JP2023051689A - 乗物内装装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】乗物内装装置の汎用性の向上を図る。【解決手段】乗物のウインドウの下方に配置される乗物用内装材10としてのメインボード11及び意匠ボード13と、湿度の変化により電力を発生する湿度発電素子5とを備え、湿度発電素子5を、意匠ボード13の裏面側に配置している。また、意匠ボード13は、室内意匠面とこれに連なる上面とを有し、湿度発電素子5を、意匠ボード13の室内意匠面から上面に至る範囲の裏面側に配置してもよい。さらに、湿度発電素子5をメインボード11と意匠ボード13の間に配置してもよい。【選択図】図5
Description
本発明は、乗物内装装置に関する。
乗物のシートの表皮にペルチェ素子を構成する熱電変換素子を織り込んで、温度差を利用して発電を行う発電装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、上記従来技術は、乗物のシートの表皮に熱電変換素子を織り込む構造であるため、乗物の適用箇所が制限され、汎用性が低いことが問題であった。
また、上記従来技術は、乗物のシートの表皮に熱電変換素子を織り込む構造であるため、製造コストの上昇を招くという他の問題があった。
また、上記従来技術は、乗物のシートの表皮に熱電変換素子を織り込む構造であるため、製造コストの上昇を招くという他の問題があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、乗物内装装置の汎用性の向上を図ることである。
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、乗物内装装置であり、
乗物のウインドウの下方に配置される乗物用内装材としてのメインボード及び意匠ボードと、
湿度の変化により電力を発生する湿度発電素子とを備え、
前記湿度発電素子を、前記意匠ボードの裏面側に配置したことを特徴とする。
乗物のウインドウの下方に配置される乗物用内装材としてのメインボード及び意匠ボードと、
湿度の変化により電力を発生する湿度発電素子とを備え、
前記湿度発電素子を、前記意匠ボードの裏面側に配置したことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の乗物内装装置において、
前記意匠ボードは、室内意匠面とこれに連なる上面とを有し、
前記湿度発電素子を、前記意匠ボードの前記室内意匠面から前記上面に至る範囲の裏面側に配置したことを特徴とする。
前記意匠ボードは、室内意匠面とこれに連なる上面とを有し、
前記湿度発電素子を、前記意匠ボードの前記室内意匠面から前記上面に至る範囲の裏面側に配置したことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の乗物内装装置において、
前記意匠ボードは、前記湿度発電素子を支持する支持台を有することを特徴とする。
前記意匠ボードは、前記湿度発電素子を支持する支持台を有することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の乗物内装装置において、
前記意匠ボードの前記支持台は、凹所を有することを特徴とする。
前記意匠ボードの前記支持台は、凹所を有することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の乗物内装装置において、
離隔して配置された複数の前記凹所を有することを特徴とする。
離隔して配置された複数の前記凹所を有することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の乗物内装装置において、
前記湿度発電素子を、前記メインボードと前記意匠ボードの間に配置したことを特徴とする。
前記湿度発電素子を、前記メインボードと前記意匠ボードの間に配置したことを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の乗物内装装置において、
前記メインボードは、前記湿度発電素子を支持する支持台を有することを特徴とする。
前記メインボードは、前記湿度発電素子を支持する支持台を有することを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の乗物内装装置において、
前記メインボードの前記支持台は、凹所を有することを特徴とする。
前記メインボードの前記支持台は、凹所を有することを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の乗物内装装置において、
前記乗物用内装材として、前記メインボードと前記意匠ボードの間に配置されるアッパーボードを備え、
前記湿度発電素子は、前記意匠ボードと前記アッパーボードとに挟持されている。
前記乗物用内装材として、前記メインボードと前記意匠ボードの間に配置されるアッパーボードを備え、
前記湿度発電素子は、前記意匠ボードと前記アッパーボードとに挟持されている。
請求項10に記載の発明は、請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の乗物内装装置において、
前記乗物用内装材は、外部から前記湿度発電素子に導通する導通孔を有することを特徴とする。
前記乗物用内装材は、外部から前記湿度発電素子に導通する導通孔を有することを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、湿度発電素子を乗物用内装材に設けたので、従来のように予め表皮に織り込む加工が不要であり、素子を配置するスペースがあれば設置可能であるため、配置の自由度が高く汎用性の高い乗物内装装置を提供することが可能となる。
また、複数のボードを有する乗物用内装材の意匠ボードの裏面側に湿度発電素子を配置するので、スペースの確保が容易であり、配置の自由度をより高くすることができる。
また、複数のボードを有する乗物用内装材の意匠ボードの裏面側に湿度発電素子を配置するので、スペースの確保が容易であり、配置の自由度をより高くすることができる。
