JP2023020558A - ベンチ - Google Patents

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通大 亀井
Michihiro Kamei
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【課題】個々の座板を簡便に着脱可能なベンチを提供する。【解決手段】高さ方向に延びた脚部と、前記脚部に連結され、幅方向及び奥行き方向に延びた幕板と、により形成された座枠と、前記座枠の対向する一対の前記幕板の間にわたったロッドと、前記ロッドに着脱可能に嵌合する座板嵌合部を裏面に備え、前記座枠に配置される複数の座板と、を具備するベンチである。【選択図】図7

Description

本発明は、座枠に対して座板を着脱可能なベンチに関する。
座枠から突出した突起と、座板に形成された貫通孔とを備え、突起を貫通孔に嵌め込むことで座板を取り付け可能であって座板を簡単に交換可能なベンチが知られている(例えば特許文献1)。
実用新案登録第3205483号
特許文献1に記載のベンチでは、複数人掛けの細長い1枚の座板を座枠に対して着脱可能であるが、1人掛けの座板ごとに簡便に着脱可能なベンチのニーズがある。
そこで、本発明の目的は、個々の座板を簡便に着脱可能なベンチを提供することにある。
上記課題は、以下の本発明により解決される。すなわち、本発明(1)は、
高さ方向に延びた脚部と、前記脚部に連結され、幅方向及び奥行き方向に延びた幕板と、により形成された座枠と、
前記座枠の対向する一対の前記幕板の間にわたったロッドと、
前記ロッドに着脱可能に嵌合する座板嵌合部を裏面に備え、前記座枠に配置される複数の座板と、
を具備するベンチである。
本発明(2)は、前記座板嵌合部が、前記ロッドの外周面に適合する内周面を備える、(1)に記載のベンチである。
本発明(3)は、前記座板嵌合部が、1つの座板に少なくとも第1嵌合部材と第2嵌合部材とを含み、前記第1嵌合部材と前記第2嵌合部材は、異なるロッドに取り付けられる、(1)又は(2)に記載のベンチである。
本発明(4)は、前記座枠の奥行きが、前記座枠の幅より短く、前記複数のロッドは、前記幕板間で奥行き方向に伸びている、(1)~(3)のいずれか1に記載のベンチである。
本発明(5)は、前記座板嵌合部が、前記座枠の上側又は下側で前記ロッドに嵌合可能である、(1)~(4)のいずれか1に記載のベンチである。
本発明(6)は、前記座板の外縁部が、前記座枠の外周部よりも内側に配置される、(1)~(5)のいずれか1に記載のベンチである。
本発明(7)は、前記座板の外縁部が、前記座枠の内周部よりも外側に配置される、(6)に記載のベンチである。
本発明(8)は、前記ロッドに着脱可能に嵌合する天板嵌合部を裏面に備え、前記座枠に配置される天板をさらに具備する、(1)~(7)のいずれか1に記載のベンチである。
本発明(9)は、前記天板嵌合部が、前記ロッドの外周面に適合する内周面を備える、(8)に記載のベンチである。
本発明(10)は、前記天板嵌合部が、前記座枠の上側又は下側で前記ロッドに嵌合可能である、(8)又は(9)に記載のベンチである。
本発明(11)は、前記ロッドを間に挟んで上側と下側とに設けられた、前記座板嵌合部と、前記座板嵌合部又は前記天板嵌合部とが、前記ロッドの延伸方向に互いにずれて位置するとともに、同一のロッドの上側と下側とに同時に取り付け可能である、(8)~(10)のいずれか1に記載のベンチである。
本発明(12)は、前記天板の外縁部が、前記座板の外周部よりも内側に配置される、(8)~(11)のいずれか1に記載のベンチ。
本発明(13)は、前記天板の外縁部が、前記座枠の内周部よりも外側に配置される、(12)に記載のベンチである。
本発明(14)は、前記座枠の下側に取り付けられる前記座板又は前記天板を目隠し可能な目隠し部材を有する、(8)~(13)のいずれか1に記載のベンチである。
本発明(15)は、前記脚部が、第1前脚と、第2前脚と、第1後脚と、第2後脚とを含み、奥行き方向に延び、前記第1前脚と前記第1後脚とを連結している第1脚貫と、奥行き方向に延び、前記第2前脚と前記第2後脚とを連結している第2脚貫と、幅方向に延び、前記第1脚貫と前記第2脚貫の奥行き方向の略中央に位置し、前記第1脚貫と前記第2脚貫とを連結している地貫と、をさらに具備する、(1)~(14)のいずれか1に記載のベンチである。
