JP2023035774A - 研削工具 - Google Patents

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JP2023035774A
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高弘 川上
Takahiro Kawakami
優 江藤
Masaru Eto
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Abstract

【課題】製品サイズのコンパクト化を維持しつつ、効果的な振動低減を可能とする。【解決手段】グラインダ1は、モータ8を収容したモータハウジング2と、モータハウジング2を挟んで互いにネジ止めされる一対の半割ハウジング5a,5bと、を含み、半割ハウジング5a,5b同士のネジ止めは、各半割ハウジング5a,5bにそれぞれ設けた左ネジボス32及び右ネジボス36を、モータハウジング2の案内筒部31に貫通させると共に、左右ネジボス32,36の軸線方向で案内筒部31と左右ネジボス32,36との間にゴムリング40を介在させた状態で行われている。【選択図】図5

Description

本開示は、グラインダ等の研削工具に関する。なお、本開示における「研削」は、「研磨」も含む概念である。
グラインダ等の研削工具においては、作業時に発生する振動を低減する対策が施されている。例えば特許文献1には、モータを収容するモータハウジングに左右2分割のハンドルをネジ止めする構造において、ハンドルに設けたネジボスとモータハウジングに設けた受け入れ部との間に筒状の振動減衰部材を介在させた発明が開示されている。
欧州特許出願公開第2251151号明細書
上記特許文献1の防振構造では、ネジボスに振動防振部材を外装させることでネジ止め部分が径方向に大きくなり、製品サイズの増大に繋がるおそれがある。
そこで、本開示は、製品サイズのコンパクト化を維持しつつ、効果的な振動低減が可能となる研削工具を提供することを目的としたものである。
上記目的を達成するために、本開示の第1の構成は、モータを収容したモータハウジングと、
前記モータハウジングを挟んで互いにネジ止めされる一対の半割ハウジングと、を含み、
前記半割ハウジング同士のネジ止めは、各前記半割ハウジングにそれぞれ設けたネジボスを前記モータハウジングに貫通させると共に、前記ネジボスの軸線方向で前記モータハウジングと各前記ネジボスとの間に弾性部材を介在させた状態で行われていることを特徴とする。
上記目的を達成するために、本開示の第2の構成は、モータを収容したモータハウジングと、
前記モータハウジングを挟んで互いにネジ止めされる一対の半割ハウジングと、を含み、
前記半割ハウジング同士のネジ止めは、両端にネジ部を設けたシャフトを前記モータハウジングに貫通させると共に、前記一対の半割ハウジングに保持される一対のナットを前記両端のネジ部にそれぞれ螺合させることで行われ、
前記モータハウジングと各前記半割ハウジングとの間に弾性部材が介在されていることを特徴とする。
本開示によれば、一対の半割ハウジングを組み付けるネジボス又はシャフトの軸線方向でモータハウジングと半割ハウジングとの間に弾性部材を介在させるので、半割ハウジングのネジ止め部分が径方向に大きくならない。よって、製品サイズのコンパクト化を維持しつつ、効果的な振動低減が可能となる。
実施例1のグラインダの斜視図である。 実施例1のグラインダの側面図である。 実施例1のグラインダの中央縦断面図である。 前グリップ部のネジ止め部分の分解斜視図である。 図2のA-A線拡大断面図である。 図2のB-B線拡大断面図である。 実施例2のグラインダの側面図である。 実施例2のグラインダの一部中央縦断面図である。 前グリップ部のネジ止め部分の分解斜視図である。 図7のC-C線拡大断面図である。 実施例3のグラインダの斜視図である。 実施例3グラインダの側面図である。 グリップハウジングの前側部分の分解斜視図である。 図12のD-D線拡大部分断面図である。 図12のE-E線拡大断面図である。 図12のF-F線拡大断面図である。
本開示の第1の構成の一実施形態において、モータハウジングの前方に出力軸を有し、半割ハウジングは、左右一対であり、ネジボスの軸線方向は、モータハウジングの左右方向であってもよい。
この構成によれば、左右の半割ハウジング同士の組み付けを利用して弾性部材を挟持固定できる。
本開示の第1の構成の一実施形態において、弾性部材は、モータハウジングの左右に設けられていてもよい。
この構成によれば、左右にバランスよく振動低減効果が得られる。
本開示の第1の構成の一実施形態において、ネジボスは、モータハウジングの上下方向で各半割ハウジングに2カ所ずつ設けられていてもよい。
この構成によれば、上下にバランスよく振動低減効果が得られる。
本開示の第1の構成の一実施形態において、モータハウジングは、筒形であってもよい。
この構成によれば、モータハウジングと半割ハウジングとの一体性が高まる。
本開示の第1の構成の一実施形態において、モータハウジングの左右両側で各半割ハウジングとの間に、第2の弾性部材が介在されていてもよい。
