JP2021052304A - 表示システムの制御方法、表示システム、及び、中継装置 - Google Patents
表示システムの制御方法、表示システム、及び、中継装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2021052304A JP2021052304A JP2019174005A JP2019174005A JP2021052304A JP 2021052304 A JP2021052304 A JP 2021052304A JP 2019174005 A JP2019174005 A JP 2019174005A JP 2019174005 A JP2019174005 A JP 2019174005A JP 2021052304 A JP2021052304 A JP 2021052304A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- video
- input
- switcher
- projector
- video input
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
Abstract
【課題】プロジェクターと映像供給装置との間にスイッチャーが介在する場合でも、プロジェクターに対する映像供給装置の接続状況を正しく表示できるようにする。【解決手段】映像供給装置から映像が入力される複数のSW映像入力端子、及び、SW映像入力端子に入力された映像を出力する複数の映像出力端子を有するスイッチャーと、映像出力端子から出力された映像が入力される複数のPJ映像入力端子を有するプロジェクターとを備える表示システムの制御方法であって、スイッチャーは、複数のSW映像入力端子のそれぞれに対して映像の入力の有無を判定し、判定した映像の入力の有無を示す判定データを、プロジェクターへ送信し、プロジェクターは、判定データをスイッチャーから受信し、受信した判定データに基づいて、プロジェクターに対する映像供給装置の接続状況を表示する。【選択図】図6
Description
本発明は、表示システムの制御方法、表示システム、及び、中継装置に関する。
従来、複数の映像入力端子を備え、映像入力端子に入力された映像を表示する表示装置が知られている。例えば、特許文献1は、HDMI(High-Definition Multimedia Interface、登録商標)入力端子を複数備え、HDMI入力端子に入力された映像データに基づく映像を表示部又プロジェクターにより表示する表示装置を開示する。
特許文献1に記載のような表示装置には、具備する映像入力端子への信号入力に基づいて、自身に対する映像供給装置の接続状況を表示可能な装置がある。この種の表示装置は、中継装置を介して映像供給装置と接続する場合、中継装置からの信号入力に基づいて映像供給装置の接続状況を表示する。そのため、この場合の表示装置は、映像供給装置から直接入力された信号に基づいて接続状況を表示できず、中継装置を介した実際の映像供給装置の接続状況と異なる接続状況を表示し得る。
上記課題を解決する一態様は、映像供給装置から映像が入力される複数の第1映像入力端子、及び、前記第1映像入力端子に入力された映像を出力する複数の映像出力端子を有する中継装置と、前記映像出力端子から出力された映像が入力される複数の第2映像入力端子を有する表示装置と、を備える表示システムの制御方法であって、前記中継装置は、前記表示装置と通信接続し、複数の前記第1映像入力端子のそれぞれに対して映像の入力の有無を判定し、判定した映像の入力の有無を示す判定データを、前記表示装置へ送信し、前記表示装置は、前記判定データを前記中継装置から受信し、受信した前記判定データに基づいて、前記表示装置に対する前記映像供給装置の接続状況を表示する、表示システムの制御方法である。
上記表示システムの制御方法において、前記中継装置は、種類が異なる複数の前記第1映像入力端子、及び、複数の前記第1映像入力端子の種類に対応する種類の複数の前記映像出力端子を備える、構成でもよい。
上記表示システムの制御方法において、複数の前記第2映像入力端子は、複数の前記第1映像入力端子、及び、複数の前記映像出力端子と同種の端子を含む、構成でもよい。
上記表示システムの制御方法において、前記判定データの伝送路は、前記中継装置が前記表示装置に映像を伝送する伝送路と異なる、構成でもよい。
上記表示システムの制御方法において、前記判定データは、複数の前記第1映像入力端子のそれぞれについて、判定した映像の入力の有無を1ビットで示すデータであってもよい。
上記課題を解決する別の一態様は、映像供給装置から映像が入力される複数の第1映像入力端子、及び、前記第1映像入力端子に入力された映像を出力する複数の映像出力端子を有する中継装置と、前記映像出力端子から出力された映像が入力される複数の第2映像入力端子を有する表示装置と、を備える表示システムであって、前記中継装置は、前記表示装置と通信接続し、複数の前記第1映像入力端子のそれぞれに対して映像の入力の有無を判定し、判定した映像の入力の有無を示す判定データを、前記表示装置へ送信し、前記表示装置は、前記判定データを前記中継装置から受信し、受信した前記判定データに基づいて、前記表示装置に対する前記映像供給装置の接続状況を表示する、表示システムである。
上記課題を解決するさらに別の一態様は、表示装置に対する映像供給装置の接続状況を表示可能な前記表示装置が有する複数の第2映像入力端子に、前記映像供給装置から入力される映像を出力する中継装置であって、映像供給装置から映像が入力される複数の第1映像入力端子と、前記第1映像入力端子に入力された映像を前記第2映像入力端子に出力する複数の映像出力端子と、前記表示装置と通信接続する通信部と、複数の前記第1映像入力端子のそれぞれに対して映像の入力の有無を判定し、判定した映像の入力の有無を示す判定データを、前記通信部によって前記表示装置に送信する制御部と、を備える、中継装置である。
図1は、表示システム100の構成を示す図である。
図1に示すように、表示システム100は、プロジェクター1と、スイッチャー2とを備える。プロジェクター1は、表示装置の一例に対応する。スイッチャー2は、中継装置の一例に対応する。
図1に示すように、表示システム100は、プロジェクター1と、スイッチャー2とを備える。プロジェクター1は、表示装置の一例に対応する。スイッチャー2は、中継装置の一例に対応する。
プロジェクター1は、スクリーンSCの上方又は斜め上方に設けられ、スクリーンSCに向けて画像を投射する。スクリーンSCは、壁面に固定され、又は床面から立設された、平板又は幕である。なお、スクリーンSCは、平板又は幕に限定されず、壁面をスクリーンSCとしてもよい。この場合、プロジェクター1は、スクリーンSCとして使用される壁面の上部に設けられる。
プロジェクター1は、外部から映像信号が入力される端子である映像入力端子を複数備えている。以下の説明では、プロジェクター1が備える映像入力端子を「PJ映像入力端子」といい「115」の符号を付す。PJ映像入力端子115は、第2映像入力端子の一例に対応する。
本実施形態のプロジェクター1は、2つのVGA入力端子111と、2つのHDMI入力端子112と、コネクター規格が異なる2つのUSB入力端子113と、1つのVideo入力端子114との合計7つのPJ映像入力端子115を備えている。
VGA入力端子111は、VGA規格の入力端子である。以下の説明では、2つのVGA入力端子111のうち、「Computer1」の名称が付されたVGA入力端子111に「111−1」の符号を付し、「Computer2」の名称が付されたVGA入力端子111に「111−2」の符号を付す。
HDMI入力端子112は、HDMI規格の入力端子である。以下の説明では、2つのHDMI入力端子112のうち、「HDMI1」の名称が付されたHDMI入力端子112に「112−1」の符号を付し、「HDMI2」の名称が付されたHDMI入力端子112に「112−2」の符号を付す。
USB入力端子113は、USB規格の入力端子である。以下の説明では、2つのUSB入力端子113のうち、USBType−A規格のUSB入力端子113に「113−A」の符号を付し、USBType−B規格のUSB入力端子113に「113−B」の符号を付す。
Video入力端子114は、Video規格の入力端子である。
HDMI入力端子112は、HDMI規格の入力端子である。以下の説明では、2つのHDMI入力端子112のうち、「HDMI1」の名称が付されたHDMI入力端子112に「112−1」の符号を付し、「HDMI2」の名称が付されたHDMI入力端子112に「112−2」の符号を付す。
USB入力端子113は、USB規格の入力端子である。以下の説明では、2つのUSB入力端子113のうち、USBType−A規格のUSB入力端子113に「113−A」の符号を付し、USBType−B規格のUSB入力端子113に「113−B」の符号を付す。
Video入力端子114は、Video規格の入力端子である。
プロジェクター1のPJ映像入力端子115のそれぞれは、スイッチャー2が備える複数の映像出力端子225のうち対応する映像出力端子225が、ケーブルを介して有線接続する。
すなわち、VGA入力端子111−1は、ケーブルを介してVGA出力端子221−1と接続する。また、VGA入力端子111−2は、ケーブルを介してVGA出力端子221−2と接続する。また、HDMI入力端子112−1は、ケーブルを介してHDMI出力端子222−1と接続する。また、HDMI入力端子112−2は、ケーブルを介してHDMI出力端子222−2と接続する。また、USB入力端子113−Aは、ケーブルを介してUSB出力端子223−Bと接続する。また、USB入力端子113−Bは、ケーブルを介してUSB出力端子223−Aと接続する。また、Video入力端子114は、ケーブルを介してVideo出力端子224と接続する。
