JP2023050673A - ベッド - Google Patents

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巧八 坂元
Kohachi Sakamoto
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Abstract

Figure 2023050673000001
【課題】ベッドの設定を容易に変更できるようにすること。
【解決手段】本発明では、操作部(36)によって可動部(18,19,20,29)を駆動可能としたベッド(1)において、操作部(36)の複数の操作ボタン(43~54)を所定時間連続して同時に操作された場合に、同時に操作された複数の操作ボタン(43~54)に応じてベッド(1)の設定を変更可能とすることにした。前記操作部(36)は、複数の可動部(18,19,20,29)を連動して駆動させるための1又は複数の第1の操作ボタン(43,44)、各可動部(18,19,20,29)を独立して駆動させるための1又は複数の第2の操作ボタン(45~52)、第1の操作ボタン(43,44)が操作されたときの複数の可動部(18,19,20,29)の動作モードを変更するための1又は複数の第3の操作ボタン(53,54)のいずれか1種類又は複数種類の操作ボタン(43~54)を有することにした。
【選択図】図2

Description

本発明は、操作部によって可動部を駆動可能としたベッドに関するものである。
従来より、主に病院用や介護用などで使用されるベッドとして、横臥者の背部や大腿部を起こすことができたり高さを調節することができるリクライニング式のベッドが広く利用されている。
従来のリクライニング式のベッドでは、横臥者の背部を受ける背部受台と横臥者の大腿部を受ける大腿部受台とを支持台に対して起倒可能に設けるとともに、支持台と背部受台や大腿部受台との間に可動部を設けている。
そして、使用者(横臥者や介護者など)が操作部の操作ボタンを操作することによって、可動部を駆動させて支持台に対して背部受台や大腿部受台を起倒させ、背部受台や大腿部受台の傾斜角度が所望の角度となるようにする(たとえば、特許文献1参照。)。
特開2004-141437号公報
上記従来のベッドでは、操作部によって背部受台や大腿部受台等の各可動部を独立して駆動させて、背部受台や大腿部受台等を単独で所望の傾斜角度に起倒させることができ、また、操作部によって複数の可動部を連動して駆動させて、背部受台とともに大腿部受台等を同時に所望の傾斜角度に起倒させることができる。
しかしながら、従来のベッドでは、予め決められた(ベッドのメーカーが予め設定した)設定で各可動部が動作するようになっており、必ずしも使用者にとって快適な動作には感じられないおそれがあった。
そこで、請求項1に係る本発明では、操作部によって可動部を駆動可能としたベッドにおいて、操作部の複数の操作ボタンを所定時間連続して同時に操作された場合に、同時に操作された複数の操作ボタンに応じてベッドの設定を変更可能とすることにした。
また、請求項2に係る本発明では、前記請求項1に係る本発明において、前記操作部は、複数の可動部を連動して駆動させるための1又は複数の第1の操作ボタン、各可動部を独立して駆動させるための1又は複数の第2の操作ボタン、第1の操作ボタンが操作されたときの複数の可動部の動作モードを変更するための1又は複数の第3の操作ボタン、のいずれか1種類又は複数種類の操作ボタンを有し、同一種類の複数の操作ボタン、又は、異なる種類の操作ボタンが所定時間連続して同時に操作された場合に、同時に操作された複数の操作ボタンに応じてベッドの設定を変更可能とすることにした。
また、請求項3に係る本発明では、前記請求項1又は請求項2に係る本発明において、複数の操作ボタンが同時に操作されている間だけ、可動部の駆動の速度を変更することにした。
そして、本発明では、以下に記載する効果を奏する。
すなわち、本発明では、操作部によって可動部を駆動可能としたベッドにおいて、操作部の複数の操作ボタンを所定時間連続して同時に操作された場合に、同時に操作された複数の操作ボタンに応じてベッドの設定を変更可能とすることにしているために、ベッドの設定を容易に変更することができ、使用者にとって快適な動作となるようにすることができる。
