JP2023049687A - プログラム、情報処理装置、及び情報処理方法 - Google Patents

プログラム、情報処理装置、及び情報処理方法 Download PDF

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Abstract

Figure 2023049687000001
【課題】対面による本人確認を円滑に行うことを可能とするプログラム、情報処理装置、及び情報処理方法を提供する。
【解決手段】本人確認管理装置101は、確認対象者の本人確認を依頼する依頼者から、本人確認において確認される確認情報を含む確認依頼情報を取得する依頼取得部303と、本人確認を実行し得る者として記憶部301に記憶されている少なくとも1つの実行者候補のうち、確認依頼情報に基づいて選択された、本人確認を実行する確認実行者に、確認情報を送信する確認情報送信部306と、確認情報に基づいて確認実行者により実行された本人確認の結果を示す結果情報を、確認実行者から取得する結果情報取得部307と、結果情報を依頼者に送信する結果情報送信部308と、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、プログラム、情報処理装置、及び情報処理方法に関する。
あるサービス提供者からユーザがサービスの提供を受けようとする場合に、本人確認が必要なことがある。例えば、銀行などの金融機関にて口座開設を行う場合や、クレジットカード会社からクレジットカードの発行を受ける場合である。また、本人確認は、会員制のサービスへの申込等においても行われることがある。
サービスへの申込がインターネットを利用して行われる場合、本人確認もインターネットを利用して行われることがある。本人確認は、例えば、電子的な仕組みであるeKYC(electronic Know Your Customer)を用いて行われる。特許文献1には、eKYCに関して、身分証明書の画像とユーザの画像を利用して本人確認を行うための認証システムが開示されている。
特開2020-95652号公報
特許文献1に記載のようなeKYCにおける本人確認手法は、確認する者と確認される者とが非対面の状態で行われる本人確認となる。インターネットを利用した非対面の本人確認は電子情報を用いた非対面での本人確認であるため、確認結果への信頼性を担保することが難しい。そのため、eKYCによる手法が存在する中でも、対面による本人確認のニーズが存在する。対面による本人確認をサービス提供者が直接実行しようとすることは人員面や運用面での負担が大きく、対面による本人確認を行う事業者が代行することがある。本人確認を行う事業者は複数存在することがあり、サービス提供者はどの事業者に依頼するかを選択する必要がある。そのような場合に、サービス提供者による対面による本人確認を円滑に行う必要がある。
そこで、本発明は、対面による本人確認を円滑に行うことを可能とするプログラム、情報処理装置、及び情報処理方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係るプログラムは、コンピュータに、確認対象者の本人確認を依頼する依頼者から、本人確認において確認される確認情報を含む確認依頼情報を取得する依頼取得処理と、本人確認を実行し得る者として記憶部に記憶されている少なくとも1つの確認事業者のうち、確認依頼情報に基づいて選択された確認事業者である選択事業者に、確認情報を送信する確認情報送信処理と、確認情報に基づいて確認実行者により実行された本人確認の結果を示す結果情報を、確認実行者から取得する結果情報取得処理と、結果情報を依頼者に送信する結果情報送信処理と、を実行させる。
本発明の一態様に係る情報処理装置は、確認対象者の本人確認を依頼する依頼者から、本人確認において確認される確認情報を含む確認依頼情報を取得する依頼取得部と、本人確認を実行し得る者として記憶部に記憶されている少なくとも1つの確認事業者のうち、確認依頼情報に基づいて選択された確認事業者である選択事業者に、確認情報を送信する確認情報送信部と、確認情報に基づいて選択事業者により実行された本人確認の結果を示す結果情報を、選択事業者から取得する結果情報取得部と、結果情報を依頼者に送信する結果情報送信部と、を備える。
本発明の一態様に係る情報処理方法は、コンピュータが、確認対象者の本人確認を依頼する依頼者から、本人確認において確認される確認情報を含む確認依頼情報を取得することと、本人確認を実行し得る者として記憶部に記憶されている少なくとも1つの確認事業者のうち、確認依頼情報に基づいて選択された確認事業者である選択事業者に、確認情報を送信することと、確認情報に基づいて選択事業者により実行された本人確認の結果を示す結果情報を、選択事業者から取得することと、結果情報を依頼者に送信することと、を含む。
本発明によれば、対面による本人確認を円滑に行うことを可能とするプログラム、情報処理装置、及び情報処理方法を提供することができる。
本実施形態に係る本人確認管理システムの概略を示す図である。 本実施形態に係る本人確認管理システムにおける本人確認の手順を説明する図である。 本実施形態に係る本人確認管理装置の構成を示すブロック図である。 本実施形態に係る依頼者データベース(DB)に記憶される情報の一例である。 本実施形態に係る確認事業者DBに記憶される情報の一例である。 本実施形態に係る確認履歴DBに記憶される情報の一例である。 本実施形態に係る本人確認管理システムの処理を説明する図である。 本実施形態に係る確認依頼情報の一例である。 本実施形態に係る確認事業者選択画面の一例である。 本実施形態に係る確認支援画面の一例である。 本実施形態に係る履歴情報の送信処理を説明する図である。 本実施形態に係る確認依頼情報の他の一例である。 本実施形態に係る履歴選択画面の他の一例である。 本実施形態に係る確認事業者-履歴選択画面の一例である。
