JP2023046609A - 情報処理装置、制御方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザにとって必要最低限なWYSIWYGを達成しながら、可能な限り短時間で文字の一覧表示を完了する情報処理装置、制御方法、及びプログラムを提供する。【解決手段】本発明の一実施形態は、表示部で表示する表示文字を選択する表示文字選択手段であって、表示文字は、第1の文字及び第1の文字とは異なる第2の文字を含む、表示文字選択手段と、第1の文字及び第2の文字に紐づけられた文字カテゴリを判断するカテゴリ判断手段であって、文字カテゴリは、第1のカテゴリ及び第1のカテゴリとは異なる第2のカテゴリを含む、カテゴリ判断手段と、第1のカテゴリに紐づけられた第1の文字を画像データによって描画し、第2のカテゴリに紐づけられた第2の文字を文字データによって描画する、文字描画手段と、を備えた、情報処理装置である。【選択図】図5

Description

本開示は、画像形成システムの技術に関する。
PC等の情報処理装置から印刷装置に対して印刷を指示するための印刷アプリケーションやプリンタドライバの中には、印刷の実行前に、その印刷結果がどのようになるか、印刷プレビューとしてディスプレイに表示することを可能とするものがある。
これらアプリケーションにおいて、印刷装置がデバイスフォントを使用する場合、該デバイスフォントに近しいシステムフォントを代替として印刷プレビューに利用する場合がある。また、プリンタドライバには、設定を行うGUI画面として、PC側で使用するシステムフォントをデバイスフォントに置き換えて印刷するための設定画面が提供されるものがある。尚、「システムフォント」とは、情報処理装置で稼働するWindowsOS等のシステムが用意するフォントデータを指し、当該システムで動作する様々なアプリケーションから汎用的に使用可能である。また、「デバイスフォント」とは印刷装置ごとの印刷特性を考慮して用意される該印刷装置ユニークなフォントデータを指し、該印刷装置が自ら有するデータである。印刷装置は、情報処理装置によって送信された印刷ジョブの受信、又は、印刷装置単体での印刷操作に基づいて、実際の印刷データとして、デバイスフォントを使用する。
しかし、印刷時に使用されるデバイスフォントのデータと同等のシステムフォントのデータがPC側に搭載されていない場合、デバイスフォントで表現された印刷データの印刷プレビューを、PC側で実行することができず、ユーザは印刷物が出力されるまで希望通りの印刷データが作成できているか確認できないという課題があった。
これに対して、特許文献1は、予めプリンタからデバイスフォントを画像データとしてPC側にアップロードしておき、アップロード済みのデバイスフォントが指定された印刷データに関しては、アップロードされたデバイスフォントを使って印刷プレビューを行う画像形成装置を開示している。これにより、いわゆるWYSIWYG(What you see is what you get)を実現できる。
特開2013-250711号公報
上記の印刷アプリケーションの中には、デバイスフォントの文字を画面上に一覧で表示し、その中から入力文字をユーザに選択させる機能を持つものがある。特許文献1に開示される技術を用いてデバイスフォントの文字の一覧表示を実行した場合、表示する文字数の分だけデバイスフォントの画像データの描画処理が必要になるため、一覧を表示しきるのに時間がかかってしまい、ユーザの待機時間が延びるという課題があった。
一覧表示に掛かる時間を短縮する手段としては、PC側のシステムが既定で持つシステムフォントを使って、一覧表示する文字を描画する方法がある。この方法を取ると、一般的なPC側のシステムの内部処理においては、デバイスフォントの画像データを用いて描画処理を実行するよりも、システムフォントの文字データを用いて描画処理を実行する方が、処理に必要な時間が短い。従って、一覧表示に掛かる時間を短縮できる。
しかし、システムフォントを使用する方法では、実際に印刷時に使用されるデバイスフォントの文字の形状と、文字一覧画面に表示されるシステムフォントの文字の形状が異なるため、WYSIWYGが達成できないという課題があった。
