JP2023048505A - ゲーム実況プレイ配信管理システム、プログラム及びゲーム視聴管理方法 - Google Patents

ゲーム実況プレイ配信管理システム、プログラム及びゲーム視聴管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ゲーム実況の視聴に対する動機付けをするとともに、視聴対象のゲームプレイについて視聴者に興味を持たせて当該ゲームのプレイを視聴者に促すことが可能なゲーム実況プレイ配信管理システムなどを提供すること。【解決手段】ゲーム実況配信サーバ装置30は、ゲーム実況プレイに基づく配信が実行されているゲームを視聴する視聴者の視聴状況を検出する視聴状況検出処理を実行し、ゲーム実況プレイに基づく配信が実行されているゲームのゲームプレイ情報と、当該ゲームを視聴している視聴者の検出された視聴状況と、に基づいて、視聴者に対して、当該ゲームに用いる特典を視聴者特典として付与するための特典付与関連制御処理を実行する、構成を有している。【選択図】図5

Description

本発明は、ゲーム実況プレイ配信管理システム、プログラム及びゲーム視聴管理方法などに関する。
上手なプレーヤがゲームをプレイする画像を視聴するのは、スポーツ観戦に相当するエンターテインメントとして認識されるようになってきている。
そして、最近では、動画配信サービスにおいて、プレーヤがゲームを実行しつつ、当該ゲームプレイの実況をするゲーム実況というコンテンツも1ジャンルを築くまでになってきている。
特に、最近では、このようなゲーム実況中に視聴している視聴者に対して実況中のゲームに関する特典を付与するゲーム実況プレイの配信を管理するシステム(以下、「ゲーム実況プレイ配信管理システム」という。)も知られている(例えば、特許文献1)。
特開2018-171283号公報
しかしながら、特許文献1に記載のゲーム実況プレイ配信管理システムなどにあっては、視聴者のゲーム実況プレイを行うプレーヤへの提供を前提として当該視聴者にゲームに関する特典が付与されており、視聴することの魅力を高める効果としては認められるものの、視聴対象のゲームを視聴者がプレイするという動機付けとしての効果が高いとは言えない。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、ゲーム実況の視聴に対する動機付けを向上させるとともに、視聴対象のゲームプレイについても当該視聴者に興味を持たせて当該ゲームのプレイを視聴者に促すことが可能なゲーム実況プレイ配信管理システムなどを提供することにある。
(1)上記課題を解決するため、本発明は、
プレーヤによって実行されるゲームを視聴者に視聴させるために、当該プレーヤのゲームの実行状況を配信するゲーム実況プレイの配信管理を行うゲーム実況プレイ配信管理システムであって、
前記プレーヤによって実行されているゲームを前記視聴者に視聴させるためのゲーム視聴情報を提供するゲーム実況プレイの配信制御を行う配信制御手段と、
前記ゲーム実況プレイの配信対象となっているゲームであって前記プレーヤの操作に基づく当該ゲームに関する情報をゲームプレイ情報として管理する管理手段と、
前記ゲーム実況プレイを視聴する前記視聴者の視聴状況を検出する視聴状況検出手段と、
前記ゲーム実況プレイに基づく配信が実行されているゲームのゲームプレイ情報と、当該ゲームを視聴している視聴者の検出された視聴状況と、に基づいて、前記視聴者に対し
て、当該ゲームに用いる特典を視聴者特典として付与するための制御を特典付与関連制御として実行する特典付与制御手段と、
を備える、構成を有している。
この構成により、本発明は、ゲーム実況の視聴者に、当該ゲーム実況の対象のゲームの視聴に対する動機付けをすることができるとともに、視聴対象のゲームプレイについて視聴者に興味を持たせて当該ゲームのプレイを視聴者に促すことができる。
なお、「ゲーム視聴情報」には、例えば、配信中のゲーム実況の対象となるゲームのゲーム画像やゲーム音、及び、当該ゲームを配信するプレーヤの音声や画像などが含まれる。
また、「ゲームプレイ情報」には、
(A1)レベルや経験値などのプレーヤ個人又はプレーヤキャラクタのゲーム進行に伴って変動するパラメータ(以下、「ゲーム変動パラメータ」という。)の情報、
(A2)クリアしたステージ・タスク・レベル、実行中のステージ・タスク・レベル、又は、プレーヤキャラクタの属性、保有しているアイテムの数や種別、又は、同一グループに属するメンバーの人数や当該プレーヤの役割(地位)など、所定のタイミングにおけるプレーヤ又はプレーヤキャラクタのゲームに関する指標や状態(以下、「ゲーム要素」という。)の有無、及び、当該ゲーム要素の種別の情報、
(A3)課金、バトルパスなどの特典獲得オプションの有無、抽選イベントの実行の有無や抽選結果、又は、ミニゲームの実行の有無やその結果などのプレーヤのゲームに対する行動(以下、「ゲーム行動」という。)に関する情報(以下、「ゲーム行動情報」ともいう。)、
などが含まれる。
さらに、「視聴者の視聴状況」には、例えば、
(B1)視聴者の配信されているゲームに関する視聴時間、
(B2)視聴者が視聴しているゲームの内容(視聴中のプレーヤが進行中のゲームステージ、対戦シーン(戦闘シーン、ゴールシーン))、ミニゲーム又は抽選シーンを示す視聴内容、
(B3)視聴者が利用している端末装置やプラットフォームなどの視聴環境、
(B4)「いいね」などの定形又は非定形のコメントの提供の有無、種別又は回数などの視聴者のゲーム視聴に対する行動(以下、「視聴者行動」という。)の有無・種別・回数(ただし、配信側でこれらのコメントが登録可能又は認識可能なシステムである場合)、(B5)配信されているゲームを視聴している視聴人数(現タイミングの人数、視聴登録している人数、又は、視聴した視聴者の延べ人数)、及び、
(B6)視聴者の属性(会員種別、性別、世代)、オプション(例えば、特典獲得オプション)の有無、又は、視聴時の課金の有無やその金額に基づく種別などの視聴者種別、
などが含まれる。
特に、特典獲得オプションは、バトルパスと呼ばれるオプションであって、同一のゲーム行動、ゲーム処理及びこれらの結果であっても、当該オプションを有していない非オプション設定プレーヤより、当該特典獲得オプションを有しているオプション設定プレーヤに、ゲーム上の有利な効果を提供するオプションを示す。
上記に加えて、「特典付与関連制御」とは、直接的に視聴者特典を付与することを制御することであってもよいし、ゲームサーバ装置などのゲームを提供する装置が独立して形成されている場合には当該視聴者特典を付与させるための制御を当該ゲームに提供する装置に指示することであってもよい。
(2)また、本発明は、
前記視聴状況には、前記視聴者が視聴しているゲームに関する視聴時間、当該視聴者が視聴しているゲームの視聴内容、当該視聴者の視聴環境、前記配信されているゲームを視聴している視聴人数、及び、当該視聴者の種別の少なくともいずれか1が含まれる、構成を有している。
この構成により、本発明は、例えば、1時間以上ゲームの実行状況を視聴している視聴者に対して、視聴者特典を付与すること、実況プレイ配信について視聴者のコメントが登録可能な構成を有している場合には当該コメントをした視聴者や数多くのコメント(長いコメント)をした視聴者に対して視聴者特典を付与すること、又は、当該視聴者に対してkものようなコメントをしていない他の視聴者より有利な視聴者特典を付与することができる。
したがって、本発明は、視聴状況に応じて視聴者特典の有無や優劣を設定することができるので、ゲームのプレーヤや配信者が視聴者に視聴して欲しい部分や見て欲しい視聴方法に誘導することができるとともに、視聴者も積極的に視聴させるための動機付けをすることができる。
(3)また、本発明は、
前記特典付与制御手段が、
前記検出された視聴状況が所与の条件を具備したと判定された場合には、前記付与する視聴者特典を変更するための制御を実行する、構成を有している。
この構成により、本発明は、視聴状況に応じて視聴者特典の有無や優劣を設定することができるので、ゲームのプレーヤや配信者が視聴者に視聴して欲しい部分や見て欲しい視聴方法に誘導することができるとともに、視聴者も積極に的に視聴させるための動機付けをすることができる。
なお、「所与の条件」には、例えば、
(C1)一定時間以上視聴したこと、
(C2)特定のゲームステージや対戦シーンなどの特定のゲーム内容を視聴したこと、
(C3)特定のプラットフォームで視聴したこと、
(C4)所定の定形コメントを登録したこと、
(C5)視聴人数が一定数を超えたこと、及び、
(C6)特定の課金を行っている視聴者であること、
などが含まれる。
(4)また、本発明は、
前記付与される視聴者特典が、前記ゲームに関するアイテムである、構成を有している。
この構成により、本発明は、ゲーム内で使用する限定的なアイテム、又は、配信しているゲームをプレーしているプレーヤが獲得したアイテムなど、ゲームの視聴者に、実質的にゲームで利用可能な視聴者特典、又は、視聴者が視聴者特典として容易に想像することが可能な視聴者特典などを付与することができる。
(5)また、本発明は、
前記特典付与制御手段が、
前記付与される視聴者特典として、前記視聴者が視聴している配信対象のゲームと、
当該視聴者が実行するゲームと、のゲーム進行を連動させるための制御を行う、構成を有している。
この構成により、本発明は、例えば、視聴者が自らゲームを実行する際に、既に視聴したゲーム(すなわち、配信中のゲーム)の視聴部分を、実行した状態で開始すること、又は、クリアが難しいパートを上級プレーヤのゲームを視聴することによってクリアさせることなどができる。
したがって、本発明は、視聴者がゲームを実行することで優位な状況を提供することができるので、視聴者におけるゲームへの興趣性を向上させることができるとともに、難易度が高く継続へのモチベーションを維持することが難しい状況であってもその障害を容易に取り除くことができる。
なお、「ゲーム進行を連動させる」とは、例えば、実況プレイ配信の対象のゲームを実行するプレーヤと同一のゲームについて視聴者が実行する場合に、同一のタスクやステージをクリアしていること、同一のプレーヤキャラクタやアイテムを有していること、又は、同一の条件でゲームが実行されていることを含む。
(6)また、本発明は、
前記特典付与制御手段が、
前記視聴者特典として、前記視聴者が前記視聴した前記ゲーム実況プレイの対象のゲームを実行する際に、当該視聴者が視聴した部分のゲームの内容を変化させるためのゲーム内容変化制御を実行する、構成を有している。
この構成により、本発明は、視聴した実況配信プレイの対象のゲームを変化させて視聴者に提供することができるので、視聴によるゲームへの倦怠感を解消させて当該ゲームへの興趣性を向上させることができる。
なお、「ゲーム内容変化制御」とは、視聴者が視聴した部分のゲームを実行する場合に、例えば、
(D1)その部分のゲームの難易度を変化させるための制御、又は、
(D2)その部分のゲームのアイテムやギミックを変化させるための制御、
を示す。
(7)また、本発明は、
請求項6に記載のゲーム実況プレイ配信管理システムにおいて、
前記特典付与制御手段が、
前記ゲーム内容変化制御として、前記視聴者が視聴した部分の前記ゲーム実況プレイの対象のゲームの難易度を変化させるための制御を実行する、構成を有している。
この構成により、本発明は、視聴した実況配信プレイの対象のゲームを変化させて視聴者に提供することができる。
なお、「視聴者が視聴した部分のゲームの難易度を変化させるための制御」とは、例えば、視聴者が視聴したゲームを実行する場合の視聴部分のステージの敵キャラクタの数を多くし、若しくは、少なくし、又は、当該敵キャラクタのレベルを高くし、若しくは低くするなどの難易度の高低を制御することを示す。
(8)また、本発明は、
前記特典付与制御手段が、
前記ゲーム内容変化制御として、前記視聴者が前記視聴した実況配信プレイの対象のゲームを実行する際に、当該視聴者が視聴した部分のゲーム要素を変化させるための制御を実行する、構成を有している。
この構成により、本発明は、視聴したゲームを変化させて視聴者に提供することができる。
なお、「ゲーム要素」には、例えば、
