JP2023039022A - 部品実装システムおよび部品実装方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】基板に実装される多様な部品に対して良好な実装精度を得ることができる部品実装システムおよび部品実装方法を提供する。【解決手段】部品実装方法は、補正値を使用せずに基板に部品を実装し(ST2)、基板に実装された部品の実装位置ずれ情報を少なくとも含む基板検査情報を取得し(ST2)、実装位置ずれ情報に基づいて、実装時における補正値の使用の適否を判断し(ST5,ST6)、補正値を使用すると判断された場合は、実装位置ずれ情報に基づいて、補正値を算出し(ST7)、その後、補正値に基づいて、部品を基板に実装する(ST9)。【選択図】図11

Description

本発明は、基板に部品を実装する部品実装システムおよび部品実装方法に関する。
基板に部品を実装する部品実装システムとして、部品実装装置が基板に実装した部品の位置ずれなどの実装状態を検査する検査装置を備え、検査装置の検査結果に基づいて部品を基板に実装する際の補正値を算出し、部品実装装置が補正値に基づいて基板に部品を実装するものが知られている(例えば、特許文献1)。特許文献1に記載のシステムは、検査結果と補正値に基づいて、補正後の評価値と、補正がなかったと仮定した場合の評価値とを比較することが可能なように表示することで、検査結果のフィードバックによる補正効果を把握することが開示されている。
特開2017-139364号公報
ところで、部品の形状や外形のばらつきなどに起因して、検査結果から補正値をフィードバックして部品実装を行うと、逆に実装状態が安定しなくなる部品が知られている。そのため、基板に実装される多様な部品に対して良好な実装精度を得るには更なる改善の余地があった。
そこで本発明は、基板に実装される多様な部品に対して良好な実装精度を得ることができる部品実装システムおよび部品実装方法を提供することを目的とする。
本発明の部品実装システムは、基板に実装された部品の位置ずれ情報を少なくとも含む基板検査情報に基づいて、前記部品を前記基板に実装する際の補正値を算出する補正値算出部と、前記補正値に基づいて前記部品を前記基板に実装する部品実装部と、前記位置ずれ情報に基づいて、実装時における前記補正値の使用の適否を判断する判断部と、を備える。
本発明の部品実装方法は、補正値を使用せずに、基板に部品を実装し、前記基板に実装された前記部品の位置ずれ情報を少なくとも含む基板検査情報を取得し、前記位置ずれ情報に基づいて、実装時における前記補正値の使用の適否を判断し、前記補正値を使用すると判断された場合は、前記位置ずれ情報に基づいて、前記補正値を算出し、その後、前記補正値に基づいて、前記部品を前記基板に実装する。
本発明によれば、基板に実装される多様な部品に対して良好な実装精度を得ることができる。
本発明の一実施の形態の部品実装システムの構成説明図 本発明の一実施の形態の部品実装システムが備える部品実装装置の要部の構成を示す平面図 本発明の一実施の形態の部品実装装置の要部の構成を示す側面図 本発明の一実施の形態の部品実装装置の実装ヘッドおよび部品供給部の要部の構成説明図 本発明の一実施の形態の部品実装システムの制御系の構成を示すブロック図 本発明の一実施の形態の検査装置において取得される部品の実装位置ずれ量の説明図 本発明の一実施の形態の部品実装装置において取得される部品の吸着位置ずれ量の説明図 本発明の一実施の形態の部品実装装置における実装時の吸着位置ずれ量と補正値の関係の説明図 本発明の一実施の形態の部品実装システムにおいて取得された実装位置ずれ量の分布が(a)正規分布の例の説明図(b)正規分布ではないが尖度が高い例の説明図(c)正規分布ではなくて尖度も低い例の説明図 本発明の一実施の形態の部品実装システムにおいて算出された補正値を使用すると位置ずれが大きくなる可能性がある部品の例を示す(a)吸着位置の撮像時の説明図(b)基板に実装された状態を示す平面図(c)基板に実装された状態を示す側面図 本発明の一実施の形態の部品実装システムにおける部品実装方法のフロー図
