JP2023035657A - 連鎖状のソーセージが懸吊される竿の竿転回装置 - Google Patents

連鎖状のソーセージが懸吊される竿の竿転回装置 Download PDF

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Abstract

【課題】連鎖状のソーセージが懸吊される竿を上流装置から下流装置へ受け渡す際に、ソーセージの不良の発生を低減させつつ竿を転回可能な竿転回装置を提供する。【解決手段】竿転回装置は、転回アーム部10と、転回駆動部20と、アクチュエータ部30とからなる。転回駆動部20は、転回軸21を中心に所定角度で転回アーム部10を転回させる。アクチュエータ部30は、竿4の両端を上流装置から水平に取り上げ竿4に懸吊されるソーセージ5が上流装置に接触しない程度の高さまで竿4を持ち上げるように、且つ竿4を転回軸21に近い位置に寄せることで転回駆動部20による転回速度に対して竿4の周速度を低下させて転回駆動部20による転回の遠心力によるソーセージ5の不良の発生を低減させるように、転回アーム部10を上昇させると共に、転回駆動部により転回させられた竿を下降させる。【選択図】図1

Description

特許法第30条第2項適用申請有り 新規性喪失の例外適用申請有り
本発明は連鎖状のソーセージが懸吊される竿の竿転回装置に関し、特に、連鎖状のソーセージが懸吊される竿を上流装置から下流装置へ受け渡すための竿転回装置に関する。
ソーセージの生産ラインにおいては、まず、ソーセージ充填装置により、ソーセージの表皮部分となる天然ケーシング又は人工ケーシングにソーセージの原料を充填し、捻りながら連鎖状のソーセージとする。そして、竿掛装置により、連鎖状のソーセージが竿に懸吊される。このソーセージが懸吊された竿を台車へ掛ける作業は、一般的には作業員による手作業に頼られていた。
しかしながら、連鎖状のソーセージが懸吊された竿は重量が重たく、作業員の負担が大きいものであった。このため、特許文献1に開示のような台車掛装置が開発されている。台車掛装置により、作業員による手作業に頼ることなく、ソーセージが懸吊された竿が複数本台車に掛けられる。その後、続く加熱処理や燻煙処理工程等に送られる。
また、特許文献2に開示のように、ハムやソーセージが懸吊された竿を転回させて続く加熱装置等に移し替える際に、竿の転回をロボットにより行わせる従来技術も存在する。
国際公開第2019/239737号 欧州特許出願公開第2868203A1号明細書
しかしながら、原料がケーシングに充填され捻りながら製造された連鎖状のソーセージは、大きく揺らされると、加熱処理前の状態では捻り部に捻り戻りが起きたりケーシングが切れやすくなったり外観が変形してしまったりし、製品不良となってしまう。一方で、大量生産を行うには、転回処理についても速く行う必要がある。このため、特に加熱処理前のソーセージが懸吊される竿は、丁寧且つ速く転回させる必要があった。
また、特許文献2のロボットは、大型且つ設置面積も大きいものであり、多関節で複雑な動きを行うため、装置が高価となっていた。さらに、特許文献2は、製品の不良率をどのように下げながらソーセージが懸吊される竿を転回させるかといった観点はなく、ソーセージが大きく揺らされ捻り戻りが起きたりケーシングが切れやすくなったり外観が変形してしまったりするおそれもあった。
さらに、竿掛装置により連鎖状のソーセージが懸吊された竿を、竿の向きを変えずに台車掛装置へ受け渡そうとすると、上流装置から下流装置までの製品の流れが一直線にならず、工場における各装置のレイアウトにも無駄が生じてしまう。
したがって、連鎖状のソーセージが懸吊される竿を転回させながら上流装置から下流装置へ受け渡す際に、作業員の負担を軽減すると共に、ソーセージの不良の発生を低減可能な竿転回装置の開発が望まれていた。また、小型で設置面積も小さく、安価に製造可能な竿転回装置の開発も望まれていた。
本発明は、斯かる実情に鑑み、連鎖状のソーセージが懸吊される竿を転回させながら上流装置から下流装置へ受け渡す際に、作業員の負担を軽減すると共に、ソーセージの不良の発生を低減可能な竿転回装置を提供しようとするものである。また、小型で設置面積も小さく、安価に製造可能な竿転回装置を提供しようとするものである。
