JP2023051126A - 搭乗型移動体、搭乗型移動体の制御装置、制御方法、及びプログラム - Google Patents

搭乗型移動体、搭乗型移動体の制御装置、制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】他者による移動体の誤使用を抑制することができる搭乗型移動体、搭乗型移動体の制御方法、及びプログラムを提供する。【解決手段】搭乗型移動体は、ユーザが搭乗する搭乗型移動体であって、前記ユーザが前記搭乗型移動体から離れたことを判定する判定部と、前記搭乗型移動体に対する前記ユーザと異なる他者の使用意図を検知する検知部と、前記ユーザが前記搭乗型移動体から離れたと判定され、前記搭乗型移動体に対する前記他者の使用意図が検知された場合に、前記ユーザまたは前記搭乗型移動体のうち少なくとも一方に対して設定された設定情報に基づいて、前記搭乗型移動体に所定動作を実行させるアクション指令を生成する生成部と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、搭乗型移動体、搭乗型移動体の制御装置、制御方法、及びプログラムに関する。
従来、移動体の盗難を検知した場合に、通報センターなどに通報する盗難検知システムがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2003-272072号公報
しかしながら、盗難などによりユーザ以外の他者が移動体を誤使用しようとした場合に、移動体の誤使用を阻止するものではなかった。
本発明の態様は、このような事情を考慮してなされたものであり、他者による移動体の誤使用を抑制することができる搭乗型移動体、搭乗型移動体の制御装置、制御方法、及びプログラムを提供することを目的の一つとする。
この発明に係る搭乗型移動体、搭乗型移動体の制御装置、制御方法、及びプログラムは、以下の構成を採用した。
(1):この発明の一態様に係る搭乗型移動体は、ユーザが搭乗する搭乗型移動体であって、前記ユーザが前記搭乗型移動体から離れたことを判定する判定部と、前記搭乗型移動体に対する前記ユーザと異なる他者の使用意図を検知する検知部と、前記ユーザが前記搭乗型移動体から離れたと判定され、前記搭乗型移動体に対する前記他者の使用意図が検知された場合に、前記ユーザまたは前記搭乗型移動体のうち少なくとも一方に対して設定された設定情報に基づいて、前記搭乗型移動体に所定動作を実行させるアクション指令を生成する生成部と、を備える、搭乗型移動体である。
(2):上記(1)の態様において、前記設定情報は、前記搭乗型移動体に対する使用権が前記ユーザに設定されていることまたは前記搭乗型移動体の停車位置が所定場所に含まれることのうち少なくともいずれか一方を含む、ものである。
(3):上記(1)または(2)の態様において、前記所定動作は、音声もしくは発光の出力を含む警報または前記他者から離れる離反動作のうち少なくともいずれか一方を含む、ものである。
(4):上記(1)から(3)のいずれかの態様において、前記ユーザが前記搭乗型移動体から離れて所定時間が経過した後に、前記ユーザの前記搭乗型移動体に対する使用権を解除する解除部を更に備える、ものである。
(5):上記(1)から(4)のいずれかの態様において、前記設定情報に基づいて、前記搭乗型移動体の使用権が前記ユーザにない場合に、使用権を要求する前記他者に前記搭乗型移動体の使用権を設定する調整部を更に備える、ものである。
(6):この発明の一態様に係る搭乗型移動体の制御装置は、ユーザが搭乗型移動体から離れたことを判定する判定部と、前記搭乗型移動体に対する前記ユーザと異なる他者の使用意図を検知する検知部と、前記ユーザが前記搭乗型移動体から離れたと判定され、前記搭乗型移動体に対する前記他者の使用意図が検知された場合に、前記ユーザまたは前記搭乗型移動体のうち少なくとも一方に対して設定された設定情報に基づいて、前記搭乗型移動体に所定動作を実行させるアクション指令を生成する生成部と、を備える、搭乗型移動体の制御装置である。
(7):この発明の一態様に係る搭乗型移動体の制御方法は、コンピュータが、ユーザが搭乗型移動体から離れたことを判定し、前記搭乗型移動体に対する前記ユーザと異なる他者の使用意図を検知し、前記ユーザが前記搭乗型移動体から離れたと判定され、前記搭乗型移動体に対する前記他者の使用意図が検知された場合に、前記ユーザまたは前記搭乗型移動体のうち少なくとも一方に対して設定された設定情報に基づいて、前記搭乗型移動体に所定動作を実行させるアクション指令を生成する、搭乗型移動体の制御方法である。
(8):この発明の一態様に係るプログラムは、コンピュータに、ユーザが搭乗型移動体から離れたことを判定させ、前記搭乗型移動体に対する前記ユーザと異なる他者の使用意図を検知させ、前記ユーザが前記搭乗型移動体から離れたと判定され、前記搭乗型移動体に対する前記他者の使用意図が検知された場合に、前記ユーザまたは前記搭乗型移動体のうち少なくとも一方に対して設定された設定情報に基づいて、前記搭乗型移動体に所定動作を実行させるアクション指令を生成させる、プログラムである。
(1)~(8)の態様によれば、他者による移動体の誤使用を抑制することができる。
第1実施形態の移動体管理システム1の概要を説明する説明図である。 搭乗型移動体100の一例を示す構成図である。 搭乗型移動体100の内部構造を示す斜視図である。 全方向移動車輪112の斜視図である。 搭乗型移動体100の全方向移動車輪112の構成と動作について説明するための図である。 端末装置200の一例を示す構成図である。 制御装置150による処理の一例を示すフローチャートである。 降車時制御の処理の一例を示すフローチャートである。 第2実施形態の移動体管理システム2の概要を説明する説明図である。 管理サーバ400の一例を示す構成図である。
以下、図面を参照し、本発明の搭乗型移動体、搭乗型移動体の制御装置、制御方法、及びプログラムの実施形態について説明する。