これにより、プロジェクター1とスイッチャー2との間には、スイッチャー2が備える映像出力端子225の数分、映像信号を伝送する伝送路が確立される。
すなわち、VGA入力端子111−1は、ケーブルを介してVGA出力端子221−1と接続する。また、VGA入力端子111−2は、ケーブルを介してVGA出力端子221−2と接続する。また、HDMI入力端子112−1は、ケーブルを介してHDMI出力端子222−1と接続する。また、HDMI入力端子112−2は、ケーブルを介してHDMI出力端子222−2と接続する。また、USB入力端子113−Aは、ケーブルを介してUSB出力端子223−Bと接続する。また、USB入力端子113−Bは、ケーブルを介してUSB出力端子223−Aと接続する。また、Video入力端子114は、ケーブルを介してVideo出力端子224と接続する。
これにより、プロジェクター1とスイッチャー2との間には、スイッチャー2が備える映像出力端子225の数分、映像信号を伝送する伝送路が確立される。
また、プロジェクター1は、外部と制御データを送受信する端子である通信端子を備えている。以下の説明では、プロジェクター1が備える当該通信端子を、「PJ通信端子」といい「121」の符号を付す。
PJ通信端子121は、スイッチャー2が備える通信端子とケーブルを介して有線接続する。これにより、プロジェクター1とスイッチャー2との間には、映像信号の伝送路と異なる制御データの伝送路が確立される。以下の説明では、スイッチャー2が備える通信端子を、「SW通信端子」といい「231」の符号を付す。
PJ通信端子121は、スイッチャー2が備える通信端子とケーブルを介して有線接続する。これにより、プロジェクター1とスイッチャー2との間には、映像信号の伝送路と異なる制御データの伝送路が確立される。以下の説明では、スイッチャー2が備える通信端子を、「SW通信端子」といい「231」の符号を付す。
スイッチャー2は、プロジェクター1に入力する映像信号を切り替える装置である。スイッチャー2には、1又は複数の映像供給装置3が接続し、ユーザーが選択した映像ソースに対応する映像供給装置3から入力される映像信号を、映像出力端子225を介してプロジェクター1に出力する。映像供給装置3については後述する。
図2は、スイッチャー2の外観斜視図である。
図2では、スイッチャー2の設置状態における前方を符号FRで示し、スイッチャー2の後方を符号RRで示す。また、図2では、スイッチャー2の右方を符号Rで示し、スイッチャー2の左方を符号Lで示す。また、図2では、スイッチャー2の上方を符号UPで示し、スイッチャー2の下方を符号DWで示す。これら方向は、図2、及び、図3において共通である。
図2では、スイッチャー2の設置状態における前方を符号FRで示し、スイッチャー2の後方を符号RRで示す。また、図2では、スイッチャー2の右方を符号Rで示し、スイッチャー2の左方を符号Lで示す。また、図2では、スイッチャー2の上方を符号UPで示し、スイッチャー2の下方を符号DWで示す。これら方向は、図2、及び、図3において共通である。
スイッチャー2は、筐体20の前面20Aにユーザーが入力操作を行うための操作パネルであるSW操作パネル21が設けられている。SW操作パネル21は、複数の操作子を備えている。これら操作子については、図3を参照して後述する。
スイッチャー2は、筐体20の上面20Bに凹部20Cが形成されている。凹部20Cには、SW通信端子231と、複数の映像出力端子225とが配置されている。本実施形態のSW通信端子231は、RS−232C規格の端子である。
本実施形態のスイッチャー2は、2つのVGA出力端子221と、2つのHDMI出力端子222と、コネクター規格が異なる2つのUSB出力端子223と、1つのVideo出力端子224との合計7つの映像出力端子225を備えている。
VGA出力端子221は、VGA規格の出力端子である。以下の説明では、2つのVGA出力端子221のうち、「Computer1」の名称が付されたVGA出力端子221に「221−1」の符号を付し、「Computer2」の名称が付されたVGA出力端子221に「221−2」の符号を付す。
HDMI出力端子222は、HDMI規格の出力端子である。以下の説明では、2つのHDMI出力端子222のうち、「HDMI1」の名称が付されたHDMI出力端子222に「222−1」の符号を付し、「HDMI2」の名称が付されたHDMI出力端子222に「222−2」の符号を付す。
USB出力端子223は、USB規格の出力端子である。以下の説明では、2つのUSB出力端子223のうち、USBType−A規格のUSB出力端子223に「223−A」の符号を付し、USBType−B規格のUSB出力端子223に「223−B」の符号を付す。
Video出力端子224は、Video規格の出力端子である。
HDMI出力端子222は、HDMI規格の出力端子である。以下の説明では、2つのHDMI出力端子222のうち、「HDMI1」の名称が付されたHDMI出力端子222に「222−1」の符号を付し、「HDMI2」の名称が付されたHDMI出力端子222に「222−2」の符号を付す。
USB出力端子223は、USB規格の出力端子である。以下の説明では、2つのUSB出力端子223のうち、USBType−A規格のUSB出力端子223に「223−A」の符号を付し、USBType−B規格のUSB出力端子223に「223−B」の符号を付す。
Video出力端子224は、Video規格の出力端子である。
スイッチャー2は、筐体20の第1底面20D及び第2底面20Eと筐体20の左側面20Fとに、合計7つの映像入力端子が配置されている。以下の説明では、スイッチャー2が備える映像入力端子を「SW映像入力端子」といい「215」の符号を付す。SW映像入力端子215は、第1映像入力端子の一例に対応する。
スイッチャー2は、具備する複数の映像出力端子225と同じ種類のSW映像入力端子215を同じ数備えている。なお、同じ種類とは、端子の規格が同じ種類であることを示す。したがって、本実施形態のスイッチャー2は、2つのVGA入力端子211と、2つのHDMI入力端子212と、コネクター規格が異なる2つのUSB入力端子213と、1つのVideo入力端子214との合計7つのSW映像入力端子215を備えている。
VGA入力端子211は、VGA規格の入力端子である。以下の説明では、スイッチャー2が具備する2つのVGA入力端子211のうち、「Computer1」の名称が付されたVGA入力端子211に「211−1」の符号を付し、「Computer2」の名称が付されたVGA入力端子211に「211−2」の符号を付す。
HDMI入力端子212は、HDMI規格の入力端子である。以下の説明では、スイッチャー2が具備する2つのHDMI入力端子212のうち、「HDMI1」の名称が付されたHDMI入力端子212に「212−1」の符号を付し、「HDMI2」の名称が付されたHDMI入力端子212に「212−2」の符号を付す。
USB入力端子213は、USB規格の入力端子である。以下の説明では、2つのUSB入力端子213のうち、USBType−A規格のUSB入力端子213に「213−A」の符号を付し、USBType−B規格のUSB入力端子213に「213−B」の符号を付す。
Video入力端子214は、Video規格の入力端子である。
HDMI入力端子212は、HDMI規格の入力端子である。以下の説明では、スイッチャー2が具備する2つのHDMI入力端子212のうち、「HDMI1」の名称が付されたHDMI入力端子212に「212−1」の符号を付し、「HDMI2」の名称が付されたHDMI入力端子212に「212−2」の符号を付す。
USB入力端子213は、USB規格の入力端子である。以下の説明では、2つのUSB入力端子213のうち、USBType−A規格のUSB入力端子213に「213−A」の符号を付し、USBType−B規格のUSB入力端子213に「213−B」の符号を付す。
Video入力端子214は、Video規格の入力端子である。
本実施形態のスイッチャー2では、筐体20の左側面20Fに、HDMI入力端子212−1、VGA入力端子211−1、及び、USB入力端子213−Aが配置されている。また、本実施形態のスイッチャー2では、筐体20の第1底面20D及び第2底面20Eに、HDMI入力端子212−2、VGA入力端子211−2、USB入力端子213−B、及び、Video入力端子214が配置されている。なお、SW映像入力端子215の配置はあくまで一例であって、上記の配置に限定されない。
図3は、スイッチャー2が備えるSW操作パネル21の正面図である。
図3に示すように、SW操作パネル21は、ユーザーがスイッチャー2に対して各種指示を行うための操作子が複数配置されている。本実施形態のSW操作パネル21には、プロジェクター1の電源のオンオフを切り替えるPJ電源スイッチB1、プロジェクター1の音声出力を停止させる音声ミュートスイッチB2、プロジェクター1の音声出力及び映像表示を停止させる音声映像ミュートスイッチB3、プロジェクター1が出力する音声の音量を調整する音量スイッチB4、及び、7つのソース選択スイッチB5が配置されている。
図3に示すように、SW操作パネル21は、ユーザーがスイッチャー2に対して各種指示を行うための操作子が複数配置されている。本実施形態のSW操作パネル21には、プロジェクター1の電源のオンオフを切り替えるPJ電源スイッチB1、プロジェクター1の音声出力を停止させる音声ミュートスイッチB2、プロジェクター1の音声出力及び映像表示を停止させる音声映像ミュートスイッチB3、プロジェクター1が出力する音声の音量を調整する音量スイッチB4、及び、7つのソース選択スイッチB5が配置されている。
