JP2022087553A - 表示装置の制御方法、及び、表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】更新頻度が高く、ユーザーが注目すべき画像をユーザーが見易く表示すること。【解決手段】単位時間毎の第1画像データの更新量である第1画像データ更新量と、第2画像データの更新量である第2画像データ更新量とを比較して得られるデータ更新量の大小情報である画像データ更新量比較情報を求め、表示画面において、第1画像データに基づいて表示される第1画像と、第2画像データに基づいて表示される第2画像との割付についての割付情報を画像データ更新量比較情報に基づいて制御し、割付情報に基づいて表示装置が表示画面を制御して表示する表示装置の制御方法を提供する。【選択図】図1
Description
本発明は、表示装置の制御方法、及び、表示装置に関する。
従来、表示装置が表示する一つの表示画面において複数の端末装置から送信される個別の画像を同時に表示する技術が知られている。例えば、特許文献1は、端末装置からの指示と端末装置に付与された権限に応じて個別画像のサイズを変更することが可能な表示装置を開示する。
特許文献1記載の装置では、複数の端末装置が接続されていて表示すべき画像が複数ある。リモコン操作等により各個別画像の表示画面における表示サイズを変更したい場合、ユーザーによる操作や、どの端末装置からの個別画像を優先的に拡大して表示するかについて優先度等の情報が付加される必要があり煩雑である。
上記課題を解決する一態様は、第1画像ソースから表示装置へ送信される第1画像に対応する第1画像データと、第2画像ソースから表示装置へ送信される第2画像に対応する第2画像データとを受信し、単位時間毎の第1画像データの更新量である第1画像データ更新量と、第2画像データの更新量である第2画像データ更新量とを比較して得られるデータ更新量の大小情報である画像データ更新量比較情報を求め、表示装置によって表示される表示画面において、第1画像データに基づいて表示される第1画像と、第2画像データに基づいて表示される第2画像との割付についての割付情報を画像データ更新量比較情報に基づいて制御し、割付情報に基づいて表示装置が表示画面を制御して表示する表示装置の制御方法である。
上記課題を解決する一態様は、第1画像ソースから表示装置へ送信される第1画像に対応する第1画像データと、第2画像ソースから表示装置へ送信される第2画像に対応する第2画像データとを受信する画像データ受信部と、単位時間毎の第1画像データの更新量である第1画像データ更新量と、第2画像データの更新量である第2画像データ更新量とを比較して得られるデータ更新量の大小情報を含む画像データ更新量比較情報を求める画像データ更新量比較部と、表示装置によって表示される表示画面において、第1画像データに基づいて表示される第1画像と、第2画像データに基づいて表示される第2画像との割付についての割付情報を画像データ更新量比較情報に基づいて制御する表示画面割付制御部と、割付情報に基づいて表示装置が表示画面を制御して表示する表示部とを有する表示装置である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1~図9は発明を実施する形態の一例であって、図中、同一の符号を付した部分は同一物を表わす。なお、各図において一部の構成を適宜省略して、図面を簡略化する。
図1は、表示システム1000の構成を示す図である。
表示システム1000は、プロジェクター1と、PC(Personal Computer)2A、2B、2C、2Dの4台のPC2を備える。4台のPC2の各々は、ネットワークNWを介してプロジェクター1と通信可能に接続する。ネットワークNWは、ローカルネットワークでもよいし、専用回線や、公衆回線網、インターネット等を含んで構成されるグローバルネットワークでもよい。なお、表示システム1000が備えるPC2の台数は、4台に限定されず、さらに多くてもよく、少なくてもよい。
プロジェクター1は、表示装置の一例に対応する。
4台のPC2の各々は、プロジェクター1に画像データを出力する画像供給装置、いわゆる画像ソースである。図1においてPC2のノート型PCを例示しているが、PC2は、デスクトップ型PCでもタブレット型PCでもスマートフォンでもよい。PC2がプロジェクター1に出力する画像データは、所定規格に準拠した画像データであり音声データを伴う。PC2がプロジェクター1に出力する画像データは、静止画像データでも動画像データでもよい。なお、本実施形態では、音声データを伴う画像データを例示するが、PC2がプロジェクター1に出力する画像データは、音声データが伴っていなくてもよい。
プロジェクター1は、外部装置として画像供給装置が接続され、画像供給装置から入力される画像データに基づいて画像光を投写することで、投写面としてのスクリーンSCに画像を表示する。スクリーンSCは、幕状のスクリーンであってもよいし、建造物の壁面や設置物の平面をスクリーンSCとして利用してもよい。スクリーンSCは平面に限らず、曲面や、凹凸を有する面であってもよい。
プロジェクター1は、スクリーンSCの表示領域100が複数に分割された各領域に、複数のPC2の各々から入力される画像データに基づく画像を並べて表示する、いわゆる多画面表示機能を有する。
以下の説明において、分割された各領域を分割領域という。なお、表示領域100は、1又は複数のPC2から入力された画像データに基づく画像を含む画像が表示される領域である。
また、以下の説明では、1の画像ソースから入力された画像データに基づく画像を入力画像といいNGの符号を付す。また、以下の説明では、1又は複数の入力画像NGを含む画像を合成画像といいGGの符号を付す。
図1には、4分割された表示領域100を示す。スクリーンSCの表示領域100は、分割領域100A、100B、100C、100Dの4つの分割領域に分割され、分割領域100A、100B、100C、100Dの各々に入力画像NGが表示される。より詳細には、分割領域100Aには、PC2Aからの入力画像NG1が表示される。また、分割領域100Bには、PC2Bからの入力画像NG2が表示される。また、分割領域100Cには、PC2Cからの入力画像NG3が表示される。また、分割領域100Dには、PC2Dからの入力画像NG4が表示される。これにより、スクリーンSCの表示領域100には、入力画像NG1、NG2、NG3、NG4を含み、これら入力画像NGが縦横二列で並んだ合成画像GGが表示される。
