JP2023020564A - トラクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】操作ケーブルを用いることによる利点を生かしながらも、車体後部側に位置する可動部材の動作の邪魔にならないようにすることが要望されていた。【解決手段】3点リンク機構20を昇降駆動する昇降駆動ユニット9と、作業装置の牽引負荷に応じて揺動する負荷検出部材21の揺動変化を昇降駆動ユニット9に伝える機械式連係ユニット22と、が備えられ、機械式連係ユニット22に、負荷検出部材21の揺動量に応じて連動する操作ケーブル47が備えられ、操作ケーブル47は、上手側端部及び下手側端部のそれぞれが、上下方向に沿って延びる状態で、かつ、下手側端部が上手側端部よりも前側に位置する状態で設けられている。【選択図】図4

Description

本発明は、作業装置を昇降可能に取付ける3点リンク機構が備えられたトラクタに関する。
上記トラクタは、プラウ等の作業装置が3点リンク機構に取り付けられた状態で耕起作業等を行うように構成され、作業時に作業装置に作用する牽引負荷の変化を昇降操作量に変換して昇降駆動ユニットに伝えるドラフト制御用の機械式連係ユニットが備えられたものがある。そして、従来では、機械式連係ユニットが牽引負荷の変化を操作ケーブルにより伝達するものがあった(例えば特許文献1参照)。
特許文献1に記載されるものでは、機械式連係ユニットの全体が車体の左右方向一方側に片寄せた状態で備えられ、操作ケーブルは、車体後方側に向けて延びて円弧状に湾曲したのち、車体前方側に向けて戻るように延びて、中継用リンク機構に連結される構成となっていた。
特開2020-191843号公報
上記従来構成では、牽引負荷の変化が操作ケーブルを介して昇降駆動ユニットに伝えられる構成であるから、例えば、複数のリンクを連動連結することにより牽引負荷の変化を伝えるものに比べて、構成の簡素化を図れるとともに、チャタリングの発生を防止して、円滑な伝達を行える利点がある。
しかし、操作ケーブルが、車体後方側に向けて延びたのち湾曲する状態で配索されるので、車体後部側に位置する3点リンク機構等に接触するおそれが大であり、昇降動作が良好に行えなくなるおそれがある等の不利な面があった。
そこで、操作ケーブルを用いることによる利点を生かしながらも、車体後部側に位置する3点リンク機構等の動作の邪魔にならないようにすることが要望されていた。
本発明に係るトラクタの特徴構成は、車体の後部に上下揺動可能に連結され、作業装置を取り付け可能な3点リンク機構と、前記3点リンク機構を昇降駆動する昇降駆動ユニットと、前記作業装置が前記車体に牽引されながら対地作業を行う場合に前記作業装置の牽引負荷に応じて揺動する負荷検出部材と、前記負荷検出部材の揺動変化を前記昇降駆動ユニットに伝える機械式連係ユニットと、が備えられ、前記機械式連係ユニットに、前記負荷検出部材の揺動量に応じて連動する操作ケーブルが備えられ、前記操作ケーブルは、前記操作ケーブルにおける前記負荷検出部材側の上手側端部及び前記操作ケーブルにおける前記昇降駆動ユニット側の下手側端部のそれぞれが、上下方向に沿って延びる状態で、かつ、前記下手側端部が前記上手側端部よりも前側に位置する状態で設けられている点にある。
本発明によれば、負荷検出部材の揺動変化が操作ケーブルを介して昇降駆動ユニットに伝えられるので、複数のリンクを連結するものに比べて、簡素な構成であり、かつ、チャタリングの発生がなく円滑な伝達を行い易い。そして、操作ケーブルは、負荷検出部材側の上手側端部及び昇降駆動ユニット側の下手側端部のそれぞれが上下方向に沿って延びている。ここで、上下方向に沿って延びる構成には、鉛直方向またはそれに近い方向としての上下方向だけでなく、少し斜め姿勢に傾斜している状態も含まれる。そして、操作ケーブルは、下手側端部が上手側端部よりも前側に位置する状態で設けられているので、操作ケーブル全体が上手側端部よりも車体前側を通過する状態となる。その結果、操作ケーブルが車体後方側に向けて出っ張ることを回避でき、車体後部側に位置する3点リンク機構等に接触するおそれが少なく、作業装置の昇降動作を円滑に行うことができる。
従って、操作ケーブルを用いることによる利点を生かしながらも、車体後部側に位置する3点リンク機構等の動作の邪魔にならないようにすることが可能となった。
本発明においては、前記機械式連係ユニットに、前記負荷検出部材の揺動軸芯と異なる揺動軸芯周りで前記負荷検出部材の揺動と連動して揺動する揺動操作部材が備えられ、前記操作ケーブルの前記上手側端部が前記揺動操作部材に連結され、前記揺動操作部材は、上下方向に沿って延びる前記操作ケーブルの操作に伴って水平姿勢を挟んで上下に揺動するように構成されていると好適である。
