JP2023026122A - 保険料算定システム - Google Patents

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Abstract

Figure 2023026122000001
【課題】
新たな保険料算定システムを提供することを目的とする。
【解決手段】
少なくとも1のコンピュータ装置を備え、マンションの共用部分及び/若しくはマンションの共用部分に備えられた物品、又は、マンションの管理組合及び/若しくはマンションの居住者が法律上の損害賠償責任を負担することにより被る損害を補償する保険における保険料を算定する保険料算定システムであって、マンションの共用部分及び/又はマンションの共用部分に備えられた物品についての評価項目、又は、物品の管理状態についての評価項目に関する評価基準に応じて保険料を算定する保険料算定手段を備える、保険料算定システム。
【選択図】図4

Description

本発明は、保険料の算定システムに関する。
建築物に関する損害保険として、火災保険や地震保険が広く普及している。例えば、火災保険の保険料は、M構造(マンション構造)、T構造(耐火構造)、及び、H構造(M構造及びT構造に該当しない木造等のその他の構造)という構造級別を評価基準として算出されることが知られている(例えば、特許文献1)。
特許文献1に開示の方法においては、構造級別に加えて、所在地情報に基づいて適用料率を求め、保険料を算定している。しかしながら、区分所有マンションの共用部分における保険事故の実態に鑑みると、建築物の構造級別や所在地以外にも、保険事故に影響を与える要因が考えられる場合が多い。それゆえ、これらの要因を考慮した新たな保険料算定システムの提供が望まれる。
特開2003-85372号公報
本発明は、新たな保険料算定システムを提供することを目的とする。
本発明の目的は、
[1]少なくとも1のコンピュータ装置を備え、マンションの共用部分及び/若しくはマンションの共用部分に備えられた物品、又は、マンションの管理組合及び/若しくはマンションの居住者が法律上の損害賠償責任を負担することにより被る損害を補償する保険における保険料を算定する保険料算定システムであって、マンションの共用部分及び/又はマンションの共用部分に備えられた物品についての評価項目、又は、物品の管理状態についての評価項目に関する評価基準に応じて保険料を算定する保険料算定手段を備える、保険料算定システム;
[2]前記評価基準がマンションの築年数に応じて異なる場合を含む、前記[1]に記載の保険料算定システム;
[3]評価項目が、特定建築物定期調査、建築設備定期調査、防火設備定期調査、消防用設備等点検、給水管の更新/更生工事、排水管の更新/更生工事、及び排水管の洗浄工事の少なくとも1つに関する情報である、前記[1]又は[2]に記載の保険料算定システム;
[4]前記評価数値化手段が、前記評価基準にしたがって複数の段階のいずれかに分類する評価分類手段と、分類された段階に応じて保険料を算定する、前記[1]~[3]のいずれかに記載の保険料算定システム;
[5]評価項目毎に、前記評価基準にしたがって評価を数値化する評価数値化手段と、数値化された数値に応じて、保険料を算定する、前記[1]~[4]のいずれかに記載の保険料算定システム;
[6]保険料算定手段が、さらに、マンションの共用部分及び/若しくはマンションの共用部分に備えられた物品、又は、マンションの管理組合及び/若しくはマンションの居住者が法律上の損害賠償責任を負担することにより被る損害の過去の事故の発生状況に応じて、保険料を算定する、前記[1]~[5]のいずれかに記載の保険料算定システム;
[7]少なくとも1のコンピュータ装置を備え、マンションの共用部分及び/若しくはマンションの共用部分に備えられた物品、又は、マンションの管理組合及び/若しくはマンションの居住者が法律上の損害賠償責任を負担することにより被る損害を補償する保険における保険料を算定する保険料算定システムにおいて実行される、保険料算定方法であって、マンションの共用部分及び/又はマンションの共用部分に備えられた物品についての評価項目、又は、物品の管理状態についての評価項目に関する評価基準に応じて保険料を算定するステップを有する、保険料算定方法;
[8]前記評価基準がマンションの築年数に応じて異なる場合を含む、前記[7]に記載の保険料算定方法;
