JP2023056446A - 犬の糞処理器 - Google Patents
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Abstract
【課題】 犬の糞の回収時のみならず、その後の廃棄作業時にも糞に触れる確率を低くし、また身体を曲げることなく起立しながら一連の糞処理完了出来る機能を提供する。【解決手段】所望の長さの棒と、所望の長さの棒の一端に配置された空洞で構成された本体部と、袋の底を、枠に配置された枠袋底仮止め器で仮止めした後、袋の中に枠を収納した可動式引き出し回収部と、空洞袋口仮止め器を備え、本体部の空洞の内側に、可動式引き出し回収部を装着し、可動式引き出し回収部の袋の口を本体部の空洞の外側に折り返し、空洞袋口仮止め器で、可動式引き出し回収部の折り返した袋の口を外側から本体部の空洞に仮止めし、犬の糞を可動式引き出し回収部で回収後、可動式引き出し回収部の枠を、犬の糞の回収と反対側に引き出すことによって、可動式引き出し回収部の袋が、犬の糞と一緒に本体部の空洞を通過し、犬の糞が可動式引き出し回収部の袋の中に取り込まれることを特徴とする。【選択図】図4
Description
本発明は、地面、使用者の手、回収袋、及び該当糞処理器を汚さない様に犬の散歩中の糞処理を行い、糞回収後に可燃ごみとして廃棄する為の道具に関するものである。
従来、犬が散歩中に糞を排泄する際に、排泄位置で糞を受け取る道具があった(特許文献1参照)。
また、マジックハンド状犬の糞取り器があった(特許文献2参照)。
また、マジックハンド状犬の糞取り器があった(特許文献2参照)。
次のような問題点があった。
(イ)特許文献1では、犬の糞の排泄時あるいは回収時に、排泄場所近くまで身体 を曲げての回収作業が必要であり、人間の身体に負担がかかった。
(ロ)特許文献2では、人間が起立した状態で犬の糞の回収作業が可能だが、巾着 袋を閉じる際に糞の重さを利用する為、重さが十分でない場合は巾着袋がしっかり 閉じない、または閉じる為に追加の手作業が必要になった。また、巾着袋の入り口 近くや紐に糞が付着した場合は、糞の回収後の取り扱い時に手を汚す危険があり、 衛生的に懸念があった。
本発明は、これらの問題点を解決するためになされたものである。
(イ)特許文献1では、犬の糞の排泄時あるいは回収時に、排泄場所近くまで身体 を曲げての回収作業が必要であり、人間の身体に負担がかかった。
(ロ)特許文献2では、人間が起立した状態で犬の糞の回収作業が可能だが、巾着 袋を閉じる際に糞の重さを利用する為、重さが十分でない場合は巾着袋がしっかり 閉じない、または閉じる為に追加の手作業が必要になった。また、巾着袋の入り口 近くや紐に糞が付着した場合は、糞の回収後の取り扱い時に手を汚す危険があり、 衛生的に懸念があった。
本発明は、これらの問題点を解決するためになされたものである。
所望の長さの棒と、前記所望の長さの棒の一端に配置された空洞で構成された本体部と、袋の底を、枠に配置された枠袋底仮止め器で仮止めした後、前記袋の中に前記枠を収納した可動式引き出し回収部と、空洞袋口仮止め器を備える。
前記本体部の空洞の内側に、前記可動式引き出し回収部を装着し、前記可動式引き出し回収部の袋の口を前記本体部の空洞の外側に折り返し、前記空洞袋口仮止め器で、前記可動式引き出し回収部の折り返した袋の口を外側から前記本体部の空洞に仮止めする。
犬の糞を前記可動式引き出し回収部で回収後、前記可動式引き出し回収部の枠を、前記犬の糞の回収と反対側に引き出すことによって、前記可動式引き出し回収部の袋が、前記犬の糞と一緒に前記本体部の空洞を通過し、前記犬の糞が前記可動式引き出し回収部の袋の中に取り込まれる。
以上を特徴とする犬の糞処理器である。