上述した本発明の目的を達成するために、本発明による連鎖状のソーセージが懸吊される竿の竿転回装置は、連鎖状のソーセージが懸吊される竿の両端を上流装置から水平に取り上げて下流装置へ受け渡すための、一対のアームと一対のアームの先端に設けられる竿受部とを有する転回アーム部と、転回アーム部を鉛直方向の転回軸を中心に所定角度で転回させる転回駆動部と、竿の両端を上流装置から水平に取り上げ竿に懸吊されるソーセージが上流装置に接触しない程度の高さまで竿を持ち上げるように、且つ竿を転回軸に近い位置に寄せることで転回駆動部による転回速度に対して竿の周速度を低下させて転回駆動部による転回の遠心力によるソーセージの不良の発生を低減させるように、転回アーム部を上昇させると共に、上昇させられた状態で転回駆動部により転回させられた転回アーム部に持ち上げられた竿を下流装置へ受け渡すように、転回アーム部を下降させる、アクチュエータ部と、を具備するものであれば良い。
ここで、転回アーム部は、2つの上流装置から連鎖状のソーセージが懸吊される竿の両端を順次取り上げて1つの下流装置へ受け渡すものであっても良い。
また、転回駆動部は、一方の上流装置から下流装置へ竿を受け渡す際に、下流装置へ受け渡す位置で転回アーム部が停止可能とすると共に、下流装置へ竿を受け渡した後に他方の上流装置に転回アーム部が転回可能とする、可変ストッパ部と、転回アーム部の転回に合わせて転回し、転回アーム部を所定の停止位置で停止させるために可変ストッパ部に当接するストッパ受け部と、を有するものであっても良い。
また、可変ストッパ部は、ストッパ受け部が当接するストッパをそれぞれ有する2つのラックでピニオンを挟み相反動作するラックピニオン部を有するものであっても良い。
また、転回アーム部は、連鎖状のソーセージが懸吊される複数の竿の両端を取り上げて下流装置へ受け渡すものであっても良い。
また、転回アーム部は、一対のアームがそれぞれ上方に屈曲するくの字形状を有するものであっても良い。
また、アクチュエータ部は、一対のアームの先端の竿受部を結ぶ線に平行且つ転回駆動部の転回軸に垂直に交わる回転軸を中心に転回アーム部を回動させることで転回アーム部を上昇及び下降させるものであっても良い。
また、アクチュエータ部は、竿に懸吊されるソーセージに転回アーム部が接触しない程度まで、転回アーム部を下降させるものであっても良い。
本発明の竿転回装置には、連鎖状のソーセージが懸吊される竿を転回させながら上流装置から下流装置へ受け渡す際に、作業員の負担を軽減すると共に、ソーセージの不良の発生を低減可能であるという利点がある。また、小型で設置面積も小さく安価に製造可能であるという利点もある。
また、本発明の竿転回装置を用いれば、工場の生産ラインにおける動線の無駄をなくし、工場における各装置のレイアウトを、上流装置から下流装置までの製品の流れが一直線となるように配置可能となる。さらに、転回角度も任意に指定可能であるため、希望するレイアウトに各装置を配置することも可能となる。
図1は、本発明の竿転回装置の全体像を説明するための概略上面図である。 図2は、本発明の竿転回装置のアクチュエータ部による転回アーム部の上昇動作を説明するための概略側面図である。 図3は、本発明の竿転回装置のアクチュエータ部による転回アーム部の上昇と転回駆動部による転回速度に対する竿の周速度の低下の関係について説明するための図である。 図4は、本発明の竿転回装置のアクチュエータ部による転回アーム部の下降動作を説明するための概略側面図である。 図5は、本発明の竿転回装置の他の例を説明するための概略上面図である。 図6は、本発明の竿転回装置の転回駆動部の詳細を説明するための概略拡大上面図である。
以下、本発明を実施するための形態を図示例と共に説明する。図1は、本発明の連鎖状のソーセージが懸吊される竿の竿転回装置の全体像を説明するための概略上面図である。なお、図示例では、竿掛装置2を上流装置とし、台車掛装置3を下流装置とし、本発明の竿転回装置1により竿掛装置2から竿4が取り上げられ、竿4を転回させて台車掛装置3へ受け渡す例を示した。
