JP2023027615A - 離型剤 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、シリコーン化合物やフッ素系オイルを含まずとも、金型からの離型性に優れた新たなフッ素系離型剤組成物を提供することを主な課題とする。
【解決手段】本発明として、例えば、ポリフルオロアルキル基、パーフルオロアルキル基、パーフルオロアルケニル基、ポリフルオロポリエーテル鎖、もしくはパーフルオロポリエーテル鎖、および/またはリン酸エステル基、ホスホン酸基、もしくはカルボン酸基を有する含フッ素化合物と塩素化パラフィンとを含むことを特徴とする離型剤組成物を挙げることができる。
【選択図】 なし

Description

本発明は、離型剤の技術分野に属する。本発明は、含フッ素化合物と塩素化パラフィンとを必須成分として含むフッ素系離型剤組成物に関するものである。
離型剤は樹脂やゴムの成形を行う際に用いられ、成形精度や成形速度の向上に欠くべからざるものとなっている。その中には、含フッ素化合物を離型剤成分とするフッ素系離型剤もあり、特に、フッ素ゴムの成形において好んで用いられている。
フッ素系離型剤では、離型時の摺動性を向上させるためにオイル成分を添加して使用されることがあるが、通常用いられるシリコーンオイルでは脱型しにくい成形品もあり、また電子部品のように成形品へのシリコーンオイルの移行が嫌われることもある。また、一部のフッ素系離型剤に、オイル成分としてフッ素系オイルが使用されているが、フッ素系オイルが高価であるため、汎用性に乏しい。
塩素化パラフィンは、難燃剤として良く知られており、樹脂に添加して使用される安価な材料である。かかる塩素化パラフィンを離型剤成分として使用した例が存在する。例えば、特許文献1には、塩素化パラフィン・ワックス・灯油からなる組成物がコンクリート型枠用離型剤の比較例として記載されている。また、特許文献2には、離型剤に配合可能な成分の一例として、塩素化パラフィンが他の化合物と同様に併記されているが、含フッ素化合物との組成物については言及されていない。
特開昭53-125423号公報 特開2004-261850号公報
本発明は、シリコーン化合物やフッ素系オイルを含まずとも、金型からの離型性に優れた新たなフッ素系離型剤組成物を提供することを主な課題とする。
本発明者は、鋭意検討を重ねた結果、含フッ素化合物と塩素化パラフィンとを併用することにより、従来の離型剤以上の機能を発現することを見出し、本発明を完成するに至った。
本発明として、例えば、以下の態様を挙げることができる。
[1]含フッ素化合物と塩素化パラフィンとを含むことを特徴とする、離型剤組成物。
[2]含フッ素化合物が、ポリフルオロアルキル基、パーフルオロアルキル基、パーフルオロアルケニル基、ポリフルオロポリエーテル鎖、およびパーフルオロポリエーテル鎖からなる群から選択される少なくとも一種を含む、上記[1]に記載の離型剤組成物。
[3]含フッ素化合物が、リン酸エステル基、ホスホン酸基、およびカルボン酸基からなる群から選択される少なくとも一種を含む、上記[1]または[2]に記載の離型剤組成物。
[4]水および/または有機溶剤を含む、上記[1]~[3]のいずれか一項に記載の離型剤組成物。
[5]有機溶剤がフッ素系溶剤である、上記[4]に記載の離型剤組成物。
[6]エアゾールまたはスプレーの形態を有する、上記[1]~[5]のいずれか一項に記載の離型剤組成物。
[7]上記[1]~[6]のいずれか一項に記載の離型剤組成物を用いることを特徴とする、樹脂成形物またはゴム成形物の製造方法。
本発明に係るフッ素系離型剤組成物は、従来のフッ素系離型剤に比べて、シリコーンオイルやフッ素系オイルを添加しなくとも離型性に優れる。そして、シリコーンオイルやフッ素系オイルを添加する必要がないことから、汎用性が高い。
以下、本発明について詳述する。
本発明に係る離型剤組成物(以下、「本発明組成物」という。)は、含フッ素化合物を含むフッ素系離型剤組成物であって、含フッ素化合物と塩素化パラフィンとを含むことを特徴とする。
本発明組成物中における含フッ素化合物の含有量は、含フッ素化合物の種類、他の成分の種類、適用対象物などによって異なるが、例えば、0.01~80重量%の範囲内が適当であり、0.1~50重量%の範囲内が好ましい。
1 含フッ素化合物
本発明に係る含フッ素化合物としては、例えば、その分子構造中に、少なくとも2つ以上のフッ素原子を有するポリフルオロアルキル基、パーフルオロアルキル基、パーフルオロアルケニル基、ポリフルオロポリエーテル鎖、またはパーフルオロポリエーテル鎖のいずれかを含むものを挙げることができ、また従来のフッ素系離型剤に含まれる含フッ素化合物であってもよい。
