JP2023029220A - カセット及び記録装置 - Google Patents

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Yosuke Kitagawa
英明 永原
Hideaki Nagahara
哲治 倉田
Tetsuji Kurata
靖 石田
Yasushi Ishida
俊哉 松本
Toshiya Matsumoto
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Abstract

【課題】カセットの剛性を確保して操作性を向上させる。【解決手段】シートを載置する載置面を有し、シートを収容する収容部と、収容部の一部を構成し、載置面から記録装置に搬送されるシートの搬送方向における後端側でシートを規制する立壁と、を備えるカセットであって、立壁は、載置面に積載できるシートの高さである所定位置より上の位置において、載置面の側に突き出す突出部を有する。【選択図】 図5

Description

本発明は、プリンタなどの記録装置に用いられるカセットに関する。
プリンタなどの画像形成装置には、未印刷の用紙を積載しておくための給紙カセットが設けられている。
たとえば、特許文献1においては、給紙カセットの側壁上に着脱可能なカセットカバーが配置されており、そのカセットカバーは上方向へ回動することが可能で、その給紙カセットは十分な剛性のある把持部を有している。
特許第6642051号公報
しかしながら、特許文献1に開示されている給紙カセットは、用紙サイズによって、給紙カセットが画像形成装置本体からその着脱方向に突出するため、意匠的な問題が生じる。給紙カセットの着脱方向のサイズを最小にするためには、給紙カセットの装置本体への差込方向の反対面が立壁一枚で構成されることが望ましい。しかしながら、立壁一枚で構成した場合、給紙カセットの把持部を確保することと、把持した時の把持部の剛性を確保することが困難となる。
本発明は上述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、カセットの剛性を確保して操作性を向上させることである。
本発明に係わるカセットは、シートを載置する載置面を有し、シートを収容する収容部と、前記収容部の一部を構成し、前記載置面から記録装置に搬送されるシートの搬送方向における後端側でシートを規制する立壁と、を備えるカセットであって、前記立壁は、前記載置面に積載できるシートの高さである所定位置より上の位置において、前記載置面の側に突き出す突出部を有することを特徴とする。
本発明によれば、カセットの剛性を確保して操作性を向上させることが可能となる。
本発明の第1の実施形態に係わる画像形成装置の外観斜視図。 画像形成装置の内部を模式的に示した断面図。 カセットカバーが装着された状態の給紙カセットの斜視図。 第1の実施形態におけるカセットカバーを示す図。 第1の実施形態における給紙カセットの差込方向手前側の一部斜視図。 図3のA-A断面。 図3のB-B断面。 図3のC-C断面。 画像形成装置に給紙カセットを挿入する様子を示す斜視図。 第1の実施形態における画像形成装置に給紙カセットを挿入した状態の断面図。 第3の実施形態におけるカセットカバーの斜視図。 給紙カセットの変形例を示す図。
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
なお、以下の実施形態では、印刷される用紙が紙である場合について説明するが、用紙は紙以外であってもよく記録可能なシート状記録媒体であればよい。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係わる画像形成装置(記録装置)1の外観斜視図である。
図1において、画像形成装置1はドキュメントのプリント機能やスキャン機能等を有しており、用紙は給紙カセット6の内部である用紙収容部の載置面上に収容されている。操作パネル2は装置の正面側に配置され、ユーザーは操作パネル2の正面から画像形成装置1を操作することができる。
給紙カセット6は、画像形成装置1に装着可能で、後述する画像形成装置1に形成された給紙カセットを挿入するための開口部8から奥行き方向に挿入される。ここで方向を定義する。画像形成装置1の給紙カセットの抜き差し方向は装置の前後方向と一致しており、矢印3で示されるように、奥に向かう方向が差込方向奥側と定義され、その反対方向が差込方向手前側と定義される。また、画像形成装置1の左右は、矢印4で示されるように定義される。また、画像形成装置の上下は、矢印5で示されるように定義される。