この構成によれば、より高い振動低減効果が得られる。
本開示の第1の構成の一実施形態において、モータハウジングと各半割ハウジングとに、モータハウジングと各半割ハウジングとが所定量相対移動した際に互いに当接する移動規制部がそれぞれ設けられていてもよい。
この構成によれば、落下等の衝撃が加わった際のネジボス等の破損のおそれが低減される。
本開示の第2の構成の一実施形態において、弾性部材は、シャフトの外周とモータハウジングとの間に介在されていてもよい。
この構成によれば、シャフトを介して半割ハウジングに伝わる振動が低減され、振動低減効果が高まる。
本開示の第2の構成の一実施形態において、モータハウジングは、前側に出力軸を有し、半割ハウジングは、左右一対であり、シャフトは、モータハウジングを左右方向に貫通しており、モータハウジングの左右で各半割ハウジングとの間に、第2の弾性部材がシャフトの軸線方向に介在されて、第2の弾性部材は、シャフトの径方向で弾性部材とオーバーラップしていてもよい。
この構成によれば、左右にバランスよく振動低減効果が得られると共に、弾性部材と第2の弾性部材との重なりによって高い振動低減効果を得ることができる。
本開示の第2の構成の一実施形態において、モータハウジングの左右両側で各半割ハウジングとの間に、第3の弾性部材が介在されていてもよい。
この構成によれば、より高い振動低減効果が得られる。
本開示の一実施形態において、モータハウジングと一対の半割ハウジングとの何れか一方のハウジングの外面に、当該外面を被覆する弾性体が設けられており、弾性体には、他方のハウジング側へ突出して他方のハウジングに当接し、両ハウジング間をシールするシール部が設けられていてもよい。
この構成によれば、防振のためにモータハウジングと半割ハウジングとの間に隙間があっても粉塵等の異物の侵入を効果的に防止できる。特に、ハウジングの外面を被覆する弾性体を利用してシール部を形成するので、シール部を低コストで簡単に得ることができる。
本開示の一実施形態において、弾性体及びシール部は、一対の半割ハウジングに設けられていてもよい。
この構成によれば、半割ハウジングの製造時にシール部を一体形成できる。
本開示の一実施形態において、シール部は、モータハウジング側へ延びてモータハウジングに当接していてもよい。
この構成によれば、振動が発生するモータハウジングに対して好適なシールが可能となる。
以下、本開示の第1の構成に係る実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、研削工具の一例であるグラインダを示す斜視図である。図2は側面図、図3は中央縦断面図である。
グラインダ1は、前後方向に延びるモータハウジング2を有する。モータハウジング2の前側には、正面視四角形状の中間ハウジング3が組み付けられている。中間ハウジング3の前側には、ギヤハウジング4が組み付けられている。モータハウジング2の後部には、前後方向に延びるグリップハウジング5が組み付けられている。
モータハウジング2は、円筒形の後ハウジング部6と、正面視四角形状の前ハウジング部7とを有している。後ハウジング部6内にモータ8が収容されている。前ハウジング部7は、ギヤハウジング4の前方からねじ込まれる図示しないネジにより、中間ハウジング3を介してギヤハウジング4に連結されている。
モータ8は、筒状のステータ9と、ステータ9を貫通するロータ10とを有するインナロータ型のブラシレスモータである。ステータ9は、後ハウジング部6内に収容されている。ロータ10は、軸心に回転軸11を備えている。回転軸11は、前後方向に延びて、後端は、後ハウジング部6の後部に軸受12を介して支持されている。後ハウジング部6の後面中央には、軸受12を保持する背面視円形の軸受保持部13が突設されている。回転軸11の前部は、前ハウジング部7及び中間ハウジング3を貫通してギヤハウジング4内に突出している。中間ハウジング3内で回転軸11には、ファン14が固定されている。ギヤハウジング4内で回転軸11の前端には、第1ベベルギヤ15が固定されている。
ギヤハウジング4内には、下向きに突出するスピンドル16が軸支されている。スピンドル16には、第1ベベルギヤ15に噛合する第2ベベルギヤ17が固定されている。
スピンドル16の下端には、円盤状の先端工具(例えば砥石)18が直交状に装着される。ギヤハウジング4の下部には、先端工具18の後部を上方及び後方から覆う平面視半円形状のホイールカバー19が取り付けられている。
グリップハウジング5は、前グリップ部20と、中グリップ部21と、後グリップ部22とを有する。前グリップ部20は、前方へ拡開し、モータハウジング2の後ハウジング部6の外側に組み付けられる。中グリップ部21は、前グリップ部20よりも小径で、内部にスイッチ23を収容している。後グリップ部22は、後方へ拡開し、内部にコントローラ24及び端子台25を収容している。後グリップ部22には、電源となるバッテリパック26が装着されている。