[9]マンションの共用部分及び/若しくはマンションの共用部分に備えられた物品、又は、マンションの管理組合及び/若しくはマンションの居住者が法律上の損害賠償責任を負担することにより被る損害を補償する保険における保険料を算定する保険料算定プログラムであって、コンピュータ装置を、マンションの共用部分及び/又はマンションの共用部分に備えられた物品についての評価項目、又は、物品の管理状態についての評価項目に関する評価基準に応じて保険料を算定する保険料算定手段として機能させる、保険料算定プログラム;
[10]前記評価基準がマンションの築年数に応じて異なる場合を含む、前記[9]に記載の保険料算定プログラム;
により、達成される。
本発明によれば、新たな保険料算定システムを提供することができる。
本発明の実施の形態にかかるコンピュータ装置の構成を表すブロック図である。 本発明の実施の形態にかかる、保険料算定処理のフローチャートを示す図である。 本発明の実施の形態にかかる、保険料算定のための入力画面の一例を示す概略図である。 本発明の実施の形態にかかる、保険料決定処理のフローチャートを示す図である。 本発明の実施の形態にかかる、築年数ごとの評価と点数との対応関係のデータテーブルを示す図である。 本発明の実施の形態にかかる、事故率ごとの築年数と係数との対応関係のデータテーブルを示す図である。
以下、本発明を実施するための形態(以下、「本実施形態」という。)について以下詳細に説明する。なお、本発明は以下の実施形態に限定されるものでなく、その要旨の範囲内で種々変形して実施することができる。
(保険料算定システム)
本発明の実施の形態にかかる保険料算定システムは、少なくとも1のコンピュータ装置を備え、マンションの共用部分及び/若しくはマンションの共用部分に備えられた物品(以下において、建築物等ともいう)、又は、マンションの管理組合及び/若しくはマンションの居住者が法律上の損害賠償責任を負担することにより被る損害等を補償する保険における保険料を算定する保険料算定システムであって、マンションの共用部分及び/又はマンションの共用部分に備えられた物品についての評価項目、又は、物品の管理状態についての評価項目に関する評価基準に応じて保険料を算定する保険料算定手段を備える。
「マンションの共用部分」とは、区分所有マンションなどのマンションの共用部分などをいい、マンションの廊下、エレベータ、非常階段、エントランスホール、管理人室、駐車場、駐輪場、植込みなど、共用部分として不動産が共有状態にあるものをいう。「マンションの共用部分に備えられた物品」とは、区分所有マンションなどのマンションの共用部分に備えられた物品などをいい、共用施設として設けられた電気設備、空調設備、郵便スペースの郵便受けや宅配ボックス、エントランスホールに備えられたソファ、ジムに備えられたマシンなどをいう。マンションの共用部分及び/又はマンションの共用部分に備えられた物品は、これらの例に限定されず、区分所有マンションにおいて、共用部分とされている他の不動産や動産を含むことができる。
図1は、本発明の実施の形態の少なくとも1つに対応する、コンピュータ装置の構成を示すブロック図である。コンピュータ装置1は、制御部11、RAM(Random Access Memory)12、ストレージ部13、サウンド処理部14、グラフィックス処理部15、通信インタフェース16、インタフェース部17からなり、それぞれ内部バスにより接続されている。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)やROM(Read Only Memory)から構成される。制御部11は、ストレージ部13に格納されたプログラムを実行し、コンピュータ装置1の制御を行う。RAM12は、制御部11のワークエリアである。ストレージ部13は、保険料算定プログラムやデータを保存するための記憶領域である。
制御部11は、保険料算定プログラム及びデータをRAM12から読み出して処理を行う。制御部11は、RAM12にロードされた保険料算定プログラム及びデータを処理することで、サウンド出力の指示をサウンド処理部14に出力し、描画命令をグラフィックス処理部15に出力する。
サウンド処理部14は、スピーカであるサウンド出力装置19に接続されている。制御部11がサウンド出力の指示をサウンド処理部14に出力すると、サウンド処理部14はサウンド出力装置19にサウンド信号を出力する。
