JP2023052408A - 多段サイドリンク制御情報 - Google Patents

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Abstract

【課題】サイドリンク(SL)無線通信を効率良く制御可能な方法、無線機器、システム及びプログラムを提供する。【解決手段】無線機器(UE30)は、別の無線機器(20)から第1のサイドリンク制御情報(204)を受信する。無線機器(30)に格納された支援情報および受信した第1のサイドリンク制御情報に基づいて、無線機器(30)は、第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する設定を決定する。第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する決定した設定に基づいて、無線機器は、別の無線機器から第2のサイドリンク制御情報(206)を受信する。受信した第2のサイドリンク制御情報(206)に基づいて、無線機器は、別の無線機器(20)からのサイドリンク無線伝送を受信する。【選択図】図2

Description

本発明は、無線伝送を制御する方法ならびに対応する無線機器、システム、およびコンピュータプログラムに関する。
無線通信ネットワークにおいては、無線通信ネットワークからUE(ユーザ機器)への伝送方向を通常、「ダウンリンク」(DL)方向と称する一方、UEから無線通信ネットワークへの伝送方向を通常、「アップリンク」(UL)方向と称する。DL無線伝送およびUL無線伝送のほか、UE間の直接無線伝送をサポートすることが知られている。これらの直接無線伝送は、「サイドリンク」(SL)無線伝送と称する場合がある。たとえば、3GPP(第3世代パートナーシッププロジェクト)により規定されるLTE(ロングタームエボリューション)無線技術の場合、SL無線伝送は、3GPP TS 36.201 V14.1.0(2017-03)において規定されている。SL無線伝送は、たとえばV2X(vehicle-to-anything)通信に使用可能であり得、たとえば、車両間のV2V(vehicle-to-vehicle)通信、車両と個人が持つデバイス(たとえば、歩行者、サイクリスト、運転者、または乗員が持つ手持ち式端末)との間のV2P(vehicle-to-pedestrian)通信、車両と交通インフラの路側ユニット(RSU)(たとえば、速度制限通知を伝送するエンティティ)との間のV2I(vehicle-to-infrastructure)通信、および車両と無線通信ネットワークのノードとの間のV2N(vehicle-to-network)通信が挙げられてもよい。原則として、V2X通信は、ネットワークインフラが利用可能な場合に、そのネットワークインフラを利用するようにしてもよい。ただし、ネットワークインフラがなくても(たとえば、ネットワークカバレッジの外側でも)、少なくとも基本的なV2X通信機能も可能であるものとする。
LTE無線技術においては、物理SL制御チャネル(PSCCH)および物理SL共有チャネル(PSSCH)を用いて、SL無線伝送が実行される。PSCCHは、たとえばPSSCH上のデータ伝送のスケジューリング情報を示し得るSL制御情報(SCI)を搬送する。SCIは、PSSCHのデータ伝送に割り当てられる無線リソース、PSSCHのデータ伝送に用いられる変調・符号化方式(MCS)、再送信インデックス、将来のデータ伝送に対して同じ無線リソースを予約する意図、およびPPPP(ProSeパケット単位優先度)の観点での優先レベルを示し得る。PSCCHは、2つのリソースブロック(RB)から成る固定サイズを有し、PSSCH上のデータ伝送と同じサブフレームにおいて伝送される。
LTE無線技術においては通常、SL無線伝送の受信機に対して、SL無線伝送が事前に知らされることはない。すなわち、受信機は、SL無線伝送が起こりそうか否かを確実に把握し得ない。さらに、受信機は通常、SL無線伝送の送信機が使用するパラメータを把握していない。受信機の設計を簡素化するため、LTE無線技術では、ある所定の無線リソース上で所定の伝送パラメータを用いてのみ、PSCCH上のSCIの伝送が実行可能であり、PSCCH上のSCIの伝送で常に、同じフォーマットが使用されるようにする必要がある。PSCCH上のSCIの伝送が起こり得る所定のRBは通常、検索空間(SS)として参照される。これらの前提を用いることにより、SL受信機の複雑性を制限可能である。通常は、検索空間におけるPSCCH伝送のデコード化を試行しさえすればよいためで、これをPSCCHまたはSCIのブラインドデコード化とも称する。
ただし、LTE無線技術または5G(第5世代)無線技術におけるSL無線通信の新たなサービスまたは利用の導入によって、レイテンシ、信頼性、データレートに関する多様な要件が発生する可能性があり、SS、SCIフォーマット、および伝送パラメータに関する上記制限では満たし得ないため、SL受信機の複雑性および電力消費がより増大する可能性もある。
以上から、SL無線通信を効率良く制御可能な技術が求められている。
一実施形態によれば、無線通信ネットワークにおいてSL無線伝送を制御する方法が提供される。この方法によれば、無線機器は、別の無線機器から第1のSCIを受信する。無線機器に格納された支援情報および受信した第1のSCIに基づいて、無線機器は、第2のSCIの伝送に関する設定を決定する。第2のSCIの伝送に関する決定した設定に基づいて、無線機器は、別の無線機器から第2のSCIを受信する。受信した第2のSCIに基づいて、無線機器は、別の無線機器からのSL無線伝送を受信する。
別の実施形態によれば、無線通信ネットワークにおいてSL無線伝送を制御する方法が提供される。この方法によれば、無線機器は、当該無線機器に格納された支援情報に基づいて、第1のSCIを決定する。支援情報は、第1のSCIを第2のSCIの伝送に関する設定に関連付ける。無線機器は、第1のSCIを別の無線機器に送信する。設定に基づいて、無線機器はさらに、第2のSCIを別の無線機器に送信する。第2のSCIに基づいて、無線機器は、SL無線伝送を別の無線機器に送信する。
別の実施形態によれば、無線通信ネットワークにおいてSL無線伝送を制御する方法が提供される。この方法によれば、支援情報は、第1の無線機器に提供される。さらに、支援情報は、第2の無線機器に提供される。支援情報の第1および第2の無線機器への提供は、無線通信ネットワークのノードにより実現されるようになっていてもよい。支援情報は、第1の無線機器から第2の無線機器に伝送された第1のSCIを第1の無線機器から第2の無線機器への第2のSCIの伝送に関する設定に関連付ける。
別の実施形態によれば、無線通信ネットワークの無線機器が提供される。この無線機器は、別の無線機器から第1のSCIを受信するように構成されている。さらに、この無線機器は、当該無線機器に格納された支援情報および受信した第1のSCIに基づいて、第2のSCIの伝送に関する設定を決定するように構成されている。さらに、この無線機器は、第2のSCIの伝送に関する決定した設定に基づいて、別の無線機器から第2のSCIを受信するように構成されている。さらに、この無線機器は、受信した第2のSCIに基づいて、別の無線機器からSL無線伝送を受信するように構成されている。
別の実施形態によれば、無線通信ネットワークの無線機器が提供される。この無線機器は、少なくとも1つのプロセッサと、前記少なくとも1つのプロセッサにより実行可能な命令を含むメモリであって、前記少なくとも1つのプロセッサによる実行によって、当該無線機器が、別の無線機器から第1のSCIを受信し、無線機器に格納された支援情報および受信した第1のSCIに基づいて、第2のSCIの伝送に関する設定を決定し、第2のSCIの伝送に関する決定した設定に基づいて、別の無線機器から第2のSCIを受信し、受信した第2のSCIに基づいて、別の無線機器からのSL無線伝送を受信するように動作可能な命令を含むメモリと、を備える。
別の実施形態によれば、無線通信ネットワークの無線機器が提供される。この無線機器は、当該無線機器に格納された支援情報に基づいて、第1のSCIを決定するように構成されている。支援情報は、第1のSCIを第2のSCIの伝送に関する設定に関連付ける。さらに、この無線機器は、第1のSCIを別の無線機器に送信するように構成されている。さらに、この無線機器は、設定に基づいて、第2のSCIを別の無線機器に送信するように構成されている。さらに、この無線機器は、第2のSCIに基づいて、SL無線伝送を別の無線機器に送信するように構成されている。
別の実施形態によれば、無線通信ネットワークの無線機器が提供される。この無線機器は、少なくとも1つのプロセッサと、前記少なくとも1つのプロセッサにより実行可能な命令を含むメモリであって、前記少なくとも1つのプロセッサによる実行によって、当該無線機器が、当該無線機器に格納された支援情報に基づいて、第1のSCIを決定するように動作可能な命令を含むメモリと、を備える。支援情報は、第1のSCIを第2のSCIの伝送に関する設定に関連付ける。命令によって、この無線機器は、第1のSCIを別の無線機器に送信し、設定に基づいて、第2のSCIを別の無線機器に送信し、第2のSCIに基づいて、SL無線伝送を別の無線機器に送信するようにさらに動作可能である。
別の実施形態によれば、無線通信ネットワークのノードが提供される。このノードは、支援情報を第1の無線機器に提供するように構成されている。さらに、このノードは、支援情報を第2の無線機器に提供するように構成されている。支援情報は、第1の無線機器から第2の無線機器に伝送された第1のSCIを第1の無線機器から第2の無線機器への第2のSCIの伝送に関する設定に関連付ける。
別の実施形態によれば、無線通信ネットワークのノードが提供される。このノードは、少なくとも1つのプロセッサと、前記少なくとも1つのプロセッサにより実行可能な命令を含むメモリであって、前記少なくとも1つのプロセッサによる実行によって、当該ノードが、支援情報を第1の無線機器および第2の無線機器に提供するように動作可能な命令を含むメモリと、を備える。支援情報は、第1の無線機器から第2の無線機器に伝送された第1のSCIを第1の無線機器から第2の無線機器への第2のSCIの伝送に関する設定に関連付ける。
別の実施形態によれば、システムが提供される。このシステムは、第1の無線機器および第2の無線機器を備える。第1の無線機器および第2の無線機器は、支援情報を格納する。第1の無線機器は、当該第1の無線機器に格納された支援情報に基づいて、支援情報を第2のSCIの伝送に関する設定に関連付ける第1のSCIを決定することと、第1のSCIを第2の無線機器に送信することと、設定に基づいて、第2のSCIを第2の無線機器に送信することと、第2のSCIに基づいて、SL無線伝送を第2の無線機器に送信することとを行うように構成されている。第2の無線機器は、第1の無線機器から第1のSCIを受信することと、当該第2の無線機器に格納された支援情報および受信した第1のSCIに基づいて、第2のSCIの伝送に関する設定を決定することと、第2のSCIの伝送に関する決定した設定に基づいて、第1の無線機器から第2のSCIを受信することと、受信した第2のSCIに基づいて、第1の無線機器からのSL無線伝送を受信することとを行うように構成されている。このシステムは、支援情報を第1の無線機器および/または第2の無線機器に提供するように構成された無線通信ネットワークのノードをさらに備えていてもよい。
本発明の別の実施形態によれば、たとえば無線通信ネットワークの無線機器の少なくとも1つのプロセッサにより実行されるプログラムコードを含む持続性記憶媒体の形態のコンピュータプログラムまたはコンピュータプログラム製品が提供される。プログラムコードの実行により、無線機器は、別の無線機器から第1のSCIを受信する。さらに、プログラムコードの実行により、無線機器は、当該無線機器に格納された支援情報および受信した第1のSCIに基づいて、第2のSCIの伝送に関する設定を決定する。さらに、プログラムコードの実行により、無線機器は、第2のSCIの伝送に関する決定した設定に基づいて、別の無線機器から第2のSCIを受信する。さらに、プログラムコードの実行により、無線機器は、受信した第2のSCIに基づいて、別の無線機器からSL無線伝送を受信する。
本発明の別の実施形態によれば、たとえば無線通信ネットワークの無線機器の少なくとも1つのプロセッサにより実行されるプログラムコードを含む持続性記憶媒体の形態のコンピュータプログラムまたはコンピュータプログラム製品が提供される。プログラムコードの実行により、無線機器は、当該無線機器に格納された支援情報に基づいて、第1のSCIを決定する。第1のSCIは、支援情報を第2のSCIの伝送に関する設定に関連付ける。さらに、プログラムコードの実行により、無線機器は、第1のSCIを別の無線機器に送信する。さらに、プログラムコードの実行により、無線機器は、設定に基づいて、第2のSCIを別の無線機器に送信する。さらに、プログラムコードの実行により、無線機器は、第2のSCIに基づいて、SL無線伝送を別の無線機器に送信する。
本発明の別の実施形態によれば、たとえば無線通信ネットワークのノードの少なくとも1つのプロセッサにより実行されるプログラムコードを含む持続性記憶媒体の形態のコンピュータプログラムまたはコンピュータプログラム製品が提供される。プログラムコードの実行により、ノードは、支援情報を第1の無線機器に提供する。さらに、プログラムコードの実行により、ノードは、支援情報を第2の無線機器に提供する。支援情報は、第1の無線機器から第2の無線機器に伝送された第1のSCIを第1の無線機器から第2の無線機器への第2のSCIの伝送に関する設定に関連付ける。
上記および他の実施形態の詳細については、実施形態に関する以下の詳細な説明から明らかとなるであろう。
本発明の一実施形態に係る、無線通信ネットワークにおける無線伝送を説明する例示的なシナリオを示した図である。 本発明の一実施形態に係る、無線機器間のSL無線伝送が制御されるプロセスの一例を示した図である。 支援情報を無線機器に提供するプロセスの一例を示した図である。 支援情報を無線機器に提供するプロセスの別の例を示した図である。 支援情報を無線機器に提供するプロセスの別の例を示した図である。 支援情報を無線機器に提供するプロセスの別の例を示した図である。 SL無線伝送を制御する本発明の一実施形態に従って使用される支援情報の一例を示した図である。 本発明の一実施形態に係る、SL無線伝送の受信を制御する方法を模式的に説明するフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る、受信無線機器の機能を説明するブロック図である。 本発明の一実施形態に係る、SL無線伝送の送信を制御する方法を模式的に説明するフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る、送信無線機器の機能を説明するブロック図である。 本発明の一実施形態に係る、SL無線伝送を制御する方法を模式的に説明するフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る、ネットワークノードの機能を説明するブロック図である。 本発明の一実施形態に係る、無線機器の構造を模式的に示した図である。 本発明の一実施形態に係る、ネットワークノードの構造を模式的に示した図である。
以下、添付の図面を参照して、本発明の例示的な実施形態に係る概念をより詳しく説明する。図示の実施形態は、無線通信ネットワークにおけるSL無線伝送の制御に関する。図示の例においては、無線通信ネットワークがLTE無線技術に基づくものと仮定する。ただし、SL無線伝送をサポートする他の無線技術(たとえば、3GPPにより現在開発されているNR(新無線)技術のような5G無線技術)を同様に使用することも可能である。本明細書において、用語「伝送(transmission)」は、送信および受信の両面を含むように使用する。
図示の例において、2つの無線機器(以下、UEと称する)間のSL無線伝送のSCIは、第1のSCI(以下、第1段階のSCIとも称する)および第2のSCI(以下、第2段階のSCIとも称する)という多段に構成されている。第1のSCIおよび第2のSCIは、各SL無線伝送について、動的に送信されるようになっていてもよい。第1のSCIは、無線機器により格納された支援情報に関連して用いられる。支援情報は、第1のSCIを第2のSCIの伝送に関する設定に関連付ける。支援情報は、たとえば規格に基づいて、UEで予備設定されていてもよいし、たとえばシステム情報の一部として、および/または、RRC(無線リソース制御)のような上位レイヤシグナリングを用いて、ネットワークからUEにシグナリングされるようになっていてもよいし、たとえば第2のUEが第1のUEの無線カバレッジエリアに入った場合に、第1のUEから第2のUEに移されるようになっていてもよい。
したがって、SL無線伝送を第2のUEに送信する意図がある第1のUEは最初に、第2のSCIの伝送のための好適な設定を選択するようにしてもよい。この選択は、使用事例によって決まり得る。たとえば、この選択は、SL無線伝送がユニキャスト伝送であるかブロードキャスト伝送であるかによって決まり得る。さらに、この選択は、SL無線伝送の伝送モードによって決まり得る。たとえば、この選択は、SL無線伝送がSISO(シングル入力/シングル出力)モードを使用するか、MIMO(マルチ入力/マルチ出力)モードを使用するかによって決まり得る。さらに、この選択は、SL無線伝送のQoS(サービス品質)要件(たとえば、レイテンシ、データレート、信頼性、または伝送距離)によって決まり得る。支援情報を使用することにより、第1のUEは、選択した設定と関連する第1のSCIを決定し、当該第1のSCIを第2のUEに送信するようにしてもよい。第1のUEから受信した第1のSCIおよび格納された支援情報に基づいて、第2のUEは、第2のSCIの伝送に関する設定を決定することができる。したがって、第1のUEは、その後選択した設定を使用して第2のSCIを第2のUEに送信可能であり、第2のUEは、選択した設定を使用して第1のUEから第2のSCIを受信可能である。その後、第2のSCIに基づいて、第1のUEは、SL無線伝送を第2のUEに送信するようにしてもよく、第2のUEは、SL無線伝送を受信するようにしてもよい。したがって、支援情報および第1のSCIによれば、第2のSCIの変動性が高くなるため、第2のUEにおいて第2のSCIに必要なブラインドデコード化の試行を制限しつつ、さまざまな使用事例および要件のサポートを可能にする。
図1は、SL無線伝送を伴う例示的なシナリオを示している。より具体的に、図1は、LTE無線技術においてeNBと称する無線通信ネットワークのアクセスノード100と、実線矢印で示すDL無線伝送および/もしくはUL無線伝送ならびに破線矢印で示すSL無線伝送を用いて通信を行い得るさまざまなエンティティ11、12、13、14、15とを示している。アクセスノードのサービスエリアすなわちセルを101で模式的に示している。サービスエリア101は、アクセスノード100からのDL無線伝送およびアクセスノード100へのUL無線伝送が可能な無線カバレッジエリアにより規定されていてもよい。なお、ここでは、無線通信ネットワークが他のアクセスノードを含んでいてもよく、それぞれが対応するサービスエリアを有し、これがアクセスノード100のカバレッジエリア101と重なり合っていてもよいし、重なり合っていなくてもよい。