モータハウジング2及びグリップハウジング5の下側には、スイッチレバー27が設けられている。スイッチレバー27は、前端が後ハウジング部6の下面へ回転可能に連結されて中グリップ部21の下面まで後方に延びている。スイッチレバー27の上側への押し込み操作でスイッチ23がONする。
グリップハウジング5は、左右の半割ハウジング5a,5bからなる。右側の半割ハウジング5bの右側から複数のネジ30,30・・を左側の半割ハウジング5aへねじ込むことで半割ハウジング5a,5b同士が連結される。ネジ止めは、前グリップ部20で上下に2カ所、中グリップ部21で1カ所、後グリップ部22で上下に2カ所となっている。
図4及び図5に示すように、前グリップ部20のネジ止め箇所では、後ハウジング部6の後面に、上下一対の案内筒部31,31が一体に形成されている。案内筒部31は、等径で左右方向に延びている。案内筒部31,31は、軸受保持部13の上下に配置されて、軸受12及び軸受保持部13と上下方向にオーバーラップしている。
前グリップ部20において、左側の半割ハウジング5aの内面には、案内筒部31,31と同軸で右側へ突出する上下一対の左ネジボス32,32が一体に形成されている。各左ネジボス32は、根元となる左側が左大径部33、右側が左小径部34となる2段径の筒状となっている。左大径部33は、案内筒部31と同径である。左小径部34は、案内筒部31に遊挿可能な外径で、内部に雌ネジ35が形成されている。左小径部34は、左右方向の中央よりも右側に長く形成されている。
右側の半割ハウジング5bの内面には、案内筒部31,31と同軸で左側へ突出する上下一対の右ネジボス36,36が上下に形成されている。各右ネジボス36は、根元となる右側が右大径部37、左側が右小径部38となる2段径の筒状となっている。右大径部37は、案内筒部31と同径で、半割ハウジング5bの右側面に開口している。右小径部38は、案内筒部31に遊挿可能な外径で、左小径部34よりも短く形成されている。
前グリップ部20において、左右の半割ハウジング5a,5bは、上下の左ネジボス32,32の左小径部34,34と上下の右ネジボス36,36の右小径部38,38とをそれぞれ左右から案内筒部31,31に挿入して組み付けられる。この状態で左小径部34,34と右小径部38,38の端面同士が案内筒部31,31内で近接又は当接する。このとき左大径部33,33と右大径部37,37とは、案内筒部31,31の端面に当接せず、左右方向に離間している。
各左ネジボス32の左小径部34と、各右ネジボス36の右小径部38とには、ゴムリング40,40・・がそれぞれ外装されている。各ゴムリング40は、外径が案内筒部31と同径で、軸方向の長さは、組み付け状態での案内筒部31と左大径部33及び右大径部37との左右方向の間隔よりもやや長くなっている。
前グリップ部20をネジ止めする際は、右ネジボス36,36の右大径部37,37の開口に、右側からネジ30,30を差し込む。そして、ネジ30,30を、左ネジボス32,32の左小径部34,34の雌ネジ35,35にねじ込む。すると、案内筒部31,31の左右の各ゴムリング40は、左大径部33及び右大径部37との間で軸方向に圧縮される。こうして左ネジボス32,32と右ネジボス36,36とは、案内筒部31,31との間にゴムリング40,40を介在させた状態でネジ止めされることになる。
なお、前グリップ部20以外のネジ止め箇所では、案内筒部31及びゴムリング40がない点を除いて左ネジボス32と右ネジボス36とによって同様にネジ止めされる。
図6にも示すように、前グリップ部20のネジ止め箇所より前方で後ハウジング部6と前グリップ部20との間には、左右一対のゴムシート41,41が介在されている。ゴムシート41,41は、後ハウジング部6の周方向に伸びる帯板状となっている。後ハウジング部6の左右の外周面には、ゴムシート41,41の外形状に合わせて周方向に延びる一対の内側凹部42,42が形成されている。前グリップ部20の左右の内周面には、ゴムシート41,41の外形状に合わせて周方向に延びる一対の外側凹部43,43が形成されている。各ゴムシート41は、内側凹部42と外側凹部43とに跨がって嵌合して後ハウジング部6と前グリップ部20との間に位置決めされる。各ゴムシート41は、前グリップ部20を組み付けると、内側凹部42と外側凹部43との間で径方向に圧縮される。
よって、後ハウジング部6と前グリップ部20とは、各ゴムリング40及び各ゴムシート41を介在させた状態で組み付けられる。
以上の如く構成されたグラインダ1は、グリップハウジング5の中グリップ部21を把持した手でスイッチレバー27を押し込み操作してスイッチ23をONさせる。すると、コントローラ24がモータ8のステータ9に駆動電流を供給してロータ10を回転させる。よって、回転軸11の回転が第1、第2ベベルギヤ15,17を介してスピンドル16に伝達され、先端工具18を回転させる。こうして回転する先端工具18で被加工材の研削等が可能となる。
この作業時には、先端工具18やモータ8に起因する振動が発生することがある。しかし、モータハウジング2とグリップハウジング5との間には、ゴムリング40及びゴムシート41が介在されているので、グリップハウジング5へ伝わる振動が低減される。よって、作業者の手に振動による不快感が生じにくくなる。