7つのソース選択スイッチB5のそれぞれは、プロジェクター1の映像ソースを選択するためのスイッチであり、スイッチャー2が備えるSW映像入力端子215のそれぞれに対応している。
Computer1スイッチB51は、VGA入力端子211−1に接続する映像供給装置3をプロジェクター1の映像ソースとして選択するためのソース選択スイッチB5である。Computer1スイッチB51が操作されると、スイッチャー2は、VGA入力端子211−1に入力される映像信号を、VGA出力端子221−1から出力する。
HDMI1スイッチB52は、HDMI入力端子212−1に接続する映像供給装置3をプロジェクター1の映像ソースとして選択するためのソース選択スイッチB5である。HDMI1スイッチB52が操作されると、スイッチャー2は、HDMI入力端子212−1に入力される映像信号を、HDMI出力端子222−1から出力する。
USBType−AスイッチB53は、USB入力端子213−Aに接続する映像供給装置3をプロジェクター1の映像ソースとして選択するためのソース選択スイッチB5である。USBType−AスイッチB53が操作されると、スイッチャー2は、USB入力端子213−Aに入力される映像信号を、USB出力端子223−Bから出力する。
HDMI2スイッチB54は、HDMI入力端子212−2に接続する映像供給装置3をプロジェクター1の映像ソースとして選択するためのソース選択スイッチB5である。HDMI2スイッチB54が操作されると、スイッチャー2は、HDMI入力端子212−2に入力される映像信号を、HDMI出力端子222−2から出力する。
Computer2スイッチB55は、VGA入力端子211−2に接続する映像供給装置3をプロジェクター1の映像ソースとして選択するためのソース選択スイッチB5である。Computer2スイッチB55が操作されると、スイッチャー2は、VGA入力端子211−2に入力される映像信号を、VGA出力端子221−2から出力する。
USBType−BスイッチB56は、USB入力端子213−Bに接続する映像供給装置3をプロジェクター1の映像ソースとして選択するためのソース選択スイッチB5である。USBType−BスイッチB56が操作されると、スイッチャー2は、USB入力端子213−Bに入力される映像信号を、USB出力端子223−Aから出力する。
VideoスイッチB57は、Video入力端子214に接続する映像供給装置3をプロジェクター1の映像ソースとして選択するためのソース選択スイッチB5である。VideoスイッチB57が操作されると、スイッチャー2は、Video入力端子214に入力される映像信号を、Video出力端子224から出力する。
なお、図3に示すSW操作パネル21はあくまで一例であり、SW操作パネル21が備える操作子の形状、配置は、図3に示す形状、配置に限定されない。
図1の説明に戻り、スイッチャー2には、1又は複数の映像供給装置3が接続可能である。スイッチャー2に対して同時に接続可能な映像供給装置3の台数は、スイッチャー2が備えるSW映像入力端子211の数が上限となる。本実施形態では、スイッチャー2には、最大7台の映像供給装置3が同時に接続可能である。
映像供給装置3は、プロジェクター1に映像信号を出力する、いわゆる映像ソースである。映像供給装置3の具体的な構成は制限されず、スイッチャー2に接続可能であって、スイッチャー2のSW映像入力端子215に映像信号を出力できる機器であればよい。例えば、映像供給装置3として、ディスク型記録メディア再生装置や、テレビチューナー装置、パーソナルコンピューター、書画カメラ等の機器を用いてもよい。
表示システム100では、スイッチャー2に接続した映像供給装置3のうちユーザーが映像ソースとして選択した映像供給装置3から入力される映像信号を、スイッチャー2が映像出力端子225を介してプロジェクター1に出力する。そして、表示システム100では、PJ映像入力端子115を介して入力される映像信号に基づいてプロジェクター1が映像をスクリーンSCに投射する。これにより、表示システム100は、ユーザーが映像ソースとして選択した映像供給装置3が供給する映像をスクリーンSCに表示できる。
次に、プロジェクター1の構成について説明する。
図4は、プロジェクター1の構成を示すブロック図である。なお、理解の便宜のため、図4では、スイッチャー2が具備する映像出力端子225とSW通信端子231とを併せて図示している。
図4は、プロジェクター1の構成を示すブロック図である。なお、理解の便宜のため、図4では、スイッチャー2が具備する映像出力端子225とSW通信端子231とを併せて図示している。
プロジェクター1は、PJ制御部100を備える。PJ制御部100は、制御部の一例に対応する。
PJ制御部100は、CPUやMPU等のプログラムを実行するプロセッサーであるPJプロセッサー101、及び、PJ記憶部102を備え、プロジェクター1の各部を制御する。PJ制御部100は、PJプロセッサー101が、PJ記憶部102に記憶された制御プログラムであるPJ制御プログラム1021を読み出して処理を実行するように、ハードウェア、及びソフトウェアの協働により各種処理を実行する。また、PJプロセッサー101は、PJ制御プログラム1021を読み出して実行することにより、投射制御部1011、PJ判定部1012、及び、画像制御部1013として機能する。これら機能ブロックの詳細については後述する。
PJ制御部100は、CPUやMPU等のプログラムを実行するプロセッサーであるPJプロセッサー101、及び、PJ記憶部102を備え、プロジェクター1の各部を制御する。PJ制御部100は、PJプロセッサー101が、PJ記憶部102に記憶された制御プログラムであるPJ制御プログラム1021を読み出して処理を実行するように、ハードウェア、及びソフトウェアの協働により各種処理を実行する。また、PJプロセッサー101は、PJ制御プログラム1021を読み出して実行することにより、投射制御部1011、PJ判定部1012、及び、画像制御部1013として機能する。これら機能ブロックの詳細については後述する。
PJ記憶部102は、PJプロセッサー101が実行するプログラムや、PJプロセッサー101により処理されるデータを記憶する記憶領域を有する。PJ記憶部102は、プログラムやデータを不揮発的に記憶する不揮発性記憶領域を有する。また、PJ記憶部102は、揮発性記憶領域を備え、PJプロセッサー101が実行するプログラムや処理対象のデータを一時的に記憶するワークエリアを構成してもよい。
PJ記憶部102は、PJプロセッサー101が実行するPJ制御プログラム1021の他に、PJ設定データ1022を記憶する。PJ設定データ1022は、プロジェクター1の動作に関する設定値を含むデータである。PJ設定データ1022に含まれる設定値としては、例えば、画像処理部140が実行する処理内容を示す設定値、画像処理部140の処理に用いるパラメーター等である。
プロジェクター1は、PJ入力インターフェース部110、PJ通信インターフェース部120、フレームメモリー130、画像処理部140、及び、PJ操作部150を備える。これらの各部は、バス160を介してPJ制御部100とデータ通信可能に接続される。PJ通信インターフェース部120は、通信部の一例に対応する。
PJ入力インターフェース部110は、VGA入力端子111−1、111−2、HDMI入力端子112−1、112−2、USB入力端子113−A、113−B、及び、Video入力端子114を備える。また、PJ入力インターフェース部110は、PJ映像入力端子115のそれぞれに対応するインターフェース回路を備える。
PJ入力インターフェース部110は、PJ映像入力端子115に入力される映像信号を受信し、受信した映像信号に含まれる画像データや同期信号を取り出す。PJ入力インターフェース部110は、取り出した画像データをフレームメモリー130に出力して、フレームメモリー130に記憶させ、また、同期信号を画像処理部140及びPJ制御部100に出力する。画像処理部140は、同期信号に同期して画像データに対する処理を行う。また、PJ制御部100は、同期信号に基づいて、プロジェクター1を構成する各部の動作を制御する。
PJ入力インターフェース部110は、PJ映像入力端子115に入力される映像信号を受信し、受信した映像信号に含まれる画像データや同期信号を取り出す。PJ入力インターフェース部110は、取り出した画像データをフレームメモリー130に出力して、フレームメモリー130に記憶させ、また、同期信号を画像処理部140及びPJ制御部100に出力する。画像処理部140は、同期信号に同期して画像データに対する処理を行う。また、PJ制御部100は、同期信号に基づいて、プロジェクター1を構成する各部の動作を制御する。
PJ通信インターフェース部120は、PJ通信端子121、及び、PJ通信端子121に対応するインターフェース回路を備える。PJ通信インターフェース部120は、PJ制御部100の制御でPJ通信端子121の通信規格に従って、スイッチャー2との間で制御データを送受信する。なお、本実施形態のPJ通信インターフェース部120は、RS−232C規格に従って制御データを送受信する。
フレームメモリー130、及び、画像処理部140は、例えば集積回路により構成される。集積回路には、LSI、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、SoC(System-on-a-chip)等が含まれる。また、集積回路の構成の一部にアナログ回路が含まれてもよく、PJ制御部100と集積回路とが組み合わる構成でもよい。