本発明によれば、個々の座板を簡便に着脱可能なベンチを提供することができる。
図1は、3つの座板を設けたベンチの一例を示す斜視図である。 図2は、3つの座板を設けたベンチの一例を示す背面図である。 図3は、3つの座板を設けたベンチの一例を示す右側面図である。 図4は、3つの座板を設けたベンチの一例を示す底面図である。 図5は、3つの座板を設けたベンチの一例を示すA-A断面図である。 図6は、座板の一例を示す断面図である。 図7は、座板の一つを取り外した状態の一例を示す斜視図である。 図8は、座板を取り付けた状態の一例を拡大して示す正面図である。 図9は、座板の一つを取り外した状態の一例を拡大して示す正面図である。 図10は、左右に座板、中央に天板を設けたベンチの一例を示す斜視図である。 図11は、ベンチの裏側への座板の収納の一例を示す斜視図である。 図12は、ベンチの裏側への天板の収納の一例を示す斜視図である。 図13は、2つの座板と1つの天板を設けたベンチの一例を示す底面図である。 図14は、左に天板、中央及び右に座板を設けたベンチの一例を示す斜視図である。 図15は、裏側に収納した座板の目隠し部材の一例を拡大して示す正面図である。 図16は、座板の一つを取り外した状態の一例を示す斜視図である。 図17は、座板の一つを取り外した状態の一例を拡大して示す正面図である。 図18は、座板の一つを取り外した状態の一例を拡大して示す左側面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態に係るベンチについて説明する。本実施形態に係るベンチは、個々の座板を簡便に着脱可能である。また、座板に代えて天板を取り付けることも可能である。座板や天板は、工具なしで着脱可能である。
図1~図5は、本実施形態に係るベンチ10の一例を示す図である。ベンチ10は、ベンチフレーム11と、3つの座板12、すなわち、第1座板13と、第2座板14と、第3座板15とを有している。各座板は、矩形の座面を有し、座席となる。
ベンチフレーム11は、第1前脚16と、第2前脚17と、第1後脚18と、第2後脚19と、第1脚貫21と、第2脚貫22と、地貫23と、第1側幕板24と、第2側幕板25と、第1前幕板26と、第2前幕板27と、第1後幕板28と、第2後幕板29とを有している。これらは、例えば金属製であってよい。
第1前脚16、第2前脚17、第1後脚18及び第2後脚19は、脚部として高さ方向に延びた柱であり、座板12が配置される矩形の座枠31の四隅に位置している。第1前脚16、第2前脚17、第1後脚18及び第2後脚19は、同じ高さであり、その上面で座枠31の一部を形成している。
第1脚貫21及び第2脚貫22は、奥行き方向に延びた補強材である。第1脚貫21は、第1前脚16と第1後脚18とを下側で連結している。第2脚貫22は、第2前脚17と第2後脚19とを下側で連結している。さらに、第1脚貫21と第2脚貫22とが、幅方向に延びた地貫23により下側で連結されている。地貫23は、第1脚貫21と第2脚貫22の奥行き方向の略中央に位置しており、地貫23も補強材である。
第1側幕板24及び第2側幕板25は、奥行き方向に延びた梁である。第1側幕板24と第2側幕板25とは、対向する一対の幕板である。第1側幕板24は、第1前脚16と第1後脚18とを上側で連結している。第2側幕板25は、第2前脚17と第2後脚19とを上側で連結している。第1側幕板24及び第2側幕板25の上面は、第1前脚16、第2前脚17、第1後脚18及び第2後脚19の上面と面一になっており、座枠31の一部を形成している。
第1前幕板26、第2前幕板27、第1後幕板28及び第2後幕板29は、幅方向に延びた桁である。第1前幕板26と第1後幕板28とは、対向する一対の幕板である。第1前幕板26及び第2前幕板27は、第1前脚16と第2前脚17とを上側で接続している。第1前幕板26は、第2前幕板27の上側にあり、第1前幕板26の下面と第2前幕板27の上面が当接している。第1後幕板28及び第2後幕板29は、第1後脚18と第2後脚19とを上側で接続している。第1後幕板28は、第2後幕板29の上側にあり、第1後幕板28の下面と第2後幕板29の上面が当接している。第1前幕板26及び第1後幕板28の上面は、第1前脚16、第2前脚17、第1後脚18、第2後脚19、第1側幕板24及び第2側幕板25の上面と面一になっており、座枠31の一部を形成している。
