JP2023038668A - タイヤ用ゴム組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】ドライ性能およびウェット性能を改善すると共に、耐摩耗性を良好に維持または改善して、これら性能をバランスよく高度に両立することを可能にしたタイヤ用ゴム組成物を提供する。【解決手段】式(1)で表される特定変性共役ジエン系重合体を40質量%以上含有するジエン系ゴムに対して充填剤および樹脂を配合するにあたって、ジエン系ゴム100質量部に対する充填剤の総量を75質量部以上にし、特定変性共役ジエン系重合体に対する樹脂の質量比を1/10~1/2に設定する。【選択図】なし

Description

本発明は、主として高性能自動車向けタイヤのトレッド部に用いることを意図したタイヤ用ゴム組成物に関する。
高性能自動車向けタイヤ(ハイパフォーマンスタイヤ)に求められる性能は多岐にわたり、例えば、乾燥路面および湿潤路面での走行性能(ドライ性能およびウェット性能)が優れることが要求される。例えば、特許文献1は、ドライ性能およびウェット性能を両立するために、ゴム組成物に樹脂を配合することを提案している。しかしながら、ドライ性能およびウェット性能を改善するために、樹脂の配合量を多くすると、耐摩耗性が必ずしも十分に得られなくなる虞があった。そのため、ゴム組成物に樹脂を配合してドライ性能およびウェット性能の改善を図るにあたって、耐摩耗性を良好に維持または改善して、これら性能をバランスよく高度に両立する対策が求められている。
特開2014‐189698号公報
本発明の目的は、ドライ性能およびウェット性能を改善すると共に、耐摩耗性を良好に維持または改善して、これら性能をバランスよく高度に両立することを可能にしたタイヤ用ゴム組成物を提供することにある。
上記目的を達成する本発明のタイヤ用ゴム組成物は、下記式(1)で表される特定変性共役ジエン系重合体を40質量%以上含有するジエン系ゴムに充填剤および樹脂が配合されたタイヤ用ゴム組成物であって、前記ジエン系ゴム100質量部に対する前記充填剤の総量が75質量部以上であり、前記特定変性共役ジエン系重合体に対する前記樹脂の質量比が1/10~1/2であることを特徴とする。
Figure 2023038668000001
式(1)中、R1は、炭素数1~20のヒドロカルビル基であり、R3は、炭素数1~20のヒドロカルビルオキシ基、または変性若しくは未変性の共役ジエン系重合体鎖であり、R2は、炭素数1~20のアルカンジイル基であり、Zは、下記式(2)または式(3)で表される基である。式(1)中、R4は、炭素数1~20のm価のヒドロカルビル基、または窒素原子、酸素原子および硫黄原子からなる群より選択される少なくとも一種の原子を有し、かつ活性水素を有さない炭素数1~20のm価の基である。式(1)中、nは1~3の整数であり、mは2~10の整数である。
Figure 2023038668000002
Figure 2023038668000003
式(2)および式(3)中、R5は水素原子またはヒドロカルビル基であり、Polyは、変性または未変性の共役ジエン系重合体鎖である。式(2)および式(3)中、「*」はR4に結合する結合手であることを示す。
本発明のタイヤ用ゴム組成物は、ゴム成分として上記式(1)で表される特定変性共役ジエン系重合体を十分な量使用し、それと樹脂とを上述の比率で併用し、且つ、上記のように十分な量の充填剤を配合したので、ドライ性能およびウェット性能を改善すると共に、耐摩耗性を良好に維持または改善して、これら性能をバランスよく高度に両立することができる。
本発明のタイヤ用ゴム組成物においては、ジエン系ゴム100質量%中、天然ゴムおよび/またはポリブタジエンゴムを1質量%~40質量%含有することが好ましい。これにより、耐摩耗性を向上するには有利になる。