本構成によれば、負荷検出部材と揺動操作部材とがそれぞれ異なる軸芯周りで揺動するので、操作ケーブルが負荷検出部材の揺動変位の仕方により制約を受けることなく、揺動操作部材に伴う操作ケーブルの操作が良好に行えるように設定することが可能となる。
そして、操作ケーブルの操作に伴って揺動操作部材が揺動操作されるとき、揺動操作部材は水平姿勢を挟んで上下に揺動するので、操作ケーブルと揺動操作部材との連結箇所は水平方向での振れ幅が少ない。その結果、操作ケーブルの上手側における外周部(アウターケーブル)が支持される箇所において、摺動部分(インナーケーブル)と固定部分(アウターケーブル)とが強く擦れ合うことがなく、摩耗するおそれが少ない。
本発明においては、前記機械式連係ユニットに、前記操作ケーブルにおける前記下手側端部が連結される第一中継アームが備えられ、前記第一中継アームは、上下方向に沿って延びる前記操作ケーブルの操作に伴って水平姿勢を挟んで上下に揺動するように構成されていると好適である。
本構成によれば、操作ケーブルの操作に伴って第一中継アームが揺動操作されるとき、第一中継アームは水平姿勢を挟んで上下に揺動するので、操作ケーブルと第一中継アームとの連結箇所は水平方向での振れ幅が少ない。その結果、操作ケーブルの下手側における外周部(アウターケーブル)が支持される箇所において、摺動部分(インナーケーブル)と固定部分(アウターケーブル)とが強く擦れ合うことがなく、摩耗するおそれが少ない。
本発明においては、前記第一中継アームと一体的に揺動する第二中継アームと、前記第二中継アームに連動連係された連動部材と、が備えられ、前記第二中継アームは、前記操作ケーブルの操作に伴って前後に揺動するように構成され、且つ、前記連動部材を前後に移動させて前記負荷検出部材の揺動変化を前記昇降駆動ユニットに伝えるように構成されていると好適である。
本構成によれば、操作ケーブルを上下方向に移動させる構成でありながら、連動部材を前後方向に沿う状態に配置させることができ、機械式連係ユニットを上下方向にコンパクト化させることができる。
本発明においては、前記機械式連係ユニットに、前記負荷検出部材の揺動軸芯と異なる揺動軸芯周りで前記負荷検出部材の揺動と連動して揺動する揺動操作部材が備えられ、前記負荷検出部材を揺動可能に支持する支持フレームが、車体フレームに支持される状態で備えられ、前記揺動操作部材を揺動可能に支持する支持部材が、前記支持フレームに支持される状態で設けられ、前記操作ケーブルに、インナーケーブルと、前記インナーケーブルをスライド可能に外挿支持するアウターケーブルと、が備えられ、前記アウターケーブルの上手側の端部が、前記支持部材により位置固定状態で支持されていると好適である。
本構成によれば、支持部材が、強固に設けられた支持フレームにより支持されており、この支持部材により、揺動支持部材及びアウターケーブルの上手側端部を安定的に支持することができる。また、揺動支持部材を支持するための支持部材を利用してアウターケーブルの上手側端部を支持するので、アウターケーブルを支持するための専用の部材を設ける必要がなく、部材の共用によって構成の簡素化が図れる。
本発明においては、前記操作ケーブルに、インナーケーブルと、前記インナーケーブルをスライド可能に外挿支持するアウターケーブルと、が備えられ、前記アウターケーブルの下手側の端部を支持するブラケットが、車体フレームに支持される状態で備えられていると好適である。
本構成によれば、アウターケーブルの下手側端部を、ブラケットを介して車体フレームにて安定的に支持することができる。
トラクタの側面図である。 昇降駆動ユニット及び機械式連係ユニットの構成を示す要部の右側面図である。 昇降駆動ユニット及び機械式連係ユニットの構成を示す要部の平面図である。 昇降駆動ユニット及び機械式連係ユニットの構成を示す要部の背面図である。 昇降駆動ユニット及び機械式連係ユニットの構成を示す要部の左側面図である。 機械式連係ユニットの構成を示す要部の分解斜視図である。 機械式連係ユニットの構成を示す要部の分解斜視図である。 機械式連係ユニットの構成を示す要部の横断平面図である。 バルブ操作機構を示す分解斜視図である。 機械式連係ユニットの連係構成を示す連係系統図である。