請求項2に記載の発明によれば、湿度発電素子を、意匠ボードの室内意匠面から上面に至る範囲の裏面側に配置したので、乗物室内の乗員が接触しやすい箇所或いは乗員の呼気に触れ易い箇所に湿度発電素子を設置することができ、湿度発電素子は湿度が得られやすく、良好に高効率の発電を行うことが可能となる。
請求項3に記載の発明によれば、意匠ボードが湿度発電素子の支持台を有するため、湿度発電素子の設置が容易となり、設置するための治具等を不要として部品点数を低減し、湿度発電素子を好適に保持することが可能となる。
請求項4に記載の発明によれば、意匠ボードの支持台は、凹所を有するので、湿度発電素子の設置がさらに容易となり、湿度発電素子をより好適に保持することが可能となる。
請求項5に記載の発明によれば、離隔して配置された複数の凹所を有するので、湿度発電素子の姿勢や向きを整えて、より良好に保持することが可能となる。
請求項6に記載の発明によれば、湿度発電素子を、メインボードと意匠ボードの間に配置したので、メインボードと意匠ボードの間のスペースを有効活用することが可能となる。これにより、湿度発電素子の設置スペースを別途確保する必要がなく、乗物用内装材の小型化を図ることが可能となる。
請求項7に記載の発明によれば、メインボードが湿度発電素子を支持する支持台を有するので、湿度発電素子の設置が容易となり、設置するための治具等を不要として部品点数を低減し、湿度発電素子を好適に保持することが可能となる。
請求項8に記載の発明によれば、メインボードの支持台が凹所を有するので、湿度発電素子の設置がさらに容易となり、湿度発電素子をより好適に保持することが可能となる。
請求項9に記載の発明によれば、湿度発電素子は、意匠ボードとアッパーボードとに挟持されているので、意匠ボードとアッパーボードの間のスペースを有効活用することが可能となる。これにより、湿度発電素子の設置スペースを別途確保する必要がなく、乗物用内装材の小型化を図ることが可能となる。
さらに、意匠ボードとアッパーボードとが湿度発電素子を挟持するので、湿度発電素子の設置が容易となり、設置するための治具等を不要として部品点数を低減し、湿度発電素子を好適に保持することが可能となる。
さらに、意匠ボードとアッパーボードとが湿度発電素子を挟持するので、湿度発電素子の設置が容易となり、設置するための治具等を不要として部品点数を低減し、湿度発電素子を好適に保持することが可能となる。
請求項10に記載の発明によれば、乗物用内装材に湿度発電素子に導通する導通孔を有するので、乗物用内装材における、乗物室内の湿度の高い空気を湿度発電素子へ導く導通孔が設けられ、湿度発電素子に高湿度の空気を供給し易くなり、良好に高効率の発電を行うことが可能となる。
[乗物内装装置の概略]
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。ただし、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の技術的範囲を以下の実施形態および図示例に限定するものではない。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。ただし、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の技術的範囲を以下の実施形態および図示例に限定するものではない。
以下に示す発明の実施の形態は、乗物のウインドウの下方に配置される乗物用内装材に搭載され、湿度の変化によって発電を行う湿度発電素子により電力を供給して所定の電装部品を作動させる乗物内装装置である。
以下に示す乗物内装装置を適用する乗物用内装材を備える乗物は、船舶、飛行体、車両等、人間が搭乗して移動を行うあらゆる乗物を含むが、本実施形態では、車両、特に、自動車のドアの乗物用内装材10に乗物内装装置1を適用する場合を例示する。
以下に示す乗物内装装置を適用する乗物用内装材を備える乗物は、船舶、飛行体、車両等、人間が搭乗して移動を行うあらゆる乗物を含むが、本実施形態では、車両、特に、自動車のドアの乗物用内装材10に乗物内装装置1を適用する場合を例示する。
図1は乗物内装装置1の概略構成を示すブロック図である。図1のように、乗物内装装置1は、主に車内で使用される電装部品4と、湿度の変化により電力を発生する湿度発電素子5と、湿度以外のエネルギーを利用して発電を行う第2発電素子61と、湿度発電素子5及び第2発電素子61の発電により充電が行われる第1バッテリー62と、電装部品4への電力供給を制御する電源回路63と、乗物内装装置1の各構成の制御を行うコントローラ7と、配線としてのハーネス103と、当該ハーネス103を接続するコネクタ64と、後述する乗物用内装材10の一部と、を含む構成とする。
また、乗物内装装置1は、ハーネス103を介して接続される、外部の第2バッテリー101(自動車の車載バッテリー)と、自動車の各部の主要な制御を行う上位の制御装置102(例えば、自動車の全体的な制御装置であるECU:Electronic Control Unit等)とを含む構成としてもよい。
なお、乗物内装装置1は、複数の湿度発電素子5から電力を得る構成としてもよいし、複数の電装部品4に電力を供給する構成としてもよいし、その両方であってもよい。
なお、乗物内装装置1は、複数の湿度発電素子5から電力を得る構成としてもよいし、複数の電装部品4に電力を供給する構成としてもよいし、その両方であってもよい。
[湿度発電素子]
湿度発電素子5は、湿度の変化により発電を行うものであれば特に制限はないが、発電電流量、発電効率の性能面から、国立研究開発法人産業技術総合研究所によって開発された、潮解性材料と塩分濃度差発電を組み合わせた湿度変動電池を利用することが好ましい。湿度変動電池は、https://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2021/pr20210602/pr20210602.htmlに詳細が説明されている。
湿度発電素子5は、湿度の変化により発電を行うものであれば特に制限はないが、発電電流量、発電効率の性能面から、国立研究開発法人産業技術総合研究所によって開発された、潮解性材料と塩分濃度差発電を組み合わせた湿度変動電池を利用することが好ましい。湿度変動電池は、https://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2021/pr20210602/pr20210602.htmlに詳細が説明されている。
