JP2023021525A - インシュレーション、エバポレータ構造及び抜き型、並びにインシュレーションの製作方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡易な形状であって、材料を無駄にすることのないインシュレーション、エバポレータ構造及び抜き型並びにインシュレーションの製作方法を提供する。【解決手段】車両用空調装置のエバポレータに設けられるインシュレーション30であって、所定方向に延在する矩形状の短冊部31と、短冊部31の一端31aにおいて短冊部31の各長辺31c,31dから所定方向に直交する交差方向に突出する一対の矩形状の第1羽根部32と、短冊部31の一端31aよりも他端31b側において短冊部31の各長辺31c,31dから所定方向に直交する交差方向に突出する一対の矩形状の第2羽根部33と、を備えている。【選択図】図5
Description
本開示は、インシュレーション、エバポレータ構造及び抜き型並びにインシュレーションの製作方法に関する。
車両用空調装置(HVAC:Heating Ventilation and Air Conditioning Unit)に搭載されるエバポレータは、熱交換効率向上のために、ケーシングとの間に生じた隙間をインシュレーションで埋めて遮風する必要がある(例えば特許文献1)。
また、エバポレータが振動しないように、エバポレータの前後や左右をケーシングに対してしっかりと固定する必要がある。
また、エバポレータが振動しないように、エバポレータの前後や左右をケーシングに対してしっかりと固定する必要がある。
エバポレータの周面(正面及び背面以外の面)をそれぞれ別々のインシュレーションで遮風する場合、インシュレーションの離型紙除去、貼り付け、ゴミ除去等の手間が多くなり、作業コストが高くなる可能性がある。
一方、インシュレーションを一体化することで部品点数の削減は可能となるが、形状が複雑化する可能性がある。形状が複雑化した場合、抜き型での取り数が少なくなる傾向にあり(すなわち、ゴミとして除去する部分が多くなり)、資材コストが高くなる可能性がある。
本開示は、このような事情に鑑みてなされたものであって、簡易な形状であって、材料を無駄にすることのないインシュレーション、エバポレータ構造及び抜き型並びにインシュレーションの製作方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本開示のインシュレーション、エバポレータ構造及び抜き型並びにインシュレーションの製作方法は以下の手段を採用する。
すなわち、本開示の一態様に係るインシュレーションは、車両用空調装置のエバポレータに設けられるインシュレーションであって、所定方向に延在する矩形状の短冊部と、該短冊部の一端において前記短冊部の各長辺から前記所定方向に直交する交差方向に突出する一対の矩形状の第1羽根部と、前記短冊部の前記一端よりも他端側において前記短冊部の各長辺から前記所定方向に直交する交差方向に突出する一対の矩形状の第2羽根部と、を備えている。
すなわち、本開示の一態様に係るインシュレーションは、車両用空調装置のエバポレータに設けられるインシュレーションであって、所定方向に延在する矩形状の短冊部と、該短冊部の一端において前記短冊部の各長辺から前記所定方向に直交する交差方向に突出する一対の矩形状の第1羽根部と、前記短冊部の前記一端よりも他端側において前記短冊部の各長辺から前記所定方向に直交する交差方向に突出する一対の矩形状の第2羽根部と、を備えている。
本開示の一態様に係るエバポレータ構造は、上面及び該上面に隣接して直交する側面を有するエバポレータと、上記のインシュレーションと、を備え、前記エバポレータの前記上面には、前記第1羽根部、前記第2羽根部及び前記第1羽根部から前記第2羽根部までの前記短冊部の部分が配置され、前記エバポレータの前記側面には、前記第2羽根部よりも前記他端側の前記短冊部の部分が配置されている。
本開示の一態様に係る抜き型は、所定方向に延在する矩形状の短冊部、該短冊部の一端において前記短冊部の各長辺から前記所定方向に直交する交差方向に突出する一対の矩形状の第1羽根部、及び前記短冊部の前記一端よりも他端側において前記矩形状の各長辺から前記所定方向に直交する交差方向に突出する一対の矩形状の第2羽根部が一体となった形状の輪郭に倣った複数の第1刃部と、前記第1羽根部と前記第2羽根部との間において前記所定方向に延在する矩形状の輪郭に倣った複数の第2刃部と、を備えている。
本開示の一態様に係るインシュレーションの製作方法は、上記の抜き型をシート状のインシュレーション材料に押し当てる工程を含む。
本開示によれば、簡易な形状であって、材料を無駄にすることがないインシュレーションを提供できる。
以下、本開示の一実施形態に係るインシュレーション、エバポレータ構造及び抜き型並びにインシュレーションの製作方法について図面を参照して説明する。