フレームメモリー130は、複数のバンクを備える。各バンクは、画像データの1フレームを書き込み可能な記憶容量を有する。フレームメモリー130は、例えば、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)により構成される。
画像処理部140は、フレームメモリー130に展開された画像データに対して、例えば、解像度変換処理又はリサイズ処理、歪曲収差の補正、形状補正処理、デジタルズーム処理、画像の色合いや輝度の調整等の画像処理を行う。画像処理部140は、PJ制御部100により指定された処理を実行し、必要に応じて、PJ制御部100から入力されるパラメーターを使用して処理を行う。また、画像処理部140は、上記のうち複数の画像処理を組み合わせて実行することも可能である。画像処理部140は、処理の終了した画像データをフレームメモリー130から読み出して光変調装置駆動回路182に出力する。
PJ操作部150は、PJ操作パネル151、リモコン受光部152、及び、入力処理部153を備える。
PJ操作パネル151は、プロジェクター1の筐体に設けられ、ユーザーが操作可能な各種スイッチを備える。入力処理部153は、PJ操作パネル151の各スイッチの操作を検出する。
リモコン受光部152は、リモコン4が送信する赤外線信号を受光する。入力処理部153は、リモコン受光部152が受光した信号をデコードして、操作データを生成し、PJ制御部100に出力する。
入力処理部153は、PJ操作パネル151、及びリモコン受光部152に接続される。入力処理部153は、PJ操作パネル151またはリモコン受光部152でユーザーの操作を受け付けた場合に、受け付けた操作に対応する操作データを生成してPJ制御部100に出力する。
リモコン受光部152は、リモコン4が送信する赤外線信号を受光する。入力処理部153は、リモコン受光部152が受光した信号をデコードして、操作データを生成し、PJ制御部100に出力する。
入力処理部153は、PJ操作パネル151、及びリモコン受光部152に接続される。入力処理部153は、PJ操作パネル151またはリモコン受光部152でユーザーの操作を受け付けた場合に、受け付けた操作に対応する操作データを生成してPJ制御部100に出力する。
プロジェクター1は、投射部170と、投射部170を駆動する駆動部180とを備える。
投射部170は、光源部171、光変調装置172、及び、投射光学系173を備える。駆動部180は、光源駆動回路181、及び、光変調装置駆動回路182を備える。
投射部170は、光源部171、光変調装置172、及び、投射光学系173を備える。駆動部180は、光源駆動回路181、及び、光変調装置駆動回路182を備える。
光源駆動回路181は、バス160を介してPJ制御部100に接続され、また、光源部171に接続される。光源駆動回路181は、PJ制御部100の制御に従って光源部171を点灯又は消灯させる。
光変調装置駆動回路182は、バス160を介してPJ制御部100に接続され、また、光変調装置172が接続される。光変調装置駆動回路182は、PJ制御部100の制御に従って、光変調装置172を駆動し、光変調装置172が具備する光変調素子にフレーム単位で画像を描画する。光変調装置駆動回路182には、画像処理部140からR、G、Bの各原色に対応する画像データが入力される。光変調装置駆動回路182は、入力された画像データを、光変調装置172が具備する光変調素子である液晶パネルの動作に適したデータ信号に変換する。光変調装置駆動回路182は、変換したデータ信号に基づいて、各液晶パネルの各画素に電圧を印加し、各液晶パネルに画像を描画する。
光源部171は、ハロゲンランプ、キセノンランプ、超高圧水銀ランプ等のランプ、或いは、LEDやレーザー光源等の固体光源で構成される。光源部171は、光源駆動回路181から供給される電力により点灯し、光変調装置172に向けて光を発する。
光変調装置172は、例えば、R、G、及び、Bの三原色に対応した3枚の液晶パネルを備える。Rは赤色を示し、Gは緑色を示し、Bは青色を示す。光源部171から射出される光は、RGBの3色の色光に分離され、それぞれ対応する液晶パネルに入射される。3枚の液晶パネルの各々は、透過型の液晶パネルであり、透過する光を変調して画像光を生成する。各液晶パネルを通過して変調された画像光は、クロスダイクロイックプリズム等の合成光学系によって合成され、投射光学系173に射出される。
本実施形態では、光変調装置172が光変調素子として透過型の液晶パネルを備える場合を例示するが、光変調素子は反射型の液晶パネルであってもよいし、デジタルミラーデバイス(Digital Micromirror Device)でもよい。
本実施形態では、光変調装置172が光変調素子として透過型の液晶パネルを備える場合を例示するが、光変調素子は反射型の液晶パネルであってもよいし、デジタルミラーデバイス(Digital Micromirror Device)でもよい。
投射光学系173は、光変調装置172により変調された画像光をスクリーンSC上に結像させるレンズやミラー等を備える。投射光学系173は、スクリーンSCに投射される画像を拡大又は縮小させるズーム機構や、フォーカスの調整を行うフォーカス調整機構等を備えてもよい。
次に、PJプロセッサー101の機能ブロックについて説明する。
投射制御部1011は、光源駆動回路181、及び、光変調装置駆動回路182を制御して、光源駆動回路181によって光源部171を点灯させ、光変調装置駆動回路182により光変調装置172を駆動させ、投射部170によって画像光を投射してスクリーンSCに画像を表示する。また、投射制御部1011は、投射光学系173を制御してモーターを起動させ、投射光学系173のズームやフォーカスを調整する。
投射制御部1011は、光源駆動回路181、及び、光変調装置駆動回路182を制御して、光源駆動回路181によって光源部171を点灯させ、光変調装置駆動回路182により光変調装置172を駆動させ、投射部170によって画像光を投射してスクリーンSCに画像を表示する。また、投射制御部1011は、投射光学系173を制御してモーターを起動させ、投射光学系173のズームやフォーカスを調整する。
また、投射制御部1011は、画像処理部140を制御して、フレームメモリー130に展開された画像データを画像処理部140に処理させ、光変調装置駆動回路182に画像処理後の画像データを光変調装置172に出力させる。この際、投射制御部1011は、画像処理部140が処理に必要なパラメーターをPJ記憶部102から読み出して画像処理部140に出力する。
PJ判定部1012は、VGA入力端子111−1、111−2、USB入力端子113−A、113−B、及び、Video入力端子114のそれぞれについて、映像信号の入力を検出した場合、映像の入力が有ると判定し、映像信号の入力を検出しない場合、映像の入力が無いと判定する。また、PJ判定部1012は、HDMI入力端子112−1、112−2のそれぞれについて、+5ボルトの電源信号を検出した場合、映像の入力が有ると判定し、+5ボルトの電源信号を検出しない場合、映像の入力が無いと判定する。PJ判定部1012は、判定結果を画像制御部1013に出力する。
画像制御部1013は、接続状況確認画面の画像データを生成する。接続状況確認画面は、プロジェクター1に対する映像供給装置3の接続状況を確認するための画面であり、より詳細には、プロジェクター1が具備するPJ映像入力端子115のそれぞれについて、映像信号を出力する映像供給装置3が接続しているか否かを確認するための画面である。接続状況確認画面は、例えば、PJ映像入力端子115を示す文言、及び、PJ映像入力端子115に対する映像の入力の有無を示す文言の組み合わせが、PJ映像入力端子115のそれぞれについて一覧表示した画面である。
画像制御部1013は、PJ判定部1012から入力される判定結果に基づいて、接続状況確認画面の画像データを生成する。また、画像制御部1013は、スイッチャー2から送信された判定データに基づいて、接続状況確認画面の画像データを生成する。判定データの詳細については後述する。画像制御部1013は、接続状況確認画面の画像データを生成すると、生成した画像データを投射制御部1011に出力する。投射制御部1011は、画像制御部1013から入力された画像データに基づいて、投射部170によって接続状況確認画面をスクリーンSCに表示する。
次に、スイッチャー2の構成について説明する。
図5は、スイッチャー2の構成を示す図である。図5では、理解の便宜のため、プロジェクター1が具備するPJ映像入力端子115とPJ通信端子121とを併せて図示している。
図5は、スイッチャー2の構成を示す図である。図5では、理解の便宜のため、プロジェクター1が具備するPJ映像入力端子115とPJ通信端子121とを併せて図示している。
スイッチャー2は、SW制御部200を備える。
SW制御部200は、CPUやMPU等のプログラムを実行するプロセッサーであるSWプロセッサー201、及び、SW記憶部202を備え、スイッチャー2の各部を制御する。SW制御部200は、SWプロセッサー201が、SW記憶部202に記憶された制御プログラムであるSW制御プログラム2021を読み出して処理を実行するように、ハードウェア、及びソフトウェアの協働により各種処理を実行する。また、SWプロセッサー201は、SW制御プログラム2021を読み出して実行することにより、ソース切替部2011、SW判定部2012、及び、通信制御部2013として機能する。これら機能ブロックの詳細については後述する。