(E1)出現アイテムや獲得アイテム、
(E2)敵キャラクタ、及び、
(E3)ゲーム空間を構成するオブジェクト、
などを含む。
また、「視聴者が視聴した部分のゲーム要素を変化させるための制御」とは、例えば、(F1)ゲーム要素の追加、
(F2)ゲーム要素の変更、
(F3)ゲーム要素の動作の追加、及び、
(F4)ゲーム要素の動作・動作タイミング・出現タイミングの変更、
などが含まれる。
(9)また、本発明は、
前記特典付与制御手段が、
前記視聴者特典として、前記視聴者が前記視聴した実況配信プレイの対象のゲームを実行する際に、当該視聴者が視聴した部分のゲームの内容をスキップさせるためのスキップ制御を実行する、構成を有している。
この構成により、本発明は、例えば、ゲームを実行する際に視聴者の意思、又は、ゲーム上の処理によって、当該視聴者が視聴した部分のゲームの内容をスキップさせることができる。
したがって、本発明は、視聴したゲームに対する新鮮味に欠ける要素を排除することができるので、視聴者のゲームへの興趣性を維持することができる。
(10)また、本発明は、
前記特典付与制御手段が、
前記特典付与関連制御として、前記視聴者に前記視聴者特典を付与することが決定した場合であって、当該視聴者における視聴者特典の付与を了解する旨の指示を受け付けた場合に、前記決定した視聴者特典を当該視聴者に付与するための制御を実行する、構成を有している。
この構成により、本発明は、視聴者によって視聴者特典の付与についてコントロールをすることができるので、視聴者特典の付与について視聴者の意思を尊重することができる。
(11)また、本発明は、
前記視聴者における視聴した前記ゲームの実行の可否を検出するゲーム実行検出処理を実行する第1検出手段と、
前記ゲーム実行検出処理によって前記視聴者が視聴した前記ゲーム実況プレイの対象のゲームを実行していないことが検出された場合に、当該視聴者に対して当該視聴者に付与された視聴者特典に関する通知制御を実行するための通知制御手段と、
を更に備える、構成を有している。
この構成により、本発明は、付与した視聴者特典に基づいて、実況配信プレイの対象のゲームのプレイを視聴者に促すことができる。
なお、「ゲーム実行検出処理」には、視聴者が、該当するゲームにログインしたこと、該当するゲームのアプリケーションをダウンロードしたこと、及び、該当するゲームを提供するサービスについてユーザ登録したことなどを検出することが含まれる。
また、「通知制御」には、例えば、付与される視聴者特典の内容に関する情報を通知することが含まれる。
(12)また、本発明は、
前記特典付与制御手段が、
前記視聴者に視聴者特典が付与された場合に、前記視聴者特典が付与された視聴者が視聴していた前記ゲーム実況プレイの対象のゲームを実行するプレーヤに対して、当該視聴者に視聴者特典が付与されたことを通知するための通知制御、又は、当該プレーヤに所与の特典をゲーム視聴情報提供者特典として提供するための特典提供制御を実行する、構成を有している。
この構成により、本発明は、視聴対象のゲーム(すなわち、配信対象のゲーム)を実行しているプレーヤに対してもゲーム視聴情報提供者特典を提供することができるので、当該プレーヤに対する配信におけるモチベーションを向上させてゲームの視聴に対する活性化を図ることができる。
なお、「ゲーム視聴情報提供者特典」には、例えば、視聴者と同様なゲームに関する特典を付与することであってもよいし、アフィリエイト的なゲームなどで発生した成功報酬(すなわち、金銭)であってもよい。
(13)また、本発明は、
前記特典付与制御手段が、
前記ゲーム実況プレイの対象のゲームを実行するプレーヤに関する情報に応じて、前記特典を変更する、構成を有している。
この構成により、本発明は、例えば、実況配信プレイの対象のゲームを実行するプレーヤのチャンネル(すなわち、実況プレイ配信用のチャンネル)の登録者数などに応じて、視聴者特典、又は、ゲーム視聴情報提供者特典を変更することができる。
例えば、本発明は、チャンネルの登録者数が多い場合に、視聴者特典、又は、ゲーム視聴情報提供者特典を、より視聴者に対して有利な効果を発揮する特典に変更してもよいし、チャンネルの登録者数が少ない場合に、視聴者特典、又は、ゲーム視聴情報提供者特典を、より視聴者に対して有利な効果を発揮する特典に変更してもよい。
したがって、本発明は、視聴者のゲーム視聴に対するモチベーション、又は、視聴対象のゲームを実行するプレーヤのゲームの配信に対するモチベーションを向上させることができる。
なお、「実況配信プレイの対象のゲームを実行するプレーヤに関する情報」には、例えば、視聴対象のゲームを実行するプレーヤのゲーム視聴情報を配信するためのチャンネル登録者数の他に、当該プレーヤの種別、及び、当該プレーヤが視聴対象として提供したゲ
ームの総視聴数などなどが含まれる。
特に、「プレーヤの種別」には、例えば、プレーヤの属性(会員種別、性別、世代)が含まれる。
(14)また、本発明は、
前記ゲーム実況プレイの対象のゲームのゲーム視聴情報を当該ゲーム実況プレイ中に記憶手段に記憶する記憶制御手段と、
前記視聴者における視聴タイミングを検出する視聴タイミング検出処理を実行する第2検出手段と、
を更に備え、
前記特典付与制御手段が、
前記視聴タイミング検出処理において、前記視聴者が前記提供されているゲーム視聴情報に基づいて、該当する前記ゲーム実況プレイの対象のゲームをリアルタイムで視聴をしていると検出された場合に、当該視聴者が前記記憶手段に記憶されているゲーム視聴情報に基づいて当該ゲームを視聴している場合に付与する前記特典を変更する、構成を有している。
この構成により、本発明は、例えば、実況配信プレイの対象のゲームを実況配信中にリアルタイムで視聴した場合(すなわち、ライブ配信の場合)には、既にゲームが終了して記憶されたゲーム視聴情報に基づいて視聴する場合(すなわち、アーカイブに基づく配信)よりも視聴者に有利な特典、又は、不利な特典を付与することができる。
したがって、本発明は、視聴するタイミングに応じて特典を変更することができるので、例えば、リアルタイム配信(すなわち、ライブ配信)に視聴者を誘導すること、又は、アーカイブの配信(すなわち、録画配信)に視聴者を誘導することなど、プレーヤ又は配信者の種々の意図によって視聴者を視聴させたいタイミングに誘導することができる。
なお、「記記憶手段に記憶されているゲーム視聴情報に基づいてゲームを視聴している場合」には、記憶されたゲーム視聴情報をそのまま視聴する場合(すなわち、ミラー配信する場合)だけでなく、当該ゲーム視聴情報が編集されたものを視聴する場合(いわゆる切り抜き動画配信を含む。)も含む。
特に、「ゲーム視聴情報の配信」については、プレーヤ自身が主体となって視聴者に配信する場合であってもよいし、プレーヤとは異なる他人が主体となって視聴者に配信する場合も含まれる。
(15)また、上記課題を解決するため、本発明は、
プレーヤによって実行されるゲームを視聴者に視聴させるために、当該プレーヤのゲームの実行状況を配信するゲーム実況プレイの配信管理を行うプログラムであって、
前記プレーヤによって実行されているゲームを前記視聴者に視聴させるためのゲーム視聴情報を提供するゲーム実況プレイを行う配信制御手段、
前記ゲーム実況プレイの配信対象となっているゲームであって前記プレーヤの操作に基づく当該ゲームに関する情報をゲームプレイ情報として管理する管理手段、
前記ゲーム実況プレイを視聴する前記視聴者の視聴状況を検出する視聴状況検出手段、及び、
前記ゲーム実況プレイに基づく配信が実行されているゲームのゲームプレイ情報と、当該ゲームを視聴している視聴者の検出された視聴状況と、に基づいて、前記視聴者に対して、当該ゲームに用いる特典を視聴者特典として付与するための制御を特典付与関連制御として実行する特典付与制御手段、
としてコンピュータとして機能させる、構成を有している。
この構成により、本発明は、ゲーム実況の視聴者に、当該ゲーム実況の対象のゲームの視聴に対する動機付けをすることができるとともに、視聴対象のゲームプレイについて視聴者に興味を持たせて当該ゲームのプレイを視聴者に促すことができる。
(16)また、上記課題を解決するため、本発明は、
サーバ装置から、当該サーバ装置とネットワークを介して接続された当該視聴者が有する端末装置に、特定のプレーヤによって所与のゲームの実行状況について、視聴者に視聴させるためのゲーム実況プレイの配信管理を行うゲーム実況プレイ配信管理方法であって、
前記サーバ装置が、
前記プレーヤによって実行されているゲームを前記視聴者に視聴させるためのゲーム視聴情報を提供するゲーム実況プレイの配信制御を行う配信制御手段と、
前記ゲーム実況プレイの配信対象となっているゲームであって前記プレーヤの操作に基づく当該ゲームに関する情報をゲームプレイ情報として管理する管理手段と、
前記ゲーム実況プレイを視聴する前記視聴者の視聴状況を検出する視聴状況検出手段と、
前記ゲーム実況プレイに基づく配信が実行されているゲームのゲームプレイ情報と、当該ゲームを視聴している視聴者の検出された視聴状況と、に基づいて、前記視聴者に対して、当該ゲームに用いる特典を視聴者特典として付与するための制御を特典付与関連制御として実行する特典付与制御手段と、
を備える場合に、
前記サーバ装置から配信された前記ゲーム視聴情報を受信し、
前記サーバ装置に前記視聴者の視聴状況に関する情報を提供し、
前記サーバ装置から前記特典付与に関する情報を受信する、構成を有している。
この構成により、本発明は、ゲーム実況の視聴者に、当該ゲーム実況の対象のゲームの視聴に対する動機付けをすることができるとともに、視聴対象のゲームプレイについて視聴者に興味を持たせて当該ゲームのプレイを視聴者に促すことができる。
一実施形態のゲーム実況配信システムの構成を示すシステム構成の一例を示す図である。 一実施形態のゲームサーバ装置の機能ブロックを示す図である。 一実施形態の端末装置の機能ブロックを示す図である。 一実施形態のゲーム実況配信サーバ装置の機能ブロックを示す図である。 一実施形態におけるゲーム実況に基づく配信制御及びその管理を行うゲーム実況配信制御管理を説明するための図である。 一実施形態のゲーム実況配信サーバ装置において実行されるゲーム実況に基づく配信制御及びその管理を行うゲーム実況配信制御管理の動作を示すフローチャートである。
以下、本実施形態について説明する。なお、以下に説明する本実施形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではない。また本実施形態で説明される構成の全てが、本発明の必須構成要件であるとは限らない。
[1]ゲーム実況配信システム
まず、図1を用いて本実施形態のゲーム実況配信システム1の概要及び概要構成につい
て説明する。なお、図1は、本実施形態のゲーム実況配信システム1の構成を示すシステム構成の一例を示す図である。
本実施形態のゲーム実況配信システム1は、図1に示すように、ゲームサービスを提供するゲームサーバ装置10と、端末装置20(例えば、端末装置20A、20B、20C)と、プレーヤによって実行されるゲームの実行状況(すなわち、ゲーム実況の内容)を視聴者に配信するゲーム実況配信サーバ装置30と、がインターネット(ネットワークの一例)に接続可能に構成されている。
ユーザ(すなわち、プレーヤ又は視聴者)は、端末装置20からゲームサーバ装置10にアクセスすることにより、インターネットを介してゲームサーバ装置10から送信されてくるゲームをプレイすることができる。また、ユーザは、端末装置20からゲームサーバ装置10にアクセスすることにより、他のユーザとの間でコミュニケーションを図ることができるようになっている。さらに、ユーザは、端末装置20からゲーム実況配信サーバ装置30にアクセスすることにより、特定のプレーヤによって、特定のゲームを実行させつつ、当該実行されている特定のゲームの実況を行うゲーム実況プレイを視聴することができるようになっている。
ゲームサーバ装置10は、インターネットを介して通信接続された端末装置20を用いて、ユーザにゲームをプレイさせるサービスを提供することが可能な情報処理装置である。また、ゲームサーバ装置10は、コミュニケーション型のサービスを提供するSNSサーバとして機能してもよい。ここで、SNSサーバとは、複数のユーザ間でコミュニケーションを提供することが可能なサービスを提供する情報処理装置であってもよい。