添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。なお、各図において、同一の符号を付したものは、同一又は同様の構成を有する。
図1には、本実施形態に係る本人確認管理システム10の概略図が示される。本人確認管理システム10は、本人確認管理装置101、依頼者端末102a,102b・・・102n、確認事業者端末103a,103b・・・103n、及び対面確認支援端末1031a,1031b・・・1031nを備える。なお、特に区別の必要がない場合、依頼者端末102a~102nを依頼者端末102と、確認事業者端末103a,103b・・・103nを103と、対面確認支援端末1031a~1031nを対面確認支援端末1031という。
ここで、依頼者とは、本人確認管理装置101を通じた本人確認を依頼する者である。依頼者は例えば、金融機関やクレジットカード会社あるいは職業紹介事業者などである。また、確認事業者とは、本人確認管理装置101を通じた依頼に応じて本人確認を実行する事業者である。
本人確認管理装置101は、所定のプログラムを実行することによって、後述する処理を行い、本人確認の管理を行うサーバ等の情報処理装置である。依頼者端末102a~102nは、複数の依頼者それぞれが管理するコンピュータやサーバ等の情報処理装置である。確認事業者端末103a,103b・・・103nは、複数の確認事業者それぞれが管理するコンピュータやサーバ等の情報処理装置である。
本人確認管理装置101は、依頼者端末102a~102nとネットワークN1を通じて通信可能に接続される。また、本人確認管理装置101は、確認事業者端末103a~103nとネットワークN2を通じて通信可能に接続される。
対面確認支援端末1031a~1031nは、確認事業者において、実際の対面確認作業に従事する者が使用する、スマートフォンやタブレット端末等の情報処理装置である。対面確認支援端末1031a~1031nは、それぞれの確認事業者端末103a~103nと通信可能である。また、図1においては、対面確認支援端末1031a~1031nは各確認事業者端末につき1台のみ図示しているが、より複数の対面確認支援端末を用いることができる。
図2を参照して、本人確認管理システム10及び本人確認管理装置101によって管理される本人確認のプロセスについて説明する。
本人確認管理装置101には、サービスの提供者でもある、依頼者A、依頼者B、及び依頼者C等が登録されている。また、本人確認管理装置101には、本人確認を実行し得る確認事業者A、確認事業者B、及び確認事業者C等が確認事業者登録されている。
図2のステップ(A)において、サービスの利用者である確認対象者は、ある依頼者に対してサービスの提供を申し込む。例えば、依頼者Bがクレジットカード会社である場合に、利用者がカードの発行を申し込むような場合である。
ステップ(B)において、本人確認を行う必要が生じた依頼者Bは、本人確認管理装置101に対して、確認依頼情報Rを送信する。確認依頼情報Rには、確認情報Vが含まれる。確認情報Vは、依頼者が確認する必要がある確認事項を含む情報である。確認依頼情報Rは、本人確認管理装置101における依頼の処理に必要な情報と確認情報Vを含んでいる。依頼者Bは、依頼者端末102を通じて、本人確認管理装置101に確認依頼情報を送信する。
ステップ(C)において、確認依頼情報Rに基づいて、本人確認管理装置101から、確認事業者の中から選択された確認事業者である選択事業者に確認情報Vが送信される。ここでは、確認事業者Bが選択され、確認情報Vが送信されたものとする。本実施形態では、複数の確認事業者の中から選択された確認事業者を選択事業者という。選択事業者である確認事業者Bは、確認事業者端末103を通じて、本人確認管理装置101から確認情報Vを受信する。なお、確認事業者の選択は、依頼者の選択によって行われてもよく、本人確認管理装置101において所定の条件に基づいて選択されてもよい。
ステップ(D)において、選択事業者である確認事業者Bは、確認事業者Bに属し、本人確認作業を行う確認者に対して確認情報Vを送信する。選択事業者は、それぞれに属する確認者を通じて本人確認を実行する。図2では確認事業者Bの確認者Bに確認情報Vが送信される。具体的には、確認事業者Bは、確認事業者端末103から、確認者Bの確認支援端末Dに確認情報Vを送信する。
ステップ(E)において、確認者Bは利用者の本人確認を対面によって行う。対面による本人確認のために必要な情報、例えば利用者の住所等は、確認情報Vに含まれている。確認者Bは、確認支援端末Dを用いて、確認情報Vに基づく本人確認の結果を示す結果情報VRを生成する。
ステップ(F)において、確認事業者Bは確認支援端末Dを通じて、結果情報VRを確認事業者Bに送信する。
ステップ(G)において、確認事業者Bは、確認者Bから取得した結果情報VRを本人確認管理装置101に送信する。
ステップ(H)において、本人確認管理装置101は、取得した結果情報VRを依頼者Bに送信する。ここまでのステップによって、依頼者は本人確認の結果を取得し得る。本人確認の結果取得後、例えば、依頼者Bは確認対象者に対してクレジットカードの発行を行う等のサービスを提供する。
