JP2023036218A - 情報処理装置およびプログラム - Google Patents

情報処理装置およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2023036218A
JP2023036218A JP2021143135A JP2021143135A JP2023036218A JP 2023036218 A JP2023036218 A JP 2023036218A JP 2021143135 A JP2021143135 A JP 2021143135A JP 2021143135 A JP2021143135 A JP 2021143135A JP 2023036218 A JP2023036218 A JP 2023036218A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
storage area
data stored
processing
data
processor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2021143135A
Other languages
English (en)
Inventor
俊治 林田
Toshiharu Hayashida
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujifilm Business Innovation Corp filed Critical Fujifilm Business Innovation Corp
Priority to JP2021143135A priority Critical patent/JP2023036218A/ja
Priority to US17/711,315 priority patent/US11778114B2/en
Publication of JP2023036218A publication Critical patent/JP2023036218A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00681Detecting the presence, position or size of a sheet or correcting its position before scanning
    • H04N1/00763Action taken as a result of detection
    • H04N1/00766Storing data
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/44Secrecy systems
    • H04N1/4406Restricting access, e.g. according to user identity
    • H04N1/4433Restricting access, e.g. according to user identity to an apparatus, part of an apparatus or an apparatus function
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/44Secrecy systems
    • H04N1/4406Restricting access, e.g. according to user identity
    • H04N1/4413Restricting access, e.g. according to user identity involving the use of passwords, ID codes or the like, e.g. PIN

Abstract

【課題】格納領域に格納されたデータに対する処理命令を実行する際に、ユーザまたは管理者の意図しない処理が実行されてしまうことを防ぐことが可能な情報処理装置およびプログラムを提供する。【解決手段】情報処理装置のプロセッサは、格納領域に格納されたデータに対して、登録された一連の処理内容を実行する処理命令を自動で実行するように設定することを禁止する、または、格納領域に格納されたデータに対して、処理命令を手動で実行することを禁止する。【選択図】図2

