JP2023056562A - 表示制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】リスクの発生を自発的にユーザに通知可能な表示制御装置を提供する。【解決手段】表示制御装置は、外部から、イベント発生を示すイベント発生情報と、イベントに関する画像データとを受信する受信部と、受信部がイベント発生情報を受信した際に、出力部にイベントに関する画像データまたは該画像データに応じた警告情報を出力させる制御部とを備える。【選択図】図5
Description
本発明は、表示制御装置に関する。
近年、自動車へ搭載されるドライブレコーダが広く普及してきている。
特許文献1には、ドライブレコーダによって記録された画像データに基づいて、リスク画像を含む情報を生成する方法が開示されている。より具体的には、リスク画像と、当該走行動作の情報と、リスク遭遇位置とを含むリスク情報を生成する。なおリスクとは、例えば車体の急減速や急停止などの、危険を含む走行を示す。そして、目的地への経路探索を行う際に、自動車が過去にリスクに遭遇した位置に接近した場合に、その旨を運転者に通知する。
しかしながら、特許文献1に記載の方法であると、リスク画像を表示するためには、リスク画像の一覧表示をユーザが命令したり、この一覧表示の中からユーザがリスク画像を抽出して表示させる指令をしたりする必要がある。すなわち、ユーザが、予めリスク画像の存在、言い換えれば過去におけるリスクの発生を覚えておき、ユーザによる能動的な操作が必要であった。
本発明の一形態は、リスクの発生を自発的にユーザに通知可能な表示制御装置を提供する。
本発明の一形態の表示制御装置は、外部から、イベント発生を示すイベント発生情報と、前記イベントに関する画像データとを受信する受信部と、前記受信部が前記イベント発生情報を受信した際に、出力部に前記イベントに関する前記画像データまたは該画像データに応じた警告情報を出力させる制御部とを備える。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、図面については、同一又は同等の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
(第1実施形態)
この発明の第1実施形態に係る表示制御装置について説明する。本実施形態は、例えば家屋等の建物外に設置された防犯カメラや、自家用車等に設置されたドライブレコーダで録画された画像データにおいて、例えば移動物体が撮影される等の何らかのイベントが検出された際、その旨を例えばテレビ受像機等の表示制御装置を用いてユーザに通知するものである。
この発明の第1実施形態に係る表示制御装置について説明する。本実施形態は、例えば家屋等の建物外に設置された防犯カメラや、自家用車等に設置されたドライブレコーダで録画された画像データにおいて、例えば移動物体が撮影される等の何らかのイベントが検出された際、その旨を例えばテレビ受像機等の表示制御装置を用いてユーザに通知するものである。
<防犯システムの構成について>
図1は、本実施形態に係る防犯システムのブロック図である。図示するように、防犯システム1は、大まかにはテレビ受像機(表示制御装置)100、サーバ200、防犯カメラ300、及びドライブレコーダ400を備えている。
図1は、本実施形態に係る防犯システムのブロック図である。図示するように、防犯システム1は、大まかにはテレビ受像機(表示制御装置)100、サーバ200、防犯カメラ300、及びドライブレコーダ400を備えている。
テレビ受像機100は、例えば前述の家屋等の建物内に設置され、テレビ放送を受信して表示する。更に本実施形態に係るテレビ受像機100は、防犯カメラ300及びドライブレコーダ400で録画された画像データを表示可能である。
防犯カメラ300は、前述の通り、例えば家屋等の建物外部に設置される。防犯カメラ300は、所定の範囲を常時録画する場合であっても良いし、例えば移動物体が検出される等のイベントが発生した際に録画を開始し、その後、移動物体が一定期間検出されなくなった際に録画を終了する場合であっても良い。また、防犯カメラ300によって得られる画像データは、動画であっても良いし、一定の時間間隔で撮影された静止画像であっても良い。そして防犯カメラ300は、イベントが発生した旨を示すイベント発生情報と、当該イベントを録画した画像データを、例えばインターネット等の有線または無線通信網600を介してサーバ200へ送信する。
