JP2023031996A - 回転電機 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、磁石の製造に要求される加工精度を低減できる回転電機を提供する。【解決手段】本発明の回転電機は、複数のコイルを備える固定子と、磁気を帯びる複数の磁極ブロック21aを備える回転子2aとを備え、複数の磁極ブロック21aは、それぞれ、前記固定子と対向して配設される鉄心211aと、前記固定子との対向面を少なくても開放して鉄心211aを囲む複数の永久磁石212a、213a、214aとを備え、複数の永久磁石212a、213a、214aは、それぞれ、直方体形状または立方体形状であり、回転子2aは、回転軸方向を法線方向とする断面での、外周面または内周面における輪郭の形状が多角形形状であって、複数の磁極ブロック21aを周方向に平坦な外周面または内周面に順次に配設したバックヨーク22aをさらに備える。【選択図】図2

Description

本発明は、モータ(電動機)および発電機のうちの少なくとも一方として利用される、回転電気に関する。
電気エネルギを機械エネルギへ変換するモータ(電気モータ、電動機)は、様々な用途に利用されており、一般に、出力軸を有し回転するロータ(回転子)と、前記ロータと相互作用するステータ(固定子)とを備え、回転変化する磁界(回転磁界)によって前記ロータを回転させる。
このようなモータのロータは、例えば、特許文献1に開示されている。この特許文献1に開示された電気モータのロータ構造部は、多角形の輪郭を有し、ロータ構造部の回転軸と同心的に構成された支持体と、前記支持体の多角形の輪郭部の上に形状結合により装着され、複数の極を有するように磁化された磁石リングと、を備えている。
一方、モータは、電気エネルギの投入を機械エネルギの投入に変えることで、機械エネルギを電気エネルギへ変換する発電機としても機能できる。このため、本書では、モータ(電動機)および発電機のうちの少なくとも一方として利用される装置として回転電機が定義される。
特開2005-287292号公報
ところで、前記特許文献1に開示された電気モータのロータ構造部における磁石リングは、周方向に順次に並べられた複数の磁石で構成され、周方向で隣接する2個の磁石における互いに当接する各当接面は、リング状に隙間なく当接させるため、傾斜面となっている。このため、前記磁石リングの製造に高い加工精度が要求されてしまう。
本発明は、上述の事情に鑑みて為された発明であり、その目的は、磁石の製造に要求される加工精度を低減できる回転電機を提供することである。
本発明者は、種々検討した結果、上記目的は、以下の本発明により達成されることを見出した。すなわち、本発明の一態様にかかる回転電機は、複数のコイルを備える固定子と、磁気を帯びる複数の磁極ブロックを備える回転子とを備え、前記複数の磁極ブロックは、それぞれ、前記固定子と対向して配設される鉄心と、前記固定子との対向面を少なくても開放して前記鉄心を囲む複数の永久磁石とを備え、前記複数の永久磁石は、それぞれ、直方体形状または立方体形状であり、前記回転子は、回転軸方向を法線方向とする断面での、外周面または内周面における輪郭形状が多角形形状であって、前記複数の磁極ブロックを周方向に平坦な外周面または内周面に順次に配設したバックヨークをさらに備える。好ましくは、上述の回転電機において、前記周方向に順次に配設された前記複数の磁極ブロックは、前記回転軸方向に複数列で配設され、前記鉄心は、6面体であり、前記複数の永久磁石は、前記鉄心の底面に配設される第1永久磁石(R磁石)、前記鉄心における前記回転軸方向に沿う側面に配設される第2永久磁石(th磁石)、および、各列間に配設される第3永久磁石(Z磁石)を含む。好ましくは、上述の回転電機において、前記周方向に順次に配設された前記複数の磁極ブロックを外周側から保持する、一周して周方向に延びるように形成された環状保持部材をさらに備える。好ましくは、前記環状保持部材は、前記回転軸方向に間隔を空けて配設される複数である。好ましくは、上述の回転電機において、前記周方向に順次に配設された前記複数の磁極ブロックを外周側から保持する、網目状(格子状)に形成された網目状保持部材(格子状保持部材)をさらに備える。好ましくは、前記網目状保持部材は、一周して周方向に延びるように形成された第1保持部材、および、前記軸方向に沿って延びるように形成され、周方向に間隔を空けて配設される複数の第2保持部材を含む。好ましくは、前記複数の永久磁石は、前記鉄心の側面に配設される永久磁石を含み、前記第1保持部材は、複数であって、前記複数の第1保持部材のうちの少なくとも1つの第1保持部材は、前記鉄心における周方向に沿う側面に配設される永久磁石上に配設されており、前記第2保持部材は、前記鉄心における回転軸方向に沿う側面に配設される永久磁石上に配設されている。好ましくは、前記第1および第2保持部材は、前記鉄心における前記固定子との対向面上にかかるように配設されている。好ましくは、前記回転電機は、インナーロータ型である。好ましくは、前記回転電機は、アウターロータ型である。