特に、前記操作部は、複数の可動部を連動して駆動させるための1又は複数の第1の操作ボタン、各可動部を独立して駆動させるための1又は複数の第2の操作ボタン、第1の操作ボタンが操作されたときの複数の可動部の動作モードを変更するための1又は複数の第3の操作ボタン、のいずれか1種類又は複数種類の操作ボタンを有し、同一種類の複数の操作ボタン、又は、異なる種類の操作ボタンが所定時間連続して同時に操作された場合に、同時に操作された複数の操作ボタンに応じてベッドの設定を変更可能とすることにしているために、既存の操作ボタンを用いてベッドの設定を容易に変更することができる。
また、複数の操作ボタンが同時に操作されている間だけ、可動部の駆動の速度を変更することにしているために、使用者が所望する間だけ可動部の駆動の設定を容易に変更することができる。
本発明に係るベッドを示す説明図。 操作部を示す説明図。 複数の可動部の可動状態を示す説明図。 可動部の可動状態を示す説明図。
以下に、本発明に係るベッドの具体的な構成について図面を参照しながら説明する。
図1に示すように、ベッド1は、基台2の上部に支持台3を昇降可能に設けるとともに、支持台3の上部に横臥者の身体を支持する受台4を設けている。なお、ここでは、便宜的に、ベッド1に横臥する者の足側を前側とし、頭側を後側として説明する。
受台4は、主に横臥者の尻の荷重を受ける(横臥者の尻を下方から支える)ための尻部受台5と、主に横臥者の上半身(尻よりも上側)の荷重を受ける(横臥者の上半身を下方から支える)ための上半身受台6と、主に横臥者の下半身(尻よりも下側)の荷重を受ける(横臥者の下半身を下方から支える)ための下半身受台7とで構成している。
尻部受台5は、支持台3の概略中央部に水平状に固定されている。なお、尻部受台5は、支持台3に対して回動可能としてもよい。
上半身受台6は、支持台3の後側(尻部受台5よりも後側)に前端部を上下回動自在に枢着することによって支持台3や尻部受台5に対して起倒可能に設けられている。
この上半身受台6は、主に横臥者の肩(肩甲骨)よりも下側の背中(背骨)の荷重を受ける(横臥者の肩(肩甲骨)よりも下側の背中(背骨)を下方から支える)ための背部受台8と、主に横臥者の肩(肩甲骨)から上側の肩及び頭の荷重を受ける(横臥者の肩(肩甲骨)から上側の肩及び頭を下方から支える)ための肩部受台9とに分割して構成している。なお、肩部受台9は、横臥者の頭を受けるだけでなく、肩(肩甲骨)を受けているが、これに限られず、横臥者の頭を受けるだけのヘッドレストに変更した構成であってもよい。
そして、上半身受台6は、支持台3の尻部受台5よりも後側に背部受台8の前端部を上下回動自在に枢着している。これにより、背部受台8は、支持台3や尻部受台5に対して起倒可能となっている。また、上半身受台6は、背部受台8の後端部に肩部受台9の前端部を上下回動自在に枢着している。これにより、肩部受台9は、支持台3や尻部受台5に対して背部受台8とともに起倒するとともに、背部受台8に対して起倒可能となっている。
下半身受台7は、支持台3の前側(尻部受台5よりも前側)に後端部を上下回動自在に枢着することによって支持台3や尻部受台5に対して起倒可能に設けられている。
この下半身受台7は、主に横臥者の大腿の荷重を受ける(横臥者の大腿を下方から支える)ための大腿部受台10と、主に横臥者の下腿の荷重を受ける(横臥者の下腿を下方から支える)ための下腿部受台11とに分割して構成している。
そして、下半身受台7は、支持台3の尻部受台5よりも前側に大腿部受台10の後端部を上下回動自在に枢着している。これにより、大腿部受台10は、支持台3や尻部受台5に対して起倒可能となっている。また、下半身受台7は、大腿部受台10の前端部に下腿部受台11の後端部を上下回動自在に枢着している。これにより、下腿部受台11は、支持台3や尻部受台5に対して大腿部受台10とともに起倒するとともに、大腿部受台10に対して起倒可能(自由に屈曲可能)となっている。なお、下腿部受台11は、後端部が大腿部受台10の前端部とともに動き、前端部が支持台3の上面に沿って動くようになっている。
背部受台8、肩部受台9、大腿部受台10には、支持台3に対してそれぞれを独立して起倒させるためのアクチュエーター12,13,14や連動機構15,16,17等からなる可動部18,19,20が接続されている。ここで、各アクチュエーター12,13,14は、モーター21,22,23と、モーター21,22,23によって前後に進退移動させることができるロッド24,25,26とで構成されている。また、各連動機構15,16,17は、各アクチュエーター12,13,14のロッド24,25,26の進退移動によって背部受台8、肩部受台9、大腿部受台10が上下に回動するように構成されている。