図1に示すエンティティには、車両11、12、13、移動式電話14、および人15(たとえば、歩行者、サイクリスト、車両の運転者、または車両の乗員)を含む。なお、ここで、車両11、12、13の場合は、車両に設置された通信モジュールにより無線伝送が実行されるようになっていてもよく、人15の場合は、人15が携行または着用する無線機器(たとえば、リストバンド機器または類似のウェアラブル機器)により無線伝送が実行されるようになっていてもよい。これらの機器およびモジュールは、UEとも称する場合がある。SL無線伝送は、DL無線伝送および/またはUL無線伝送(たとえば、アクセスノード100からのDL無線伝送を用いたSL無線伝送の制御あるいは管理)によって可能となり得る。以下に詳しく説明する通り、これには、エンティティの無線機器および/またはモジュールに対する前述の支援情報の提供を伴っていてもよい。さらに、図1に示すエンティティは、例示に過ぎない。SL無線伝送は、V2V通信、V2P通信、および/またはV2I通信を含むさまざまな種類のV2X通信を実装するために使用可能である。したがって、SL無線伝送は、さまざまな種類のV2Xメッセージ(たとえば、協調認識メッセージ(CAM)または分散型環境通知メッセージ(DENM))を搬送し得る。ただし、他の種類のSL無線通信も同様にサポート可能である。
LTE無線技術の想定される利用に従えば、SL無線伝送は、3GPP TS 23.303 V14.1.0(2016-12)に規定のPC5インターフェースに基づいていてもよい。DL無線伝送およびUL無線伝送は、3GPP TS 23.401 V14.6.0(2017-12)に規定のLTE Uuインターフェースに基づいていてもよい。SL無線伝送には、PSSCH上のデータ伝送を伴っていてもよく、第1のSCIおよび第2のSCIがPSCCH上で伝送されるようになっていてもよい。PSSCH上の各データ伝送は、PSCCH上で伝送される第1のSCIおよび第2のSCIによりスケジューリングされるようになっていてもよい。利用RB数、再送信数、および/またはMCS等、SL無線伝送の伝送パラメータは、たとえばPPPP、利用キャリアの輻輳レベル、および伝送無線機器の移動速度の観点で規定された優先レベルに基づいて適応可能である。たとえば3GPP TS 23.303 V14.1.0に規定の通り、PPPPは、PC5インターフェースを介して伝送されるメッセージごとにアプリケーションレイヤ上で設定される。
SL無線伝送のための無線リソースの割り当ては、SL無線伝送の送信および/または受信を行う無線機器に対してアクセスノード100が伝送するDL制御情報(DCI)を用いて、集中して実行されるようになっていてもよい。特に、特定のSL無線伝送の場合、アクセスノード100は、第1のSCIおよび第2のSCIの伝送に用いられるPSCCHの割り当て無線リソースならびに実際のデータ伝送の送信に用いられるPSSCHの割り当て無線リソースを示すDCIを送信するようにしてもよい。
さらに、SL無線伝送のための無線リソースの割り当ては、分散または自律して実行されるようになっていてもよい。この場合、送信無線機器は、特定のアルゴリズムを用いることにより、PSCCHおよびPSSCHの両者について、SL無線伝送に使用する無線リソースを自律的に決定する。また、無線リソースの割り当ては、たとえば複数の無線機器が同じ無線リソースを使おうとして発生する衝突等の対立を回避するため、送信無線機器が実行するチャネル検知に基づいていてもよい。自律割り当て無線リソースは、1つまたは複数のリソースプールから選択されるようになっていてもよい。リソースプールは、たとえば規格に基づいて予備設定されていてもよいし、たとえばシステム情報または上位レイヤシグナリング(たとえば、RRCシグナリング)を用いてネットワークによりシグナリングされるようになっていてもよい。無線リソースの検知ベースの自律割り当ては、たとえば3GPP TS 36.213 V14.5.0(2017-12)に規定のSL無線伝送の「モード4」に従って実行されるようになっていてもよい。モード4において、自律リソース割り当ては、セミパーシステントなリソース割り当ておよび検知ベースのリソース割り当てという2つの特徴を併用する。セミパーシステントなリソース割り当てには、長期間にわたる無線リソースの割り当てを含むため、無線リソースをおおよそ規則的に再利用可能である。検知ベースの割り当てでは、他の機器による無線チャネルのモニタリングによって、このような規則的な伝送の有無を検出する。このように、UEは、複数の無線機器が共有するリソースプールから無線リソースを自律的に選択する場合に、衝突を回避可能である。
図2は、上記概説の原理に基づいてSL無線伝送が制御されるプロセスの一例を示している。図2のプロセスには、アクセスノード(AN)100、送信UE(SL TX)20、および受信UE(SL RX)30が関与する。なお、ここで、送信UE20および受信UE30は、図1に示すエンティティ11、12、13、14、15の任意のペアに対応することも可能である。
図2の例においては、メッセージ201および202で示すように、アクセスノード100が最初に、支援情報の少なくとも一部をUE20、30に提供するものと仮定する。支援情報は、UE20、30により格納される。メッセージ201、202としては、たとえばシグナリングされるシステム情報および/またはRRCメッセージの一部も可能である。支援情報の別の部分は、たとえば規格に基づいて、UE20、30で予備設定することも可能である。代替シナリオにおいて、支援情報は、UE20、30で完全に予備設定することも可能である。なお、図示の概念においては、たとえばUE20、30のUEタイプおよび/またはサポート機能が異なるため、UE20により格納された支援情報がUE30により格納された支援情報とは異なり得るとも考えられる。ただし、通常は、支援情報の少なくとも一部が2つのUE20、30に共通であって、以下に詳しく説明する通り、この共通部分がSL無線伝送の制御に使われることになる。以下に詳しく説明する通り、支援情報は、たとえば設定テーブルの観点で提供されるようになっていてもよい。
そして、ブロック203により示すように、送信UE20は、第1段階のSCIおよび第2段階のSCIの伝送のための設定を選択する。第1段階のSCIの伝送のための設定は、予備設定され、無線通信システムにおけるすべてのUEと同じであってもよい。第1段階のSCIの伝送のための設定は、たとえば時間および周波数領域における位置、第1段階のSCIの伝送のためのMCS、第1段階のSCIの伝送のためのアグリゲーションレベル、ならびに/または第1段階のSCIのSCIフォーマットの観点で、第1段階のSCIの伝送のための検索空間を規定していてもよい。アグリゲーションレベルは、SCIの伝送に要する制御チャネルエレメント(CCE)の数または制御チャネル無線リソースの量を表すものと考えられる。
第2段階のSCIの決定は、より大きな変動性を伴い、意図するSL無線伝送または意図するSL無線伝送の種類の基礎となる使用事例(たとえば、アプリケーションレイヤにより設定されたPPPP、意図するSL無線伝送がユニキャスト伝送であるかブロードキャスト伝送であるか、および/またはSL無線伝送がSISOモードでの実行を意図するかMIMOモードでの実行を意図するか)に基づいていてもよい。第2段階のSCIの伝送のための設定は、たとえば時間および周波数領域における位置、第2段階のSCIの伝送のための1つもしくは複数のMCS、第2段階のSCIの伝送のための1つもしくは複数のアグリゲーションレベル、ならびに/または第2段階のSCIのSCIフォーマットの観点で、第2段階のSCIの伝送のための1つまたは複数の検索空間を規定していてもよい。第2段階のSCIの伝送のための設定は、複数の考え得る候補設定から選択可能であり、通常、第1段階のSCIの伝送のための設定とは異なる。たとえば、第2段階のSCIの伝送のための設定は、第1段階のSCIの伝送のための設定よりも大きな検索空間、異なるアグリゲーションレベル、および/またはより複雑なSCIフォーマットを規定していてもよい。さらに、第2段階のSCIの伝送のための設定は、各UEおよび/または各SL無線伝送について、個別に設定されるようになっていてもよい。
送信UE20は、格納された支援情報を使用して、選択設定と関連する第1段階のSCIを決定する。第1段階のSCIは、たとえば選択設定を指し示すインデックスを含むことも可能である。さらに、第1段階のSCIは、選択設定と関連付けられた1つまたは複数の伝送パラメータ(たとえば、PPPP、意図するSL無線伝送がユニキャスト伝送であるかブロードキャスト伝送であるかのインジケータ、および/またはSL無線伝送がSISOモードでの実行を意図するかMIMOモードでの実行を意図するかのインジケータ)を含むことも可能である。第1段階のSCIは、選択設定の識別を可能にする情報に限定されていてもよく、これにより、複雑性を抑えて第1段階のSCIを伝送可能となる。そして、メッセージ204により示すように、送信UE20は、第1段階のSCIを受信UE30に送信する。また、メッセージ206により示すように、送信UE20は、第2段階のSCIを受信UE30にも送信するが、これは、ブロック203で選択された設定に基づいて実現される。
第1段階のSCIを受信したら、受信UE30は、支援情報を使用して、第1段階のSCIと関連する設定を識別する。識別した設定に基づいて、受信UE30は、第2のSCIを受信する。第2段階のSCIの伝送に用いられる設定を識別可能とすることにより、たとえば考え得る検索空間、考え得るMCS、考え得るSCIフォーマット、および/または考え得るアグリゲーションレベルの範囲を制限することによって、第2段階のSCIを受信する複雑性を大幅に抑えることができる。いくつかのシナリオにおいて、支援情報と組み合わせた第1段階のSCIは、第2段階のSCIの伝送のための検索空間および一組の候補SCIフォーマットを識別するようにしてもよい。そして、受信UE30は、異なる候補SCIフォーマットを用いることにより、識別された検索空間でブラインドデコード化を実行するようにしてもよい。また、いくつかのシナリオにおいて、支援情報と組み合わせた第1段階のSCIは、如何なるブラインドデコード化も要することなく、受信UE30が第2段階のSCIをデコード化可能となる程度まで、第2段階のSCIの伝送のための設定を規定していてもよい。たとえば、この設定では、第2段階のSCIの伝送に用いられる厳密な無線リソース、MCS、SCIフォーマット、およびアグリゲーションレベルを示すことも可能である。
図2にさらに示すように、送信UE20はさらに、SL無線伝送を受信UE30に送信する。これは、PUSSCH上のSLデータ207の送信を伴っていてもよい。さらに、これは、1つまたは複数の参照シンボル(RS)208の送信を伴っていてもよい。SL無線伝送は、第2段階のSCIにおいて示された情報に基づいて実行される。たとえば、第2段階のSCIは、(たとえば、PPPPに関して)SL無線伝送に割り当てられた無線リソース、SL無線伝送のMCS、および/またはSL無線伝送の優先レベルを示すことも可能である。さらに、第2段階のSCIは、SL無線伝送の再送信パラメータ(たとえば、SL無線伝送がデータの初期送信を含むか再送信を含むか、再送信の試行回数、および/または再送信データの冗長バージョン)を示し得る。さらに、第2段階のSCIは、送信UE20から受信UE30への後続のSL無線伝送に対する無線リソースの予約が存在するかを示すことも可能である。
前述の通り、送信UE20は、1つまたは複数の参照シンボル208を送信するようにしてもよい。参照シンボル208の送信は、第2段階のSCIにより制御されるようになっていてもよく、これにより、参照シンボルの異なる設定を使用可能であると同時に、受信UE30による参照シンボルの効率的なモニタリングが可能となる。参照シンボル208は、たとえばSL無線伝送の検知ベースのスケジューリングの実行の基礎として用いられるようになっていてもよい。
なお、図2は、第1段階のSCIの伝送が第2段階のSCIの伝送の前に発生し、第2段階のSCIの伝送がSL無線伝送の前に発生するように示しているが、これは必ずしも当てはまらない。たとえば、第1段階のSCI、第2段階のSCI、およびSL無線伝送は、たとえば同じサブフレームの異なるRB上で、実質的に同時に伝送することも可能である。受信UE30は、サブフレームの考え得るすべてのRBをモニタリングし、第1段階のSCIを用いて、第2段階のSCIのブラインドデコード化の複雑性を抑えるようにしてもよい。そして、デコード化された第2段階のSCIは、SLデータ207のデコード化および/または参照シンボル208のモニタリングに用いられるようになっていてもよい。すなわち、広範な候補設定から選択された設定を用いて第2段階のSCIを伝送可能であるが、支援情報と組み合わせた第1段階のSCIによれば、受信UE30が実行するブラインドデコード化の範囲を単一の設定または候補設定から成る少なくとも1つの限定部分集合へと制限可能である。
図3Aは、送信UE20および受信UE30への支援情報の提供に使用可能なプロセスの一例を示している。図3Aのプロセスにおいては、ブロック301により示すように、送信UE20がアクセスノード100のサービスエリア101に入るものと仮定する。受信UE30は、アクセスノード100のサービスエリア101の外側であってもよいし、アクセスノード100のカバレッジエリア101に入ったあとであってもよい。
さらに図示するように、送信UE20は、アクセスノード100のサービスエリア101に入ったことに応答して、リクエスト302をアクセスノード100に送信する。リクエスト302は、たとえば送信UE20とアクセスノード100との間の接続のセットアップに用いられる手順のメッセージにて送信することも可能である。リクエスト302に応答して、アクセスノード100は、支援情報303を送信UE20に送信する。送信UE20は、受信した支援情報303を格納する。過去に格納された支援情報が送信UE20において利用可能な場合、送信UE20は、受信した支援情報303を用いて、過去に格納された支援情報を交換または更新するようにしてもよい。
また、さらに図示するように、送信UE20は、支援情報304を受信UE30に送信するようにしてもよい。支援情報304は、送信UE20により受信され、受信UE30に転送された支援情報303の少なくとも一部に対応していてもよい。さらに、送信UE20は、送信UE20により過去に格納された支援情報の少なくとも一部を受信UE30に転送することも可能である。支援情報304の送信としては、たとえばSLディスカバリ手順(たとえば、3GPP TS 23.303 V14.1.0に規定のProSeディスカバリ手順)の一部も可能である。受信UE30は、受信した支援情報304を格納する。過去に格納された支援情報が受信UE30において利用可能な場合、受信UE30は、受信した支援情報303を用いて、過去に格納された支援情報を交換または更新するようにしてもよい。
図3Bは、送信UE20および受信UE30への支援情報の提供に使用可能なプロセスの別の例を示している。図3Bのプロセスにおいては、ブロック305により示すように、受信UE30がアクセスノード100のサービスエリア101に入るものと仮定する。送信UE20は、アクセスノード100のサービスエリア101の外側であってもよいし、アクセスノード100のカバレッジエリア101に入ったあとであってもよい。
さらに図示するように、受信UE30は、アクセスノード100のサービスエリア101に入ったことに応答して、リクエスト306をアクセスノード100に送信する。リクエスト306は、たとえば受信UE30とアクセスノード100との間の接続のセットアップに用いられる手順のメッセージにて送信することも可能である。リクエスト306に応答して、アクセスノード100は、支援情報307を受信UE30に送信する。受信UE30は、受信した支援情報307を格納する。過去に格納された支援情報が受信UE30において利用可能な場合、受信UE30は、受信した支援情報307を用いて、過去に格納された支援情報を交換または更新するようにしてもよい。
また、さらに図示するように、受信UE30は、支援情報308を送信UE20に送信するようにしてもよい。支援情報308は、受信UE30により受信され、送信UE30に転送された支援情報307の少なくとも一部に対応していてもよい。さらに、受信UE30は、過去に格納された支援情報の少なくとも一部を送信UE20に転送することも可能である。支援情報308の送信としては、たとえばSLディスカバリ手順(たとえば、3GPP TS 23.303 V14.1.0に規定のProSeディスカバリ手順)の一部も可能である。送信UE20は、受信した支援情報308を格納する。過去に格納された支援情報が送信UE20において利用可能な場合、送信UE20は、受信した支援情報308を用いて、過去に格納された支援情報を交換または更新するようにしてもよい。
図3Cは、送信UE20および受信UE30への支援情報の提供に使用可能なプロセスの別の例を示している。図3Cのプロセスにおいて、アクセスノード100は最初に、支援情報311を送信UE20に送信する。送信UE20は、受信した支援情報311を格納する。過去に格納された支援情報が送信UE20において利用可能な場合、送信UE20は、受信した支援情報311を用いて、過去に格納された支援情報を交換または更新するようにしてもよい。
図3Cのプロセスにおいては、ブロック312により示すように、受信UE30が送信UE20の無線カバレッジエリアに入るものとさらに仮定する。その時点で、受信UE30は、アクセスノード100のサービスエリア101の外側であってもよいため、アクセスノード100から支援情報を直接取得することはできない。
さらに図示するように、受信UE30は、送信UE20の無線カバレッジエリアに入ったことに応答して、リクエスト313を送信UE20に送信する。リクエスト313としては、たとえばSLディスカバリ手順(たとえば、3GPP TS 23.303 V14.1.0に規定のProSeディスカバリ手順)の一部も可能である。リクエスト313に応答して、送信UE20は、支援情報314を受信UE30に送信する。支援情報314は、送信UE20により受信され、受信UE30に転送された支援情報311の少なくとも一部に対応していてもよい。さらに、送信UE20は、過去に格納された支援情報の少なくとも一部を受信UE30に転送することも可能である。受信UE30は、受信した支援情報314を格納する。過去に格納された支援情報が受信UE30において利用可能な場合、受信UE30は、受信した支援情報307を用いて、過去に格納された支援情報を交換または更新するようにしてもよい。
図4は、送信UE20および受信UE30への支援情報の提供に使用可能なプロセスの別の例を示している。図4のプロセスにおいては、送信UE20がアクセスノード100のサービスエリア101に入るものと仮定する。ブロック401により示すように、アクセスノード100は、たとえば送信UE20によるアクセスノード100への接続のセットアップに基づいて、送信UE20がアクセスノード100のサービスエリア101に入ったことを検出するようにしてもよい。
さらに図示するように、送信UE20がアクセスノード100のサービスエリア101に入ったことに応答して、アクセスノード100は、支援情報402を送信UE20に送信する。送信UE20は、受信した支援情報402を格納する。過去に格納された支援情報が送信UE20において利用可能な場合、送信UE20は、受信した支援情報402を用いて、過去に格納された支援情報を交換または更新するようにしてもよい。