特に、ゴムリング40は、モータハウジング2側の案内筒部31とグリップハウジング5側の左右ネジボス32,36との間で左右ネジボス32,36の軸線方向に配置されているので、ゴムリング40を設けてもネジ止め部分が径方向に大きくならずに済む。
このように、上記実施例1のグラインダ1は、モータ8を収容したモータハウジング2と、モータハウジング2を挟んで互いにネジ止めされる一対の半割ハウジング5a,5bと、を含む。そして、半割ハウジング5a,5b同士のネジ止めは、各半割ハウジング5a,5bにそれぞれ設けた左ネジボス32及び右ネジボス36(ネジボス)を、モータハウジング2の案内筒部31に貫通させると共に、左右ネジボス32,36の軸線方向で案内筒部31と左右ネジボス32,36との間にゴムリング40(第1の構成における弾性部材)を介在させた状態で行われている。
この構成によれば、製品サイズのコンパクト化を維持しつつ、効果的な振動低減が可能となる。
特に、グラインダ1は、モータハウジング2の前方にスピンドル16(出力軸)を有し、半割ハウジング5a,5bは、左右一対であり、左右ネジボス32,36の軸線方向は、モータハウジング2の左右方向となっている。
よって、左右の半割ハウジング5a,5b同士の組み付けを利用してゴムリング40を挟持固定できる。
ゴムリング40は、案内筒部31の左右に設けられている。
よって、左右にバランスよく振動低減効果が得られる。
左右ネジボス32,36は、モータハウジング2の上下方向で各半割ハウジング5a,5bに2カ所ずつ設けられている。
よって、上下にバランスよく振動低減効果が得られる。
モータハウジング2は、筒形である。
よって、モータハウジング2と半割ハウジング5a,5bとの一体性が高まる。
モータハウジング2の左右両側で各半割ハウジング5a,5bとの間に、ゴムシート41(第1の構成における第2の弾性部材)が介在されている。
よって、より高い振動低減効果が得られる。
なお、実施例1において、前グリップ部のネジ止め箇所は、上下2カ所に限らない。ネジ止め箇所は、1カ所でもよいし、3カ所以上設けてもよい。ネジ止め箇所は、モータハウジングの後面に限らず、モータハウジングの上面や下面に設けてもよい。ネジ止めの向きは、左右逆でもよい。ネジボスの長さも左右逆としてもよいし、ネジボスの左右の長さを同じにしてもよい。
案内筒部と左右ネジボスとの間のゴムリングは、案内筒部と左右ネジボスとの間隔に応じて長さや径を適宜変更できる。複数のゴムリングを軸線方向に重ねてもよい。弾性部材としてはゴム以外の材料も採用できる。
上記例では、前グリップ部のネジ止め箇所にのみゴムリングを設けているが、ゴムリングとの弾性部材は、中グリップ部等の他のネジ止め箇所にも設けてよい。
ゴムシートは、左右でなく上下に配置してもよいし、上下左右にそれぞれ配置してもよい。第2の弾性部材は、ゴム以外の材質も採用できる。但し、第2の弾性部材は省略可能である。
次に、本開示の第2の構成に係る実施例を説明する。但し、実施例1と同じ構成部には同じ符号を付して重複する説明は省略する。
図7は、グラインダの側面図、図8は一部縦断面図、図9は前グリップ部のネジ止め部分の分解斜視図である。
グラインダ1Aにおいても、前グリップ部20のネジ止めは上下2カ所で行われる。ここではネジボスとネジとを用いず、案内筒部31,31に差し込まれるシャフト50,50と、左右の半割ハウジング5a,5bにそれぞれ保持されるナット51,51とが用いられている。
シャフト50は、左右両端にネジ部52,52を有した金属製である。各ネジ部52の左右内側には、図10にも示すように、左右中央へ向かうに従って段階的に大径となる中径部53とフランジ部54とが形成されている。左側の中径部53には、面取部55,55が形成されている。左右のフランジ部54,54の間は、ネジ部52と同径の細径部56となっている。細径部56には、ゴムスリーブ57が外装されている。ゴムスリーブ57の外径は、フランジ部54と同径となっている。シャフト50,50は、ゴムスリーブ57ごと案内筒部31,31内に挿入されている。この状態で各シャフト50は、ゴムスリーブ57の左右両端から先端部分を案内筒部31から左右両側に突出させている。
半割ハウジング5a,5bには、シャフト50,50と同軸の受け部60,60がそれぞれ形成されている。各受け部60は、左右外側を開口して内面側に突出する筒状で、内面側の外径は、案内筒部31と同径となっている。各受け部60の内面側には、シャフト50の中径部53が嵌合する有底孔61が形成されている。左側の有底孔61には、左側の中径部53の面取部55,55に合わせた面取部62,62が形成されている。有底孔61の底面中心には、ネジ部52が貫通する貫通孔63が形成されている。
左右の半割ハウジング5a,5bを組み付ける際、各シャフト50は、左側の面取部55,55を受け部60の面取部62,62に嵌合させて行う。すると、各シャフト50は、回り止めされた状態で左右のネジ部52,52を受け部60,60内に突出させる。このとき左右の受け部60,60は、案内筒部31の両端に当接せず、左右方向に離間している。