以下に図面を用いて、本発明の一実施の形態を詳細に説明する。以下で述べる構成、形状等は説明のための例示であって、部品実装システム、管理コンピュータ、部品実装装置、検査装置の仕様に応じ、適宜変更が可能である。以下では、全ての図面において対応する要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。図2、及び後述する一部では、水平面内で互いに直交する2軸として、基板搬送方向のX軸(図2における左右方向)、基板搬送方向に直交するY軸(図2における上下方向)が示される。図3、及び後述する一部では、水平面と直交する高さ方向としてZ軸(図3における上下方向)が示される。図4、及び後述する一部では、Z軸を回転軸とする回転の方向であるθ方向が示される。
まず図1を参照して、部品実装システム1の構成を説明する。部品実装システム1は、基板に部品を実装して実装基板を生産する機能を有する。部品実装システム1は、半田印刷装置M1、部品実装装置M2,M3および検査装置M4を備えている。これらの装置は通信ネットワーク2を介して管理コンピュータ3に接続されている。なお、部品実装システム1が備える部品実装装置M2,M3は2台に限定されることはなく、1台でも3台以上でも良い。
半田印刷装置M1は、実装対象の基板に部品接合用のクリーム半田をスクリーン印刷する。部品実装装置M2,M3は、部品接合用のクリーム半田が印刷された基板6に部品実装部12が部品供給部7から部品を取り出して移送搭載する部品実装動作を行う(図2参照)。検査装置M4は、部品実装装置M2,M3によって部品が実装された基板6における部品の実装状態を検査カメラ32(図5参照)で検査して、部品の正規位置からの実装位置ずれ情報などを取得し、実装基板の良否を判断する。管理コンピュータ3は、ライン管理機能と併せて、検査装置M4によって取得された部品の実装位置ずれ情報に基づいて、部品実装装置M2,M3における補正値の使用の適否を判断する機能を有している。
次に図2、図3を参照して、部品実装装置M2,M3の構成を説明する。図3は、図2における部品実装装置M2,M3の一部を模式的に示している。部品実装装置M2,M3は、部品供給部7から供給された部品を基板6に実装する実装作業を実行する機能を有する。図2において、基台4の中央には、基板搬送機構5がX軸に沿って配置されている。基板搬送機構5は、上流から搬送された基板6を、実装作業位置に搬入して位置決めして保持する。また、基板搬送機構5は、部品実装作業が完了した基板6を下流に搬出する。
基板搬送機構5の両側方(フロント側、リア側)には、部品供給部7が配置されている。それぞれの部品供給部7には、複数のテープフィーダ8がX軸に沿って配置されている。テープフィーダ8は、部品を収納するポケットが形成されたキャリアテープを部品供給部7の外側から基板搬送機構5に向かう方向(テープ送り方向)にピッチ送りすることにより、部品実装部12の実装ヘッド11が部品を吸着する部品吸着位置に部品を供給する。
図2、図3において、基台4上面においてX軸における両端部には、リニア駆動機構を備えたY軸テーブル9がY軸に沿って配置されている。Y軸テーブル9には、同様にリニア駆動機構を備えた2基(フロント側、リア側)のビーム10が、Y軸に沿って移動自在に結合されている。ビーム10はX軸に沿って配置されている。2基のビーム10には、それぞれ実装ヘッド11がX軸に沿って移動自在に装着されている。実装ヘッド11は、部品Dを吸着して保持し、昇降可能な複数(ここでは、8つ)の吸着ユニット11aを備える。吸着ユニット11aの下端部には、それぞれ部品Dを吸着保持するノズル11bが装着されている。
図2において、Y軸テーブル9、ビーム10を駆動することにより、実装ヘッド11は水平方向(X軸方向、Y軸方向)に移動する。これにより2つの実装ヘッド11は、それぞれ対応した部品供給部7に配置されたテープフィーダ8の部品吸着位置から部品Dをノズル11bによって吸着して取り出して、基板搬送機構5に位置決めされた基板6の実装点に装着する。すなわち、Y軸テーブル9、ビーム10および実装ヘッド11は、部品Dを基板6に実装する部品実装部12を構成する。
図2、図3において、部品供給部7と基板搬送機構5との間には、部品認識カメラ13が配置されている。部品供給部7から部品Dを取り出した実装ヘッド11が部品認識カメラ13の上方を移動する際に、部品認識カメラ13はノズル11bに保持された部品Dを撮像する。撮像結果からは、ノズル11bに対する部品Dの吸着位置ずれ情報が取得される。実装ヘッド11が取り付けられたプレート10aにはヘッドカメラ14が取り付けられている。ヘッドカメラ14は、実装ヘッド11と一体的に移動する。
