JP2023030960A - 調理器 - Google Patents

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伸哉 木野
Shinya Kino
康輔 江口
Kosuke Eguchi
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Abstract

【課題】本発明は、部品点数増加を抑えつつ、主枠に好適に回路基板、操作パネルを取り付ける取付構造を具えた調理器を提供する。【解決手段】本発明に係る調理器10は、窓部33が開設された機器本体20の主枠30の裏面に回路基板50、表面に操作パネル60が装着される調理器であって、前記回路基板は、前記主枠の裏面側から前記主枠に係合及びネジ止めにより装着され、前記操作パネルは、前記主枠の表面側から前記主枠に係合されている。前記主枠は、前記回路基板を組み付けの際に案内するガイド部材34が突設されており、前記ガイド部材34は、前記回路基板の裏面に当接する当たり面34bが形成されている。前記主枠は、前記回路基板の表面に当接する受け面35aを有する受け部材35が突設されている。【選択図】図6

Description

本発明は、食材を調理する炊飯器などの調理器に関するものであり、より具体的には、調理器の主枠への回路基板と操作パネルの取付構造に関するものである。
調理器には、操作や機能表示のための表示部が配置される。たとえば、特許文献1、特許文献2の炊飯器では、機器本体の前方上部の肩部に表示部を配置している。表示部は、タクトスイッチや表示パネルを有する回路基板に、操作パネルを被せた構造である。
特許文献1では、回路基板は炊飯器の主枠に基板カバーを介して装着される。また、特許文献2では、主枠を回路基板と操作パネルで挟み、回路基板を操作パネルにネジ止めして主枠に装着している。
特開2020-192081号公報 特許第3272708号公報
特許文献1の取付構造では、回路基板の装着に基板カバーが必要であるから、部品点数、設置スペース、組立工数の増加に繋がる。また、操作パネルはユーザーが操作の際に押圧操作等を行なうから、特許文献2のように回路基板を操作パネルにネジ止めした構造では、ネジのボス部分に負荷が掛かり、操作パネルにストレスクラックが発生してしまう虞がある。また、ネジ止め構造の場合、操作パネルは、回路基板と同時に予め機器本体に装着しておく必要があるから、組立工程中に操作パネルに傷が付いてしまう虞もある。
本発明の目的は、部品点数増加を抑えつつ、主枠に好適に回路基板、操作パネルを取り付ける取付構造を具えた調理器を提供するものである。
本発明の調理器は、
窓部が開設された機器本体の主枠の裏面に回路基板、表面に操作パネルが装着される調理器であって、
前記回路基板は、前記主枠の裏面側から前記主枠に係合及びネジ止めにより装着され、
前記操作パネルは、前記主枠の表面側から前記主枠に係合されている。
前記主枠は、前記回路基板を組み付けの際に案内するガイド部材が突設されており、前記ガイド部材は、前記回路基板の裏面に当接する当たり面が形成されている。
前記主枠は、前記回路基板の表面に当接する受け面を有する受け部材が突設されている。
前記主枠は、前記回路基板を組み付けの際に案内するガイド部材と、前記回路基板の表面に当接する受け部材が突設されており、
前記ガイド部材は、前記回路基板の裏面に当接する当たり面が形成されており、
前記受け部材は、前記回路基板の表面に当接する受け面を有し、
前記回路基板は、前記当たり面と前記受け面との間に挟まれる。
前記回路基板は、表面に押圧操作されるスイッチを有し、前記主枠は、前記スイッチの近傍に前記ガイド部材が形成されている。
前記回路基板は、前記スイッチの近傍に形成されたネジ孔を有し、
前記主枠は、前記ネジ孔と対向する位置に設けられたネジ止め用ボスを有し、
前記ネジ孔と前記ネジ止め用ボスをネジ止めすることで、前記回路基板は、前記主枠に固定される。
前記操作パネルは、裏面に係合片が突設されており、前記主枠は、前記係合片が嵌まる係合孔が設けられている。
前記回路基板及び前記操作パネルは、前記機器本体の肩部に装着される。
本発明の調理器は、回路基板の取付けに基板カバーは不要であり、部品点数、設置スペース、組立工数の増加を回避できる。また、回路基板は、主枠に係合及びネジ止めにより装着され、操作パネルは主枠に係合されており、回路基板と操作パネルは直接ネジ止め等により固定されていないから、操作パネルのストレスクラックの発生を防止できる。