なお、依頼者による結果情報の取得は、確認対象者からの申込があった場合の他に、確認から所定の期間が経過し、本人確認の必要が再度生じた場合に、確認対象者からの申込なしに、依頼者が自発的に行うようにしてもよい。この場合、上述のステップ(B)からステップ(H)までの処理を経て結果情報VRが取得される。
また、本人確認管理装置101は、新規に結果情報VRを取得し、依頼者に送信することの他に、過去に取得した結果情報VRを依頼者に送信してもよい。例えば、本人確認管理装置101には、本人確認の結果情報が記憶領域Sに記憶される。本人確認管理装置101は、依頼者からの確認依頼情報Rに基づいて、過去の確認情報を提供してもよい場合は、記憶された結果情報VRを依頼者に送信してもよい。
また、ステップ(C)からステップ(G)の処理は、確認事業者Bの端末を介さずに、本人確認管理装置101を通じて、確認支援端末Dとの間の情報の送受信によって行われてもよい。確認事業者Bが選択事業者として選択された場合に、ステップ(C)の処理において確認情報が確認者Bに直接送信され、ステップ(G)の処理において結果情報が本人確認管理装置101に確認者Bから直接送信されてもよい。
図3から図6を参照して、本人確認管理装置101の各部について説明する。図3には、本人確認管理装置101のブロック図が示される。本人確認管理装置101は、記憶部301、通信部302、依頼取得部303、引受条件取得部304、候補情報送信部305、確認情報送信部306、結果情報取得部307、結果情報送信部308、履歴保管部309、確認履歴送信部310、履歴手数料取得部311、及び精算部312を備える。
本人確認管理装置101の各部における情報処理は、例えば、本人確認管理装置101において、メモリ等の記憶領域を用いたり、記憶領域に格納されたプログラムをプロセッサが実行したりすることによって、実現することができる。
記憶部301は、本人確認管理装置101での処理に用いられる各種の情報を記憶する。記憶部301は、依頼者DB3011、確認事業者DB3012、及び確認履歴DB3013を有する。
依頼者DB3011には、図4に示されるように、本人確認管理装置101による本人確認を依頼する依頼者の情報が記憶される。依頼者の情報は、「依頼者ID」、「依頼者名」、「手数料精算方法」、「業種」、及び「確認方法」の項目を有する。
「依頼者ID」及び「依頼者名」は、依頼者を識別するための情報である。「手数料精算方法」は、依頼者が本人確認管理装置101による本人確認に対して支払う手数料の精算方法を示す情報である。「手数料精算方法」には、精算方法が口座振替の場合は口座番号、クレジットカード決済の場合はカード番号、などの決済手段に関する情報がさらに記録される。「業種」は、依頼者の業種を示す情報である。「確認方法」は、依頼者が選択した本人確認の方法を示す情報である。本人確認の方法には、例えば、確認者による目視や、本人確認書類に備えられるICチップの情報を電子的に読み取る方法や、実際に本人の写真等を撮影する方法がある。なお、依頼者ごとの「確認方法」は、依頼者からの確認依頼情報に応じて適宜変更されてもよい。
また、依頼者の情報には、所在地、連絡先、法人番号等の情報や、依頼者である事業者における担当者に関する情報が含まれてもよい。
確認事業者DB3012には、図5に示されるように、本人確認管理装置101を通じた依頼に応じた本人確認を実行する確認事業者の情報が記憶される。確認事業者の情報は、「確認事業者ID」、「確認事業者名」、「対応可能確認方法」、「対面確認手数料」、「履歴手数料」、「所要日数」、及び「手数料精算方法」の項目を有する。確認事業者DB3012では、複数の確認事業者が記録されている。
「確認事業者ID」及び「確認事業者名」は、確認事業者を識別するための情報である。「対応可能確認方法」は、確認事業者が本人確認の際に使用可能な確認方法を示す情報である。対応可能確認方法には、例えば、確認事業者に属する確認者による目視や、本人確認書類に備えられるICチップの情報を電子的に読み取る方法や、実際に本人の写真等を撮影する方法がある。
「対面確認手数料」は、確認事業者が対面確認を新規に行った場合に、依頼者に請求する手数料である。「対面確認手数料」は、例えば、1件の本人確認につき何円という形式で設定される。「履歴手数料」は、ある確認事業者(選択事業者)が記録した履歴情報を依頼者が参照した場合に、依頼者に請求する手数料である。「履歴手数料」は、1件の履歴参照につき何円という形式で設定される。履歴情報については後述する。
「対面確認手数料」及び「履歴手数料」は、「対応可能確認方法」に応じて設定されてもよく、共通して設定されてもよい。また、本人確認のために必要な情報、例えば、住所、氏名、生年月日等の一部を確認する場合の手数料と、その全部を確認する場合の手数料とは異なっていてもよい。例えば、確認事業者がC社である場合の手数料のように、必要な確認事項に応じて手数料は価格幅を有して設定されてもよい。C社の手数料では、例えば、住所、氏名、さらには生年月日が確認可能な場合に、目視又はICチップ読取によって住所及び氏名のみを確認する場合の対面確認手数料は450円/件であり、履歴手数料は45円/件であることが示される。さらにC社の手数料では、目視又はICチップ読取によって住所、氏名、及び生年月日を確認する場合の対面確認手数料が550円/件であり、履歴手数料が55円/件であることが示される。