搭乗型移動体は、例えば、遊園地やテーマパークなどの遊戯施設に設置される。搭乗型移動体は、例えば、所有する端末装置により送信される電気信号に基づいて、自車と端末装置を所有するユーザをマッチングし、マッチングされたユーザに使用権を設定する。搭乗型移動体は、使用権が設定されたユーザに貸し出される。搭乗型移動体は、ユーザが遊戯施設内に持ち込んだものでもよい。ユーザが遊戯施設内に持ち込んだ搭乗型移動体は、ユーザが独占的に使用権を有してもよいし、ユーザと異なる他者に設定可能であるものでもよい。
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態の移動体管理システム1の概要を説明する説明図である。移動体管理システム1は、例えば、搭乗型移動体100と、端末装置200とを備える。搭乗型移動体100は、遊戯施設Pに複数配備されている。使用権が設定されていない搭乗型移動体100は、例えば、遊戯施設Pの入場口P-IN付近に設けられた駐車プールPPに保管されていたり、遊戯施設Pの敷地内を周遊していたりする。使用権が設定された搭乗型移動体100は、搭乗型移動体100に搭乗したユーザUの操作に応じて走行したり、搭乗型移動体100からユーザUが降車した場合に、ユーザUの再搭乗を待っていたりする。端末装置200は、例えばユーザUにより所持される。
搭乗型移動体100は、例えば、ユーザUが所持する端末装置200の操作により、ユーザUと搭乗型移動体100をマッチングする制御装置を備える。ユーザUは、端末装置200を操作することにより、遊戯施設P内で使用する搭乗型移動体100の使用権を取得する。ユーザUは、例えば、遊戯施設Pの入場時に、入場口P-IN付近に配置された搭乗型移動体100の使用権を取得してもよいし、遊戯施設P内を周遊する搭乗型移動体100の使用権を取得してもよい。搭乗型移動体100の使用権が設定されたユーザUは、例えば、搭乗型移動体100に搭乗して移動したり、遊戯施設P内におけるアトラクションやレストランなどの場内施設Bの近傍に搭乗型移動体100を停車させて場内施設Bを利用したりする。
図2は、搭乗型移動体100の一例を示す構成図である。搭乗型移動体100は、例えば、機体110と、通信装置120と、自車位置検出装置130と、センサ140と、制御装置150と、を備える。機体110は、例えば、カバーパネル111と、全方向移動車輪112と、シート113と、ステップ114と、警報装置115と、を備える。
図3は、搭乗型移動体100の内部構造を示す斜視図である。図3において、搭乗型移動体100の幅方向をx方向、前後方向をy方向、上下方向をz方向という。搭乗型移動体100の前方向は、y軸の正方向(紙面奥側から紙面手前側に向かう方向、以下+y軸方向という。)であり、後方向はy軸の負方向(紙面手前側から紙面奥側に向かう方向、以下-y軸方向という。)である。
カバーパネル111は、例えば樹脂製である。カバーパネル111の内側下部には、全方向移動車輪112が設けられる。図4は、全方向移動車輪112の斜視図である。全方向移動車輪112は、大径車輪112Aと、小径車輪112Bと、旋回用車輪112Cと、第1モータMT1と、第2モータMT2と,第3モータMT3を備える。大径車輪112Aは、x軸回りに回転可能な車輪である。大径車輪112Aは、第1モータMT1により回転させられる。
小径車輪112Bは、大径車輪112Aの幅方向中央断面における半径方向の直線に直交する軸回りに回転可能な車輪である。全方向移動車輪112は、複数の小径車輪112Bを備えている。複数の小径車輪112Bは、大径車輪112Aの周方向に沿って互いに略等間隔で配置されている。複数の小径車輪112Bは、第2モータMT2により一斉に回転させられる。
旋回用車輪112Cは、y軸回りに回転可能な車輪である。旋回用車輪112Cは、大径車輪112Aよりも小径である。旋回用車輪112Cは、第3モータMT3により回転させられる。全方向移動車輪112は、大径車輪112A、小径車輪112B、または旋回用車輪112Cのうち少なくともいずれか1つを回転させることにより、搭乗型移動体100を移動させる。全方向移動車輪112の動作については、後に説明する。
シート113は、カバーパネル111の上方に取り付けられている。シート113は、搭乗型移動体100に搭乗するユーザUが着座する部材である。ステップ114は、カバーパネル111の前方下部に取り付けられる。ステップ114は、ユーザUが脚部を載置する部材である。ステップ114は、幅及び高さを調整可能な可変ステップである。
警報装置115は、例えば、ランプ及びスピーカを備える。警報装置115は、制御装置150の制御によって作動する。ランプは、機体110の周囲に取り付けられており、点灯または点滅などの発光をすることにより、機体110の周囲に光警報を出力する。スピーカは、機体110の外側に設けられており、機体110の周囲に警報音を出力する。
続いて、搭乗型移動体100の全方向移動車輪112の構成と動作について説明する。図5は、搭乗型移動体100の全方向移動車輪112の構成と動作について説明するための図である。全方向移動車輪112は、車両が旋回等の予備動作を行うことなく現在位置から直ちに任意方向(360度の全方向)に進み出すことを可能にする車輪である。全方向移動車輪112は、例えば、前輪としての大径車輪112Aと、後輪としての旋回用車輪112Cとを備え、前輪の大径車輪112Aの接地部(径方向の縁の部分)に複数の小径車輪112Bを備える。
大径車輪112Aは、主に前後方向への直進移動を実現する車輪である。小径車輪112Bは、大径車輪112Aの回転方向(円周方向)を軸として回転することにより、主にその場での横方向の移動を実現する車輪である。一方、後輪の旋回用車輪112Cは、大径車輪112Aよりも径が小さく、大径車輪112Aの回転軸に直交する回転軸で回転することにより、主に旋回移動を実現する車輪である。
全方向移動車輪112は、大径車輪112A、小径車輪112B、および旋回用車輪112Cの回転をそれぞれ独立して制御可能なモータ(不図示)を備える。このような構成により、全方向移動車輪112は、前後移動に加えて、前・後輪の横方向への移動速度差を利用することで、真横や斜めなどさまざまな方向に動くだけでなく、曲がることやその場での旋回といった機敏な動きも実現することができる。