前記本体部の空洞の内側に、前記可動式引き出し回収部を装着し、前記可動式引き出し回収部の袋の口を前記本体部の空洞の外側に折り返し、前記空洞袋口仮止め器で、前記可動式引き出し回収部の折り返した袋の口を外側から前記本体部の空洞に仮止めする。
犬の糞を前記可動式引き出し回収部で回収後、前記可動式引き出し回収部の枠を、前記犬の糞の回収と反対側に引き出すことによって、前記可動式引き出し回収部の袋が、前記犬の糞と一緒に前記本体部の空洞を通過し、前記犬の糞が前記可動式引き出し回収部の袋の中に取り込まれる。
以上を特徴とする犬の糞処理器である。
本発明の犬の糞処理器は、糞の回収時のみならず、その後の廃棄作業時にも糞に触れる確率を低くし、また身体を曲げることなく起立しながら処理できるように開発したものである。特に犬の糞が袋の入り口付近に付着した場合、既存の技術では袋の処理中に手を汚す危険があったが、本発明の犬の糞処理器を用いると、回収後に枠が引き出される際に、袋が糞を内部に包み込みながら裏返り、最後に自動で袋が閉じるため、手を汚さず作業を終了出来る。
以下、本発明を実施するための形態について説明する。
(イ)図1に示す犬の糞処理器は、図2(a)、(b)、(c)に示す本体部、図3(b)に示す可動式引き出し回収部、及び空洞袋口仮止め器(3)から構成される。
(ロ)図2(a)、(b)、(c)に本体部を示す。棒(1)は空洞(2)にしっかりと固定されている。固定する方法は、そのまま固定しても良いし、蝶番等を介して固定しても良い。また、棒(1)は伸縮可能なものを使用しても良い。空洞(2)の形は円形でも楕円形でも多角形でも構わないが、犬の糞を回収後、可動式引き出し回収部が、犬の糞と一緒に通過する事が出来る十分な空間を用意する。
(ハ)図3に可動式引き出し回収部を示す。(a)は、重力方向には歪まず、糞を回収後も空洞(2)に装着され、空洞(2)を通過した後に形状が戻る弾性のある素材を使用した枠(4)である。枠(4)の形状は円形でも楕円形でも瓢箪型でも多角形でも構わない。(b)は、枠(4)に付属する枠袋底仮止め器(6)で袋(5)の底をつかんだ後、袋(5)を裏返しながら枠(4)を袋(5)の中に収納した図である。枠袋底仮止め器(6)は、クリップや洗濯バサミ等の仮止め用具でも、両面テープや、はがせる糊のような粘着性のある素材でも構わない。その後(c)の様に、空洞(2)に可動式引き出し回収部を、枠(4)を歪めながら装着し、最後に(d)の様に、空洞袋口仮止め器(3)を用いて袋(5)の口を空洞(2)に外側から仮止めする。空洞袋口仮止め器(3)は、ゴム等の伸縮性のある素材を用いることが望ましいが、仮止めができるのであればそれに限定されない。
枠(4)は袋(5)をはさんで空洞(2)に装着され、糞を回収時に糞の重さや強風等が原因で脱着しないように、弾性のある素材を使用しているが、追加で十分な力で装着する方法としては、枠(4)の空洞(2)に触れる側面部分に凸部あるいは凹部を設け、同時に空洞(2)の枠(4)に触れる内側に凹部あるいは凸部を設け、枠(4)と空洞(2)を、袋(5)をはさんではめ込む形にしても良いし、枠(4)の空洞(2)に触れる側面部分と空洞(2)の枠(4)に触れる内側に磁石を設け、磁力により枠(4)と空洞(2)を袋(5)をはさんで装着しても良いし、枠(4)の幅よりも少し広めの溝を空洞(2)の内側に設け、袋(5)をはさんで枠(4)を溝にはめ込む事によって装着しても良い。糞を回収時に糞の重さや強風等が原因で脱着せず、十分な力で装着出来るのであれば、枠(4)の素材は弾性のあるものに限定されない。
袋(5)は、ビニール袋やペット用糞処理用の袋等が使用出来る。袋(5)の厚さは薄い方が枠(4)を引き出す際に作業しやすいため望ましいが、作業に支障がなければ、厚さは限定されない。
本発明は以上のような構成である。
