JP2023021020A - 台車 - Google Patents

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律也 大嶋
Ritsuya Oshima
寛 岩上
Hiroshi Iwagami
誠 長谷川
Makoto Hasegawa
洋 五味
Hiroshi Gomi
憲行 石田
Noriyuki Ishida
慎一郎 小橋
Shinichiro Kobashi
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Abstract

Figure 2023021020000001
【課題】幅方向への操作が容易な台車を提供する。
【解決手段】台車1は、車体2と、前記車体2を床面に沿った全方向に移動させる少なくとも1つの全方向車輪3と、前記全方向車輪3を駆動する駆動ユニット4と、使用者の操作を受け付けるハンドル5と、前記ハンドル5に加わる、前記車体2の幅方向及び前後方向の荷重を検出する少なくとも1つのセンサ6と、前記センサ6が検出した前記荷重に基づいて前記駆動ユニット4を制御する制御装置7とを有する。更に、前記ハンドル5は、前記幅方向に延びる第1部5Aと、前記前後方向に延びる少なくとも1つの第2部5Bとを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、利便性に優れた台車に関する。
従来から、全方向車輪を備えた台車が知られている(例えば、特許文献1)。このような台車は、狭い場所での走行が可能である。特許文献1には、車体と、車体を床面に沿った全方向に移動させる複数の全方向車輪と、全方向車輪のそれぞれを駆動するモータ装置と、使用者に把持されるべきハンドルと、ハンドルに加わる荷重に基づいてモータ装置を制御する制御装置とを有する台車が開示されている。この台車のハンドルは、車体後部の左右端から上方に延びる一対の支持柱と、両支持柱の上端間を車体の幅方向に延在する把持部とを含む。使用者がハンドルの把持部に対して、所望の進行方向に向けて荷重を加えると、モータ装置によって全方向車輪が該荷重による台車の移動をアシストするように駆動される。これにより、使用者は、労力を要することなく台車を床面に沿った所望の方向に移動させることができる。
特表2013-503778号公報
しかしながら、特許文献1に記載の台車のハンドル(把持部)は、台車を前後方向に押し引きすることに適するものの、台車を幅方向に押し引きすることに適していないという問題がある。
本発明は、以上の背景に鑑み、幅方向への操作が容易な台車を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために本発明のある態様は、台車(1)であって、車体(2)と、前記車体(2)に設けられ、前記車体(2)を床面に沿った全方向に移動させる少なくとも1つの全方向車輪(3)と、前記全方向車輪(3)を駆動する駆動ユニット(4)と、前記車体(2)に設けられ、使用者の操作を受け付けるハンドル(5)と、前記ハンドル(5)に加わる、前記車体(2)の幅方向及び前後方向の荷重を検出する少なくとも1つのセンサ(6)と、前記センサ(6)が検出した前記荷重に基づいて前記駆動ユニット(4)を制御する制御装置(7)とを有し、前記ハンドル(5)は、前記幅方向に延びる第1部(5A)と、前記前後方向に延びる少なくとも1つの第2部(5B)とを有する台車(1)を提供する。
この態様によれば、幅方向への操作が容易な台車を提供することができる。使用者は、第2部を操作することによって、台車を容易に幅方向に移動させることができる。
上記の態様に於いて、前記ハンドル(5)が、前記幅方向に於いて互いに離れた一対の前記第2部(5B)を有するとよい。
この態様によれば、使用者は、いずれの第2部を把持しても、台車を適切に操作することができるため、ハンドルの操作性が向上する。また、第2部は、台車をその側方から操作するために利用することもできる。
上記の態様に於いて、前記第1部(5A)及び一対の前記第2部(5B)のうちの少なくとも2つは、同じ高さに配置されているとよい。
この態様によれば、ハンドルの操作性が一層向上する。
上記の態様に於いて、前記第1部(5A)及び前記第2部(5B)は互いに直接接続され、かつ共通の部材を介して前記車体に結合されているとよい。
この態様によれば、ハンドルの操作性が一層向上する。また、第1部及び第2部に加えられる荷重を、単一のセンサを用いて検知できる。