ここで、搭乗型移動体100の前方向は図3におけるy軸の正方向(紙面奥側から紙面手前側に向かう方向、以下+y軸方向という。)であり、後方向はy軸の負方向(紙面手前側から紙面奥側に向かう方向、以下-y軸方向という。)である。例えば、図5の動作例M1(前進・後進)に示すように、全方向移動車輪112は、大径車輪112Aを矢印A1の方向に回転させることによって前進し、矢印A2の方向に回転させることによって後進する。
また、図5の動作例M2(左右移動)に示すように、全方向移動車輪112は、小径車輪112Bを矢印A3の方向に回転させることにより向きを変えずにその場で左方向に移動することができる。この場合、旋回用車輪112Cは、左右方向の移動に応じて矢印A4方向に自然回転するように構成されてもよいし、小径車輪112Bの回転量に応じて矢印A4方向に回転するように制御されてもよい。また、全方向移動車輪112は、小径車輪112Bを矢印A3と逆方向に回転させることにより向きを変えずにその場で右方向に移動することができる。なお、ここでいう左方向は、図3における左方向であり、x軸の負方向(-x軸方向)に対応し、右方向は、図3における右方向であり、x軸の正方向(+x軸方向)に対応する。なお、複数の小径車輪112Bは、全ての車輪が同時に回転するように構成されてもよいし、接地部の車輪のみが回転するように構成されてもよい。
図5の動作例M3(その場旋回)に示すように、全方向移動車輪112は、旋回用車輪112Cを矢印A5の方向に回転させることにより大径車輪112Aの接地点P1を中心としてその場で矢印A6方向に旋回することができ、矢印A5と逆方向に回転させることにより矢印A6と逆方向にその場で旋回することができる。
図5の動作例M4(旋回走行)に示すように、全方向移動車輪112は、大径車輪112Aを矢印A7方向に回転させ、旋回用車輪112Cを矢印A8方向に回転させることにより、矢印A9の方向に旋回しながら前進することができる(旋回走行)。また、全方向移動車輪112は、大径車輪112Aを矢印A7と逆方向に回転させ、旋回用車輪112Cを矢印A8方向に回転させることにより、矢印A9の逆方向に旋回しながら後進することができる。またこの例において、全方向移動車輪112は、旋回用車輪112Cを矢印A8と逆方向に回転させることにより、旋回中心を右側にとりながら前進または後進することができる。
全方向移動車輪112の実現方法は図5の方法に限定されない。全方向移動車輪112は任意の既存技術で実現されてよい。また、搭乗型移動体100は、1つの全方向移動車輪112を備えてもよいし、複数の全方向移動車輪112を備えてもよい。さらに、搭乗型移動体100は、全方向移動車輪112に加えて、通常の車輪を補助的な車輪として備えてもよい。
通信装置120は、例えば、Wi-Fi、DSRC、Bluetooth(登録商標)、その他の通信規格に基づいて無線通信を行う。通信装置120は、端末装置200により送信される電気信号を受信し、制御装置150に出力する。通信装置120は、制御装置150により出力される電気信号を端末装置200送信する。通信装置120に代えてまたは加えて、端末装置200との間で近距離通信(NFC;Near Field Communication)を実行する近距離通信機能を備えてもよい。
自車位置検出装置130は、自車である搭乗型移動体100の位置を検出する。自車位置検出装置130は、例えば、GNSS(Global Navigation Satellite System)装置である。自車位置検出装置130は、検出した自車(搭乗型移動体100)の位置を示す自車位置信号を通信装置120に出力する。通信装置120は、出力された自車位置信号を使用権が設定されたユーザUが所持する端末装置200に送信する。
センサ140は、例えば、着座センサ141と、周辺センサ142と、加速度センサ143と、角速度センサ144とを備える。着座センサ141は、搭乗者がシート113に着座しているか否かの着座状態を検知する。着座センサ141は、搭乗者の着座状態を示す着座信号を制御装置150に出力する。
周辺センサ142は、搭乗型移動体100の周辺における物体を検出するセンサである。周辺センサ142は、例えば、検出した物体と搭乗型移動体100の間の距離を検出する。周辺センサ142は、検出した物体及び検出した物体の搭乗型移動体100の間の距離に関する周辺物体信号を制御装置150に出力する。周辺センサ142は、例えば、超音波を媒体とした超音波センサでもよいし、光を媒体とした光センサでもよいし、搭乗型移動体100の周辺の画像を撮像する画像センサでもよい。
加速度センサ143は、機体110またはシート113の一以上の任意の箇所に取り付けられる。加速度センサ143は、取り付け箇所に作用する加速度を検出して制御装置150に出力する。角速度センサ144も同様に、機体110またはシート113の一以上の任意の箇所に取り付けられる。角速度センサ144は、取り付け箇所に作用する角速度を検出して制御装置150に出力する。
制御装置150は、例えば、認証処理部160と、指令生成部170と、モータ制御部180と、警報制御部190とを備える。認証処理部160は、例えば、認証部161と、解除部162と、調整部163とを備える。指令生成部170は、例えば、判定部171と、検知部172と、生成部173と、重心推定部174と、バランス制御部175とを備える。
これらの構成要素は、例えば、CPU(Central Processing Unit)などのハードウェアプロセッサがプログラム(ソフトウェア)を実行することにより実現される。これらの構成要素のうち一部または全部は、LSI(Large Scale Integration)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、GPU(Graphics Processing Unit)などのハードウェア(回路部;circuitryを含む)にcよって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。プログラムは、予めHDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリなどの記憶装置(非一過性の記憶媒体を備える記憶装置)に格納されていてもよいし、DVDやCD-ROMなどの着脱可能な記憶媒体(非一過性の記憶媒体)に格納されており、記憶媒体がドライブ装置に装着されることで記憶装置にインストールされてもよい。記憶装置には、自車に付与された移動体IDが記憶されている。