SW制御部200は、CPUやMPU等のプログラムを実行するプロセッサーであるSWプロセッサー201、及び、SW記憶部202を備え、スイッチャー2の各部を制御する。SW制御部200は、SWプロセッサー201が、SW記憶部202に記憶された制御プログラムであるSW制御プログラム2021を読み出して処理を実行するように、ハードウェア、及びソフトウェアの協働により各種処理を実行する。また、SWプロセッサー201は、SW制御プログラム2021を読み出して実行することにより、ソース切替部2011、SW判定部2012、及び、通信制御部2013として機能する。これら機能ブロックの詳細については後述する。
SW記憶部202は、SWプロセッサー201が実行するプログラムや、SWプロセッサー201により処理されるデータを記憶する記憶領域を有する。SW記憶部202は、プログラムやデータを不揮発的に記憶する不揮発性記憶領域を有する。また、SW記憶部202は、揮発性記憶領域を備え、SWプロセッサー201が実行するプログラムや処理対象のデータを一時的に記憶するワークエリアを構成してもよい。
SW記憶部202は、SWプロセッサー201が実行するSW制御プログラム2021の他に、SW設定データ2022を記憶する。SW設定データ2022は、スイッチャー2の動作に関する設定値を含むデータである。
スイッチャー2は、SW入力インターフェース部210、SW出力インターフェース部220、SW通信インターフェース部230、及び、SW操作部240を備える。これらの各部は、SW制御部200とデータ通信可能に接続される。
SW入力インターフェース部210は、VGA入力端子211−1、211−2、HDMI入力端子212−1、212−2、USB入力端子213−A、213−B、及び、Video入力端子214を備える。また、SW入力インターフェース部110は、SW映像入力端子215のそれぞれに対応するインターフェース回路を備える。
SW入力インターフェース部210は、SW映像入力端子215を介して、SW映像入力端子215に接続する映像供給装置3から映像信号を受信する。そして、SW入力インターフェース部210は、SW制御部200の制御に基づいて、映像出力端子225に受信した映像信号を出力する。
SW入力インターフェース部210は、SW映像入力端子215を介して、SW映像入力端子215に接続する映像供給装置3から映像信号を受信する。そして、SW入力インターフェース部210は、SW制御部200の制御に基づいて、映像出力端子225に受信した映像信号を出力する。
SW出力インターフェース部220は、VGA出力端子221−1、221−2、HDMI出力端子222−1、222−2、USB出力端子223−A、223−B、及び、Video出力端子224を備える。また、SW出力インターフェース部220は、映像出力端子225のそれぞれに対応するインターフェース回路を備える。
SW出力インターフェース部220は、SW制御部200の制御に従って、SW映像入力端子215から入力された映像信号を、映像出力端子225から出力する。
SW出力インターフェース部220は、SW制御部200の制御に従って、SW映像入力端子215から入力された映像信号を、映像出力端子225から出力する。
SW通信インターフェース部230は、SW通信端子231、及び、SW通信端子231に対応するインターフェース回路を備える。SW通信インターフェース部230は、SW制御部200の制御でSW通信端子231の通信規格に従って、プロジェクター1との間で制御データを送受信する。なお、本実施形態のSW通信インターフェース部230は、RS−232C規格に従って制御データを送受信する。
SW操作部240は、SW操作パネル21を備える。SW操作部240は、SW操作パネル21の各操作子に対する操作を検出し、検出結果をSW制御部200に出力する。
次に、SWプロセッサー201の機能ブロックについて説明する。
ソース切替部2011は、SW操作パネル21が備えるソース選択スイッチB5に対するユーザーの操作、及び、プロジェクター1からのソース切替指示に応じて、プロジェクター1の映像ソースを切り替える。なお、プロジェクター1は、リモコン4等によって、PJ映像入力端子115が選択された場合、選択されたPJ映像入力端子115を示す情報を含むソース切替指示を、PJ通信インターフェース部120によりスイッチャー2に送信する。
ソース切替部2011は、SW操作パネル21が備えるソース選択スイッチB5に対するユーザーの操作、及び、プロジェクター1からのソース切替指示に応じて、プロジェクター1の映像ソースを切り替える。なお、プロジェクター1は、リモコン4等によって、PJ映像入力端子115が選択された場合、選択されたPJ映像入力端子115を示す情報を含むソース切替指示を、PJ通信インターフェース部120によりスイッチャー2に送信する。
具体的には、ソース切替部2011は、Computer1スイッチB51が操作された場合、VGA入力端子211−1に入力された映像信号をVGA出力端子221−1から出力する。また、ソース切替部2011は、VGA入力端子111−1を示す情報を含むソース切替指示をSW通信インターフェース230によって受信した場合、VGA入力端子211−1に入力された映像信号をVGA出力端子221−1から出力する。
また、ソース切替部2011は、Computer2スイッチB55が操作された場合、VGA入力端子211−2に入力された映像信号をVGA出力端子221−2から出力する。また、ソース切替部2011は、VGA入力端子111−2を示す情報を含むソース切替指示をSW通信インターフェース230によって受信した場合、VGA入力端子211−2に入力された映像信号をVGA出力端子221−2から出力する。
また、ソース切替部2011は、HDMI1スイッチB52が操作された場合、HDMI入力端子212−1に入力された映像信号をHDMI出力端子222−1から出力する。また、ソース切替部2011は、HDMI入力端子112−1を示す情報を含むソース切替指示をSW通信インターフェース230によって受信した場合、HDMI入力端子212−1に入力された映像信号をHDMI出力端子222−1から出力する。
また、ソース切替部2011は、HDMI2スイッチB54が操作された場合、HDMI入力端子212−2に入力された映像信号をHDMI出力端子222−2から出力する。また、ソース切替部2011は、HDMI入力端子112−2を示す情報を含むソース切替指示をSW通信インターフェース230によって受信した場合、HDMI入力端子212−2に入力された映像信号をHDMI出力端子222−2から出力する。
また、ソース切替部2011は、USBType−AスイッチB53が操作された場合、USB入力端子213−Aに入力された映像信号をUSB出力端子223−Bから出力する。また、ソース切替部2011は、USB入力端子113−Aを示す情報を含むソース切替指示をSW通信インターフェース230によって受信した場合、USB入力端子213−Aに入力された映像信号をUSB出力端子223−Bから出力する。
また、ソース切替部2011は、USBType−BスイッチB56が操作された場合、USB入力端子213−Bに入力された映像信号をUSB出力端子223−Aから出力する。また、ソース切替部2011は、USB入力端子113−Bを示す情報を含むソース切替指示をSW通信インターフェース230によって受信した場合、USB入力端子213−Bに入力された映像信号をUSB出力端子223−Aから出力する。
また、ソース切替部2011は、VideoスイッチB57が操作された場合、Video入力端子214に入力された映像信号をVideo出力端子224から出力する。また、ソース切替部2011は、Video入力端子114を示す情報を含むソース切替指示をSW通信インターフェース230によって受信した場合、Video入力端子214に入力された映像信号をVideo出力端子224から出力する。
SW判定部2012は、VGA入力端子211−1、211−2、USB入力端子213−A、213−B、及び、Video入力端子214のそれぞれについて、映像信号の入力を検出した場合、映像の入力が有ると判定し、映像信号の入力を検出しない場合、映像の入力が無いと判定する。また、SW判定部2012は、HDMI入力端子212−1、212−2のそれぞれについて、+5ボルトの電源信号を検出した場合、映像の入力が有ると判定し、+5ボルトの電源信号を検出しない場合、映像の入力が無いと判定する。SW判定部2012は、判定結果を通信制御部2013に出力する。
通信制御部2013は、SW通信インターフェース部230によって、プロジェクター1と各種データを送受信する。通信制御部2013は、SW判定部2012から判定結果が入力された場合、判定結果を示す判定データをSW通信インターフェース部230によりプロジェクター1に送信する。
また、通信制御部2013は、ソース選択スイッチB5の操作に応じてソース切替部2011がプロジェクター1の映像ソースを切り替えた場合、切り替えた映像ソースが接続するSW映像入力端子215を示す情報を、SW通信部インターフェース部230によりプロジェクター1に送信する。
また、通信制御部2013は、ソース選択スイッチB5の操作に応じてソース切替部2011がプロジェクター1の映像ソースを切り替えた場合、切り替えた映像ソースが接続するSW映像入力端子215を示す情報を、SW通信部インターフェース部230によりプロジェクター1に送信する。
次に、表示システム1の動作について説明する。
図6は、表示システム1の動作を示すフローチャートである。図6において、フローチャートFAは、スイッチャー2の動作を示す。また、図6において、フローチャートFBは、プロジェクター1の動作を示す。