ドライブレコーダ400は、例えば自家用車等の自動車や自動二輪車に設置される。本例では、図1に示すように自動車500に設置される場合を用いて説明する。ドライブレコーダ400は、例えばユーザによる録画設定操作を受け付けることにより、防犯カメラ300と同様に、所定の範囲を常時録画する場合であっても良いし、例えば移動物体の検出や、車体に生じた衝撃の検出等のイベントが発生した際に録画を開始し、その後、移動物体が一定期間検出されなくなった際に録画を終了する場合であっても良い。また、ドライブレコーダ400によって録画された画像データもまた、動画であっても良いし、一定の時間間隔で撮影された静止画像であっても良い。そしてドライブレコーダ400は、イベントが発生した旨を示すイベント発生情報と、当該イベントを録画した画像データを、通信網600を介してサーバ200へ送信する。
サーバ200は、上述の通り、通信網600を介して、防犯カメラ300及びドライブレコーダ400からイベント発生情報と画像データとを受信し、記憶する。更にサーバ200は、受信した画像データ内におけるイベント内容を判断し、当該イベントの危険度を判別する。そしてサーバ200は、画像データ及びイベント発生情報と共に、危険度を示す警告情報を、通信網600を介してテレビ受像機100へ送信する。
次に、上記テレビ受像機100及びサーバ200の構成について説明する。まず、サーバ200の構成につき、図2を用いて説明する。図2は、サーバ200のブロック図である。図2では、サーバ200の構成のうち、本実施形態に係る防犯システム1の動作に関する部分のみを図示している。
図示するようにサーバ200は、受信部20、記憶部21、判断部22、制御部23、及び送信部24を備えている。受信部20は、防犯カメラ300及びドライブレコーダ400から画像データ及びイベント発生情報を受信する。記憶部21は、受信部20で受信された画像データ及びイベント発生情報を記憶する。また本実施形態に係る防犯システム1では、例えば顔認証技術等を用いて不審者を検出可能である。この際、ユーザは、不審者から除外したい人物をサーバ200に登録できる。そのためにサーバ200は、当該人物の画像データを受信部20においてユーザから受け付け、記憶部21に記憶する。更に記憶部21は、イベントの危険度に応じてテレビ受像機100に表示させるべきテキストメッセージを保持する。例えばテキストメッセージの一例は以下である。
・第1テキストメッセージ:「人物無し」
・第2テキストメッセージ:「父」
・第3テキストメッセージ:「要注意」
第1テキストメッセージは、例えば画像データに人間が含まれない場合に用いられる。具体例としては、例えば防犯カメラ300において移動物体が検出されたが、当該移動物体が猫や犬等の動物や、道路を通行する自動車等、人間以外であった場合である。第2テキストメッセージは、画像データに人間が含まれているが、前述の、ユーザによって不審者から除外したい人物であった場合に用いられる。本例においては、家族における「父」の画像データが予めサーバ200に登録されており、画像データに含まれる人物が「父」と判断された場合に用いられる。もちろん、「父」は一例であり、ユーザによって登録された人物であれば限定されず、第2テキストメッセージの内容は画像データと共に記憶部21に登録されてもよい。第3メッセージは、画像データに人間が含まれており、且つユーザによって予め登録された人物ではないと判断された場合に用いられる。もちろん、これらは一例に過ぎず、ユーザは種々のイベントに関する画像データを予めサーバ200に登録しておき、サーバ200による不要なイベント発生判断を抑制してもよいし、第1乃至第3テキストメッセージも上記に限らず、更に詳細な情報を含むメッセージとしてもよい。
・第1テキストメッセージ:「人物無し」
・第2テキストメッセージ:「父」
・第3テキストメッセージ:「要注意」
第1テキストメッセージは、例えば画像データに人間が含まれない場合に用いられる。具体例としては、例えば防犯カメラ300において移動物体が検出されたが、当該移動物体が猫や犬等の動物や、道路を通行する自動車等、人間以外であった場合である。第2テキストメッセージは、画像データに人間が含まれているが、前述の、ユーザによって不審者から除外したい人物であった場合に用いられる。本例においては、家族における「父」の画像データが予めサーバ200に登録されており、画像データに含まれる人物が「父」と判断された場合に用いられる。もちろん、「父」は一例であり、ユーザによって登録された人物であれば限定されず、第2テキストメッセージの内容は画像データと共に記憶部21に登録されてもよい。第3メッセージは、画像データに人間が含まれており、且つユーザによって予め登録された人物ではないと判断された場合に用いられる。もちろん、これらは一例に過ぎず、ユーザは種々のイベントに関する画像データを予めサーバ200に登録しておき、サーバ200による不要なイベント発生判断を抑制してもよいし、第1乃至第3テキストメッセージも上記に限らず、更に詳細な情報を含むメッセージとしてもよい。