制御装置150の各部の機能については、端末装置200の機能を説明した後に説明する。
図6は、端末装置200の一例を示す構成図である。端末装置200は、例えば、ユーザUが所持するスマートフォンやタブレットなどの携帯端末である。端末装置200において、搭乗型移動体100を用いたサービスを利用するためのアプリケーションプログラム、或いはブラウザなどが起動し、以下に説明するサービスをサポートする。以下の説明では端末装置200がスマートフォンであり、アプリケーションプログラム(移動体貸出アプリ)が起動していることを前提とする。端末装置200は、記憶部を備えており、アプリケーションプログラムに応じた利用者IDを記憶する。
端末装置200は、例えば、タッチパネル210と、端末通信部220と、端末制御部230と、を備える、タッチパネル210は、例えば、GUI(Graphical User Interface)画像を表示し、ユーザUが手指でGUI画像に接触するなどの入力操作を受け付ける。タッチパネル210は、受け付けた入力操作に応じた電気信号を端末制御部230に出力する。
タッチパネル210は、例えば、ユーザUが搭乗型移動体100の使用権の設定を要求する操作を実行した場合に、使用権の設定を要求する使用権設定リクエスト信号を端末制御部230に出力する。タッチパネル210は、例えば、使用権を設定されたユーザUが一度搭乗型移動体100から離れて再度近づく際に、本人確認を要求する操作を実行した場合、本人確認を要求する本人確認リクエスト信号を端末制御部230に出力する。
端末制御部230は、タッチパネル210により出力された使用権設定リクエスト信号及び本人確認リクエスト信号に、記憶部に記憶された利用者IDを付加して端末通信部220に出力する。
端末通信部220は、例えば、Wi-Fi、DSRC、Bluetooth(登録商標)、その他の通信規格に基づいて無線通信を行う。端末通信部220は、端末制御部230により出力された使用権設定リクエスト信号及び本人確認リクエスト信号を搭乗型移動体100の通信装置120に送信する。端末通信部220は、搭乗型移動体100の通信装置120により送信される電気信号、例えば自車位置信号を受信し、認証部161が指定する端末制御部230に出力する。
端末制御部230は、端末通信部220により出力された電気信号に応じて、タッチパネル210の表示制御を実行する。端末制御部230は、例えば、搭乗型移動体100により送信される自車位置信号に基づいてユーザUとマッチングされた搭乗型移動体100の位置を特定し、ユーザUとマッチングされた搭乗型移動体100の画像をAR(Augmented Reality)画像とともにタッチパネル210に表示させる。
AR画像は、例えば、搭乗型移動体100をデコレーション表示させる画像である。端末装置200の記憶部は、搭乗型移動体100の形状(外観)を記憶しておき、端末制御部230は、搭乗型移動体100により送信される自車位置信号と記憶部に記憶された搭乗型移動体100の形状に基づいて、搭乗型移動体の位置を調整してもよい。
以下、改めて搭乗型移動体100の制御装置150の各部の機能について説明する。制御装置150の指令生成部170は、搭乗型移動体100にユーザUが搭乗していない(降車している)際の移動指令を主に生成する。認証部161は、端末装置200により送信され通信装置120により出力された使用権設定リクエスト信号を取得し、使用権設定リクエスト信号に付加された利用者IDと移動体IDをマッチングする。
認証部161は、利用者IDと移動体IDをマッチングすることによりユーザUと搭乗型移動体100をマッチングする。認証部161は、移動体IDとマッチングされた利用者IDを有するユーザUに使用権を設定する。認証部161は、使用権を設定したユーザが所持する端末装置200を、通信装置120がGNSS信号を送信する端末装置200に指定する。
解除部162は、ユーザUが搭乗型移動体100から離れた後の経過時間を計測する。解除部162は、ユーザUが搭乗型移動体100から離れて所定時間が経過した後に、解除条件が満たされたとしてユーザUの搭乗型移動体100に対する使用権を解除する。所定時間は一定でもよいし、特定の条件により変動する時間でもよい。特定の条件は、例えば、搭乗型移動体100の停車位置、時間帯、ユーザUと一緒に遊戯施設Pを訪れた人数、家族や友人などの人間関係などでよい。解除条件は、その他の条件でもよい。例えば、ユーザUが使用権を解除する意思を示す操作をし、その操作に応じた信号を解除部162が取得したことを解除条件としてもよい。
調整部163は、使用権を設定したユーザ以外のユーザ(以下、他者)の端末装置200により送信される使用権設定リクエスト信号(以下、他者リクエスト信号)を受信し、他者が搭乗型移動体100の使用権を要求する場合に、ユーザUに使用権が設定されているか否かを判定する。調整部163は、ユーザUに使用権が設定されていない場合に、他者に搭乗型移動体100の使用権を設定する。
指令生成部170における判定部171は、着座センサ141により出力される着座信号に基づいて、ユーザUが着座しているか否かを判定する。ユーザUが一度シート113に着座した後は、判定部171は、搭乗型移動体100から離れたか否かを判定する。判定部171は、例えば、ユーザUが一度シート113に着座した後に離反した場合に、ユーザUが搭乗型移動体100から離れたと判定する。
指令生成部170における検知部172及び生成部173は、搭乗型移動体100にユーザUが搭乗していないときに機能する。検知部172は、搭乗型移動体100に対するユーザUと異なる他者の使用意図を検知する。検知部172は、例えば、周辺センサ142により出力された周辺物体信号に基づいて、搭乗型移動体100の周囲において、搭乗型移動体100に近づく物体の有無を検出する。検知部172は、他者の利用者IDが付加された他者リクエスト信号を通信装置120が受信したか否かを判定する。
