JP2023027523A - 表示方法、表示システム、及び表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】複数のプロジェクターを任意の揃った角度で設置する場合、ユーザーが、プロジェクターの設置角度を簡単に調整できるようにする。【解決手段】第1プロジェクターが、第1プロジェクターの設置角度を示す第1角度情報を、第1プロジェクターが備える6軸センサーの検出値に基づき生成することと、第2プロジェクターが、第2プロジェクターの設置角度を示す第2角度情報を、第2プロジェクターが備える6軸センサーの検出値に基づき生成することと、第2プロジェクターが、第1角度情報が示す第1プロジェクターの設置角度と、第2角度情報が示す第2プロジェクターの設置角度との差を示す情報を報知することと、を含む表示方法。【選択図】図6
Description
本発明は、表示方法、表示システム、及び表示装置に関する。
従来、プロジェクター等の表示装置の設置に係わる技術が知られている。特許文献1は、プロジェクターをユーザーの所望の設置角度で設置したい場合に、ユーザーに設置角度を指定させ、プロジェクターが具備する傾きセンサの検出角度とユーザーが指定した設置角度とが一致しているか否かを報知する技術を開示する。
しかしながら、特許文献1は、複数のプロジェクターを任意の設置角度で揃えて設置する場合、ユーザーが各プロジェクターに設置角度を入力する必要があり、プロジェクターの設置角度の調整が煩雑になり得るため、簡単に調整することができなかった。
本開示の一態様は、第1表示装置が、前記第1表示装置の設置角度を示す第1角度情報を、前記第1表示装置が備えるセンサーの検出値に基づき生成することと、第2表示装置が、前記第2表示装置の設置角度を示す第2角度情報を、前記第2表示装置が備えるセンサーの検出値に基づき生成することと、前記第2表示装置が、前記第1表示装置から取得した前記第1角度情報が示す前記第1表示装置の設置角度と、前記第2角度情報が示す前記第2表示装置の設置角度との差を示す情報を報知することと、を含む表示方法である。
本開示の別の一態様は、第1表示装置と第2表示装置とを備える表示システムであって、前記第1表示装置が、前記第1表示装置の設置角度を示す第1角度情報を、前記第1表示装置が備えるセンサーの検出値に基づき生成し、前記第2表示装置が、前記第2表示装置の設置角度を示す第2角度情報を、前記第2表示装置が備えるセンサーの検出値に基づき生成し、前記第2表示装置が、前記第1表示装置から取得した前記第1角度情報が示す前記第1表示装置の設置角度と、前記第2角度情報が示す前記第2表示装置の設置角度との差を示す情報を報知する、表示システムである。
本開示のさらに別の一態様は、表示装置であって、前記表示装置の設置角度を検出するセンサーと、前記センサーの検出値に基づいて、前記表示装置の設置角度を示す第2角度情報を生成する生成部と、前記表示装置と異なる表示装置の設置角度を示す第1角度情報を受信する受信部と、前記受信部が受信した前記第1角度情報が示す設置角度と、前記生成部が生成した前記第2角度情報が示す設置角度との差を示す情報を報知する報知部と、を備える、表示装置である。
以下、図面を参照して実施形態について説明する。
図1、図3、図4、図5、図7、図8、及び図9では、X軸、Y軸、及びZ軸を図示している。X軸、Y軸、及びZ軸は互いに直交する。Z軸は、上下方向及び鉛直方向を示す。X軸Y軸は、水平方向と平行である。X軸は左右方向を示す。Y軸は前後方向を示す。Z軸の正方向は、上方向を示す。X軸の正方向は、右方向を示す。Y軸の正方向は、前方向を示す。
図1、図3、図4、図5、図7、図8、及び図9では、X軸、Y軸、及びZ軸を図示している。X軸、Y軸、及びZ軸は互いに直交する。Z軸は、上下方向及び鉛直方向を示す。X軸Y軸は、水平方向と平行である。X軸は左右方向を示す。Y軸は前後方向を示す。Z軸の正方向は、上方向を示す。X軸の正方向は、右方向を示す。Y軸の正方向は、前方向を示す。
[第1実施形態]
まず、第1実施形態について説明する。
図1は、プロジェクションシステム1000の構成を示す図である。
プロジェクションシステム1000は、「表示システム」の一例である。
まず、第1実施形態について説明する。
図1は、プロジェクションシステム1000の構成を示す図である。
プロジェクションシステム1000は、「表示システム」の一例である。
プロジェクションシステム1000は、並べて設置された複数のプロジェクター1を備える。プロジェクションシステム1000は、これら複数のプロジェクター1によって、複数の画像Gを並べて表示するタイリング表示を行う。
図1に示すように、プロジェクションシステム1000は、複数のプロジェクター1を備える。本実施形態のプロジェクションシステム1000は、プロジェクター1A、1B、1C、1D、1E、1Fの6台のプロジェクター1を備える。6台のプロジェクター1は、縦2行、横3列に設置される。
なお、図1は、プロジェクションシステム1000が備えるプロジェクター1の台数は、6台に限定されず、複数台であればよい。また、複数台のプロジェクター1の設置態様は、N行M列に並べて設置される態様であればよい。ここで、N及びMは1以上の整数である。
プロジェクター1は、画像供給装置2から入力される画像データに基づいて画像光を投写することで、投写面としてのスクリーンSCに画像Gを表示する。スクリーンSCは、幕状のスクリーンであってもよいし、建造物の壁面や設置物の平面をスクリーンSCとして利用してもよい。スクリーンSCは、平面に限らず、曲面や凹凸を有する面であってもよい。
プロジェクションシステム1000が備えるプロジェクター1の各々は、第1プロジェクター、及び第2プロジェクターのいずれかとして動作する。第1プロジェクターは、他のプロジェクター1の設置角度の調整において基準となるプロジェクター1である。第2プロジェクターは、第1プロジェクターの設置角度を基準として、ユーザーによって設置角度が調整されるプロジェクター1である。本実施形態では、プロジェクター1Aが第1プロジェクターとして動作する場合を例示し、プロジェクター1B、1C、1D、1E、1Fが第2プロジェクターとして動作する場合を例示する。
第1プロジェクターは、「第1表示装置」の一例である。第2プロジェクターは、「第2表示装置」、及び「表示装置」の一例である。
第1プロジェクターは、「第1表示装置」の一例である。第2プロジェクターは、「第2表示装置」、及び「表示装置」の一例である。
図1のプロジェクションシステム1000は、プロジェクター1の各々の設置角度がユーザーによって適切に調整された後の表示態様を示している。本実施形態のプロジェクター1は、ユーザーによって手動で設置角度が調整される。図1において、プロジェクター1Aは、画像G2、G4、G5の縁部と重畳する画像G1をスクリーンSCに表示する。図1において、プロジェクター1Bは、画像G1、G3、G4、G5、G6の縁部と重畳する画像G2をスクリーンSCに表示する。図1において、プロジェクター1Cは、画像G2、G5、G6の縁部と重畳する画像G3をスクリーンSCに表示する。図1において、プロジェクター1Dは、画像G1、G2、G5の縁部と重畳する画像G4をスクリーンSCに表示する。図1において、プロジェクター1Eは、画像G1、G2、G3、G4、G6の縁部と重畳する画像G5をスクリーンSCに表示する。図1において、プロジェクター1Fは、画像G2、G3、G5の縁部と重畳する画像G6をスクリーンSCに表示する。
プロジェクター1A、1B、1C、1D、1E、1Fの各々は、ネットワークNWに接続し、互いに通信する。ネットワークNWは、公衆回線網や、専用線、その他の通信回線等の通信設備で構成されるネットワークであり、具体的な態様は制限されない。例えば、ネットワークNWは、広域ネットワークでもよいし、ローカルネットワークでもよい。ネットワークNWは、無線通信回路及び有線通信回路の少なくともいずれかを含んでもよい。
