JP2023050583A - 制御装置、制御方法及び制御プログラム - Google Patents

制御装置、制御方法及び制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザ端末の特定態様利用を好適にサポートするとともに、ユーザ端末の特定態様利用にかかる情報の収集と活用を好適に行うことができる制御装置、制御方法及び制御プログラムを提供する。【解決手段】本開示の一態様に制御装置は、ユーザ端末を用いた特定態様利用に関する能動的なアクションを受け付ける受付部と、前記受付部が前記能動的なアクションを受け付けた場合に、前記ユーザ端末を用いた前記特定態様利用にかかる情報を前記ユーザ端末から取得する取得部と、を有することを特徴とする。【選択図】図6

Description

本開示は、制御装置、制御方法及び制御プログラムに関する。
特許文献1には、利用者が希望する特定の業種の店舗でクーポンを配布する店舗の情報を利用者の所在位置に近い店舗の順に供給でき、特定の業種の店舗のクーポンを利用者に確実に取得させ、宣伝広告の効果を向上することのできるクーポン配信システムが記載されている。このクーポン配信システムは、来店時に使用可能な有効期限を限ったクーポンを配布する同業種毎に複数の店舗と店舗広告契約を締結し、利用者の端末機器からの店舗へのアクセスに応じて当該店舗の店舗広告情報を配信し、利用者の端末機器の所在位置と業種を特定して店舗へのアクセスを行ったときは利用者の端末機器の所在位置に近い店舗の順に店舗広告情報を配信し、アクセスした店舗のクーポンの取得を希望する利用者に店舗のクーポンを利用者の端末機器に配信するようにしている。
特開2002-288506号公報
しかしながら、特許文献1は、店舗側ではクーポンの利用実態(利用数)を把握できるが、クーポン配信システム側ではクーポンの利用実態(利用数)を把握しきれないという問題がある。例えば、クーポンは利用者の端末機器にクーポン番号及び/又はバーコードを画面表示することによって配信され、店舗側において、クーポン番号の打込入力及び/又はバーコードリーダの読取入力がされることによりクーポンの利用履歴データが残る。一方、利用者の端末機器にクーポン番号及び/又はバーコードを画面表示するだけのクーポン配信システム側では、クーポン配信数(画面表示数)は把握できるが、それに対するクーポンの利用実態(利用数)を把握しきれない(画面表示数≠クーポン利用数)。
店舗側からクーポン配信システム側にクーポンの利用実態(利用数)を報告するという取り決めを交わすことも可能であるが、取り決めの通りに報告がなされないおそれがある、取り決めの通りに報告がなされても信憑性に欠けるおそれがあることから、クーポン配信システム側が正しいクーポンの利用実態(利用数)を把握できないことが懸念される。
以上の技術課題は、特許文献1のようなクーポン配信システムに限定されず、例えば、スタンプラリー、複数店舗を束ねた月額定額制の割引サービス(サブスクリプション型のサービス)、複合施設内の回遊イベント等のユーザ端末の「特定態様利用」の全般に当てはまる。
そこで本開示は、ユーザ端末の特定態様利用を好適にサポートするとともに、ユーザ端末の特定態様利用にかかる情報の収集と活用を好適に行うことができる制御装置、制御方法及び制御プログラムを提供することを目的の1つとする。
本開示の一態様に係る制御装置は、ユーザ端末を用いた特定態様利用に関する能動的なアクションを受け付ける受付部と、前記受付部が前記能動的なアクションを受け付けた場合に、前記ユーザ端末を用いた前記特定態様利用にかかる情報を前記ユーザ端末から取得する取得部と、を有することを特徴とする。
本開示の一態様によれば、ユーザ端末の特定態様利用を好適にサポートするとともに、ユーザ端末の特定態様利用にかかる情報の収集と活用を好適に行うことができる制御装置、制御方法及び制御プログラムを提供することができる。
ユーザ端末を用いたクーポン利用の現状の一例を示す図である。 ユーザ端末を用いたクーポン利用の現状の技術課題の一例を示す図である。 一実施形態に係る制御装置の概略構成の一例を示す図である。 ユーザ端末の内部構成の一例を示す図である。 サーバ側装置の内部構成の一例を示す図である。 制御装置の動作の第1の態様を示す図である。 制御装置の動作の第2の態様を示す図である。 制御装置の動作の第3の態様を示す図である。 制御装置の動作の第4の態様を示す図である。 制御装置の動作の第5の態様を示す図である。 制御装置の動作の第6の態様を示す図である。 制御装置の動作の第7の態様を示す図である。 制御装置の動作の第8の態様を示す図である。 一実施形態に係るユーザ端末及びサーバ側装置の機能構成の一例を示す図である。 一実施形態に係るユーザ端末、サーバ側装置などのハードウェア構成の一例を示す図である。
以下、本開示の実施形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
図1A-図1Cは、ユーザ端末を用いたクーポン利用の現状の一例を示す図である。図1A-図1Cに示すように、ユーザ端末を用いたクーポン利用を行う場合、クーポン配信装置の制御の下、ユーザ端末のディスプレイにクーポン情報が表示される。クーポン情報は、ディスプレイの中央に位置する商品又はサービスの特典内容(例えば、ある商品又はサービスを購入する場合における料金の割引情報、ある商品又はサービスを購入する場合における追加オプション情報、ある商品又はサービスを購入する場合における蓄積ポイント情報など)を含む。また、クーポン情報は、店舗側におけるクーポン識別情報としてのクーポン番号及び/又はバーコードを含む。図1Aの店舗Xの例では、ディスプレイの右上に位置するクーポン番号(クーポン識別情報)が表示され、図1Bの店舗Yの例では、ディスプレイの中央下部に位置するバーコード(クーポン識別情報)が表示され、図1Cの店舗Zでは、ディスプレイの右上に位置するクーポン番号(クーポン識別情報)とディスプレイの中央下部に位置するバーコード(クーポン識別情報)が表示される。このように、店舗毎に異なる手法(クーポン番号単独、バーコード単独、クーポン番号とバーコードの組み合わせ)でクーポンを管理している。なお、同一の店舗に対して複数のクーポン配信装置からクーポンが発行される場合、クーポン配信装置毎に異なるクーポン番号及び/又はバーコードが設定されてもよい。