図1には、表示領域100を均等に4分割した場合を示すが、表示領域100の分割数は任意である。表示領域100の分割数は、さらに多くてもよく少なくてもよい。また、表示領域100の分割数は、ネットワークNWに接続したPC2の数に応じた分割数でもよい。
図2は、PC2の構成を示す図である。
図2では、PC2Aを代表してPC2の構成を説明する。なお、PC2B、2C、2Dの各々は、PC2Aの構成と同様の構成である。
PC2は、PC制御部20、PC通信部21、PC表示部22、及びPC入力部23を備える。
PC制御部20は、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro-processing unit)等のプログラムを実行するプロセッサーであるPCプロセッサー200、及びPC記憶部210を備え、PC2の各部を制御する。PC制御部20は、PCプロセッサー200が、PC記憶部210に記憶されたプログラムを読み出し、ハードウェア及びソフトウェアにより各種処理を実行する。
PC記憶部210は、PCプロセッサー200が実行するプログラムや、PCプロセッサー200で処理されるデータを記憶する。PC記憶部210は、PCプロセッサー200が実行するプログラム、プロジェクター1に出力する画像データ、プロジェクター1の多画面表示機能を制御可能なアプリケーションプログラムであるPJ制御アプリ211、その他の各種データを記憶する。PC記憶部210は、不揮発性の記憶領域を有する。PC記憶部210は、揮発性の記憶領域を備え、PCプロセッサー200のワークエリアを構成してもよい。
PC通信部21は、所定の通信規格で通信を行う通信ハードウェアを備え、PC制御部20の制御に従って、ネットワークNWを介して接続するプロジェクター1と通信する。PC通信部21は、PJ制御アプリ211の機能によって、画像データや各種制御情報を含むフレームデータの送受信をプロジェクター1に対して行う。
PC表示部22は、LED(Light Emitting Diode)やOLED(Organic Light Emitting Diode)などで構成されるディスプレイであり、PC制御部20の制御に従って、所定の態様で情報の表示を実行する。PC表示部22は、PC2と接続する外部機器でもよい。
PC入力部23は、PC2に設けられた操作スイッチや、タッチ入力式のパネル、マウス、キーボード等の入力手段と接続し、ユーザーの入力操作を検出し、検出結果をPC制御部20に出力する入力インターフェースである。PC制御部20は、PC入力部23からの入力に基づいて、入力操作に対応する処理を実行する。
図3は、プロジェクター1の構成を示す図である。
プロジェクター1は、PJ制御部10を備える。
PJ制御部10は、CPUやMPU等のプログラムを実行するプロセッサーであるPJプロセッサー110、及びPJ記憶部120を備え、プロジェクター1の各部を制御する。PJ制御部10は、PJプロセッサー110が、PJ記憶部120に記憶された制御プログラム121を読み出して処理を実行するように、ハードウェア及びソフトウェアの協働により各種処理を実行する。また、PJ制御部10は、PJプロセッサー110が制御プログラム121を読み出して実行することにより、投写制御部111、バッファー制御部112、合成画像制御部113、及び音声制御部114として機能する。これら機能ブロックの詳細については後述する。
PJ記憶部120は、PJプロセッサー110が実行するプログラムや、PJプロセッサー110により処理されるデータを記憶する記憶領域を有する。PJ記憶部120は、プログラムやデータを不揮発的に記憶する不揮発性記憶領域を有する。また、PJ記憶部120は、揮発性記憶領域を備え、PJプロセッサー110が実行するプログラムや処理対象のデータを一時的に記憶するワークエリアを構成してもよい。
PJ記憶部120は、PJプロセッサー110が実行する制御プログラム121の他に、設定データ122を記憶する。設定データ122は、プロジェクター1の動作に関する設定値を含む。設定データ122に含まれる設定値としては、例えば、スピーカー181が出力する音声の音量の設定値や、画像処理部15及びOSD処理部16が実行する処理内容を示す設定値、画像処理部15及びOSD処理部16の処理に用いるパラメーター等である。
プロジェクター1は、第1インターフェース部11、第2インターフェース部12、バッファー部13、フレームメモリー14、画像処理部15、OSD処理部16、操作部17、及び音声処理部18を備える。これらの各部は、バス25を介してPJ制御部10とデータ通信可能に接続される。
第1インターフェース部11は、所定の通信規格に準拠したコネクター及びインターフェース回路等の通信ハードウェアを備える。第1インターフェース部11は、PJ制御部10の制御に従って、所定の通信規格に従って、画像供給装置との間で画像データや制御データ等を送受信する。第1インターフェース部11のインターフェースは、例えば、HDMI(High-Definition Multimedia Interface)や、Displayport、HDBaseT、USB Type-C、3G-SDI(Serial Digital Interface)等の映像及び音声をデジタルで伝送可能なインターフェースを用いることができる。HDMIは、登録商標である。HDBaseTは、登録商標である。また、インターフェースとして、USB等のデータ通信用のインターフェースを用いることができる。また、インターフェースとして、RCA端子や、VGA端子、S端子、D端子等のアナログの映像端子を備え、アナログの映像信号を送受信可能なインターフェースを用いることができる。
第2インターフェース部12は、ネットワークNWに接続されるコネクターやインターフェース回路等の通信ハードウェアを備え、ネットワークNWを介して接続されたPC2と所定の通信規格に従って通信する。第2インターフェース部12は、ネットワークNWを介してPC2からフレームデータを受信し、受信したフレームデータをPJ制御部10に出力する。