この図の構成をさらに説明すると、カセットカバー7は給紙カセット6の上に取り付けられて用紙の露出を防いでいる。プリント実行時には、操作パネル2が自動あるいは手動で開いてプリント動作が実行される。
図2は、画像形成装置1の内部を模式的に表した断面図であり、プリントを行う主要な機器が配置されている様子が示されている。この図を用いて、プリント機能について説明する。
給紙カセットの内部に積層して格納されている用紙100は、プリントの開始指示とともに給紙ローラ101により一枚ずつ送り出されて、ガイド部102を通って印字部103に運ばれる。印字部103では、印字ヘッド104が画像形成装置1内を左右に往復動作する際にインクを吐出することで搬送ローラ106によって搬送される用紙に画像を記録する。画像を記録した用紙は排紙トレイ105に排出される。排紙トレイ105は、図1の操作パネル2の内側に配置され、プリント時に排紙トレイ105は自動あるいは手動で前方に引き出される。
図3は、カセットカバーが設置された状態の給紙カセットの斜視図である。カセットカバー7は矢印10で示す方向から給紙カセット(カセット本体)6に取り付けることが可能である。給紙カセット6の差込方向手前側には後述する把持部(立壁上部)11が設けられており、左右側面には給紙カセット6を画像形成装置1に取り付けるための後述するレール12等が配置されている。なお、操作パネル2は、給紙カセット6が画像形成装置1に装着された場合、立壁28より載置面41の側に位置する(後述する図5A、5B参照)。したがって、把持部11およびカセットカバー7の少なくとも一部は、画像形成装置1の外に露出する。
図4は、カセットカバーの斜視図である。図4(a)は上面全体斜視図であり、図4(b)は下面全体斜視図である。また、図4(c)~(f)は、それぞれ左右の差込方向奥側、左右の差込方向手前側の爪近傍の拡大図である。符号の枝番の1が左側、2が右側を示している。
本実施形態では、左右に設けられた奥側突起20に形成されている奥側爪設置面21は給紙カセット6の差込方向と同じ方向を向いていて、その面に奥側爪22が設置されている。また、手前側突起23にある手前側爪設置面24は給紙カセット6の差込方向の反対方向を向いていて、その面に手前側爪25が設置されている。さらに、給紙カセット6とカセットカバー7の位置関係を規制するための位置決め突起26がカセットカバー7の左右にそれぞれ設けられている。また、カセットカバー7の差込方向手前側の端部には左右方向にリブが形成されており、このリブを切り欠くように、後述する庇(ひさし)31(図5参照)との当接部位43が形成されている。なお、カセットカバー7の左右両側の当接部位43の間の位置には、給紙カセット6の把持部11とともにユーザーが把持する凹部7aが形成されている。
図5は、給紙カセット6の差込方向手前側の部分的な斜視図である。給紙カセット6は、画像形成装置1の大きさ、特に給紙カセット6の抜き差し方向の寸法を支配する場合がある。そのため、画像形成装置1の全体を小型化するには、給紙カセット6の抜き差し方向の寸法を小さくすることが効果的である。給紙カセット6の抜き差し方向の寸法を最小にするには、給紙カセット6の差込方向手前側の構成物を極力少なくする必要がある。
必要な構成物は、積載された未印刷の用紙が飛び出ないようにする差込方向手前側(用紙の搬送方向の後端側)の立壁28である。立壁28の厚みは1~5mm程度である。立壁28の内面29は未印刷の用紙の搬送方向後端を規制しつつ、立壁28の外面30は画像形成装置1の外観の一部をなす構成とするのが適切である。さらに、給紙カセット6の立壁28の内面29に二つの庇(ひさし)31(31-1,31-2)が設けられている。庇(突出部)31の下面の高さ位置は、未印刷の用紙が用紙束として積載面に積載されたときの積載される上限である所定位置より高い位置であり、また、庇31の横方向位置は給紙カセット6の把持部11付近を中心として左右両側に略同じ距離離れた位置である。
用紙を載置する載置面41において、庇31と対向する位置には、穴40(40-1,40-2)が配されている。この穴40は、給紙カセット6の射出成形時において型を外すために使用する。このような製造方法を用いることによって、立壁28と庇31を一体的に成形することができる。なお、射出成形であっても図12に示すように穴40に対応する位置に穴を設けない載置面41とすることができる。本実施形態では、庇31の下側に用紙を配置することができるようにしている。ただし、庇と載置面の間を例えば半円形状で連続的に突出させることによって強度を増すことができる。