また、ゲームサーバ装置10は、例えば、SNSサーバとして機能する場合には、提供するSNSの動作環境(API(アプリケーションプログラミングインタフェース)、及び、プラットフォーム等)を利用して実行されるソーシャルゲーム(Social Game)と呼ばれるゲームを提供することができるようになっている。
そして、ゲームサーバ装置10は、端末装置20のWebブラウザ上で提供されるブラウザゲームを提供してもよいし、専用のプラットフォームによって実行するオンラインゲームを提供してもよい。
特に、ゲームサーバ装置10は、ブラウザゲームを提供する場合には、例えばHTML、FLASH、CGI、PHP、shockwave、Java(登録商標)アプレット、JavaScript(登録商標)など様々な言語で作られたザゲーム(Webブラウザで設置サイトを開くだけで起動するゲーム)を提供することができるようになっている。
なお、ソーシャルゲームとは、既存のオンラインゲームとは違い、専用のクライアントソフトウェアを必要とせず、WebブラウザとSNSのアカウントのみで利用可能なゲームが含まれる。
また、ゲームサーバ装置10は、オンラインゲームを提供する場合には、ネットワークを介して他のユーザの端末装置(スマートフォン、パソコン、ゲーム機など)20と接続し、オンラインでゲーム進行を共有することが可能な構成を有している。
一方、ゲームサーバ装置10は、1つの(装置、プロセッサ)で構成されていてもよいし、複数の(装置、プロセッサ)で構成されていてもよい。
そして、ゲームサーバ装置10の記憶領域(後述する記憶部140)に記憶される課金情報及びゲーム情報等の情報を、ネットワーク(イントラネット又はインターネット)を介して接続されたデータベース(広義には記憶装置、メモリ)に記憶するようにしてもよいし、SNSサーバとして機能する場合には、記憶領域に記憶されるプレーヤ情報記憶部146等の情報を、ネットワーク(イントラネット又はインターネット)を介して接続されたデータベース(広義には記憶装置、メモリ)に記憶するようにしてもよい。
具体的には、本実施形態のゲームサーバ装置10は、端末装置20のユーザ(すなわち、ゲームを実行するプレーヤ)の操作に基づく入力情報を受信し、受信した入力情報に基づいてゲーム処理を行うようになっている。そして、ゲームサーバ装置10は、ゲーム処理結果を端末装置20に送信し、端末装置20は、ゲームサーバ装置10から受信したゲーム処理結果を端末装置20にユーザに閲覧可能に提供する各種の処理を行うようになっている。
端末装置20は、スマートフォン、携帯電話、PHS、コンピュータ、ゲーム装置、PDA、携帯型ゲーム機等、画像生成装置などの情報処理装置であり、インターネット(WAN)、LANなどのネットワークを介してゲームサーバ装置10又はゲーム実況配信サーバ装置30に接続可能な装置である。なお、端末装置20とゲームサーバ装置10又はゲーム実況配信サーバ装置30との通信回線は、有線でもよいし無線でもよい。
また、端末装置20は、Webページ(HTML形式のデータ)を閲覧可能なWebブラウザを備えている。すなわち、端末装置20は、ゲームサーバ装置10との通信を行うための通信制御機能、及び、ゲームサーバ装置10又はゲーム実況配信サーバ装置30から受信したデータ(Webデータ、HTML形式で作成されたデータなど)を用いて表示制御を行う。
そして、端末装置20は、ユーザ操作のデータをゲームサーバ装置10又はゲーム実況配信サーバ装置30に送信するWebブラウザ機能などを備え、ゲーム画面や配信されたゲーム実況に関する画面をユーザに提供する各種の処理を実行し、ユーザによってゲームを実行させ、又は、ゲーム実況を視聴させるようになっている。ただし、端末装置20は、ゲームサーバ装置10から提供されたゲームプレイ情報を取得して所定のゲーム処理を実行し、ゲーム処理に基づくゲームを実行してもよい。
具体的には、端末装置20は、所定ゲームを行う旨の要求をゲームサーバ装置10に対して行うと、ゲームサーバ装置10のゲームサイトに接続され、ゲームが開始される。特に、端末装置20は、必要に応じてAPIを用いることにより、SNSサーバとして機能するゲームサーバ装置10に所定の処理を行わせ、又は、SNSサーバとして機能するゲームサーバ装置10が管理するプレーヤ情報記憶部146を取得させてゲームを実行する構成を有している。
特に、端末装置20は、必要に応じてAPIを用いることにより、SNSサーバとして機能するゲームサーバ装置10に所定の処理を行わせ、又は、SNSサーバとして機能するゲームサーバ装置10が管理するプレーヤ情報記憶部146を取得させてゲームを実行する構成を有している。
一方、端末装置20は、特定のプレーヤの特定のゲームに対するゲーム実況を視聴する旨の要求をゲーム実況配信サーバ装置30に対して行うと、ゲーム実況配信サーバ装置30の視聴サイトに接続される。
そして、端末装置20は、ゲーム実況の視聴が開始されると、視聴者であるユーザに当
該ゲーム実況を視聴させるための情報の授受などの各種の処理を実行する。
ゲーム実況配信サーバ装置30は、インターネットを介して通信接続された端末装置20を介して、特定のプレーヤによって実行されるゲームの実行状況を、視聴者に視聴させるための各種の配信制御処理(以下、「配信制御処理」という。)を含むゲーム実況に基づく配信制御及びその管理を行うゲーム実況配信制御管理処理を実行する情報処理装置である。
特に、ゲーム実況配信サーバ装置30は、ゲームサーバ装置10から特定のプレーヤの操作情報を含む、実行中の各種のゲームプレイ情報と、当該ゲームサーバ装置10、当該特定のプレーヤの端末装置20又はその双方からゲーム実況を行う際の特定のプレーヤの画像、音声又は双方の情報(以下、「実況コンテンツ情報」という。)と、を取得する。
また、ゲーム実況配信サーバ装置30は、特定プレーヤの指示に基づいて、又は、配信用のプラグラムに沿って、ゲームプレイ情報と実況コンテンツ情報とを視聴させるためのゲーム視聴情報を生成し、当該生成したゲーム視聴情報を該当する端末装置20に配信するための機能を有している。
なお、ゲーム実況配信サーバ装置30は、1つの(装置、プロセッサ)で構成されていてもよいし、複数の(装置、プロセッサ)で構成されていてもよい。
また、ゲーム実況配信サーバ装置30の記憶領域(後述する記憶部340)に記憶されるゲーム視聴情報を、ネットワーク(イントラネット又はインターネット)を介して接続されたデータベース(広義には記憶装置、メモリ)に記憶するようにしてもよいし、記憶領域に記憶される配信用のプログラムなどの情報を、ネットワーク(イントラネット又はインターネット)を介して接続されたデータベース(広義には記憶装置、メモリ)に記憶するようにしてもよい。
[2]ゲームサーバ装置
次に、図2を用いて本実施形態のゲームサーバ装置10について説明する。なお、図2は、本実施形態のゲームサーバ装置10の機能ブロックを示す図である。また、本実施形態のゲームサーバ装置10は図2の構成要素(各部)の一部を省略した構成としてもよい。
ゲームサーバ装置10は、管理者やその他の入力に用いるための入力部120、所定の表示を行う表示部130、所定の情報が記憶された情報記憶媒体180、端末装置20やその他と通信を行う通信部196、主に提供するゲームに関する処理を実行する処理部100、及び、主にゲームに用いる各種のデータを記憶する記憶部140を含む。
入力部120は、システム管理者等がゲームに関する設定やその他の必要な設定、データの入力に用いるものである。例えば、本実施形態の入力部120は、マウスやキーボード等によって構成される。
表示部130は、システム管理者用の操作画面を表示するものである。例えば、本実施形態の表示部130は、液晶ディスプレイ等によって構成される。
情報記憶媒体180(コンピュータにより読み取り可能な媒体)は、プログラムやデータなどを格納するものであり、その機能は、光ディスク(CD、DVD)、光磁気ディスク(MO)、磁気ディスク、ハードディスク、磁気テープ、或いはメモリ(ROM)などによって構成される。
通信部196は、外部(例えば、端末、他のサーバや他のネットワークシステム)との間で通信を行うための各種制御を行うものであり、その機能は、各種プロセッサ又は通信用ASICなどのハードウェアや、プログラムなどによって構成される。
記憶部140は、処理部100や通信部196などのワーク領域となるもので、その機能は、RAM(VRAM)などによって構成される。なお、記憶部140に記憶される情報は、データベースで管理してもよい。
また、本実施形態の記憶部140は、主記憶部142の他に、
(A1)ゲームに関する情報を示すゲーム情報が記憶されるゲームデータ記憶部144と、
(A2)各プレーヤに関する情報を示すプレーヤ情報及びプレーヤのゲームに関する情報(以下、「プレーヤ関連情報」という。)が記憶されるプレーヤ情報記憶部146と、
(A3)プレーヤに対して付与する特典に関する特典情報が記憶されている特典情報記憶部148と、
を有している。
ゲームデータ記憶部144には、ゲームが実施されるゲームフィールドの情報、及び、各種の判定に用いる条件情報、ゲームフィールド上の各オブジェクトの情報、各オブジェクトを変更するための情報、各種のテーブル情報、各プレーヤのプレーヤキャラクタに関する情報及びゲームに用いられる各アイテムに関する情報などが記憶される。
プレーヤ情報記憶部146には、プレーヤ毎に、プレーヤ関連情報として、
(B1)プレーヤのニックネームやプレーヤID及びチームに属している場合には、所属チーム名やそのID(以下、「所属情報」という。)、
(B2)現在のレベル(プレーヤレベル)、得点、経験値、エネルギーパラメータ値(ライフエネルギー値、体力値やパワー値)、獲得した報酬若しくはゲーム時間などの個人及びチームの成績に関する情報(以下、「成績情報」ともいう。)、
(B3)プレーヤキャラクタの特性(能力の有無及び各能力を規定するパラメータ)や属性(レベルを含む。)の情報(複数のプレーヤキャラクタを有している場合には、それぞれの特性や属性の情報)、
(B4)課金履歴及び課金額などの課金に関する情報、
(B5)プレーヤキャラクタが保有するアイテムの情報(以下、「アイテム情報」という。)及び過去に保有したアイテムの情報を含むアイテム関連情報、
(B6)ログイン(アクセス)の履歴に関する情報(以下、「アクセス履歴情報」という。)
(B7)獲得した特典の情報(以下、「獲得特典情報」ともいう。)、
(B8)所属しているチームに関する情報(以下、「所属チーム情報」という。)、並びに、
(B9)登録されたフレンドやフォロワーなどの一定の関係性を有する他のプレーヤ(以下、「関連プレーヤ」ともいう。)に関する情報(以下、「関連プレーヤ情報」という。)、
などが記憶される。
特典情報記憶部148には、ゲーム実況プレイの配信が実行された場合であって、当該配信を視聴した視聴者に付与する特典に関する情報が特典情報として記憶されている。
処理部100は、記憶部140内の主記憶部142をワーク領域として各種処理を行う。処理部100の機能は各種プロセッサ(CPU、DSP等)、ASIC(ゲートアレイ
等)などのハードウェアや、プログラムにより実現できる。
処理部100は、情報記憶媒体180に格納されるプログラム(データ)に基づいて本実施形態の種々の処理を行う。即ち情報記憶媒体180には、本実施形態の各部としてコンピュータを機能させるためのプログラム(各部の処理をコンピュータに実行させるためのプログラム)が記憶される。
例えば、処理部100(プロセッサ)は、情報記憶媒体に記憶されているプログラムに基づいて、ゲームサーバ装置10全体の制御を行うとともに、各部間におけるデータ等の受け渡しの制御などの各種の処理を行う。さらに、端末装置20からの要求に応じた各種サービスを提供する処理を行う。
具体的には、本実施形態の処理部100は、通信制御部101、Web処理部102、ゲーム管理部103、プレーヤ管理部104、特典制御部108、タイマ管理部109、及び、情報提供部110を少なくとも有している。