背部受台8や肩部受台9や大腿部受台10を支持する支持台3には、基台2に対して上下に昇降させるためのアクチュエーター27や連動機構28等からなる可動部29が接続されている。ここで、アクチュエーター27は、モーター30と、モーター30によって前後に進退移動させることができるロッド31とで構成されている。また、連動機構28は、アクチュエーター27のロッド31の進退移動によって支持台3が上下に昇降するように構成されている。
可動部18,19,20,29(アクチュエーター12,13,14,27)は、制御部Cに接続されており、制御部Cに格納されたプログラムに従ってモーター21,22,23,30が駆動制御される。
制御部Cには、各アクチュエーター12,13,14,27のロッド24,25,26,31の伸長を検出するセンサー32~35が接続されている。なお、センサー32~35は、アクチュエーター12,13,14,27に内蔵されたものでもよい。
また、制御部Cには、操作部36や各種センサー(たとえば、各受台8,9,10の起立角度や支持台3の高さを検出するセンサー)などが接続されている。なお、各受台8,9,10の起立角度や支持台3の高さはアクチュエーター12,13,14,27のロッド24,25,26,31の伸長から算出するようにしてもよい。
操作部36には、図2に示すように、複数の可動部18,19,20を連動して駆動させるための第1の操作ボタン37と、各可動部18,19,20,29を独立して駆動させるための第2の操作ボタン38と、第1の操作ボタン37が操作されたときの複数の可動部18,19,20の動作モードを変更するための第3の操作ボタン39とが同一面(ここでは、正面)に設けられている。
また、操作部36には、第1~第3の操作ボタン37~39と同一面に液晶の表示画面40が設けられているとともに、内部に音発生器41と振動発生器42とが設けられている。なお、ここでは、第3の操作ボタン39を他の第1及び第2の操作ボタン37,38とは大きさを異ならせているが、これに限られず、色や形状を異ならせてもよい。また、音発生器41は、ビープ音等の音を発生するものに限られず、音声を発生するものであってもよい。
ここで、第1の操作ボタン37としては、背部受台8を起立させるとともに肩部受台9や大腿部受台10を起倒させることで背部受台8と肩部受台9と大腿部受台10とを共動して動作(共動動作)させるための起立側の操作ボタン43と、背部受台8を倒伏させるとともに肩部受台9や大腿部受台10を起倒させることで背部受台8と肩部受台9と大腿部受台10とを共動して動作(共動動作)させるための倒伏側の操作ボタン44とが設けられている。
また、第2の操作ボタン38としては、支持台3(受台4)を上昇させるための操作ボタン45と、支持台3(受台4)を下降させるための操作ボタン46と、背部受台8を単独で起立させるための操作ボタン47と、背部受台8を単独で倒伏させるための操作ボタン48と、肩部受台9を単独で起立させるための操作ボタン49と、肩部受台9を単独で倒伏させるための操作ボタン50と、大腿部受台10を単独で起立させるための操作ボタン51と、大腿部受台10を単独で倒伏させるための操作ボタン52とが設けられている。
また、第3の操作ボタン39としては、第1の操作ボタン37が操作されたときに予め設定されている動作(ベッドのメーカーがベッドの出荷前に予め設定した動作)で複数の可動部18,19,20,29を連動させる連動モードにするための操作ボタン53と、第1の操作ボタン37が操作されたときに予め設定されている動作(ベッドのメーカーがベッドの出荷前に予め設定した動作)とは異なる新たに使用者が追加して設定した動作(ベッドの出荷後に設定した動作)で複数の可動部18,19,20,29を連動させるメモリーモードにするための操作ボタン54とが設けられている。
たとえば、操作ボタン53を操作して動作モードを連動モードにした場合には、第1の操作ボタン37を操作すると、図3に実線で示すように、背部受台8は、傾斜角度A4に時間t2で到達した後に、その状態を時間t3まで維持し、その後、時間t4に傾斜角度A5に到達するように駆動制御され、肩部受台9は、傾斜角度A1に時間t1で到達した後に、その状態を時間t4まで維持するように駆動制御され、大腿部受台10は、傾斜角度A3に時間t1で到達した後に、時間t2に傾斜角度A0に到達し、その状態を時間t3まで維持し、その後、時間t4に傾斜角度A2に到達するように駆動制御される。