以下、本発明を実施するための形態を図面に基づいて説明する。なお、図面中に「F」の矢印で示された方向が機体前側、「B」の矢印で示された方向が機体後側、「L」の矢印で示された方向が機体左側、「R」の矢印で示された方向が機体右側を示す。従って、車体横幅方向が左右方向に対応する。
図1に示されるトラクタに、左右一対の前輪1と、左右一対の後輪2と、前部フレーム3と、中間フレーム4と、クラッチハウジング5と、ミッションケース6と、運転部7と、左右一対のリアフェンダ8と、が備えられている。
左右一対の前輪1は、車体の前部に配置された前部フレーム3に軸支され、前部フレーム3よりも機体横外側に位置する。前部フレーム3と中間フレーム4との間にクラッチハウジング5が配置されている。中間フレーム4の後端部にミッションケース6が連結されている。クラッチハウジング5及びミッションケース6は、トラクタの車体フレームとしても兼用されている。即ち、前部フレーム3、中間フレーム4、クラッチハウジング5、ミッションケース6、等が一体的に連結されてトラクタの車体フレームSFが構成されている。ミッションケース6の上側に、後述する昇降駆動ユニット9を支持する後部支持ケース10が備えられている。
前部フレーム3の後部にエンジンEが載置支持され、エンジンEの後端下部にクラッチハウジング5が連結されている。また、左右一対の後輪2は、ミッションケース6の左右外方に位置する状態で、ミッションケース6に軸支されている。
図示は省略するが、クラッチハウジング5に主クラッチ等が内蔵され、中間フレーム4に伝動軸が備えられ、ミッションケース6に主変速装置や副変速装置等が内蔵されている。そして、エンジンEの動力が、主クラッチ、伝動軸、主変速装置、副変速装置等を介して左右一対の前輪1及び左右一対の後輪2に伝達される。ミッションケース6の後部から後方に突出する状態で作業装置12に伝達する動力を出力可能なPTO軸13が備えられている。
運転部7は、車体の後部に配置されるとともに、オペレータの搭乗が可能に構成されている。運転部7に、ステアリングホイール14と運転座席15とが備えられている。運転座席15の左右の機体横外方にリアフェンダ8が配置され、リアフェンダ8は左右の後輪2を上方から覆う。ミッションケース6は、運転座席15の下方に配置されている。
車体の前後中間部には、中間フレーム4の左右両側から立ち上げられ、かつ、上方を迂回するように延びる前部側の保護フレーム16が備えられている。また、車体の後部には、運転座席15の後側に位置する状態で、ミッションケース6の左右横側部から立ち上げられ、かつ、上方を迂回するように延びる後部側の保護フレーム17が備えられている。後部側の保護フレーム17は、ミッションケース6から立ち上げ形成された左右の脚部18と上部のアーチ部19とを有し、前部側の保護フレーム16よりも背低に設けられている。
ミッションケース6の後部に3点リンク機構20が上下揺動可能に連結されている。3点リンク機構20は、左右のロアリンク20aと左右中央のトップリンク20bとを備えて、作業装置12を昇降可能に支持する。図1に示された作業装置12はプラウである。なお、作業装置12として、例えば、ディスクハロー、カルチベータ、サブソイラ、ロータリ等の牽引式の作業装置12を取り付けることができるがこれに限定されない。
左右のリフトロッド23を介して3点リンク機構20における左右のロアリンク20aを吊り下げ支持する左右のリフトアーム25が備えられている。
作業装置12を連結した状態で3点リンク機構20を昇降駆動する油圧式の昇降駆動ユニット9と、作業装置12が車体に牽引されながら対地作業を行う場合に作業装置12の牽引負荷に応じて揺動する負荷検出部材21と、負荷検出部材21の揺動変化を昇降駆動ユニット9に伝える機械式連係ユニット22と、が備えられている。
〔駆動昇降ユニット〕
昇降駆動ユニット9は、左右のリフトアーム25を上下方向に揺動駆動するアクチュエータとしての油圧シリンダ26、油圧シリンダ26の作動油の給排を制御する制御ユニットとしての油圧制御バルブ27、作業装置12の制御目標高さを設定する高さ設定レバー28、高さ設定レバー28の操作及び機械式連係ユニット22の操作により、油圧制御バルブ27のスプール27Aを連動させるバルブ操作機構29、及び、スプール27Aを左右のリフトアーム25に連動させるフィードバックリンク機構30、などを備えている。油圧制御バルブ27は、スプール27Aを車体前方側の下降位置に復帰付勢する付勢手段(図示せず)を内部に備えている。高さ設定レバー28は、横向きのレバー支軸31の軸芯周りで前後揺動可能に後部支持ケース10に支持され、運転座席15の右側方においてリアフェンダ8の上方にまで延びている。