本発明のタイヤ用ゴム組成物においては、充填剤が少なくともシリカを含み、ジエン系ゴム100質量部に対するシリカの配合量が75質量部以上であることが好ましい。このとき、シリカの配合量に対して10質量%未満のシランカップリング剤を配合することが好ましい。これにより、ドライ性能、ウェット性能、耐摩耗性をバランスよく高度に両立するには有利になる。
本発明のタイヤ用ゴム組成物においては、樹脂の軟化点が100℃以上であることが好ましい。このように樹脂の軟化点が高いことでドライ性能、ウェット性能を向上するには有利になる。
本発明のタイヤ用ゴム組成物は、各種タイヤ(例えば、サマータイヤやハイパフォーマンスタイヤ)のトレッド部に使用することを意図したものである。これら各種タイヤは、空気入りタイヤであることが好ましいが、非空気式タイヤであってもよい。本発明のタイヤ用ゴム組成物が使用されるタイヤが空気入りタイヤの場合、その内部には空気、窒素等の不活性ガスまたはその他の気体が充填される。
本発明のタイヤ用ゴム組成物において、ゴム成分はジエン系ゴムであり、下記(1)式で表される特定変性共役ジエン系重合体を必ず含む。また、任意で、天然ゴムおよび/またはポリブタジエンゴムを併用することができる。
Figure 2023038668000004
式(1)中、R1は、炭素数が1~20、好ましくは2~18であるヒドロカルビル基である。R3は、炭素数が1~20、好ましくは2~18であるヒドロカルビルオキシ基、または共役ジエン系重合体鎖である。尚、共役ジエン系重合体鎖は、変性または未変性のいずれであってもよい。R2は、炭素数が1~20、好ましくは2~18のアルカンジイル基である。Zは、下記式(2)または式(3)で表される基である。R4は、炭素数が1~20、好ましくは2~18であるm価のヒドロカルビル基であるか、或いは、窒素原子、酸素原子および硫黄原子からなる群より選択される少なくとも一種の原子を有し、且つ活性水素を有さない炭素数が1~20、好ましくは2~18であるm価の基である。式(1)中、n,mはいずれも整数であり、nは1~3、好ましくは1~2であり、mは2~10、好ましくは3~8である。式(1)中、複数のR1、R2、R3、Zは、同一でも異なっていてもよい。
Figure 2023038668000005
Figure 2023038668000006
式(2)および式(3)中、R5は水素原子またはヒドロカルビル基である。Polyは、変性または未変性の共役ジエン系重合体鎖である。式(2)および式(3)中、「*」はR4に結合する結合手であることを示す。
上述の特定変性共役ジエン系重合体は、例えば、下記式(4)で表される化合物を使用して製造することができる。
Figure 2023038668000007
式(4)中、R1およびR2は、それぞれ独立して炭素数1~20のヒドロカルビル基である。R1の炭素数は好ましくは2~18、R2の炭素数は好ましくは2~18である。R3は、炭素数が1~20、好ましくは2~18であるアルカンジイル基である。R4は、炭素数が1~20、好ましくは2~18であるm価のヒドロカルビル基であるか、或いは、窒素原子、酸素原子および硫黄原子からなる群より選択される少なくとも一種の原子を有し、且つ活性水素を有さない炭素数が1~20、好ましくは2~18であるm価の基である。A2は、基「*-C(R5)=N-」または基「*-N=C(R5)-」である(R5は、水素原子またはヒドロカルビル基であり、「*」はR4に結合する結合手であることを示す)。式(4)中、n,mはいずれも整数であり、nは1~3、好ましくは1~2であり、mは2~10、好ましくは3~8である。式(4)において、複数のR1、R2、R3、A2は、同一でも異なっていてもよい。