ベンチフレーム11には、図4及び図5に示すように、6本のロッド32、すなわち、第1ロッド33と、第2ロッド34と、第3ロッド35と、第4ロッド36と、第5ロッド37と、第6ロッド38とが設けられている。ロッド32は、略円形の断面を備える細長い棒状部材である。ロッド32は、第1側幕板24と第2側幕板25との間にわたっており、例えば、第1側幕板24及び第2側幕板25と略平行に、第1前幕板26と第1後幕板28との間に固定されている。第1ロッド33及び第2ロッド34が第1対であり、第3ロッド35及び第4ロッド36が第2対であり、第5ロッド37及び第6ロッド38が第3対である。各対に1つの座板12が取り付け可能である。例えば、第1対に第1座板13が取り付けられ、第2対に第2座板14が取り付けられ、第3対に第3座板15が取り付けられる。
図6は、座板12(第1座板13、第2座板14及び第3座板15)の断面の一例を示す図である。座板12は、例えば、底部の板部材39と、内部のクッション部材41と、座面を形成するカバー部材42とを有している。板部材39は、合板であってよい。クッション部材41は、チップウレタンであってよい。カバー部材42は、スラブウレタンであってよい。カバー部材42は交換可能であってよい。
板部材39には、座板12をロッド32に取り付けるための座板嵌合部43が設けられている。図6には、取り付け具44、45を介して板部材39に取り付けられた嵌合部材46、47が示されている。嵌合部材は、例えば樹脂製であってよい。
図4に示すように、第1座板13の裏面48には、座板嵌合部43として4つの嵌合部材51、52、53、54が設けられている。嵌合部材51、52、53、54は、ロッド32の外周面に嵌合可能な略円筒状の内周面を備える。つまり、嵌合部材51、52、53、54は、略半円形の断面を有する受け部材である。嵌合部材51、53は、対をなし、同一のロッド(例えば第1ロッド33)に着脱可能なようにベンチ10の奥行き方向に位置合わせして裏面48に固定されている。嵌合部材52、54も、対をなし、同一のロッド(例えば第2ロッド34)に着脱可能なようにベンチ10の奥行き方向に位置合わせして裏面48に固定されている。
第2座板14の裏面55にも同様に、座板嵌合部43として4つの嵌合部材56、57、58、59が取り付けられている。嵌合部材56、58が対をなし、同一のロッド(例えば第3ロッド35)に着脱可能であり、嵌合部材57、59が対をなし、同一のロッド(例えば第4ロッド36)に着脱可能である。第3座板15の裏面61にも同様に、座板嵌合部43として4つの嵌合部材62、63、64、65が取り付けられている。嵌合部材62、64が対をなし、同一のロッド(例えば第5ロッド37)に着脱可能であり、嵌合部材63、65が対をなし、同一のロッド(例えば第6ロッド38)に着脱可能である。
図1~図5に示すように、座板12の外縁部は、座枠31の外周部よりも内側に配置されている。また、座板12の外縁部は、座枠31の内周部よりも外側に配置されている。
本実施形態では、ベンチ10の座板12は、互いに独立して座枠31に対して着脱可能であり、着脱に工具を要しない。以下、第1座板13の着脱を一例に、座板12の着脱について説明する。
図7~図9は、第1座板13の着脱を説明するための図である。第1座板13は、裏面48の嵌合部材51、53を第1ロッド33に位置合わせして上から嵌め込むとともに、裏面48の嵌合部材52、54を第2ロッド34に位置合わせして上から嵌め込むことで、嵌合部材51、52、53、54の内周面が外側にやや拡がり第1ロッド33及び第2ロッド34の外周面に沿って嵌合し、座枠31の上側に取り付けられる。取り外しの際には、裏面48を押し上げることで、嵌合部材51、52、53、54の内周面が外側にやや拡がり、嵌合部材51、53と第1ロッド33との嵌合が解除されるとともに、嵌合部材52、54と第2ロッド34との嵌合が解除される。
本実施形態のベンチ10では、座枠31に座板12に代えて天板66を取り付けることが可能である。図10に示すベンチ10では、座枠31の左右にそれぞれ第1座板13、第3座板15を配置し、中央に天板66を配置している。天板66は、座板12と同様のサイズ(幅及び奥行き)であってよく、天板66の上面67は平坦なテーブル面となる。