判断部22は、受信部20においてイベント発生情報が受信されると、記憶部21から、防犯カメラ300またはドライブレコーダ400によって撮影された画像データと、ユーザによって予め登録された画像データとを読み出す。そして判断部22は、防犯カメラ300またはドライブレコーダ400から受信した画像データに、人間が含まれているか否かを判断する。画像データに人間が含まれているか否かの判断は、画像データにおける特徴量を算出する等、既存の方法を用いて実施できる。そして、画像データに人間が含まれている場合には、前述の通り、例えばユーザによって予め登録された画像データを用いた顔認証技術等により、当該人物が不審者であるか否かを判断する。更に判断部22は、AI技術を用いて、画像データに映っている人物の行動の不審さや異常さを検知して、犯罪につながる動作であるかを判断してもよい。
制御部23は、イベント発生情報と、防犯カメラ300またはドライブレコーダ400によって撮影された画像データを記憶部21から読み出すと共に、判断部22における判断結果に基づいて、適切なテキストメッセージを記憶部21から読み出す。また、例えば判断部22における判断結果が、例えば予め用意されたテキストメッセージで対応できない場合(例えば、「空き巣が発生しています」や「放火の恐れが高いです」等、一般的に想定されにくいイベント)、適切なテキストメッセージを生成する。
送信部24は、制御部23の命令に応答して、イベント発生情報と、防犯カメラ300またはドライブレコーダ400によって撮影された画像データとを、通信網600を介してテレビ受像機100に送信する。更に送信部24は、制御部23の命令に応答して、制御部23で決定されたテキストメッセージを、上記イベント発生情報及び画像データと関連付けられた警告情報として、通信網600を介してテレビ受像機100に送信する。
次に、テレビ受像機100の構成について、図3を用いて説明する。図3は、テレビ受像機100のブロック図である。図3では、テレビ受像機100の構成のうち、本実施形態に係る防犯システム1の動作に関する部分のみを図示している。
図示するようにテレビ受像機100は、受信部10、記憶部11、表示部12、通知部13、及び制御部14を備えている。受信部20は、イベント発生情報と、防犯カメラ300またはドライブレコーダ400によって撮影された画像データと、警告情報とを、サーバ200から受信する。記憶部11は、受信部10で受信されたイベント発生情報、画像データ、及び警告情報を、互いに関連付けて記憶する。表示部12は、図示せぬアンテナにより受信されたテレビ放送波に基づいてテレビ番組を表示可能なディスプレイである。そして表示部12は、制御部14の命令に基づいて、受信部20においてサーバから受信した画像データ(及び警告情報)を表示可能である。通知部13は、表示部12が非表示状態の場合、具体的には、ディスプレイの電源がオフ状態の場合に、受信部10において画像データ等を受信した旨を警告情報として表示する。通知部13の一例は、例えばLEDであり、制御部23の命令に基づいてLEDが点灯または点滅等することにより、イベント発生の旨をユーザに通知する。制御部14は、テレビ受像機100全体を制御する。すなわち制御部14は、受信部10においてイベント発生情報と、防犯カメラ300またはドライブレコーダ400によって撮影された画像データと、警告情報とを受信したことに応答して、イベント発生の旨を種々の方法により表示部12及び/または通知部13に表示させる。表示方法の具体例については後述する。
<防犯システムの動作について>
次に、上記防犯システム1の動作について、図4を用いて説明する。図4は、防犯カメラ300またはドライブレコーダ400と、サーバ200と、テレビ受像機100の動作を示すフローチャートである。なお、以下の説明では、防犯カメラ300及びドライブレコーダ400を区別しない場合には、「カメラ300及び/または400」と呼ぶことにする。
次に、上記防犯システム1の動作について、図4を用いて説明する。図4は、防犯カメラ300またはドライブレコーダ400と、サーバ200と、テレビ受像機100の動作を示すフローチャートである。なお、以下の説明では、防犯カメラ300及びドライブレコーダ400を区別しない場合には、「カメラ300及び/または400」と呼ぶことにする。