上記の態様に於いて、平面視に於いて、前記ハンドル(5)の前記第1部(5A)が、前記車体(2)の後端よりも後方に配置されているとよい。
この態様によれば、ハンドルの操作性が一層向上する。
上記の態様に於いて、前記ハンドル(5)は、前記幅方向に延びて前記第2部(5B)を互いに連結する連結部(5C)を有し、前記第1部(5A)は、前記第2部(5B)を互いに連結し、又は前記連結部(5C)に結合され、前記センサ(6)は、前記車体(2)と前記連結部(5C)との間に設けられているとよい。
この態様によれば、ハンドルを車体に結合する部分が、使用者に操作されるべき部分以外に設けられているため、ハンドルの操作が妨げられない。
上記の態様に於いて、前記第1部(5A)は、前記車体(2)の後端の後方にて、前記車体(2)の左右端の内側の位置まで延び、前記第2部(5B)は、前記第1部(5A)の左右端から、前記車体(2)の左右端の内側に於いて前方に向けて延出し、前記第1部(5A)の左右中間位置が、前記センサ(6)を介して前記車体(2)に結合されているとよい。
この態様によれば、構造が単純化され、ハンドルの操作性が一層向上する。
上記の態様に於いて、前記第1部(5A)は、前記車体(2)の後端の後方にて、前記車体(2)の左右端の内側の位置まで延び、前記第2部(5B)は、前記第1部(5A)の左右端から、前記車体(2)の左右端の内側に於いて前方に向けて延出し、前記第2部(5B)の前後中間位置が、左右に延在する連結部(5C)により互いに連結され、前記連結部(5C)が、前記センサ(6)を介して前記車体(2)に結合されているとよい。
この態様によれば、構造が単純化され、ハンドルの操作性が一層向上する。
上記の態様に於いて、平面視に於いて、前記台車(1)の重心(G)は、前記第2部(5B)の前端よりも後方、かつ前記第2部(5B)の後端よりも前方に配置されているとよい。
この態様によれば、台車の重心とハンドルとの間の距離が比較的短くなるため、使用者がハンドルを介して台車を違和感なく走行させることができる。
上記の態様に於いて、平面視に於いて、前記全方向車輪(3)の全ては、前記第2部(5B)の前端よりも後方、かつ前記第2部(5B)の後端よりも前方に配置されているとよい。
この態様によれば、台車の構造をコンパクト化できるため、使用者がハンドルを介して台車を走行させ易くなる。また、使用者がハンドルを介して台車を違和感なく走行させることができる。
上記の態様に於いて、前記ハンドル(5)の前後左右方向の変位範囲を所定範囲内に規制するストッパ(39)を有するとよい。
この態様によれば、センサに過剰な荷重が加えられる虞が回避される。
上記の態様に於いて、前記ストッパ(39)は、前記第2部(5B)の前端の前後左右方向に変位範囲を規制するとよい。
この態様によれば、ハンドルの操作性を損なうことなく、センサに過剰な荷重が加えられる虞を回避することができる。
上記の態様に於いて、前記第2部(5B)の前端は、前記車体(2)の前端の前方に至り、前記第2部(5B)の前記前端が、左右方向に延在する第3部(5E)により互いに連結されているとよい。
この態様によれば、ハンドルが全体として環状に形成されることで、使用者の、台車との前後方向及び幅方向に於ける位置関係に依らず、使用者がハンドルを介して台車を走行させ易くなる。
前記センサ(6)が、前記第2部(5B)の一方に加わる前記車体(2)の幅方向及び前後方向の荷重を検出する第1のセンサ(6A)と、前記第2部(5B)の他方に加わる前記車体(2)の幅方向及び前後方向の荷重を検出する第2のセンサ(6B)とを含み、前記制御装置(7)が、少なくとも、前記第1のセンサ(6A)が検出した前記荷重、及び前記第2のセンサ(6B)が検出した前記荷重に基づいて、前記駆動ユニットを制御するとよい。
この態様によれば、ハンドルの複数の位置に対して荷重が加わる場合に、これらの荷重を個別に検出することができる。
本発明によれば、幅方向への操作が容易な台車が提供される。
本発明の実施形態に係る台車の斜視図 前記台車の平面図 前記台車の主輪の断面図 前記台車の全方向車輪の側面図 前記台車のハンドルの第1変形例を示す概略平面図 前記台車のハンドルの第2変形例を示す概略平面図 前記台車のハンドルの第3変形例を示す概略平面図 前記台車のハンドルの第4変形例を示す概略平面図 前記台車のハンドルの第5変形例を示す概略平面図
以下、図1~図4を参照して、本発明に係る台車1の実施形態について説明する。以下、台車1を基準として各方位を定める。
