JP2023043457A - 商品販売データ処理装置、商品販売データ処理システム、プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】複数の決済方法による決済を好適に実施する。【解決手段】商品が登録された取引を精算する商品販売データ処理装置であって、前記取引を精算する夫々の決済種別に対応する決済種別選択ボタンを表示する表示手段と、前記決済種別選択ボタンによって選択された1以上の決済種別によって前記取引を精算する精算手段とを備え、前記表示手段は、一の前記取引について2以上の決済種別によって精算する場合、既に選択された決済種別とポイント付与条件が同一の決済種別に対応する前記決済種別選択ボタンを選択可能に表示する。【選択図】図1
Description
本発明は、商品販売データ処理装置、商品販売データ処理システム、プログラムに関する。
一取引の決済を複数の決済方法によって決済するシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、複数の決済方法による決済は複雑であり改善の余地がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、複数の決済方法による決済を好適に実施する技術を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するための本発明の一態様は、商品が登録された取引を精算する商品販売データ処理装置であって、前記取引を精算する夫々の決済種別に対応する決済種別選択ボタンを表示する表示手段と、前記決済種別選択ボタンによって選択された1以上の決済種別によって前記取引を精算する精算手段とを備え、前記表示手段は、一の前記取引について2以上の決済種別によって精算する場合、既に選択された決済種別とポイント付与条件が同一の決済種別に対応する前記決済種別選択ボタンを選択可能に表示することを特徴とする。
図1は、実施形態の販売システム1を説明するためのネットワークの概念図である。図1に示す販売システム1は、ストアコントローラ10、登録装置20、精算装置30、登録精算装置40、登録精算装置50、取引状況管理装置60を含む。
ストアコントローラ10、登録装置20、精算装置30、登録精算装置40、登録精算装置50、取引状況管理装置60は、LAN19(有線でも無線でもよい)を介して通信可能に接続される。販売システム1は、種々の店舗等(スーパーマーケット、コンビニエンスストア、ドラッグストア、ホームセンタ、家電量販店等)に導入可能である。
図1において、各装置(端末)の台数は例示である。例えば、図1において、登録装置20の右側に「…」を図示したが、登録装置20の数は1台以上であればよい。
販売システム1は、店員が登録精算装置40を使用して商品を登録し且つ精算するといった態様のサービスのほか、店員が登録装置20を使用して商品を登録し、顧客が精算装置30を使用して精算するといった態様(いわゆるセミセルフ)のサービスや、顧客が登録精算装置50を使用して商品を登録し且つ精算するといった態様(いわゆるフルセルフ)のサービスを提供可能である。
(ストアコントローラ10)
ストアコントローラ10は、例えばサーバ等である。ストアコントローラ10は、LAN19内の各装置(例えば、登録装置20等)やLAN19外の装置(例えば、本部サーバ(非図示))と通信する。例えば、ストアコントローラ10は、本部サーバから商品マスタ(商品ファイル)や特売ファイルを受信し、LAN19内の各装置に供給する。
ストアコントローラ10は、例えばサーバ等である。ストアコントローラ10は、LAN19内の各装置(例えば、登録装置20等)やLAN19外の装置(例えば、本部サーバ(非図示))と通信する。例えば、ストアコントローラ10は、本部サーバから商品マスタ(商品ファイル)や特売ファイルを受信し、LAN19内の各装置に供給する。
(登録装置20)
登録装置20は、店員による商品の登録に用いられる。図示は省略するが、登録装置20は、CPU201と、ROM202と、RAM203と、ハードディスク204と、客側表示部205と、店員側表示部210と、キー操作部211と、スキャナ部212と、印刷部213と、音声出力部214と、通信部215とを備える。これらは、バスを介して相互に通信可能である。
登録装置20は、店員による商品の登録に用いられる。図示は省略するが、登録装置20は、CPU201と、ROM202と、RAM203と、ハードディスク204と、客側表示部205と、店員側表示部210と、キー操作部211と、スキャナ部212と、印刷部213と、音声出力部214と、通信部215とを備える。これらは、バスを介して相互に通信可能である。
CPU201は、中央演算処理装置であり、ROM202に記憶されているプログラムを読み出して実行することにより、登録装置20の動作を制御する。
ROM202は、読み出し専用メモリであり、プログラムをはじめとしてCPU201が利用する各種の情報を記憶する。
RAM203は、読み出し書き込みメモリであり、主記憶装置として種々の情報を記憶する。例えば、RAM203は、ROM202やハードディスク204から読み出した情報、外部から取得した情報、処理において生成した情報等を記憶する。
ハードディスク204は、補助記憶装置として種々の情報を記憶する。ハードディスク204は、例えば、ROM202に代えて、CPU201が実行するプログラム等を記憶してもよい。また、ハードディスク204は、RAM203に代えて、ROM202から読み出した情報、外部から取得した情報、処理において生成した情報等を記憶してもよい。なお、ハードディスク204に代えてSSD(Solid State Drive)等の記憶装置が備えられてもよい。
ROM202は、読み出し専用メモリであり、プログラムをはじめとしてCPU201が利用する各種の情報を記憶する。
RAM203は、読み出し書き込みメモリであり、主記憶装置として種々の情報を記憶する。例えば、RAM203は、ROM202やハードディスク204から読み出した情報、外部から取得した情報、処理において生成した情報等を記憶する。
ハードディスク204は、補助記憶装置として種々の情報を記憶する。ハードディスク204は、例えば、ROM202に代えて、CPU201が実行するプログラム等を記憶してもよい。また、ハードディスク204は、RAM203に代えて、ROM202から読み出した情報、外部から取得した情報、処理において生成した情報等を記憶してもよい。なお、ハードディスク204に代えてSSD(Solid State Drive)等の記憶装置が備えられてもよい。
客側表示部205は、タッチディスプレイであり、顧客に種々の情報を表示するとともに、顧客からの種々の操作(例えば、年齢確認操作)を受け付ける。
店員側表示部210は、タッチディスプレイであり、店員に種々の情報を表示するとともに、店員から種々の操作を受け付ける。
キー操作部211は、店員が操作する各種ボタン(キー)を配置する。
店員側表示部210は、タッチディスプレイであり、店員に種々の情報を表示するとともに、店員から種々の操作を受け付ける。
キー操作部211は、店員が操作する各種ボタン(キー)を配置する。
スキャナ部212は、種々の情報を光学的に読み取る。例えば、スキャナ部212は、商品に付されているコードをスキャンし、商品コード(JANコード等)を読み取る。また、スキャナ部212は、店員の名札等に付されたコードをスキャンし、店員コードを読み取ってもよい。また、スキャナ部212は、品券類、各種カードに付されたコードをスキャンし、夫々の情報を読み取ってもよい。なお、スキャナ部212は、店員が商品を登録する際に用いられるが、店員は他の方法によって商品を登録してもよい。例えば、店員側表示部210に、商品に対応するプリセットキーが表示されている場合、店員は、当該プリセットキーを操作し、当該商品を登録してもよい。また、キー操作部211に、商品に対応するキー(例えば、スポーツ新聞に対応するキー等)が配置されている場合、店員は、当該キーを操作(押下)し、当該商品を登録してもよい。
印刷部213は、各種媒体を印刷、発行する。例えば、印刷部213は、お会計券やレシートやクーポン券等を印刷、発行する。登録装置20は、基本的には精算装置30に精算処理を実行させるが、精算装置30に精算処理を実行させる場合、精算装置30に登録情報(取引情報)を供給する必要がある。精算装置30に登録情報を供給する方法としては、精算装置30に登録情報を送信(他の装置(ストアコントローラ10等)を介して間接的に送信、又は直接的に送信。以下、同様)する方法と、精算装置30において読み取られるお会計券(登録商標)を用いる方法とがある。後者の方法の場合、印刷部213は、お会計券を印刷、発行する。また、登録装置20は、自装置(当該登録装置20)において精算処理を実行する場合(例えば、品券等が使用され精算が完了する場合)もある。自装置(当該登録装置20)において精算処理を実行する場合、印刷部213は、精算処理の完了後に、レシートやクーポン券等を印刷、発行する。
音声出力部214は、音声を出力する。例えば、音声出力部214は、確認音、警告音、音声ガイダンス等を出力する。
音声出力部214は、音声を出力する。例えば、音声出力部214は、確認音、警告音、音声ガイダンス等を出力する。
通信部215は、他の装置(例えば、ストアコントローラ10、精算装置30、取引状況管理装置60等)との間において情報(例えば、商品マスタ、特売ファイル、登録情報等)を送受信する。
(精算装置30)
精算装置30は、顧客による精算(決済)に用いられる。図示は省略するが、精算装置30は、CPU301と、ROM302と、RAM303と、ハードディスク304と、客側表示部305と、スキャナ部306と、カード決済部(非現金決済部)308と、釣銭機(現金決済部)309と、店員側表示部310と、印刷部313と、音声出力部314と、通信部315と、撮像部316と、サインポール317とを備える。これらは、バスを介して相互に通信可能である。
精算装置30は、顧客による精算(決済)に用いられる。図示は省略するが、精算装置30は、CPU301と、ROM302と、RAM303と、ハードディスク304と、客側表示部305と、スキャナ部306と、カード決済部(非現金決済部)308と、釣銭機(現金決済部)309と、店員側表示部310と、印刷部313と、音声出力部314と、通信部315と、撮像部316と、サインポール317とを備える。これらは、バスを介して相互に通信可能である。
精算装置30が備えるCPU301、ROM302、RAM303、ハードディスク304、音声出力部314については、登録装置20が備えるCPU201、ROM202、RAM203、ハードディスク204、音声出力部214と同様であるため、説明の一部又は全部を省略する。
客側表示部305は、タッチディスプレイであり、顧客に種々の情報を表示するとともに、顧客からの種々の操作を受け付ける。例えば、客側表示部305は、決済種別(決済方法)を選択(指定)する操作を受け付ける。
スキャナ部306は、種々の情報を光学的に読み取る。例えば、スキャナ部306は、お会計券に印刷されているコードをスキャンし、精算処理に必要な情報を読み取る。また、スキャナ部306は、店員の名札等に付されたコードをスキャンし、店員コードを読み取る。なお、精算装置30は、他の装置(登録装置20)によって登録された登録情報に基づいて精算する装置であるが、例えば、商品を追加する場合には、スキャナ部306は、商品に付されているコードをスキャンし、商品コード(JANコード等)を読み取ってもよい。
