JP2023039478A - レンズユニット、レンズユニットの製造方法、カメラモジュール、撮像システムおよび移動体 - Google Patents
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Abstract
Description
近年、電装部品の信頼性等の問題から、面状ヒータ40、配線部材41およびコネクタ部材42を工場等で一体的に製造して、一体型ヒータとし、この一体型ヒータをレンズユニットに組み込みたいという要望がある。
また、近年、コネクタ部42のサイズが大きくなる傾向があるため、配線部材41に予めコネクタ部42を接続しておくと、レンズユニット側から横穴12Aを通して、配線部材41をレンズユニットの外部に導出することができない。
前記面状ヒータと、当該面状ヒータに一端部が接続された給電用の配線部材と、この配線部材の他端部に接続されたコネクタ部とが一体的に形成された一体型ヒータを有し、
前記鏡筒は、光軸方向において分割され、かつ結合可能な第1鏡筒と、この第1鏡筒より像側に位置する第2鏡筒とを備え、
前記第2鏡筒は、前記第1レンズ以外の前記レンズを収容し、かつ前記第1レンズに像側で隣接する第2レンズの前記面状ヒータが配置される配置部を露出させるように構成され、
前記第1鏡筒は、前記第1レンズを収容し、かつ前記第2鏡筒に結合した状態で、前記第1レンズを前記面状ヒータに当接させ、
前記第2鏡筒の外周面および/または前記第1鏡筒の内周面に溝状の挿通部が光軸方向に沿って設けられ、前記配線部材は前記挿通部に挿通されたうえで、前記第1鏡筒と前記第2鏡筒との間の隙間から外部に導出されていることを特徴とする。
前記面状ヒータと、当該面状ヒータに一端部が接続された給電用の配線部材と、この配線部材の他端部に接続されたコネクタ部とが一体的に形成された一体型ヒータを用意するとともに、光軸方向において分割され、かつ結合可能な第1鏡筒と、この第1鏡筒より像側に位置する第2鏡筒とを備えた鏡筒を用意し、
前記第2鏡筒に前記第1レンズ以外のレンズを収容するとともに、前記第1レンズに像側で隣接する第2レンズの前記面状ヒータが配置される配置部を露出させ、
次に、前記配置部に前記一体型ヒータの前記面状ヒータを配置するとともに、前記第2鏡筒の外周面に光軸方向に沿って設けられた溝状の挿通部に前記一体型ヒータの前記配線部材を挿通し、
次に、前記第2鏡筒に前記第1鏡筒を被せるように結合するとともに、前記第1鏡筒と前記第2鏡筒との間の隙間から前記配線部材を外部に導出し、
次に、前記第1鏡筒に前記第1レンズを収容するとともに前記面状ヒータに当接させることを特徴とする。
前記面状ヒータと、当該面状ヒータに一端部が接続された給電用の配線部材と、この配線部材の他端部に接続されたコネクタ部とが一体的に形成された一体型ヒータを用意するとともに、光軸方向において分割され、かつ結合可能な第1鏡筒と、この第1鏡筒より像側に位置する第2鏡筒とを備えた鏡筒を用意し、
前記第2鏡筒に前記第1レンズ以外のレンズを収容するとともに、前記第1レンズに像側で隣接する第2レンズの前記面状ヒータが配置される配置部を露出させ、
次に、前記配置部に前記一体型ヒータの前記面状ヒータを配置し、
次に、前記第2鏡筒に前記第1鏡筒を被せるように結合するとともに、前記第1鏡筒の外周面に光軸方向に沿って設けられた溝状の挿通部に前記一体型ヒータの前記配線部材を挿通し、さらに当該配線部材を前記第1鏡筒と前記第2鏡筒との間の隙間から外部に導出し、
次に、前記第1鏡筒に前記第1レンズを収容するとともに前記面状ヒータに当接させることを特徴とする。
前記面状ヒータと、当該面状ヒータに一端部が接続された給電用の配線部材と、この配線部材の他端部に接続されたコネクタ部とが一体的に形成された一体型ヒータを用意するとともに、光軸方向において分割され、かつ結合可能な第1鏡筒と、この第1鏡筒より像側に位置する第2鏡筒とを備えた鏡筒を用意し、