検知部172は、例えば、搭乗型移動体100に近づく物体があり、その物体がユーザUと異なる他者である場合に、その他者の搭乗型移動体100に対する使用意図を検知する。検知部172は、他の条件で搭乗型移動体100に対するユーザUと異なる他者の使用意図を検知してもよい。例えば、他者リクエスト信号を受信した場合に他者の使用意図を検知してもよいし、さらに他の条件を付加して他者の使用意図を検知してもよい。
生成部173は、ユーザUが搭乗型移動体100から離れたと判定部171により判定され、搭乗型移動体100に対する他者の使用意図が検知部172により検知された場合に、ユーザUに設定された使用権に基づいて、搭乗型移動体100に対するアクション指令を生成する。生成部173は、例えば、搭乗型移動体100が他者から離れる離反動作を実行させるアクション指令を生成する。
さらに、生成部173は、発光や音声の出力などの警報動作を警報装置115に実行させるアクション指令を生成する。生成部173は、生成したアクション指令に基づく制御指令を生成する。指令生成部170は、生成部173により生成された制御指令をモータ制御部180及び警報制御部190に出力する。離反動作及び警報動作は、所定動作の一例である。
指令生成部170における重心推定部174及びバランス制御部175は、搭乗型移動体100にユーザUが搭乗しているときに機能する。重心推定部174は、加速度センサ143および角速度センサ144の出力に基づいて、搭乗型移動体100に搭乗したユーザU、機体110、シート113を含む物体の重心を推定する。
バランス制御部175は、重心推定部174が推定した重心の位置を、基準位置(静止状態における重心位置)に戻す方向の制御指令を生成する。例えば、バランス制御部175は、重心の位置が基準位置よりも右後方に偏している場合、右後方に向かう加速度を指示する情報を制御指令として生成する。
例えば、アクション指令が加速前進であり、重心の位置が基準位置よりも後ろである場合、バランス制御部175は、加速前進によって重心の位置が更に後ろに偏しないように加速度を抑制してもよいし、一度後退して重心の位置を前に誘導してから加速前進を開始してもよい。指令生成部170は、バランス制御部175により生成された制御指令を、モータ制御部180に出力する。
モータ制御部180は、指令生成部170により出力された制御指令に基づいて、全方向移動車輪112に取り付けられた各モータを個別に制御する。モータ制御部180では、搭乗型移動体100にユーザUが搭乗(着座)している場合と搭乗していない場合とで異なる制御を実行する。
搭乗型移動体100にユーザUが搭乗しているときは、このような制御によって、搭乗型移動体100に搭乗するユーザUは、自身の体勢変化によって重心を所望の方向に動かすことにより、搭乗型移動体100を所望の方向に移動させることができる。つまり、搭乗型移動体100は、ユーザUの重心移動を、搭乗型移動体100に対する操縦操作として認識し、操縦操作に応じた移動動作を行う。
警報制御部190は、指令生成部170により出力された制御信指令に基づいて、ランプにより光警報を出力するとともに、スピーカにより警報音を出力する。光警報及び警報音により、搭乗型移動体100には、すでに使用権が設定されており、他者は利用できない状態である旨を報知する。
続いて、制御装置150による搭乗型移動体100の制御手順について説明する。図7は、制御装置150による処理の一例を示すフローチャートである。制御装置150は、端末装置200により通信装置120に対して送信される使用権設定リクエスト信号を受信したときに図7に示す処理を開始する。ユーザUに使用権が設定されておらず、制御装置150が使用権設定リクエスト信号を受信する前は、搭乗型移動体100は、駐車プールPPに保管されたり、遊戯施設P内を走行(自走)したりしている。制御装置150が使用権設定リクエスト信号を受信すると、搭乗型移動体100は、走行していた状態であっても停止する。
通信装置120が使用権設定リクエスト信号を受信すると、認証部161は、使用権設定リクエスト信号に付加された利用者IDと、記憶部に記憶された移動体IDをマッチングすることにより、ユーザUと搭乗型移動体100をマッチングする(S101)。認証部161は、ユーザUと搭乗型移動体100をマッチングすることにより、ユーザUに搭乗型移動体100の使用権を設定する(S103)。使用権が設定された後、ユーザUが搭乗型移動体100に搭乗することにより、ユーザUによる搭乗型移動体100の操作(運転)が可能となる。
続いて、判定部171は、ユーザUがシート113に着座しているか否かを判定する(S105)。ユーザUがシート113に着座していると判定した場合、指令生成部170は、重心推定部174及びバランス制御部175を用いた搭乗時制御を実行する(S107)。運転制御が実行されることにより、搭乗型移動体100に搭乗するユーザUは、自己の意思に応じて搭乗型移動体100を走行させることができる。
ユーザUがシート113に着座していないと判定した場合、解除部162は、ユーザUが搭乗型移動体100から離れた後の時間の計測を開始し、指令生成部170は、検知部172及び生成部173を用いた降車時制御を実行する(S109)。降車時制御については後にさらに説明する。
続いて、解除部162は、使用権が解除済であるか否かを判定する(S111)。解除部162は、使用権が解除済でないと判定した場合に、解除条件が満たされたか否かを判定する(S113)。解除部162は、解除条件が満たされていないと判定した場合、処理をステップS105に戻す。解除部162は、解除条件が満たされたと判定した場合に、ユーザUに設定した使用権を解除する(S115)。こうして、制御装置150は、図7に示す処理を終了する。ステップS111において、使用権が解除済であると解除部162が判定した場合も、制御装置150は、図7に示す処理を終了する。
