JP2023050878A - 減速装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】モータの回転軸を減速機に効果的に固定することのできる減速装置を提供する。【解決手段】減速装置は、モータと、減速機とを有する。減速機は、モータの回転速度を減速する。モータは、回転軸21を有する。回転軸21は、中心軸AXを中心として回転する。回転軸21は、第1端部E1と、第2端部E2と、嵌合部22とを有する。第1端部E1は、回転軸21の軸方向ADの一端部である。第2端部E2は、減速機に結合し、回転軸21の軸方向ADの他端部である。嵌合部22は、第1端部に位置し、部材5が軸方向に嵌合される。嵌合部22は、回転軸21及び部材5の一方が他方に対して周方向に相対的に回転することを規制する形状を有する。【選択図】図4
Description
本発明は、減速装置に関する。
従来の扁平アクチュエータは、モータ、エンコーダ、モータのロータシャフトを片持ち状態で支持する複列アンギュラ玉軸受け等の主軸受、および、ロータシャフトから取り出されるモータ回転を減速する波動歯車減速機を有している(例えば、特許文献1)。波動歯車減速機は、ロータシャフトと同軸に配置されたカップ形状の可撓性の外歯歯車を備え、主軸受は外歯歯車の内部に配置されている。ロータシャフトの一方の第1シャフト端部の側の部分が外歯歯車の内部の主軸受によって支持され、他方の第2シャフト端部の側の部分が外歯歯車の開口端から外部に突出している。
第2シャフト端部にエンコーダが取り付けられている。第2シャフト端部は、モータケースの後端側の端板部から外方に突出しており、突出部分にエンコーダの回転側の部分が同軸状態で固定されている。
従来の扁平アクチュエータでは、外歯歯車の内部に位置するロータシャフトの入力軸部において、主軸受に対してモータ側の部分には、波動発生器の剛性カム板が一体形成されている。従って、ロータシャフトを波動発生器の剛性カム板に固定する作業は要求されない。
本開示の目的は、モータの回転軸を減速機に固定する作業が要求される場合に、モータの回転軸を減速機に効果的に固定することのできる減速装置を提供することにある。
本開示の例示的な減速装置は、モータと、減速機とを有する。減速機は、前記モータの回転速度を減速する。前記モータは、回転軸を有する。回転軸は、中心軸を中心として回転する。前記回転軸は、第1端部と、第2端部と、嵌合部とを有する。第1端部は、前記回転軸の軸方向の一端部である。第2端部は、前記減速機に結合し、前記回転軸の軸方向の他端部である。嵌合部は、前記第1端部に位置し、部材が軸方向に嵌合される。前記嵌合部は、前記回転軸及び前記部材の一方が他方に対して周方向に相対的に回転することを規制する形状を有する。
例示的な本開示によれば、モータの回転軸を減速機に固定する作業が要求される場合に、モータの回転軸を減速機に効果的に固定することのできる減速装置を提供できる。
以下、本開示の例示的な実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一または相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。また、図中、理解の容易のため、三次元直交座標系のX軸、Y軸、およびZ軸を適宜記載している。
また、本明細書では、減速機及びモータの中心軸AXと平行な方向を「軸方向AD」と記載し、中心軸AXに直交する方向を「径方向RD」と記載し、中心軸AXを中心とする円弧に沿う方向を「周方向CD」と記載する。「径方向RD」は、中心軸AXに直交する方向である限りにおいては、任意の方向であってよく、特に限定されない。また、本明細書において「平行な方向」とは、厳密な意味で平行を表すのではなく、例えば本開示における効果を奏する程度に平行である場合を含む。また、本明細書において「直交する方向」とは、厳密な意味で直交を表すのではなく、例えば本開示における効果を奏する程度に直交である場合を含む。
更に、本明細書において、「有底筒形状」、「有底円筒形状」、「有底四角筒形状」、「筒状」、「円筒状」、「環状」、「円環状」、「円環形状」、「楕円状」、「柱状」、「円柱状」、「平板形状」、「平板状」、「円板形状」、及び、「直方体形状」、「矩形形状」は、厳密な意味の形状を表すのではなく、例えば本開示における減速装置の機能を実現できる程度の形状を含む。
図1~図11を参照して、本開示の実施形態に係る減速装置SRを説明する。図1は、減速装置SRを示す斜視図である。図1に示す減速装置SRは、回転速度を減速する。回転速度は、例えば、単位時間当たりの回転数を示す。具体的には、減速装置SRは、第1回転数の回転運動を、第1回転数よりも低い第2回転数の回転運動に変換する。
図1に示すように、減速装置SRは、モータ100と、減速機200とを有する。モータ100は、減速機200を駆動する。減速機200は、モータ100の回転速度を減速する。具体的には、減速機200は、モータ100による第1回転数の回転運動を、第1回転数よりも低い第2回転数の回転運動に変換する。
図2は、図1のII-II線に沿った減速装置SRの縦断面図である。図2に示すように、減速装置SRは主基板SB0を更に有する。主基板SB0には、回路及びマイクロコンピュータが配置される。主基板SB0は軸方向ADに沿って配置される。主基板SB0は、モータ100と減速機200とに跨っている。
モータ100は、モータ本体1と、磁気式エンコーダ3と、モータハウジング7と、壁部材9と、複数の固定部材11と、回転軸21とを有する。なお、図2には、1個の固定部材11が示されている。磁気式エンコーダ3は「エンコーダ」の一例に相当する。
モータ本体1は、中心軸AXを中心に回転軸21を回転させる。中心軸AXは、回転軸21の長手方向に沿って、回転軸21の中心を通る仮想線である。モータ本体1は、ロータRTと、ステータSTとを有する。ロータRTは、中心軸AXを中心として回転する。つまり、ロータRTはモータ本体1の回転子である。ロータRTは回転軸21に固定される。従って、ロータRTが回転すると、回転軸21が回転する。つまり、回転軸21は、ロータRTとともに回転する。ロータRTは、中心軸AXを中心に配置される。ロータRTは、ステータSTの径方向RD内側に配置される。つまり、モータ100は、インナーロータ型のモータである。なお、モータ100は、アウターロータ型のモータであってもよい。ステータSTは、モータ本体1の固定子である。ステータSTは、中心軸AXを中心に配置される。
回転軸21は、モータ本体1が駆動されると、中心軸AXを中心として回転する。回転軸21は軸方向ADに延びる。回転軸21は、例えば、略円柱形状を有する。回転軸21は、例えば、金属製である。回転軸21の素材は、例えば、鉄を含む合金である。