図1は、本発明の一実施形態に係る炊飯器の斜視図であって、操作パネルを装着途上の状態を示している。 図2は、機器本体の肩部を裏面側から見た斜視図であって、回路基板及び操作パネル未装着の状態を示している。 図3は、図2のIII-III断面図であって、ガイド部材と受け部材を拡大して示す図である。 図4は、機器本体を裏面側から見た斜視図であって、回路基板を装着途上の状態を示している。 図5は、図4の肩部を異なる角度から見た斜視図である。 図6は、図4のVI-VI断面図である。 図7は、図6の状態から回路基板を主枠に向けてさらに倒した状態を示す断面図である。 図8は、回路基板が主枠に位置決めされた状態を示す断面図及び丸囲み部の拡大断面図である。 図9は、回路基板をネジ止めした機器本体を裏面側から見た斜視図である。 図10は、図9のX-X断面図及び丸囲み部の拡大断面図である。 図11は、図9のXI-XI断面図である。 図12は、図9のXII-XII断面図である。 図13は、回路基板及び操作パネルが装着された機器本体の肩部を裏面側から見た斜視図である。 図14は、図13から説明のため回路基板を取り外した斜視図である。
以下、本発明の調理器を炊飯器10に適用した実施形態について説明を行なう。なお、調理器は、炊飯器に限らず、所謂ホームベーカリーや餅つき器等であってもよい。
図1は、炊飯器10の全体斜視図である。図示の炊飯器10は、本体ケーシング11の上部に機器本体20を装着したものであり、機器本体20の後端には、蓋体12が開閉可能且つ着脱可能に配備されている。機器本体20には、内鍋13が収容可能となっている。内鍋13に食材(炊飯器の場合は米など)を投入し、蓋体12を閉じて通電を行なうことで、食材の調理を行なうことができる。
機器本体20の前方上部の肩部31には、ユーザーが種々の操作を行ない、又、種々の機能を表示する操作パネル60が取り付けられる。肩部31は、前方側に向けて傾斜した形態であって、平面視した外縁は円弧形状としている。肩部31の前方傾斜は、ユーザーが操作パネル60を操作、視認し易すくするためである。本発明では、後述するとおり、操作パネル60は炊飯器10の組立ての最終工程で装着することができ、図1では、操作パネル60を装着途上の状態を示す。操作パネル60は、裏面が主枠30を介して回路基板50と対向する。
図2は、機器本体20を裏面側から見た斜視図であって、主枠30に回路基板50及び操作パネル60を未装着の状態を示している。機器本体20は、主枠30に内鍋13(図1参照)を収容する碗状の内鍋容器21を装着して構成することができ、内鍋容器21の外周には誘導加熱コイルやサーミスターなどを搭載したヒーターユニット22が装着される。本実施形態では、図2に示すように、内鍋容器21やヒーターユニット22は、回路基板50及び操作パネル60よりも先に主枠30に取り付けている。内鍋容器21及びヒーターユニット22を主枠30に先付けする理由は、次のとおりである。主枠30は、比較的大きい部品であって、柔らかい材料から形成されているため、本体ケーシング11への装着前は変形し易い。この主枠30に回路基板50と操作パネル60を先付けすると、内鍋容器21等の取付工程で主枠30が変形して、回路基板50や操作パネル60にストレスが加わり、破損や白化が生じることがある。また、内鍋容器21等の取付後の作業中に回路基板50等が傷つく虞もある。このため、本発明では、主枠30に大きく硬い部品である内鍋容器21等を先付けして主枠30の形状を安定させてから回路基板50等を取り付けるようにしている。
これら内鍋容器21及びヒーターユニット22は、機器本体20を本体ケーシング11に配置したときに、本体ケーシング11内に収容されることになる。その他、本体ケーシング11には、電源ユニットやコードユニット(何れも図示せず)などの部材も収容される。
主枠30は、図2及び図3に示すように、内鍋容器21よりも前方側に横フレーム32が炊飯器10の組立状態で略鉛直方向に延びるよう形成されており、横フレーム32よりも前方側の肩部31に窓部33が開設されている。主枠30には、窓部33を挟んで、図1のように、裏面側から回路基板50、表面側から操作パネル60が装着可能となっている。回路基板50及び操作パネル60の構成は後述するが、窓部33は、回路基板50に設けられた表示部52を視認可能とし、一部のスイッチ53が貫通する大窓33aと、表示部52の側部に設けられたスイッチ53が貫通する複数の小窓33bとすることができる。上述のとおり、回路基板50及び操作パネル60は、内鍋容器21やヒーターユニット22を取り付けた後に主枠30に装着される。
主枠30には、図2に示すように、窓部33の裏面側周囲に回路基板50を係合するガイド部材34と受け部材35、また、回路基板50をネジ止めするネジ止め用ボス36が形成されている。また、窓部33の外周には、操作パネル60を係合する係合孔37が主枠30を貫通して形成されている。