図2は上記湿度変動電池からなる湿度発電素子5の概略的な断面図である。図示のように、湿度発電素子5は、その本体容器51が、開口部521により外部に大気開放された開放槽52と外部に対して密閉された閉鎖槽53とを有し、開放槽52と閉鎖槽53とは、イオン交換膜54により仕切られている。
そして、開放槽52及び閉鎖槽53には、潮解性無機塩水溶液として水と潮解性を有するリチウム塩からなる電解液が充填されており、開放槽52と閉鎖槽53のそれぞれの内側には電極55,56が配置されている。
そして、開放槽52及び閉鎖槽53には、潮解性無機塩水溶液として水と潮解性を有するリチウム塩からなる電解液が充填されており、開放槽52と閉鎖槽53のそれぞれの内側には電極55,56が配置されている。
上記構成により、湿度発電素子5は、低湿度環境にさらされると、開放槽52からは水分が蒸発して濃度が上昇する一方、閉鎖槽53は密閉されているため濃度変化は生じない。これによって開放槽52は、閉鎖槽53より濃度が高くなり、イオン交換膜54を通じてイオンの移動が生じ、電極55-56間に電圧が発生する。
また、湿度発電素子5は、高湿度環境にさらされると、リチウム塩の潮解性により開放槽52内の水溶液が空気中の水分を吸収して濃度が減少する。これにより、開放槽52は、閉鎖槽53より濃度が低くなり、イオン交換膜54を通じて先程とは逆向きのイオンの移動が生じ、逆極性の電圧が発生する。
周囲の湿度変化による電圧の発生状態は、一定時間継続するので、少なくとも、湿度が常に一定に保たれる場所ではない環境、好ましくは一日の間に湿度の変化が生じ得る環境に湿度発電素子5を配置することで、湿度上昇時と湿度低下時との双方において発電を行うことができる。
なお、開放槽52の開口部521は、電解液の漏出を防止するために、水蒸気を透過し、液体を透過しない高分子膜や中空糸膜で覆ってもよい。
また、湿度発電素子5は、高湿度環境にさらされると、リチウム塩の潮解性により開放槽52内の水溶液が空気中の水分を吸収して濃度が減少する。これにより、開放槽52は、閉鎖槽53より濃度が低くなり、イオン交換膜54を通じて先程とは逆向きのイオンの移動が生じ、逆極性の電圧が発生する。
周囲の湿度変化による電圧の発生状態は、一定時間継続するので、少なくとも、湿度が常に一定に保たれる場所ではない環境、好ましくは一日の間に湿度の変化が生じ得る環境に湿度発電素子5を配置することで、湿度上昇時と湿度低下時との双方において発電を行うことができる。
なお、開放槽52の開口部521は、電解液の漏出を防止するために、水蒸気を透過し、液体を透過しない高分子膜や中空糸膜で覆ってもよい。
[乗物用内装材]
図3は乗物用内装材10を車室外側から見た斜視図、図4は乗物用内装材10の後側上部の分解斜視図、図5は図4で分解して示した各構成を一体化させた乗物用内装材10の後側上部の斜視図である。なお、図3~図5の矢印に示すように、以下の説明において、乗物用内装材10が取り付けられた自動車が水平に駐車された状態を前提として、乗物用内装材10における鉛直上方を「上」、鉛直下方を「下」とする。また、乗物用内装材10を備える自動車の前進方向を「前」、その反対方向を「後」とする。
また、ここでは、自動車における前側を向いた状態で右側となるサイドドアの乗物用内装材10を例示するので、自動車が前方を向いた状態で左手側を「車室内側」、右手側を「車室外側」として説明する。そして、上下方向と前後方向と車室内外方向は、互いに直交するものとする。
なお、図3~図5において、乗物用内装材10の各構成の車室外側の面に施されたリブ等の補強構造については図示を省略している。
図3は乗物用内装材10を車室外側から見た斜視図、図4は乗物用内装材10の後側上部の分解斜視図、図5は図4で分解して示した各構成を一体化させた乗物用内装材10の後側上部の斜視図である。なお、図3~図5の矢印に示すように、以下の説明において、乗物用内装材10が取り付けられた自動車が水平に駐車された状態を前提として、乗物用内装材10における鉛直上方を「上」、鉛直下方を「下」とする。また、乗物用内装材10を備える自動車の前進方向を「前」、その反対方向を「後」とする。
また、ここでは、自動車における前側を向いた状態で右側となるサイドドアの乗物用内装材10を例示するので、自動車が前方を向いた状態で左手側を「車室内側」、右手側を「車室外側」として説明する。そして、上下方向と前後方向と車室内外方向は、互いに直交するものとする。
なお、図3~図5において、乗物用内装材10の各構成の車室外側の面に施されたリブ等の補強構造については図示を省略している。
乗物用内装材10は、前述したように、自動車の右側のサイドドアの車室内側部分を構成するものである。乗物用内装材10は、図3~図5に示すように、サイドドアにおける車室内側部分あって、サイドウインドウの下方となる部分である。
乗物用内装材10は、複数のボード部材が互いに組み付けられたものであり、メインボード11を主体とし、そのメインボード11に対して、他のボードが固定されることで構成される。
メインボード11は、図3に示すように、下部111の車室内側が室内意匠面として機能し、上部は枠状に構成されている。
そして、メインボード11の枠状となる上部には、アームレストボード12、意匠ボード13、ミドルアッパーボード14、アッパーボード15等がネジ止め等の周知の方法により取り付けられている。これらのボード12~15は、いずれも車室内側に室内意匠面を有しており、意匠ボードにも相当する。なお、図3~図5ではこれらのボード12~15の室内意匠面とは反対側の裏面が図示されている。
メインボード11は、図3に示すように、下部111の車室内側が室内意匠面として機能し、上部は枠状に構成されている。
そして、メインボード11の枠状となる上部には、アームレストボード12、意匠ボード13、ミドルアッパーボード14、アッパーボード15等がネジ止め等の周知の方法により取り付けられている。これらのボード12~15は、いずれも車室内側に室内意匠面を有しており、意匠ボードにも相当する。なお、図3~図5ではこれらのボード12~15の室内意匠面とは反対側の裏面が図示されている。