第1インターフェース部11と第2インターフェース部12は、第1画像ソースから表示装置へ送信される第1画像データと、第2画像ソースから送信される第2画像データとを受信する画像データ受信部の一例に対応する。
バッファー部13は、フレームデータに含まれる画像データを一時記憶する記憶領域を有する。バッファー部13は、PJ記憶部120の記憶領域に形成されてもよい。バッファー部13は、画像データを、画像データの送信元であるPC2ごとに記憶するため、独立した記憶領域である画像バッファー13A、13B、13C、13Dを有する。画像バッファー13A、13B、13C、13Dは、1つの記憶領域を仮想的に分割したものであってもよい。
なお、バッファー部13が有する画像バッファーの数は任意であるが、バッファー部13は、表示領域100を分割する分割数の最大値に応じた画像バッファーを有することが好ましい。本実施形態では、分割数の最大値を4としているため、バッファー部13が画像バッファー13A、13B、13C、13Dを有する場合を例示している。
なお、バッファー部13が有する画像バッファーの数は任意であるが、バッファー部13は、表示領域100を分割する分割数の最大値に応じた画像バッファーを有することが好ましい。本実施形態では、分割数の最大値を4としているため、バッファー部13が画像バッファー13A、13B、13C、13Dを有する場合を例示している。
フレームメモリー14、画像処理部15、及びOSD処理部16は、例えば集積回路により構成される。集積回路には、LSI、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、SoC(System-on-a-chip)等が含まれる。また、集積回路の構成の一部にアナログ回路が含まれてもよく、PJ制御部10と集積回路とが組み合わる構成でもよい。
フレームメモリー14は、複数のバンクを備える。各バンクは、1フレームを書き込み可能な記憶容量を有する。フレームメモリー14は、例えば、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)により構成される。
画像処理部15は、フレームメモリー14に展開された画像データに対して、例えば、解像度変換処理又はリサイズ処理、歪曲収差の補正、形状補正処理、デジタルズーム処理、画像の色合いや輝度の調整等の画像処理を行う。画像処理部15は、PJ制御部10により指定された処理を実行し、必要に応じて、PJ制御部10から入力されるパラメーターを使用して処理を行う。また、画像処理部15は、上記のうち複数の画像処理を組み合わせて実行することも可能である。
画像処理部15は、処理の終了した画像データをフレームメモリー14から読み出してOSD処理部16に出力する。
OSD処理部16は、PJ制御部10の制御に基づいて、画像処理部15から入力された画像データが示す画像上に、プロジェクター1の設定に係るユーザーインターフェースである設定UIを重畳するための処理を行う。
OSD処理部16は、PJ制御部10が設定UIの重畳を指示すると、画像処理部15から入力された画像データが示す画像上の所定の位置に設定UIが重畳されるように、画像処理部15から入力される画像データに設定UIの画像データを合成する。合成された画像データは、光変調装置駆動回路242に出力される。なお、PJ制御部10から設定UIを重畳する旨の指示がない場合には、OSD処理部16は、画像処理部15から入力される画像データを、加工することなくそのまま光変調装置駆動回路242に出力する。
操作部17は、操作パネル171、リモコン受光部172、及び入力処理部173を備える。
操作パネル171は、プロジェクター1の筐体に設けられ、ユーザーが操作可能な各種スイッチを備える。入力処理部173は、操作パネル171の各スイッチの操作を検出する。
リモコン受光部172は、リモコン3が送信する赤外線信号を受光する。入力処理部173は、リモコン受光部172が受光した信号をデコードして、操作データを生成し、PJ制御部10に出力する。
入力処理部173は、操作パネル171、及びリモコン受光部172に接続される。入力処理部173は、操作パネル171またはリモコン受光部172でユーザーの操作を受け付けた場合に、受け付けた操作に対応する操作データを生成してPJ制御部10に出力する。
音声処理部18は、スピーカー181、アンプ182、及び信号処理部183を備える。なお、音声処理部18は、マイクを備えていてもよい。
信号処理部183は、PJ制御部10からデジタルの音声データが入力された場合、入力された音声データをデジタルからアナログに変換する。信号処理部183は、PJ制御部10から複数の音声データが入力された場合、複数の音声データを合成し、合成した音声データをデジタルからアナログに変換する。信号処理部183は、アナログに変換した音声データをアンプ182に出力する。
本実施形態では、プロジェクター1が多画面表示機能を実行中、PJ制御部10は、1又は複数のPC2から入力された音声データを信号処理部183に出力する。信号処理部183は、1又は複数の音声データを合成した音声データをアンプ182に出力する。
アンプ182は、信号処理部183から入力された音声データが示す音声の音量を、ユーザーが指定した音量に応じた増幅率で増幅する。スピーカー181は、アンプ182が増幅した音量で、信号処理部183が出力した音声データに基づく音声を出力する。
本実施形態では、プロジェクター1が多画面表示機能を実行中、スピーカー181は、信号処理部183が合成した音声データに基づく音声を出力する。
プロジェクター1は、投写部19と、投写部19を駆動する駆動部24とを備える。
投写部19は、光源部191、光変調装置192、及び投写光学系193を備える。駆動部24は、光源駆動回路241、及び光変調装置駆動回路242を備える。
投写部19は、光源部191、光変調装置192、及び投写光学系193を備える。駆動部24は、光源駆動回路241、及び光変調装置駆動回路242を備える。
光源駆動回路241は、バス25を介してPJ制御部10に接続され、また、光源部191に接続される。光源駆動回路241は、PJ制御部10の制御に従って光源部191を点灯又は消灯させる。