このような回転電機は、磁極ブロックにおける複数の磁石がそれぞれ直方体形状または立方体形状であるので、磁石の製造に要求される加工精度を低減できる。上記回転電機は、バックヨークが多角形形状の輪郭断面を持つので、平坦な外周面または内周面に前記磁石を配設するので、磁石の位置決めが容易となり、磁石とバックヨークとを密着させることが可能となる。このため、隙間の発生による性能低下が防止できる。
他の一態様では、上述の回転電機において、前記鉄心における前記固定子との対向面は、周方向に曲率を持つ曲面である。
このような回転電機は、切削加工の可能な鉄心において、前記固定子との対向面を周方向に曲率を持つ曲面とするので、回転子と固定子との間のエアギャップを精度良く形成できる。
他の一態様では、これら上述の回転電機において、前記複数の永久磁石のうちの前記鉄心の側面に配設される永久磁石が前記バックヨークに配設された場合に、前記鉄心の側面は、前記鉄心の側面に配設される永久磁石と面で当接するように形成されている。
このような回転電機は、前記鉄心と前記永久磁石とが傾斜面で当接しても、切削加工の可能な鉄心において、前記鉄心の側面を、前記鉄心の側面に配設される永久磁石と面で当接するように形成するので、精度良く形成できる。このため、必要な公差の確保が可能となる。
他の一態様では、これら上述の回転電機において、前記磁極ブロックは、外側面に形成された第1係合部を備え、前記第1係合部に係合する第2係合部を備え、前記第1係合部に前記第2係合部を係合させて前記バックヨークの側面に配設された磁極ブロック保持部材をさらに備える。好ましくは、上述の回転電機において、前記第1係合部は、凹部または凸部であり、前記第2係合部は、凸部または凹部である。好ましくは、上述の回転電機において、前記第1係合部は、前記複数の永久磁石のうちの、前記鉄心における前記回転軸方向に沿う側面に当接して配置されている永久磁石(周方向に交差して配置される永久磁石)に形成されている。
回転子が回転する際に、磁極ブロック(鉄心や磁石)には、周方向にトルクを受ける。上記回転電機は、磁極ブロック保持部材を備えるので、磁極ブロックのズレを防止できる。
他の一態様では、これら上述の回転電機において、前記周方向に順次に配設された前記複数の磁極ブロックは、前記回転軸方向に複数列で配設され、各列の磁極ブロックは、互いに周方向にずれて配設されている。
このような回転電機は、各列の磁極ブロックが互いに周方向にずれて配設されているので、いわゆるコギングトルクを低減できる。
他の一態様では、これら上述の回転電機において、前記鉄心は、前記鉄心における前記固定子との対向面が平面視にて平行四辺形となるように形成されている。
このような回転電機は、鉄心が前記平行四辺形となるように形成されているので、いわゆるコギングトルクを低減できる。
他の一態様では、これら上述の回転電機において、前記複数の永久磁石は、前記鉄心の底面に配設される第1永久磁石、および、前記鉄心における前記回転軸方向に沿う側面に配設される第2永久磁石を含み、前記バックヨークにおける前記平坦な外周面または内周面には、前記第1永久磁石および前記第2永久磁石のうちの一方の一部が嵌まり込む凹所が形成されている。
このような回転電機は、バックヨークにおける平坦な周面には前記凹所が形成されているので、回転子が回転する際に磁極ブロック(鉄心や磁石)が受ける周方向のトルクを前記凹所で支えることができる。
本発明にかかる回転電機は、磁石の製造に要求される加工精度を低減できる。
実施形態における回転電機の構成を示す断面図である。 前記回転電機における回転子を説明するための図である。 前記回転子における磁極ブロックの保持態様を説明するための図である。 第1変形形態の回転子を説明するための図である。 第2変形形態の回転子を説明するための図である。 第3変形形態の回転子を説明するための図である。 第4および第5変形形態の回転子を説明するための図である。 変形形態における回転電機の構成を説明するための図である。