図4に示すように、メインボード11は、その上部に前後方向に沿った上側枠状部112を有する。さらに、上側枠状部112は、略水平な天板部113と、車室内側に面する側壁部114とを有する。
アッパーボード15は、上側枠状部112を全長に渡って上方及び車室内側から覆うように、メインボード11に取り付けられている。アッパーボード15は、略水平な天板部151と、車室内側に面する側壁部152とを有する。
アッパーボード15は、上側枠状部112を全長に渡って上方及び車室内側から覆うように、メインボード11に取り付けられている。アッパーボード15は、略水平な天板部151と、車室内側に面する側壁部152とを有する。
意匠ボード13は、メインボード11の下部111の上縁部近傍に位置し、意匠ボード13の後部には上方に延びた延出部131を有する。当該延出部131は、図4に示すように、アッパーボード15の後部を上方及び車室内側から覆うように延出されている。
意匠ボード13の延出部131は、略水平な天板部132と、車室内側に面する側壁部133とを有する。
意匠ボード13の延出部131は、略水平な天板部132と、車室内側に面する側壁部133とを有する。
従って、メインボード11の上側枠状部112の天板部113及び側壁部114に対して、アッパーボード15の天板部151及び側壁部152が、それぞれ上方及び車室内側から対向する。
さらに、アッパーボード15の天板部151及び側壁部152に対して、意匠ボード13の延出部131の天板部132及び側壁部133が、それぞれ上方及び車室内側から対向する。
さらに、アッパーボード15の天板部151及び側壁部152に対して、意匠ボード13の延出部131の天板部132及び側壁部133が、それぞれ上方及び車室内側から対向する。
意匠ボード13の延出部131の側壁部133の裏面(車室外側の面)上であって天板部132の近傍には、前述した湿度発電素子5を支持する二つの支持台134が上下に並んで離隔して配置されている。
各支持台134は、いずれも、略水平方向に沿った平板状であり、車室外側方向に突設されている。また、各支持台134の突出端部には、矩形に窪んだ凹所135が形成されている。各支持台134のそれぞれの凹所135は、平面視で重合するように形成されている。
そして、各支持台134は、各凹所135に湿度発電素子5の車室内側の面部を嵌合させて支持することができる。
各支持台134は、いずれも、略水平方向に沿った平板状であり、車室外側方向に突設されている。また、各支持台134の突出端部には、矩形に窪んだ凹所135が形成されている。各支持台134のそれぞれの凹所135は、平面視で重合するように形成されている。
そして、各支持台134は、各凹所135に湿度発電素子5の車室内側の面部を嵌合させて支持することができる。
前述したように、意匠ボード13の延出部131の側壁部133とアッパーボード15の側壁部152とは対向している。但し、アッパーボード15の側壁部152は、車室外側から見て、延出部131の各支持台134を避ける形状となっている。
従って、延出部131の側壁部133における各支持台134は、メインボード11の上側枠状部112の側壁部114と対向している。
従って、延出部131の側壁部133における各支持台134は、メインボード11の上側枠状部112の側壁部114と対向している。
そして、上側枠状部112の側壁部114における各支持台134との対向位置には、車室内側に向かって立ち上げられた平板状の支持台115が立設されている。さらに、この支持台115の車室内側端部には、湿度発電素子5の車室外側の面部を嵌合可能な凹所116が形成されている。なお、支持台115は、支持台134のように離隔して複数設けてもよい。
従って、図5に示すように、メインボード11に対してアッパーボード15及び意匠ボ
ード13を取り付けると、湿度発電素子5は、メインボード11の支持台115の凹所116と意匠ボード13の支持台134の凹所135に嵌合し、車室内外方向の両側から支持される。
なお、メインボード11の側壁部114又は意匠ボード13の側壁部133に、湿度発電素子5の下端部に対して下から当接する突起などの当接体を設け、意匠ボード13の天板部132と協働して、上下方向についても、湿度発電素子5を拘束する構成としてもよい。
なお、アッパーボード15の側壁部152が、車室外側から見て、延出部131の各支持台134を避ける形状とせず、支持台134と同様の支持台を側壁部152に一又は複数設けてもよい。
従って、図5に示すように、メインボード11に対してアッパーボード15及び意匠ボ
ード13を取り付けると、湿度発電素子5は、メインボード11の支持台115の凹所116と意匠ボード13の支持台134の凹所135に嵌合し、車室内外方向の両側から支持される。
なお、メインボード11の側壁部114又は意匠ボード13の側壁部133に、湿度発電素子5の下端部に対して下から当接する突起などの当接体を設け、意匠ボード13の天板部132と協働して、上下方向についても、湿度発電素子5を拘束する構成としてもよい。
なお、アッパーボード15の側壁部152が、車室外側から見て、延出部131の各支持台134を避ける形状とせず、支持台134と同様の支持台を側壁部152に一又は複数設けてもよい。
さらに、メインボード11の天板部113とアッパーボード15の天板部151は、湿度発電素子5の上端部を覆わず、意匠ボード13の延出部131の天板部132における、上記支持台115,134に支持された湿度発電素子5の上端部が対向する位置には、上下に貫通する導通孔136が形成されている。
湿度発電素子5は、開口部521(図2参照)が意匠ボード13の導通孔136に臨む配置で支持されており、開口部521内に外気を導入可能に支持されている。
湿度発電素子5は、開口部521(図2参照)が意匠ボード13の導通孔136に臨む配置で支持されており、開口部521内に外気を導入可能に支持されている。
なお、湿度発電素子5の配置は、上記の例に限定されない。
例えば、図4及び図5の紙面左側の湿度発電素子5のように、メインボード11に対して取り付けられたアッパーボード15及び意匠ボード13により挟持された状態で支持されてもよい。その場合、アッパーボード15と意匠ボード13との間に、車室内外方向について湿度発電素子5が介在できるように、アッパーボード15の側壁部152に車室外側に凹状に窪んだ保持部153を設けてもよい。
