JP2023056709A - チューブ付き医療用コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】コネクタをチューブに固定するための接着剤によって流路が狭くなるのを防止する。【解決手段】コネクタ1は、相手方コネクタに接続される接続部10と、接続部10と連通した貫通孔21が設けられた基体部20とを備える。貫通孔21の内周面は、チューブ50の外径より大きな内径を有する円筒部23と、円筒部23に対して接続部10側に隣接し且つ接続部10に向かって内径が小さくなる円錐部24とを有する。チューブ50の外周面先端51または外周面53が円錐部24に当接するように、チューブ50は貫通孔21に挿入されている。【選択図】図4

Description

本発明は、チューブの先端にコネクタが設けられたチューブ付き医療用コネクタに関する。
経腸栄養や、輸液、血液循環などを行う際に、液体が流れる流路を形成するために、中空の柔軟なチューブが用いられる。チューブの先端にはコネクタが設けられている。チューブは、コネクタの基体部に設けられた貫通孔に挿入されている。貫通孔の内周面は、チューブの外径よりわずかに大きな内径を有する円筒面を備える。貫通孔の開口から所定深さの位置に、円筒面から半径方向内向きに突出した環状の突き当て面が設けられている。チューブは、その先端面が突き当て面に軸方向に当接するまで貫通孔に挿入される。チューブは、チューブと貫通孔の内周面との間の隙間に付与された接着剤によって基体部に固定される(例えば特許文献1参照)。
特開2002-028251号公報 特開2015-119837号公報
コネクタの突き当て面は、貫通孔の軸に垂直な面に沿った環状の平坦面である。これに対して、チューブの先端面は、チューブを所定長さに単に切断することによって形成された切断面であるから、チューブの長手方向に対して垂直な平坦面であるとは限らない。このため、突き当て面にチューブの先端面が軸方向に当接されると、突き当て面とチューブの先端面との間に隙間が形成されることがある。未硬化の液状の接着剤は、この隙間を通って液体が流れる流路に進入する。その後、接着剤を硬化させると、接着剤によって流路が狭められ、液体が流れが阻害されるという課題がある。
本発明の目的は、コネクタをチューブに固定するための接着剤によって流路が狭くなるのを防止することにある。
本発明は、チューブの先端にコネクタが設けられたチューブ付き医療用コネクタに関する。前記コネクタは、相手方コネクタに接続される接続部と、前記接続部と連通した貫通孔が設けられた基体部とを備える。前記貫通孔の内周面は、前記チューブの外径より大きな内径を有する円筒部と、前記円筒部に対して前記接続部側に隣接し、且つ、前記接続部に向かって内径が小さくなる円錐部とを有する。前記チューブの外周面先端または外周面が前記円錐部に当接するように、前記チューブは前記貫通孔に挿入されている。
本発明では、チューブの外周面先端または外周面が貫通孔の円錐部に当接している。このため、チューブと貫通孔の内周面との間の隙間に付与された未硬化の接着剤は、チューブの外周面先端を越えて液体の流路に流れ込むことはできない。したがって、本発明によれば、接着剤によって流路が狭くなるのを防止することができる。
図1は、本発明の一実施形態にかかるコネクタの、接続部側から見た斜視図である。 図2は、図1に示したコネクタの、基体部側から見た斜視図である。 図3は、図1に示したコネクタの断面図である。 図4は、本発明の一実施形態にかかるチューブ付きコネクタの断面図である。 図5Aは、図4に示したチューブ付きコネクタの製造の一工程を示した断面図である。 図5Bは、図4に示したチューブ付きコネクタの製造の別の工程を示した断面図である。 図5Cは、図4に示したチューブ付きコネクタの製造の更に別の工程を示した断面図である。 図6は、比較例にかかるチューブ付きコネクタの断面図である。 図7は、相対的に太いチューブに設けられた本発明の一実施形態にかかるコネクタの断面図である。
本発明の一態様では、前記チューブの前記外周面先端または前記外周面と前記円錐部との間に、周方向に環状に連続した液密なシールが形成されていてもよい。かかる態様は、接着剤によって流路が狭くなるのを防止するのに有利である。