<回路基板50の取付構造>
上記したガイド部材34及び受け部材35は、主枠30の裏面から突設される。図3は、肩部31が水平になるように主枠30を図示した拡大断面図である。図3に示すように、ガイド部材34及び受け部材35は、窓部33の後方側に設けられ、横フレーム32と同様、略鉛直方向に延びる構成とすることができる。すなわち、ガイド部材34及び受け部材35は、肩部31に対して傾斜した方向に延びる。ガイド部材34は、回路基板50を主枠30に装着する際に、回路基板50を案内して正しい装着位置に導くと共に、回路基板50の裏面と当接して回路基板50を位置決めする部材である。また、受け部材35は、回路基板50をネジ止めしたときに、回路基板50の表面と当接して回路基板50を位置決めするための土台となる部材である。
ガイド部材34は、より詳細には、図3に示すように、先端(図の上側)が主枠30の前方に向けて膨出したガイド突起34aを有する。ガイド突起34aの基端縁(図の下側)には、肩部31と略平行な当たり面34bが形成されている。これらガイド部材34は、回路基板50に設けられたスイッチ53に近い位置に配設することが望ましい。これにより、ユーザーが操作パネル60の操作子61を操作して、スイッチ53が押されても、回路基板50が撓んでしまうことを防止できる。
受け部材35は、先端(図3の上側)に肩部31や上記当たり面34bと略平行な受け面35aが形成されている。
上記したガイド突起34aの当たり面34bと受け部材35の受け面35aとの間には、図3に示すように横方向から見たときに、回路基板50の厚さに相当する間隔或いは回路基板50の厚さよりも僅かに広い間隔の隙間Wが形成されている。この隙間Wには、回路基板50の後端縁56が差し込まれ、回路基板50をずれないように表裏から位置決めする。
図2の実施形態では、ガイド部材34及び受け部材35は、夫々左右に1つずつ設けており、内側を受け部材35、外側をガイド部材34としている。これらの配置は一例であり、たとえば、左右にガイド部材34を設け、中央に1つだけガイド部材34を設ける等の変形が可能である。
主枠30は、図2に示すように、窓部33よりも前方側にネジ止め用ボス36が複数配置されている。ネジ止め用ボス36は、回路基板50の表面が当接して位置決めされると共に、ネジ止めにより回路基板50を脱落不能に固定する。ネジ止め用ボス36は、肩部31から略垂直に立設され、回路基板50を止めるネジ40を後述する図10の矢印Eで示すように肩部31に対して略垂直方向に螺進できる構成とすることが望ましい。ネジ40が傾いて、回路基板50の固定が不安定になることを防止するためである。また、ネジ止め用ボス36の高さは、後述する図6を参照するとおり、肩部31に対して、受け部材35の受け面35aと略同一高さ、すなわち、ネジ止め用ボス36と受け面35aが平行になる高さに形成することが望ましい。これにより、回路基板50は、肩部31に対して略平行に位置決めすることができる。
ネジ止め用ボス36は、回路基板50のスイッチ53の近傍に設けることが望ましい。これにより、ユーザーが操作パネル60の操作子61を操作し、スイッチ53が押されたときに、回路基板50の撓みを防止できる。
回路基板50は、図6等に示すように、炊飯器10の制御に関する制御回路や電子部品51、表示部52、LEDなどの発光部、タクトスイッチの如きスイッチ53が実装されたマイコン基板であり、電源ユニットに電気的に接続される。図示の回路基板50は、2枚のリジット基板54,55を間隔を存して配置した構成であり、一方のリジット基板54に電子部品51、他方のリジット基板55の表面側に表示部52を設け、スイッチ53を突設している。以下、回路基板50と称する場合、符号54で示すリジット基板を意味する。
回路基板50(54)は、図4及び図5に示すように、肩部31の形状に倣った略半円状の基板とすることができ、表面には上記したスイッチ53や表示部52が実装される。回路基板50の周面には、図5に最もよく表わされているように、後端縁56にガイド部材34が嵌まる切欠き58が形成されている。図示の切欠き58は、一方がコ字状の切欠きであり、他方は後端の角部を切除した切欠きである。また、回路基板50の前端側には、ネジ止め用ボス36と対向する位置にネジ孔59が形成されている。図示のネジ孔59は、回路基板50の前端縁57を切り欠いて形成したものと、回路基板50を貫通する孔の二種類としている。