Description

本発明は、情報処理装置およびプログラムに関する。
複合機等の情報処理装置に、親展ボックスやセキュリティボックス等と呼ばれる論理的な格納領域を設け、ファクスデータ、スキャンデータ、印刷データ等を格納することが行われている。また、親展ボックス等の格納領域に対して、登録された一連の処理内容を実行するジョブフローと呼ばれる処理命令を対応付け、格納領域に格納されたデータに対して、対応する処理命令を自動的に実行する、もしくは、ユーザが手動で処理命令を実行する仕組みも知られている(特許文献1参照)。
特開2002-135602号公報
処理命令は、例えば、データのインターネットファックス送信、メール送信、およびプリント等、データの情報を外部に出力することが可能である。そのため、例えば、個人が管理する格納領域に対して、他人がデータを外部に転送する処理命令の自動実行を設定したり、他人が上記処理命令を手動で自動したりすると、格納領域に入ったデータが、ユーザまたは情報処理装置の管理権限を持つ管理者が知らないうちに外部に転送されてしまうなど、セキュリティ上好ましくない状況が発生するおそれがある。
本発明は、格納領域に格納されたデータに対する処理命令を実行する際に、ユーザまたは管理者の意図しない処理が実行されてしまうことを防ぐことが可能な情報処理装置およびプログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1態様の情報処理装置は、プロセッサを備え、前記プロセッサは、格納領域に格納されたデータに対して、登録された一連の処理内容を実行する処理命令を自動で実行するように設定することを禁止する、または、格納領域に格納されたデータに対して、前記処理命令を手動で実行することを禁止する。
本発明の第2態様の情報処理装置は、第1態様の情報処理装置において、前記プロセッサは、格納領域に認証情報を設定し、認証情報による認証が成功した場合、認証情報が設定された格納領域に格納されたデータに対して、前記処理命令を自動で実行するよう設定することを許可する、または、認証情報による認証が成功した場合、認証情報が設定された格納領域に格納されたデータに対して、前記処理命令を手動で実行することを許可する。
本発明の第3態様の情報処理装置は、第1態様の情報処理装置において、前記プロセッサは、格納領域を作成したユーザに、格納領域に格納されたデータに対して、前記処理命令を自動で実行するように設定することを許可する、または、格納領域を作成したユーザに、格納領域に格納されたデータに対して、前記処理命令を手動で実行することを許可する。
本発明の第4態様の情報処理装置は、第1態様から第3態様のいずれか1つの態様の情報処理装置において、前記プロセッサは、格納領域に格納されたデータが、予め設定されたネットワーク内で生成されたデータである場合に、前記処理命令の実行により前記予め設定されたネットワーク外にデータを転送することを禁止する。
本発明の第5態様の情報処理装置は、第1態様から第4態様のいずれか1つの態様の情報処理装置において、前記プロセッサは、格納領域に格納されたデータが、予め設定されたネットワーク外で生成されたデータである場合に、前記処理命令の実行によりデータを転送または印刷することを禁止する。
本発明の第6態様の情報処理装置は、第4態様または第5態様の情報処理装置において、前記予め設定されたネットワークは、ユーザが所属する組織のネットワークである。
本発明の第7態様の情報処理装置は、第1態様から第6態様のいずれか1つの態様の情報処理装置において、前記プロセッサは、格納領域に格納されたデータが、機密情報として設定されている場合に、前記処理命令の実行による特定の処理を禁止する。
本発明の第8態様の情報処理装置は、第1態様から第7態様のいずれか1つの態様の情報処理装置において、前記プロセッサは、格納領域に格納されたデータの作成者と前記処理命令の作成者とが一致している場合に、格納領域に格納されたデータに対して、前記処理命令の実行による特定の処理を許可する。
本発明の第9態様の情報処理装置は、第7態様または第8態様の情報処理装置において、前記特定の処理は、データの転送または印刷である。
本発明の第10態様の情報処理装置は、第1態様から第9態様のいずれか1つの態様の情報処理装置において、前記プロセッサは、ユーザの認証を行わない場合に、格納領域に格納されたデータに対して、特定の管理者により作成された前記処理命令のみを自動で実行するよう設定することを許可する、または、格納領域に格納されたデータに対して、特定の管理者により作成された前記処理命令のみを手動で実行することを許可する。
本発明の第11態様の情報処理装置は、第1態様から第9態様のいずれか1つの態様の情報処理装置において、前記プロセッサは、ユーザの認証を行う場合に、格納領域に格納されたデータに対して、認証されたユーザにより作成された前記処理命令および特定の管理者により作成された前記処理命令のみを自動で実行するよう設定することを許可する、または、格納領域に格納されたデータに対して、認証されたユーザにより作成された前記処理命令および特定の管理者により作成された前記処理命令のみを手動で実行することを許可する。
本発明の第12態様の情報処理装置は、第1態様から第11態様のいずれか1つの態様の情報処理装置において、前記プロセッサは、特定の管理者が、格納領域に格納されたデータに対して、前記処理命令を自動で実行するよう設定した場合、他のユーザによる前記処理命令の変更を禁止する。
本発明の第13態様のプログラムは、格納領域に格納されたデータに対して、登録された一連の処理内容を実行する処理命令を自動で実行するように設定することを禁止するステップ、または、格納領域に格納されたデータに対して、前記処理命令を手動で実行することを禁止するステップをコンピュータに実行させる。