また、「対面確認手数料」及び「履歴手数料」は、確認事業者と依頼者との間で個別に設定されてもよい。例えば、本人確認を多く行う必要のある依頼者に対しては、確認事業者が別途の手数料を、依頼者との交渉を行うなどして設定可能としてもよい。なお、依頼者との交渉は手数料以外の条件についても設定可能とできる。また、「対面確認手数料」及び「履歴手数料」は、依頼者の業種に応じて設定されてもよい。例えば、確認事業者は、依頼数の多い業種には別途の手数料を設定可能としてもよい。
「所要日数」は、本人確認の結果情報を確認事業者が取得するまでに要する日数である。「手数料精算方法」は、確認事業者が依頼者から徴収する対面確認手数料又は履歴手数料の精算方法を示す情報である。
また、「対面確認手数料」及び「履歴手数料」は、確認事業者と依頼者との間で個別に設定されてもよい。例えば、本人確認を多く行う必要のある依頼者に対しては、確認事業者が別途の手数料を、依頼者との交渉を行うなどして設定可能としてもよい。なお、依頼者との交渉は手数料以外の条件についても設定可能とできる。また、「対面確認手数料」及び「履歴手数料」は、依頼者の業種に応じて設定されてもよい。例えば、確認事業者は、依頼数の多い業種には別途の手数料を設定可能としてもよい。
確認事業者DB3012には、確認事業者の情報として、確認事業者の所在地、連絡先、法人番号等の情報、本人確認に関するサービス認証制度における保有ライセンス情報等が記憶されてもよい。また、確認事業者に属する確認者の情報として確認者の氏名、連絡先、経験、研修記録、資格情報等がさらに記憶されてもよい。
確認履歴DB3013には、図6に示されるように、確認情報、及び本人確認の結果を示す結果情報を含む履歴情報が記録される。
履歴情報は、「確認情報」、「選択事業者」、「選択事業者名」、「確認日時」、「確認場所」、「本人確認書類の種別」、「確認方法」、及び「確認結果」の項目を有する。「確認事業者」、「確認事業者名」、「確認日時」、「確認場所」、「本人確認書類の種別」、「確認方法」、及び「確認結果」の項目が結果情報に相当する。
「確認情報」は、確認対象者に関連する情報として、確認対象者の氏名、住所、生年月日、電話番号、メールアドレス、及び本人確認書類の識別番号等の項目を有する。「選択事業者ID」及び「選択事業者名」は、本人確認を行い、確認履歴DB3013に記憶される履歴情報を取得した確認事業者である選択事業者を示す情報である。「選択事業者ID」及び「選択事業者名」は、「確認事業者ID」及び「確認事業者名」と共通の形式である。「確認日時」は、本人確認が行われた日時の情報である。「確認場所」は確認を行った場所の情報である。例えば、確認対象者の自宅や、確認事業者の保有する施設等を示す情報が記録される。なお、場所の情報として具体的な住所情報や位置情報を用いてもよい。「本人確認書類の種別」は、本人確認に用いられた本人確認書類を示す情報である。本人確認書類は、例えば、免許証、個人番号カード、パスポート、保険証、公共料金支払い記録、郵送物の記録、又は住民票などの自治体証明書等である。「確認方法」は、選択事業者が本人確認を行った際に用いた確認方法を示す情報である。確認方法は、例えば、目視、IC読取、撮影等である。「確認結果」は、最終的な本人確認が完了したか否かを示す情報である。なお、履歴情報として、本人確認を行った選択事業者に属する確認者の情報が記録されていてもよい。
図6の例では、氏名「XX YY」の確認対象者について、住所「AA県…」、生年月日「XXXX年YY月ZZ日」、電話番号「XXX-YYYY-ZZZ」、メールアドレス「XXX@yyy」、本人確認書類の識別番号「XXXX…」という確認対象者情報が記録されている。当該確認対象者に対しては、3回の本人確認が行われている。1つは、確認日時「2021/6/17 12:00」における本人確認である。選択事業者はA社であり、確認場所は確認対象者の自宅である。本人確認書類は運転免許証であり、確認方法は目視である。本人確認は正しく行われ、確認結果は「確認完了」と記録されている。氏名「XX YY」の確認対象者については、確認日時「2021/7/17 10:00」及び確認日時「2021/9/17 20:20」における本人確認も行われている。このとき、確認日時「2021/9/17 20:20」における本人確認に示されるように、共通の確認対象者に対して選択事業者が異なっていてもよい。
一方、氏名「ZZ ZZ」の確認対象者の場合、本人確認は正しく行われず、確認結果は「確認不可」と記録されている。なお、図6では氏名以外の確認対象者情報は省略されている。
通信部302は、本人確認管理装置101と依頼者端末102a~102n及び確認事業者端末103a~103nとの通信の制御を行う。
依頼取得部303は、確認対象者の本人確認を依頼する依頼者から、依頼者端末102a~102nを通じて、確認情報を含む確認依頼情報を取得する。確認依頼情報については後述する。
引受条件取得部304は、確認事業者のそれぞれから、確認事業者端末103a~103nを通じて、本人確認の依頼を受ける条件である引受条件を取得する。引受条件とは、例えば、図5における「対応可能確認方法」、「対面確認手数料」、「所要日数」、及び「手数料精算方法」等の情報である。
候補情報送信部305は、依頼取得部303が取得した確認依頼情報に基づいて、引受条件を満たす確認事業者を確認事業者DB3012から探索し、引受条件と当該引受条件を有する確認事業者の情報を依頼者に送信する。候補情報送信部305は、例えば、「確認事業者名」、「対面確認手数料」、及び「所要日数」を、当該依頼者の依頼者端末102に送信する。