続いて、ステップS109における降車時制御について説明する。図8は、降車時制御の処理の一例を示すフローチャートである。ステップS105において、ユーザが着座していないと判定部171が判定した場合、検知部172は、周辺センサ142により送信される周辺物体信号に基づいて、搭乗型移動体100に接近する物体があるか否かを判定する(S201)。搭乗型移動体100に接近する物体がないと判定した場合、制御装置150は、図8に示す処理を終了する。
搭乗型移動体100に接近する物体があると判定した場合、検知部172は、接近する物体がユーザUであるか否かを判定する(S203)。接近する物体がユーザUであるか否かの判定は、どのように実行してもよい。例えば、検知部172は、ユーザUの端末装置200により送信され、通信装置120により受信した利用者IDを含む本人確認リクエスト信号に基づいて、接近する物体がユーザUであるか否か判定する。検知部172は、ユーザUを撮像した画像やユーザUの指紋などの身体特徴に基づいて、あるいは、ユーザが機体110に触れることをもって、接近する物体がユーザUであるか否かを判定してもよい。接近する物体がユーザでないと判定した場合、検知部172は、他者リクエスト信号を通信装置120が受信したと判定した場合に、搭乗型移動体100に対する他者の使用意図を検知する(S205)。
続いて、検知部172は、他者が所持する端末装置200により送信される他者リクエスト信号を通信装置120が受信したか否かを判定する(S207)。通信部120が他者リクエスト信号を受信していないと判定した場合、検知部172は、処理をステップS15に進める。通信部120が他者リクエスト信号を受信したと判定した場合、解除部162は、解除条件が満たされたか否かを判定する(S209)。解除条件が満たされていると解除部162が判定した場合、調整部163は、ユーザUの使用権を解除する(S211)。続いて、調整部163は、他者に使用権を設定し(S213)、制御装置150は、図8に示す処理を終了する。
解除条件が満たされていないと解除部162が判定した場合、生成部173は、制御信号を生成してモータ制御部180及び警報制御部190に出力する(S215)。生成部173により制御信号を出力されたモータ制御部180は、搭乗型移動体100を離反動作させる制御指令を全方向移動車輪112のモータに出力する。モータ制御部180により制御指令を出力された全方向移動車輪112のモータは、搭乗型移動体100を離反動作させる(S217)。
生成部173により制御信号を出力された警報制御部190は、警報装置115のランプを点灯・点滅させるとともにスピーカに警報音を出力させる制御指令を警報装置115に出力する。警報制御部190により制御指令を出力された警報装置115は、ランプを点灯・点滅させるとともにスピーカに警報音を出力させる警報を出力する(S219)。
例えば、同じエリアで複数の搭乗型移動体100が停車している場合、ユーザUや他者は、自分が使用していた搭乗型移動体100と異なる搭乗型移動体100に近づいてしまう状況が想定される。このような状況下において、例えば、ユーザUが使用している搭乗型移動体100に対して、他者が、自分が使用していた搭乗型移動体100と誤って近づくことがある。この場合、制御装置150は、ユーザUが使用している搭乗型移動体100を使用する他者の使用意図を検知する。ここで、他者リクエスト信号が受信されていない場合や、他者リクエスト信号が受信されていても解除条件が満たされない場合には、他者に使用権が設定されることはなく、搭乗型移動体100に他者が近づく必要もない。このため、制御装置150は、搭乗型移動体100を他者から離反動作させ、警報装置115に警報動作を行わせる。その後、制御装置150は、図8に示す処理を終了する。
ステップS203において、搭乗型移動体100に接近する物体がユーザUであると判定した場合、通信装置120は、自車位置検出装置130により検出された搭乗型移動体100の位置を示す自車位置信号を端末装置200に送信する(S221)。自車位置信号を受信した端末装置200は、例えば、自車位置信号に基づく位置に停車する搭乗型移動体100が、ユーザUが使用円を有する搭乗型移動体であるとして、端末装置200のタッチパネル210における自車位置信号に応じた位置に停車する搭乗型移動体100に合わせて、例えばAR表示を用いたデコレーション表示をさせる。自車位置信号が示す位置に停車する搭乗型移動体100をデコレーション表示させることにより、ユーザUに自車の位置を容易にわからせることができる。こうして、制御装置150は、図8に示す処理を終了する。
第1実施形態の搭乗型移動体100は、ユーザUが搭乗型移動体100から離れたと判定され、搭乗型移動体100に対する他者の使用意図が検知された場合に、ユーザU及び搭乗型移動体100に対して設定された設定情報に基づいて、搭乗型移動体100に所定動作を実行させる。具体的には、使用権が設定されている情報が設定情報である場合に搭乗型移動体100に所定動作を実行させる。
例えば、使用権が設定された搭乗型移動体100にユーザUが近づくと、ユーザUの端末装置200に自車位置信号が送信され、端末装置200のタッチパネル210では、自車位置をデコレーション表示させる。あるいは、使用権が設定された搭乗型移動体100に他者が近づくと、搭乗型移動体100は、他者から離れる方向に移動するとともに、警報装置115により警報を出力した他者以外の者(ユーザU)に使用権がある搭乗型移動体100であることを認識させる。したがって、他者による移動体の誤使用を抑制することができる。
<第2実施形態>
次に、第2実施形態について説明する。図9は、第2実施形態の移動体管理システム2の概要を説明する説明図である。第2実施形態の移動体管理システム2は、第1実施形態との移動体管理システム1と比較して、管理サーバ400を備える点で主に異なる。管理サーバ400は、例えば遊戯施設Pに設置されている。第2実施形態の説明において、第1実施形態と共通する部材、機能等については、同一の符号を付してその説明を省略することがある。
第2実施形態の移動体管理システム2における管理サーバ400は、遊戯施設P内に設置されている。管理サーバ400は、遊戯施設P内の複数の搭乗型移動体100を管理する。管理サーバ400は、遊戯施設P内の搭乗型移動体100の位置を認識する。管理サーバ400は、ユーザUに使用権が設定されていない搭乗型移動体100の移動を管理する。