通信制御部101は、端末装置20とネットワークを介してデータを送受信する処理を行う。すなわち、ゲームサーバ装置10は、通信制御部101によって端末装置20等から受信した情報に基づいて各種処理を行う。
特に、本実施形態の通信制御部101は、プレーヤの端末装置20からの要求に基づいて、ゲーム画面を、当該プレーヤの端末装置20に送信する処理を行う。
また、通信制御部101は、端末装置20に入力されたプレーヤの指示を受け付けるための各種の処理を実行する。
Web処理部102は、Webサーバとして機能する。例えば、Web処理部102は、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)等の通信プロトコルを通じて、端末装置20にインストールされているWebブラウザ211の要求に応じてデータを送信する処理、及び、端末装置20のWebブラウザ211によって送信されるデータを受信する処理を行う。
なお、本実施形態では、ゲームサーバ装置10がSNSサーバとしての機能も備えていている場合を例に説明するが、ゲームサーバ装置10を、ゲーム用のサーバと、SNS用のサーバと別々に形成してもよい。また、本実施形態のゲームの処理は、ゲームサーバ装置10が一部又は全部を行ってもよいし、端末装置20が一部を行ってもよい。
ゲーム管理部103は、端末装置20と連動し、仮想空間としてのゲーム空間を構築し、当該端末装置20を介して入力されたプレーヤの操作に基づいて、複数のプレーヤによって対戦すると戦闘若しくは格闘などを行うバトルゲーム、アクションゲーム、RPG、音ゲーム、又は、スポーツゲームなどの各種の対戦ゲームに関する各種のゲーム処理を実行する。
また、ゲーム管理部103は、端末装置20から送信されたプレーヤ指示に基づいて各種のゲーム処理を実行する。
特に、ゲーム管理部103は、端末装置20に入力されたプレーヤの操作入力に応じて、各プレーヤの操作対象となるプレーヤキャラクタにおけるゲーム空間内における移動やゲームに対する各行動を制御しつつ、関連する他のキャラクタやオブジェクトの動作や各種のゲーム処理を実行する。
また、ゲーム管理部103は、特典獲得オプションが設定されているオプション設定プレーヤに対しては、当該オプション設定プレーヤの操作指示及び特典獲得オプション情報に基づいて、各種のゲームを進行させる。
なお、ゲーム管理部103は、1のプレーヤからの指示に基づいて、単一のプレーヤキャラクタに対する各種のゲーム処理を実行してもよいし、複数のプレーヤキャラクタに対する各種のゲーム処理を実行するようにしてもよい。
プレーヤ管理部104は、プレーヤが所有するアイテム、及び、獲得した特典を、プレーヤ関連情報として、プレーヤ情報記憶部146に登録して管理するとともに、ゲーム中にプレーヤによって設定されたプレーヤキャラクタ又はそれを設定したデッキの管理を行う。
特典制御部108は、ゲーム実況プレイの配信が実行された場合であって、当該ゲーム実況プレイの対象のゲームの実行状況を視聴した視聴者(すなわち、プレーヤ)に所与の特典を付与する特典制御処理を実行する。
タイマ管理部109は、タイマ機能を有し、ゲームの進行状況を管理するために用いる。特に、タイマ管理部109は、ゲーム管理部103と連動し、現在時刻や予め設定された時刻を各部に出力する。また、タイマ管理部109は、各端末装置と同期を取るために用いられる。
情報提供部110は、端末装置20によってゲームを処理させるため各種のゲーム制御情報を生成して該当する端末装置20に提供する。
また、情報提供部110は、ゲーム実況プレイの配信が実行された場合には、ゲーム実況配信サーバ装置30に対してゲーム制御情報に基づいて生成された情報を、又は、当該ゲーム制御情報を生成する過程で生成若しくは用いたゲームプレイ情報をゲーム実況配信サーバ装置30に提供する。
なお、ゲームプレイ情報は、
(A1)レベルや経験値などのプレーヤ個人又はプレーヤキャラクタのゲーム進行に伴って変動するパラメータ(以下、「ゲーム変動パラメータ」という。)の情報、
(A2)クリアしたステージ・タスク・レベル、実行中のステージ・タスク・レベル、又は、プレーヤキャラクタの属性、保有しているアイテムの数や種別、又は、同一グループに属するメンバーの人数や当該プレーヤの役割(地位)など、所定のタイミングにおけるプレーヤ又はプレーヤキャラクタのゲームに関する指標や状態(以下、「ゲーム要素」という。)の有無、及び、当該ゲーム要素の種別の情報、
(A3)課金、バトルパスなどの特典獲得オプションの有無、抽選イベントの実行の有無や抽選結果、又は、ミニゲームの実行の有無やその結果などのプレーヤのゲームに対する行動(以下、「ゲーム行動」という。)に関する情報(以下、「ゲーム行動情報」ともいう。)、
などが含まれる。
[3]端末装置
次に、図3を用いて本実施形態の端末装置20について説明する。なお、図3は、本実施形態の端末装置20の機能ブロックを示す図である。また、本実施形態の端末装置20は図2の構成要素(各部)の一部を省略した構成としてもよい。
入力部260は、プレーヤからの入力情報を入力するための機器であり、プレーヤの入力情報を処理部200に出力する。本実施形態の入力部260は、プレーヤの入力情報(入力信号)を検出する検出部262を備える。入力部260は、例えば、レバー、ボタン、ステアリング、マイク、タッチパネル型ディスプレイ、キーボード、マウスなどがある。
記憶部270は、処理部200や通信部296などのワーク領域となるもので、その機能はRAM(VRAM)などにより実現できる。そして、本実施形態の記憶部270は、ワーク領域として使用される主記憶部271と、最終的な表示画像等が記憶される画像バッファ272とを含む。なお、これらの一部を省略する構成としてもよい。
情報記憶媒体280(コンピュータにより読み取り可能な媒体)は、プログラムやデータなどを格納するものであり、その機能は、光ディスク(CD、DVD)、光磁気ディスク(MO)、磁気ディスク、ハードディスク、磁気テープ、或いはメモリ(ROM)などにより実現できる。
処理部200は、情報記憶媒体280に格納されるプログラム(データ)に基づいて本実施形態の種々の処理を行う。情報記憶媒体280には、本実施形態の各部としてコンピュータを機能させるためのプログラム(各部の処理をコンピュータに実行させるためのプログラム)を記憶することができる。
なお、本実施形態では、ゲームサーバ装置10やゲーム実況配信サーバ装置30が有する情報記憶媒体180や記憶部140に記憶されている本実施形態の各部としてコンピュータを機能させるためのプログラムやゲームデータを、ネットワークを介して受信し、受信したプログラムやデータを情報記憶媒体280に記憶する。ゲームサーバ装置10やゲーム実況配信サーバ装置30から受信したプログラムやデータを記憶部270に記憶してもよい。このようにプログラムやデータを受信してネットワークシステムを機能させる場合も本発明の範囲内に含む。
表示部290は、本実施形態により生成された画像を出力するものであり、その機能は、CRT、LCD、タッチパネル型ディスプレイ、或いはHMD(ヘッドマウントディスプレー)などにより実現できる。音出力部292は、本実施形態により生成された音を出力するものであり、その機能は、スピーカ、或いはヘッドフォンなどにより実現できる。なお、例えば、表示部290は、本発明の表示手段を構成する。
通信部296は、外部(例えば他の端末、サーバ)との間で通信を行うための各種制御を行うものであり、その機能は、各種プロセッサ又は通信用ASICなどのハードウェアや、プログラムなどにより実現できる。
処理部200(プロセッサ)は、通信部296を介してゲームサーバ装置10から取得したゲームに関する情報(すなわち、ゲーム制御情報)を取得し、入力部260からの入力情報、又は、プログラムなどに基づいて、ゲーム処理、表示制御、画像生成処理、或いは音生成処理などの処理を行う。
また、処理部200は、通信部296を介してゲーム実況配信サーバ装置30から取得したゲーム視聴情報に基づいて、特定のプレーヤにおける特定のゲームを用いた特定ゲーム実況の内容をプレーヤに視聴させるための処理を実行する。
この処理部200は、記憶部270内の主記憶部271をワーク領域として各種処理を行う。処理部200の機能は各種プロセッサ(CPU、DSP等)、ASIC(ゲートア
レイ等)などのハードウェアや、プログラムにより実現できる。
処理部200は、通信制御部210、Webブラウザ211、ゲーム処理部212、表示制御部213、描画部220、音処理部230を含む。なおこれらの一部を省略する構成としてもよい。
通信制御部210は、ゲームサーバ装置10又はゲーム実況配信サーバ装置30のそれぞれとデータを送受信する処理を行う。また、通信制御部210は、ゲームサーバ装置10又はゲーム実況配信サーバ装置30から受信したデータを記憶部270に格納する処理、受信したデータを解析する処理、その他のデータの送受信に関する制御処理等を行う。
なお、通信制御部210は、サーバの宛先情報(IPアドレス、ポート番号)を情報記憶媒体280に記憶し、管理する処理を行うようにしてもよい。そして、通信制御部210は、プレーヤからの通信開始の入力情報を受け付けた場合に、ゲームサーバ装置10又はゲーム実況配信サーバ装置30との通信を行うようにしてもよい。
特に、通信制御部210は、ゲームサーバ装置10又はゲーム実況配信サーバ装置30にプレーヤの識別情報や操作情報を送信して、ゲームに関する情報(プレーヤ情報、ゲームカード情報、プレーヤのWebページ、及び、ゲーム画面等)やゲーム実況プレイに関する情報をゲームサーバ装置10又はゲーム実況配信サーバ装置30から受信する処理を行う。
なお、通信制御部210は、所定周期でゲームサーバ装置10又はゲーム実況配信サーバ装置30とデータ送受信を行ってもよいし、入力部260からの入力情報を受け付けた場合に、ゲームサーバ装置10又はゲーム実況配信サーバ装置30とデータ送受信を行ってもよい。特に、本実施形態の通信制御部210は、ゲーム画面やゲーム実況プレイ画面を、ゲームサーバ装置10又はゲーム実況配信サーバ装置30から受信する処理を行う。
Webブラウザ211は、Webページ(ゲーム画面やゲーム実況プレイ画面)を閲覧するためのアプリケーションプログラムであって、Webサーバ(ゲームサーバ装置10又はゲーム実況配信サーバ装置30)から、HTMLファイルや画像ファイル等をダウンロードし、レイアウトを解析して表示制御する。また、Webブラウザ211は、入力フォーム(リンクやボタンやテキストボックス等)を用いてデータをWebサーバ(ゲームサーバ装置10又はゲーム実況配信サーバ装置30)に送信する。
本実施形態のWebブラウザ211は、ブラウザゲーム、又は、ゲーム実況の視聴を実現することができる。例えば、Webブラウザ211は、Webサーバ(ゲームサーバ装置10又はゲーム実況配信サーバ装置30)から受信したJavaScript(登録商標)、FLASH、Java(登録商標)等で記述されたプログラムを実行するものであってもよい。
端末装置20は、Webブラウザ211によって、インターネットを介してURLによって指定されたWebサーバからの情報を表示させることができる。例えば、端末装置20は、ゲームサーバ装置10又はゲーム実況配信サーバ装置30から受信したゲーム画面(HTML等のデータ)、又は、ゲーム実況プレイ画面をWebブラウザ211によって表示させることができる。
ゲーム処理部212は、種々のゲーム演算処理を行う。例えば、ゲーム開始条件が満たされた場合にゲームを開始する処理、ゲームを実行させる処理、ゲーム終了条件が満たされた場合にゲームを終了する処理などがある。
そして、ゲーム処理部212は、プレーヤキャラクタ、建物、球場、車、樹木、柱、壁、マップ(地形)などの表示物を表す各種オブジェクト(ポリゴン、自由曲面又はサブディビジョンサーフェスなどのプリミティブで構成されるオブジェクト)をオブジェクト空間に配置設定する処理を行うようにしてもよい。
ここでオブジェクト空間とは、仮想空間であり、2次元空間、3次元空間の両方を含む。2次元空間とは、例えば2次元座標(X,Y)においてオブジェクトが配置される空間であり、3次元空間とは、例えば3次元座標(X,Y,Z)においてオブジェクトが配置される空間である。