カード決済部308は、各種カード(クレジットカード、交通系カード等のプリペイドカード、ポイント支払時におけるポイントカード、デビット支払時におけるキャッシュカード)による決済機構である。カード決済部308は、カード認識部(読取部)や表示部や操作部や通信部を備えるものであってもよいが、少なくともカード認識部を備えるものであればよい。なお、カード認識部は、特典付与、割引等のために各種カード(例えば、ポイントカード、会員カード、株主カード等)を認識してもよい。
釣銭機309は、現金による決済機構であり、紙幣や硬貨の投入口、紙幣や硬貨の排出口を有し、投入口への投入金額を算出し、投入金額と買上金額の差分である釣銭金額を算出し、釣り銭を排出口から排出する。紙幣や硬貨が投入口に投入された場合にはセンサによって検出(投入があった旨の検出、金種別の枚数の検出等)される。
店員側表示部310は、店員に種々の情報を表示する。なお、店員側表示部310は、タッチディスプレイであり、店員から種々の操作を受け付けるものであってもよい。
印刷部313は、各種媒体を印刷、発行する。例えば、印刷部313は、レシートやクーポン券等を発行する。
通信部315は、他の装置(例えば、ストアコントローラ10、登録装置20、取引状況管理装置60等)との間において情報(例えば、商品マスタ、特売ファイル、登録情報、精算完了後の精算情報等)を送受信する。
撮像部316は、例えば、顧客を撮像する。なお、精算装置30は、2以上の撮像部316を備え、顔と手元(釣銭機309の投入口や排出口付近)とを同時に撮像してもよい。
サインポール317は、先端部分に発光部を有し、発光部の発光態様によって、種々の情報(店員呼出、稼働状況等)を報知する。
印刷部313は、各種媒体を印刷、発行する。例えば、印刷部313は、レシートやクーポン券等を発行する。
通信部315は、他の装置(例えば、ストアコントローラ10、登録装置20、取引状況管理装置60等)との間において情報(例えば、商品マスタ、特売ファイル、登録情報、精算完了後の精算情報等)を送受信する。
撮像部316は、例えば、顧客を撮像する。なお、精算装置30は、2以上の撮像部316を備え、顔と手元(釣銭機309の投入口や排出口付近)とを同時に撮像してもよい。
サインポール317は、先端部分に発光部を有し、発光部の発光態様によって、種々の情報(店員呼出、稼働状況等)を報知する。
なお、カード決済部308は、読取対象のカードに応じた複数の部材から構成されてもよい。つまり、精算装置30は、例えば、プリペイドカード用の第1カード決済部308a、クレジットカード用の第2カード決済部308bといった具合に複数のカード決済部を備えていてもよい。また、カード決済部は、精算装置30と接続(有線又は無線によって接続)する別体であってもよい。他の装置(登録精算装置40、登録精算装置50)のカード決済部についても同様である。また、釣銭機についても同様である。
また、精算装置30(登録精算装置50も同様)は、各種のボタンを配置するキー操作部を更に備えてもよい。また、精算装置30(登録精算装置40、登録精算装置50も同様)は、人の存在を検出するセンサ(人感センサ等)を更に備えてもよい。
(登録精算装置40)
登録精算装置40は、店員による商品の登録及び精算に用いられる。図示は省略するが、登録精算装置40は、CPU401と、ROM402と、RAM403と、ハードディスク404と、客側表示部405と、カード決済部(非現金決済部)408と、釣銭機(現金決済部)409と、店員側表示部410と、キー操作部411と、スキャナ部412と、印刷部413と、音声出力部414と、通信部415とを備える。これらは、バスを介して相互に通信可能である。
登録精算装置40は、店員による商品の登録及び精算に用いられる。図示は省略するが、登録精算装置40は、CPU401と、ROM402と、RAM403と、ハードディスク404と、客側表示部405と、カード決済部(非現金決済部)408と、釣銭機(現金決済部)409と、店員側表示部410と、キー操作部411と、スキャナ部412と、印刷部413と、音声出力部414と、通信部415とを備える。これらは、バスを介して相互に通信可能である。
登録精算装置40が備えるCPU401、ROM402、RAM403、ハードディスク404、客側表示部405、店員側表示部410、キー操作部411、スキャナ部412、音声出力部414については、登録装置20が備えるCPU201、ROM202、RAM203、ハードディスク204、客側表示部205、店員側表示部210、キー操作部211、スキャナ部212、音声出力部214と同様であるため、説明の一部又は全部を省略する。登録精算装置40が備えるカード決済部408、釣銭機409、印刷部413については、精算装置30が備えるカード決済部308と、釣銭機309、印刷部313と同様であるため、説明の一部又は全部を省略する。
通信部415は、他の装置(例えば、ストアコントローラ10、取引状況管理装置60等)との間において情報(例えば、商品マスタ、特売ファイル、精算情報等)を送受信する。
(登録精算装置50)
登録精算装置50は、顧客による商品の登録及び精算に用いられる。図示は省略するが、登録精算装置50は、CPU501と、ROM502と、RAM503と、ハードディスク504と、客側表示部505と、スキャナ部506と、カード決済部(非現金決済部)508と、釣銭機(現金決済部)509と、店員側表示部510と、印刷部513と、音声出力部514と、通信部515、撮像部516と、サインポール517とを備える。これらは、バスを介して相互に通信可能である。
登録精算装置50は、顧客による商品の登録及び精算に用いられる。図示は省略するが、登録精算装置50は、CPU501と、ROM502と、RAM503と、ハードディスク504と、客側表示部505と、スキャナ部506と、カード決済部(非現金決済部)508と、釣銭機(現金決済部)509と、店員側表示部510と、印刷部513と、音声出力部514と、通信部515、撮像部516と、サインポール517とを備える。これらは、バスを介して相互に通信可能である。
登録精算装置50が備えるCPU501、ROM502、RAM503、ハードディスク504、客側表示部505、スキャナ部506、カード決済部(非現金決済部)508、釣銭機(現金決済部)509、店員側表示部510、印刷部513、音声出力部514、撮像部516、サインポール517は、精算装置30が備えるCPU301、ROM302、RAM303、ハードディスク304、客側表示部305、スキャナ部306、カード決済部(非現金決済部)308、釣銭機(現金決済部)309、店員側表示部310、印刷部313、音声出力部314、撮像部316、サインポール317と同様であるため、説明の一部又は全部を省略する。
通信部515は、他の装置(例えば、ストアコントローラ10、取引状況管理装置60等)との間において情報(例えば、商品マスタ、特売ファイル、精算情報等)を送受信する。
(取引状況管理装置60)
取引状況管理装置60は、例えばパーソナルコンピュータ等である。取引状況管理装置60は、主にLAN19内の各装置を管理する装置である。例えば、取引状況管理装置60は、LAN19内の各装置と通信し、LAN19内の各装置の処理状況、稼働状況(動作状況)等を監視等する。
取引状況管理装置60は、例えばパーソナルコンピュータ等である。取引状況管理装置60は、主にLAN19内の各装置を管理する装置である。例えば、取引状況管理装置60は、LAN19内の各装置と通信し、LAN19内の各装置の処理状況、稼働状況(動作状況)等を監視等する。
以下の説明において、販売システム1(又は、販売システム1を導入した店舗(以下、店舗Tと称する))では、決済種別として、現金、ポイントカード(Aポイントカード、Bポイントカード)、電子マネー(C電子マネー、D電子マネー)、クレジットカード(Eクレジットカード)、品券(品券1、品券2)が選択可能であるものとする。決済種別として選択する「ポイントカード」とは、ポイントの利用(消費)である。また、販売システム1(店舗T)では、決済種別に応じて、以下の特典(次回以降に支払いに利用可能なポイント。1ポイントは1円として利用可能)が付与されるものとする。なお、品券1(品券2も同様)は、500円券であるものとする。
(1)現金決済:200円毎に1ポイント
(2)Aポイントカードによる決済:200円毎に1ポイント
(3)Bポイントカードによる決済:300円毎に1ポイント
(4)C電子マネーによる決済:200円毎に1ポイント
(5)D電子マネーによる決済:300円毎に1ポイント
(6)Eクレジットカードによる決済:300円毎に1ポイント
(7)品券1による決済:200円毎に1ポイント
(8)品券2による決済:300円毎に1ポイント
(1)現金決済:200円毎に1ポイント
(2)Aポイントカードによる決済:200円毎に1ポイント
(3)Bポイントカードによる決済:300円毎に1ポイント
(4)C電子マネーによる決済:200円毎に1ポイント
(5)D電子マネーによる決済:300円毎に1ポイント
(6)Eクレジットカードによる決済:300円毎に1ポイント
(7)品券1による決済:200円毎に1ポイント
(8)品券2による決済:300円毎に1ポイント
また、販売システム1(店舗T)では、一取引において複数(2種類以上)の決済種別による決済が可能であるが、バックグラウンドの処理(ポイント管理システム上の処理)の観点からポイント付与の条件(ポイント付与条件)が同一の複数の決済種別による決済を許可しているものとする。つまり、販売システム1(店舗T)では、一取引として、ポイント付与条件が同一の複数の決済種別を混在(併用)させた決済(精算)については許可するが、ポイント付与条件が異なる複数の決済種別を混在させた決済については禁止するものとする。例えば、現金及びAポイントカードの2種類による決済やBポイントカード、D電子マネー及びEクレジットカードの3種類による決済については許可するが、Aポイントカード及びBポイントカードの2種類による決済については禁止するものとする。なお、ポイント付与条件等は、各装置が参照可能な位置(LAN19内、又は、外部)に記憶されている。
(登録装置20及び精算装置30の表示例)
図2は、登録装置20の表示例である。図3は、精算装置30の表示例である。図4は、精算装置30等の表示例である。なお、店舗T内には、登録装置20から送信される登録情報を受信可能な精算装置30として2つの精算装置30(202レジ、203レジ)が存在するものとする。
図2は、登録装置20の表示例である。図3は、精算装置30の表示例である。図4は、精算装置30等の表示例である。なお、店舗T内には、登録装置20から送信される登録情報を受信可能な精算装置30として2つの精算装置30(202レジ、203レジ)が存在するものとする。
(登録装置20/精算装置30の表示例1)
表示例1として、図2(A)、図2(B)、図3(A)、図3(B)、図3(C)、図3(D)、図4(A)を用いて、決済に品券を利用しない場合の表示例について説明する。
表示例1として、図2(A)、図2(B)、図3(A)、図3(B)、図3(C)、図3(D)、図4(A)を用いて、決済に品券を利用しない場合の表示例について説明する。