本発明の一態様では、前記チューブの前記外周面先端が前記円錐部に当接していてもよい。かかる態様は、貫通孔に対するチューブの挿入深さのバラツキを少なくするのに有利である。
本発明の一態様では、前記チューブと前記貫通孔の前記内周面との間に接着剤が付与されていてもよい。かかる態様は、チューブの先端にコネクタを固定するのに有利である。
本発明の一態様では、前記接着剤は、UV接着剤であってもよい。かかる態様は、チューブにコネクタを接着固定する工程を効率良く行うのに有利である。
本発明の一態様では、前記円錐部を構成するテーパ面のテーパ角度が20度以上60度以下であってもよい。テーパ角度が20度以上であることは、チューブの外径のバラツキに起因する、貫通孔に対するチューブの挿入深さのバラツキ、更にはコネクタから導出されたチューブの長さのバラツキ、を抑えるのに有利である。また、テーパ角度が60度以下であることは、接着剤によって流路が狭められていないチューブ付きコネクタの製造を容易にするのに有利である。
本発明の一態様では、前記貫通孔の前記内周面は、前記円筒部に対して前記接続部とは反対側に隣接し且つ前記基体部の先端に向かって内径が大きくなる案内部を更に備えていてもよい。このような案内部は、第1に、貫通孔にチューブを挿入するのを容易にし、第2に、未硬化の接着剤を貯留させるための液だまりとして機能する。
本発明の一態様では、前記円筒部は、前記円錐部より長くてもよい。かかる態様は、基体部に対するチューブの接着強度を向上させるのに有利である。また、かかる態様は、チューブに巻き癖がついていてもチューブの外周面先端または外周面を円錐部に密着させることを容易にし、これは、接着剤によって流路が狭くなるのを防止するのに有利である。
本発明の一態様では、前記チューブの外径は、3mm以下であってもよい。接着剤によって流路が狭くなるのを防止することができるという本発明の効果は、チューブが小径である場合により顕著に発現する。
本発明の一態様では、前記コネクタの全体が一部品として一体的に成形されていてもよい。かかる態様は、コネクタを、効率良く、低コストで製造するのに有利である。
本発明の一態様では、前記接続部は、中空円筒形状の管状部と、前記管状部の内周面に設けられた、前記管状部の先端に向かって内径が大きくなるメステーパ面と、前記管状部の外周面に設けられた螺状突起とを備えていてもよい。かかる態様によれば、本発明を、経鼻カテーテルに接続可能な延長チューブに適用することができる。
以下に、本発明を好適な実施形態を示しながら詳細に説明する。但し、本発明は以下の実施形態に限定されないことはいうまでもない。以下の説明において参照する各図は、説明の便宜上、本発明の実施形態を構成する主要部材を簡略化して示したものである。従って、本発明は以下の各図に示されていない任意の部材を備え得る。また、本発明の範囲内において、以下の各図に示された各部材を変更または省略し得る。異なる図面において、同一または対応する部材には同じ符号が付してある。そのような部材については、重複する説明が省略されており、先行する図面の説明を適宜参酌すべきである。
本発明において、部材(例えばコネクタ、接続部、基体部、貫通孔、チューブ等)の「軸」は、当該部材の中心軸を意味する。「軸」は、部材に含まれる円の中心を通り、且つ/又は、部材に含まれる円筒もしくは円錐(テーパ)の中心軸と一致する。軸に直交する直線に沿った方向を「半径方向」という。半径方向において、軸に近い側を「内」側、軸に遠い側を「外」側という。軸の周りを回転する方向を「周方向」という。以下の説明で引用する図面では、図面を簡単化するために軸の図示を省略している。
図1及び図2は、本発明の一実施形態にかかるコネクタ1の斜視図である。図3は、コネクタ1の、コネクタ1の軸(図示せず)を含む面に沿った断面図である。コネクタ1は、その一端に接続部10を備え、他端に基体部20を備える。接続部10と基体部20とは同軸に配置されている。