また、ゲーム処理部212は、ログイン時の各種の情報の送受信制御、ゲームサーバ装置10と連動してリアルタイムでゲームを実行する場合にはプレーヤの操作に基づくゲーム処理の実行、及び、自動演算によってゲームを実行する場合には受信した自動演算データの再生を含むゲーム処理を実行する。
また、表示制御部213は、表示部290に表示する処理を行う。例えば、表示制御部213は、Webブラウザ211を用いて表示してもよい。
描画部220は、処理部200で行われる種々の処理(例えば、ゲーム処理)に基づいて描画処理を行い、これにより画像を生成し、表示制御部213によって表示部290に出力する。描画部220が生成する画像は、いわゆる2次元画像であってもよいし、いわゆる3次元画像であってもよい。
音処理部230は、処理部200で行われる種々の処理の結果に基づいて音処理を行い、BGM、効果音、又は音声などのゲーム音を生成し、音出力部292に出力する。
[4]ゲーム実況配信サーバ装置
次に、図4を用いて本実施形態のゲーム実況配信サーバ装置30について説明する。なお、図4は、本実施形態のゲーム実況配信サーバ装置30の機能ブロックを示す図である。また、本実施形態のゲーム実況配信サーバ装置30は図4の構成要素(各部)の一部を省略した構成としてもよい。
ゲーム実況配信サーバ装置30は、管理者やその他の入力に用いるための入力部320、所定の表示を行う表示部330、所定の情報が記憶された情報記憶媒体380、端末装置20やその他と通信を行う通信部396、主にゲーム実況プレイの配信に関する処理を実行する処理部300、及び、主にゲーム実況プレイの配信を行う際に用いる各種のデータを記憶する記憶部340を含む。
入力部320は、システム管理者等がゲーム実況プレイに関する設定やその他の必要な設定、データの入力に用いるものである。例えば、本実施形態の入力部320は、マウスやキーボード等によって構成される。
表示部330は、システム管理者用の操作画面を表示するものである。例えば、本実施形態の表示部330は、液晶ディスプレイ等によって構成される。
情報記憶媒体380(コンピュータにより読み取り可能な媒体)は、プログラムやデータなどを格納するものであり、その機能は、光ディスク(CD、DVD)、光磁気ディスク(MO)、磁気ディスク、ハードディスク、磁気テープ、或いはメモリ(ROM)などによって構成される。
通信部396は、外部(例えば、端末、他のサーバや他のネットワークシステム)との間で通信を行うための各種制御を行うものであり、その機能は、各種プロセッサ又は通信用ASICなどのハードウェアや、プログラムなどによって構成される。
記憶部340は、処理部300や通信部396などのワーク領域となるもので、その機能は、RAM(VRAM)などによって構成される。なお、記憶部340に記憶される情報は、データベースで管理してもよい。
また、本実施形態の記憶部340は、主記憶部342の他に、
(A1)各ゲーム実況配信をする際に視聴者の端末装置(以下、「視聴者端末装置」という。)20に配信するゲーム視聴情報が記憶されるゲーム視聴情報記憶部344と、
(A2)視聴者及びゲーム実況プレーヤに付与する特典に関する情報(以下、「特典管理情報」という。)を含む視聴者及びゲーム実況プレーヤを管理するための情報が記憶される視聴者等管理情報記憶部346と、
を有し、本発明の記憶手段を構成する。
ゲーム視聴情報は、各ゲーム実況プレイに付されたゲーム実況IDに対応付けて記憶されている。なお、各ゲーム視聴情報には、ゲーム視聴情報を生成する際に用いるゲームを実行するためのゲームプレイ情報(実況用に加工されていないオリジナルの情報)と、ゲーム実況を行うプレーヤ(以下、「ゲーム実況プレーヤ」という。)から送信されたゲーム実況に用いる音声や画像などの実況コンテンツ情報と、対応付けて記憶されていてもよい。
特典管理情報は、視聴者等に付与する特典を特定するための特典IDに対応付けて、視聴者状況及びゲームプレイ情報によって特定されるゲーム状況が規定されたテーブルデータによって形成されている。
処理部300は、記憶部340内の主記憶部342をワーク領域として各種処理を行う。処理部300の機能は各種プロセッサ(CPU、DSP等)、ASIC(ゲートアレイ等)などのハードウェアや、プログラムにより実現できる。
処理部300は、情報記憶媒体380に格納されるプログラム(データ)に基づいて本実施形態の種々の処理を行う。即ち情報記憶媒体180には、本実施形態の各部としてコンピュータを機能させるためのプログラム(各部の処理をコンピュータに実行させるためのプログラム)が記憶される。
例えば、処理部300(プロセッサ)は、情報記憶媒体に記憶されているプログラムに基づいて、ゲーム実況配信サーバ装置30全体の制御を行うとともに、各部間におけるデータ等の受け渡しの制御などの各種の処理を行う。さらに、端末装置20からの要求に応じた各種ゲーム実況の配信サービスを提供する処理を行う。
具体的には、本実施形態の処理部300は、通信制御部301、Web処理部302、ゲーム実況配信管理部303、視聴者管理部304、タイマ管理部309、及び、配信制御部310を少なくとも有している。
なお、例えば、本実施形態のゲーム実況配信管理部303は、本発明の管理手段、特典付与制御手段及び記憶制御手段を構成し、視聴者管理部304は、本発明の視聴者状況検出手段、第1検出手段、第2検出手段及び通知制御手段を構成する。また、例えば、本実施形態の配信制御部310は、本発明の配信制御手段を構成する。
通信制御部301は、端末装置20とネットワークを介してデータを送受信する処理を行う。すなわち、ゲーム実況配信サーバ装置30は、通信制御部301によって端末装置20等から受信した情報に基づいて各種処理を行う。
特に、本実施形態の通信制御部301は、プレーヤの端末装置20からの要求に基づいて、ゲーム実況画面を、当該プレーヤの端末装置20に送信する処理を行う。
また、通信制御部301は、端末装置20に入力されたプレーヤの指示を受け付けるための各種の処理を実行する。
Web処理部302は、Webサーバとして機能する。例えば、Web処理部302は、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)等の通信プロトコルを通じて、端末装置20にインストールされているWebブラウザ211の要求に応じてデータを送信する処理、及び、端末装置20のWebブラウザ211によって送信されるデータを受信する処理を行う。
ゲーム実況配信管理部303は、ゲームサーバ装置10及び端末装置20と連動し、配信を希望するプレーヤ毎に、ゲームサーバ装置10によって提供されているゲームについてのゲーム実況に関する配信を管理する。
視聴者管理部304は、配信されるゲーム実況毎に、各ゲーム実況を視聴する視聴者を管理する。
タイマ管理部309は、タイマ機能を有し、ゲーム実況の配信状況を管理するために用いる。特に、タイマ管理部109は、ゲーム管理部103と連動し、現在時刻や予め設定された時刻を各部に出力する。また、タイマ管理部109は、各端末装置20と同期を取るために用いられる。
配信制御部310は、視聴者に該当するゲーム実況を視聴させるためのゲーム視聴情報を提供するためのゲーム実況プレイの配信制御を実行する。
[5]本実施形態の手法
[5.1]概要
次に、図5を用いて本実施形態のゲーム実況に基づく配信制御及びその管理を行うゲーム実況配信制御管理の概要について説明する。
なお、図5は、本実施形態におけるゲーム実況に基づく配信制御及びその管理を行うゲーム実況配信制御管理を説明するための図である。
本実施形態のゲーム実況配信サーバ装置30は、ゲームサーバ装置10、視聴者の端末装置(以下、「視聴者端末装置」という。)20及びゲーム実況プレーヤの端末装置(以下、「ゲーム実況プレーヤ端末装置」という。)20と連動し、当該ゲームサーバ装置10によって提供されているゲームのゲーム実況プレイの配信を管理するゲーム実況プレイ配信管理を実行するためのサーバ装置である。
すなわち、本実施形態のゲーム実況配信サーバ装置30は、ゲーム実況プレーヤによって実行される提供ゲームを視聴者に視聴させるために、当該ゲーム実況プレーヤの提供ゲームの実行状況を配信するゲーム実況配信制御管理を実行する。
具体的には、ゲーム実況配信サーバ装置30は、図5に示すように、
(A1)プレーヤによって実行されているゲームを視聴者に視聴させるためのゲーム視聴情報を提供するゲーム実況プレイの配信制御のための処理(すなわち、配信制御処理)を実行し、
(A2)ゲーム実況プレイの配信対象となっているゲーム(以下、「ゲーム実況対象ゲーム」ともいう。)であってプレーヤの操作に基づく当該ゲームに関する情報をゲームプレイ情報として管理(例えば、ゲーム実況プレーヤ端末装置20から取得)し、
(A3)ゲーム実況対プレイを視聴する視聴者の視聴状況を検出する処理(以下、「視聴状況検出処理」という。)を実行し、
(A4)ゲーム実況対象ゲームのゲームプレイ情報と、当該ゲーム実況対象ゲームを視聴している視聴者の検出された視聴状況と、に基づいて、視聴者に対して、当該ゲームに用いる特典を視聴者特典として付与するための制御(以下、「特典付与関連制御」という。)の処理(以下、「特典付与関連制御処理」という。)を実行する、
構成を有している。
なお、図5には、ゲーム実況プレイの配信が実行されて視聴者が当該ゲーム実況プレイを視聴する場合において、当該視聴者に視聴者特典を付与する際の情報の流れの例が示されている。
特に、図5は、視聴者にゲーム視聴情報を生成して配信するための各種の情報の流れが示されるフェーズ1と、ゲーム視聴情報の視聴者への配信及び当該視聴者の視聴状況を検出するための情報の流れが示されるフェーズ2と、特典付与関連制御処理が実行された上で、視聴者のゲームへの新規登録要求及びゲーム操作指示をゲームサーバ装置10が取得した際の情報の流れが示されるフェーズ3と、ゲーム視聴情報の配信制御及び特典付与関連制御(視聴者特典の付与を含む)と、の関係性を示す図である。
本実施形態のゲーム実況配信サーバ装置30及びそれを含むゲーム実況配信システム1は、ゲーム実況の視聴者に、当該ゲーム実況の対象のゲームの視聴に対する動機付けをすることができるとともに、視聴対象のゲームプレイについて視聴者に興味を持たせて当該ゲームのプレイを視聴者に促すことができるようになっている。
[5.2]ゲーム視聴情報生成処理を含む配信制御処理
次に、本実施形態のゲーム実況配信サーバ装置30によって実行されるゲーム視聴情報生成処理を含む配信制御処理について説明する。
配信制御部310は、ゲーム実況配信管理部303の管理の下、ゲーム実況プレーヤによって実行されているゲーム(すなわち、ゲームサーバ装置10によって提供される提供ゲーム)を視聴者に視聴させるためのゲーム実況プレイの配信制御処理を実行する。
特に、配信制御部310は、配信中のゲーム実況の対象となる提供ゲームのゲーム画像、BGM・効果音・キャラクタの音声などを含むゲーム音、及び、当該ゲームを配信するプレーヤの音声や画像などから構成されるゲーム視聴情報を生成するゲーム視聴情報生成処理を実行する。
そして、配信制御部310は、ゲーム視聴情報生成処理によって生成したゲーム視聴情報を該当する視聴者の端末装置(すなわち、視聴者端末装置)20に配信する配信制御処理を実行する。
具体的には、配信制御部310は、ゲーム実況配信管理部303の制御の下、通信制御部301を介して、ゲームサーバ装置10から、ゲーム実況配信プレーヤの操作情報に基
づく提供ゲームのゲームプレイ情報を取得する。
また、配信制御部310は、ゲーム実況配信管理部303の制御の下、通信制御部301を介して、ゲーム実況配信プレーヤの端末装置20から特定のプレーヤの画像や音声などの実況コンテンツ情報を取得する。
そして、配信制御部310は、ゲーム実況プレイが終了するまで、取得したゲームプレイ情報及び実況コンテンツ情報に基づいて、ゲーム視聴情報を生成するゲーム視聴情報生成処理を実行する。
