JP2023044102A - 宣伝管理システム、宣伝管理装置、宣伝管理プログラム - Google Patents

宣伝管理システム、宣伝管理装置、宣伝管理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザと直接取引を行わないアフィリエイトサーバをユーザの端末に直接アクセスさせずに、メディアサイトによる宣伝効果の計測を実現する宣伝管理システム、装置及びプログラムを提供する。【解決手段】宣伝管理システムは、バナー広告53を表示するメディアサイト52にアクセスした端末装置4に対し、アフィリエイトサーバ12から通知されたユーザ判別情報56-1を含む識別情報54を付与するとともに、サービスサイトに端末装置を導くメディアサーバ6と、設定条件を満たしたとき(コンバージョン)に、収集した経過情報及び識別情報を第3のサーバに通知するサービスサーバ8と、メディアサイト52にアクセスしたときに生成した識別情報と、サービスサーバ8が収集した識別情報及び経過情報を利用して広告情報の成果情報を生成するアフィリエイトサーバ12を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、アフィリエイトサービスの提供に関し、メディアに表示する宣伝広告を経由して誘導されるユーザの識別および契約等の成果の把握による、宣伝広告の効果の確認技術に関する。
インターネットを通じて商品などの販売、その他サービスの提供などの契約、そのほか、実店舗でのサービスの提供を行うための予約処理などを行う商用サイトでは、広く集客するために、一般的なポータルサイトや他者が管理運営するウェブサイト、商品やサービスの分野ごとに宣伝広告を専門に掲載した宣伝サイトに宣伝広告表示を掲載するという手法がとられている。このような宣伝サイトは、アフィリエイトサービスと呼ばれる広告代理サービスを通じて提供される宣伝広告を掲載している。
アフィリエイトサービスは、たとえば宣伝サイトに掲載した宣伝広告表示によりユーザを商用サイトに誘導し、商品の売買契約の成立などの設定条件を満たすことで宣伝報酬を宣伝サイトに支払う。このアフィリエイトサービスでは、ユーザがどの宣伝サイトを通じて商用サイトを訪問し、その後、設定条件を満たす操作が行われるまでの経緯を追跡する必要がある。
このようなアフィリエイトサービスに関し、ユーザ端末装置が広告素材にアクセスしたときに、ユーザPCをアフィリエイトASPサーバに接続させ、アフィリエイター情報や広告主情報を有するクッキーを付けた後、広告主サイトの広告素材や商品にリダイレクト処理することで、アフィリエイトサイトから広告主サイトの商品などに直接アクセスしたように表示させるものがある(たとえば、特許文献1)。また、インターネット上において広告媒体サイト内の広告バナーがPC端末や携帯端末によってクリックされた際に、アフィリエイトサーバが携帯端末を広告主サイトへリダイレクトし、端末に広告媒体サイトおよび広告主を関連付けたユニークキーをクッキーとしてデータベースに記録するものがある(たとえば、特許文献2)。
特開2007-193613号公報 特開2010-250752号公報
ところで、このようなアフィリエイトサービスでは、宣伝広告に対する成果を把握するために、ネットワーク上でのユーザを追跡する目的で、ユーザの端末装置にアクセスし、行動情報を取得する必要がある。このため、従来のアフィリエイトサービスでは、バナー広告を選択したユーザの端末装置を一次的にアフィリエイトのサーバに接続させ、必要な情報を端末装置から収集した後、端末装置を広告主側にリダイレクト(誘導)する手法がとられている。このような情報取得からリダイレクトまでは、数秒程度の時間で行われるため、ユーザに待機による負担をかけることはなく、もしくはリダイレクト処理が行われたことが認識されない場合もある。
しかしながら、アフィリエイトサービスでは、宣伝サイトから商用サイトに移動する際に、ユーザが意図せずにアフィリエイトサイトにアクセスさせて情報を収集することになる。このような情報収集処理は、宣伝広告の効果をより詳細に分析するために必要なものではあるが、たとえば過剰な情報収集が行われる恐れがあり、ユーザのプライバシーが問題となるという課題がある。
さらに、近年、インターネット上の情報収集では、ユーザのプライバシー保護などの観点から、端末装置に付加されたクッキー(Cookie)に対し、付与した者以外の読み取りやリダイレクト処理した後の読み取りを規制する動きがある。アフィリエイトサービスは、このようなネットワーク上でのユーザの情報収集が制限されることで、宣伝広告による成果の把握が困難になるという課題がある。
斯かる課題について、特許文献1、2には開示や示唆はなく、これらの文献に開示された構成では斯かる課題を解決することができない。
本発明の発明者は、広告表示が含まれるメディアサイトで付与したユーザを特定する情報や、ユーザと取引を行うサービスサイトが収集した情報を利用して、ユーザが利用した宣伝広告情報の収集や売買契約などの設定条件が成立したことが把握できるとの知見を得ている。
そこで、このような知見に基づき、本発明は、ユーザと直接取引を行わないアフィリエイトサーバをユーザの端末に直接アクセスさせずに、メディアサイトによる宣伝効果の計測を実現することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の宣伝管理システムの一側面は、広告情報を表示する第1のウェブサイトにアクセスした端末装置に対し、第3のサーバから通知された経過情報、およびユーザ判別情報を含む識別情報を付与するとともに、前記第1のウェブサイトに対する入力操作に応じて前記広告情報に関連付けられた第2のウェブサイトに前記端末装置を導く第1のサーバと、前記第2のウェブサイトにアクセスしている前記端末装置が少なくとも設定条件を満たしたときに、前記端末装置から収集した前記経過情報および前記識別情報を前記第3のサーバに通知する第2のサーバと、前記端末装置が前記第1のウェブサイトにアクセスしたときに生成して前記第1のサーバに通知した前記識別情報と、前記第2のサーバが収集した前記識別情報および前記経過情報を利用して前記第1のウェブサイトに表示した前記広告情報による成果情報を生成する第3のサーバとを備える。
上記宣伝管理システムにおいて、前記第2のサーバは、前記広告情報を通じて前記第2のウェブサイトにアクセスしたときに、前記端末装置から収集した前記識別情報に基づいて生成される新たな識別情報を前記端末装置に付与する。
上記宣伝管理システムにおいて、前記第3のサーバは、生成した前記識別情報を記憶部に記憶しており、少なくとも前記端末装置に付与された前記ユーザ判別情報と前記記憶部に記憶した前記識別情報に含まれる前記ユーザ判別情報とが一致した場合に、前記経過情報を利用して前記広告情報による成果を評価する。
上記宣伝管理システムにおいて、前記第1のサーバは、前記端末装置が前記第1のウェブサイトにアクセスしたときに収集した前記識別情報に前記ユーザ判別情報が含まれているかを確認し、該確認結果に基づいて新たに生成された前記識別情報、または一部の内容を更新された前記識別情報を前記端末装置に付与する。
上記目的を達成するため、本発明の宣伝管理装置の一側面は、端末装置が広告情報を表示する第1のウェブサイトにアクセスしたときに、経過情報、およびユーザ判別情報を含む識別情報を第1のサーバに通知し、少なくとも第2のウェブサイトにアクセスしており設定条件を満たした前記端末装置から収集した前記経過情報および前記識別情報を第2のサーバから受信する通信部と、少なくとも生成して前記第1のサーバに通知した前記識別情報と、前記第2のサーバから受信した前記識別情報および前記経過情報を利用して前記第1のウェブサイトの前記広告情報による成果情報を生成する処理部とを備える。