上記式(4)の化合物を用いて、上述の式(1)で表される特定変性共役ジエン系重合体を製造する方法の一例を以下に説明する。
先ず、窒素置換された内容積5Lのオートクレーブ反応器に、シクロヘキサン2,000g、テトラヒドロフラン31.6g、スチレン122gおよび1,3-ブタジエン320gを仕込む。次に、反応器の内容物の温度を10℃に調整した後、重合開始剤としてn-ブチルリチウム4.75mmolを添加して重合を開始する。重合は断熱条件で実施し、最高温度は85℃に達する。重合転化率が99%に達した時点で(重合開始から20分経過後に)、1,3-ブタジエン10gを2分間かけて追加し、その後、上記式(4)の化合物2.12mmolを加えて15分間反応を行う。これにより得られた変性共役ジエン系重合体を含む重合体溶液に、2,6-ジ-tert-ブチル-p-クレゾールを3.96g添加する。最後に、スチームストリッピングにより脱溶媒を行い、110℃に調温された熱ロールで乾燥することにより上述の式(1)で表される特定変性共役ジエン系重合体を得ることができる。
上述の式(1)で表される特定変性共役ジエン系重合体の含有量は、ジエン系ゴム全体を100質量%としたとき40質量%以上、好ましくは50質量%~75質量%である。このように特定の量の特定変性共役ジエン系重合体を含有することで、後述の樹脂との協働により、ドライ性能およびウェット性能を改善すると共に、耐摩耗性を良好に維持または改善することができる。特定変性共役ジエン系重合体の含有量が40質量%未満であると耐摩耗性が悪化する。
本発明で使用される特定変性共役ジエン系重合体は、上述の式(1)で表されることに加えて、重量平均分子量が90万以上、好ましくは100万~140万である。重量平均分子量が90万未満であると耐摩耗性が悪化する。重量平均分子量は、ゲルパーミエーションクロマトグラフィ(GPC)によって測定されるポリスチレン換算の値である。
本発明で使用される特定変性共役ジエン系重合体は、更に、ガラス転移温度Tgが好ましくは-40℃~-30℃、より好ましくは-38℃~-32℃であるとよい。ガラス転移温度Tgが-40℃未満であるとウェット性能、ドライ性能が低下する。ガラス転移温度Tgが-30℃を超えると耐摩耗性が低下する。
本発明で使用される特定変性共役ジエン系重合体においては、スチレン含有量が好ましくは38.5%~41.5%、より好ましくは39.0%~41.0%であるとよい。スチレン含有量が38.5%であるとウェット性能、ドライ性能が低下する。スチレン含有量が41.5%を超えると耐摩耗性が低下する。
本発明で使用される特定変性共役ジエン系重合体においては、ビニル含有量が好ましくは23.5%~27.5%、より好ましくは24.0%~27.0%であるとよい。ビニル含有量が23.5%であるとウェット性能、ドライ性能が低下する。ビニル含有量が27.5%を超えると耐摩耗性が低下する。
本発明のタイヤ用ゴム組成物において、ゴム成分は上述の特定変性共役ジエン系重合体の他に、天然ゴムおよび/またはポリブタジエンゴムを含有していてもよい。天然ゴム、ポリブタジエンゴムとしては、タイヤ用ゴム組成物において一般的に用いられるものを使用することができる。天然ゴムまたはポリブタジエンゴムのいずれか一方のみを併用する場合、その含有量は、ジエン系ゴム100質量%中に好ましくは1質量%~25質量%、より好ましくは5質量%~20質量%にするとよい。また、天然ゴムおよびポリブタジエンゴムの両方を併用する場合、その含有量(天然ゴムおよびポリブタジエンゴムの総量)は、ジエン系ゴム100質量%中に好ましくは2質量%~40質量%、より好ましくは5質量%~35質量%にするとよい。このように天然ゴムやポリブタジエンゴムを併用することで耐摩耗性を向上するには有利になる。これら他のゴムの含有量が上述の範囲を下回ると耐摩耗性が低下する。これら他のゴムの含有量が上述の範囲を超えるとウェット性能、ドライ性能が低下する。