当該含フッ素化合物の分子構造中に含まれるポリフルオロアルキル基としては、例えば、下記の構造ものを挙げることができる。
H(CFCF- (式中、mは1~10の整数)
Cl(CFCFCl)- (式中、nは1~10の整数)
CFCFHCF
2p+1(CHCF(CFCF- (式中、pは1~6の整数であり、aは1~4の整数であり、bは1~3の整数)
当該含フッ素化合物の分子構造中に含まれるパーフルオロアルキル基としては、例えば、下記の構造のものを挙げることができる。
F(CF- (式中、qは1~6の整数)
(CFCF(CF- (式中、rは0~2の整数)
当該含フッ素化合物の分子構造中に含まれるパーフルオロアルケニル基としては、例えば、以下の構造のものを挙げることができる。
(CFC=C(C)-
Figure 2023027615000001
Figure 2023027615000002
当該含フッ素化合物の分子構造中に含まれるポリフルオロポリエーテル鎖としては、例えば、WO2013-121986の実施例で示されている下記の構造のものを挙げることができる。
CFCHO(CFCFHOCFCFCFCHO)l+1H (式中、lは1以上の整数)
当該含フッ素化合物の分子構造中に含まれるパーフルオロポリエーテル鎖としては、例えば、下記の構造のものを挙げることができる。
F[CF(CF)CFO]- (式中、sは1~100の整数)
F(CFCFCFO)- (式中、tは1~100の整数)
CFO[(CF(CF)CFO)u-(CFO)]- (式中、u、vはそれぞれ独立して1~100の整数であり、それぞれのユニットの結合順序は制限されない)
CF[(CFCFO)-(CFO)]- (式中、w、xはそれぞれ独立して1~100の整数であり、それぞれのユニットの結合順序は制限されない)
また、WO2013-121986の実施例で示されている下記の構造のものも挙げることができる。
CFCFO(CFCFOCFCFCFCFO)CFCFOCFCFCFCHOH (式中、yは1以上の整数)
当該含フッ素化合物の末端基については特に制限はないが、例えば、リン酸エステル基やホスホン酸基、またはカルボン酸基、およびそれらの金属塩やアンモニウム塩、または有機アミン塩を挙げることができる。また、末端に(メタ)アクリル基のような重合性基を持つ含フッ素化合物をモノマーとして、単独重合体または他のコモノマーとの共重合体を本発明組成物の成分である含フッ素化合物としてもよい。
具体的な本発明に係る含フッ素化合物としては、例えば、下記の化合物を挙げることができる。
13CHOP(O)(OH)
13CHOP(O)(ONa)
(C13CHO)P(O)OK
13CHOP(O)(ONH
13CHCH(OH)CHOP(O)(OH)
13CHCH(OH)CHOP(O)(ONa)
13CHCHP(O)(OH)
CHCHOP(O)(OH)
(CCHCHO)P(O)ONH
CHCH(OH)CHOP(O)(OH)
CHCH(OH)CHOP(O)(ONH
CHCFCFCFCHCHOP(O)(OH)
(CHCFCFCFCHCHOP(O)(OH)
[CF(CF)CFO]CF(CF)CHOP(O)(OH) (式中のnの平均値は6)
[CF(CF)CFO]CF(CF)CONHCHCHOP(O)(OH) (式中のnの平均値は14)
2 塩素化パラフィン
塩素化パラフィン(C2n+2-xCl)は、直鎖状の炭化水素を塩素で置換した化合物であって、一般に、炭素数が10~13のものを短鎖塩素化パラフィン、炭素数が14~17、14~18、または14~19のものを中鎖塩素化パラフィン、炭素数が18~30、19~30、もしくは20~30、または18以上のものを長鎖塩素化パラフィンと称する。本発明においては、いずれも用いうるが、中鎖塩素化パラフィン、特に炭素数14ないし15の塩素化パラフィンを用いるのが好ましい。
当該塩素化パラフィンは、パラフィンを常法により塩素化することにより容易に製造することができるが、例えば、エンパラ(登録商標、味の素ファインテクノ株式会社)やトヨパラックス(登録商標、東ソー株式会社)といった商品名で市販されており、市場からも容易に入手することができ、市場から入手したものを本発明組成物の製造に使用することもできる。
本発明組成物中に含まれる塩素化パラフィンは、例えば、含フッ素化合物100質量部に対して0.1~1000質量部の範囲内であるのが適当であり、好ましくは1~500重量%の範囲内であり、より好ましくは、10~300重量%の範囲内である。塩素化パラフィンのオイル性により金型表面の摺動性が向上することにより、容易に脱型が可能となる。
