JP2023026781A - 植物の栽培装置 - Google Patents

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Masatsuki Shirakawa
正憲 原
Masanori Hara
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Abstract

【課題】植物の栽培を効率化することができる植物の栽培装置を提供する。【解決手段】水平に置かれたガター2内に複数の植物100を一定間隔で定植し、養液循環槽6に溜められた液肥4をガター2内の植物100に給液する植物の栽培装置であって、養液循環槽6には、第1の原料液(A液)、第2の原料液(B液)、及び、水から生成された前記液肥が溜められるとともに、ガター2内にて余剰となった液肥4が返送されるようにする。【選択図】図1

Description

本発明は、トマト、メロン等の果菜類を栽培する、植物の栽培装置に関するものである。
トマトの栽培方法には、温床に苗を仕立ててこれを露地に植え付ける土耕から、植物工場的な生産が 可能な水耕まであり、例えば水耕として養液栽培方法が提案されている。
この養液栽培方法として、特許文献1には、水平断面形状が略D字形に形成される溝を長手方向に2列に配列してなる栽培用トレイの前記各溝に、250ml前後の培地(土、ヤシガラ、ロックウール他)を入れ、トマトの苗を植付けた各培地に潅水チューブから潅水養液を供給する技術が開示されている。
特許文献1に記載の技術において、従来の培地(土、ヤシガラ、ロックウール他)は、比較的保水性がよいため、潅水養液を植物が必要な潅水量より10~20%多めに潅水して、余剰液は雑菌が繁殖しやすいので廃液として処分するのが一般的であった。また弱酸性土壌の方が植物の生育にはよいとされているため潅水養液は弱酸性のPH調整を行っていた。
また、特許文献1に記載の技術では、栽培トレイ(栽培ベッド)を傾斜させて、潅水余剰液を排水受けシート(シートにより形成される底部溝)より排液させていた。
特開2007-306849号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、潅水チューブの孔にゴミ等が詰まった場合、培地が一部乾燥状態になり、その部分の栽培に影響がでて、均一な栽培が出来なくなっていた。また、栽培ベッドが長い場合、傾斜勾配が少ないと排液に時間がかかっていた。さらに、栽培ベッドに勾配を付ける必要があるため、施工に時間がかかっていた。
上述の課題に鑑み、本発明では、植物の栽培を効率化することができる植物の栽培装置を提供することを目的とする。
本発明の第1の観点における植物の栽培装置によれば、
水平に置かれたガター内に複数の植物を一定間隔で定植し、養液循環槽に溜められた液肥を前記ガター内の前記植物に給液する植物の栽培装置であって、
前記養液循環槽には、第1の原料液、第2の原料液、及び、水から生成された前記液肥が溜められるとともに、前記ガター内にて余剰となった前記液肥が返送される
ことを特徴とする。
より好ましくは、
前記ガター内に敷き詰められ、前記植物が定植される培地と、
養液潅水ポンプが設けられ、上流側端部が前記養液循環槽に接続される潅水パイプと、
前記ガターの上方に配設され、前記潅水パイプの下流側端部に接続し、前記ガター内を向くようにして形成された複数のノズルを有する潅水チューブとを備え、
前記養液潅水ポンプが作動することで、前記潅水パイプ及び前記潅水チューブを介して、前記養液循環槽に溜められた前記液肥を前記ガター内の前記植物に給液する
ことを特徴とする。
より好ましくは、
前記ガター内に敷き詰められ、前記植物が定植される培地と、
養液潅水ポンプが設けられ、上流側端部が前記養液循環槽に接続され、下流側端部が前記ガターの上方において前記ガター内に向けて開放するようにして配設される潅水パイプとを備え、
前記養液潅水ポンプが作動することで、前記潅水パイプを介して、前記養液循環槽に溜められた前記液肥を、前記培地からオーバーフローするようにして前記ガター内に給液する
ことを特徴とする。
より好ましくは、
上部が開口し、側面及び底面は前記液肥及び根が透過可能かつ培地の砂礫が透過不可の容器であり、前記ガター内に前記植物に対応する数が配設されるポットと、
各前記ポット内に敷き詰められ、それぞれに対し前記植物が定植される培地と、