バーコードによるクーポン管理の場合、バーコードのソースマーキングとインストアマーキングを利用することができる。ソースマーキングは、製造元や発売元が商品の生産・包装の段階でJANコードを商品の包装や容器に印刷することをいう。スーパーなどに置いてある食品や日用品などのほとんどにJANコードがソースマーキングされている。商品にソースマーキングする場合、企業コードを登録申請する必要がある。インストアマーキングは、スーパーなどの特定の店内のみで使用する。例えば、スーパーの生鮮食料品(野菜や肉など)は、個々の重さによって値段が異なるため、そのスーパー独自のインストアマーキングが施されたラベルを貼り付けている。インストアマーキングされた商品(野菜や肉など)はその店内でしか販売しないため、メーカーコードを取得する必要もなく、データの構成を自由に設定することができる。また、価格を含めてバーコード化することができる。
図2A、図2Bは、ユーザ端末を用いたクーポン利用の現状の技術課題の一例を示す図である。図2Aに示すように、クーポン番号を利用する店舗Xでは、ユーザ端末のディスプレイに表示されたクーポン番号を店員に提示し、店員がクーポン番号のレジ打込入力を行う。この場合、店舗側のPOSレジではクーポン利用数を把握できるが、クーポンサービス事業者側では、ユーザ端末のディスプレイへのクーポン番号の画面表示数が把握できるだけで、クーポン利用数を把握することはできない。図2Bに示すように、バーコードを利用する店舗Yでは、ユーザ端末のディスプレイに表示されたバーコードを店員に提示し、店員がバーコードのリーダ読取入力を行う。この場合、店舗側のPOSレジではクーポン利用数を把握できるが、クーポンサービス事業者側では、ユーザ端末のディスプレイへのバーコードの画面表示数が把握できるだけで、クーポン利用数を把握することはできない。このように、クーポン番号、バーコードのいずれを使用する場合であっても、店舗側ではクーポンの利用実態(利用数)を把握できるが、クーポン配信システム(クーポンサービス事業者)側ではクーポンの利用実態(利用数)を把握しきれないという問題がある。
店舗側からクーポン配信システム(クーポンサービス事業者)側にクーポンの利用実態(利用数)を報告するという取り決めを交わすことも可能であるが、取り決めの通りに報告がなされないおそれがある、取り決めの通りに報告がなされても信憑性に欠けるおそれがあることから、クーポン配信システム(クーポンサービス事業者)側が正しいクーポンの利用実態(利用数)を把握できないことが懸念される。
本実施形態では、上記の問題点を重要な技術課題として捉えて、ユーザ端末の特定態様利用(例えばクーポンによる特典を受ける商品又はサービスの提供)を好適にサポートするとともに、ユーザ端末の特定態様利用にかかる情報の収集と活用を好適に行うための制御装置、制御方法及び制御プログラムを実現している。より具体的に、店舗などの施設に、ユーザ端末を用いた特定態様利用(例えばクーポンによる特典を受ける商品又はサービスの提供)に関する能動的なアクションを受け付ける受付部を設置し、当該受付部がユーザ端末を用いた特定態様利用に関する能動的なアクションを受け付けた場合に、ユーザ端末を用いた特定態様利用にかかる情報(例えばクーポン利用情報)が、ユーザ端末からクーポン配信システム(クーポンサービス事業者)側に送信されて、自動的に漏れなく取得される。
ここで、「特定態様利用」とは、上述したクーポンによる特典を受ける商品又はサービスの提供(例えば、ある商品又はサービスを購入する場合における料金の割引、ある商品又はサービスを購入する場合における追加オプション、ある商品又はサービスを購入する場合における蓄積ポイントなど)を含む。また、「特定態様利用」は、スタンプラリー、複数店舗を束ねた月額定額制の割引サービス(サブスクリプション型のサービス)、複合施設内の回遊イベント等を含む。
さらに、「特定態様利用」は、例えば、ユーザ端末を用いた特定のアプリケーションの利用にかかる費用がディスカウントされること、特定のアプリケーションの利用について何らかの特典が得られること等、ユーザにとって、「良い体験、お得な体験、達成感を得られる体験」などのポジティブ・前向きな体験を伴う特定のアプリケーションの利用を意味してもよい。その意味で、「特定態様利用」は「優待利用」と読み替えてもよい。優待利用の一例として、クーポンを利用したアプリケーションの利用が挙げられる。また、特定のアプリケーションは、当該特定のアプリケーション自体の他、当該特定のアプリケーションの前後のバージョンのアプリケーション、当該特定のアプリケーションと何らかの関係(関連)を持つアプリケーションを含み得る。
また、「ユーザ端末を用いた特定態様利用に関する能動的なアクション」とは、例えば、受付部としてのNFC(Near Field Communication)ステッカー、NFCタグ、NFCリーダにユーザ端末を近付けて近距離無線通信を行うことにより、ユーザ端末を用いた特定態様利用(例えばクーポン利用)を行うことの意思、及び/又は、ユーザ端末を用いた特定態様利用にかかる情報(例えばクーポン利用情報)を提供することの意思を表明することを意味する。しかし、「ユーザ端末を用いた特定態様利用に関する能動的なアクション」はこれに限定されず、ユーザ端末を所定位置で振動させるなどの他のアクションであってもよい。また、ユーザ端末を利用した近距離無線通信の方式はNFCに限定されず、その他の方式であってもよい。このように、「受付部」は、ユーザ端末を用いた特定態様利用(例えばクーポン利用)に関する能動的なアクションを受け付けるものであればよく、その具体的態様には自由度があり、種々の設計変更が可能である。
図3は、一実施形態に係る制御装置1の概略構成の一例を示す図である。「制御装置」は、「制御システム」と読み替えられてもよい(両者を同義としてもよい)。また、一実施形態に係る制御方法及び制御プログラムは、制御装置1に含まれるコンピュータ(CPU:Central Processing Unit)に各種の処理ステップを実行させることによって実現される。