市販のフッ素系離型剤に、塩素化パラフィンを添加して本発明組成物を製造することもできる。市販のフッ素系離型剤としては、例えば、フリリース85(ネオス社製)、フリリース44(ネオス社製)、フリリース46(ネオス社製)、モールドスパットW-6881-AL(AGCセイミケミカル社製)、モールドスパットEF-6521-AL(AGCセイミケミカル社製)、NOXFREE F-19W(ユニマテック社製)を挙げることができる。
3 その他
本発明組成物は、溶媒に希釈して用いる場合が多い。その場合の溶媒としては、水、または有機溶剤のいずれでもよく、それらを必要に応じて使い分ければよい。また、溶媒への分散・溶解性を向上させるために、適宜、界面活性剤を用いてもよい。
有機溶剤を溶媒として用いる場合には、含フッ素化合物や塩素化パラフィンといった離型剤成分を溶解するものであれば、特に制限されないが、乾燥性を考慮すると沸点が150℃以下のものが好ましい。より好ましくは100℃以下のものである。
当該有機溶剤の具体例としては、ヘキサン、イソヘキサン、ペンタン、オクタン、酢酸エチル、酢酸ブチル、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、イソプロピルアルコール、トルエン、キシレンなどを挙げることができる。
含フッ素化合物が溶解しやすいフッ素系溶剤を使用してもよい。そのようなフッ素系溶剤としては、例えば、HFE-7100,HFE-7200,HFE-7300,メタキシレンヘキサフロリド、パーフロロベンゼン、トリフルオロエタノール、2,2,3,3-テトラフルオロプロパノール、ゼオローラH、HFC-1233zd(日本ゼオン社製)などを挙げることができる。
界面活性剤としては、ノニオン系界面活性剤、カチオン系界面活性剤、アニオン系界面活性剤および両性界面活性剤からなる群から選択される少なくとも1種を用いることができる。具体的には、例えば、脂肪族アルコール、エトキシル化脂肪族アルコール、エトキシル化オキソアルコール、脂肪族アミン、脂肪酸アルカノールアミド、グリセロールエステルまたはソルビトールエステルを含めたアルコールと脂肪酸のエステル等のノニオン系界面活性剤;第4級アンモニウム塩、アルキルアミン塩等のカチオン系界面活性剤;アルキルエーテルカルボン酸塩、硫酸アルキル、脂肪アルコールエトキシラートエーテル硫酸塩、α-オレフィンスルホン酸塩、リン酸アルキル、スルホコハク酸アルキル等のアニオン系界面活性剤;両性イオン界面活性剤を挙げることができる。これらの界面活性剤は、単独で用いてもよいし、二種以上を任意に組み合わせて用いてもよい。
上記界面活性剤は、本発明組成物100質量部に対して、例えば0.5~20質量部の範囲内で含むことができ、1~10質量部の範囲内で含むのが好ましい。
本発明組成物は、エアゾールの形態とすることも可能である。その場合の噴射剤としては、例えば、LPG、ジメチルエーテルおよび二酸化炭素等を挙げることができる。
上記噴射剤の量としては、噴射剤の種類などによって異なるが、通常、本発明組成物と噴射剤の合計量に対して、10~95重量%、好ましくは20~90重量%、より好ましくは30~90重量%である。噴射剤の量が10重量%以上であればより良好に噴射でき、より均一な離型剤の層が得られる傾向にある。
本発明組成物は、さらに、他の成分、例えば、添加剤、シリコーン化合物、ワックス等を含んでもよい。当該添加剤としては、例えば、乾燥速度調整剤、架橋剤、造膜助剤、相溶化剤、凍結防止剤、粘度調整剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、pH調整剤、消泡剤、風合い調整剤、すべり性調整剤、帯電防止剤、親水化剤、抗菌剤、防腐剤、防虫剤、芳香剤、難燃剤等を挙げることができる。当該シリコーン化合物としては、例えば、ジメチルシリコーンオイル、変性シリコーンオイル、シリコーンレジンを挙げることができる。当該ワックスとしては、例えば、塩素を含まないパラフィンを挙げることができる。
本発明組成物は、金型にエアゾールやスプレーでの噴射、刷毛での塗布等による塗布ののち、必要に応じて加熱乾燥することによって金型表面に被膜を形成することができる。乾燥の際には、室温から150℃程度の範囲内で加熱するのが適当である。
本発明組成物が用いられ得る金型としては、例えば、アルミニウム、SUS、鉄などの金属製の型、およびニッケル電鋳またはクロムメッキされた型などを挙げることができる。