図示するように、ステップS10において、カメラ300及び/または400が撮影を開始する。そしてステップS11において、イベントの発生の有無を判断する。前述の通り、カメラ300及び/または400は、イベントの発生の有無にかかわらず常時録画を行っていても良いし、イベントの発生をトリガとして録画を開始しても良い。常時録画の場合には、カメラ300及び/または400は、例えば撮影中に移動物体が検出されたことや、衝撃が検出されたことに基づいて、イベントが発生したと判断できる。イベントの発生をトリガとして録画を開始する場合には、撮影中に移動物体が検出されたことや、衝撃が検出されたことをトリガとすることができる。
ステップS12においてイベントが発生したと判断された場合、ステップS13においてカメラ300及び/または400は、イベント発生情報をサーバ200に通知する。更に、ステップS14においてカメラ300及び/または400は、当該イベント発生情報に対応する画像データをサーバ200に送信する。送信される画像データは、例えばイベント発生から終了までの期間の映像である。
ステップS13及びS14に応答して、サーバ200は、ステップS22及びS23において、受信部20においてイベント発生情報と画像データとを受信し、記憶部21に記憶させる。なお、ステップS22以前に、サーバ200は、ステップS20において不審者として認識されることを望まない人物についての画像データをユーザから受け付け、記憶部21に記憶させると共に、制御部23は当該人物が不審者でないことを登録する。更にステップS21においてサーバ200は、上記説明した第1乃至第3テキストメッセージを記憶部21に保持させる。
ステップS23の後、ステップS24においてサーバ200の判断部22は、発生したイベントの危険度を判定する。危険度の判定方法は、前述の通り、予め登録された画像データを用いた顔認証技術や、AI技術を用いた犯罪発生予測処理に基づく。そしてステップS25においてサーバ200の制御部23は、イベント発生情報、カメラ300及び/または400から受信した画像データ、及びテキストメッセージを関連付けたデータを生成する。そして送信部24が、互いに関連付けられたイベント発生情報、カメラ300及び/または400から受信した画像データ、及びテキストメッセージ(警告情報)をテレビ受像機100に送信する。
ステップS25に応答して、テレビ受像機100は、ステップS30において、受信部10においてイベント発生情報、画像データ、及びテキストメッセージを受信し、記憶部11に記憶させる。そして、ステップS31においてユーザがテレビを視聴中の場合、言い換えれば表示部(ディスプレイ)12への電源が投入されている場合、制御部14はステップS35において、表示部12に、受信した画像データ及び/またはテキストメッセージを表示させる。
他方で、ステップS31においてユーザがテレビを視聴中でない場合、言い換えれば表示部12への電源が投入されていない場合、制御部14はステップS32において、通知部(本例ではLED)13を点灯または点滅させ、警告情報をユーザに通知する。通知部13は、例えばユーザがステップS33において表示部12に電源を投入するまで継続される。ステップS33において表示部12に電源が投入されると、制御部14はステップS34において通知部を消灯させ、ステップS35の処理を行う。
<テレビ受像機における表示例>
次に、図4のステップS35におけるテレビ受像機100における画像データ等の表示例と、ステップS32の具体例について説明する。
次に、図4のステップS35におけるテレビ受像機100における画像データ等の表示例と、ステップS32の具体例について説明する。
図5は、ステップS35において表示部12に初めに表示される画面例を示す。図示するように、制御部14は、電子番組表(EPG:Electronic Programming Guide)と共に、カメラ300及び400の録画データ情報を表示させる。すなわち表示部12は、通常の電子番組表が表示される領域110と、カメラ300及び400の録画データ情報が表示される領域120とを含む。制御部14は、受信部10で受信したイベント発生情報、画像データ、及びテキストメッセージから、領域120を生成する。
例えば図5の例であると、制御部14は、イベント発生情報に基づいて、ドライブレコーダ400において、11月2日のAM2:10にイベントが発生したことを認識する。更に制御部14は、このイベント発生情報に関連付けられた第1テキストメッセージ「人物無し」を選択し、更に画像データからサムネイル123を生成する。そして、これらの情報121を領域120に表示させる。その後、ユーザから情報121の選択動作を受け付けると、制御部14は、記憶部11から当該情報121に対応した画像データを表示部12に再生させる。