図3に示すように、制御装置1は、ユーザ端末10と、NFCステッカー(受付部、NFCタグ)20と、サーバ側装置(クーポン管理装置)30と、ユーザ端末10とNFCステッカー20とサーバ側装置30を接続するネットワーク40とを有している。図3では、ユーザ端末10とサーバ側装置30を単一構成として簡略化して描いているが、これは作図の便宜上の理由によるものである。実際には、ハードウェア構成としても、ソフトウェア構成としても、ユーザ端末10とサーバ側装置30は、図3に描いたよりも複雑な構成を有している。詳細については後述するが、例えば、サーバ側装置30は、複数のサーバやデータベース等を含んで構成されていてもよい。また、図3では、NFCステッカー20を単一構成として描いているが、NFCステッカー20は、特定態様利用(クーポン利用)を提供する単一の施設に1つ又は複数設けられていてもよいし、特定態様利用(クーポン利用)を提供する複数の施設の各々に1つ又は複数設けられていてもよい。すなわち、NFCステッカー20の数や設置位置には自由度があり、種々の設計変更が可能である。
制御装置(制御システム)1は、ユーザ端末10とNFCステッカー20とサーバ側装置30を含んだ構成として捉えてもよいし、ユーザ端末10を含まずNFCステッカー20とサーバ側装置30だけを含んだ構成として捉えてもよい。つまり、制御装置1において、ユーザ端末10は必須の構成要件ではない。
ユーザ端末10は、例えば、携帯電話、スマートフォン、タブレット型端末などの携帯端末(移動通信端末)である。つまり、本明細書におけるユーザ端末10は、サーバ側装置30との間で各種の通信を行うことができる通信デバイスである。ユーザ端末10は、例えば、有線及び/又は無線(例えば、Long Term Evolution(LTE)、5th Generation New Radio(5G NR)、Wi-Fi(登録商標)など)を介して、ネットワーク(インターネットなど)と通信してもよい。ユーザ端末10は、ユーザの操作により、ブラウザ及びその他の各種のアプリケーションを実行する。
図4は、ユーザ端末10の内部構成の一例を示す図である。ユーザ端末10は、無線通信部11と、NFC通信部12と、クーポン受取部13と、ユーザ情報保持部14と、クーポン利用情報保持部15と、情報合成部16とを有している。
無線通信部11は、ネットワーク40を介してサーバ側装置30との間で無線通信することで、各種の情報や信号のやりとりを行う。NFC通信部12は、NFCステッカー20との間で近距離無線通信を実行することで、各種の情報や信号のやりとりを行う。クーポン受取部13は、サーバ側装置30が発行した使用前クーポンを受け取る。ユーザ情報保持部14は、ユーザ及びユーザ端末の情報(例えば、ユーザの住所、性別、年齢及び自動車車種、並びに、ユーザ端末10の識別情報(ID、ADID)等)を保持している。クーポン利用情報保持部15は、ユーザ端末10を用いた特定態様利用にかかる情報、ここではクーポン受取部13が受け取ったクーポンの利用情報を保持する。情報合成部16は、ユーザ情報保持部14が保持するユーザ及びユーザ端末の情報と、クーポン利用情報保持部15が保持するユーザ端末10を用いた特定態様利用にかかる情報(クーポン利用情報)とを合成する。情報合成部16による合成情報は、例えば、施設(店舗)毎に、ユーザ端末10を用いた特定態様利用にかかる情報(クーポン利用情報)と、ユーザ及びユーザ端末10にかかる情報とを含むユーザ分析レポートであってもよい。クーポン利用情報保持部15が保持するユーザ端末10を用いた特定態様利用にかかる情報(クーポン利用情報)、及び、情報合成部16による合成情報(例えばユーザ分析レポート)は、無線通信部11を介して、サーバ側装置30に送信される。
NFCステッカー20は、ユーザ端末10のNFC通信部12との間で近距離無線通信を実行することで、各種の情報や信号のやりとりを行う。より具体的に、NFCステッカー20は、ユーザ端末10のNFC通信部12との間で近距離無線通信を実行することで、ユーザ端末10を用いた特定態様利用(例えばクーポンによる特典を受ける商品又はサービスの提供)に関する能動的なアクションを受け付ける。さらに、NFCステッカー20は、ユーザ端末10のNFC通信部12との間で近距離無線通信を実行したときに、ユーザ端末10を用いた特定態様利用にかかる情報(クーポン利用情報)をクーポン利用情報保持部15に保持させ、ユーザ及びユーザ端末10にかかる情報との合成情報(ユーザ分析レポート)を情報合成部16に生成させ、且つ、これらの情報を無線通信部11からサーバ側装置30に無線送信する旨の指示信号を伝送してもよい。
NFCステッカー20は、特定態様利用(例えばクーポン利用)を提供する施設毎に設置されてもよい。また、NFCステッカー20は、特定態様利用(例えばクーポン利用)を提供する単一の施設に1つ又は複数設けられていてもよいし、特定態様利用(例えばクーポン利用)を提供する複数の施設の各々に1つ又は複数設けられていてもよい。また、NFCステッカー20は、無人対応のNFCステッカーと有人対応のNFCステッカーの一方又は双方を含んでいてもよい。また、NFCステッカー20として、特定態様利用(例えばクーポン利用)を提供する複数の施設毎に設置されるとともに、異なる設定登録をした複数のNFCステッカーを用いてもよい。
サーバ側装置30は、ユーザ端末10との間で各種の通信を行うことができる通信デバイスであればよく、デバイス、回路などで読み替えられてもよい。とりわけ、サーバ側装置30は、ユーザ端末10を用いた特定態様利用にかかる情報(例えばクーポン利用情報)の収集と活用を制御するべく、ユーザ端末10との間で各種の通信を行う。
図5は、サーバ側装置30の内部構成の一例を示す図である。サーバ側装置30は、無線通信部31と、クーポン発行部32と、受付前許諾部33と、特定態様利用情報取得部(クーポン利用情報取得部)34とを有している。
無線通信部31は、ネットワーク40を介してユーザ端末10の無線通信部11との間で無線通信することで、各種の情報や信号のやりとりを行う。クーポン発行部32は、使用前クーポンを発行して、当該使用前クーポンをユーザ端末10のクーポン受取部13に送信する。
受付前許諾部33は、ユーザ端末10を用いた特定態様利用にかかる情報(例えばクーポン利用情報)をマーケティングに活用することを許諾するか否かをユーザに問い合わせ、ユーザの許諾が得られた場合に、ユーザ端末10を用いた特定態様利用(例えばクーポン利用)を可能とする。
特定態様利用情報取得部34は、NFCステッカー20が能動的なアクションを受け付けた場合(ユーザ端末10とNFCステッカー20が近距離無線通信した場合)に、ユーザ端末10を用いた特定態様利用にかかる情報(例えばクーポン利用情報保持部15が保持するクーポン利用情報)を取得する。