養液潅水ポンプが設けられ、上流側端部が前記養液循環槽に接続され、下流側端部が前記ガターの上方において、前記ガター内を向くようにして配設される潅水パイプとを備え、
前記養液潅水ポンプが作動することで、前記潅水パイプを介して、前記養液循環槽に溜められた前記液肥を前記ガター内に給液する
ことを特徴とする。
より好ましくは、
前記液肥が透過可能かつ砂礫が透過不可であり、前記養液循環槽に小部屋を形成する仕切板と、
前記養液循環槽の前記小部屋以外に敷き詰められる前記砂礫と、
養液潅水ポンプが設けられ、上流側端部が前記養液循環槽に接続され、下流側端部が前記ガターの上方において、前記ガター内を向くようにして配設される潅水パイプと、
前記ガター内において前記植物を固定する固定具とを備え、
前記養液潅水ポンプが作動することで、前記潅水パイプを介して、前記養液循環槽に溜められた前記液肥を前記ガター内に給液する
ことを特徴とする。
本発明に係る植物の栽培装置によれば、植物の栽培を効率化することができる。
本発明の実施例1に係る植物の栽培装置の構成を説明する概略図である。 本発明の実施例1における栽培ベッドを示す斜視図である。 本発明の実施例1における施設全体を示す上面図である。 図1のA-A断面概略図である。 本発明の実施例2に係る植物の栽培装置の構成を説明する概略図である。 図5のB-B断面概略図である。 本発明の実施例3に係る植物の栽培装置の構成を説明する概略図である。 図7のC-C断面概略図である。 本発明の実施例4に係る植物の栽培装置の構成を説明する概略図である。 図9のD-D断面概略図である。 本発明の実施例4における固定具の構成を説明する上面図である。
本発明に係る植物の栽培装置は、水平に置かれたガター内に複数の植物を一定間隔で定植し、養液循環槽に溜められた液肥をガター内の植物に給液する植物の栽培装置であって、養液循環槽には、第1の原料液、第2の原料液、及び、水から生成された液肥が溜められるとともに、ガター内にて余剰となった液肥が返送されるものである。
以下では、本発明に係る植物の栽培方法及び栽培装置を実施例により図面を用いて説明する。
[実施例1]
本実施例に係る植物の栽培方法は、図1に示す植物の栽培装置1を構成する容器 (ガター2)の内側にサンゴ砂礫、又は、サンゴ砂礫とその他の砂礫(グラスウール、砂等)とを混合した砂礫の培地3を敷き詰め、この培地3に、複数の植物(トマト又は果実類)を定植し、液肥4を培地3の上方側から給液し、培地3に浸した後の液肥4を培地3に再度給液するものである。
さらに詳しく説明すると、本実施例に係る植物の栽培方法は、水平に置かれたガター2に培地3を敷き詰め、培地3に複数の植物を一定間隔で定植し、培地3の上部に潅水チューブ5を配置し、養液循環槽6に溜められた液肥4を、潅水チューブ5を介して培地3に給液(潅水)し、当該給液により余剰となった液肥4の少なくとも一部を、ガター2に内貼りされた濾過布7(透水シート)を通してガター2に形成された通液溝8に流し、当該通液溝8に流れる液肥4bを、当該通液溝8に接続する排液管9を介して養液循環槽6に返送するものである。
<植物の栽培装置>
図1,4を用いて本実施例に係る植物の栽培装置1について説明する。
液肥調整槽18は、液肥供給ポンプ13が設けられた液路12a,12bにより、A液(第1の原料液)が溜められたA液槽(第1の原料液槽)11a、及び、B液(第2の原料液)が溜められたB液槽(第2の原料液槽)11bと接続されている。
また液肥調整槽18は、電磁弁14が設けられた液路12cにより、水(上水あるいは清水)が溜められた貯水タンク(図示略)と接続されている。
そして、制御盤10の指示により液肥供給ポンプ13が作動することで、液路12aを介してA液槽からA液が、液路12bを介してB液槽からB液が、それぞれ液肥調整槽18に注入されるとともに、電磁弁14を開状態とすることで、貯水タンクから水が液肥調整槽18に注入される。これにより、液肥調整槽18に液肥4が溜められる。液肥調整槽18内は、図示しない攪拌ポンプを使用して所定のEC濃度にする。
液肥給液ポンプ19は、制御盤10の指示により作動することで、液肥調整槽18に溜められた液肥4を、液路12dを介して養液循環槽6に給液する。これにより、液肥4が養液循環槽6に溜められるようになっている。