本発明は、上記2つの課題を鑑みてなされたものであり、ユーザにとって必要最低限なWYSIWYGを達成しながら、可能な限り短時間で文字の一覧表示を完了することを目的とする。
本発明に係る情報処理装置は、フォントデータを搭載した画像形成装置によって印刷を実行するための印刷データを作成し、印刷データを表示する表示部を有し、表示部で表示する表示文字を選択する表示文字選択手段であって、表示文字は、第1の文字及び第1の文字とは異なる第2の文字を含む、表示文字選択手段と、第1の文字及び第2の文字に紐づけられた文字カテゴリを判断するカテゴリ判断手段であって、文字カテゴリは、第1のカテゴリ及び第1のカテゴリとは異なる第2のカテゴリを含む、カテゴリ判断手段と、第1のカテゴリに紐づけられた第1の文字を画像データによって描画し、第2のカテゴリに紐づけられた第2の文字を文字データによって描画する、文字描画手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、WYSIWYGが必要な文字及びシステムフォントで描画できない文字に関してはデバイスフォントの画像データを使って描画処理を実行し、WYSIWYGが不要な文字に関してはシステムフォントを使って描画処理を実行することで、ユーザにとって必要最低限なWYSIWYGを達成しながら、できるだけ短い時間で文字の一覧表示を完了することができる。
本発明の実施例における、画像形成システムの構成を示す図である。 本発明の実施例における、区点コードの対応関係の例を示す図である。 本発明の実施例における、区点コードのカテゴリ対応表の例を示す図である。 本発明の実施例における、文字一覧表示画面の例を示す図である。 本発明の実施例における、文字一覧表示処理を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、本開示の好適な実施形態を例示的に詳しく説明する。但し、以下に記載されている構成要素はあくまで例示であり、本開示の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
本発明の実施形態では、区点コードと呼ばれる既定のコードで管理された文字を、WYSIWYGが不要な文字のカテゴリ(以降、カテゴリ1)及びWYSIWYGが必要な文字のカテゴリ(以降、カテゴリ2)の少なくとも2つのカテゴリに予め分類し、カテゴリ1に分類された文字はシステムフォントで描画し、カテゴリ2に分類された文字は予めPC側にアップロードしておいたデバイスフォントで描画することで、最低限のWYSIWYGを担保したまま、可能な限り短い時間で文字の一覧を画面に表示する。
[第1実施形態]
<画像形成システムの構成>
図1は、本実施形態における、画像形成システムの概略構成を示すブロック図である。
画像形成システムは、画像形成装置101と、情報処理装置111と、を有する。情報処理装置は、例えばPCである。
画像形成装置101は、CPU102と、プログラム記憶装置103と、通信部104と、RAM105と、印刷部106と、を有する。
CPU102は、プログラム記憶装置103に記憶されているプログラムをRAM105に展開し該展開したプログラムを実行して、画像形成装置101の各部を制御する。プログラム記憶装置103には、画像形成装置101の各部を制御するためのプログラムが記憶されている。このプログラムの中には、文字の印刷に使用するデバイスフォント107が含まれる。通信部104は、例えばUSBインターフェイスであって、情報処理装置111の通信部114と接続され、画像形成装置101と情報処理装置111との間で印刷データを通信する。RAM105には、プログラム記憶装置103に記憶されているプログラムの実行に関わるデータが記憶されている。印刷部106は、通信部104を通じて情報処理装置111から受け取った印刷データに基づく印刷処理を実行する。デバイスフォント107は、プログラム記憶装置103に記憶されているイメージデータであって、図示するように、区点コード毎に紐付けられたデバイスフォントのデータが記憶されている。