同様に、制御部14は、イベント発生情報に基づいて、防犯カメラ(図5の例では南側監視カメラ)300において、11月3日のAM3:10にイベントが発生したことを認識する。更に制御部14は、このイベント発生情報に関連付けられた第2テキストメッセージ「父」を選択し、画像データからサムネイル123を生成する。そして、これらの情報122を領域120に表示させる。また、11月3日のAM2:10にもイベントが発生しているが、このイベントに対しては第3テキストメッセージ「要注意」を受信している。したがって制御部14は、本イベントは危険度が高いと判断し、その他のイベントとは例えば異なる色(図5の例ではハッチングで示している)を用いて表示させ、ユーザに対する注意を喚起する。
図6A及び図6Bは、テレビ受像機100の外観図であり、ステップS35においてカメラ300及び/または400から受信した画像データの表示方法について示している。図6Aの例であると、ユーザがテレビ番組等を視聴中の場合、または表示部12の電源を投入した際、制御部14は、表示部12の表示画面を2つの領域130及び131に分割する。そして制御部14は、一方の領域130にはテレビ番組を継続して表示させ、他方の領域131には画像データを表示させる。図6Bの例では、制御部14は、表示部12の表示画面にはテレビ番組を継続して表示させつつ、表示画面の一部領域132に重畳させつつ画像データを表示させる。もちろん、画像データを全画面表示させてもよい。これらの表示方法は、例えば図5において領域120内の情報をユーザが選択された際にも適用可能である。
図6Cもテレビ受像機100の外観図であり、ステップS35においてカメラ300及び/または400から受信した画像データの別の方法について示している。図示するように、ユーザがテレビ番組等を視聴中の場合、または表示部12の電源を投入した際、制御部14は、表示部12にテレビ番組を表示させつつ、イベント発生情報を受信していることに応答して、その旨を示す第4テキストメッセージを表示する。図6Cの例では、「監視カメラが検知しました!録画情報を確認してください!」なる第4テキストメッセージが表示される。この第4テキストメッセージは、例えばいずれかのタイミング(例えばイベント発生情報の送信タイミング等)でサーバ200からテレビ受像機100に送信されて、記憶部11に保持されていてもよいし、予め記憶部11に保持されていてもよい。その後は、例えばユーザが図5で説明したEPG画面から録画情報を選択して、図6Aまたは図6Bに示す方法により再生され得る。なお、第4テキストメッセージは、文字情報として表示するのではなく、音声情報として、テレビ受像機100のスピーカから出力されてもよいし、文字情報と音声情報の両方で出力されてもよい。
図6Dもテレビ受像機100の外観図であり、ステップS32の様子を示している。図示するように、テレビ受像機100は、表示部12の電源が投入されていない際には、通知部(LED)13を点灯させる。これによりユーザは、カメラ300及び/または400において何らかのイベントが検知されたことを認識できる。その後は、制御部14は図5の画面を表示させて、情報121または122の選択を促してもよいし、図6A乃至図6Cに示す画面を表示させてもよい。
上記方法によれば、イベント発生情報を受信したテレビ受像機100が、自発的にイベント発生の旨をユーザに通知する。したがって、カメラ300及び/または400で得られた画像データに、リスクを含む何らかのイベントが発生したか否かをユーザ自身が調べる手間を省くことができる。また、EPG画面内にイベント発生の旨の情報を表示させたり、テレビ番組と共に画像データを表示させたりすることにより、通常のテレビ番組表示への邪魔になることを抑制できる。
(第2実施形態)
次に、この発明の第2実施形態に係る表示制御装置について説明する。本実施形態は、上記第1実施形態において、サーバ200の機能をテレビ受像機100に持たせたものである。以下では、第1実施形態と異なる点についてのみ説明する。
次に、この発明の第2実施形態に係る表示制御装置について説明する。本実施形態は、上記第1実施形態において、サーバ200の機能をテレビ受像機100に持たせたものである。以下では、第1実施形態と異なる点についてのみ説明する。
防犯システム1の構成は、図1においてサーバ200を廃したものに相当する。もちろん、例えばカメラ300及び/または400で録画された画像データをバックアップするためにサーバ200を用いてもよい。
<テレビ受像機の構成について>
図7は、本実施形態に係るテレビ受像機100のブロック図である。図示するように本実施形態に係るテレビ受像機100は、第1実施形態で説明した図3に示す構成において、更に判断部15を備えている。