上流装置としての竿掛装置2により、竿4には、連鎖状のソーセージ5が懸吊されている。より具体的には、図示例を省略したソーセージ充填装置により、ソーセージの表皮部分となる天然ケーシング又は人工ケーシングにソーセージの原料を充填し捻りながら作成された連鎖状のソーセージ5を、竿掛装置2により竿4に懸吊する。その後、連鎖状のソーセージ5が懸吊された竿4は、転回させられるために竿掛装置2の一対の取り出しアーム部2aで待機する。取り出しアーム部2aは、下側に傾斜が設けられたアームであり、取り出しアーム部2aに載せられた竿4は、竿4の長手方向に垂直な方向の竿受位置(取り出しアーム部2a先端)に移動することになる。なお、竿掛装置2は、従来の又は今後開発されるべきあらゆるものが本発明の竿転回装置1に対して利用可能である。また、図示例では、上流装置として竿掛装置2を用いて説明しているが、本発明はこれに限定されず、本発明の竿転回装置1を用いて上流から下流へ竿4を受け渡す際に用いられる装置であれば、例えばコンベア装置から他のコンベア装置への受け渡し等、如何なるものに対しても適用可能である。
また、下流装置としての台車掛装置3は、連鎖状のソーセージ5が懸吊された竿4を、受け取りアーム部3aで受け取り、台車3bに複数本を適宜掛けていくものである。その後、台車3bに掛けられた連鎖状のソーセージ5が懸吊された竿4は、図示例を省略した続く加熱処理や燻煙処理工程等に送られる。なお、台車掛装置3は、従来の又は今後開発されるべきあらゆるものが本発明の竿転回装置1に対して利用可能である。また、図示例では、下流装置として台車掛装置を用いて説明しているが、本発明はこれに限定されず、本発明の竿転回装置1を用いて上流から下流へ竿を受け渡す際に用いられる装置であれば如何なるものに対しても適用可能である。
さて、このような連鎖状のソーセージ5が懸吊される竿4を上流装置から下流装置へ受け渡すための本発明の竿転回装置1は、図1に示される通り、転回アーム部10と、転回駆動部20と、アクチュエータ部30と、から主に構成されるものである。
転回アーム部10は、一対のアーム11と竿受部12とを有するものである。竿受部12は、アーム11の先端にそれぞれ設けられている。竿受部12は、竿4の両端を掬い上げる構造のものであれば良い。具体的には、竿受部12は、U字状の凹部に竿4を引っかけるように取り上げるものであれば良い。なお、竿4を取り上げることが可能なものであれば、竿受部12は竿4を挟持可能な構造であっても良い。転回アーム部10は、連鎖状のソーセージ5が懸吊される竿4の両端を竿掛装置2から水平に取り上げて台車掛装置3へ受け渡すために用いられる。即ち、転回アーム部10は、竿掛装置2の取り出しアーム部2aから竿4の両端を竿受部12で取り上げて、台車掛装置3の受け取りアーム部3aへ受け渡すものである。
なお、図示例では、転回アーム部10が1本の竿4の両端を竿掛装置2から取り上げる例を示したが、本発明はこれに限定されない。即ち、転回アーム部10は、連鎖状のソーセージ5が懸吊される竿4を複数本取り上げて台車掛装置3へ受け渡すものであっても良い。
転回駆動部20は、転回アーム部10を、鉛直方向の転回軸21を中心に所定角度で転回させるものである。図示の通り、転回軸21は、具体的には転回アーム部10の一対のアーム11の根元側に存在する鉛直方向の軸である。転回させる所定角度は、特に特定の角度に限定されるものではない。図示例では、竿掛装置2から台車掛装置3へ竿4を90度転回させて受け渡す例である。この場合、転回駆動部20は、転回アーム部10を転回軸21を中心に90度で転回させれば良い。転回駆動部20は、例えばロータリーアクチュエータやステッピングモータ、サーボモータ等、転回アーム部10を所定角度で転回可能なものであれば良い。図示例では、モータとギアとチェーンを用いて転回軸21を転回させることで、転回アーム部10を転回させるものを示した。なお、転回角度については本明細書中では具体的に90度として説明するが、本発明はこれに限定されず、工場の生産ラインのレイアウト等に応じて適宜変更可能である。