上記宣伝管理装置において、さらに、生成した前記識別情報および前記経過情報を記憶する記憶部を備え、前記処理部は、少なくとも前記端末装置に付与された前記ユーザ判別情報と前記記憶部に記憶した前記識別情報に含まれる前記ユーザ判別情報とが一致した場合に、前記経過情報を利用して前記広告情報による成果を評価する。
上記目的を達成するため、本発明の宣伝管理プログラムの一側面は、コンピュータで実現するための宣伝管理プログラムであって、端末装置が広告情報を表示する第1のウェブサイトにアクセスしたときに、経過情報、およびユーザ判別情報を含む識別情報を生成する機能と、生成した前記経過情報、および前記識別情報を第1のサーバに通知する機能と、第2のウェブサイトにアクセスしている前記端末装置が設定条件を満たしたときに、前記端末装置から収集した前記経過情報および前記識別情報を第2のサーバから受信する機能と、少なくとも生成して前記第1のサーバに通知した前記識別情報と、前記第2のサーバから受信した前記識別情報および前記経過情報を利用して前記第1のウェブサイトの前記広告情報による成果情報を生成する機能とを前記コンピュータに実現させる。
上記宣伝管理プログラムにおいて、少なくとも前記端末装置に付与された前記ユーザ判別情報と記憶部に記憶した前記識別情報に含まれる前記ユーザ判別情報とが一致した場合に、前記経過情報を利用して前記広告情報による成果を評価する機能を前記コンピュータに実現させる。
本発明によれば、次のいずれかの効果が得られる。
(1) 広告表示が掲載された第1のウェブサイトにアクセスした端末装置に付与した識別情報や経過情報、第2のウェブサイトで端末装置から収集した識別情報などを利用することで、第1のウェブサイトの宣伝機能を評価することができる。
(2) アフィリエイトサービスを行う第3のサーバに対して端末装置を直接アクセスさせないことで、ユーザが意図していない機器との接続およびその機器による情報収集が行われず、ユーザのプライバシーが担保できる。
(3) 端末装置を特定する識別情報や追跡に利用する経過情報を第3のサーバで生成し、その情報を第1のサーバや第2のサーバに提供することで、広告主やメディアサイトの管理者に対し、アフィリエイトサービスを導入する際の作業負荷や、端末装置に対する情報処理の負荷を軽減することができる。
第1の実施形態に係る宣伝管理システムの機能構成例を示す図である。 宣伝管理システムの機能部の構成例を示す図である。 宣伝管理システムにおける端末装置のアクセスおよび情報の流れの一例を示す図である。 サービスサーバの機能構成例を示す図である。 メディアDBの構成例を示す図である。 サービスDBの構成例を示す図である。 商品のアフィリエイトDBの構成例を示す図である。 アフィリエイターDBの構成例を示す図である。 宣伝管理システムのシーケンス図である。 宣伝管理システムのシーケンス図である。 宣伝管理処理の一例を示すフローチャートである。 宣伝管理処理の一例を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る宣伝管理システムの機能構成例を示す図である。 宣伝管理処理の一例を示すフローチャートである。 第3の実施形態に係る宣伝管理システムの機能構成例を示す図である。 宣伝管理処理の一例を示すフローチャートである。
〔第1の実施形態〕
図1は、第1の実施形態に係る宣伝管理システムの機能構成例を示している。図1に示す構成は一例であり、本発明が斯かる構成に限定されない。
この宣伝管理システム2は、端末装置4を利用するユーザに対して、商品の購入やサービスの提供などを行うウェブサイトの広告表示機能について、端末装置4のアクセス経過などを通じて宣伝の成果を評価し、その成果に応じて広告掲載料の算定などを行う、所謂アフィリエイト機能構成の一例である。宣伝管理システム2には、たとえば図1に示すように、端末装置4に対して広告情報を提示し、登録されたウェブサイトに誘導するメディアサーバ6、商品やサービスの提供を行うサービスサーバ8がインターネット10などの公衆ネットワークを通じて接続可能となっている。さらに宣伝管理システム2は、たとえば端末装置4に対して直接、接続せず、かつ少なくともメディアサーバ6とサービスサーバ8と通信可能なアフィリエイトサーバ12を有する。
宣伝管理システム2には、単一の端末装置4、メディアサーバ6、サービスサーバ8、アフィリエイトサーバ12で構成されるものに限られない。また、アフィリエイトサーバ12は、たとえば宣伝広告処理に関する契約を行った複数のメディアサーバ6および複数のサービスサーバ8と接続される場合がある。
端末装置4は、たとえばメディアサーバ6やサービスサーバ8が運営するウェブサイトの閲覧、売買契約、その他ウェブサイトに提供されるサービスを利用するユーザが使用する機器であって、インターネット10を利用する通信機能、入力機能、画面の表示機能を備えるコンピュータで構成される。これらの端末装置4には、たとえばOS(Operating System)や通信機能、ウェブサイトを閲覧するウェブブラウザなどのプログラムの演算処理を行うプロセッサや、各種プログラムを格納するメモリ、表示部、通信機能部などを備える。端末装置4は、たとえば携帯電話機やスマートフォン、PC(Personal Computer)などが含まれる。
メディアサーバ6は、本開示の第1のサーバの一例であり、少なくともアクセスした端末装置に対して他のウェブサイトを宣伝し、かつ選択されたウェブサイトに誘導する機能を備えた第1のウェブサイトであるメディアサイト52(図2)の運営・管理処理を実行するコンピュータである。メディアサーバ6は、メディアサイト52にアクセスしている端末装置4との間で識別情報などの読み出しやユーザ判別情報(メディアUID)の付与などが行われる。メディアサーバ6は、たとえば識別情報収集部14、ユーザ判別機能部16、ユーザ判別情報付与部18を備える。
識別情報収集部14は、メディアサイト52の閲覧によりメディアサーバ6に直接、または間接的にアクセスしたユーザの端末装置4を特定し、その端末装置4からユーザを特定するための識別情報を収集する機能部の一例である。収集される識別情報は、たとえば端末装置4のブラウザに格納されるクッキー(HTTP cookie)に含まれる情報の一部や、端末装置4を特定する情報もしくは端末装置4を利用しているユーザを特定するアカウント情報などが含まれる。識別情報収集部14は、たとえば端末装置4がメディアサイトにアクセスしたタイミングやメディアサイトに表示されるバナー広告53を選択操作したときにブラウザにアクセスし、ユーザの特定に必要な識別情報を抽出する。
ユーザ判別機能部16は、識別情報収集部14で抽出した識別情報に含まれるユーザ判別情報を参照して、端末装置4のユーザがトラッキングの対象か否かを判別する機能部の一例である。ここで判別するユーザ判別情報は、たとえばメディアサーバ6ごとに設定されたメディアUIDであり、端末装置4にある識別情報内に格納されるほか、この識別情報と関連付けられて格納されてもよい。ユーザ判別情報は、たとえば所定のルールによって生成した乱数などで構成されている。
ユーザ判別情報付与部18は、メディアサーバ6を通じて端末装置4のブラウザにユーザ判別情報(メディアUID)を付与する機能部の一例である。メディアサーバ6は、たとえばメディアサイトに端末装置4がアクセスしたときにアフィリエイトサーバ12にアクセスし、端末装置4がアクセスしたことを通知するともに、メディアサーバ6を特定する情報に関連付けたユーザ判別情報の生成を要請する。そしてユーザ判別情報付与部18は、端末装置4がメディアサーバ6との接続が解除されるまでに、ユーザ判別情報を端末装置4に付与すればよい。
サービスサーバ8は、本開示の第2のサーバの一例であって、第2のウェブサイトであるサービスサイトの管理・運営処理を行うコンピュータで構成されており、メディアサーバ6によって導かれた端末装置4との間で情報の送受信を行う。このサービスサーバ8は、サービスサイトで販売する商品やサービスなどの宣伝広告を依頼する広告主が権限を有するコンピュータである。サービスサーバ8は、たとえばアフィリエイト処理を実行するアフィリエイトサーバ12に対し、ユーザの端末装置4から取得した情報の全部、またはサービスサイト内でユーザが行った行為を追跡し、アフィリエイトの判別に必要な情報を送信する。このサービスサーバ8は、たとえば識別情報収集部20、ユーザ判別機能部22、経過情報収集部24、ユーザ判別情報付与部26を備える。