未印刷の用紙をセットする時に引っ掛かりにくくするため、上方から見た庇31の形状は角の取れた形状に形成されている。庇31の上面は、立壁28の上面と平行になっている。また、給紙カセット6の左右それぞれの側壁上面32には、カセットカバー7の奥側突起20が進入する穴33が設けられている。同様に差込方向手前側にも、カセットカバー7の手前側突起23が進入する穴34が設けられている。さらに、給紙カセット6の左右の側壁上面32には、カセットカバー7との位置関係を決めるために、カセットカバー7の位置決め突起26を受け入れる位置決め穴35も配置されている。
図6は、図3のA-A断面図である。カセットカバー7が規定の位置に収まった状態では、カセットカバー7の差込方向手前側の端部27は、給紙カセット6の差込方向手前側の立壁28の内面29に隣接する位置に配置される。そのため、カセットカバー7の庇31との当接部位43は、庇31の直上に位置する。このとき、カセットカバー7と庇31は必ずしも接触する必要はなく隙間があってもよい。
図7は、図3のB-B断面図である。図7(a)は断面の全体図であり、図7(b)および図7(c)は、それぞれ差込方向奥側、差込方向手前側の爪周辺の拡大図である。
カセットカバー7が規定の位置に収まった状態では、図7(b)に示すように、カセットカバー7の奥側爪(爪部)22は係合面37で給紙カセット6に固定(係止)される。このとき、奥側爪22の係合面37の角度38は、カセットカバー7を外す方向に対して角度αに設定されている。角度αは、本実施形態では、90°より大きい角度である。
一方、図7(c)に示すように、カセットカバー7の手前側爪(爪部)25は係合面39で給紙カセット6に固定(係止)される。このとき、手前側爪25の係合面39の角度40は、カセットカバーを外す方向に対して角度βに設定されている。角度βは、本実施形態では、90°以下の角度である。
給紙カセット6に未印刷の用紙をセットする場合は、カセットカバー7を取り外す必要があるが、カセットカバー7を取り外す場合は、図3の状態でカセットカバー7を上方に持ち上げる、あるいは、図6のカセットカバー7の奥側端部36を持ち上げる。すると庇31とその上方にあるカセットカバー7の手前側端部27の周辺を回動軸として、カセットカバー7が図3の矢印13の方向に回動して開く。
この回動動作は、奥側爪22の係合面37の角度αが手前側爪25の係合面39の角度βより大きいことにより、上方向への力に対して奥側爪22の方が容易に外れることで実現される。
カセットカバー7を開いた後に未印刷の用紙を給紙カセット6にセットし、カセットカバー7を給紙カセット6の上方から取り付ける。カセットカバー7を取り付ける際は、奥側爪22あるいは手前側爪25のどちらか一方から、あるいは両方同時に取り付けることが可能である。そして、給紙カセット6の位置決め穴35にカセットカバー7の位置決め突起26が差し込まれることで給紙カセット6とカセットカバー7の位置関係が正しく規制される。なお、本実施形態において、位置決め突起26は、奥側突起20と手前側突起23の間に存在するが、その位置に限定されるものではない。
用紙の入った給紙カセット6を画像形成装置1に取り付ける際には、給紙カセット6の把持部11をユーザーが掴んで後述する開口部8から画像形成装置1へ挿入する。
図8は、図3のC-C断面図である。ユーザーが給紙カセット6の把持部11を掴むとき、手は給紙カセット6の立壁28とカセットカバー7も掴むことになり、その時にカセットカバー7は変形する。これは、給紙カセット6の把持部11の直下にはカセットカバー7の変形を受ける庇31がないためであり、カセットカバー7の把持部11付近は、左右にある庇31との接触点を支点として下方向に変形する。もし、庇31が全くなかった場合は、カセットカバー7が必要以上に変形してしまい、剛性感が得られない。庇31があることにより、ユーザーが給紙カセット6の把持部11を掴んだときに、剛性感を感じることができる。また、把持部11が把持するのに十分な寸法を有する場合には、二つの庇31の左右方向の間隔を狭くすれば、小さい変形で剛性感のある把持部を得ることができる。すなわち、庇の数やその配置を適切に設定することにより、給紙カセット6の着脱時の給紙カセット6とカセットカバー7の剛性感を適切に制御することができる。
さらに、本実施形態の給紙カセット6とカセットカバー7の各部位の位置関係について説明する。高さ方向については、図7に示すように、各爪の係合面37,39は、積載する用紙の上限高さより低い位置にあり、前述のように庇31の下面は積載する用紙の上限高さより高い位置にある。給紙カセット6の側壁上面32の高さは、積載する用紙の上限高さと同じ位置か高い位置にあり、庇31の下面より下に位置している。そして、庇31の直上には、若干の隙間を有した状態でカセットカバー7の庇31との当接部位43が配置されている。給紙カセット6の差込方向手前側の立壁28の上端は、カセットカバー7より高い位置にあり、ユーザーの指が掛る把持部11の空間を構成している。