前記第2鏡筒に前記第1レンズ以外のレンズを収容するとともに、前記第1レンズに像側で隣接する第2レンズの前記面状ヒータが配置される配置部を露出させる一方で、前記第1鏡筒に前記第1レンズを配置するとともに前記第1レンズに前記一体型ヒータの前記面状ヒータを接着し、
次に、前記第2鏡筒に前記第1鏡筒を被せるように結合するとともに、前記第2鏡筒の外周面に光軸方向に沿って設けられた溝状の挿通部に前記一体型ヒータの前記配線部材を挿通しつつ、前記面状ヒータを前記配置部に配置するとともに、前記第1鏡筒と前記第2鏡筒との間の隙間から前記配線部材を外部に導出することを特徴とする。
次に、第2鏡筒に第1鏡筒を被せるように結合するとともに、第2鏡筒に設けられた挿通部に一体型ヒータの配線部材を挿通しつつ、面状ヒータを配置部に配置するとともに、第1鏡筒と第2鏡筒との間の隙間から前記配線部材を外部に導出するので、一体型ヒータの面状ヒータを、レンズユニットに組み込むとともに、配線部材をレンズユニットの外部に容易に導出することができる。
なお、以下で説明する本実施形態のレンズユニットは、特に車載カメラ等のカメラモジュール用のものであり、例えば、自動車の外表面側に固定して設置され、配線は自動車内に引き込まれてディスプレイやその他の装置に接続される。また、図1、図4、図5~図7、図9~図12において複数のレンズおよびスペーサについてはハッチングを省略している。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るレンズユニット11の概略断面図である。図示のように、本実施形態のレンズユニット11は、例えば、車載カメラ用のものであり、自動車の外側に少なくともレンズユニット11の物体側の端部(図1では上端部)を露出して設置される。
また、レンズ13はガラスレンズであり、レンズ14~19は樹脂レンズであるが、これに限定されない(例えば、レンズ13が樹脂レンズであっても構わない)。
また、レンズ13~19の表面には、必要に応じて、反射防止膜、親水膜、撥水膜等が設けられる。
また、レンズ17とレンズ18とは接着剤によって貼合わされた貼合わせレンズ30となっており、当該貼合わせレンズ30はレンズ17とレンズ18とを備えている。
第1鏡筒31は、略円筒状に形成され、物体側に位置する小径部31aと、小径部31aより像側に位置する大径部31bとを備え、小径部31aと大径部31bとはフランジ部31cによって一体的に連結されている。また、大径部31bの内径は、小径部31aの内径より長くなっている。
小径部31aの上端部に前記カシメ部23が設けられ、大径部31bの下端部内周面に雌ねじ部33aが周方向全域にわたって設けられている。
雄ねじ部33bは、図2に示すように、大径部32aの外周面の全域にわたって設けられておらず、大径部32aの外周面の一部は、径方向内側に向かって矩形状に切り欠かれてなる切欠部32dを有し、この切欠部32dによって、雄ねじ部33bは周方向に一部不連続となっている。
すなわち、第2レンズ14は、軸方向(光軸方向)の略上半分が第2鏡筒12の開口端面、つまり大径部32aの上端開口から上側(物体側)に突出するようにして、第2鏡筒12内に配置されている。そして、上半分が突出する第2レンズ14のレンズ面14aより径方向外側の部分の上面(物体側の表面)が配置部14sとなっている。この配置部14sは円環状に形成されている。
面状ヒータ51は、円環状に形成されており、例えば有機PTCヒータによって構成されている。面状ヒータ51の直径は前記第2レンズ14の直径(配置部14sの直径)より僅かに大きくなっており、内径は配置部14sの内径より僅かに大きくなっている。
このような面状ヒータ51は、図1に示すように、第2レンズ14の配置部14sに配置され、この状態において、面状ヒータ51の外周縁は、配置部14sの外周縁より径方向外側に突出しており、面状ヒータ51の内周縁は、配置部14sの内周縁より径方向外側に突出している。
また、第1鏡筒31の内周面には、挿通部56が設けられている。この挿通部56は断面形状が挿通部55と同形に形成され、挿通部55の上方に一直線状に配置されている。また、挿通部56は第1鏡筒31の外周面に光軸方向に沿って凹溝状に形成されている。