磁気式エンコーダ3は、回転軸21の回転を検知する。そして、磁気式エンコーダ3は、回転軸21の回転位置又は回転角度を示す回転情報を主基板SB0のマイクロコンピュータに出力する。
モータハウジング7は、モータ本体1及び磁気式エンコーダ3を収容する。モータハウジング7は、例えば、略有底四角筒形状を有する。モータハウジング7は、ネジ等の複数の固定部材(不図示)によって、壁部材9に固定されている。
壁部材9は、モータ本体1と減速機200との間に配置される。壁部材9は、略平板形状及び略矩形形状を有する。
各固定部材11は、ステータSTを壁部材9に固定する。固定部材11は、例えば、ネジである。ネジは、例えば、ビス又はボルトである。
減速機200は、剛性内歯歯車A1と、可撓性外歯歯車A2と、波動発生器A3と、複数の内歯固定部材74と、外歯固定部材75と、環状部材76と、出力回転体77と、第1出力軸受81と、第2出力軸受85と、減速機ハウジング86と、カバー87とを有する。剛性内歯歯車A1は「環状接触部材」の一例に相当する。可撓性外歯歯車A2は「可撓性接触部材」の一例に相当する。
減速機200は、剛性内歯歯車A1と可撓性外歯歯車A2との差動を利用して、入力された回転運動を減速する装置である。本実施形態では、回転軸21は、減速機200の入力軸として機能する。
剛性内歯歯車A1は略環状である。図2の例では、剛性内歯歯車A1は略円環状である。剛性内歯歯車A1は、複数の内歯固定部材74によって減速機ハウジング86に固定される。具体的には、各内歯固定部材74が、剛性内歯歯車A1を貫通しつつ、減速機ハウジング86に捻じ込まれる。その結果、内歯固定部材74の締め付けによって剛性内歯歯車A1が減速機ハウジング86に固定される。内歯固定部材74は、例えば、ネジである。ネジは、例えば、ボルト又はビスである。
剛性内歯歯車A1には、可撓性外歯歯車A2が径方向RD内側から接触する。可撓性外歯歯車A2は可撓性を有する。可撓性外歯歯車A2には、波動発生器A3が径方向RD内側から接触する。波動発生器A3は、周方向CDの位置によって異なる外径を有する。波動発生器A3には回転軸21が結合される。従って、回転軸21の回転にともなって、波動発生器A3は、中心軸AXを中心として回転する。図2の例では、波動発生器A3は略楕円状である。波動発生器A3は、可撓性外歯歯車A2を撓み変形させる機構である。
可撓性外歯歯車A2は、波動発生器A3の回転に応じて、剛性内歯歯車A1に対して相対回転する。図2の例では、可撓性外歯歯車A2は、減速機200の出力軸として機能する。その結果、減速機200は、入力軸として機能する回転軸21から入力された回転運動を減速して、減速された回転運動を、出力軸として機能する可撓性外歯歯車A2から出力する。
可撓性外歯歯車A2は、環状部材76を介して、外歯固定部材75によって出力回転体77に固定される。環状部材76は略円環状の部材である。環状部材76は、例えば、ブッシュである。環状部材76は、例えば、金属製である。環状部材76の素材は、例えば、鉄を含む合金である。外歯固定部材75は、環状部材76を介して出力回転体77の軸方向ADの端部に捻じ込まれる。その結果、可撓性外歯歯車A2が環状部材76と出力回転体77の端部とによって締め付けられ、可撓性外歯歯車A2が出力回転体77に固定される。外歯固定部材75は、例えば、ネジである。ネジは、例えば、ボルト又はビスである。また、後述するが、出力回転体77に対して可撓性外歯歯車A2が周方向CDに相対的に回転することが規制される。
出力軸として機能する可撓性外歯歯車A2が出力回転体77に固定されるとともに、出力回転体77に対する可撓性外歯歯車A2の相対的回転が規制されるため、可撓性外歯歯車A2の回転が出力回転体77に伝達される。従って、出力回転体77は、可撓性外歯歯車A2の回転速度と同一の回転速度で中心軸AXを中心として回転する。
第1出力軸受81は略円環状である。第1出力軸受81は、出力回転体77の外周面77aと減速機ハウジング86の内周面86aとの間に配置される。第1出力軸受81は、内輪82と、外輪83と、複数のボール84とを有する。内輪82は、出力回転体77の外周面77aに固定される。外輪83は、減速機ハウジング86の内周面86aに固定される。複数のボール84は、内輪82と外輪83との間に介在し、周方向CDに沿って配列される。第1出力軸受81は、例えば、ボールベアリングである。
第2出力軸受85と第1出力軸受81とは軸方向ADに並んで配置される。第2出力軸受85は、略円環状である。第2出力軸受85は、出力回転体77の外周面77aと減速機ハウジング86の内周面86aとの間に配置される。第2出力軸受85は、内輪82と、外輪83と、複数のボール84とを有する。その他、第2出力軸受85の構成は第1出力軸受81の構成と同様である。
第1出力軸受81、第2出力軸受85を設けることで、出力回転体77は、減速機ハウジング86に対して相対的に回転することが可能である。
減速機ハウジング86は、剛性内歯歯車A1、可撓性外歯歯車A2、波動発生器A3、外歯固定部材75、環状部材76、第1出力軸受81、第2出力軸受85、及び、出力回転体77の一部を収容する。減速機ハウジング86の外形は、図2の例では、略直方体形状である。また、減速機ハウジング86は、略円柱状の収容空間SPを有している。減速機ハウジング86は、ネジ等の複数の固定部材(不図示)によって、壁部材9に固定されている。
カバー87は、減速機ハウジング86の軸方向ADの端部を覆う。出力回転体77は、カバー87を貫通して、カバー87から外部に突出している。
次に、図3を参照して、モータ100の詳細を説明する。図3は、図2に示す減速機200の一部及びモータ100を拡大して示す縦断面図である。図3に示すように、モータ100は、基板SB1と、基板SB2と、磁石保持部材5と、第1軸受30と、第2軸受35と、複数の支持部材93とを有する。
基板SB1及び基板SB2の各々には回路が形成される。基板SB1及び基板SB2の各々は、主基板SB0と電気的に接続される。基板SB1は、例えば、略矩形形状を有する。基板SB1は、基板SB2に対して軸方向ADに間隔をあけて配置される。基板SB1及び基板SB2は軸方向ADに略直交する。基板SB1は、複数の支持部材93によって支持される。各支持部材93は、基板SB2に固定される。基板SB2は、例えば、略円環形状を有し、中心軸AXに対して径方向RD外側に拡がっている。基板SB2は、ステータSTに固定される。
基板SB1には磁気式エンコーダ3の一部が配置される。磁気式エンコーダ3は、磁石91と、磁気センサ92とを有する。磁石91は、例えば、永久磁石である。磁石91は、例えば、略円柱形状を有する。磁石保持部材5は、磁石91を保持する。具体的には、磁石保持部材5に磁石91が固定される。そして、磁石91を保持した磁石保持部材5は、回転軸21の第1端部E1に固定される。磁石保持部材5の素材は、非磁性体である。例えば、磁石保持部材5は、アルミニウム又は合成樹脂によって構成される。