本発明のタイヤ用ゴム組成物は、本発明の目的を損なわない限り、上述の特定変性共役ジエン系重合体、天然ゴム、ポリブタジエンゴム以外の他のジエン系ゴムを含有してもよい。他のジエン系ゴムとしては、例えば、スチレンブタジエンゴム、アクリロニトリルブタジエンゴム等が挙げられる。これらジエン系ゴムは、単独または任意のブレンドとして使用することができる。
本発明のタイヤ用ゴム組成物は、上述のジエン系ゴムに対して充填剤が必ず配合される。充填剤の配合量は、ジエン系ゴム100質量部に対して75質量部以上、好ましくは100質量部~180質量部である。このように十分な量の充填剤を配合することでドライ性能を向上するには有利になる。充填剤の配合量が75質量部未満であるとウェット性能、ドライ性能、耐摩耗性が低下する。
充填剤としては、シリカを用いることが好ましい。充填剤としてシリカを用いる場合、その配合量は、充填剤の総量に占めるシリカの配合量が60質量%以上、好ましくは60質量%~80質量%にするとよい。このように十分な量のシリカを配合することでウェット性能を向上するには有利になる。シリカの配合量が60質量%未満であるとウェット性能が低下する。
シリカとしては、タイヤ用ゴム組成物に通常使用されるシリカ、例えば湿式法シリカ、乾式法シリカあるいは表面処理シリカなどを使用することができる。シリカは、市販されているものの中から適宜選択して使用することができる。また通常の製造方法により得られたシリカを使用することもできる。特に、ウェット性能を向上する観点から、シリカのCTAB吸着比表面積は好ましくは185m2 /g~215m2 /g、より好ましくは190m2 /g~210m2 /gであるとよい。このような粒子径のシリカを用いることでウェット性能を向上することができる。
本発明のゴム組成物は、シリカ以外の他の充填剤を配合することができる。他の充填剤としては、例えば、カーボンブラック、クレー、タルク、炭酸カルシウム、マイカ、水酸化アルミニウム等のタイヤ用ゴム組成物に一般的に用いられる材料を例示することができる。特に、カーボンブラックを併用することが好ましい。カーボンブラックを併用することで、ドライ性能を向上することができる。カーボンブラックを併用する場合、その配合量は特に限定されないが、上述のジエン系ゴム100質量部に対して、例えば5質量部~70質量部に設定することができる。
本発明のタイヤ用ゴム組成物では、上述のシリカを配合するにあたって、シランカップリング剤を併用することが好ましい。シランカップリング剤を配合することにより、ジエン系ゴムに対するシリカの分散性を向上することができる。シランカップリング剤の種類は、シリカ配合のゴム組成物に使用可能なものであれば特に制限されるものではなく、例えば、ビス-(3-トリエトキシシリルプロピル)テトラサルファイド、ビス(3-トリエトキシシリルプロピル)ジサルファイド、3-トリメトキシシリルプロピルベンゾチアゾールテトラサルファイド、γ-メルカプトプロピルトリエトキシシラン、3-オクタノイルチオプロピルトリエトキシシラン等の硫黄含有シランカップリング剤を例示することができる。これらのなかでも、特に、分子中にテトラスルフィド結合を有するものを好適に用いることができる。シランカップリング剤の配合量は、シリカの配合量に対し、好ましくは10質量%未満、より好ましくは6質量%~9質量%にするとよい。シランカップリング剤の配合量がシリカ配合量の10質量%以上であるとシランカップリング剤同士が縮合し、ゴム組成物における所望の硬度や強度を得ることができない。