図9及び図10に示すように、バルブ操作機構29は、高さ設定レバー28の操作及び機械式連係ユニット22の操作により揺動可能な操作アーム32、油圧制御バルブ27のスプール27Aに縦軸芯周りで前後揺動可能に支持された天秤アーム33、及び、操作アーム32の揺動に伴って揺動操作され、天秤アーム33の一端部に移動可能に係止する操作部材34、などを備えている。
バルブ操作機構29は、高さ設定レバー28の揺動操作に連動して、油圧制御バルブ27のスプール27Aを、中立位置から上昇位置あるいは下降位置に移動させる。また、バルブ操作機構29は、機械式連係ユニット22の操作に応じてスプール27Aを移動させる。
フィードバックリンク機構30は、左側のリフトアーム25から車体前側に延出する連係リンク35、連係リンク35を介して天秤アーム33の他端部に係止作用する操作部材36、などを備えている。フィードバックリンク機構30は、作業装置12が目標高さに到達すると、その到達に連動して、油圧制御バルブ27のスプール27Aを上昇位置または下降位置から中立位置に移動させる。
操作アーム32には揺動方向に沿う長孔32aが形成されている。高さ設定レバー28から前下方に向けて連動部28aが延設され、その連動部28aに長孔32aに入り込む係合するピン28bが設けられている。高さ設定レバー28を高さ上昇側(後方側)に操作すると、ピン28bを介して操作アーム32が後方に揺動してスプール27Aが上昇位置に操作される。油圧シリンダ26の作動によりリフトアーム25が高さ設定レバー28の設定高さに相当する位置まで上昇すると、フィードバックリンク機構30の操作により、スプール27Aが中立位置に戻り、リフトアーム25が耕耘作業に適した設定高さに維持される。
後述する機械式連係ユニット22の操作により、牽引負荷の増大に起因して操作アーム32が後方に引き操作されると、長孔32aにより後方側への揺動が許容され、リフトアーム25を上昇操作させることができる。
〔負荷検出部材〕
図5及び図6に示すように、負荷検出部材21は、後部支持ケース10の後端に固定された後部フレーム37に、下部の横向きの支軸38を介して前後方向に揺動変位可能に支持されている。負荷検出部材21は前部側に設けられたコイルバネ39によって車体後方に揺動付勢されている。また、負荷検出部材21は、後部フレーム37に形成された長孔40と、負荷検出部材21に設けられたピン41からなる制限機構により前後揺動範囲が制限されている。
図5に示すように、3点リンク機構20のうちトップリンク20bの前端部が、負荷検出部材21に連結ピン42を介して連結されている。また、図1に示すように、左右のロアリンク20aの前端部が、ミッションケース6の後端部に備えた左右のブラケット43に左右の連結ピン44を介して連結されている。この連結構造により、耕耘作業時の牽引負荷は、トップリンク20bを介して負荷検出部材21に作用する。
負荷検出部材21は、牽引負荷が大になった場合に、牽引負荷の上昇に連動して、コイルバネ39の付勢力に抗して基準姿勢(待機状態)から車体前側に揺動変位し、かつ、牽引負荷の低下に連動して、コイルバネ39の付勢力により車体後側に揺動変位して基準姿勢に戻る。
〔機械式連係ユニット〕
機械式連係ユニット22は、負荷検出部材21の牽引負荷による揺動変位を、バルブ操作機構29の操作アーム32に伝えるように構成されている。図4に示すように、機械式連係ユニット22に、車体フレームSFの左右方向一方側としての左側に設けられ、負荷検出部材21に連動連係された第一リンク機構45と、車体フレームSFの左右方向他方側としての右側に設けられ、昇降駆動ユニット9に連動連係された操作リンク機構としての第二リンク機構46と、第一リンク機構45と第二リンク機構46とを連動連係する操作ケーブル47と、が備えられている。
第一リンク機構45について説明する。
図5、図6及び図10に示すように、第一リンク機構45に、負荷検出部材21の上部の左側箇所に設けられ、負荷検出部材21と連動して揺動する連動部材48と、後部フレーム37に固定の支持部材としてのブラケット49に横軸芯周りで揺動可能に支持された揺動操作部材50と、が備えられている。
連動部材48は、上下方向に長い帯板状に形成され、上下中間部が横向き支軸48Aの軸芯周りで揺動可能に負荷検出部材21に支持されている。負荷検出部材21における連動部材48の揺動支点部の後方側箇所に受止め部材51が設けられ、負荷検出部材21が前方に揺動すると、受止め部材51によって受止められて連動部材48が連動して前方に揺動するように構成されている。