情報処理装置111は、CPU112と、プログラム記憶装置113と、通信部114と、RAM115と、表示部116と、操作UI部117と、を有する。
CPU112は、プログラム記憶装置113に記憶されているプログラムをRAM115に展開し該展開したプログラムを実行して、情報処理装置111の各部を制御する。プログラム記憶装置113には、情報処理装置111の各部を制御するためのプログラムが記憶されており、例えば、OS、デバイスドライバ等が記憶されている。通信部114は、例えばUSBインターフェイスであって、画像形成装置101の通信部104と接続され、画像形成装置101と情報処理装置111との間で印刷データを通信する。RAM115には、プログラム記憶装置113に記憶されているアプリケーションプログラムの実行に関わるデータが記憶されている。表示部116は、CPU112で実行されたプログラムの処理結果を表示する。操作UI部117は、ユーザからの指示を受け付ける。CPU112は操作UI部117を介して受け付けたユーザ指示に基づいて、プログラム記憶装置113に記憶されているプログラムを実行する。
尚、上述の形態では、通信部104、通信部114として、USBインターフェイスを用いているが、これら通信部はUSBインターフェイスに限られない。例えば、RS-232C、IrDA、IEEE1394等のシリアルインターフェイスや、IEEE1284、SCSI、IDE等のパラレルインターフェイスを用いてよいし、ネットワークインターフェイス等で接続された構成を採用してもよい。
また、上述の形態では、記憶媒体としてRAM115を採用しているが、記憶媒体はRAMに限られない。RAMに代えて、例えば、磁気記憶媒体(フロッピーディスク、ハードディスク、磁気テープ等)、半導体ストレージ、紙テープ、又はROM素子等を採用してよい。また、例えば、光ディスク(MOやPD等の光磁気ディスク、CD-ROM、CD-R、CD-RW、DVD-ROM、DVD-RAM、DVD-R、DVD-RAM、DVD-R、DVD-RW、DVD+RW等)を採用してもよい。
<区点コードの対応関係>
図2は、本発明の実施形態における、区点コード、及び区点コードに紐づけられた複数の情報の対応関係の例を表として示す。図2の例示の対応関係表は、区点コード、並びに、それぞれの区点コードに紐づけられたデバイスフォントの画像データ、システムフォントの文字データ、WYSIWYGの要不要、及び図4に記載の文字一覧表示処理後に表示される描画画像を示している。
区点コード列201は、画像形成装置101で使用可能な文字に紐づけられた区点コードの列を示す。ここでは「0185」「0193」「0849」「0903」「1268」の5つの区点コードを例として示す。区点コードには、対応する文字が紐づけられており、例えば、区点コード「0185」は、文字「&」に紐づけられている。
デバイスフォント列202は、区点コード列201で示す区点コードに紐づけられたデバイスフォントの画像データを示す列である。区点コード列201に示す区点コードに紐づけられた文字は全て、画像形成装置101で使用可能な文字であり、画像形成装置101のプログラム記憶装置103には、区点コードに紐づけられたデバイスフォントの画像データが必ず記憶されている。
システムフォント列203は、区点コード列201で示す区点コードに紐づけられたシステムフォントの文字データを示す列である。同じ区点コードが表すデバイスフォントの画像データとシステムフォントの文字データは、文字の形状及び/又はサイズ等が大きく異なる場合がある。また、文字によっては、区点コードに紐づけられたシステムフォントの文字データが存在しない場合がある。
WYSIWYG列204は、WYSIWYG(表示部116に表示されるフォントと印刷部106で実際に印刷されるフォントの一致性)の要不要を示す列である。それぞれの区点コードに紐づけられたWYSIWYGの要不要は、事前にプリンタメーカーが指定しておいてもよいし、ユーザが操作UI部117を介して指定しておいてもよい。WYSIWYG列204の要不要は、後述の図3(a)に記載のカテゴリ対応表に基づいている。