回転軸21は、第1端部E1と、第2端部E2とを有する。第1端部E1は、回転軸21の軸方向ADの一端部である。第2端部E2は、回転軸21の軸方向ADの他端部である。第2端部E2は、減速機200に結合する。第2端部E2は「結合部」の一例に相当する。
磁気式エンコーダ3は、回転軸21とともに回転する磁石91の磁界の変化に基づいて回転軸21の回転を検知する。
具体的には、磁石91は、磁気センサ92に対して軸方向ADに間隔をあけて配置される。磁気センサ92は、回転軸21とともに回転する磁石91による磁界の変化を検知する。つまり、磁気センサ92は、回転軸21の回転位置又は回転角度を磁界の変化として検出し、回転軸21の回転位置又は回転角度を示す回転情報を、主基板SB0のマイクロコンピュータに出力する。磁気センサ92は、例えば、ホール素子を含む。磁気センサ92は基板SB1に配置される。
モータ本体1はステータケース54を有する。ステータケース54は、略有底円筒形状を有する。また、ステータケース54は、中心軸AXが通る孔を有する。ステータケース54が、固定部材11によって壁部材9に固定される。ステータケース54はステータSTを収容する。ステータSTはステータケース54に固定される。ステータSTは、ステータコア51と、インシュレータ52と、複数のコイル53とを有する。
ステータコア51は、中心軸AXを中心に配置される。ステータコア51は、中心軸AXを囲んで配置され、略円環状である。ステータコア51は、例えば、薄板の電磁鋼板が軸方向ADに積層した積層鋼板によって構成される。インシュレータ52は、ステータコア51とコイル53とを電気的に絶縁する。インシュレータ52は、絶縁材料で構成される。インシュレータ52は、ステータコア51の少なくとも一部を覆う。インシュレータ52は、中心軸AXを囲んで略円環状に配置される。インシュレータ52は、複数個の別部材によって構成されていてもよいし、単一の部材によって構成されていてもよい。コイル53は、インシュレータ52を介してステータコア51に導線を巻き付けることによって構成される。
ロータRTは、ロータヨーク41と、マグネット42とを有する。マグネット42は、例えば、永久磁石である。マグネット42は、例えば、略円環形状を有する。なお、例えば、ロータRTは、周方向CDに配列された複数のマグネットを有していてもよい。ロータヨーク41は、例えば、磁性材料から構成される。ロータヨーク41は、略有底円筒形状を有する。また、ロータヨーク41は回転軸21が貫通する孔を有する。ロータヨーク41は回転軸21に固定される。
マグネット42は、ロータヨーク41の径方向RD外面に固定される。つまり、モータ100は、SPM(Surface Permanent Magnet)モータである。なお、マグネット42は、ロータヨーク41の内部に固定されていてもよい。つまり、モータ100は、いわゆる、IPM(Interior Permanent Magnet)モータであってもよい。マグネット42とステータコア51とは、径方向RDに隙間をあけて対向する。
第1軸受30は略円環状である。第1軸受30は、回転軸21の外周面とステータケース54の内筒部541の内周面との間に配置される。第1軸受30は、内輪32と、外輪33と、複数のボール34とを有する。内輪32は、回転軸21の外周面に固定される。外輪33は、ステータケース54の内筒部541の内周面に固定される。複数のボール34は、内輪32と外輪33との間に介在し、周方向CDに沿って配列される。第1軸受30は、例えば、ボールベアリングである。
第2軸受35と第1軸受30とは、軸方向ADに間隔をあけて配置される。第2軸受35と第1軸受30の間にスペーサ39及び波ワッシャ40を配置することで、第2軸受35と第1軸受30との間隔が一定に維持される。スペーサ39は略有底円筒形状を有する。
第2軸受35は、略円環状である。第2軸受35は、回転軸21の外周面とステータケース54の内筒部541の内周面との間に配置される。第2軸受35は、内輪32と、外輪33と、複数のボール34とを有する。その他、第2軸受35の構成は第1軸受30の構成と同様である。
第1軸受30及び第2軸受35を設けることで、回転軸21は、モータハウジング7に対して相対的に回転することが可能である。
次に、図4を参照して、回転軸21、磁石保持部材5、及び、磁石91を説明する。図4は、回転軸21、磁石保持部材5、及び、磁石91を示す斜視図である。図4に示すように、磁石保持部材5は保持部5aを有する。保持部5aは略有底円筒形状を有する。保持部5aは磁石91を保持する。
回転軸21は第1嵌合部22を有する。第1嵌合部22は第1端部E1に位置する。図3及び図4に示すように、第1嵌合部22には、磁石91を保持した磁石保持部材5が軸方向ADに嵌合される。第1嵌合部22は「嵌合部」の一例に相当する。
具体的には、磁石保持部材5は第2嵌合部5bを有する。そして、第2嵌合部5bが、回転軸21の第1嵌合部22に嵌合される。第2嵌合部5bは「部材の一部」の一例に相当する。
図5Aは、磁石保持部材5を示す斜視図である。図5Aに示すように、磁石保持部材5において、第2嵌合部5bは、保持部5aの底面505から軸方向ADに突出する。つまり、第2嵌合部5bは凸部である。具体的には、第2嵌合部5bは、第1凸部510と、第2凸部520とを有する。
第1凸部510は、保持部5aの底面505から軸方向ADに突出する。第1凸部510は、第1方向D1に延びる。第1方向D1は軸方向ADに交差する。図5Aの例では、第1方向D1は、軸方向ADに略直交する。第1方向D1は径方向RDに略平行である。第1凸部510の第1方向D1の端面511は湾曲している。具体的には、第1凸部510は、径方向RD外側に向かって凸状に湾曲している。
第2凸部520は、保持部5aの底面505から軸方向ADに突出する。第2凸部520は、第2方向D2に延びる。第2方向D2は第1方向D1に交差する。第2方向D2は軸方向ADに交差する。図5Aの例では、第2方向D2は、軸方向AD及び第1方向D1に略直交する。第2方向D2は径方向RDに略平行である。第2凸部520の第2方向D2の端面521は湾曲している。具体的には、第2凸部520は、径方向RD外側に向かって凸状に湾曲している。
第2凸部520は第1凸部510に対して交差する。図5Aの例では、第2凸部520は第1凸部510に対して略直交する。第2凸部520と第1凸部510との交差部515は湾曲している。具体的には、交差部515は、径方向RD内側に向かって凹状に湾曲している。