実装ヘッド11が移動することにより、ヘッドカメラ14は基板搬送機構5に位置決めされた基板6の上方に移動し、基板6に設けられた基板マーク(図示省略)を撮像する。撮像結果からは、基板6の位置が認識される。また、ヘッドカメラ14はテープフィーダ8の部品吸着位置の上方に移動し、部品吸着位置付近のキャリアテープに収容された部品Dを撮像する。撮像結果からは、供給された部品Dの状態が取得される。実装ヘッド11による基板6への部品実装動作では、部品認識カメラ13による部品Dの撮像結果と、ヘッドカメラ14による基板位置の撮像結果とを加味して実装位置の補正が行われる。
図2において、部品実装装置M2,M3の前側と後側で作業者が作業する位置には、作業者が操作するタッチパネル15がそれぞれ設置されている。タッチパネル15は、その表示部に各種情報を表示し、また表示部に表示される操作ボタンなどを使って作業者がデータ入力や部品実装装置M2,M3の操作を行う。
図3において、部品供給部7にはフィーダベース16aに予め複数のテープフィーダ8が装着された状態の台車16がセットされる。フィーダベース16aには、テープフィーダ8を装着する複数のスロットが形成されている。台車16に装着されたテープフィーダ8は、装着されたスロットの位置と、部品実装装置M2,M3に装着された台車16の位置(前側、後側)に基づいて管理される。台車16には、部品Dを保持したキャリアテープ17を巻回状態で収納するテープリール18が保持されている。テープリール18から引き出されたキャリアテープ17は、テープフィーダ8が内蔵するテープ送り機構(図示省略)によって部品吸着位置までピッチ送りされる。
次に図4を参照して、実装ヘッド11の構成を説明する。実装ヘッド11は複数の吸着ユニット11aを備えており、各吸着ユニット11aは駆動機構(図示省略)を備えている。駆動機構を駆動することにより、下端部にノズル11bが装着されたシャフト11cが昇降する(矢印a)とともに、シャフト11cが回転してノズル11bがノズル軸ANを回転軸としてθ方向に回転する(矢印b)。
次に図5を参照して、部品実装システム1の制御系の構成を説明する。ここでは、部品実装システム1が有する機能のうち、基板6に実装された部品Dの実装位置ずれ情報に基づいて、部品実装装置M2,M3における補正値の使用の適否を判断する機能を中心に説明する。管理コンピュータ3、部品実装装置M2、M3および検査装置M4は、通信ネットワーク2を介して相互に接続されている。部品実装装置M2、M3は、実装制御装置20、基板搬送機構5、テープフィーダ8、部品実装部12、部品認識カメラ13、ヘッドカメラ14、タッチパネル15を備えている。実装制御装置20は、実装記憶部21、取得部22、実装制御部23、実装通信部24を備えている。
実装通信部24は、通信ネットワーク2を介して検査装置M4、管理コンピュータ3との間でデータの送受信を行う。実装記憶部21は記憶装置であり、実装データ21a、補正値情報21b、補正適否情報21c、吸着ずれ情報21dなどが記憶されている。実装データ21aには、実装基板の生産機種名(基板名)、基板6に実装される部品Dの種類(部品名)、実装位置(XY座標)、実装方向(θ方向)、部品Dを供給するテープフィーダ8の装着位置、ノズル11bの装着位置などの情報が含まれている。
補正値情報21bには、検査装置M4が基板6に実装された部品Dを撮像して算出した部品Dを基板6に実装する際の補正値が、検査装置M4から送信されて記憶されている。補正適否情報21cには、部品Dを基板6に実装する際に補正値を使用するか否かの適否情報が部品Dの種類毎に記憶されている。取得部22は、部品実装部12による実装時に部品認識カメラ13によって撮像されたノズル11bに保持された部品Dの撮像画像に基づいて、ノズル11bに対する部品Dの吸着位置ずれ情報(吸着位置ずれ量Xb,Yb)を取得する。取得された吸着位置ずれ情報は、吸着ずれ情報21dとして実装記憶部21に記憶される。
ここで図7を参照して、部品認識カメラ13によって撮像されたノズル11bに保持された部品Dの撮像画像13aに基づいて、取得部22によって取得されたノズル11bに対する部品Dの吸着位置ずれ情報について説明する。撮像画像13aには、X軸方向の中心線13xとY軸方向の中心線13yが重ねて表示されている。X軸方向の中心線13xとY軸方向の中心線13yの交点が、撮像画像13aの中心13cである。撮像時には、撮像画像13aの中心13cとノズル11bの中心Qとが一致するように制御される。すなわち、撮像画像13aの中心13c(ノズル11bの中心Q)が、本来の吸着目標位置である。