グラフィックス処理部15は表示部20に接続されている。表示部20は、表示画面21を有している。制御部11が描画命令をグラフィックス処理部15に出力すると、グラフィックス処理部15は、ビデオメモリ(フレームバッファ)18に画像を展開し、表示画面21上に画像を表示するためのビデオ信号を出力する。
インタフェース部17には、外部メモリ22(例えば、SDカード等)及び入力部23が接続され得る。外部メモリ22から読み込まれたデータ及び入力部23にて入力された入力情報は、RAM12にロードされ、制御部11により演算処理が実行される。
通信インタフェース16は無線又は有線により通信ネットワーク2に接続が可能であり、通信ネットワーク2を介してデータを受信することが可能である。通信インタフェース16を介して受信したデータは、RAM12にロードされ、制御部11により演算処理が行われる。
(保険料算定処理)
図2は、本発明の実施の形態にかかる、保険料算定処理のフローチャートを示す図である。保険料算定処理は、コンピュータ装置1において、実行される。図3は、本発明の実施の形態にかかる、保険料算定のための入力画面の一例を示す概略図である。以下、図2及び図3を参照して、保険料を算定する方法について詳述する。
以下、ユーザには、保険料を算定する保険会社などの社員のほか、保険会社から保険募集を委託される保険代理店の構成員などが含まれる。ユーザが、コンピュータ装置1にて保険料算定プログラムを起動すると、制御部11は、ストレージ部13に格納されたプログラムを実行し、表示画面21に保険料算定のために必要な所定の項目を入力するための入力画面30を表示させる。ユーザは、入力画面30に表示された保険料算定のために必要な所定の項目に対するデータを入力部23により入力する(ステップS11)。
入力画面30には、対象建築物等情報31、保険加入者の自己負担額32、他保険情報33、建築物等評価結果34、賠償責任情報35、役員賠償情報36、合計保険料37など保険料算定のために必要な所定の項目が表示される。これらの項目のほか、高額貴金属等の情報や、その他、保険対象にかかる情報を入力する態様とすることができる。
対象建築物等情報31は、保険の対象となる建築物等のユーザが加入しようとする保険に関する情報を入力する欄である。保険に関する情報としては、建物を対象とした、火災保険と地震保険、家財を対象とした、火災保険と地震保険の情報がある。各保険について、建築物等の価値を表す金額となる評価額を入力し、保険の対象の価額に付保割合を設定することができる。付保割合は、例えば、30%から100%までの数値であって、10%ごとに設定できるものとすることができる。付保割合を60%に設定した場合は、保険の対象の価額の60%が保険金額となる。保険金額は、保険契約において約束されている金額であり、損害が発生した場合に支払われる一定の金額である。料率(保険料率)は、保険金額に対する保険料の割合である。
保険加入者の自己負担額32は、建築物等に発生した損害の額のうち、加入者が負担する額をユーザが任意で設定する欄である。自己負担額は、保険料算定の評価基準には影響しないが、自己負担額を多く設定することで、保険料を抑えたりすることができる。他保険情報33は、建築物等を対象とした同様の保険契約がある場合に、その情報を入力する欄である。
建築物等診断評価結果34は、後述する建築物等に現状等に関する評価を入力する欄である。建築物等診断評価は、マンションの共用部分及び/又はマンションの共用部分に備えられた物品についての評価項目、又は、物品の管理状態についての各評価項目である。物品についての評価項目とは、例えば、マンションの共有部分を構成する材料などのマンションの共用部分、消火設備やエレベータ設備などマンションの共用部分に備えられた物品等が、所定の日本工業規格を満たすものであるかの評価を含む。これらの評価項目は、マンション管理士などの外部委託先が策定するものであってもよい。賠償責任情報35は、建築物等において事故が発生した場合に、補償の対象となるマンションの管理組合及び/若しくはマンションの居住者が法律上の損害賠償責任を負担することにより被る損害と、事故対応のために支出した費用損害を補償する保険に関する情報である。建築物等における事故とは、例えば、マンションなどのエントランスホールにおいて、来客者が転倒し、けがをしたなどの場合をいう。損害役員賠償情報36は、建築物等がマンションであって、建築物等において事故が発生した場合に、マンション管理組合の役員が法律上の損害賠償責任を負担することにより被る損害と、事故対応のために支出した費用損害を補償する保険に関する情報である。賠償責任情報35と損害役員賠償情報36は、マンションの管理組合及び/若しくは居住者が法律上の損害賠償責任を負担することにより被る損害に含まれる。