図5Bは、回転軸21を示す斜視図である。図5Bに示すように、第1嵌合部22は、第2嵌合部5b(図5A)に沿った形状を有している。具体的には、第1嵌合部22は、第1端部E1の軸方向ADの端面21aに対して、減速機200(図3)に向かって軸方向ADに凹んでいる。つまり、第1嵌合部22は、第1端部E1の端面21aに対して第2端部E2に向かって軸方向ADに凹んでいる。従って、本実施形態によれば、第1嵌合部22が軸方向ADに突出する場合と比較して、回転軸21の加工が容易である。その結果、第1端部E1において第1嵌合部22の形成作業が容易である。この点は、回転軸21が金属製である場合に特に効果的である。
図6は、回転軸21を示す平面図である。図6では、磁石保持部材5の第2嵌合部5bが二点鎖線で示される。この場合、図面を見易くするために、第2嵌合部5bと第1嵌合部22との間隔をあけている。実際には、第2嵌合部5bと第1嵌合部22とは接触している。この点は、後述する図12C、図13C、及び、図14Cについても同様である。
図6に示すように、第1嵌合部22に磁石保持部材5の第2嵌合部5bが嵌合された状態において、第1嵌合部22は、回転軸21及び磁石保持部材5の一方が他方に対して周方向CDに相対的に回転することを規制する形状を有する。従って、本実施形態によれば、磁石保持部材5及び磁石91(図4)が、回転軸21に対して、中心軸AXの回りに相対的に回転することを抑制できる。
具体的には、第1嵌合部22は、磁石保持部材5の第2嵌合部5bと周方向CDに対向する。
なお、第1嵌合部22に第2嵌合部5bが嵌合された状態では、第1端部E1の軸方向ADの端面21aが、保持部5aの底面505(図5A)と接触する。
加えて、第1嵌合部22の形状によって、磁石保持部材5の径方向RDの移動が規制される。従って、磁石保持部材5に保持された磁石91(図4)が中心軸AXに対して偏心することを抑制できる。つまり、磁石91が保持された磁石保持部材5の第2嵌合部5bを回転軸21の第1嵌合部22に嵌合させることによって、中心軸AXに対する磁石91の偏心を抑制しつつ、磁石保持部材5を回転軸21に取り付けることができる。その結果、磁気式エンコーダ3による回転軸21の回転情報の検知精度を向上できる。
具体的には、第1嵌合部22は、磁石保持部材5の第2嵌合部5bと径方向RDに対向する。
更に具体的には、図5B及び図6に示すように、第1嵌合部22は、第1凹部23と、第2凹部24とを有する。第1凹部23と第2凹部24とは、交差する。従って、第1嵌合部22は、4つの角部CNを有する。これに対して、磁石保持部材5の第2嵌合部5bは、湾曲した4つの交差部515(図5A)を有している。従って、交差部515が角部CNに接触することが抑制され、第2嵌合部5bを第1嵌合部22に円滑に嵌合できる。図5B及び図6の例では、第1凹部23と第2凹部24とは互いに略直交する。
第1凹部23は、減速機200(図2)に向かって軸方向ADに凹んでいる。つまり、第1凹部23は第2端部E2に向かって軸方向ADに凹んでいる。第1凹部23は、第1方向D1に延びている。従って、磁石保持部材5及び磁石91(図4)が、第1方向D1に交差する径方向RD(例えば、第2方向D2)へ移動することを規制できる。加えて、第2凹部24は、減速機200に向かって軸方向ADに凹んでいる。つまり、第2凹部24は第2端部E2に向かって軸方向ADに凹んでいる。第2凹部24は、第2方向D2に延びている。従って、磁石保持部材5及び磁石91が、第2方向D2に交差する径方向RD(例えば、第1方向D1)へ移動することを規制できる。本実施形態によれば、第1凹部23及び第2凹部24を設けることで、磁石保持部材5及び磁石91の径方向RDへの移動を容易に規制できる。その結果、中心軸AXに対する磁石91の偏心を簡素な構成によって容易に抑制できる。
具体的には、第1凹部23は、第1端部E1を第1方向D1に貫通している。加えて、第2凹部24の第2方向D2の長さL1は、第1端部E1の第2方向D2の長さL2よりも短い。従って、本実施形態によれば、第1凹部23及び第2凹部24を第1端部E1に容易に形成できる。つまり、第1凹部23及び第2凹部24を第1端部E1に形成する際の加工が容易である。
更に具体的には、第1凹部23には、第2嵌合部5bの第1凸部510が嵌合される。従って、第1凹部23は、第1凸部510に対して周方向CDに対向する。加えて、第2凹部24には、第2嵌合部5bの第2凸部520が嵌合される。従って、第2凹部24は、第2凸部520に対して周方向CDに対向する。
また、第1凹部23は、互いに周方向CDに対向する一対の壁面Waと壁面Wbとを有する。一対の壁面Wa、Wbは第1方向D1に延びる。一対の壁面Wa、Wbは、磁石保持部材5の第2方向D2への移動と周方向CDの回転とを規制する。更に、第2凹部24は、互いに周方向CDに対向する一対の壁面Wcと壁面Wdとを有する。一対の壁面Wc、Wcは第2方向D2に延びる。一対の壁面Wc、Wdは、磁石保持部材5の第1方向D1への移動と周方向CDの回転とを規制する。
次に、図7及び図8を参照して、減速機200の詳細を説明する。図7は、図3に示す減速機200の一部を拡大して示す縦断面図である。
図7に示すように、減速機200において、可撓性外歯歯車A2は、筒状部A21と、環状部A22と、突出部A23とを有する。筒状部A21は可撓性を有する。筒状部A21は略筒状である。図7の例では、筒状部A21は略円筒状である。剛性内歯歯車A1の軸方向ADの一端部には、可撓性外歯歯車A2の筒状部A21が径方向RD内側から接触する。環状部A22は略環状である。図7の例では、環状部A22は略円環状である。環状部A22は、筒状部A21よりも撓み難い平板状の部分である。環状部A22は、筒状部A21の軸方向ADの他端部から径方向RD内側に拡がる部位である。
突出部A23は、環状部A22から軸方向ADに突出している。突出部A23は、周方向CDに沿って延びる。突出部A23は、例えば、周方向CDに沿って延びる2つの円弧部からなる。この場合、周方向CDに隣り合う2つの円弧部の間には、出力回転体77の軸方向ADの端部から軸方向ADに突出する凸部が配置される。従って、出力回転体77に対する可撓性外歯歯車A2の相対的回転が規制される。加えて、外歯固定部材75を出力回転体77の端部に捻じ込むことで、突出部A23を環状部材76によって出力回転体77に向かって締め付ける。その結果、出力軸である可撓性外歯歯車A2の回転が効率良く出力回転体77に伝達される。
剛性内歯歯車A1の剛性は、可撓性外歯歯車A2の筒状部A21の剛性よりも高い。従って、剛性内歯歯車A1は、実質的に剛体とみなすことができる。
波動発生器A3は回転軸21に固定される。波動発生器A3は、波動軸受61と、非真円カム62とを有する。波動軸受61は可撓性を有する。波動軸受61は、可撓性外歯歯車A2の筒状部A21の径方向RD内側に位置する。非真円カム62は、中心軸AXを中心として環状に拡がる。図3の例では、非真円カム62は略楕円状である。非真円カム62は、周方向CDの位置によって異なる外径を有する。波動軸受61は、非真円カム62の外周面に沿って配置され、略楕円状に撓んでいる。