操作ボタン54を操作して動作モードをメモリーモードにした場合には、第1の操作ボタン37を操作すると、図3に一点鎖線で示すように、背部受台8は、傾斜角度A6に時間t2で到達した後に、その状態を時間t3まで維持し、その後、時間t4に傾斜角度A7に到達するように駆動制御され、肩部受台9や大腿部受台10は連動モードと同様に駆動制御される。
なお、ここでは、背部受台8の動作だけが新たに使用者によって追加して設定された場合について説明したが、これに限られず、肩部受台9や大腿部受台10についても同様に新たに使用者によって追加して設定することができる。
また、ここでは、新たに使用者が追加して設定した複数の状態(傾斜角度A6やA7)を順に通過するように複数の可動部18,19,20を動作させるマルチメモリーモードとしているが、これに限られず、新たに使用者が追加して設定した一つの状態となるように複数の可動部18,19,20を動作させるシングルメモリーモードとしてもよく、また、操作ボタン54の操作によってマルチメモリーモードとシングルメモリーモードとに切替えられるようにしてもよい。
たとえば、シングルメモリーモードでは、図4(a)に示すように、背部受台8を単独で起立させるための操作ボタン47を操作すると、背部受台8が予め記憶した傾斜角度A8に到達するように駆動制御され、また、図4(b)に示すように、支持台3を下降させるための操作ボタン46を操作すると、支持台3が現在の高さH1から予め記憶した高さH2に到達するように駆動制御される。
操作部36は、いずれかの操作ボタン43~54を単独で操作した場合には、操作された操作ボタン43~54に応じて可動部18,19,20,29を駆動制御することになるが、操作部36の複数の操作ボタン43~54を所定時間連続して同時に操作された場合には、同時に操作された複数の操作ボタン43~54に応じて(予め設定されている組合せで複数の操作ボタン43~54が同時に操作された場合に限り)ベッド1の各種の設定を変更できるようにしている。
たとえば、第3の操作ボタン39である操作ボタン53と操作ボタン54とが所定時間以上連続して同時に操作された場合には、表示画面40に設定画面を表示し、可動部18,19,20,29の駆動を停止(ロック)したり、そのロック状態を解除する設定や、可動部18,19,20,29の現状状態を記憶する設定や、可動部18,19,20,29の動作モード(連動モードとメモリーモード)を変更する設定や、可動部18,19,20,29の駆動の速度を変更する設定などのベッド1(可動部18,19,20,29)の設定や、音発生器41から発生する音や音声の設定や、振動発生器42から発生する振動の設定などのベッド1(音発生器41や振動発生器42)の設定を変更することができる。
なお、特定の複数の操作ボタン(たとえば、上記操作ボタン53と操作ボタン54)が所定時間以上連続して同時に操作された場合に限り、ベッド1の設定(たとえば、上記ロック設定やメモリー設定や速度設定や音設定や振動設定)を変更することができ、その他の操作ボタン43~52が所定時間以上連続して同時に操作された場合には、ベッド1の設定を変更することができないようにしてもよく、また、上記とは異なり、たとえば、第2の操作ボタン38である操作ボタン45と操作ボタン46とが所定時間以上連続して同時に操作された場合には、ベッド1の可動部18,19,20,29の設定(たとえば、上記ロック設定やメモリー設定や速度設定)を変更することができ、操作ボタン47と操作ボタン48とが所定時間以上連続して同時に操作された場合には、ベッド1の音発生器41や振動発生器42の設定(たとえば、上記音設定や振動設定)を変更することができるようにしてもよい。
また、複数の操作ボタン43~54の組合せは、3種類の第1の操作ボタン37、第2の操作ボタン38、第3の操作ボタン39のうちの同一種類の複数の操作ボタン43~54でもよく、また、異なる種類の操作ボタン43~54でもよい。
また、複数の操作ボタン43~54が所定時間以上連続して同時に操作されている間だけ、ベッド1の設定(たとえば、可動部18,19,20,29の駆動の速度)を変更するようにしてもよい。