本発明のタイヤ用ゴム組成物には、ドライ性能およびウェット性能を向上する観点から樹脂が必ず配合される。但し、樹脂が多量に配合されると耐摩耗性に影響が出る虞があるため、本発明では、ゴム成分として、上述の特定変性共役ジエン系重合体を必ず用いている。即ち、本発明者は、特定変性共役ジエン系重合体と樹脂とを併用した場合に、耐摩耗性を悪化させることなくドライ性能およびウェット性能を向上できることを知見し、この知見に基づいて本発明のタイヤ用ゴム組成物の配合を決定している。このことから、本発明のタイヤ用ゴム組成物において、樹脂の配合量は特定変性共役ジエン系重合体に対する比率として定義される。具体的には、特定変性共役ジエン系重合体に対する樹脂の質量比が1/10~1/2、好ましくは1/5~2/5に設定される。このように樹脂の配合量を特定変性共役ジエン系重合体に対して適度な範囲に収めることで、耐摩耗性を悪化させることなくドライ性能およびウェット性能を向上することができる。特定変性共役ジエン系重合体に対する樹脂の質量比が1/10未満であるとウェット性能、ドライ性能が低下する。特定変性共役ジエン系重合体に対する樹脂の質量比が1/2を超えると耐摩耗性が低下する。
本発明で使用する樹脂としては、例えば、石油系樹脂、芳香族系樹脂が挙げられる。石油系樹脂として、例えばC5系石油樹脂(イソプレン、1,3-ペンタジエン、シクロペンタジエン、メチルブテン、ペンテンなどの留分を重合した脂肪族系石油樹脂)、C9系石油樹脂(α-メチルスチレン、o-ビニルトルエン、m-ビニルトルエン、p-ビニルトルエンなどの留分を重合した芳香族系石油樹脂)、C59共重合石油樹脂などが例示される。また芳香族系樹脂として、クマロン樹脂、フェノール樹脂、アルキルフェノール樹脂、テルペン系樹脂、芳香族変性テルペン樹脂、ロジン系樹脂、ノボラック系樹脂、レゾール系樹脂、芳香族インデン共重合体などを挙げることができる。なかでも芳香族変性テルペン樹脂、芳香族インデン共重合体が好ましい。これらの樹脂は、単独または複数のブレンドとして使用することができる。なお上述したC9系石油樹脂は、芳香族系樹脂にも分類される。
これら樹脂の中でも、軟化点が100℃以上、好ましくは105℃~130℃の樹脂を好適に用いることができる。上述の各種樹脂の中で、軟化点が100℃以上である樹脂は、例えば、ヤスハラケミカル社製YSレジンTOシリーズ、JX社製日石ネオポリマーシリーズ、三井化学社製FMRシリーズ等の中から適宜選択することができる。樹脂の軟化点が十分に高いことで、ドライ性能を向上することができる。樹脂の軟化点が100℃未満であるとドライ性能が低下する。
本発明のゴム組成物には、上記以外の他の配合剤を添加することができる。他の配合剤としては、加硫または架橋剤、加硫促進剤、老化防止剤、液状ポリマー、熱硬化性樹脂、熱可塑性樹脂など、一般的にタイヤ用ゴム組成物に使用される各種配合剤を例示することができる。これら配合剤の配合量は本発明の目的に反しない限り、従来の一般的な配合量にすることができる。また、混練機としは、通常のゴム用混練機械、例えば、バンバリーミキサー、ニーダー、ロール等を使用することができる。
以下、実施例によって本発明を更に説明するが、本発明の範囲はこれらの実施例に限定されるものではない。
表2に示す材料を共通配合として、表1に示す配合からなる14種類のタイヤ用ゴム組成物(標準例1、比較例1~7、実施例1~6)を調製するにあたり、それぞれ加硫促進剤および硫黄を除く配合成分を秤量し、1.8Lの密閉式バンバリーミキサーで5分間混練し、マスターバッチを放出し室温冷却した。その後、このマスターバッチを1.8Lの密閉式バンバリーミキサーに供し、加硫促進剤及び硫黄を加え2分間混合して、14種類のタイヤ用ゴム組成物を得た。