給紙カセット6の差込方向については、差込方向手前側の立壁28の内面29から突き出す庇31は、カセットカバー7の当接部位43の接触面より差込方向奥側へ突き出している。これは、カセットカバー7と給紙カセット6を強く把持したときに、カセットカバー7の当接部位43が給紙カセット6の庇31を乗り越えて下方向に大きく沈み込んでしまうことを回避するためである。
また、本実施形態では、カセットカバー7に配置された爪を有する各突起20,23、および位置決め突起26は左右対称に配置されていない。これは画像形成装置1の構造から、未印刷の用紙が給紙カセット6の左右方向中央に配置できないにもかかわらず、意匠的観点から給紙カセット6の把持部11が給紙カセット6の左右方向中央に配置されているためである。
把持部11を把持すると、カセットカバー7は二つの庇31を支点として変形するが、左右方向で庇31より把持部11に近い位置ではカセットカバー7は下方向に変形し、庇31より把持部11から遠いところではカセットカバー7は上方向に持ち上がるように変形する。この上方向に持ち上がる変形の力は、給紙カセット6の差込方向奥側より手前側の方が把持部11と庇31に近いため、より強い力になる。これに対して、各爪の係合面37,39がカセットカバー7の上方向へ持ち上がる力に抗することで、カセットカバー7の外れを抑えている。本実施形態では、給紙カセット6の差込方向手前側の爪のある突起23を左右方向で略対称に配置することで力のアンバランスを解消している。
なお、本実施形態では、上記の構成で目的を達成しているが、本発明は上記の構成に限定されるものではない。例えば、側壁上面32の高さは庇31の下面より上にあってもよく、その場合もカセットカバー7は、庇31の上方にあるカセットカバー7の手前側端部27の周辺を回動軸として動くことになる。他にも、左右対称で構成してもよい。
図9は、給紙カセット6を画像形成装置1に挿入する様子を示す斜視図である。図10は、画像形成装置1に給紙カセット6が装着された状態における、給紙カセット6を受け入れる開口部8とカセットカバー7の爪係合面付近の断面図である。
ユーザーが給紙カセット6とカセットカバー7を掴んで画像形成装置1の開口部8に挿入することで、給紙カセット6のレール12が画像形成装置1内のレール(不図示)に沿って上下左右方向の位置が決められ、給紙カセット6が装着される。挿入終端では、不図示のストッパーで給紙カセット6の進入位置が規制され、画像形成装置1内での給紙カセット6の差込方向の位置が決められる。
このとき、図10に示すように、奥側爪22は、開口部8よりも画像形成装置1の内部に進入している。このように、容易に外れやすい奥側爪22を画像形成装置1の内部に入れることにより、奥側爪22が外れることを抑制することができる。一方、カセットカバー7の手前側爪25は、もともと給紙カセット6から外れにくい構造となっているため、画像形成装置1から露出していても問題はない。このような構成により、画像形成装置1に給紙カセット6が装着された状態で梱包された場合に、カセットカバー7に対して梱包材あるいはテープ等で脱落を押さえる処理をすることなくカセットカバー7の脱落を防ぐことができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、給紙カセットの抜き差し方向のサイズを小さくしつつ、カセットカバーを含めた給紙カセットの把持部の剛性を確保することができる。また、梱包時にカセットカバーが衝撃等で外れにくい画像形成装置を提供することができる。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、庇を2ヶ所設ける例について説明したが、第2の実施形態では、庇が1ヶ所である場合について説明する。それ以外の構成は、上記の第1の実施形態と同様であるため、説明を省略する。
庇の高さ位置は第1の実施形態と同様であるが、横方向位置は、例えば把持部11(凹部7a)の直下とする。その横方向長さも把持部として決めた範囲でも良いし、幅全域に渡ってもよい。
このような構成により、ユーザーが給紙カセット6の把持部11を掴むことによるカセットカバー7の変形を抑制でき、剛性を確保することが可能となる。
(第3の実施形態)
第1の実施形態では、カセットカバー7の奥側爪22の設置面21の向きは給紙カセット6の差込方向と同じである例について説明した。第3の実施形態では、カセットカバー7の奥側爪22の設置面が給紙カセットの内側を向いている場合について説明する。それ以外の構成は、上記の第1の実施形態と同様であるため、説明を省略する。