上記ベッド1では、可動部18,19,20,29が所定の状態となった場合に、表示画面40を用いて視覚的に使用者等に認識されるだけでなく、音発生器41や振動発生器42を用いて聴覚や触覚などの視覚以外の感覚で認識されるようにしている。
ここで、可動部18,19,20,29が所定の状態となった場合とは、背部受台8や肩部受台9や大腿部受台10が予め設定された或は使用者が新たに設定した傾斜角度や支持台3が予め設定された或は使用者が新たに設定した高さに達した状態や、可動部18,19,20,29に異常や故障などの不具合が発生した状態が想定される。
たとえば、図4(b)に示すように、支持台3を下降させるための操作ボタン46を操作して、支持台3が現在の高さH1から予め記憶した高さH2に到達するように駆動制御された場合に、支持台3が予め設定された高さH3を通過する際に、表示画面40と音発生器41と振動発生器42を用いて通知するようにしている。これにより、支持台3の下降時に床と支持台3との間に足や物などが挟まれてしまうのを防止することができる。
また、可動部18,19,20,29に不具合が発生した場合には、表示画面40にエラーコードだけでなく、不具合の対処方法や不具合が発生した部品名称を同時に表示画面40に表示することにしている。
表示画面40による視覚的な報知に合わせて報知する音発生器41や振動発生器42の音や振動は、連続して音や振動を発生し続けたり、断続的に音や振動を発生するなどの、複数の音パターンや振動パターンが予め用意されており、使用者がいずれかの音パターンや振動パターンを選択して変更することができるようにしてもよく、また、音や振動の強弱を変更することができるようにしてもよい。
また、可動部18,19,20,29の状態(たとえば、可動部18,19,20,29が設定状態となった場合と可動部18,19,20,29に不具合が発生した場合)によって音パターンや振動パターンを異ならせてもよい。
以上に説明したように、上記ベッド1は、複数の可動部18,19,20,29を連動して駆動させるための第1の操作ボタン37と、各可動部18,19,20,29を独立して駆動させるための第2の操作ボタン38と、第1の操作ボタン37が操作されたときの複数の可動部18,19,20,29の動作モードを変更するための第3の操作ボタン39とを有する構成となっている。
そのため、上記構成のベッド1では、複数の可動部18,19,20,29の動作モードを容易に変更することができ、使用者にとって快適な動作となるようにすることができる。
特に、上記ベッド1は、複数の可動部18,19,20,29の動作モードとして、予め設定されている動作で複数の可動部18,19,20,29を連動させる連動モードと、予め設定されている動作とは異なる新たに使用者が追加して設定した動作で複数の可動部18,19,20,29を連動させるメモリーモードとを有する構成となっている。
そのため、上記構成のベッド1では、それぞれの使用者が所望する(それぞれの使用者に適した)動作モードとすることができる。
また、上記ベッド1は、メモリーモードとして、新たに使用者が追加して設定した一つの状態となるように複数の可動部18,19,20,29を動作させるシングルメモリーモードと、新たに使用者が追加して設定した複数の状態を順に通過するように複数の可動部18,19,20,29を動作させるマルチメモリーモードとを有する構成となっている。
そのため、上記構成のベッド1では、より一層それぞれの使用者が所望する(それぞれの使用者に適した)動作モードとすることができる。
さらに、上記ベッド1は、第3の操作ボタン39を、第1又は第2の操作ボタン37,38と同一面に配置した構成となっている。
そのため、上記構成のベッド1では、使用者が目視で第1又は第2の操作ボタン37,38と同時に第3の操作ボタン39を確認(発見)することができ、操作部36の操作性を向上させることができる。
また、上記ベッド1は、3種類の第1~第3の操作ボタン37,38,39の少なくともいずれか1種類を、他と形状又は大きさ若しくは色を異ならせた構成となっている。
そのため、上記構成のベッド1では、視覚や触覚によって第1~第3の操作ボタン37,38,39の種類を容易に認識することができ、これによっても、操作部36の操作性を向上させることができる。
また、上記ベッド1は、操作部36の複数の操作ボタン43~54を所定時間連続して同時に操作された場合に、同時に操作された複数の操作ボタン43~54に応じてベッド1の設定を変更可能とする構成となっている。