特定態様利用情報取得部34は、ユーザ端末10を用いた特定態様利用にかかる情報(例えばクーポン利用情報保持部15が保持するクーポン利用情報)に加えて、ユーザの住所、性別、年齢及び自動車車種、並びに、ユーザ端末10の識別情報の少なくとも1つ(例えばユーザ情報保持部14が保持するユーザ情報)を取得する。例えば、特定態様利用情報取得部34は、ユーザ端末10の情報合成部16が合成した、施設(店舗)毎に、ユーザ端末10を用いた特定態様利用にかかる情報(クーポン利用情報)と、ユーザ及びユーザ端末10にかかる情報(ユーザ情報)とを含むユーザ分析レポートを取得する。
図6は、制御装置1の動作の第1の態様を示す図である。図6はバーコードを利用する店舗を例示している。まず、ユーザ端末10のディスプレイに、ドリンク無料のクーポンと、当該クーポンに対応するバーコードとが表示される。また、<ご使用方法>として、「レジ店員に本画面をご提示の上、提示されたNFCステッカーにスマホをタッチして下さい。」とのメッセージがユーザ端末10のディスプレイに表示される。次いで、ユーザがレジ店員にクーポン利用の意思表示を行い、レジ店員の了承を得た上で、レジ設置NFC(受付部)20にユーザ端末10を近付けて近距離無線通信を行う(NFCステッカー提示)。すると、ユーザ端末10からサーバ側装置30に、ユーザ端末10を用いた特定態様利用にかかる情報(例えばクーポン利用情報)が送信され、サーバ側装置30の特定態様利用情報取得部34が当該情報を取得する。また、ユーザ端末10の側のサーバ(スマホ側サーバ)を介してクーポン利用のステータスが使用済みに変更される。そして、ユーザ端末10のディスプレイに表示されたバーコードを店員に提示し、店員がバーコードのリーダ読取入力を行うことで、店舗側のPOSレジでも、ユーザ端末10を用いた特定態様利用にかかる情報(例えばクーポン利用情報)を把握することができる。このようにして、クーポンサービス事業者側と店舗側の双方で、自動的かつ漏れなく確実に、ユーザ端末10を用いた特定態様利用にかかる情報(クーポン利用情報、クーポン利用数)を把握することができる。
図7は、制御装置1の動作の第2の態様を示す図である。図7はクーポン番号を利用する店舗を例示している。まず、ユーザ端末10のディスプレイに、ドリンク無料のクーポンと、当該クーポンに対応するクーポン番号とが表示される。また、<ご使用方法>として、「レジ店員に本画面をご提示の上、提示されたNFCステッカーにスマホをタッチして下さい。」とのメッセージがユーザ端末10のディスプレイに表示される。次いで、ユーザがレジ店員にクーポン利用の意思表示を行い、レジ店員の了承を得た上で、レジ設置NFC(受付部)20にユーザ端末10を近付けて近距離無線通信を行う(NFCステッカー提示)。すると、ユーザ端末10からサーバ側装置30に、ユーザ端末10を用いた特定態様利用にかかる情報(例えばクーポン利用情報)が送信され、サーバ側装置30の特定態様利用情報取得部34が当該情報を取得する。また、ユーザ端末10の側のサーバ(スマホ側サーバ)を介してクーポン利用のステータスが使用済みに変更される。そして、ユーザ端末10のディスプレイに表示されたクーポン番号を店員に提示し、店員がクーポン番号のレジ打込入力を行うことで、店舗側のPOSレジでも、ユーザ端末10を用いた特定態様利用にかかる情報(例えばクーポン利用情報)を把握することができる。このようにして、クーポンサービス事業者側と店舗側の双方で、自動的かつ漏れなく確実に、ユーザ端末10を用いた特定態様利用にかかる情報(クーポン利用情報、クーポン利用数)を把握することができる。
図8は、制御装置1の動作の第3の態様を示す図である。図8では、ユーザ端末10の側の事前取得情報(ここでは、ユーザの住所、性別、年齢及び自動車車種、並びに、ユーザ端末10の識別情報(スマホ端末ID(ADID)))と、ユーザ端末10の特定態様利用にかかる情報(ここでは、ハンバーガーA社、牛丼B社、ドラッグストアC社のクーポン利用取得情報)とを掛け合わせして、各施設(各店舗)のクーポン利用者のユーザ分析レポートを生成可能としている。図8の例では、ユーザ端末10の側の事前取得情報(ユーザ側情報)とユーザ端末10の特定態様利用にかかる情報(クーポン利用情報)がスマホ側サーバで集約されて、サーバ側装置30の特定態様利用情報取得部34で取得される。ユーザ分析レポートによれば、施設(店舗)毎のユーザの属性や傾向を網羅的に把握することができる。例えば、ユーザ分析レポートの対象となっているユーザが、新たに美術館でクーポン利用(ここでは10%OFFクーポン)を行った場合、その美術館のユーザは、50代男性が多い、ドラッグストア利用者が多いといった属性や傾向が得られる。
このようにして、サーバ側装置30の特定態様利用情報取得部34は、ユーザ端末10を用いた特定態様利用(例えばクーポン利用)にかかる情報に加えて、ユーザの住所、性別、年齢及び自動車車種、並びに、ユーザ端末10の識別情報の少なくとも1つをユーザ端末10から取得してもよい。また、NFCステッカー20は、特定態様利用(例えばクーポン利用)を提供する施設毎(例えば、ハンバーガーA社、牛丼B社、ドラッグストアC社、美術館など)に設置され、サーバ側装置30の特定態様利用情報取得部34は、施設毎に、ユーザ端末10を用いた特定態様利用(例えばクーポン利用)にかかる情報と、ユーザ又はユーザ端末10にかかる情報(属性情報や傾向情報)とを含むユーザ分析レポートをユーザ端末10から取得してもよい。ユーザ又はユーザ端末10にかかる情報(属性情報や傾向情報)をユーザ端末10からサーバ側装置30に送信することで、当該情報を店舗側に把握されることがなく、個人情報保護の観点からも有用である。なお、ユーザ又はユーザ端末10にかかる情報(属性情報や傾向情報)は、ここで例示したものに限定されず、その他の各種の情報を利用することができる。