図1に示すように、プロジェクションシステム1000は、ネットワークNWに接続する画像供給装置2を備える。画像供給装置2は、例えば、ノート型PC(Personal Computer)や、デスクトップ型PC、タブレット端末、スマートフォン、PDA(Personal Digital Assistant)等の機器である。画像供給装置2は、画像データの1フレームを6つに分割し、分割した画像データの各々を、プロジェクター1A、1B、1C、1D、1E、1Fの各々に出力する。
図2は、プロジェクター1の構成を示すブロック図である。
プロジェクター1は、制御部10を備える。
制御部10は、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro-processing unit)等のプログラムを実行するプロセッサー110、及び記憶部120を備え、プロジェクター1の各部を制御する。制御部10は、プロセッサー110が、記憶部120に記憶された制御プログラム121を読み出して処理を実行する。プロセッサー110は、制御プログラム121を読み出して実行することにより、投写制御部111、動作モード切替部112、第1モード実行部113、及び第2モード実行部114として機能する。
投写制御部111は、「報知部」の一例である。
制御部10は、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro-processing unit)等のプログラムを実行するプロセッサー110、及び記憶部120を備え、プロジェクター1の各部を制御する。制御部10は、プロセッサー110が、記憶部120に記憶された制御プログラム121を読み出して処理を実行する。プロセッサー110は、制御プログラム121を読み出して実行することにより、投写制御部111、動作モード切替部112、第1モード実行部113、及び第2モード実行部114として機能する。
投写制御部111は、「報知部」の一例である。
記憶部120は、プロセッサー110が実行するプログラム、プロセッサー110により処理されるデータを記憶する記憶領域を有する。記憶部120は、プログラムやデータを不揮発的に記憶する不揮発性記憶領域を有する。また、記憶部120は、揮発性記憶領域を備え、プロセッサー110が実行するプログラムや処理対象のデータを一時的に記憶するワークエリアを構成してもよい。
記憶部120は、プロセッサー110が実行する制御プログラム121の他に、設定データ122を記憶する。設定データ122は、プロジェクター1の動作に関する設定値を含む。設定データ122に含まれる設定値としては、例えば、画像処理部14が実行する処理内容を示す設定値や、画像処理部14の処理に用いるパラメーター等の値である。
プロジェクター1は、第1インターフェース11、第2インターフェース12、フレームメモリー13、画像処理部14、操作部15、及び音声処理部16を備える。これらの各部は、バス20を介して制御部10とデータ通信可能に接続される。
第1インターフェース11は、所定の通信規格に準拠したコネクター及びインターフェース回路等の通信ハードウェアを備える。第1インターフェース11は、制御部10の制御に従って、所定の通信規格に従って、プロジェクター1に接続する機器との間で画像データや制御データ等を送受信する。第1インターフェース11は、例えば、HDMI(High-Definition Multimedia Interface)や、Displayport、HDBaseT、USB Type-C、3G-SDI(Serial Digital Interface)等の映像及び音声をデジタルで伝送可能なインターフェースを含んでもよい。HDMIは、登録商標である。HDBaseTは、登録商標である。また、第1インターフェース11は、USB等のデータ通信用のインターフェースを含んでもよい。また、第1インターフェース11は、RCA端子や、VGA端子、S端子、D端子等のアナログの映像端子を備え、アナログの映像信号を送受信可能なインターフェースを含んでもよい。
第2インターフェース12は、ネットワークNWに接続されるコネクターやインターフェース回路等の通信ハードウェアを備える。第2インターフェース12は、ネットワークNWを介して接続された画像供給装置2及び他のプロジェクター1と、所定の通信規格に従って通信する。第2インターフェース12は、ネットワークNWを介して画像供給装置2からフレームデータを受信し、受信したフレームデータを制御部10に出力する。
フレームメモリー13、及び画像処理部14は、例えば集積回路により構成される。集積回路には、LSI、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、SoC(System-on-a-chip)等が含まれる。また、集積回路の構成の一部にアナログ回路が含まれてもよく、制御部10と集積回路とが組み合わる構成でもよい。
フレームメモリー13は、複数のバンクを備える。各バンクは、1フレームを書き込み可能な記憶容量を有する。フレームメモリー13は、例えば、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)により構成される。
画像処理部14は、フレームメモリー13に展開された画像データに対して、例えば、解像度変換処理又はリサイズ処理、歪曲収差の補正、形状補正処理、デジタルズーム処理、画像の色合いや輝度の調整等の画像処理を行う。画像処理部14は、制御部10により指定された処理を実行し、必要に応じて、制御部10から入力されるパラメーターを使用して処理を行う。また、画像処理部14は、上記のうち複数の画像処理を組み合わせて実行することも可能である。
画像処理部14は、処理の終了した画像データをフレームメモリー13から読み出して、光変調装置駆動回路192に出力する。
画像処理部14は、処理の終了した画像データをフレームメモリー13から読み出して、光変調装置駆動回路192に出力する。
操作部15は、操作パネル151、及びリモコン受光部152を備える。
操作パネル151は、例えばプロジェクター1の筐体に設けられ、プロジェクター1の電源をオンオフさせる電源スイッチ等の各種スイッチを備える。操作パネル151は、スイッチが操作されると、操作されたスイッチに対応した信号を制御部10に出力する。
リモコン受光部152は、リモコン3により送信される赤外線信号を受光する受光センサーや、受光センサーが受光した赤外線信号をデコードする回路等を備える。リモコン受光部152は、受光センサーが受光した赤外線信号に対応した信号を制御部10に出力する。リモコン受光部152が制御部10に出力する信号は、操作されたリモコン3のスイッチに対応した信号である。
リモコン受光部152は、リモコン3により送信される赤外線信号を受光する受光センサーや、受光センサーが受光した赤外線信号をデコードする回路等を備える。リモコン受光部152は、受光センサーが受光した赤外線信号に対応した信号を制御部10に出力する。リモコン受光部152が制御部10に出力する信号は、操作されたリモコン3のスイッチに対応した信号である。
音声処理部16は、スピーカー161、アンプ162、及び信号処理回路163を備える。なお、音声処理部16は、マイクを備えていてもよい。
信号処理回路163は、制御部10からデジタルの音声データが入力された場合、入力された音声データをデジタルからアナログに変換する。信号処理回路163は、アナログに変換した音声データをアンプ162に出力する。
アンプ162は、信号処理回路163から入力された音声データが示す音声の音量を、ユーザーが指定した音量に応じた増幅率で増幅する。スピーカー161は、アンプ162が増幅した音量で、信号処理回路163が出力した音声データに基づく音声を出力する。