非真円カム62には、回転軸21の第2端部E2が結合される。具体的には、減速機200は固定部70を有する。固定部70は、回転軸21を非真円カム62に固定する。また、減速機200はシムリング73を有する。この点は、後述する。
図8は、図7のVIII-VIII線に沿った横断面図である。図8に示すように、剛性内歯歯車A1は、内周面に複数の内歯A10を有する。複数の内歯A10は、周方向CDに沿って、一定のピッチで配列される。
可撓性外歯歯車A2は、軸方向ADの一端部付近の外周面に複数の外歯A20を有する。つまり、筒状部A21の軸方向ADの一端部付近の外周面に複数の外歯A20が設けられる。複数の外歯A20は、周方向CDに沿って、一定のピッチで配列される。
波動発生器A3において、非真円カム62は、入力軸としての回転軸21に接続される。従って、非真円カム62は、回転軸21の回転によって、中心軸AXを中心として減速前の回転数で回転する。非真円カム62は、楕円形のカムプロフィールを有する。換言すれば、非真円カム62は、周方向CDの位置によって異なる外径を有する。更に換言すれば、非真円カム62の外縁は、略楕円状である。
波動軸受61は、可撓性外歯歯車A2における筒状部A21の径方向RD内側に位置する可撓性の軸受である。波動軸受61は略環状である。波動軸受61は、例えば、ボールベアリングである。波動軸受61は、内輪65と、複数のボール66と、弾性変形可能な外輪67とを有する。内輪65は、非真円カム62の外周面に固定される。複数のボール66は、内輪65と外輪67との間に介在し、周方向CDに沿って配列される。外輪67は、回転される非真円カム62のカムプロフィールを反映するように、内輪65およびボール66を介して弾性変形(撓み変形)する。また、外輪67は、可撓性外歯歯車A2における筒状部A21の外歯A20を有する部位の内周面に接触する。具体的には、外輪67は、筒状部A21の外歯A20を有する部位の内周面に固定される。波動発生器A3は、周方向CDの位置によって異なる外径を有しつつ、剛性内歯歯車A1の径方向RD内側において、中心軸AXを中心として減速前の回転数で回転する。
次に、図7、図9、及び図10を参照して、固定部70、非真円カム62、シムリング73、及び、回転軸21を説明する。図9は、固定部70、非真円カム62、シムリング73、及び、回転軸21を示す斜視図である。図10Aは、環状部材72を示す斜視図である。図10Bは、非真円カム62を示す斜視図である。
図9に示すように、固定部70は、結合部材71と、環状部材72とを有する。結合部材71は中心軸AX上に配置される。結合部材71は、頭部71aと、軸部71bとを有する。頭部71aは略円柱形状を有する。頭部71aは、軸部71bに対して径方向RDに張り出している。軸部71bは、略円柱形状を有する。軸部71bは、頭部71aから軸方向ADに延びる。軸部71bは中心軸AX上に配置される。軸部71bには、ネジ山(不図示)が形成される。結合部材71は、雄ネジとして機能する。結合部材71は、例えば、ボルト又はビスである。結合部材71は、例えば、金属製である。例えば、結合部材71の素材は、鉄を含む合金である。
図9及び図10Aに示すように、環状部材72は、回転軸21の第2端部E2に向かって先細りの略円錐台形状を有する。環状部材72は貫通孔72aを有する。貫通孔72aは、中心軸AX上において環状部材72を軸方向ADに貫通する。結合部材71の軸部71bは、貫通孔72aを軸方向ADに貫通する。貫通孔72aは略円柱状の空間である。環状部材72は、例えば、金属製である。例えば、環状部材72の素材は、鉄を含む合金である。環状部材72は、例えば、ブッシュである。
非真円カム62は貫通孔62aを有する。貫通孔62aは、中心軸AX上で非真円カム62を軸方向ADに貫通する。貫通孔62aは略円柱状の空間である。環状部材72の一部が貫通孔62aに配置される。
非真円カム62は、カム本体623と、カム突出部624とを有する。カム本体623は、楕円形のカムプロフィールを有する。換言すれば、カム本体623は、周方向CDの位置によって異なる外径を有する。更に換言すれば、カム本体623の外縁は、略楕円状である。波動軸受61(図8)は、カム本体623の外周面に沿って配置され、略楕円状に撓んでいる。
カム突出部624は、カム本体623の軸方向ADの端面から、モータ100(図3)の位置する側と反対側に向かって、軸方向ADに突出する。カム突出部624は、略円環形状を有する。
また、図10Bに示すように、非真円カム62は、第1内周面621と、第2内周面622とを有する。第1内周面621及び第2内周面622によって貫通孔62aが形成される。第1内周面621は、カム本体623の内周面を含む。第2内周面622は、カム突出部624の内周面を含む。第2内周面622は、モータ100(図3)の位置する側と反対側に向かって末広がりの形状を有する。
図9に戻って、シムリング73は、略円筒形状を有する。シムリング73は、非真円カム62に対して、固定部70の反対側に配置される。
回転軸21の第2端部E2は、略円柱形状を有する。第2端部E2は凹部21bを有する。凹部21bは、第1端部E1に向かって軸方向ADに凹んでいる。凹部21bには、ネジ山(不図示)が形成される。第2端部E2は、雌ネジとして機能する。第2端部E2はシムリング73を貫通する。第2端部E2は、非真円カム62と結合する。そして、第2端部E2は、非真円カム62の貫通孔62aに配置される。
また、回転軸21は環状面25を有する。環状面25は略円環状である。環状面25は、第2端部E2の軸方向ADの両端21c、21eのうち環状部材72から遠い側の端21eから、径方向RD外方に拡がる。
再び図7を参照して、回転軸21の第2端部E2が非真円カム62に結合した状態を説明する。図7に示すように、第2端部E2は非真円カム62に結合している。そして、固定部70が、非真円カム62を第2端部E2に固定している。具体的には、第2端部E2は、非真円カム62の軸方向AD一方側から貫通孔62aに配置されている。つまり、第2端部E2は、モータ100(図2)の位置する側から貫通孔62aに配置されている。第2端部E2はシムリング73を貫通している。
一方、環状部材72の一部は、非真円カム62の軸方向AD他方側から貫通孔62aに配置されている。つまり、環状部材72の一部は、非真円カム62に対してモータ100(図2)の反対側から貫通孔62aに配置されている。
結合部材71は中心軸AX上に配置される。そして、結合部材71は、環状部材72を軸方向ADに貫通して第2端部E2に結合した状態において、環状部材72を非真円カム62に対して軸方向ADに押し付けている。その結果、非真円カム62が回転軸21に固定される。特に、結合部材71及び環状部材72が中心軸AX上に配置されるため、非真円カム62が中心軸AXに対して偏心して固定されることを抑制できる。従って、回転時に可撓性外歯歯車A2の外歯A20から剛性内歯歯車A1の内歯A10に作用する力が変動することを抑制できる。その結果、内歯A10から外歯A20に過大な力が作用することを抑制できて、外歯A20及び内歯A10の耐久性を向上できる。また、製品仕様に定められた減速比を効率良く達成できるように、内歯A10と外歯A20との噛み合いを維持できる。