図1及び図2に示すように、台車1は、車体2と、車体2に設けられ、車体2を床面に沿った全方向に移動させる少なくとも1つの全方向車輪3と、全方向車輪3のそれぞれを駆動する駆動ユニット4と、車体2に設けられ、使用者の操作を受け付けるハンドル5と、ハンドル5に加わる荷重を検出する力覚センサ6と、力覚センサ6のそれぞれが検出した荷重に基づいて駆動ユニット4を制御する制御装置7とを有する。
車体2は、前後に延びている。車体2の後部2Aは、前部2Bよりも上方に延びている。車体2の前部2Bには、他の装置を支持するための支持台11が設けられている。支持台11に支持される装置は、例えば、X線スキャナ等の検査機器を含む。装置は、支持台11に締結されるとよい。車体2の後部2Aの内部には、制御装置7、バッテリ、各種センサが設けられているとよい。
車体2の後部2Aの上面の後方の左右中間部には、略上方に向けて延びるハンドルホルダ35が設けられている。ハンドルホルダ35は、車体2の後部2Aの互いに左右に間隔をおいた左右対称位置から後傾しつつ上方に延出する一対の支持柱36と、両支持柱の上端間を車体2の幅方向に沿って延在する横部材37とを有する。
本実施形態では、一対の全方向車輪3が車体2の後部2Aの下部に設けられている。また、車体2の前部2Bの下部には、サスペンションを介して左右のキャスター13が支持されている。サスペンションは、車体2の下方に配置され、左右に延びるアーム14と、車体2とアーム14との間に配置されたばね15及びショックアブソーバ16とを有する。各キャスター13は、アーム14の左端及び右端の下方に配置されている。各キャスター13は、アーム14に上下に延びる軸線を中心として回転可能に結合されたフォーク13Aと、フォーク13Aに水平方向に延びる軸線を中心として回転可能に支持された車輪13Bとを有する。フォーク13Aはアーム14に対して自由に回転し、車輪13Bはフォーク13Aに対して自由に回転する。
図2に示すように、一対の全方向車輪3は、左右に間隔を於いて配置されている。本実施形態では、一対の全方向車輪3は、車体2の後部2Aの左下及び右下に配置されている。図3に示すように、各全方向車輪3は、フレーム17と、フレーム17に回転可能に支持された一対のドライブディスク18と、一対のドライブディスク18の間に配置された環状の主輪19とを有する。
図1及び図3に示すように、フレーム17は、車体2の下部に結合されたフレーム上部17Aと、フレーム上部17Aの左右端から下方に延びた一対のフレーム側部17Bとを有する。一対のフレーム側部17Bの下端には、左右に延びる支持軸21が架け渡されている。支持軸21には、一対のドライブディスク18が回転可能に支持されている。一対のドライブディスク18は支持軸21の軸線Y1を中心として回転する。各ドライブディスク18は、支持軸21に対して左右方向に於ける位置が規制されている。各ドライブディスク18は、左右方向に互いに距離を於いて対向している。
ドライブディスク18は、環状の主輪19の両側にそれぞれ配置され、主輪19に摩擦力を与えて主輪19を中心軸線回り及び環状の軸線回りに回転させる。ドライブディスク18は、フレーム17に回転可能に支持される円盤状のハブ18Aと、ハブ18Aの外周部に互いに傾斜して回転可能に支持され、主輪19に接触する複数のドライブローラ18Bとを有する。ハブ18Aは、支持軸21と同軸に配置されている。
各ドライブディスク18の互いに相反する面にはドリブンプーリ18Cがそれぞれ設けられている。ドリブンプーリ18Cはドライブディスク18と同軸に設けられている。駆動ユニット4は、車体2の下部に設けられ、各ドライブディスク18に対応した複数の電動モータ25を有する。本実施形態では、4つのドライブディスク18に対応して4つの電動モータ25が設けられている。各電動モータ25の出力軸にはドライブプーリ26が設けられている。対応するドライブプーリ26とドリブンプーリ18Cとはベルト27によって接続されている。各電動モータ25が互いに独立して回転することによって、各ドライブディスク18が互いに独立して回転する。
図4に示すように、主輪19は、環状をなし、一対のドライブディスク18の間にドライブディスク18と同軸に配置され、複数のドライブローラ18Bに接触し、中心軸線回り及び環状の軸線回りに回転可能となっている。主輪19は、円環状の環状体31と、環状体31に回転可能に支持された複数のドリブンローラ32とを有する。複数のドリブンローラ32は、環状体31の円周方向に等間隔で配列されている。各ドリブンローラ32は、環状の環状体31の軸線A1(環状の軸線)を中心として回転可能に環状体31に支持されている。各ドリブンローラ32は、環状体31に対するそれぞれの位置に於いて、環状体31の接線を中心として回転することができる。各ドリブンローラ32は、外力を受けて環状体31に対して回転する。