アクチュエータ部30は、転回アーム部10を上昇及び下降させるものである。図2を用いてアクチュエータ部30の詳細を説明する。図2は、本発明の竿転回装置のアクチュエータ部による転回アーム部の上昇動作を説明するための概略側面図である。図2(a)が転回アーム部の初期位置の状態を、図2(b)が竿を取り上げる位置まで転回アーム部を上昇させた状態を、図2(c)が転回アーム部をさらに持ち上げると共に転回軸に近い位置に寄せた状態を、それぞれ表している。図中、図1と同一の符号を付した部分は同一物を表している。なお、図示例では、アクチュエータ部30は、空圧シリンダを用いた空圧式アクチュエータを用いた例を示したが、本発明はこれに限定されず、以下に説明するように転回アーム部を上昇及び下降可能なものであれば如何なるものであっても利用可能である。
アクチュエータ部30は、竿4の両端を竿掛装置2から水平に取り上げ、竿4に懸吊されるソーセージ5が竿掛装置2に接触しない程度の高さまで竿4を持ち上げるように転回アーム部10を上昇させる。具体的には、図2(a)及び図2(b)に示される通り、アクチュエータ部30は、転回アーム部10を、まず初期位置である位置Sから、竿掛装置2から竿4を取り上げるために位置Aまで上昇させる。そして、位置Aで転回アーム部10により竿4を取り上げた後、アクチュエータ部30は、転回アーム部10をそのまま位置Bまで上昇させる(図2(c))。竿4には連鎖状のソーセージ5が懸吊されており、これはソーセージの製品により異なるが、50cm-100cm程度の長さで懸吊されることになる。したがって、この懸吊されたソーセージ5を竿掛装置2から持ち上げる際には、アクチュエータ部30は、竿4に懸吊されるソーセージ5が竿掛装置2に接触しない程度の高さまで十分に竿を持ち上げる。このとき、図2(c)からも分かるように、本発明の竿転回装置のアクチュエータ部30は、転回アーム部10を、竿4を転回軸21に近い位置に寄せるように持ち上げている。そして、図2(c)に示される位置Bの状態で、転回駆動部20により転回アーム部10が転回されることになる。即ち、竿4を転回軸21に近い位置に寄せることで、転回駆動部20による転回速度に対して竿4の周速度を低下させることが可能である。これにより、転回駆動部20による転回の遠心力によるソーセージ5の不良の発生を低減させることが可能となる。
ここで、図3を用いてアクチュエータ部による転回アーム部の上昇と転回駆動部による転回速度に対する竿の周速度の低下の関係について説明する。図3(a)は、本発明の竿転回装置の転回駆動部とアクチュエータ部による竿の動きを説明するための概略上面図である。図中、図1と同一の符号を付した部分は同一物を表している。なお、比較例として、図3(b)は、竿の端部を転回軸として転回させた場合の竿の動きを説明するための概略上面図である。
図3(b)に示される通り、比較例のように竿4の端部の転回軸を中心に竿4を90度転回させた場合、転回軸に近いソーセージ5の周速度は遅いので遠心力は小さいものの、転回軸から遠いソーセージ5については周速度が速くなり遠心力が大きくなってしまう。竿4に懸吊されるソーセージ5は、均等に揺らされる際にはある程度問題はないが、不均一に揺らされた場合には、ソーセージ同士が接触してしまい、特に加熱処理前のソーセージでは捻り戻りが起きたりケーシングが切れやすくなったり外観が変形してしまったりする。したがって、図3(b)に示されるような竿の端部に転回軸がある場合には、不良の発生が多くなってしまうことは避けられない。
一方、図3(a)に示される通り、本発明の竿転回装置の場合には、まず、竿4は位置Aで竿掛装置2から取り上げられる。その後、アクチュエータ部30により、竿4は、ソーセージ5が竿掛装置2に接触しない程度の高さまで持ち上げられると共に、転回軸21に近い位置に寄せられながら持ち上げられ、位置Bに移動する。これにより、竿4を転回軸21に近い位置に寄せることで、転回駆動部20による転回速度に対して竿4の周速度を低下させることが可能となる。これは、周速度は角速度と半径の積で表されることから、転回軸21に竿4を寄せるほど半径が小さくなるためである。仮に位置Aから位置Dへ直接転回させた場合には、位置Bから位置Cへ転回させた場合と比べて半径が大きくなるため、周速度も速くなる。したがって、回転軸21からの半径が小さくなる位置Bのところで転回すれば、竿4の周速度を遅くできる。即ち、転回駆動部20による駆動速度が同じであれば、より遠心力を小さくできることになる。この状態で転回駆動部20により転回アーム部10を90度転回させると、遠心力が小さい状態で位置Cに移動する。このように、転回駆動部20による転回速度が同じであっても、半径を小さくしてコンパクトに竿4を転回させることで遠心力を小さくでき、転回によるソーセージ5の不良の発生を低減させることが可能となる。これは、例えば複数の竿4を取り上げて台車掛装置3へ受け渡す場合には、特に有効となる。即ち、複数の竿4を取り上げる場合、よりソーセージ同士の接触による変形のリスクも高まるが、本発明の竿転回装置ではソーセージの揺れが抑えられる程度に転回できるため、ソーセージの不良の発生をより低減可能である。結果的に、転回速度を速めることも可能となる。