識別情報収集部20は、サービスサーバ8にアクセスした端末装置4のユーザを特定し、アクセス経過のほか、ウェブサイト内での閲覧や契約処理など、トラッキングに利用する情報を収集する手段の一例である。収集する情報は、たとえば端末装置4のブラウザにあるクッキーやその他の記憶領域などに格納された情報、端末装置4を利用しているユーザを特定するアカウント情報などが含まれる。識別情報収集部20は、たとえば端末装置4がサービスサーバ8にアクセスしたタイミングでブラウザにアクセスし、ユーザの特定に必要な情報の収集を行う。
ユーザ判別機能部22は、抽出した識別情報や、後述するユーザ判別情報などを参照して、トラッキング対象のユーザか否かを判別する機能部の一例である。ユーザ判別機能部22は、たとえば端末装置4から収集した情報の中に、メディアサーバ6において付与されたユーザ判別情報(メディアUID)の有無や、過去にサービスサーバ8において付与されたユーザ判別情報(サービスUID)の有無などの判別処理を行う。
経過情報収集部24は、端末装置4がアクセスしてきたサーバもしくはウェブサイトを特定可能な情報、誘導した広告情報などの経過情報を取得する機能部の一例である。この経過情報は、たとえば端末装置4のブラウザに格納されたリファラー(HTTP リファラー)情報を利用すればよい。
ユーザ判別情報付与部26は、サービスサーバ8にアクセスした端末装置4に対して、サービスサーバ8が管理処理するサービスUIDなどのユーザ判別情報を送信し、ブラウザに付与させる機能部の一例である。このユーザ判別情報は、アフィリエイトサーバ12で生成されており、端末装置4がアクセスしたときや端末装置4に対してトラッキング処理を実行するときなどのタイミングでアフィリエイトサーバ12から取得する。
アフィリエイトサーバ12は、本開示の第3のサーバ、および宣伝管理装置の一例であって、広告主が権限を有するサービスサーバ8からの依頼により、宣伝や端末装置4の誘導を行うメディアサーバ6の選定などを行うとともに、メディアサーバ6およびサービスサーバ8に対する端末装置4のアクセス状態の監視や端末装置4の行動に基づくアフィリエイトの成立の判定などを実行するコンピュータで構成される。アフィリエイトサーバ12は、たとえばメディアサーバ6およびサービスサーバ8との間で、それぞれデータ通信が可能に接続されており、メディアサーバ6やサービスサーバ8が収集したユーザ判別情報、識別情報、経過情報などを取得するとともに、メディアサーバ6やサービスサーバ8に対して生成したユーザ判別情報を含む識別情報などを送付する。アフィリエイトサーバ12は、たとえば図示しないプロセッサやメモリとともに、通信部30、処理部32、記憶部34を備える。
通信部30は、たとえばネットワークを通じて少なくとも登録したメディアサーバ6およびサービスサーバ8と通信する機能部であり、接続先を特定して識別情報やユーザ判別情報などのデータを送受信するためにソケット通信(Socket)などを利用すればよい。
処理部32は、トラッキング処理やユーザ判別情報の生成など、アフィリエイト処理を実行するための機能部の一例であり、たとえば記憶部34に格納された宣伝管理プログラムの実行により機能する。この処理部32には、たとえば識別情報処理機能部40、ユーザ判別情報生成部42、集計部44などを備える。
識別情報処理機能部40は、メディアサーバ6やサービスサーバ8から受信した識別情報に基づいて端末装置4や、そのユーザを特定する機能部の一例である。
ユーザ判別情報生成部42は、メディアサーバ6やサービスサーバ8の要求や端末装置4の行動に基づいて新たなUIDの生成、またはUIDの更新処理とともに、アクセス日などを表すタイムスタンプ(TIMESTAMP)などを生成する。
集計部44は、識別情報やユーザ判別情報、経過情報などを利用して、トラッキング対象の端末装置4について、記憶部34に形成されたデータベースへの入力処理を行う機能部の一例である。
記憶部34は、アフィリエイトサーバ12の基本動作を制御するOS(Operating System)やアフィリエイト機能を実行する宣伝管理プログラム、通信処理プログラムなどが格納されるとともに、宣伝管理プログラムをプロセッサによって演算処理するための作業領域として機能する。さらに記憶部34には、宣伝管理処理に利用するデータベース(DB)46が形成されおり、端末装置4の情報やアフィリエイトを依頼したサービスサイトの情報、宣伝広告を行うメディアサイトの情報などが格納される。
<宣伝管理システム2について>
図2、図3および図4は、宣伝管理システムの構成や端末装置の行動経緯、情報の流れの一例を示している。図2、図3および図4に示す構成や動作、処理順序は一例である。
ユーザが操作する端末装置4には、たとえばWebサイトを閲覧するためのブラウザ50を備えている。このブラウザ50には、Webサイトの閲覧によって付与される情報として、たとえばクッキーなどに含まれる識別情報、メディアサーバ6やサービスサーバ8から付与されたユーザ判別情報、端末装置4がアクセスしたWebサイトを特定する経過情報などが格納される。端末装置4は、メディアサーバ6が管理するメディアサイト52にアクセスし、その広告情報を選択操作することでサービスサーバ8が管理するサービスサイトに誘導される。
<メディアサイト52にアクセスした時の処理について>
メディアサーバ6で運営されるメディアサイト52は、たとえばインターネット上にある多数のWebサイトなどを検索する所謂ポータルサイトであってもよく、または所定の分野などに関する商品やサービスなどを提供するサービスサイトの宣伝広告を掲載する宣伝サイトなどが含まれる。メディアサイト52には、広告情報として1または複数のバナー広告53-1、53-2、53-3、・・・が含まれており、アクセスしたユーザに対して商品やサービスの名前や、それらを購入、予約などが可能なサービスサイトの名前などを表示している。バナー広告53-1、53-2、53-3、・・・は、ユーザがブラウザ50にて選択操作をすることで、それぞれ登録されたサービスサイトに誘導するリンク(Link)情報が設定されている。
宣伝管理システム2では、たとえば図3のAに示すように、端末装置4がメディアサイト52にアクセスしたタイミング、またはバナー広告53-1、53-2、53-3、・・・のいずれかを選択したタイミングで情報収集およびトラッキング処理を実行するように設定されている。このときメディアサーバ6は、端末装置4のブラウザ50内から少なくとも識別情報54(図2)を収集し、その識別情報54内にユーザ判別情報α56-1が含まれているかを判断する。ユーザ判別情報α56-1は、メディアサーバ6によって付与されるメディアUIDの一例であり、斯かる情報の有無により、初アクセスか、再アクセスかを把握することができる。メディアサーバ6は、収集した識別情報54やユーザ判別情報α56-1が有るか否かの判断結果をアフィリエイトサーバ12に通知する。
アフィリエイトサーバ12では、取得した識別情報54などをDB46に格納する。そしてメディアサーバ6は、アフィリエイトサーバ12で新たに生成され、または更新処理されたユーザ判別情報α56-1を取得し、端末装置4のブラウザ50に対して付与する。このとき端末装置4には、ユーザ判別情報α56-1のほか、経過情報としてメディアIDや選択したバナー広告53を特定可能な広告Noなどの情報を付与すればよい。