登録装置20は、初期状態(1品目の商品の登録前)において、店員側表示部210に初期登録画面(1品目の商品の登録前の登録画面。非図示)を表示する。登録装置20は、初期登録画面において商品を登録した場合、店員側表示部210に登録画面を表示する。例えば、登録装置20は、初期登録画面において1品目の商品としてトマトを登録し、登録画面において2品目の商品としてうなぎ蒲焼を登録した場合、店員側表示部210に図2(A)に示したような登録画面を表示する。図2(A)に示した登録画面において画面下部のBT10は、商品の登録(登録処理)を終了させるための小計ボタンである。
登録装置20は、図2(A)に示した登録画面において、小計ボタンBT10が操作された場合、店員側表示部210に図2(B)に示したような小計画面を表示する。図2(B)に示した小計画面において、画面下部のBT12は、当該取引の決済を202レジ(精算装置30の1つ)に実行させるために当該取引の登録情報を送信する送信先として202番レジを指定(選択)する装置指定ボタンである。同様に、BT13は、当該取引の決済を203レジ(精算装置30の1つ)に実行させるために当該取引の登録情報を送信する送信先として203レジを指定する装置指定ボタンである。登録装置20は、装置指定ボタンBT12の操作を受け付けた場合、登録した商品の商品コード、各商品の数量を含む登録情報を精算装置30(202レジ)に送信する。登録装置20は、装置指定ボタンBT13の操作を受け付けた場合、登録した商品の商品コード、各商品の数量を含む登録情報を精算装置30(203レジ)に送信する。なお、登録装置20は、登録した商品の商品コード、各商品の数量に加え、合計金額を含む登録情報を精算装置30に送信してもよい。
図2(B)に示した小計画面において、画面下部のBT14は、当該取引の決済を202番レジ(又は203レジ)に実行させるために当該取引に係るお会計券を印刷、発行させるためのお会計券ボタンである。登録装置20は、お会計券ボタンBT14が操作された場合、当該取引の決済を実行するために必要な情報をコード化して印刷したお会計券を発行する。お会計券は顧客に渡され、顧客は、お会計券を持って、当該取引について精算する装置(202レジ、又は、203レジ)に移動し、移動先の装置にお会計券に印刷されているコードを読み取らせる。
図2(B)に示した小計画面において、画面下部のBT15は、品券1の利用を宣言するための品券1ボタンである。BT16は、品券2の利用を宣言するための品券2ボタンである。例えば、店員は、顧客から品券1を受け取った場合には品券1ボタンBT15を操作し、顧客から品券2を受け取った場合には品券2ボタンBT16を操作する。
図2(B)に示した小計画面において、画面下部のBT17は、登録画面(小計ボタンBT10の操作前の登録画面)を表示させる登録画面ボタンである。登録装置20は、登録画面ボタンBT17が操作された場合、店員側表示部210に小計画面に代えて登録画面(図2(A)の登録画面)を表示する。
精算装置30は、初期状態(登録情報の受信前、お会計券の読取前)において、客側表示部305に初期画面(待機画面。非図示)を表示する。精算装置30は、初期画面において、登録情報を受信した場合(お会計券を読み取った場合も同様)、客側表示部305にポイントカード読取画面(非図示)を表示する。精算装置30は、ポイントカード読取画面において、顧客に対し、ポイントカード(Aポイントカード、Bポイントカード)の有無を確認し、ポイントカードの読み取り操作を案内し、顧客の操作に基づいてポイントカードを読み取る。なお、ポイントカード読取画面は、1画面ではなく2画面以上で構成されてもよい。精算装置30は、ポイントカード読取画面に続いて(つまり、ポイントカード読取画面においてポイントカードがない旨の操作を受け付けた場合やポイントカードの読み取りが完了した場合)、精算開始画面を表示する。例えば、精算装置30(202レジ)は、初期画面において登録情報(登録装置20が図2(B)に示した小計画面において装置指定ボタンBT12の操作に基づいて送信した登録情報)を受信し、客側表示部305にポイントカード読取画面(非図示)を表示し、該ポイントカード読取画面(非図示)においてAポイントカードの読み取りが完了した場合、客側表示部305に図3(A)に示したような精算開始画面を表示する。
図3(A)に示した精算開始画面は、非現金決済の宣言も受け付け可能な現金決済画面である。画面右側のBT20は、現金以外の決済の選択を宣言するための非現金決済ボタンである。より詳細には、非現金決済ボタンBT20は、当該取引の決済として、現金決済と混在させるか否かに関わらず、少なくとも1種類以上の非現金決済を行う場合に操作するボタンである。顧客は、現金決済のみの場合には非現金決済ボタンBT20を操作せずに当該決済開始画面において現金を投入し、現金決済を行わずに1種類以上の非現金決済を行う場合(又は、現金決済の他に1種類以上の非現金決済を行う場合)には、非現金決済ボタンBT20を操作する。
画面下部のHR21は、当該顧客に関する情報を表示する会員情報表示領域である。図3(A)(図3(B)等の他図も同様)に示した例では、精算装置30は、当該顧客のAポイントカードのポイント数(605ポイント)を会員情報表示領域HR21に表示している。なお、精算装置30は、Aポイントカード内にポイント数が保持されている場合、Aポイントカードから読み取ったポイント数を会員情報表示領域HR21に表示し、Aポイントカード内にポイント数が保持されていない場合(例えば、Aポイントカードの識別情報(カード番号、会員番号等)が保持されている場合)、Aポイントカードから読み取った識別情報に対応するポイント数を外部(例えば、Aポイントカードのポイント数を管理するポイントサーバ)から取得して会員情報表示領域HR21に表示する。
精算装置30は、図3(A)に示した精算開始画面において、非現金決済ボタンBT20が操作された場合、客側表示部305に図3(B)に示したような決済種別選択画面を表示する。図3(B)に示した決済種別選択画面において画面中央のHR22は、夫々の決済種別に対応する決済種別ボタン(現金決済に対応する現金ボタン、Aポイントカードによる決済に対応するAポイントカードボタン、Bポイントカードによる決済に対応するBポイントカードボタン、C電子マネーによる決済に対応するC電子マネーボタン、D電子マネーによる決済に対応するD電子マネーボタン、Eクレジットカードによる決済に対応するEクレジットカードボタン)を表示する決済種別ボタン表示領域である。
精算装置30は、図3(B)に示した決済種別選択画面において、Aポイントカードボタンが操作された場合、客側表示部305に図3(C)に示したようなポイント数指定画面を表示する。図3(C)に示したポイント数指定画面においてHR23は、当該取引において利用可能なAポイントカードのポイント数を表示する利用可能ポイント数表示領域である。つまり、精算装置30は、精算対象金額(決済対象金額)に相当するポイント数と現在のポイント数のうち小さい方のポイント数を利用可能ポイント数表示領域HR23に表示する。図3(C)に示した例では、精算装置30は、精算対象金額(2304円)に相当するポイント数(2304ポイント)と現在のポイント数(605ポイント)のうち小さい方のポイント数(605ポイント)を利用可能ポイント数表示領域HR23に表示している。仮にトマト(324円)のみを購入であった場合は、精算装置30は、精算対象金額(324円)に相当するポイント数(324ポイント)と現在のポイント数(605ポイント)のうち小さい方のポイント数(324ポイント)を利用可能ポイント数表示領域HR23に表示する。
HR24は、置数ボタンを表示する置数ボタン表示領域である。置数ボタン表示領域HR24には数字ボタンやクリアボタンが表示されている。顧客は、置数ボタン表示領域HR24において利用するポイント数を置数入力する。つまり、顧客は、置数ボタン表示領域HR24の数字ボタンを操作して利用するポイント数を指定する。HR25は、利用するポイント数を表示する利用ポイント数表示領域である。利用ポイント数表示領域HR25には、置数ボタン表示領域HR24において置数入力された数(利用するポイント数として指定されたポイント数)が表示される。BT26は、全部のポイント数(利用可能ポイント数表示領域HR23に表示されているポイント数)を利用する旨を宣言するための全ポイント利用ボタンである。
図3(D)は、図3(C)に示した場面に続いて利用するポイント数として304ポイントが指定(置数入力)された場面におけるポイント数指定画面である。図3(D)に示したポイント数指定画面においてBT27は、指定されたポイント数を利用するポイント数として決定する場合に操作する決定ボタンである。つまり、利用するポイント数が指定されたため、精算装置30は、図3(D)に示したポイント数指定画面では、全ポイント利用ボタンBT26に代えて決定ボタンBT27を表示している。
精算装置30は、図3(D)に示したポイント数指定画面において、決定ボタンBT27が操作された場合、客側表示部305に図4(A)に示したような決済種別選択画面を表示する。図4(A)に示した決済種別選択画面の決済種別ボタン表示領域HR22には、Aポイントカードとポイント付与条件が同一の決済種別ボタン(現金ボタン、C電子マネーボタン)が表示され、Aポイントカードとポイント付与条件が異なる決済種別ボタン(Bポイントカードボタン、D電子マネーボタン、Eクレジットカードボタン)は表示されていない。なお、図4(A)に示した決済種別選択画面において、Aポイントカードとポイント付与条件が異なる決済種別ボタンについては選択できないため非表示としている旨のメッセージを表示してもよい(図9参照)。また、図4(A)に示した決済種別選択画面の会員情報表示領域HR21には、ポイント数指定画面において指定されたポイント数(利用するポイント数)が表示されている。以降、顧客は、図4(A)に示した決済種別選択画面において残金額(2000円)について決済種別を選択し、処理を進めるが、以降の説明を省略する。
なお、精算装置30は、図3(B)に示した場面(決済種別選択画面)において戻るボタンが操作された場合、図3(A)に示した場面(精算開始画面)に表示を戻してもよい。また、精算装置30は、図3(C)に示した場面(ポイント数指定画面)において戻るボタンが操作された場合、図3(B)に示した場面(決済種別選択画面)に表示を戻してもよい。また、精算装置30は、図3(D)に示した場面(ポイント数指定画面)において戻るボタンが操作された場合、図3(C)に示した場面(ポイント数指定画面)に表示を戻してもよいし、図3(B)に示した場面(決済種別選択画面)に表示を戻してもよい。また、精算装置30は、図4(A)に示した場面(決済種別選択画面)において戻るボタンが操作された場合、図3(B)に示した場面(決済種別選択画面)に表示を戻してもよい。
(登録装置20/精算装置30の表示例2)
表示例2として、図2(A)、図2(B)、図4(B)、図4(C)、図4(D)を用いて、決済に品券を利用する場合の表示例について説明する(但し、表示例1と共通する図2(A)及び図2(B)については説明を省略する)。
表示例2として、図2(A)、図2(B)、図4(B)、図4(C)、図4(D)を用いて、決済に品券を利用する場合の表示例について説明する(但し、表示例1と共通する図2(A)及び図2(B)については説明を省略する)。