一方、ガター2は、養液循環槽6よりも上方に配置されている。また、ガター2に接続された排液管9にはバルブ16が設けられている。
排液管9の上流側端部はガター2と接続しており、バルブ16はその付近に設けられている。また、排液管9の下流側端部は養液循環槽6に接続している。また、ガター2は養液循環槽6よりも鉛直方向において上方に位置している。これらにより、バルブ16を開状態とすることで、排液管9からの液肥4bを養液循環槽6に送出できるようになっている。
養液循環槽6内には養液潅水ポンプ15が設けられている。養液潅水ポンプ15は養液循環槽6内において潅水パイプ17の上流側端部に接続され、潅水パイプ17の下流側端部は栽培ベッド21の上方に設けられた潅水チューブ5に接続される。なお、養液循環槽6は曝気槽とするのが好ましい(後述の各実施例における養液循環槽6,6Cについても同様である)。
養液潅水ポンプ15は、制御盤10の指示により作動することで、養液循環槽6に溜められた液肥4(排液管9から養液循環槽6に返送された液肥4bを含む)を、潅水パイプ17及び潅水チューブ5を介して培地3(培地に定植した植物)に給液(潅水)する。
潅水チューブ5は、ガター2の上方において、ガター2の長手方向に沿って延伸する管であり、ガター2内(の培地3)に向けられた(すなわち下方に向けられた)スプレーノズルが、延伸方向に並んで複数形成されている。潅水チューブ5は、これらのスプレーノズルからガター2内(の培地3)に向けて液肥4を給液(潅水)することができる。
その際、培地3に液肥4が十分に浸るように、排液側のバルブ16を一定水位になるように絞って調節する(これにより潅水量より排液量が少なくなるため、栽培ベッド21内の水位は上昇する)。栽培ベッド21内において液肥4の水位が上昇し、培地3に十分浸透した時点で養液潅水ポンプ15を停止する。
<栽培ベッド>
以下、図2を用いて、ガター2及び濾過布7を詳細に説明する。
図2において、ガター2、濾過布7、波板28、及び、POフィルム29は、栽培ベッド21を構成している。
ガター2は、上部が開口した略断面コの字状であり、細長に延伸した容器である。ガター2は発泡スチロールを金型によって形成される。なお、ガター2の下部分には、ガター2の長手方向に延伸する通液溝8が設けられている。
ガター2に内貼りされた濾過布7は、例えば、下から順に、不織布(透水性)25、ネット26、不織布(透水性)27を重ね合わせたものなどである。このうち不織布25及び不織布27は、ガター2の上側全体を覆うように形成されている。
ネット26は、ガター2の内側底面と同じサイズに形成されている。濾過布7の下には、波板28が設けられている。
波板28は、ガター2の内側底面より少し小さいサイズに形成されている。ネット29及び波板28の下には、POフィルム(水耕用黒ポリプラスチックシート、防水性)29が設けられている。
POフィルム29は、ガター2の上側全体を覆うように形成されている。POフィルム29は、波板28の下で、ガター2の防水を行う目的のものである。POフィルム29には、排液管9につながる開孔が形成されている。
<栽培施設>
図3において、トマトの栽培施設(プラント)30では、前後2列、左右4列に並べられた第1~第8の栽培ゾーン31~38を有している。
第1~第8の栽培ゾーン31~38は、それぞれ一つの植物の栽培装置1から構成されている。植物の栽培装置1は、一つの養液循環装置40と、複数のガター2、培地3、潅水チューブ5、濾過布7、及び、排液管9等から構成されている。
植物の栽培装置1は、水平に置かれた栽培ベッド21(ガター2)に培地3を敷き詰め、培地3に植物を一定間隔で定植し、培地3の上部に潅水チューブ5を配置し、養液循環槽6に溜められた液肥4を、潅水パイプ17及び潅水チューブ5を介して培地3に給液(潅水)し、当該給液(潅水)により余剰となった液肥4の少なくとも一部を、ガター2に内貼りされた濾過布7及び波板28を通してガター2に形成された通液溝8に流し、当該通液溝8に流れる液肥4bを、当該通液溝8に接続する排液管9を介して養液循環槽6に返送するものである。
また、トマトの栽培施設(プラント)30では、第2、第4の栽培ゾーン32,34と、第5、第7の栽培ゾーン32,34の間に出荷調整室41を設けている。
また、トマトの栽培施設(プラント)30は、4基の真水タンク42、ボイラー棟43、重油タンク44、管理棟45、試験棟46、駐車場47、及び、CO2タンク48が設けられている。