アフィリエイトサーバ12は、たとえば処理部32に識別情報54やその他の情報を読み込むと、ユーザ判別情報α56-1を新たに生成し、または更新処理を行い、識別情報54に関連付けてデータベース(DB)46に格納する。このDB46には、たとえばメディアサーバ6において収集し、特定した端末装置4の情報を格納するメディアDB60、サービスサーバ8で収集し、特定した端末装置4の情報を格納するサービスDB62、宣伝広告の対象と広告の掲載先などを特定した商品のアフィリエイトDB64、バナー広告53を掲載し、アフィリエイトの評価対象であるメディアサーバの管理者を特定するアフィリエイターDB66を備える。
そのほか処理部32は、通信部30を通じてメディアサーバ6に対し、ユーザ判別情報α56-1を送信するとともに、この情報を端末装置4に付与させる指示情報などを送信してもよい。
<サービスサイトにアクセスしたときの処理について>
バナー広告53を選択操作した端末装置4は、設定情報に基づいてサービスサーバ8が管理するサービスサイトに誘導される。サービスサイトには、たとえば図2に示すように、少なくとも誘導された端末装置4に表示させるランディングページ70や商品の購入による決済やサービスの予約完了などの設定条件を満たしたときに表示させるコンバージョンページ72を備える。ランディングページ70には、たとえば端末装置4との間で識別情報の収集などを行う情報処理ページ80、または情報処理機能が含まれている。
宣伝管理システム2では、たとえば端末装置4がランディングページ70にアクセスしたタイミングで情報収集およびトラッキング処理を実行するように設定されている。サービスサーバ8では、たとえば図3のBに示すように、メディアサイト52を経由してランディングページ70にアクセスした端末装置4から識別情報54(図3)や経過情報58(図4)などを収集し、アフィリエイトサーバ12に送信する。また、サービスサーバ8は、アフィリエイトサーバ12において新たに生成され、もしくは更新されたユーザ判別情報(サービスUID)を受信すると、端末装置4のブラウザ50に付与する。
サービスサーバ8は、たとえば図4に示すように、端末装置4を情報処理ページ80に誘導する。この情報処理ページ80は、たとえばランディングページ70の一例であり、ブラウザ50を通じてユーザが視認可能な画面を表示させてもよく、またはユーザが認識できない極めて短時間にブラウザ50に表示させ、またはデータの送受信を行うために通過させるページであってもよい。
情報処理ページ80において、サービスサーバ8は、端末装置4から収集した識別情報54内にユーザ判別情報α56-1が存在するか否かを判別し、その判別結果とともに、経過情報58をアフィリエイトサーバ12に通知する。このユーザ判別情報α56-1の判別処理では、端末装置4が経由してきたメディアサーバ6を特定するとともに、ユーザがアフィリエイト処理のためのトラッキング対象に該当するか否かを判断する処理の一例である。すなわち、宣伝広告機能を利用していないユーザは、アフィリエイトの判断対象にならない。
そして、サービスサーバ8では、アフィリエイトサーバ12が生成し、または更新処理したユーザ判別情報β56-2を受信し、この情報を端末装置4に付与する。ユーザ判別情報β56-2は、端末装置4またはそのユーザを特定する情報とともに、サービスサーバ8によって発行および付与されたことを特定可能な情報を含むサービスUIDで構成される。ユーザ判別情報β56-2に含まれる端末装置4またはそのユーザを特定する情報は、たとえばブラウザから収集したユーザ判別情報α56-1や、メディアDB60に格納された情報を利用してもよい。サービスサーバ8は、たとえばHTTPレスポンス型(1st Party Cookie)やそれに類する仕組みに基づいて、ユーザ判別情報β56-2をブラウザ50に付与すればよい。
アフィリエイトサーバ12では、たとえば処理部32に識別情報54やユーザ判別情報α56-1、経過情報58などを読み込むと、これらの情報に基づいてユーザ判別情報β56-2を生成し、または更新処理を行い、端末装置4をトラッキング対象として設定するとともに、端末装置4の情報をDB46のサービスDB62に格納する。
処理部32は、サービスサーバ8に対し、少なくともユーザ判別情報β56-2を送信するとともに、ユーザ判別情報β56-2の付与を指示する指示情報などを送信してもよい
<コンバージョン成立時の処理について>
端末装置4は、たとえば情報処理ページ80を含むランディングページ70が表示された後、ユーザの選択操作などにより別ページ82が表示されてもよい。
そしてサービスサーバ8では、たとえば図3のCに示すように、商品の購入決定や予約処理など設定した目標をユーザが達成した場合、コンバージョンページ72を端末装置4に表示させる。このときサービスサーバ8は、端末装置4のブラウザ50にアクセスして、識別情報54やユーザ判別情報β56-2を収集し、アフィリエイトサーバ12に送信する。このとき、サービスサーバ8は、ユーザ判別情報β56-2などに加えて、サービスサイトID74やコンバージョンを成立させた商品情報84をアフィリエイトサーバ12に送信すればよい。
アフィリエイトサーバ12では、たとえば図4に示すように、受信した識別情報やユーザ判別情報β56-2などを利用し、サービスDB62や、これに加えてメディアDB60に格納されている情報と対比する。この対比処理により、アフィリエイトサーバ12は、たとえば目標を達成した端末装置4のユーザがトラッキングの対象であることの確認や、この端末装置4を誘導したメディアサイト52がアフィリエイトの対象か否かを判断する。そしてアフィリエイトサーバ12は、この判断結果に基づいて、宣伝の成果情報76を生成する。この成果情報76は、メディアサイトに対する報酬額の算出やその支払処理に利用される。
<メディアDB60について>
図5は、メディアDBの一例を示している。図5に示すDBに格納される情報やその情報の表示項目、表示名、順序などは一例である。
このメディアDB60は、たとえばメディアサイト52にアクセスすることで識別情報54が収集され、もしくはアフィリエイトサーバ12がユーザ判別情報α56-1を生成したことでトラッキング対象となったユーザ、またはそのユーザの端末装置4の情報を格納する手段の一例である。メディアDB60には、たとえばインデックス部91、ユーザ判別情報α部92、メディアID部93、広告No部94、発行日部95を備える。
インデックス部91は、ユーザまたは端末装置4ごとに、データを判別するための情報であり、たとえば通し番号やID番号などが設定される。
ユーザ判別情報α部92は、処理部32で生成されたメディアUIDが格納される。このメディアUIDは、たとえば端末装置4ごとに設定してもよく、または同一の端末装置4に複数のアカウントが存在する場合には、複数の情報が設定されてもよい。さらにメディアUIDは、バナー広告53によって誘導される端末装置4、またはその端末装置4のユーザに対してトラッキング対象か否かを判別する情報である。そのため同じサービスサイトで販売する異なる複数の商品に対し、それぞれ異なるバナー広告が設定されている場合には、トラッキング対象が異なるため、異なるメディアUIDを設定すればよい。
メディアID部93は、メディアサイト52やバナー広告53を識別するための情報として、たとえばアドレス情報などが格納される。メディアIDは、たとえばメディアサーバ6が異なる複数のメディアサイトを管理・運営する場合や、メディアサイト52に含まれる複数のバナー広告53-1、53-2、53-3、・・・ごとに設定されればよい。
広告No部94は、たとえばバナー広告53により宣伝および誘導するサービスサーバ8を特定するための情報が格納される。
発行日部95は、メディアDB60に対する情報の作成、または更新処理が行われた日時などを特定する情報が格納される。この発行日部95に格納される情報は、たとえばユーザ判別情報α56-1とともに送信するタイムスタンプを利用すればよい。
<サービスDB62について>
図6は、サービスDBの一例を示している。図6に示すDBに格納される情報やその情報の表示項目、表示名、順序などは一例である。