ステップS11において、保険料算定のために必要な所定の項目、すなわち、対象建築物等情報31、保険加入者の自己負担額32、他保険情報33、賠償責任情報35、役員賠償情報36に対するデータを入力すると、次に、ユーザは、建築物等診断評価結果34の各項目について評価を入力する(ステップS12)。各項目は手入力でもよいし、プルダウンメニューなどを設けておき、複数の選択肢から選択して入力してもよい。また、建築物等診断評価結果34の各項目についての評価のデータは、外部メモリ22に記憶された評価のデータや、通信ネットワーク2を介して外部のサーバ装置等から取得できるデータを読み込んで、これらのデータが建築物等診断評価結果34のデータとして入力される態様としてもよい。このような態様とすることで、保険会社が建築物等の診断評価の実施をマンション管理士などの外部委託先に依頼したデータを活用することができる。
ステップS12において、評価の入力後、ユーザは建築物等の築年数を入力する(ステップS13)。次いで、ユーザは、入力内容を確認し(ステップS14)、適宜、入力した情報を記憶させるために押下などの操作により保存ボタン38を決定する。入力した情報は、項目番号と関連づけて評価結果を記憶するようにしてもよい。次いで、ユーザが、保険料算定を開始する保険料試算ボタン39を選択すると、コンピュータ装置1は、保険料を算定する(ステップS15)。保険料の算定処理は、まず、入力した評価をもとに、データテーブル50を参照して、点数を集計する。次に、集計した点数をもとに、保険料を算定する。保険料の算定処理については、後に詳述する。
ステップS11~ステップS13の入力処理は、ステップS15の保険料算定を開始する処理の前に、ステップS11~ステップS13の入力処理が完了していればよい。すなわち、ステップS11~ステップS13の入力処理は、上記説明した順でもよいし、ステップS11~S13の順を適宜変更してもよい。
(保険料決定処理)
次に、ステップS15における保険料算定の具体的な処理について説明する。図4は、本発明の実施の形態にかかる、保険料決定処理のフローチャートを示す図である。保険料決定を開始する操作が行われると、コンピュータ装置1は、入力された築年数と評価段階とに基づいて、後述のデータテーブル50を参照し各評価項目についての点数を決定する(ステップS21)。
図5は、本発明の実施の形態にかかる、築年数ごとの評価と点数との対応関係のデータテーブル50を示す図である。データテーブル50には、所定の築年数ごとに、評価項目に対応する項目番号51と、診断項目52と、評価段階53と、対応する点数54が記憶される。データテーブル50は、RAM12やストレージ部13に記憶される。
図3における建築物等診断評価結果34の各評価項目は、図5における診断項目52に含まれる、「特定建築物定期調査」、「建築設備定期調査」、「防火設備定期調査」、「消防用設備等点検」などの法定点検、「給水管更新・更生工事」、「排水管更新・更生工事」、「排水管洗浄工事」などの修繕工事の実施状況とすることができる。診断項目52及び建築物等評価結果34の各項目には、その他、長期修繕計画と修繕積立金の設定状況や、「外壁、屋上・バルコニー」の修繕工事の実施状況や、防火管理、喫煙管理、防犯装置などの状況を含めてもよい。
「特定建築物定期調査」は、建築基準法に義務付けられている、特定建築物等に関する、検査資格者を有する専門家による検査と定期的な報告に関する評価である。例えば、評価をA~Cの3段階に分類し、評価Aは「特定建築物定期調査報告をしており、直近の調査で指摘事項がない、もしくは改善されている」、評価Bは、「特定建築物定期調査報告の対象外である」、評価Cは「評価A及び評価B以外」として評価する。
「建築設備定期調査」は、建築基準法に義務付けられている、建築設備に関する、検査資格者を有する専門家による検査と定期的な報告に関する評価である。例えば、評価をA~Cの3段階に分類し、評価Aは「建築設備定期調査報告をしており、直近の調査で指摘事項がない、もしくは改善されている」、評価Bは、「建築設備定期調査報告の対象外である」、評価Cは「評価A及び評価B以外」として評価する。