接続部10は、中空円筒形状の管状部(メス部材)11を有する。管状部11の内周面は、管状部11の先端に向かって内径が大きくなるテーパ面(いわゆるメステーパ面)12を有する。管状部11の外周面13は円筒面である。外周面13には螺状突起(雄ネジ)15が形成されている。コネクタ1は、メス部材としての管状部11を備えたメスコネクタである。接続部10は、相手方コネクタ(図示せず)に対して繰り返し接続及び分離が可能である。
図3に示されているように、接続部10(または管状部11)と同軸の貫通孔21が、基体部20を貫通している。貫通孔21は、接続部10(または管状部11の内腔)と連通している。貫通孔21の内周面は、基体部20の先端(接続部10とは反対側端、図3において下端)から接続部10に向かって、案内部22、円筒部23、円錐部24、径小部25をこの順に備える。
案内部22は、基体部20の先端に向かって内径が大きくなるテーパ面(いわゆるメステーパ面)である。案内部22の最大径を有する部分が、貫通孔21の開口端を構成する。
円筒部23は、案内部22に対して接続部10側に隣接する。円筒部23は、その内径がコネクタ1の軸方向(または貫通孔21の長手方向)において一定である円筒面である。円筒部23の内径は、案内部22の最小内径(案内部22の円筒部23側端での内径)と一致する。
円錐部24は、円筒部23に対して接続部10側に隣接する。円錐部24は、接続部10に向かって内径が小さくなるテーパ面(いわゆるメステーパ面)である。円錐部24を構成するテーパ面は、周方向に環状に連続している。円錐部24の最大内径(円錐部24の円筒部23側端での内径)は、円筒部23の内径と一致する。
径小部25は、円錐部24に対して接続部10側に隣接する。径小部25は、制限されないが、その内径がコネクタ1の軸方向(または貫通孔21の長手方向)において一定である円筒面、または、円錐部24もしくは接続部10に向かって内径が大きくなるテーパ面であってもよい。径小部25の円錐部24側端での内径は、円錐部24の最小内径(円錐部24の径小部25側端での内径)と一致する。
なお、本発明では、案内部22及び径小部25のうちの少なくとも一方は、本実施形態と異なる構成を有していてもよい。あるいは、案内部22及び径小部25のうちの少なくとも一方は、省略されていてもよい。
基体部20の外面には、略平坦な一対のグリップ面27(図1及び図2では一方のグリップ面27のみが見える)が設けられている。一対のグリップ面27は、コネクタ1の半径方向に垂直な略平坦面であり、互いに平行である。グリップ面27は、作業者がコネクタ1を把持して回転力を加えるのを容易にする。但し、本発明では、基体部20がグリップ面27を備えることは必須ではない。基体部20の外形は、本実施形態に限定されず、任意に構成しうる。例えば、基体部20が、貫通孔21が形成された単純な略円筒形状を有していてもよい。あるいは、基体部20が、貫通孔21が形成された略円筒形状の接続筒と、当該接続筒の外周面から半径方向に沿って互いに反対向きに突出した一対の板状体とで構成されていてもよい。一対の板状体は、作業者がコネクタ1を把持して回転力を加えるのを容易にする。
接続部10と基体部20との間に、フランジ29が設けられている。フランジ29は、接続部10(または管状部11)及び基体部20よりも半径方向外向きに突出している。フランジ29は、本実施形態では、コネクタ1の軸に沿って見た平面視形状が略円形の平板である。但し、本発明では、フランジ29の平面視形状は、略円形に限定されず、多角形(例えば六角形、四角形)や楕円形等であってもよい。フランジ29は、指で基体部20(特にそのグリップ面27)を把持したときに、当該指が接続部10(特に管状部11の外周面や螺状突起15)に触れてこれらを汚染してしまうのを防止するのに有利である。本発明では、フランジ29を省略しうる。
コネクタ1の材料は、限定されないが、外力によって実質的に変形しない程度の機械的強度(剛性)を有する硬い材料(硬質材料)を用いることができる。例えば、ポリプロピレン、アクリロニトリル-ブタジエン-スチレン共重合体、ポリカーボネート、ポリアセタール、ポリスチレン、ポリアミド、ポリエチレン、硬質ポリ塩化ビニル等の樹脂材料を用いることができる。本発明では、ケミカルクラックの発生防止や、ビスフェノールAの溶出防止の観点から、コネクタ1の材料として、化学的に安定なポリプロピレンが好ましい。コネクタ1は、上記の樹脂材料を用いて、射出成形法等により全体を一部品として一体的に製造することができる。コネクタ1は、透明性または透光性を有することが好ましい。