取得部22は、撮像画像13aの部品Dの外形から部品Dの中心Cbを検出する。さらに、取得部22は、撮像画像13aの中心13cと部品Dの中心Cbの位置からX軸方向の吸着位置ずれ量XbとY軸方向の吸着位置ずれ量Ybを算出する。以下、X軸方向の吸着位置ずれ量XbとY軸方向の吸着位置ずれ量Ybを「吸着位置ずれ量Xb,Yb」と称する。撮像画像13aには、部品Dの下面Dbが写る(図10(a)参照)。そのため、撮像画像13aの部品Dの中心Cbは、部品Dの下面Dbの中心Cbである。
図5において、実装制御部23は、実装データ21aに含まれる実装位置や実装方向、補正値情報21bに含まれる補正値、補正適否情報21cに含まれる補正値の適否情報、吸着ずれ情報21dに含まれる吸着位置ずれ情報などに基づいて、テープフィーダ8、部品実装部12、部品認識カメラ13、ヘッドカメラ14を制御して、部品Dを基板6に実装させる。すなわち、部品実装部12は、ヘッドカメラ14が撮像した基板6の位置、吸着位置ずれ情報の他、補正値情報21bに含まれる補正値に基づいて、実装ヘッド11の位置を補正して部品Dを基板6に実装する。その際、部品実装部12は、補正適否情報21cに含まれる適否情報において「適」と指定されている部品Dには補正値を使用し、「不適」と指定されている部品Dには補正値を使用せずに、部品Dを基板6に実装する。
図5において、検査装置M4は、検査制御装置30、基板搬送機構31、検査カメラ32、検査カメラ移動機構33を備えている。検査制御装置30は、検査記憶部34、検査制御部35、認識処理部36、補正値算出部37、検査通信部38を備えている。検査通信部38は、通信ネットワーク2を介して部品実装装置M2,M3、管理コンピュータ3との間でデータの送受信を行う。検査記憶部34は記憶装置であり、検査データ34aなどが記憶されている。検査データ34aは、実装基板の生産機種名(基板名)、基板6に実装された部品の種類(部品名)、実装位置(XY座標)、実装方向(θ方向)、不良判定値などが含まれている。
検査制御部35は、基板搬送機構31を制御して、上流の部品実装装置M3から搬送された実装済みの基板6を検査作業位置に搬入させて位置決めして保持させ、検査作業が完了した基板6を下流に搬出させる。また、検査制御部35は、検査データ34aに基づいて、検査カメラ移動機構33を制御して、検査カメラ32を検査作業位置に保持された基板6の実装位置の上方に順に移動させ、検査カメラ32で基板6に実装された部品Dを撮像させる。
図5において、認識処理部36は、検査カメラ32による撮像画像を認識処理して、基板6に実装された部品Dの正規の実装位置Nからの実装位置ずれ量ΔX,ΔY,Δθ(図6参照)を算出する。また、認識処理部36は、算出した実装位置ずれ量ΔX,ΔY,Δθが検査データ34aに含まれる不良判定値を超えると当該部品Dを実装不良と判断する。また、認識処理部36は、基板6に実装された部品Dの位置ずれ情報(実装位置ずれ量ΔX,ΔY,Δθ)と実装基板の良否判定結果を含む基板検査情報41bを基板6毎に作成し、管理コンピュータ3に送信する。管理コンピュータ3の管理処理装置40は、受信した基板検査情報41bを管理記憶部41に記憶させる。
ここで図6を参照して、認識処理部36による、基板6に実装された部品Dの正規の実装位置Nからの実装位置ずれ量ΔX,ΔY,Δθの算出方法の一例について説明する。検査制御部35は、検査カメラ32の撮像中心が部品Dの正規の実装位置Nと一致する位置で基板6に実装された部品Dを撮像させる。認識処理部36は、撮像画像を認識処理することで、実装された部品Dの中心Cを検出する。
そして、認識処理部36は、中心C(ΔX,ΔY)と実装位置N(0,0)の差からX軸方向の位置ずれ量ΔXとY軸方向の位置ずれ量ΔYを算出する。さらに、認識処理部36は、部品Dのθ方向の傾きを位置ずれ量Δθとして算出する。検査カメラ32による撮像画像には、部品Dの上面Daが写る(図10(b)、図10(c)参照)。そのため、認識処理部36によって認識される中心C(ΔX,ΔY)は、部品Dの上面Daの中心Cである。
図5において、補正値算出部37は、認識処理部36によって算出された部品Dの実装位置ずれ量ΔX,ΔY,Δθに基づいて、部品実装装置M2,M3が部品Dを基板6に実装する際に使用する補正値を算出する。また、補正値算出部37は、算出した補正値を含む補正値情報を作成し、部品実装装置M2,M3に送信する。部品実装装置M2,M3の実装制御装置20は、受信した補正値情報を補正値情報21bとして実装記憶部21に記憶させる。