「防火設備定期調査」は、建築基準法に義務付けられている、防火シャッターや防火ドアなどの防火設備に関する、検査資格者を有する専門家による検査と定期的な報告に関する評価である。例えば、評価をA~Cの3段階に分類し、評価Aは「防火設備定期調査報告をしており、直近の調査で指摘事項がない、もしくは改善されている」、評価Bは、「防火設備定期調査報告の対象外である」、評価Cは「評価A及び評価B以外」として評価する。
「消防用設備等点検」は、消防法に義務付けられている、消火器やスプリンクラー設備、自動火災報知設備などの消防用設備に関する、定期的な点検と報告に関する評価である。例えば、評価をA及びBの2段階に分類し、評価Aは「消防用設備等点検をしており、直近の調査で指摘事項がない、もしくは改善されている」、評価Bは「評価A以外」として評価する。
「給水管更新・更生工事」は、給水管の更新及び/又は更生工事に関する評価項目であり、例えば、評価をA~Eの5段階に分類し、評価Aは「診断実施日より過去所定の期間以内に、共用部分および専有部分の給水管更新工事を実施している」、評価Bは「評価A以外の場合であって、診断実施日より過去所定の期間以内に、共用部分および専有部分の給水管更生工事を実施しており、かつ、業者の保証期間内であって、業者の大規模修繕工事瑕疵保険への加入がある」、評価Cは「評価A及びB以外の場合であって、診断実施日より過去所定の期間以内に、共用部分および専有部分の給水管更生工事を実施しており、かつ、業者の保証期間内であって、業者の大規模修繕工事瑕疵保険への加入なし」、評価Dは、「評価A~C以外の場合であって、所定の期間以内の長期修繕計画において、共用部分の給水管について、新築時(更新工事実施時)より所定の年数以上の修繕周期が設定されており、診断時点でその修繕周期内である」、評価Eは「評価A~D以外」として評価する。
「排水管更新・更生工事」は、排水管の更新及び/又は更生工事に関する評価項目であり、例えば、評価をA~Eの5段階に分類し、評価Aは「診断実施日より過去所定の期間以内に、共用部分および専有部分の「汚水管」「雑排水管」の更新工事を実施している」、評価Bは「評価A以外の場合であって、診断実施日より過去所定の期間以内に、共用部分および専有部分の「汚水管」「雑排水管」のどちらか一方の更新工事を実施している、又は、共用部分および専有部分の「雑排水管」の更生工事を実施しており、かつ、業者の保証期間内であって、業者の大規模修繕工事瑕疵保険への加入がある」、評価Cは「評価A及びB以外の場合であって、診断実施日より過去所定の期間以内に、共用部分および専有部分の「雑排水管」の更生工事を実施しており、かつ、業者の保証期間内であって、業者の大規模修繕工事瑕疵保険への加入なし」、評価Dは、「評価A~C以外の場合であって、所定の期間以内の長期修繕計画において、新築時(更新工事実施時)より所定の年数以上の修繕周期が設定されており、診断時点でその修繕周期内である」、評価Eは「評価A~D以外」として評価する。
「排水管洗浄工事」は、排水管の洗浄工事に関する評価項目であり、例えば、評価をA及びBの2段階に分類し、評価Aは「共用部分および専有部分で、診断実施日より過去所定の期間以内に、高圧洗浄法による排水管洗浄工事を実施している」、評価Bは「評価A以外」として評価する。
長期修繕計画と修繕積立金の設定状況の評価としては、例えば、長期修繕計画について、評価をA及びBの2段階に分類し、評価Aは「一定の計画期間以上の長期修繕計画が定められており、かつ定期的に見直されている」、評価Bは「評価A以外」として評価し、修繕積立金について、評価をA~Cの3段階に分類し、評価Aは「管理費または修繕積立金を所定の期間以上滞納している区分所有者がいない」、評価Bは「評価A以外であって、管理費または修繕積立金を所定期間以上滞納している区分所有者がいないこと、かつ、滞納割合が所定の割合以内である」、評価Cは「評価A及び評価B以外」として評価する。
「外壁、屋上・バルコニー」の修繕工事の実施状況の評価としては、「所定の期間以内に、外壁の改修工事および屋上・バルコニーの防水工事を実施しており、かつ、業者の保証期間内であって、業者の大規模修繕工事瑕疵保険への加入があるか否か」により評価する。
防火管理、喫煙管理、防犯装置の評価としては、それぞれ、防火管理は「管理事務室または防災センターがあり、交代警備員による24時間管理体制が整っているか否か」、喫煙管理は「管理規約もしくは使用細則等細則集で、指定場所以外での喫煙を禁止しているか否か」、防犯装置は「マンションの共用部分(敷地を含む)に防犯カメラが設置されており、かつ正常に作動しているか否か」により評価する。