ここでのゴムリング40は、案内筒部31と左右の受け部60,60との間でシャフト50の左右に外装されている。各ゴムリング40の軸方向の長さは、組み付け状態で案内筒部31と受け部60との左右方向の間隔よりもやや長くなっている。
ナット51,51は、左右の受け部60,60内に外側から挿入されている。各ナット51は、受け部60内に突出するネジ部52にそれぞれねじ込まれる。すると、左右の半割ハウジング5a,5bは、シャフト50の左右の中径部53,53に押圧されて固定される。この状態で、案内筒部31の左右のゴムリング40,40は、左右の受け部60,60との間で軸方向に圧縮される。ゴムリング40,40は、シャフト50のゴムスリーブ57とフランジ部54とに跨がって外装され、両者と径方向にオーバーラップしている。
こうして左右の半割ハウジング5a,5bは、受け部60,60と案内筒部31との間にゴムリング40,40を介在させた状態でシャフト50及びナット51によって固定されることになる。
シャフト50の前側で後ハウジング部6と前グリップ部20との間にも、左右にゴムシート41,41が介在されている。
以上の如く構成されたグラインダ1Aにおいて、作業時には、先端工具18やモータ8に起因する振動が発生することがある。しかし、モータハウジング2とグリップハウジング5との間には、ゴムリング40及びゴムシート41が介在されているので、グリップハウジング5へ伝わる振動が低減される。よって、作業者の手に振動による不快感が生じにくくなる。
特に、ゴムリング40は、モータハウジング2側の案内筒部31とグリップハウジング5側の左右の受け部60,60との間でシャフト50の軸線方向に配置されているので、ゴムリング40を設けてもネジ止め部分が径方向に大きくならずに済む。
また、後ハウジング部6の案内筒部31とシャフト50との間には、ゴムスリーブ57が介在されているので、後ハウジング部6側からシャフト50を介してグリップハウジング5に伝わる振動も低減される。
このように、上記実施例2のグラインダ1Aは、モータ8を収容したモータハウジング2と、モータハウジング2を挟んで互いにネジ止めされる一対の半割ハウジング5a,5bと、を含む。また、半割ハウジング5a,5b同士のネジ止めは、両端にネジ部52,52を設けたシャフト50をモータハウジング2の案内筒部31に貫通させると共に、一対の半割ハウジング5a,5bに保持される一対のナット51,51を両端のネジ部52,52にそれぞれ螺合させることで行われる。そして、案内筒部31と各半割ハウジング5a,5bとの間にゴムスリーブ57(第2の構成における弾性部材)が介在されている。
この構成によれば、製品サイズのコンパクト化を維持しつつ、効果的な振動低減が可能となる。
特に、ゴムスリーブ57は、シャフト50の外周と案内筒部31との間に介在されている。
よって、シャフト50を介してグリップハウジング5に伝わる振動が低減され、振動低減効果が高まる。
モータハウジング2は、前側にスピンドル16(出力軸)を有し、半割ハウジング5a,5bは、左右一対であり、シャフト50は、案内筒部31を左右方向に貫通している。そして、案内筒部31の左右で半割ハウジング5a,5bの間に、ゴムリング40,40(第2の弾性部材)がシャフト50の軸線方向に介在されて、ゴムスリーブ57は、シャフト50の径方向でゴムリング40とオーバーラップしている。
よって、左右にバランスよく振動低減効果が得られると共に、ゴムリング40とゴムスリーブ57との重なりによって高い振動低減効果を得ることができる。
モータハウジング2の左右両側で各半割ハウジング5a,5bとの間に、ゴムシート41,41(第2の構成における第3の弾性部材)が介在されている。
よって、より高い振動低減効果が得られる。
なお、実施例2において、シャフトは上下一対に限らない。シャフトは、1本のみでもよいし、逆に3本以上設けてもよい。シャフトの設置位置もモータハウジングの後面に限らず、モータハウジングの上面や下面に設けることもできる。
シャフトの回り止めは、受け部との間で行わなくてもよい。シャフトの回り止めは、例えば案内筒部の貫通孔に面取部を設ける等してモータハウジングとの間で行ってもよい。
ゴムスリーブは、シャフトの径方向でゴムリングとオーバーラップしていなくてもよい。ゴムスリーブは、軸方向に分割されていてもよい。
上記例では、シャフト及びナット、ゴムリングによるネジ止めを前グリップ部のみで行っているが、中グリップ部等の他のネジ止め箇所でも同様のネジ止めを行ってもよい。
ゴムスリーブ等の弾性部材、ゴムリング等の第2の弾性部材、ゴムシート等の第3の弾性部材は、ゴム以外の材料も採用できる。第2の弾性部材及び第3の弾性部材を省略することもできる。
図11は、グラインダの後方からの斜視図、図12は、グラインダの側面図、図13は、グリップハウジングの前側部分の分解斜視図である。