[車両用空調装置について]
まず、車両用空調装置1の構成について説明する。
図1に示すように、車両用空調装置1は、ファン(図示せず)やエバポレータ20等の機器を収容するケーシング10を備えている。
なお、図1に示す車両用空調装置1は、説明のためにケーシング10の一部が省略されエバポレータ20が露出した状態となっている。
まず、車両用空調装置1の構成について説明する。
図1に示すように、車両用空調装置1は、ファン(図示せず)やエバポレータ20等の機器を収容するケーシング10を備えている。
なお、図1に示す車両用空調装置1は、説明のためにケーシング10の一部が省略されエバポレータ20が露出した状態となっている。
ケーシング10は、空気取入口11及び空気吐出口12を有している。
空気取入口11は、ケーシング10の外部からケーシング10の内部に空気を取り込むための開口とされている。
空気吐出口12は、エバポレータ20で熱交換された空気をケーシング10の外部に吐出するための開口とされている。
空気取入口11から空気吐出口12に至る空気の流れは、図示しないファンによって生成される。
空気取入口11は、ケーシング10の外部からケーシング10の内部に空気を取り込むための開口とされている。
空気吐出口12は、エバポレータ20で熱交換された空気をケーシング10の外部に吐出するための開口とされている。
空気取入口11から空気吐出口12に至る空気の流れは、図示しないファンによって生成される。
[エバポレータ構造について]
次に、エバポレータ20及びインシュレーション(第1インシュレーション30及び第2インシュレーション40)を有するエバポレータ構造について説明する。
次に、エバポレータ20及びインシュレーション(第1インシュレーション30及び第2インシュレーション40)を有するエバポレータ構造について説明する。
図1及び図2に示すように、エバポレータ20は、既知の通り、冷媒と空気との間で熱交換を行うための機器(熱交換器)である。
エバポレータ20には配管22が接続されており、配管22を介して供給された冷媒が空気と熱交換するように構成されている。
エバポレータ20には配管22が接続されており、配管22を介して供給された冷媒が空気と熱交換するように構成されている。
図2から図4に示すように、本実施形態に係るエバポレータ20は、正面視で長方形状とされ所定の奥行寸法をもった直方体形状の外形を有している。このとき、配管22が接続される側の面を上面21a、上面21aに隣接して直交する各面をそれぞれ側面21b,21cとする。側面21bと側面21cとは対向している。
上面21a、側面21b及び側面21cには、インシュレーションと呼ばれるシート状の部材が設けられている。具体的には、インシュレーションは、例えば糊や両面テープによって上面21a、側面21b及び側面21cに接着される。
インシュレーションは、例えばポリエチレン製、ポリウレタン製、EPDM(エチレンプロピレンジエンゴム)製の遮風性を有するシート(インシュレーション材料70)を型抜きすることで製作される。詳細については後述する。
インシュレーションは、例えばポリエチレン製、ポリウレタン製、EPDM(エチレンプロピレンジエンゴム)製の遮風性を有するシート(インシュレーション材料70)を型抜きすることで製作される。詳細については後述する。
このインシュレーションは、エバポレータ20とケーシング10との間に生じた隙間を埋めることで、遮風(空気の漏出を抑制)したりエバポレータ20をケーシング10に対してしっかりと固定して振動を抑制したりする機能を果たす。
本実施形態において、インシュレーションは、第1インシュレーション30及び第2インシュレーション40を有している。
図5に示すように、第1インシュレーション30は、短冊部31、第1羽根部32及び第2羽根部33を有している。
短冊部31は、一端31a及び他端31bを有する所定方向に延在した矩形状の部分である。
第1羽根部32は、短冊部31の一端31aにおいて、短冊部31の長辺31c,31dのそれぞれから所定方向に直交する方向(以下、単に「交差方向」という。)に突出する矩形状の部分である。
第1羽根部32は、短冊部31の長辺31c側と長辺31d側とで対をなしており、その形状は短冊部31に対して対称であることが好ましい。
第1羽根部32は、短冊部31の長辺31c側と長辺31d側とで対をなしており、その形状は短冊部31に対して対称であることが好ましい。
第2羽根部33は、短冊部31の一端31aよりも他端31b側(例えば、短冊部31の中央部分)において、短冊部31の長辺31c,31dのそれぞれから交差方向に突出する矩形状の部分である。
第2羽根部33は、短冊部31の長辺31c側と長辺31d側とで対をなしており、その形状は短冊部31に対して対称であることが好ましい。