図9は、制御装置1の動作の第4の態様を示す図である。まず、ユーザ端末10のディスプレイに、「クーポン使用データをマーケティング活用させて頂くことでクーポンをご提供致します。」とのメッセージを表示し、「許諾する」と「許諾しない」のいずれかをユーザに選択させる。「許諾しない」が選択された場合はクーポン利用を認めずに処理を終了する。「許諾する」が選択された場合(許諾1回目)は、ユーザ端末10のディスプレイに、ドリンク無料のクーポンと、当該クーポンに対応するクーポン番号とが表示される。また、<ご使用方法>として、「レジ店員に本画面をご提示の上、提示されたNFCステッカーにスマホをタッチして下さい。」とのメッセージがユーザ端末10のディスプレイに表示される。次いで、ユーザがレジ店員にクーポン利用の意思表示を行い、レジ店員の了承を得た上で、レジ設置NFC(受付部)20にユーザ端末10を近付けて近距離無線通信を行う(NFCステッカー提示)(許諾2回目)。すると、ユーザ端末10からサーバ側装置30に、ユーザ端末10を用いた特定態様利用にかかる情報(例えばクーポン利用情報)が送信され、サーバ側装置30の特定態様利用情報取得部34が当該情報を取得する。また、ユーザ端末10の側のサーバ(スマホ側サーバ)を介してクーポン利用のステータスが使用済みに変更される。
このように、サーバ側装置30の受付前許諾部33は、ユーザ端末10を用いた特定態様利用にかかる情報(クーポン利用情報)をマーケティングに活用することを許諾するか否かをユーザに問い合わせ、ユーザの許諾が得られた場合に、ユーザ端末10を用いた特定態様利用(クーポン利用)を可能とする。個人情報関連の規制が変わりやすく「ユーザ許諾」の方法が模索される昨今において、ユーザ端末10を用いた特定態様利用にかかる情報(クーポン利用情報)をマーケティングに活用することの1回目の許諾(受付前許諾、事前許諾)を得た上で、ユーザ自らの自発的な意思でNFCステッカー提示(NFC TOUCH)することを2回目の許諾意思確認として活用することで、クーポン使用データのマーケティング活用の「ユーザ許諾」方法の発展的な活用が可能になる。
図10は、制御装置1の動作の第5の態様を示す図である。図10では、無人対応の受付部(NFCステッカー)と有人対応の受付部(NFCステッカー)の組み合わせによる発展的な活用を図っている。より具体的に、ユーザの回遊などの管理が不要なパートでは無人対応の受付部(NFCステッカー)を配置し、特典の授受などの不正利用防止が必要なパートではレジ店員等の有人対応の受付部(NFCステッカー)を配置することで、セキュリティの高い運用を実現している。図10の例では、ユーザの回遊領域に4つの無人対応の受付部(NFCステッカー)を設置して、4つの無人対応の受付部(NFCステッカー)の各々において特定態様利用(スタンプ取得)を行い、4つのスタンプを集めるとクーポンに引き換えられるようになっている。一方、引き換えたクーポンを有人対応の受付部(NFCステッカー)に持って行き、NFCタッチに基づく特定態様利用(クーポン利用)することで、商品又はサービスに関する特典(ここではドリンク無料)を利用することができる。
図11は、制御装置1の動作の第6の態様を示す図である。図11では、複数の異なる店舗を束ねた月額定額制の割引サービス(サブスクリプション型のサービス)への発展的な活用を図っている。より具体的に、各参加店舗A-Gに「異なる設定登録をした受付部(NFCステッカー)」を配布して、特定態様利用(クーポン利用)に関する正しい使用回数と使用店舗をサービス事業者側が把握できるようになっている。図11の例では、有料会員の利用するアプリで対象条件の店舗A-Gに来店すると、ワンコインランチのサブスクサービスが月4回まで500円で利用できる。また、店舗A-Gにて月4回の利用を行うと、スタンプが4つ集まり、クーポンに引き換えられるようになっている。さらに、引き換えたクーポンを有人対応の受付部(NFCステッカー)に持って行き、NFCタッチに基づく特定態様利用(クーポン利用)することで、商品又はサービスに関する特典(ここでは500円のワンコインランチが無料)を利用することができる。このように、NFCステッカー(受付部)20は、特定態様利用(例えばサブスクリプション型のサービス)を提供する複数の施設(例えば店舗A-G)毎に設置されるとともに、異なる設定登録をした複数のNFCステッカー(受付部)を有していてもよい。
図12は、制御装置1の動作の第7の態様を示す図である。図12では、百貨店・ショッピングモール・住宅展示場などの複合施設内に複数テナントが入居した施設で複数テナントの回遊を促すような場合に、「正しい施設来場回数」と「来場店舗」をサービス事業者側が把握することを可能としている。また、サービス事業者側が持つプロフィール情報と突き合わせた来場者の事後分析が可能になる。図12の例では、施設(住宅)A-Eを含む複合施設(住宅展示場)が描かれており、当該複合施設に、ユーザ端末10のアプリに個人情報を事前登録したユーザが来場する。施設A-Eには、それぞれ、同一又は異なる設定登録をした受付部(NFCステッカー)が設置されている。ユーザ端末10のディスプレイには、「4件内覧で〇〇プレゼント」という、施設(住宅)A-Eの内覧を促すためのメッセージが表示されるとともに、<ご使用方法>として、「各ブースにて本画面をご提示の上、提供されたNFCステッカーにスマホをタッチして下さい」とのメッセージが表示される。ユーザが施設(住宅)Eの内覧に訪れて、施設(住宅)Eに設置された受付部(NFCステッカー)とユーザ端末10の近距離無線通信(スマホTOUCH)を実行すると、サービス事業者側は、施設(住宅)Eの来場を、事前に施設情報を設定した近距離無線通信(NFC接触)から把握することができる。また当該スマホTOUCHにより、ユーザ端末10のディスプレイにおいて、施設(住宅)Eが内覧済みにステータス変更される。加えてハウスメーカー側は、ハウスメーカーサーバを通じて、施設(住宅)内を顧客情報入力で把握可能であり、さらに、サービス事業者側が持つプロフィール情報と統合して来場者分析を行うことが可能になる。