光変調装置駆動回路242は、バス25を介してPJ制御部10に接続され、また、光変調装置192が接続される。光変調装置駆動回路242は、PJ制御部10の制御に従って、光変調装置192を駆動し、光変調装置192が具備する光変調素子にフレーム単位で画像を描画する。光変調装置駆動回路242には、画像処理部15からR、G、Bの各原色に対応する画像データが入力される。光変調装置駆動回路242は、入力された画像データを、光変調装置192が具備する光変調素子である液晶パネルの動作に適したデータ信号に変換する。光変調装置駆動回路242は、変換したデータ信号に基づいて、各液晶パネルの各画素に電圧を印加し、各液晶パネルに画像を描画する。
光源部191は、ハロゲンランプ、キセノンランプ、超高圧水銀ランプ等のランプ、或いは、LEDやレーザー光源等の固体光源で構成される。光源部191は、光源駆動回路241から供給される電力により点灯し、光変調装置192に向けて光を発する。
光変調装置192は、例えば、R、G、及び、Bの三原色に対応した3枚の液晶パネルを備える。Rは赤色を示し、Gは緑色を示し、Bは青色を示す。光源部191から射出される光は、RGBの3色の色光に分離され、それぞれ対応する液晶パネルに入射される。3枚の液晶パネルの各々は、透過型の液晶パネルであり、透過する光を変調して画像光を生成する。各液晶パネルを通過して変調された画像光は、クロスダイクロイックプリズム等の合成光学系によって合成され、投写光学系193に射出される。
本実施形態では、光変調装置192が光変調素子として透過型の液晶パネルを備える場合を例示するが、光変調素子は反射型の液晶パネルであってもよいし、デジタルミラーデバイス(Digital Micromirror Device)でもよい。
本実施形態では、光変調装置192が光変調素子として透過型の液晶パネルを備える場合を例示するが、光変調素子は反射型の液晶パネルであってもよいし、デジタルミラーデバイス(Digital Micromirror Device)でもよい。
投写光学系193は、光変調装置192により変調された画像光をスクリーンSC上に結像させるレンズやミラー等を備える。投写光学系193は、スクリーンSCに投写される画像を拡大又は縮小させるズーム機構や、フォーカスの調整を行うフォーカス調整機構等を備えてもよい。
上述した通り、PJ制御部10は、投写制御部111、バッファー制御部112、合成画像制御部113、及び音声制御部114として機能する。
投写制御部111は、画像処理部15や、OSD処理部16、駆動部24等を制御して、スクリーンSCに画像を投写させる。
具体的には、投写制御部111は、画像処理部15を制御して、フレームメモリー14に展開された画像データを画像処理部15に処理させる。この際、投写制御部111は、画像処理部15が処理に必要なパラメーターをPJ記憶部120から読み出して画像処理部15に出力する。
また、投写制御部111は、OSD処理部16を制御して、画像処理部15から入力された画像データをOSD処理部16に処理させる。
また、投写制御部111は、光源駆動回路241及び光変調装置駆動回路242を制御して、光源駆動回路241によって光源部191を点灯させる。また光変調装置駆動回路242により光変調装置192を駆動させ、投写部19によって画像光を投写してスクリーンSCに画像を表示する。また、投写制御部111は、投写光学系193を制御してモーターを起動させ、投写光学系193のズームやフォーカスを調整する。
バッファー制御部112は、第2インターフェース部12からフレームデータを取得する。バッファー制御部112は、取得したフレームデータから、フレームデータの送信元を示す送信元アドレス、及び画像データを取得する。次いで、バッファー制御部112は、取得した送信元アドレスに基づいて送信元のPC2を特定し、特定したPC2に対応する画像バッファーに取得した画像データを記憶させる。
本実施形態では、バッファー制御部112は、第2インターフェース部12がPC2Aからフレームデータを受信した場合、フレームデータに含まれる画像データを、画像バッファー13Aに記憶させる。また、バッファー制御部112は、第2インターフェース部12がPC2Bからフレームデータを受信した場合、フレームデータに含まれる画像データを、画像バッファー13Bに記憶させる。また、バッファー制御部112は、第2インターフェース部12がPC2Cからフレームデータを受信した場合、フレームデータに含まれる画像データを、画像バッファー13Cに記憶させる。また、バッファー制御部112は、第2インターフェース部12がPC2Dからフレームデータを受信した場合、フレームデータに含まれる画像データを、画像バッファー13Dに記憶させる。
合成画像制御部113は、合成画像設定情報を生成し、生成した合成画像設定情報を画像処理部15に出力する。
合成画像設定情報とは、表示領域100を分割する分割数、及び、1の分割領域とネットワークNWを介して接続する1のPC2との対応関係、が少なくとも設定された情報である。ここで、分割数、及び、分割領域とPC2との対応関係は、プロジェクター1が表示する設定UIによって初期設定されてもよいし、PC2において初期設定されてもよい。後者の構成の場合、PC2のPC制御部20は、PJ制御アプリ211の機能によって、分割数、及び、分割領域とPC2との対応関係を少なくとも設定可能なユーザーインターフェースをPC表示部22に表示する。そして、PC制御部20は、PJ制御アプリ211の機能によって、このユーザーインターフェースによって受け付けた設定を示す情報をPC通信部21によりプロジェクター1に送信する。プロジェクター1の合成画像制御部113は、第2インターフェース部12によって設定を示す情報を受信し、受信した設定を示す情報に基づいて合成画像設定情報を生成する。
画像処理部15は、画像バッファー13A、13B、13C、13Dから画像データを読み出し、読み出した画像データを合成画像制御部113から取得した合成画像設定情報に従ってフレームメモリー14に展開する。
例えば、合成画像設定情報では、分割数が4に設定され、分割領域100AとPC2Aとが対応付けられ、分割領域100BとPC2Bとが対応付けられる。また分割領域100CとPC2Cとが対応付けられ、分割領域100DとPC2Dとが対応付けられる。