図4に示すように、コネクタ1は、柔軟なチューブ50の先端に設けられる。チューブ50は、接着剤60を介してコネクタ1の基体部20に固定されている。
チューブ50は、中空の円筒形状を有する。チューブ50の長手方向に垂直な面に沿ったチューブ50の断面において、チューブ50の外周面53及び内周面は、同心の円形を有する。チューブ50の外径及び内径は、チューブ50の長手方向において、製造誤差によるバラツキを除いて、一定である。チューブ50の材料は、制限されないが、ポリウレタン、シリコーン、ポリエチレン、スチレン系エラストマー、ポリブタジエン等の樹脂を用いうる。チューブ50は、上記材料を用いて例えば押出成形により連続的に製造しうる。チューブ50は、外力を加えることにより比較的容易に湾曲変形及び径方向に圧縮変形させることができ、その後外力を取り除くと初期状態に復帰する。
接着剤60は、公知の接着剤のなかから、コネクタ1及びチューブ50の各材料等に応じて選択しうる。本発明では、接着剤60として、制限されないが、例えばUV接着剤、エポキシ接着剤等を使用しうる。
図4に示すチューブ50付きコネクタ1の製造方法を説明する。
最初に、図5Aに示すように、コネクタ1及びチューブ50を準備する。チューブ50の外径は、円筒部23の内径(即ち、円錐部24の最大内径)より小さく、円錐部24の最小内径より大きい。チューブ50は、所定の長さに切断されている。チューブ50の切断面を先端面52という。チューブ50の外周面53と先端面52との境界を外周面先端51という。コネクタ1を、基体部20を上にして、コネクタ1の軸が上下方向に平行になるように、治具等(図示せず)で保持する。チューブ50の先端を、貫通孔21の開口に、同軸に対向させる。そして、チューブ50の先端を、案内部22から貫通孔21に挿入する。案内部22のメステーパ面は、チューブ50の先端を貫通孔21内に案内する。チューブ50は円筒部23より小径であるので、チューブ50は比較的容易に貫通孔21内に進入させることができる。
しばらくすると、図5Bに示すように、チューブ50の外周面先端51が円錐部24に当接する。更にチューブ50を貫通孔21にわずかに押し込む。チューブ50の外周面先端51は、円錐部24上を接続部10に向かって摺動し、これによりチューブ50の先端は、外周面先端51での外径が小さくなるように半径方向に圧縮変形する。チューブ50の外周面先端51及び外周面53の一部(外周面53のうち外周面先端51近傍の部分、以下「先端近傍外周面」という)は円錐部24に液密に密着し、外周面先端51及び先端近傍外周面と円錐部24との間に周方向に環状に連続した液密なシールが形成される。チューブ50の外周面53(但し、円錐部24に密着した部分を除く)と貫通孔21の内周面とは半径方向に離間し、両者間に隙間(半径方向隙間)57が形成される。
次いで、図5Cに示すように、チューブ50と貫通孔21の内周面との間の隙間57に未硬化の液状の接着剤65を付与する。より詳細には、チューブ50と案内部22のメステーパ面とで形成された環状の凹部(図5B参照)に接着剤65を滴下する。案内部22は、液状の接着剤65を貯留するための液だまりとして機能する。接着剤65は、案内部22からチューブ50の先端に向かって隙間57を流れる。但し、チューブ50の外周面先端51及び先端近傍外周面と円錐部24との間に液密なシールが形成されているので、接着剤65は、外周面先端51を越えて接続部10に向かって流れることはできない。
その後、接着剤65を硬化させる。例えば、接着剤65がUV接着剤である場合には、UV光を照射して接着剤65を硬化させる。かくして、図4に示すチューブ50付きコネクタ1が得られる。