図10に示すように座枠31に天板66を配置しているとき、第2座板14は、座枠31の裏側に収納可能である。図11は、第2座板14の座枠31の裏側への取り付けを説明するための図である。第2座板14は、例えば、第2座板14の裏面55の嵌合部材56、58を第3ロッド35に位置合わせして下から嵌め込むとともに、裏面55の嵌合部材57、59を第4ロッド36に位置合わせして下から嵌め込むことで、嵌合部材56、57、58、59の内周面が外側にやや拡がり第3ロッド35及び第4ロッド36の外周面に沿って嵌合し、座枠31の下側に取り付けられる。取り外しの際には、裏面55を押し下げることで、嵌合部材56、57、58、59の内周面が外側にやや拡がり、嵌合部材56、58と第3ロッド35との嵌合が解除されるとともに、嵌合部材57、59と第4ロッド36との嵌合が解除される。
座板12と同様に、天板66も裏側に収納可能である。例えば、図1に示すように座枠31の中央に第2座板14を配置しているとき、天板66は、座枠31の裏側に収納可能である。図12は、天板66の座枠31の裏側への取り付けを説明するための図である。
天板66の裏面68には、天板嵌合部69として4つの嵌合部材71、72、73、74が取り付けられている。嵌合部材71、72、73、74は、ロッド32の外周面に嵌合可能な略円筒状の内周面を備える。つまり、嵌合部材71、72、73、74は、略半円形の断面を有する受け部材である。嵌合部材71、73は、対をなし、同一のロッド(例えば第3ロッド35)に着脱可能なように奥行き方向に位置合わせして裏面68に固定されている。嵌合部材72、74も、対をなし、同一のロッド(例えば第4ロッド36)に着脱可能なように奥行き方向に位置合わせして裏面68に固定されている。
天板66の外縁部は、座枠31の外周部よりも内側に配置されている。また、天板66の外縁部は、座枠31の内周部よりも外側に配置されている。
座板嵌合部43と、天板嵌合部69とは、ロッド32の延伸方向、つまりベンチ10の奥行き方向に互いにずれて配置されている。このため、同一のロッド32の上側と下側とに座板12と天板66とを同時に取り付け可能である。
図13に示すように、座板嵌合部43と天板嵌合部69とを座枠31の上側に取り付けたときに座板嵌合部43と天板嵌合部69とがロッド32の延伸方向で同じ位置にあっても、座枠31の下側に取り付けるときに反転させて取り付けることで座板嵌合部43と天板嵌合部69とがロッド32の延伸方向に互いにずれて位置することとなり、座板嵌合部43と天板嵌合部69とを同一のロッド32の上側と下側に同時に取り付け可能である。この場合、同一のロッド32の上側と下側に座板12を同時に取り付けることも可能である。
天板66の位置は、中央に限られるものではなく、端部に配置してもよい。図14は、座枠31の左に天板66、中央に第2座板14、右に第3座板15を設けたベンチの一例を示す斜視図である。
図15は、裏側に収納した座板12の目隠し部材75の一例を拡大して示す正面図である。目隠し部材75は、座板12又は天板66を目隠し可能であり、例えば板金であってよい。目隠し部材75は、L字型であってよい。目隠し部材75は、座板12又は天板66の側部を覆う。
以上説明したように、本実施形態では、座枠31に配置される第1座板13、第2座板14及び第3座板15のそれぞれの裏面48、55、61に、座枠31の対向する一対の幕板の間にわたったロッド32に着脱可能に嵌合する座板嵌合部43が設けられている。これにより、個々の座板を簡便に着脱可能なベンチを提供することができる。また、天板66の裏面68にも、座枠31の対向する一対の幕板の間にわたったロッド32に着脱可能に嵌合する天板嵌合部69が設けられている。これにより、天板を簡便に着脱可能なベンチを提供することができる。座板嵌合部43及び天板嵌合部69がロッド32の外周面に適合する内周面を備えることにより、工具なしで簡便に着脱することができる。専門の作業員等でなくても簡便に着脱が可能である。
例えば、図10に示すように、左右にそれぞれ第1座板13、第3座板15を配置し、中央に天板66を配置すれば、座席の間隔を空けることができ、ソーシャルディスタンスの確保に有効である。