この例の場合、画像処理部15は、画像バッファー13Aから読み出した第1画像データを、分割領域100Aに対応するフレームメモリー14の記憶領域に展開する。また、画像処理部15は、画像バッファー13Bから読み出した第2画像データを、分割領域100Bに対応するフレームメモリー14の記憶領域に展開する。また、画像処理部15は、画像バッファー13Cから読み出した第3画像データを、分割領域100Cに対応するフレームメモリー14の記憶領域に展開する。また、画像処理部15は、画像バッファー13Dから読み出した第4画像データを、分割領域100Dに対応するフレームメモリー14の記憶領域に展開する。
この例の場合、画像処理部15は、画像バッファー13Aから読み出した第1画像データを、分割領域100Aに対応するフレームメモリー14の記憶領域に展開する。また、画像処理部15は、画像バッファー13Bから読み出した第2画像データを、分割領域100Bに対応するフレームメモリー14の記憶領域に展開する。また、画像処理部15は、画像バッファー13Cから読み出した第3画像データを、分割領域100Cに対応するフレームメモリー14の記憶領域に展開する。また、画像処理部15は、画像バッファー13Dから読み出した第4画像データを、分割領域100Dに対応するフレームメモリー14の記憶領域に展開する。
画像処理部15は、展開した入力画像NGの画像データに対して各種画像処理を行い、画像処理を施した画像データをフレームメモリー14から読み出し、表示用の画像データとして光変調装置駆動回路242に出力する。
図4は、プロジェクター1の制御系の構成を示す機能ブロック図であり、合成画像制御部113の構成の一例を示す。
図4に示すように合成画像制御部113は、画像データ更新量比較部115、表示画面割付制御部116を有する。これらの機能部は、PJプロセッサー110がPJ記憶部120に記憶された制御プログラムを実行することによって、ソフトウェアとハードウェアとの協働により実現される(図3参照)。
具体的に表示装置であるプロジェクター1は、受信部と、画像データ更新量比較部と、表示画面割付制御部と、表示部を備える。
受信部は、第1画像ソースから表示装置へ送信される第1画像に対応する第1画像データと、第2画像ソースから表示装置であるプロジェクター1へ送信される第2画像に対応する第2画像データとを受信する。
例えば、第2インターフェース部12は、受信部の一例に相当する。受信部は、第1インターフェース部11及びバッファー部13のいずれか1以上を含んでもよい。また入力画像NG1が第1画像の一例に相当し、入力画像NG2が第2画像の一例に相当する。
画像データ更新量比較部115は、単位時間毎の第1画像データの更新量である第1画像データ更新量と、第2画像データの更新量である第2画像データ更新量とを比較して得られるデータ更新量の大小情報である画像データ更新量比較情報を求める。
表示画面割付制御部116は表示領域100と合成画像GGにおいて、第1画像データに基づいて表示される第1画像と、第2画像データに基づいて表示される第2画像との割付についての割付情報を画像データ更新量比較情報に基づいて制御する。
また表示部は、割付情報に基づいて表示装置であるプロジェクター1が表示画面である表示領域100と合成画像GGを制御する。
例えば、投写部19は、表示部の一例に相当する。表示部は、画像処理部15と、駆動部24と、OSD処理部16と、光源部191と、光変調装置192と、投写光学系193とのいずれか1以上を含んでもよい。
割付情報は、表示領域100において第1画像が表示される第1分割領域の面積である第1表示面積の情報と、第2画像が表示される第2分割領域の面積である第2表示面積の情報と含んでよい。具体的には、例えば表示される画像のピクセル数であってよい。
またPJ制御部10は、第1画像データ更新量と第2画像データ更新量を比較して、データ更新量の大きい画像データに対応する画像が表示される分割領域の表示面積を大きくするよう割付情報を制御してよい。
割付情報は、表示領域100における第1画像が表示される分割領域と、第2画像が表示される分割領域との相対的位置関係を示す情報を含んでよい。具体的には、例えば分割領域100に画像を表示するための座標情報でよい。
次に、上記した第1実施形態に係るプロジェクター1の動作を説明する。
図5は、プロジェクター1によって分割領域100Bに表示される画像が大きな表示面積で表示された表示領域100と合成画像GGの説明図である。
プロジェクター1に例えばPC2A~PC2Dの4台のPC2が接続されているとする。このときPC2Bから送信される画像データ更新量が、他の3台のPC2からの画像データ更新量よりも大きい場合に、PC2Bから送信される画像の表示面積を大きくし、表示領域100の左側に表示させる。
図6は、プロジェクター1によって分割領域100Aに表示される画像が大きな表示面積で表示された表示領域100の説明図である。
図5の状態において、PC2Aから送信される画像データ更新量が、他の3台のPC2の画像データ更新量よりも大きくなった場合に、割付情報が制御されて表示領域100が更新された態様を示す。具体的にはPC2Aから送信される画像データに基づく分割領域100Aの表示面積を大きくし、他のPC2の画像を表示する分割領域の表示面積を小さくする。またPC2から送信される画像データに基づく画像を、表示領域100の左側に表示させる。
図7は、画像表示に関わるPC2の数が減少した場合の表示領域100の説明図である。
図6の状態においては、プロジェクター1に接続されていたPC2の数が4台である。時間経過に伴って、プロジェクター1に接続されているPC2の数が3台になった例を示す。具体的には、PC2Bの接続が切れて、接続されるPC2の数が3台となり、且つ、PC2Aから送信される画像データ更新量が、他の3台のPC2の画像データ更新量よりも大きくなった場合である。図6には、割付情報が制御されて表示領域100が更新された態様を示す。接続されるPC2の数に合わせて、割付情報が制御され表示画面が更新される。
表示装置は、第1画像ソースから表示装置へ送信される第1画像に対応する第1画像データと、第2画像ソースから表示装置へ送信される第2画像に対応する第2画像データとを受信する画像データ受信部と、単位時間毎の第1画像データの更新量である第1画像データ更新量と、第2画像データの更新量である第2画像データ更新量とを比較して得られるデータ更新量の大小情報である画像データ更新量比較情報を求める画像データ更新量比較部と、表示装置によって表示される表示画面において、第1画像データに基づいて表示される第1画像と、第2画像データに基づいて表示される第2画像との割付についての割付情報を画像データ更新量比較情報に基づいて制御する表示画面割付制御と、割付情報に基づいて表示装置が表示画面を制御して表示する表示部とを、有する。