また、意匠ボード13の天板部132における、アッパーボード15と意匠ボード13と挟持された湿度発電素子5の上端部が対向する位置には、上下に貫通する導通孔137を形成することが好ましい。
例えば、図4及び図5の紙面左側の湿度発電素子5のように、メインボード11に対して取り付けられたアッパーボード15及び意匠ボード13により挟持された状態で支持されてもよい。その場合、アッパーボード15と意匠ボード13との間に、車室内外方向について湿度発電素子5が介在できるように、アッパーボード15の側壁部152に車室外側に凹状に窪んだ保持部153を設けてもよい。
また、意匠ボード13の天板部132における、アッパーボード15と意匠ボード13と挟持された湿度発電素子5の上端部が対向する位置には、上下に貫通する導通孔137を形成することが好ましい。
[電装部品]
乗物内装装置1は、電力によって作動する多種多様なデバイスを電装部品4として有する。電装部品4としては、前述したライト、スイッチ、表示装置に加えて、圧力センサ、無線通信装置、送風ブロア、ヒータ等のように低電力で作動するものが含む構成とする。なお、これらは、電装部品4の一部の例示に過ぎず、乗物に搭載可能なあらゆる電力消費デバイスを対象とすることができる。
乗物内装装置1は、電力によって作動する多種多様なデバイスを電装部品4として有する。電装部品4としては、前述したライト、スイッチ、表示装置に加えて、圧力センサ、無線通信装置、送風ブロア、ヒータ等のように低電力で作動するものが含む構成とする。なお、これらは、電装部品4の一部の例示に過ぎず、乗物に搭載可能なあらゆる電力消費デバイスを対象とすることができる。
ライトは、光源とその駆動回路等から構成される。光源としては、LED等の発光素子が好ましい。
スイッチは、例えば、タッチパネル式のディスプレイを有する入力電装部品である。スイッチのディスプレイには、自動車の窓の開閉、エアコンの各種設定、シートのスライド機構の入力操作等を行うためのスイッチのアイコンが表示され、タッチ操作によってスイッチとして機能する。なお、スイッチは、タッチパネル式のディスプレイに限らず、アナログスイッチを複数有するスイッチパネルで構成してもよい。
スイッチは、例えば、タッチパネル式のディスプレイを有する入力電装部品である。スイッチのディスプレイには、自動車の窓の開閉、エアコンの各種設定、シートのスライド機構の入力操作等を行うためのスイッチのアイコンが表示され、タッチ操作によってスイッチとして機能する。なお、スイッチは、タッチパネル式のディスプレイに限らず、アナログスイッチを複数有するスイッチパネルで構成してもよい。
表示装置は、各種情報の表示を行うもので、液晶ディスプレイ等の低電力で作動するものが好ましい。
圧力センサは、シートに人が着座したことを検出するためのセンサであり、感圧素子やマイクロスイッチ等を有する。例えば、シートクッションフレームの内部やその下側に配置される。
無線通信装置は、上位の制御装置102のような外部の制御装置と無線通信を行うためのデバイスである。例えば、無線通信装置は、他の電装部品に併設され、当該他の電装部
品の出力を外部の制御装置に送信し、あるいは、外部の制御装置から他の電装部品に向けられた制御指令や送信情報を受信して当該他の電装部品に入力する。
圧力センサは、シートに人が着座したことを検出するためのセンサであり、感圧素子やマイクロスイッチ等を有する。例えば、シートクッションフレームの内部やその下側に配置される。
無線通信装置は、上位の制御装置102のような外部の制御装置と無線通信を行うためのデバイスである。例えば、無線通信装置は、他の電装部品に併設され、当該他の電装部
品の出力を外部の制御装置に送信し、あるいは、外部の制御装置から他の電装部品に向けられた制御指令や送信情報を受信して当該他の電装部品に入力する。
送風ブロアは、モータとファンと筐体を有し、モータがファンを回転させると、筐体内に取り込んだ空気を所定方向に吹き出して、人間に冷却風を送風することができる。
ヒータは、通電により発熱する電熱線や発熱体を有し、発熱により人間の近接部位を温めることができる。熱源に加えて送風ブロアを有する構成として、温風を所定方向に送風する構成としてもよい。
ヒータは、通電により発熱する電熱線や発熱体を有し、発熱により人間の近接部位を温めることができる。熱源に加えて送風ブロアを有する構成として、温風を所定方向に送風する構成としてもよい。
[第1バッテリー]
第1バッテリー62は、湿度発電素子5及び後述する第2発電素子61による発電に基づく電力を蓄える。第1バッテリー62としては、2次電池やキャパシタ等の再利用可能なものが好ましい。2次電池としては、ニッケル・カドミウム蓄電池、ニッケル・水素蓄電池、リチウムイオン二次電池、リチウムイオンポリマー二次電池、ナトリウムイオン電池等が挙げられる。
第1バッテリー62は、湿度発電素子5及び後述する第2発電素子61による発電に基づく電力を蓄える。第1バッテリー62としては、2次電池やキャパシタ等の再利用可能なものが好ましい。2次電池としては、ニッケル・カドミウム蓄電池、ニッケル・水素蓄電池、リチウムイオン二次電池、リチウムイオンポリマー二次電池、ナトリウムイオン電池等が挙げられる。
[第2発電素子]
第2発電素子61は、湿度発電素子5と協働して乗物内装装置1の電力供給源となる。なお、湿度発電素子5が電装部品4に対して十分な電力供給能力がある場合には、第2発電素子61を乗物内装装置1に搭載しなくともよい。
第2発電素子61は、余剰となる何らかのエネルギーの有効活用を行うための、いわゆる環境発電技術に属する発電を行う素子である。例えば、太陽光等の光エネルギーを利用した発電、排熱を利用した熱エネルギーを利用した発電、振動エネルギーを利用した発電、風力を利用した発電、温度差を利用する発電等を行うことが可能な発電素子が第2発電素子61として利用される。
第2発電素子61は、湿度発電素子5と協働して乗物内装装置1の電力供給源となる。なお、湿度発電素子5が電装部品4に対して十分な電力供給能力がある場合には、第2発電素子61を乗物内装装置1に搭載しなくともよい。