また、1つの座板12に座板嵌合部43として複数の嵌合部材が設けられており、各嵌合部材が異なるロッドに取り付けられるため、座板12をしっかりと固定することができる。
本実施形態では、ロッド32が第1側幕板24と第2側幕板25との間で奥行き方向に延びている。座枠31の幅方向よりも短い奥行き方向に延びたロッド32に座板12を取り付けることで、ロッド32が撓みにくい。
座板嵌合部43及び天板嵌合部69は、座枠31の上側又は下側でロッド32に嵌合可能であるため、使用しない座板12又は天板66を座枠31の下側に収納することができる。特に、ロッド32を間に挟んで上側と下側とに設けられた、座板嵌合部43と、座板嵌合部43又は天板嵌合部69とが、ロッド32の延伸方向に互いにずれて位置しているため、座板12同士、又は座板12と天板66とを同一のロッド32の上側と下側とに同時に取り付け可能である。例えば、図10に示すように、左右にそれぞれ第1座板13、第3座板15を配置し、中央に天板66を配置したとき、使用しない第2座板14はロッド32の下側に取り付けられるため、第2座板14の収納場所に困らない。使用しない座板12の収納場所を確保することができる。図1に示すように通常のベンチとした場合にも、使用しない天板66はロッド32の下側に取り付けられるため、天板66の収納場所に困らない。使用しない天板66の収納場所を確保することができる。
座板12及び天板66の外縁部が座枠31の外周部よりも内側に配置されることにより、座板12及び天板66に人や物(例えばショッピングカートやベビーカー)などがぶつかりにくく、座板12及び天板66の破損の可能性を低減することができる。
座板12及び天板66の外縁部が座枠31の内周部よりも外側に配置されることにより、座枠31の上面に座板12及び天板66を掛けることができ、座板12及び天板66の撓みを低減して安定して支持することができる。
座枠31の下側に取り付けられる座板12又は天板66の目隠し部材75を有することにより、下側に収納した座板12又は天板66が側方から見えにくく、体裁のよいベンチを提供することができる。
ベンチフレーム11が第1脚貫21と第2脚貫22の奥行き方向の略中央に位置し第1脚貫21と第2脚貫22とを連結している地貫23を有することにより、ベンチフレーム11の強度を保ちつつ、人や物が地貫23にぶつかりにくく、ベンチフレーム11を破損しにくくすることができる。
図16~図18は、本実施形態の変形例のベンチ80を示す図である。ベンチ80においてベンチ10と同様の構成部材には同じ参照符号を付している。ベンチ80は、ベンチフレーム11と、3つの座板81、すなわち、第1座板82と、第2座板83と、第3座板84とを有している。
ベンチフレーム11には、2本のロッド85、すなわち、第1ロッド86と、第2ロッド87とが設けられている。ロッド85は、略円形の断面を備える細長い棒状部材である。ロッド85は、座枠31の対向する一対の幕板である第1前幕板26と第1後幕板28との間にわたっており、例えば、第1前幕板26及び第1後幕板28と略平行に、第1側幕板24と第2側幕板25との間に固定されている。第1ロッド86及び第2ロッド87に、第1座板82、第2座板83及び第3座板84が取り付けられる。
第1座面82の裏面88には、座板嵌合部89として4つの嵌合部材91、92、93、94が取り付けられている。嵌合部材91、92、93、94は、ロッド85の外周面に嵌合可能な略円筒状の内面を備える。つまり、嵌合部材91、92、93、94は、略半円形の断面を有する受け部材である。嵌合部材91、93は、対をなし、同一のロッド(例えば第1ロッド86)に着脱可能なように幅方向に位置合わせして裏面88に固定されている。嵌合部材92、94は、対をなし、同一のロッド(例えば第2ロッド87)に着脱可能なように幅方向に位置合わせして裏面88に固定されている。第2座板83及び第3座板84にも同様に、座板嵌合部89として4つの嵌合部材が取り付けられている。
第1座板82は、裏面88の嵌合部材91、93を第1ロッド86に位置合わせして上から嵌め込むとともに、裏面88の嵌合部材92、94を第2ロッド87に位置合わせして上から嵌め込むことで、座枠31の上側に取り付けられる。取り外しの際には、裏面88を押し上げることで、嵌合部材91、93と第1ロッド86、嵌合部材92、94と第2ロッド87の嵌合を解除する。