チューブ50付きコネクタ1は、制限されないが、例えば経腸栄養に使用される経鼻カテーテルに接続される延長チューブ(「経腸栄養セット」と呼ばれることがある)として利用することができる。経鼻カテーテルは、柔軟なチューブの基端にオスコネクタが設けられたものである。経鼻カテーテルのチューブは、患者の鼻腔から挿入され、その先端は胃に達している。経鼻カテーテルは、患者に挿入された状態で長期間にわたって留置される。経腸栄養を行う際、経鼻カテーテルのオスコネクタにコネクタ(メスコネクタ)1が接続される。オスコネクタは、中空円筒形状の筒状部(オス部材)と、筒状部の外周面に設けられたテーパ面(オステーパ面)と、筒状部を取り囲む雌ネジとを備えている(例えば、特許文献2参照)。コネクタ1の接続部10をオスコネクタに接続したとき、筒状部(オス部材)は管状部(メス部材)11に挿入され、オステーパ面はメステーパ面12に液密にテーパ嵌合し、雌ネジは螺状突起15に螺合する。液状の栄養剤が、チューブ50、コネクタ1、経鼻カテーテルを順に通って患者に投与される。
以上のように、本実施形態のコネクタ1は、接続部10と連通した貫通孔21の内周面に、チューブ50の外径より大きな内径を有する円筒部23と、接続部10に向かって内径が小さくなる円錐部24とを備える。かかる構成を備えたコネクタ1の効果を、比較例と対比して説明する。
図6は、比較例にかかるチューブ50付きコネクタ901の断面図である。コネクタ901は、コネクタ1の円錐部24に代えて、突き当て面924を備える。突き当て面924は、円筒部23から半径方向内向きに突出し、コネクタ901の軸に垂直な面に沿った環状の平坦面である。
図6のチューブ50付きコネクタ901は、チューブ50付きコネクタ1(図4、図5A~図5C参照)と概略同様に組み立てられる。即ち、チューブ50を、その先端面52が突き当て面924に軸方向に当接するまで貫通孔21に挿入する。突き当て面924は、チューブ50の貫通孔21に対する挿入深さを規定する。次いで、案内部22を介してチューブ50と貫通孔21の内周面との間の半径方向隙間57に未硬化の液状の接着剤を付与する。そして、接着剤を硬化させる。チューブ50は、接着剤60を介してコネクタ901の基体部20に固定される。
一般に、チューブ50は、押出成形により連続的に製造された長尺のチューブを所定長さに切断して製造される。チューブ50の先端面52は、切断刃によって形成された切断面である。このようにして形成された先端面52はチューブ50の長手方向に対して垂直な平坦面であるとは限らない。例えば、先端面52には凹凸が形成されているかも知れないし、あるいは、先端面52はチューブ50の長手方向に対してわずかに傾斜しているかも知れないし、あるいは、先端面52から切断時に生じたバリが延びているかも知れない。更に、この先端面52の形状は、チューブごとに異なっているかも知れない。このため、先端面52を突き当て面924に当接させても、先端面52と突き当て面924とが全周にわたって密着せずに、両者間に離散的な隙間(軸方向隙間)59が形成されることがある。この状態で、チューブ50と貫通孔21の内周面との間の半径方向隙間57に未硬化の液状の接着剤を付与すると、接着剤は軸方向隙間59を通って、液体が流れる流路(例えばチューブ50の内腔または径小部25の内腔)に流入する可能性がある。その後、接着剤を硬化させる。流路に流入した後に硬化した接着剤62が流路を狭める。
これに対して、本実施形態のコネクタ1では、貫通孔21の内周面に、円筒部23に対して接続部10側に隣接する円錐部24を備える。図5Bに示したように、チューブ50は貫通孔21に挿入され、その外周面先端51及び外周面(特に先端近傍外周面)53は円錐部24に当接している。チューブ50の先端面52が、チューブ50の長手方向に対して垂直な平坦面でなかったとしても、外周面先端51がわずかに縮径するようにチューブ50を貫通孔21に押し込めば、外周面先端51及び外周面(特に先端近傍外周面)53を円錐部24に容易に液密に密着させることができる。この状態で、チューブ50と貫通孔21の内周面との間の半径方向隙間57に未硬化の液状の接着剤65を付与すれば、接着剤65は、外周面先端51を越えて流れることはできない(図5C参照)。このため、比較例のコネクタ901と異なり、本実施形態のコネクタ1では、硬化した接着剤60によって液体が流れる流路が狭められるという問題は生じない。