描画結果列205は、本発明の第1の実施形態における描画処理の結果を示す列である。対象の文字は、WYSIWYGが不要(WYSIWYG列204“不要”)である場合、システムフォントの文字データを用いて描画処理が実行される。また、対象の文字は、WYSIWYGが必要(WYSIWYG列204“必要”)である、又はシステムフォントが紐づけられていない(システムフォント列203“なし”)場合、デバイスフォントの画像データを用いて描画処理が実行される。
例えば、図2の対応関係表の区点コード「0185」の文字「&」はWYSIWYGが不要なので、システムフォントの文字データを用いて描画され、区点コード「0193」の文字「◎」は、WYSIWYGが必要なので、デバイスフォントの画像データを用いて描画される。
<区点コードのカテゴリ対応表>
図3(a)は、本発明の実施例における、区点コードをカテゴリ分けしたカテゴリ対応表の例を示す図である。開始コード列301は同じカテゴリに分類される区点コードが連続して並んでいるブロックの開始コードを表す列である。終了コード列302はブロックの終了コードを表す列である。カテゴリ列303はブロックが分類されるカテゴリを表す列である。すなわち、開始コード列301に示される区点コードから終了コード列302に示される区点コードまでの間に含まれる区点コードは全て、カテゴリ列に示されるカテゴリに分類される。
図3(b)はカテゴリ対応表に記載の例示的なカテゴリを説明する図である。以下、図3(b)の詳細について説明する。カテゴリ1には、WYSIWYGの不要な文字が分類されている。カテゴリ2、カテゴリ3、及びカテゴリ4には、WYSIWYGの必要な文字が分類されている。WYSIWYGの必要な文字は、以下に限定されないが、事前にプリンタメーカーが指定している文字、ユーザが操作UI部117を介して指定している文字、及び紐づけられたシステムフォントがない文字等である。以降、WYSIWYGの必要な文字とは、本明細書においては、これらを含むこととして説明をする。また、図3(b)ではWYSIWYGが不要な文字が分類されたカテゴリは1つしかないが、カテゴリ5及びカテゴリ6等のように(又はそれ以上の)複数のカテゴリが存在していてもよい。
上記カテゴリは、WYSIWYGの要不要だけによって分類される必要はない。たとえば、この例におけるカテゴリ2からカテゴリ4はWYSIWYGの要不要の観点で差異はないが、記号の用途の観点等で差異がある。たとえば、WYSIWYGの必要なカテゴリにおいて、カテゴリ2には一般的に使用頻度の高い記号が分類され、カテゴリ3には一般的に使用頻度の低い記号が分類され、カテゴリ4には電気設備業界でのみ使用頻度の高い記号が分類されるなどの分類方法も可能である。このようにして、特定の用途によって、カテゴリを増やす及び減らすことが可能である。
また同様に、WYSIWYGの不要なカテゴリも複数存在してもよい。たとえば、カテゴリ1、カテゴリ5、及びカテゴリ6には、WYSIWYGが不要な文字が分類されており、かつ、カテゴリ1には一般的に使用頻度の高い記号が分類され、カテゴリ5には一般的に使用頻度の低い記号が分類され、カテゴリ6には電気設備業界でのみ使用頻度の高い記号が分類されるなどの分類方法が可能である。このようなカテゴリ分けをしておくことで、文字の一覧を画面に表示する際に、カテゴリ1及びカテゴリ2のみを表示させる、及び/又はカテゴリ4及びカテゴリ6のみを表示させるといったことも可能となる。これにより、ユーザは任意のカテゴリのみ選択し、任意のカテゴリの文字のみを一覧表示で閲覧する及び/又は一覧表示を切り替えることができる。上記説明したカテゴリに基づいて、後述の図4に記載の文字リストを生成、作成、編集、及び組み合わせることが可能である。
<文字リスト>
図4(a)は、本発明の実施例における、文字リストの例である文字リスト401を示す図である。文字リスト401には、後述の画面402に表示されている文字の区点コードが列挙されている。本発明の実施形態においては、文字リスト401の区点コードの並ぶ順番は、予め決められていてもよいし、文字リスト401は、ユーザの使用履歴などの情報から情報処理装置111によって動的に生成されてもよい。また、文字リスト401は前述の各カテゴリにそれぞれ対応していてもよい。この場合、情報処理装置111は、ユーザによって選択されたカテゴリに分類された文字の区点コードのみを含む文字リストを参照して、後述の図5に記載の文字一覧表示処理を実行する。