プロジェクター1は、6軸センサー17を備える。6軸センサー17は、3軸加速度センサー及び3軸ジャイロセンサーを備えるモーションセンサーである。6軸センサー17は、3軸加速度センサー及び3軸ジャイロセンサーがモジュール化されたIMU(Inertial Measurement Unit)が採用されてもよい。6軸センサー17は、検出値を制御部10に出力する。
6軸センサー17は、「センサー」の一例である。
6軸センサー17は、「センサー」の一例である。
図3は、6軸センサー17の検出軸及びプロジェクター1の設置角度の説明図である。
図3において、6軸センサー17の検出軸を、XD軸、YD軸、及びZD軸として示す。XD軸、YD軸、及びZD軸は、互いに直交する。XD軸とYD軸とは、プロジェクター1の設置角度の基準となる水平面を構成する。ZD軸は、XD軸とYD軸とが構成する水平面に対して垂直な軸である。6軸センサー17は、例えば、プロジェクター1の姿勢が、XD軸YD軸が構成する水平面と水平方向とが平行である場合にキャリブレーションされる。
6軸センサー17は、XD軸周りの角速度、YD軸周りの角速度、及びZD軸周りの角速度を検出し、検出値を制御部10に出力する。また、6軸センサー17は、XD軸方向の加速度、YD軸方向の加速度、及びZD軸方向の加速度を検出し、検出値を制御部10に出力する。
本実施形態において、プロジェクター1の設置角度は、X軸に対するXD軸の角度である。よって、本実施形態のプロジェクター1は、X軸に対するXD軸の角度が設置角度としてユーザーに調整される。本実施形態のプロジェクター1の設置角度は、6軸センサー17のXD軸とX軸とが平行である場合を0°とし、YD軸を中心として反計回りにマイナスの値を示し、YD軸を中心として時計回りにプラスの値を示す。プロジェクター1が表示する画像Gは、プロジェクター1の設置角度に応じて、点Pを中心に回転する。点Pは、プロジェクター1が投写する画像光の光軸AXとスクリーンSCとの交点である。本実施形態のプロジェクター1が表示する画像Gの回転角度は、X軸を0°とし、点Pを中心として反計回りにマイナスの値を示し、点Pを中心として時計回りにプラスの値を示す。図3に、YD軸を中心とする時計回り方向を符号CWで示し、反時計回り方向を符号CCWで示す。
プロジェクター1は、投写部18と、投写部18を駆動する駆動部19とを備える。
投写部18は、光源181、光変調装置182、及び投写光学系183を備える。駆動部19は、光源駆動回路191、及び光変調装置駆動回路192を備える。
投写部18は、光源181、光変調装置182、及び投写光学系183を備える。駆動部19は、光源駆動回路191、及び光変調装置駆動回路192を備える。
光源駆動回路191は、バス20を介して制御部10に接続され、また、光源181に接続される。光源駆動回路191は、制御部10の制御に従って光源181を点灯又は消灯させる。
光変調装置駆動回路192は、バス20を介して制御部10に接続され、また、光変調装置182が接続される。光変調装置駆動回路192は、制御部10の制御に従って、光変調装置182を駆動し、光変調装置182が具備する光変調素子にフレーム単位で画像を描画する。光変調装置駆動回路192には、画像処理部14からRGBの各原色に対応する画像データが入力される。Rは赤色を示し、Gは緑色を示し、Bは青色を示す。光変調装置駆動回路192は、入力された画像データを、光変調装置182が具備する光変調素子である液晶パネルの動作に適したデータ信号に変換する。光変調装置駆動回路192は、変換したデータ信号に基づいて、各液晶パネルの各画素に電圧を印加し、各液晶パネルに画像を描画する。
光源181は、ハロゲンランプ、キセノンランプ、超高圧水銀ランプ等のランプ、或いは、LEDやレーザー光源等の固体光源で構成される。光源181は、光源駆動回路191から供給される電力により点灯し、光変調装置182に向けて光を発する。
光変調装置182は、例えば、RGBの三原色に対応した3枚の液晶パネルを備える。光源181から射出される光は、RGBの3色の色光に分離され、それぞれ対応する液晶パネルに入射される。3枚の液晶パネルの各々は、透過型の液晶パネルであり、透過する光を変調して画像光を生成する。各液晶パネルを通過して変調された画像光は、クロスダイクロイックプリズム等の合成光学系によって合成され、投写光学系183に射出される。
本実施形態では、光変調装置182が光変調素子として透過型の液晶パネルを備える場合を例示するが、光変調素子は反射型の液晶パネルであってもよいし、デジタルミラーデバイス(Digital Micromirror Device)でもよい。
本実施形態では、光変調装置182が光変調素子として透過型の液晶パネルを備える場合を例示するが、光変調素子は反射型の液晶パネルであってもよいし、デジタルミラーデバイス(Digital Micromirror Device)でもよい。
投写光学系183は、光変調装置182により変調された画像光をスクリーンSC上に結像させるレンズやミラー等を備える。投写光学系183は、スクリーンSCに表示される画像Gを拡大又は縮小させるズーム機構や、フォーカスの調整を行うフォーカス調整機構等を備えてもよい。
上述した通り、プロセッサー110は、投写制御部111、動作モード切替部112、第1モード実行部113、及び第2モード実行部114として機能する。
投写制御部111は、画像処理部14や駆動部19等を制御してスクリーンSCに画像Gを表示させる。
具体的には、投写制御部111は、画像処理部14を制御して、フレームメモリー13に展開された画像データを画像処理部14に処理させる。この際、投写制御部111は、画像処理部14が処理に必要なパラメーターを記憶部120から読み出して画像処理部14に出力する。
投写制御部111は、光源駆動回路191及び光変調装置駆動回路192を制御して、光源駆動回路191によって光源181を点灯させ、光変調装置駆動回路192により光変調装置182を駆動させ、投写部18によってスクリーンSCに画像Gを表示する。また、投写制御部111は、投写光学系183を制御してモーターを起動させ、投写光学系183のズームやフォーカスを調整する。
動作モード切替部112は、プロジェクター1の動作モードを、通常モード、第1モード、及び第2モードのいずれかに切り替える。通常モードは、第1モード及び第2モード以外の動作モードであり、画像供給装置2から供給される画像データに基づく画像をスクリーンSCに表示可能な動作モードである。第1モードは、プロジェクター1を第1プロジェクターとして動作させる動作モードである。第2モードは、プロジェクター1を第2プロジェクターとして動作させる動作モードである。動作モード切替部112は、プロジェクター1を第1プロジェクターとして動作させる指示を、操作部15を介してユーザーから受け付けた場合、プロジェクター1の動作モードを通常モードから第1モードに切り替える。動作モード切替部112は、プロジェクター1を第2プロジェクターとして動作させる指示を、操作部15を介してユーザーから受け付けた場合、プロジェクター1の動作モードを通常モードから第2モードに切り替える。動作モード切替部112は、プロジェクター1の設置角度の調整を終了する指示を、操作部15を介してユーザーから受け付けた場合、プロジェクター1の動作モードを、第1モード又は第2モードから通常モードに切り替える。
第1モード実行部113は、プロジェクター1の動作モードが第1モードである場合にプロセッサー110が機能する機能部である。第1モード実行部113は、第1角度情報生成部1131、送信部1132、及び第1画像生成部1133として機能する。
第1角度情報生成部1131は、6軸センサー17の検出値に基づいて、第1プロジェクターとして動作するプロジェクター1の設置角度を示す第1角度情報を生成する。第1角度情報生成部1131は、YD軸周りの角速度を時間積分することで、X軸に対する第1プロジェクターとして動作するプロジェクター1の設置角度を算出し、算出した設置角度を示す第1角度情報を生成する。