比較例のコネクタ901(図6参照)においても、未硬化の接着剤を付与する前に、チューブ50を貫通孔21に強く押し込めば、軸方向隙間59を消滅させることができるかも知れない。この状態で、半径方向隙間57に未硬化の液状の接着剤を付与すれば、コネクタ1と同様に、接着剤が流路に流入するのを防止できる可能性はある。但し、コネクタ901では、チューブ50に加える押し込み力を緩めると、チューブ50の反発力によって、軸方向隙間59が再発現してしまう。このため、未硬化の液状の接着剤を付与する前から、接着剤が硬化してしまうまでの間、軸方向隙間59が形成されないように、チューブ50を貫通孔21に強く押し込み続けなければならない。これは、コネクタ901にチューブ50を接着固定する工程を煩雑にする。貫通孔21に対するチューブ50の押し込み力を適切に管理し続けないと、流路が接着剤で狭められた不良品が発生してしまう。したがって、チューブ50付きコネクタ901は、製造が煩雑で、歩留まりが低い。
これに対して、本実施形態のコネクタ1では、チューブ50を貫通孔21に押し込むと、縮径した外周面先端51及びその近傍部分の反発力によって、外周面先端51及び先端近傍外周面と円錐部24との間に摩擦力が発生する(図5B参照)。その後、チューブ50に加える押し込み力を緩めても、当該摩擦力が、円錐部24に対して外周面先端51が移動するのを制限する。外周面先端51及び先端近傍外周面と円錐部24との間の液密なシールは維持され続ける。チューブ50を貫通孔21に押し込んだ後、その押し込み力を緩めた状態で、半径方向隙間57に未硬化の液状の接着剤を付与しても、接着剤65は、外周面先端51を越えて流れることはできない。流路が接着剤で狭められた不良品が発生する可能性は低い。このため、コネクタ1にチューブ50を接着固定する工程は容易である。チューブ50付きコネクタ1は、製造が容易であり、高い歩留まりで低コストで製造可能である。
一般に、チューブ50の外径には製造誤差が存在する。即ち、現実のチューブ50の外径は、基準外径に対して一定の幅(公差)でばらつくことが許容されている。図7は、太いチューブ55の先端に設けられたコネクタ1の断面図である。チューブ55の外径は、図4のチューブ50よりわずかに太いが、コネクタ1に適用されるチューブの外径の公差の範囲内である。図4と比較すれば容易に理解できるように、図7では、チューブ55の外周面先端51及び外周面(特に先端近傍外周面)53が、円錐部24のうち円筒部23に近い位置に当接している。公差内でチューブの外径がばらついても、常にチューブ(50,55)の外周面先端51または外周面53が円錐部24に当接するように、円錐部24が構成されることが好ましい。これは、接着剤によって流路が狭められた不良品が発生するのを防止するのに有利である。
円錐部24は、チューブ50の外周面先端51が当接するように構成されることが好ましい。このように構成された円錐部24は、比較例のコネクタ901(図6参照)の突き当て面924と同様に、貫通孔21に対するチューブの挿入深さを規定する。但し、チューブの外径が公差内でばらつくと、貫通孔21に対するチューブの挿入深さが変化する。円錐部24を構成するメステーパ面のテーパ角度が小さいほど、チューブの外径のバラツキに起因する、貫通孔21に対するチューブの挿入深さのバラツキが大きくなる。これは、コネクタ1から導出されたチューブの長さのバラツキを増大させる。したがって、円錐部24のテーパ角度は、制限されないが、20度以上、更には30度以上であることが好ましい。これは、外径に公差を有するチューブを用いた場合に、コネクタ1から導出されたチューブの長さのバラツキを抑えるのに有利である。例えば、経鼻カテーテルに接続される延長チューブの全長のバラツキは、所定範囲以下に抑えられることが望まれる。円錐部24のテーパ角度が上記数値範囲を満足すれば、この要望を満たすことができる。一般的には、チューブの外径のバラツキに起因する、貫通孔21に対するチューブの挿入深さのバラツキは、2mm以下、更には1mm以下であることが好ましい。