確認情報送信部306は、確認依頼情報に基づいて選択された確認事業者を選択事業者として、選択事業者が管理する確認事業者端末103に、確認情報を送信する。
結果情報取得部307は、確認情報に基づいて選択事業者によって実行された本人確認の結果を示す結果情報を選択事業者から取得する。結果情報送信部308は、当該選択事業者が管理する確認事業者端末103を通じて、結果情報を取得する。
結果情報送信部308は、結果情報を依頼者の依頼者端末に送信する。
履歴保管部309は、取得された結果情報と、確認対象者、及び確認情報とが関連付けられた履歴情報を、確認履歴DB3013に記憶する。
確認履歴送信部310は、確認依頼情報に基づいて、履歴情報が記憶部に記憶されている場合に、記憶された結果情報を依頼者端末102に送信する。例えば、確認履歴送信部310は、依頼者が履歴情報の参照を許可する情報が確認依頼情報に含まれる場合に、確認対象者の結果情報を依頼者端末102に送信する。
履歴手数料取得部311は、確認事業者のそれぞれから、確認事業者端末103を通じて、「履歴手数料」を示す情報を取得する。なお、履歴手数料取得部311による処理は、引受条件取得部304による処理として実現されてもよい。
精算部312は、依頼者が支払う必要がある手数料の履歴及び確認事業者に支払う必要のある手数料の履歴を記録する。精算部312は依頼者DB3011及び確認事業者DB3012に記録された手数料精算方法に従って精算を行う。精算部312は、依頼者による依頼の後に本人確認が完了する都度、手数料の精算を行ってもよく、例えば週次又は月次等に定期的な精算を行ってもよい。精算部312は、依頼者端末及び確認事業者端末を通じて、各依頼者又は各確認事業者が自身の手数料の履歴を参照可能としてもよい。
図7から図10を参照して、本人確認管理システム10における本人確認の処理について説明する。ここでは、依頼者端末102aを管理する依頼者が本人確認を依頼する場合を例に説明する。
図7のステップS701において、本人確認管理装置101は、依頼者端末102aから利用登録情報を取得する。この処理は、例えば、依頼取得部303による処理として実現されてもよい。利用登録情報とは、依頼者DB3011に記録されるべき情報を含む情報であり、依頼者が本人確認管理システム10を利用するための登録に必要な情報である。利用登録情報は、本人確認管理装置101が依頼者端末102aに表示するウェブページを通じて取得されてもよく、依頼者端末102aに記録されたアプリケーション等を通じて取得されてもよい。
ステップS702において、本人確認管理装置101は、利用登録情報に基づいて、依頼者DB3011を更新する。この処理は、例えば、依頼取得部303による処理として実現されてもよい。
ステップS703,S704において、本人確認管理装置101は、確認事業者端末103a,103bのそれぞれから、各確認事業者の登録情報及び引受条件を取得する。この処理は、例えば、引受条件取得部304による処理として実現されてもよい。登録情報及び引受条件は、本人確認管理装置101が確認事業者端末103a,103bに表示するウェブページを通じて取得されてもよく、確認事業者端末103a,103bに記録されたアプリケーション等を通じて取得されてもよい。
ステップS705において、引受条件取得部304は、登録情報及び引受条件に基づいて確認事業者DB3012を更新する。
ステップS706において、依頼取得部303は、依頼者端末102aから確認依頼情報を取得する。確認依頼情報は例えば、図8に示されるように、依頼者情報、確認情報及び履歴参照情報を含む。依頼者情報は依頼者を識別するための情報である。確認情報は、確認対象者の氏名、住所などを含み、依頼者が確認を依頼したい事項を示す情報である。履歴参照情報は、依頼者が履歴情報を参照した本人確認を許可するか否か、許可する場合には、依頼時等の所定の時期からどれくらい遡った期間に取得された履歴情報であれば許容するかを示す情報である。
ステップS707において、候補情報送信部305は、確認依頼情報に基づいて、確認事業者DB3012から、選択事業者の候補を探索する。例えば、図8の確認依頼情報に基づいて、図5の確認事業者DB3012が探索された場合、確認事業者A社、B社、及びC社が選択事業者の候補となる。
ステップS708において、候補情報送信部305は、依頼者が選択事業者を選択するための確認事業者選択画面900を生成するための候補情報を生成する。図9には確認事業者選択画面900の一例が示される。
確認事業者選択画面900は条件提示欄9011,9021,9031、及び選択欄9012,9022,9032を有する。条件提示欄9011,9021,9031にはそれぞれの確認事業者の名称及び対面確認手数料が表示される。依頼者は、提示された条件に基づいて、選択欄9012,9022,9032を用いて、確認事業者(選択事業者)を選択する。
ステップS709において、候補情報送信部305は、依頼者端末102aに候補情報を送信する。ステップS710において、依頼者端末102aは確認事業者選択画面900を依頼者に表示する。ステップS711において、依頼取得部303は、確認事業者選択画面900を通じて選択された選択事業者を示す確認事業者選択情報を依頼者端末102aから取得する。