以下、図面を参照して、本発明の1または複数の実施形態が説明される。しかしながら、発明の範囲は、開示された実施形態に限定されない。なお、各図において同一の符号を付した構成は、同一の構成であることを示し、適宜、その説明を省略する。本明細書において、総称する場合には添え字を省略した参照符号で示し、個別の構成を指す場合には添え字を付した参照符号で示す。
実施形態における回転電機は、モータ(電動機)および発電機のうちの少なくとも一方として利用される装置であって、複数のコイルを備える固定子と、磁気を帯びる複数の磁極ブロックを備える回転子とを備える。前記複数の磁極ブロックは、それぞれ、前記固定子と対向して配設される鉄心と、前記固定子との対向面を少なくても開放して前記鉄心を囲む複数の永久磁石とを備え、前記複数の永久磁石は、それぞれ、直方体形状または立方体形状である。そして、前記回転子は、回転軸方向を法線方向とする断面での、外周面または内周面における輪郭形状が多角形形状であって、前記複数の磁極ブロックを周方向に平坦な外周面または内周面に順次に配設したバックヨークをさらに備える。以下、このような回転電機について、より具体的に説明する。以下では、回転電機がモータ(電動機)であるとして説明するが、上述したように、電気エネルギの投入を機械エネルギの投入に変えることで、回転電機は、発電機として機能するので、回転電機が発電機である場合の説明を省略する。
図1は、実施形態における回転電機の構成を示す断面図である。図2は、前記回転電機における回転子を説明するための図である。図2Aは、回転子の一部の斜視図であり、図2Bは、前記回転子の一部の断面図であり、図2Cは、図2Aに示す回転子の一部において、磁石の磁化方向を示すための図である。
実施形態における回転電機Maは、例えば、図1に示すように、固定子1aと、回転子2aと、回転軸(出力軸)3aとを備え、固定子1aの内側に回転子2aを回転可能に配置したインナーロータ型である。
固定子1aは、複数のコイル13aを備え、前記複数のコイル13aによって、回転子2aを回転させるための磁界を発生させる部品である。より具体的には、固定子1aは、例えば、図1に示すように、円環状(円筒状)のヨーク部11aと、ヨーク部11aの内周面において周方向に等間隔で並び、前記内周面から径方向の内側(中心に向けて)に突出した、柱状の、複数のティース部12aと、前記複数のティース部12aそれぞれに巻き回された複数のコイル13aとを備える。ヨーク部11aおよびティース部12aは、例えば軟鉄やソフトフェライト等の軟磁性体によって一体的にあるいは複数個の組み合わせで形成されている。
回転子2aは、磁気を帯びる複数の磁極ブロック21aを備え、固定子1aで生成された各磁界(回転磁界)と前記複数の磁極ブロック21aで生成された各磁界との磁気的な相互作用によって回転する部品である。回転子2aは、円柱状の回転軸(出力軸)3aに固定的に取り付けられている。より具体的には、回転子2aは、例えば、図2に示すように、複数の磁極ブロック21aと、バックヨーク22aとを備える。
前記複数の磁極ブロック21aは、それぞれ、固定子1aと対向して配設される鉄心211aと、前記固定子1aとの対向面を少なくても開放して前記鉄心211aを囲む複数の永久磁石212a、213a、214aとを備える。前記複数の永久磁石212a、213a、214aは、それぞれ、直方体形状または立方体形状である。このような磁極ブロック21aは、図2Cのように磁化し、固定子1aと回転子2aとの間のギャップ(エアギャップ)に生じる磁束を増大させる構成であり、例えば、特許第6835692号公報(特開2019-75848号公報)に開示されている。バックヨーク22aは、回転軸3aの延長方向(回転軸方向)を法線方向とする断面での、外周面または内周面における輪郭の形状が多角形形状である部材であり、ヨーク部11aと同様に、軟磁性体によって形成されている。ここでは、回転電機Maがインナーロータ型であるので、外周面の輪郭形状が多角形形状になっている。前記多角形形状により形成される平坦な外周面には、周方向に順次に前記複数の磁極ブロック21aが配設されている。