このように、本発明の竿転回装置1では、単にソーセージ5が竿掛装置2に接触しない程度の高さまで竿4を持ち上げるように転回アーム部10を上昇させるだけでなく、さらに竿4の周速度を低下させるために竿4を転回軸21に近い位置に寄せるように転回アーム部10を上昇させている。このようなアクチュエータ部30による転回アーム部10の動作により、ソーセージ5の不良の発生を低減させながらも竿掛装置2から台車掛装置3への受け渡しを高速に行えるようになった。
なお、図3(b)のように、転回軸が竿を取り上げる位置と受け渡す位置で構成される直角部分に位置すると、竿の転回エリア外に転回駆動部を配置する必要がある。即ち、転回エリアとその外側に配置される転回駆動部により、装置全体の設置面積が大きくなる。一方、図3(a)からも分かる通り、本発明の竿転回装置によれば、竿を90度に転回する転回軸が、竿を取り上げる位置と受け渡す位置で構成される直角部分の内側に位置することになる。即ち、転回エリア内に転回駆動部を配置することが可能となる。したがって、竿転回装置の設置面積を小さくすることが可能である。
次に、図4を用いて本発明の竿転回装置のアクチュエータ部による転回アーム部の下降動作を説明する。図4は、本発明の竿転回装置のアクチュエータ部による転回アーム部の下降動作を説明するための概略側面図である。図4(a)が転回アーム部が転回させられた後の状態を、図4(b)が転回アーム部を竿を受け渡す位置まで下降させた状態を、図4(c)が転回アーム部をさらに下降させた初期位置の状態を、それぞれ表している。図中、図1と同一の符号を付した部分は同一物を表している。なお、転回アーム部の下降動作については、基本的には図2に示される上昇動作を逆に動作させたものと同様である。アクチュエータ部30は、上述のように竿4が上昇させられた状態で、転回駆動部20により転回させられた転回アーム部10に持ち上げられた竿4を台車掛装置3へ受け渡すように、転回アーム部10を下降させる。具体的には、アクチュエータ部30により転回アーム部10を上昇させた状態で、転回駆動部20により転回アーム部10が転回させられ、位置Cまで移動する(図4(a))。なお、この位置Cは、上面視では上述の図3(a)の位置Cである。その後、竿4を台車掛装置3へ受け渡すために、転回アーム部10を位置Dまで下降させる(図4(b))。同様に、この位置Dは、上面視では上述の図3(a)の位置Dである。その後、アクチュエータ部30は、転回アーム部10を初期位置である位置Sまで下降させる(図4(c))。
ここで、転回アーム部10の初期位置Sは、図2や図4に示される通り、竿4に懸吊される連鎖状のソーセージ5に転回アーム部10が接触しない位置である。即ち、アクチュエータ部30は、竿4に懸吊されるソーセージ5に転回アーム部10が接触しない程度の高さまで十分に転回アーム部10を下降させている。初期位置Sの状態で転回アーム部10を転回させることにより、再度転回アーム部10を竿掛装置2から竿4を取り上げる位置まで転回させる際に、台車掛装置3へ受け渡された竿4に懸吊されるソーセージ5や、竿掛装置2から取り上げられるのを待っている竿4に懸吊されるソーセージ5に、転回アーム部10が接触することを防止することが可能となる。