ここで、図8を参照して、補正値算出部37による補正値ΔCnの算出方法について説明する。まず、補正値算出部37は、補正値ΔCnを使用せずに部品Dを実装した基板6の基板検査情報41bに含まれる所定枚数分(例えば、30枚)の実装位置ずれ量ΔX,ΔY,Δθから、部品Dの平均中心位置Cn(Xn,Yn)を算出する。平均中心位置Cn(Xn,Yn)は、部品実装においてノズル11bが保持する部品Dの吸着位置ずれ量Xb,Ybと、基板位置の基板位置ずれを加味して実装位置を補正しても解消できない要素に起因する位置ずれ量に相当する。そこで、補正値算出部37は、部品Dの中心を実装位置N(0,0)に一致させる(矢印c)ように、平均中心位置Cn(Xn,Yn)から補正値ΔCn(Xc(Xc=-Xn),Yc(Yc=-Yn))を算出する。
なお、補正値算出部37は、補正値ΔCn1(Xc1,Yc1)を使用した基板6の基板検査情報41bから最新の補正値ΔCn(Xc,Yc)を算出する場合は、使用した補正値ΔCn1(Xc1,Yc1)と基板検査情報41bから算出した平均中心位置Cn(Xn,Yn)から最新の補正値ΔCn(Xc(Xc=Xc1-Xn),Yc(Yc=Yc1-Yn))を算出する。このように、補正値算出部37は、基板6に実装された部品Dの位置ずれ情報(実装位置ずれ量ΔX,ΔY,Δθ)を少なくとも含む基板検査情報41bに基づいて、部品Dを基板6に実装する際の補正値ΔCn(Xc,Yc)を算出する。
次に、図8を参照して、部品実装部12による実装時の各種の位置ずれの補正について説明する。なお、図8では、簡略化のために、基板位置の位置ずれはゼロとしている。実装時にノズル11bが保持した部品Dの中心Cbは(Xb,Yb)である。補正値ΔCnを使用しない場合、部品実装部12は吸着位置ずれ量Xb,Ybに基づいて、第1補正量ΔCb1(-Xb,-Yb)だけノズル11bの位置を補正(矢印d)して部品Dを基板6に実装する。しかし、吸着位置ずれ量Xb,Ybを補正しても解消できない要因に起因して、部品Dの中心Cは平均中心位置Cnに実装されてしまう(矢印e)。
そこで、部品Dが正規の実装位置N(0,0)に実装されるように、実装目標位置Pを実装位置N(0,0)から補正値ΔCnだけ移動(矢印f)させた(Xc(-Xn),Yc(-Yn))に設定する。すなわち、補正値ΔCnを使用する場合、部品実装部12は吸着位置ずれ量Xb,Ybと補正値ΔCn(Xc,Yc)に基づいて、第2補正量ΔCb2(-Xb+Xc,-Yb+Yc)だけノズル11bの位置を補正(矢印g)して部品Dを基板6に実装する。これにより、基板6に実装された部品Dの中心Cが正規の実装位置N(0,0)に一致することが期待できる。このように、部品実装部12は、補正値ΔCnに基づいて部品Dを基板6に実装する。
図5において、管理コンピュータ3の管理処理装置40は、管理記憶部41、判断部42、設定部43、入力部44、表示部45、管理通信部46を備えている。入力部44は、キーボード、タッチパネル、マウスなどの入力装置であり、操作コマンドやデータ入力時などに用いられる。表示部45は液晶パネルなどの表示装置であり、入力部44による操作のための操作画面などの各種画面などの各種情報を表示する。管理通信部46は通信インターフェースであり、通信ネットワーク2を介して部品実装装置M2,M3、検査装置M4との間で信号、データの授受を行う。
管理記憶部41は記憶装置であり、生産データ41a、基板検査情報41bなどを記憶する。生産データ41aには、実装基板の生産機種名(基板名)、基板6に実装される部品Dの種類(部品名)、部品Dのサイズ、実装位置(XY座標)、実装方向(θ方向)、部品Dを実装する部品実装装置M2,M3(部品実装部12)を特定する情報、部品Dを供給するテープフィーダ8の装着位置、ノズル11bの装着位置などの情報が含まれている。
図5において、判断部42は、基板検査情報41bに含まれる実装位置ずれ量ΔX,ΔY,Δθのうち、X軸方向の実装位置ずれ量ΔXとY軸方向の実装位置ずれ量ΔY(以下、「実装位置ずれ量ΔX,ΔY」と称する)に基づいて、実装時における補正値ΔCnの使用の適否を判断する。具体的には、判断部42は、実装位置ずれ量ΔX,ΔY(位置ずれ情報)に係るデータの分布の正規分布からのずれ具合に基づいて、補正値ΔCnの使用の適否を判断する。