第2羽根部33は、短冊部31の長辺31c側と長辺31d側とで対をなしており、その形状は短冊部31に対して対称であることが好ましい。
第1羽根部32と第2羽根部33とを比較したとき、短冊部31の長辺31c及び長辺31dからの突出長さはそれぞれ等しく、所定方向に沿った寸法は第2羽根部33よりも第1羽根部32の方が長い。
また、短冊部31と第1羽根部32とを比較したとき、交差方向に沿った寸法(短冊部31においては幅寸法、各第1羽根部32においては突出長さ)はそれぞれ等しい。すなわち、一の第1羽根部32の突出長さ、短冊部31の幅寸法及び他の第1羽根部32の突出長さは、1:1:1の関係となる。
なお、短冊部31と第2羽根部33との関係についても同様である。
なお、短冊部31と第2羽根部33との関係についても同様である。
図6に示すように、第2インシュレーション40は、一端41a及び他端41bを有する所定方向に延在した矩形状の部分である。第2インシュレーション40の長辺は、それぞれ長辺41c,41dとされている。
第2インシュレーション40の交差方向に沿った寸法(幅寸法)は、第1羽根部32の突出長さ及び第2羽根部33の突出長さに等しい。
第2インシュレーション40の交差方向に沿った寸法(幅寸法)は、第1羽根部32の突出長さ及び第2羽根部33の突出長さに等しい。
以上のように構成された第1インシュレーション30及び第2インシュレーション40は、エバポレータ20に対して次のように配置される。
すなわち、図2から図4に示すように、第1インシュレーション30は、エバポレータ20の上面21a及び側面21bに配置される。
具体的には、エバポレータ20の上面21aには、第1羽根部32、第2羽根部33及び第1羽根部32から第2羽根部33までの短冊部31の部分が配置される。また、エバポレータ20の側面21bには、第2羽根部33よりも他端31b側の短冊部31の部分が上面21aに対して折り曲げられるようにして配置される。
具体的には、エバポレータ20の上面21aには、第1羽根部32、第2羽根部33及び第1羽根部32から第2羽根部33までの短冊部31の部分が配置される。また、エバポレータ20の側面21bには、第2羽根部33よりも他端31b側の短冊部31の部分が上面21aに対して折り曲げられるようにして配置される。
このとき、図2に示すように、第1羽根部32及び第1羽根部32近傍の短冊部31の部分は、配管22の端部を包み込むように配置されている。
図2から図4に示すように、第2インシュレーション40は、エバポレータ20の側面21cに配置される。
以上のようにして、エバポレータ20及びインシュレーション(第1インシュレーション30及び第2インシュレーション40)を有するエバポレータ構造が構成されることになる。
[インシュレーションの製作方法]
第1インシュレーション30及び第2インシュレーション40は、インシュレーション材料70を抜き型で切り抜くことで製作される。
具体的には、トムソン型と呼ばれる抜き型が有する刃部をシート状のインシュレーション材料70に押し当てることで、刃部の輪郭に対応した形状のインシュレーションを打ち抜いて製作する。
第1インシュレーション30及び第2インシュレーション40は、インシュレーション材料70を抜き型で切り抜くことで製作される。
具体的には、トムソン型と呼ばれる抜き型が有する刃部をシート状のインシュレーション材料70に押し当てることで、刃部の輪郭に対応した形状のインシュレーションを打ち抜いて製作する。
トムソン型は、図5に示すような第1インシュレーション30の形状の輪郭に倣った第1刃部50を有している。また、同トムソン型は、図6に示すような第2インシュレーション40の形状の輪郭に倣った第2刃部60を有している。
第1刃部50及び第2刃部60は、それぞれ閉じた領域を形成している。そして、その領域の輪郭が、各インシュレーション30,40の形状の輪郭に対応している。
第1刃部50及び第2刃部60は、それぞれ閉じた領域を形成している。そして、その領域の輪郭が、各インシュレーション30,40の形状の輪郭に対応している。
本実施形態においては、第1インシュレーション30及び第2インシュレーション40の形状、並びに第1刃部50及び第2刃部60の配置に工夫を凝らすことで、2種類のインシュレーションを材料の無駄なく製作できるようにした。
まず、前提として、図7に示すように、第2刃部60は、第1刃部50における第1羽根部32に対応する部分と第2羽根部33に対応する部分との間に配置される。
このとき、第1刃部50のいずれかの長辺(ここでは長辺31d)と第2刃部60のいずれかの長辺(ここでは長辺41c)とを共有させる(すなわち、刃物を共有させる)。また、上記の通り、第2インシュレーション40の幅寸法は第1羽根部32の突出長さ及び第2羽根部33の突出長さに等しい。