図4のプロセスにおいては、ある時点で受信UE30がアクセスノード100のサービスエリア101に入るものとさらに仮定する。ブロック403により示すように、アクセスノード100は、たとえば受信UE20によるアクセスノード100への接続のセットアップに基づいて、受信UE30がアクセスノード100のサービスエリア101に入ったことを検出するようにしてもよい。
さらに図示するように、受信UE20がアクセスノード100のサービスエリア101に入ったことに応答して、アクセスノード100は、支援情報404を送信UE20に送信する。受信UE20は、受信した支援情報404を格納する。過去に格納された支援情報が受信UE20において利用可能な場合、送信UE20は、受信した支援情報402を用いて、過去に格納された支援情報を交換または更新するようにしてもよい。
図4の例に見られるように、アクセスノード100による支援情報402、404の送信のトリガには、送信UE20からも受信UE30からも、明示的なリクエストは不要である。さらに、いくつかのシナリオにおいては、送信UE20または受信UE30がアクセスノード100のサービスエリア101に入ることの検出も省略可能である。たとえば、アクセスノード100は、たとえばシステム情報の一部として支援情報402、404をブロードキャストすることも可能であり、これにより、支援情報402、404は、
なお、図3A、図3B、図3C、および図4のプロセスは例示に過ぎず、さまざまな修正および/または組み合わせによって、支援情報を送信UE20および受信UE30に提供することも可能である。たとえば、図3Cのプロセスと同様に、送信UE20は、受信UE30の無線カバレッジエリアに入ったことに応答して、受信UE30に支援情報を要求することが可能である。
図5は、設定テーブル500に関して、支援情報の構成の一例を示している。設定テーブル500は、複数の行を含み、それぞれ、第2段階のSCIの伝送のための異なる候補設定に対応する。設定テーブル500の左列により示すように、各候補設定は、インデックスにより識別されるようになっていてもよい。図示の例においては、第1の候補設定がインデックス1により識別され、第2の候補設定がインデックス2により識別され、第3の候補設定がインデックス3により識別され、第4の候補設定がインデックス4により識別され、第5の候補設定がインデックス5により識別され、第6の候補設定がインデックス6により識別される。ただし、図示の候補設定の数は例示に過ぎず、支援情報は、より多くの候補設定を規定することも可能であるし、より少ない候補設定を規定することも可能である。
設定テーブル500の中央列により示すように、異なる候補設定はそれぞれ、特定の使用事例と関連付けられていてもよい。使用事例は、たとえばSL無線伝送に割り当てられた異なるPPPPにより表される信頼性要件に関して異なっていてもよい。たとえば、安全関連の使用事例は、緊急メッセージまたは危険警報の伝送を伴っていてもよく、また、高優先レベルのSL無線伝送への割り当てを伴っていてもよい。一方、安全関連ではない使用事例は、トラフィック情報メッセージの伝送を伴っていてもよく、また、低優先レベルのSL無線伝送への割り当てを伴っていてもよい。図5の例において、異なる優先レベルは、異なるPPPPにより表される。また、設定テーブル500の中央列によりさらに示すように、使用事例は、伝送シナリオに関して(たとえば、SL無線伝送がユニキャスト伝送であるかブロードキャスト伝送であるかに応じて)異なっていてもよい。また、設定テーブル500の中央列によりさらに示すように、使用事例は、伝送モードに関して(たとえば、SL無線伝送がSISOモードにて実行されるかMIMOモードにて実行されるかに応じて)異なっていてもよい。
設定テーブルの右列は、第2段階のSCIの伝送のための設定のパラメータを示す。図示のように、これらのパラメータは、たとえばRBおよび/もしくはサブフレーム、第2段階のSCIの伝送のための1つもしくは複数のMCS、第2段階のSCIの伝送のための1つもしくは複数のアグリゲーションレベル、ならびに/または第2段階のSCIのSCIフォーマットの観点で規定された、第2段階のSCIの伝送のための1つまたは複数の検索空間を示していてもよい。さらに、これらのパラメータは、参照シンボル(RS)設定を示していてもよいし、検知ベースのスケジューリング(SBS)設定を示していてもよい。
使用事例に応じた設定を有することにより、たとえば、第2段階のSCIのための小サイズSCIフォーマットおよび/またはより高いアグリゲーションレベルの使用を伴う、高い信頼性を要する使用事例(たとえば、緊急メッセージまたは危険警報の伝送)の設定を規定することが可能であって、これにより、第2段階のSCIの確実な伝送が保証され、SL無線伝送自体の信頼性が向上する。一方、高い信頼性を必要としない使用事例(たとえば、トラフィック情報の伝送)の場合は、より大きいサイズのSCIフォーマットおよび/または低アグリゲーションレベルの使用を伴う設定を規定可能である。同様に、SISOモードでの伝送にあるSCIフォーマットが用いられる一方、MIMOモードでの伝送に別のSCIフォーマットが用いられるようになっていてもよい。
なお、図5に示すような設定のパラメータは通常、さまざまな設定間で異なるものの、パラメータの重複が存在していてもよい。たとえば、SCIフォーマット(SCIフォーマット1、SCIフォーマット2、SCIフォーマット3、SCIフォーマット4、SCIフォーマット5、SCIフォーマット6)のうちの2つ以上が同じであってもよい。さらには、異なる検索空間(検索空間1、検索空間2、検索空間3、検索空間4、検索空間5、検索空間6、検索空間7、検索空間8、検索空間9)のうちの2つ以上の一部または全体が重複していてもよい。
さらに図示するように、設定の少なくとも一部が副設定を含んでいてもよい。たとえば、このような副設定は、図5の例の第5の設定および第6の設定について示すように、複数の候補検索空間を規定する設定に対応することも可能である。さらに、このような副設定は、図5の例の第1~第5の設定について示すように、複数の候補アグリゲーションレベルを規定する設定に対応することも可能である。さらに、このような副設定は、図5の例の第3の設定について示すように、複数の候補SCIフォーマットを規定する設定に対応することも可能である。
さらに図示するように、ある設定が副設定を規定する場合、この設定は、副設定の優先順位も規定し得る。たとえば、異なる候補検索空間に対応する副設定を規定する第5および第6の設定の場合、この設定は、検索空間優先度(SS優先度)も規定する。第5の設定の場合は、検索空間6が最高の優先度を有するように規定され、これに検索空間5、さらに検索空間7が続く。したがって、受信UE30は最初に、検索空間6においてブラインドデコード化を実行し、十分なブラインドデコード化容量が残っている場合は検索空間5で実行し、なお十分なブラインドデコード化容量が残っている場合は検索空間7で実行することになる。第6の設定の場合は、検索空間8が最高の優先度を有するように規定され、これに検索空間9が続く。したがって、受信UE30は、検索空間8においてブラインドデコード化を実行し、十分なブラインドデコード化容量が残っている場合は検索空間9で実行することになる。いくつかのシナリオにおいて、特定の検索空間でブラインドデコード化を試行するかの決定は、受信UE30の速度によっても決まり得る。たとえば、受信UE30は、高速で移動し、低優先度の検索空間における伝送性能が低下する場合、低優先度の検索空間のうちの1つにおけるブラインドデコード化の試行を控えるように決定することも可能である。
いくつかのシナリオにおいて、上記設定は、異なる種類のSCIの伝送のための異なる検索空間、アグリゲーションレベル、および/またはSCIフォーマットを規定していてもよい。一例として、この無線通信システムは、(A)スケジューリング(データ伝送のデコード化に必要な第1の種類のSCIの伝送を含む)、(B)リソース予約(あとの時点で送信UE20が特定の無線リソースを使用する意図を通知する第2の種類のSCIの伝送を含む)、(C)リソース予約解除(送信UE20が予約済みの無線リソースを解除する意図を通知する第3の種類のSCIの伝送を含む)、および(D)リソース代替(予約済みの無線リソースの使用を控えるべきことを受信UE30に通知する第4の種類のSCIの伝送を含む)といった機能をサポートすることも可能である。前述の種類のSCIそれぞれについて、第2段階のSCIの伝送のための異なる設定が規定されるようになっていてもよく、たとえば、検索空間、アグリゲーションレベル、および/またはSCIフォーマットに関して異なる。たとえば、第1の種類のSCIおよび第2の種類のSCIの場合、第2段階のSCIの伝送のための設定では、たとえばOFDM(直交周波数分割多重)シンボル群またはスロットにおける第1のOFDMシンボルに対応する第1の検索空間を用いて規定してもよい。一方、第3の種類のSCIおよび第4の種類のSCIの場合、第2段階のSCIの伝送のための設定では、たとえば群またはスロット中の後続のOFDMシンボルの使用に対応する第2の検索空間を用いて規定してもよい。受信UE30側では、異なる程度まで機能がサポートされるようになっていてもよい。たとえば、受信UE30は、スケジューリングおよびリソース予約のみをサポートすることも可能である。この場合、受信UE30は、第1の検索空間においてのみ、第2段階のSCIのデコード化を試行することも可能である。一方、受信UE30は、前述の機能(A)~(D)を完全にサポートする場合、第1の検索空間および第2の検索空間の両者において、第2段階のSCIのデコード化を試行することも可能である。
なお、前述のさまざまな機能は、ほんの一例に過ぎず、他の機能に関して、同じような異なる種類のSCIが規定されるようになっていてもよい。
いくつかのシナリオにおいて、第2段階のSCIにて使用されるSCIフォーマットは、後方互換性を促進するように設計されていてもよい。これは、すべてのSCIフォーマットに共通する1つまたは複数の情報フィールドの規定により実現され、1つまたは複数の付加的な情報フィールドを補完することによって、将来のSCIフォーマットを規定していてもよい。共通の情報フィールドは、SCIフォーマットの最初のビットに配置され、付加的な情報フィールドは、SCIフォーマットの後続ビットに配置されていてもよい。共通の情報フィールドは、割り当て無線リソース、リソース予約、優先レベルのような情報を示す。受信UE30は、たとえば無線リソースの割り当て、無線リソースの予約、無線リソースの再選択、または無線リソースの代替の観点で、共通の情報フィールドが示す情報を利用して、現在受信中のSL無線伝送および/または後続のSL無線伝送のための無線リソースの選択を制御するようにしてもよい。
したがって、いくつかのシナリオにおいては、後方互換性を促進するのに、図示の概念の多段SCIが用いられるようになっていてもよい。たとえば、無線通信ネットワークにおいては、レガシーUEおよびより進化したUEが共存することも可能である。この場合、第1段階のSCIは、レガシーUEおよびより進化したUEの両者がサポートするSCIフォーマットを利用するようにしてもよい。また同様に、第2段階のSCIは、レガシーUEおよびより進化したUEの両者がサポートする1つまたは複数のSCIフォーマットを利用するようにしてもよい。ただし、第2段階のSCIは、レガシーUEが十分にはサポートしない1つまたは複数のSCIフォーマットを利用することも可能である。これらのSCIフォーマットは、レガシーUEがサポートする1つまたは複数の共通の情報フィールドと、より進化したUEのみがサポートする1つまたは複数の付加的な情報フィールドとを規定していてもよい。このように、共通の情報フィールドは、レガシーUEのすべての機能をサポートし、後方互換性を保証する。付加的な情報フィールドは、より進化したUEの増強機能をサポートするために導入され得る。送信UE20は、より進化したUEに対応する場合、共通の情報フィールドおよび付加的な情報フィールドを伴う第2段階のSCIを送信可能である。一方、受信UE30は、レガシーUEに対応する場合、第2段階のSCIの共通の情報フィールドを受信するとともに、第2段階のSCIの付加的な情報フィールドを無視することができる。
前述の通り、第2段階のSCIは、SL無線伝送のための無線リソースの割り当てに関する情報を示していてもよい。無線リソースは、集中してスケジューリングされるようになっていてもよい。すなわち、アクセスノード100からのDCI中のスケジューリング情報に基づいて選択されるようになっていてもよい。ただし、他のシナリオにおいて、SL無線伝送のための無線リソースは、送信UE20により自律して割り当てられるようになっていてもよい。これは、送信UE20によるチャネル検知を伴っていてもよい。すなわち、検知ベースのスケジューリングメカニズムに基づいていてもよい。したがって、第2段階のSCIは、検知ベースのスケジューリングを実行する情報を示すことも可能である。ただし、場合によっては、検知ベースのスケジューリングの実行に必要なすべての情報(たとえば、割り当てられた無線リソースおよび/または優先レベル)が第1段階のSCIに含まれていてもよい。
図示の概念に用いられるSCIは、エラー検出コード(たとえば、伝送SCIの完全性を確認するCRC(巡回冗長検査)コードまたは類似の冗長検査コード)により保護されるようになっていてもよい。この場合は、たとえばSCIの段階ごとに別個のエラー検出コードを使用するため、第1のエラー検出コードで第1段階のSCIを保護し、第2のエラー検出コードで第2段階のSCIを保護することができる。ただし、リソース効率を考慮して、第1段階のSCIおよび第2段階のSCIの両者に共通のエラー検出コードを使用することも可能である。この場合、共通のエラー検出コードは、第1段階のSCIが搬送することも可能であるし、第2段階のSCIが搬送することも可能であるし、第1段階のSCIおよび第2段階のSCIの両者が搬送することも可能である。共通のエラー検出コードが第1段階のSCIおよび第2段階のSCIの両者により伝送される場合は、エラー検出コードの第1の部分を第1段階のSCIにおいて伝送し、エラー検出コードの第2の部分を第2段階のSCIにおいて伝送し、エラー検出コードの第1の部分および第2の部分を受信UE30により連結することも可能である。
図6は、図示の概念の実装に利用可能なSL無線伝送を制御する方法を示したフローチャートである。図6の方法は、別の無線機器からSL無線伝送を受信する無線機器において図示の概念を実装するのに用いられるようになっていてもよい。たとえば、無線機器は、前述の受信UE30に対応することも可能であり、別の無線機器は、前述の送信UE20に対応することも可能である。SL無線伝送としては、前述のSLデータ207の伝送等、データチャネル上の伝送が挙げられる。この代替または追加として、SL無線伝送としては、前述の参照シンボル208の伝送等、1つまたは複数の参照信号の伝送が挙げられる。
無線機器のプロセッサベースの実装が用いられる場合は、無線機器の1つまたは複数のプロセッサによって、図6の方法のステップの少なくとも一部が実行および/または制御されるようになっていてもよい。また、このような無線機器は、図6の方法の後述の機能またはステップの少なくとも一部を実装するプログラムコードを格納するメモリを具備していてもよい。
ステップ610において、無線機器は、支援情報を受信するようにしてもよい。無線機器は、前述のアクセスノード100等、無線通信ネットワークのノードから支援情報の少なくとも一部を受信するようにしてもよい。これは、たとえば図3Bまたは図4のプロセスに関して説明した通り、無線機器がノードのサービスエリアに入ったことに応答して実現されるようになっていてもよい。この代替または追加として、無線機器は、図3Aまたは図3Cのプロセスに関して説明した通り、別の無線機器から支援情報の少なくとも一部を受信するようにしてもよい。後者の場合、無線機器は、図3Cのプロセスに関して説明した通り、無線機器が別の無線機器の無線カバレッジエリアに入ったことに応答して、支援情報の少なくとも一部を受信するようにしてもよい。無線機器は、ノードおよび/または別の無線機器に支援情報を要求するようにしてもよい。すなわち、無線機器は、図3Bまたは図3Cのプロセスに関して説明した通り、当該無線機器からのリクエストに応答して、支援情報の少なくとも一部を受信するようにしてもよい。そして、無線機器は、受信した支援情報をあとで使用するため、格納するようにしてもよい。
ステップ620において、無線機器は、前述の第1段階のSCI204等、別の無線機器から第1のSCIを受信する。また、いくつかのシナリオにおいて、第1のSCIは、SL無線伝送のための無線リソースの検知ベースの割り当てに関する情報(たとえば、検知ベースの割り当てメカニズムによって無線リソースを見つけられるリソースプールを規定する情報および/または検知ベースの割り当てメカニズムがモニタリングする1つまたは複数の無線チャネルを規定する情報)を含んでいてもよい。
ステップ630において、無線機器は、前述の第2段階のSCI206等、第2のSCIの伝送のための設定を決定する。この決定は、無線機器に格納された支援情報に基づいて実現される。この支援情報は、ステップ610において受信された支援情報に対して、少なくとも一部が対応していてもよい。さらに、ステップ630の決定は、ステップ620において受信された第1のSCIに基づく。
いくつかのシナリオにおいては、第2のSCI情報の伝送に関する設定の第1の部分が第1のSCIにより規定されるようになっていてもよく、第2のSCIの伝送に関する設定の第2の部分が支援情報により規定されるようになっていてもよい。たとえば、支援情報は、設定を規定する1つまたは複数のパラメータを含んでいてもよく、これにより、設定の他のパラメータを暗示的に導出可能となる。このようなパラメータの例は、前述のPPPP、意図するSL無線伝送がユニキャスト伝送であるかブロードキャスト伝送であるかの前述のインジケータ、および/またはSL無線伝送がSISOモードでの実行を意図するかMIMOモードでの実行を意図するかの前述のインジケータ(たとえば、図5の設定テーブルの中央列に示したようなパラメータ)である。
支援情報は、第2のSCIの伝送のための複数の候補設定を規定していてもよい。この場合、第1のSCIは、候補設定の中で、第2のSCIの伝送のための設定を識別するようにしてもよい。たとえば、第1のSCIは、図5に関して説明した設定インデックス等、候補設定の中で、第2のSCIの伝送のための設定を識別するインデックスを含むことも可能である。ただし、第1のSCIは、PPPP、意図するSL無線伝送がユニキャスト伝送であるかブロードキャスト伝送であるかのインジケータ、および/またはSL無線伝送がSISOモードでの実行を意図するかMIMOモードでの実行を意図するかのインジケータ(たとえば、図5の設定テーブルの中央列に示したようなパラメータ)等、設定の暗示的な識別に使用可能な他の情報を含むことも可能である。
第2のSCIの伝送のための設定は、第2のSCIの伝送のための検索空間を構成する無線リソースを規定していてもよい。また、いくつかのシナリオにおいて、第2のSCIの伝送のための設定は、SCIの伝送のための複数の検索空間を構成する無線リソースを規定していてもよい。また、この場合の設定は、複数の検索空間の優先順位を規定していてもよい。