本実施形態では、図11(a)、(b)に示されるように、カセットカバー7に設置される奥側突起50の奥側爪の設置面51は給紙カセット6の内側方向を向いており、奥側爪52はその面に設置されている。
それに伴い、給紙カセット6の側壁部にも、奥側突起50が進入する穴と、奥側爪52の係合面(不図示)が設けられている。なお、奥側および手前側の係合面の角度の関係は図7で説明した第1の実施形態と同様である。
このような構成においても、カセットカバー7を上方向に持ち上げることにより、カセットカバー7は、その手前側端部27と庇31の周辺を回動軸として動き、カセットカバー7を容易に外すことができる。
なお、上記の実施形態では、画像形成装置としてインクジェット方式の複合機を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばファクシミリ、レーザービームプリンタ等の他の画像形成装置であってもよい。これらの画像形成装置に用いられる給紙カセットに本発明を適用しても同様の効果を得ることができる。
発明は上記実施形態に制限されるものではなく、発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。従って、発明の範囲を公にするために請求項を添付する。
1:画像形成装置、6:給紙カセット、7:カセットカバー、8:開口部、11:把持部20:奥側突起、21:奥側爪の設置面、22:奥側爪、26:位置決め突起、27:手前側端部、28:立壁

Claims (15)

  1. シートを載置する載置面を有し、シートを収容する収容部と、
    前記収容部の一部を構成し、前記載置面から記録装置に搬送されるシートの搬送方向における後端側でシートを規制する立壁と、を備えるカセットであって、
    前記立壁は、前記載置面に積載できるシートの高さである所定位置より上の位置において、前記載置面の側に突き出す突出部を有することを特徴とするカセット。
  2. 前記収容部に装着され、収容したシートの露出を防ぐカセットカバーをさらに備え、
    前記カセットカバーは、前記突出部に上方から当接する当接部を有することを特徴とする請求項1に記載のカセット。
  3. 前記載置面には、前記突出部に対向する位置に穴が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のカセット。
  4. 前記立壁の外面は、前記カセットを前記記録装置に装着した状態において、前記記録装置の外観の一部を構成することを特徴とする請求項1に記載のカセット。
  5. 前記突出部は、前記立壁の上部を把持することができる立壁上部より下の位置にあり、
    前記立壁は、複数の前記突出部を有することを特徴とする請求項1に記載のカセット。
  6. 複数の前記突出部は、前記立壁上部を挟んでその両側に配置されていることを特徴とする請求項5に記載のカセット。
  7. 前記突出部は、前記立壁の上部を把持することができる立壁上部より下の位置にあり、
    前記カセットカバーには、前記立壁上部とともにカセットの把持部として機能する凹部が形成されていることを特徴とする請求項2に記載のカセット。
  8. 前記凹部は、前記カセットカバーの複数の前記当接部の間に配置されていることを特徴とする請求項7に記載のカセット。
  9. 前記カセットカバーの前記当接部は、前記凹部の直下に形成されていることを特徴とする請求項7に記載のカセット。
  10. 前記カセットカバーは、前記カセットを前記記録装置に差し込む方向の奥側である第1の位置に、前記収容部に係止される第1の爪部を有するとともに、前記差し込む方向の手前側である第2の位置に前記収容部に係止される第2の爪部を有し、前記第1の爪部の係止の方が第2の爪部の係止よりも外れやすく構成されていることを特徴とする請求項2に記載のカセット。
  11. 前記第1の位置は、前記記録装置の前記カセットを挿入する開口部よりも、前記記録装置の奥側に位置することを特徴とする請求項10に記載のカセット。
  12. 前記第1の爪部の前記収容部に係合する部分の角度が90°より大きい角度であることを特徴とする請求項10に記載のカセット。
  13. 前記第2の爪部の前記収容部に係合する部分の角度が90°以下であることを特徴とする請求項10に記載のカセット。
  14. 請求項1乃至11のいずれか1項に記載のカセットを装着可能であることを特徴とする記録装置。
  15. 装置の正面側には、操作パネルが配され、
    前記操作パネルは、前記カセットが装着された場合、前記立壁より前記載置面の側に位置することを特徴とする請求項14に記載の記録装置。
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