送信部1132は、第1角度情報生成部1131が生成した第1角度情報を、第2インターフェース12を介して、ネットワークNWに接続する他のプロジェクター1に送信する。なお、他のプロジェクター1のアドレスは、予め記憶部120に記憶されている。
第1画像生成部1133は、第2ガイド画像GD2を生成する。第2ガイド画像GD2は、第2プロジェクターの設置角度の調整をガイドする画像Gである。第1画像生成部1133は、第2ガイド画像GD2を生成すると、第2ガイド画像GD2の画像データをフレームメモリーに展開する。
図4は、スクリーンSCに表示される第2ガイド画像GD2の一例を示す図である。
第2ガイド画像GD2は、基準線分KLを含む。基準線分KLは、第2プロジェクターの設置角度の基準を示す線分である。本実施形態の基準線分KLは、X軸に平行な線分である。図4では、X軸に対してα°傾いた第1プロジェクターが表示する第2ガイド画像GD2を例示している。そのため、図4で示す第2ガイド画像GD2は、X軸に対してα°傾いている。ここでαは正の値である。
基準線分KLは、「第3線分」の一例である。
基準線分KLは、「第3線分」の一例である。
第1画像生成部1133は、X軸に平行な基準線分KLを含む第2ガイド画像GD2を生成する。
プロセッサー110の機能部の説明に戻り、第2モード実行部114は、プロジェクター1の動作モードが第2モードである場合にプロセッサー110が機能する機能部である。第2モード実行部114は、第2角度情報生成部1141、受信部1142、及び第2画像生成部1143として機能する。
第2角度情報生成部1141は、「生成部」の一例である。
第2角度情報生成部1141は、「生成部」の一例である。
第2角度情報生成部1141は、6軸センサー17の検出値に基づいて、第2プロジェクターとして動作するプロジェクター1の設置角度を示す第2角度情報を生成する。第2角度情報生成部1141は、YD軸周りの角速度を時間積分することで、X軸に対する第2プロジェクターとして動作するプロジェクター1の設置角度を算出し、算出した設置角度を示す第2角度情報を生成する。
受信部1142は、第1角度情報生成部1131が生成した第1角度情報を、第2インターフェース12を介して第1プロジェクターから受信する。
第2画像生成部1143は、第1ガイド画像GD1を生成する。第1ガイド画像GD1は、第2プロジェクターの設置角度の調整をガイドする画像である。第2画像生成部1143は、第1ガイド画像GD1を生成すると、第1ガイド画像GD1の画像データをフレームメモリーに展開する。
図5は、スクリーンSCに表示される第1ガイド画像GD1の一例を示す図である。
第1ガイド画像GD1は、第1線分LS1を含む。第1線分LS1は、第1プロジェクターの設置角度に応じた角度で傾く線分であり、第1表示装置の設置角度を示すものである。第1線分LS1は、X軸に対して、第1プロジェクターの設置角度と第2プロジェクターの設置角度との差に対応する角度分傾く。第1線分LS1の色は、第1プロジェクターの設置角度と第2プロジェクターの設置角度との差に応じて変化する。第1ガイド画像GD1は、差を示す情報の一例である。
第1ガイド画像GD1は、第2線分LS2を含む。第2線分LS2は、第2プロジェクターの設置角度と第1プロジェクターの設置角度との差が0°になる傾きを示す線分である。第2線分LS2は、第2プロジェクターの設置角度と第1プロジェクターの設置角度との差を示す角度分、第1線分LS1から傾く。本実施形態において第1線分LS1の色は、基準線分KLの色と同じであるが、基準線分KLの色と異なってもよい。
第1ガイド画像GD1は、第2プロジェクターの設置角度と第1プロジェクターの設置角度との差を示す数値NVを含む。数値NVの色は、値の大きさに応じて変化する。なお、本実施形態の第1ガイド画像GD1は、第2プロジェクターの設置角度と第1プロジェクターの設置角度との差が0°である場合に数値NVを含まない構成であるが、当該差が0°である場合でも0°を示す数値NVを含んでよい。
第2画像生成部1143は、第2角度情報生成部1141が生成した第2角度情報と、受信部1142が受信した第1角度情報とに基づいて、第1ガイド画像GD1を生成する。
例えば、第1プロジェクターの設置角度がX軸に対してα°であり、第2プロジェクターの設置角度がX軸に対してβ°であるとする。ここで、β及びαは正の値であり、βはαより大きい。第2画像生成部1143は、「β-α」の演算を行い、第1プロジェクターの設置角度と第2プロジェクターの設置角度との差を求める。次いで、第2画像生成部1143は、X軸から(β-α)°傾いた第1線分LS1を第1ガイド画像GD1に含ませる。第2画像生成部1143は、(β-α)°に対応する色の第2線分LS2であって、且つ、第1線分LS1から(-(β-α))°傾いた第2線分LS2を、第1ガイド画像GD1に含ませる。本実施形態の第2線分LS2は、X軸に平行な線分である。次いで、第2画像生成部1143は、(β-α)°に対応する色の数値NVであって且つ(β-α)°を示す数値NVを、第1ガイド画像GD1に含ませる。
次に、プロジェクター1の設置角度の調整に係わるプロジェクションシステム1000の動作について説明する。
図6は、プロジェクションシステム1000の動作を示すフローチャートである。図6において、フローチャートFAは第1プロジェクターの動作を示し、フローチャートFBは第2プロジェクターの動作を示す。図1の場合、フローチャートFAはプロジェクター1Aの動作を示し、フローチャートFBはプロジェクター1B、1C、1D、1E、1Fの動作を示す。
フローチャートFAで示すように、第1モード実行部113の第1角度情報生成部1131は、操作部15を介して設置角度の調整完了指示を受け付けたか否かを判定する(ステップSA1)。
第1角度情報生成部1131は、第1プロジェクターの設置角度の調整完了指示を受け付けていないと判定した場合(ステップSA1:NO)、再度、ステップSA1の判定を行う。
一方、第1角度情報生成部1131は、第1プロジェクターの設置角度の調整完了指示を受け付けたと判定した場合(ステップSA1:YES)、第1角度情報を生成する(ステップSA2)。ステップSA2で、第1角度情報生成部1131は、ステップSA1で判定された後に6軸センサー17が出力する検出値に基づいて、第1角度情報を生成する。
次いで、送信部1132は、第2プロジェクターの各々に、第1角度情報生成部1131が生成した第1角度情報を送信する(ステップSA3)。
次いで、第1画像生成部1133は、第2ガイド画像GD2を生成する(ステップSA4)。
次いで、投写制御部111は、ステップSA4で生成された第2ガイド画像GD2をスクリーンSCに表示する(ステップSA5)。
次いで、動作モード切替部112は、プロジェクター1の設置角度の調整を終了する指示を、操作部15を介してユーザーから受け付けたか否かを判定する(ステップSA6)。
動作モード切替部112が、プロジェクター1の設置角度の調整を終了する指示を受け付けていないと判定した場合(ステップSA6:NO)、投写制御部111は、第2ガイド画像GD2の表示を継続する。
一方、動作モード切替部112が、プロジェクター1の設置角度の調整を終了する指示を受け付けたと判定した場合(ステップSA6:YES)、投写制御部111は、第2ガイド画像GD2の表示を終了する(ステップSA7)。
次いで、動作モード切替部112は、プロジェクター1の動作モードを第1モードから通常モードに切り替える(ステップSA8)。
フローチャートFBで示すように、第2モード実行部114の受信部1142は、第1角度情報を第1プロジェクターから受信する(ステップSB1)。