上記の説明においては、各診断項目の評価段階はアルファベットで表示したが、数字で表示してもよいし、評価段階がそのまま点数で表示される態様であってもよい。また、各診断項目の評価段階に関連付けて所定の点数が記憶されている場合を説明したが、所定の点数に限られず、診断項目の各評価段階について、所定の係数を記憶させてもよい。評価を複数の段階に区分けせず、評価項目毎に評価基準に従って数値化する態様としてもよい。
また、図5では、一例として、所定の築年数を5年として、上限を25年とした例を示したが、例えば、所定の築年数を1年として、一年ごとに、評価と点数との対応関係を記憶させてもよい。また、例えば、所定の築年数を、規則的な築年数ごとではなく、築2年未満、築2年以上5年未満、築5年以上10年未満などのように、不規則な期間の築年数としてもよい。対応する点数は、築年数に応じて異なってもよく、築年数が異なっても同じ点数である場合も含まれる。
各診断項目の評価段階に関連付けて記憶する所定の点数や係数は、例えば、排水管や給水管など、マンションの築年数が経過するにしたがって管理などの状態が汚損や破損などの損害に与える影響が大きい項目については、合計点数に対する割合が高くなるように設定し、マンションの築年数の経過が損害に与える影響が少ない項目については、合計点数に対する割合が小さくなるように設定することもできる。このような態様の場合は、より保険の対象の評価を適切に把握することができる。
建築物等診断評価は、評価項目毎に設けた評価基準にしたがって、複数の段階のいずれかに分類することができる。このように、建築物等の評価を評価基準にしたがって、複数の段階で評価することで、保険の対象の評価を適切に把握することができる。また、例えば、排水管や給水管など、マンションの築年数が経過するにしたがって管理などの状態が汚損や破損などの損害に与える影響が大きい項目については、評価の段階を多く設け、マンションの築年数の経過が損害に与える影響が少ない項目については、評価の段階を少なく設けるようにする場合は、より保険の対象の評価を適切に把握することができる。
ステップS21において、各診断項目についての点数の決定は、例えば、項目番号001(特定建築物定期調査)について、評価段階がAであって、築年数が築5年未満の場合は、「10点」と決定される。診断項目毎に点数を決定し、点数を集計する(ステップS22)。
次に、事故の発生回数に関する情報が取得される(ステップS23)。事故の発生には、例えば、マンションの共用部分及び/又はマンションの共用部分に備えられた物品の故障の発生、それらの故障を原因としたトラブルの発生、マンションの共用部分及び/又はマンションの共用部分に備えられた物品に起因するトラブルの発生などが含まれる。より具体的には、マンションの区分所有部分からの共用部分への水漏れや、マンションなどのエントランスホールにおいて来客者が転倒し、けがをしたなどの場合などの場合が挙げられる。
ステップS23において、事故の発生回数に関する情報が取得するのは、評価項目に関する評価基準に加えて、マンションの共用部分及び/又はマンションの共用部分に備えられた物品の過去の事故の発生状況に応じて、保険料を算定する態様とするためである。事故の発生回数に関する情報は、所定のデータテーブルに記憶させて、ストレージ部13に記憶させておくことができる。事故の発生回数は、例えば、診断日以前2年間など、所定の期間において発生した回数を対象とする。
図6は、本発明の実施の形態にかかる、事故率ごとの築年数と係数との対応関係のデータテーブルを示す図である。事故率ごとの築年数と係数との対応関係のデータテーブル60には、事故率61と、合計点数62と、係数63とが関連付けて記憶される。データテーブル60は、RAM12やストレージ部13に記憶される。事故率61は、例えば、診断日以前2年間など、所定の期間において発生した回数を所定の期間で除した数値で表される。合計点数62は、前記ステップS22において集計される点数である。