図13は、制御装置1の動作の第8の態様を示す図である。図13では、例えば、展示会イベントのブース来場・プレセントの把握への発展的な活用を図っている。図13では、展示会イベントのブース来場時に、来場者が各ブースでNFCステッカーにタッチ(ユーザ端末10との近距離無線通信)することで、ユーザのブース来場を把握することができる。さらに、ブース参加企業は、事後的にサービス事業者から来場者情報を受け取ることで、施設来場情報を顧客情報入力なしで対応でき、オペレーションの軽減を図ることができる。図13の例では、ブースA-Dを含む展示会イベントが描かれており、当該展示会イベントに、ユーザ端末10のアプリに個人情報を事前登録したユーザが来場する。ブースA-Dには、それぞれ、同一又は異なる設定登録をした受付部(NFCステッカー)が設置されている。ユーザ端末10のディスプレイには、「各展示場でプレゼントがもらえます」という、ブースA-Dへの来訪を促すためのメッセージが表示されるとともに、<ご使用方法>として、「各ブースにて本画面をご提示の上、提供されたNFCステッカーにスマホをタッチして下さい」とのメッセージが表示される。ユーザがブースDに来訪して、ブースDに設置された受付部(NFCステッカー)とユーザ端末10の近距離無線通信(スマホTOUCH)を実行すると、サービス事業者側は、ブースDの来場を、事前に施設情報を設定した近距離無線通信(NFC接触)から把握することができる。また、当該スマホTOUCHにより、ユーザ端末10のディスプレイにおいて、ブースDが来訪済みにステータス変更される。さらに、ブース参加企業(ブース出展事業者)は、事後的にサービス事業者から来場者情報を受け取ることで、施設来場情報を顧客情報入力なしで対応でき、オペレーションの軽減を図ることができる。
図14は、一実施形態に係るユーザ端末10及びサーバ側装置30の機能構成の一例を示す図である。図14に示すように、ユーザ端末10及びサーバ側装置30は、制御部110と、記憶部120と、通信部130と、入力部140と、出力部150と、を有する。なお、図14では、ユーザ端末10及びサーバ側装置30の機能ブロックの一例を示しており、図14に描いていない他の機能ブロックを有していてもよい。また、一部の機能ブロックを含まない構成としてもよい。
制御部110は、ユーザ端末10及び/又はサーバ側装置30の制御を実施する。制御部110は、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるコントローラ、制御回路又は制御装置により構成することができる。
記憶部120は、ユーザ端末10及び/又はサーバ側装置30で利用する情報を記憶する。記憶部120は、例えば、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるメモリ、ストレージ、記憶装置などにより構成することができる。
通信部130は、ユーザ端末10及び/又はサーバ側装置30の通信(例えば両者の相互通信)を行う。通信部130は、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるトランスミッター/レシーバー、送受信回路又は送受信装置により構成することができる。なお、通信部130は、送信部及び受信部から構成されてもよい。
入力部140は、ユーザ端末10及び/又はサーバ側装置30における入力を受け付ける。また、入力部140は、所定の機器、記憶媒体などと接続され、データの入力を受け付けてもよい。入力部140は、入力結果を例えば制御部110に出力してもよい。入力部140は、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるキーボード、マウス、ボタンなどの入力装置、入出力端子、入出力回路などにより構成することができる。また、入力部140は、表示部と一体となった構成(例えば、タッチパネル)としてもよい。
出力部150は、ユーザ端末10及び/又はサーバ側装置30における出力を行う。例えば、出力部150は、画像を表示する表示部、音声を出力する音声出力部などを含んで構成されてもよい。表示部は、例えば、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるディスプレイ、モニタなどの表示装置により構成することができる。また、音声出力部は、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるスピーカーなどの出力装置により構成することができる。
なお、上記実施形態の説明に用いたブロック図は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及び/又はソフトウェアの任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現手段は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的に結合した1つの装置により実現されてもよいし、物理的に分離した2つ以上の装置を有線又は無線によって接続し、これら複数の装置により実現されてもよい。
例えば、本開示の一実施形態における装置(ユーザ端末10、サーバ側装置30など)は、本開示の制御方法の処理を行うコンピュータとして機能してもよい。図15は、一実施形態に係るユーザ端末10、サーバ側装置30などのハードウェア構成の一例を示す図である。上述のユーザ端末10、サーバ側装置30などは、物理的には、プロセッサ1001、メモリ1002、ストレージ1003、通信装置1004、入力装置1005、出力装置1006、バス1007などを含むコンピュータ装置として構成されてもよい。
なお、本開示において、装置、回路、デバイス、ユニット、サーバなどは、互いに読み替えることができる。ユーザ端末10、サーバ側装置30などのハードウェア構成は、図に示した各装置を1つ又は複数含むように構成されてもよいし、一部の装置を含まずに構成されてもよい。
例えば、プロセッサ1001は1つだけ図示されているが、複数のプロセッサがあってもよい。また、処理は、1のプロセッサによって実行されてもよいし、処理が同時に、逐次に、又はその他の手法を用いて、2以上のプロセッサによって実行されてもよい。なお、プロセッサ1001は、1以上のチップによって実装されてもよい。
ユーザ端末10、サーバ側装置30などにおける各機能は、プロセッサ1001、メモリ1002などのハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることによって、プロセッサ1001が演算を行い、通信装置1004による通信、メモリ1002及びストレージ1003におけるデータの読み出し及び/又は書き込みなどを制御することによって実現される。
プロセッサ1001は、例えば、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する。プロセッサ1001は、周辺装置とのインターフェース、制御装置、演算装置、レジスタなどを含む中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)によって構成されてもよい。なお、上述の制御部110などの各部は、プロセッサ1001によって実現されてもよい。
