前記列車が前記プラットホームに在線しているか否かを検出する車両在線検出部を更に備える請求項1に記載の車両検出装置。
  3. 前記列車停止検出部は、生成された前記3次元撮像データに基づいて、前記プラットホームに停止する前記列車の速度を算出し、算出された前記速度に基づいて、前記列車が停止しているか否かを検出する請求項1又は2に記載の車両検出装置。
  4. 前記停止位置検出部は、生成された前記3次元撮像データに基づいて、前記隣り合う二つの車両の互いに向かい合う端面の一つを抽出して、抽出された前記端面に基づいて、前記列車の停止位置を検出する請求項1から3のいずれか1項に記載の車両検出装置。
  5. 前記扉開閉検出部は、生成された前記3次元撮像データに基づいて、前記車両扉の開口幅を検出して、前記車両扉の開閉を検出する請求項1から4のいずれか1項に記載の車両検出装置。
  6. 前記列車が前記プラットホームに停止する前に前記3次元撮像部によって撮像された、画角内の所定位置の距離を記録している第1記憶部を更に備え、
    前記車両在線検出部は、前記第1記憶部に記録されている距離と、前記3次元撮像データの前記画角内の前記所定位置の距離の比較によって、前記列車が前記プラットホームに在線しているか否かを検出する請求項2に記載の車両検出装置。
  7. 生成された前記3次元撮像データを記録する第2記憶部を更に備える請求項1から6のいずれか1項に記載の車両検出装置。
  8. プラットホームに停止した状態の列車の隣り合う二つの車両の間と、少なくとも一つの車両扉を被写体として一つの画角内で撮像することができる3次元撮像部が、撮像結果である3次元撮像データを生成するステップと、
    列車停止検出部が、生成された前記3次元撮像データに基づいて、前記3次元撮像部によって撮像されている前記列車が停止しているか否かを検出するステップと、
    停止位置検出部が、生成された前記3次元撮像データに基づいて、前記3次元撮像部によって撮像されている前記列車の停止位置を検出するステップと、
    扉開閉検出部が、生成された前記3次元撮像データに基づいて、前記3次元撮像部によって撮像されている前記車両扉の開閉を検出するステップと、
    を備える車両検出方法。
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