例えば、配信制御部310は、ゲーム視聴情報生成処理としては、1画面を2つに分割し、一方の画面には実行中の提供ゲームの動画像を、他方の画面にはゲーム実況配信プレーヤの上半身又は顔の動画像を、表示するための画像を生成するとともに、提供ゲームのゲーム音とゲーム実況配信プレーヤの音声とをミキシングして編集し、視聴者端末装置20において表示可能であって、提供ゲームのゲーム音とゲーム実況配信プレーヤの音声とが同時に出力可能なストリーミング形式のゲーム視聴情報を生成する。
また、配信制御部310は、ストリーミング形式などの所定の形式で生成されたゲーム視聴情報を、予め登録された1以上の視聴者端末装置20に、又は、ゲーム実況プレイ中に視聴要求をした視聴者端末装置20に配信する配信制御処理を実行する。
[5.3]視聴状況検出処理を含む視聴者の管理
次に、本実施形態のゲーム実況配信サーバ装置30によって実行される視聴状況検出処理を含む視聴者の管理について説明する。
視聴者管理部304は、ゲーム実況配信管理部303の管理の下、配信されるゲーム実況プレイ毎に、視聴者IDを用いて各ゲーム実況プレイを視聴する視聴者を管理する。
特に、視聴者管理部304は、各視聴者が視聴したゲーム実況プレイを視聴した際に、当該ゲーム実況プレイに付されたゲーム実況IDに対応付けて当該視聴者の視聴者IDを登録する。
例えば、視聴者管理部304は、所定のWEBサイトへの新規なログイン又は既に登録済みのアカウントを用いたログインなどに従って、視聴者端末装置20から特定のゲーム実況プレイの視聴リクエストを受け付けた場合に、新規に視聴者IDを付して、又は、ログインに基づいて既に登録されたIDの中から視聴者IDを特定する。
そして、視聴者管理部304は、新規に付した視聴者ID及び特定された視聴者IDをゲーム実況IDに対応付けて視聴者等管理情報記憶部346に登録して各視聴者を管理する。
一方、視聴者管理部304は、視聴者端末装置20と連動し、ゲーム実況プレイ毎に、各視聴者の視聴状況を検出する視聴状況検出処理を実行する。
そして、視聴者管理部304は、検出した視聴状況を該当する視聴者IDに対応付けて視聴者等管理情報記憶部346に登録する。
具体的には、視聴者管理部304は、ゲーム実況プレイの視聴中に、視聴状況として、(B1)視聴者の配信されているゲームサーバ装置10によって提供されるゲームに関する視聴時間、
(B2)視聴者が視聴しているゲームの内容(視聴中のプレーヤが進行中のゲームステージ、対戦シーン(戦闘シーン、ゴールシーン))、ミニゲーム又は抽選シーンを示す視聴内容、
(B3)視聴者が利用している端末装置やプラットフォームなどの視聴環境、
(B4)「いいね」などの定形又は非定形のコメントの提供の有無、種別又は回数などの視聴者のゲーム視聴に対する行動(以下、「視聴者行動」という。)の有無・種別・回数(ただし、配信側でこれらのコメントが登録可能又は認識可能なシステムである場合)、(B5)配信されているゲームを視聴している視聴人数(現タイミングの人数、視聴登録している人数、又は、視聴した視聴者の延べ人数)、及び、
(B6)視聴者の属性(会員種別、性別、世代)、オプション(例えば、特典獲得オプション)の有無、又は、視聴時の課金の有無やその金額に基づく種別などの視聴者種別、
などを検出する。
例えば、視聴者管理部304は、視聴状況として視聴時間を検出する場合に、視聴者の操作に基づく視聴開始タイミング又はゲーム実況プレイの開始タイミングと、視聴者の操作に基づく視聴終了タイミング又はゲーム実況プレイの終了タイミングと、を視聴者端末装置20から取得し、取得した各タイミングに基づいて視聴時間を算出(すなわち、検出)する。
また、例えば、視聴者管理部304は、視聴状況として視聴内容を検出する場合に、視聴開始時刻及び視聴終了時刻を検出するとともに、ゲーム実況プレイの視聴開始時刻及び視聴終了時刻の間に発生した事象を対応付けて検出する。
なお、特典獲得オプションは、バトルパスと呼ばれるオプションであって、同一のゲーム行動、ゲーム処理及びこれらの結果であっても、当該オプションを有していない非オプション設定プレーヤより、当該特典獲得オプションを有しているオプション設定プレーヤに、ゲーム上の有利な効果を提供するオプションを示す。
[5.4]ゲームプレイ情報の管理
次に、本実施形態のゲーム実況配信サーバ装置30におけるゲームプレイ情報の管理について説明する。
ゲーム実況配信管理部303は、配信されるゲーム実況プレイ毎に、ゲーム実況プレイの配信対象となっているゲームであってプレーヤの操作に基づく当該ゲームに関する情報をゲーム実況IDに対応付けてゲームプレイ情報として管理する。
特に、本実施形態においては、ゲーム実況配信管理部303は、ゲーム実況プレイ毎に、ゲームサーバ装置10、該当するゲーム実況配信プレーヤの端末装置20、又は、双方からゲームプレイ情報を取得し、及び、当該取得したゲームプレイ情報を、視聴者等管理情報記憶部346に登録し、その管理を行う。
なお、ゲーム実況配信管理部303は、ゲームプレイ情報にゲーム実況プレイ中の時刻を示す時刻情報が規定されている場合には、当該時刻情報を含めてゲームプレイ情報を視聴者等管理情報記憶部346に登録する。
また、本実施形態のゲームプレイ情報には、
(A1)レベルや経験値などのプレーヤ個人又はプレーヤキャラクタのゲーム進行に伴って変動するパラメータ(以下、「ゲーム変動パラメータ」という。)の情報、
(A2)クリアしたステージ・タスク・レベル、実行中のステージ・タスク・レベル、又は、プレーヤキャラクタの属性、保有しているアイテムの数や種別、又は、同一グループ
に属するメンバーの人数や当該プレーヤの役割(地位)など、所定のタイミングにおけるプレーヤ又はプレーヤキャラクタのゲームに関する指標や状態(以下、「ゲーム要素」という。)の有無、及び、当該ゲーム要素の種別の情報、
(A3)課金、バトルパスなどの特典獲得オプションの有無、抽選イベントの実行の有無や抽選結果、又は、ミニゲームの実行の有無やその結果などのプレーヤのゲームに対する行動(以下、「ゲーム行動」という。)に関する情報(以下、「ゲーム行動情報」ともいう。)、
などが含まれる。
[5.5]特典付与関連制御処理
次に、本実施形態のゲーム実況配信サーバ装置30によって実行される視聴状況検出処理を含む視聴者の管理について説明する。
(特典付与関連制御処理の基本原理)
ゲーム実況配信管理部303は、配信されるゲーム実況プレイ毎に、かつ、視聴者毎に、ゲームプレイ情報と、当該ゲームを視聴している視聴者の検出された視聴状況と、に基づいて、視聴者に対して、当該ゲームに用いる特典を視聴者特典として付与するための制御を特典付与関連制御として実行する特典付与関連制御処理を実行する。
具体的には、ゲーム実況配信管理部303は、ゲームプレイ情報及び視聴状況の組み合わせと、視聴者特典の特典IDと、が対応付けられたテーブルデータを参照し、検出したゲームプレイ情報及び視聴状況の組み合わせに対応付けてある視聴者特典(すなわち、特典ID)を特定する。
そして、ゲーム実況配信管理部303は、ゲームサーバ装置10にログインしてきた視聴者に対して視聴者特典を付与することができるように、特定した視聴者特典の特典IDを視聴者IDに対応付けてゲームサーバ装置10に提供する。
特に、ゲーム実況配信管理部303は、ゲームサーバ装置10と連動し、当該ゲームサーバ装置10内の特典情報記憶部148に、視聴者IDに対応付けた特典IDを特典情報として登録する。
このとき、ゲーム実況配信管理部303は、提供ゲームを実行するプレーヤに対して視聴者IDを用いて特典を付与する際に、当該プレーヤに対して視聴者としての本人確認をおこなうためのパスワード(自動設定されたものであってもよいし、視聴者によって任意に設定されたものであってもよい)も特典情報として登録してもよい。
なお、ゲームサーバ装置10は、提供ゲームを提供する際に、視聴者IDと同一のプレーヤIDを有するプレーヤ、又は、当該視聴者IDによってログインしたプレーヤ(パスワードなどがある場合には、認証できたプレーヤ)に、特典IDに基づいて、アイテムを付与する。
(視聴者特典1:アイテム)
ゲーム実況配信管理部303は、視聴者特典として、提供ゲームに用いるプレーヤキャラクタをゲームサーバ装置10によって提供されるゲームに関するアイテムを付与する。
例えば、アイテムには、プレーヤキャラクタなどのキャラクタ及び各キャラクタが有する武器などの装備の他に、ゲーム内通貨、ライフエネルギー、所定の効果を有するパス(権利)などが含まれる。
(視聴者特典2:ゲームの連動)
ゲーム実況配信管理部303は、視聴者特典として、視聴者が視聴している配信対象のゲーム実況用ゲームと、当該視聴者が実行するゲームと、のゲーム進行を連動させるための制御を実行してもよい。
すなわち、ゲーム実況配信管理部303は、視聴者特典として、視聴者が自ら提供ゲームを実行する際に、既に視聴した提供ゲームの視聴部分を、実行した状態で開始すること、又は、クリアが難しいゲームパートを上級プレーヤのゲームを視聴することによってクリアさせるなどの制御を実行してもよい。
この場合には、ゲーム実況配信管理部303は、ゲームサーバ装置10に、視聴者IDに対応付けて、当該制御を行うための制御情報が規定された特典IDを登録する。
例えば、この場合には、ゲーム実況配信管理部303は、ゲーム実況プレイの対象の提供ゲームを実行するプレーヤと同一のゲームについて視聴者が実行する場合に、視聴した際にゲーム実況プレーヤが実行していて同一のタスク若しくはステージをクリアしている状態、又は、同一のプレーヤキャラクタやアイテムを有している状態など同一の条件でゲームを実行するための制御情報が規定された特典IDをゲームサーバ装置10に登録する。
(視聴者特典3:視聴部分のゲーム内容変化)
ゲーム実況配信管理部303は、視聴者特典として、視聴者が視聴した実況配信プレイの対象の提供ゲームを実行する際に、当該視聴者が視聴した部分のゲームの内容を変化させるためのゲーム内容変化制御を実行してもよい。
すなわち、ゲーム実況配信管理部303は、視聴者特典として、視聴による提供ゲームへの倦怠感を解消させて当該ゲームへの興趣性を向上させるために、当該視聴者が視聴した部分(以下、「視聴部分」という。)の難易度、又は、アイテムやギミックの変化などのゲームの内容を変化させるゲーム内容変化制御を実行してもよい。
例えば、視聴部分の難易度を変化させる場合には、ゲーム実況配信管理部303は、視聴者特典として、視聴部分のステージの敵キャラクタの数を多くし、若しくは、少なくし、又は、当該敵キャラクタのレベルを高くし、若しくは低くするなどの難易度の高低を制御するための制御情報が規定された特典IDをゲームサーバ装置10に登録する。
また、例えば、視聴部分のアイテムやギミックを変化させる場合には、ゲーム実況配信管理部303は、視聴者特典として、当該視聴部分のゲーム要素を変化させるための制御を実行するための制御情報が規定された特典IDをゲームサーバ装置10に登録する。
特に、ゲーム実況配信管理部303は、視聴部分のアイテムやギミックを変化させる場合には、ゲーム要素として、
(B1)出現アイテムや獲得アイテム、
(B2)敵キャラクタ、及び、
(B3)ゲーム空間を構成するオブジェクト、
を用いる。
そして、ゲーム実況配信管理部303は、視聴部分のゲーム要素を変化させるための制御として、
(C1)ゲーム要素の追加、
(C2)ゲーム要素の変更、
(C3)ゲーム要素の動作の追加、及び、
(C4)ゲーム要素の動作・動作タイミング・出現タイミングの変更、
などの制御を実行する制御情報が規定された特典IDをゲームサーバ装置10に登録する。
(視聴者特典4:視聴部分のスキップ制御)
ゲーム実況配信管理部303は、視聴者特典として、視聴者が視聴した実況配信プレイの対象の提供ゲームを実行する際に、当該視聴者が視聴した視聴部分のゲームの内容をスキップさせるためのスキップ制御を実行してもよい。
例えば、ゲーム実況配信管理部303は、視聴者のプレーヤとしての指示に基づいて、又は、ゲームサーバ装置10によってプレーヤが視聴者と検出された場合に、当該視聴者が視聴した視聴部分のゲームの内容をスキップさせるためのスキップ制御を実行するための制御情報が規定された特典IDをゲームサーバ装置10に登録する。
(判定処理に基づく視聴者特典の変更)