ステップS712において、確認情報送信部306は、選択事業者の確認事業者端末103に確認情報を送信する。このとき、本人確認管理装置101は、後述の確認支援画面1000を生成するための情報を確認情報と併せて送信してもよい。ここでは、確認事業者端末103aを管理する確認事業者が選択事業者として選択されたとする。
ステップS713において、確認事業者端末103aは、選択事業者に属する確認者が使用する対面確認支援端末1031aに確認情報を送信する。このとき、後述の確認支援画面1000を生成するための情報が確認情報と併せて送信されてもよい。
ステップS714において、対面確認支援端末1031aは本人確認の結果情報を取得する。結果情報は、確認者が対面確認支援端末1031を用いて本人確認を行うことで取得される。
対面確認支援端末1031は、図10に示されるような確認支援画面1000を通じて、確認者による本人確認を支援する。確認支援画面1000は、依頼者情報表示欄1001、確認情報表示欄1002、確認結果入力欄1003、本人確認書類情報入力欄1004、IC読取ボタン1005及び写真撮影ボタン1006を有する。
依頼者情報表示欄1001には、本人確認を依頼した依頼者の情報が示される。確認情報表示欄1002には、確認事業者端末103aから取得された確認情報が表示される。確認者は、確認情報の項目を参照しつつ本人確認を行い、確認結果入力欄1003に設けられたチェックボックスに確認結果を記録する。本人確認書類情報入力欄1004には、本人確認に用いた書類を確認者が選択可能な表示が設けられる。例えば、運転免許証を用いて本人確認を行った場合、確認者によって、運転免許証に対応するチェックボックスが選択され、運転免許証の識別番号等が入力される。
IC読取ボタン1005が選択されると、対面確認支援端末1031のICチップ読み取り機能が呼び出され、本人確認書類のICチップに記録された情報を読み取り可能となる。また、写真撮影ボタン1006が選択されると、対面確認支援端末1031の写真撮影機能が呼び出され、確認対象者に関する情報の撮影が可能となる。これらの機能は、確認情報における確認方法に応じて利用される。
ステップS715において、対面確認支援端末1031aは、結果情報を確認事業者端末103aに送信する。ステップS716において、結果情報取得部307は結果情報を確認事業者端末103aから取得する。ステップS717において、結果情報送信部308は、依頼者端末102aに結果情報を送信する。
ステップS718において、精算部312は、依頼者DB3011、確認事業者DB3012の手数料精算方法に基づいて、対面確認手数料を精算する。
ステップS719において、履歴保管部309は、取得された結果情報を確認情報に関連付けて確認履歴DB3013に記憶する。
以上の各ステップによって、依頼者による、選択事業者を通じた本人確認が完了する。
次に図11から図13を参照して、履歴情報を用いた本人確認について説明する。
図11には、本人確認管理装置101の処理の一例が示される。当該処理は、図7のステップS706以降の処理として実行される。
ステップS1101において、依頼取得部303は依頼者端末102から確認依頼情報を取得する。ここでは、図12に示される確認依頼情報が取得されたとする。図12の確認依頼情報は、図8の確認依頼情報と異なり、履歴参照可否が「可」となっている点が異なる。
ステップS1102において、確認履歴送信部310は、確認依頼情報において履歴参照が可能となっているかを判断する。ステップS1102にて否定判断された場合、図11の処理は終了し、図7で説明した対面確認を経た結果情報の取得が行われる。
ステップS1102にて肯定判断された場合、確認履歴送信部310はステップS1103において、確認依頼情報に基づいて履歴情報を探索する。履歴情報の探索は、確認依頼情報に含まれる、氏名、住所、生年月日、電話番号等に基づいて行われる。
ステップ1104において、確認履歴送信部310は、提供可能な履歴情報を示す履歴候補情報を生成する。履歴候補情報は、例えば図13に示される履歴選択画面1300を依頼者端末102に生成するための情報である。
履歴選択画面1300について説明する。履歴選択画面1300は条件提示欄13011,13021,13031、及び選択欄13012,13022,13032を有する。条件提示欄13011,13021,13031にはそれぞれの履歴情報を記録した確認事業者の名称及び履歴手数料、及び本人確認がなされた確認日が表示される。依頼者は、確認事業者の名称、提示された手数料、及び確認日を基準として、選択欄13012,13022,13032を用いて、取得する履歴を選択する。依頼者は、例えば、手数料は高くとも信頼できる確認事業者の履歴を使用することや、確認日が最新の履歴を使用することを選択できる。
ステップS1105において、確認履歴送信部310は、依頼者端末102に履歴候補情報を送信する。
ステップS1106において、確認履歴送信部310は、履歴選択画面1300を通じて選択された履歴を示す履歴選択情報を依頼者端末102から取得する。
ステップS1107において、確認履歴送信部310は、確認履歴DB3013を参照し、選択された履歴情報を依頼者端末102に送信する。
ステップS1108において、精算部312は、依頼者DB3011、確認事業者DB3012の手数料精算方法に基づいて、履歴手数料を精算する。
本人確認管理装置101が履歴情報に基づく本人確認を可能とすることによって、例えば、人件費等の観点から、対面確認手数料より履歴手数料の方が安く設定されている場合に、依頼者は安価に本人確認を行うことができる。また、確認事業者は過去に取得した結果情報に基づいて、追加の労力を要することなく手数料を得られる。