一方、円錐部24を構成するメステーパ面のテーパ角度が大きくなると、チューブ50を貫通孔21に押し込んだ(図5B参照)後、チューブ50に加える押し込み力を緩めると、チューブ50の反発力によって、外周面先端51が円錐部24上を案内部22に向かって移動する(即ち、チューブ50が貫通孔21から押し出さされる)可能性が高くなる。この場合、外周面先端51及び先端近傍外周面と円錐部24との間のシールの液密性が低下し、接着剤によって流路が狭められた不良品が発生する可能性が高くなる。したがって、円錐部24のテーパ角度は、制限されないが、60度以下、更には45度以下であることが好ましい。これは、接着剤によって流路が狭められていないチューブ付きコネクタの製造を容易にする。
貫通孔21の各部の軸方向寸法に制限はない。但し、円筒部23は、円錐部24より長いことが好ましく、更には円筒部23は、円錐部24の3倍以上長いことが好ましい。ここで、円筒部23及び円錐部24の「長さ」とは、円筒部23及び円錐部24の軸方向(貫通孔21の長手方向)に沿った寸法を意味する。円筒部23が相対的に長いことは、基体部20に対するチューブ50の接着強度を向上させるのに有利である。また、長い円筒部23は、巻き癖がついたチューブ50を円筒部23内でまっすぐに矯正して、外周面先端51及び先端近傍外周面と円錐部24との間に周方向に環状に連続した液密なシールを形成することを容易にする。よって、長い円筒部23は、接着剤によって流路が狭くなるのを防止するのにも有利である。
チューブ50の外径は、制限はなく、チューブ50の用途に応じて任意に設定しうる。但し、本発明では、チューブ50の外径は、3mm以下であることが好ましい。チューブ50の外径が小さくなると、一般に流路(例えばチューブ50または径小部25)の内径も小さくなり、液体が流れる流路の断面積が小さくなる。このような小断面積の流路は、流路にわずかに接着剤が付着するだけで容易に閉塞してしまう。したがって、チューブ50の外径が小さいほど、接着剤によって流路が狭くなるのを防止することができるという効果を奏する本発明を適用する意義が大きい。
上記の実施形態では、チューブ50の外周面先端51が円錐部24内に配置され、且つ、チューブ50の外周面先端51及び外周面(特に先端近傍外周面)53の両方が円錐部24に当接していたが、本発明はこれに限定されない。
本発明は、外周面先端51は円錐部24に当接しているものの、外周面53は円錐部24に当接していない構成を含む。かかる構成は、例えば、コネクタ1にチューブ50を接着固定する前に、コネクタ1の貫通孔21に対するチューブ50の押し込み力が弱い場合に起こりうる。
本発明は、外周面53は円錐部24に当接しているものの、外周面先端51は円錐部24に当接していない構成をも含む。かかる構成は、例えば、長尺のチューブを切断して所定長さのチューブ50を得る際に、外周面先端51が欠落された場合に起こりうる。あるいは、かかる構成は、チューブ50が貫通孔21に、外周面先端51が円錐部24を越えて(例えば外周面先端51が径小部25内に位置するように)挿入されている場合にも起こりうる。この場合、チューブ50は、円錐部24の最小内径部にて縮径するように変形され、当該最小内径部近傍においてチューブ50の外周面53が円錐部24に当接する。なお、チューブ50は、管状部11の内腔内に突出していないことが好ましい。
上記の実施形態のコネクタ1は、経腸栄養に使用される経鼻カテーテルのオスコネクタに接続可能なメスコネクタであったが、本発明はこれ以外の用途のコネクタにも適用できる。具体的には、本発明のコネクタは、経鼻以外の経腸栄養や、輸液、血液循環等の、医療の分野において任意の液体の流路を形成するために使用されるコネクタであってもよい。コネクタの接続部の構成は、コネクタの用途や、接続部が接続される相手方コネクタ等に応じて適宜変更しうる。本発明のコネクタは、その接続部に、相手方コネクタに挿抜可能な筒状のオス部材が設けられたオスコネクタ(例えば、特許文献2参照)であってもよい。コネクタの用途に応じて、チューブの径、長さ、材料などは適宜変更されうる。
上記のコネクタ1は、相手方コネクタとの接続状態を維持するためのロック機構として、螺合構造(螺状突起15)を備えていたが、本発明のコネクタは、螺合構造以外のロック機構を備えていてもよい。例えば、ロック機構が、相手方コネクタに係合可能な爪が設けられた揺動可能なレバーで構成されたレバーロック機構であってもよい。あるいは、ロック機構が、相手方コネクタに設けられたレバーロック機構の爪が係合可能な係合構造(爪、凹部、溝、段差など)であってもよい。本発明のコネクタは、このようなロック機構を備えていなくてもよい。