揺動操作部材50は、上側アーム部52と下側アーム部53とを有し、側面視で略L字形に形成された板体にて形成されている。揺動操作部材50は中間部において横向きの支軸55を介して揺動可能にブラケット49に支持されている。ブラケット49は後部フレーム37に連結固定されている。連動部材48の前側への揺動に伴って連動部材48の下端部に支持された接当ローラ56が上側アーム部52に接当可能に構成され、下側アーム部53の揺動端部に操作ケーブル47の負荷検出部材21側の端部が連結されている。
揺動操作部材50は、支軸55に装着された巻きバネ57により上側アーム部52が連動部材48に近づく方向に回動付勢されている。従って、牽引負荷が掛かっていない初期状態では、上側アーム部52は連動部材48に接当する状態となる。
負荷検出部材21が牽引負荷により待機位置から前方に揺動すると、連動部材48及び上側アーム部52が連動して前方に揺動し、下側アーム部53が上方に揺動して操作ケーブル47を上方に引き操作する。牽引負荷が無くなると、初期状態に戻る。下側アーム部53は、上下方向に沿って延びる操作ケーブル47の操作に伴って水平姿勢を挟んで上下に揺動するように構成されている。
第一リンク機構45には、負荷検出部材21の揺動変位に対する連動部材48の相対変位量を2段階に変更することが可能な変化量調整機構58が備えられている。図3~図6に示すように、変化量調整機構58は、後部フレーム37に前後向き軸芯X周りで回動可能に支持されたベース部材59と、ベース部材59を揺動操作する握り操作部60と、ベース部材59に支持された作動規制部61とを備えている。作動規制部61は、ベース部材59の回動に伴って連動部材48の移動領域に位置する状態(図4、図5に示す状態)と、移動領域から外れた箇所に位置する状態とに切り換え可能である。
図4及び図5に示す状態からベース部材59を前後向き軸芯X周りで図4における反時計方向に回動させて作動規制部61が移動領域から外れた状態では、連動部材48は負荷検出部材21と一体的に揺動する。作動規制部61が移動領域に位置する状態では、連動部材48の支軸48Aより上側の所が揺動途中で作動規制部61に接当して、連動部材48の操作量が増加する。これにより、例えば、圃場の土の硬さの違い等に応じて、負荷検出部材21の変位量に対する操作アーム32に伝達する操作量を変更することができる。
第二リンク機構46について説明する。
図2~図4、図7、図10に示すように、第二リンク機構46に、一端部に操作ケーブル47が連結された側面視で略L字形の連係部材62と、連係部材62の他端部に連結され、連係部材62の揺動に応じて押引き操作されることにより操作量を伝達する連動部材としての前後向きの押引きロッド63と、押引きロッド63の後端部に連結され、押引きに伴って連動して揺動する下手側の揺動アームとしての作動アーム64と、が備えられている。作動アーム64は、バルブ操作機構29における操作アーム32に回動可能に支持されている。
図4に示すように、第二リンク機構46がリフトアーム25の横側箇所を通過する状態で備えられている。第二リンク機構46は、右側のリフトアーム25と後部側の保護フレーム17の右側の脚部18との間を通過する状態で備えられている。
連係部材62は、操作ケーブル47における下手側端部が連結される第一中継アーム65と、第一中継アーム65と一体的に揺動する第二中継アーム66と、を備えて一体的に略L字形に形成されている。連係部材62は、中間部に設けられた横向き支軸67の軸芯周りで揺動可能に支持ブラケット68に支持されている。
操作ケーブル47が第一中継アーム65の揺動端部に連結され、押引きロッド63の前端部が第二中継アーム66の揺動端部に連結されている。負荷検出部材21の揺動に応じて操作ケーブル47を介して連係部材62が揺動すると、押引きロッド63を操作して、作動アーム64が負荷検出部材21の揺動量に応じた操作量だけ揺動する。作動アーム64の揺動に伴って操作アーム32が揺動する。
図2、図7に示すように、押引きロッド63と第二中継アーム66との連結点と、押引きロッド63と作動アーム64との連結点までの間隔を変更調節可能なネジ式の間隔調節部69が備えられている。具体的には、押引きロッド63の前部にネジ部が形成され、このネジ部が、第二中継アーム66に横軸芯周りで回動可能に支持された円柱状の連結具70を挿通する状態で設けられている。