より具体的には、前記周方向に順次に配設された前記複数の磁極ブロック21aは、前記回転軸方向に複数列で配設され、前記鉄心211aは、6面体であり、前記複数の永久磁石212a、213a、214aは、前記鉄心211aの底面に配設される第1永久磁石(R磁石)212a、前記鉄心211aにおける前記回転軸方向に沿う側面に配設される第2永久磁石(th磁石)213a、および、各列間に配設される第3永久磁石(Z磁石)214aを含む。当該磁極ブロック21aにおいて、前記鉄心211aにおける前記回転軸方向に沿う一方の側面は、当該磁極ブロック21aの第2永久磁石213aによって囲まれ、前記鉄心211aにおける前記回転軸方向に沿う他方の側面は、前記複数の磁極ブロック21aがバックヨーク22aにおける周方向に平坦な各外周面に順次に配設されることで、当該磁極ブロック21aの周方向に隣接して配設された他の磁極ブロック21aの第2永久磁石213aによって囲まれる。したがって、図2に示す例では、1個の鉄心211aは、底面、前記回転軸方向に沿う2個の側面および列間の側面の4面で第1ないし第3永久磁石212a、213a、214aによって囲まれる。なお、図2に示す例では、前記複数の磁極ブロック21aは、2列でバックヨーク22aの各外周面に配設されているが、これに限定されるものではなく、任意の個数の複数列でバックヨーク22aの各外周面に配設されてよい。
第1ないし第3永久磁石212a、213a、214aは、それぞれ、例えばアルニコ磁石、フェライト磁石等であってよいが、強力であることから、ネオジム磁石である。第1ないし第3永久磁石212a、213a、214aは、それぞれ、上述したように、直方体形状または立方体形状であることから、第1ないし第3永久磁石212a、213a、214aは、それぞれ、図2Bに示すように、バックヨーク22aの平坦な外周面に密着して当接される。一方、第1永久磁石212aにおける前記回転軸方向に沿う両側面と、これら両側面それぞれに配設される各第2永久磁石213aにおける前記回転軸方向に沿う各側面とは、図2Bに示すように、くさび形の隙間が若干空いている。
鉄心211aは、ヨーク部11aと同様に、軟磁性体によって形成された部材である。鉄心211aにおける固定子1aとの対向面(永久磁石が当接していない開方面)は、図2Aおよび図2Bに示すように、周方向に曲率を持ち、回転軸方向に曲率を持たない(曲率半径が無限大)曲面である。前記複数の永久磁石212a、213a、214aのうちの前記鉄心211aの側面に配設される第2永久磁石213aが前記バックヨーク22aに配設された場合に、前記鉄心211aの側面は、前記鉄心211aの側面に配設される第2永久磁石213aと面で当接するように形成される。図2に示す例では、第2永久磁石213aが直方体形状または立方体形状であることから、前記鉄心211aの側面は、平面であり、第2永久磁石213aがバックヨーク22aの平坦な外周面に配設されることから、前記鉄心211aの側面は、傾斜面である。より詳しくは、前記鉄心211aにおける回転軸方向に沿う両側面(周方向で対向する両側面)は、径方向内側から径方向外側に向けて広がる傾斜面となっている。そして、第1永久磁石212aと当接する鉄心211aの底面は、第1永久磁石212aが直方体形状または立方体形状であることから、平面であり、第3永久磁石214aと当接する鉄心211aにおける周方向に沿う側面は、第3永久磁石214aが直方体形状または立方体形状であることから、平面である。
以上説明したように、実施形態における回転電機Maは、磁極ブロック21aにおける複数の第1ないし第3永久磁石212a~214aがそれぞれ直方体形状または立方体形状であるので、磁石の製造に要求される加工精度を低減できる。上記回転電機Maは、バックヨーク22aが多角形形状の輪郭断面を持つので、平坦な外周面に前記第1ないし第3永久磁石212a~214aを配設するので、磁石の位置決めが容易となり、第1ないし第3永久磁石212a~214aとバックヨーク22aとを密着させることが可能となる。このため、隙間の発生による性能低下が防止できる。
上記回転電機Maは、切削加工の可能な鉄心211aにおいて、前記固定子1aとの対向面を周方向に曲率を持つ曲面とするので、回転子2aと固定子1aとの間のエアギャップを精度良く形成できる。
上記回転電機Maは、前記鉄心211aと第2永久磁石213aとが傾斜面で当接しても、切削加工の可能な鉄心において、前記鉄心211aの側面を、前記鉄心211aの側面に配設される第2永久磁石213aと面で当接するように形成するので、精度良く形成できる。このため、必要な公差の確保が可能となる。
なお、上述の実施形態では、各磁極ブロック21aは、例えば、図3Aに示すように、接着剤による接着でバックヨーク22aの外周面に配設されてよいが、回転子2aの回転によって生じる遠心力により磁極ブロック21aの脱落を防止するために、図3Bや図3Cに示すように、回転子2aは、磁極ブロック21aの保持部材をさらに備えてもよい。