次いで、第2角度情報生成部1141は、6軸センサー17が出力する検出値に基づいて、第2角度情報を生成する(ステップSB2)。
次いで、第2画像生成部1143は、ステップSB1で受信された第1角度情報、及びステップSB2で生成された第2角度情報に基づいて、第1ガイド画像GD1を生成する(ステップSB3)。
次いで、投写制御部111は、ステップSB3で生成された第1ガイド画像GD1を投写する(ステップSB4)。
次いで、動作モード切替部112は、操作部15を介して、プロジェクター1の設置角度の調整を終了する指示をユーザーから受け付けたか否かを判定する(ステップSB5)。
動作モード切替部112が、プロジェクター1の設置角度の調整を終了する指示を受け付けていないと判定した場合(ステップSB5:NO)、第2プロジェクターのプロセッサー110は、ステップSB2以降の処理を再度行う。
一方、動作モード切替部112が、プロジェクター1の設置角度の調整を終了する指示を受け付けたと判定した場合(ステップSB5:YES)、投写制御部111は、第1ガイド画像GD1の表示を終了する(ステップSB6)。
次いで、動作モード切替部112は、プロジェクター1の動作モードを第2モードから通常モードに切り替える(ステップSB7)。
図7は、プロジェクター1の設置角度の調整で表示される画像Gの一例を示す図である。
図7において、第1プロジェクターとして動作するプロジェクター1Aは、画像G1として第2ガイド画像GD2を表示する。画像G1として表示される第2ガイド画像GD2は、X軸と平行な基準線分KLを含む。
図7において、第2プロジェクターとして動作するプロジェクター1Bは、画像G2として第1ガイド画像GD1を表示する。この第1ガイド画像GD1は、プロジェクター1Aの設置角度と、プロジェクター1Bの設置角度との差が10°であることを示している。図7において、画像G2である第1ガイド画像GD1は、X軸に対して10°傾く第1線分LS1と、第1線分LS1から-10°傾く第2線分LS2とを含む。この第2線分LS2の色は、プロジェクター1Aの設置角度とプロジェクター1Bの設置角度との差が10°であることに対応した色である。また、図7において、画像G2である第1ガイド画像GD1は、プロジェクター1Aの設置角度とプロジェクター1Bの設置角度との差が10°であることを示す数値NVを含む。この数値NVは、プロジェクター1Aの設置角度とプロジェクター1Bの設置角度との差が10°であることに対応した色である。
図7において、第2プロジェクターとして動作するプロジェクター1Cは、画像G3として第1ガイド画像GD1を表示する。図7において、画像G3として表示される第1ガイド画像GD1においては、第1線分LS1の傾きと第2線分LS2の傾きとが一致している、すなわち、プロジェクター1Aの設置角度とプロジェクター1Cの設置角度とが一致していて、数値NVが含まれていない。すなわち、図7において、画像G3として表示される第1ガイド画像GD1においては、プロジェクター1Aの設置角度と、プロジェクター1Cの設置角度との差が0°であることを示している。図7において、画像G3である第1ガイド画像GD1に含まれる第2線分LS2の色は、プロジェクター1Aの設置角度とプロジェクター1Bの設置角度との差が0°であることに対応した色であり、例えば第1線分LS1と同じ色である。
図7において、第2プロジェクターとして動作するプロジェクター1Dは、画像G4として第1ガイド画像GD1を表示する。この第1ガイド画像GD1は、プロジェクター1Aの設置角度と、プロジェクター1Dの設置角度との差が5°であることを示している。図7において、画像G4である第1ガイド画像GD1は、X軸に対して5°傾く第1線分LS1と、第1線分LS1から-5°傾く第2線分LS2とを含む。この第2線分LS2の色は、プロジェクター1Aの設置角度とプロジェクター1Dの設置角度との差が5°であることに対応した色である。また、図7において、画像G4である第1ガイド画像GD1は、プロジェクター1Aの設置角度とプロジェクター1Dの設置角度との差が5°であることを示す数値NVを含む。この数値NVは、プロジェクター1Aの設置角度とプロジェクター1Dの設置角度との差が5°であることに対応した色である。
図7において、第2プロジェクターとして動作するプロジェクター1Eは、画像G5として第1ガイド画像GD1を表示する。この第1ガイド画像GD1は、プロジェクター1Aの設置角度と、プロジェクター1Eの設置角度との差が20°であることを示している。図7において、画像G5である第1ガイド画像GD1は、X軸に対して20°傾く第1線分LS1と、第1線分LS1から-20°傾く第2線分LS2とを含む。この第2線分LS2の色は、プロジェクター1Aの設置角度とプロジェクター1Eの設置角度との差が20°であることに対応した色である。また、図7において、画像G5である第1ガイド画像GD1は、プロジェクター1Aの設置角度とプロジェクター1Eの設置角度との差が20°であることを示す数値NVを含む。この数値NVは、プロジェクター1Aの設置角度とプロジェクター1Eの設置角度との差が20°であることに対応した色である。
図7において、第2プロジェクターとして動作するプロジェクター1Fは、画像G6として第1ガイド画像GD1を表示する。この第1ガイド画像GD1は、プロジェクター1Aの設置角度と、プロジェクター1Fの設置角度との差が30°であることを示している。図7において、画像G6である第1ガイド画像GD1は、X軸に対して30°傾く第1線分LS1と、第1線分LS1から-30°傾く第2線分LS2とを含む。この第1線分LS1の色は、プロジェクター1Aの設置角度とプロジェクター1Fの設置角度との差が30°であることに対応した色である。また、図7において、画像G6である第1ガイド画像GD1は、プロジェクター1Aの設置角度とプロジェクター1Fの設置角度との差が30°であることを示す数値NVを含む。この数値NVは、プロジェクター1Aの設置角度とプロジェクター1Fの設置角度との差が30°であることに対応した色である。
図7に示すように、第2プロジェクターが表示する第1ガイド画像GD1においては、プロジェクター1Aの設置角度とプロジェクター1Bの設置角度との差が可視化されている。そのため、ユーザーは、第1プロジェクターの設置角度と第2プロジェクターの設置角度との差を簡単に把握でき、第2プロジェクターの設置角度を簡単に調整できる。また、図7で示すように、第1プロジェクターが表示する第2ガイド画像GD2においては、第2プロジェクターが調整すべき設置角度が可視化されている。そのため、ユーザーは、第2プロジェクターの設置角度をより簡単に調整できる。
以上、説明したように、プロジェクションシステム1000による表示方法は、第1プロジェクターが、第1プロジェクターの設置角度を示す第1角度情報を、第1プロジェクターが備える6軸センサー17の検出値に基づき生成することと、第2プロジェクターが、第2プロジェクターの設置角度を示す第2角度情報を、第2プロジェクターが備える6軸センサー17の検出値に基づき生成することと、第2プロジェクターが、第1プロジェクターから取得した第1角度情報が示す第1プロジェクターの設置角度と、第2角度情報が示す第2プロジェクターの設置角度との差を示す情報を表示することと、を含む。
これによれば、プロジェクター1の設置角度を調整するユーザーが、第1プロジェクターの設置角度と第2プロジェクターの設置角度との差を把握できる。そのため、ユーザーは、差が0°になるように第2プロジェクターの設置角度を調整することで、複数のプロジェクター1を任意の揃った角度で設置できる。よって、ユーザーは、複数のプロジェクター1を任意の揃った角度で設置する場合、例えば各プロジェクター1に設置角度の入力を行うといった煩雑な作業を行う必要なく、プロジェクター1の設置角度を簡単に調整できる。