主輪19は、一対のドライブディスク18の外周部に沿って配置され、各ドライブディスク18に設けられた複数のドライブローラ18Bと接触している。各ドライブディスク18のドライブローラ18Bは、主輪19の内周部に接触し、左右両側から主輪19を挟持する。また、左右のドライブディスク18のドライブローラ18Bは、主輪19の内周部に接触することによって、ドライブディスク18の軸線Y1を中心とした径方向への変位を規制する。これにより、主輪19は左右のドライブディスク18に支持され、主輪19(環状体31)の中心軸線は左右のドライブディスク18の軸線Y1と同軸に配置される。主輪19は、複数のドリブンローラ32に於いて、左右のドライブディスク18の複数のドライブローラ18Bに接触する。
各全方向車輪3に於いて、一対のドライブディスク18が同一方向に同一の回転速度で回転する場合には、主輪19は一対のドライブディスク18と共に回転する。すなわち、主輪19は軸線Y1と一致する自身の回転軸線を中心として前転又は後転する。このとき、ドライブディスク18のドライブローラ18B及び主輪19のドリブンローラ32は環状体31に対して回転しない。各全方向車輪3に於いて、一対のドライブディスク18間に回転速度差が生じる場合には、一対のドライブディスク18の回転に起因する円周(接線)方向の力に対し、この力に直交する向きの分力が左右のドライブローラ18Bから主輪19のドリブンローラ32に作用する。ドライブローラ18Bの軸線がドライブローラ18Bの周方向に対して傾斜しているため、ドライブディスク18間に回転速度差に起因して分力が生じる。この分力によって、ドライブローラ18Bがハブ18Aに対して回転すると共に、ドリブンローラ32が環状体31に対して回転する。これにより、主輪19は、左右方向への駆動力を発生させる。
左右の全方向車輪3が前方に同じ速度で回転することによって、台車1が前進する。左右の全方向車輪3が後方に同じ速度で回転することによって、台車1が後退する。左右の全方向車輪3の前後方向への回転に速度が生じることによって、台車1は右方又は左方に旋回する。左右の全方向車輪3の各主輪19のドリブンローラ32が回転することによって、台車1は右方又は左方に平行移動する。
次に、図1及び図2を参照して、本実施形態に係るハンドル5について詳述する。本実施形態では、車体2は平面視で前後に長い長方形をなす。ハンドル5は、幅方向に延びる第1部5Aと、前後方向に延びる第2部5Bとを有する。本実施形態では、ハンドル5は、幅方向に於いて互いに離れた一対の第2部5Bを有する。第1部5Aは、車体2の後縁よりも後方に配置されているとよい。本実施形態では、第1部5Aは、車体2の後縁に沿って、車体2の後方かつ上方位置を水平に左右に延びている。第1部5Aの左右端は、車体2の側縁よりも左右方向に於いて内側に配置されている。第1部5A及び第2部5Bは、互いに直接接続されているとよい。本実施形態では、第2部5Bは、第1部5Aの左右端から水平に前方に延びている。第2部5Bの前端は、車体2の前後方向に於ける略中央であって、かつ前後方向に於いて互いに略一致する位置に配置されている。第2部5B同士は互いに略平行をなし、第1部5A及び第2部5Bは互いに略垂直をなす。
第1部5A及び2つの第2部5Bのうちの少なくとも2つは、同じ高さに配置されているとよい。本実施形態では、第1部5A及び第2部5Bが、いずれも略同一の高さに配置されている。所望に応じて、第1部5Aを第2部5Bよりも高い位置に、又は低い位置に配置してもよい。ハンドル5の少なくとも一部が上下に傾斜してもよい。
第2部5Bのそれぞれの前端からは、車体2の後部2Aの上面に向けて、延長部5Dが下向きに延びている。車体2は、ハンドル5の前後左右方向の変位範囲を規制するストッパ39を有するとよい。また、ストッパ39は、第2部5Bの前端の変位範囲を規制するとよい。本実施形態では、ストッパ39が、車体2の後部2Aの上面に於ける、延長部5Dに対して上下に対向する位置に設けられている。ストッパ39は、上向きに開かれた凹部を画定する筒状体である。ストッパ39の凹部は、延長部5Dの下端を受容しており、ストッパ39の内周面と延長部5Dの外周面との間には、所定距離の幅を有する空隙が設けられている。これにより、第2部5Bの延長部5Dの前後左右方向への変位が所定距離以下となるように規制されている。