本発明の第1態様の情報処理装置によれば、格納領域に格納されたデータに対する処理命令を実行する際に、ユーザまたは管理者の意図しない処理が実行されてしまうことを防ぐことができる。
本発明の第2態様の情報処理装置によれば、認証を成功させることが可能なユーザまたは管理者の意図しない処理が実行されてしまうことを防ぐことができる。
本発明の第3態様の情報処理装置によれば、格納領域を作成したユーザに、格納領域に格納されたデータに対して、処理命令を自動または手動で実行することを許可することにより、ユーザの利便性を向上させることができる。
本発明の第4態様の情報処理装置によれば、格納領域に格納されたデータが、予め設定されたネットワーク外に流出するのを防ぐことができる。
本発明の第5態様の情報処理装置によれば、外部のネットワークから取得したデータが流出するのを防ぐことができる。
本発明の第6態様の情報処理装置によれば、ユーザが所属する組織のネットワークの外部にデータが流出したり、組織の外部のネットワークから取得したデータが流出するのを防ぐことができる。
本発明の第7態様の情報処理装置によれば、機密情報として設定されているデータに対して、処理を制限することができる。
本発明の第8態様の情報処理装置によれば、データの作成者以外の人が、データの作成者の意図しない処理を実行することを防ぐことができる。
本発明の第9態様の情報処理装置によれば、重要なデータが、データの転送または印刷により外部に流出するのを防ぐことができる。
本発明の第10態様の情報処理装置によれば、管理者の意図しない処理が実行されてしまうことを防ぐことができる。
本発明の第11態様の情報処理装置によれば、ユーザまたは管理者の意図しない処理が実行されてしまうことを防ぐことができる。
本発明の第12態様の情報処理装置によれば、管理者の意図しない処理が実行されてしまうことを防ぐことができる。
本発明の第13態様のプログラムによれば、格納領域に格納されたデータに対する処理命令を実行する際に、ユーザまたは管理者の意図しない処理が実行されてしまうことを防ぐことができる。
本発明の一実施形態の画像形成システムのシステム構成を示す図である。 本発明の一実施形態の画像形成装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態の画像形成装置における親展ボックスの設定画面の一例を示す図である。 本発明の一実施形態の画像形成装置における親展ボックスの操作画面の一例を示す図である。 本発明の一実施形態の画像形成装置における管理者用のジョブフロー設定画面の一例を示す図である。 本発明の一実施形態の画像形成装置における親展ボックスの設定画面の一例を示す図であり、「ジョブフローの関連付け」ボタンをグレーアウト表示にした状態を示す図である。 本発明の一実施形態の画像形成装置における親展ボックスの設定画面の一例を示す図であり、「ジョブフローの関連付け」ボタンを非表示にした状態を示す図である。 本発明の一実施形態の画像形成装置における親展ボックスの操作画面の一例を示す図であり、「ボックス設定」ボタンをグレーアウト表示にした状態を示す図である。 本発明の一実施形態の画像形成装置における親展ボックスの操作画面の一例を示す図であり、「ボックス設定」ボタンを非表示にした状態を示す図である。 本発明の一実施形態の画像形成装置における親展ボックスの操作画面の一例を示す図であり、「ジョブフローを実行する」ボタンをグレーアウト表示にした状態を示す図である。 本発明の一実施形態の画像形成装置における親展ボックスの操作画面の一例を示す図であり、「ジョブフローを実行する」ボタンを非表示にした状態を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための形態例を詳細に説明する。図1は一実施形態の画像形成システムのシステム構成を示す図である。
本実施形態の画像形成システムは、図1に示すように、ネットワーク30により相互に接続された画像形成装置10、および端末装置20により構成される。端末装置20は、印刷データを生成して、ネットワーク30経由にて生成した印刷データを画像形成装置10に対して送信する。画像形成装置10は、端末装置20から送信された印刷データを受け付けて、印刷データに応じた画像を用紙上に出力する。なお、画像形成装置10は、印刷機能、スキャン機能、コピー機能、ファクシミリ機能等の複数の機能を有するいわゆる複合機と呼ばれる装置である。画像形成装置10は、本発明の技術における情報処理装置の一例である。
次に、本実施形態の画像形成システムにおける画像形成装置10のハードウェア構成を図2に示す。
画像形成装置10は、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)11、メモリ12、ハードディスクドライブ等の記憶装置13、ネットワーク30を介して外部の装置等との間でデータの送信及び受信を行う通信インタフェース(IFと略す。)14、タッチパネルまたは液晶ディスプレイ並びにキーボードを含むユーザインタフェース(UIと略す。)装置15、スキャナ16、プリントエンジン17を有する。これらの構成要素は、制御バス18を介して互いに接続されている。
プリントエンジン17は、帯電、露光、現像、転写、および定着などの工程を経て印刷用紙等の記録媒体上に画像を印刷する。
CPU11は、メモリ12または記憶装置13に格納された制御プログラムに基づいて所定の処理を実行して、画像形成装置10の動作を制御するプロセッサである。なお、本実施形態では、CPU11は、メモリ12または記憶装置13内に格納された制御プログラムを読み出して実行するものとして説明するが、当該プログラムをCD-ROM(Compact Disc Read Only Memory)等の記憶媒体に格納してCPU11に提供することも可能である。