サービスDB62は、サービスサイトにアクセスしてトラッキング対象となったユーザ、の端末装置4から取得した情報やサービスサイトでの動作情報などが格納されており、たとえばインデックス部100、ユーザ判別情報α部101、ユーザ判別情報β部102、メディアID部103、サービスサイトID部104、広告No部105、発行日部106、コンバージョン日部107、使用済み日時部108を含む。
インデックス部100は、ユーザまたは端末装置4ごとに、データを判別するための情報であり、たとえば通し番号やID番号などが設定される。このインデックス部100には、メディアDB60のインデックス部91と同じ情報が設定されてもよい。
ユーザ判別情報α部101は、情報処理ページ80において収集されたユーザ判別情報α56-1であって、サービスサーバ8から受信された情報が格納される。
ユーザ判別情報β部102は、処理部32で生成し、または更新処理したサービスUIDであるユーザ判別情報β56-2が格納される。このサービスUIDは、たとえば端末装置4ごとに設定してもよく、または同一の端末装置4に対して複数設定されてもよい。
メディアID部103は、端末装置4を誘導したメディアサイト52を識別するための情報として、たとえばメディアIDやアドレス情報などが格納される。
サービスサイトID部104は、広告主であるサービスサイトを識別するための情報として、たとえばアドレス情報のほか、サービスサイトの名称、種類などの情報が格納される。
広告No部105は、たとえばバナー広告53により宣伝および誘導するサービスサーバ8を特定するための情報が格納される。
発行日部106は、サービスDB62に対し、新たな情報の作成、または更新処理が行われた日付情報などが格納される。
コンバージョン日部107は、サービスサイトにおいて端末装置4がコンバージョンを成立した日付などが格納される。
使用済み日時部108は、コンバージョンの成立後に処理部32が成果情報76の生成に利用した日時情報が格納される。
<商品のアフィリエイトDB64>
図7は、商品のアフィリエイトDBの一例を示している。
商品のアフィリエイトDB64は、宣伝広告の対象となる商品情報とその宣伝広告先の管理に用いられるデータベースの一例であって、インデックス部110、サービスサイトID部111、メディアID部112、商品No部113、商品名部114、稼働フラグ部115、報酬額部116などを備える。
インデックス部110は、商品のアフィリエイトDB64内に生成されたデータを判別するための情報が格納される。
サービスサイトID部111は、サービスサイトを識別するための情報として、たとえばアドレス情報のほか、サービスサイトの名称、種類などの情報が格納される。
メディアID部112は、広告対象である商品またはサービスサイトの商品ページへ誘導するメディアサイト52を識別するための情報として、たとえばアドレス情報などが格納される。
商品No部113は、商品の種類などを分別するために設定した番号などの情報が格納される。
商品名部114は、宣伝広告の対象となる商品の名称や型番などの情報が格納される。
稼働フラグ部115は、商品のアフィリエイトDB64に登録されている商品情報について、いずれかのメディアサイト52でバナー広告53による広告表示が行われているか否か、またはサービスサイトにおいて、トラッキングの対象として設定されているか否かを示す情報が格納される。
報酬額部116は、コンバージョン成立によってメディアサイトの管理者に対して支払われる広告報酬金額などが格納される。
<アフィリエイターDB66>
図8は、アフィリエイターDBの一例を示している。
アフィリエイターDB66は、広告主であるサービスサイトの商品やサービスなどのバナー広告53を掲載して宣伝広告を行うメディアサイトを管理するデータベースの一例である。このアフィリエイターDB66には、たとえばアフィリエイターID部120、メディア登録者名部121、口座情報部122、メールアドレス部123、アフィリエイター情報部124を備える。
アフィリエイターID部120は、たとえばアフィリエイトサーバ12との間で広告表示の掲載や、掲載に対して報酬額を支払うなど契約を結んだメディアサイトの登録順序などが格納される。
メディア登録者名部121は、メディアサイトの管理者名などの情報が格納される。
口座情報部122は、宣伝の成果に応じて支払われる広告費の支払手段、支払先などの情報が格納される。
メールアドレス部123は、メディアサイトの管理者に対する連絡先情報の一例である。この連絡先情報には、メールアドレスのほかに電話番号などの情報を利用してもよい。
アフィリエイター情報部124は、メディアサイトに関する情報、またはバナー広告53の掲載に関する事項、その他アフィリエイト契約に関する事項などの情報が格納される。
<宣伝管理システム2の処理について>
図9および図10は、宣伝管理システムのシーケンス処理例を示している。図9および図10に示す処理内容や処理手順は一例であって、本発明が斯かる内容に限定されない。図9および図10に示すシーケンス処理は、本開示の宣伝管理システム2において実行される処理の一例である。
宣伝管理システム2では、たとえば図9に示すように、ユーザの端末装置4が特定のメディアサイトにアクセス(S101)すると、メディアサーバ6が端末装置4にアクセスして識別情報54を取得する(S102)。このとき、メディアサーバ6は、識別情報54内、またはこれに関連付けられたユーザ判別情報α56-1の有無を判断し(S103)、その判断結果とユーザ判別情報α56-1を含む識別情報54をアフィリエイトサーバ12に通知する。アフィリエイトサーバ12は、メディアサーバ6から識別情報54等を取得すると(S104)、その情報をメディアDB60に格納する(S105)とともに、ユーザ判別情報α56-1を新たに生成し、もしくは更新してメディアサーバ6に送信する(S106)。
メディアサーバ6は、アフィリエイトサーバ12から受信したユーザ判別情報α56-1や経過情報であるメディアIDなどの情報を端末装置4に付与する(S107)。
端末装置4は、ユーザによりバナー広告53の一つが選択操作されると(S108)、バナー広告53に登録されたアドレス情報に基づく誘導によりサービスサイトにアクセス(S109)する。
サービスサイトを管理するサービスサーバ8は、アクセスしてきた端末装置4に対し、識別情報54や経過情報58などを取得(S110)し、ユーザ判別情報α56-1の有無を判断する(S111)。サービスサーバ8は、端末装置4がユーザ判別情報α56-1を有することで、メディアサイト52から誘導されたことを把握する。
サービスサーバ8は、ユーザ判別情報α56-1を有するとの判断結果と、ユーザ判別情報α56-1を含む識別情報54をアフィリエイトサーバ12に通知する。アフィリエイトサーバ12は、サービスサーバ8から識別情報54等を取得すると(S112)、その情報をサービスDB62に格納する(S113)とともに、ユーザ判別情報α56-1を利用して、ユーザ判別情報β56-2の生成、もしくは更新して、サービスサーバ8に送信する(S114)。
サービスサーバ8は、アフィリエイトサーバ12から受信したユーザ判別情報β56-2を含む識別情報を端末装置4に付与する(S115)。
宣伝管理システム2では、たとえば図10に示すように、端末装置4がサービスサイトにおいて、設定条件を満たす操作を行う(S201)と、サービスサーバ8がコンバージョンの成立を確認する(S202)。このコンバージョンの成立となる設定条件は、たとえばサービスサイトがレストランの予約サイトであった場合、予約申込を完了する入力操作が該当する。また設定条件を満たす操作は、たとえばユーザがサービスサイトを訪問してから継続してサイト内にアクセスした後に行われてもよく、または他のサイトにアクセスし、もしくは別の日に再度サービスサイトにアクセスしたときに行ってもよい。すなわち、宣伝管理システム2では、端末装置4に対してユーザ判別情報を付与した後であれば、サービスサイトにアクセスし続ける連続的なセッションを行わなくてもよい。