他の例として、文字リスト401には、画像形成装置101及び情報処理装置111で使用可能な全ての文字の文字コードを含む文字リスト、プリンタメーカーまたはユーザが事前に決めた文字の文字コードを含む文字リストなどが含まれるが、文字リスト401はこれらに限定されず、任意の方法で、生成、作成、編集、及び組み合わせることが可能である。また文字リスト401は、プログラム記憶装置103若しくはプログラム記憶装置113に記憶されていてもよく、またはその他の記憶装置に記憶されていてもよい。
<文字一覧表示画面>
図4(b)は、本発明の実施例における、文字一覧表示画面の例である画面402を示す図である。画面402は表示部116に表示される画面であり、区点コードに紐づけられた文字を文字リスト401のIndex番号順に一覧表示する。一覧表示をする際、区点コードに紐づけられた文字は、紐づけられた区点コードに基づいて、システムフォント又はデバイスフォントのいずれかで表示される。具体的には、各文字は、情報処理装置111によって、紐づけられた区点コードと上述のカテゴリ対応表とが照合され、照合の結果のカテゴリに応じて、システムフォントの文字データによる描画処理、又はデバイスフォントの画像データによる描画処理のいずれかの処理が実行される。
たとえば、文字リスト401のIndex番号0番の区点コード「0185」の文字「&」は、カテゴリ対応表においてカテゴリ1に分類されるため、システムフォントの文字データを用いた描画処理が実行され、画面402上にシステムフォントの文字データで表示される。その次のIndex番号1番の区点コード「0849」の文字「”」はカテゴリ対応表においてカテゴリ3に分類されるため、デバイスフォントの画像データを用いた描画処理が実行され、画面402上には、デバイスフォントの画像データで表示される。
<文字一覧表示処理>
図5は、本発明の第1の実施形態における、文字一覧表示処理を示すフローチャートである。情報処理装置111は以下のフローチャートに従って、画像形成装置101の印刷に使用できる文字の一覧を表示部116に表示する。ここで、一覧表示される文字は、WYSIWYGの不要な文字はシステムフォントの文字データによって描画処理され、WYSIWYGの必要な文字はデバイスフォントの画像データによって描画処理される。また、情報処理装置111には、事前に画像形成装置101から一部又は全てのデバイスフォントの画像データがアップロードされていることとする。
S501にて、情報処理装置111は、本処理フローの処理開始のトリガーが発生したかどうかを判断する。より詳細に言えば、ユーザが、操作UI部117を介して、画像形成装置101の印刷に使用できる文字の一覧表示の操作を実行したかどうかを判断する。この時、ユーザは操作UI部117を介して表示する文字の種類を、図3(b)に記載の各カテゴリに紐づけられた文字、使用履歴に含まれる文字、すべての文字、プリンタメーカーまたはユーザが事前に決めた文字、又はそれらの組み合わせ等の中から選択できる。これにより、ユーザは、ユーザ自身にとって必要な文字のみの一覧表示を実行できる。ここでは、ユーザによって、すべての文字の一覧表示が選択されたこととして説明をするが、選択できる文字の種類は、上記に限定されず、任意の方法で設定できる。
S502にて、情報処理装置111は、S501でユーザが文字の一覧表示の操作を実行した場合、画像形成装置101の印刷に使用できる文字に紐づけられた文字リスト401を、プログラム記憶装置103又はプログラム記憶装置113から取得する。文字リスト401には、画像形成装置101の印刷に使用できる文字に紐づけられた区点コードの一部又は全てが含まれており、こられの区点コードは文字リスト401内に順不同で、またはユーザの選択した文字の種類に応じた順番で列挙される。
S503にて、情報処理装置111は、S502で取得した文字リスト401に含まれる表示部116に表示する文字数を確認する。