図3は、前記回転子における磁極ブロックの保持態様を説明するための図である。図3Aは、接着剤のみで磁極ブロック21aをバックヨーク22aに配設した場合を示し、図3Bは、第1態様の保持部材で磁極ブロック21aをバックヨーク22aに保持した場合を示し、図3Cは、第2態様の保持部材で磁極ブロック21aをバックヨーク22aに保持した場合を示す。
より具体的には、第1態様の保持部材4は、例えば、図3Bに示すように、前記周方向に順次に配設された前記複数の磁極ブロック21aを外周側から保持する、一周して周方向に延びるように形成された環状保持部材41(41-1~41-3)を備え、前記環状保持部材41-1~41-3は、前記回転軸方向に間隔を空けて配設される複数、図3Bに示す例では、3個である。より詳しくは、第1態様の保持部材4は、一周して周方向に延びるように形成された複数の環状保持部材(第1保持部材)41(41-1~41-3)に加えて、前記回転軸方向に沿って延びるように形成され、周方向に間隔を空けて配設される複数の第2保持部材42を含む(図3Bには、前記複数の第2保持部材42のうちの4個の第2保持部材42-1~42-4が図示されている)。言い換えれば、第1態様の保持部材4は、前記周方向に順次に配設された前記複数の磁極ブロック21aを外周側から保持する、網目状(格子状)に形成された網目状保持部材(格子状保持部材)4である。第1態様の保持部材4は、3個の第1保持部材41-1~41-3のうちの少なくとも1つ、図3Bに示す例では、真ん中の第1保持部材41-2が鉄心211aにおける周方向に沿う側面に配設される第3永久磁石414a上に配設されており、複数の第2保持部材42は、それぞれ、鉄心411aにおける回転軸方向に沿う側面に配設される第2永久磁石413a上に配設されている。言い換えれば、鉄心211aを第1および第2保持部材41、42の網目で取り囲むことで、磁極ブロック21aが保持されている。
第2態様の保持部材5は、例えば、図3Cに示すように、第1態様の保持部材4と同様に、前記周方向に順次に配設された前記複数の磁極ブロック21aを外周側から保持する、網目状(格子状)に形成された網目状保持部材(格子状保持部材)5であるが、第2態様の保持部材5では、複数4個の第1保持部材51-1~51-4のうちの内側の2個の第1保持部材51-2、51-3および複数の第2保持部材51、52は、鉄心211aにおける固定子1aとの対向面上にかかるように配設されている。図3Cには、前記複数の第2保持部材52のうちの4個の第2保持部材52-1~52-4が図示されている。
なお、上述の第1および第2保持態様において、環状保持部材41、51が鉄心211aにかかるように、前記周方向に順次に配設された前記複数の磁極ブロック21aは、両外端部に一周して周方向に延びるように形成された凹条を備えてもよい。
また、上述の実施形態において、回転子2aが回転すると、上述の遠心力だけでなく、周方向にトルクが磁極ブロック21aにかかる。このため、回転電機Maは、外側面に形成された第1係合部を備える磁極ブロックを備え、前記第1係合部に係合する第2係合部を備え、前記第1係合部に前記第2係合部を係合させて前記バックヨークの側面に配設された磁極ブロック保持部材をさらに備えてもよい。これにより、磁極ブロック21bのズレを防止できる。
図4は、第1変形形態の回転子を説明するための図である。図4Aは、両側面それぞれに各磁極ブロック保持部材6(6-1、6-2)を配設した第1変形態様の回転子2bを径方向から見た上面図であり、図4Bは、磁極ブロック保持部材6の斜視図であり、図4Cは、磁極ブロック保持部材6の一部拡大平面である。
この第1変形形態における回転子2bは、磁極ブロック21aに代え磁極ブロック21bを用い、磁極ブロック保持部材6をさらに備える点を除き、上述の回転子2aと同様に構成されている。
前記第1変形形態における回転子2bに用いられる磁極ブロック21bは、図4Aに示すように、第1係合部として凹部215bを、第2永久磁石213bにおける外側面の上端部を切り欠くことで、形成している点を除き、上述の磁極ブロック21aと同様に構成されている。
磁極ブロック保持部材6は、図4Bおよび図4Cに示すように、例えば加工性を勘案してアルミニウムや真鍮等の非磁性材料やあるいは例えば炭素繊維材やプラスチック等の非磁性材料で形成された円環状の板状部材であり、その側面には、第2係合部として、周方向に等間隔で前記回転軸方向に突出した複数の凸部61が形成されている。2個の磁極ブロック保持部材6-1、6-2が用意され、磁極ブロック保持部材6-1は、各磁極ブロック21bの各第1係合部215bに各第2係合部61を係合させてバックヨーク22b(不図示)における一方の側面に配設され、磁極ブロック保持部材6-2は、各磁極ブロック21bの各第1係合部215bに各第2係合部61を係合させてバックヨーク22b(不図示)における他方の側面に配設される。