図2や図4に示されるように、転回軸21に対して竿受部12を初期位置Sから離れる方向に移動させながら上昇させ竿4を竿掛装置2から取り上げた後に転回軸21に寄せるように上昇させる動作や、転回後に転回軸21に対して離れる方向に移動させながら下降させ竿4を台車掛装置3へ受け渡した後に再度初期位置Sに戻るように下降させる動作は、以下のように実現可能である。即ち、竿4を取り上げる位置や受け渡す位置から見ると、初期位置Sや転回中の位置B、位置Cは、上下方向だけでなく転回軸21に近寄る方向に移動することになる。この移動は、回転軸31を中心に転回アーム部10を転回させ、竿受部12を円弧上で移動させることで実現可能である。即ち、アクチュエータ部30は、一対のアーム11の先端の竿受部12を結ぶ線に平行且つ転回駆動部の転回軸21に垂直に交わる回転軸31を中心に転回アーム部10を回動させることで転回アーム部10を上昇及び下降させれば良い。
このように、初期位置Sではソーセージ5に接触しない位置から取り上げ位置Aへ上昇させさらに転回軸21に寄せて転回中の位置Bまで移動させると共に、転回後に位置Cから受け渡し位置Dへ下降させ、さらにソーセージ5に接触しない初期位置Sまで移動させることが、回転軸31を中心に転回アーム部10を回動させるだけで実現できる。
また、転回アーム部10は、回転軸31を中心に回動させるだけで良いので、ロボットのように複雑に屈伸自在に構成する必要はないため、装置も小型化が可能であり安価に製造可能である。
また、図2や図4に示されるように、転回アーム部10の一対のアーム11は、それぞれ上方に屈曲するくの字形状を有するものであっても良い。真っ直ぐなI字形状のアームに比べて、アクチュエータ部30による上昇動作の際のアームに掛かる応力を低下できたり、アクチュエータ部30の駆動力を抑えたりすることができる。
さらに、転回アーム部10には、竿4を取り上げた際のソーセージ5の揺れを抑えるために、抑制板等を適宜設けても良い。
また、転回アーム部10の竿4を取り上げる高さと受け渡す高さについては、図2や図4では同一の高さとして説明した。即ち、取り上げ位置Aと受け渡し位置Dは同じ高さでやり取りするものを示した。しかしながら、本発明はこれに限定されず、例えば異なる高さに配置された上流装置から下流装置へ竿を受け渡すように構成しても良い。
このように、本発明の竿転回装置によれば、連鎖状のソーセージが懸吊される竿を上流装置から下流装置へ受け渡す際に、竿の転回作業を作業員による手作業に頼る必要がないため、作業員の負担を軽減可能である。さらに、転回による遠心力を低減できるため、ソーセージの不良の発生を低減させつつ竿を転回可能である。また、小型で設置面積も小さく安価に製造可能である。また、転回アーム部は転回駆動部とアクチュエータ部のみで制御される構造のため、メンテナンスも容易である。そして構成がシンプルなため、消耗部品も少なくランニングコストがかからない。
また、本発明の竿転回装置を用いれば、工場の生産ラインにおける動線の無駄をなくし、工場における各装置のレイアウトを、上流装置から下流装置までの製品の流れが一直線となるように配置可能となる。さらに、転回角度も任意に指定可能であるため、希望するレイアウトに各装置を配置することも可能となる。
次に、図5を用いて本発明の竿転回装置の他の例について説明する。上述の図示例では、1つの上流装置から1つの下流装置へ竿を受け渡す際に用いる竿転回装置を説明した。図5は、2つの上流装置から1つの下流装置へ竿を受け渡す際に用いられる本発明の竿転回装置の例を説明するための概略上面図である。図中、図1と同一の符号を付した部分は同一物を表している。図示の通り、この例では、上流装置である竿掛装置2、2'が2つ並列に存在している。そして、2つの竿掛装置2、2'から送られてきた竿4が、順次1つの下流装置である台車掛装置3へ受け渡される。即ち、図示例の本発明の竿転回装置1は、ケーシングへの原料の充填作業や竿への懸吊作業を、竿掛装置を2台並列に用いることで、処理能力を向上させ、これを1つの台車掛装置へ受け渡すようにするものである。
具体的には、図5に示される通り、まず転回アーム部10が竿掛装置2から連鎖状のソーセージ5が懸吊される竿4の両端を取り上げて台車掛装置3へ受け渡す。この際の転回アーム部10の動作は、上述のこれまでの図示例と同様である。即ち、アクチュエータ部30を用いて、竿4の両端を竿掛装置2から水平に取り上げ竿4に懸吊されるソーセージ5が竿掛装置2に接触しない程度の高さまで竿4を持ち上げる。さらに、竿4を転回軸21に近い位置に寄せることで転回駆動部20による転回速度に対して竿4の周速度を低下させた状態で、転回駆動部20により転回アーム部10が図示例では90度時計回りに転回させられる。これにより、転回駆動部20による転回の遠心力によるソーセージ5の不良の発生を低減させる。その後、転回アーム部10に持ち上げられた竿4を台車掛装置3へ受け渡す。