対面による本人確認と履歴情報を用いた本人確認は、依頼者によって選択されてもよい。例えば、本人確認管理装置101は、依頼確認情報に基づいて、候補情報送信部305が生成した情報に基づく確認事業者選択画面900の情報と、確認履歴送信部310が生成した情報に基づく履歴選択画面1300の情報とを有する、確認事業者-履歴選択画面1400を依頼者端末102に送信してもよい。
また、確認情報送信部306は、依頼者からの選択を必要とせずに、引受条件と確認依頼情報に基づいて、自動で確認事業者を選択して本人確認を進めてもよい。例えば、確認依頼情報に、手数料が最も安い確認事業者を選択することを示すような自動設定情報が含まれ、確認情報送信部306は自動設定情報に基づいて選択事業者を決定し得る。
以上、本発明の実施形態について説明した。本実施形態に係る本人確認管理装置101は、確認対象者の本人確認を依頼する依頼者から、本人確認において確認される確認情報を含む確認依頼情報を取得する依頼取得部303と、本人確認を実行し得る者として記憶部301に記憶されている少なくとも1つの確認事業者のうち、確認依頼情報に基づいて選択された確認事業者である選択事業者に、確認情報を送信する確認情報送信部306と、確認情報に基づいて選択事業者により実行された本人確認の結果を示す結果情報を、選択事業者から取得する結果情報取得部307と、結果情報を依頼者に送信する結果情報送信部と、を備える。
これにより、依頼者は、本人確認管理装置101にて記憶される少なくとも1つの確認事業者の中から選択した確認事業者である選択事業者を通じた本人確認を行うことができる。これにより、依頼者が選択事業者を探す手間や依頼及び結果情報の受け取りを一括して行うことができるので、対面による本人確認を円滑に行うことが可能となる。
また、本人確認管理装置101は、少なくとも1つの確認事業者のそれぞれから、本人確認の依頼を受ける条件である引受条件を取得する引受条件取得部304をさらに備え、確認情報送信部306は、確認依頼情報と引受条件とに基づいて、引受条件を満たす確認事業者に確認情報を送信する。
これにより、依頼者は、確認依頼情報を通じて、確認事業者は自身が対応可能な依頼を実行することができるので依頼に際する処理負担が依頼者、確認事業者の双方において軽減される。よって、対面による本人確認が円滑に行われる。
また、本人確認管理装置101は、確認事業者それぞれの引受条件と引受条件に対応する確認事業者との組を候補情報として依頼者に送信する候補情報送信部305をさらに備え、依頼取得部303は、候補情報に基づいて依頼者から選択された確認事業者を示す確認事業者選択情報を依頼者から取得し、確認情報送信部306は、確認事業者選択情報で示された確認事業者に、確認情報を送信する。
これにより、依頼者は、確認事業者が提示する引受条件の中から自身の要望に適う確認事業者を通じた結果情報の取得が可能となるので、依頼の際の負担が軽減される。よって、対面による本人確認が円滑に行われる。
また、引受条件は、少なくとも1つの確認事業者のそれぞれが依頼者に請求する手数料を示す手数料情報を含んでもよい。これにより、依頼者は適切な手数料を設定する確認事業者を選択することが可能となるので、依頼の際の負担が軽減される。よって、対面による本人確認が円滑に行われる。
また、引受条件は、本人確認において確認事業者候補が採用し得る確認方法を示す確認方法情報を含んでもよい。これにより、依頼者は自身の要求に沿う確認方法に対応可能な確認事業者を選択することが可能となるので、依頼の際の負担が軽減される。よって、対面による本人確認が円滑に行われる。
また、引受条件は、確認方法に応じて確認事業者候補が依頼者に請求する手数料を示す方法別手数料情報を含んでもよい。これにより、確認事業者は手間に応じた手数料の設定が可能となり、依頼者にとっても手数料が明確になる。よって、依頼に際する処理負担が依頼者、確認事業者の双方において軽減され、対面による本人確認が円滑に行われる。
また、確認依頼情報は、依頼者が選択する確認方法を示す方法選択情報を含んでもよい。これにより、依頼者は自身の希望する確認方法を含めて依頼を行うことができ、自身の希望する方法に確実に対応可能な確認事業者を選択することが可能となる。
また、本人確認管理装置101は、確認対象者と確認情報と結果情報とが関連付けられた履歴情報を記憶部に保管する、履歴保管部309と、確認依頼情報に基づいて、履歴情報が記憶部に記憶されている場合に、記憶された結果情報を依頼者に送信する確認履歴送信部310と、をさらに備える。
これにより、履歴情報に基づく本人確認が可能となる。履歴情報に基づく本人確認は、例えば、対面による結果情報を取得可能な一方で実際の確認作業を経ないので、時間的に迅速な本人確認を可能とする。よって、対面による本人確認が円滑に行われる。
また、本人確認管理装置101は、履歴情報に基づいて結果情報が依頼者に送信される場合に、送信される結果情報を取得した確認事業者(選択された確認事業者)が依頼者に請求する手数料を示す履歴手数料情報を、少なくとも1つの確認事業者候補から取得する履歴手数料取得部311をさらに備える。
これにより、手数料が明確になることに加えて、履歴手数料が対面手数料より低く設定されている場合、依頼者は安価に本人確認を行うことができる。また、確認事業者は過去に取得した結果情報に基づいて、追加の労力を要することなく手数料を得られる。