プロジェクションシステム1000による表示方法は、第2プロジェクターの設置角度の調整をガイドする第1ガイド画像GD1を第2プロジェクターが表示することを含む。第1ガイド画像GD1は、第1プロジェクターの設置角度と第2プロジェクターの設置角度との差を示す。
これによれば、プロジェクター1の設置角度を調整するユーザーが、第1プロジェクターの設置角度と第2プロジェクターの設置角度と差を把握でき、且つ、プロジェクター1の設置角度の調整において当該ユーザーを支援できる。そのため、複数のプロジェクター1を任意の揃った角度で設置する場合、ユーザーは、プロジェクター1の設置角度を簡単に且つ適切に調整できる。
第1ガイド画像GD1は、第1プロジェクターの設置角度と第2プロジェクターの設置角度との差を示す数値NVを含む。
これによれば、プロジェクター1の設置角度を調整するユーザーが、第1プロジェクターの設置角度と第2プロジェクターの設置角度との差を簡単に把握できる。そのため、複数のプロジェクター1を任意の揃った角度で設置する場合、ユーザーは、プロジェクター1の設置角度をより簡単に調整できる。
数値NVの色は、第1プロジェクターの設置角度と第2プロジェクターの設置角度との差に応じて変化する。
これによれば、プロジェクター1の設置角度を調整するユーザーが、所定の理由によって数値NVを把握できない場合でも、当該ユーザーは、数値NVの色によって、第1プロジェクターの設置角度と第2プロジェクターの設置角度との差を把握できるようになる。そのため、複数のプロジェクター1を任意の揃った角度で設置する場合、ユーザーは、プロジェクター1の設置角度を簡単に調整できる。例えば、ユーザーが数値NVを把握できないほどスクリーンSCとプロジェクター1とが離れている場合でも、ユーザーは、プロジェクター1の設置角度を簡単に調整できる。
第1ガイド画像GD1は、第1線分LS1と第2線分LS2とを含む。第2線分LS2は、第1線分LS1から、第1プロジェクターの設置角度と第2プロジェクターの設置角度との差が示す角度分傾く。
これによれば、プロジェクター1の設置角度を調整するユーザーが、第1プロジェクターの設置角度と第2プロジェクターの設置角度との差を簡単に把握できる。そのため、複数のプロジェクター1を任意の揃った角度で設置する場合、ユーザーは、プロジェクター1の設置角度の調整をより簡単に行うことができる。
第2線分LS2の色は、第1プロジェクターの設置角度と第2プロジェクターの設置角度との差に応じて変化する。
これによれば、プロジェクター1の設置角度を調整するユーザーが、所定の理由によって第1線分LS1に対する第2線分LS2の傾きを把握できない場合でも、当該ユーザーは、第2線分LS2の色によって、第1プロジェクターの設置角度と第2プロジェクターの設置角度との差を把握できるようになる。そのため、複数のプロジェクター1を任意の揃った角度で設置する場合、ユーザーは、プロジェクター1の設置角度を簡単に調整できる。例えば、ユーザーが第1線分LS1に対する第2線分LS2の傾き把握できないほどスクリーンSCとプロジェクター1とが離れている場合でも、ユーザーは、プロジェクター1の設置角度を簡単に調整できる。
プロジェクションシステム1000の表示方法は、第1プロジェクターが、第2プロジェクターの設置角度の調整をガイドする第2ガイド画像GD2を表示させることを含む。第2ガイド画像GD2は、基準線分KLを含む。基準線分KLは、第2プロジェクターの設置角度の基準を示す。
これによれば、第1プロジェクターが表示する第2ガイド画像GD2においては、第2プロジェクターが調整すべき設置角度を可視化されている。そのため、複数のプロジェクター1を任意の揃った角度で設置する場合、ユーザーは、プロジェクター1の設置角度をより簡単に調整できる。
プロジェクションシステム1000は、第1プロジェクターと第2プロジェクターとを備える。プロジェクションシステム1000は、第1プロジェクターが、第1プロジェクターの設置角度を示す第1角度情報を、第1プロジェクターが備える6軸センサー17の検出値に基づき生成し、第2プロジェクターが、第2プロジェクターの設置角度を示す第2角度情報を、第2プロジェクターが備える6軸センサー17の検出値に基づき生成し、第2プロジェクターが、第1プロジェクターから取得した第1角度情報が示す第1プロジェクターの設置角度と、第2角度情報が示す第2プロジェクターの設置角度との差を示す情報を表示する。
これによれば、プロジェクションシステム1000による表示方法と同様の効果を奏する。
第2プロジェクターは、第2プロジェクターの設置角度を検出する6軸センサー17と、6軸センサー17の検出値に基づいて、第2プロジェクターの設置角度を示す第2角度情報を生成する第2角度情報生成部1141と、第2プロジェクターと異なる第1プロジェクターの設置角度を示す第1角度情報を受信する受信部1142と、受信部1142が受信した第1角度情報が示す設置角度と、第2角度情報生成部1141が生成した第2角度情報が示す設置角度との差を示す情報を表示する投写制御部111と、を備える。
これによれば、プロジェクションシステム1000による表示方法と同様の効果を奏する。
[第2実施形態]
第2実施形態について説明する。なお、以下に例示する各形態において、作用や機能が第1実施形態と同様である要素については、第1実施形態の説明で使用した符号を流用して各々の詳細な説明を適宜省略する。
第1実施形態の第1ガイド画像GD1は、第1線分LS1と第2線分LS2とを含む。第2実施形態の第1ガイド画像GD1は、第2線分LS2を含み、第1線分LS1を含まない。第2実施形態の第2線分LS2は、第1実施形態と同様、第1プロジェクターの設置角度と第2プロジェクターの設置角度との差に応じて色が変化する。
第2実施形態について説明する。なお、以下に例示する各形態において、作用や機能が第1実施形態と同様である要素については、第1実施形態の説明で使用した符号を流用して各々の詳細な説明を適宜省略する。
第1実施形態の第1ガイド画像GD1は、第1線分LS1と第2線分LS2とを含む。第2実施形態の第1ガイド画像GD1は、第2線分LS2を含み、第1線分LS1を含まない。第2実施形態の第2線分LS2は、第1実施形態と同様、第1プロジェクターの設置角度と第2プロジェクターの設置角度との差に応じて色が変化する。
図8は、プロジェクター1の設置角度の調整において投写される画像の一例を示す図である。
図8において、第1プロジェクターとして動作するプロジェクター1Aは、画像G1として第2ガイド画像GD2を表示する。画像G1として表示される第2ガイド画像GD2は、X軸方向と平行な基準線分KLを含む。
図8において、第2プロジェクターとして動作するプロジェクター1Bは、画像G2として第1ガイド画像GD1を表示する。図8において、画像G2として表示される第1ガイド画像GD1は、プロジェクター1Aの設置角度とプロジェクター1Bの設置角度との差が10°であることを示している。
図8において、第2プロジェクターとして動作するプロジェクター1Cは、画像G3として第1ガイド画像GD1を表示する。図8において、画像G3として表示される第1ガイド画像GD1においては、プロジェクター1Aの設置角度とプロジェクター1Cの設置角度とが一致していて、数値NVが含まれていない。図8において、画像G3として表示される第1ガイド画像GD1においては、プロジェクター1Aの設置角度とプロジェクター1Cの設置角度との差が0°であることを示している。
図8において、第2プロジェクターとして動作するプロジェクター1D、画像G4として第1ガイド画像GD1を表示する。図8において、画像G4として表示される第1ガイド画像GD1は、プロジェクター1Aの設置角度とプロジェクター1Dの設置角度との差が5°であることを示している。