<植物の栽培装置の詳細な構成>
栽培ベッド21には、栽培する植物(トマト100)の品種に合わせた培地3が敷き詰められている。
植物の栽培装置1は、制御盤10と、A液が溜められるA液槽11aと、B液が溜められるB液槽11bと、ガター2と、培地3と、液肥4と、潅水チューブ5と、液肥調整槽18と、養液循環槽6と、濾過布7と、通液溝8と、排液管9と、液路12a,12b,12cと、液肥供給ポンプ13と、電磁弁14と、養液潅水ポンプ15と、バルブ16と、潅水パイプ17と、液肥給液ポンプ19と、肥料濃度センサ20Aと、レベルセンサ(水位計)20B,20Cとを備える。
A液槽11a及びB液槽11bには、内部の液体を破棄するための弁(図示略)が設けられている。また、養液循環槽6には、内部の液体を破棄するための排液ポンプ(図示略)が設けられており、外部に不純物を排出することができる。
養液循環槽6内の液肥4が一定量消費されたら、養液循環槽6内に設けられたレベルセンサ20Bの検出結果に基づく制御盤10の制御により、液肥調整槽18の肥液4が液路12dを介して養液循環槽6に流入する。これにより、養液循環槽6内の液肥4が適切な量に保たれる。
また、液肥調整槽18の水位が低下したら、液肥調整槽18内に設けられたレベルセンサ20Cの検出結果に基づく制御盤10による電磁弁14の制御により、液肥調整槽18に清水を所定位置まで供給し、液肥調整槽18の液肥4を適正EC濃度にするため、肥料濃度センサ20Aの検出結果に基づく制御盤10の制御により、液肥供給ポンプ13を用いてA液(第1の原料液)とB液(第2の原料液)を混合して、液肥調整槽18に蓄えられた液肥4が適正EC濃度になるまで供給する。
制御盤10は養液潅水ポンプ15に指示を行い、養液循環槽6の液肥4を、潅水パイプ17及び潅水チューブ5を介して栽培ベッド21の培地3に給液する。そして、ガター2で余剰となった液肥4は排液管9を介して養液循環槽6に返送される。
<植物の栽培装置の動作>
以下、植物の栽培装置1の動作を説明する。
トマトの栽培作業を行う場合、まず、栽培ベッド21に砂礫を敷設し、この培地3にトマト100を一定間隔で定植する。
次に、制御盤10を操作して、養液循環槽6に、A液槽11aのA液と、B液槽11bのB液、及び、貯水タンク(図示略)の水を注入し、これらが混合されることで液肥4が生成され、この液肥4をそのまま養液循環槽6に溜める。
また、制御盤10は、肥料濃度センサ20A及びレベルセンサ21Cの検出結果に基づいて、液肥調整槽18内の液肥4を適正なEC濃度(所定範囲濃度)及び適正な液量(所定範囲液量)にするように、液肥供給ポンプ13及び電磁弁14の制御を行う。これにより、液肥調整槽18内には常時適正EC濃度及び適正液量の液肥4が溜められる。
さらに制御盤10は、レベルセンサ20Bの検出結果に基づいて、養液循環槽6内の液肥4を適正な液量(所定範囲液量)にするように、液肥給液ポンプ19の制御を行う。これにより、養液循環槽6内には常時適正液量の液肥4が溜められる。
養液潅水ポンプ15は、潅水パイプ17の上流側端部に設けられ、制御盤10の指示により作動することで、養液循環槽6に溜められた液肥4(養液循環槽6に返送された液肥4bを含む)を、潅水パイプ17及び潅水チューブ5を介して培地3に給液(潅水)する。
栽培ベッド21(ガター2)内の液肥4の液量は、培地3が液肥4に十分浸るように、排液側のバルブ16を(一定水位になるように)絞って調節する(これにより潅水量より排液量が少なくなるため、栽培ベッド21内の水位は上昇する)。
栽培ベッド21内の液肥4の水位が上昇し、培地3に液肥4が十分浸透した時点で養液潅水ポンプ15を停止する。
排液(液肥4b)は、一定時間をかけて徐々に、ガター2に内貼りされた濾過布7及び波板28を通してガター2に形成された通液溝8に流れ、通液溝8に流れる液肥4bは、当該液溝8に接続する排液管9を介して養液循環槽6に返送される。
そして、野菜の生育状況に応じて、肥料濃度(EC)、潅水回数を適宜変化させて効果的な栽培を行う。
以上により、トマト100を栽培することが可能になる。
このようなトマト100の栽培において、制御盤10は、温度、湿、日射量、及び、培地3の水分状況を管理し、定期的に液肥4による潅水を行う。