S504にて、情報処理装置111は、S503で確認した文字数が0より大きいかどうかを判定する。文字数が0より大きい場合、S505へ進み、文字数が0以下の場合、本処理フローを終了する。例えば、ユーザが使用履歴の文字を表示する文字として選択したが、使用履歴がない場合、使用履歴に基づいて動的に生成される文字リストには文字が含まれない、すなわち文字数が0以下である。こうした際には、描画する文字が無い為、以降の処理を全て省略し文字一覧表示処理を終了する。ここでは、上述の通り、S501ですべての文字の一覧表示が選択されているので、S505に進む。
S505にて、情報処理装置111は、文字リスト401のIndex番号0番の区点コードを選択する。Index番号0番の区点コードには、上述の通り、対応する文字が紐づけられている。
S506にて、情報処理装置111は、S505で選択した区点コードをカテゴリ対応表と照合し、S505で選択した区点コードに紐づけられた文字のカテゴリを判定する。カテゴリ対応表には、それぞれの区点コードに紐づけられたカテゴリの情報(たとえば、WYSIWYGの要不要等)が含まれている。
S507にて、情報処理装置111は、S506で判定したカテゴリがカテゴリ1(WYSIWYGの不要な文字のカテゴリ)かどうかを判定する。判定したカテゴリがカテゴリ1でない場合、すなわち、カテゴリ2、カテゴリ3、及びカテゴリ4(WYSIWYGの必要な文字のカテゴリ)のいずれかの場合、S508へ進む。カテゴリ1だと判定された場合、S509へ進む。
S508にて、情報処理装置111は、S507で、カテゴリ1ではないと判定した場合(カテゴリ2、カテゴリ3、又はカテゴリ4と判定された場合)、選択中の区点コードに紐づけられた文字に対して、事前に画像形成装置101からアップロードされていたデバイスフォントの画像データによる描画処理を実施し、描画結果を表示部116に表示する。情報処理装置111は、画像形成装置101からデバイスフォントの画像データをアップロードされた際に、プログラム記憶装置113又はRAM115に記憶していてもよいし、それ以外の任意の記憶媒体に記憶していてもよい。
S509にて、情報処理装置111は、S507で、カテゴリ1であると判定した場合、選択中の区点コードに紐づけられた文字に対して、システムフォントの文字データによる描画処理を実施し、描画結果を表示部116に表示する。システムフォントの文字データによる描画処理は、一般的にはデバイスフォントの画像データによる描画処理よりも処理速度が速いため、S509はS508よりも短い時間で処理される。
S510にて、情報処理装置111は、選択中の区点コードが文字リスト401の最後の区点コードかどうかを判定する。選択中の文字が最後の区点コードでない場合は、S511へ進む。選択中の区点コードが最後の区点コードである場合は、本処理フローを終了する。
S511にて、情報処理装置111は、文字リスト401のIndex番号に従って、現在選択している区点コード(S509又はS510で描画処理を実行した文字に紐づけられた区点コード)の次のIndex番号の区点コードを選択する。その後、S506へ戻り、新たに選択された区点コードに対して、S506からS511の処理を繰り返す。S510に記載の通り、情報処理装置111は、文字リスト401の最後の区点コードの文字の処理を完了すると、本処理フローを終了する。
以上、第1の実施形態で説明したように、本発明の画像形成システムを使用すれば、ユーザにとって必要最低限なWYSIWYGを達成しながら、可能な限り短時間で文字の一覧表示を完了することが可能となる。
[その他の実施形態]
本開示は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。尚、前述の実施形態の内容を適宜組み合わせて用いてもよい。
101 画像形成装置
102 CPU
103 プログラム記憶装置
104 通信部
105 RAM
106 印刷部
107 デバイスフォント
111 情報処理装置
112 CPU
113 プログラム記憶装置
114 通信部
115 RAM
116 表示部
117 操作UI部
201 区点コード列