なお、上述では、第1係合部としての凹部215bは、第2永久磁石213bにおける外側面の上端部に形成したが、これに限定されるものではなく、磁極ブロック21bの外側面に形成されればよい。例えば、第1係合部としての凹部215bは、第2永久磁石213bにおける外側面のいずれかの位置に形成されてよく、あるいは、鉄心211bの外側面のいずれかの位置に形成されてよい。また、上述では、第1係合部は、凹部215bであって、第2係合部は、凸部61であったが、第1係合部は、凸部であって、第2係合部は、凹部であってもよい。
また、上述の実施形態では、前記周方向に順次に配設された前記複数の磁極ブロック21aは、前記回転軸方向に複数列で配設され、各列の磁極ブロック21aは、互いに周方向に揃えて配設されたが、前記周方向に順次に配設された前記複数の磁極ブロック21cは、前記回転軸方向に複数列で配設され、各列の磁極ブロックは、互いに周方向にずれて配設されてもよい。これにより、いわゆるコギングトルクが低減できる。
図5は、第2変形形態の回転子を説明するための図である。より具体的には、この第2変形形態における回転子2cは、バックヨーク22aに代え、前記多角形形状により形成される各稜線を各列ごとに周方向にずらしたバックヨーク(図略)を用いる点を除き、上述の回転子2aと同様に構成されている。この第2変形形態の前記バックヨーク(図略)における各稜線が各列ごとに周方向にずれているので、前記複数の磁極ブロック21cを前記バックヨーク(図略)における平坦な外周面に周方向に順次に配設することで、各列の磁極ブロック21cは、互いに周方向にずれて配設される。なお、図5に示す例では、回転子2cは、上述の磁極ブロック保持部材6(6-1、6-2)も備えている。
また、上述では、図1、図2および図3に示すように、固定子1aとの対向面が平面視にて長方形または正方形(直角四辺形)となるように形成された鉄心211a、211cを備える磁極ブロック21a、21cが用いられるが、固定子1aとの対向面が平面視にて平行四辺形となるように形成された鉄心を備える磁極ブロックが用いられてもよい。これにより、いわゆるコギングトルクが低減できる。
図6は、第3変形形態の回転子を説明するための図である。より具体的には、この第3変形形態における回転子2dは、鉄心211aに代え、図6に示すように、固定子1aとの対向面が平面視にて平行四辺形となるように形成された鉄心を備え、バックヨーク22aに代え、平坦な外周面が前記鉄心の平行四辺形に応じて平面視にて平行四辺形となるように形成されたバックヨーク(図略)を備える点を除き、上述の回転子2aと同様に構成されている。第3変形形態の回転子2dにおける複数の磁極ブロック21dは、第3変形形態の前記バックヨーク(図略)における、平面視にて平行四辺形である平坦な外周面に周方向に順次に配設される。
また、上述の実施形態において、前記複数の永久磁石は、前記鉄心の底面に配設される第1永久磁石、および、前記鉄心における前記回転軸方向に沿う側面に配設される第2永久磁石を含み、前記バックヨークにおける前記平坦な外周面または内周面には、前記第1永久磁石および前記第2永久磁石のうちの一方の一部が嵌まり込む凹所が形成されてもよい。このような回転電機は、回転子が回転する際に磁極ブロック(鉄心や磁石)が受ける周方向のトルクを前記凹所で支えることができる。
図7は、第4および第5変形形態の回転子を説明するための図である。図7Aは、第4変形形態における回転子2eを説明するための断面図であり、図7Bは、第5変形形態における回転子2fを説明するための断面図である。図7に示す例では、回転電機Maがインナーロータ型であるので、前記平坦な外周面に前記凹所が形成される。なお、回転電機Mがアルターロータ型である場合には、前記平坦な内周面に前記凹所が形成される。