図7は、本実施形態に係るテレビ受像機100のブロック図である。図示するように本実施形態に係るテレビ受像機100は、第1実施形態で説明した図3に示す構成において、更に判断部15を備えている。
本実施形態に係る受信部10は、第1実施形態で説明したサーバ200の受信部20と同様に、カメラ300及び/または400から画像データ及びイベント発生情報を受信する。記憶部11も、サーバ200の記憶部21と同様に、受信部10で受信された画像データ及びイベント発生情報を記憶する。更に記憶部11は、不審者から除外したい人物の画像データや、第1実施形態で説明した第1乃至第4テキストメッセージを保持する。
判断部15は、第1実施形態で説明したサーバ200の判断部22と同様の処理を行う。すなわち、受信部10においてイベント発生情報が受信されると、記憶部11から、カメラ300または400によって撮影された画像データと、ユーザによって予め登録された画像データとを読み出す。そして判断部15は、カメラ300または400から受信した画像データに、人間が含まれているか否か、また含まれている場合には不審者か否か等を判断する。
制御部14は、第1実施形態で説明したサーバ200の制御部23の機能と、テレビ受像機100の制御部14の機能とを併せ持つ。すなわち本実施形態に係る制御部14は、イベント発生情報と、カメラ300または400によって撮影された画像データを記憶部11から読み出すと共に、判断部15における判断結果に基づいて、適切なテキストメッセージを記憶部11から読み出す。そして制御部14は、受信部10においてイベント発生情報と、カメラ300または400によって撮影された画像データとを受信したことに応答して、イベント発生の旨を、第1実施形態で説明した種々の方法により表示部12及び/または通知部13に表示させる。
表示部12及び通知部13は、第1実施形態で説明した通りである。
表示部12及び通知部13は、第1実施形態で説明した通りである。
<防犯システムの動作について>
次に、上記防犯システム1の動作について、図8を用いて説明する。図8は、カメラ300または400とテレビ受像機100の動作を示すフローチャートであり、第1実施形態で説明した図4に対応する。以下の説明においては、特に図4と異なる点にのみ着目して説明する。
次に、上記防犯システム1の動作について、図8を用いて説明する。図8は、カメラ300または400とテレビ受像機100の動作を示すフローチャートであり、第1実施形態で説明した図4に対応する。以下の説明においては、特に図4と異なる点にのみ着目して説明する。
図示するように、カメラ300または400の動作は図4と同様であり、ステップS10~S14の処理が行われる。図4と異なる点は、イベント発生情報と画像データが、テレビ受像機100に送信される点である。これに応答して、テレビ受像機100の受信部10は、ステップS42及びS43において、イベント発生情報と画像データを受信し、記憶部21に記憶させる。なお、ステップS42以前に、テレビ受像機100は、ステップS40において不審者として認識されることを望まない人物についての画像データをユーザから受け付け、記憶部21に記憶させると共に、制御部14は当該人物が不審者でないことを登録する。本ステップS40は、図4で説明したステップS20と同様である。更にステップS41においてテレビ受像機100は、上記説明した第1乃至第3テキストメッセージを記憶部11に保持させる。本ステップS41は、図4で説明したステップS21と同様である。
ステップS43の後、ステップS44においてテレビ受像機100の判断部15は、発生したイベントの危険度を判定する。本ステップS44は、図4で説明したステップS24と同様である。その後は、第1実施形態で説明したステップS31~S35の処理が行われる。テレビ受像機100の画面の表示例も第1実施形態において図5及び図6A乃至図6Dで説明した通りである。
上記のように、第1実施形態で説明したイベントの危険度判定に関わる処理を、テレビ受像機100で行ってもよい。
(第3実施形態)
次に、この発明の第3実施形態に係る表示制御装置について説明する。本実施形態は、上記第1実施形態において、例えばテレビ番組等の録画機器が、サーバ200の役割を果たすものである。以下では、第1実施形態と異なる点についてのみ説明する。
次に、この発明の第3実施形態に係る表示制御装置について説明する。本実施形態は、上記第1実施形態において、例えばテレビ番組等の録画機器が、サーバ200の役割を果たすものである。以下では、第1実施形態と異なる点についてのみ説明する。
<防犯システムの構成について>