次に、この例では、転回アーム部10をさらに90度時計回りに転回させ、竿掛装置2'から連鎖状のソーセージ5が懸吊される竿4の両端を取り上げるようにしている。即ち、転回アーム部10が180度転回可能に構成されている。そして、竿掛装置2'から竿4を持ち上げた後、転回アーム部10が上昇させられた状態で、今度は転回アーム部10を90度反時計回りに転回させ、転回アーム部10に持ち上げられた竿4を台車掛装置3へ受け渡すように、再度転回アーム部10を下降させる。なお、転回する角度については本明細書中では90度や180度と具体的に説明するが、本発明はこれに限定されず、工場のレイアウト等に応じて適宜変更可能である。
このように、本発明の竿転回装置1は、転回アーム部10が、2つの竿掛装置2,2'から順次竿4の両端を取り上げて、1つの台車掛装置3へ受け渡すように構成されても良い。
次に、図6を用いて転回駆動部の詳細について説明する。図6は、本発明の竿転回装置の転回駆動部の詳細を説明するための概略拡大上面図である。図6(a)が台車掛装置へ竿を受け渡す位置の状態を、図6(b)が竿掛装置から竿を取り上げる位置の状態を、それぞれ表している。図中、図1と同一の符号を付した部分は同一物を表している。なお、図示例では、図5に示されるような2つの竿掛装置から1つの台車掛装置へ竿を受け渡す際に用いられる180度転回可能な転回駆動部20の場合の一例を示した。転回駆動部20は、所定の停止位置で確実に転回アーム部10の転回を停止させる必要がある。しかしながら、転回駆動部20は、連鎖状のソーセージが懸吊される竿を取り上げた転回アーム部10を転回させるものであり、ある程度の重量物を転回させることになるため、転回の停止時にモータ等に過度の負担が掛からないようにする必要もある。したがって、転回駆動部20による転回アーム部10の転回の停止を行うためには、例えば以下のように構成すれば良い。
図6に示される通り、転回駆動部20は、可変ストッパ部22を有している。また、転回駆動部20は、可変ストッパ部22が当接するストッパ受け部23も有している。ストッパ受け部23は、転回アーム部10の転回に合わせて転回するものであり、転回アーム部10を所定の停止位置で停止させるために、可変ストッパ部22に当接するものである。具体的には、図示例のストッパ受け部23は、転回アーム部10の竿受部12側とは反対側に延在するものであり、転回軸21を中心に転回アーム部10と一体となって転回するものである。
可変ストッパ部22は、図示例ではラックピニオン部からなるものを示した。具体的には、可変ストッパ部22であるラックピニオン部は、ストッパ受け部23が当接するストッパ24,24'をそれぞれ有する2つのラック25,25'でピニオン26を挟み、相反動作するものである。可変ストッパ部22は、一方の竿掛装置から台車掛装置へ竿を受け渡す際に、台車掛装置へ受け渡す位置で転回アーム部10が停止可能なように、ラック25が繰り出されてストッパ24にストッパ受け部23が当接するように動作する(図6(a))。これにより、転回アーム部10の転回駆動部20による転回を正しい位置で正確に停止することが可能となる。次に、台車掛装置へ竿を受け渡した後に、他方の竿掛装置に転回アーム部10が転回可能なように、ラック25が引き込まれる。この際、相反動作によりラック25'が繰り出され、次の台車掛装置への受け渡し動作に備える。このように、可変ストッパ部22によりストッパ24,24'を可変させることで、転回アーム部10を180度回転可能に構成しつつ、所定位置で停止可能に構成している。また、竿の取り上げ位置でも停止可能なように、図示例では当接部27を設けている。転回アーム部10は、他方の竿掛装置から竿を取り上げる位置で停止するように、ストッパ受け部23が当接部27に当接する。なお、2つの竿掛装置から竿を取り上げる位置で停止可能なように、当接部27は左右にそれぞれ設けられている。なお、当接部27は、それ以上転回アーム部10が転回することはないため、可変とする必要はない。