図6は、表示システム1の動作を示すフローチャートである。図6において、フローチャートFAは、スイッチャー2の動作を示す。また、図6において、フローチャートFBは、プロジェクター1の動作を示す。
図6に示す表示システム1の動作開始時点では、プロジェクター1には電源が投入されている一方、スイッチャー2には電源が投入されていないこととする。また、図6に示す表示システム1の動作開始時点では、PJ判定部1012の判定結果に基づいて、プロジェクター1が接続状況確認画面をスクリーンSCに表示しているとする。なお、図6の動作開始時点では、スイッチャー2に電源が投入されていないため、いずれの映像出力端子225から映像信号を含む信号が出力されていない。そのため、図6の動作開始時点では、プロジェクター1は、全てのPJ映像入力端子115に、映像信号を出力する映像供給装置3が接続されていないことを示す接続状況確認画面をスクリーンSCに表示している。
図6に示すように、ユーザーによってスイッチャー2の電源スイッチがオンにされると(ステップSX1)、スイッチャー2のSW制御部200は、+5ボルトの電源信号を、HDMI出力端子222−1、222−2から出力する(ステップSA1)。なお、スイッチャー2の電源スイッチは、例えば、スイッチャー2の右側面に配置されている。
フローチャートFBを参照して、HDMI入力端子112−1、112−2に+5ボルトの電源信号が入力されると、プロジェクター1のPJ判定部1012は、HDMI入力端子112−1、112−2に映像の入力が有ると判定する(ステップSB1)。
次いで、プロジェクター1の画像制御部1013は、HDMI入力端子112−1、112−2に映像を出力する映像供給装置3が接続されていること、及び、HDMI入力端子112−1、112−2以外のPJ映像入力端子115に映像を出力する映像供給装置3が接続されていないことを示す接続状況確認画面の画像データを生成する(ステップSB2)。
次いで、プロジェクター1の投射制御部1011は、ステップSB2で画像制御部1013が生成した画像データに基づいて、スクリーンSCに接続状況確認画面を表示する(ステップSB3)。
次いで、プロジェクター1のPJ制御部100は、HDMI入力端子112−1、112−2に接続する機器を示す機器情報の送信を要求する送信要求を、PJ通信インターフェース部120によってスイッチャー2に送信する(ステップSB4)。なお、機器情報としては、シリアル番号や、機器の名称を示す情報、型番を示す情報等の機器を特定可能な情報である。
スイッチャー2の通信制御部2013は、SW通信インターフェース部230により送信要求を受信すると(ステップSA2)、スイッチャー2であることを示す機器情報をSW通信インターフェース部230によって送信する(ステップSA3)。機器情報は、予めSW記憶部202等のスイッチャー2の所定の記憶領域に記憶されている。
次いで、スイッチャー2のSW判定部2012は、全てのSW映像入力端子215のそれぞれについて、映像の入力の有無を判定する(ステップSA4)。
次いで、スイッチャー2の通信制御部2013は、SW判定部2012の判定結果を示す判定データを生成して、生成した判定データをSW通信インターフェース部230によりプロジェクター1に送信する(ステップSA5)。
判定データは、SW映像入力端子215のそれぞれについて、映像の入力の有無を1ビットで示すデータである。例えば、映像の入力有を「1」と規定し、映像の入力無を「0」と規定し、SW映像入力端子215の全てに映像が入力されていると判定した場合、判定データは、「1」を示すビットを7つ含むデータである。
プロジェクター1の画像制御部1013は、PJ通信インターフェース部120によって判定データをスイッチャー2から受信する(ステップSB5)。
次いで、画像制御部1013は、受信した判定データに基づいて、接続状況確認画面の画像データを生成する(ステップSB6)。
例えば、判定データが「1」を示すビットを7つ含むデータである場合、画像制御部1013は、全てのPJ映像入力端子115に、映像を出力する映像供給装置3が接続していることを示す接続状況確認画面の画像データを生成する。なお、画像制御部1013は、判定データにおいて、どのビットがどのSW映像入力端子215に対応するビットであるかを識別可能である。
次いで、投射制御部1011は、ステップSB6で画像制御部1013が生成した画像データに基づいて、接続状況確認画面をスクリーンSCに表示する(ステップSB7)。
このように、表示システム100では、スイッチャー2がSW映像入力端子215のそれぞれに対して映像の入力の有無を判定し、判定結果を示す判定データをプロジェクター1に送信する。そして、表示システム100では、プロジェクター1が判定データに基づいて接続状況確認画面を表示することで、プロジェクター1に対する映像供給装置3の接続状況をスクリーンSCに表示する。
プロジェクター1がスイッチャー2を介して映像供給装置3と接続する場合、プロジェクター1は、スイッチャー2の映像出力端子225から出力される信号に基づいて、接続状況確認画面を表示する。スイッチャー2のHDMI出力端子222は、HDMI入力端子212に映像供給装置3が接続しない場合でも、スイッチャー2に電源が投入されていれば、+5ボルトの電源信号を出力する。そのため、プロジェクター1は、映像供給装置3との間にスイッチャー2が介在する場合、実際の映像供給装置3の接続状況と異なる接続状況を表示し得る。また、スイッチャー2に映像供給装置3が接続する場合でも、スイッチャー2が映像出力端子225によって映像信号を出力しないと、プロジェクター1は、実際の映像供給装置3の接続状況と異なる接続状況を表示してしまう。しかしながら、プロジェクター1は、スイッチャー2から受信した判定データに基づいて接続状況確認画面を表示するため、映像供給装置3との間にスイッチャー2が介在する場合でも、映像供給装置3の接続状況を正しく表示できる。
プロジェクター1のPJ制御部100は、接続状況確認画面をスクリーンSCに表示すると、カレントソースの映像信号が入力されるPJ映像入力端子115を示す情報を、PJ通信インターフェース部120によりスイッチャー2に送信する(ステップSB8)。なお、本実施形態においてカレントソースとは、スイッチャー2の電源オフ時にユーザーが選択していた映像ソース、又はデフォルトの映像ソースを示す。
スイッチャー2の通信制御部2013は、カレントソースの映像信号が入力されるPJ映像入力端子115を示す情報を、SW通信インターフェース部230により受信する(ステップSA6)。
また、スイッチャー2のSW判定部2012は、ステップSA6で受信した情報が示すPJ映像入力端子115と対応するSW映像入力端子215への映像の入力の有無を判定し、スイッチャー2の通信制御部2013は、判定結果を示す判定データをプロジェクター1に送信する(ステップSA7)。ここでの判定データは、カレントソースの映像信号が入力されるPJ映像入力端子115に対応するSW映像入力端子215に関するデータである。
以上の説明では、スイッチャー2の電源スイッチがオンになることを開始トリガーとして、スイッチャー2がSW映像入力端子215に対する映像の入力の有無を判定し、また、プロジェクター1が判定データに基づいて接続状況確認画面を表示する構成である。しかしながら、開始トリガーは、スイッチャー2の電源スイッチがオンになることに限定されない。
例えば、開始トリガーは、プロジェクター1が映像ソースの切り替えを検出した場合としてもよい。この場合、プロジェクター1は、リモコン4等による映像ソースの切り替えを検出した場合、スイッチャー2に映像ソースの切り替えが行われたことを、PJ通信インターフェース部120によって通知する。スイッチャー2は、SW通信インターフェース部230によって通知を受けると、図6に示すステップSA4以降の処理を実行する。そして、プロジェクター1は、図6に示すステップSB5以降の処理を実行する。この開始トリガーの場合、スイッチャー2は、ステップSA6以降の処理を実行しなくてもよい。また、この開始トリガーの場合、プロジェクター1は、図6に示すステップSA8の処理を実行しなくてもよい。
また、例えば、開始トリガーは、スイッチャー2が映像ソースの切り替えを検出した場合としてもよい。この場合、スイッチャー2は、ソース選択ボタンB5による映像ソースの切り替えを検出した場合、図6に示すステップSA4の処理を実行する。また、プロジェクター1は、図6に示すステップSB5以降の処理を実行する。この開始トリガーの場合も同様、スイッチャー2は、ステップSA6以降の処理を実行しなくてもよい。また、この開始トリガーの場合も同様、プロジェクター1は、図6に示すステップSA8の処理を実行しなくてもよい。
また、例えば、開始トリガーは、接続状況確認画面の表示を実行する指示をプロジェクター1が受け付けた場合としてもよい。この場合、プロジェクター1は、当該指示を受け付けた場合、PJ通信インターフェース部120によって、スイッチャー2に判定データの送信要求を行う。そして、スイッチャー2は、図6に示すステップSA4の処理を実行し、プロジェクター1は、図6に示すステップSB5以降の処理を実行する。この開始トリガーの場合も同様、スイッチャー2は、ステップSA6以降の処理を実行しなくてもよい。また、この開始トリガーの場合も同様、プロジェクター1は、図6に示すステップSA8の処理を実行しなくてもよい。