ハンドル5は、更に、幅方向に延びて第2部5Bを互いに連結する連結部5Cを有する。連結部5Cは、第2部5Bの、第1部5Aより前方の位置を互いに連結し、第1部5Aに対して平行に延びている。別の実施形態として、第1部5Aが連結部5Cに結合されてもよい。例えば、連結部5Cの左右端が、それぞれ後方に曲げられ、第1部5Aの両端より内側の位置に結合されてもよい。
連結部5Cは、力覚センサ6を介して車体2に結合されているとよい。本実施形態では、車体2のハンドルホルダ35の横部材37の左右方向に於ける中央部が、力覚センサ6を介して、連結部5Cの左右方向に於ける中央部に結合されている。これにより、力覚センサ6は、使用者がハンドル5に加える操作力(荷重)の大きさ及び方向を検出することができる。別の実施形態として、第1部5Aの左右方向に於ける中央部が、力覚センサ6を介して車体2に結合されていてもよい。
力覚センサ6は、水平面上に於いて互いに直交する2軸に沿った荷重を検出する2軸力覚センサであるとよい。本実施形態の力覚センサ6は、ハンドル5に加わる前後方向(x軸)の荷重である前後荷重と、左右方向(y軸)の荷重である左右荷重とを検出できる。別の実施形態として、力覚センサ6は、更に鉛直軸(z軸)を中心としたモーメントを検出できるものであってもよい。
制御装置7は、力覚センサ6の信号に基づいて駆動ユニット4を制御する。制御装置7は、力覚センサ6からの信号に基づいて車体2の進行方向及び速度を決定し、決定した車体2の進行方向及び速度に基づいて駆動ユニット4の各電動モータ25の制御量を決定するとよい。
次に、本実施形態に係る台車1の作動の要領について詳述する。使用者は、台車1の後方、又は左右側方に立ってハンドル5を操作するとよい。台車1を前後方向に移動させる場合には、使用者は第1部5Aを前後方向に押し引きするとよい。台車1を幅方向に移動させる場合には、使用者は第2部5Bのいずれかを幅方向に押し引きするとよい。第1部5Aに加わる前後方向及び幅方向の荷重は力覚センサ6により検出され、検出結果に基づいて、駆動ユニット4が台車1を対応する方向に駆動する。なお、使用者は第1部5Aを幅方向に押し引きしてもよく、第2部5Bを前後方向に押し引きしてもよい。第2部5Bは幅方向に於いて互いに離れて設けられているため、使用者は、左右の手によって直感的に違和感なくハンドル5を操作することができる。また、第2部5Bが車体2の少なくとも中間部に達するように延在しているため、使用者は台車1の前側から第2部5Bを操作することもできる。
次に、図2を参照して、ハンドル5に対する全方向車輪3の配置位置及び台車1の重心位置Gについて説明する。全方向車輪3の全ては、第2部5Bの前端よりも後方かつ第2部5Bの後端よりも前方に配置されている。これにより、台車1の構造をコンパクト化できるため、使用者がハンドル5を介して台車1を走行させ易くなる。更に、平面視に於いて、全方向車輪3と、使用者がハンドル5に対して荷重を加える位置、すなわち第1部5A及び又は第2部5Bとの間の距離が比較的短くなる。これにより、使用者がハンドル5を介して台車1を違和感なく走行させることができる。
台車1の重心位置Gは、第2部5Bの前端よりも後方かつ第2部5Bの後端よりも前方に配置されているとよい。本実施形態では、台車1の重心位置Gは、幅方向に於いて両第2部5Bの間に配置され、かつ第2部5Bの前端よりも後方かつ第2部5Bの後端よりも前方に配置されている。従って、平面視に於いて、重心位置Gと、使用者がハンドル5に対して荷重を加える位置、すなわち第1部5A及び又は第2部5Bとの間の距離が比較的短くなるため、該荷重が台車1の移動に効率的に寄与されることとなる。これにより、使用者がハンドル5を介して台車1を違和感なく走行させることができる。また、平面視に於いて、台車1の重心位置Gと第1部5Aとの間の前後方向の距離は短いことが好ましい。これによれば、使用者が台車1を前後方向に移動させる場合に、台車1に対して働く鉛直軸(z軸)を中心としたモーメントが小さくなるため、使用者がハンドル5を介して台車1を走行させ易くなる。
次に、本実施形態に係る台車1の効果について詳述する。ハンドル5の第1部5A及び第2部5Bは同じ高さに配置されているため、ハンドル5の操作性が向上されている。また、第1部5Aは、車体2の後縁よりも後方に配置されているため、ハンドル5の操作性が一層向上されている。また、第1部5A及び第2部5Bは互いに直接接続され、かつ連結部5Cを介して車体2に結合されているため、ハンドル5の操作性が一層向上されている。更に、第1部5A及び第2部5Bに加えられる荷重を単一の力覚センサ6を用いて検知できるため、力覚センサ6の数が削減されると共に、その組付け及び配線が比較的容易である。