本実施例に係る植物の栽培方法及び植物の栽培装置1では、サンゴ砂礫のミネラルを吸収して、糖度の高い果実になる。また、均等に潅水が行われ掛ムラ等がなくなり、安定した生育環境が得られる。さらに、液槽を必要最小限の個数にしているため、装置作製のコストを低減することができる。
また、排液は、アルカリ性(PH8~8.5)のサンゴ砂礫を含む培地3を通過することにより、雑菌が繁殖しないため再循環使用が可能になる。
そして、栽培ベッド21の通液溝8に流れる液肥4を、通液溝8に接続する排液管9を介して養液循環槽6に返送するので、容器(栽培ベッド21)に勾配を付ける必要がなく、排液や施工の時間を縮小できる。
さらに、培地3がアルカリ性であるため、根に雑菌が繁殖しないため根からの病気が無く、良好な生育環境が得られ、着果が多くなる。
以上のようにして、本実施例に係る植物の栽培方法及び植物の栽培装置は、植物の栽培を効率化することができる。
なお、栽培ベッド21は、図2に示した不織布(透水性)27を、ネット26と波板28の間に入れず、波板28の下(波板28とPOフィルム29の間)に入れるようにしてもよい。
あるいは、図2に示した不織布(透水性)27を、ネット26と波板28の間に入れるとともに、波板28の下(波板28とPOフィルム29の間)に入れるようにしてもよい。
さらには、波板28の代わりにパンチングメッシュを用いるようにしてもよい。
なお、本実施例における、構造、システム、プログラム、材料、各部材の連結、科学物質等は、本発明の要旨を変更しない範囲で様々に変更可能である。材質も、金属、プラスチック、FRP、木材、コンクリート等を自由に選択することが可能である。例えば、2つ以上の部材を1つにすることも可能であるし、逆に、1つの部材を2つ以上の別の部材から構成して接続することも可能である。
また、培地3には、サンゴ砂礫ではなく、ホタテ貝の貝殻を砕いたもの、カキの貝殻を砕いたもの、石灰岩を砕いた礫等、各種適用可能である。
さらに、本発明における栽培する植物としては、トマト及び果実類以外にも、ナス、キュウリ、イチゴ等、各種適用可能である。また、トマトの品種として、ミニトマト以外にも、フルーツルビー、シシリアンルージュ、桃太郎等、各種適用可能である。
[実施例2]
図5,6は、本実施例に係る植物の栽培装置1Aの構成を説明する概略図である。
以下では、実施例1と異なる部分を中心に説明し、同一の部分については極力省略する。
本実施例に係る植物の栽培装置1Aは、制御盤10と、A液が溜められるA液槽11aと、B液が溜められるB液槽11bと、ガター2と、培地3と、液肥4と、液肥調整槽18と、養液循環槽6と、濾過布7と、通液溝8と、排液管9と、液路12a,12b,12cと、液肥供給ポンプ13と、電磁弁14と、養液潅水ポンプ15と、バルブ16と、潅水パイプ17Aと、液肥給液ポンプ19と、肥料濃度センサ20Aと、レベルセンサ20B,20Cと、オーバーフロー管51とを備える。
潅水パイプ17Aは、上流側端部が養液循環槽6に接続され、下流側端部がガター2の上方の任意の位置において、ガター2内(の培地3)に向けて(すなわち下方に向けて)開放されるようにして配設される。
養液潅水ポンプ15は、潅水パイプ17Aに設けられ、制御盤10の指示により作動することで、養液循環槽6に溜められた液肥4(排液管9から養液循環槽6に返送された液肥4bを含む)を、潅水パイプ17Aを介してガター2内(の培地3)に給液(潅水)する。
なお、鉛直方向において、培地3はガター2の上端よりも下方に敷き詰められている。そして、養液潅水ポンプ15は、液肥4が培地3からオーバーフローしても給液を続けるように作動する。
オーバーフロー管51の上流側端部は、ガター2内における培地3よりも鉛直方向上方(好ましくはガター2内の上端の開口部分における任意の位置)に設けられ、オーバーフロー管51の下流側端部は、排液管9のバルブ16よりも下流側に対して接続している。
これにより、培地3からオーバーフローした液肥4は、栽培ベッド21(ガター2)からはオーバーフローすることなくオーバーフロー管51に流入し、排液管9を介して養液循環槽6に返送される。
以下、植物の栽培装置1Aの動作を説明する。
トマトの栽培作業を行う場合、まず、栽培ベッド21に砂礫を敷設し、この培地3にトマト100を一定間隔で定植する。
次に、制御盤10を操作して、養液循環槽6に、A液槽11aのA液と、B液槽11bのB液、及び、貯水タンク(図示略)の水を注入し、これらが混合されることで液肥4が生成され、この液肥4をそのまま養液循環槽6に溜める。