また、第2のSCIの伝送のための設定は、前述のSCIフォーマット等、第2のSCIの伝送のための1つまたは複数のフォーマットを規定していてもよい。また、複数のフォーマットを規定する場合、この設定は、これら複数のフォーマットの優先順位を規定していてもよい。また、この追加または代替として、第2のSCIの伝送のための設定は、第2のSCIの伝送のための1つまたは複数のアグリゲーションレベルを規定していてもよい。また、複数のアグリゲーションレベルを規定する場合、この設定は、これら複数のアグリゲーションレベルの優先順位を規定していてもよい。また、この追加または代替として、第2のSCIの伝送のための設定は、第2のSCIの伝送のための1つまたは複数の変調および/または符号化方式を規定していてもよい。また、複数の変調および/または符号化方式を規定する場合、この設定は、これら複数の変調および/または符号化方式の優先順位を規定していてもよい。
ステップ640において、無線機器は、別の無線機器から第2のSCIを受信する。これは、ステップ630において決定された設定に基づいて実現される。
第2のSCIは、SL無線伝送に用いられる無線リソース、SL無線伝送に用いられる変調および/もしくは符号化方式、SL無線伝送の1つもしくは複数の再送信パラメータ、ならびにSL無線伝送の優先レベル、のうちの少なくとも1つを示す情報を含んでいてもよい。無線リソースは、時間/周波数位置の観点および/またはリソース予約の観点で示すことができる。
いくつかのシナリオにおいて、第1のSCIおよび第2のSCIの少なくとも一方は、第1のSCIおよび第2のSCIの両者の完全性を確認する共通のエラー検出コードを含む。共通のエラー検出コードに基づいて、無線機器は、単一の完全性確認を実行することにより、第1のSCIおよび第2のSCIを正しく受信したかを調べるようにしてもよい。
ステップ650において、無線機器は、別の無線機器からSL無線伝送を受信する。これは、ステップ640において受信された第2のSCIに基づいて実現される。
図7は、図6の方法に従って動作する無線機器700の機能を示したブロック図である。無線機器700は、たとえば前述の受信UE30に対応していてもよい。図示のように、無線機器700には任意選択として、ステップ610に関して説明した通り、支援情報を受信するように構成されたモジュール710が設けられていてもよい。さらに、無線機器700には、ステップ620に関して説明した通り、第1のSCIを受信するように構成されたモジュール720が設けられていてもよい。さらに、無線機器700には、ステップ630に関して説明した通り、第2のSCIの伝送のための設定を決定するように構成されたモジュール730が設けられていてもよい。さらに、無線機器700には、ステップ640に関して説明した通り、第2のSCIを受信するように構成されたモジュール740が設けられていてもよい。さらに、無線機器700には、ステップ650に関して説明した通り、SL無線伝送を受信するように構成されたモジュール750が設けられていてもよい。
なお、無線機器700は、V2Xまたは他種のSL通信をサポートするUEの既知の機能等、他の機能を実装する他のモジュールを具備していてもよい。さらに、無線機器700のモジュールは、必ずしも無線機器700のハードウェア構造を表しておらず、たとえばハードウェア、ソフトウェア、またはこれらの組み合わせにより実装される機能的要素に対応していてもよい。
図8は、図示の概念の実装に利用可能なSL無線伝送を制御する方法を示したフローチャートである。図8の方法は、SL無線伝送を別の無線機器に送信する無線機器において図示の概念を実装するのに用いられるようになっていてもよい。たとえば、無線機器は、前述の送信UE20に対応することも可能であり、別の無線機器は、前述の受信UE30に対応することも可能である。SL無線伝送としては、前述のSLデータ207の伝送等、データチャネル上の伝送が挙げられる。この代替または追加として、SL無線伝送としては、前述の参照シンボル208の伝送等、1つまたは複数の参照信号の伝送が挙げられる。
無線機器のプロセッサベースの実装が用いられる場合は、無線機器の1つまたは複数のプロセッサによって、図8の方法のステップの少なくとも一部が実行および/または制御されるようになっていてもよい。また、このような無線機器は、図8の方法の後述の機能またはステップの少なくとも一部を実装するプログラムコードを格納するメモリを具備していてもよい。
ステップ810において、無線機器は、支援情報を受信するようにしてもよい。無線機器は、前述のアクセスノード100等、無線通信ネットワークのノードから支援情報の少なくとも一部を受信するようにしてもよい。これは、たとえば図3Aまたは図4のプロセスに関して説明した通り、無線機器がノードのサービスエリアに入ったことに応答して実現されるようになっていてもよい。この代替または追加として、無線機器は、図3Bのプロセスに関して説明した通り、別の無線機器から支援情報の少なくとも一部を受信するようにしてもよい。後者の場合、無線機器は、無線機器が別の無線機器の無線カバレッジエリアに入ったことに応答して、支援情報の少なくとも一部を受信するようにしてもよい。無線機器は、ノードおよび/または別の無線機器に支援情報を要求するようにしてもよい。すなわち、無線機器は、図3Aのプロセスに関して説明した通り、当該無線機器からのリクエストに応答して、支援情報の少なくとも一部を受信するようにしてもよい。そして、無線機器は、受信した支援情報をあとで使用するため、格納するようにしてもよい。
ステップ820において、無線機器は、前述の第1段階のSCI204等、第1のSCIを決定する。支援情報は、第1のSCIを第2のSCI(前述の第2段階のSCI206等)の伝送に関する設定に関連付ける。この決定は、無線機器に格納された支援情報に基づいて実現される。この支援情報は、ステップ810において受信された支援情報に対して、少なくとも一部が対応していてもよい。ステップ820の決定では、たとえばSL無線伝送の送信を伴う使用事例またはSL無線伝送の種類に応じて、無線機器が最初に設定を決定するようにしてもよい。その後、無線機器は、格納された支援情報に基づいて設定を識別できるように、第2のSCIを選択するようにしてもよい。
いくつかのシナリオにおいては、第2のSCIの伝送に関する設定の第1の部分が第1のSCIにより規定されるようになっていてもよく、第2のSCIの伝送に関する設定の第2の部分が支援情報により規定されるようになっていてもよい。たとえば、支援情報は、設定を規定する1つまたは複数のパラメータを含んでいてもよく、これにより、設定の他のパラメータを暗示的に導出可能となる。このようなパラメータの例は、前述のPPPP、意図するSL無線伝送がユニキャスト伝送であるかブロードキャスト伝送であるかの前述のインジケータ、および/またはSL無線伝送がSISOモードでの実行を意図するかMIMOモードでの実行を意図するかの前述のインジケータ(たとえば、図5の設定テーブルの中央列に示したようなパラメータ)である。
支援情報は、第2のSCIの伝送のための複数の候補設定を規定していてもよい。この場合、第1のSCIは、候補設定の中で、第2のSCIの伝送のための設定を識別するようにしてもよい。たとえば、第1のSCIは、図5に関して説明した設定インデックス等、候補設定の中で、第2のSCIの伝送のための設定を識別するインデックスを含むことも可能である。ただし、第1のSCIは、PPPP、意図するSL無線伝送がユニキャスト伝送であるかブロードキャスト伝送であるかのインジケータ、および/またはSL無線伝送がSISOモードでの実行を意図するかMIMOモードでの実行を意図するかのインジケータ(たとえば、図5の設定テーブルの中央列に示したようなパラメータ)等、設定の暗示的な識別に使用可能な他の情報を含むことも可能である。
SCIの伝送のための設定は、第2のSCIの伝送のための検索空間を構成する無線リソースを規定していてもよい。また、いくつかのシナリオにおいて、第2のSCIの伝送のための設定は、SCIの伝送のための複数の検索空間を構成する無線リソースを規定していてもよい。また、この場合の設定は、複数の検索空間の優先順位を規定していてもよい。
また、第2のSCIの伝送のための設定は、前述のSCIフォーマット等、第2のSCIの伝送のための1つまたは複数のフォーマットを規定していてもよい。また、複数のフォーマットを規定する場合、この設定は、これら複数のフォーマットの優先順位を規定していてもよい。また、この追加または代替として、第2のSCIの伝送のための設定は、第2のSCIの伝送のための1つまたは複数のアグリゲーションレベルを規定していてもよい。また、複数のアグリゲーションレベルを規定する場合、この設定は、これら複数のアグリゲーションレベルの優先順位を規定していてもよい。また、この追加または代替として、第2のSCIの伝送のための設定は、第2のSCIの伝送のための1つまたは複数の変調および/または符号化方式を規定していてもよい。また、複数の変調および/または符号化方式を規定する場合、この設定は、これら複数の変調および/または符号化方式の優先順位を規定していてもよい。
ステップ830において、無線機器は、第1のSCIを別の無線機器に送信する。また、いくつかのシナリオにおいて、第1のSCIは、SL無線伝送のための無線リソースの検知ベースの割り当てに関する情報(たとえば、検知ベースの割り当てメカニズムによって無線リソースを見つけられるリソースプールを規定する情報および/または検知ベースの割り当てメカニズムがモニタリングする1つまたは複数の無線チャネルを規定する情報)を含んでいてもよい。
ステップ840において、無線機器は、第2のSCIを別の無線機器に送信する。これは、ステップ820において決定された第1のSCIと関連する設定に基づいて実現される。
第2のSCIは、SL無線伝送に用いられる無線リソース、SL無線伝送に用いられる変調および/もしくは符号化方式、SL無線伝送の1つもしくは複数の再送信パラメータ、ならびにSL無線伝送の優先レベル、のうちの少なくとも1つを示す情報を含んでいてもよい。無線リソースは、時間/周波数位置および/またはリソース予約の観点で示すことができる。
いくつかのシナリオにおいて、第1のSCIおよび第2のSCIの少なくとも一方は、第1のSCIおよび第2のSCIの両者の完全性を確認する共通のエラー検出コードを含む。共通のエラー検出コードに基づいて、無線機器は、単一の完全性確認を実行することにより、第1のSCIおよび第2のSCIを正しく受信したかを調べるようにしてもよい。
ステップ850において、無線機器は、SL無線伝送を別の無線機器に送信する。これは、ステップ840において送信された第2のSCIに基づいて実現される。
図9は、図8の方法に従って動作する無線機器900の機能を示したブロック図である。無線機器900は、たとえば前述の送信UE20に対応していてもよい。図示のように、無線機器900には任意選択として、ステップ810に関して説明した通り、支援情報を受信するように構成されたモジュール910が設けられていてもよい。さらに、無線機器900には、ステップ820に関して説明した通り、第1のSCIを決定するように構成されたモジュール920が設けられていてもよい。さらに、無線機器900には、ステップ830に関して説明した通り、第1のSCIを送信するように構成されたモジュール930が設けられていてもよい。さらに、無線機器900には、ステップ840に関して説明した通り、第2のSCIを送信するように構成されたモジュール940が設けられていてもよい。さらに、無線機器900には、ステップ850に関して説明した通り、SL無線伝送を送信するように構成されたモジュール950が設けられていてもよい。
なお、無線機器900は、V2Xまたは他種のSL通信をサポートするUEの既知の機能等、他の機能を実装する他のモジュールを具備していてもよい。さらに、無線機器900のモジュールは、必ずしも無線機器900のハードウェア構造を表しておらず、たとえばハードウェア、ソフトウェア、またはこれらの組み合わせにより実装される機能的要素に対応していてもよい。
図10は、図示の概念の実装に利用可能なSL無線伝送を制御する方法を示したフローチャートである。図10の方法は、第1の無線機器および第2の無線機器の少なくとも一方を制御する無線通信ネットワークのノードにおいて図示の概念を実装するのに用いられるようになっていてもよい。したがって、この方法の少なくとも一部のステップは、ノードにより実行されるようになっていてもよい。ノードは、前述のアクセスノード100に対応することも可能であり、第1の無線機器は、前述の送信UE20に対応することも可能であり、第2の無線機器は、前述の受信UE30に対応することも可能である。第1の無線機器は、SL無線伝送を第2の無線機器に送信するようにしてもよい。SL無線伝送としては、前述のSLデータ207の伝送等、データチャネル上の伝送が挙げられる。この代替または追加として、SL無線伝送としては、前述の参照シンボル208の伝送等、1つまたは複数の参照信号の伝送が挙げられる。
ノードのプロセッサベースの実装が用いられる場合は、ノードの1つまたは複数のプロセッサによって、図10の方法のステップの少なくとも一部が実行および/または制御されるようになっていてもよい。また、このような無線機器は、図10の方法の後述の機能またはステップの少なくとも一部を実装するプログラムコードを格納するメモリを具備していてもよい。
ステップ1010においては、支援情報が第1の無線機器に提供される。たとえば、前述のノードは、図3Aまたは図4のプロセスに関して説明した通り、第1の無線機器がノードのサービスエリアに入ったことに応答して、支援情報を送信するようにしてもよい。ノードは、図3Bのプロセスに関して説明した通り、第2の無線機器を介して、支援情報を第1の無線機器に送信するようにしてもよい。
支援情報は、前述の第1段階のSCI204等、第1の無線機器から第2の無線機器に伝送された第1のSCIを、前述の第2段階のSCI206等、第1の無線機器から第2の無線機器への第2のSCIの伝送に関する設定に関連付ける。
ステップ1020において、支援情報は、第2の無線機器に提供される。これは、たとえば図3Bまたは図4のプロセスに関して説明した通り、第2の無線機器がノードのサービスエリアに入ったことに応答して実現されるようになっていてもよい。ノードは、図3Aおよび図3Cのプロセスに関して説明した通り、第1の無線機器を介して、支援情報を第2の無線機器に送信するようにしてもよい。
そして、第1および第2の無線機器は、受信した支援情報をあとで使用するため、格納するようにしてもよい。
いくつかのシナリオにおいては、第2のSCIの伝送に関する設定の第1の部分が第1のSCIにより規定されるようになっていてもよく、第2のSCIの伝送に関する設定の第2の部分が支援情報により規定されるようになっていてもよい。たとえば、支援情報は、設定を規定する1つまたは複数のパラメータを含んでいてもよく、これにより、設定の他のパラメータを暗示的に導出可能となる。このようなパラメータの例は、前述のPPPP、意図するSL無線伝送がユニキャスト伝送であるかブロードキャスト伝送であるかの前述のインジケータ、および/またはSL無線伝送がSISOモードでの実行を意図するかMIMOモードでの実行を意図するかの前述のインジケータ(たとえば、図5の設定テーブルの中央列に示したようなパラメータ)である。
支援情報は、第2のSCIの伝送のための複数の候補設定を規定していてもよい。この場合、第1のSCIは、候補設定の中で、第2のSCIの伝送のための設定を識別するようにしてもよい。たとえば、第1のSCIは、図5に関して説明した設定インデックス等、候補設定の中で、第2のSCIの伝送のための設定を識別するインデックスを含むことも可能である。ただし、第1のSCIは、PPPP、意図するSL無線伝送がユニキャスト伝送であるかブロードキャスト伝送であるかのインジケータ、および/またはSL無線伝送がSISOモードでの実行を意図するかMIMOモードでの実行を意図するかのインジケータ(たとえば、図5の設定テーブルの中央列に示したようなパラメータ)等、設定の暗示的な識別に使用可能な他の情報を含むことも可能である。
SCIの伝送のための設定は、第2のSCIの伝送のための検索空間を構成する無線リソースを規定していてもよい。また、いくつかのシナリオにおいて、第2のSCIの伝送のための設定は、SCIの伝送のための複数の検索空間を構成する無線リソースを規定していてもよい。また、この場合の設定は、複数の検索空間の優先順位を規定していてもよい。
また、第2のSCIの伝送のための設定は、前述のSCIフォーマット等、第2のSCIの伝送のための1つまたは複数のフォーマットを規定していてもよい。また、複数のフォーマットを規定する場合、この設定は、これら複数のフォーマットの優先順位を規定していてもよい。また、この追加または代替として、第2のSCIの伝送のための設定は、第2のSCIの伝送のための1つまたは複数のアグリゲーションレベルを規定していてもよい。また、複数のアグリゲーションレベルを規定する場合、この設定は、これら複数のアグリゲーションレベルの優先順位を規定していてもよい。また、この追加または代替として、第2のSCIの伝送のための設定は、第2のSCIの伝送のための1つまたは複数の変調および/または符号化方式を規定していてもよい。また、複数の変調および/または符号化方式を規定する場合、この設定は、これら複数の変調および/または符号化方式の優先順位を規定していてもよい。
また、いくつかのシナリオにおいて、第1のSCIは、SL無線伝送のための無線リソースの検知ベースの割り当てに関する情報(たとえば、検知ベースの割り当てメカニズムによって無線リソースを見つけられるリソースプールを規定する情報および/または検知ベースの割り当てメカニズムがモニタリングする1つまたは複数の無線チャネルを規定する情報)を含んでいてもよい。
第2のSCIは、SL無線伝送に用いられる無線リソース、SL無線伝送に用いられる変調および/もしくは符号化方式、SL無線伝送の1つもしくは複数の再送信パラメータ、ならびにSL無線伝送の優先レベル、のうちの少なくとも1つを示す情報を含んでいてもよい。無線リソースは、時間/周波数位置および/またはリソース予約の観点で示すことができる。
いくつかのシナリオにおいて、第1のSCIおよび第2のSCIの少なくとも一方は、第1のSCIおよび第2のSCIの両者の完全性を確認する共通のエラー検出コードを含む。共通のエラー検出コードに基づいて、無線機器は、単一の完全性確認を実行することにより、第1のSCIおよび第2のSCIを正しく受信したかを調べるようにしてもよい。
図11は、図10の方法に従って動作するノード1100の機能を示したブロック図である。ノード1100は、たとえば前述のアクセスノード100に対応していてもよい。図示のように、ノード1100には、ステップ1010に関して説明した通り、支援情報を第1の無線機器に提供するように構成されたモジュール1110が設けられていてもよい。さらに、ノードには、ステップ1020に関して説明した通り、支援情報を第2の無線機器に提供するように構成されたモジュール1120が設けられていてもよい。
なお、無線機器1100は、LTE無線技術のeNB、NR技術のgNB、または類似のアクセスノードの既知の機能等、他の機能を実装する他のモジュールを具備していてもよい。