このような表示装置であるプロジェクター1によれば、単位時間毎の画像データの更新量に応じて、プロジェクター1によって表示される表示領域100における複数の画像の割付を変更することができるという優れた効果を奏する。
表示装置は、割付情報が、表示画面において第1画像が表示される領域の面積である第1表示面積と、第2画像が表示される領域の面積である第2表示面積とを、含む。
このような表示装置であるプロジェクター1によれば、複数の画像供給装置から供給されるそれぞれの画像が表示される表示面積を、単位時間毎の画像データの更新量に応じて変更できるという優れた効果を奏する。
表示装置は、第1画像データ更新量と第2画像データ更新量を比較して、データ更新量の大きい画像データに対応する画像が表示される領域の表示面積を大きくする。
このような表示装置であるプロジェクター1によれば、単位時間毎の画像データの更新量が大きい画像について、その画像が表示される表示面積を大きくすることができる。そのため画像データが頻繁に更新される画像へ、表示領域100の合成画像GGを視聴する使用者の注意を自然に向けさせることができるという優れた効果を奏する。
表示装置は、割付情報が、表示画面における、第1画像が表示される領域と、第2画像が表示される領域との相対的位置関係を示す情報を含む。
このような表示装置であるプロジェクター1によれば、着目するべき画像、例えば画像データが頻繁に更新される画像を表示領域100中で、視聴する使用者の注意が向けられやすい分割領域に表示させることが可能になるという効果を奏する。
図8は、本発明の第2実施形態に係る表示装置の制御方法についてのフローチャートである。
表示装置であるプロジェクター1は、画像データが受信されたかどうかを判定する(ステップSA1)。画像データが受信されていた場合(ステップSA1:YES)には、PC2が新たに追加されたかどうかを判定する(ステップSA2)。画像データが受信されていなかった場合(ステップSA1:NO)にはステップSA1に戻る。
ステップSA1は、画像データ受信の一例に対応する。
端末装置であるPC2が追加されていた場合(ステップSA1:YES)には、プロジェクター1が表示する表示領域に空きがあるかどうかを判定する(ステップSA3)。表示領域に空きがある場合(ステップSA3:YES)には、ステップSA2に戻る。表示領域に空きが無い(ステップSA3:NO)には後述するステップSA8に進む。
端末装置であるPC2が追加されていない場合(ステップSA1:NO)には、予め定められた単位時間が経過したかどうかを判定する(ステップSA4)。この単位時間は、例えば画面表示の更新時間に対応する。
単位時間が経過していなければ(ステップSA4:NO)、ステップ2に戻る。単位時間が経過していれば(ステップSA4:YES)、各画像供給装置、具体的には各PC2からプロジェクター1へ送信される画像データが更新されているかどうかを判定する(ステップSA5)。
画像データが更新されていれば(ステップSA5;YES)、画像データの更新量である画像データ更新量が予め定めた基準値より大きいかどうかを判定する(ステップSA6)。画像データ更新量が予め定めた基準値より大きくない場合(ステップSA6:NO)には、ステップ5に戻る。画像データ更新量が予め定めた基準値より大きい場合(ステップSA6:YES)には、単位時間毎の各PC2から受信した画像データの更新量を比較して画像データ更新量比較情報を求める。
具体的には、単位時間毎の第1画像データの更新量である第1画像データ更新量と、第2画像データの更新量である第2画像データ更新量とを比較して得られるデータ更新量の大小情報である画像データ更新量比較情報を求める。
ステップSA6とステップSA7は、画像データ更新量比較の一例に対応する。
画像データが更新されていない場合(ステップSA5:NO)には、画像データ更新量に基づいて表示領域100の割付情報を制御する(ステップSA8)。
ステップSA8は、表示画面割付制御の一例に相当する。
なおステップSA8については図9で詳述する。
ここで割付情報とは、各画像データに基づいて表示領域100に表示される画像の表示面積についての情報を含んでよい。また割付情報には、各PC2から送信される画像データに基づいて表示領域100に表示されるそれぞれの画像を、表示画面中のどの領域に表示するかについての情報を含んでよい。
最後に割付情報に基づいて表示領域100を制御する。具体的には表示領域100を更新する(ステップSA9)。
ステップSA9は、表示の一例に相当する。
なお上記したフローチャートにおいては、画像が表示される表示領域に空きがある場合に画像データ更新量比較情報を求めて、画像データ更新量比較情報に基づいて割付情報を制御することとしているが、割付情報を予め仮に決定していてもよい。具体的には、プロジェクター1への接続が時間的に早いPC2を優先して表示面積を大きくしてもよい。また各PC2から送信される画像データの更新履歴等の情報を利用して割付情報を制御してもよい。
図9は、本発明の第2実施形態に係る表示装置の制御方法の中で、表示領域100における割付情報の変更についてのフローチャートである。
まず表示装置であるプロジェクター1は、第1画像データ更新量が第2画像データ更新量より大きいかどうかを判定する(ステップSB1)。
プロジェクター1は、第1画像データ更新量が第2画像データ更新量より大きい場合(ステップSB1:YES)には、表示画面25において第1画像が表示される領域、すなわち第1分割領域の面積である第1表示面積を大きくする。さらにプロジェクター1は、第2画像が表示される領域、すなわち第2分割領域の面積である第2表示面積を小さくするように割付情報を変更する(ステップSB2)。
次に表示領域100において、第1画像が表示される第1分割領域を表示領域100中の左側に設け、第2画像が表示される第2分割領域を表示領域100中の右側に設けるように割付情報を変更する(ステップSB3)。