本発明組成物を利用して離型される成形材料としては、例えば、ゴムや樹脂を挙げることができる。ゴムの具体例としては、フッ素ゴム、ウレタンゴム、ニトリルゴム、水素化ニトリルゴム、シリコーンゴム、EPDM 、クロロプレンゴム、スチレンブタジエンゴム、天然ゴムなどを挙げることができる。樹脂の具体例としては、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、ウレタンフォーム、CFRPやGFRPのような繊維強化プラスチック等の熱硬化性樹脂、ABS、ポリカーボネート、およびPBT等の熱可塑性樹脂などを挙げることができる。
本発明組成物の離型剤を用いて、常法により、上記のようなゴムや樹脂の成形物を製造することができる。
以下に実施例等を掲げて、本発明をさらに具体的に説明するが、本発明は下記の実施例に何ら限定されるものではない。
下記の通り、以下の3つの含フッ素化合物を合成した。
・C13CHCHOP(O)(OH)(以下、「含フッ素化合物1」という。):
特開昭63-126886の実施例1に記載の方法に準じて調製した。
・C13CHCH(OH)CHOP(O)(OH)(以下、「含フッ素化合物2」という。):
原料として、3-パーフルオロヘキシル-1,2-エポキシプロパン(東京化成工業社製)を用いて、特開2000-1669の実施例1に記載の方法に準じて調製した。
・[CO{CF(CF)CFO}CF(CF)CHO]P(O)(OH)(n=7)(以下、「含フッ素化合物3」という。):
WO2019-239927の製造例2に記載の方法に準じて調製した。
上記の含フッ素化合物3種と、添加剤3種(添加剤A;塩素化パラフィン(エンパラK-50:味の素ファインテック社製)、添加剤B;ジメチルシリコーンオイル(SH-200:信越化学工業社製)、添加剤C;フッ素系オイル(ダイフロイル#10:ダイキン工業社製))を表1の配合で混合し、供試サンプル液とした。なお、希釈液として、イソプロピルアルコール:水=2:1(重量比)を用いた。配合は、いずれも重量%で行った。
Figure 2023027615000003
[離型性評価]
供試サンプルの離型性評価を以下の方法で行った。
1)供試サンプル液を、アルミニウム製金型(直径45mm×高さ45mm)にスプレー塗布した。
2)80℃に加熱したサンプル塗布金型に、ポリウレタンプレポリマー(コロネート C-4090:東ソー社製)100gと加熱溶融されたメチレンビス-o-クロロアニリン硬化剤(イハラキュアミンMT:クミアイ化学社製)12.8gとを、気泡を巻込まないようにしながら攪拌混合して注入した。
3)注入部中央に硬化成形品取出し用のフックを設置した。
4)注入物を120℃で1時間加熱硬化させたのち、オートグラフAG-50kNXplus(島津製作所社製)を用いて、フックを引っ張って成形品を金型から抜き出す際の離型荷重を測定した。
5)上記2)~4)の操作を繰り返し行い、離型荷重が50N以上になるまで実施した。
その結果を表2に示す。なお、離型性の評価は、離型荷重が50N未満で離型できる回数が15回以上のものを優良とした。
Figure 2023027615000004
表2の結果より、含フッ素化合物と塩素化パラフィンを含む本発明組成物は、優れた離型性を示していることが明らかである。
本発明組成物は、離型性が優れているとともに、従来の同様なフッ素系離型剤に比べて汎用性が高いことから、多種分野(例えば、ゴム工業、樹脂工業、ダイカスト等)における離型剤として有用である。

Claims (7)

  1. 含フッ素化合物と塩素化パラフィンとを含むことを特徴とする、離型剤組成物。
  2. 含フッ素化合物が、ポリフルオロアルキル基、パーフルオロアルキル基、パーフルオロアルケニル基、ポリフルオロポリエーテル鎖、およびパーフルオロポリエーテル鎖からなる群から選択される少なくとも一種を含む、請求項1に記載の離型剤組成物。
  3. 含フッ素化合物が、リン酸エステル基、ホスホン酸基、およびカルボン酸基からなる群から選択される少なくとも一種を含む、請求項1または2に記載の離型剤組成物。
  4. 水および/または有機溶剤を含む、請求項1~3のいずれか一項に記載の離型剤組成物。
  5. 有機溶剤がフッ素系溶剤である、請求項4に記載の離型剤組成物。
  6. エアゾールまたはスプレーの形態を有する、請求項1~5のいずれか一項に記載の離型剤組成物。
  7. 請求項1~6のいずれか一項に記載の離型剤組成物を用いることを特徴とする、樹脂成形物またはゴム成形物の製造方法。
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