また、制御盤10は、肥料濃度センサ20A及びレベルセンサ21Cの検出結果に基づいて、液肥調整槽18内の液肥4を適正なEC濃度(所定範囲濃度)及び適正な液量(所定範囲液量)にするように、液肥供給ポンプ13及び電磁弁14の制御を行う。これにより、液肥調整槽18内には常時適正EC濃度及び適正液量の液肥4が溜められる。
さらに制御盤10は、レベルセンサ20Bの検出結果に基づいて、養液循環槽6内の液肥4を適正な液量(所定範囲液量)にするように、液肥給液ポンプ19の制御を行う。これにより、養液循環槽6内には常時適正液量の液肥4が溜められる。
養液潅水ポンプ15は、制御盤10の指示により、養液循環槽6に溜められた液肥4(養液循環槽6に返送された液肥4bを含む)を、潅水パイプ17Aを介して培地3に給液(潅水)する。
栽培ベッド21に液肥4を満水にし、オーバーフロー管51で水位を保持する。オーバーフロー管51からの排液は排液管9を介して養液循環槽6に返送され、再使用される。
バルブ16を調整し潅水量より排液量を少なくすることで、栽培ベッド21内の水位は常時満水状態になる。なお、養液潅水ポンプ15を止めれば、栽培ベッド21内の液肥4は無くなる。
そして、野菜の生育状況に応じて、肥料濃度(EC)、潅水回数を適宜変化させて効果的な栽培を行う。
以上により、トマト100を栽培することが可能になる。
本実施例によれば、実施例1で説明した潅水チューブが不要となるため、例えばチューブ(チューブに設けられたスプレーノズル)の目詰まりにより潅水が十分にできなくなるといった虞がない。
また本実施例では、養液潅水ポンプ15による給液を、液肥4が培地3からオーバーフローさせるようにして行うため、給液量を一定とすることができ、手間を省くことができる。すなわち、オーバーフローさせない場合には、天候に応じて給液量を調整しないと果実が割れてしまう可能性があるが、オーバーフローさせている状況下においては、そのような調整を行わずとも果実が割れないことが、発明者の鋭意検討の結果分かった。
[実施例3]
図7,8は、本実施例に係る植物の栽培装置1Bの構成を説明する概略図である。
以下では、実施例1,2と異なる部分を中心に説明し、同一の部分については極力省略する。
本実施例に係る植物の栽培装置1Bは、制御盤10と、A液が溜められるA液槽11aと、B液が溜められるB液槽11bと、ガター2Bと、培地3と、液肥4と、液肥調整槽18と、養液循環槽6と、排液管9Bと、液路12a,12bと、液肥供給ポンプ13と、電磁弁14と、養液潅水ポンプ15と、バルブ16と、潅水パイプ17Aと、液肥給液ポンプ19と、肥料濃度センサ20Aと、レベルセンサ20B,20Cと、オーバーフロー管51と、ポット52とを備える。
ガター2Bは、実施例1,2で説明したガター2から通液溝8を除外した形状の容器である。そのため本実施例における排液については、通液溝8を介さずに直接排液管9から行うことになる。
また、本実施例においては、実施例1で説明した濾過布7、波板28、及び、POフィルム29も不要である。したがって、ガター2Bがそのまま栽培ベッド21Bとなる。
ポット52は、上部が開口したコップ状の容器であり、図7,8では、その高さがガター2Bよりも高くなっているが、ガター2Bよりも低くてもよい。またポット52の側面及び底面は、例えば小径(培地3の砂礫の粒の径未満)の孔が複数形成されるなどして、液肥4及び栽培する植物の根が透過可能となっており、生育した根が容器より伸び出しガター内の溶液を吸収して生育をより促進する。また培地3の砂礫が透過不可になっている。そして、栽培ベッド21B(ガター2B)内には、ガター2Bの延伸方向に沿って、複数のポット52が一定間隔に並べられている。ポットはプラスチック、布、フィルム製のものでも良い。
そして本実施例においては、培地3は、ガター2Bではなく各ポット52内に敷き詰められ、栽培する植物(例えばトマト100)は、ポット52内の培地3に定植する。
これにより本実施例では、制御盤10の制御により養液潅水ポンプ15が作動することで、潅水パイプ17Aを介して、養液循環槽6に溜められた液肥4をガター2内に給液すると、その液肥4がポット52内に浸入することになり、結果としてポット52内に定植した植物に給液することができる。なお、ポット52の側面の孔は培地3の砂礫よりは小径であるため、培地3は保持される。