各試験タイヤについて、下記に示す方法により、ウェット性能、ドライ性能、耐摩耗性の評価を行った。
ウェット性能
得られたタイヤ用ゴム組成物を用いて、所定形状の金型を用いて145℃、35分間加硫し、各タイヤ用ゴム組成物からなる加硫ゴム試験片を作成した。得られた加硫ゴム試験片を使用して各タイヤ用ゴム組成物の0℃におけるtanδを、JIS K6253に準拠して、粘弾性スペクトロメーター(東洋精機製作所社製)を用いて、初期歪み10%、振幅±2%、周波数20Hz、温度0℃の条件で測定した。評価結果は、標準例1の値を100とする指数で示した。この指数値が大きいほど、ウェット性能(ウェットグリップ性能)に優れることを意味する。
ドライ性能
得られたタイヤ用ゴム組成物を用いて、所定形状の金型を用いて145℃、35分間加硫し、各タイヤ用ゴム組成物からなる加硫ゴム試験片を作成した。得られた加硫ゴム試験片を使用して各タイヤ用ゴム組成物の損失弾性率E2と複素弾性率E*を測定し、これらの比E2/(E*2の値を算出し、ドライ性能(ドライ制動性能)の指標とした。尚、損失弾性率E2および複素弾性率E*はそれぞれ、JIS K6394に準拠して、粘弾性スペクトロメーター(東洋精機製作所社製)により、初期歪み10%、振幅±2%、周波数20Hz、温度60℃の条件で測定した。評価結果は、標準例1の値を100とする指数で示した。この指数値が大きいほど、ドライ性能(ドライ制動性能)に優れることを意味する。
耐摩耗性
前述の14種類のタイヤ用ゴム組成物(標準例1、比較例1~7、実施例1~6)をそれぞれトレッドゴムに使用し、タイヤサイズが255/35ZR19(96Y)である空気入りタイヤ(試験タイヤ)を製造した。このとき、トレッドゴム以外の各部については、すべての試験タイヤで共通とした。これら試験タイヤについて、リムサイズ19×8.5Jのホイールに組み付けて、空気圧を230kPaとして試験車両に装着し、乾燥路面を8000km走行した後の溝深さを測定することにより耐摩耗性を評価した。評価結果は、標準例1の値を100とする指数で示した。この指数が大きいほど、残存する溝深さが大きく、耐摩耗性に優れることを意味する。
Figure 2023038668000008
Figure 2023038668000009
表1~2において使用した原材料の種類を下記に示す。
・SBR1:上述の式(1)で表される特定変性共役ジエン系重合体に該当する変性スチレンブタジエンゴム、JSR社製 HPR620(重量平均分子量:127万)
・SBR2:変性スチレンブタジエンゴム、旭化成社製 タフデン581(重量平均分子量:130万)
・SBR3:未変性のスチレンブタジエンゴム、ARLANXEO社製 BUNA VSL 2438‐2 HM(重量平均分子量:110万)
・SBR4:変性スチレンブタジエンゴム、日本ゼオン社製 NS616(重量平均分子量:30万)
・NR:天然ゴム、SIR‐20
・BR:ブタジエンゴム、日本ゼオン社製 NIPOL BR 1220
・CB:カーボンブラック、東海カーボン社製 シースト 7HM
・シリカ:Solvay社製 ZEOSIL 1165MP
・シランカップリング剤:Momentive社製 NXT SILANE
・樹脂1:C59共重合石油樹脂、JX社製 日石ネオポリマー170S(軟化点:154℃)
・樹脂2:芳香族変性テルペン樹脂、ヤスハラケミカル社製 YSレジン TO‐125(軟化点:125℃)
・樹脂3:インデン樹脂、三井化学社製 FMR0150(軟化点:145℃)
・老化防止剤:LANXESS社製 VULKANOX 4020
・ワックス:NIPPON SEIRO社製 OZOACE‐0015A
・亜鉛華:ZM Silesia社製 Zinc Oxide