(イ)図1に示す犬の糞処理器は、図2(a)、(b)、(c)に示す本体部、図3(b)に示す可動式引き出し回収部、及び空洞袋口仮止め器(3)から構成される。
(ロ)図2(a)、(b)、(c)に本体部を示す。棒(1)は空洞(2)にしっかりと固定されている。固定する方法は、そのまま固定しても良いし、蝶番等を介して固定しても良い。また、棒(1)は伸縮可能なものを使用しても良い。空洞(2)の形は円形でも楕円形でも多角形でも構わないが、犬の糞を回収後、可動式引き出し回収部が、犬の糞と一緒に通過する事が出来る十分な空間を用意する。
(ハ)図3に可動式引き出し回収部を示す。(a)は、重力方向には歪まず、糞を回収後も空洞(2)に装着され、空洞(2)を通過した後に形状が戻る弾性のある素材を使用した枠(4)である。枠(4)の形状は円形でも楕円形でも瓢箪型でも多角形でも構わない。(b)は、枠(4)に付属する枠袋底仮止め器(6)で袋(5)の底をつかんだ後、袋(5)を裏返しながら枠(4)を袋(5)の中に収納した図である。枠袋底仮止め器(6)は、クリップや洗濯バサミ等の仮止め用具でも、両面テープや、はがせる糊のような粘着性のある素材でも構わない。その後(c)の様に、空洞(2)に可動式引き出し回収部を、枠(4)を歪めながら装着し、最後に(d)の様に、空洞袋口仮止め器(3)を用いて袋(5)の口を空洞(2)に外側から仮止めする。空洞袋口仮止め器(3)は、ゴム等の伸縮性のある素材を用いることが望ましいが、仮止めができるのであればそれに限定されない。
枠(4)は袋(5)をはさんで空洞(2)に装着され、糞を回収時に糞の重さや強風等が原因で脱着しないように、弾性のある素材を使用しているが、追加で十分な力で装着する方法としては、枠(4)の空洞(2)に触れる側面部分に凸部あるいは凹部を設け、同時に空洞(2)の枠(4)に触れる内側に凹部あるいは凸部を設け、枠(4)と空洞(2)を、袋(5)をはさんではめ込む形にしても良いし、枠(4)の空洞(2)に触れる側面部分と空洞(2)の枠(4)に触れる内側に磁石を設け、磁力により枠(4)と空洞(2)を袋(5)をはさんで装着しても良いし、枠(4)の幅よりも少し広めの溝を空洞(2)の内側に設け、袋(5)をはさんで枠(4)を溝にはめ込む事によって装着しても良い。糞を回収時に糞の重さや強風等が原因で脱着せず、十分な力で装着出来るのであれば、枠(4)の素材は弾性のあるものに限定されない。
袋(5)は、ビニール袋やペット用糞処理用の袋等が使用出来る。袋(5)の厚さは薄い方が枠(4)を引き出す際に作業しやすいため望ましいが、作業に支障がなければ、厚さは限定されない。
本発明は以上のような構成である。
図4に、本実施形態の犬の糞処理器を用いて糞(7)を回収後、糞(7)が袋(5)の中に取り込まれ、自動で袋(5)が閉まるまでの側面から見た作業の実施例を示す。
(a)が、犬の糞(7)を回収直後の側面図である。この状態から枠(4)を犬の糞(7)の回収側と反対方向に引き出すと、(b)、(c)、(d)の様に袋(5)が裏返りながら糞(7)を取り込む。さらに枠(4)を引き出すと、(e)の様に袋(5)と空洞袋口仮止め器(3)が空洞(2)から外れ、自動で袋(5)が空洞袋口仮止め器(3)によって閉じる。最後に(f)の様に枠袋底仮止め器(6)から袋(5)を外し、糞(7)の回収が終了する。
(a)が、犬の糞(7)を回収直後の側面図である。この状態から枠(4)を犬の糞(7)の回収側と反対方向に引き出すと、(b)、(c)、(d)の様に袋(5)が裏返りながら糞(7)を取り込む。さらに枠(4)を引き出すと、(e)の様に袋(5)と空洞袋口仮止め器(3)が空洞(2)から外れ、自動で袋(5)が空洞袋口仮止め器(3)によって閉じる。最後に(f)の様に枠袋底仮止め器(6)から袋(5)を外し、糞(7)の回収が終了する。