以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。実施形態が備える各要素並びにその配置、条件、形状及びサイズ等は、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。
10…本人確認管理システム、101…本人確認管理装置、102…依頼者端末、103…確認事業者端末、303…依頼取得部、304…引受条件取得部、305…候補情報送信部、306…確認情報送信部、307…結果情報取得部、308…結果情報送信部、309…履歴保管部、310…確認履歴送信部、311…履歴手数料取得部、312…精算部

Claims (11)

  1. コンピュータに、
    確認対象者の本人確認を依頼する依頼者から、前記本人確認において確認される確認情報を含む確認依頼情報を取得する依頼取得処理と、
    前記本人確認を実行し得る者として記憶部に記憶されている少なくとも1つの確認事業者のうち、前記確認依頼情報に基づいて選択された前記確認事業者である選択事業者に、前記確認情報を送信する確認情報送信処理と、
    前記確認情報に基づいて前記選択事業者により実行された前記本人確認の結果を示す結果情報を、前記選択事業者から取得する結果情報取得処理と、
    前記結果情報を前記依頼者に送信する結果情報送信処理と、
    を実行させるプログラム。
  2. 請求項1に記載のプログラムであって、
    前記コンピュータに、
    前記少なくとも1つの前記確認事業者のそれぞれから、前記本人確認の依頼を受ける条件である引受条件を取得する引受条件取得処理、をさらに実行させ、
    前記確認情報送信処理は、前記確認依頼情報と前記引受条件とに基づいて、前記引受条件を満たす前記選択事業者に前記確認情報を送信する、プログラム。
  3. 請求項2に記載のプログラムであって、
    前記コンピュータに、
    前記確認事業者それぞれの前記引受条件と前記引受条件に対応する前記確認事業者との組を候補情報として前記依頼者に送信する候補情報送信処理、をさらに実行させ、
    前記依頼取得処理は、前記候補情報に基づいて前記依頼者から選択された前記選択事業者を示す確認事業者選択情報を前記依頼者から取得し、
    前記確認情報送信処理は、前記確認事業者選択情報で示された前記選択事業者に、前記確認情報を送信する、プログラム。
  4. 請求項2又は3に記載のプログラムであって、
    前記引受条件は、前記少なくとも1つの前記確認事業者のそれぞれが前記依頼者に請求する手数料を示す手数料情報を含む、プログラム。
  5. 請求項2から4のいずれか一項に記載のプログラムであって、
    前記引受条件は、前記本人確認において前記確認事業者が採用し得る確認方法を示す確認方法情報を含む、プログラム。
  6. 請求項5に記載のプログラムであって、
    前記引受条件は、前記確認方法に応じて前記確認事業者が前記依頼者に請求する手数料を示す方法別手数料情報を含む、プログラム。
  7. 請求項5又は6に記載のプログラムであって、
    前記確認依頼情報は、前記依頼者が選択する前記確認方法を示す方法選択情報を含む、プログラム。
  8. 請求項1から7のいずれか一項に記載のプログラムであって、
    前記コンピュータに、
    前記確認対象者と前記確認情報と前記結果情報とが関連付けられた履歴情報を前記記憶部に保管する、履歴保管処理と、
    前記確認依頼情報に基づいて、前記履歴情報が前記記憶部に記憶されている場合に、記憶された前記結果情報を前記依頼者に送信する確認履歴送信処理、をさらに実行させる、プログラム。
  9. 請求項8に記載のプログラムであって、
    前記コンピュータに、
    前記履歴情報に基づいて前記結果情報が前記依頼者に送信される場合に、送信される前記結果情報を取得した前記選択事業者が前記依頼者に請求する手数料を示す履歴手数料情報を、前記少なくとも1つの前記確認事業者から取得する履歴手数料取得処理、をさらに実行させるプログラム。
  10. 確認対象者の本人確認を依頼する依頼者から、前記本人確認において確認される確認情報を含む確認依頼情報を取得する依頼取得部と、
    前記本人確認を実行し得る者として記憶部に記憶されている少なくとも1つの確認事業者のうち、前記確認依頼情報に基づいて選択された前記確認事業者である選択事業者に、前記確認情報を送信する確認情報送信部と、
    前記確認情報に基づいて前記選択事業者により実行された前記本人確認の結果を示す結果情報を、前記選択事業者から取得する結果情報取得部と、
    前記結果情報を前記依頼者に送信する結果情報送信部と、を備える、情報処理装置。
  11. コンピュータが、
    確認対象者の本人確認を依頼する依頼者から、前記本人確認において確認される確認情報を含む確認依頼情報を取得することと、
    前記本人確認を実行し得る者として記憶部に記憶されている少なくとも1つの確認事業者のうち、前記確認依頼情報に基づいて選択された前記確認事業者である選択事業者に、前記確認情報を送信することと、
    前記確認情報に基づいて前記選択事業者により実行された前記本人確認の結果を示す結果情報を、前記選択事業者から取得することと、
    前記結果情報を前記依頼者に送信することと、を含む、情報処理方法。
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