図4(B)は、図2(B)に示した場面に続いて品券1ボタンBT15が操作された場面における小計画面である。図4(B)に示した小計画面には、商品の登録情報に加え、品券1の登録情報と不足金額とが表示されている。つまり、登録装置20は、図2(B)に示した小計画面において、品券1ボタンBT15が操作された場合、図4(B)に示すように品券1の登録情報と不足金額とを表示する。
登録装置20は、図4(B)に示した小計画面において、装置指定ボタンBT12の操作を受け付けた場合、登録した商品の商品コード、各商品の数量、登録した品券に関する情報(例えば、500円券である品券1を1枚登録した旨の情報)を含む登録情報を精算装置30(202レジ)に送信する。登録装置20は、図4(B)に示した小計画面において、装置指定ボタンBT13の操作を受け付けた場合、登録した商品の商品コード、各商品の数量、登録した品券に関する情報を含む登録情報を精算装置30(203レジ)に送信する。なお、登録装置20は、登録した商品の商品コード、各商品の数量、登録した品券に関する情報に加え、合計金額を含む登録情報を精算装置30に送信してもよい。また、登録装置20は、合計金額(本例では2304円)に代えて又は加えて不足金額(本例では1804円)を含む登録情報を精算装置30に送信してもよい。
表示例1において説明したように、精算装置30は、初期状態において客側表示部305に初期画面(非図示)を表示し、初期画面において登録情報を受信した場合、客側表示部305にポイントカード読取画面(非図示)を表示し、ポイントカード読取画面に続いて客側表示部305に精算開始画面を表示する。例えば、精算装置30(202レジ)は、初期画面において登録情報(登録装置20が図4(B)に示した小計画面において装置指定ボタンBT12の操作に基づいて送信した登録情報)を受信し、客側表示部305にポイントカード読取画面(非図示)を表示し、該ポイントカード読取画面(非図示)においてAポイントカードの読み取りが完了した場合、客側表示部305に図4(C)に示したような精算開始画面を表示する。
精算装置30は、図4(C)に示した精算開始画面において、非現金決済ボタンBT20が操作された場合、客側表示部305に図4(D)に示したような決済種別選択画面を表示する。図4(D)に示した決済種別選択画面の決済種別ボタン表示領域HR22には、品券1とポイント付与条件が同一の決済種別ボタン(現金ボタン、Aポイントカードボタン、C電子マネーボタン)が表示され、品券1とポイント付与条件が異なる決済種別ボタン(Bポイントカードボタン、D電子マネーボタン、Eクレジットカードボタン)は表示されていない。なお、図4(D)に示した決済種別選択画面において、品券1とポイント付与条件が異なる決済種別ボタンについては選択できないため非表示としている旨のメッセージを表示してもよい。以降、顧客は、図4(D)に示した決済種別選択画面において残金額(1804円)について決済種別を選択し、処理を進めるが、以降の説明を省略する。
なお、精算装置30は、図4(D)に示した場面(決済種別選択画面)において戻るボタンが操作された場合、図4(C)に示した場面(精算開始画面)に表示を戻してもよい。
(登録精算装置40の表示例)
図5及び図6は、登録精算装置40(店員が商品登録及び精算する装置)の表示例である。
図5及び図6は、登録精算装置40(店員が商品登録及び精算する装置)の表示例である。
(登録精算装置40の表示例1)
表示例1として、図5(A)、図5(B)、図5(C)、図5(D)を用いて、決済に品券1を利用した場合の表示例について説明する。
表示例1として、図5(A)、図5(B)、図5(C)、図5(D)を用いて、決済に品券1を利用した場合の表示例について説明する。
登録精算装置40は、初期状態(1品目の商品の登録前)において、店員側表示部410に初期登録画面(非図示)を表示する。登録精算装置40は、初期登録画面において商品を登録した場合、店員側表示部410に登録画面(非図示)を表示する。登録精算装置40は、登録画面において小計ボタンが操作された場合、店員側表示部410に小計画面を表示する。また、登録精算装置40は、初期登録画面、登録画面又は小計画面においてポイントカード(Aポイントカード、Bポイントカード)の読み取りが可能である。
例えば、登録精算装置40は、初期登録画面において1品目の商品としてトマトを登録し、登録画面において2品目の商品としてうなぎ蒲焼を登録し、登録画面においてAポイントカードを読み取り、登録画面において小計ボタンが操作された場合、店員側表示部410に図5(A)に示したような小計画面を表示する。図5(A)に示した小計画面において、画面下部のHR31は、当該顧客に関する情報を表示する会員情報表示領域である。図5(A)(図5(B)等の他図も同様)に示した例では、登録精算装置40は、当該顧客のAポイントカードのポイント数(605ポイント)を会員情報表示領域HR31に表示している。
画面下部のBT35は、現金以外の決済の選択を宣言するための非現金決済ボタンである。より詳細には、非現金決済ボタンBT35は、精算装置30が精算開始画面において表示する非現金決済ボタンBT20と同様、当該取引の決済として、現金決済と混在させるか否かに関わらず、少なくとも1種類以上の非現金決済を行う場合に操作するボタンである。つまり、店員は、現金決済を行わずに1種類以上の非現金決済を行う場合、又は、現金決済の他に1種類以上の非現金決済を行う場合に、非現金決済ボタンBT35を操作する。
画面下部のBT37は、登録画面(小計ボタンの操作前の登録画面)を表示させるための登録画面ボタンである。登録精算装置40は、登録画面ボタンBT37が操作された場合、店員側表示部410に小計画面に代えて登録画面(非図示)を表示する。
図5(B)は、図5(A)に示した場面に続いて非現金決済ボタンBT35が操作された場面における小計画面である。図5(B)に示した小計画面においてHR32は、夫々の決済種別に対応する決済種別ボタン(品券1による決済に対応する品券1ボタン、品券2による決済に対応する品券2ボタン、Aポイントカードによる決済に対応するAカードボタン、Bポイントカードによる決済に対応するBカードボタン、C電子マネーによる決済に対応するCマネーボタン、D電子マネーによる決済に対応するDマネーボタン、Eクレジットカードによる決済に対応するEクレカボタン)、戻るボタンを表示する決済種別ボタン表示領域である。
図5(C)は、図5(B)に示した場面に続いて品券1ボタンが操作された場面における小計画面である。図5(C)に示した小計画面には、商品の登録情報に加え、品券等(品券1)の登録情報と不足金額とが表示されている。
図5(D)は、図5(C)に示した場面に続いて非現金決済ボタンBT35が操作された場面における小計画面である。図5(D)に示した小計画面の決済種別ボタン表示領域HR32には、品券1とポイント付与条件が同一の決済種別ボタン(品券1ボタン、Aカードボタン、Cマネーボタン)が表示され、品券1とポイント付与条件が異なる決済種別ボタン(品券2ボタン、Bカードボタン、Dマネーボタン、Eクレカボタン)は表示されていない。なお、図5(D)に示した小計画面(例えば、決済種別ボタン表示領域HR32)において、品券1とポイント付与条件が異なる決済種別ボタンについては選択できないため非表示としている旨のメッセージを表示してもよい。以降、顧客は、図5(D)に示した決済種別選択画面において残金額(1804円)について決済種別を選択し、処理を進めるが、以降の説明を省略する。
なお、登録精算装置40は、図5(B)に示した場面(小計画面)において戻るボタンが操作された場合、図5(A)に示した場面(小計画面)に表示を戻してもよい。また、登録精算装置40は、図5(D)に示した場面(小計画面)において戻るボタンが操作された場合、図5(C)に示した場面(小計画面)に表示を戻してもよいし、図5(B)に示した場面(小計画面)に表示を戻してもよい。
(登録精算装置40の表示例2)
表示例2として、図5(A)、図5(B)、図6(A)、図6(B)を用いて、決済に品券2を利用した場合の表示例について説明する(但し、表示例1と共通する図5(A)及び図5(B)については説明を省略する)。
表示例2として、図5(A)、図5(B)、図6(A)、図6(B)を用いて、決済に品券2を利用した場合の表示例について説明する(但し、表示例1と共通する図5(A)及び図5(B)については説明を省略する)。
図6(A)は、図5(B)に示した場面に続いて品券2ボタンが操作された場面における小計画面である。図6(A)に示した小計画面には、商品の登録情報に加え、品券等(品券2)の登録情報と不足金額とが表示されている。
図6(B)は、図6(A)に示した場面に続いて非現金決済ボタンBT35が操作された場面における小計画面である。図6(B)に示した小計画面の決済種別ボタン表示領域HR32には、品券2とポイント付与条件が同一の決済種別ボタン(品券2ボタン、Bカードボタン、Dマネーボタン、Eクレカボタン)が表示され、品券2とポイント付与条件が異なる決済種別ボタン(品券1ボタン、Aカードボタン、Cマネーボタン)は表示されていない。なお、図6(B)に示した小計画面(例えば、決済種別ボタン表示領域HR32)において、品券2とポイント付与条件が異なる決済種別ボタンについては選択できないため非表示としている旨のメッセージを表示してもよい。以降、顧客は、図6(B)に示した決済種別選択画面において残金額(1804円)について決済種別を選択し、処理を進めるが、以降の説明を省略する。
なお、登録精算装置40は、図6(B)に示した場面(小計画面)において戻るボタンが操作された場合、図6(A)に示した場面(小計画面)に表示を戻してもよい。
(登録精算装置40の表示例3)
表示例3として、図5(A)、図5(B)、図6(A)、図6(C)、図6(D)を用いて、決済に品券2を利用した場合の他の表示例について説明する(但し、表示例2と共通する図5(A)、図5(B)、図6(A)については説明を省略する)。
表示例3として、図5(A)、図5(B)、図6(A)、図6(C)、図6(D)を用いて、決済に品券2を利用した場合の他の表示例について説明する(但し、表示例2と共通する図5(A)、図5(B)、図6(A)については説明を省略する)。
図6(C)は、図6(A)に示した場面に続いて非現金決済ボタンBT35が操作された場面における小計画面である。図6(C)に示した小計画面の決済種別ボタン表示領域HR32には、品券2とポイント付与条件が同一の決済種別ボタン(品券2ボタン、Bカードボタン、Dマネーボタン、Eクレカボタン)も品券2とポイント付与条件が異なる決済種別ボタン(品券1ボタン、Aカードボタン、Cマネーボタン)も表示されている。
図6(D)は、図6(C)に示した場面に続いてAカードボタンが操作された場面における小計画面等である。図6(D)に示したように、小計画面の前面には、ポイント付与条件が異なるためAポイントカードが利用できない旨のメッセージ等を表示した小画面SG38が表示されている。つまり、登録精算装置40は、既に登録された品券2のポイント付与条件と異なるポイント付与条件のAポイントカードが指定されたため、エラーとしている。以降、顧客は、小画面SG38のOKボタンを操作し、小画面SG38を消去し、残金額(1804円)について他の決済種別を選択し、処理を進めるが、以降の説明を省略する。
なお、登録精算装置40は、図6(C)に示した場面(小計画面)において戻るボタンが操作された場合、図6(A)に示した場面(小計画面)に表示を戻してもよい。
(登録精算装置50の表示例)
図7及び図8は、登録精算装置50(顧客が商品登録及び精算する装置)の表示例である。