ゲーム実況配信管理部303は、視聴状況が所与の条件を具備しているか否かを判定する判定処理を実行し、当該判定処理によって検出された視聴状況が所与の条件を具備したと判定された場合には、付与する視聴者特典を変更する制御を実行してもよい。
すなわち、この場合には、ゲーム実況配信管理部303は、視聴状況に応じて視聴者特典の有無や優劣を設定し、ゲームのプレーヤや配信者が視聴者に視聴して欲しい部分や見て欲しい視聴方法に誘導するために、当該判定処理に基づく視聴者特典の変更を実行する。
具体的には、この場合には、ゲーム実況配信管理部303は、
(D1)一定時間以上視聴したこと、
(D2)特定のゲームステージや対戦シーンなどの特定のゲーム内容を視聴したこと、
(D3)特定のプラットフォームで視聴したこと、
(D4)所定の定形コメントを登録したこと、
(D5)視聴人数が一定数を超えたこと、及び、
(D6)特定の課金を行っている視聴者であること、
などの所与の条件を具備した場合に、付与する視聴者特典のグレードを変更する制御を実行する。
特に、本実施形態のゲーム実況配信管理部303は、所与の条件を具備した場合に、付与する視聴者特典のグレードを上げるなどプレーヤに有利な効果を得ることができるように変更してもよいし、当該視聴者特典のグレードを下げるなどプレーヤに不利な効果となるように変更してもよい。
[5.6]変形例
次に、本実施形態の変形例について説明する。
(変形例1:サーバ装置の他の構成例)
本実施形態のゲーム実況配信システム1においては、ゲームサーバ装置10及びゲーム実況配信サーバ装置30をそれぞれ別個独立させているが、双方の機能を有する1台のサーバ装置によって実現してもよい。
(変形例2:承諾処理の導入)
本実施形態においては、視聴者特典を付与する際に、当該視聴者特典が付与される視聴
者の了解を受け付ける処理(以下、「承諾処理」ともいう。)を実行するための制御をしてもよい。
すなわち、この場合には、ゲーム実況配信管理部303は、特典付与関連制御として、視聴者に視聴者特典を付与することが決定した場合であって、当該視聴者における視聴者特典の付与を了解する旨の指示を受け付けた場合に、決定した視聴者特典を当該視聴者に付与するための制御を実行する。
例えば、ゲーム実況配信管理部303は、ゲーム実況プレイの実行中、又は、当該実況プレイの実行後であって視聴者IDに対応付けて特典IDをゲームサーバ装置10に登録する際など視聴者特典を付与する際に、当該視聴者における視聴者特典の付与を了解するか否かを該当する視聴者端末装置20に問い合わせる。
そして、ゲーム実況配信管理部303は、視聴者からの視聴者特典の付与を了解する旨の指示を受け付けた場合に、視聴者IDに対応付けて特典IDをゲームサーバ装置10に登録する。
なお、ゲーム実況配信管理部303は、視聴者が視聴者IDを用いてゲームサーバ装置10にアクセスして提供ゲームを開始する際も、視聴者特典を付与する際として、承諾処理を実行するための制御をしてもよい。
例えば、この場合には、ゲーム実況配信管理部303は、視聴者IDに対応付けて特典IDをゲームサーバ装置10に登録する際に、視聴者が視聴者IDを用いてゲームサーバ装置10にアクセスして提供ゲームを開始するときに承諾処理を実行し、視聴者における視聴者特典の付与を了解する旨の指示を当該ゲームサーバ装置10が受け付けた場合に、視聴者特典を付与する制御を実行させるための情報も登録する。
(変形例3:視聴者への通知制御)
本実施形態において、視聴者に視聴者特典を付与した後に、当該視聴者における視聴した提供ゲームを実行していない場合には、当該付与した視聴者特典に関する通知制御を実行してもよい。
具体的には、この場合には、ゲーム実況配信管理部303は、
(A1)視聴者に視聴者特典を付与した後に、当該視聴者における視聴した提供ゲームの実行の可否を検出するゲーム実行検出処理を実行し、
(A2)当該ゲーム実行検出処理によって視聴者が視聴した実況配信プレイの対象のゲームを実行していないことが検出された場合に、当該視聴者に対して当該視聴者に付与された視聴者特典に関する通知制御を実行する。
例えば、ゲーム実況配信管理部303は、ゲーム実況プレイの実行中、又は、当該実況プレイの実行後であって視聴者IDに対応付けて特典IDをゲームサーバ装置10に登録した後の一定期間中に、ゲームサーバ装置10によって当該視聴者IDと同一のIDによってゲームが実行されなかったこと(ログインが無いこと)が検出されると、該当する視聴者特典を付与した視聴者の端末装置20に、付与した視聴者特典の内容に関する情報や特典として使用可能な提供ゲームに関する情報を提供する。
なお、ゲーム実行検出処理としては、視聴者が、該当する提供ゲームにログインしたことだけでなく、該当する提供ゲームのアプリケーションをダウンロードしたこと、及び、該当する提供ゲームを提供するサービスについてユーザ登録したことなどを検出する処理が含まれる。
(変形例4:ゲーム実況プレーヤ視聴者への通知制御及び特典提供制御)
本実施形態においては、視聴者に視聴者特典が付与された場合に、ゲーム実況プレーヤに対して、当該視聴者に視聴者特典が付与されたことを通知するための通知制御、又は、当該プレーヤに所与の特典をゲーム視聴情報提供者特典として提供するための特典提供制御を実行してもよい。
ゲーム実況配信管理部303は、視聴者に視聴者特典が付与された場合に、ゲーム実況プレーヤの端末装置20に対して、当該視聴者に視聴者特典が付与されたことを通知してもよい。
また、ゲーム実況配信管理部303は、視聴者に視聴者特典が付与された場合に、当該プレーヤに所与の特典をゲーム視聴情報提供者特典として提供するための制御を実行してもよい。
なお、ゲーム視聴情報提供者特典には、例えば、視聴者と同様なゲームに関する特典を付与することであってもよいし、アフィリエイト的なゲームなどで発生した成功報酬(すなわち、金銭)であってもよい。
(変形例5:ゲーム実況プレーヤの視聴者から特典変更)
本実施形態において、ゲーム実況プレイの対象のゲームを実行するゲーム実況配信プレーヤに関する情報に応じて、視聴者特典を変更してもよい。
具体的には、ゲーム実況配信管理部303は、ゲーム実況プレイの提供ゲームを実行するプレーヤに関する情報として、視聴対象のゲームを実行するプレーヤのゲーム視聴情報を配信するためのチャンネル登録者数、当該プレーヤの種別、及び、当該プレーヤが視聴対象として提供したゲームの総視聴数などに応じて、視聴者特典、又は、ゲーム視聴情報提供者特典を変更してもよい。
なお、ゲーム実況配信管理部303は、上記のチャンネル登録者数に代えて、プレーヤの属性(会員種別、性別、世代などの)ゲーム実況配信プレーヤの種別、又は、当該ゲーム実況配信プレーヤが視聴対象として提供したゲームの総視聴数などを用いる。
(変形例6:ゲーム実況プレーヤ視聴者への通知制御及び特典提供制御)
本実施形態においては、ゲーム実況プレイをリアルタイムで視聴している場合を例に説明したが、配信しているゲーム視聴情報をゲーム視聴情報記憶部344に記憶し、当該記憶されたゲーム視聴情報を配信することによって非リアルタイムでの視聴(以下、「アーカイブ視聴」ともいう。)を実現させてもよい。
また、本実施形態には、リアルタイムによる視聴、又は、アーカイブ視聴のいずれかの視聴だけでなく、視聴者の視聴タイミングに応じて、いずれかの視聴方法を選択してもよい。
具体的には、ゲーム実況配信管理部303は、
(B1)ゲーム実況プレイの対象の提供ゲームのゲーム視聴情報を当該ゲーム実況プレイ中に所与の格納場所に記憶し、
(B2)視聴者における視聴タイミングを検出する視聴タイミング検出処理を実行し、
(B3)視聴タイミング検出処理において、記視聴者が前記提供されているゲーム視聴情報に基づいて、該当する前記ゲーム実況プレイの対象のゲームをリアルタイムで視聴をしていると検出された場合に、当該視聴者が記憶されているゲーム視聴情報に基づいて当該
ゲームを視聴している場合に付与する視聴者特典を変更する、
[6]本実施形態における動作
次に、図6を用いて本実施形態のゲーム実況配信サーバ装置30において実行されるゲーム実況に基づく配信制御及びその管理を行うゲーム実況配信制御管理の動作について説明する。
なお、図6は、ゲーム実況配信サーバ装置30において実行されるゲーム実況に基づく配信制御及びその管理を行うゲーム実況配信制御管理の動作を示すフローチャートである。
本動作においては、ゲーム実況配信プレーヤの端末装置20が既にゲームサーバ装置10と連動してゲームが実行されているものとし、ゲームサーバ装置10とゲーム実況配信サーバ装置30とが通信回線によって接続されて連動しているものとする。
また、本動作においては、既にゲーム視聴情報を配信する端末装置20が登録されており(すなわち、ゲーム実況プレイを視聴する視聴者が視聴者IDに対応付けて登録されており)、それぞれの端末装置20と通信回線が接続されているものとする。
まず、ゲーム実況配信管理部303は、ゲームサーバ装置10によって提供されるゲームにおいて、通信制御部101を介してゲーム実況配信プレーヤの端末装置(すなわち、実況配信プレーヤ端末装置)20から送信されたゲーム実況プレイの開始指示を受信すると(ステップS101)、配信制御部310は、当該ゲーム実況プレイを視聴者に視聴させるためのゲーム視聴情報を生成するゲーム視聴情報生成処理、及び、当該生成したゲーム視聴情報を配信する配信制御処理を開始する(ステップS102)。
具体的には、ステップS102の処理においては、ゲーム実況配信管理部303は、ゲームサーバ装置10と連動し、当該ゲームサーバ装置10から、ゲーム実況配信プレーヤの操作情報に基づく特定のゲームのゲームプレイ情報の受信を開始し、かつ、当該ゲーム実況配信プレーヤの端末装置20から実況コンテンツ情報の受信を開始する。
そして、配信制御部310は、ゲーム実況プレイが終了するまで、受信したゲームプレイ情報及び実況コンテンツ情報に基づいて、ゲーム視聴情報を生成する。
また、配信制御部310は、ゲーム視聴情報の配信を開始すると、ゲーム実況プレイが終了するまで、該当する視聴者の端末装置20にゲーム視聴情報を配信する。
なお、配信制御部310は、ゲーム視聴情報の配信開始後に、未だ配信登録がされていない視聴者の端末装置20からゲーム視聴情報の配信要求を受信すると、該当する視聴者の端末装置20を配信可能端末装置として登録し、配信要求を受信したタイミングから、ゲーム視聴情報を配信する。
次いで、視聴者管理部304は、各視聴者の視聴者端末装置20と連動し、各視聴者の視聴状況を検出する視聴状況検出処理を実行する(ステップS103)。
次いで、ゲーム実況配信管理部303は、視聴者等管理情報記憶部346に記憶された特典管理情報に基づいて、受信しているゲームプレイ情報と、各視聴者の視聴状況検出処理によって検出された視聴状況と、に基づいて、各視聴者に付与する特典を特定する(ステップS104)。
最後に、ゲーム実況配信管理部303は、各視聴者が当該視聴者であることを特定してゲームサーバ装置10にログイン場合に、該当する特典を付与するために、視聴者IDに当該視聴者IDによって特定される視聴者に付与する特典の特典IDが対応付けて規定されている各視聴者の視聴者特典情報をゲームサーバ装置10に登録する特典付与関連制御処理を実行し(ステップS105)、本動作を終了させる。
なお、ゲーム実況配信管理部303は、ゲーム実況プレーヤの配信制御を終了する指示を受け付けるまで、ゲーム実況プレイの配信を継続する。ただし、ゲーム実況配信管理部303は、ゲーム実況プレイの配信中に、視聴者によって視聴終了指示を受け付けた場合には、該当する視聴者に対する配信のみ終了させる。
[7]その他
本発明は、上記実施形態で説明したものに限らず、種々の変形実施が可能である。例えば、明細書又は図面中の記載において広義や同義な用語として引用された用語は、明細書又は図面中の他の記載においても広義や同義な用語に置き換えることができる。
本実施形態は、1のゲームサーバ装置10によって各ゲームを端末装置20に提供してもよいし、複数のゲームサーバ装置10を連動させてサーバシステムを構築し、各ゲームを端末装置に提供してもよい。