ここに示すグラインダ1Bも、上記実施例1のグラインダ1と同じ振動低減構造を備えている。すなわち、図16に示すように、前グリップ部20における半割ハウジング5a,5b同士のネジ止めは、各半割ハウジング5a,5bにそれぞれ設けた左ネジボス32及び右ネジボス36を、モータハウジング2の案内筒部31に貫通させると共に、左右ネジボス32,36の軸線方向で案内筒部31と左右ネジボス32,36との間にゴムリング40を介在させた状態で行われている。
また、モータハウジング2の左右両側で各半割ハウジング5a,5bとの間に、ゴムシート41がそれぞれ介在されている。
本例では、モータハウジング2とグリップハウジング5との間に形成される隙間をシールするシール構造が設けられている点が、まず実施例1と異なっている。
半割ハウジング5a,5bにおいて、正面視半円状の前端部65は、エラストマ80によって全周に亘って被覆されている。エラストマ80は、図14及び図15に示すように、前端部65の外面を覆う外面部81と、前端部65の内面を覆う内面部82と、前端部65の前面を覆う前面部83とを含んでいる。
前端部65において、周方向の両端には、切欠き66,66が形成されている。前端部65の周方向の中間部には、径方向に貫通孔67が形成されている。外面部81と内面部82とは、周方向の両端では、切欠き66,66に充填されるエラストマからなる連結部84を介して互いに繋がっている。また、外面部81と内面部82とは、周方向の中間部では、貫通孔67に充填されるエラストマからなる連結部85を介して互いに繋がっている。
前面部83には、シール部86が設けられている。シール部86は、前面部83の径方向内側寄りの位置から前方へ突出し、前面部83の周方向全長に亘って帯状に形成されている。
半割ハウジング5aの内面で左ネジボス32,32の間には、周方向に延びる突条からなる外ストッパ70が形成されている。同様に、半割ハウジング5bの内面で右ネジボス36,36の間にも、周方向に延びる外ストッパ70が形成されている。
モータハウジング2の後ハウジング部6は、前ハウジング部7に繋がる前半部71と、グリップハウジング5が組み付けられる後半部72とを有している。後半部72は、前半部71よりも小径となっている。前半部71の後面には、グリップハウジング5の前端に対向するリング状の対向面73が形成されている。
後ハウジング部6の後面で左右両側には、後方へ突出する一対の規制片74,74が設けられている。各規制片74は、半割ハウジング5a,5bの外ストッパ70に対応して外ストッパ70の径方向内側に位置する。各規制片74の後端には、周方向に延びる突条からなる内ストッパ75がそれぞれ形成されている。内ストッパ75は、外ストッパ70よりも後方で径方向外側に突出して、前後方向で見て外ストッパ70とオーバーラップする。外ストッパ70,70の前側で後ハウジング部6の後面左右には、規制片74,74よりも径方向外側に位置する段部76,76が形成されている。段部76,76も前後方向で外ストッパ70,70とオーバーラップする。後ハウジング部6の後面には、軸受保持部13と規制片74,74とを繋ぐ上下一対のリブ77,77が左右対称に形成されている。
グラインダ1Bにおいて、実施例1と同様に前グリップ部20を後ハウジング部6の後半部72にネジ止めして半割ハウジング5a,5b同士を組み付ける。すると、半割ハウジング5a,5bの前端部65,65及びエラストマ80,80は、上端同士で互いに当接する。前端部65,65及びエラストマ80,80の下端は、スイッチレバー27の側面にそれぞれ近接する。シール部86は、前方への突出長さが、前半部71の対向面73とエラストマ80の前面部83との前後方向の隙間S1(図14)よりも大きくなっている。よって、シール部86は、前端が対向面73に当接することで外向きに撓み、前後方向に縮んだ状態となる。このため前面部83と対向面73との隙間S1は、シール部86でシールされることになる。この組み付け状態で後半部72とシール部86の内面部82との間には、径方向に隙間S2が形成されている。
半割ハウジング5a,5bに設けた外ストッパ70,70は、前後方向で、後ハウジング部6の後面の段部76,76と規制片74,74の内ストッパ75,75との間に位置する。よって、モータハウジング2とグリップハウジング5とは、外ストッパ70が内ストッパ75と段部76とに前後で当接する範囲で相対移動可能となる。組み付け状態で、外ストッパ70と内ストッパ75との前後方向のクリアランスC1は、外ストッパ70と段部76との前後方向のクリアランスC2よりも小さくなっている。クリアランスC2は、隙間S1よりも小さくなっている。
以上の如く構成されたグラインダ1Bにおいても、モータハウジング2とグリップハウジング5との間には、ゴムリング40及びゴムシート41が介在されているので、グリップハウジング5へ伝わる振動が低減される。よって、作業者の手に振動による不快感が生じにくくなる。
特に、グリップハウジング5の各エラストマ80には、モータハウジング2に当接して隙間S1をシールするシール部86がそれぞれ設けられているので、隙間S1から粉塵等が侵入しにくくなる。また、モータハウジング2が振動してグリップハウジング5に対して前後移動等しても、シール部86が弾性変形することで追従し、シール性を維持できる。なお、エラストマ80の内面部82は、隙間S2によってモータハウジング2と非接触であるため、モータハウジング2の振動がエラストマ80を介してグリップハウジング5に伝わることもない。