図7及び図8は、登録精算装置50(顧客が商品登録及び精算する装置)の表示例である。
(登録精算装置50の表示例1)
表示例1として、図7(A)、図7(B)、図7(C)、図7(D)、図8(A)を用いて、決済に品券1を利用した場合の表示例について説明する。
表示例1として、図7(A)、図7(B)、図7(C)、図7(D)、図8(A)を用いて、決済に品券1を利用した場合の表示例について説明する。
登録精算装置50は、初期状態(操作開始前)において、客側表示部505に初期画面(非図示)を表示する。登録精算装置50は、初期画面において、取引開始ボタンの操作を受け付けた場合、客側表示部505にポイントカード読取画面(非図示)を表示する。登録精算装置50は、ポイントカード読取画面において、顧客に対し、ポイントカード(Aポイントカード、Bポイントカード)の有無を確認し、ポイントカードの読み取り操作を案内し、顧客の操作に基づいてポイントカードを読み取る。登録精算装置50は、ポイントカード読取画面に続いて(つまり、ポイントカード読取画面においてポイントカードがない旨の操作を受け付けた場合やポイントカードの読み取りが完了した場合)、初期登録画面(非図示)を表示する。登録精算装置50は、初期登録画面において商品を登録した場合、客側表示部505に登録画面を表示する。例えば、登録精算装置50は、初期画面において取引開始ボタンの操作を受け付け、ポイントカード読取画面(非図示)においてAポイントカードの読み取り、初期登録画面において1品目の商品としてトマトを登録し、登録画面において2品目の商品としてうなぎ蒲焼を登録した場合、客側表示部505に図7(A)に示したような登録画面を表示する。図7(A)に示した登録画面において、画面下部のBT40は、登録を完了し精算に進む場合に操作するお会計ボタンである。
画面下部のHR41は、当該顧客に関する情報を表示する会員情報表示領域である。図7(A)(図7(B)等の他図も同様)に示した例では、登録精算装置50は、当該顧客のAポイントカードのポイント数(605ポイント)を会員情報表示領域HR41に表示している。
なお、登録精算装置50は、1品目の商品の登録後の画面ではお会計ボタンBT40を操作可能な表示態様で表示し、1品目の商品の登録前の画面ではお会計ボタンBT40を表示しない(又は操作不可能な表示態様(グレーダウン等)で表示する)。また、登録精算装置50は、1品目の商品の登録後の画面(登録画面)に小計ボタンを操作可能な表示態様で表示し、小計ボタンの操作に基づいてお会計ボタンBT40を操作可能な表示態様で表示してもよい。この場合、小計ボタンを操作可能な表示態様で表示する画面(1品目の商品の登録後の画面)を登録画面と称し、お会計ボタンBT40を操作可能な表示態様で表示する画面(小計ボタンの操作後の画面)を小計画面と称してもよい。
登録精算装置50は、図7(A)に示した登録画面(小計画面)において、お会計ボタンBT40が操作された場合、客側表示部505に図7(B)に示したような決済種別選択画面を表示する。図7(B)に示した決済種別選択画面において画面中央のHR42は、夫々の決済種別に対応する決済種別ボタン(現金ボタン、Aポイントカードボタン、Bポイントカードボタン、C電子マネーボタン、D電子マネーボタン、Eクレジットカードボタン、品券(店員呼出)ボタン)を表示する決済種別ボタン表示領域である。
登録精算装置50は、図7(B)に示した決済種別選択画面において、品券(店員呼出)ボタンが操作された場合、客側表示部505に店員呼出画面(非図示)を表示するとともに店員呼出処理を実行する。例えば、登録精算装置50は、店員呼出処理として、サインポール517を用いて店員を呼び出してもよいし、店員が操作する装置(例えば、取引状況管理装置60、登録装置20、登録精算装置40、店員が携帯する端末等)に店員呼出情報を送信してもよい。なお、登録精算装置50は、客側表示部505に加え、店員側表示部510に店員呼出画面(非図示)を表示してもよい。
登録精算装置50は、店員呼出画面(非図示)における店員の操作等(例えば、店員が知る所定の操作、店員コードの読み取り等)に基づいて、客側表示部505に図7(C)に示したようなメンテナンス画面を表示する。図7(C)に示したメンテナンス画面には、品券1の利用を宣言するための品券1ボタンBT45、品券2の利用を宣言するための品券2ボタンBT46、メンテナンス画面を終了する(閉じる)場合に操作する閉じるボタンBT49等が表示されている。
図7(D)は、図7(C)に示した場面に続いて品券1ボタンBT45が操作された場面におけるメンテナンス画面である。図7(D)に示したメンテナンス画面には、品券1の登録情報等が表示されている。
登録精算装置50は、図7(D)に示したメンテナンス画面において、閉じるボタンBT49が操作された場合、客側表示部505に図8(A)に示したような決済種別選択画面を表示する。図8(A)に示した決済種別選択画面の決済種別ボタン表示領域HR42には、品券1とポイント付与条件が同一の決済種別ボタン(現金ボタン、Aポイントカードボタン、C電子マネーボタン)と品券(店員呼出)ボタンとが表示され、品券1とポイント付与条件が異なる決済種別ボタン(Bポイントカードボタン、D電子マネーボタン、Eクレジットカードボタン)は表示されていない。なお、図8(A)に示した決済種別選択画面において、品券1とポイント付与条件が異なる決済種別ボタンについては選択できないため非表示としている旨のメッセージを表示してもよい。以降、顧客は、図8(A)に示した決済種別選択画面において残金額(1804円)について決済種別を選択し、処理を進めるが、以降の説明を省略する。
なお、登録精算装置50は、図7(B)に示した場面(決済種別選択画面)において戻るボタンが操作された場合、図7(A)に示した場面(登録画面(小計画面))に表示を戻してもよい。また、登録精算装置50は、図8(A)に示した場面(決済種別選択画面)において戻るボタンが操作された場合、図7(B)に示した場面(決済種別選択画面)に表示を戻してもよいし、図7(A)に示した場面(登録画面(小計画面))に表示を戻してもよい。
(登録精算装置50の表示例2)
表示例2として、図7(A)、図7(B)、図7(C)、図8(B)、図8(C)を用いて、決済に品券2を利用した場合の表示例について説明する(但し、表示例1と共通する図7(A)、図7(B)及び図7(C)については説明を省略する)。
表示例2として、図7(A)、図7(B)、図7(C)、図8(B)、図8(C)を用いて、決済に品券2を利用した場合の表示例について説明する(但し、表示例1と共通する図7(A)、図7(B)及び図7(C)については説明を省略する)。
図8(B)は、図7(C)に示した場面に続いて品券2ボタンBT46が操作された場面におけるメンテナンス画面である。図8(B)に示したメンテナンス画面には、品券2の登録情報等が表示されている。
登録精算装置50は、図8(B)に示したメンテナンス画面において、閉じるボタンBT49が操作された場合、客側表示部505に図8(C)に示したような決済種別選択画面を表示する。図8(C)に示した決済種別選択画面の決済種別ボタン表示領域HR42には、品券2とポイント付与条件が同一の決済種別ボタン(Bポイントカードボタン、D電子マネーボタン、Eクレジットカードボタン)と品券(店員呼出)ボタンとが表示され、品券2とポイント付与条件が異なる決済種別ボタン(現金ボタン、Aポイントカードボタン、C電子マネーボタン)は表示されていない。なお、図8(C)に示した決済種別選択画面において、品券2とポイント付与条件が異なる決済種別ボタンについては選択できないため非表示としている旨のメッセージを表示してもよい。以降、顧客は、図8(C)に示した決済種別選択画面において残金額(1804円)について決済種別を選択し、処理を進めるが、以降の説明を省略する。
なお、登録精算装置50は、図8(C)に示した場面(決済種別選択画面)において戻るボタンが操作された場合、図7(B)に示した場面(決済種別選択画面)に表示を戻してもよいし、図7(A)に示した場面(登録画面(小計画面))に表示を戻してもよい。
以上、実施形態を説明したが、実施形態によれば、複数の決済方法による決済を好適に実施することができる。例えば、バックグラウンドの処理の観点からポイント付与条件が異なる複数の決済種別を混在させた決済を禁止する要請に簡便に対応することができる。つまり、操作者(店員、顧客)の記憶に頼らずに、画面に従って、混在可能な組み合わせを簡便に選択(指定)することができる。
なお、上述した図2~図8を用いた各表示例(後述する図9を用いた表示例も同様)では、決済種別としてポイントや品券を先に選択し続いて他の決済種別を選択する例を示したが、複数の決済種別を併用する場合において決済種別を選択する順番は特に限定されない。例えば、現金やクレジットカードを先に選択し続いてポイントや電子マネーを選択してもよい。また、登録装置20/精算装置30の構成における表示例として、図2~図4を用いて登録装置20側で品券の使用を宣言する場合と宣言しない場合とを説明したが、登録装置20/精算装置30の構成において複数の決済種別を併用する場合、登録装置20側では決済種別を1つも選択せずに、精算装置30側で顧客が併用する決済種別を選択してもよい。例えば、登録装置20側には品券ボタンを表示せずに、精算装置30側には図7(B)の決済種別ボタン表示領域HR42の如く品券(店員呼出)ボタンを表示してもよい。図9(後述)においても同様である。
また、上述したように、精算装置30は、決済種別としてポイントカードが選択(指定)された場合にはポイントカード決済に対応する画面(ポイント数指定画面)を表示するが、他の決済種別が選択された場合には夫々の決済種別に対応する画面を表示する。例えば、精算装置30は、電子マネーの選択された場合には電子マネーの読取りを促す電子マネー読取画面を表示し、クレジットカードが選択された場合にはクレジットカード決済に係る画面を表示する(カード決済部の表示部に表示してもよい)。登録精算装置40や登録精算装置50についても同様である。
また、例えばAポイントカードによる決済時の特典として説明した「200円毎に1ポイント」は0.5%のポイント付与率(ポイント還元率)であり、例えばBポイントカードによる決済における特典として説明した「300円毎に1ポイント」は約0.33%のポイント付与率(ポイント還元率)である。つまり、「ポイント付与条件」の異同は「ポイント付与率」の異同であるとも言える。従って、上記実施形態では、販売システム1(店舗T)において、一取引の決済として、ポイント付与条件が同一の複数の決済種別を混在させた決済については許可し、ポイント付与条件が異なる複数の決済種別を混在させた決済については禁止すると説明したが、ポイント付与率が同一の複数の決済種別を混在させた決済については許可し、ポイント付与率が異なる複数の決済種別を混在させた決済については禁止しているとも言える。
また、ポイントカード、電子マネー等は物(プラスチックカード等)ではなく、情報機器(顧客の携帯端末)から取得可能な情報であってもよい。つまり、店舗Tの各装置は、上記情報機器の表示部に表示されている2次元コード(上記情報をコード化した2次元コード)を読み取ったり、上記情報機器と通信(例えば、近距離無線通信、非接触通信)したりして、夫々の種類を取得してもよい。
(変形例等)
以上、実施形態について説明したが、機器の構成、データの構成、処理の流れ、表示及び出力の態様などは、例えば下記(1)~(17)に示すように、適宜変更が可能である。また、下記(1)~(17)は、夫々適宜組み合わされてよい。