第2発電素子61は、余剰となる何らかのエネルギーの有効活用を行うための、いわゆる環境発電技術に属する発電を行う素子である。例えば、太陽光等の光エネルギーを利用した発電、排熱を利用した熱エネルギーを利用した発電、振動エネルギーを利用した発電、風力を利用した発電、温度差を利用する発電等を行うことが可能な発電素子が第2発電素子61として利用される。
[電源回路]
電源回路63は、湿度発電素子5や第2発電素子61の発電により生じた電力を第1バッテリー62に蓄える充電機能、湿度発電素子5や第2発電素子61或いは第1バッテリー62から電装部品4に対して電流、電圧を調整して電力の供給を行う機能、外部の第2バッテリー101から電装部品4に対して電力の供給を行う機能を有する回路等を含む。
また、上記各機能は、コントローラ7の制御に基づいて行われる。
電源回路63は、湿度発電素子5や第2発電素子61の発電により生じた電力を第1バッテリー62に蓄える充電機能、湿度発電素子5や第2発電素子61或いは第1バッテリー62から電装部品4に対して電流、電圧を調整して電力の供給を行う機能、外部の第2バッテリー101から電装部品4に対して電力の供給を行う機能を有する回路等を含む。
また、上記各機能は、コントローラ7の制御に基づいて行われる。
[コントローラ]
コントローラ7は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)を備え、乗物内装装置1の各部の制御及び処理を実行することができる。
上記コントローラ7は、電源回路63を通じて湿度発電素子5及び第2発電素子61から第1バッテリー62に充電を行う充電制御、電源回路63を通じて湿度発電素子5と第2発電素子61又は第1バッテリー62から電装部品4に電力を供給する電力供給制御等を主に行う。
また、コントローラ7は、上記制御に関連して、第1協調制御部71及び第2協調制御部72を備えている。これらは、コントローラ7が所定のプログラムを実行することにより実現する機能的構成だが、コントローラ7に併設された回路等のハードウェアで構成してもよい。
コントローラ7は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)を備え、乗物内装装置1の各部の制御及び処理を実行することができる。
上記コントローラ7は、電源回路63を通じて湿度発電素子5及び第2発電素子61から第1バッテリー62に充電を行う充電制御、電源回路63を通じて湿度発電素子5と第2発電素子61又は第1バッテリー62から電装部品4に電力を供給する電力供給制御等を主に行う。
また、コントローラ7は、上記制御に関連して、第1協調制御部71及び第2協調制御部72を備えている。これらは、コントローラ7が所定のプログラムを実行することにより実現する機能的構成だが、コントローラ7に併設された回路等のハードウェアで構成してもよい。
コントローラ7は、原則として、湿度発電素子5又は第2発電素子61の発電時には、その電力を第1バッテリー62に充電し、電装部品4には、第1バッテリー62から電力を供給するよう電源回路63を制御する。
そして、コントローラ7は、第1バッテリー62の充電量を監視し、満充電時又はバッ
テリー残量が所定量以下となる僅少時には、湿度発電素子5と第2発電素子61から電装部品4に対して直接的に電力供給を行うよう電源回路63を制御する。
そして、コントローラ7は、第1バッテリー62の充電量を監視し、満充電時又はバッ
テリー残量が所定量以下となる僅少時には、湿度発電素子5と第2発電素子61から電装部品4に対して直接的に電力供給を行うよう電源回路63を制御する。
第1協調制御部71は、上述のように、湿度発電素子5と第2発電素子61から電装部品4に対して直接的に電力供給を行う場合に、湿度発電素子5による供給電力の不足を第2発電素子61が補うように、電源回路63による協調制御を行う。
即ち、第1協調制御部71は、湿度発電素子5単独により電力供給を行っている場合の電装部品4への電流又は電圧を電源回路63から検出し、その検出値が規定値よりも低い場合に、第2発電素子61からも電力を供給するよう電源回路63を制御する。
即ち、第1協調制御部71は、湿度発電素子5単独により電力供給を行っている場合の電装部品4への電流又は電圧を電源回路63から検出し、その検出値が規定値よりも低い場合に、第2発電素子61からも電力を供給するよう電源回路63を制御する。
第2協調制御部72は、上述のように、第1バッテリー62のバッテリー残量が僅少であって、湿度発電素子5及び第2発電素子61による電力供給が不十分な場合に、不足する電力を外部の第2バッテリー101から補足的に供給するように、電源回路63による協調制御を行う。
即ち、第2協調制御部72は、第1バッテリー62のバッテリー残量が僅少のために湿度発電素子5及び第2発電素子61により電力供給を行っている場合の電装部品4への電流又は電圧を電源回路63から検出し、その検出値が規定値よりも低い場合に、第2バッテリー101からも電力を供給するよう電源回路63を制御する。
即ち、第2協調制御部72は、第1バッテリー62のバッテリー残量が僅少のために湿度発電素子5及び第2発電素子61により電力供給を行っている場合の電装部品4への電流又は電圧を電源回路63から検出し、その検出値が規定値よりも低い場合に、第2バッテリー101からも電力を供給するよう電源回路63を制御する。
[湿度発電素子における発電動作]
車室内に乗員がいる状態では、人体が発する湿気を含んだ空気が導通孔136を通じて意匠ボード13の裏面側で支持された湿度発電素子5の開口部521から侵入し、開放槽52の湿度が上昇する。これにより、一方の電極55の電位が上昇し、発電が行われる。
また、車室内から乗員がいなくなると、湿気の少ない空気が導通孔136を通じて湿度発電素子5の開口部521から侵入し、湿度発電素子5の開放槽52の湿度も低下する。これにより、他方の電極55の電位が上昇し、前述と逆極性で発電が行われる。
車室内に乗員がいる状態では、人体が発する湿気を含んだ空気が導通孔136を通じて意匠ボード13の裏面側で支持された湿度発電素子5の開口部521から侵入し、開放槽52の湿度が上昇する。これにより、一方の電極55の電位が上昇し、発電が行われる。
また、車室内から乗員がいなくなると、湿気の少ない空気が導通孔136を通じて湿度発電素子5の開口部521から侵入し、湿度発電素子5の開放槽52の湿度も低下する。これにより、他方の電極55の電位が上昇し、前述と逆極性で発電が行われる。