サービスサーバ8は、コンバージョンの確認処理を行うと、端末装置4にアクセスして識別情報54やユーザ判別情報β56-2を取得(S203)し、これらの情報をアフィリエイトサーバ12に送信する。
アフィリエイトサーバ12の処理部32は、識別情報54やユーザ判別情報β56-2などを取得すると(S204)、サービスDB62から予め設定された参照情報を読み出し(S205)、ユーザ判別情報β56-2を対比して一致するか否かの判別処理を行う(S206)。処理部32は、ユーザ判別情報β56-2が一致、または同等な情報であると判断すると、メディアIDなどに基づいてバナー広告53またはメディアサイトの宣伝による成果情報76を生成し(S207)、アフィリエイト集計処理を行う(S208)。また処理部32は、サービスDB62に格納された情報の更新処理(S209)およびメディアDB60に格納された情報の更新処理(S210)を行う。
<宣伝管理処理について>
図11および図12は、宣伝管理処理例を示している。図11および図12に示す処理内容や処理手順などは一例であり、本発明が斯かる構成に限定されない。なお、図11および図12に記載した「I」は連結子であり、処理内容や処理手順の関連性を示している。図11および図12に示す宣伝管理処理は、本開示の宣伝管理プログラムの一例であり、宣伝管理装置であるアフィリエイトサーバ12が実行する。
この宣伝管理処理には、たとえば図11に示すように、メディアサーバ6との間で実行する処理Aと、サービスサーバ8との間で実行する処理Bおよび処理Cが含まれる。
処理Aは、端末装置4がメディアサイト52にアクセスしたときに行われる処理である。
アフィリエイトサーバ12は、メディアサーバ6から端末装置4のアクセス情報の通知を受ける(S311)とともに、メディアサーバ6から端末装置4に格納されていた識別情報などを取得する(S312)。
処理部32は、取得した情報内にユーザ判別情報α56-1があるとの判断結果が含まれるか否かを確認する(S313)。ユーザ判別情報α56-1があるとの判断結果であった場合(S313のYES)、処理部32は、メディアDB60を読み出し、一致するユーザ判別情報α56-1を抽出するとともに、コンバージョン情報が登録されているかを判断する(S314)。判断処理では、たとえば過去にコンバージョンが成立していることでユーザがトラッキング対象になっていないことを確認している。
処理部32は、読み出されたユーザ判別情報α56-1に対してコンバージョン情報が登録されていない場合(S314のYES)、ユーザがメディアサイト52に再訪問したものであることから、ユーザ判別情報α56-1のタイムスタンプを更新する(S315)。
また処理部32は、ユーザ判別情報α56-1が無いとの判断結果の場合(S313のNO)やコンバージョン情報がある場合(S314のNO)、新たなユーザ判別情報α56-1を生成する(S316)。このとき、処理部32は、更新処理もしくは新たに生成したユーザ判別情報α56-1やそれに関連付けた情報をメディアDB60に格納する。
そしてアフィリエイトサーバ12は、ユーザ判別情報α56-1をメディアサーバ6に送信する(S317)。
処理Bは、端末装置4がサービスサイトにアクセスしたときに行われる処理である。
アフィリエイトサーバ12は、サービスサーバ8から端末装置4のアクセス情報の通知を受ける(S318)とともに、サービスサーバ8から端末装置4に格納されていた識別情報などを取得する(S319)。
処理部32は、取得した情報内にユーザ判別情報α56-1があるとの判断結果が含まれるか否かを確認する(S320)。この判断は、端末装置4がアフィリエイト判別処理のトラッキング対象であることの確認である。ユーザ判別情報α56-1があるとの判断結果であった場合(S320のYES)、処理部32は、サービスDB62を読み出し、一致するユーザ判別情報α56-1が登録されているかを判断する(S321)。この判断は、端末装置4またはこのユーザについてトラッキング処理が継続しているか、または新規にアクセスしているかの確認である。
なお、この判断処理では、たとえばユーザ判別情報β56-2が登録されているかを判断してもよい。
処理部32は、ユーザ判別情報α56-1が登録されていると判断した場合(S321のYES)、すなわち、過去にサービスサイトにアクセスしていることから、既にユーザ判別情報β56-2が生成されているため、このユーザ判別情報β56-2を更新する(S322)。また、処理部32は、ユーザ判別情報α56-1が登録されていないと判断した場合(S321のNO)、新たなユーザ判別情報β56-2を生成する(S323)。このとき、処理部32は、更新処理もしくは新たに生成したユーザ判別情報α56-1やそれに関連付けた情報をメディアDB60に格納する。
そしてアフィリエイトサーバ12は、ユーザ判別情報β56-2をサービスサーバ8に送信する(S324)。
また、処理部32は、たとえばサービスサーバ8から取得した判断結果において、ユーザ判別情報α56-1が無いと判断されている場合(S320のNO)、端末装置4はメディアサイト52を経由していないことから、アフィリエイト処理を終了する(S325)。
処理Cは、端末装置4がサービスサイトにおいてコンバージョンしたときに行われる処理である。
アフィリエイトサーバ12は、サービスサーバ8からコンバージョン成立の通知を受けるとともに、ユーザ判別情報β56-2などの情報を取得する(S326)。処理部32は、サービスDB62にアクセスし、一致するユーザ判別情報β56-2を読みだす(S327)。処理部32は、ユーザ判別情報β56-2に関連付けられたメディア情報やバナー広告53の情報やコンバージョンした商品情報84を利用して、アフィリエイトの成果情報76を生成する(S328)。そして処理部32は、生成した成果情報76やコンバージョン成立の情報に基づいて、サービスDB62やメディアDB60の更新処理を行う(S329)。
そのほか、アフィリエイトサーバ12は、たとえば成果情報76の生成を契機に、サービスDB62やメディアDB60に対し、コンバージョンが成立した商品やサービスの情報や識別情報、ユーザ判別情報α56-1、ユーザ判別情報β56-2などを削除してもよい。
〔第1の実施形態の効果〕
斯かる構成によれば、以下のいずれかの効果が得られる。
(1) メディアサイト52において端末装置4に付与したユーザ判別情報α56-1や、この情報を利用して生成されたユーザ判別情報β56-2を利用することで、メディアサイト52に表示されるバナー広告53に対する操作からサービスサイトでのコンバージョンまでの端末装置4の動作をトラッキングでき、宣伝機能の評価を行うことができる。
(2) 共通のアフィリエイトサーバ12が生成したユーザ判別情報α、βを端末装置4に付与し、それらの情報をデータベースにおいて管理することで、メディアサイトからサービスサイトへの異なるサーバ間を経由した端末装置4のトラッキングを精緻に行うことができる。
(3) アフィリエイトの評価を行うアフィリエイトサーバ12を端末装置4に直接アクセスさせないことで、ユーザが把握しない機器による情報収集が制限でき、ユーザのプライバシーが担保できる。
(4) 端末装置4を特定する識別情報や追跡に利用する経過情報をアフィリエイトサーバ12で生成し、その情報をメディアサーバ6やサービスサーバ8に提供することで、広告主やメディアサイトの管理者に対し、アフィリエイトサービスを導入するための作業負荷や、端末装置4に対する情報処理の負荷を軽減することができる。
〔第2の実施形態〕
図13は、第2の実施形態に係る宣伝管理システムの機能構成例を示している。図13に示す構成は一例であり、本発明が斯かる構成に限定されない。図13において図4と同一部分には同一の符号を付している。