なお、図6および図8のほか、任意選択として図10に関して説明した機能は、図6の方法に従って動作する第1の無線機器と、図8の方法に従って動作する第2の無線機器と、任意選択として、図10の方法に従って動作するネットワークノードとを具備するシステムにおいて組み合わせることも可能である。このようなシステムにおいて、第1の無線機器は、当該第1の無線機器に格納された支援情報に基づいて、第1のSCIを決定するようにしてもよい。支援情報は、第1のSCIを第2のSCIの伝送に関する設定に関連付ける。さらに、第1の無線機器は、第1のSCIを第2の無線機器に送信する。また、第1のSCIと関連する設定に基づいて、第1の無線機器は、第2のSCIを第2の無線機器にも送信する。第2のSCIに基づいて、第1の無線機器は、SL無線伝送を第2の無線機器に送信する。第2の無線機器は、第1の無線機器から第1のSCIを受信する。さらに、第2の無線機器は、当該第2の無線機器に格納された支援情報および受信した第1のSCIに基づいて、第2のSCIの伝送に関する設定を決定する。さらに、第2の無線機器は、決定した設定に基づいて、第1の無線機器から第2のSCIを受信する。さらに、第2の無線機器は、受信した第2のSCIに基づいて、第1の無線機器からSL無線伝送を受信する。図10の方法に従って動作するノードは、支援情報を第1の無線機器および/または第2の無線機器に提供するようにしてもよい。
さらに、図6および図8の方法は、たとえば別の無線機器との双方向SL通信を実行する場合に、SL無線伝送の受信機および送信機の両者として作用する同じ無線機器内で実装することも可能である。
図12は、上述の概念の実装に使用可能な無線機器1200のプロセッサベースの実装を示している。たとえば、図12に示す構造は、前述の送信UE20または受信UE30における概念の実装に用いられるようになっていてもよい。
図示のように、無線機器1200は、1つまたは複数の無線インターフェース1210を具備する。無線インターフェース1210は、たとえばLTE無線技術またはNR無線技術等、SL無線伝送をサポートする無線アクセス技術をサポートし得る。さらに、無線インターフェース1210は、無線通信ネットワークとのDL無線伝送およびUL無線伝送をサポートし得る。
さらに、無線機器1200は、無線インターフェース1210に結合された1つまたは複数のプロセッサ1250と、プロセッサ1250に結合されたメモリ1260とを具備していてもよい。一例として、無線インターフェース1210、プロセッサ1250、およびメモリ1260は、無線機器1200の1つまたは複数の内部バスシステムによって結合することも可能である。メモリ1260としては、リードオンリーメモリ(ROM)(たとえば、フラッシュROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)(たとえば、ダイナミックRAM(DRAM)またはスタティックRAM(SRAM))、マスストレージ(たとえば、ハードディスクまたは半導体ディスク)等が挙げられる。図示のように、メモリ1260は、ソフトウェア1270、ファームウェア1280、および/または制御パラメータ1290を含んでいてもよい。メモリ1260は、図6および/または図8に関して説明した通り、無線機器または無線機器を制御する装置の上述の機能を実現するようにプロセッサ1250が実行する好適な設定のプログラムコードを含んでいてもよい。
図12に示す構造は模式に過ぎず、たとえば他のインターフェースまたはプロセッサ等、明瞭化のため図示していない他の構成要素を無線機器1200が実際には具備していてもよいことが了解される。また、メモリ1260は、たとえばV2X通信の実装等、SL無線伝送をサポートするUEの既知の機能を実装する別のプログラムコードを含んでいてもよいことが了解される。また、いくつかの実施形態によれば、たとえばメモリ1260に格納されるプログラムコードおよび/もしくは他のデータを格納する物理的媒体の形態、または、プログラムコードのダウンロード利用の提供もしくはストリーミング利用による提供にて、無線機器1200の機能を実装するコンピュータプログラムが提供されるようになっていてもよい。
図13は、上述の概念の実装に使用可能なネットワークノード1300のプロセッサベースの実装を示している。たとえば、図13に示す構造は、前述の送信における概念の実装に用いられるようになっていてもよい。
図示のように、ネットワークノード1300は、アクセスインターフェース1310を具備する。アクセスインターフェース1310は、DL無線伝送およびUL無線伝送による1つまたは複数の無線機器との通信ならびにこれら無線機器の制御に用いられるようになっていてもよい。ネットワークノードがアクセスノードに対応する場合、アクセスインターフェース1310は、無線インターフェースであってもよい。ただし、いくつかのシナリオにおいて、ネットワークノード1300は、より集中型のノード(たとえば、コアネットワークノード)に対応することも可能である。また、この場合、アクセスインターフェース1300は、無線機器にサーブするアクセスノードとの通信用のインターフェースに対応することも可能である。前述の送信UE20および受信UE30は、このような無線機器の例である。さらに図示するように、アクセスノードは、他のネットワークノードとの通信に使用可能なネットワークインターフェース1320を具備していてもよい。
さらに、ネットワークノード1300は、アクセスインターフェース1310に結合された1つまたは複数のプロセッサ1350と、プロセッサ1350に結合されたメモリ1360とを具備していてもよい。一例として、アクセスインターフェース1310、プロセッサ1350、およびメモリ1360は、ネットワークノード1300の1つまたは複数の内部バスシステムによって結合することも可能である。メモリ1360としては、ROM(たとえば、フラッシュROM)、RAM(DRAMまたはSRAM)、マスストレージ(たとえば、ハードディスクまたは半導体ディスク)等が挙げられる。図示のように、メモリ1360は、ソフトウェア1370、ファームウェア1380、および/または制御パラメータ1390を含んでいてもよい。メモリ1360は、図10に関して説明した通り、ネットワークノードの上述の機能を実装するようにプロセッサ1350が実行する好適な設定のプログラムコードを含んでいてもよい。
図13に示す構造は模式に過ぎず、たとえば他のインターフェースまたはプロセッサ等、明瞭化のため図示していない他の構成要素をネットワークノード1300が実際には具備していてもよいことが了解される。また、メモリ1360は、LTE無線技術のeNB、NR無線技術のgNB、または類似のネットワークノードの既知の機能を実装する別のプログラムコードを含んでいてもよいことが了解される。また、いくつかの実施形態によれば、たとえばメモリ1360に格納されるプログラムコードおよび/もしくは他のデータを格納する物理的媒体の形態、または、プログラムコードのダウンロード利用の提供もしくはストリーミング利用による提供にて、ネットワークノード1300の機能を実装するコンピュータプログラムが提供されるようになっていてもよい。
以上から分かるように、上述の概念は、SL無線伝送の高効率な制御に用いられるようになっていてもよい。特に、SL無線伝送の受信機に求められる複雑性を過度に増大させることなく、SL無線伝送の制御に用いられるSCIの変動性を高くすることができる。特に、SL無線伝送の受信機によるブラインドデコード化を抑制あるいは完全に回避可能である。このように、SL無線伝送に関して、異なる要件のさまざまな使用事例を効率的にサポート可能である。さらに、後方互換性を促進するように、SCIの伝送を構成可能である。
上記説明の例および実施形態は、単なる例示に過ぎず、さまざまな改良の影響を受けやすいことが了解される。たとえば、図示の概念は、LTE無線技術またはNR無線技術の前述の例に限らず、さまざまな種類の無線技術との関連で適用可能である。さらに、これらの概念は、2段階のSCIの抑制に限らず、過去の段階に伝送されたSCIから各段階の設定が暗示的に決定される任意のより大きな段階数に対応するように適用することも可能である。さらに、上記概念は、既存の機器もしくは装置の1つもしくは複数のプロセッサまたは専用機器ハードウェアにより実行される対応設計のソフトウェアを用いて実装可能であることが了解される。さらに、図示の装置または機器はそれぞれ、単一の機器としても実装可能であるし、複数の相互作用する機器またはモジュールから成るシステムとしても実装可能であることに留意するものとする。
上記に照らして、本開示が提供する実施形態は、以下を含む。
実施形態1:無線通信ネットワークにおいてサイドリンク無線伝送を制御する方法であって、
無線機器(30)が、別の無線機器(20)から第1のサイドリンク制御情報(204)を受信することと、
無線機器(30)に格納された支援情報および受信した第1のサイドリンク制御情報(204)に基づいて、無線機器(30)が、第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する設定を決定することと、
第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する決定した設定に基づいて、無線機器(30)が、別の無線機器(20)から第2のサイドリンク制御情報(206)を受信することと、
受信した第2のサイドリンク制御情報(206)に基づいて、無線機器(30)が、別の無線機器(20)からのサイドリンク無線伝送(207、208)を受信することと、
を含む、方法。
実施形態2:支援情報が、第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する複数の候補設定を規定し、
第1のサイドリンク制御情報(204)が、候補設定の中で、第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する設定を識別する、実施形態1に記載の方法。
実施形態3:第1のサイドリンク制御情報(204)が、候補設定の中で、第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する設定を識別するインデックスを含む、実施形態2に記載の方法。
実施形態4:第1のサイドリンク制御情報(204)が、サイドリンク無線伝送(207、208)のための無線リソースの検知ベース割り当てに関する情報を含む、実施形態1から3のいずれか1つに記載の方法。
実施形態5:第2のサイドリンク制御情報(206)が、サイドリンク無線伝送(207、208)に用いられる無線リソース、サイドリンク無線伝送(207、208)に用いられる変調および/もしくは符号化方式、サイドリンク無線伝送(207、208)の1つもしくは複数の再送信パラメータ、ならびにサイドリンク無線伝送(207、208)の優先レベル、のうちの少なくとも1つを示す情報を含む、実施形態1から4のいずれか1つに記載の方法。
実施形態6:第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する設定の第1の部分が、第1のサイドリンク制御情報(204)により規定され、第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する設定の第2の部分が、支援情報により規定される、実施形態1から5のいずれか1つに記載の方法。
実施形態7:第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する設定が、第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送のための検索空間を構成する無線リソースを規定する、実施形態1から6のいずれか1つに記載の方法。
実施形態8:第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する設定が、第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送のための複数の検索空間を構成する無線リソースおよび複数の検索空間の優先順位を規定する、実施形態7に記載の方法。
実施形態9:第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する設定が、第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関するフォーマットを規定する、実施形態1から8のいずれか1つに記載の方法。
実施形態10:第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する設定が、第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関するアグリゲーションレベルを規定する、実施形態1から9のいずれか1つに記載の方法。
実施形態11:第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する設定が、第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する変調および/または符号化方式を規定する、実施形態1から10のいずれか1つに記載の方法。
実施形態12:第1のサイドリンク制御情報(204)および第2のサイドリンク制御情報(206)の少なくとも一方が、第1のサイドリンク制御情報(204)および第2のサイドリンク制御情報(206)の両者の完全性を確認する共通エラー検出コードを含む、実施形態1から11のいずれか1つに記載の方法。
実施形態13:無線機器(30)が、無線通信ネットワークのノード(100)から支援情報の少なくとも一部を受信することと、
無線機器(30)が、受信した支援情報を格納することと、
を含む、実施形態1から12のいずれか1つに記載の方法。
実施形態14:無線機器(30)が、ノード(100)のサービスエリアに入ったことに応答して、支援情報の少なくとも一部を受信することを含む、実施形態13に記載の方法。
実施形態15:無線機器(30)が、別の無線機器(20)から支援情報の少なくとも一部を受信することを含む、実施形態1から14のいずれか1つに記載の方法。
実施形態16:無線機器(30)が、別の無線機器(20)の無線カバレッジエリアに入ったことに応答して、支援情報の少なくとも一部を受信することを含む、実施形態15に記載の方法。
実施形態17:無線機器(30)が、当該無線機器(30)からのリクエスト(306、313)に応答して、支援情報の少なくとも一部を受信することを含む、実施形態13から16のいずれか1つに記載の方法。
実施形態18:サイドリンク無線伝送(207、208)が、データチャネル上の伝送を含む、実施形態1から17のいずれか1つに記載の方法。
実施形態19:サイドリンク無線伝送(207、208)が、1つまたは複数の参照信号の伝送を含む、実施形態1から18のいずれか1つに記載の方法。
実施形態20:無線通信ネットワークにおいてサイドリンク無線伝送を制御する方法であって、
無線機器(20)に格納された支援情報に基づいて、無線機器(20)が、第1のサイドリンク制御情報(204)を決定することであり、支援情報が、第1のサイドリンク制御情報(204)を第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する設定に関連付ける、第1のサイドリンク制御情報(204)を決定することと、
無線機器(20)が、第1のサイドリンク制御情報(204)を別の無線機器(30)に送信することと、
設定に基づいて、無線機器(20)が、第2のサイドリンク制御情報(206)を別の無線機器(30)に送信することと、
第2のサイドリンク制御情報(206)に基づいて、無線機器(20)が、サイドリンク無線伝送(207、208)を別の無線機器(30)に送信することと、
を含む、方法。
実施形態21:支援情報が、第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する複数の候補設定を規定し、
第1のサイドリンク制御情報(204)が、候補設定の中で、第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する設定を識別する、実施形態20に記載の方法。
実施形態22:第1のサイドリンク制御情報(204)が、候補設定の中で、第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する設定を識別するインデックスを含む、実施形態21に記載の方法。
実施形態23:第1のサイドリンク制御情報(204)が、サイドリンク無線伝送(207、208)のための無線リソースの検知ベース割り当てに関する情報を含む、実施形態20から22のいずれか1つに記載の方法。
実施形態24:第2のサイドリンク制御情報(206)が、サイドリンク無線伝送(207、208)に用いられる無線リソース、サイドリンク無線伝送(207、208)に用いられる変調および/もしくは符号化方式、サイドリンク無線伝送(207、208)の1つもしくは複数の再送信パラメータ、ならびにサイドリンク無線伝送(207、208)の優先レベル、のうちの少なくとも1つを示す情報を含む、実施形態20から23のいずれか1つに記載の方法。
実施形態25:第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する設定の第1の部分が、第1のサイドリンク制御情報(204)により規定され、第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する設定の第2の部分が、支援情報により規定される、実施形態20から24のいずれか1つに記載の方法。
実施形態26:第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する設定が、第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送のための検索空間を構成する無線リソースを規定する、実施形態20から25のいずれか1つに記載の方法。
実施形態27:第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する設定が、第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送のための複数の検索空間を構成する無線リソースおよび複数の検索空間の優先順位を規定する、実施形態26に記載の方法。
実施形態28:第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する設定が、第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関するフォーマットを規定する、実施形態20から27のいずれか1つに記載の方法。
実施形態29:第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する設定が、第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関するアグリゲーションレベルを規定する、実施形態20から28のいずれか1つに記載の方法。
実施形態30:第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する設定が、第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する変調および/または符号化方式を規定する、実施形態20から29のいずれか1つに記載の方法。
実施形態31:第1のサイドリンク制御情報(204)および第2のサイドリンク制御情報(206)の少なくとも一方が、第1のサイドリンク制御情報(204)および第2のサイドリンク制御情報(206)の両者の完全性を確認する共通エラー検出コードを含む、実施形態20から30のいずれか1つに記載の方法。