そして、一体型ヒータ50の配線部材52は挿通部56,55を挿通されたうえで、第1鏡筒31と第2鏡筒32との間の隙間Sから外部に導出されている。
なお、配線部材52を隙間Sから導出した後、当該隙間Sを接着剤等によって封止する。
この場合、第1鏡筒31はカシメ部23を有しているので、当該カシメ部23を径方向内側に熱的にカシメることにより、レンズ群Lの最も物体側に位置するレンズ13をこのカシメ部23により鏡筒12の物体側端部に光軸方向で固定するとともに、第1レンズ13を第2レンズ14に押圧固定できる。第1レンズ13は、像側の面が面状ヒータ51と略同一の環状面13mに形成されているので、この環状面13mが面状ヒータ51に隙間なく当接される。
図6は、本発明の第2の実施形態に係るレンズユニット11Aを示している。
このレンズユニット11Aが、第1の実施形態のレンズユニット11と異なる点は、第2レンズ14の配置部14sが、第1レンズ13が当接される当接面14tより像側に配置された段差面14sである点であるので、以下ではこの点について説明し、第1の実施形態と同一構成には同一符号を付してその説明を省略する。
このような当接面14tの径方向外側にレンズ14の配置部14sが設けられ、当該配置部14sは、当接面14tより像側に配置された段差面14sとなっている。
また、本実施形態のレンズユニット11Aも、第1の実施形態のレンズユニット11と同様にして製造する。
図7および図8は、本発明の第3の実施形態に係るレンズユニット11Bを示すもので、図7はレンズユニット11Bの概略断面図、図8は図7におけるA-A線断面図である。
第3の実施形態のレンズユニット11Bが、第1の実施形態のレンズユニット11と異なる点は、第1の実施形態のレンズユニット11では、鏡筒12に2つの挿通部55,56を設けたが、第2の実施形態のレンズユニット11Bでは、鏡筒12に1つの挿通部56を設けた点である。したがって、以下ではこの点について説明し、第1の実施形態のレンズユニット11と同一構成には同一符号を付してその説明を省略する場合もある。
また、第1鏡筒32の大径部31bは、第1の実施形態では、周方向全体に亘って形成されていたが、本実施形態では、大径部31bの一部が切り欠かれ、この切り欠いた部分において、大径部31bは不連続となっており、これに伴って大径部31bの内周面に形成されている雌ねじ部33aも不連続となっている。
なお、配線部材52を隙間Sから導出した後、当該隙間Sを接着剤等によって封止する。
この場合、第1鏡筒31はカシメ部23を有しているので、当該カシメ部23を径方向内側に熱的にカシメることにより、レンズ群Lの最も物体側に位置するレンズ13をこのカシメ部23により鏡筒12の物体側端部に光軸方向で固定するとともに、第1レンズ13を第2レンズ14に押圧固定できる。第1レンズ13は、像側の面が面状ヒータ51と略同一の環状面13mに形成されているので、この環状面13mが面状ヒータ51に隙間なく当接される。
図10は第4の実施形態を示す図である。第4の実施形態は、第1の実施形態のレンズユニット11を製造する別の製造方法である。但し、本実施形態の製造方法によって製造されたレンズユニット11は、面状ヒータ51が第1レンズ13に接着されている点において、第1の実施形態のレンズユニット11と若干異なる。
なお、配線部材52を隙間Sから導出した後、当該隙間Sを接着剤等によって封止する。
図11は第5の実施形態のレンズユニット11Cを示す概略断面図である。本実施形態のレンズユニット11Cが、第1の実施形態のレンズユニット11と異なる点は、第1鏡筒と第2鏡筒の構成であるので、以下ではこの点について説明し、第1の実施形態と同一構成には同一符号を付してその説明を省略する場合もある。
また、第1鏡筒61の上端部内側の環状内面61aは第1レンズ13の環状面13mと上下方向(光軸方向)においてほぼ等しい位置にあり、この環状内面61aが第2鏡筒62の上端面に当接している。