また、例えば、開始トリガーは、スイッチャー2と映像供給装置3との接続が変化したことしてもよい。この場合、スイッチャー2は、定期的にSW映像入力端子215に対する映像の入力の有無を判定し、前回の判定結果と今回の判定結果とに差異がある場合、今回の判定結果を示す判定データを、SW通信インターフェース部230によってプロジェクター1に送信する。そして、プロジェクター1は、図6に示すステップSB5以降の処理を実行する。この開始トリガーの場合も同様、プロジェクター1は、図6に示すステップSA8の処理を実行しなくてもよい。
以上、説明したように、スイッチャー2とプロジェクター1とを備える表示システム100の制御方法において、スイッチャー2は、プロジェクター1と通信接続し、複数のSW映像入力端子215のそれぞれに対して映像の入力の有無を判定し、判定データをプロジェクター1に送信する。また、表示システム100の制御方法において、プロジェクター1は、判定データをスイッチャー2から受信し、受信した判定データに基づいて、プロジェクター1に対する映像供給装置3の接続状況を表示する。
これによれば、表示システム100は、スイッチャー2が判定した映像の入力の有無に基づいてプロジェクター1が自身に対する映像供給装置3の接続状況を表示するため、スイッチャー2を介してプロジェクター1に映像供給装置3が接続する場合でも、プロジェクター1に対する映像供給装置3の接続状況を正しく表示できる。
表示システム100の制御方法では、種類が異なる複数のSW映像入力端子215、及び、SW映像入力端子215の種類に対応する種類の複数の映像出力端子225をスイッチャー2が備える。
これによれば、映像供給装置3とプロジェクター1との間に、種々の映像供給装置3が接続可能なスイッチャー2が介在する場合でも、表示システム100は、プロジェクター1に対する映像供給装置3の接続状況を正しく表示できる。
表示システム100の制御方法では、複数のPJ映像入力端子115は、複数のSW映像入力端子215、及び、複数の映像出力端子225と同種の端子を含む。
これによれば、種々の映像供給装置3が供給する映像をスイッチャー2を介して表示可能な構成でも、表示システム100は、プロジェクター1に対する映像供給装置3の接続状況を正しく表示できる。
表示システム100の制御方法において、判定データの伝送路は、スイッチャー2がプロジェクター1に映像を伝送する伝送路と異なる。
これによれば、スイッチャー2とプロジェクター1との間に、判定データと映像とで異なる伝送路が確立されている場合でも、表示システム100は、プロジェクター1に対する映像供給装置3の接続状況を正しく表示できる。また、判定データの伝送路と映像の伝送路とが異なるため、判定データの送信の際に映像の伝送路を利用する必要がない。よって、プロジェクター1は、PJ映像入力端子115に判定データが入力されたことに起因して、誤った映像供給装置3の接続状況を表示する虞がない。
表示システム100の制御方法において、判定データは、複数のSW映像入力端子215のそれぞれについて、判定した映像の入力の有無を1ビットで示すデータである。
これによれば、判定データのデータ量を必要最小限のデータ量にでき、速やかにスイッチャー2がプロジェクター1に判定データを送信できる。よって、表示システム100は、プロジェクター1に対する映像供給装置3の接続状況を正しく且つ速やかに表示できる。
表示システム100は、映像供給装置3から映像が入力される複数のSW映像入力端子215、及び、SW映像入力端子215に入力された映像を出力する複数の映像出力端子225を有するスイッチャー2と、映像出力端子225から出力された映像が入力される複数のPJ映像入力端子115を有するプロジェクター1と、を備える。スイッチャー2は、プロジェクター1と通信接続し、複数のSW映像入力端子215のそれぞれに対して映像の入力の有無を判定し、判定した映像の入力の有無を示す判定データを、プロジェクター1へ送信する。プロジェクター1は、判定データをスイッチャー2から受信し、受信した判定データに基づいて、プロジェクター1に対する映像供給装置3の接続状況を表示する。
これによれば、表示システム100は、スイッチャー2が判定した映像の入力の有無に基づいてプロジェクター1が自身に対する映像供給装置3の接続状況を表示するため、スイッチャー2を介してプロジェクター1に映像供給装置3が接続する場合でも、プロジェクター1に対する映像供給装置3の接続状況を正しく表示できる。
スイッチャー2は、プロジェクター1に対する映像供給装置3の接続状況を表示可能なプロジェクター1が有する複数のPJ映像入力端子115に、映像供給装置3から入力される映像を出力する装置である。スイッチャー2は、映像供給装置3から映像が入力される複数のSW映像入力端子215と、SW映像入力端子215に入力された映像をPJ映像入力端子115に出力する複数の映像出力端子225と、プロジェクター1と通信接続するPJ通信インターフェース部120と、複数のSW映像入力端子215のそれぞれに対して映像の入力の有無を判定し、判定した映像の入力の有無を示す判定データを、PJ通信インターフェース部120によってプロジェクター1に送信するPJ制御部100と、を備える。
これによれば、プロジェクター1が、スイッチャー2が判定した映像の入力の有無に基づいてプロジェクター1に対する映像供給装置3の接続状況を表示できるようになる。よって、スイッチャー2は、プロジェクター1がスイッチャー2を介して映像供給装置3と接続する場合でも、プロジェクター1が自身に対する映像供給装置3の接続状況を正しく表示できるようにすることができる。
上述した実施形態は、本発明の好適な実施の形態である。ただし、上述の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形実施が可能である。
例えば、上述した実施形態では、プロジェクター1とスイッチャー2とが有線で制御データを送受信する構成であるが、無線で制御データを送受信する構成でもよい。また、プロジェクター1とスイッチャー2とは、RS−232C規格以外の有線規格で制御データを送受信する構成でもよい。
また、例えば、スイッチャー2が具備するSW映像入力端子215は、VGA入力端子211−1、211−2、HDMI入力端子212−1、212−2、USB入力端子213−A、213−B、Video入力端子214に限定されない。スイッチャー2が具備するSW映像入力端子215は、少なくてもよく、さらに多くてもよい。この場合、プロジェクター1が具備するPJ映像入力端子115は、スイッチャー2が具備するSW映像入力端子215と同数且つ同じ種類のPJ映像入力端子115を含む。また、この場合、スイッチャー2は、PJ映像入力端子115と同じ種類の映像出力端子225を同じ数備える。また、この場合、SW操作パネル21は、SW映像入力端子215に対応するソース選択ボタンB5を備える。
また、例えば、プロジェクター1は、スイッチャー2が備える映像出力端子225より多くPJ映像入力端子115を備えてもよい。
また、例えば、プロジェクター1は、スクリーンSCに対する操作を検出可能に構成されてもよい。スクリーンSCに対する操作では、電子ペンや、ユーザーの指、指示棒等の指示体が用いられる。
また、上述した表示システム100の制御方法は、プロジェクター1及びスイッチャー2が備えるコンピューター、又は、プロジェクター1及びスイッチャー2に接続される外部装置を用いて実現されてもよい。この場合、本発明を、当該方法を実現するためにコンピューターが実行するプログラム、このプログラムをコンピューターで読み取り可能に記録した記録媒体、或いは、このプログラムを伝送する伝送媒体の態様で構成することも可能である。
例えば、図4に示したプロジェクター1の各機能部は、機能的構成を示すものであって、具体的な実装形態は特に制限されない。つまり、必ずしも各機能部に個別に対応するハードウェアが実装される必要はなく、一つのプロセッサーがプログラムを実行することで複数の機能部の機能を実現する構成とすることも勿論可能である。また、上記実施形態においてソフトウェアで実現される機能の一部をハードウェアで実現してもよく、また、ハードウェアで実現される機能の一部をソフトウェアで実現してもよい。その他、プロジェクター1の他の各部の具体的な細部構成についても、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で任意に変更可能である。図5に示すスイッチャー2の各機能部についても同様、具体的な実装形態は特に制限されない。
また、図6に示すフローチャートの処理単位は、表示システム100の処理を理解容易にするために、主な処理内容に応じて分割したものである。図6のフローチャートに示す処理単位の分割の仕方や名称によって本発明が制限されることはない。また、表示システム100の処理は、処理内容に応じて、さらに多くの処理単位に分割することもできるし、1つの処理単位がさらに多くの処理を含むように分割することもできる。また、上記のフローチャートの処理順序も、図示した例に限られるものではない。
また、本発明の表示装置は、スクリーンSCに画像を投射するプロジェクターに限定されない。例えば、表示装置は、液晶表示パネルに画像を表示する液晶表示装置や、有機ELパネルに画像を表示する表示装置など、モニター若しくは液晶テレビ等の自発光型の表示装置を含む。また、その他の各種の表示装置も本発明の表示装置に含まれる。