本発明を実施するのに必要な条件は、可動式引き出し回収部に犬の糞(7)を回収後、枠(4)を空洞(2)から完全に引き出すまで袋底仮止め器(6)が袋(5)の底をつかんでいる事である。また、自動で袋(5)が空洞袋口仮止め器(3)によって閉じるために必要な条件は、空洞袋口仮止め器(3)を用いて、袋(5)が空洞(2)に固定される力より、枠袋底仮止め器(6)を用いて袋(5)が枠(4)に固定される力の方が強い事である。もし自動で袋(5)が空洞袋口仮止め器(3)によって閉じなくてもよい場合は、空洞袋口仮止め器(3)を用いて、袋(5)が空洞(2)に固定される力より、枠袋底仮止め器(6)を用いて袋(5)が枠(4)に固定される力の方が強い必要はないが、この場合は作業の最後に手動で袋(5)を空洞(2)から外すことになる。
枠(4)を引き出した後は、空洞(2)と離れてしまうため、枠(4)を紛失する恐れがある。それを防止するために、取り外し可能な紐や伸縮リール等で、枠(4)と棒(1)を繋げておくことが望ましい。
1 棒
2 空洞
3 空洞袋口仮止め器
4 枠
5 袋
6 枠袋底仮止め器
7 糞
2 空洞
3 空洞袋口仮止め器
4 枠
5 袋
6 枠袋底仮止め器
7 糞
Claims (1)
- 所望の長さの棒と、前記所望の長さの棒の一端に配置された空洞で構成された本体部と、袋の底を、枠に配置された枠袋底仮止め器で仮止めした後、前記袋の中に前記枠を収納した可動式引き出し回収部と、空洞袋口仮止め器を備え、前記本体部の空洞の内側に、前記可動式引き出し回収部を装着し、前記可動式引き出し回収部の袋の口を前記本体部の空洞の外側に折り返し、前記空洞袋口仮止め器で、前記可動式引き出し回収部の折り返した袋の口を外側から前記本体部の空洞に仮止めし、犬の糞を前記可動式引き出し回収部で回収後、前記可動式引き出し回収部の枠を、前記犬の糞の回収と反対側に引き出すことによって、前記可動式引き出し回収部の袋が、前記犬の糞と一緒に前記本体部の空洞を通過し、前記犬の糞が前記可動式引き出し回収部の袋の中に取り込まれることを特徴とする、犬の糞処理器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021179808A JP2023056446A (ja) | 2021-10-07 | 2021-10-07 | 犬の糞処理器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021179808A JP2023056446A (ja) | 2021-10-07 | 2021-10-07 | 犬の糞処理器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2023056446A true JP2023056446A (ja) | 2023-04-19 |
Family
ID=86004746
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021179808A Pending JP2023056446A (ja) | 2021-10-07 | 2021-10-07 | 犬の糞処理器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2023056446A (ja) |
-
2021
- 2021-10-07 JP JP2021179808A patent/JP2023056446A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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