第1画像データ更新量が第2画像データ更新量より大きくない場合(ステップSB1:NO)には、第2分割領域の面積である第2表示面積を大きくし、第1分割領域の面積である第1表示面積を小さくするように割付情報を変更する(ステップSB4)。
次にプロジェクター1は、表示領域100において、第2画像が表示される第2分割領域を左側に設け、第1画像が表示される第1分割領域を右側に設けるように割付情報を変更する(ステップSB5)。
また第2分割領域を表示領域100において上側に設け、第1分割領域を下側に設けるように割付情報を変更してもよい。
本発明の第2実施形態に係る表示装置の制御方法は、第1画像データ更新量と第2画像データ更新量を比較して、データ更新量が大きい画像データに対応する画像が表示される分割領域の表示面積を大きくしてよい。
本発明の第2実施形態に係る表示装置の制御方法は、割付情報が、表示領域100における第1画像が表示される領域である第1分割領域と、第2画像が表示される領域である第2分割領域との相対的位置関係を示す情報を含んでよい。
割付情報については、使用者が各PC2を操作することで変更することが可能であってよい。具体的には各PC2の使用者が画像の表示を任意に制御することが可能であってもよい。例えば、各PC2から送信されて表示される画像のうち任意の画像を選択して、その表示面積を変更したり、表示位置を変化させたりすることが可能でもよい。プロジェクター1に接続される複数のPC2の中で、時間的に後から接続されるPC2から送信された画像データに基づいた画像を、表示領域100の中で優先的に表示してもよい。また複数のPC2のうち、優先して画面表示を制御する権限を有する使用者が操作するPC2からの画像については、他のPC2から表示面積等の割付情報を変更させない等の優先ルールを設けてもよい。
もちろん複数のPC2から送信された画像を、表示領域100中に同じ表示面積を持つ分割領域へ均等に表示させる設定があってもよい。
プロジェクター1の制御方法は、第1画像ソースから表示装置であるプロジェクター1へ送信される第1画像に対応する第1画像データと、第2画像ソースから表示装置へ送信される第2画像に対応する第2画像データとを受信する画像データ受信ステップを有する。
プロジェクター1の制御方法は、単位時間毎の第1画像データの更新量である第1画像データ更新量と、第2画像データの更新量である第2画像データ更新量とを比較して得られるデータ更新量の大小情報である画像データ更新量比較情報を求める画像データ更新量比較ステップを有する。
また、プロジェクター1の制御方法は、プロジェクター1により表示される表示画面において、第1画像データに基づいて表示される第1画像と、第2画像データに基づいて表示される第2画像との割付についての割付情報を画像データ更新量比較情報に基づいて制御する表示画面割付制御ステップを有する。
プロジェクター1の制御方法は、割付情報に基づいて表示装置が表示画面を制御して表示する表示ステップを有する。
このような表示装置の制御方法によれば、表示装置であるプロジェクター1が奏する効果と同様の効果を奏する。
尚、本発明の実施形態に係る表示装置の制御方法、及び、表示装置は、上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
上述した第1及び第2実施形態は本発明の好適な実施の形態である。但し、これに限定されるものでなはく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形実施が可能である。
例えば、上述した実施形態では、光源が発した光を変調する光変調装置22として、RGBの各色に対応した3枚の透過型の液晶パネルを用いた構成を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、3枚の反射型液晶パネルを用いた構成としてもよいし、1枚の液晶パネルとカラーホイールを組み合わせた方式を用いてもよい。或いは、3枚のデジタルミラーデバイス(DMD)を用いた方式、1枚のデジタルミラーデバイスとカラーホイールを組み合わせたDMD方式等により構成してもよい。光変調装置として1枚のみの液晶パネルまたはDMDを用いる場合には、クロスダイクロイックプリズム等の合成光学系に相当する部材は不要である。また、液晶パネルおよびDMD以外にも、光源が発した光を変調可能な光変調装置であれば問題なく採用できる。
表示装置は、プロジェクター1に限定されず、例えば、液晶表示パネルに画像を表示する液晶表示装置や、有機ELパネルに画像を表示する表示装置など、モニター若しくは液晶テレビ等の自発光型の表示装置を含み、また、その他の各種の表示装置も含まれる。
PC2の具体的な構成は制限されず、プロジェクター1に接続可能であって、プロジェクター1に画像データを出力できる機器であればよい。例えば、PC2としては、ディスク型記録メディア再生装置や、テレビチューナー装置等を用いてもよい。
上述した実施形態及び変形例では、更新量として更新頻度を例示したが、更新量は更新頻度に限定されない。更新量は、単位時間あたりに入力画像NGがどのくらい更新されたかを示す値であればよく、例えば、単位時間あたりPC2から受信した入力画像NGに係わるデータ量でもよい。この場合、更新量と比較される所定量は、所定のデータ量になる。
また、PJ制御部10及びPC制御部20の機能は、複数のプロセッサー、又は、半導体チップにより実現してもよい。
例えば、図2、及び、図3に示したPC2及びプロジェクター1の各機能部は、機能的構成を示すものであって、具体的な実装形態は特に制限されない。つまり、必ずしも各機能部に個別に対応するハードウェアが実装される必要はなく、一つのプロセッサーがプログラムを実行することで複数の機能部の機能を実現する構成とすることも勿論可能である。また、上記実施形態及び変形例においてソフトウェアで実現される機能の一部をハードウェアで実現してもよく、また、ハードウェアで実現される機能の一部をソフトウェアで実現してもよい。その他、PC2及びプロジェクター1の他の各部の具体的な細部構成についても、任意に変更可能である。