さらに、本実施形態においては、ゲームサーバ装置10によって提供されたゲームを端末装置20によって実行されているが、操作入力を除き、上記の端末装置20の処理部200の各機能及びゲームプログラムの実行をゲームサーバ装置10で実行し、当該端末装置20は、操作入力とストリーミングによる画像表示を実行することによって、上記のゲームを実現してもよい。
また、本実施形態においては、ゲームサーバ装置10の機能を備えた単一のゲーム装置、すなわち、サーバ装置などの他の機器に依存せず単独で動作する装置(スタンドアローン)によって実現してもよく、この場合には、複数の入力端末装置があればよい。
そして、このようなゲーム端末装置を有線又は無線によって複数連結させ、1のゲーム装置がゲームサーバ装置10として機能して、複数のゲーム装置によって実現することも可能である。
また、本実施形態においては、ネットワークを通じて端末装置20と連動して実行するゲームサーバ装置10に本発明のゲーム実況配信システムを適用しているが、タブレット型情報端末装置やパーソナルコンピュータ、又は、アミューズメントパークに設置されるゲーム装置としても適用することができる。
本発明は、実施形態で説明した構成と実質的に同一の構成(例えば、機能、方法及び結果が同一の構成、あるいは目的及び効果が同一の構成)を含む。また、本発明は、実施形態で説明した構成の本質的でない部分を置き換えた構成を含む。また、本発明は、実施形態で説明した構成と同一の作用効果を奏する構成又は同一の目的を達成することができる構成を含む。また、本発明は、実施形態で説明した構成に公知技術を付加した構成を含む。
上記のように、本発明の実施形態について詳細に説明したが、本発明の新規事項及び効果から実体的に逸脱しない多くの変形が可能であることは当業者には容易に理解できるであろう。したがって、このような変形例はすべて本発明の範囲に含まれるものとする。
1 :ゲーム実況配信システム
10 :ゲームサーバ装置
20 :端末装置
30 :ゲーム実況配信サーバ装置
100 :処理部
101 :通信制御部
102 :Web処理部
103 :ゲーム管理部
104 :プレーヤ管理部
108 :特典制御部
109 :タイマ管理部
110 :情報提供部
120 :入力部
130 :表示部
140 :記憶部
142 :主記憶部
144 :ゲームデータ記憶部
146 :プレーヤ情報記憶部
148 :特典情報記憶部
180 :情報記憶媒体
196 :通信部
200 :処理部
210 :通信制御部
211 :Webブラウザ
212 :ゲーム処理部
213 :表示制御部
220 :描画部
230 :音処理部
260 :入力部
262 :検出部
270 :記憶部
271 :主記憶部
272 :画像バッファ
280 :情報記憶媒体
290 :表示部
292 :音出力部
296 :通信部
300 :処理部
301 :通信制御部
302 :Web処理部
303 :ゲーム実況配信管理部
304 :視聴者管理部
309 :タイマ管理部
310 :配信制御部
320 :入力部
330 :表示部
340 :記憶部
342 :主記憶部
344 :ゲーム視聴情報記憶部
346 :視聴者等管理情報記憶部
380 :情報記憶媒体
396 :通信部

Claims (16)

  1. プレーヤによって実行されるゲームを視聴者に視聴させるために、当該プレーヤのゲームの実行状況を配信するゲーム実況プレイの配信管理を行うゲーム実況プレイ配信管理システムであって、
    前記プレーヤによって実行されているゲームを前記視聴者に視聴させるためのゲーム視聴情報を提供するゲーム実況プレイの配信制御を行う配信制御手段と、
    前記ゲーム実況プレイの配信対象となっているゲームであって前記プレーヤの操作に基づく当該ゲームに関する情報をゲームプレイ情報として管理する管理手段と、
    前記ゲーム実況プレイを視聴する前記視聴者の視聴状況を検出する視聴状況検出手段と、
    前記ゲーム実況プレイに基づく配信が実行されているゲームのゲームプレイ情報と、当該ゲームを視聴している視聴者の検出された視聴状況と、に基づいて、前記視聴者に対して、当該ゲームに用いる特典を視聴者特典として付与するための制御を特典付与関連制御として実行する特典付与制御手段と、
    を備えることを特徴とするゲーム実況プレイ配信管理システム。
  2. 請求項1に記載のゲーム実況プレイ配信管理システムにおいて、
    前記視聴状況には、前記視聴者が視聴しているゲームに関する視聴時間、当該視聴者が視聴しているゲームの視聴内容、当該視聴者の視聴環境、前記配信されているゲームを視聴している視聴人数、及び、当該視聴者の種別の少なくともいずれか1が含まれる、ゲーム実況プレイ配信管理システム。
  3. 請求項1又は2に記載のゲーム実況プレイ配信管理システムにおいて、
    前記特典付与制御手段が、
    前記検出された視聴状況が所与の条件を具備したと判定された場合には、前記付与する視聴者特典を変更するための制御を実行する、ゲーム実況プレイ配信管理システム。
  4. 請求項1~3のいずれか1項に記載のゲーム実況プレイ配信管理システムおいて、
    前記付与される視聴者特典が、前記ゲームに関するアイテムである、ゲーム実況プレイ配信管理システム。
  5. 請求項1~3のいずれか1項に記載のゲーム実況プレイ配信管理システムにおいて、
    前記特典付与制御手段が、
    前記付与される視聴者特典として、前記視聴者が視聴している配信対象のゲームと、当該視聴者が実行するゲームと、のゲーム進行を連動させるための制御を行う、ゲーム実況プレイ配信管理システム。
  6. 請求項1~3のいずれか1項に記載のゲーム実況プレイ配信管理システムにおいて、
    前記特典付与制御手段が、
    前記視聴者特典として、前記視聴者が前記視聴した前記ゲーム実況プレイの対象のゲームを実行する際に、当該視聴者が視聴した部分のゲームの内容を変化させるためのゲーム内容変化制御を実行する、ゲーム実況プレイ配信管理システム。
  7. 請求項6に記載のゲーム実況プレイ配信管理システムにおいて、
    前記特典付与制御手段が、
    前記ゲーム内容変化制御として、前記視聴者が視聴した部分の前記ゲーム実況プレイの対象のゲームの難易度を変化させるための制御を実行する、ゲーム実況プレイ配信管理システム。
  8. 請求項6に記載のゲーム実況プレイ配信管理システムにおいて、
    前記特典付与制御手段が、
    前記ゲーム内容変化制御として、前記視聴者が前記視聴した実況配信プレイの対象のゲームを実行する際に、当該視聴者が視聴した部分のゲーム要素を変化させるための制御を実行する、ゲーム実況プレイ配信管理システム。
  9. 請求項1~3のいずれか1項に記載のゲーム実況プレイ配信管理システムにおいて、
    前記特典付与制御手段が、
    前記視聴者特典として、前記視聴者が前記視聴した実況配信プレイの対象のゲームを実行する際に、当該視聴者が視聴した部分のゲームの内容をスキップさせるためのスキップ制御を実行する、ゲーム実況プレイ配信管理システム。
  10. 請求項1~9のいずれか1項に記載のゲーム実況プレイ配信管理システムにおいて、
    前記特典付与制御手段が、
    前記特典付与関連制御として、前記視聴者に前記視聴者特典を付与することが決定した場合であって、当該視聴者における視聴者特典の付与を了解する旨の指示を受け付けた場合に、前記決定した視聴者特典を当該視聴者に付与するための制御を実行する、ゲーム実況プレイ配信管理システム。
  11. 請求項1~10のいずれか1項に記載のゲーム実況プレイ配信管理システムにおいて、
    前記視聴者における視聴した前記ゲームの実行の可否を検出するゲーム実行検出処理を実行する第1検出手段と、
    前記ゲーム実行検出処理によって前記視聴者が視聴した前記ゲーム実況プレイの対象のゲームを実行していないことが検出された場合に、当該視聴者に対して当該視聴者に付与された視聴者特典に関する通知制御を実行するための通知制御手段と、
    を更に備えるゲーム実況プレイ配信管理システム。
  12. 請求項1~11のいずれか1項に記載のゲーム実況プレイ配信管理システムにおいて、
    前記特典付与制御手段が、
    前記視聴者に視聴者特典が付与された場合に、前記視聴者特典が付与された視聴者が視聴していた前記ゲーム実況プレイの対象のゲームを実行するプレーヤに対して、当該視聴者に視聴者特典が付与されたことを通知するための通知制御、又は、当該プレーヤに所与の特典をゲーム視聴情報提供者特典として提供するための特典提供制御を実行する、ゲーム実況プレイ配信管理システム。
  13. 請求項1~12のいずれか1項に記載のゲーム実況プレイ配信管理システムにおいて、
    前記特典付与制御手段が、
    前記ゲーム実況プレイの対象のゲームを実行するプレーヤに関する情報に応じて、前記特典を変更する、ゲーム実況プレイ配信管理システム。
  14. 請求項1~13のいずれか1項に記載のゲーム実況プレイ配信管理システムにおいて、
    前記ゲーム実況プレイの対象のゲームのゲーム視聴情報を当該ゲーム実況プレイ中に記憶手段に記憶する記憶制御手段と、
    前記視聴者における視聴タイミングを検出する視聴タイミング検出処理を実行する第2検出手段と、
    を更に備え、
    前記特典付与制御手段が、
    前記視聴タイミング検出処理において、前記視聴者が前記提供されているゲーム視聴情報に基づいて、該当する前記ゲーム実況プレイの対象のゲームをリアルタイムで視聴をしていると検出された場合に、当該視聴者が前記記憶手段に記憶されているゲーム視聴情
    報に基づいて当該ゲームを視聴している場合に付与する前記特典を変更する、ゲーム実況プレイ配信管理システム。
  15. プレーヤによって実行されるゲームを視聴者に視聴させるために、当該プレーヤのゲームの実行状況を配信するゲーム実況プレイの配信管理を行うプログラムであって、
    前記プレーヤによって実行されているゲームを前記視聴者に視聴させるためのゲーム視聴情報を提供するゲーム実況プレイを行う配信制御手段、
    前記ゲーム実況プレイの配信対象となっているゲームであって前記プレーヤの操作に基づく当該ゲームに関する情報をゲームプレイ情報として管理する管理手段、
    前記ゲーム実況プレイを視聴する前記視聴者の視聴状況を検出する視聴状況検出手段、及び、
    前記ゲーム実況プレイに基づく配信が実行されているゲームのゲームプレイ情報と、当該ゲームを視聴している視聴者の検出された視聴状況と、に基づいて、前記視聴者に対して、当該ゲームに用いる特典を視聴者特典として付与するための制御を特典付与関連制御として実行する特典付与制御手段、
    としてコンピュータとして機能させることを特徴とするプログラム。
  16. サーバ装置から、当該サーバ装置とネットワークを介して接続された当該視聴者が有する端末装置に、特定のプレーヤによって所与のゲームの実行状況について、視聴者に視聴させるためのゲーム実況プレイの配信管理を行うゲーム視聴管理方法であって、
    前記サーバ装置が、
    前記プレーヤによって実行されているゲームを前記視聴者に視聴させるためのゲーム視聴情報を提供するゲーム実況プレイの配信制御を行う配信制御手段と、
    前記ゲーム実況プレイの配信対象となっているゲームであって前記プレーヤの操作に基づく当該ゲームに関する情報をゲームプレイ情報として管理する管理手段と、
    前記ゲーム実況プレイを視聴する前記視聴者の視聴状況を検出する視聴状況検出手段と、
    前記ゲーム実況プレイに基づく配信が実行されているゲームのゲームプレイ情報と、当該ゲームを視聴している視聴者の検出された視聴状況と、に基づいて、前記視聴者に対して、当該ゲームに用いる特典を視聴者特典として付与するための制御を特典付与関連制御として実行する特典付与制御手段と、
    を備える場合に、
    前記サーバ装置から配信された前記ゲーム視聴情報を受信し、
    前記サーバ装置に前記視聴者の視聴状況に関する情報を提供し、
    前記サーバ装置から前記特典付与に関する情報を受信することを特徴とするゲーム視聴管理方法。
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