力覚センサ6は、車体2から延びるハンドルホルダ35の横部材37と、ハンドル5の連結部5Cとの間に設けられている。従って、ハンドル5を車体2に結合する部分が、使用者に操作されるべき部分以外に設けられているため、ハンドル5の操作が力覚センサ6によって妨げられない。これにより、ハンドル5の操作性が一層向上されている。
また、ハンドル5は、ストッパ39によって、前後左右方向への変位範囲が規制されている。これにより、ハンドル5に過剰な荷重が加えられた場合でも、ハンドル5が所定距離を超えて変位しないため、力覚センサ6に過剰な荷重が加わる虞が回避される。本実施形態では、第2部5Bの前端は、ハンドル5の他の部分と比較して前後左右方向に大きく変位することから、ハンドル5の変位範囲がより効果的に規制されている。これにより、力覚センサ6に過剰な荷重が加わる虞がより効果的に回避される。
次に、図5~図9を参照して、本発明の台車1に係る複数の変形例について説明する。図5に示された第1変形例に係る台車1のハンドル5は、車体2の後縁に沿って、車体2の後方かつ上方位置を水平に左右に延び、車体2の側縁の内側に配置された左右端を有する第1部5Aと、第1部5Aの左右端から車体2の側縁の内側かつ車体上方の位置を水平に前後に延びる第2部5Bとを有する。第2部5Bの前端は、車体2の前縁の前方に至り、左右方向に延在する第3部5Eにより互いに連結されている。第3部5Eは、車体2の前縁に沿って、車体2の前方かつ上方位置を水平に左右に延びている。ハンドル5は、更に、第2部5Bの前後方向に於ける中央部を互いに連結し、水平に左右に延びる連結部5Cを有する。第1部5A、第2部5B、第3部5E、及び連結部5Cは、いずれも略同一の高さに配置されている。第1部5A、第3部5E、及び連結部5Cは、互いに略平行をなす。第2部5B同士は、互いに略平行をなす。第2部5Bは、第1部5A、第3部5E、及び連結部5Cに対して略垂直をなす。ハンドル5は全体として平面視で長方形かつ環状に形成されている。
連結部5Cの左右方向に於ける中央部には、力覚センサ6が設けられている。力覚センサ6は、車体2の上面から略上方に延びるハンドルホルダ35に結合されている。力覚センサ6は、車体2とハンドル5との間に設けられていることにより、ハンドル5に加わる荷重を検出することができる。
第1変形例に係る台車1によれば、使用者は、台車1との前後方向及び幅方向に於ける位置関係に依らず、ハンドル5を介して台車1を操作し易くなっている。
図6に示された第2変形例に係る台車1のハンドル5は、車体2の後縁の前方の左右方向に於ける中央部から左右外側かつ後方に向けて斜めに延び、車体2の側縁の内側かつ車体2の後縁の後方に配置された左右端を有する2本の直線部分からなる第1部5Aと、第1部5Aの左右端から車体2の側縁の内側を水平に前方に延び、車体2の前後中間位置に配置された第2部5Bとを有する。第2部5B同士は、互いに略平行をなす。従って、ハンドル5は、上面視で、前後が反転した略M字状に形成されている。
第1部5Aの左右方向に於ける中央部には、力覚センサ6が設けられている。力覚センサ6は、車体2の上面から略上方に延びるハンドルホルダ35に結合されている。力覚センサ6は、車体2とハンドル5との間に設けられていることにより、ハンドル5に加わる荷重を検出することができる。
第2変形例に係る台車1によれば、第1部5Aの左右方向に於ける中央部が台車1の後縁よりも前方に配置され、かつ第1部5Aの左右端が台車1の後縁よりも後方に配置されている。これにより、使用者が、台車1の後方位置に於いてハンドル5を介して台車1を操作し易くなっている。
図7に示された第3変形例に係る台車1のハンドル5は、車体2の後縁の後方の、左右方向に於ける中央位置から左右外方にかけて前方に湾曲しつつ水平に左右に延び、車体2の後縁の前方かつ車体2の側縁の内側に配置された左右端を有する第1部5Aと、第1部5Aの左右端から、車体2の側縁の内側を水平に左右内向きに湾曲しつつ前方に延び、車体2の前後中間位置に配置された第2部5Bとを有する。従って、ハンドル5は、上面視で、略U字状に形成されている。