また、プロセッサ1001は、プログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュール、データなどを、ストレージ1003及び通信装置1004の少なくとも一方からメモリ1002に読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。プログラムとしては、上述の実施形態において説明した動作の少なくとも一部をコンピュータに実行させるプログラムが用いられる。例えば、制御部110は、メモリ1002に格納され、プロセッサ1001において動作する制御プログラムによって実現されてもよく、他の機能ブロックについても同様に実現されてもよい。
メモリ1002は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically EPROM)、RAM(Random Access Memory)、その他の適切な記憶媒体の少なくとも1つによって構成されてもよい。メモリ1002は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ(主記憶装置)などと呼ばれてもよい。メモリ1002は、一実施形態に係る方法を実施するために実行可能なプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールなどを保存することができる。
ストレージ1003は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、フレキシブルディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスク(CD-ROM(Compact Disc ROM)など)、デジタル多用途ディスク、Blu-ray(登録商標)ディスク)、リムーバブルディスク、ハードディスクドライブ、スマートカード、フラッシュメモリデバイス(例えば、カード、スティック、キードライブ)、磁気ストライプ、データベース、サーバ、その他の適切な記憶媒体の少なくとも1つによって構成されてもよい。ストレージ1003は、補助記憶装置と呼ばれてもよい。なお、上述の記憶部120は、メモリ1002及び/又はストレージ1003によって実現されてもよい。
通信装置1004は、有線ネットワーク及び無線ネットワークの少なくとも一方を介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であり、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュールなどともいう。通信装置1004は、SIMカードを含んでもよい。なお、上述の通信部130は、通信装置1004によって実現されてもよい。
入力装置1005は、外部からの入力を受け付ける入力デバイス(例えば、キーボード、マウスなど)である。出力装置1006は、外部への出力を実施する出力デバイス(例えば、ディスプレイ、スピーカーなど)である。なお、入力装置1005及び出力装置1006は、一体となった構成(例えば、タッチパネル)であってもよい。なお、上述の入力部140及び出力部150は、それぞれ入力装置1005及び出力装置1006によって実現されてもよい。
また、プロセッサ1001、メモリ1002などの各装置は、情報を通信するためのバス1008によって接続される。バス1007は、単一のバスによって構成されてもよいし、装置間で異なるバスで構成されてもよい。
また、ユーザ端末10、サーバ側装置30などは、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードウェアを含んで構成されてもよく、当該ハードウェアにより、各機能ブロックの一部又は全てが実現されてもよい。例えば、プロセッサ1001は、これらのハードウェアの少なくとも1つで実装されてもよい。
(変形例)
なお、本開示において説明した用語及び/又は本開示の理解に必要な用語については、同一の又は類似する意味を有する用語と置き換えてもよい。
本開示において説明した情報、パラメータなどは、絶対値を用いて表されてもよいし、所定の値からの相対値を用いて表されてもよいし、対応する別の情報を用いて表されてもよい。また、本開示においてパラメータなどに使用する名称は、いかなる点においても限定的なものではない。
本開示において説明した情報、信号などは、様々な異なる技術のいずれかを使用して表されてもよい。例えば、上記の説明全体に渡って言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、チップなどは、電圧、電流、電磁波、磁界若しくは磁性粒子、光場若しくは光子、又はこれらの任意の組み合わせによって表されてもよい。
情報、信号などは、複数のネットワークノードを介して入出力されてもよい。入出力された情報、信号などは、特定の場所(例えば、メモリ)に保存されてもよいし、テーブルを用いて管理してもよい。入出力される情報、信号などは、上書き、更新又は追記をされ得る。出力された情報、信号などは、削除されてもよい。入力された情報、信号などは、他の装置へ送信されてもよい。
また、所定の情報の通知(例えば、「Xであること」の通知)は、明示的な通知に限られず、暗示的に(例えば、当該所定の情報の通知を行わないことによって又は別の情報の通知によって)行われてもよい。
ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、他の名称で呼ばれるかを問わず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、手順、機能などを意味するよう広く解釈されるべきである。
また、ソフトウェア、命令、情報などは、伝送媒体及び信号波形の少なくとも1つを介して送受信されてもよい。例えば、ソフトウェアが、有線技術(同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL:Digital Subscriber Line)など)及び無線技術(赤外線、マイクロ波など)の少なくとも一方を使用してウェブサイト、サーバ、又は他のリモートソースから送信される場合、これらの有線技術及び無線技術の少なくとも一方は、伝送媒体の定義内に含まれる。