以上、実施形態について説明したが、機器の構成、データの構成、処理の流れ、表示及び出力の態様などは、例えば下記(1)~(17)に示すように、適宜変更が可能である。また、下記(1)~(17)は、夫々適宜組み合わされてよい。
(1)上記実施形態では、2種類のポイント付与条件(200円毎に1ポイント、300円毎に1ポイント)を示したが、ポイント付与条件は3種類以上であってもよい。
(2)上記(1)に関連し、例えば、ポイント付与条件が100円毎に1ポイントの決済種別と、ポイント付与条件が200円毎に2ポイントの決済種別が存在する場合、両者のポイント付与条件は異なるが、ポイント付与率は共に0.5%と同一である。一取引内の両者の混在の可否については、下記(a)(b)のいずれかで対応する。
(a)両者のポイント付与条件が異なるため、一取引の決済として両者の混在を禁止する。
(b)両者のポイント付与率が同一であるため、一取引の決済として両者の混在を許可する。
(a)両者のポイント付与条件が異なるため、一取引の決済として両者の混在を禁止する。
(b)両者のポイント付与率が同一であるため、一取引の決済として両者の混在を許可する。
(3)上記(1)にも関連するが、ポイントを付与しない決済種別(つまりポイント付与率が0%の決済種別)があってもよい。一取引内のポイントを付与しない決済種別(ポイント付与無決済種別)とポイントを付与する決済種別(ポイント付与有決済種別)の混在の可否については、下記(a)(b)のいずれかで対応する。
(a)ポイント付与無決済種別もポイント付与有決済種別の一種として扱い、一取引の決済として、ポイント付与無決済種別とポイント付与有決済種別との混在を禁止する。
(b)ポイント付与無決済種別についてはポイント付与有決済種別とは別物として扱い、一取引の決済として、ポイント付与無決済種別とポイント付与有決済種別との混在を許可する。
(a)ポイント付与無決済種別もポイント付与有決済種別の一種として扱い、一取引の決済として、ポイント付与無決済種別とポイント付与有決済種別との混在を禁止する。
(b)ポイント付与無決済種別についてはポイント付与有決済種別とは別物として扱い、一取引の決済として、ポイント付与無決済種別とポイント付与有決済種別との混在を許可する。
(4)上記実施形態では、言及していなかったが、同一の決済種別であっても、顧客に応じてポイント付与条件が異なっていてもよい。例えば、Bポイントカードのポイント付与条件(ポイント付与率)は、通常顧客(例えば、購買実績によるランクがCランクの顧客)に対しては300円毎に1ポイントであるが、優良顧客(例えば、購買実績によるランクがAランクの顧客)に対してはAポイントカード等と同様の200円毎に1ポイントであってもよい。従って、上記の場合、優良顧客は、Bポイントカードと、例えばAポイントカードとを混在させた決済が可能になる。なお、顧客毎のポイント付与条件は、各装置が参照可能な位置(LAN19内、又は、外部)に記憶されていればよい。顧客マスタ(非図示)の一部として記憶されていてもよい。
(5)上記実施形態では、言及していなかったが、同一の決済種別であっても、日時に応じてポイント付与条件が異なっていてもよい。例えば、Bポイントカードの通常時(非キャンペーン期間中)のポイント付与条件(ポイント付与率)は300円毎に1ポイントであるが、キャンペーン期間中はAポイントカード等と同様の200円毎に1ポイントに変化してもよい。従って、上記の場合、Bポイントカードのキャンペーン期間中は、Bポイントカードと、例えばAポイントカードとを混在させた決済が可能になる。なお、日時毎のポイント付与条件は、各装置が参照可能な位置(LAN19内、又は、外部)に記憶されていればよい。特売ファイルの一部として記憶されていてもよい。
(6)上記実施形態では、言及していなかったが、同一の決済種別であっても、操作する装置に応じてポイント付与条件が異なっていてもよい。例えば、特定の装置(例えば、フルセルフ態様の登録精算装置50)において精算した場合には、所定の決済種別(例えば、Bポイントカード)のポイント付与条件(ポイント付与率)を向上(顧客にとって有利に変化)させてもよい。例えば、精算装置30や登録精算装置40において精算する場合のBポイントカードのポイント付与条件は300円毎に1ポイントであるが、登録精算装置50において精算する場合のBポイントカードのポイント付与条件は200円毎に1ポイントであってもよい。従って、上記の場合、登録精算装置50において精算するときには、Bポイントカードと、例えばAポイントカードとを混在させた決済が可能になる。なお、装置毎のポイント付与条件は、各装置が参照可能な位置(LAN19内、又は、外部)に記憶されていればよい。
(7)上記実施形態では、既に選択された決済種別とポイント付与条件が異なる決済種別ボタンについては非表示とする例を説明したが(図4(A)、図4(D)、図5(D)、図6(B)、図8(A)、図8(C))、既に選択された決済種別とポイント付与条件が異なる決済種別ボタンについては操作不可能な表示態様(グレーダウン等)で表示してもよい。つまり、既に選択された決済種別とポイント付与条件が同一の決済種別ボタンについては選択可能(操作可能)な表示態様で表示し、既に選択された決済種別とポイント付与条件が異なる決済種別ボタンについては選択不可能(操作不可能)な表示態様で表示してもよい。
(8)上記実施形態では、既に選択された決済種別とポイント付与条件が異なる決済種別ついては選択できない例(つまり、ポイント付与条件が同一の決済種別に限って併用可能である例)を説明したが、現金決済に関しては特別な扱いとして、ポイント付与条件が異なる決済種別と併用可能としてもよい。つまり、複数の決済種別を併用する場合において現金決済のボタンは、常に選択肢の1つとして選択可能に表示してもよい。例えば、上記実施形態では、現金決済は200円毎に1ポイントであるが、200円毎に1ポイントである決済種別(Aポイントカード、C電子マネー等)の選択後に加え、300円毎に1ポイントである決済種別(Bポイントカード、D電子マネー等)の選択後においても、現金決済のボタンは選択可能に表示してもよい。これにより、例えば、既に選択済の決済種別がどのようなポイント付与条件であっても、少なくとも現金決済は併用可能であるため、既に選択済の決済種別と併用可能な他の決済種別が存在しないため、最初からやり直したりするといった事態を回避することができる。
(9)上記実施形態では、登録装置20は、品券1ボタンBT15、品券2ボタンBT16を配置した小計画面を表示する例を説明したが(図2(B)、図4(B))、1つの品券ボタンを配置した小計画面を表示し、該品券ボタンの操作後に品券1や品券2を選択するボタンを表示してもよい。
(10)上記実施形態では、品券は、ボタンの操作によって登録する例を説明したが、ボタンの操作に代えて又は加えて、品券(品券等に付されたコード情報)の読み取りによって登録してもよい。つまり、例えば、品券1のボタンを操作することによって品券1を登録してもよいし、品券1を読み取ることによって品券1を登録してもよいし、品券1のボタンを操作した後に品券1を読み取ることによって品券1を登録してもよい。既に選択した決済種別との関係から品券1の登録を禁止する場合には、品券1の読み取り動作後にエラーメッセージ(例えば、ポイント付与条件が異なるため利用できない旨のメッセージ)を表示してもよい。
(11)上記実施形態では、登録精算装置40は、各種の非現金決済に対応する1つの非現金決済ボタンBT35を配置した小計画面を表示する例を説明したが(図5(A)等)、夫々の非現金決済に対応する夫々のボタンを配置した小計画面や、グループ毎の複数のボタン(例えば、品券1及び品券2に対応する品券ボタン、Aポイントカード及びBポイントカードに対応するポイントカードボタン等)を配置した小計画面を表示してもよい。
(12)上記実施形態では、登録装置20及び精算装置30の動作として、登録装置20で品券の使用を宣言する例を説明したが、登録装置20に代えて又は加えて、精算装置30で品券の使用を宣言してもよい。例えば、精算装置30は、決済種別選択画面に品券(店員呼出)ボタン(客側表示部305に店員呼出画面(非図示)を表示するとともに店員呼出処理を実行するボタン。登録精算装置50が決済種別選択画面(図7(B)等)に表示する品券(店員呼出)ボタンと同様のボタン)を表示してもよい。
(13)上記実施形態では、登録装置20及び精算装置30の動作として、精算装置30でポイントカードを読み取る例を説明したが、精算装置30に代えて又は加えて、登録装置20でポイントカードを読み取ってもよい。例えば、登録装置20は、装置指定ボタン(装置指定ボタンBT12、装置指定ボタンBT13)又はお会計券ボタンBT14が操作される迄の間にポイントカードを読み取ってもよい。なお、登録装置20は、ポイントカードの読み取り後に、装置指定ボタンの操作を受け付けた場合には読み取ったポイントカードに関する情報を含む登録情報を精算装置30に送信し、お会計券ボタンBT14の操作を受け付けた場合には読み取ったポイントカードに関する情報をコード化して印刷したお会計券を発行してもよい。
(14)上記実施形態では、説明を省略したが、読み取られていないポイントカードが選択(指定)された場合には、該ポイントカードの読み取りを促すメッセージやポイントカード読取画面を表示してもよい。例えば、図3(B)の場面ではAポイントカードは読み取れているがBポイントカードは読み取れていないため、精算装置30は、図3(B)の場面においてBポイントカードボタンが操作された場合、Bポイントカードの読み取りを促すメッセージやポイントカード読取画面を表示してもよい。また、図5(B)の場面ではAポイントカードは読み取れているがBポイントカードは読み取れていないため、登録精算装置40は、図5(B)の場面においてBポイントカードボタンが操作された場合、Bポイントカードの読み取りを促すメッセージやポイントカード読取画面を表示してもよい。また、図7(B)の場面ではAポイントカードは読み取れているがBポイントカードは読み取れていないため、登録精算装置50は、図7(B)の場面においてBポイントカードボタンが操作された場合、Bポイントカードの読み取りを促すメッセージやポイントカード読取画面を表示してもよい。決済種別を纏めて選択する態様(後述)においても同様である。
(15)上記(14)とは異なるが、読み取られていないポイントカードは選択(指定)できないようにしてもよい。例えば、図3(B)の場面ではAポイントカードは読み取れているがBポイントカードは読み取れていないため、精算装置30は、図3(B)の場面においてBポイントカードボタンを表示しないようにしてもよい。また、図5(B)の場面ではAポイントカードは読み取れているがBポイントカードは読み取れていないため、登録精算装置40は、図5(B)の場面においてBポイントカードボタンを表示しないようにしてもよい。また、図7(B)の場面ではAポイントカードは読み取れているがBポイントカードは読み取れていないため、登録精算装置50は、図7(B)の場面においてBポイントカードボタンを表示しないようにしてもよい。決済種別を纏めて選択する態様(後述)においても同様である。