押引きロッド63のネジ部のうち連結具70の前後両側箇所にナット71が装着されている。前後のナット71を緩めて押引きロッド63を前後に移動させることで、押引きロッド63と第二中継アーム66との連結点と、押引きロッド63と作動アーム64との連結点までの間隔を変更することができ、両側のナット71で締め付けることにより位置固定することができる。押引きロッド63の後端部は平面視で略90度折り曲げた状態で作動アーム64に回動可能に枢支連結されている。
図2、図7に示すように、スプール27Aが負荷検出部材21と連動するときの作動感度を調節する感度調節機構72が備えられている。感度調節機構72に、運転座席15の右側に備えられた感度調節レバー73、感度調節レバー73から連係部材62の横向き支軸67にわたって延びる操作部材74、横向き支軸67を位置変更可能に支持する車体側の支持ブラケット75等が備えられている。感度調節レバー73は、高さ設定レバー28と共通のレバー支軸31を支点にして前後揺動可能に後部支持ケース10に支持され、運転座席15の右側方においてリアフェンダ8の上方に延びている。レバー支軸31には、感度調節レバー73を任意の操作位置に保持する摩擦保持部が備えられている。
図3、図8に示すように、支持ブラケット75は、後部支持ケース10の側壁に固定され、かつ、外側方に向けて平面視で略L字状に曲げた形状となっている。支持ブラケット75の最外側の縦面部75aに前後方向に長い長孔76が形成されている。この長孔76を横向き支軸67が挿通しており、横向き支軸67は長孔76に沿って前後方向に移動可能に設けられている。
感度調節レバー73の揺動操作に伴って操作部材74が押し引きすることにより、横向き支軸67の位置が長孔76に沿って前後に変更する。そのことに連動して、作動アーム64と操作アーム32の連係部32bとの隙間が変更され、油圧制御バルブ27のスプール27Aが負荷検出部材21と連動するときの作動感度を調節することができる。
図7に示すように、操作アーム32の連係部32bは平面視で略U字状に設けられ、その内側に位置する状態で作動アーム64が支軸64aにより回動可能に支持されている。感度調節レバー73を操作すると、牽引負荷が掛かっていない状態における作動アーム64と操作アーム32との相対姿勢(基準姿勢)が変化する。負荷検出部材21と連動して作動アーム64が基準姿勢から揺動する際に、基準姿勢の変化に応じて、操作アーム32が敏感に作動する状態と、応答性が低く感度が鈍い状態とに切り換えることができる。
図8に示すように、横向き支軸67に外挿される状態で連係部材62を下降操作側に回動付勢する巻きバネ77が備えられている。巻きバネ77は、支持ブラケット75の縦面部75aの左右方向内方側に備えられている。巻きバネ77は、油圧制御バルブ27のスプール27Aが下降位置に向かうように、すなわち、第一中継アーム65が上方に向かうように回動付勢するように構成されている。
図3、図7に示すように、操作部材74は、帯板状に形成されており、前部側が左右方向内方側に位置し、後部側が左右方向内方側に位置するように途中部において折り曲げ形成されている。感度調節レバー73が連結される前部側箇所は、左右方向内方側に位置するとともに前後方向に沿う姿勢であり、横向き支軸67が連結される後部側箇所は、左右方向外方側に位置するとともに前後方向に沿う姿勢となっている。前部側箇所と後部側箇所との間の中間部は、前部側ほど左右方向内方側に向かう斜め姿勢となっている。
操作部材74は、支持ブラケット75の縦面部75aの左右方向外方側に位置して横向き支軸67に支持され、ナット78の締結により位置保持されている(図8参照)。
巻きバネ77は、操作部材74における後部側箇所の左右方向内方側に位置する状態で設けられている。また、感度調節レバー73は、基端側部分は操作部材74における前部側箇所の左右方向内方側に位置しているが、上方側部分は左右方向外方側に位置する状態で設けられている。従って、操作部材74における前部側箇所の左右方向外方側に位置する状態で設けられている。
横向き支軸67は連係部材62と一体的に回動するように構成されている。操作部材74及び支持ブラケット75の回転部分との摺動箇所には、摩耗を防止するために高耐摩耗性の座金79が備えられている。
感度調節レバー73及び高さ設定レバー28は、運転部7からの操作が行い易くなるように、上部側箇所が左右方向に近い位置に配置されている。感度調節レバー73及び高さ設定レバー28の基端側箇所同士はレバー支軸31の軸芯方向(左右方向)に沿って離間している。そして、この離間している箇所を通過する状態で押引きロッド63が設けられている。押引きロッド63は、感度調節レバー73及び高さ設定レバー28の基端側箇所の間を通過するように、前後途中部で屈曲形成されている。このように第二リンク機構46は、各部材を合理的に配置して左右方向の幅ができるだけコンパクトに収まるようにしている。