ここで、図9(a)~(c)を参照して、データの分布と判断部42による補正値ΔCnの使用の適否判断の例について説明する。図9(a)~(c)に示すグラフは、X軸方向の実装位置ずれ量ΔXまたはY軸方向の実装位置ずれ量ΔYに係るデータをヒストグラムで表した例である。判断部42は、X軸方向の実装位置ずれ量ΔXとY軸方向の実装位置ずれ量ΔYのそれぞれで補正値ΔCnの使用の適否判断を判断する。そして、いずれも「適」の場合に補正値ΔCnを使用すると判断し、いずれかが「不適」の場合は補正値ΔCnを使用しないと判断する。
図9(a)は、データの分布が正規分布Gに従う例である。例えば、判断部42は、尖度の検定、歪度の検定、シャピロ‐ウィクル検定、コルモゴロフ‐スミルノフ検定など方法によりデータの分布が正規分布Gに従うと判断すると、補正値ΔCnを使用すると判断する。また、判断部42は、データの分布が正規分布に従わない場合は、データの分布の尖度に基づいて、補正値ΔCnの使用の適否を判断する。例えば、判断部42は、データの分布の尖度が所定値(例えば、5)以上の場合は、補正値ΔCnを使用すると判断する。また、判断部42は、データの分布の歪度と尖度の組み合わせに基づいて、補正値ΔCnの使用の適否を判断してもよい。例えば、判断部42は、歪度の絶対値が1以下で、かつ、尖度が-0.2以上の場合は、補正値ΔCnを使用すると判断する。
図9(b)は尖度が所定値以上の例、図9(c)は尖度が所定値より小さい例を示している。尖度は、データの分布の尖り具合、もしくは、データの裾野の広がり具合を示す数値である。すなわち、尖度が大きいとデータの分布の尖りが大きく(裾野が狭く)、尖度が小さいとデータの分布の尖りが小さい(裾野が広い)ことを表す。そこで、判断部42は、データの分布が正規分布に従わない場合でも、データの分布の尖度が大きくてデータの分布の裾野が狭い場合は、補正値ΔCnを使用すると判断する。
ここで、図10を参照して、実装位置ずれ量ΔX,ΔY(位置ずれ情報)に係るデータの分布が、正規分布Gからずれる可能性がある部品D1の例について説明する。図10(a)は、ノズル11bに保持された部品D1を部品認識カメラ13で撮像している状態を横から見た概略図である。図10(b)は、基板6に実装された部品D1を上から見た概略図である。図10(c)は、基板6に実装された部品D1を横から見た概略図である。部品D1は、上面Daの中心Cと下面Dbの中心Cbとがずれているチップ部品である。すなわち、部品D1は平行四辺形の断面形状を有し、上面Daの中心Cと下面Dbの中心Cbは、水平方向に誤差Eだけずれている。
部品認識カメラ13の撮像画像から取得される吸着位置ずれ量Xb,Ybは、部品D1の下面Dbの中心Cbから取得される。また、検査カメラ32の撮像画像から取得される実装位置ずれ量ΔX,ΔYは、部品D1の上面Daの中心Cから取得される。平行四辺形の断面形状を有する部品D1がキャリアテープ17のポケットに側面Ddと側面Ddの方向が不規則に収容されている場合は、部品D1は側面Ddと側面Ddの方向が不規則に基板6に実装されることになる。
このような部品D1では、各々の部品D1で誤差Eの量や誤差Eの方向が異なるため基板6に実装された部品D1の中心Cの位置の繰り返し再現性が低く、補正値算出部37によって算出される補正値ΔCnは、必ずしも実装時のずれを正しい方向に補正するものとはならない。そのため、実装時に補正値ΔCnを使用することで部品D1の実装位置ずれ量ΔX,ΔYが収束しない可能性もある。部品Dの形状に起因する誤差Eは部品Dの種類や部品Dを製造するメーカ毎に異なるため、判断部42は、部品Dの種類毎、部品Dのメーカ毎に、補正値ΔCnの使用の適否を判断する。
図5において、設定部43は、判断部42によって補正値ΔCnの使用は適すると判断された場合に、部品実装部12が補正値ΔCnを使用するように設定する。また、設定部43は、判断部42によって補正値ΔCnの使用は適しない(不適)と判断された場合に、部品実装部12が補正値ΔCnを使用しないように設定する。具体的には、設定部43は、補正値ΔCnの適否を変更する部品Dを実装する部品実装装置M2,M3が記憶している補正適否情報21cの「適」「不適」の情報を変更(設定)する。
これにより、部品実装装置M2,M3の部品実装部12は、変更後の補正適否情報21cの設定に従って、補正値ΔCnを使用する第2補正量ΔCb2、または、補正値ΔCnを使用しない第1補正量ΔCb1で部品Dを基板6に実装する。すなわち、設定部43は、部品実装部12による実装時に補正値ΔCnを使用するか否かを設定する。