本実施形態では、画像形成装置10の記憶装置13に、親展ボックスと呼ばれる論理的な格納領域を設け、この親展ボックスに、ファクスデータ、スキャンデータ、印刷データ等を格納することが可能である。さらに、親展ボックスに対して、登録された一連の処理内容を実行するジョブフローと呼ばれる処理命令を対応付け、親展ボックスに格納されたデータに対して、対応するジョブフローを自動的に実行する、もしくは、ユーザが手動でジョブフローを実行することが可能である。
図3は、親展ボックスの設定画面の一例を示す図である。図3に示すように、親展ボックスは、識別子であるボックス番号により管理されている。また、親展ボックスの設定画面は、親展ボックスの名称を設定するための「ボックス名称」ボタン41、親展ボックスに対するアクセス制限やパスワードを設定するための「アクセス制限/パスワード」ボタン42、親展ボックスに格納されたデータが取り出された後やプリント後にデータを削除するか否かを設定するための「取り出し/プリント後の文書削除」ボタン43、親展ボックスに格納されたデータの保存期間が設定期間以上となった場合にデータを削除するか否かを設定するための「保存期間経過文章の削除」ボタン44、親展ボックスに格納されたデータに対して自動実行させるジョブフローを設定するための「ジョブフローの関連付け」ボタン45、親展ボックスに格納されたデータに対して使用可能なネットワークを設定するための「使用可能なネットワーク」ボタン46等の各種のボタンを備える。これらのボタンには、現在設定されている内容が表示される。
親展ボックスには、親展ボックスを作成したユーザが所有者として設定されており、「アクセス制限/パスワード」ボタン42において、その所有者のみが保存された各種データを閲覧や取り出すことができるように設定したり、管理者または複数人のユーザのみが各種データを閲覧や取り出すことができるように設定したりすることが可能となっている。
また、この親展ボックスは、識別子であるボックス番号により管理されており、処理後のデータを指定した親展ボックスに格納するようなことが可能となっている。
さらに、親展ボックスには、「使用可能なネットワーク」ボタン46において、使用するネットワークを設定することが可能であり、また「ジョブフローの関連付け」ボタン45において、親展ボックスに格納されたデータに対して自動的に実行するジョブフローを設定することが可能となっている。これにより、親展ボックスに格納された文書データや画像データに対して、例えば特定の宛先に転送したり、FAX送信したり、メール送信したりするというようなジョブフローを自動で実行するように設定することができる。
図4は、親展ボックスの操作画面の一例を示す図である。図4に示すように、親展ボックスの操作画面は、親展ボックスの設定画面に遷移するための「ボックス設定」ボタン51、親展ボックス内のデータに対してジョブフローを手動で実行するための「ジョブフローを実行する」ボタン52、親展ボックス内のデータを削除するための「削除」ボタン53、親展ボックス内のデータをプリントするための「プリントする」ボタン54等の各種のボタンを備える。
ここで、例えば、個人が管理する親展ボックスに対して、他人がデータを外部に転送するジョブフローの自動実行を設定したり、他人がデータを外部に転送するジョブフローを手動で実行したりすると、親展ボックスに入ったデータが、親展ボックスの所有者や画像形成装置10の管理権限を持つ管理者が知らないうちに外部に転送されてしまうなど、セキュリティ上好ましくない状況が発生するおそれがある。
そのため、本実施形態において、CPU11は、親展ボックスに格納されたデータに対して、ジョブフローを自動で実行するように設定することを禁止する、または、親展ボックスに格納されたデータに対して、ジョブフローを手動で実行することを禁止する。
すなわち、画像形成装置10の管理権限を持つ管理者が親展ボックスに対して設定したジョブフロー以外のジョブフローを、親展ボックスの設定画面の「ジョブフローの関連付け」ボタンにおいて設定できない、または、親展ボックスの操作画面において、親展ボックスに格納されたデータに対して、ユーザがジョブフローを手動で実行できないようにしている。
このような設定は、例えば、画像形成装置10の管理権限を持つ管理者が、任意に画像形成装置10に対して設定することが可能である。図5は、管理者用のジョブフロー設定画面の一例を示す図である。図5に示すように、管理者用のジョブフロー設定画面は、「一般ユーザのジョブフロー関連付けを禁止する」項目のチェックボックス61、および、「一般ユーザのジョブフローの手動実行を禁止する」項目のチェックボックス62を備える。
管理者用のジョブフロー設定画面は、管理者のみがアクセス可能な設定画面であり、本画面において、「一般ユーザのジョブフロー関連付けを禁止する」項目のチェックボックス61にチェックが付けられた場合、CPU11は、親展ボックスに格納されたデータに対して、ジョブフローを自動で実行するように設定することを禁止する。また、「一般ユーザのジョブフローの手動実行を禁止する」項目のチェックボックス62にチェックが付けられた場合、CPU11は、親展ボックスに格納されたデータに対して、ジョブフローを手動で実行することを禁止する。
親展ボックスに対して設定したジョブフローを変更させないようにするためには、例えば、親展ボックスの設定画面において、図6に示すように「ジョブフローの関連付け」ボタン45をグレーアウト表示にするか、または、図7に示すように「ジョブフローの関連付け」ボタン45を非表示にする等して、「ジョブフローの関連付け」ボタン45を使用できないようにすればよい。
または、親展ボックスの操作画面において、図8に示すように「ボックス設定」ボタン51をグレーアウト表示にするか、または、図9に示すように「ボックス設定」ボタン51を非表示にする等して、「ボックス設定」ボタン51を使用できないようにして、一般ユーザが親展ボックスの設定画面を表示できないようにしてもよい。