以上より、第1刃部50における第1羽根部32に対応する部分と第2羽根部33に対応する部分との間の領域を使用して第2刃部60を効率的に配置することができる。
このとき、第1刃部50のいずれかの長辺(ここでは長辺31d)と第2刃部60のいずれかの長辺(ここでは長辺41c)とを共有させる(すなわち、刃物を共有させる)。また、上記の通り、第2インシュレーション40の幅寸法は第1羽根部32の突出長さ及び第2羽根部33の突出長さに等しい。
以上より、第1刃部50における第1羽根部32に対応する部分と第2羽根部33に対応する部分との間の領域を使用して第2刃部60を効率的に配置することができる。
また、第2刃部60における他端41bに対応する辺と第1刃部50における第2羽根部33に対応する辺とを共有させることで、更に効率的な刃物の配置が可能となる。
更に、以上のように組み合わされた第1刃部50及び第2刃部60のセットの配置に工夫を凝らすことで、2種類のインシュレーションを材料の無駄なく、かつ、一度で大量に製作できるようにした。
以下、その配置例について図8から図10を参照して説明する。
以下、その配置例について図8から図10を参照して説明する。
なお、図8から図10に示すクロスハッチングされた領域は、インシュレーション材料70の残部(すなわち、ゴミとなる部分)である。また、図8から図10は例示であり、これ以外の形態の採用を妨げるものではない。
[配置例1]
図8に示すように、一の第1刃部50の第1羽根部32に対応する部分を、他の第1刃部50の第1羽根部32に対応する部分と第2羽根部33に対応する部分との間に配置する。
このとき、一の第1刃部50の第1羽根部32に対応する部分が、他の第1刃部50の第1羽根部32に対応する部分及び短冊部31に対応する部分と辺を共有するように配置する。
図8に示すように、一の第1刃部50の第1羽根部32に対応する部分を、他の第1刃部50の第1羽根部32に対応する部分と第2羽根部33に対応する部分との間に配置する。
このとき、一の第1刃部50の第1羽根部32に対応する部分が、他の第1刃部50の第1羽根部32に対応する部分及び短冊部31に対応する部分と辺を共有するように配置する。
また、第2刃部60を、一の第1刃部50の第1羽根部32に対応する部分と他の第1刃部50の第2羽根部33に対応する部分との間に配置する。
このとき、第2刃部60が、一の第1刃部50の短冊部31に対応する部分及び他の第1刃部50の短冊部31に対応する部分と辺を共有するように配置する。
このとき、第2刃部60が、一の第1刃部50の短冊部31に対応する部分及び他の第1刃部50の短冊部31に対応する部分と辺を共有するように配置する。
更に、第2刃部60が一の第1刃部50の第1羽根部32に対応する部分及び他の第1刃部50の第2羽根部33に対応する部分と辺を共有するように第2刃部60の寸法を設定することで、一の第1刃部50の第1羽根部32に対応する部分と他の第1刃部50の第2羽根部33に対応する部分との間の全領域を第2インシュレーション40とすることができる。すなわち、2つの第1刃部50の配置によって第2刃部60が自ずと形成されることになる。
また、複数の第1刃部50を交差方向に同じ規則で並列するとともに、第1刃部50の第2羽根部33に対応する部分同士が互い違いに対向するように、かつ、第2羽根部33よりも他端31b側の短冊部31に対応する部分同士が噛み合うように所定方向において対称的に配置することで図8に示す形態となる。
[配置例2]
図9に示すように、複数の第1刃部50を交差方向に並列する。
このとき、一の第1刃部50の第1羽根部32に対応する部分と他の第1刃部50の第1羽根部32に対応する部分とが、交差方向において短冊部31の幅寸法と等しい距離だけ離間するように配置する。また、一の第1刃部50の第2羽根部33に対応する部分と他の第1刃部50の第2羽根部33に対応する部分とが、交差方向において短冊部31の幅寸法と等しい距離だけ離間するように配置する。
図9に示すように、複数の第1刃部50を交差方向に並列する。
このとき、一の第1刃部50の第1羽根部32に対応する部分と他の第1刃部50の第1羽根部32に対応する部分とが、交差方向において短冊部31の幅寸法と等しい距離だけ離間するように配置する。また、一の第1刃部50の第2羽根部33に対応する部分と他の第1刃部50の第2羽根部33に対応する部分とが、交差方向において短冊部31の幅寸法と等しい距離だけ離間するように配置する。
また、複数の第1刃部50を交差方向に同じ規則で並列するとともに、第1刃部50の第2羽根部33に対応する部分同士が互い違いに対向して辺を共有するように所定方向において対称的に配置することで図9に示す形態となる。
[配置例3]
図10に示すように、複数の第1刃部50を交差方向に並列する。