然して、回路基板50は、肩部31に装着される。具体的には、図5に示すように、回路基板50の切欠き58をガイド部材34と位置合わせし、この状態から、図4、図5、特に図6に示されるように、回路基板50を斜めに傾けた状態で主枠30に接近させる。そして、回路基板50をガイド突起34a及びガイド部材34に押し付けつつ押し下げて後端縁56を受け部材35の受け面35aに当てる(図6中矢印B)。続いて、図6の矢印C、図7の矢印Dに示すように回路基板50の前端縁57を主枠30側に倒しながら、後方に押す。
これにより、回路基板50は、図8に示すように、後端縁56側が当たり面34bと受け面35aとの間(図3の隙間W)に挟まれ、また、前端縁57側がネジ止め用ボス36(電子部品51と重なって図示されていないため図10を参照されたい)に載った状態で位置決めされ、回路基板50は、窓部33と略平行になる。同時に、窓部33の大窓33aには、表示部52が位置合わせされ、また、スイッチ53は大窓33a又は小窓33bから臨出する(図1も参照)。
本実施形態では、回路基板50は、肩部31に対して斜めに傾けた状態で接近させている。その理由は、以下のとおりである。図4は、肩部31が紙面と略平行になるように台上に載置し、機器本体20を平面視した図であるが、この図に示すように、ガイド部材34や受け部材35は、主枠30に先に取り付けられた内鍋容器21やヒーターユニット22が邪魔をして視認することができない。すなわち、回路基板50を主枠30に取り付ける作業者は、視認できないガイド部材34や受け部材35に対して、回路基板50を位置決めしなければならない。そこで、本発明では、回路基板50に切欠き58を設け、回路基板50を斜めに傾けた状態で主枠30に接近させ、ガイド部材34に切欠き58を沿わせている。この状態から回路基板50が水平になるように押し込むことで、回路基板50を肩部31に位置決めしている。この作業は、ガイド部材34や受け部材35を目視することなく行なうことが可能であるから、作業性を向上させ、回路基板50を正しく位置決めすることができる。
続いて、図9乃至図11に示すように、回路基板50をネジ40で主枠30に止める。具体的には、位置合わせされたネジ孔59とネジ止め用ボス36にネジ40を螺入する。ネジ40は、回路基板50を緩むことなく確実に固定するために、回路基板50に対して略垂直方向に螺進させることが望まれる。そこで、本発明では、図6等に示すようにネジ止め用ボス36は、肩部31に対して略垂直に形成し、図10の矢印Eに示すようにネジ40は、回路基板50に対して略垂直に止めることができる。
なお、上記したとおり、肩部31は機器本体20に対して傾斜しており、また、内鍋容器21やヒーターユニット22は、回路基板50よりも先に装着されている。従って、図10に矢印Fに示すように、回路基板50の後端縁56の近傍は、内鍋容器21などが邪魔になってネジを垂直に止めることはできない。このため、本発明では、回路基板50は、前端縁57側のみネジ止めとする構成を採用し(図9乃至図11)、後端縁56側は、ネジ止めすることなく、ガイド部材34、受け部材35の隙間Wで挟み(図10の丸囲み部拡大図参照)、嵌合により位置決めできるようにしている(図10乃至図12)。
回路基板50には、表面に操作パネル60の操作子61によって押圧操作されるスイッチ53が配置されている。本実施形態では、ガイド部材34は、スイッチ53の近傍に位置するよう配置し、また、ネジ止め部分もスイッチ53の近傍に配置する構造としている。この配置としたことでスイッチ53が押圧操作されたときに、ガイド部材34の当たり面34bやネジ40により回路基板50に加わるストレスや撓みを低減でき、回路基板50のクラック発生や通電不良を防止できる。
回路基板50は、上記のように、係合とネジ止めにより直接主枠30に装着しているから、基板カバーは不要である。従って、回路基板50の取付けに際し、部品点数、設置スペース、組立工数の増加を抑えることができる。
<操作パネル60の取付構造>
操作パネル60は、図1に示すようにユーザーが押圧操作する操作子61がやや膨らんだ形態に形成された銘板(化粧パネル)であり、回路基板50の表示部52に相当する位置は、光を透過して裏面側の回路基板50の表示部52を視認可能としている。
操作パネル60は、回路基板50を主枠30に装着した後で主枠30に取り付ける構成としている。望ましくは、図1に示すように、本体ケーシング11に機器本体20を装着し、炊飯器10の組立ての最終工程で操作パネル60を主枠30に装着する。これにより、操作パネル60の傷つきを効果的に防止できる。この場合、先に回路基板50を装着した機器本体20を図1に示すように、本体ケーシング11に組み込めばよい。もちろん、機器本体20を本体ケーシング11に装着する前の段階で、操作パネル60を主枠30に装着しても構わない。