202 デバイスフォント列
203 システムフォント列
204 WYSIWYG列
205 描画結果列
301 開始コード列
302 終了コード列
303 カテゴリ列
401 文字リスト
402 画面

Claims (8)

  1. フォントデータを搭載した画像形成装置によって印刷を実行するための印刷データを作成し、前記印刷データを表示する表示部を有した、情報処理装置であって、
    前記表示部で表示する表示文字を選択する表示文字選択手段であって、前記表示文字は、第1の文字及び前記第1の文字とは異なる第2の文字を含む、表示文字選択手段と、
    前記第1の文字及び前記第2の文字に紐づけられた文字カテゴリを判断するカテゴリ判断手段であって、前記文字カテゴリは、第1のカテゴリ及び前記第1のカテゴリとは異なる第2のカテゴリを含む、カテゴリ判断手段と、
    前記第1のカテゴリに紐づけられた前記第1の文字を画像データによって描画し、前記第2のカテゴリに紐づけられた前記第2の文字を文字データによって描画する、文字描画手段と、
    を備えた、情報処理装置。
  2. 前記文字描画手段は、
    前記第1の文字を、前記フォントデータの画像データ又は前記フォントデータの前記画像データと同等の画像データを用いて、描画し、
    前記第2の文字を、前記情報処理装置の搭載されたオペレーティングシステムの既定のシステムフォントの文字データを用いて、描画する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記第1のカテゴリは、印刷結果と表示部に表示された印刷データとの間の一致性を必要とする文字が分類されたカテゴリであり、
    前記第2のカテゴリは、印刷結果と表示部に表示された印刷データとの間の一致性を必要としない文字が分類されたカテゴリである、
    請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記表示文字選択手段は、
    前記表示文字に紐づけられた文字リストを取得する文字リスト取得手段であって、前記文字リストは、前記第1の文字に紐づけられた第1の区点コードと、前記第2の文字に紐づけられた第2の区点コードを含む、文字リスト取得手段と、
    前記第1の区点コード及び前記第2の区点コードを選択する描画文字選択手段であって、前記第1の区点コードは、前記第1のカテゴリに紐づけられており、前記第2の区点コードは、前記第2のカテゴリに紐づけられている、描画文字選択手段と、
    を含む、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 前記カテゴリ判断手段は、
    前記第1の区点コードに基づいて、前記第1の文字に紐づけられた文字カテゴリを、前記第1のカテゴリと判断し、
    前記第2の区点コードに基づいて、前記第2の文字に紐づけられた文字カテゴリを、前記第2のカテゴリと判断する、
    請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記文字リストは、ユーザの使用履歴を参照して、生成される、請求項4に記載の情報処理装置。
  7. フォントデータを搭載した画像形成装置によって印刷を実行するための印刷データを作成し、前記印刷データを表示する方法であって、
    表示する表示文字を選択することであって、前記表示文字は、第1の文字及び前記第1の文字とは異なる第2の文字を含む、選択することと、
    前記第1の文字及び前記第2の文字に紐づけられた文字カテゴリを判断することであって、前記文字カテゴリは、第1のカテゴリ及び前記第1のカテゴリとは異なる第2のカテゴリを含む、判断することと、
    前記第1のカテゴリに紐づけられた前記第1の文字を画像データによって描画し、前記第2のカテゴリに紐づけられた前記第2の文字を文字データによって描画する、ことと、
    を含む、方法。
  8. コンピュータに、請求項7に記載の方法を実行させるための、プログラム。
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