このとき、一の第1刃部50の第1羽根部32に対応する部分と他の第1刃部50の第1羽根部32に対応する部分とが辺を共有するように配置する。また、一の第1刃部50の第2羽根部33に対応する部分と他の第1刃部50の第2羽根部33に対応する部分とが辺を共有するように配置する。
図10に示すように、複数の第1刃部50を交差方向に並列する。
このとき、一の第1刃部50の第1羽根部32に対応する部分と他の第1刃部50の第1羽根部32に対応する部分とが辺を共有するように配置する。また、一の第1刃部50の第2羽根部33に対応する部分と他の第1刃部50の第2羽根部33に対応する部分とが辺を共有するように配置する。
また、複数の第1刃部50を交差方向に同じ規則で並列するとともに、第1刃部50の第2羽根部33に対応する部分同士が互い違いに対向するように、かつ、第2羽根部33よりも他端31b側の短冊部31に対応する部分同士が噛み合うように所定方向において対称的に配置することで図9に示す形態となる。
本実施形態によれば、以下の効果を奏する。
第1インシュレーション30は、所定方向に延在する矩形状の短冊部31と、短冊部31の一端31aにおいて短冊部31の各長辺から交差方向に突出する一対の矩形状の第1羽根部32と、短冊部31の一端31aよりも他端31b側において短冊部31の各長辺から交差方向に突出する一対の矩形状の第2羽根部33と、を備えている。このため、エバポレータ20の上面21aに、第1羽根部32、第2羽根部33及び第1羽根部32から第2羽根部33までの短冊部31の部分を配置して、エバポレータ20の側面21bに、第2羽根部33よりも他端31b側の短冊部31の部分を配置することができる。すなわち、エバポレータ20の2つの面21a,21bを第1インシュレーション30で覆うことができる。
第1インシュレーション30は、所定方向に延在する矩形状の短冊部31と、短冊部31の一端31aにおいて短冊部31の各長辺から交差方向に突出する一対の矩形状の第1羽根部32と、短冊部31の一端31aよりも他端31b側において短冊部31の各長辺から交差方向に突出する一対の矩形状の第2羽根部33と、を備えている。このため、エバポレータ20の上面21aに、第1羽根部32、第2羽根部33及び第1羽根部32から第2羽根部33までの短冊部31の部分を配置して、エバポレータ20の側面21bに、第2羽根部33よりも他端31b側の短冊部31の部分を配置することができる。すなわち、エバポレータ20の2つの面21a,21bを第1インシュレーション30で覆うことができる。
また、第1インシュレーション30を型抜きによって製作する場合、第1羽根部32と第2羽根部33との間の領域を使用して第2インシュレーション40を製作することができる。これにより、簡易な形状の2種類のインシュレーションを材料の無駄なく製作することができる。
また、第1羽根部32及び第2羽根部33を短冊部31に対して対称的に設けている。
また、第1羽根部32の突出長さ及び第2羽根部33の突出長さは、短冊部31の幅寸法と等しく設定されているので、第1羽根部32と第2羽根部33との間の領域を使用して第2インシュレーション40を製作する場合、第1インシュレーション30の短冊部31の幅と第2インシュレーション40の幅寸法を揃えることができる。これにより、第1インシュレーション30及び第2インシュレーション40の製作に関して、歩留まりを向上させることができる。
また、第1刃部50で第1インシュレーション30を製作して、第2刃部60で第2インシュレーション40を製作することができる。
抜き型としては、トムソン型が例示される。
抜き型としては、トムソン型が例示される。
また、第2刃部60は、第1刃部50の第1羽根部32に対応する部分と第2羽根部33に対応する部分との間に配置され、第2刃部60は、第1刃部50の短冊部31に対応する部分と辺を共有しているので、第1羽根部32と第2羽根部33との間の領域を使用して第2刃部60を効率的に配置することができる。これにより、2種類のインシュレーションを材料の無駄なく製作することができる。
また、第1刃部50及び第2刃部60のセットを適切に配置することで、2種類のインシュレーションを材料の無駄なく製作することができる。
また、抜き型をシート状のインシュレーション材料70に押し当てる工程を含むので、簡易な方法で第1インシュレーション30及び第2インシュレーション40を製作することができる。
以上の通り説明した本実施形態は、例えば、以下のように把握される。
すなわち、本開示の一態様に係るインシュレーション(30)は、車両用空調装置(1)のエバポレータ(20)に設けられるインシュレーションであって、所定方向に延在する矩形状の短冊部(31)と、該短冊部の一端(31a)において前記短冊部の各長辺から前記所定方向に直交する交差方向に突出する一対の矩形状の第1羽根部(32)と、前記短冊部の前記一端よりも他端(31b)側において前記短冊部の各長辺から前記所定方向に直交する交差方向に突出する一対の矩形状の第2羽根部(32)と、を備えている。