・ステアリン酸:IOI Acidchem社製 PALMAC 1600
・加硫促進剤:大内新興化学社製 ノクセラー TOT‐N
・硫黄:鶴見化学工業社製 サルファックス5
表1から明らかなように、実施例1~6は、標準例1に対して、ウェット性能、ドライ性能、耐摩耗性を向上し、これら性能をバランスよく両立した。
一方、比較例1~3は、特定変性共役ジエン系重合体(SBR1)を含まないため、ウェット性能、ドライ性能、耐摩耗性のいずれかが悪化し、これら性能を両立することができなかった。比較例4は、特定変性共役ジエン系重合体(SBR1)の含有量が少ないため、耐摩耗性が低下した。比較例5は、特定変性共役ジエン系重合体(SBR1)に対する樹脂の配合量が過剰であるため、耐摩耗性が低下した。比較例6は、特定変性共役ジエン系重合体(SBR1)に対する樹脂の配合量が少ないため、ウェット性能およびドライ性能が低下した。比較例7は、充填剤の配合量が少ないため、ウェット性能、ドライ性能、耐摩耗性が低下した。
上記目的を達成する本発明のタイヤ用ゴム組成物は、下記式(1)で表される特定変性共役ジエン系重合体を40質量%以上含有するジエン系ゴムに充填剤および樹脂が配合されたタイヤ用ゴム組成物であって、前記ジエン系ゴム100質量部に対する前記充填剤の総量が75質量部以上であり、前記特定変性共役ジエン系重合体に対する前記樹脂の質量比が1/5~1/2であることを特徴とする。

Claims (5)

  1. 下記式(1)で表される特定変性共役ジエン系重合体を40質量%以上含有するジエン系ゴムに充填剤および樹脂が配合されたタイヤ用ゴム組成物であって、
    前記ジエン系ゴム100質量部に対する前記充填剤の総量が75質量部以上であり、
    前記特定変性共役ジエン系重合体に対する前記樹脂の質量比が1/10~1/2であることを特徴とするタイヤ用ゴム組成物。
    Figure 2023038668000010
    式(1)中、R1は、炭素数1~20のヒドロカルビル基であり、R3は、炭素数1~20のヒドロカルビルオキシ基、または変性若しくは未変性の共役ジエン系重合体鎖であり、R2は、炭素数1~20のアルカンジイル基であり、Zは、下記式(2)または式(3)で表される基である。
    式(1)中、R4は、炭素数1~20のm価のヒドロカルビル基、または窒素原子、酸素原子および硫黄原子からなる群より選択される少なくとも一種の原子を有し、かつ活性水素を有さない炭素数1~20のm価の基である。
    式(1)中、nは1~3の整数であり、mは2~10の整数である。
    Figure 2023038668000011
    Figure 2023038668000012
    式(2)および式(3)中、R5は水素原子またはヒドロカルビル基であり、Polyは、変性または未変性の共役ジエン系重合体鎖である。
    式(2)および式(3)中、「*」はR4に結合する結合手であることを示す。
  2. 前記ジエン系ゴム100質量%中、天然ゴムおよび/またはポリブタジエンゴムを1質量%~40質量%含有することを特徴とする請求項1に記載のタイヤ用ゴム組成物。
  3. 前記充填剤が少なくともシリカを含み、充填剤の総量に占める前記シリカの配合量が60質量%以上であることを特徴とする請求項1または2に記載のタイヤ用ゴム組成物。
  4. 前記シリカの配合量に対して10質量%未満のシランカップリング剤が配合されたことを特徴とする請求項3に記載のタイヤ用ゴム組成物。
  5. 前記樹脂の軟化点が100℃以上であることを特徴とする請求項1~4のいずれかに記載のタイヤ用ゴム組成物。
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