ステップS23において、事故の発生回数に関する情報が取得されると、事故率が決定され、事故率ごとの築年数と係数との対応関係のデータテーブル60が参照されて、係数が決定される(ステップS24)。例えば、診断日以前2年間において、事故が0回発生した場合で、合計点数が0点の場合は、築5年未満であると係数63は「1」と決定される。次に、決定された係数63に対応する保険料を決定し(ステップS25)、処理を終了する。算定された保険料は、入力画面30の合計保険料37として表示される態様としてもよい。
ステップS25における保険料の決定は、対象建築物等情報31、他保険情報33、賠償責任情報35に基づき算出した保険料に対して、建築物等評価結果34に応じた割増引を反映した保険料から自己負担額32を差し引いた金額に、役員賠償情報36に基づき算出した保険料を合算することで、合計保険料37を決定することができる。建築物等評価結果34に応じた割増引を反映するとは、例えば、建築物等評価結果34に応じた点数を100点満点の割合で表した割増引率を掛け合わせることをいう。
図6において、事故率(事故の合計回数/期間)は、所定の期間において0、0より大きく0.02未満、0.02以上0.07未満、0.07以上の区分としたが、0.01ごとなど、他の区分としてもよい。事故率は、上記の所定の期間における事故の合計回数ではなく、所定の期間に支払った保険金の合計額を事故率として、所定の合計額ごとの区分に分割し適用してもよい。また、係数63は築年数が5年ごとの区分で記憶されている態様を説明した、1年ごとの築年数に対応する係数を記憶するようにしてよい。対応する係数は、築年数に応じて異なってもよく、築年数が異なっても同じ係数である場合も含まれる。
本実施の形態において、所定の評価項目に関する評価基準に応じて点数を決定することに加えて、マンションの共用部分及び/若しくはマンションの共用部分に備えられた物品、又は、マンションの管理組合及び/若しくはマンションの居住者が法律上の損害賠償責任を負担することにより被る損害等の過去の事故の発生状況に応じて、保険料を決定することで、適切に管理されているマンション管理組合が加入する保険については、保険料が抑えられた状態で必要な補償額を受け取ることができ、保険会社としてもよりリスク実態に応じた適切な保険サービスを提供することができるようになる。
入力画面30において、合計保険料が表示されると、制御部11は見積書作成ボタン40を選択することが可能な態様とすることができ、所定の見積書を作成することができる。また、見積書にて申し込みが確定した場合は、申込書作成ボタン41を選択して、申込書を作成することも可能である。
上記の説明においては、ステップS25における保険料の決定は、マンションの共用部分及び/若しくはマンションの共用部分に備えられた物品、又は、マンションの管理組合及び/若しくはマンションの居住者が法律上の損害賠償責任を負担することにより被る損害等の過去の事故の発生状況である事故率を保険料算定の要件から除く態様としても実行することができる。すなわち、ステップS22で集計された点数に基づいて、ステップS23及びS24を実行せずに、ステップS25において保険料を決定してもよい。
(保険料算定システムの構成)
上記本実施の形態において、保険料算定システムは少なくとも一つのコンピュータ装置において実行される形態として説明したが、本実施の形態の保険料算定システムは、ユーザが操作するコンピュータ装置と、該コンピュータ装置と通信により接続可能なサーバ装置とにおいても実現され得る。すなわち、例えば、所定項目の入力をユーザが操作するコンピュータ装置において実行し、各データテーブルをサーバ装置に記憶させておき、保険料算定手段をサーバ装置により実行する。実行した結果の保険料算定額をユーザが操作するコンピュータ装置に送信し、表示させるという態様としてもよい。このような態様とすることで、保険会社が建築物等の診断評価の実施をマンション管理士などの外部委託先に依頼したデータを活用することができる。
本実施の形態の保険料算定システムは、所定の評価項目に関する評価基準に応じて保険料を算定することで、保険の対象の評価を適切に把握することができる。また、建築物等の管理状態に関する情報を建築物等診断の評価に組み入れる態様とすることで、適切に管理されているマンション管理組合が加入する保険については、保険料が抑えられた状態で必要な補償額を受け取ることができ、保険会社としてもよりリスク実態に応じた適切な保険サービスを提供することができるようになる。
また、建築物等の評価項目について、評価基準にしたがって、複数の段階で評価することで、保険の対象の評価を適切に把握することができる。