すなわち、本開示の一態様に係るインシュレーション(30)は、車両用空調装置(1)のエバポレータ(20)に設けられるインシュレーションであって、所定方向に延在する矩形状の短冊部(31)と、該短冊部の一端(31a)において前記短冊部の各長辺から前記所定方向に直交する交差方向に突出する一対の矩形状の第1羽根部(32)と、前記短冊部の前記一端よりも他端(31b)側において前記短冊部の各長辺から前記所定方向に直交する交差方向に突出する一対の矩形状の第2羽根部(32)と、を備えている。
本態様に係るインシュレーションによれば、所定方向に延在する矩形状の短冊部と、短冊部の一端において短冊部の各長辺から所定方向に直交する交差方向に突出する一対の矩形状の第1羽根部と、短冊部の一端よりも他端側において短冊部の各長辺から所定方向に直交する交差方向に突出する一対の矩形状の第2羽根部と、を備えているので、エバポレータの上面(21a)に、第1羽根部、第2羽根部及び第1羽根部から第2羽根部までの短冊部の部分を配置して、エバポレータの側面(21b)に、第2羽根部よりも他端側の短冊部の部分を配置することができる。すなわち、エバポレータの2つの面をこのインシュレーションで覆うことができる。
また、インシュレーションを型抜きによって製作する場合、第1羽根部と第2羽根部との間の領域を使用してエバポレータの他の側面に配置する他のインシュレーション(40)を製作することができる。これにより、簡易な形状の2種類のインシュレーションを材料の無駄なく製作することができる。
また、インシュレーションを型抜きによって製作する場合、第1羽根部と第2羽根部との間の領域を使用してエバポレータの他の側面に配置する他のインシュレーション(40)を製作することができる。これにより、簡易な形状の2種類のインシュレーションを材料の無駄なく製作することができる。
また、本開示の一態様に係るインシュレーションにおいて、一の前記第1羽根部の前記交差方向における突出長さは、他の前記第1羽根部の前記交差方向における突出長さと等しく設定され、一の前記第2羽根部の前記交差方向における突出長さは、他の前記第2羽根部の前記交差方向における突出長さと等しく設定されている。
本態様に係るインシュレーションによれば、一の第1羽根部の交差方向における突出長さは、他の第1羽根部の交差方向における突出長さと等しく設定され、一の第2羽根部の交差方向における突出長さは、他の第2羽根部の交差方向における突出長さと等しく設定されているので、第1羽根部及び第2羽根部を短冊部に対して対称的に設けることができる。
また、本開示の一態様に係るインシュレーションにおいて、各前記第1羽根部の前記短冊部からの突出長さ及び各前記第2羽根部の前記短冊部からの突出長さは、前記交差方向における前記短冊部の幅寸法と等しく設定されている。
本態様に係るインシュレーションによれば、各第1羽根部の短冊部からの突出長さ及び各第2羽根部の短冊部からの突出長さは、交差方向における短冊部の幅寸法と等しく設定されているので、第1羽根部と第2羽根部との間の領域を使用してエバポレータの他の側面に配置する他のインシュレーションを製作する場合、インシュレーションの短冊部の幅寸法と他のインシュレーションの幅寸法を揃えることができる。これにより、インシュレーション及び他のインシュレーションの製作に関して、歩留まりを向上させることができる。
また、本開示の一態様に係るエバポレータ構造は、上面及び該上面に隣接して直交する側面を有するエバポレータと、上記いずれかのインシュレーションと、を備え、前記エバポレータの前記上面には、前記第1羽根部、前記第2羽根部及び前記第1羽根部から前記第2羽根部までの前記短冊部の部分が配置され、前記エバポレータの前記側面には、前記第2羽根部よりも前記他端側の前記短冊部の部分が配置されている。
本態様に係るエバポレータ構造によれば、上面及び上面に隣接して直交する側面を有するエバポレータと、上記いずれかのインシュレーションと、を備え、エバポレータの上面には、第1羽根部、第2羽根部及び第1羽根部から第2羽根部までの短冊部の部分が配置され、エバポレータの側面には、第2羽根部よりも他端側の短冊部の部分が配置されているので、簡易な形状のインシュレーションでエバポレータの所定の2面を覆うことができる。
また、本開示の一態様に係る抜き型は、所定方向に延在する矩形状の短冊部、該短冊部の一端において前記短冊部の各長辺から前記所定方向に直交する交差方向に突出する一対の矩形状の第1羽根部、及び前記短冊部の前記一端よりも他端側において前記矩形状の各長辺から前記所定方向に直交する交差方向に突出する一対の矩形状の第2羽根部が一体となった形状の輪郭に倣った複数の第1刃部(50)と、前記第1羽根部と前記第2羽根部との間において前記所定方向に延在する矩形状の輪郭に倣った複数の第2刃部(60)と、を備えている。