また、本実施形態では、環状部材72によって比較的広い座面を確保することで、座面の塑性変形が抑制される。その結果、結合部材71の締め付けによる非真円カム62の固定が強固になる。なお、結合部材71の頭部71aが、環状部材72に接触しつつ、環状部材72を締め付ける。
特に、環状部材72は、第2端部E2に向かって先細りの円錐台形状を有する。従って、環状部材72と非真円カム62の内周面620との接触面積を大きくできる。その結果、環状部材72が非真円カム62の内周面620に対して滑り難くなり、非真円カム62をより強固に回転軸21に固定できる。具体的には、環状部材72の周面72dと非真円カム62の第2内周面622とが接触する。一方、第2端部E2の外周面が非真円カム62の第1内周面621に接触している。
また、本実施形態では、環状部材72の軸方向ADの端72bと第2端部E2の軸方向ADの端21cとは、間隔をあけて軸方向ADに対向している。従って、環状部材72の端72bと第2端部E2の端21cとに間隙GPが形成されている。その結果、環状部材72と回転軸21とが接触しない。よって、環状部材72と回転軸21とに寸法公差があった場合でも、結合部材71を第2端部E2に対して、所望の締結力を確保するまで捻じ込むことができる。
更に、本実施形態では、非真円カム62の軸方向AD一方側の一部625が、回転軸21の環状面25に対して軸方向ADに押し付けられている。従って、非真円カム62が、環状部材72と環状面25との間で挟み込まれつつ、結合部材71によって締め付けられる。その結果、非真円カム62をより強固に回転軸21に固定できる。
非真円カム62の軸方向AD一方側の一部625は、非真円カム62の軸方向AD一方側の面626のうち、シムリング73を介して環状面25と軸方向ADに対向する面である。つまり、非真円カム62の軸方向AD一方側の一部625は、貫通孔62aを周方向CDに囲む略円環状の領域である。
特に、本実施形態では、非真円カム62の軸方向AD一方側の一部625が、回転軸21の環状面25に対して、シムリング73を介して軸方向ADに押し付けられている。つまり、非真円カム62の面626と環状面25との間にシムリング73が配置される。よって、経年による結合部材71の締結力の低下を抑制できる。なお、シムリング73を省略してもよい。この場合は、非真円カム62の軸方向AD一方側の一部625が、回転軸21の環状面25に接触する。
次に、図11を参照して、回転軸21を非真円カム62に固定する際の作業を説明する。図11は、回転軸21を非真円カム62に固定する際の作業を示す側面図である。
図11に示すように、回転軸21の第1端部E1の第1嵌合部22に工具TL1の先端部15Xを嵌合させる。具体的には、工具TL1の先端部15Xは、一対の刃15aと、一対の刃15bとを有する。一対の刃15aは、第1嵌合部22の第1凹部23に嵌合される。一対の刃15bは、第1嵌合部22の第2凹部24(図5B)に嵌合される。工具TL1は、周方向CDに回転しないように静止状態が維持される。工具TL1は、例えば、プラスドライバーである。工具TL1は「部材」の一例に相当する。
一方、工具TL2によって、軸部71bに環状部材72が挿入された結合部材71が、工具TL2によって第2端部E2に捻じ込まれる。具体的には、工具TL2によって、結合部材71が周方向CDに回転されることで、結合部材71が第2端部E2に捻じ込まれる。この場合、工具TL1の先端部15Xが第1嵌合部22に嵌合されているため、回転軸21が周方向CDに回転することが防止される。従って、工具TL2によって第2端部E2に対して結合部材71を効果的に捻じ込むことができる。その結果、結合部材71による締め付けを安定して実行できる。工具TL2は、例えば、六角棒スパナである。
すなわち、本実施形態によれば、回転軸21に第1嵌合部22を設けることで、モータ100の回転軸21を減速機200に固定する作業が要求される場合に、モータ100の回転軸21を減速機200に効果的に固定することができる。
以上、図11を参照して説明したように、回転軸21の第1嵌合部22には、工具TL1が軸方向ADに嵌合される。そして、第1嵌合部22は、回転軸21及び工具TL1の一方が他方に対して周方向CDに相対的に回転することを規制する形状を有する。また、第1嵌合部22の形状によって、工具TL1の径方向RDの移動が規制される。
(第1変形例)
図12を参照して、本実施形態の第1変形例を説明する。第1変形例では、第1嵌合部22xが略多角形形状の凹部を有する点で、図5Bを参照して説明した上記実施形態と主に異なる。以下、第1変形例が上記実施形態と異なる点を主に説明する。
図12を参照して、本実施形態の第1変形例を説明する。第1変形例では、第1嵌合部22xが略多角形形状の凹部を有する点で、図5Bを参照して説明した上記実施形態と主に異なる。以下、第1変形例が上記実施形態と異なる点を主に説明する。
図12Aは、第1変形例に係る減速装置SRの磁石保持部材5Aを示す斜視図である。図12Bは、第1変形例に係る減速装置SRの回転軸21Aを示す斜視図である。図12Cは、第1変形例に係る減速装置SRの回転軸21Aを示す平面図である。
図12Aに示すように、磁石保持部材5Aは第2嵌合部5xを有する。第2嵌合部5xは、保持部5aの底面505から軸方向ADに突出する。第2嵌合部5xは、多角柱状である。図12Aの例では、第2嵌合部5xは六角柱状である。具体的には、第2嵌合部5xは、周方向CDに配置される複数の壁面W2を有する。周方向CDに隣り合う壁面W2と壁面W2とは鈍角を形成する。なお、周方向CDに隣り合う壁面W2と壁面W2とが、鋭角を形成してもよいし、直角であってもよい。磁石保持部材5Aは「部材」の一例に相当する。第2嵌合部5xは「部材の一部」の一例に相当する。
一方、図12Bに示すように、回転軸21Aは第1嵌合部22xを有する。第1嵌合部22xは、第1端部E1の端面21aに対して、減速機200(図3)に向かって軸方向ADに凹んでいる。つまり、第1嵌合部22xは、第2端部E2に向かって軸方向ADに凹んでいる。第1嵌合部22xには、磁石91(図4)を保持した磁石保持部材5Aが軸方向ADに嵌合される。第1嵌合部22xは「嵌合部」の一例に相当する。