1…プロジェクター(表示装置)、2…スイッチャー(中継装置)、3…映像供給装置、100…表示システム、111、111−1、111−2…VGA入力端子(第2映像入力端子)、112、112−1、112−2…HDMI入力端子(第2映像入力端子)、113、113−A、113−B…USB入力端子(第2映像入力端子)、114…Video入力端子(第2映像入力端子)、115…PJ映像入力端子(第2映像入力端子)、211、211−1、211−2…VGA入力端子(第1映像入力端子)、212、212−1、212−2…HDMI入力端子(第1映像入力端子)、213、213−A、213−B…USB入力端子(第1映像入力端子)、214…Video入力端子(第1映像入力端子)、215…SW映像入力端子(第1映像入力端子)、221、221−1、221−2…VGA出力端子(映像出力端子)、222、222−1、222−2…HDMI出力端子(映像出力端子)、223、223−A、223−B…USB出力端子(映像出力端子)、224…Video出力端子(映像出力端子)、225…映像出力端子。
Claims (7)
- 映像供給装置から映像が入力される複数の第1映像入力端子、及び、前記第1映像入力端子に入力された映像を出力する複数の映像出力端子を有する中継装置と、前記映像出力端子から出力された映像が入力される複数の第2映像入力端子を有する表示装置と、を備える表示システムの制御方法であって、
前記中継装置は、
前記表示装置と通信接続し、
複数の前記第1映像入力端子のそれぞれに対して映像の入力の有無を判定し、
判定した映像の入力の有無を示す判定データを、前記表示装置へ送信し、
前記表示装置は、
前記判定データを前記中継装置から受信し、
受信した前記判定データに基づいて、前記表示装置に対する前記映像供給装置の接続状況を表示する、
表示システムの制御方法。 - 前記中継装置は、種類が異なる複数の前記第1映像入力端子、及び、複数の前記第1映像入力端子の種類に対応する種類の複数の前記映像出力端子を備える、
請求項1記載の表示システムの制御方法。 - 複数の前記第2映像入力端子は、複数の前記第1映像入力端子、及び、複数の前記映像出力端子と同種の端子を含む、
請求項2に記載の表示システムの制御方法。 - 前記判定データの伝送路は、前記中継装置が前記表示装置に映像を伝送する伝送路と異なる、
請求項1から3のいずれか一項に記載の表示システムの制御方法。 - 前記判定データは、複数の前記第1映像入力端子のそれぞれについて、判定した映像の入力の有無を1ビットで示すデータである、
請求項1から4のいずれか一項に記載の表示システムの制御方法。 - 映像供給装置から映像が入力される複数の第1映像入力端子、及び、前記第1映像入力端子に入力された映像を出力する複数の映像出力端子を有する中継装置と、前記映像出力端子から出力された映像が入力される複数の第2映像入力端子を有する表示装置と、を備える表示システムであって、
前記中継装置は、
前記表示装置と通信接続し、
複数の前記第1映像入力端子のそれぞれに対して映像の入力の有無を判定し、
判定した映像の入力の有無を示す判定データを、前記表示装置へ送信し、
前記表示装置は、
前記判定データを前記中継装置から受信し、
受信した前記判定データに基づいて、前記表示装置に対する前記映像供給装置の接続状況を表示する、
表示システム。 - 表示装置に対する映像供給装置の接続状況を表示可能な前記表示装置が有する複数の第2映像入力端子に、前記映像供給装置から入力される映像を出力する中継装置であって、
映像供給装置から映像が入力される複数の第1映像入力端子と、
前記第1映像入力端子に入力された映像を前記第2映像入力端子に出力する複数の映像出力端子と、
前記表示装置と通信接続する通信部と、
複数の前記第1映像入力端子のそれぞれに対して映像の入力の有無を判定し、判定した映像の入力の有無を示す判定データを、前記通信部によって前記表示装置に送信する制御部と、を備える、
中継装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019174005A JP2021052304A (ja) | 2019-09-25 | 2019-09-25 | 表示システムの制御方法、表示システム、及び、中継装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019174005A JP2021052304A (ja) | 2019-09-25 | 2019-09-25 | 表示システムの制御方法、表示システム、及び、中継装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021052304A true JP2021052304A (ja) | 2021-04-01 |
Family
ID=75156396
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019174005A Pending JP2021052304A (ja) | 2019-09-25 | 2019-09-25 | 表示システムの制御方法、表示システム、及び、中継装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2021052304A (ja) |
-
2019
- 2019-09-25 JP JP2019174005A patent/JP2021052304A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6757157B2 (ja) | 投影装置およびその制御方法 | |
US20170214895A1 (en) | Projection apparatus, projection method, and storage medium | |
US10761624B2 (en) | Display apparatus and method for controlling display apparatus | |
US11323672B2 (en) | Control method for projector and projector | |
US20190265847A1 (en) | Display apparatus and method for controlling display apparatus | |
US20200382750A1 (en) | Method of controlling display device, and display device | |
JP7334487B2 (ja) | 表示装置の制御方法、及び表示装置 | |
US11443712B2 (en) | Display device and method of controlling a display mode of the display device to selectively display a selection screen and an image screen | |
JP2010117495A (ja) | 画像処理装置、画像表示装置及び画像表示システム | |
US20230161468A1 (en) | Display control method and display system | |
US20120176542A1 (en) | Input selection device, video/sound reproduction system, and video/sound reproduction method | |
JP2018022013A (ja) | 表示装置、表示システム、及び、表示装置の制御方法 | |
JP2021052304A (ja) | 表示システムの制御方法、表示システム、及び、中継装置 | |
JP6766716B2 (ja) | 情報処理装置、画像表示プログラム、画像表示方法および表示システム | |
US11238828B2 (en) | Method of controlling display device and display device | |
JP6464834B2 (ja) | 表示装置及び表示方法 | |
JP2015154345A (ja) | プロジェクタ | |
US10643524B2 (en) | Display device, and method of controlling display device | |
JP7272154B2 (ja) | 表示装置の制御方法、及び表示装置 | |
US10863058B2 (en) | Image processing device, display device, and image processing method | |
US11132768B2 (en) | Method for controlling display device, display device, and display system | |
US20200296340A1 (en) | Color conversion method, color conversion device, and display device | |
JP7199801B2 (ja) | プロジェクション装置および制御プログラム | |
JP6031804B2 (ja) | プロジェクター、プロジェクターシステム及び投射方法 | |
JP2023114603A (ja) | 表示方法、表示システム、およびプログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD07 | Notification of extinguishment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7427 Effective date: 20200811 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20210915 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20211102 |