本態様に係る抜き型によれば、所定方向に延在する矩形状の短冊部、短冊部の一端において短冊部の各長辺から所定方向に直交する交差方向に突出する一対の矩形状の第1羽根部、及び短冊部の一端よりも他端側において矩形状の各長辺から所定方向に直交する交差方向に突出する一対の矩形状の第2羽根部が一体となった形状の輪郭に倣った複数の第1刃部と、第1羽根部と第2羽根部との間において所定方向に延在する矩形状の輪郭に倣った複数の第2刃部と、を備えているので、第1刃部でエバポレータの上面及び側面を覆うインシュレーションを製作して、第2刃部で他の側面を覆う他のインシュレーションを製作することができる。
抜き型としては、トムソン型が例示される。
抜き型としては、トムソン型が例示される。
また、本開示の一態様に係る抜き型において、前記第2刃部は、前記第1刃部の前記第1羽根部に対応する部分と前記第2羽根部に対応する部分との間に配置され、前記第2刃部は、前記第1刃部の前記短冊部に対応する部分と辺を共有している。
本態様に係る抜き型によれば、第2刃部は、第1刃部の第1羽根部に対応する部分と第2羽根部に対応する部分との間に配置され、第2刃部は、第1刃部の短冊部に対応する部分と辺を共有しているので、第1羽根部と第2羽根部との間の領域を使用して第2刃部を効率的に配置することができる。これにより、2種類のインシュレーションを材料の無駄なく製作することができる。
また、本開示の一態様に係る抜き型において、一の前記第1刃部の前記第1羽根部に対応する部分は、他の前記第1刃部の前記第1羽根部に対応する部分と前記第2羽根部に対応する部分との間に配置され、前記一の第1刃部の前記第1羽根部に対応する部分は、前記他の第1刃部の前記第1羽根部に対応する部分及び前記短冊部に対応する部分と辺を共有し、前記第2刃部は、前記一の第1刃部の前記第1羽根部に対応する部分と前記他の第1刃部の前記第2羽根部に対応する部分との間に配置され、前記第2刃部は、前記一の第1刃部の前記短冊部に対応する部分及び前記他の第1刃部の前記短冊部に対応する部分と辺を共有している。
本態様に係る抜き型によれば、複数の第1刃部及び複数の第2刃部を効率的に配置することができる。これにより、2種類のインシュレーションを材料の無駄なく製作することができる。
また、本開示の一態様に係る抜き型において、一の前記第1刃部と他の前記第1刃部とは、前記交差方向に並列して配置され、前記第2刃部は、前記一の第1刃部又は前記他の第1刃部の前記第1羽根部に対応する部分と前記第2羽根部に対応する部分との間に配置され、前記第2刃部は、前記一の第1刃部又は前記他の第1刃部の前記短冊部に対応する部分と辺を共有している。
本態様に係る抜き型によれば、複数の第1刃部及び複数の第2刃部を効率的に配置することができる。これにより、2種類のインシュレーションを材料の無駄なく製作することができる。
また、本開示の一態様に係る抜き型において、前記一の第1刃部の前記第1羽根部に対応する部分と前記他の第1刃部の前記第1羽根部に対応する部分とは、前記交差方向における前記短冊部の幅寸法と等しい距離だけ離間して、前記一の第1刃部の前記第2羽根部に対応する部分と前記他の第1刃部の前記第2羽根部に対応する部分とは、前記交差方向における前記短冊部の幅寸法と等しい距離だけ離間している。
本態様に係る抜き型によれば、複数の第1刃部及び複数の第2刃部を効率的に配置することができる。これにより、2種類のインシュレーションを材料の無駄なく製作することができる。
また、本開示の一態様に係る抜き型において、前記一の第1刃部の前記第1羽根部に対応する部分は、前記他の第1刃部の前記第1羽根部に対応する部分と辺を共有し、前記一の第1刃部の前記第2羽根部に対応する部分は、前記他の第1刃部の前記第2羽根部に対応する部分と辺を共有している。
本態様に係る抜き型によれば、複数の第1刃部及び複数の第2刃部を効率的に配置することができる。これにより、2種類のインシュレーションを材料の無駄なく製作することができる。
また、本開示の一態様に係るインシュレーションの製作方法は、上記いずれかの抜き型をシート状のインシュレーション材料(70)に押し当てる工程を含む。
本態様に係るインシュレーションの製作方法によれば、上記いずれかの抜き型をシート状のインシュレーション材料に押し当てる工程を含むので、簡易な方法でインシュレーションを製作することができる。
1 車両用空調装置
10 ケーシング
11 空気取入口
12 空気吐出口
20 エバポレータ
21a 上面
21b 側面
21c 側面
22 配管
30 第1インシュレーション(インシュレーション)
31 短冊部
31a 一端
31b 他端
31c,31d 長辺
32 第1羽根部
33 第2羽根部
40 第2インシュレーション(他のインシュレーション)
41a 一端