このように、転回駆動部20は、一方の竿掛装置から竿を取り上げ台車掛装置へ受け渡し、さらに他方の竿掛装置まで転回させて竿を取り上げ再度台車掛装置へ受け渡し可能なように、可変ストッパ部22を用いて所定の停止位置で停止可能なように構成すれば良い。なお、本発明の竿転回装置の転回駆動部で用いられる可変ストッパ部は、図示例のようなラックピニオン部で構成されるものには限定されず、所定位置で停止できるものであれば、如何なるものであっても良い。
なお、本発明の連鎖状のソーセージが懸吊される竿の竿転回装置は、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
1 竿転回装置
2 竿掛装置
2a 取り出しアーム部
3 台車掛装置
3a 受け取りアーム部
3b 台車
4 竿
5 ソーセージ
10 転回アーム部
11 アーム
12 竿受部
20 転回駆動部
21 転回軸
22 可変ストッパ部
23 ストッパ受け部
24,24' ストッパ
25,25' ラック
26 ピニオン
27 当接部
30 アクチュエータ部
31 回転軸

Claims (8)

  1. 連鎖状のソーセージが懸吊される竿を上流装置から下流装置へ受け渡すための竿転回装置であって、該竿転回装置は、
    連鎖状のソーセージが懸吊される竿の両端を上流装置から水平に取り上げて下流装置へ受け渡すための、一対のアームと一対のアームの先端に設けられる竿受部とを有する転回アーム部と、
    前記転回アーム部を鉛直方向の転回軸を中心に所定角度で転回させる転回駆動部と、
    竿の両端を上流装置から水平に取り上げ竿に懸吊されるソーセージが上流装置に接触しない程度の高さまで竿を持ち上げるように、且つ竿を転回軸に近い位置に寄せることで転回駆動部による転回速度に対して竿の周速度を低下させて転回駆動部による転回の遠心力によるソーセージの不良の発生を低減させるように、転回アーム部を上昇させると共に、上昇させられた状態で転回駆動部により転回させられた転回アーム部に持ち上げられた竿を下流装置へ受け渡すように、転回アーム部を下降させる、アクチュエータ部と、
    を具備することを特徴とする竿転回装置。
  2. 請求項1に記載の竿転回装置において、前記転回アーム部は、2つの上流装置から連鎖状のソーセージが懸吊される竿の両端を順次取り上げて1つの下流装置へ受け渡すことを特徴とする竿転回装置。
  3. 請求項2に記載の竿転回装置において、前記転回駆動部は、
    一方の上流装置から下流装置へ竿を受け渡す際に、下流装置へ受け渡す位置で転回アーム部が停止可能とすると共に、下流装置へ竿を受け渡した後に他方の上流装置に転回アーム部が転回可能とする、可変ストッパ部と、
    前記転回アーム部の転回に合わせて転回し、転回アーム部を所定の停止位置で停止させるために可変ストッパ部に当接するストッパ受け部と、
    を有することを特徴とする竿転回装置。
  4. 請求項3に記載の竿転回装置において、前記可変ストッパ部は、ストッパ受け部が当接するストッパをそれぞれ有する2つのラックでピニオンを挟み相反動作するラックピニオン部を有することを特徴とする竿転回装置。
  5. 請求項1乃至請求項4の何れかに記載の竿転回装置において、前記転回アーム部は、連鎖状のソーセージが懸吊される複数の竿の両端を取り上げて下流装置へ受け渡すことを特徴とする竿転回装置。
  6. 請求項1乃至請求項5の何れかに記載の竿転回装置において、前記転回アーム部は、一対のアームがそれぞれ上方に屈曲するくの字形状を有することを特徴とする竿転回装置。
  7. 請求項1乃至請求項6の何れかに記載の竿転回装置において、前記アクチュエータ部は、一対のアームの先端の竿受部を結ぶ線に平行且つ転回駆動部の転回軸に垂直に交わる回転軸を中心に転回アーム部を回動させることで転回アーム部を上昇及び下降させることを特徴とする竿転回装置。
  8. 請求項1乃至請求項7の何れかに記載の竿転回装置において、前記アクチュエータ部は、竿に懸吊されるソーセージに転回アーム部が接触しない程度まで、転回アーム部を下降させることを特徴とする竿転回装置。
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