排液管9Bは、上流側端部がガター2Bの底部に接続されており、その接続部分付近にバルブ16が設けられている。そして、バルブ16よりも下流側に、オーバーフロー管51の下流側端部が接続している。なお、オーバーフロー管51の上流側端部は、実施例2と同様にガター2Bの上端部の任意の位置に設けられる。
本実施例によれば、収穫後にはポット52を回収し、新規のポット52を設置することができるので、掃除が容易になる等、植え替え作業が軽減される。
[実施例4]
図9,10は、本実施例に係る植物の栽培装置1Cの構成を説明する概略図である。
以下では、実施例1~3と異なる部分を中心に説明し、同一の部分については極力省略する。
本実施例に係る植物の栽培装置1Cは、制御盤10と、A液が溜められるA液槽11aと、B液が溜められるB液槽11bと、ガター2Cと、培地3と、液肥4と、液肥調整槽18と、養液循環槽6Cと、液路12a,12b,12cと、液肥供給ポンプ13と、電磁弁14と、養液潅水ポンプ15と、バルブ16と、潅水パイプ17Aと、液肥給液ポンプ19と、肥料濃度センサ20Aと、レベルセンサ20B,20Cと、オーバーフロー管51と、固定具53と、仕切板54とを備える。
養液循環槽6Cには仕切板54が設けられている。仕切板54は、養液循環槽6Cの任意の位置に小部屋Rが形成されるようにして設けられる。仕切板54は、例えば小径(砂礫3Cの粒の径未満)の孔が複数形成されるなどして、液肥4が透過可能とした板状部材等であり、これにより、液肥4は小部屋Rの内側と外側を自由に行き来できるようになっている。
養液循環槽6Cには、実施例1~3において培地3として用いられていた砂礫と同様の砂礫3Cを敷き詰める。ただし、砂礫3Cは仕切板54の孔を通過することができないため、小部屋Rには侵入せず、小部屋R以外に敷き詰められることになる。なお、砂礫3Cに用いるサンゴ砂礫はアルカリ性(PH8~8.5)であり、数十種類のミネラルを含有している。
ガター2Cは、実施例3で説明したガター2Bと同様、実施例1の通液溝8を除外した形状の容器であり、直接排液管9から排液を行うものである。また、実施例1で説明した濾過布7、波板28、及び、POフィルム29も不要であり、ガター2Cがそのまま栽培ベッド21Cとなる。
栽培ベッド21C(ガター2C)には培地3は敷き詰められず、代わりに固定具53が設けられている。固定具53は、ガター2C内の栽培する植物(例えばトマト100)を固定するものである。そして栽培する植物は、ガター2C内に一定間隔で定植する。
固定具53は、ガター2の長手方向に沿って延伸しており、図9,10に示すように、ガター2Cの側面(内周面)に対して嵌合する板状部材であり、その材質は発泡スチロールとするのが好ましい。また固定具53は、図11の上面図に示すように、延伸方向に形成される貫通孔53aが長手方向に等間隔に設けられている。図11中では貫通孔53aを正方形として表わしているが、これは円形であっても、その他どのような形状であっても構わない。固定具53は、この貫通孔53aに栽培する植物が挿入されることで、植物を固定することができる。
養液潅水ポンプ15は、制御盤10の指示により作動し、養液循環槽6Cに溜められた液肥4(オーバーフロー管51から養液循環槽6Cに返送された液肥4bを含む)を、潅水パイプ17Aを介してガター2Cに給液(潅水)する。
また、潅水パイプ17Aの上流側端部(養液潅水ポンプ15接続側)は、小部屋Rに接続している。したがって、ガター2Cへ給液する液肥4には砂礫3Cは混入されないようになっている。
これにより本実施例では、制御盤10の制御により養液潅水ポンプ15が作動することで、潅水パイプ17Aを介して、養液循環槽6Cに溜められた液肥4をガター2内に給液する。ただし、この供給は、ガター2C内の液肥4が植物の根部分以上の嵩になるように行う。
排液(液肥4b)は、オーバーフロー管51を介して養液循環槽6Cに返送する。オーバーフロー管51の下流側端部は、養液循環槽6Cの上方に位置しており、オーバーフロー管51から返送された液肥4bは、砂礫3Cが敷き詰められた領域(小部屋Rではない領域)に流入する。
本実施例によれば、栽培ベッド21C内をプールのようにして液肥4(4b)を緩やかに循環させることにより、植物の根が活発に繁殖して養分を吸収し、良好な生育を行うことができる。