この宣伝管理システム2では、たとえば図13に示すように、サービスサーバ8が端末装置4から収集した識別情報54に対し、アフィリエイトサーバ12においてユーザ判別情報α56-1の有無を判断する。すなわち、サービスサーバ8は、サービスサイトにアクセスしてきた端末装置4のブラウザ50から識別情報54や経過情報58を収集したのち、これらの情報に対する判別や解析処理を行わずにアフィリエイトサーバ12に送信する。このとき、サービスサーバ8は、たとえば収集した情報の全てをまとめてアフィリエイトサーバ12に送信する場合に限られず、最初にトラッキング対象の端末装置4か否かの判断に必要な情報として、予め設定された情報のみを選出して送信し、その他の情報を次回に送信してもよい。
アフィリエイトサーバ12の処理部32は、たとえばユーザ判別機能部130を備えており、このユーザ判別機能部130においてサービスサーバ8から受信した情報にユーザ判別情報α56-1が含まれるか否かの判別処理を行う。処理部32は、たとえばサービスサーバ8に対し、ユーザ判別機能部130の判別結果に基づいてアフィリエイト処理の実行か否かの指示情報を通知してもよい。
また宣伝管理システム2では、ユーザ判別情報α56-1の判別以外の処理や機能構成について、第1の実施形態に示す宣伝管理処理と同様に行えばよい。
<宣伝管理処理について>
図14は、宣伝管理処理を示している。図14に示す処理内容、処理手順は一例である。
この宣伝管理処理には、たとえばメディアサイトにアクセスした端末装置4とメディアサーバ6との間で実行する処理Aについては、図11と同様の処理を行えばよい。
アフィリエイトサーバ12では、たとえば図14に示すように、処理Bとして、サービスサーバ8から端末装置4のアクセス情報の通知を受ける(S411)とともに、サービスサーバ8を通じて端末装置4の識別情報などの情報を取得する(S412)。
処理部32は、たとえば取得した識別情報などにユーザ判別情報α56-1が存在するか否かの判別処理を行う(S413)。この判別処理は、端末装置4がアフィリエイト判別処理のトラッキング対象であることの確認である。ユーザ判別情報α56-1があると判断した場合(S413のYES)、処理部32は、サービスDB62を読み出し、一致するユーザ判別情報α56-1が登録されているかを判断する(S414)。
なお、この判断処理では、たとえばユーザ判別情報β56-2が登録されているかを判断してもよい。
処理部32は、ユーザ判別情報α56-1が登録されていると判断した場合(S414のYES)、サービスDB62においてユーザ判別情報α56-1に関連付けて登録されたユーザ判別情報β56-2を更新する(S415)。また、処理部32は、ユーザ判別情報α56-1が登録されていないと判断した場合(S414のNO)、新たなユーザ判別情報β56-2を生成する(S416)。このとき、処理部32は、更新処理もしくは新たに生成したユーザ判別情報α56-1やそれに関連付けた情報をメディアDB60に格納する。
そしてアフィリエイトサーバ12は、ユーザ判別情報β56-2をサービスサーバ8に送信する(S417)。
また、処理部32は、たとえばサービスサーバ8から取得した識別情報54内にユーザ判別情報α56-1が無いと判断した場合(S413のNO)、端末装置4がメディアサイト52を経由していないことから、アフィリエイト処理を終了する(S418)。
なお、宣伝管理処理の処理Cは、図12に示す処理S326~S329と同様の処理を行えばよい。
〔第2の実施形態の効果〕
斯かる構成によれば、以下のような効果が得られる。
(1) 第1の実施形態と同様の効果が得られる。
(2) 端末装置4のブラウザ50などから収集した識別情報54について、サービスサーバ8でユーザ判別情報α56-1の有無を判断せず、アフィリエイトサーバ12の処理部32に斯かる判別処理を行わせるので、サービスサーバ8の処理負荷を軽減することができる。
(3) また、サービスサーバ8側で、端末装置4に対するトラッキング処理の判別処理を行わせないことで、アフィリエイトサーバ12がメンテナンスや意図しないサーバダウン、処理の停滞状態などの不都合が生じた場合でも、サービスサーバ8での商品の販売処理などへの影響を抑えることができる。
(4) サービスサーバ8は、端末装置4との間で情報の送受信およびアフィリエイトサーバ12への情報の送信などに処理内容が限定され、判別処理などを行うための高度でかつ膨大な処理プログラムの設定などが不要になり、宣伝管理システム2の導入負荷の軽減が図れる。
〔第3の実施形態〕
図15は、第3の実施形態に係る宣伝管理システムの機能構成例を示している。図15に示す構成は一例であり、本発明が斯かる構成に限定されない。図15において図2、図4と同一部分には同一の符号を付している。
この宣伝管理システム2では、たとえばサービスサイトにアクセスした端末装置4に対し、サービスサーバ8がランディングページ70において識別情報54などの収集処理を行わず、または少なくともユーザ判別情報α56-1の有無を判断せず、ユーザがコンバージョンページ72に到達したときに端末装置4からの情報収集を行う場合を示している。
サービスサーバ8では、たとえば図15に示すように、コンバージョンページ72やその直前に情報処理ページ80を設定しており、端末装置4のブラウザ50にアクセスして識別情報54を抽出する。
情報処理ページ80において、サービスサーバ8は、端末装置4から収集した識別情報54内にユーザ判別情報α56-1が存在するか否かを判別し、その判別結果とともに、経過情報58をアフィリエイトサーバ12に通知する。このユーザ判別情報α56-1の判別処理では、端末装置4が経由してきたメディアサーバ6を特定するとともに、ユーザがアフィリエイト処理のためのトラッキング対象に該当するかを判断する。またこの判別処理において、メディアサーバ6で付与されるはずのユーザ判別情報α56-1が無い場合には、宣伝広告機能を利用していないユーザであることからアフィリエイトの判断対象にならない。
アフィリエイトサーバ12は、たとえば対比処理部140において、受信した識別情報54やユーザ判別情報α56-1などを利用し、サービスDB62や、これに加えてメディアDB60に格納されている情報と対比する。処理部32は、対比処理結果に基づいて、目標を達成した端末装置4のユーザがトラッキングの対象であることの確認や、この端末装置4を誘導したメディアサイト52がアフィリエイトの対象か否かを判断する。そしてアフィリエイトサーバ12は、この判断結果に基づいて、宣伝の成果情報76を生成する。
この成果情報76は、メディアサイトに対する報酬額の算出やその支払処理に利用される。
<宣伝管理処理について>
図16は、宣伝管理処理を示している。図16に示す処理内容、処理手順は一例である。
この宣伝管理処理には、たとえばメディアサイトにアクセスした端末装置4とメディアサーバ6との間で実行する処理Aについては、図11と同様の処理を行えばよい。
アフィリエイトサーバ12では、たとえば図16に示すように、サービスサーバ8から特定の端末装置4がコンバージョンしたことの通知を受けるとともに、サービスサーバ8を通じて端末装置4の識別情報などの情報を取得する(S511)。
処理部32は、たとえば取得した識別情報などにユーザ判別情報α56-1が存在するか否かの判別処理を行う(S512)。この判別処理は、端末装置4がアフィリエイト判別処理のトラッキング対象であることの確認である。ユーザ判別情報α56-1があると判断した場合(S512のYES)、処理部32は、メディアDB60を読み出し、一致するユーザ判別情報α56-1の情報を読み出す(S513)。
処理部32は、ユーザ判別情報α56-1に関連付けられたメディア情報やバナー広告53の情報やコンバージョンした商品情報84を利用して、アフィリエイトの成果情報76を生成する(S514)。また処理部32は、生成した成果情報76やコンバージョン成立の情報に基づいて、メディアDB60の更新処理を行う(S515)。この更新処理では、たとえばメディアDB60に対し、コンバージョンが成立した商品やサービスの情報や識別情報、ユーザ判別情報α56-1などを削除してもよい。