次に図11のフローに沿って、部品実装システム1が基板6に実装された部品Dの実装位置ずれ量ΔX,ΔY(部品の位置ずれ情報)に基づいて、部品実装装置M2,M3における補正値ΔCnの使用の適否を判断する部品実装方法について説明する。まず、部品実装システム1において実装基板の生産が開始されると(ST1)、部品実装装置M2,M3は、所定枚数分(例えば、30枚)の部品の位置ずれ情報(実装位置ずれ量ΔX,ΔY)が取得されるまで(ST3においてNo)、補正値ΔCnを使用せずに基板6に部品Dを実装する部品実装作業を実行する(ST2)。すなわち、部品実装部12は、第1基板への部品実装を開始して所定枚数までは補正値ΔCnを使用しない第1補正量ΔCb1で部品Dを第1基板に実装する。
所定枚数分の部品の位置ずれ情報(実装位置ずれ量ΔX,ΔY)が取得(ST2)されると(ST3において、Yes)、判断部42は、部品の位置ずれ情報に係るデータの分布を解析する(ST4:データ解析工程)。データ解析工程(ST4)における解析の結果が、データの分布が正規分布に従う場合(ST5においてYes)と、正規分布には従わないが(ST5においてNo)、データの分布の尖度が所定値以上の場合(ST6においてYes)は、判断部42は、補正値ΔCnを使用する(適)と判断する。
図11において、次いで補正値算出部37は、(ST2)において取得された所定枚数分の部品の位置ずれ情報(実装位置ずれ量ΔX,ΔY)に基づいて、補正値ΔCnを算出する(ST7:補正値算出工程)。次いで設定部43は、「適」と判断された部品Dを実装する部品実装装置M2,M3の補正適否情報21cの当該部品Dの適否情報を「適」に設定(変更)する(ST8)。
データ解析工程(ST4)における解析の結果が、データの分布が正規分布には従わず(ST5においてNo)、データの分布の尖度が所定値より小さい場合(ST6においてNo)は、判断部42は、補正値ΔCnを使用しない(不適)と判断する。この場合、設定部43は、「不適」と判断された部品Dを実装する部品実装装置M2,M3の補正適否情報21cの当該部品Dの適否情報を変更しない(「不適」に設定する)。このように、判断部42は、所定枚数の第1基板の基板位置ずれ情報(実装位置ずれ量ΔX,ΔY)に基づいて、補正値ΔCnの使用の適否を判断する(ST5,ST6)。
図11において、次いで部品実装装置M2,M3では、変更された補正適否情報21cに基づいて、基板6に部品Dを実装する部品実装作業が実行される(ST9)。すなわち、(ST5,ST6)において「不適」と判断された部品Dでは補正値ΔCnを使用しない第1補正量ΔCb1で部品実装作業が継続され、「適」と判断された部品Dでは補正値ΔCnを使用する第2補正量ΔCb2で部品実装作業が実行される。このように、部品D毎に繰り返し再現性の程度に応じて補正値ΔCnの適否を判断し、適切な部品実装方法を適用している。これによって、基板6に実装される多様な部品Dに対して良好な実装精度を得ることができる。
なお、(ST9)において部品実装作業が実行されている時に、基板6に実装される部品Dが他のメーカ製の部品Dなどに変更されると、その部品Dに対して(ST2)~(ST8)の工程が実行される。すなわち、第1基板への部品実装中に部品Dが変更されると、判断部42は、2度目の(ST2)~(ST3)で取得された部品Dの変更後の所定枚数の第1基板の部品の位置ずれ情報(実装位置ずれ量ΔX,ΔY)に基づいて、補正値ΔCnの使用の適否を判断する(2度目のST5,ST6)。その後、設定部43は、「適」と判断された場合は、当該部品Dを実装する部品実装装置M2,M3の補正適否情報21cの当該部品Dの適否情報を「適」に設定する(2度目のST8)。
このように、本実施の形態の部品実装方法は、補正値ΔCnを使用せずに、基板6に部品Dを実装し(ST2)、基板6に実装された部品Dの位置ずれ情報(実装位置ずれ量ΔX,ΔY)を少なくとも含む基板検査情報41bを取得する(ST2)。そして、位置ずれ情報に基づいて、実装時における補正値ΔCnの使用の適否を判断し(ST5,ST6)、補正値ΔCnを使用すると判断された場合は(ST5においてYes、または、ST5においてNoでST6においてYes)、位置ずれ情報に基づいて、補正値ΔCnを算出する(ST7)。その後は、補正値ΔCnに基づいて、部品Dを基板6に実装する(ST9)。
上記説明したように、本実施の形態の部品実装システム1は、基板6に実装された部品Dの基板位置ずれ情報(実装位置ずれ量ΔX,ΔY)を少なくとも含む基板検査情報41bに基づいて、部品Dを基板6に実装する際の補正値ΔCnを算出する補正値算出部37と、補正値ΔCnに基づいて部品Dを基板6に実装する部品実装部12と、基板位置ずれ情報に基づいて、実装時における補正値ΔCnの使用の適否を判断する判断部42と、を備える。これによって、部品D毎に繰り返し再現性の程度に応じた補正値ΔCnの適否を判断するでき、基板6に実装される多様な部品Dに対して良好な実装精度を得ることができる。