本開示において使用する「システム」及び「ネットワーク」という用語は、互換的に使用され得る。
本開示において説明した各態様/実施形態は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよいし、実行に伴って切り替えて用いてもよい。また、本開示において説明した各態様/実施形態の処理手順、シーケンス、フローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本開示において説明した方法については、例示的な順序を用いて様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
本開示において使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
本開示において使用する「第1の」、「第2の」などの呼称を使用した要素へのいかなる参照も、それらの要素の量又は順序を全般的に限定しない。これらの呼称は、2つ以上の要素間を区別する便利な方法として本開示において使用され得る。したがって、第1及び第2の要素の参照は、2つの要素のみが採用され得ること又は何らかの形で第1の要素が第2の要素に先行しなければならないことを意味しない。
本開示において、「含む(include)」、「含んでいる(including)」及びこれらの変形が使用されている場合、これらの用語は、用語「備える(comprising)」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本開示において使用されている用語「又は(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
本開示において、例えば、英語でのa, an及びtheのように、翻訳によって冠詞が追加された場合、本開示は、これらの冠詞の後に続く名詞が複数形であることを含んでもよい。
以上、本開示に係る発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本開示に係る発明が本開示中に説明した実施形態に限定されないということは明らかである。本開示に係る発明は、特許請求の範囲の記載に基づいて定まる発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本開示の記載は、例示説明を目的とし、本開示に係る発明に対して何ら制限的な意味をもたらさない。
1 制御装置(制御システム)
10 ユーザ端末
11 無線通信部
12 NFC通信部
13 クーポン受取部
14 ユーザ情報保持部
15 クーポン利用情報保持部
16 情報合成部
20 NFCステッカー(受付部、NFCタグ)
30 サーバ側装置(クーポン管理装置)
31 無線通信部
32 クーポン発行部
33 受付前許諾部
34 特定態様利用情報取得部(クーポン利用情報取得部)
40 ネットワーク

Claims (10)

  1. ユーザ端末を用いた特定態様利用に関する能動的なアクションを受け付ける受付部と、
    前記受付部が前記能動的なアクションを受け付けた場合に、前記ユーザ端末を用いた前記特定態様利用にかかる情報を前記ユーザ端末から取得する取得部と、
    を有することを特徴とする制御装置。
  2. 前記取得部は、前記ユーザ端末を用いた前記特定態様利用にかかる情報に加えて、ユーザの住所、性別、年齢及び自動車車種、並びに、前記ユーザ端末の識別情報の少なくとも1つを前記ユーザ端末から取得する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記受付部は、前記特定態様利用を提供する施設毎に設置され、
    前記取得部は、前記施設毎に、前記ユーザ端末を用いた前記特定態様利用にかかる情報と、ユーザ又は前記ユーザ端末にかかる情報とを含むユーザ分析レポートを前記ユーザ端末から取得する、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の制御装置。
  4. 前記ユーザ端末を用いた前記特定態様利用にかかる情報をマーケティングに活用することを許諾するか否かをユーザに問い合わせ、ユーザの許諾が得られた場合に、前記ユーザ端末を用いた前記特定態様利用を可能とする受付前許諾部をさらに有する、
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の制御装置。
  5. 前記受付部は、無人対応の受付部と、有人対応の受付部とを含む、
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の制御装置。
  6. 前記受付部は、前記特定態様利用を提供する複数の施設毎に設置されるとともに、異なる設定登録をした複数の受付部を有する、
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の制御装置。
  7. 前記特定態様利用は、クーポンによる特典を受ける商品又はサービスの提供を含む、
    ことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の制御装置。
  8. 前記受付部は、近距離無線通信部からなり、前記ユーザ端末との間の近距離無線通信により、前記ユーザ端末を用いた前記特定態様利用に関する前記能動的なアクションを受け付ける、
    ことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれかに記載の制御装置。
  9. ユーザ端末を用いた特定態様利用に関する能動的なアクションを受け付けるステップと、
    前記能動的なアクションを受け付けた場合に、前記ユーザ端末を用いた前記特定態様利用にかかる情報を前記ユーザ端末から取得するステップと、
    を有することを特徴とする制御方法。
  10. ユーザ端末を用いた特定態様利用に関する能動的なアクションを受け付けるステップと、
    前記能動的なアクションを受け付けた場合に、前記ユーザ端末を用いた前記特定態様利用にかかる情報を前記ユーザ端末から取得するステップと、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする制御プログラム。
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