具体的には、図12Cに示すように、磁石保持部材5Aの第2嵌合部5xが、回転軸21Aの第1嵌合部22xに嵌合される。第1嵌合部22xは、回転軸21A及び磁石保持部材5Aの一方が他方に対して周方向CDに相対的に回転することを規制する形状を有する。また、第1嵌合部22xの形状によって、磁石保持部材5Aの径方向RDの移動が規制される。詳細には、第1嵌合部22xは、周方向CDに配置される複数の壁面W1を有する。周方向CDに隣り合う壁面W1と壁面W1とは鈍角を形成する。なお、周方向CDに隣り合う壁面W1と壁面W1とが、鋭角を形成してもよいし、直角であってもよい。
なお、回転軸21Aを非真円カム62に固定する際の作業においては、工具TL1(図10)として、例えば、六角棒スパナを使用する。
(第2変形例)
図13を参照して、本実施形態の第2変形例を説明する。第2変形例では、第1嵌合部22yが凸部を有する点で、図5Bを参照して説明した上記実施形態と主に異なる。以下、第2変形例が上記実施形態と異なる点を主に説明する。
図13を参照して、本実施形態の第2変形例を説明する。第2変形例では、第1嵌合部22yが凸部を有する点で、図5Bを参照して説明した上記実施形態と主に異なる。以下、第2変形例が上記実施形態と異なる点を主に説明する。
図13Aは、第2変形例に係る減速装置SRの磁石保持部材5Bを示す斜視図である。図13Bは、第2変形例に係る減速装置SRの回転軸21Bを示す斜視図である。図13Cは、第2変形例に係る減速装置SRの回転軸21Bを示す平面図である。
図13Aに示すように、磁石保持部材5Bは第2嵌合部5yを有する。第2嵌合部5yは、保持部5aの底面505から軸方向ADに凹んでいる。具体的には、第2嵌合部5yは、第1凹部95と、第2凹部96とを含む。第1凹部95及び第2凹部96は、保持部5aの底面505から軸方向ADに凹んでいる。第1凹部95は、第1方向D1に延びる。第2凹部96は、第2方向D2に延びる。磁石保持部材5Bは「部材」の一例に相当する。第2嵌合部5yは「部材の一部」の一例に相当する。
具体的には、第1凹部95は、互いに周方向CDに対向する一対の壁面W4と壁面W5とを有する。一対の壁面W4、W5は第1方向D1に延びる。また、第2凹部96は、互いに周方向CDに対向する一対の壁面W6と壁面W7とを有する。一対の壁面W6、W7は第2方向D2に延びる。
一方、図13Bに示すように、回転軸21は第1嵌合部22yを有する。第1嵌合部22yは、第1端部E1の端面21aに対して、軸方向ADに突出している。第1嵌合部22yには、磁石91(図4)を保持した磁石保持部材5Bが軸方向ADに嵌合される。第1嵌合部22yは「嵌合部」の一例に相当する。
具体的には、第1嵌合部22yは、第1凸部23yと、第2凸部24yとを有する。第1凸部23y及び第2凸部24yは、第1端部E1の端面21aに対して、軸方向ADに突出している。第1凸部23yは第1方向D1に延びる。第2凸部24yは第2方向D2に延びる。
図13Cに示すように、磁石保持部材5Bの第2嵌合部5yが、回転軸21Bの第1嵌合部22yに嵌合される。第1嵌合部22yは、回転軸21B及び磁石保持部材5Bの一方が他方に対して周方向CDに相対的に回転することを規制する形状を有する。また、第1嵌合部22yの形状によって、磁石保持部材5Bの径方向RDの移動が規制される。
なお、回転軸21Bを非真円カム62に固定する際の作業においては、工具TL1(図10)として、例えば、プラスドライバーを使用する。
(第3変形例)
図14を参照して、本実施形態の第2変形例を説明する。第2変形例では、第1嵌合部22zが略多角形形状の凸部を有する点で、図5Bを参照して説明した上記実施形態と主に異なる。以下、第3変形例が上記実施形態と異なる点を主に説明する。
図14を参照して、本実施形態の第2変形例を説明する。第2変形例では、第1嵌合部22zが略多角形形状の凸部を有する点で、図5Bを参照して説明した上記実施形態と主に異なる。以下、第3変形例が上記実施形態と異なる点を主に説明する。
図14Aは、第3変形例に係る減速装置SRの磁石保持部材5Cを示す斜視図である。図14Bは、第3変形例に係る減速装置SRの回転軸21Cを示す斜視図である。図14Cは、第3変形例に係る減速装置SRの回転軸21Cを示す平面図である。
図14Aに示すように、磁石保持部材5Cは第2嵌合部5zを有する。第2嵌合部5zは、保持部5aの底面505から軸方向ADに凹んでいる。第2嵌合部5zは、多角柱状の凹部である。図14Aの例では、第2嵌合部5zは六角柱状の凹部である。具体的には、第2嵌合部5zは、周方向CDに配置される複数の壁面W9を有する。周方向CDに隣り合う壁面W9と壁面W9とは鈍角を形成する。なお、周方向CDに隣り合う壁面W9と壁面W9とが、鋭角を形成してもよいし、直角であってもよい。磁石保持部材5Cは「部材」の一例に相当する。第2嵌合部5zは「部材の一部」の一例に相当する。
一方、図14Bに示すように、回転軸21Cは第1嵌合部22zを有する。第1嵌合部22zは、第1端部E1の端面21aに対して、軸方向ADに突出している。第1嵌合部22zには、磁石91(図4)を保持した磁石保持部材5Cが軸方向ADに嵌合される。第1嵌合部22zは「嵌合部」の一例に相当する。
具体的には、図14Cに示すように、磁石保持部材5Cの第2嵌合部5zが、回転軸21Cの第1嵌合部22zに嵌合される。第1嵌合部22zは、回転軸21C及び磁石保持部材5Cの一方が他方に対して周方向CDに相対的に回転することを規制する形状を有する。また、第1嵌合部22zの形状によって、磁石保持部材5Cの径方向RDの移動が規制される。詳細には、第1嵌合部22zは、周方向CDに配置される複数の壁面W8を有する。周方向CDに隣り合う壁面W8と壁面W8とは鈍角を形成する。なお、周方向CDに隣り合う壁面W8と壁面W8とが、鋭角を形成してもよいし、直角であってもよい。
なお、回転軸21Cを非真円カム62に固定する際の作業においては、工具TL1(図10)として、例えば、レンチを使用する。
(第4変形例)
図15を参照して、本発明の第4変形例を説明する。第4変形例では、非真円カム62を回転軸21に固定するための環状部材72Aが円錐台状でない点で、図10Aを参照して説明した上記実施形態と主に異なる。以下、第4変形例が上記実施形態と異なる点を主に説明する。
図15を参照して、本発明の第4変形例を説明する。第4変形例では、非真円カム62を回転軸21に固定するための環状部材72Aが円錐台状でない点で、図10Aを参照して説明した上記実施形態と主に異なる。以下、第4変形例が上記実施形態と異なる点を主に説明する。