図8において、第2プロジェクターとして動作するプロジェクター1Eは、画像G5として第1ガイド画像GD1を表示する。図8において、画像G5として表示される第1ガイド画像GD1は、プロジェクター1Aの設置角度とプロジェクター1Eの設置角度との差が20°であることを示している。
図8において、第2プロジェクターとして動作するプロジェクター1Fは、画像G6として第1ガイド画像GD1を表示する。図8において、画像G6として表示される第1ガイド画像GD1は、プロジェクター1Aの設置角度とプロジェクター1Fの設置角度との差が30°であることを示している。
なお、第2実施形態では、数値NVを含む第1ガイド画像GD1を例示したが、数値NVを含まない第1ガイド画像GD1が表示される構成でもよい。
以上、説明したように、第2実施形態においては、第1ガイド画像GD1は、第2線分LS2を含む。第2線分LS2の色は、第1プロジェクターの設置角度と第2プロジェクターの設置角度との差に応じて変化する。
これによれば、プロジェクター1の設置角度を調整するユーザーが、第1プロジェクターの設置角度と第2プロジェクターの設置角度との差を簡単に把握できる。そのため、複数のプロジェクター1を任意の揃った角度で設置する場合、ユーザーは、プロジェクター1の設置角度の調整をより簡単に行うことができる。
[第3実施形態]
第3実施形態について説明する。
第1実施形態の第1ガイド画像GD1は、第1線分LS1と第2線分LS2とを含む。第3実施形態の第1ガイド画像GD1は、第1線分LS1を含み、第2線分LS2を含まない。第3実施形態の第1線分LS1の色は、第1プロジェクターの設置角度と第2プロジェクターの設置角度との差に応じて変化する。第3実施形態の第2画像生成部1143は、第1プロジェクターの設置角度と第2プロジェクターの設置角度との差に応じた色の第1線分LS1を第1ガイド画像GD1に含ませる。
第3実施形態について説明する。
第1実施形態の第1ガイド画像GD1は、第1線分LS1と第2線分LS2とを含む。第3実施形態の第1ガイド画像GD1は、第1線分LS1を含み、第2線分LS2を含まない。第3実施形態の第1線分LS1の色は、第1プロジェクターの設置角度と第2プロジェクターの設置角度との差に応じて変化する。第3実施形態の第2画像生成部1143は、第1プロジェクターの設置角度と第2プロジェクターの設置角度との差に応じた色の第1線分LS1を第1ガイド画像GD1に含ませる。
図9は、プロジェクター1の設置角度の調整において表示される画像の一例を示す図である。
図9において、第1プロジェクターとして動作するプロジェクター1Aは、画像G1として第2ガイド画像GD2を表示する。画像G1として表示される第2ガイド画像GD2は、X軸方向と平行な基準線分KLを含む。
図9において、第2プロジェクターとして動作するプロジェクター1Bは、画像G2として第1ガイド画像GD1を表示する。図9において、画像G2として表示される第1ガイド画像GD1は、プロジェクター1Aの設置角度とプロジェクター1Bの設置角度との差が10°であることを示している。図9において、画像G2である第1ガイド画像GD1が含む第1線分LS1の色は、プロジェクター1Aの設置角度とプロジェクター1Bの設置角度との差が10°であることに対応した色である。
図9において、第2プロジェクターとして動作するプロジェクター1Cは、画像G3として第1ガイド画像GD1を表示する。図9において、画像G3として表示される第1ガイド画像GD1は、プロジェクター1Aの設置角度と、プロジェクター1Cの設置角度との差が0°であることを示している。図9において、画像G3である第1ガイド画像GD1に含まれる第1線分LS1の色は、プロジェクター1Aの設置角度とプロジェクター1Cの設置角度との差が0°であることに対応した色であり、例えば基準線分KLと同じ色である。
図9において、第2プロジェクターとして動作するプロジェクター1D、画像G4として第1ガイド画像GD1を表示する。図9において、画像G4として表示される第1ガイド画像GD1は、プロジェクター1Aの設置角度と、プロジェクター1Dの設置角度との差が5°であることを示している。図9において、画像G4である第1ガイド画像GD1に含まれる第1線分LS1の色は、プロジェクター1Aの設置角度とプロジェクター1Dの設置角度との差が5°であることに対応した色である。
図9において、第2プロジェクターとして動作するプロジェクター1Eは、画像G5として第2ガイド画像GD2を表示する。図9において、画像G5として投写される第2ガイド画像GD2は、プロジェクター1Aの設置角度と、プロジェクター1Eの設置角度との差が20°であることを示している。図9において、画像G5である第1ガイド画像GD1に含まれる第1線分LS1の色は、プロジェクター1Aの設置角度とプロジェクター1Eの設置角度との差が20°であることに対応した色である。
図9において、第2プロジェクターとして動作するプロジェクター1Fは、画像G6として第2ガイド画像GD2を投写する。図9において、画像G6として投写される第2ガイド画像GD2は、プロジェクター1Aの設置角度と、プロジェクター1Fの設置角度との差が30°であることを示している。図9において、画像G6である第1ガイド画像GD1に含まれる第1線分LS1の色は、プロジェクター1Aの設置角度とプロジェクター1Fの設置角度との差が30°であることに対応した色である。
なお、第3実施形態では、数値NVを含む第1ガイド画像GD1を例示したが、数値NVを含まない第1ガイド画像GD1が表示される構成でもよい。
以上、説明したように、第3実施形態においては、第1ガイド画像GD1は、第1線分LS1を含む。第1線分LS1は、第1プロジェクターの設置角度に応じた角度で傾く。第1線分LS1の色は、第1プロジェクターの設置角度と第2プロジェクターの設置角度との差に応じて変化する。
これによれば、プロジェクター1の設置角度を調整するユーザーが、第1プロジェクターの設置角度と第2プロジェクターの設置角度との差を簡単に把握できる。そのため、複数のプロジェクター1を任意の揃った角度で設置する場合、ユーザーは、プロジェクター1の設置角度の調整をより簡単に行うことができる。
上述した各実施形態は本発明の好適な実施の形態である。ただし、この本実施形態に限定されることなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形態様での実施が可能である。
上述した各実施形態では、第1プロジェクターとしてプロジェクター1Aを例示し、第2プロジェクターとしてプロジェクター1B、1C、1D、1E、1Fを例示した。しかしながら、第1プロジェクター及び第2プロジェクターはこれらプロジェクター1に限定されない。例えば、第1プロジェクターはプロジェクター1Bとし、第2プロジェクターをプロジェクター1A、1C、1D、1E、1Fとしてもよい。
上述した各実施形態において、「センサー」として6軸センサー17を例示したが、本開示の「センサー」は、6軸センサー17に限定されず、地磁気センサーを含む9軸センサーでもよいし、3軸ジャイロセンサーでもよい。
上述した各実施形態において、基準線分KLがX軸に平行な線分である場合を例示したが、基準線分KLの角度は、X軸に平行に限定されず、ユーザーが予め指定した角度でもよい。この場合、第1ガイド画像GD1が含む第2線分LS2は、基準線分KLと同じ角度で傾く。
上述した各実施形態において、プロジェクター1の設置角度としてX軸に対するXD軸の角度を例示したが、プロジェクター1の設置角度は、Y軸に対するYD軸の角度とZ軸に対するZD軸の角度とを加味した角度でもよい。この構成の場合、第1角度情報生成部1131は、3軸の各々の軸周りの角速度に基づいて第1プロジェクターの設置角度を示す第1角度情報を生成する。また、この構成の場合、第2角度情報生成部1141は、3軸の各々の軸周りの角速度に基づいて第2プロジェクターの設置角度を示す第2角度情報を生成する。また、この構成の場合、第2画像生成部1143は、3軸周りの角速度に基づく第1プロジェクターの設置角度と、3軸周りの角速度に基づく第2プロジェクターの設置角度との差を示す第1ガイド画像GD1を生成する。