実施形態32:無線機器(20)が、無線通信ネットワークのノード(100)から支援情報の少なくとも一部を受信することと、
無線機器(20)が、受信した支援情報を格納することと、
を含む、実施形態20から31のいずれか1つに記載の方法。
実施形態33:無線機器(20)が、ノード(100)のサービスエリアに入ったことに応答して、支援情報の少なくとも一部を受信することを含む、実施形態32に記載の方法。
実施形態34:無線機器(20)が、別の無線機器(30)から支援情報の少なくとも一部を受信することを含む、実施形態20から33のいずれか1つに記載の方法。
実施形態35:無線機器(20)が、別の無線機器(30)の無線カバレッジエリアに入ったことに応答して、支援情報の少なくとも一部を受信することを含む、実施形態34に記載の方法。
実施形態36:無線機器(20)が、当該無線機器(20)からのリクエスト(302)に応答して、支援情報の少なくとも一部を受信することを含む、実施形態32から35のいずれか1つに記載の方法。
実施形態37:サイドリンク無線伝送(207、208)が、データチャネル上の伝送を含む、実施形態20から36のいずれか1つに記載の方法。
実施形態38:サイドリンク無線伝送(207、208)が、1つまたは複数の参照信号の伝送を含む、実施形態20から37のいずれか1つに記載の方法。
実施形態39:無線通信ネットワークにおいてサイドリンク無線伝送を制御する方法であって、
支援情報を第1の無線機器(20)に提供することと、
支援情報を第2の無線機器(30)に提供することであり、支援情報が、第1の無線機器(20)から第2の無線機器(30)に伝送された第1のサイドリンク制御情報(204)を第1の無線機器(20)から第2の無線機器(30)への第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する設定に関連付ける、支援情報を第2の無線機器(30)に提供することと、
を含む、方法。
実施形態40:支援情報が、第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する複数の候補設定を規定し、
第1のサイドリンク制御情報(204)が、候補設定の中で、第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する設定を識別する、実施形態39に記載の方法。
実施形態41:第1のサイドリンク制御情報(204)が、候補設定の中で、第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する設定を識別するインデックスを含む、実施形態40に記載の方法。
実施形態42:第1のサイドリンク制御情報(204)が、サイドリンク無線伝送(207、208)のための無線リソースの検知ベース割り当てに関する情報を含む、実施形態39から41のいずれか1つに記載の方法。
実施形態43:第2のサイドリンク制御情報(206)が、サイドリンク無線伝送(207、208)に用いられる無線リソース、サイドリンク無線伝送(207、208)に用いられる変調および/もしくは符号化方式、サイドリンク無線伝送(207、208)の1つもしくは複数の再送信パラメータ、ならびにサイドリンク無線伝送(207、208)の優先レベル、のうちの少なくとも1つを示す情報を含む、実施形態39から42のいずれか1つに記載の方法。
実施形態44:第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する設定の第1の部分が、第1のサイドリンク制御情報(204)により規定され、第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する設定の第2の部分が、支援情報により規定される、実施形態39から43のいずれか1つに記載の方法。
実施形態45:第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する設定が、第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送のための検索空間を構成する無線リソースを規定する、実施形態39から44のいずれか1つに記載の方法。
実施形態46:第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する設定が、第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送のための複数の検索空間を構成する無線リソースおよび複数の検索空間の優先順位を規定する、実施形態45に記載の方法。
実施形態47:第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する設定が、第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関するフォーマットを規定する、実施形態39から46のいずれか1つに記載の方法。
実施形態48:第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する設定が、第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関するアグリゲーションレベルを規定する、実施形態39から47のいずれか1つに記載の方法。
実施形態49:第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する設定が、第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する変調および/または符号化方式を規定する、実施形態39から48のいずれか1つに記載の方法。
実施形態50:無線通信ネットワークのノード(100)が、第1の無線機器(20)および/または第2の無線機器(30)が当該ノード(100)のサービスエリア(101)に入ったことに応答して、支援情報を送信することを含む、実施形態39から49のいずれか1つに記載の方法。
実施形態51:無線通信ネットワークのノード(100)が、第1の無線機器(20)からのリクエスト(302、306)および/または第2の無線機器(30)からのリクエストに応答して、支援情報を送信することを含む、実施形態39から50のいずれか1つに記載の方法。
実施形態52:無線通信ネットワークのノード(100)が、第1の無線機器(20)を介して支援情報を第2の無線機器(30)に送信することを含む、実施形態39から51のいずれか1つに記載の方法。
実施形態53:無線通信ネットワークのノード(100)が、第2の無線機器(30)を介して支援情報を第1の無線機器(20)に送信することを含む、実施形態39から52のいずれか1つに記載の方法。
実施形態54:サイドリンク無線伝送(207、208)が、データチャネル上の伝送を含む、実施形態39から53のいずれか1つに記載の方法。
実施形態55:サイドリンク無線伝送(207、208)が、1つまたは複数の参照信号の伝送を含む、実施形態39から54のいずれか1つに記載の方法。
実施形態56:無線通信ネットワークの無線機器(30)であって、
別の無線機器(20)から第1のサイドリンク制御情報(204)を受信することと、
無線機器(30)に格納された支援情報および受信した第1のサイドリンク制御情報(204)に基づいて、第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する設定を決定することと、
第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する決定した設定に基づいて、別の無線機器(20)から第2のサイドリンク制御情報(206)を受信することと、
受信した第2のサイドリンク制御情報(206)に基づいて、別の無線機器(20)からのサイドリンク無線伝送(207、208)を受信することと、
を行うように構成された、無線機器(30)。
実施形態57:支援情報が、第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する複数の候補設定を規定し、
第1のサイドリンク制御情報(204)が、候補設定の中で、第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する設定を識別する、実施形態56に記載の無線機器(30)。
実施形態58:第1のサイドリンク制御情報(204)が、候補設定の中で、第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する設定を識別するインデックスを含む、実施形態57に記載の無線機器(30)。
実施形態59:第1のサイドリンク制御情報(204)が、サイドリンク無線伝送(207、208)のための無線リソースの検知ベース割り当てに関する情報を含む、実施形態56から58のいずれか1つに記載の無線機器(30)。
実施形態60:第2のサイドリンク制御情報(206)が、サイドリンク無線伝送(207、208)に用いられる無線リソース、サイドリンク無線伝送(207、208)に用いられる変調および/もしくは符号化方式、サイドリンク無線伝送(207、208)の1つもしくは複数の再送信パラメータ、ならびにサイドリンク無線伝送(207、208)の優先レベル、のうちの少なくとも1つを示す情報を含む、実施形態56から59のいずれか1つに記載の無線機器(30)。
実施形態61:第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する設定の第1の部分が、第1のサイドリンク制御情報(204)により規定され、第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する設定の第2の部分が、支援情報により規定される、実施形態56から60のいずれか1つに記載の無線機器(30)。
実施形態62:第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する設定が、第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送のための検索空間を構成する無線リソースを規定する、実施形態56から61のいずれか1つに記載の無線機器(30)。
実施形態63:第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する設定が、第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送のための複数の検索空間を構成する無線リソースおよび複数の検索空間の優先順位を規定する、実施形態62に記載の無線機器(30)。
実施形態64:第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する設定が、第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関するフォーマットを規定する、実施形態56から63のいずれか1つに記載の無線機器(30)。
実施形態65:第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する設定が、第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関するアグリゲーションレベルを規定する、実施形態56から64のいずれか1つに記載の無線機器(30)。
実施形態66:第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する設定が、第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する変調および/または符号化方式を規定する、実施形態56から65のいずれか1つに記載の無線機器(30)。
実施形態67:第1のサイドリンク制御情報(204)および第2のサイドリンク制御情報(206)の少なくとも一方が、第1のサイドリンク制御情報(204)および第2のサイドリンク制御情報(206)の両者の完全性を確認する共通エラー検出コードを含む、実施形態56から66のいずれか1つに記載の無線機器(30)。
実施形態68:無線通信ネットワークのノード(100)から支援情報の少なくとも一部を受信することと、
受信した支援情報を格納することと、
を行うように構成された、実施形態56から67のいずれか1つに記載の無線機器(30)。
実施形態69:当該無線機器(30)がノード(100)のサービスエリアに入ったことに応答して、支援情報の少なくとも一部を受信するように構成された、実施形態13に記載の無線機器(30)。
実施形態70:別の無線機器(20)から支援情報の少なくとも一部を受信するように構成された、実施形態56から69のいずれか1つに記載の無線機器(30)。
実施形態71:当該無線機器(30)が別の無線機器(20)の無線カバレッジエリアに入ったことに応答して、支援情報の少なくとも一部を受信するように構成された、実施形態70に記載の無線機器(30)。
実施形態72:当該無線機器(30)からのリクエスト(306、313)に応答して、支援情報の少なくとも一部を受信するように構成された、実施形態68から71のいずれか1つに記載の無線機器(30)。
実施形態73:サイドリンク無線伝送(207、208)が、データチャネル上の伝送を含む、実施形態56から72のいずれか1つに記載の無線機器(30)。
実施形態74:サイドリンク無線伝送(207、208)が、1つまたは複数の参照信号の伝送を含む、実施形態56から73のいずれか1つに記載の無線機器(30)。
実施形態75:実施形態1から19のいずれか1つに記載の方法のステップを実行するように構成された、実施形態56に記載の無線機器(30)。
実施形態76:少なくとも1つのプロセッサと、前記少なくとも1つのプロセッサにより実行可能な命令を含むメモリであって、前記少なくとも1つのプロセッサによる実行によって、当該無線機器(30)が実施形態1から19のいずれか1つに記載の方法を実行するように動作可能な命令を含むメモリと、を備えた、実施形態56から75のいずれか1つに記載の無線機器(30)。
実施形態77:無線通信ネットワークの無線機器(20)であって、
当該無線機器(20)に格納された支援情報に基づいて、第1のサイドリンク制御情報(204)を決定することであり、支援情報が、第1のサイドリンク制御情報(204)を第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する設定に関連付ける、第1のサイドリンク制御情報(204)を決定することと、
第1のサイドリンク制御情報(204)を別の無線機器(30)に送信することと、
設定に基づいて、第2のサイドリンク制御情報(206)を別の無線機器(30)に送信することと、
第2のサイドリンク制御情報(206)に基づいて、サイドリンク無線伝送(207、208)を別の無線機器(30)に送信することと、
を行うように構成された、無線機器(20)。
実施形態78:支援情報が、第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する複数の候補設定を規定し、
第1のサイドリンク制御情報(204)が、候補設定の中で、第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する設定を識別する、実施形態77に記載の無線機器(20)。
実施形態79:第1のサイドリンク制御情報(204)が、候補設定の中で、第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する設定を識別するインデックスを含む、実施形態78に記載の無線機器(20)。
実施形態80:第1のサイドリンク制御情報(204)が、サイドリンク無線伝送(207、208)のための無線リソースの検知ベース割り当てに関する情報を含む、実施形態77から79のいずれか1つに記載の無線機器(20)。
実施形態81:第2のサイドリンク制御情報(206)が、サイドリンク無線伝送(207、208)に用いられる無線リソース、サイドリンク無線伝送(207、208)に用いられる変調および/もしくは符号化方式、サイドリンク無線伝送(207、208)の1つもしくは複数の再送信パラメータ、ならびにサイドリンク無線伝送(207、208)の優先レベル、のうちの少なくとも1つを示す情報を含む、実施形態77から80のいずれか1つに記載の無線機器(20)。
実施形態82:第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する設定の第1の部分が、第1のサイドリンク制御情報(204)により規定され、第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する設定の第2の部分が、支援情報により規定される、実施形態77から81のいずれか1つに記載の無線機器(20)。
実施形態83:第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する設定が、第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送のための検索空間を構成する無線リソースを規定する、実施形態77から82のいずれか1つに記載の無線機器(20)。
実施形態84:第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する設定が、第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送のための複数の検索空間を構成する無線リソースおよび複数の検索空間の優先順位を規定する、実施形態83に記載の無線機器(20)。
実施形態85:第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する設定が、第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関するフォーマットを規定する、実施形態77から84のいずれか1つに記載の無線機器(20)。
実施形態86:第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する設定が、第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関するアグリゲーションレベルを規定する、実施形態77から85のいずれか1つに記載の無線機器(20)。
実施形態87:第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する設定が、第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する変調および/または符号化方式を規定する、実施形態77から86のいずれか1つに記載の無線機器(20)。
実施形態88:第1のサイドリンク制御情報(204)および第2のサイドリンク制御情報(206)の少なくとも一方が、第1のサイドリンク制御情報(204)および第2のサイドリンク制御情報(206)の両者の完全性を確認する共通エラー検出コードを含む、実施形態77から87のいずれか1つに記載の無線機器(20)。
実施形態89:無線機器(20)が、
無線通信ネットワークのノード(100)から支援情報の少なくとも一部を受信することと、