図15は、第4変形例に係る環状部材72Aを示す斜視図である。図15に示すように、環状部材72Aは、円筒部721と、円環部720とを有する。円筒部721は、略円筒形状を有する。円筒部721は、円環部720からモータ100(図2)の位置する側に向かって軸方向ADに延びる。円筒部721が、非真円カム62の貫通孔62a(図7)に配置される。円環部720は、略円環形状を有する。円環部720は、円筒部721の軸方向ADの端部から、径方向RD外側に拡がる。円環部720に結合部材71の頭部71a(図7)が接触し、環状部材72Aが頭部71aによって締め付けられる。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について説明した。ただし、本発明は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施できる。また、上記の実施形態に開示される複数の構成要素は適宜改変可能である。例えば、ある実施形態に示される全構成要素のうちのある構成要素を別の実施形態の構成要素に追加してもよく、または、ある実施形態に示される全構成要素のうちのいくつかの構成要素を実施形態から削除してもよい。
また、図面は、発明の理解を容易にするために、それぞれの構成要素を主体に模式的に示しており、図示された各構成要素の厚さ、長さ、個数、間隔等は、図面作成の都合上から実際とは異なる場合もある。また、上記の実施形態で示す各構成要素の構成は一例であって、特に限定されるものではなく、本発明の効果から実質的に逸脱しない範囲で種々の変更が可能であることは言うまでもない。
図2及び図3を参照して説明した減速機200において、「可撓性接触部材」の一例として可撓性外歯歯車A2を説明し、「環状接触部材」の一例として剛性内歯歯車A1を説明した。ただし、第1回転数の回転運動を、第1回転数よりも低い第2回転数の回転運動に変換できる限りにおいては、「可撓性接触部材」及び「環状接触部材」は、特に限定されない。例えば、減速機200がトラクション(摩擦)を利用した減速を行う場合、「可撓性接触部材」は、可撓性を有するが、外歯を有していなくてもよく、「環状接触部材」は、弾性を有するが、内歯を有していなくてもよい。この場合、「可撓性接触部材」の外周面は、「環状接触部材」の内周面と潤滑油の油膜を介して接触する。
また、磁石保持部材5、5A~5C及び工具TL1の周方向CD及び径方向RDの移動を規制できる限りにおいては、第1嵌合部22、22x~22z及び第2嵌合部5b、5x~5zの形状は、特に限定されない。例えば、第1嵌合部及び第2嵌合部の各々が、凸部と凹部とを有していてもよい。
本開示は、例えば、減速装置に利用できる。
3 磁気式エンコーダ(エンコーダ)
5 磁石保持部材(部材)
21、21A~21C 回転軸
22、22x~22z 第1嵌合部(嵌合部)
23 第1凹部
24 第2凹部
91 磁石
100 モータ
200 減速機
E1 第1端部
E2 第2端部
SR 減速装置
TL1 工具(部材)
5 磁石保持部材(部材)
21、21A~21C 回転軸
22、22x~22z 第1嵌合部(嵌合部)
23 第1凹部
24 第2凹部
91 磁石
100 モータ
200 減速機
E1 第1端部
E2 第2端部
SR 減速装置
TL1 工具(部材)
Claims (5)
- モータと、
前記モータの回転速度を減速する減速機と
を有し、
前記モータは、中心軸を中心として回転する回転軸を有し、
前記回転軸は、
前記回転軸の軸方向の一端部である第1端部と、
前記減速機に結合し、前記回転軸の軸方向の他端部である第2端部と、
前記第1端部に位置し、部材が軸方向に嵌合される嵌合部と
を有し、
前記嵌合部は、前記回転軸及び前記部材の一方が他方に対して周方向に相対的に回転することを規制する形状を有する、減速装置。 - 前記嵌合部は、前記減速機に向かって軸方向に凹んでいる、請求項1に記載の減速装置。
- 前記嵌合部は、
軸方向に交差する第1方向に延びており、前記減速機に向かって軸方向に凹んでいる第1凹部と、
軸方向と前記第1方向とに交差する第2方向に延びており、前記減速機に向かって軸方向に凹んでいる第2凹部と
を有し、
前記第1凹部と前記第2凹部とは、交差する、請求項1又は請求項2に記載の減速装置。 - 前記第1凹部は、前記第1端部を前記第1方向に貫通しており、
前記第2凹部の前記第2方向の長さは、前記第1端部の前記第2方向の長さよりも短い、請求項3に記載の減速装置。 - 磁石を有し、前記回転軸の回転を検知するエンコーダと
前記磁石を保持する前記部材と
を更に有し、
前記嵌合部の前記形状によって、前記部材の径方向の移動が規制される、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の減速装置。
Priority Applications (2)
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JP2021161223A JP2023050878A (ja) | 2021-09-30 | 2021-09-30 | 減速装置 |
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Applications Claiming Priority (1)
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JP2021161223A JP2023050878A (ja) | 2021-09-30 | 2021-09-30 | 減速装置 |
Publications (1)
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Family Applications (1)
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Country | Link |
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JP (1) | JP2023050878A (ja) |
CN (1) | CN220134568U (ja) |
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2021
- 2021-09-30 JP JP2021161223A patent/JP2023050878A/ja active Pending
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2022
- 2022-09-26 CN CN202222550925.6U patent/CN220134568U/zh active Active
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Publication number | Publication date |
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CN220134568U (zh) | 2023-12-05 |
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