また、親展ボックスに格納されたデータに対して、ユーザがジョブフローを手動で実行できないようにするためには、例えば、親展ボックスの操作画面において、図10に示すように「ジョブフローを実行する」ボタン52をグレーアウト表示にするか、または、図11に示すように「ジョブフローを実行する」ボタン52を非表示にする等して、「ジョブフローを実行する」ボタン52を使用できないようにすればよい。
これにより、ユーザまたは管理者の意図しない処理が実行されてしまうことを防ぐことが可能となる。
なお、既に親展ボックスに対してジョブフローの関連付けが行われている状態で、管理者が一般ユーザのジョブフロー関連付けを禁止する設定を行った場合、CPU11は、既に設定されているジョブフローの関連付けをそのまま維持するようにしてもよい。また、CPU11は、既に親展ボックスに対して関連付けされているジョブフローが、管理者が設定したものである場合には、ジョブフローの関連付けをそのまま維持し、一般ユーザが設定したものである場合には、ジョブフローの関連付けを解除するようにしてもよい。
ジョブフローの自動または手動による実行に関しては、下記の態様とすることができる。これらの設定は、上記と同様に、画像形成装置10の管理権限を持つ管理者が、不図示の設定画面において、任意に画像形成装置10に対して設定することが可能である。
例えば、CPU11は、親展ボックスに認証情報を設定し、認証情報による認証が成功した場合、認証情報が設定された親展ボックスに格納されたデータに対して、ジョブフローを自動で実行するよう設定することを許可する、または、認証情報による認証が成功した場合、認証情報が設定された親展ボックスに格納されたデータに対して、ジョブフローを手動で実行することを許可するようにしてもよい。
また、CPU11は、親展ボックスを作成したユーザに、親展ボックスに格納されたデータに対して、ジョブフローを自動で実行するように設定することを許可する、または、親展ボックスを作成したユーザに、親展ボックスに格納されたデータに対して、ジョブフローを手動で実行することを許可するようにしてもよい。
また、CPU11は、親展ボックスに格納されたデータが、予め設定されたネットワーク内で生成されたデータである場合に、ジョブフローの実行により予め設定されたネットワーク外にデータを転送することを禁止するようにしてもよい。
また、CPU11は、親展ボックスに格納されたデータが、予め設定されたネットワーク外で生成されたデータである場合に、ジョブフローの実行によりデータを転送または印刷することを禁止するようにしてもよい。
ここで、「予め設定されたネットワーク」は、一例として、ユーザが所属する組織のネットワークである。
また、CPU11は、親展ボックスに格納されたデータが、機密情報として設定されている場合に、ジョブフローの実行による特定の処理を禁止するようにしてもよい。
また、CPU11は、親展ボックスに格納されたデータの作成者とジョブフローの作成者とが一致している場合に、親展ボックスに格納されたデータに対して、ジョブフローの実行による特定の処理を許可するようにしてもよい。
ここで、「特定の処理」は、一例として、データの転送または印刷である。
また、CPU11は、ユーザの認証を行わない場合に、親展ボックスに格納されたデータに対して、管理者により作成されたジョブフローのみを自動で実行するよう設定することを許可する、または、親展ボックスに格納されたデータに対して、管理者により作成されたジョブフローのみを手動で実行することを許可するようにしてもよい。
また、CPU11は、ユーザの認証を行う場合に、親展ボックスに格納されたデータに対して、認証されたユーザにより作成されたジョブフローおよび管理者により作成されたジョブフローのみを自動で実行するよう設定することを許可する、または、親展ボックスに格納されたデータに対して、認証されたユーザにより作成されたジョブフローおよび管理者により作成されたジョブフローのみを手動で実行することを許可するようにしてもよい。
また、CPU11は、管理者が、親展ボックスに格納されたデータに対して、ジョブフローを自動で実行するよう設定した場合、他のユーザによるジョブフローの変更を禁止するようにしてもよい。
[変形例]
以上、本発明の一実施形態の画像形成システムについて説明してきたが、本発明は上記実施形態に限定されず、適宜変更することもできる。
上記各実施形態において、プロセッサとは広義的なプロセッサを指し、汎用的なプロセッサ(例えばCPU:Central Processing Unit、等)や、専用のプロセッサ(例えばGPU:Graphics Processing Unit、ASIC:Application Specific Integrated Circuit、FPGA:Field Programmable Gate Array、プログラマブル論理デバイス等)を含むものである。
また上記各実施形態におけるプロセッサの動作は、1つのプロセッサによって成すのみでなく、物理的に離れた位置に存在する複数のプロセッサが協働して成すものであってもよい。また、プロセッサの各動作の順序は上記各実施形態において記載した順序のみに限定されるものではなく、適宜変更してもよい。
また、上記実施形態では、画像形成装置に対して本発明を適用した場合を用いて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、種々の情報処理装置に対しても適用することができる。
10 画像形成装置
11 CPU
12 メモリ
13 記憶装置
14 通信インタフェース
15 ユーザインタフェース装置
16 スキャナ
17 プリントエンジン
18 制御バス
20 端末装置
30 ネットワーク