なお、上記の実施の形態では、検査装置M4が補正値ΔCnを算出する構成であったが、本実施の形態の部品実装システム1は、この構成に限定されることはない。例えば、管理コンピュータ3が補正値算出部37を備え、基板検査情報41bに基づいて補正値を算出して部品実装装置M2,M3に送信するようにしてもよい。また、部品実装装置M2,M3がそれぞれ補正値算出部37を備え、検査装置M4から基板検査情報41bを取得して補正値ΔCnを算出するようにしてもよい。
また、上記の実施の形態では、補正値ΔCnの使用の適否に関する情報を実装データ21aとは別の補正適否情報21cとして実装記憶部21に記憶する構成であったが、補正値ΔCnの使用の適否に関する情報の記憶先はこの構成に限定されることはない。例えば、補正値ΔCnの使用の適否に関する情報を、実装データ21aの部品Dに関する情報として記憶してもよいし、実装データ21aとは別に部品Dに関する部品データとして記憶する構成であってもよい。また、取得された部品D毎の補正値ΔCnの使用の適否に関する情報は、異なる実装基板の部品実装作業に援用してもよい。
本発明の部品実装システムおよび部品実装方法は、基板に実装される多様な部品に対して良好な実装精度を得ることができるという効果を有し、部品を基板に実装する分野において有用である。
1 部品実装システム
6 基板
12 部品実装部
D,D1 部品
G 正規分布
M2,M3 部品実装装置
ΔCn 補正値
ΔX,ΔY 基板位置ずれ量(位置ずれ情報)

Claims (10)

  1. 基板に実装された部品の位置ずれ情報を少なくとも含む基板検査情報に基づいて、前記部品を前記基板に実装する際の補正値を算出する補正値算出部と、
    前記補正値に基づいて前記部品を前記基板に実装する部品実装部と、
    前記位置ずれ情報に基づいて、実装時における前記補正値の使用の適否を判断する判断部と、を備える、部品実装システム。
  2. 前記判断部は、前記位置ずれ情報に係るデータの分布の正規分布からのずれ具合に基づいて、前記補正値の使用の適否を判断する、請求項1に記載の部品実装システム。
  3. 前記判断部は、前記位置ずれ情報に係るデータの分布が正規分布に従う場合は、前記補正値を使用すると判断する、請求項1に記載の部品実装システム。
  4. 前記判断部は、前記位置ずれ情報に係るデータの分布が正規分布に従わない場合は、前記データの分布の尖度に基づいて、前記補正値の使用の適否を判断する、請求項1に記載の部品実装システム。
  5. 前記判断部は、前記データの分布の尖度が所定値以上の場合は、前記補正値を使用すると判断する、請求項4に記載の部品実装システム。
  6. 前記判断部は、部品の種類毎に、前記補正値の使用の適否を判断する、請求項1から5のいずれか1項に記載の部品実装システム。
  7. 前記判断部は、部品の種類毎かつ部品のメーカ毎に、前記補正値の使用の適否を判断する、請求項1から5のいずれか1項に記載の部品実装システム。
  8. 前記部品実装部は、第1基板への部品実装を開始して所定枚数までは前記補正値を使用せずに前記部品を前記第1基板に実装し、
    前記判断部は、前記所定枚数の前記第1基板の前記位置ずれ情報に基づいて、前記補正値の使用の適否を判断する、請求項1から7のいずれか1項に記載の部品実装システム。
  9. 第1基板への部品実装中に部品が変更されると、
    前記判断部は、前記部品の変更後の所定枚数の前記第1基板の前記位置ずれ情報に基づいて、前記補正値の使用の適否を判断する、請求項1から7のいずれか1項に記載の部品実装システム。
  10. 補正値を使用せずに、基板に部品を実装し、
    前記基板に実装された前記部品の位置ずれ情報を少なくとも含む基板検査情報を取得し、
    前記位置ずれ情報に基づいて、実装時における前記補正値の使用の適否を判断し、
    前記補正値を使用すると判断された場合は、前記位置ずれ情報に基づいて、前記補正値を算出し、
    その後、前記補正値に基づいて、前記部品を前記基板に実装する、部品実装方法。
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