〔操作ケーブル〕
図2,4,6,10に示すように、操作ケーブル47は、インナーケーブル47Aと、インナーケーブル47Aをスライド可能に外挿支持するアウターケーブル47Bと、を備えている。操作ケーブル47の負荷検出部材21側の上手側端部(以下、単に上手側端部という)、具体的には、インナーケーブル47Aの上手側端部は、第一リンク機構45における揺動操作部材50の下側アーム部53に連結されている。操作ケーブル47の昇降駆動ユニット9側の下手側端部(以下、単に下手側端部という)、すなわち、インナーケーブル47Aの下手側端部は、第二リンク機構46における連係部材62の第一中継アーム65に連結されている。
上述したように、操作ケーブル47が連結される揺動操作部材50の下側アーム部53及び連係部材62の第一中継アーム65は、水平姿勢を挟んで上下に揺動するように構成され、下側アーム部53や第一中継アーム65の揺動に伴ってインナーワイヤ46Aが摺動しても、アウターケーブル47Bの端部に対して強く摺動して摩耗することを防止できる。
図4に示すように、アウターケーブル47Bの上手側端部はブラケット49に固定されたアウター受け部材81により支持されている。ブラケット49は後部フレーム37に固定支持されている。アウターケーブル47Bの下手側端部は、ミッションケース6から固定延設されたブラケットとしてのアウター受け部材82により支持されている。
インナーケーブル47Aの上手側端部と下側アーム部53との連結部に対して、インナーケーブル47Aの下手側端部と第一中継アーム65との連結部が、車体前側に寄った位置に設けられている。
操作ケーブル47の上手側端部は上下方向に沿って延びる状態で設けられている。すなわち、インナーケーブル47Aの上手側端部とアウター受け部材81とが、平面視で略重なる状態で上下方向に離間する位置に設けられている。また、操作ケーブル47の下手側端部は、上下方向に沿って延びる状態で設けられている。すなわち、インナーケーブル47Aの下手側端部とアウター受け部材82とが、平面視で略重なる状態で上下方向に離間する位置に設けられている。
図2、図4、図5に示すように、操作ケーブル47は、操作ケーブル47における負荷検出部材21側の上手側端部及び操作ケーブル47における昇降駆動ユニット9側の下手側端部のそれぞれが、上下方向に沿って延びる状態で設けられている。また、図1、図3に示すように、操作ケーブル47は、下手側端部が上手側端部よりも前側に位置する状態で設けられている。操作ケーブル47における下手側端部が、ミッションケース6の後壁6Aよりも車体前側に位置する状態で設けられている。
図4に示すように、操作ケーブル47は、PTO軸13よりも高い位置から下方に延ばされ、かつ、PTO軸13の下方を通過してPTO軸13よりも高い位置まで延ばされている。
すなわち、操作ケーブル47は、上手側端部及び下手側端部のそれぞれが、PTO軸13の上方側箇所においてアウター受け部材81,82にて連結支持され、かつ、途中部がPTO軸13の下方側の領域を通過するように配索されている。
操作ケーブル47はミッションケース6の後壁6Aに沿って配索されている。後壁6AのうちPTO軸13の下方側の領域に対応する箇所に係止部材83が備えられ、操作ケーブル47の中間部が係止部材83により係止保持されている。従って、操作ケーブル47は、第一リンク機構45から第二リンク機構46に向けて、PTO軸13よりも下側の領域を通り大きな曲率半径を有する状態で湾曲している。
係止部材83は、左右方向の長さがミッションケース6の後壁6Aの左右幅と略同じ長尺状に設けられている。このように操作ケーブル47のうち下側に位置する中間部を左右方向に広い範囲にわたり係止することで、安定した状態で姿勢保持することができる。
〔別実施形態〕
以下、別実施形態を列記する。
(1)略L字形に一体形成された連係部材62に代えて、1つの揺動アームと、それと一体回動する支軸と、揺動アームとは別体の揺動体によって、押引きロッド63を操作する構成でもよい。
(2)第一中継アーム65(揺動アーム)が水平姿勢よりも上側の領域のみにおいて、あるいは、水平姿勢よりも下側の領域のみにおいて揺動する構成としてもよい。
(3)アウターケーブル47Bの上手側端部が、別途備えた専用の支持部材に支持される構成としてもよい。