図9は、本実施形態に係る防犯システムのブロック図である。図示するように、本実施形態に係る防犯システム1は、第1実施形態で説明した図1の構成において、録画機器(表示制御装置)800を備えている。
図9は、本実施形態に係る防犯システムのブロック図である。図示するように、本実施形態に係る防犯システム1は、第1実施形態で説明した図1の構成において、録画機器(表示制御装置)800を備えている。
録画機器800は、テレビ放送波を受信し、テレビ番組を記録する。そして、例えばHDMI(登録商標)ケーブル等によりテレビ受像機100と接続され、録画機器800で録画された番組をテレビ受像機100で視聴できるような構成とされている。更に本実施形態に係る録画機器800は、第1実施形態で説明した図2に示す構成を有している。そして、録画機器800は、第1実施形態で説明した図4におけるサーバ200と同様の動作を実行する。すなわち録画機器800は、ステップS25において各種情報をテレビ受像機100に送信することにより、発生したイベントに関する画像データ及び/または警告情報を、テレビ受像機100のディスプレイまたはLEDに表示可能な状態とする。
本例によれば、サーバ200を用いなくても、第1実施形態と同様の防犯システム1を実現できる。
なお、実施形態は上記説明した形態に限定されず、種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態では、テレビ受像機100の設置された家屋の周囲に防犯カメラ300が設置される場合を例に説明した。しかし、防犯カメラ300の設置位置は特に限定されず、例えば遠隔地にある事業所内の防犯カメラ300の録画データを自宅や別事業所のテレビ受像機で視聴する場合であってもよい。ドライブレコーダ400についても同様である。場合によっては、自動車500の駐車中に限らず、走行中の画像データがサーバ200またはテレビ受像機100に送信される場合であってもよい。また、図6Dの例では、ディスプレイが非表示状態の場合にはLED13により警告情報を通知する場合を例に説明した。しかし、LED13に限らず、その他の方法により通知してもよいし、例えばサーバ200が、予め登録されたスマートフォン等の携帯端末に通知する場合であってもよい。なお、図2、図3、及び図7に記載した構成は一例に過ぎず、各フローチャートで示した処理が実行可能な構成であればよく、またフローチャートの各ステップは可能な限り、その処理の順番を入れ替えることができる。
また、上記実施形態では、図4及び図8を用いて説明したように、イベント発生情報が、画像データと共にカメラ300及び/または400から、サーバ200またはテレビ受像機100に送信される場合を例に説明した。しかし、イベント発生情報がサーバ200またはテレビ受像機100に送信されない場合であってもよい。この場合には、サーバ200またはテレビ受像機100は、画像データを受信することで、イベントの発生を認識すればよい。受信された画像データは、外部で発生したイベントに関する画像であり、画像データ内に、イベント発生日時等のイベント関連情報が含まれていればよい。このような場合であっても、サーバ200及びテレビ受像機100は、危険度の判定が可能である。
上記では、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、上述した形態に限定されるものではなく、適宜変形可能である。そして上記の構成は、実質的に類似の構成、類似の作用効果を奏する構成または類似の目的を達成できる構成で置き換えることができる。
1…防犯システム、10、20…受信部、11、21…記憶部、12…表示部、13…通知部、14、23…制御部、15、22…判断部、24…送信部、100…テレビ受像機、123…サムネイル、200…サーバ、300…防犯カメラ、400…ドライブレコーダ、500…自動車、600…ネットワーク、800…録画機器
Claims (12)
- 外部から、イベント発生を示すイベント発生情報と、前記イベントに関する画像データとを受信する受信部と、
前記受信部が前記イベント発生情報を受信した際に、出力部に前記イベントに関する前記画像データまたは該画像データに応じた警告情報を出力させる制御部と
を備えた表示制御装置。 - 人物の画像データを保持する保持部と、
前記イベントに関する画像データにおいて移動物体が含まれ、且つ該移動物体が前記保持部に保持された画像データにおける人物であるか否かを判断する判断部と
を更に備え、
前記制御部は、前記判断部における判断結果に基づく前記警告情報を前記出力部に出力させる、請求項1記載の表示制御装置。 - 前記保持部は、前記受信部で受信した前記画像データに人間が含まれない場合に対応する第1テキストデータと、