(16)上記実施形態では、精算装置30は、選択済の決済種別(図4(A)の例ではAポイントカード)の決済種別ボタンを表示しない例を説明したが、選択済の決済種別の決済種別ボタンを表示してもよい。例えば、精算装置30は、選択済の決済種別の決済種別ボタンを未選択の決済種別の決済種別ボタンとは異なる表示態様で表示してもよい(例えば、図9参照)。なお、精算装置30は、選択済の決済種別の決済種別ボタンが操作された場合、該決済種別による決済金額の増減(又は取消)を受け付けるようにしてもよい。
(17)上記実施形態では、決済種別を1つずつ選択(指定)する例を説明したが、決済種別を纏めて(連続して、続けて、同時に)選択してもよい。以下、一例として、図9を用いて、精算装置30において決済種別を纏めて選択する態様について説明するが、他の装置において決済種別を纏めて選択する場合も同様である。
図9は、精算装置30の表示例である。精算装置30は、図3(A)に示した精算開始画面において、非現金決済ボタンBT20が操作された場合、客側表示部305に図9(A)に示したような決済種別選択画面を表示する。図9(A)に示した決済種別選択画面の決済種別ボタン表示領域HR22には、夫々の決済種別に対応する決済種別ボタンと、おわりボタンとが表示されている。おわりボタンは、1以上の決済種別の選択後に操作するボタンである。精算装置30は、おわりボタンが操作された場合、選択済の決済種別に対応する画面に遷移する。精算装置30は、2以上の決済種別が選択された後におわりボタンが操作された場合、精算装置30は、選択済の夫々の決済種別に対応する画面を順番(例えば、選択順、所定の優先順位による順番)に表示してもよい。
また、図9(A)の決済種別選択画面において、夫々の決済種別ボタンには夫々のポイント付与条件が表示されている。例えば、現金決済に対応するボタンには200円毎に1ポイントが付与される旨の「200円毎に1P」が表示され、Bポイントカードによる決済に対応するボタンには300円毎に1ポイントが付与される旨の「300円毎に1P」が表示されている。なお、図9(A)の決済種別選択画面において、ポイント付与条件が異なる複数の決済種別については併用できない旨のメッセージを表示してもよい。
図9(B)は、図9(A)に示した場面に続いてAポイントカードボタンが操作された場面における決済種別選択画面である。図9(B)に示した決済種別選択画面の決済種別ボタン表示領域HR22には、Aポイントカードボタンと、Aポイントカードとポイント付与条件が同一の決済種別ボタン(現金ボタン、C電子マネーボタン)が表示され、Aポイントカードとポイント付与条件が異なる決済種別ボタン(Bポイントカードボタン、D電子マネーボタン、Eクレジットカードボタン)は表示されていない。また、精算装置30は、選択済の決済種別(Aポイントカード)の決済種別ボタン(Aポイントカードボタン)を、未選択の決済種別(現金、C電子マネー)の決済種別ボタン(現金ボタン、C電子マネーボタン)とは異なる表示態様で表示している(図中はドット等としているが、一例であって色等で異ならせてもよい)。また、精算装置30は、Aポイントカードとポイント付与条件が異なる決済種別ボタンについては選択できないため非表示としている旨のメッセージを表示している。
図9(C)は、図9(B)に示した場面に続いてC電子マネーボタンが操作された場面における決済種別選択画面である。精算装置30は、選択済の決済種別(Aポイントカード、C電子マネー)の決済種別ボタン(Aポイントカードボタン、C電子マネーボタン)を、未選択の決済種別(現金ボタン)の決済種別の決済種別ボタン(現金ボタン)とは異なる表示態様で表示している。
図9(D)は、他の場面として、図9(A)に示した場面に続いてBポイントカードボタンが操作された場面における決済種別選択画面である。図9(C)に示した決済種別選択画面の決済種別ボタン表示領域HR22には、Bポイントカードボタンと、Bポイントカードとポイント付与条件が同一の決済種別ボタンが表示され、Bポイントカードとポイント付与条件が異なる決済種別ボタンは表示されていない。また、精算装置30は、選択済の決済種別(Bポイントカード)の決済種別ボタン(Bポイントカードボタン)を、未選択の決済種別(D電子マネー、Eクレジットカード)の決済種別ボタン(D電子マネーボタン、Eクレジットカードボタン)とは異なる表示態様で表示している。また、精算装置30は、Bポイントカードとポイント付与条件が異なる決済種別ボタンについては選択できないため非表示としている旨のメッセージを表示している。
精算装置30は、選択済の決済種別の決済種別ボタンを未選択の決済種別の決済種別ボタンとは異なる表示態様で表示することに代えて又は加えて選択済の決済種別の決済種別ボタンには選択済である旨の印(マーク等)を付してもよい。
なお、図9(A)に示した決済種別選択画面と同様、図3(B)に示した決済種別選択画面や、図5(B)に示した小計画面や、図6(B)に示した小計画面や、図7(B)に示した決済種別選択画面において、夫々の決済種別ボタンに夫々のポイント付与条件を表示してもよいし、ポイント付与条件が異なる複数の決済種別については併用できない旨のメッセージを表示してもよい。
<実施形態の総括>
[技術分野]
本発明は、商品販売データ処理装置、商品販売データ処理システム、プログラムに関する。
[背景技術]
一取引の決済を複数の決済方法によって決済するシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1]特開2018-194915号公報
[発明の概要]
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、複数の決済方法による決済は複雑であり改善の余地がある。本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、複数の決済方法による決済を好適に実施する技術を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段]
[技術分野]
本発明は、商品販売データ処理装置、商品販売データ処理システム、プログラムに関する。
[背景技術]
一取引の決済を複数の決済方法によって決済するシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1]特開2018-194915号公報
[発明の概要]
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、複数の決済方法による決済は複雑であり改善の余地がある。本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、複数の決済方法による決済を好適に実施する技術を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段]
(1)商品が登録された取引を精算する商品販売データ処理装置(例えば、精算装置30、登録精算装置40、登録精算装置50)であって、前記取引を精算する夫々の決済種別に対応する決済種別選択ボタンを表示する表示手段(例えば、精算装置30の客側表示部305、登録精算装置40の店員側表示部410、登録精算装置50の客側表示部505)と、前記決済種別選択ボタンによって選択された1以上の決済種別によって前記取引を精算する精算手段(例えば、精算装置30のカード決済部308や釣銭機309、登録精算装置40のカード決済部408や釣銭機409、登録精算装置50のカード決済部508や釣銭機509)とを備え、前記表示手段は、一の前記取引について2以上の決済種別によって精算する場合、既に選択された決済種別とポイント付与条件が同一の決済種別に対応する前記決済種別選択ボタンを選択可能に表示する(例えば、図4(A)、図4(B)、図5(D)、図6(B)、図8(A)、図8(C)、図9(B)、図9(C)、図9(D)参照)ことを特徴とする商品販売データ処理装置である。
(1)の構成によれば、複数の決済方法による決済を好適に実施することができる。例えば、ポイント付与条件に応じて併用可能な決済種別選択ボタンを好適に表示することができる。また、ポイント付与条件が同一の決済種別を簡便に組み合わせることができる。
(1)の構成によれば、複数の決済方法による決済を好適に実施することができる。例えば、ポイント付与条件に応じて併用可能な決済種別選択ボタンを好適に表示することができる。また、ポイント付与条件が同一の決済種別を簡便に組み合わせることができる。
(2)商品が登録された取引を精算する商品販売データ処理装置(例えば、精算装置30、登録精算装置40、登録精算装置50)であって、前記取引を精算する決済種別を選択する操作を受け付ける決済種別選択受付手段(例えば、精算装置30の客側表示部305、登録精算装置40の店員側表示部410、登録精算装置50の客側表示部505)と、前記決済種別選択受付手段によって選択された1以上の決済種別によって前記取引を精算する精算手段(例えば、精算装置30のカード決済部308や釣銭機309、登録精算装置40のカード決済部408や釣銭機409、登録精算装置50のカード決済部508や釣銭機509)とを備え、前記決済種別選択受付手段は、一の前記取引について2以上の決済種別によって精算する場合、既に選択された決済種別とポイント付与条件が同一の決済種別を選択する操作を受け付ける(例えば、図4(A)、図4(B)、図5(D)、図6(B)、図6(D)、図8(A)、図8(C)、図9(B)、図9(C)、図9(D)参照)ことを特徴とする商品販売データ処理装置である。
(2)の構成によれば、複数の決済方法による決済を好適に実施することができる。例えば、ポイント付与条件に応じて併用可能な決済種別を簡便に組み合わせることができる。
(2)の構成によれば、複数の決済方法による決済を好適に実施することができる。例えば、ポイント付与条件に応じて併用可能な決済種別を簡便に組み合わせることができる。
(3)前記表示手段は、既に選択された決済種別とポイント付与条件が同一の決済種別以外の決済種別に対応する前記決済種別選択ボタンを非表示としている旨のメッセージ(例えば、ポイント付与条件が異なる決済種別ボタンについては選択できないため非表示としている旨のメッセージ)を表示することを特徴とする(1)に記載の商品販売データ処理装置である。
(3)の構成によれば、複数の決済方法による決済を好適に実施することができる。例えば、メッセージによって簡便に状況を把握することができる。
(3)の構成によれば、複数の決済方法による決済を好適に実施することができる。例えば、メッセージによって簡便に状況を把握することができる。
(4)前記精算手段(例えば、精算装置30のカード決済部308や釣銭機309)は、商品を登録する登録手段(例えば、スキャナ部212、店員側表示部210、キー操作部211)を備える他の装置(例えば、登録装置20)によって登録された前記取引を顧客の操作に基づいて精算することを特徴とする(1)乃至(3)の何れかに記載の商品販売データ処理装置(例えば、精算装置30)である。
(4)の構成によれば、いわゆるセミセルフのレジにおいて、複数の決済方法による決済を好適に実施することができる。
(4)の構成によれば、いわゆるセミセルフのレジにおいて、複数の決済方法による決済を好適に実施することができる。
(5)顧客の操作に基づいて商品を登録する登録手段(例えば、登録精算装置50のスキャナ部506や客側表示部505)を更に備え、前記精算手段(例えば、登録精算装置50のカード決済部508や釣銭機509)は、前記登録手段によって登録された前記取引を顧客の操作に基づいて精算することを特徴とする(1)乃至(3)の何れかに記載の商品販売データ処理装置(例えば、登録精算装置50)である。