上記の実施形態では、チューブ50の一端にコネクタ1が設けられていた。本発明では、チューブの他端の構成は任意である。例えば、チューブの他端には、任意のコネクタや、コネクタ以外の部材(例えば、液体を貯留する容器)が設けられていてもよい。
上記の実施形態では、コネクタ1の全体が、同一の樹脂材料を用いて一部品として一体的に構成されていた。かかるコネクタ1は、効率良く、低コストで製造するのに有利である。但し、本発明のコネクタは、これに限定されない。例えば、相手方コネクタに接続される接続部と、チューブが接着される基体部とが別材料で構成されていてもよい。接続部は、相手方コネクタに対する繰り返しの接続及び分離が可能なように、靭性及び耐久性を有する材料で構成しうる。一方、基体部は、チューブに対する接着性が良好な材料で構成しうる。異なる材料からなる接続部と基体部とは、二色成形により一体化されていてもよいし、それぞれ別個に製造された後、組み合わされて一体化されていてもよい。
本発明は、医療分野において、液体が流れる流路を構成するためのチューブ付きコネクタとして広範囲に利用することができる。流体の種類に制限はなく、例えば、液状の栄養剤、薬液、輸液、血液などであってもよい。
1 コネクタ
10 接続部
11 管状部
12 メステーパ面
15 螺状突起
20 基体部
21 貫通孔
22 案内部
23 円筒部
24 円錐部
25 径小部
50,55 チューブ
51 チューブの外周面先端
52 チューブの先端面
53 チューブの外周面
60 接着剤
65 未硬化の接着剤

Claims (11)

  1. チューブの先端にコネクタが設けられたチューブ付き医療用コネクタであって、
    前記コネクタは、相手方コネクタに接続される接続部と、前記接続部と連通した貫通孔が設けられた基体部とを備え、
    前記貫通孔の内周面は、
    前記チューブの外径より大きな内径を有する円筒部と、
    前記円筒部に対して前記接続部側に隣接し、且つ、前記接続部に向かって内径が小さくなる円錐部とを有し、
    前記チューブの外周面先端または外周面が前記円錐部に当接するように、前記チューブは前記貫通孔に挿入されていることを特徴とするチューブ付き医療用コネクタ。
  2. 前記チューブの前記外周面先端または前記外周面と前記円錐部との間に、周方向に環状に連続した液密なシールが形成されている請求項1に記載のチューブ付き医療用コネクタ。
  3. 前記チューブの前記外周面先端が前記円錐部に当接している請求項1又は2に記載のチューブ付き医療用コネクタ。
  4. 前記チューブと前記貫通孔の前記内周面との間に接着剤が付与されている請求項1~3のいずれか一項に記載のチューブ付き医療用コネクタ。
  5. 前記接着剤は、UV接着剤である請求項4に記載のチューブ付き医療用コネクタ。
  6. 前記円錐部を構成するテーパ面のテーパ角度が20度以上60度以下である請求項1~5のいずれか一項に記載のチューブ付き医療用コネクタ。
  7. 前記貫通孔の前記内周面は、前記円筒部に対して前記接続部とは反対側に隣接し且つ前記基体部の先端に向かって内径が大きくなる案内部を更に備える請求項1~6のいずれか一項に記載のチューブ付き医療用コネクタ。
  8. 前記円筒部は、前記円錐部より長い請求項1~7のいずれか一項に記載のチューブ付き医療用コネクタ。
  9. 前記チューブの外径は、3mm以下である請求項1~8のいずれか一項に記載のチューブ付き医療用コネクタ。
  10. 前記コネクタの全体が一部品として一体的に成形されている請求項1~9のいずれか一項に記載のチューブ付き医療用コネクタ。
  11. 前記接続部は、
    中空円筒形状の管状部と、
    前記管状部の内周面に設けられた、前記管状部の先端に向かって内径が大きくなるメステーパ面と、
    前記管状部の外周面に設けられた螺状突起とを備える請求項1~10のいずれか一項に記載のチューブ付き医療用コネクタ。
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