搭乗型移動体100は、自車位置信号を端末装置200のほかに管理サーバ400にも送信する。端末装置200のタッチパネル210は、例えば、ユーザUが搭乗型移動体100の配車を要求する操作を実行した場合に、搭乗型移動体100の配車を要求する配車リクエスト信号を端末通信部220に出力する。端末通信部220は、タッチパネル210により出力された配車リクエスト信号を管理サーバ400に送信する。
図10は、管理サーバ400の一例を示す構成図である。管理サーバ400は、例えば、サーバ通信装置410と、サーバ制御装置420とを備える。サーバ通信装置410は、例えば、Wi-Fi、DSRC、Bluetooth(登録商標)、その他の通信規格に基づいて無線通信を行う。
サーバ通信装置410は、搭乗型移動体100及び端末装置200により送信される電気信号を受信し、サーバ制御装置420に出力する。サーバ通信装置410は、例えば、搭乗型移動体100により送信される自車位置信号及び端末装置200により送信される配車リクエスト信号をサーバ制御装置420に出力する。
サーバ制御装置420は、例えば、移動体管理部421と、配車管理部422とを備える。サーバ制御装置420は、例えば、CPUなどのハードウェアプロセッサがプログラム(ソフトウェア)を実行することにより実現される。これらの構成要素のうち一部または全部は、LSIやASIC、FPGA、GPUなどのハードウェア(回路部;circuitryを含む)によって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。プログラムは、予めHDDやフラッシュメモリなどの記憶装置(非一過性の記憶媒体を備える記憶装置)に格納されていてもよいし、DVDやCD-ROMなどの着脱可能な記憶媒体(非一過性の記憶媒体)に格納されており、記憶媒体がドライブ装置に装着されることで記憶装置にインストールされてもよい。
移動体管理部421は、複数の搭乗型移動体100により送信される自車位置信号に基づいて、遊戯施設P内における複数の搭乗型移動体100の位置を認識する。移動体管理部421は、認識した複数の搭乗型移動体100の位置と、遊戯施設Pの地図を参照して、搭乗型移動体100の数が少ない領域に搭乗型移動体100を移動させる移動計画を生成する。移動体管理部421は、移動計画を達成する移動信号を生成し、サーバ通信装置410に出力する。
配車管理部422は、端末装置200により送信された配車リクエスト信号をサーバ通信装置410が受信した場合に、配車リクエスト信号を送信した端末装置200の位置まで、使用権が設定されていない搭乗型移動体100を移動させる配車信号を生成する。配車管理部422は配車リクエスト信号を送信した端末装置200の近傍にある搭乗型移動体100を、配車対象として指定する。配車管理部422は、生成した配車信号をサーバ通信装置410に出力する。
サーバ通信装置410は、移動体管理部421により出力された移動信号を搭乗型移動体100に送信する。サーバ通信装置410は、配車管理部422により生成された配車信号を、配車管理部422が配車対象として指定した搭乗型移動体100に送信する。
第2実施形態の移動体管理システム2における搭乗型移動体100は、第1実施形態と同様に、他者による移動体の誤使用を抑制することができる。第2実施形態の移動体管理システム2は、複数の搭乗型移動体100を管理する。このため、遊戯施設Pを効率的に管理することができる。第2実施形態の移動体管理システム2では、端末装置200により要求された配車リクエストに応じて搭乗型移動体100を配車することができる。このため、ユーザUが搭乗型移動体100を利用しやすくなるようにすることができる。
第2実施形態の移動体管理システム2においては、搭乗型移動体100の制御装置150に認証処理部160や指令生成部170が設けられるが、これらの一部または全部が管理サーバ400に設けられてもよい。例えば、判定部171、検知部172、及び生成部173に相当する機能が管理サーバ400のサーバ制御装置420に設けられていてもよい。この場合、搭乗型移動体100や端末装置200は、必要な電気信号、例えば着座信号、周辺物体信号、リクエスト信号などを管理サーバ400のサーバ通信装置410に送信してもよい。
上記各実施形態において、端末装置200は、アプリケーションプログラム(移動体貸出アプリ)が起動していることを前提としているが、アプリケーションプログラムは、少なくともユーザUが搭乗型移動体100の貸出を受ける際に起動していればよい。アプリケーションプログラムは、搭乗型移動体100の画像をAR画像とともに表示させる際にも、起動していることが好適である。
上記の各実施形態では、搭乗型移動体100にユーザUの使用権が設定されることにより、ユーザUが搭乗型移動体100に搭乗して使用可能となるが、使用権の設定が行われることなく、シート113に着座したユーザが搭乗型移動体100を使用可能となるようにしてもよい。特に、遊戯施設P内を周遊する搭乗型移動体100について、使用権を設定することなく使用可能となるようにしてもよい。
上記各実施形態において、所定情報は、ユーザU及び搭乗型移動体100に設定された使用権の情報であるが、所定情報はその他の情報でもよく、例えばユーザUの降車時に搭乗型移動体100が停車した停車位置であってもよい。この場合、例えば、停車位置が所定場所、例えば場内施設Bの近傍である場合には、場内施設Bの利用が済んだユーザUが再び搭乗型移動体100に搭乗すると想定される。このため、例えば生成部173は、他者の使用位置を検知した場合に、すでに使用権が設定されたユーザがあり、使用不可である旨を報知するなどのアクションを実行するアクション指令を生成するものでもよい。
また、解除条件を判定するための所定時間は、ユーザUの降車時に搭乗型移動体100が停車した停車位置に応じて変動させてもよい。例えば、場内施設Bが人気アトラクションであり、利用に時間がかかると想定される場合に所定時間を長くし、場内施設Bがポップコーンの販売などの短時間で用事が済ませられる施設である場合に、所定時間を短くしてもよい。