41b 他端
41c,41d 長辺
50 第1刃部
60 第2刃部
70 インシュレーション材料
10 ケーシング
11 空気取入口
12 空気吐出口
20 エバポレータ
21a 上面
21b 側面
21c 側面
22 配管
30 第1インシュレーション(インシュレーション)
31 短冊部
31a 一端
31b 他端
31c,31d 長辺
32 第1羽根部
33 第2羽根部
40 第2インシュレーション(他のインシュレーション)
41a 一端
41b 他端
41c,41d 長辺
50 第1刃部
60 第2刃部
70 インシュレーション材料
Claims (11)
- 車両用空調装置のエバポレータに設けられるインシュレーションであって、
所定方向に延在する矩形状の短冊部と、
該短冊部の一端において前記短冊部の各長辺から前記所定方向に直交する交差方向に突出する一対の矩形状の第1羽根部と、
前記短冊部の前記一端よりも他端側において前記短冊部の各長辺から前記所定方向に直交する交差方向に突出する一対の矩形状の第2羽根部と、
を備えているインシュレーション。 - 一の前記第1羽根部の前記交差方向における突出長さは、他の前記第1羽根部の前記交差方向における突出長さと等しく設定され、
一の前記第2羽根部の前記交差方向における突出長さは、他の前記第2羽根部の前記交差方向における突出長さと等しく設定されている請求項1に記載のインシュレーション。 - 各前記第1羽根部の前記短冊部からの突出長さ及び各前記第2羽根部の前記短冊部からの突出長さは、前記交差方向における前記短冊部の幅寸法と等しく設定されている請求項2に記載のインシュレーション。
- 上面及び該上面に隣接して直交する側面を有するエバポレータと、
請求項1から3のいずれかに記載のインシュレーションと、
を備え、
前記エバポレータの前記上面には、前記第1羽根部、前記第2羽根部及び前記第1羽根部から前記第2羽根部までの前記短冊部の部分が配置され、
前記エバポレータの前記側面には、前記第2羽根部よりも前記他端側の前記短冊部の部分が配置されているエバポレータ構造。 - 所定方向に延在する矩形状の短冊部、該短冊部の一端において前記短冊部の各長辺から前記所定方向に直交する交差方向に突出する一対の矩形状の第1羽根部、及び前記短冊部の前記一端よりも他端側において前記矩形状の各長辺から前記所定方向に直交する交差方向に突出する一対の矩形状の第2羽根部が一体となった形状の輪郭に倣った複数の第1刃部と、
前記第1羽根部と前記第2羽根部との間において前記所定方向に延在する矩形状の輪郭に倣った複数の第2刃部と、
を備えている抜き型。 - 前記第2刃部は、前記第1刃部の前記第1羽根部に対応する部分と前記第2羽根部に対応する部分との間に配置され、
前記第2刃部は、前記第1刃部の前記短冊部に対応する部分と辺を共有している請求項5に記載の抜き型。 - 一の前記第1刃部の前記第1羽根部に対応する部分は、他の前記第1刃部の前記第1羽根部に対応する部分と前記第2羽根部に対応する部分との間に配置され、
前記一の第1刃部の前記第1羽根部に対応する部分は、前記他の第1刃部の前記第1羽根部に対応する部分及び前記短冊部に対応する部分と辺を共有し、
前記第2刃部は、前記一の第1刃部の前記第1羽根部に対応する部分と前記他の第1刃部の前記第2羽根部に対応する部分との間に配置され、
前記第2刃部は、前記一の第1刃部の前記短冊部に対応する部分及び前記他の第1刃部の前記短冊部に対応する部分と辺を共有している請求項6に記載の抜き型。 - 一の前記第1刃部と他の前記第1刃部とは、前記交差方向に並列して配置され、
前記第2刃部は、前記一の第1刃部又は前記他の第1刃部の前記第1羽根部に対応する部分と前記第2羽根部に対応する部分との間に配置され、
前記第2刃部は、前記一の第1刃部又は前記他の第1刃部の前記短冊部に対応する部分と辺を共有している請求項6に記載の抜き型。 - 前記一の第1刃部の前記第1羽根部に対応する部分と前記他の第1刃部の前記第1羽根部に対応する部分とは、前記交差方向における前記短冊部の幅寸法と等しい距離だけ離間して、
前記一の第1刃部の前記第2羽根部に対応する部分と前記他の第1刃部の前記第2羽根部に対応する部分とは、前記交差方向における前記短冊部の幅寸法と等しい距離だけ離間している請求項8に記載の抜き型。 - 前記一の第1刃部の前記第1羽根部に対応する部分は、前記他の第1刃部の前記第1羽根部に対応する部分と辺を共有し、
前記一の第1刃部の前記第2羽根部に対応する部分は、前記他の第1刃部の前記第2羽根部に対応する部分と辺を共有している請求項8に記載の抜き型。 - 請求項5から10のいずれかに記載の抜き型をシート状のインシュレーション材料に押し当てる工程を含むインシュレーションの製作方法。
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