(5)の構成によれば、いわゆるフルセルフのレジにおいて、複数の決済方法による決済を好適に実施することができる。
(5)の構成によれば、いわゆるフルセルフのレジにおいて、複数の決済方法による決済を好適に実施することができる。
(6)店員の操作に基づいて商品を登録する登録手段(例えば、登録精算装置40のスキャナ部412や店員側表示部410やキー操作部411)を更に備え、前記精算手段(例えば、登録精算装置40のカード決済部408や釣銭機409)は、前記登録手段によって登録された前記取引を店員の操作に基づいて精算することを特徴とする(1)乃至(3)の何れかに記載の商品販売データ処理装置(例えば、登録精算装置40)である。
(6)の構成によれば、店員が登録、精算するレジにおいて、複数の決済方法による決済を好適に実施することができる。
(6)の構成によれば、店員が登録、精算するレジにおいて、複数の決済方法による決済を好適に実施することができる。
(7)店員が操作する登録装置(例えば、登録装置20)と顧客が操作する精算装置(例えば、精算装置30)とを含む商品販売データ処理システムであって、前記登録装置は、商品を登録する登録手段(例えば、スキャナ部212、店員側表示部210、キー操作部211)と、前記登録手段によって登録された取引に関する取引情報を送信する送信手段(例えば、通信部215)とを備え、前記精算装置は、前記取引情報を受信する受信手段(例えば、通信部315)と、前記取引情報に基づいて前記取引を精算する精算手段(例えば、カード決済部308、釣銭機309)とを備え、前記登録装置は、前記取引を精算する決済種別の指定を受け付ける決済種別受付手段(例えば、図4(B)参照)を更に備え、前記送信手段は、前記決済種別受付手段によって前記決済種別の指定を受け付けた場合、当該決済種別に関する情報を含む前記取引情報を送信し、前記精算装置は、前記取引を精算する夫々の決済種別に対応する決済種別選択ボタンを表示する表示手段を更に備え、前記表示手段は、前記受信手段が決済種別に関する情報を含む前記取引情報を受信した場合、当該決済種別とポイント付与条件が同一の決済種別に対応する前記決済種別選択ボタンを選択可能に表示する(例えば、図4(D)参照)ことを特徴とする商品販売データ処理システムである。
(7)の構成によれば、複数の決済方法による決済を好適に実施することができる。
(7)の構成によれば、複数の決済方法による決済を好適に実施することができる。
(8)店員が操作する登録装置(例えば、登録装置20)と顧客が操作する精算装置(例えば、精算装置30)とを含む商品販売データ処理システムであって、前記登録装置は、商品を登録する登録手段(例えば、スキャナ部212、店員側表示部210、キー操作部211)と、前記登録手段によって登録された取引に関する取引情報を送信する送信手段(例えば、通信部215)とを備え、前記精算装置は、前記取引情報を受信する受信手段(例えば、通信部315)と、前記取引情報に基づいて前記取引を精算する精算手段(例えば、カード決済部308、釣銭機309)とを備え、前記登録装置は、前記取引を精算する決済種別の指定を受け付ける決済種別受付手段(例えば、図4(B)参照)を更に備え、前記送信手段は、前記決済種別受付手段によって前記決済種別の指定を受け付けた場合、当該決済種別に関する情報を含む前記取引情報を送信し、前記精算装置は、前記取引を精算する決済種別を選択する操作を受け付ける決済種別選択受付手段を更に備え、前記決済種別選択受付手段は、前記受信手段が決済種別に関する情報を含む前記取引情報を受信した場合、当該決済種別とポイント付与条件が同一の決済種別を選択する操作を受け付ける(例えば、図4(D)参照)ことを特徴とする商品販売データ処理システムである。
(8)の構成によれば、複数の決済方法による決済を好適に実施することができる。
(8)の構成によれば、複数の決済方法による決済を好適に実施することができる。
(9)商品が登録された取引を精算する商品販売データ処理装置としてコンピュータを機能させるプログラムであって、前記コンピュータを、前記取引を精算する夫々の決済種別に対応する決済種別選択ボタンを表示する表示手段、前記決済種別選択ボタンによって選択された1以上の決済種別によって前記取引を精算する精算手段として機能させ、前記表示手段は、一の前記取引について2以上の決済種別によって精算する場合、既に選択された決済種別とポイント付与条件が同一の決済種別に対応する前記決済種別選択ボタンを選択可能に表示することを特徴とするプログラムである。
(9)の構成によれば、複数の決済方法による決済を好適に実施することができる。
(9)の構成によれば、複数の決済方法による決済を好適に実施することができる。
なお、以上に説明した各装置(登録装置20、精算装置30、登録精算装置40、登録精算装置50、取引状況管理装置60、ストアコントローラ10等)の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより上記各装置の処理を行ってもよい。ここで、「記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行する」とは、コンピュータシステムにプログラムをインストールすることを含む。ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、インターネットやWAN、LAN、専用回線等の通信回線を含むネットワークを介して接続された複数のコンピュータ装置を含んでもよい。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD-ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。このように、プログラムを記憶した記録媒体は、CD-ROM等の非一過性の記録媒体であってもよい。また、記録媒体には、当該プログラムを配信するために配信サーバからアクセス可能な内部または外部に設けられた記録媒体も含まれる。配信サーバの記録媒体に記憶されるプログラムのコードは、端末装置で実行可能な形式のプログラムのコードと異なるものでもよい。すなわち、配信サーバからダウンロードされて端末装置で実行可能な形でインストールができるものであれば、配信サーバで記憶される形式は問わない。なお、プログラムを複数に分割し、それぞれ異なるタイミングでダウンロードした後に端末装置で合体される構成や、分割されたプログラムのそれぞれを配信する配信サーバが異なっていてもよい。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、ネットワークを介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また、上記プログラムは、上述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、上述した機能をコンピュータシステムに既に記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
1…販売システム、10…ストアコントローラ、20…登録装置、30…精算装置、40…登録精算装置、50…登録精算装置、60…取引状況管理装置
Claims (4)
- 商品が登録された取引を精算する商品販売データ処理装置であって、
前記取引を精算する夫々の決済種別に対応する決済種別選択ボタンを表示する表示手段と、
前記決済種別選択ボタンによって選択された1以上の決済種別によって前記取引を精算する精算手段と
を備え、
前記表示手段は、
一の前記取引について2以上の決済種別によって精算する場合、既に選択された決済種別とポイント付与条件が同一の決済種別に対応する前記決済種別選択ボタンを選択可能に表示する
ことを特徴とする商品販売データ処理装置。 - 前記表示手段は、
既に選択された決済種別とポイント付与条件が同一の決済種別以外の決済種別に対応する前記決済種別選択ボタンを非表示としている旨のメッセージを表示する
ことを特徴とする請求項1に記載の商品販売データ処理装置。 - 店員が操作する登録装置と顧客が操作する精算装置とを含む商品販売データ処理システムであって、
前記登録装置は、
商品を登録する登録手段と、
前記登録手段によって登録された取引に関する取引情報を送信する送信手段と
を備え、
前記精算装置は、
前記取引情報を受信する受信手段と、
前記取引情報に基づいて前記取引を精算する精算手段と
を備え、
前記登録装置は、
前記取引を精算する決済種別の指定を受け付ける決済種別受付手段
を更に備え、
前記送信手段は、
前記決済種別受付手段によって前記決済種別の指定を受け付けた場合、当該決済種別に関する情報を含む前記取引情報を送信し、
前記精算装置は、
前記取引を精算する夫々の決済種別に対応する決済種別選択ボタンを表示する表示手段
を更に備え、
前記表示手段は、
前記受信手段が決済種別に関する情報を含む前記取引情報を受信した場合、当該決済種別とポイント付与条件が同一の決済種別に対応する前記決済種別選択ボタンを選択可能に表示する
ことを特徴とする商品販売データ処理システム。 - 商品が登録された取引を精算する商品販売データ処理装置としてコンピュータを機能させるプログラムであって、
前記コンピュータを、
前記取引を精算する夫々の決済種別に対応する決済種別選択ボタンを表示する表示手段、
前記決済種別選択ボタンによって選択された1以上の決済種別によって前記取引を精算する精算手段
として機能させ、
前記表示手段は、
一の前記取引について2以上の決済種別によって精算する場合、既に選択された決済種別とポイント付与条件が同一の済種別に対応する前記決済種別選択ボタンを選択可能に表示する
ことを特徴とするプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021151109A JP2023043457A (ja) | 2021-09-16 | 2021-09-16 | 商品販売データ処理装置、商品販売データ処理システム、プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021151109A JP2023043457A (ja) | 2021-09-16 | 2021-09-16 | 商品販売データ処理装置、商品販売データ処理システム、プログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2023043457A true JP2023043457A (ja) | 2023-03-29 |
Family
ID=85725448
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021151109A Pending JP2023043457A (ja) | 2021-09-16 | 2021-09-16 | 商品販売データ処理装置、商品販売データ処理システム、プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2023043457A (ja) |
-
2021
- 2021-09-16 JP JP2021151109A patent/JP2023043457A/ja active Pending
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