本実施例における返送された排液(液肥4b)中に含まれる雑菌は、養液循環槽6Cの砂礫3Cを通過することにより殺菌される。また、循環使用される液肥4は、砂礫3Cを通過することによりミネラル分を含んだ養液になる。
したがって、栽培ベッド21C内の植物は、雑菌が少なくミネラル分の含まれた養液で栽培されるため、栽培する植物が果実であれば着果量が多く、糖度の高い果実になる。また、十分に液肥を植物に与えることができ、安定した生育環境が得られる。
さらに、栽培ベッド21C内には砂礫が無いので、収穫後の砂礫内の残根除去作業の必要がなくなる。
なお本実施例では、砂礫3C及び仕切板54を省略し、薬品を使って液肥をアルカリ性にしても良い。
本発明は、植物の栽培装置として好適である。
1,1A,1B,1C 植物の栽培装置
2,2B,2C ガター
3 培地
3C 砂礫
4 液肥
4b 液肥(排液)
5 潅水チューブ
6,6C 養液循環槽
7 濾過布
8 通液溝
9 排液管
9B 排液管
10 制御盤
11a A液槽
11b B液槽
12a,12b,12c,12d 液路
13 液肥供給ポンプ
14 電磁弁
15 養液潅水ポンプ
16 バルブ
17,17A 潅水パイプ
18 液肥調整槽
19 液肥給液ポンプ
20A 肥料濃度センサ
20B,20C レベルセンサ
21 栽培ベッド
51 オーバーフロー管
52 ポット
53 固定具
53a 貫通孔
54 仕切板

Claims (5)

  1. 水平に置かれたガター内に複数の植物を一定間隔で定植し、養液循環槽に溜められた液肥を前記ガター内の前記植物に給液する植物の栽培装置であって、
    前記養液循環槽には、第1の原料液、第2の原料液、及び、水から生成された前記液肥が溜められるとともに、前記ガター内にて余剰となった前記液肥が返送される
    ことを特徴とする植物の栽培装置。
  2. 前記ガター内に敷き詰められ、前記植物が定植される培地と、
    養液潅水ポンプが設けられ、上流側端部が前記養液循環槽に接続される潅水パイプと、
    前記ガターの上方に配設され、前記潅水パイプの下流側端部に接続し、前記ガター内を向くようにして形成された複数のノズルを有する潅水チューブとを備え、
    前記養液潅水ポンプが作動することで、前記潅水パイプ及び前記潅水チューブを介して、前記養液循環槽に溜められた前記液肥を前記ガター内の前記植物に給液する
    ことを特徴とする請求項1に記載の植物の栽培装置。
  3. 前記ガター内に敷き詰められ、前記植物が定植される培地と、
    養液潅水ポンプが設けられ、上流側端部が前記養液循環槽に接続され、下流側端部が前記ガターの上方において前記ガター内に向けて開放するようにして配設される潅水パイプとを備え、
    前記養液潅水ポンプが作動することで、前記潅水パイプを介して、前記養液循環槽に溜められた前記液肥を、前記培地からオーバーフローするようにして前記ガター内に給液する
    ことを特徴とする請求項1に記載の植物の栽培装置。
  4. 上部が開口し、側面及び底面は前記液肥及び根が透過可能かつ培地の砂礫が透過不可の容器であり、前記ガター内に前記植物に対応する数が配設されるポットと、
    各前記ポット内に敷き詰められ、それぞれに対し前記植物が定植される培地と、
    養液潅水ポンプが設けられ、上流側端部が前記養液循環槽に接続され、下流側端部が前記ガターの上方において、前記ガター内を向くようにして配設される潅水パイプとを備え、
    前記養液潅水ポンプが作動することで、前記潅水パイプを介して、前記養液循環槽に溜められた前記液肥を前記ガター内に給液する
    ことを特徴とする請求項1に記載の植物の栽培装置。
  5. 前記液肥が透過可能かつ砂礫が透過不可であり、前記養液循環槽に小部屋を形成する仕切板と、
    前記養液循環槽の前記小部屋以外に敷き詰められる前記砂礫と、
    養液潅水ポンプが設けられ、上流側端部が前記養液循環槽に接続され、下流側端部が前記ガターの上方において、前記ガター内を向くようにして配設される潅水パイプと、
    前記ガター内において前記植物を固定する固定具とを備え、
    前記養液潅水ポンプが作動することで、前記潅水パイプを介して、前記養液循環槽に溜められた前記液肥を前記ガター内に給液する
    ことを特徴とする請求項1に記載の植物の栽培装置。
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