Claims (13)

  1. プロセッサを備え、
    前記プロセッサは、
    格納領域に格納されたデータに対して、登録された一連の処理内容を実行する処理命令を自動で実行するように設定することを禁止する、または、格納領域に格納されたデータに対して、前記処理命令を手動で実行することを禁止する
    情報処理装置。
  2. 前記プロセッサは、
    格納領域に認証情報を設定し、
    認証情報による認証が成功した場合、認証情報が設定された格納領域に格納されたデータに対して、前記処理命令を自動で実行するよう設定することを許可する、または、認証情報による認証が成功した場合、認証情報が設定された格納領域に格納されたデータに対して、前記処理命令を手動で実行することを許可する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記プロセッサは、
    格納領域を作成したユーザに、格納領域に格納されたデータに対して、前記処理命令を自動で実行するように設定することを許可する、または、格納領域を作成したユーザに、格納領域に格納されたデータに対して、前記処理命令を手動で実行することを許可する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記プロセッサは、
    格納領域に格納されたデータが、予め設定されたネットワーク内で生成されたデータである場合に、前記処理命令の実行により前記予め設定されたネットワーク外にデータを転送することを禁止する
    請求項1から3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記プロセッサは、
    格納領域に格納されたデータが、予め設定されたネットワーク外で生成されたデータである場合に、前記処理命令の実行によりデータを転送または印刷することを禁止する
    請求項1から4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記予め設定されたネットワークは、ユーザが所属する組織のネットワークである
    請求項4または5に記載の情報処理装置。
  7. 前記プロセッサは、
    格納領域に格納されたデータが、機密情報として設定されている場合に、前記処理命令の実行による特定の処理を禁止する
    請求項1から6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記プロセッサは、
    格納領域に格納されたデータの作成者と前記処理命令の作成者とが一致している場合に、格納領域に格納されたデータに対して、前記処理命令の実行による特定の処理を許可する
    請求項1から7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. 前記特定の処理は、データの転送または印刷である
    請求項7または8に記載の情報処理装置。
  10. 前記プロセッサは、
    ユーザの認証を行わない場合に、格納領域に格納されたデータに対して、特定の管理者により作成された前記処理命令のみを自動で実行するよう設定することを許可する、または、格納領域に格納されたデータに対して、特定の管理者により作成された前記処理命令のみを手動で実行することを許可する
    請求項1から9のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  11. 前記プロセッサは、
    ユーザの認証を行う場合に、格納領域に格納されたデータに対して、認証されたユーザにより作成された前記処理命令および特定の管理者により作成された前記処理命令のみを自動で実行するよう設定することを許可する、または、格納領域に格納されたデータに対して、認証されたユーザにより作成された前記処理命令および特定の管理者により作成された前記処理命令のみを手動で実行することを許可する
    請求項1から10のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  12. 前記プロセッサは、
    特定の管理者が、格納領域に格納されたデータに対して、前記処理命令を自動で実行するよう設定した場合、他のユーザによる前記処理命令の変更を禁止する
    請求項1から11のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  13. 格納領域に格納されたデータに対して、登録された一連の処理内容を実行する処理命令を自動で実行するように設定することを禁止するステップ、または、格納領域に格納されたデータに対して、前記処理命令を手動で実行することを禁止するステップ
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
JP2021143135A 2021-09-02 2021-09-02 情報処理装置およびプログラム Pending JP2023036218A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021143135A JP2023036218A (ja) 2021-09-02 2021-09-02 情報処理装置およびプログラム
US17/711,315 US11778114B2 (en) 2021-09-02 2022-04-01 Information processing apparatus, method, and non-transitory computer readable medium for enhanced security of privately managed box