また、第2鏡筒62の大径部32aの上端面は第1鏡筒61の環状内面61aに当接されている。
そして、一体型ヒータ50の配線部材52は挿通部55を挿通されたうえで、第1鏡筒61と第2鏡筒62との間の隙間Sから外部に導出されている。
これによって、第1レンズ13を押え部27によって鏡筒12の物体側端部に光軸方向で固定するとともに、第1レンズ13を第2レンズ14に押圧固定できる。第1レンズ13は、像側の面が面状ヒータ51と略同一の環状面13mに形成されているので、この環状面13mが面状ヒータ51に隙間なく当接される。
なお、配線部材52を隙間Sから導出した後、当該隙間Sを接着剤等によって封止する。
Specific Integrated Circuit)とも称される。プロセッサは、プログラマブルロジックデバイスを含んでもよい。プログラマブルロジックデバイスは、PLD(Programmable Logic Device)とも称される。PLDは、FPGA(Field-Programmable
Gate Array)を含んでもよい。制御部252は、1つ以上のプロセッサが協働するSoC(System-on-a-Chip)、および、SiP(System In a Package)のいずれかであってもよい。
なお、レンズユニット11に代えて、上述したレンズユニット11A~11Cを使用してもよい。
Semiconductor)イメージセンサまたはCCD(Charge Coupled Device)等で構成されてよい。撮像素子304は、複数の画素が並ぶ撮像面を有する。各画素は、入射した光量に応じて電流または電圧で特定される信号を出力する。各画素が出力する信号は、撮像データとも称される。
12 鏡筒
13 第1レンズ
14 第2レンズ
14s 配置部(段差面)
23 カシメ部
31,61 第1鏡筒
32,62 第2鏡筒
33a 雌ねじ部
33b 雄ねじ部
50 一体型ヒータ
51 面状ヒータ
52 配線部材
53 コネクタ部
300 カメラモジュール
240 車両(移動体)
L レンズ群
O 光軸
S 隙間
Claims (9)
- 光軸に沿って並べられた複数のレンズと、これら複数のレンズを収容する鏡筒と、最も物体側に位置する第1レンズを加熱可能な面状ヒータとを備えたレンズユニットにおいて、
前記面状ヒータと、当該面状ヒータに一端部が接続された給電用の配線部材と、この配線部材の他端部に接続されたコネクタ部とが一体的に形成された一体型ヒータを有し、
前記鏡筒は、光軸方向において分割され、かつ結合可能な第1鏡筒と、この第1鏡筒より像側に位置する第2鏡筒とを備え、
前記第2鏡筒は、前記第1レンズ以外の前記レンズを収容し、かつ前記第1レンズに像側で隣接する第2レンズの前記面状ヒータが配置される配置部を露出させるように構成され、
前記第1鏡筒は、前記第1レンズを収容し、かつ前記第2鏡筒に被せるように結合した状態で、前記第1レンズを前記面状ヒータに当接させ、
前記第2鏡筒の外周面および/または前記第1鏡筒の内周面に溝状の挿通部が光軸方向に沿って設けられ、前記配線部材は前記挿通部に挿通されたうえで、前記第1鏡筒と前記第2鏡筒との間の隙間から外部に導出されていることを特徴とするレンズユニット。 - 前記第2レンズの前記配置部は、前記第1レンズが当接される当接面より像側に配置された段差面であることを特徴とする請求項1に記載のレンズユニット。
- 前記第1鏡筒は、前記第2鏡筒に結合された状態で、前記第1レンズを像側にカシメ可能なカシメ部を有することを特徴とする請求項1または2に記載のレンズユニット。
- 光軸に沿って並べられた複数のレンズと、これら複数のレンズを収容する鏡筒と、最も物体側に位置する第1レンズを加熱可能な面状ヒータとを備えたレンズユニットを製造するレンズユニットの製造方法であって、
前記面状ヒータと、当該面状ヒータに一端部が接続された給電用の配線部材と、この配線部材の他端部に接続されたコネクタ部とが一体的に形成された一体型ヒータを用意するとともに、光軸方向において分割され、かつ結合可能な第1鏡筒と、この第1鏡筒より像側に位置する第2鏡筒とを備えた鏡筒を用意し、