[発明の実施形態における技術的効果]
以上のように、乗物内装装置1は、湿度発電素子5を乗物用内装材10に設けている。このため、従来のように、予め、表皮に織り込む加工が不要であり、乗物用内装材10の隙間スペースを利用して湿度発電素子5を設置可能であるため、配置の自由度が高く汎用性の高い乗物内装装置を提供することが可能となる。また、既存の乗物用内装材10に対して特別な改造を殆ど行ことなく湿度発電素子5を配置することが可能である。
なお、上記実施形態では、メインボード11と意匠ボード13に支持台115,134を設けた構成を例示したが、これらの支持台を設けずに、従来ある余剰スペースにスペーサを介して湿度発電素子5を挟みこませて支持することも可能である。
以上のように、乗物内装装置1は、湿度発電素子5を乗物用内装材10に設けている。このため、従来のように、予め、表皮に織り込む加工が不要であり、乗物用内装材10の隙間スペースを利用して湿度発電素子5を設置可能であるため、配置の自由度が高く汎用性の高い乗物内装装置を提供することが可能となる。また、既存の乗物用内装材10に対して特別な改造を殆ど行ことなく湿度発電素子5を配置することが可能である。
なお、上記実施形態では、メインボード11と意匠ボード13に支持台115,134を設けた構成を例示したが、これらの支持台を設けずに、従来ある余剰スペースにスペーサを介して湿度発電素子5を挟みこませて支持することも可能である。
特に、乗物内装装置1では、湿度発電素子5を、意匠ボード13の室内意匠面から上面に至る範囲の裏面側に配置したので、乗物室内の乗員が接触しやすい箇所或いは乗員の呼気に触れ易い箇所に湿度発電素子5を設置することができ、湿度発電素子5は湿度が得られやすく、良好に高効率の発電を行うことが可能となる。
また、乗物用内装材10の意匠ボード13が支持台134を有するため、湿度発電素子5の設置が容易となり、設置するための治具等を不要として部品点数を低減し、湿度発電素子5を好適に保持することが可能となる。
また、メインボード11にも支持台115を設けることで、さらなる設置容易化、設置部品の不要化を図り、湿度発電素子5をさらなる好適な保持を実現することができる。
特に、支持台115,134に凹所116,135を設けることにより、湿度発電素子5を適正な位置に保持することが可能となる。
また、支持台134には、離隔して配置された二つの凹所135を有するので、湿度発
電素子の姿勢や向きを整えて、より良好に保持することが可能となる。なお、凹所135を二つ設ける場合を例示したが、凹所135は、三つ以上設けてもよい。また、メインボード11にも離隔して配置された複数の支持台又は凹所を設けてもよい。
また、メインボード11にも支持台115を設けることで、さらなる設置容易化、設置部品の不要化を図り、湿度発電素子5をさらなる好適な保持を実現することができる。
特に、支持台115,134に凹所116,135を設けることにより、湿度発電素子5を適正な位置に保持することが可能となる。
また、支持台134には、離隔して配置された二つの凹所135を有するので、湿度発
電素子の姿勢や向きを整えて、より良好に保持することが可能となる。なお、凹所135を二つ設ける場合を例示したが、凹所135は、三つ以上設けてもよい。また、メインボード11にも離隔して配置された複数の支持台又は凹所を設けてもよい。
また、乗物内装装置1では、湿度発電素子5を、メインボード11と意匠ボード13の間に配置したので、メインボード11と意匠ボード13の間のスペースを有効活用することが可能となる。これにより、湿度発電素子5の設置スペースを別途確保する必要がなく、乗物用内装材10の小型化を図ると共に、外形を変更する必要がなく、意匠ボード13の意匠性を高く維持することが可能となる。
また、湿度発電素子5を、意匠ボード13とアッパーボード15とに挟持して配置する構成とした場合には、意匠ボード13とアッパーボード15の間のスペースを有効活用することが可能となる。これにより、湿度発電素子5の設置スペースを別途確保する必要がなく、乗物用内装材10の小型化を図ることが可能となる。また、この場合も、外形を変更する必要がなく、意匠ボード13とアッパーボード15の意匠性を高く維持することが可能となる。
さらに、意匠ボード13とアッパーボード15とが湿度発電素子5を挟持するので、湿度発電素子5の設置が容易となり、設置するための治具等を不要として部品点数を低減することが可能となる。また、設置構造を簡略化することができ、意匠ボード13及びアッパーボード15の製造容易化を図ることが可能となる。
さらに、意匠ボード13とアッパーボード15とが湿度発電素子5を挟持するので、湿度発電素子5の設置が容易となり、設置するための治具等を不要として部品点数を低減することが可能となる。また、設置構造を簡略化することができ、意匠ボード13及びアッパーボード15の製造容易化を図ることが可能となる。
また、乗物内装装置1では、乗物用内装材10に湿度発電素子5に導通する導通孔136又は137を有するので、車室内の湿度の高い空気を湿度発電素子5へ導くことができ、湿度発電素子5に高湿度の空気を供給し易くなり、良好に高効率の発電を行うことが可能となる。特に、乗物用内装材10の上部に導通孔136又は137を設けることで、乗物室内の乗員が接触しやすい箇所或いは乗員の呼気に触れ易い箇所から高湿度の空気を供給し易くなり、より良好に高効率の発電を行うことが可能となる。
[その他]
上記乗物用内装材10にあっては、メインボード11に対して、意匠ボード13以外にも、アームレストボード12、ミドルアッパーボード14、アッパーボード15等が取り付けられている。そして、これらアームレストボード12、ミドルアッパーボード14、アッパーボード15は、いずれも、車室内側に室内意匠面が施されている。
従って、これらのアームレストボード12、ミドルアッパーボード14、アッパーボード15も、意匠ボードに相当する構成である。このため、湿度発電素子5を、これらアームレストボード12、ミドルアッパーボード14、アッパーボード15のいずれかの裏面側に配置してもよい。
上記乗物用内装材10にあっては、メインボード11に対して、意匠ボード13以外にも、アームレストボード12、ミドルアッパーボード14、アッパーボード15等が取り付けられている。そして、これらアームレストボード12、ミドルアッパーボード14、アッパーボード15は、いずれも、車室内側に室内意匠面が施されている。