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021143135A JP2023036218A (ja) 2021-09-02 2021-09-02 情報処理装置およびプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2023036218A true JP2023036218A (ja) 2023-03-14

Family

ID=85288109

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021143135A Pending JP2023036218A (ja) 2021-09-02 2021-09-02 情報処理装置およびプログラム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US11778114B2 (ja)
JP (1) JP2023036218A (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3951588B2 (ja) 2000-10-24 2007-08-01 富士ゼロックス株式会社 通信端末装置
JP4089706B2 (ja) * 2005-06-15 2008-05-28 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 文書処理装置、文書処理システム及び文書処理プログラム
JP2007237591A (ja) * 2006-03-09 2007-09-20 Canon Inc 印刷装置及びその印刷方法、並びに制御プログラム
JP2008245261A (ja) * 2007-02-26 2008-10-09 Canon Inc 画像処理装置、公開情報送信方法及び公開情報表示方法
KR20100121355A (ko) * 2009-05-08 2010-11-17 삼성전자주식회사 인쇄데이터를 저장하는 방법 및 이를 수행하는 화상형성장치 및 화상형성시스템

Also Published As

Publication number Publication date
US11778114B2 (en) 2023-10-03
US20230064878A1 (en) 2023-03-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8896856B2 (en) Image processing apparatus, control method therefor, and storage medium
US10115044B2 (en) Image processing system and image processing apparatus for sending image data
JP2006092018A (ja) 命令処理装置の認証システム、画像形成装置、認証制御方法及び認証制御プログラム
CN106878144B (zh) 图像处理设备及其控制方法
JP2013109594A (ja) 情報処理装置および複合機
JP4743285B2 (ja) 画像処理システム、画像処理方法、画像処理装置及び画像処理プログラム
US7437022B2 (en) Image data processing apparatus, and image data registration apparatus and attribute information registration apparatus pertaining thereto
JP4814348B2 (ja) 画像読取装置、サーバ装置およびシステム
US20100179965A1 (en) Image processing apparatus and image processing method
US8797565B2 (en) Image processing apparatus
US8117665B2 (en) Data managing method, data managing device and data managing server suitable for restricting distribution of data
JP7124357B2 (ja) 情報処理装置及びプログラム
JP4616578B2 (ja) 画像処理装置およびエントリ情報管理方法
JP2007128234A (ja) 画像形成装置、セキュリティ機能の設定方法、セキュリティ機能を設定するコンピュータプログラム及び記録媒体
JP6065344B2 (ja) 画像処理装置及びプログラム
JP2023036218A (ja) 情報処理装置およびプログラム
JP4715323B2 (ja) 画像処理装置、データ管理プログラムおよびデータ管理方法
JP2006041688A (ja) 画像処理装置、画像処理装置の機能管理方法、機能管理プログラム、及び媒体
US11182116B2 (en) Information processing apparatus and non-transitory computer readable medium
US20240129415A1 (en) Information processing device and program
JP6269998B2 (ja) 情報処理装置、プログラム及び画像処理システム
JP2005222464A (ja) 情報処理装置
JP2023175492A (ja) 画像形成装置及び画像形成装置のユーザ登録方法
JP2023112964A (ja) 情報処理装置及びプログラム
JP2005191980A (ja) データ処理装置及び画像形成装置