所定の評価項目に関する評価基準に応じて保険料を算定することに加えて、マンションの共用部分及び/若しくはマンションの共用部分に備えられた物品、又は、マンションの管理組合及び/若しくはマンションの居住者が法律上の損害賠償責任を負担することにより被る損害等の過去の事故の発生状況に応じて、保険料を算定することで、適切に管理されているマンション管理組合が加入する保険については、保険料が抑えられた状態で必要な補償額を受け取ることができ、保険会社としてもよりリスク実態に応じた適切な保険サービスを提供することができるようになる。
1 コンピュータ装置、2 通信ネットワーク、3 サーバ装置、4 端末装置、5ゲームシステム、11 制御部、12 RAM、13 ストレージ部、14 サウンド処理部、15 グラフィックス処理部、16 通信インタフェース、17 インタフェース部、18 フレームバッファ、19 サウンド出力装置、20 表示部、21 表示画面、22 外部メモリ、23 入力部、30 入力画面、50 データテーブル、60 データテーブル

Claims (10)

  1. 少なくとも1のコンピュータ装置を備え、マンションの共用部分及び/若しくはマンションの共用部分に備えられた物品、又は、マンションの管理組合及び/若しくはマンションの居住者が法律上の損害賠償責任を負担することにより被る損害を補償する保険における保険料を算定する保険料算定システムであって、
    マンションの共用部分及び/又はマンションの共用部分に備えられた物品についての評価項目、又は、物品の管理状態についての評価項目に関する評価基準に応じて保険料を算定する保険料算定手段を備える、保険料算定システム。
  2. 前記評価基準がマンションの築年数に応じて異なる場合を含む、請求項1に記載の保険料算定システム。
  3. 評価項目が、特定建築物定期調査、建築設備定期調査、防火設備定期調査、消防用設備等点検、給水管の更新/更生工事、排水管の更新/更生工事、及び排水管の洗浄工事の少なくとも1つに関する情報である、請求項1又は2に記載の保険料算定システム。
  4. 前記評価数値化手段が、前記評価基準にしたがって複数の段階のいずれかに分類する評価分類手段と、
    分類された段階に応じて保険料を算定する、請求項1~3のいずれかに記載の保険料算定システム。
  5. 評価項目毎に、前記評価基準にしたがって評価を数値化する評価数値化手段と、
    数値化された数値に応じて、保険料を算定する、請求項1~4のいずれかに記載の保険料算定システム。
  6. 保険料算定手段が、さらに、マンションの共用部分及び/若しくはマンションの共用部分に備えられた物品、又は、マンションの管理組合及び/若しくはマンションの居住者が法律上の損害賠償責任を負担することにより被る損害の過去の事故の発生状況に応じて、保険料を算定する、請求項1~5のいずれかに記載の保険料算定システム。
  7. 少なくとも1のコンピュータ装置を備え、マンションの共用部分及び/若しくはマンションの共用部分に備えられた物品、又は、マンションの管理組合及び/若しくはマンションの居住者が法律上の損害賠償責任を負担することにより被る損害を補償する保険における保険料を算定する保険料算定システムにおいて実行される、保険料算定方法であって、
    マンションの共用部分及び/又はマンションの共用部分に備えられた物品についての評価項目、又は、物品の管理状態についての評価項目に関する評価基準に応じて保険料を算定するステップを有する、保険料算定方法。
  8. 前記評価基準がマンションの築年数に応じて異なる場合を含む、請求項7に記載の保険料算定方法。
  9. マンションの共用部分及び/若しくはマンションの共用部分に備えられた物品、又は、マンションの管理組合及び/若しくはマンションの居住者が法律上の損害賠償責任を負担することにより被る損害を補償する保険における保険料を算定する保険料算定プログラムであって、
    コンピュータ装置を、
    マンションの共用部分及び/又はマンションの共用部分に備えられた物品についての評価項目、又は、物品の管理状態についての評価項目に関する評価基準に応じて保険料を算定する保険料算定手段
    として機能させる、保険料算定プログラム。
  10. 前記評価基準がマンションの築年数に応じて異なる場合を含む、請求項9に記載の保険料算定プログラム。

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