ハンドル5は、更に、第2部5Bの前後中間位置を互いに連結し、車体2の後縁に沿って左右に水平に延びる連結部5Cを有する。連結部5Cの左右方向に於ける中央部には、力覚センサ6が結合されている。力覚センサ6は、車体2の上面から略上方に延びるハンドルホルダ35に結合されている。力覚センサ6は、車体2とハンドル5との間に設けられていることにより、ハンドル5に加わる荷重を検出することができる。
第3変形例に係る台車1によれば、第1部5A及び第2部5Bが滑らかに連結されている。これにより、使用者が、第1部5Aを用いた台車1の移動と、第2部5Bを用いた台車1の移動とを比較的スムースに切り替えることができるため、ハンドル5の操作性が向上されている。
図8に示された第4変形例に係る台車1のハンドル5は、車体2の後縁の後方の互いに間隔をおいた左右対称位置から左右外方にかけて前方に湾曲しつつ水平に延び、車体2の後縁の前方かつ車体2の側縁の内側に配置された左右外側端を有する一対の第1部5Aと、第1部5Aの左右外側端から、車体2の側縁の内側を水平に左右内向きに湾曲しつつ前方に延び、車体2の前後中間位置に配置された一対の第2部5Bとを有する。
第4変形例に係る台車1は、複数の力覚センサ6を有し、制御装置7は、複数の力覚センサ6がそれぞれ検出した荷重に基づいて駆動ユニット4を制御する。詳細には、力覚センサ6は、第2部5Bの一方に加わる車体2の幅方向及び前後方向の荷重を検出する第1の力覚センサ6Aと、第2部5Bの他方に加わる車体2の幅方向及び前後方向の荷重を検出する第2の力覚センサ6Bとを含む。また、制御装置7は、第1の力覚センサ6Aが検出した荷重、及び第2の力覚センサ6Bが検出した荷重に基づいて、駆動ユニット4を制御する。制御装置7は、例えば、第1の力覚センサ6A及び第2の力覚センサ6Bが左右方向について互いに逆向きの荷重を検出した場合に、台車1の左右方向についての速度を減速すべく、駆動ユニット4を制御する。
第2部5Bの一方の前後中間位置には第1の力覚センサ6Aが結合され、第2部5Bの他方の前後中間位置には第2の力覚センサ6Bが結合されている。第1の力覚センサ6A及び第2の力覚センサ6Bは、車体2の上面からそれぞれ略上方に延びる一対のハンドルホルダ35のうちの対応するものに結合されている。第1の力覚センサ6Aは、車体2と、第2部5Bの一方との間に設けられ、第2の力覚センサ6Bは、車体2と、第2部5Bの他方との間に設けられている。これにより、第1の力覚センサ6Aは、第2部5Bの一方、及びそれに対応する第1部5Aの一方に加わる荷重を検出することができる。また、第2の力覚センサ6Bは、第2部5Bの他方、及びそれに対応する第1部5Aの他方に加わる荷重を検出することができる。別の変形例として、力覚センサ6が、車体2と、一対の第1部5Aの一方又は両方との間に設けられた第3の力覚センサ6C(図示せず)を更に含み、かつ、制御装置7が、第1の力覚センサ6Aが検出した荷重、第2の力覚センサ6Bが検出した荷重、及び第3の力覚センサ6Cが検出した荷重に基づいて駆動ユニット4を制御してもよい。また、第1の力覚センサ6A及び第2の力覚センサ6Bは、対応する第2部5B上に設けられた感圧センサとすることもできる。
第4変形例に係る台車1によれば、第1の力覚センサ6A及び第2の力覚センサ6Bが、一対の第2部5Bに対して加わる荷重を個別に検出することができる。これにより、いずれかの第2部5Bが障害物等に当接した場合に、台車1が該障害物又は使用者に対して過度な押圧を加える虞を回避できる。
図9に示された第5変形例に係る台車1のハンドル5は、車体2の後縁の後方の、左右方向に於ける中央位置から左右外方にかけて前方に湾曲しつつ水平に左右に延び、車体2の後縁の後方かつ車体2の側縁の内側で終息する左右端を有する第1部5Aと、第1部5Aの左右端から、車体2の側縁の内側を水平に左右内向きに湾曲しつつ前方に延び、車体2の後縁の略直上で終息する第2部5Bとを有する。従って、ハンドル5は、上面視で、略U字状に形成されている。
ハンドル5は、更に、第2部5Bの前後中間位置を互いに連結し、車体2の後縁に沿って左右に水平に延びる連結部5Cを有する。連結部5Cの左右方向に於ける中央部には、力覚センサ6が結合されている。力覚センサ6は、車体2の後面から後傾しつつ上方に延出するハンドルホルダ35に結合されている。別の変形例として、ハンドルホルダ35は、車体2の上面から後傾しつつ上方に延出するものであってもよい。力覚センサ6は、車体2とハンドル5との間に設けられていることにより、ハンドル5に加わる荷重を検出することができる。
第5変形例に係る台車1によれば、ハンドル5が車体2の上部に配置されていないため、台車1が、より大型の装置を支持することができる。