上記各実施形態では、ユーザUに設定する使用権について制限時間などを設けていないが、制限時間を設けてもよい。あるいは、ユーザUに特定の搭乗型移動体100を独占的に使用する使用権を設定してもよい。独占的に使用する使用権は、特定の1台の搭乗型移動体100に対して設定するものでもよいし、搭乗型移動体100の種類に応じて設定するものでもよい。例えば、遊戯施設P内にある複数の搭乗型移動体100のうちの一部の搭乗型移動体100にのみ特定のキャラクタが描かれている場合に、特定のキャラクタが描かれた搭乗型移動体100に対して使用権を設定するようにしてもよい。
上記実施形態では、端末装置200において、搭乗型移動体100を表示させるとともに、AR表示などを実行して、使用権が設定された搭乗型移動体100を見つけやすくする。さらに、端末装置200は、例えば、タッチパネル210に遊戯施設の場内地図と、停車した搭乗型移動体100の地図上の位置を表示するようにしてもよい。
上記説明した実施形態は、以下のように表現することができる。
プログラムを記憶した記憶装置と、
ハードウェアプロセッサと、を備え、
ユーザが搭乗型移動体から離れたことを判定し、
前記搭乗型移動体に対する前記ユーザと異なる他者の使用意図を検知し、
前記ユーザが前記搭乗型移動体から離れたと判定され、前記搭乗型移動体に対する前記他者の使用意図が検知された場合に、前記ユーザまたは前記搭乗型移動体のうち少なくとも一方に対して設定された設定情報に基づいて、前記搭乗型移動体に所定動作を実行させるアクション指令を生成する、
ように構成されている、搭乗型移動体の制御装置。
以上、本発明を実施するための形態について実施形態を用いて説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
1,2…移動体管理システム
100…搭乗型移動体
110…機体
111…シートフレーム
111A…着地脚
112…全方向移動車輪
112A…大径車輪
112B…小径車輪
112C…旋回用車輪
113…シート
114…ステップ
115…警報装置
120…通信装置
130…自車位置検出装置
140…センサ
141…着座センサ
142…周辺センサ
143…加速度センサ
144…角速度センサ
150…制御装置
160…認証処理部
161…認証部
162…解除部
163…調整部
170…指令生成部
171…判定部
172…検知部
173…生成部
174…重心推定部
175…バランス制御部
180…モータ制御部
190…警報制御部
200…端末装置
210…タッチパネル
220…端末通信部
230…端末制御部
400…管理サーバ
410…サーバ通信装置
420…サーバ制御装置
421…移動体管理部
422…配車管理部
MT1…第1モータ
MT2…第2モータ
MT3…第3モータ
P-IN…入場口
PP…駐車プール
U…ユーザ

Claims (8)

  1. ユーザが搭乗する搭乗型移動体であって、
    前記ユーザが前記搭乗型移動体から離れたことを判定する判定部と、
    前記搭乗型移動体に対する前記ユーザと異なる他者の使用意図を検知する検知部と、
    前記ユーザが前記搭乗型移動体から離れたと判定され、前記搭乗型移動体に対する前記他者の使用意図が検知された場合に、前記ユーザまたは前記搭乗型移動体のうち少なくとも一方に対して設定された設定情報に基づいて、前記搭乗型移動体に所定動作を実行させるアクション指令を生成する生成部と、を備える、
    搭乗型移動体。
  2. 前記設定情報は、前記搭乗型移動体に対する使用権が前記ユーザに設定されていることまたは前記搭乗型移動体の停車位置が所定場所に含まれることのうち少なくともいずれか一方を含む、
    請求項1に記載の搭乗型移動体。
  3. 前記所定動作は、音声もしくは発光の出力を含む警報または前記他者から離れる離反動作のうち少なくともいずれか一方を含む、
    請求項1または2に記載の搭乗型移動体。
  4. 前記ユーザが前記搭乗型移動体から離れて所定時間が経過した後に、前記ユーザの前記搭乗型移動体に対する使用権を解除する解除部を更に備える、
    請求項1から3のうちいずれか1項に記載の搭乗型移動体。
  5. 前記設定情報に基づいて、前記搭乗型移動体の使用権が前記ユーザにない場合に、使用権を要求する前記他者に前記搭乗型移動体の使用権を設定する調整部を更に備える、
    請求項1から4のうちいずれか1項に記載の搭乗型移動体。
  6. ユーザが搭乗型移動体から離れたことを判定する判定部と、
    前記搭乗型移動体に対する前記ユーザと異なる他者の使用意図を検知する検知部と、
    前記ユーザが前記搭乗型移動体から離れたと判定され、前記搭乗型移動体に対する前記他者の使用意図が検知された場合に、前記ユーザまたは前記搭乗型移動体のうち少なくとも一方に対して設定された設定情報に基づいて、前記搭乗型移動体に所定動作を実行させるアクション指令を生成する生成部と、を備える、
    搭乗型移動体の制御装置。
  7. コンピュータが、
    ユーザが搭乗型移動体から離れたことを判定し、
    前記搭乗型移動体に対する前記ユーザと異なる他者の使用意図を検知し、
    前記ユーザが前記搭乗型移動体から離れたと判定され、前記搭乗型移動体に対する前記他者の使用意図が検知された場合に、前記ユーザまたは前記搭乗型移動体のうち少なくとも一方に対して設定された設定情報に基づいて、前記搭乗型移動体に所定動作を実行させるアクション指令を生成する、
    搭乗型移動体の制御方法。
  8. コンピュータに、
    ユーザが搭乗型移動体から離れたことを判定させ、
    前記搭乗型移動体に対する前記ユーザと異なる他者の使用意図を検知させ、
    前記ユーザが前記搭乗型移動体から離れたと判定され、前記搭乗型移動体に対する前記他者の使用意図が検知された場合に、前記ユーザまたは前記搭乗型移動体のうち少なくとも一方に対して設定された設定情報に基づいて、前記搭乗型移動体に所定動作を実行させるアクション指令を生成させる、
    プログラム。
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