そして、モータハウジング2に対してグリップハウジング5が後方に相対移動した際、その移動量が外ストッパ70と内ストッパ75との間のクリアランスC1に達すると、外ストッパ70と内ストッパ75とが当接することでクリアランスC1以上の相対移動を規制する。一方、モータハウジング2に対してグリップハウジング5が前方に相対移動した際、その移動量が外ストッパ70と段部76との間のクリアランスC2に達すると、外ストッパ70と段部76とが当接することでクリアランスC2以上の相対移動を規制する。但し、グリップハウジング5の前方への相対移動では、シール部86が隙間S1内で圧縮されるため、シール部86の長さや厚み等によっては、移動量がクリアランスC2に達する前にシール部86の弾性変形によって相対移動が規制される。
よって、落下等の衝撃によって高荷重が加わっても、左右ネジボス32,36に荷重が集中せず、両ストッパ70,75からモータハウジング2及びグリップハウジング5に分散できる。このため、左右ネジボス32,36の損傷を効果的に防止できる。
このように、上記実施例3のグラインダ1Bにおいても、製品サイズのコンパクト化を維持しつつ、効果的な振動低減が可能となる等、実施例1と同様の作用効果が得られる。
特に、半割ハウジング5a,5bの外面に、当該外面を被覆するエラストマ80(弾性体の一例)がそれぞれ設けられており、各エラストマ80には、モータハウジング2側へ突出してモータハウジング2に当接し、モータハウジング2とグリップハウジング5との間をシールするシール部86が設けられている。
よって、防振のためにモータハウジング2とグリップハウジング5との間に隙間S1があっても粉塵等の異物の侵入を効果的に防止できる。特に、半割ハウジング5a,5bの外面を被覆するエラストマ80を利用してシール部86を形成するので、シール部86を低コストで簡単に得ることができる。
シール部86は、半割ハウジング5a,5bに設けられているので、半割ハウジング5a,5bの製造時にシール部86を一体形成できる。
シール部86は、モータハウジング2側へ延びてモータハウジング2に当接しているので、振動が発生するモータハウジング2に対して好適なシールが可能となる。
モータハウジング2と半割ハウジング5a,5bとに、モータハウジング2と半割ハウジング5a,5bとが所定量相対移動した際に互いに当接する外ストッパ70、内ストッパ75、段部76(移動規制部の一例)がそれぞれ設けられている。
よって、落下等の衝撃が加わった際の左右ネジボス32,36等の破損のおそれが低減される。
なお、実施例3において、半割ハウジングの表裏でのエラストマの結合は、上記例に限らない。例えば貫通孔の数を増やしたり、切欠きと貫通孔との一方を省略したりしてもよい。
エラストマは、外面部が半割ハウジングの後部側へ伸びて形成されていてもよい。内面部及び/又は前面部はなくてもよい。この場合、外面部からシール部を連続状に形成すればよい。
シール部は、径方向に複数(例えば二重)形成してモータハウジングに当接させてもよい。
上記例では、エラストマ及びシール部を半割ハウジングに設けているが、モータハウジングに設けて、シール部を半割ハウジングの前端部に当接させてもよい。
シール部を形成する弾性体は、エラストマに限らない。
シール部に係る構造は、実施例1の振動低減構造に限らず、実施例2の振動低減構造にも適用できる。
また、シール部に係る構造は、第1のハウジングと、第2のハウジングに対して相対移動可能に組み付けられる第2のハウジングとを有し、組み付け状態で第1のハウジングと第2のハウジングとの間に隙間が形成される電動工具であって、第1のハウジングと第2のハウジングとの何れか一方の外面に、当該一方のハウジングの外面を被覆する弾性体が設けられていれば、同様に適用できる。すなわち、当該弾性体に、他方のハウジング側へ突出して当該他方のハウジングに当接し、両ハウジング間をシールするシール部を設ければ、弾性体を利用してシール部が簡単に形成でき、ハウジング間への異物の侵入を効果的に防止可能となる。
この場合も弾性体は、ハウジングの内面側にも形成されると共に、ハウジングを厚み方向に貫通してハウジングの表裏で結合されていてもよい。
一方、移動規制部に係る構造も適宜変更可能である。
例えば、外ストッパは、周方向に短くしたり、周方向に並ぶ複数の突起によって形成したりしてもよい。内ストッパも、周方向に長くしたり、周方向に並ぶ複数の突起によって形成したりしてもよい。段部に代えて、規制片の外面へ周方向に突条又は突起を設けてもよい。
規制片をなくして、モータハウジングの外面に、外ストッパの前後に位置する一対の内ストッパを設けてもよい。
移動規制部は、外ストッパと内ストッパ及び段部とによる構造に限らない。例えば、半割ハウジングの内面に周方向の溝を設け、モータハウジングの外面に周方向のリブを設けてリブを溝内に位置させてもよい。この場合も溝の前後の内面にリブを当接させて両ハウジングの相対移動範囲を規制することができる。