従って、これらのアームレストボード12、ミドルアッパーボード14、アッパーボード15も、意匠ボードに相当する構成である。このため、湿度発電素子5を、これらアームレストボード12、ミドルアッパーボード14、アッパーボード15のいずれかの裏面側に配置してもよい。
また、意匠ボード13の後端上部の裏面側に湿度発電素子5を配置する例を示したが、湿度発電素子5は、意匠ボードを含む他のボード11~15の裏面側であればいずれに配置してもよい。その場合、湿度発電素子5の開口部521の上方に連通する導通孔を設けられるように、意匠ボード13の上面を有する部位やその他のボードの車室内側の面の近傍に湿度発電素子5を配置することが好ましい。
また、メインボード11や意匠ボード13に設けられる支持台は、板状の構造を例示したが、ブロック状等、立体的な構造でもよい。また、支持台に設けられる凹所は、切り欠き状に限らず、湿度発電素子5が嵌合可能な構造であればよい。
また、湿度発電素子5を意匠ボード13とアッパーボード15とで挟持する構造については、意匠ボード13と湿度発電素子5の接触面やアッパーボード15と湿度発電素子5
の接触面に滑り止めとなる構造(細溝構造、ローレット構造等)を施したり、滑り止めとなる弾性体を介挿してもよい。
の接触面に滑り止めとなる構造(細溝構造、ローレット構造等)を施したり、滑り止めとなる弾性体を介挿してもよい。
また、乗物内装装置1は、車室外に装備される電装部品にも電力を供給してもよい。
また、乗物内装装置1が備える湿度発電素子の発電方式は、図2の構成に基づく湿度発電素子5に限定されず、湿度の変化により発電可能な他の方式の湿度発電素子を備える構成としてもよい。
また、湿度発電素子5や第2発電素子61の発電により車載バッテリーである第2バッテリー101に充電を行ってもよい。その場合、第1バッテリー62は、乗物内装装置1から省略してもよい。
また、乗物内装装置1が備える湿度発電素子の発電方式は、図2の構成に基づく湿度発電素子5に限定されず、湿度の変化により発電可能な他の方式の湿度発電素子を備える構成としてもよい。
また、湿度発電素子5や第2発電素子61の発電により車載バッテリーである第2バッテリー101に充電を行ってもよい。その場合、第1バッテリー62は、乗物内装装置1から省略してもよい。
また、乗物用内装材10として、自動車のドアの乗物用内装材を例示しているが、これに限定されない。例えば、乗物のウインドウの下方であって、ドアのない側壁部の車室内側の内装材に対して、湿度発電素子5を配置してもよい。
1 乗物内装装置
4 電装部品
5 湿度発電素子
7 コントローラ
10 乗物用内装材
11 メインボード
111 下部
112 上側枠状部
113 天板部
114 側壁部
115 支持台
116 凹所
12 アームレストボード
13 意匠ボード
131 延出部
132 天板部
133 側壁部
134 支持台
135 凹所
136 導通孔
137 導通孔
14 ミドルアッパーボード
15 アッパーボード
151 天板部
152 側壁部
153 保持部
4 電装部品
5 湿度発電素子
7 コントローラ
10 乗物用内装材
11 メインボード
111 下部
112 上側枠状部
113 天板部
114 側壁部
115 支持台
116 凹所
12 アームレストボード
13 意匠ボード
131 延出部
132 天板部
133 側壁部
134 支持台
135 凹所
136 導通孔
137 導通孔
14 ミドルアッパーボード
15 アッパーボード
151 天板部
152 側壁部
153 保持部
Claims (10)
- 乗物のウインドウの下方に配置される乗物用内装材としてのメインボード及び意匠ボードと、
湿度の変化により電力を発生する湿度発電素子とを備え、
前記湿度発電素子を、前記意匠ボードの裏面側に配置したことを特徴とする乗物内装装置。 - 前記意匠ボードは、室内意匠面とこれに連なる上面とを有し、
前記湿度発電素子を、前記意匠ボードの前記室内意匠面から前記上面に至る範囲の裏面側に配置したことを特徴とする請求項1に記載の乗物内装装置。 - 前記意匠ボードは、前記湿度発電素子を支持する支持台を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の乗物内装装置。
- 前記意匠ボードの前記支持台は、凹所を有することを特徴とする請求項3に記載の乗物内装装置。
- 離隔して配置された複数の前記凹所を有することを特徴とする請求項4に記載の乗物内装装置。
- 前記湿度発電素子を、前記メインボードと前記意匠ボードの間に配置したことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の乗物内装装置。
- 前記メインボードは、前記湿度発電素子を支持する支持台を有することを特徴とする請求項6に記載の乗物内装装置。
- 前記メインボードの前記支持台は、凹所を有することを特徴とする請求項7に記載の乗物内装装置。
- 前記乗物用内装材として、前記メインボードと前記意匠ボードの間に配置されるアッパーボードを備え、
前記湿度発電素子は、前記意匠ボードと前記アッパーボードとに挟持されている請求項1又は請求項2に記載の乗物内装装置。 - 前記乗物用内装材は、外部から前記湿度発電素子に導通する導通孔を有することを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の乗物内装装置。
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Non-Patent Citations (1)
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| "空気中の湿度変化を利用して発電する「湿度変動電池」を開発", 国立研究開発法人産業技術総合研究所ウェブサイト[オンライン], JPN7022005112, 2 June 2021 (2021-06-02), ISSN: 0005764432 * |
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