前記保持部に保持された前記人物の画像データに関連付けられた第2テキストデータと、
前記保持部に保持されない人物の画像データに関連付けられた第3テキストデータと
を更に保持し、
前記判断部は、前記移動物体の特徴量に基づいて、当該移動物体が人間であるか否かを更に判断し、
前記制御部は、
前記判断部において前記移動物体が人間でないと判断された場合、前記第1テキストデータを前記警告情報として前記出力部に出力させ、
前記判断部において前記移動物体が人間であり、且つ前記保持部に保持された前記人物であると判断された場合、前記第2テキストデータを前記警告情報として前記出力部に出力させ、
前記判断部において前記移動物体が人間であり、且つ前記保持部に保持された前記人物でないと判断された場合、前記第3テキストデータを前記警告情報として前記出力部に出力させる、請求項2記載の表示制御装置。 - 前記受信部は、前記画像データにおいて、予め登録された人物以外の人物が写っているか否かに基づく情報を、前記画像データと共に受信し、
前記制御部は、前記情報に基づく前記警告情報を前記出力部に出力させる、請求項1記載の表示制御装置。 - 前記出力部は、テレビ映像を表示可能な表示部であり、
前記受信部が前記画像データを受信した際に、前記制御部は、前記テレビ映像と共に前記画像データ及び/または該画像データに関する第4テキストデータを前記表示部に表示させる、請求項1乃至4いずれか1項記載の表示制御装置。 - 前記出力部は、テレビ映像を表示可能な表示部と、前記テレビ映像における音声を出力可能な音声出力部であり、
前記受信部が前記画像データを受信した際に、前記制御部は、前記テレビ映像を前記表示部に表示させつつ、前記画像データに関する音声メッセージを前記音声出力部に対して出力させる、請求項1乃至4いずれか1項記載の表示制御装置。 - 前記出力部は、テレビ映像を表示可能な表示部であり、
前記受信部が前記画像データを受信した際に、前記制御部は、テレビ番組のEPG画面において、前記画像データに関する情報を前記表示部に表示させる、請求項1乃至4いずれか1項記載の表示制御装置。 - 前記制御部は、前記EPG画面において、前記画像データのサムネイルと共に、前記画像データに記録された事象の危険度を前記警告情報として前記表示部に表示させる、請求項7記載の表示制御装置。
- 前記出力部は、テレビ映像を表示可能な表示部と、前記画像データを受信した旨を外部に通知可能な通知部とを含み、
前記表示部が非表示状態の際に、前記受信部が前記画像データを受信した場合、前記制御部は、前記通知部に対し、前記画像データを受信した旨を通知させる、請求項1乃至4いずれか1項記載の表示制御装置。 - 前記受信部の受信する前記画像データは、防犯カメラまたはドライブレコーダによって録画されたデータである、請求項1乃至9いずれか1項記載の表示制御装置。
- 前記表示制御装置は、前記出力部を備えたテレビ受像機、または前記出力部に画像及び/または音声を出力させるためのデータを保持可能な録画機器である、請求項1乃至10いずれか1項記載の表示制御装置。
- 外部で発生したイベントに関する画像データを受信する受信部と、
前記受信部が前記イベント発生情報を受信した際に、出力部に前記イベントに関する前記画像データまたは該画像データに応じた警告情報を出力させる制御部と
を備えた表示制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021165830A JP2023056562A (ja) | 2021-10-08 | 2021-10-08 | 表示制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2023056562A true JP2023056562A (ja) | 2023-04-20 |
Family
ID=86004993
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2021165830A Pending JP2023056562A (ja) | 2021-10-08 | 2021-10-08 | 表示制御装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2023056562A (ja) |
-
2021
- 2021-10-08 JP JP2021165830A patent/JP2023056562A/ja active Pending
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