(4)機械式連係ユニット22が、左右に振り分けるのではなく、車体フレームSFの左右方向一方側あるいは車体フレームSFの左右方向他方側に寄せ集める状態で設けられるものでもよい。
(5)操作ケーブル47がPTO軸13の上方側を通過するように配索されるものでもよい。
(6)負荷検出部材21が、上部の横向き支軸周りで揺動可能に支持される構成でもよく、縦軸芯周り揺動可能に支持される構成でもよい。
(7)3点リンク機構20を昇降駆動するアクチュエータとしては、油圧シリンダに代えて、電動シリンダや電動モータ等の電気式アクチュエータを用いてもよい。
(8)トラクタの構成は種々の変更が可能である。例えば、左右の後輪に代えてクローラ走行装置を備える構成でもよく、左右の前輪及び左右の後輪に代えてクローラ走行装置を備える構成でもよい。エンジンの代わりに電動モータを備える電動構成でもよく、エンジンと電動モータとを備えるハイブリッド構成でもよい。
本発明は、作業装置を昇降可能に取付ける3点リンク機構が備えられたトラクタに適用できる。
9 昇降駆動ユニット
12 作業装置
20 3点リンク機構
21 負荷検出部材
22 機械式連係ユニット
47 操作ケーブル
47A インナーケーブル
47B アウターケーブル
49 支持部材
50 揺動操作部材
63 連動部材
65 第一中継アーム
66 第二中継アーム
82 ブラケット
SF 車体フレーム

Claims (6)

  1. 車体の後部に上下揺動可能に連結され、作業装置を取り付け可能な3点リンク機構と、
    前記3点リンク機構を昇降駆動する昇降駆動ユニットと、
    前記作業装置が前記車体に牽引されながら対地作業を行う場合に前記作業装置の牽引負荷に応じて揺動する負荷検出部材と、
    前記負荷検出部材の揺動変化を前記昇降駆動ユニットに伝える機械式連係ユニットと、が備えられ、
    前記機械式連係ユニットに、前記負荷検出部材の揺動量に応じて連動する操作ケーブルが備えられ、
    前記操作ケーブルは、前記操作ケーブルにおける前記負荷検出部材側の上手側端部及び前記操作ケーブルにおける前記昇降駆動ユニット側の下手側端部のそれぞれが、上下方向に沿って延びる状態で、かつ、前記下手側端部が前記上手側端部よりも前側に位置する状態で設けられているトラクタ。
  2. 前記機械式連係ユニットに、前記負荷検出部材の揺動軸芯と異なる揺動軸芯周りで前記負荷検出部材の揺動と連動して揺動する揺動操作部材が備えられ、
    前記操作ケーブルの前記上手側端部が前記揺動操作部材に連結され、
    前記揺動操作部材は、上下方向に沿って延びる前記操作ケーブルの操作に伴って水平姿勢を挟んで上下に揺動するように構成されている請求項1に記載のトラクタ。
  3. 前記機械式連係ユニットに、前記操作ケーブルにおける前記下手側端部が連結される第一中継アームが備えられ、
    前記第一中継アームは、上下方向に沿って延びる前記操作ケーブルの操作に伴って水平姿勢を挟んで上下に揺動するように構成されている請求項1または2に記載のトラクタ。
  4. 前記第一中継アームと一体的に揺動する第二中継アームと、
    前記第二中継アームに連動連係された連動部材と、が備えられ、
    前記第二中継アームは、前記操作ケーブルの操作に伴って前後に揺動するように構成され、且つ、前記連動部材を前後に移動させて前記負荷検出部材の揺動変化を前記昇降駆動ユニットに伝えるように構成されている請求項3に記載のトラクタ。
  5. 前記機械式連係ユニットに、前記負荷検出部材の揺動軸芯と異なる揺動軸芯周りで前記負荷検出部材の揺動と連動して揺動する揺動操作部材が備えられ、
    前記負荷検出部材を揺動可能に支持する支持フレームが、車体フレームに支持される状態で備えられ、
    前記揺動操作部材を揺動可能に支持する支持部材が、前記支持フレームに支持される状態で設けられ、
    前記操作ケーブルに、インナーケーブルと、前記インナーケーブルをスライド可能に外挿支持するアウターケーブルと、が備えられ、
    前記アウターケーブルの上手側の端部が、前記支持部材により位置固定状態で支持されている請求項1から4のいずれか一項に記載のトラクタ。
  6. 前記操作ケーブルに、インナーケーブルと、前記インナーケーブルをスライド可能に外挿支持するアウターケーブルと、が備えられ、
    前記アウターケーブルの下手側の端部を支持するブラケットが、車体フレームに支持される状態で備えられている請求項1から5のいずれか一項に記載のトラクタ。
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