前記第2鏡筒に前記第1レンズ以外のレンズを収容するとともに、前記第1レンズに像側で隣接する第2レンズの前記面状ヒータが配置される配置部を露出させ、
次に、前記配置部に前記一体型ヒータの前記面状ヒータを配置するとともに、前記第2鏡筒の外周面に光軸方向に沿って設けられた溝状の挿通部に前記一体型ヒータの前記配線部材を挿通し、
次に、前記第2鏡筒に前記第1鏡筒を被せるように結合するとともに、前記第1鏡筒と前記第2鏡筒との間の隙間から前記配線部材を外部に導出し、
次に、前記第1鏡筒に前記第1レンズを収容するとともに前記面状ヒータに当接させることを特徴とするレンズユニットの製造方法。 - 光軸に沿って並べられた複数のレンズと、これら複数のレンズを収容する鏡筒と、最も物体側に位置する第1レンズを加熱可能な面状ヒータとを備えたレンズユニットを製造するレンズユニットの製造方法であって、
前記面状ヒータと、当該面状ヒータに一端部が接続された給電用の配線部材と、この配線部材の他端部に接続されたコネクタ部とが一体的に形成された一体型ヒータを用意するとともに、光軸方向において分割され、かつ結合可能な第1鏡筒と、この第1鏡筒より像側に位置する第2鏡筒とを備えた鏡筒を用意し、
前記第2鏡筒に前記第1レンズ以外のレンズを収容するとともに、前記第1レンズに像側で隣接する第2レンズの前記面状ヒータが配置される配置部を露出させ、
次に、前記配置部に前記一体型ヒータの前記面状ヒータを配置し、
次に、前記第2鏡筒に前記第1鏡筒を被せるように結合するとともに、前記第1鏡筒の外周面に光軸方向に沿って設けられた溝状の挿通部に前記一体型ヒータの前記配線部材を挿通し、さらに当該配線部材を前記第1鏡筒と前記第2鏡筒との間の隙間から外部に導出し、
次に、前記第1鏡筒に前記第1レンズを収容するとともに前記面状ヒータに当接させることを特徴とするレンズユニットの製造方法。 - 光軸に沿って並べられた複数のレンズと、これら複数のレンズを収容する鏡筒と、最も物体側に位置する第1レンズを加熱可能な面状ヒータとを備えたレンズユニットを製造するレンズユニットの製造方法であって、
前記面状ヒータと、当該面状ヒータに一端部が接続された給電用の配線部材と、この配線部材の他端部に接続されたコネクタ部とが一体的に形成された一体型ヒータを用意するとともに、光軸方向において分割され、かつ結合可能な第1鏡筒と、この第1鏡筒より像側に位置する第2鏡筒とを備えた鏡筒を用意し、
前記第2鏡筒に前記第1レンズ以外のレンズを収容するとともに、前記第1レンズに像側で隣接する第2レンズの前記面状ヒータが配置される配置部を露出させる一方で、前記第1鏡筒に前記第1レンズを配置するとともに前記第1レンズに前記一体型ヒータの前記面状ヒータを接着し、
次に、前記第2鏡筒に前記第1鏡筒を被せるように結合するとともに、前記第2鏡筒の外周面に光軸方向に沿って設けられた溝状の挿通部に前記一体型ヒータの前記配線部材を挿通しつつ、前記面状ヒータを前記配置部に配置するとともに、前記第1鏡筒と前記第2鏡筒との間の隙間から前記配線部材を外部に導出するレンズユニットの製造方法。 - 請求項1~3のいずれか1項に記載のレンズユニットと、前記レンズユニットのレンズ群を通じて集光される光を電気信号に変換する撮像素子とを備えることを特徴とするカメラモジュール。
- 請求項7に記載のカメラモジュールと、前記カメラモジュールを制御するとともに前記カメラモジュールの撮像素子から出力される電気信号を処理する制御部とを有する撮像装置と、
前記撮像装置により取得される画像信号を処理する処理装置と、
前記処理装置により処理されて出力される画像を表示する表示装置と、
を有することを特徴とする撮像システム。 - 請求項8に記載の撮像システムを搭載し、前記表示装置により乗員への情報を出力することを特徴とする移動体。
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