図2に示した各機能部は、機能的構成を示すものであって、具体的な実装形態は特に制限されない。つまり、必ずしも各機能部に個別に対応するハードウェアが実装される必要はなく、一つのプロセッサーがプログラムを実行することで複数の機能部の機能を実現する構成とすることも勿論可能である。また、上記実施形態においてソフトウェアで実現される機能の一部をハードウェアで実現してもよく、あるいは、ハードウェアで実現される機能の一部をソフトウェアで実現してもよい。その他、プロジェクター1の他の各部の具体的な細部構成についても、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で任意に変更可能である。
また、図8に示すフローチャートの処理単位は、プロジェクター1のPJ制御部10の処理を理解容易にするために、主な処理内容に応じて分割したものであり、処理単位の分割の仕方や名称によって本発明が制限されることはない。同様に、図9に示すフローチャートの処理単位は、プロジェクター1のPJ制御部10の処理を理解容易にするために、主な処理内容に応じて分割したものであり、処理単位の分割の仕方や名称によって本発明が制限されることはない。
PJ制御部10の処理は、処理内容に応じて、さらに多くの処理単位に分割することもできるし、1つの処理単位がさらに多くの処理を含むように分割することもできる。また、上記のフローチャートの処理順序も、図示した例に限られるものではない。
また、表示装置の制御方法は、プロジェクター1のPJプロセッサー110に、プロジェクター1の制御方法に対応した制御プログラムを実行させることで実現できる。また、この制御プログラムは、例えばプロジェクター1やコンピューターで読み取り可能に記録した記録媒体に記録しておくことも可能である。記録媒体としては、磁気的、光学的記録媒体又は半導体メモリーデバイスを用いることができる。具体的には、フレキシブルディスク、CD-ROM(Compact Disk Read Only Memory)、DVD(Digital VerSAtile Disc)、Blu-ray(登録商標)Disc、光磁気ディスク、フラッシュメモリー、カード型記録媒体等の可搬型、或いは固定式の記録媒体が挙げられる。また、記録媒体は、プロジェクター1が備える内部記憶装置であるRAM、ROM、HDD等の不揮発性記憶装置であってもよい。またプロジェクター1の制御方法に対応した制御プログラムをサーバー装置等に記憶させておき、サーバー装置からプロジェクター1に、制御プログラムをダウンロードすることでプロジェクター1の制御方法を実現することもできる。
1…プロジェクター、2…PC、3…リモコン、10…PJ制御部、11…第1インターフェース部、12…第2インターフェース部(画像データ受信部)、13…バッファー部、13A…画像バッファー、13B…画像バッファー、13C…画像バッファー、13D…画像バッファー、14…フレームメモリー、15…画像処理部、16…OSD処理部、17…操作部、18…音声処理部、19…投写部(表示部)、20…PC制御部、21…PC通信部、22…PC表示部、23…PC入力部、24…駆動部、25…バス、100…表示領域、100A…分割領域、100B…分割領域、100C…分割領域、100D…分割領域、110…PJプロセッサー、111…投写制御部、112…バッファー制御部、113…合成画像制御部、114…音声制御部、115…画像データ更新量比較部、116…表示画面割付制御部、120…PJ記憶部、121…制御プログラム、122…設定データ、171…操作パネル、172…リモコン受光部、173…入力処理部、181…スピーカー、182…アンプ、183…信号処理部、191…光源部、192…光変調装置、193…投写光学系、200…PCプロセッサー、210…PC記憶部、211…PJ制御アプリ、241…光源駆動回路、242…光変調装置駆動回路、1000…表示システム、GG…合成画像、NG…入力画像、NG1…入力画像、NG2…入力画像、NG3…入力画像、NG4…入力画像、NW…ネットワーク、OSD…画像処理部、SC…スクリーン、UI…設定。
Claims (5)
- 第1画像ソースから表示装置へ送信される第1画像に対応する第1画像データと、第2画像ソースから前記表示装置へ送信される第2画像に対応する第2画像データとを受信し、
単位時間毎の前記第1画像データの更新量である第1画像データ更新量と、前記第2画像データの更新量である第2画像データ更新量とを比較して得られるデータ更新量の大小情報である画像データ更新量比較情報を求め、
前記表示装置によって表示される表示画面において、前記第1画像データに基づいて表示される前記第1画像と、前記第2画像データに基づいて表示される前記第2画像との割付についての割付情報を前記画像データ更新量比較情報に基づいて制御し、
前記割付情報に基づいて前記表示装置が前記表示画面を制御して表示する、表示装置の制御方法。 - 前記割付情報は、
前記表示画面において前記第1画像が表示される領域の面積である第1表示面積と、
前記第2画像が表示される領域の面積である第2表示面積と、を含む請求項1に記載する表示装置の制御方法。 - 前記第1画像データ更新量と前記第2画像データ更新量を比較して、前記データ更新量の大きい画像データに対応する画像が表示される領域の表示面積を大きくする、請求項2に記載する表示装置の制御方法。
- 前記割付情報は、前記表示画面における、前記第1画像が表示される領域と、前記第2画像が表示される領域との相対的位置関係を示す情報を含む、請求項1から請求項3のうちのいずれか一項に記載する表示装置の制御方法。
- 第1画像ソースから表示装置へ送信される第1画像に対応する第1画像データと、第2画像ソースから前記表示装置へ送信される第2画像に対応する第2画像データとを受信する画像データ受信部と、
単位時間毎の前記第1画像データの更新量である第1画像データ更新量と、前記第2画像データの更新量である第2画像データ更新量とを比較して得られるデータ更新量の大小情報を含む画像データ更新量比較情報を求める画像データ更新量比較部と、
前記表示装置によって表示される表示画面において、前記第1画像データに基づいて表示される前記第1画像と、前記第2画像データに基づいて表示される前記第2画像との割付についての割付情報を前記画像データ更新量比較情報に基づいて制御する表示画面割付制御部と、
前記割付情報に基づいて前記表示装置が前記表示画面を制御して表示する表示部
と、を有する表示装置。
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