受信した支援情報を格納することと、
を行うように構成された、実施形態77から88のいずれか1つに記載の無線機器(20)。
実施形態90:当該無線機器(20)がノード(100)のサービスエリアに入ったことに応答して、支援情報の少なくとも一部を受信するように構成された、実施形態89に記載の無線機器(20)。
実施形態91:別の無線機器(30)から支援情報の少なくとも一部を受信するように構成された、実施形態77から90のいずれか1つに記載の無線機器(20)。
実施形態92:当該無線機器(20)が別の無線機器(30)の無線カバレッジエリアに入ったことに応答して、支援情報の少なくとも一部を受信するように構成された、実施形態91に記載の無線機器(20)。
実施形態93:当該無線機器(20)からのリクエスト(302)に応答して、支援情報の少なくとも一部を受信するように構成された、実施形態77から92のいずれか1つに記載の無線機器(20)。
実施形態94:サイドリンク無線伝送(207、208)が、データチャネル上の伝送を含む、実施形態77から93のいずれか1つに記載の無線機器(20)。
実施形態95:サイドリンク無線伝送(207、208)が、1つまたは複数の参照信号の伝送を含む、実施形態77から94のいずれか1つに記載の無線機器(20)。
実施形態96:実施形態20から38のいずれか1つに記載の方法のステップを実行するように構成された、実施形態77に記載の無線機器(20)。
実施形態97:少なくとも1つのプロセッサと、前記少なくとも1つのプロセッサにより実行可能な命令を含むメモリであって、前記少なくとも1つのプロセッサによる実行によって、当該無線機器(20)が実施形態20から38のいずれか1つに記載の方法を実行するように動作可能な命令を含むメモリと、を備えた、実施形態77から96のいずれか1つに記載の無線機器(20)。
実施形態98:無線通信ネットワークのノード(100)であって、
支援情報を第1の無線機器(20)に提供することと、
支援情報を第2の無線機器(30)に提供することであり、支援情報が、第1の無線機器(20)から第2の無線機器(30)に伝送された第1のサイドリンク制御情報(204)を第1の無線機器(20)から第2の無線機器(30)への第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する設定に関連付ける、支援情報を第2の無線機器(30)に提供することと、
を行うように構成された、無線機器(100)。
実施形態99:支援情報が、第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する複数の候補設定を規定し、
第1のサイドリンク制御情報(204)が、候補設定の中で、第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する設定を識別する、実施形態98に記載のノード(100)。
実施形態100:第1のサイドリンク制御情報(204)が、候補設定の中で、第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する設定を識別するインデックスを含む、実施形態99に記載のノード(100)。
実施形態101:第1のサイドリンク制御情報(204)が、サイドリンク無線伝送(207、208)のための無線リソースの検知ベース割り当てに関する情報を含む、実施形態98から100のいずれか1つに記載のノード(100)。
実施形態102:第2のサイドリンク制御情報(206)が、サイドリンク無線伝送(207、208)に用いられる無線リソース、サイドリンク無線伝送(207、208)に用いられる変調および/もしくは符号化方式、サイドリンク無線伝送(207、208)の1つもしくは複数の再送信パラメータ、ならびにサイドリンク無線伝送(207、208)の優先レベル、のうちの少なくとも1つを示す情報を含む、実施形態98から101のいずれか1つに記載のノード(100)。
実施形態103:第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する設定の第1の部分が、第1のサイドリンク制御情報(204)により規定され、第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する設定の第2の部分が、支援情報により規定される、実施形態98から102のいずれか1つに記載のノード(100)。
実施形態104:第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する設定が、第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送のための検索空間を構成する無線リソースを規定する、実施形態98から103のいずれか1つに記載のノード(100)。
実施形態105:第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する設定が、第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送のための複数の検索空間を構成する無線リソースおよび複数の検索空間の優先順位を規定する、実施形態104に記載のノード(100)。
実施形態106:第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する設定が、第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関するフォーマットを規定する、実施形態98から105のいずれか1つに記載のノード(100)。
実施形態107:第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する設定が、第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関するアグリゲーションレベルを規定する、実施形態98から106のいずれか1つに記載のノード(100)。
実施形態108:第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する設定が、第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する変調および/または符号化方式を規定する、実施形態98から107のいずれか1つに記載のノード(100)。
実施形態109:第1の無線機器(20)および/または第2の無線機器(30)が当該ノード(100)のサービスエリア(101)に入ったことに応答して、支援情報を送信するように構成された、実施形態98から108のいずれか1つに記載のノード(100)。
実施形態110:第1の無線機器(20)からのリクエスト(302、306)および/または第2の無線機器(30)からのリクエストに応答して、支援情報を送信するように構成された、実施形態98から109のいずれか1つに記載のノード(100)。
実施形態111:第1の無線機器(20)を介して支援情報を第2の無線機器(30)に送信するように構成された、実施形態98から110のいずれか1つに記載のノード(100)。
実施形態112:第2の無線機器(30)を介して支援情報を第1の無線機器(20)に送信するように構成された、実施形態98から111のいずれか1つに記載のノード(100)。
実施形態113:サイドリンク無線伝送(207、208)が、データチャネル上の伝送を含む、実施形態98から112のいずれか1つに記載のノード(100)。
実施形態114:サイドリンク無線伝送(207、208)が、1つまたは複数の参照信号の伝送を含む、実施形態98から113のいずれか1つに記載のノード(100)。
実施形態115:実施形態39から55のいずれか1つに記載の方法のステップを実行するように構成された、実施形態98に記載のノード(100)。
実施形態116:少なくとも1つのプロセッサと、前記少なくとも1つのプロセッサにより実行可能な命令を含むメモリであって、前記少なくとも1つのプロセッサによる実行によって、当該ノード(100)が実施形態39から55のいずれか1つに記載の方法を実行するように動作可能な命令を含むメモリと、を備えた、実施形態98から115のいずれか1つに記載のノード(100)。
実施形態117:支援情報を格納した第1の無線機器(20)および第2の無線機器(30)を備えたシステムであって、
第1の無線機器(20)が、
当該第1の無線機器(20)に格納された支援情報に基づいて、第1のサイドリンク制御情報(204)を決定することであり、支援情報が、第1のサイドリンク制御情報(204)を第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する設定に関連付ける、第1のサイドリンク制御情報(204)を決定することと、
第1のサイドリンク制御情報(204)を第2の無線機器(30)に送信することと、
設定に基づいて、第2のサイドリンク制御情報(206)を第2の無線機器(30)に送信することと、
第2のサイドリンク制御情報(206)に基づいて、サイドリンク無線伝送(207、208)を第2の無線機器(30)に送信することと、
を行うように構成され、
第2の無線機器(30)が、
第1の無線機器(20)から第1のサイドリンク制御情報(204)を受信することと、
第2の無線機器(30)に格納された支援情報および受信した第1のサイドリンク制御情報(204)に基づいて、第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する設定を決定することと、
第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する決定した設定に基づいて、第1の無線機器(20)から第2のサイドリンク制御情報(206)を受信することと、
受信した第2のサイドリンク制御情報(206)に基づいて、第1の無線機器(20)からのサイドリンク無線伝送(207、208)を受信することと、
を行うように構成された、システム。
実施形態118:無線通信ネットワークのノード(100)であり、支援情報を第1の無線機器(20)および/または第2の無線機器(30)に提供するように構成された、ノード(100)をさらに備えた、実施形態117に記載のシステム。
実施形態119:無線機器(30、20)の少なくとも1つのプロセッサにより実行されるプログラムコードを含むコンピュータプログラムであって、プログラムコードの実行により、無線機器(30、20)が、実施形態1から38のいずれか1つに記載の方法を実行する、コンピュータプログラム。
実施形態120:無線機器(30、20)の少なくとも1つのプロセッサにより実行されるプログラムコードを含むコンピュータプログラム製品であって、プログラムコードの実行により、無線機器(30、20)が、実施形態1から38のいずれか1つに記載の方法を実行する、コンピュータプログラム製品。
実施形態121:無線通信ネットワークのノード(100)の少なくとも1つのプロセッサにより実行されるプログラムコードを含むコンピュータプログラムであって、プログラムコードの実行により、ノード(100)が、実施形態39から55のいずれか1つに記載の方法を実行する、コンピュータプログラム。
実施形態122:無線通信ネットワークのノード(100)の少なくとも1つのプロセッサにより実行されるプログラムコードを含むコンピュータプログラム製品であって、プログラムコードの実行により、ノード(100)が、実施形態39から55のいずれか1つに記載の方法を実行する、コンピュータプログラム製品。

Claims (70)

  1. 無線通信ネットワークにおいてサイドリンク無線伝送を制御する方法であって、
    無線機器(30)が、別の無線機器(20)から第1のサイドリンク制御情報(204)を受信することと、
    前記無線機器(30)に格納された支援情報および前記受信した第1のサイドリンク制御情報(204)に基づいて、前記無線機器(30)が、第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する設定を決定することと、
    前記第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する前記決定した設定に基づいて、前記無線機器(30)が、前記別の無線機器(20)から前記第2のサイドリンク制御情報(206)を受信することと、
    前記受信した第2のサイドリンク制御情報(206)に基づいて、前記無線機器(30)が、前記別の無線機器(20)からのサイドリンク無線伝送(207、208)を受信することと、
    を含む、方法。
  2. 前記支援情報が、前記第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する複数の候補設定を規定し、
    前記第1のサイドリンク制御情報(204)が、前記候補設定の中で、前記第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する前記設定を識別する、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1のサイドリンク制御情報(204)が、前記候補設定の中で、前記第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する前記設定を識別するインデックスを含む、請求項2に記載の方法。
  4. 前記第1のサイドリンク制御情報(204)が、前記サイドリンク無線伝送(207、208)のための無線リソースの検知ベース割り当てに関する情報を含む、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記第2のサイドリンク制御情報(206)が、前記サイドリンク無線伝送(207、208)に用いられる無線リソース、前記サイドリンク無線伝送(207、208)に用いられる変調および/もしくは符号化方式、前記サイドリンク無線伝送(207、208)の1つもしくは複数の再送信パラメータ、ならびに前記サイドリンク無線伝送(207、208)の優先レベル、のうちの少なくとも1つを示す情報を含む、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する前記設定の第1の部分が、前記第1のサイドリンク制御情報(204)により規定され、前記第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する前記設定の第2の部分が、前記支援情報により規定される、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する前記設定が、前記第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送のための検索空間を構成する無線リソースを規定する、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する前記設定が、前記第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送のための複数の検索空間を構成する無線リソースおよび前記複数の検索空間の優先順位を規定する、請求項7に記載の方法。
  9. 前記第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する前記設定が、前記第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関するフォーマットを規定する、請求項1から8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 前記第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する前記設定が、前記第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関するアグリゲーションレベルを規定する、請求項1から9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 前記第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する前記設定が、前記第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する変調および/または符号化方式を規定する、請求項1から10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 前記第1のサイドリンク制御情報(204)および前記第2のサイドリンク制御情報(206)の少なくとも一方が、前記第1のサイドリンク制御情報(204)および前記第2のサイドリンク制御情報(206)の両方の完全性を確認する共通エラー検出コードを含む、請求項1から11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 前記無線機器(30)が、前記無線通信ネットワークのノード(100)から前記支援情報の少なくとも一部を受信することと、
    前記無線機器(30)が、前記受信した支援情報を格納することと、
    を含む、請求項1から12のいずれか一項に記載の方法。
  14. 前記無線機器(30)が、前記ノード(100)のサービスエリアに入ったことに応答して、前記支援情報の前記少なくとも一部を受信することを含む、請求項13に記載の方法。
  15. 前記無線機器(30)が、前記別の無線機器(20)から前記支援情報の少なくとも一部を受信することを含む、請求項1から14のいずれか一項に記載の方法。
  16. 前記無線機器(30)が、前記別の無線機器(20)の無線カバレッジエリアに入ったことに応答して、前記支援情報の前記少なくとも一部を受信することを含む、請求項15に記載の方法。
  17. 前記無線機器(30)が、前記無線機器(30)からのリクエスト(306、313)に応答して、前記支援情報の前記少なくとも一部を受信することを含む、請求項13から16のいずれか一項に記載の方法。
  18. 前記サイドリンク無線伝送(207、208)が、データチャネル上の伝送を含む、請求項1から17のいずれか一項に記載の方法。
  19. 前記サイドリンク無線伝送(207、208)が、1つまたは複数の参照信号の伝送を含む、請求項1から18のいずれか一項に記載の方法。
  20. 無線通信ネットワークにおいてサイドリンク無線伝送を制御する方法であって、
    無線機器(20)に格納された支援情報に基づいて、前記無線機器(20)が、第1のサイドリンク制御情報(204)を決定することであり、前記支援情報が、前記第1のサイドリンク制御情報(204)を第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する設定に関連付ける、第1のサイドリンク制御情報(204)を決定することと、
    前記無線機器(20)が、前記第1のサイドリンク制御情報(204)を別の無線機器(30)に送信することと、
    前記設定に基づいて、前記無線機器(20)が、前記第2のサイドリンク制御情報(206)を前記別の無線機器(30)に送信することと、
    前記第2のサイドリンク制御情報(206)に基づいて、前記無線機器(20)が、サイドリンク無線伝送(207、208)を前記別の無線機器(30)に送信することと、