上述した各実施形態において、ユーザーが手動でプロジェクター1の設置角度を調整する場合を例示したが、リモコン3等による指示に応じてプロジェクター1が自動で設置角度を調整してもよい。自動で設置角度を調整する場合、プロジェクター1は、スクリーンSCに表示する画像Gを回転させる機能を有する。
上述した各実施形態において、第1プロジェクターの設置角度と第2プロジェクターの設置角度との差を示す情報を報知する態様として、スクリーンSCへの画像表示を例示した。しかしながら、当該差を示す情報を報知する態様は、画像表示に限定されず、例えば音声出力でもよい。音声出力の場合、プロセッサー110は、第1プロジェクターの設置角度と第2プロジェクターの設置角度との差を音声処理部16に出力させる音声出力制御部として機能する。
また、プロセッサー110の機能は、複数のプロセッサー、又は、半導体チップにより実現してもよい。
また、図2に示した各機能部は、機能的構成を示すものであって、具体的な実装形態を制限しない。例えば、プロジェクター1において、必ずしも各機能部に個別に対応するハードウェアが実装される必要はなく、一つのプロセッサーがプログラムを実行することで複数の機能部の機能を実現する構成とすることも勿論可能である。また、上記各実施形態においてソフトウェアで実現される機能の一部をハードウェアで実現してもよく、或いは、ハードウェアで実現される機能の一部をソフトウェアで実現してもよい。その他、プロジェクター1の他の各部の具体的な細部構成についても、趣旨を逸脱しない範囲で任意に変更可能である。
また、例えば、図6に示す動作のステップ単位は、プロジェクションシステム1000の動作の理解を容易にするために、主な処理内容に応じて分割したものであり、処理単位の分割の仕方や名称によって、本開示が限定されることはない。処理内容に応じて、多くのステップ単位に分割してもよい。また、1つのステップ単位が多くの処理を含むように分割してもよい。また、そのステップの順番は、本開示の趣旨に支障のない範囲で適宜に入れ替えてもよい。
プロジェクションシステム1000による表示方法は、プロジェクター1が備えるプロセッサー110に、当該表示方法に対応したプログラムを実行させることで実現できる。また、このプログラムは、プロセッサー110で読み取り可能な記録媒体に記録しておくことも可能である。記録媒体としては、磁気的、光学的記録媒体又は半導体メモリーデバイスを用いることができる。記録媒体は、プロジェクター1が備えるメモリーであってもよい。また、プロジェクションシステム1000による表示方法に対応したプログラムをサーバー装置に記憶させておき、サーバー装置からプロジェクター1に、プログラムをダウンロードすることでプロジェクションシステム1000による表示方法を実現してもよい。
表示装置としてプロジェクター1を例示したが、表示装置は、プロジェクター1に限定されず、例えば、液晶表示パネルに画像を表示する液晶表示装置や、有機ELパネルに画像を表示する表示装置など、モニター若しくは液晶テレビ等の自発光型の表示装置を含み、また、その他の各種の表示装置も含まれる。
1…プロジェクター、1A…プロジェクター(第1表示装置)、1B…プロジェクター(第2表示装置、表示装置)、1C…プロジェクター(第2表示装置、表示装置)、1D…プロジェクター(第2表示装置、表示装置)、1E…プロジェクター(第2表示装置、表示装置)、1F…プロジェクター(第2表示装置、表示装置)、10…制御部、11…第1インターフェース、12…第2インターフェース、13…フレームメモリー、14…画像処理部、15…操作部、16…音声処理部、17…6軸センサー(センサー)、18…投写部、19…駆動部、20…バス、110…プロセッサー、111…投写制御部(報知部)、112…動作モード切替部、113…第1モード実行部、114…第2モード実行部、120…記憶部、121…制御プログラム、122…設定データ、151…操作パネル、152…リモコン受光部、161…スピーカー、162…アンプ、163…信号処理回路、181…光源、182…光変調装置、183…投写光学系、191…光源駆動回路、192…光変調装置駆動回路、1000…プロジェクションシステム(表示システム)、1131…第1角度情報生成部、1132…送信部、1133…第1画像生成部、1141…第2角度情報生成部、1142…受信部、1143…第2画像生成部(生成部)、GD1…第1ガイド画像、GD2…第2ガイド画像、KL…基準線分(第3線分)、LS1…第1線分、LS2…第2線分、NV…数値、NW…ネットワーク、SC…スクリーン。
Claims (11)
- 第1表示装置が、前記第1表示装置の設置角度を示す第1角度情報を、前記第1表示装置が備えるセンサーの検出値に基づき生成することと、
第2表示装置が、前記第2表示装置の設置角度を示す第2角度情報を、前記第2表示装置が備えるセンサーの検出値に基づき生成することと、
前記第2表示装置が、前記第1表示装置から取得した前記第1角度情報が示す前記第1表示装置の設置角度と、前記第2角度情報が示す前記第2表示装置の設置角度との差を示す情報を報知することと、
を含む表示方法。 - 前記報知することは、前記第2表示装置の設置角度の調整をガイドする第1ガイド画像を前記第2表示装置が表示することであり、
前記第1ガイド画像は、前記差を示す、
請求項1に記載の表示方法。 - 前記第1ガイド画像は、前記差を示す数値を含む、
請求項2に記載の表示方法。 - 前記数値の色は、前記差に応じて変化する、
請求項3に記載の表示方法。 - 前記第1ガイド画像は、第1線分と第2線分とを含み、
前記第1線分は、前記第1表示装置の設置角度を示し、
前記第2線分は、前記差に対応する角度分、前記第1線分から傾く、
請求項2から4のいずれか一項に記載の表示方法。 - 前記第2線分の色は、前記差に応じて変化する、
請求項5に記載の表示方法。 - 前記第1ガイド画像は、第2線分を含み、
前記第2線分の色は、前記差に応じて変化する、
請求項2から4のいずれか一項に記載の表示方法。 - 前記第1ガイド画像は、第1線分を含み、
前記第1線分は、前記第1表示装置の設置角度を示し、
前記第1線分の色は、前記差に応じて変化する、
請求項2から4のいずれか一項に記載の表示方法。 - 前記第1表示装置が、前記第2表示装置の設置角度の調整をガイドする第2ガイド画像を表示させることを含み、
前記第2ガイド画像は、第3線分を含み、
前記第3線分は、前記第2表示装置の設置角度の基準を示す、
請求項5から8のいずれか一項に記載の表示方法。 - 第1表示装置と第2表示装置とを備える表示システムであって、
前記第1表示装置が、前記第1表示装置の設置角度を示す第1角度情報を、前記第1表示装置が備えるセンサーの検出値に基づき生成し、
前記第2表示装置が、前記第2表示装置の設置角度を示す第2角度情報を、前記第2表示装置が備えるセンサーの検出値に基づき生成し、
前記第2表示装置が、前記第1表示装置から取得した前記第1角度情報が示す前記第1表示装置の設置角度と、前記第2角度情報が示す前記第2表示装置の設置角度との差を示す情報を報知する、
表示システム。 - 表示装置であって、
前記表示装置の設置角度を検出するセンサーと、
前記センサーの検出値に基づいて、前記表示装置の設置角度を示す第2角度情報を生成する生成部と、
前記表示装置と異なる表示装置の設置角度を示す第1角度情報を受信する受信部と、
前記受信部が受信した前記第1角度情報が示す設置角度と、前記生成部が生成した前記第2角度情報が示す設置角度との差を示す情報を報知する報知部と、を備える、
表示装置。
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