そのため、上記構成のベッド1では、ベッド1の設定を容易に変更することができ、使用者にとって快適な動作となるようにすることができる。
特に、複数の可動部18,19,20,29を連動して駆動させるための1又は複数の第1の操作ボタン37(操作ボタン43,44)、各可動部18,19,20,29を独立して駆動させるための1又は複数の第2の操作ボタン38(操作ボタン45~52)、第1の操作ボタン37が操作されたときの複数の可動部18,19,20,29の動作モードを変更するための1又は複数の第3の操作ボタン39(操作ボタン53,54)、のいずれか1種類又は複数種類の操作ボタン43~54を有し、同一種類の複数の操作ボタン43~54、又は、異なる種類の操作ボタン43~54が所定時間連続して同時に操作された場合に、同時に操作された複数の操作ボタン43~54に応じてベッド1の設定を変更可能とする構成となっているために、既存の操作ボタン43~54を用いてベッド1の設定を容易に変更することができる。
また、複数の操作ボタン43~54が同時に操作されている間だけ、可動部18,19,20,29の駆動の速度を変更する構成となっているために、使用者が所望する間だけ可動部18,19,20,29の駆動の設定を容易に変更することができる。
また、上記ベッド1は、可動部18,19,20,29が所定の状態となった場合に、表示画面40に視覚で認識可能な通知を行うと同時に、視覚以外の感覚で認識可能な通知を行う構成となっている。
そのため、上記構成のベッド1では、可動部18,19,20,29が所定の状態となったことを使用者等に容易に認識させることができる。
特に、可動部18,19,20,29の駆動に不具合が発生した場合に、表示画面40にエラーコードと共に不具合の対処方法又は不具合が発生した部品名称を同時に表示する構成となっているために、不具合の発生時に迅速に対応することができる。
また、視覚以外の感覚で認識可能な通知として、振動発生器42による振動、音発生器41による音(音声でもよい。)のいずれか一方又は両方を行う構成となっているために、振動や音によって可動部18,19,20,29が所定の状態となったことを使用者等に容易に認識させることができる。
また、振動又は/及び音のパターンを変更可能とする構成となっているために、使用者が所望するパターンに変更することができる。
また、複数の振動又は/及び音のパターンを有し、いずれかのパターンに選択可能とする構成となっているために、使用者が所望するパターンを選択することができる。
1 ベッド 2 基台
3 支持台 4 受台
5 尻部受台 6 上半身受台
7 下半身受台 8 背部受台
9 肩部受台 10 大腿部受台
11 下腿部受台 12,13,14,27 アクチュエーター
15,16,17,28 連動機構 18,19,20,29 可動部
21,22,23,30 モーター 24,25,26,31 ロッド
32,33,34,35 センサー 36 操作部
37 第1の操作ボタン 38 第2の操作ボタン
39 第3の操作ボタン 40 表示画面
41 音発生器 42 振動発生器
43~54 操作ボタン

Claims (3)

  1. 操作部によって可動部を駆動可能としたベッドにおいて、
    操作部の複数の操作ボタンを所定時間連続して同時に操作された場合に、同時に操作された複数の操作ボタンに応じてベッドの設定を変更可能としたことを特徴とするベッド。
  2. 前記操作部は、
    複数の可動部を連動して駆動させるための1又は複数の第1の操作ボタン、
    各可動部を独立して駆動させるための1又は複数の第2の操作ボタン、
    第1の操作ボタンが操作されたときの複数の可動部の動作モードを変更するための1又は複数の第3の操作ボタン、
    のいずれか1種類又は複数種類の操作ボタンを有し、
    同一種類の複数の操作ボタン、又は、異なる種類の操作ボタンが所定時間連続して同時に操作された場合に、同時に操作された複数の操作ボタンに応じてベッドの設定を変更可能としたことを特徴とする請求項1に記載のベッド。
  3. 複数の操作ボタンが同時に操作されている間だけ、可動部の駆動の速度を変更することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のベッド。
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