操作パネル60は、裏面に複数の係合片62が形成されている。一方、主枠30に操作パネル60を取り付けるための係合孔37は、図1及び図2等に示すように、窓部33の外周側に複数形成される。係合孔37は、図示では、窓部33(大窓33a)の前方側に2カ所、窓部33(小窓33b)の後方側左右に2カ所形成している。係合片62は、係合孔37と係合する爪を有する。そして、図1の矢印Aに示すように、操作パネル60を主枠30の肩部31に接近させ、係合片62を図13(説明を判り易くするために回路基板50を取り外した図14も参照)に示すように主枠30の係合孔37に差し込んで、爪を係合孔37と係合させることで、操作パネル60を主枠30に装着できる。操作パネル60が主枠30に装着されることで、操作子61はスイッチ53と夫々対向し、また、表示部52は操作パネル60を通して視認可能となる。
本発明によれば、操作パネル60は、回路基板50と一体にネジ止めするのではなく、主枠30に直接係合するようにしている。従って、操作パネル60の操作子61をユーザーが押圧操作しても、回路基板50にはネジ止めによる負荷は掛からず、ストレスクラックの発生を防止することができる。
また、操作パネル60の装着は、主枠30の外側からの作業のみで済む。従って、操作パネル60は、機器本体20又は炊飯器10の組立ての最終工程で主枠30に装着することができる。このため、操作パネル60の傷つきを防止できる利点もある。
上記説明は、本発明を説明するためのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定し、或いは範囲を限縮するように解すべきではない。また、本発明の各部構成は、上記実施例に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であることは勿論である。
たとえば、上記した回路基板50及び操作パネル60の構成、とくに、回路基板50の構成、表示部52の形状、大きさ、配置、また、スイッチ53や操作子61の形状、数等は、図示の形態に限定されるものではないことは理解されるべきである。
10 調理器(炊飯器)
11 本体ケーシング
12 蓋体
13 内鍋
20 機器本体
21 内鍋容器
30 主枠
31 肩部
33 窓部
34 ガイド部材
34a ガイド突起
34b 当たり面
35 受け部材
35a 受け面
36 ネジ止め用ボス
37 係合孔
40 ネジ
50 回路基板
52 表示部
53 スイッチ
58 切欠き
59 ネジ孔
60 操作パネル
61 操作債
62 係合片

Claims (8)

  1. 窓部が開設された機器本体の主枠の裏面に回路基板、表面に操作パネルが装着される調理器であって、
    前記回路基板は、前記主枠の裏面側から前記主枠に係合及びネジ止めにより装着され、
    前記操作パネルは、前記主枠の表面側から前記主枠に係合されている、
    調理器。
  2. 前記主枠は、前記回路基板を組み付けの際に案内するガイド部材が突設されており、前記ガイド部材は、前記回路基板の裏面に当接する当たり面が形成されている、
    請求項1に記載の調理器。
  3. 前記主枠は、前記回路基板の表面に当接する受け面を有する受け部材が突設されている、
    請求項1又は請求項2に記載の調理器。
  4. 前記主枠は、前記回路基板を組み付けの際に案内するガイド部材と、前記回路基板の表面に当接する受け部材が突設されており、
    前記ガイド部材は、前記回路基板の裏面に当接する当たり面が形成されており、
    前記受け部材は、前記回路基板の表面に当接する受け面を有し、
    前記回路基板は、前記当たり面と前記受け面との間に挟まれる、
    請求項1に記載の調理器。
  5. 前記回路基板は、表面に押圧操作されるスイッチを有し、前記主枠は、前記スイッチの近傍に前記ガイド部材が形成されている、
    請求項2又は請求項4に記載の調理器。
  6. 前記回路基板は、前記スイッチの近傍に形成されたネジ孔を有し、
    前記主枠は、前記ネジ孔と対向する位置に設けられたネジ止め用ボスを有し、
    前記ネジ孔と前記ネジ止め用ボスをネジ止めすることで、前記回路基板は、前記主枠に固定される、
    請求項5に記載の調理器。
  7. 前記操作パネルは、裏面に係合片が突設されており、前記主枠は、前記係合片が嵌まる係合孔が設けられている、
    請求項1乃至請求項6の何れかに記載の調理器。
  8. 前記回路基板及び前記操作パネルは、前記機器本体の肩部に装着される、
    請求項1乃至請求項7の何れかに記載の調理器。
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