以上で具体的な実施形態の説明を終えるが、本発明は上記実施形態及び上記変形例に限定されることなく、幅広く変形実施することができる。例えば、ハンドル5の第2部5Bは、車体2の側縁の外側位置を前後方向に延在してもよい。同様に、ハンドル5の第1部5A或いは第3部5Eが、車体2の後縁の後方或いは車体2の前縁の前方に延在してもよい。これによれば、ハンドル5が障害物に衝当したときに、台車1が自動的に障害物から離れる向きに駆動される利点が得られる。
1 :台車
2 :車体
3 :全方向車輪
4 :駆動ユニット
5 :ハンドル
5A :第1部
5B :第2部
5C :連結部
5D :延長部
5E :第3部
6 :力覚センサ
6A :第1の力覚センサ
6B :第2の力覚センサ
7 :制御装置
17 :フレーム
18 :ドライブディスク
18A :ハブ
18B :ドライブローラ
19 :主輪
25 :電動モータ
27 :ベルト
31 :環状体
32 :ドリブンローラ
35 :ハンドルホルダ
36 :支持柱
37 :横部材
39 :ストッパ

Claims (14)

  1. 台車であって、
    車体と、
    前記車体に設けられ、前記車体を床面に沿った全方向に移動させる少なくとも1つの全方向車輪と、
    前記全方向車輪を駆動する駆動ユニットと、
    前記車体に設けられ、使用者の操作を受け付けるハンドルと、
    前記ハンドルに加わる、前記車体の幅方向及び前後方向の荷重を検出する少なくとも1つのセンサと、
    前記センサが検出した前記荷重に基づいて前記駆動ユニットを制御する制御装置とを有し、
    前記ハンドルは、前記幅方向に延びる第1部と、前記前後方向に延びる少なくとも1つの第2部とを有する台車。
  2. 前記ハンドルが、前記幅方向に於いて互いに離れた一対の前記第2部を有する請求項1に記載の台車。
  3. 前記第1部及び一対の前記第2部のうちの少なくとも2つは、同じ高さに配置されている請求項2に記載の台車。
  4. 前記第1部及び前記第2部は互いに直接接続され、かつ共通の部材を介して前記車体に結合されている請求項2又は3に記載の台車。
  5. 前記ハンドルの前記第1部が、前記車体の後端よりも後方に配置されている請求項1に記載の台車。
  6. 前記ハンドルは、前記幅方向に延びて前記第2部を互いに連結する連結部を有し、
    前記第1部は、前記第2部を互いに連結し、又は前記連結部に結合され、
    前記連結部が、前記センサを介して前記車体に結合されている請求項2に記載の台車。
  7. 前記第1部は、前記車体の後端の後方にて、前記車体の左右端の内側の位置まで延び、
    前記第2部は、前記第1部の左右端から、前記車体の左右端の内側に於いて前方に向けて延出し、
    前記第1部の左右中間位置が、前記センサを介して前記車体に結合されている請求項2に記載の台車。
  8. 前記第1部は、前記車体の後端の後方にて、前記車体の左右端の内側の位置まで延び、
    前記第2部は、前記第1部の左右端から、前記車体の左右端の内側に於いて前方に向けて延出し、
    前記第2部の前後中間位置が、左右に延在する連結部により互いに連結され、
    前記連結部が、前記センサを介して前記車体に結合されている請求項2に記載の台車。
  9. 平面視に於いて、前記台車の重心は、前記第2部の前端よりも後方かつ前記第2部の後端よりも前方に配置されている請求項1に記載の台車。
  10. 平面視に於いて、前記全方向車輪の全ては、前記第2部の前端よりも後方かつ前記第2部の後端よりも前方に配置されている請求項1に記載の台車。
  11. 前記車体は、前記ハンドルの前後左右方向の変位範囲を規制するストッパを有する請求項1に記載の台車。
  12. 前記ストッパは、前記第2部の前端の変位範囲を規制する請求項11に記載の台車。
  13. 前記第2部の前端は、前記車体の前端の前方に至り、前記第2部の前記前端が、左右方向に延在する第3部により互いに連結されている請求項2に記載の台車。
  14. 前記センサが、前記第2部の一方に加わる前記幅方向及び前記前後方向の荷重を検出する第1のセンサと、前記第2部の他方に加わる前記幅方向及び前記前後方向の荷重を検出する第2のセンサとを含み、
    前記制御装置が、少なくとも、前記第1のセンサが検出した前記荷重、及び前記第2のセンサが検出した前記荷重に基づいて、前記駆動ユニットを制御する請求項2に記載の台車。
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