この第4変形形態における回転子2eは、図7Aに示すように、複数の磁極ブロック21eと、バックヨーク22eとを備える。複数の磁極ブロック21eは、それぞれ、磁極ブロック21aにおける鉄心211aおよび第1ないし第3永久磁石212a~214aと同様な鉄心211eおよび第1ないし第3永久磁石212e~214eを備える(第3永久磁石214eは図7Aに不図示)。これら複数の磁極ブロック21eは、それぞれ、図7Aに示すように、第1永久磁石212eの底面が第2永久磁石213eの底面より径方向の内側に突出するように形成される点を除き、磁極ブロック21aと同様に構成されている。バックヨーク22eは、その平坦な外周面に、複数の磁極ブロック21eにおける各第1永久磁石212eの各一部をそれぞれ嵌め込むための各凹所221eを形成している点を除き、バックヨーク22aと同様に構成されている。各凹所221eは、それぞれ、径方向の内側に凹むように形成される。これら複数の磁極ブロック21eは、各第1永久磁石212eの各一部を各凹所221eに嵌め込みながら、バックヨーク22eにおける周方向に平坦な外周面に順次に配設される。これによって複数の磁極ブロック21eをバックヨーク22eに配設した第4変形形態における回転子2eが形成される。
なお、上述では、第1永久磁石212eの底面全体がバックヨーク22eの凹所221eに嵌め込まれたが、第1永久磁石212eの底面の一部がバックヨーク22eの凹所に嵌め込まれてもよい。より具体的には、第1永久磁石212eには、底面に、底面から径方向の内側に突出する凸部が設けられ、この凸部が嵌まり込むようにバックヨーク22eの凹所が形成される。
この第5変形形態における回転子2fは、図7Bに示すように、複数の磁極ブロック21fと、バックヨーク22fとを備える。複数の磁極ブロック21fは、それぞれ、磁極ブロック21aにおける鉄心211aおよび第1ないし第3永久磁石212a~214aと同様な鉄心211fおよび第1ないし第3永久磁石212f~214fを備える(第3永久磁石214fは図7Bに不図示)。これら複数の磁極ブロック21fは、それぞれ、図7Bに示すように、第2永久磁石213fの底面が第1永久磁石212eの底面より径方向の内側に突出するように形成される点を除き、磁極ブロック21aと同様に構成されている。バックヨーク22fは、その平坦な外周面に、複数の磁極ブロック21fにおける各第2永久磁石213fの各一部をそれぞれ嵌め込むための各凹所221fを形成している点を除き、バックヨーク22aと同様に構成されている。各凹所221fは、それぞれ、径方向の内側に凹むように形成される。これら複数の磁極ブロック21fは、各第2永久磁石213fの各一部を各凹所221fに嵌め込みながら、バックヨーク22fにおける周方向に平坦な外周面に順次に配設される。これによって複数の磁極ブロック21fをバックヨーク22fに配設した第5変形形態における回転子2fが形成される。
なお、上述では、第2永久磁石213fの底面全体がバックヨーク22fの凹所221fに嵌め込まれたが、第2永久磁石213fの底面の一部がバックヨーク22fの凹所に嵌め込まれてもよい。より具体的には、第2永久磁石213fには、底面に、底面から径方向の内側に突出する凸部が設けられ、この凸部が嵌まり込むようにバックヨーク22fの凹所が形成される。
また、上述の実施形態では、回転電機Maは、インナーロータ型であったが、アウターロータ型であってもよい。
図8は、変形形態における回転電機の構成を説明するための図である。図8Aは、変形形態における回転電機の構成を示す断面図であり、図8Bは、前記変形形態の回転電機における回転子の構成を示す断面図であり、図8Cは、その一部拡大断面図である。
変形形態における回転電機Mgは、例えば、図8Aに示すように、固定子1gと、回転子2gと、支持軸3gとを備え、固定子1gの外側に回転子2gを回転可能に配置したアウターロータ型である。
固定子1gは、複数のコイル13gを備え、前記複数のコイル13gによって、回転子2gを回転させるための磁界を発生させる部品である。より具体的には、固定子1gは、例えば、図8Aに示すように、円環状(円筒状)のヨーク部11gと、ヨーク部11gの外周面において周方向に等間隔で並び、前記外周面から径方向の外側に突出した、柱状の、複数のティース部12gと、前記複数のティース部12gそれぞれに巻き回された複数のコイル13gとを備える。固定子1gは、円柱状の支持軸3gに固定的に取り付けられている。