    を含む、方法。
  21. 前記支援情報が、前記第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する複数の候補設定を規定し、
    前記第1のサイドリンク制御情報(204)が、前記候補設定の中で、前記第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する前記設定を識別する、請求項20に記載の方法。
  22. 前記第1のサイドリンク制御情報(204)が、前記候補設定の中で、前記第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する前記設定を識別するインデックスを含む、請求項21に記載の方法。
  23. 前記第1のサイドリンク制御情報(204)が、前記サイドリンク無線伝送(207、208)のための無線リソースの検知ベース割り当てに関する情報を含む、請求項20から22のいずれか一項に記載の方法。
  24. 前記第2のサイドリンク制御情報(206)が、前記サイドリンク無線伝送(207、208)に用いられる無線リソース、前記サイドリンク無線伝送(207、208)に用いられる変調および/もしくは符号化方式、前記サイドリンク無線伝送(207、208)の1つもしくは複数の再送信パラメータ、ならびに前記サイドリンク無線伝送(207、208)の優先レベル、のうちの少なくとも1つを示す情報を含む、請求項20から23のいずれか一項に記載の方法。
  25. 前記第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する前記設定の第1の部分が、前記第1のサイドリンク制御情報(204)により規定され、前記第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する前記設定の第2の部分が、前記支援情報により規定される、請求項20から24のいずれか一項に記載の方法。
  26. 前記第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する前記設定が、前記第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送のための検索空間を構成する無線リソースを規定する、請求項20から25のいずれか一項に記載の方法。
  27. 前記第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する前記設定が、前記第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送のための複数の検索空間を構成する無線リソースおよび前記複数の検索空間の優先順位を規定する、請求項26に記載の方法。
  28. 前記第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する前記設定が、前記第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関するフォーマットを規定する、請求項20から27のいずれか一項に記載の方法。
  29. 前記第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する前記設定が、前記第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関するアグリゲーションレベルを規定する、請求項20から28のいずれか一項に記載の方法。
  30. 前記第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する前記設定が、前記第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する変調および/または符号化方式を規定する、請求項20から29のいずれか一項に記載の方法。
  31. 前記第1のサイドリンク制御情報(204)および前記第2のサイドリンク制御情報(206)の少なくとも一方が、前記第1のサイドリンク制御情報(204)および前記第2のサイドリンク制御情報(206)の両方の完全性を確認する共通エラー検出コードを含む、請求項20から30のいずれか一項に記載の方法。
  32. 前記無線機器(20)が、前記無線通信ネットワークのノード(100)から前記支援情報の少なくとも一部を受信することと、
    前記無線機器(20)が、前記受信した支援情報を格納することと、
    を含む、請求項20から31のいずれか一項に記載の方法。
  33. 前記無線機器(20)が、前記ノード(100)のサービスエリアに入ったことに応答して、前記支援情報の前記少なくとも一部を受信することを含む、請求項32に記載の方法。
  34. 前記無線機器(20)が、前記別の無線機器(30)から前記支援情報の少なくとも一部を受信することを含む、請求項20から33のいずれか一項に記載の方法。
  35. 前記無線機器(20)が、前記別の無線機器(30)の無線カバレッジエリアに入ったことに応答して、前記支援情報の前記少なくとも一部を受信することを含む、請求項34に記載の方法。
  36. 前記無線機器(20)が、前記無線機器(20)からのリクエスト(302)に応答して、前記支援情報の前記少なくとも一部を受信することを含む、請求項32から35のいずれか一項に記載の方法。
  37. 前記サイドリンク無線伝送(207、208)が、データチャネル上の伝送を含む、請求項20から36のいずれか一項に記載の方法。
  38. 前記サイドリンク無線伝送(207、208)が、1つまたは複数の参照信号の伝送を含む、請求項20から37のいずれか一項に記載の方法。
  39. 無線通信ネットワークにおいてサイドリンク無線伝送を制御する方法であって、
    支援情報を第1の無線機器(20)に提供することと、
    前記支援情報を第2の無線機器(30)に提供することであり、前記支援情報が、前記第1の無線機器(20)から前記第2の無線機器(30)に送信された第1のサイドリンク制御情報(204)を前記第1の無線機器(20)から前記第2の無線機器(30)への第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する設定に関連付ける、前記支援情報を第2の無線機器(30)に提供することと、
    を含む、方法。
  40. 前記支援情報が、前記第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する複数の候補設定を規定し、
    前記第1のサイドリンク制御情報(204)が、前記候補設定の中で、前記第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する前記設定を識別する、請求項39に記載の方法。
  41. 前記第1のサイドリンク制御情報(204)が、前記候補設定の中で、前記第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する前記設定を識別するインデックスを含む、請求項40に記載の方法。
  42. 前記第1のサイドリンク制御情報(204)が、前記サイドリンク無線伝送(207、208)のための無線リソースの検知ベース割り当てに関する情報を含む、請求項39から41のいずれか一項に記載の方法。
  43. 前記第2のサイドリンク制御情報(206)が、前記サイドリンク無線伝送(207、208)に用いられる無線リソース、前記サイドリンク無線伝送(207、208)に用いられる変調および/もしくは符号化方式、前記サイドリンク無線伝送(207、208)の1つもしくは複数の再送信パラメータ、ならびに前記サイドリンク無線伝送(207、208)の優先レベル、のうちの少なくとも1つを示す情報を含む、請求項39から42のいずれか一項に記載の方法。
  44. 前記第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する前記設定の第1の部分が、前記第1のサイドリンク制御情報(204)により規定され、前記第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する前記設定の第2の部分が、前記支援情報により規定される、請求項39から43のいずれか一項に記載の方法。
  45. 前記第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する前記設定が、前記第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送のための検索空間を構成する無線リソースを規定する、請求項39から44のいずれか一項に記載の方法。
  46. 前記第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する前記設定が、前記第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送のための複数の検索空間を構成する無線リソースおよび前記複数の検索空間の優先順位を規定する、請求項45に記載の方法。
  47. 前記第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する前記設定が、前記第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関するフォーマットを規定する、請求項39から46のいずれか一項に記載の方法。
  48. 前記第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する前記設定が、前記第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関するアグリゲーションレベルを規定する、請求項39から47のいずれか一項に記載の方法。
  49. 前記第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する前記設定が、前記第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する変調および/または符号化方式を規定する、請求項39から48のいずれか一項に記載の方法。
  50. 前記無線通信ネットワークのノード(100)が、前記第1の無線機器(20)および/または前記第2の無線機器(30)が前記ノード(100)のサービスエリア(101)に入ったことに応答して、前記支援情報を送信することを含む、請求項39から49のいずれか一項に記載の方法。
  51. 前記無線通信ネットワークのノード(100)が、前記第1の無線機器(20)からのリクエスト(302、306)および/または前記第2の無線機器(30)からのリクエストに応答して、前記支援情報を送信することを含む、請求項39から50のいずれか一項に記載の方法。
  52. 前記無線通信ネットワークのノード(100)が、前記第1の無線機器(20)を介して前記支援情報を前記第2の無線機器(30)に送信することを含む、請求項39から51のいずれか一項に記載の方法。
  53. 前記無線通信ネットワークのノード(100)が、前記第2の無線機器(30)を介して前記支援情報を前記第1の無線機器(20)に送信することを含む、請求項39から52のいずれか一項に記載の方法。
  54. 前記サイドリンク無線伝送(207、208)が、データチャネル上の伝送を含む、請求項39から53のいずれか一項に記載の方法。
  55. 前記サイドリンク無線伝送(207、208)が、1つまたは複数の参照信号の伝送を含む、請求項39から54のいずれか一項に記載の方法。
  56. 無線通信ネットワークの無線機器(30)であって、
    別の無線機器(20)から第1のサイドリンク制御情報(204)を受信することと、
    前記無線機器(30)に格納された支援情報および前記受信した第1のサイドリンク制御情報(204)に基づいて、第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する設定を決定することと、
    前記第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する前記決定した設定に基づいて、前記別の無線機器(20)から前記第2のサイドリンク制御情報(206)を受信することと、
    前記受信した第2のサイドリンク制御情報(206)に基づいて、前記別の無線機器(20)からのサイドリンク無線伝送(207、208)を受信することと、
    を行うように構成された、無線機器(30)。
  57. 請求項1から19のいずれか一項に記載の方法のステップを実行するように構成された、請求項56に記載の無線機器(30)。
  58. 少なくとも1つのプロセッサと、前記少なくとも1つのプロセッサにより実行可能な命令を含むメモリであって、前記少なくとも1つのプロセッサによる実行によって、前記無線機器(30)が請求項1から19のいずれか一項に記載の方法を実行するように動作可能な命令を含むメモリと、を備えた、請求項56に記載の無線機器(30)。
  59. 無線通信ネットワークの無線機器(20)であって、
    前記無線機器(20)に格納された支援情報に基づいて、第1のサイドリンク制御情報(204)を決定することであり、前記支援情報が、前記第1のサイドリンク制御情報(204)を第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する設定に関連付ける、第1のサイドリンク制御情報(204)を決定することと、
    前記第1のサイドリンク制御情報(204)を別の無線機器(30)に送信することと、
    前記設定に基づいて、前記第2のサイドリンク制御情報(206)を前記別の無線機器(30)に送信することと、
    前記第2のサイドリンク制御情報(206)に基づいて、サイドリンク無線伝送(207、208)を前記別の無線機器(30)に送信することと、
    を行うように構成された、無線機器(20)。
  60. 請求項20から38のいずれか一項に記載の方法のステップを実行するように構成された、請求項59に記載の無線機器(20)。
  61. 少なくとも1つのプロセッサと、前記少なくとも1つのプロセッサにより実行可能な命令を含むメモリであって、前記少なくとも1つのプロセッサによる実行によって、前記無線機器(20)が請求項20から38のいずれか一項に記載の方法を実行するように動作可能な命令を含むメモリと、を備えた、請求項59に記載の無線機器(20)。
  62. 無線通信ネットワークのノード(100)であって、
    前記無線機器(100)は、
    支援情報を第1の無線機器(20)に提供することと、
    前記支援情報を第2の無線機器(30)に提供することであり、前記支援情報が、前記第1の無線機器(20)から前記第2の無線機器(30)に伝送された第1のサイドリンク制御情報(204)を前記第1の無線機器(20)から前記第2の無線機器(30)への第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する設定に関連付ける、前記支援情報を第2の無線機器(30)に提供することと、
    を行うように構成された、無線通信ネットワークのノード(100)。
  63. 請求項39から55のいずれか一項に記載の方法のステップを実行するように構成された、請求項62に記載のノード(100)。
  64. 少なくとも1つのプロセッサと、前記少なくとも1つのプロセッサにより実行可能な命令を含むメモリであって、前記少なくとも1つのプロセッサによる実行によって、前記ノード(100)が請求項39から55のいずれか一項に記載の方法を実行するように動作可能な命令を含むメモリと、を備えた、請求項62に記載のノード(100)。
  65. 支援情報を格納した第1の無線機器(20)および第2の無線機器(30)を備えたシステムであって、
    前記第1の無線機器(20)が、
    前記第1の無線機器(20)に格納された前記支援情報に基づいて、第1のサイドリンク制御情報(204)を決定することであり、前記支援情報が、前記第1のサイドリンク制御情報(204)を第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する設定に関連付ける、第1のサイドリンク制御情報(204)を決定することと、
    前記第1のサイドリンク制御情報(204)を前記第2の無線機器(30)に送信することと、
    前記設定に基づいて、前記第2のサイドリンク制御情報(206)を前記第2の無線機器(30)に送信することと、
    前記第2のサイドリンク制御情報(206)に基づいて、サイドリンク無線伝送(207、208)を前記第2の無線機器(30)に送信することと、
    を行うように構成され、
    前記第2の無線機器(30)が、
    前記第1の無線機器(20)から前記第1のサイドリンク制御情報(204)を受信することと、
    前記第2の無線機器(30)に格納された前記支援情報および前記受信した第1のサイドリンク制御情報(204)に基づいて、前記第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する前記設定を決定することと、
    前記第2のサイドリンク制御情報(206)の伝送に関する前記決定した設定に基づいて、前記第1の無線機器(20)から前記第2のサイドリンク制御情報(206)を受信することと、
    前記受信した第2のサイドリンク制御情報(206)に基づいて、前記第1の無線機器(20)からのサイドリンク無線伝送(207、208)を受信することと、
    を行うように構成された、システム。
  66. 無線通信ネットワークのノード(100)であり、前記支援情報を前記第1の無線機器(20)および/または前記第2の無線機器(30)に提供するように構成された、ノード(100)をさらに備えた、請求項65に記載のシステム。
  67. 無線機器(30、20)の少なくとも1つのプロセッサにより実行されるプログラムコードを含むコンピュータプログラムであって、前記プログラムコードの実行により、前記無線機器(30、20)が、請求項1から38のいずれか一項に記載の方法を実行する、コンピュータプログラム。
  68. 無線機器(30、20)の少なくとも1つのプロセッサにより実行されるプログラムコードを含むコンピュータプログラム製品であって、前記プログラムコードの実行により、前記無線機器(30、20)が、請求項1から38のいずれか一項に記載の方法を実行する、コンピュータプログラム製品。
  69. 無線通信ネットワークのノード(100)の少なくとも1つのプロセッサにより実行されるプログラムコードを含むコンピュータプログラムであって、前記プログラムコードの実行により、前記ノード(100)が、請求項39から55のいずれか一項に記載の方法を実行する、コンピュータプログラム。
  70. 無線通信ネットワークのノード(100)の少なくとも1つのプロセッサにより実行されるプログラムコードを含むコンピュータプログラム製品であって、前記プログラムコードの実行により、前記ノード(100)が、請求項39から55のいずれか一項に記載の方法を実行する、コンピュータプログラム製品。
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