その他、各実施例に共通して、グラインダは、バッテリパックを用いるDC工具でなく、商用電源を用いるAC工具であってもよい。
モータは、ブラシレスに限らない。
研削工具は、グラインダに限らない。サンダ、ポリッシャ等の他の研削工具であってもよい。
半割ハウジング同士のネジ止め方向は、左右方向に限らない、例えば上下に分割される半割ハウジングであっても本開示は適用可能である。
半割ハウジングは、左右対称形でもよいし、左右非対称形でもよい。
1,1A,1B・・グラインダ、2・・モータハウジング、4・・ギヤハウジング、5・・グリップハウジング、5a,5b・・半割ハウジング、6・・後ハウジング部、7・・前ハウジング部、8・・モータ、11・・回転軸、16・・スピンドル、18・・先端工具、20・・前グリップ部、30・・ネジ、31・・案内筒部、32・・左ネジボス、33・・左大径部、34・・左小径部、36・・右ネジボス、37・・右大径部、38・・右小径部、40・・ゴムリング、41・・ゴムシート、50・・シャフト、51・・ナット、52・・ネジ部、57・・ゴムスリーブ、60・・受け部、65・・前端部、66・・切欠き、67・・貫通孔、70・・外ストッパ、73・・対向面、74・・規制片、75・・内ストッパ、76・・段部、80・・エラストマ、81・・外面部、86・・シール部、S1,S2・・隙間、C1,C2・・クリアランス。

Claims (14)

  1. モータを収容したモータハウジングと、
    前記モータハウジングを挟んで互いにネジ止めされる一対の半割ハウジングと、を含み、
    前記半割ハウジング同士のネジ止めは、各前記半割ハウジングにそれぞれ設けたネジボスを前記モータハウジングに貫通させると共に、前記ネジボスの軸線方向で前記モータハウジングと各前記ネジボスとの間に弾性部材を介在させた状態で行われていることを特徴とする研削工具。
  2. 前記モータハウジングの前方に出力軸を有し、前記半割ハウジングは、左右一対であり、前記ネジボスの軸線方向は、前記モータハウジングの左右方向であることを特徴とする請求項1に記載の研削工具。
  3. 前記弾性部材は、前記モータハウジングの左右に設けられることを特徴とする請求項2に記載の研削工具。
  4. 前記ネジボスは、前記モータハウジングの上下方向で各前記半割ハウジングに2カ所ずつ設けられていることを特徴とする請求項2又は3に記載の研削工具。
  5. 前記モータハウジングは、筒形であることを特徴とする請求項2乃至4の何れかに記載の研削工具。
  6. 前記モータハウジングの左右両側で各前記半割ハウジングとの間に、第2の弾性部材が介在されていることを特徴とする請求項2乃至5の何れかに記載の研削工具。
  7. 前記モータハウジングと各前記半割ハウジングとに、前記モータハウジングと各前記半割ハウジングとが所定量相対移動した際に互いに当接する移動規制部がそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の研削工具。
  8. モータを収容したモータハウジングと、
    前記モータハウジングを挟んで互いにネジ止めされる一対の半割ハウジングと、を含み、
    前記半割ハウジング同士のネジ止めは、両端にネジ部を設けたシャフトを前記モータハウジングに貫通させると共に、前記一対の半割ハウジングに保持される一対のナットを前記両端のネジ部にそれぞれ螺合させることで行われ、
    前記モータハウジングと各前記半割ハウジングとの間に弾性部材が介在されていることを特徴とする研削工具。
  9. 前記弾性部材は、前記シャフトの外周と前記モータハウジングとの間に介在されていることを特徴とする請求項8に記載の研削工具。
  10. 前記モータハウジングは、前側に出力軸を有し、前記半割ハウジングは、左右一対であり、前記シャフトは、前記モータハウジングを左右方向に貫通しており、
    前記モータハウジングの左右で各前記半割ハウジングとの間に、第2の弾性部材が前記シャフトの軸線方向に介在されて、前記第2の弾性部材は、前記シャフトの径方向で前記弾性部材とオーバーラップしていることを特徴とする請求項9に記載の研削工具。
  11. 前記モータハウジングの左右両側で各前記半割ハウジングとの間に、第3の弾性部材が介在されていることを特徴とする請求項10に記載の研削工具。
  12. 前記モータハウジングと前記一対の半割ハウジングとの何れか一方のハウジングの外面に、当該外面を被覆する弾性体が設けられており、前記弾性体には、他方のハウジング側へ突出して前記他方のハウジングに当接し、両ハウジング間をシールするシール部が設けられていることを特徴とする請求項1乃至11の何れかに記載の研削工具。
  13. 前記弾性体及び前記シール部は、前記一対の半割ハウジングに設けられていることを特徴とする請求項12に記載の研削工具。
  14. 前記シール部は、前記モータハウジング側へ延びて前記モータハウジングに当接していることを特徴とする請求項13に記載の研削工具。
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