回転子2gは、磁気を帯びる複数の磁極ブロック21gを備え、固定子1gで生成された各磁界(回転磁界)と前記複数の磁極ブロック21gで生成された各磁界との磁気的な相互作用によって回転する部品である。なお、図8Aでは、磁極ブロック21gが省略されている。より具体的には、回転子2aは、例えば、図8Bおよび図8Cに示すように、複数の磁極ブロック21gと、バックヨーク22gとを備える。前記複数の磁極ブロック21gは、それぞれ、固定子1gと対向して配設される鉄心211gと、前記固定子1gとの対向面を少なくても開放して前記鉄心211gを囲む複数、この例では3個の、直方体形状または立方体形状である第1ないし第3永久磁石212g、213g、214gとを備え、前記鉄心211gにおける回転軸方向に沿う両側面(周方向で対向する両側面)が径方向外側から径方向内側に向けて狭まる傾斜面となっている点を除き、磁極ブロック21aと同様に構成されている。なお、図8Bおよび図8Cでは、第3永久磁石214gが省略されている。複数の磁極ブロック21gは、複数の磁極ブロック21aと同様に、前記回転軸方向に複数列で配設されている(不図示)。バックヨーク22gは、回転軸方向を法線方向とする断面での、外周面または内周面における輪郭の形状が多角形形状である部材である。ここでは、回転電機Mgがアウターロータ型であるので、内周面の輪郭形状が多角形形状になっている。前記多角形形状により形成される平坦な内周面には、周方向に順次に前記複数の磁極ブロック21gが配設されている。
このような構成のアウターロータ型の回転電機Mgも上述のインナーロータ型の回転電機Maと同様な作用効果を奏する。
本発明を表現するために、上述において図面を参照しながら実施形態を通して本発明を適切且つ十分に説明したが、当業者であれば上述の実施形態を変更および/または改良することは容易に為し得ることであると認識すべきである。したがって、当業者が実施する変更形態または改良形態が、請求の範囲に記載された請求項の権利範囲を離脱するレベルのものでない限り、当該変更形態または当該改良形態は、当該請求項の権利範囲に包括されると解釈される。
Ma、Mg 回転電機
1a、1g 固定子
2a~2g 回転子
21a~21g 磁極ブロック
212a~214a、213b 212e、213e、212f、213f、212g、213g 永久磁石
22a、22e、22f、22g バックヨーク

Claims (7)

  1. 複数のコイルを備える固定子と、
    磁気を帯びる複数の磁極ブロックを備える回転子とを備え、
    前記複数の磁極ブロックは、それぞれ、前記固定子と対向して配設される鉄心と、前記固定子との対向面を少なくても開放して前記鉄心を囲む複数の永久磁石とを備え、
    前記複数の永久磁石は、それぞれ、直方体形状または立方体形状であり、
    前記回転子は、回転軸方向を法線方向とする断面での、外周面または内周面における輪郭形状が多角形形状であって、前記複数の磁極ブロックを周方向に平坦な外周面または内周面に順次に配設したバックヨークをさらに備える、
    回転電機。
  2. 前記鉄心における前記固定子との対向面は、周方向に曲率を持つ曲面である、
    請求項1に記載の回転電機。
  3. 前記複数の永久磁石のうちの前記鉄心の側面に配設される永久磁石が前記バックヨークに配設された場合に、前記鉄心の側面は、前記鉄心の側面に配設される永久磁石と面で当接するように形成されている、
    請求項1または請求項2に記載の回転電機。
  4. 前記磁極ブロックは、外側面に形成された第1係合部を備え、
    前記第1係合部に係合する第2係合部を備え、前記第1係合部に前記第2係合部を係合させて前記バックヨークの側面に配設された磁極ブロック保持部材をさらに備える、
    請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の回転電機。
  5. 前記周方向に順次に配設された前記複数の磁極ブロックは、前記回転軸方向に複数列で配設され、
    各列の磁極ブロックは、互いに周方向にずれて配設されている、
    請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の回転電機。
  6. 前記鉄心は、前記鉄心における前記固定子との対向面が平面視にて平行四辺形となるように形成されている、
    請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の回転電機。
  7. 前記複数の永久磁石は、前記鉄心の底面に配設される第1永久磁石、および、前記鉄心における前記回転軸方向に沿う側面に配設される第2永久磁石を含み、
    前記バックヨークにおける前記平坦な外周面または内周面には、前記第1永久磁石および前記第2永久磁石のうちの一方の一部が嵌まり込む凹所が形成されている、
    請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の回転電機。
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