また処理部32は、ユーザ判別情報α56-1が無いと判断した場合(S512のNO)、アフィリエイト処理を終了する(S516)。
なお、アフィリエイトサーバ12は、アフィリエイトの成果情報76について、メディアDB60に登録する場合に限られず、メディアDB60とサービスDB62のいずれか一方または両方に登録してもよい。
〔第3の実施形態の効果〕
斯かる構成によれば、以下のいずれかの効果が得られる。
(1) メディアサイト52において端末装置4に付与したユーザ判別情報α56-1を利用することで、メディアサイト52に表示されるバナー広告53に対する操作からサービスサイトでのコンバージョンまでの端末装置4の動作をトラッキングでき、宣伝機能の評価を行うことができる。
(2) アフィリエイトの評価を行うアフィリエイトサーバ12を端末装置4に直接アクセスさせないことで、ユーザが把握しない機器による情報収集が制限でき、ユーザのプライバシーが担保できる。
(3) 端末装置4を特定する識別情報や追跡に利用する経過情報をアフィリエイトサーバ12で生成し、その情報をメディアサーバ6に提供することで、広告主やメディアサイトの管理者に対し、アフィリエイトサービスを導入するための作業負荷や、端末装置4に対する情報処理の負荷を軽減することができる。
(4) サービスサーバ8にアクセスしてくる端末装置4のうち、設定条件を満たした端末装置4のみに対して識別情報の収集や、ユーザ判別情報α56-1の判断処理を行うことで、アフィリエイト処理に関するサービスサーバ8の処理負荷を軽減できる。
以上説明したように、本発明の最も好ましい実施形態等について説明した。本発明は、上記記載に限定されるものではない。特許請求の範囲に記載され、または発明を実施するための形態に開示された発明の要旨に基づき、当業者において様々な変形や変更が可能である。斯かる変形や変更が、本発明の範囲に含まれることは言うまでもない。
2 宣伝管理システム
4 端末装置
6 メディアサーバ
8 サービスサーバ
10 インターネット
12 アフィリエイトサーバ
14、20 識別情報収集部
16、22 ユーザ判別機能部
18、26 ユーザ判別情報付与部
24 経過情報収集部
30 通信部
32 処理部
34 記憶部
40 識別情報処理機能部
42 ユーザ判別情報生成部
44 集計部
46 データベース(DB)
50 ブラウザ
52 メディアサイト
53、53-1、53-2、53-3、・・・ バナー広告
54 識別情報
56-1 ユーザ判別情報α
56-2 ユーザ判別情報β
58 経過情報
60 メディアDB
62 サービスDB
64 商品のアフィリエイトDB
66 アフィリエイターDB
70 ランディングページ
72 コンバージョンページ
74 サービスサイトID
76 成果情報
80 情報処理ページ
91、100、110 インデックス部
92、101 ユーザ判別情報α部
93、103 メディアID部
94、105 広告No部
95、106 発行日部
102 ユーザ判別情報β部
104、111 サービスサイトID部
107 コンバージョン日部
108 使用済み日時部
112 メディアID部
113 商品No部
114 商品名部
115 稼働フラグ部
116 報酬額部
120 アフィリエイターID部
121 メディア登録者名部
122 口座情報部
123 メールアドレス部
124 アフィリエイター情報部
130 ユーザ判別機能部
140 対比処理部

Claims (8)

  1. 広告情報を表示する第1のウェブサイトにアクセスした端末装置に対し、第3のサーバから通知された経過情報、およびユーザ判別情報を含む識別情報を付与するとともに、前記第1のウェブサイトに対する入力操作に応じて前記広告情報に関連付けられた第2のウェブサイトに前記端末装置を導く第1のサーバと、
    前記第2のウェブサイトにアクセスしている前記端末装置が少なくとも設定条件を満たしたときに、前記端末装置から収集した前記経過情報および前記識別情報を前記第3のサーバに通知する第2のサーバと、
    前記端末装置が前記第1のウェブサイトにアクセスしたときに生成して前記第1のサーバに通知した前記識別情報と、前記第2のサーバが収集した前記識別情報および前記経過情報を利用して前記第1のウェブサイトに表示した前記広告情報による成果情報を生成する第3のサーバと、
    を備えることを特徴とする宣伝管理システム。
  2. 前記第2のサーバは、前記広告情報を通じて前記第2のウェブサイトにアクセスしたときに、前記端末装置から収集した前記識別情報に基づいて生成される新たな識別情報を前記端末装置に付与することを特徴とする請求項1に記載の宣伝管理システム。
  3. 前記第3のサーバは、生成した前記識別情報を記憶部に記憶しており、少なくとも前記端末装置に付与された前記ユーザ判別情報と前記記憶部に記憶した前記識別情報に含まれる前記ユーザ判別情報とが一致した場合に、前記経過情報を利用して前記広告情報による成果を評価することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の宣伝管理システム。
  4. 前記第1のサーバは、前記端末装置が前記第1のウェブサイトにアクセスしたときに収集した前記識別情報に前記ユーザ判別情報が含まれているかを確認し、該確認結果に基づいて新たに生成された前記識別情報、または一部の内容を更新された前記識別情報を前記端末装置に付与することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の宣伝管理システム。
  5. 端末装置が広告情報を表示する第1のウェブサイトにアクセスしたときに、経過情報、およびユーザ判別情報を含む識別情報を第1のサーバに通知し、少なくとも第2のウェブサイトにアクセスしており設定条件を満たした前記端末装置から収集した前記経過情報および前記識別情報を第2のサーバから受信する通信部と、
    少なくとも生成して前記第1のサーバに通知した前記識別情報と、前記第2のサーバから受信した前記識別情報および前記経過情報を利用して前記第1のウェブサイトの前記広告情報による成果情報を生成する処理部と、
    を備えることを特徴とする宣伝管理装置。
  6. さらに、生成した前記識別情報および前記経過情報を記憶する記憶部を備え、
    前記処理部は、少なくとも前記端末装置に付与された前記ユーザ判別情報と前記記憶部に記憶した前記識別情報に含まれる前記ユーザ判別情報とが一致した場合に、前記経過情報を利用して前記広告情報による成果を評価することを特徴とする請求項5に記載の宣伝管理装置。
  7. コンピュータで実現するための宣伝管理プログラムであって、
    端末装置が広告情報を表示する第1のウェブサイトにアクセスしたときに、経過情報、およびユーザ判別情報を含む識別情報を生成する機能と、
    生成した前記経過情報、および前記識別情報を第1のサーバに通知する機能と、
    第2のウェブサイトにアクセスしている前記端末装置が設定条件を満たしたときに、前記端末装置から収集した前記経過情報および前記識別情報を第2のサーバから受信する機能と、
    少なくとも生成して前記第1のサーバに通知した前記識別情報と、前記第2のサーバから受信した前記識別情報および前記経過情報を利用して前記第1のウェブサイトの前記広告情報による成果情報を生成する機能と、
    を前記コンピュータに実現させることを特徴とする宣伝管理プログラム。
  8. 少なくとも前記端末装置に付与された前記ユーザ判別情報と記憶部に記憶した前記識別情報に含まれる前記ユーザ判別情報とが一致した場合に、前記経過情報を利用して前記広告情報による成果を評価する機能を前記コンピュータに実現させることを特徴とする請求項7に記載の宣伝管理プログラム。
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