ベンチ80においても、座枠31に配置される第1座板82、第2座板83及び第3座板84のそれぞれの裏面に、座枠31の対向する一対の幕板の間にわたったロッド85に着脱可能に嵌合する座板嵌合部89が設けられている。これにより、個々の座板を簡便に着脱可能なベンチを提供することができる。座板嵌合部89がロッド85の外周面に適合する内周面を備えることにより、工具なしで簡便に着脱することができる。
以上、本発明の実施形態について説明してきたが、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形及び変更が可能である。例えば、座板の数は3つに限定されず、複数の座板を個々に着脱可能なベンチであってよい。座枠内で幕板間に延びたロッドの数も、開示したものに限定されない。座板及び天板の形状も、開示したものに限定されない。
10 ベンチ
12 座板
16 第1前脚
17 第2前脚
18 第1後脚
19 第2後脚
21 第1脚貫
22 第2脚貫
23 地貫
24 第1側幕板
25 第2側幕板
26 第1前幕板
27 第2前幕板
28 第1後幕板
29 第2後幕板
31 座枠
32 ロッド
43 座板嵌合部
66 天板
69 天板嵌合部
80 ベンチ
85 ロッド
89 座板嵌合部

Claims (15)

  1. 高さ方向に延びた脚部と、前記脚部に連結され、幅方向及び奥行き方向に延びた幕板と、により形成された座枠と、
    前記座枠の対向する一対の前記幕板の間にわたったロッドと、
    前記ロッドに着脱可能に嵌合する座板嵌合部を裏面に備え、前記座枠に配置される複数の座板と、
    を具備するベンチ。
  2. 前記座板嵌合部は、前記ロッドの外周面に適合する内周面を備える、請求項1に記載のベンチ。
  3. 前記座板嵌合部は、1つの座板に少なくとも第1嵌合部材と第2嵌合部材とを含み、
    前記第1嵌合部材と前記第2嵌合部材は、異なるロッドに取り付けられる、請求項1又は2に記載のベンチ。
  4. 前記座枠の奥行きは、前記座枠の幅よりも短く、
    前記複数のロッドは、前記幕板間で奥行き方向に延びている、請求項1~3のいずれか1項に記載のベンチ。
  5. 前記座板嵌合部は、前記座枠の上側又は下側で前記ロッドに嵌合可能である、請求項1~4のいずれか1項に記載のベンチ。
  6. 前記座板の外縁部は、前記座枠の外周部よりも内側に配置される、請求項1~5のいずれか1項に記載のベンチ。
  7. 前記座板の外縁部は、前記座枠の内周部よりも外側に配置される、請求項6に記載のベンチ。
  8. 前記ロッドに着脱可能に嵌合する天板嵌合部を裏面に備え、前記座枠に配置される天板をさらに具備する、請求項1~7のいずれか1項に記載のベンチ。
  9. 前記天板嵌合部は、前記ロッドの外周面に適合する内周面を備える、請求項8に記載のベンチ。
  10. 前記天板嵌合部は、前記座枠の上側又は下側で前記ロッドに嵌合可能である、請求項8又は9に記載のベンチ。
  11. 前記ロッドを間に挟んで上側と下側とに設けられた、前記座板嵌合部と、前記座板嵌合部又は前記天板嵌合部とは、前記ロッドの延伸方向に互いにずれて位置するとともに、同一のロッドの上側と下側に同時に取り付け可能である、請求項8~10のいずれか1項に記載のベンチ。
  12. 前記天板の外縁部は、前記座枠の外周部よりも内側に配置される、請求項8~11のいずれか1項に記載のベンチ。
  13. 前記天板の外縁部は、前記座枠の内周部よりも外側に配置される、請求項12に記載のベンチ。
  14. 前記座枠の下側に取り付けられる前記座板又は前記天板を目隠し可能な目隠し部材を有する、請求項8~13のいずれか1項に記載のベンチ。
  15. 前記脚部は、第1前脚と、第2前脚と、第1後脚と、第2後脚とを含み、
    奥行き方向に延び、前記第1前脚と前記第1後脚とを連結している第1脚貫と、
    奥行き方向に延び、前記第2前脚と前記第2後脚とを連結している第2脚貫と、
    幅方向に延び、前記第1脚貫と前記第2脚貫の奥行き方向の略中央に位置し、前記第1脚貫と前記第2脚貫とを連結している地貫と、
    をさらに具備する、請求項1~14のいずれか1項に記載のベンチ。
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